JP2018111193A - 可変カムを有する圧着工具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】可変カムは、圧着工具のハンドルの一つに設けられ、圧着工具の稼働ハンドルが可変カムを越えて動くのを防ぐよう構成されることで、ユーザは可動ハンドルの枢動範囲を調節して、圧着工具の加工部の加工ブロックの動きの程度を制御できる。
【選択図】図1A
Description
図3Aは、本発明の一実施形態におけるロック機構130の斜視図である。図3Bは、ロック機構130の分解組立図である。図3Aおよび3Bに示すように、ロック機構130は、ラッチ131およびリテーナ140を備える。ラッチ131はディスク134およびディスク134を貫通するシャフト132を備え、シャフト132の中間の周りの領域は、ディスク134の中心に固定される。シャフト132は、ディスク134と同軸である。好ましくは、シャフト132は、ディスク134と一体に形成される。リテーナ140は、中に形成された貫通孔140aおよび凹部140bを有するスリーブである。ラッチ131は、凹部140bに移動可能に挿入され、凹部140bは貫通孔140aと連通する。スリーブは弾性素材、好ましくはポリウレタンで作られる。シャフト132の直径は、ディスク134の直径よりも小さい。
この状況では、図1Aおよび2Aに示すように、もし第二のハンドル120にかかる外力がなければ、スプリング(S)は第二のハンドル120を第一のハンドル110から離れる方向に動くよう付勢し、ラッチ131のシャフト132は、第二のハンドル120を第一の位置(P1)に留める。図1Bおよび2Bに示すように、第二のハンドル120が第一のハンドル110に向かってロック位置(PL)へと動くよう押圧されると、ラッチ131は第三の位置から横方向(L2)に沿って第四の位置へと移動し、ラッチ131のディスク134は、第二のハンドル120をロック位置(PL)に留める。この状況では、第二のハンドル120はロック位置(PL)で固定され、圧着工具100の占める空間は少なくなり、保管に便利である。上記のことから、ラッチ131をその第三の位置と第四の位置との間で切り替えることによって、ユーザは第二のハンドル120を第一の位置(P1)またはロック位置(PL)に留めることができる。
Claims (15)
- 圧着工具であって、
第一のプレートと前記第一のプレートから間隔を空けた第二のプレートとを備える端部を備える第一のハンドルと、
第二のハンドルであって、前記第二のハンドルの端部は、前記第一のハンドルの前記端部に枢動可能に接続され且つ前記第一のプレートと前記第二のプレートとの間に配置され、前記第二のハンドルは、前記第二のハンドルが前記第一のハンドルから離れた第一の位置と前記第二のハンドルが前記第一のハンドルに近接した第二の位置との間で回転経路に沿って枢動する前記第二のハンドルと、
前記第二の位置を画定するための手段を、を備える圧着工具。 - 前記第一のプレートおよび前記第二のプレートは互いにほぼ平行であり、前記第二の位置を画定するための前記手段は、前記第一のプレートと前記第二のプレートとの間に、前記第一のプレートおよび前記第二のプレートにほぼ垂直な配向で配置されたピンであり、前記第二のハンドルが前記ピンを越えて動くのを防ぐ、請求項1に記載の圧着工具。
- 前記ピンは取り外し可能であり、前記圧着工具は、前記ピンの周囲を包むスリーブをさらに備え、前記スリーブを厚さの異なる他のスリーブと置き換えることによって前記第二のハンドルの前記第二の位置を調節できる、請求項2に記載の圧着工具。
- 前記ピンは、前記第二のハンドルの第二の位置を調節するよう直径の異なる他のピンと交換可能であり、前記第二のハンドルが前記第二の位置に動く際、前記第二のハンドルの前記端部は、前記圧着工具の加工部に接触しない、請求項2に記載の圧着工具。
- 前記第二の位置を画定するための前記手段は、前記第一のハンドルの前記第一のプレートまたは前記第二のプレートの少なくとも一つに配置された弓状スロットと、前記弓状スロットに摺動可能に配置されたピンと、を備える、請求項1に記載の圧着工具。
- 前記第二の位置を画定するための前記手段は、前記第一のハンドルの前記第一のプレートまたは前記第二のプレートの少なくとも一つに設けられた複数の孔と、前記複数の孔の一つに選択的に挿入されるピンと、を備える、請求項1に記載の圧着工具。
- 前記第二の位置を画定するための前記手段は、内周に配置された複数の切欠きを有する開口と、前記複数の切欠きの一つと選択的に係合するピンと、を備える、請求項1に記載の圧着工具。
- 前記第二の位置を画定するための前記手段は、前記第一のプレートと前記第二のプレートとの間に、前記第一のプレートおよび前記第二のプレートにほぼ垂直な配向で配置されたピンと、前記第二のハンドルの前記端部に配置され、その中に貫通孔を有するホルダと、前記ホルダの前記貫通孔と螺合するボルトと、を備え、前記ボルトは前記ホルダから露出するまで駆動され得る、請求項1に記載の圧着工具。
- 前記第二の位置を画定するための前記手段は、前記第一のプレートと前記第二のプレートとの間に、前記第一のプレートおよび前記第二のプレートにほぼ垂直な配向で配置されたピンと、前記ピンを囲むスリーブと、を備え、前記スリーブは前記スリーブの内周に配置された複数の弓状凹部を有し、前記複数の弓状凹部のそれぞれはその周囲に沿った異なる厚さに対応し、前記ピンは前記複数の弓状凹部の一つと係合する、請求項1に記載の圧着工具。
- 前記第二の位置を画定するための前記手段は、前記第一のプレートと前記第二のプレートとの間に、前記第一のプレートおよび前記第二のプレートにほぼ垂直な配向で回転可能に配置された偏心軸を備え、前記偏心軸は、周部に沿った複数の切欠きを有するスプライン状のヘッドを有し、前記第二の位置を画定するための前記手段は、前記偏心軸の回転を防ぐために、前記複数の切欠の一つに挿入する挿入物をさらに備える、請求項1に記載の圧着工具。
- ディスクと、前記ディスクを貫通し前記ディスクに固定され、前記ディスクと同軸であるシャフトと、を備えるラッチであって、前記第一のハンドルの前記端部に横方向に沿って枢動可能に配置され、第三の位置および第四の位置とで切替え可能であるラッチと、
前記ラッチを前記第三の位置または前記第四の位置に留めるために前記第一のハンドルの前記端部に配置されるリテーナと、
を備えるロック機構をさらに備え、
前記ラッチが前記第三の位置にあるとき、前記シャフトは前記第二のハンドルを前記第一の位置に拘束し、前記ラッチが前記第四の位置にあるとき、前記ディスクは前記第二のハンドルを、前記第一の位置と前記第二の位置との間のラッチ位置に拘束する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の圧着工具。 - 前記シャフトは前記ディスクと一体に形成され、前記リテーナは前記第一の位置と前記第二の位置との間の前記ハンドルの前記経路にはなく、前記リテーナは貫通孔およびその中に形成された凹部を有するシートであり、前記ラッチは前記凹部に移動可能に挿入され、前記凹部は前記貫通孔と連通し、前記ラッチが前記第三の位置にあるとき、前記ディスクは前記凹部内にあり、前記ラッチが前記第四の位置にあるとき、前記ディスクは前記凹部から前記横方向に沿って少なくとも部分的に突出する、請求項11に記載の圧着工具。
- 前記第一のハンドルに接続されたフレームと、
駆動素子であって、前記第二のハンドルに接続され且つ前記第二のハンドルによって作動され、前記駆動素子の動きの方向は第一の軸を画定する駆動素子と、
カセットであって、
前記工具本体の前記フレームの開口に着脱可能に配置され、その中に加工開口を有するカセット本体と、
前記カセット本体に摺動可能に配置され、前記工具本体の前記駆動素子に着脱可能に係合する係合素子を有する加工ブロックと、を備えるカセットと、
をさらに備え、
前記係合素子を介して、前記駆動素子は、前記加工ブロックを、前記第一の軸に沿って摺動するよう駆動して前記加工開口に向かってまたは前記加工開口から離れるように動くようにする、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の圧着工具。 - 前記駆動素子は雄構造であり、前記係合素子は雌構造であり、前記カセット本体はその中にスロットが設けられ、前記加工ブロックは前記スロット内に摺動可能に配置され、前記加工ブロックは、少なくとも一つの加工構造を備え、前記加工ブロックが稼働位置に駆動されると、前記少なくとも一つの加工構造は前記加工開口に少なくとも部分的に重なり、前記少なくとも一つの加工構造は、前記カセット本体の一方側に配置された圧着構造と、前記カセット本体の他方側に配置されたせん断構造とを備え、前記加工ブロックが前記稼働位置に駆動されると、前記圧着構造は前記加工開口の一方側に部分的に重なり、前記せん断構造は前記加工開口の他方側完全に重なる、請求項13に記載の圧着工具。
- 前記開口の内部側面に配置された第一の接続構造をさらに備え、前記カセット本体は、その上に配置された第二の接続構造をさらに備え、前記第一の接続構造は、前記カセット本体が前記工具本体内に固定されるよう、前記第二の接続構造と係合し、前記第二の接続構造は、前記カセット本体が前記工具本体の前記フレームの前記開口に配置されるとき、前記工具本体の前記フレームの第一の面および第二の面の一つに、前記第一の軸に垂直な第二の軸に沿って当接するストッパを備える、請求項14に記載の圧着工具。
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