JP7151982B2 - 情報処理システム、情報処理プログラムおよび情報処理方法 - Google Patents

情報処理システム、情報処理プログラムおよび情報処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理システム、情報処理プログラム、情報処理装置、および情報処理方法に関する。
旅行プランを立てる際、旅行計画者は非常に煩雑で手間のかかる作業をこなす必要がある。すなわち、旅行計画者は、スポットの訪問プランとスポット間の移動プランの両方を作成する必要がある。したがって、旅行計画者は、訪問したいスポットを効率良く全て回るために、どの順序でスポットを巡るのが良いのか、およびスポット間をどのように移動すれば良いのか等を把握するために、各スポットの場所やスポット間の移動方法等を調査した上で、試行錯誤しながら旅行プランを作成していかなければならない。
特許文献1には、複数の訪問先を訪問する場合において、総巡回距離が最小になる巡回経路を求めるための装置ないし方法が記載されている。
特開2011-227827号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法は、一日の旅行計画を立てるのみで、複数日にわたる旅行計画を作成することはできない。複数日にわたる旅行の場合、スポット数が多く、旅行先の宿泊施設を検討する必要も生じることから、旅行プランの作成負荷が一段と大きくなる。
本発明は、上記の認識に基づいてなされたものであり、複数日にわたる旅行であっても、指定したスポットを効率良く訪問する旅行プランを作成可能な情報処理システム、情報処理プログラム、情報処理装置、および情報処理方法を提供することを目的とする。
本発明に係る情報処理システムは、
複数のスポットを含む旅行プラン作成条件を取得する旅行プラン作成条件取得手段と、
前記複数のスポットの訪問順序を決定する訪問順序決定手段と、
前記決定された訪問順序、および一日の活動時間帯に基づいて、前記複数のスポットを複数日にわたって割り当てることにより、旅行プランを作成する旅行プラン作成手段と、
前記旅行プランを出力する情報出力手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、複数日にわたる旅行であっても、指定したスポットを効率良く訪問する旅行プランを作成することができる。
実施形態に係る情報処理システムの概略的な構成を示す図である。 スポットの割り当て方法を説明するための図である。 図2Aに続く、スポットの割り当て方法を説明するための図である。 図2Bに続く、スポットの割り当て方法を説明するための図である。 図2Cに続く、スポットの割り当て方法を説明するための図である。 複数日にわたって割り当てられたスポットを示す図である。 実施形態に係る情報処理システムの処理動作の一例を示すシーケンス図である。 スポット割当処理の詳細を説明するためのフローチャートである。 旅行の日程を入力するための画面の一例を示す図である。 お気に入りのスポットを保存するための画面の一例を示す図である。 保存されたスポットから、プランに組み込むスポットを選択するための画面の一例を示す図である。 出発都市(空港)を入力するための画面の一例を示す図である。 自動作成された旅行プランを表示する画面の一例である。 旅行プランのカスタマイズを説明するための画面の一例である。 変形例1に係る旅行プラン作成条件の入力画面の一例である。 変形例2に係る旅行プランを表示する画面の一例である。 変形例3に係る旅行プランを表示する画面の一例である。 変形例4に係る旅行プランを表示する画面の一例である。
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
図1を参照して実施形態に係る情報処理システム1の概略的構成について説明する。
情報処理システム1は、図1に示すように、端末装置2、サーバ3およびネットワーク4を備えている。端末装置2およびサーバ3は、インターネット等のネットワーク4を介して互いに通信可能に接続されている。なお、ネットワーク4は、有線回線および無線回線のいずれでもよく、回線の種類や形態は問わない。
本実施形態に係る情報処理システム1は、後述のように、端末装置2を介してユーザが入力した旅行プラン作成条件を満たす旅行プランを、サーバ3が自動的に作成するように構成されている。以下、端末装置2、サーバ3の詳細について順に説明する。
<端末装置>
端末装置2は、ユーザが使用する情報処理端末であり、例えばパソコン、タブレット端末、スマートフォン、携帯電話等である。
端末装置2は、図1に示すように、通信部21と、操作入力部22と、表示部23と、制御部24と、を有する。
通信部21は、ネットワーク4を介して端末装置2とサーバ3との間で情報を送受信するためのインターフェースである。操作入力部22は、ユーザが端末装置2に情報を入力するためのインターフェースであり、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル、ボタン、マイク等である。表示部23は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等の映像表示手段であり、ユーザからの操作を受け付けるためのGUI(Graphical User Interface)や旅行プランの作成結果など、様々な情報を表示する。なお、操作入力部22がタッチパネルの場合には、操作入力部22が表示部23を兼ねてもよい。
次に、端末装置2の制御部24について説明する。
制御部24は、図1に示すように、旅行プラン作成条件取得部241と、情報出力部242とを有している。制御部24の各部は端末装置2内のプロセッサが所定のプログラムを実行してソフトウェアによる処理がハードウェア資源を用いて具体的に実現されるものであってもよいし、実装されているハードウェア自身により実現されるものであってもよい。
旅行プラン作成条件取得部241は、旅行プランを作成するための条件(すなわち、旅行プラン作成条件)を取得する。この旅行プラン作成条件は、少なくとも、ユーザが訪問を希望する複数のスポットを含む。その他、旅行プラン作成条件は、日程(例えば8月25日~27日)または旅行日数(例えば3泊4日)、出発地、帰着地等の条件を含んでもよい。また、旅行プラン作成条件は、予算、人数(例えば大人2人、子供1人など)を含んでもよい。
スポットは、訪問可能な場所であればよく、例えば、名所、飲食施設(レストラン、カフェ等)、公園、遊園地、温泉、エステサロンなどである。なお、スポットは、ある場所で一時的に行われるイベント(例えば、祭り、コンサート、フリーマーケット、スポーツの試合等)であってもよい。また、飛行機で旅行先に移動する場合、スポットは旅行先の空港であってもよい。
なお、旅行プラン作成条件は、スポットの優先度を含んでもよい。これにより、スポットの優先度に応じた旅行プランを作成することができる。
また、旅行プラン作成条件取得部241は、一度作成された旅行プランのうちユーザが変更した部分に関する情報を受け付けてもよい。この場合、例えば、変更後の移動手段、滞在時間、活動時間帯などの情報が受け付けられる。
情報出力部242は、サーバ3から受信した旅行プラン等の各種情報を出力先に応じた形態で出力する。本実施形態では、情報出力部242は、出力すべき情報を映像信号に変換し、表示部23に出力する。なお、情報の出力先は、表示部23に限られず、端末装置2に無線または有線で接続された外部の装置(プリンタ、外付けディスプレイ等)であってもよい。
<サーバ>
次に、サーバ3について説明する。図1に示すように、サーバ3は、通信部31と、制御部32と、記憶部33とを有する。通信部31は、ネットワーク4を介して端末装置2とサーバ3との間で情報を送受信するためのインターフェースである。
制御部32は、訪問順序決定部321と、旅行プラン作成部322と、移動経路情報取得部323と、経路探索部324と、を有している。制御部32の各部はサーバ3内のプロセッサが所定のプログラムを実行してソフトウェアによる処理がハードウェア資源を用いて具体的に実現されるものであってもよいし、実装されているハードウェア自身により実現されるものであってもよい。制御部32の各部の詳細は後述する。
記憶部33は、スポット情報データベース331と、地図情報データベース332と、経路ネットワークデータベース333と、を有する。記憶部33は、例えばハードディスク、半導体メモリ(SSD等)などの記憶デバイスにより構成される。記憶部33には、制御部32で実行されるプログラムや他のデータが記憶されてもよい。
なお、スポット情報データベース331、地図情報データベース332および経路ネットワークデータベース33の少なくともいずれか一つは、ネットワークを介してサーバ3と通信可能に接続された別の情報処理装置内に設けられてもよい。
スポット情報データベース331は、スポットに関する情報を含む。スポットに関する情報には、例えば、スポットの名称、位置情報(住所、経度緯度等)、電話番号、ウェブサイトのURL、営業時間、時間別の混雑度、および属性のうち少なくともいずれか一つが含まれる。なお、スポットの属性は、例えば、カテゴリ(名所、グルメ、体験、宿泊、その他等)などである。なお、スポット情報データベース331は、POI(Point Of Interest)情報を含んでもよい。
地図情報データベース332は、スポットの最寄り駅・停留所等を検索する際に用いられるデータベースである。この地図情報データベース332は、旅行先の道路地図などの地図データを有する地図情報を含む。この地図情報は、地図データに対応付けられた地図オブジェクト情報を含んでもよい。
経路ネットワークデータベース333は、経路探索部324が経路探索を実行する際に使用される。この経路ネットワークデータベース333は、電車やバス等の公共交通機関の経路ネットワークを示す経路ネットワーク情報を含む。なお、鉄道やバス等の公共交通機関の他、車、自転車、徒歩の経路ネットワークを示す経路ネットワーク情報を含んでもよい。
経路ネットワーク情報は、複数のノードと、複数のノード間を接続するリンクと、を含む。また、経路ネットワーク情報には、交通ネットワーク情報が含まれる。交通ネットワーク情報は、鉄道やバス等の交通網や道路網を規定する情報であり、駅(バス停)、路線、時刻表、料金などの公共交通機関に関する情報を含む。
また、経路ネットワークデータベース333は、後述の平均探索で用いるための、平均所要時間ネットワーク情報を含んでいる。この平均所要時間ネットワーク情報は、駅間の平均所要時間(時刻に依存しない。)の情報を含む。さらに、経路ネットワークデータベース333は、徒歩ネットワーク情報を有してもよい。この徒歩ネットワーク情報は、スポットから最寄り駅まで徒歩移動した場合に要する平均時間を見積もるために使用される。
次に、制御部32の各部の詳細について説明する。
訪問順序決定部321は、旅行プラン作成条件取得部241により取得された旅行プラン作成条件に含まれる複数のスポットの訪問順序を決定する。この訪問順序決定部321は、例えば平均探索により、スポットの訪問順序を決定する。ここで、平均探索によってスポットの訪問順序を決める方法について詳しく説明する。
まず、訪問順序決定部321は、各スポットの最寄りの駅を探索することにより、最寄り駅を特定する。なお、ここで言う「駅」は、鉄道の駅に限らず、バスの停留所であってもよい。また、複数の最寄り駅候補が抽出された場合は、各最寄り駅候補と、スポットとの間の徒歩移動に要する平均所要時間を比較、考慮することにより最寄り駅を決めてもよい。
次に、訪問順序決定部321は、最寄りの駅間の平均所要時間に基づいて、総所要時間が最小になるようにスポットの訪問順序を決定する。このように平均探索によりスポットの訪問順序をまず決定することで、旅行プランの作成に要する計算量を抑制することができる。
なお、各最寄り駅間の移動に要する料金に基づいて、総移動料金が最小になるようにスポットの訪問順序を決定してもよい。その他、混雑度、乗換回数などの別の指標に基づいてスポットの訪問順序を決定してもよい。
また、訪問順序決定部321は、各スポットの属性を考慮してスポットの訪問順序を決定してもよい。例えば、訪問順序決定部321は、同じ属性のスポット(レストラン等)が連続しないようにスポットの訪問順序を決定してもよい。他の例として、複数のスポットの中に属性が宿泊のスポット(ホテル等)が存在する場合、当該スポットが一日の最終スポットになるようにスポットの訪問順序を決定してもよい。例えば、総所要時間または総移動料金が最小になるようにスポットの訪問順序を決定した後に、宿泊施設のスポットをタイムラインの末尾に配置されたスポットと入れ替えるようにしてもよい。
また、訪問順序決定部321は、出発エリアの出発空港および複数のスポットを考慮して、到着エリア(旅行先エリア)の到着空港を決定してもよい。例えば、出発エリアが日本で到着エリアが台湾の場合、日本の出発空港および複数のスポットを考慮して、台湾の複数の国際空港の中から1つの空港を決定する。
また、訪問順序決定部321は、平均探索以外の方法でスポットの訪問順序を決定してもよい。例えば、スポットの位置情報(緯度経度など)に基づいて、各スポット間を結ぶ直線距離の合計が最短になるように、スポットの訪問順序を決定してもよい。これにより、スポット数が多い場合や、スポット間距離が非常に長い場合であっても比較的短時間で訪問順序を決定することができる。
旅行プラン作成部322は、訪問順序決定部321により決定された訪問順序に基づいて、複数のスポットの訪問予定を複数日にわたって割り当てる。これにより、複数日にわたる旅行プランが作成される。なお、スポットの割り当て方法の詳細は、後ほど図2A~図2Dを参照して説明する。
移動経路情報取得部323は、訪問順序決定部321により決定された訪問順序で複数のスポットを訪問する場合における、スポット間の移動経路情報を取得する。移動経路情報は、経路探索部324がスポット間の経路探索を実行することにより生成される。例えば、第1のスポットを出発地とし、第2のスポットを目的地とする場合、移動経路情報には、例えば、第1のスポットを出発する時刻、第2のスポットに到着する時刻、移動手段、移動時間、料金、乗換回数などが含まれる。
経路探索部324は、後述の経路ネットワークデータベース333を用いて、スポット間の移動経路を探索する。経路探索条件には、少なくとも、第1のスポット、第1のスポットの出発時刻、および第2のスポットが含まれる。なお、経路探索部324は、サーバ3内に設けられる場合に限られず、サーバ3と通信可能に接続された他のサーバに設けられてもよい。
ここで、図2A~図2Dを参照して、旅行プラン作成部322によるスポットの割り当て方法について説明する。
旅行プラン作成部322は、移動経路情報取得部323により取得された移動経路情報と、旅行者の一日の活動時間帯を示す活動時間帯情報とに基づいて、複数のスポットの訪問予定を日ごとに割り当てる。図2A~図2Dの例では、事前に訪問順序決定部321により、スポットの訪問順序が、出発地(到着空港)、訪問地1、訪問地2、訪問地3、訪問地4、訪問地5、訪問地6、訪問地7および目的地(出発空港)の順に決定されたものとする。なお、図2A~図2D中のタイムラインTL1,TL2,TL3はそれぞれ、旅行一日目、二日目、三日目の活動時間帯を示している。
まず、図2Aに示すように、旅行プラン作成部322は、第1のスポットである出発地をタイムラインTL1に配置する。出発地は、タイムラインTL1の先頭に配置される。ただし、出発空港(例えば羽田空港)が旅行プラン作成条件に含まれる場合は、到着空港(例えば台南空港)の到着時刻の位置に出発地が配置される。
次に、旅行プラン作成部322は、図2Aに示すように、第2のスポットである訪問地1をタイムラインTL1に配置する。より詳しくは、訪問地1は、出発地と訪問地1との間の移動経路情報(出発時刻および移動時間)を参照して配置される。例えば、出発地の出発時刻が9:00で、移動時間が53分の場合、旅行プラン作成部322は、タイムラインTL1の9:53の位置に訪問地1を配置する。厳密に言えば、訪問地1の訪問予定を示すボックスの上端がタイムラインTL1の9:53に位置するようにボックスを配置する。なお、ボックスの下端は、訪問地1の出発時刻に対応する。
次に、図2Bに示すように、旅行プラン作成部322は、訪問地1の場合と同様にして訪問地2をタイムラインTL1に配置する。なお、訪問地1の出発時刻は、訪問地1の到着時刻に滞在時間を加えることで算出される。この滞在時間は、デフォルト値でもよいし、ユーザが設定した値でもよい。あるいは、属性等に基づいてスポットごとに滞在時間が自動で設定されてもよい。
その後、旅行プラン作成部322は、訪問地1,2の場合と同様にして訪問地3をタイムラインTL1に配置する。しかし、図2Cに示すように、訪問地3の到着時刻が活動時間帯外となる。このような場合、旅行プラン作成部322は、訪問地3を翌日のタイムラインTL2に配置する。その後、旅行プラン作成部322は、訪問地4および5をタイムラインTL2に配置する。訪問地6は、到着時刻が二日目の活動時間帯外となるため、図2Dに示すように、三日目のタイムラインTL3に配置される。その後、訪問地7と目的地(出発空港)がタイムラインTL3に配置される。図3は、全スポットの割り当てが完了した状態を示している。
なお、上記の説明では、訪問地への到着時刻が活動時間帯外の場合に当該訪問地を翌日のタイムラインに配置したが、これに限らず、到着時刻が活動時間帯内に含まれても、訪問地での滞在時間を十分確保できない場合、当該訪問地を翌日のタイムラインに配置してもよい。すなわち、訪問地での所定の滞在時間を考慮すると、活動時間帯をオーバーしてしまう場合に、当該訪問地を翌日のタイムラインに配置するようにしてもよい。
上記のように、旅行プラン作成部322は、移動経路情報および活動時間帯情報に基づいて、旅行プラン作成条件に含まれる複数のスポットを、訪問順序決定部321により決定された順序で複数日にわたって割り当てる。例えば、旅行プラン作成部322は、スポットに到着する時刻が活動時間帯内でなければ、そのスポットの訪問予定を翌日に割り当てる。このようにすることで、複数日にわたる旅行であって、旅行プラン作成条件に含まれる複数のスポットを活動時間帯内に効率良く訪問するための旅行のプランを作成することができる。
ところで、旅行プラン作成条件に含まれるスポットの数が旅行の日程に比べて多すぎる場合、すべてのスポットを訪問する旅行プランを作成できないことがある。このような場合には、サーバ3はその旨を端末装置2に通知する。あるいは、旅行プラン作成部322は、すべてのスポットのうち1つ以上のスポット(例えば優先度の低いスポット、他のスポットから離れているスポット)を削除することでユーザが指定した日程に収まる旅行プランを作成してもよい。あるいは、旅行プラン作成部322は、日程および/または活動時間帯を延長して、すべてのスポットを訪問する旅行プランを作成してもよい。
また、到着時刻がスポットの営業時間外となる場合や、スポットでの滞在時間を十分に確保できない可能性がある場合には、サーバ3は端末装置2にその旨を通知してもよい。あるいは、旅行プラン作成部322は、スポットの営業時間内に到着するように、または滞在時間を十分に確保できるように、スポットの訪問順序を入れ替えてもよい。
また、上記の例では、旅行プラン作成条件に出発地(到着空港)および目的地(出発空港)が含まれていたが、ユーザは、出発地・目的地を指定せず、訪問地のみを指定してもよい。
また、活動時間帯は、ユーザが指定した時間帯であってもよい。この場合、ユーザが指定した時間帯に若干のマージンとして加えた時間帯を活動時間帯としてもよい。ユーザによる活動時間帯の指定方法としては、例えば、開始時刻(例えば8時)と終了時刻(例えば20時)を指定するようにしてもよいし、活動時間帯の開始時刻および終了時刻のいずれか一方を指定するようにしてもよいし、あるいは、活動時間帯の長さ(例えば12時間)を指定するようにしてもよい。
また、活動時間帯は、旅行の日付に基づいて定められてもよい。例えば、日照時間の長い夏の旅行であれば活動時間帯を長く、日照時間の短い冬の旅行であれば活動時間帯を短くしてもよい。
また、活動時間帯は、旅行の日ごとに異なってもよい。例えば、旅行の何日目であるかに基づいて活動時間帯を決めてもよい。一日目の活動時間を二日目よりも長く(もしくは短く)するようにしてもよい。
また、活動時間帯は、ユーザが選んだスポットの属性に基づいて定められてもよい。例えば、スポットが天体観測地である場合には、活動時間帯を夜間に設定してもよい。
また、活動時間帯は、スポットの営業時間や混雑情報に基づいて定められてもよい。例えば、スポットがあまり混雑していない時間帯を活動時間帯に設定してもよい。
<情報処理システム1の処理動作>
次に、上記のように構成された情報処理システム1による処理の一例について、図4および図5のフローチャートを参照しつつ以下に詳しく説明する。
旅行プラン作成条件取得部241は、旅行プラン作成条件を取得する(ステップS11)。旅行プラン作成条件は、端末装置2の表示部23に表示された画面を介してユーザにより入力される。本実施形態では、旅行プラン作成条件は、日程、複数のスポット、および出発地・帰着地を含む。
ここで、旅行プラン作成条件の入力方法について具体的に説明する。図6は、旅行の日程を入力するための画面の一例である。この画面において、ユーザは、フィールドF1に旅のタイトル(例えば、台湾旅行)を入力することが可能である。ユーザがフィールドF2を選択すると、カレンダーCLが表示される。ユーザは、カレンダーCLの日にちを選択することで、旅行の日程を入力することが可能である。ユーザがフィールドF3を選択すると、旅行プラン作成画面(図7)に遷移する。
なお、本願において、ユーザが画面を介して行う「選択」は、タップ、タッチ、クリック、ダブルクリック、スワイプ、音声入力による判断等、操作入力部22を介して行いうる操作のことである。
図7は、ユーザがお気に入りのスポットを保存するための画面の一例を示している。タブTa1,Ta2は画面選択用のタブである。図7ではタブTa1が選択されている。タブTa1が選択されると、スポットを保存、閲覧するための画面が表示される。タブTa2が選択されると、旅行プランが表示される(作成済みの旅行プランが存在しない場合は空のタイムラインのみ表示される)。タブTb1,Tb2,Tb3,Tb4,Tb5は、表示するスポットのカテゴリを選択するためのタブである。図7では、グルメのタブTb1が選択されており、レストラン等のグルメスポットが表示される。スクロールバーSBを選択して下側に移動させると、画面の下に隠れているスポットが表示される。各スポットについて、名称および住所などが表示される。画像表示領域Img1に店舗の写真を表示してもよい。
ボタンB1(「保存する」)が選択されると、そのスポットが保存される。保存されたスポットは、図7の画面の左側の「保存したスポット」から確認することができる。一方、「保存済み」と表示されたボタンB1が選択されると、そのスポットは保存が解除され、図7の画面の左側の「保存したスポット」から削除される。
検索ウィンドウFWに、検索ワード(スポット名等)を入力すると、そのワードで検索されたスポットが表示される。ボタンB3は、作成済みのプランを保存するためのボタンである。
図7の画面左側から、ユーザが保存したスポットを確認することが可能である。図7の例では、グルメスポットが8件、宿泊スポットが24件、名所スポットが12件、体験スポットが12件の合計56件が保存されている。ユーザが三角マークTを選択すると、その三角マークに対応するカテゴリの保存済みスポットの一覧が表示される(図10参照)。
図7の画面においてボタンB2(「自動でプランを作成する」)が選択されると、図8の画面に遷移する。この画面において、ユーザは、保存したスポットの中から実際に訪問したいスポットを選択する。図8の例では、レストランA,B,Dが選択されている。スポットの選択が完了すると、ユーザはボタンB4(「決定」)を選択する。ボタンB4が選択されると、図9の画面に遷移する。この画面において、ユーザは、出発都市(出発空港)を選択する。
上記のようにして旅行プラン作成条件がユーザにより入力された後、端末装置2の制御部24は、旅行プランの作成指示があるか否かを判定する(ステップS12)。もし旅行プランの作成指示がある場合は(S12:Yes)、ステップS13に進み、そうでなければステップS11に戻る。本実施形態では、図9の画面においてボタンB5(「プラン作成」)が選択されると、制御部24は、旅行プランの作成指示があると判定する。
旅行プランの作成指示があると判定すると、端末装置2の制御部24は、通信部21を介して旅行プラン作成条件をサーバ3に送信する(ステップS13)。そして、サーバ3は、通信部31を介して旅行プラン作成条件を受信する(ステップS21)。
次に、訪問順序決定部321は、ステップS21で受信した旅行プラン作成条件に含まれるスポットの訪問順序を決定する(ステップS22)。訪問順序の決定方法は、例えば、前述の平均探索により行う。
なお、旅行先まで飛行機を利用する場合、訪問順序決定部321は、旅行先にある複数の候補から最適な空港を選択してもよい。例えば、旅行先の最初の訪問地に最も近い空港を行きの到着空港に決定する。同様に、訪問順序決定部321は、旅行先の複数の候補から、帰りの出発空港を選択してもよい。例えば、旅行先の最後の訪問地に最も近い空港を帰りの出発空港に決定する。
次に、旅行プラン作成部322は、訪問順序決定部321により決定された訪問順序に基づいて、複数のスポットの訪問予定を複数日にわたって割り当てる(ステップS23、スポット割り当て処理)。これにより、複数日にわたる旅行プランが作成される。図5を参照してスポット割り当て処理の詳細について説明する。
まず、旅行プラン作成部322は、スポットの番号を示す変数Nと、旅行の日の番号を示す変数Dを初期化する(ステップS231)。本実施形態では、変数Nを0とし、変数Dを1とする。N=0のスポットは、図2Aで言えば出発地(到着空港)であり、図3で言えば「行き 到着空港」である。D=1は旅行日程の一日目であることを示す。
次に、旅行プラン作成部322は、経路探索部324が最後のスポットまで経路探索を行ったか否かを判定する(ステップS232)。ここで、「最後のスポット」は、図2Dで言うところの「目的地(出発空港)」である。そして、最後のスポットまで経路探索が行われている場合(S232:Yes)、スポット割り当て処理を終了し、図4のステップS24に進む。一方、まだ最後のスポットまで経路探索が行われていない場合(S232:No)、ステップS233に進む。
ステップS233では、経路探索部324は、N番目のスポットと(N+1)番目のスポットとの間の経路探索を実行する。これにより、N番目のスポットか(N+1)番目のスポットまでの移動経路情報が得られる。なお、複数の移動経路が得られた場合、所定のルールに従って移動経路を1つ選択する。所定のルールは、デフォルト設定(例えば移動時間が最短)のものであってもよいし、あるいは、ユーザが指定したルール(例えば料金が最安)であってもよい。
次に、旅行プラン作成部322は、ステップS233で得られた移動経路情報から、(N+1)番目のスポットに到着する時刻が活動時間帯外であるか否かを判定する(ステップS234)。(N+1)番目のスポットに到着する時刻が活動時間帯外でない場合(S234:No)、旅行プラン作成部322は、(N+1)番目のスポットをD日目の予定(タイムライン)に割り当てる(ステップS235)。
一方、(N+1)番目のスポットに到着する時刻が活動時間帯外である場合(S234:Yes)、旅行プラン作成部322は変数Dを1つ増やす(ステップS236)。その後、旅行プラン作成部322は、(N+1)番目のスポットをD日目の予定に割り当てる(ステップS235)。
ステップS235を実行した後、変数Nを1つ増やし(ステップS237)、ステップS232に戻る。
最後のスポットまで経路探索が行われた段階で(ステップS232でYesの場合)、全てのスポットの割り当てが完了し、旅行プランが作成される。
図4に戻って、スポット割り当て処理実行後の処理について説明する。
サーバ3の制御部32は、旅行プラン作成部322により作成された旅行プランの情報を、通信部31を介して端末装置2に送信する(ステップS24)。端末装置2が旅行プラン情報を受信すると、制御部24の情報出力部242は、旅行プラン情報を表示部23に出力する(ステップS14)。
図10は、自動作成された旅行プランの表示画面の一例を示している。図10ではタイムラインの一部のみが表示されているが、上下方向および左右方向のスクロールバーSBにより所望の領域を表示させることが可能である。図10に示すように、旅程の各日のタイムラインにユーザが選択したスポットが配置され、スポット間の移動時間や乗換回数等の移動経路情報も表示される。
図10の画面において、ボタンB6(プレビュー)が選択されると、作成された旅行プランの移動経路の全体が表示される。また、乗り換え情報の詳細などを確認したり、スポット情報を確認することができる。
上記のようにして作成された旅行プランをベースプランとして、ユーザがカスタマイズすることも可能である。この場合、旅行プラン作成部322は、ユーザの変更希望に応じて旅行プランを更新する。例えば、ユーザの希望に応じて、スポット間の移動手段、スポットの滞在時間、活動時間帯の変更、スポットの追加や削除ができるようにしてもよい。図11の例では、スポット1とスポット2の間にボタンB9,B10を表示している。ユーザがボタンB9を選択すると、スポット1とスポット2の間の移動手段が徒歩に変更され、ユーザがボタンB10を選択すると、スポット1とスポット2の間の移動手段が車に変更される。
また、ユーザは、図11に示すように、ラインL1をドラッグして希望の時刻に移動させることで活動時間帯を変更することができる。図11の例では、ラインL1を移動してラインL2とすることにより、活動時間帯の終了時刻を18時から20時30分に変更している。
また、ユーザは、画面に表示されたスポットを選択する(例えば右クリックする)ことにより、スポットを削除することができる。また、ユーザは、画面左側に表示された保存スポットからスポットを選択して旅行プランに追加することもできる。
図11において、タイムラインの上部に表示されている金額(¥2,600、¥3,750)は、一日の移動に要する交通費の総額である。なお、金額は、交通費の総額に、スポットの入場料や宿泊費も含めた一日の旅費の総額であってもよい。旅行プラン作成条件に人数の指定がある場合は、全員分の費用(例えば、交通費もしくは旅費の総額)、または一人当たりの費用を表示してもよい。この場合、子供料金と大人料金を考慮して費用を算出してもよい。また、ユーザのプラン変更操作に応じて、表示金額が随時更新されるようにしてもよい。
上記のようにして移動手段、スポットの滞在時間、活動時間帯、スポット等がユーザにより変更されると、変更後の条件が旅行プラン作成条件取得部241により受け付けられ、サーバ3に送信される。サーバ3では、前述のスポット割り当て処理が再度行われ、旅行プランが更新される。更新された旅行プランは、サーバ3から端末装置2に送信され、表示部23に表示される。なお、スポットが追加または削除された場合は、スポット割り当て処理を実行する前に、訪問順序決定部321が、更新されたスポットの訪問順序を決定する。
以上説明したように本実施形態によれば、ユーザは、訪問希望のスポットを含む旅行プラン作成条件を入力して旅行プランの作成を指示するだけで、一日の活動時間を考慮しつつ複数日にわたる旅行プランが自動的に作成される。これにより、ユーザは、各スポットを効率的に訪れるための訪問順序およびスポット間の移動方法を容易に把握することができるようになる。また、ユーザは、自動作成された旅行プランをベースプランとして活用することができる。
なお、上記の説明では、旅行プラン作成条件として、旅行の日程、スポットおよび出発都市(出発空港)を指定したが、日程、出発都市については必須ではない。例えば、日程を指定せずに旅行プランを作成することも可能である。この場合、作成された旅行プランを見ることで、ユーザは、選択したスポットを全て訪問するのに要する日数を把握することができる。
以下、本実施形態に係るいくつかの変形例について説明する。
<変形例1>
本変形例では、旅行プラン作成条件は、旅行プランの特性を指定する特性条件を含む。この特性条件には、例えば、図12に示すように、「標準」、「弾丸」、「ゆったり」、「安い」が含まれる。ユーザが「弾丸」のチェックボックスCBを選択すると、旅行プラン作成部322は、例えば、各スポットの滞在時間を短くし、短時間の移動経路を優先して旅行プランを作成する。また、「弾丸」の場合、活動時間帯を標準設定より長くしてもよい。
反対に、「ゆったり」のチェックボックスCBが選択されると、旅行プラン作成部322は、例えば、各スポットの滞在時間を長くし、低混雑の移動経路を優先して旅行プランを作成する。また、「安い」のチェックボックスCBが選択されると、料金の安い移動経路を優先して旅行プランを作成する。このように、本変形例によれば、旅行プランの特性条件を旅行プラン作成条件に含めることで、よりユーザの希望に沿った旅行プランを作成することができる。
<変形例2>
本変形例では、端末装置2の制御部24は、旅行の予約情報を取得する予約情報取得部(図示せず)をさらに備え、情報出力部242は、サーバ3から受信した旅行プランに予約情報を追加して出力する。予約情報取得部は、端末装置2が受信したメール(予約完了メール)、カレンダーアプリまたは外部サイト等から、ユーザが予約した移動手段(飛行機等)や宿泊施設等に関する情報を取得する。この情報は、移動手段や宿泊施設の識別情報(例えば飛行機の便名、ホテルの名称)の他、利用日時を含んでもよい。
図13は、一日目の宿泊施設として予約されたABCホテルが一日目のタイムラインに表示されている。予約されたホテルは、二日目のタイムラインの先頭に表示されてもよい。このように、自動作成された旅行プランに、ユーザ自身が選んだ移動手段や宿泊施設が反映されるため、本変形例によれば、ユーザは旅行プランの全体像を正確に把握することができるようになる。
なお、予約が未だ完了していない場合には、外部サイトの予約画面に遷移するためのボタンやリンクを表示してもよい。
また、利用予定のホテルとスポット間の移動経路情報を表示してもよい。図13の例の場合、情報出力部242は、一日目の最終訪問地であるスポット6と、ABCホテルとの間の移動経路や、ABCホテルと、二日目の最初の訪問地であるスポット7との間の移動経路を端末装置2の表示部23に出力してもよい。この場合、例えば、前述のステップS11において旅行プラン作成条件の1つとして利用予定ホテルを含めておき、ステップS23においてサーバ3の経路探索部324にて移動経路を探索する。
なお、図13の画面例では、画面右側に旅行先の地図が表示され、地図にはスポットの位置(丸印内の数字とスポット番号が対応している。)、移動経路(太線の部分)も表示されている。これにより、ユーザは旅行プランの概要を一目で把握することができる。
<変形例3>
本変形例では、スポットの位置情報に基づいて宿泊施設をレコメンドする。旅行プラン作成部322は、所定の日に割り当てられたスポットのうち最後に訪れるスポットの位置情報に基づいて当該日の推奨宿泊施設を抽出する。この抽出には、例えば、スポット情報データベース331を利用する。そして、旅行プラン作成部322は、抽出された推奨宿泊施設の情報を含む旅行プランを作成する。
なお、旅行プラン作成部322は、所定の日の翌日に割り当てられたスポットのうち最初に訪れるスポットの位置情報に基づいて当該日の推奨宿泊施設を抽出してもよい。あるいは、所定の日に割り当てられたスポットのうち最後に訪れるスポットと、当該日の翌日に割り当てられたスポットのうち最初に訪れるスポットの両方の位置情報に基づいて当該日の推奨宿泊施設を抽出してもよい。
図14の例では、一日目の最終訪問地であるスポット3の近くのホテル(ホテルA,B,C)がタイムラインに表示されている。各ホテルについて、名称、宿泊料金および評価(星の数)が表示されている。このほか、ホテルの写真が表示されてもよい。ボタンB7が選択されると、端末装置2の画面がホテルの予約サイトに遷移する。なお、ホテルの予約サイトにアクセスして、予約可能なホテルのみを表示するようにしてもよい。また、ホテルの料金やグレード、評価、スポットからの距離などの指定をユーザから受け付け、ユーザが指定した条件を満たすホテルのみを表示するようにしてもよい。
図14に示すように、画面右側に旅行先の地図に、スポットの位置に加えて推奨宿泊施設の位置が表示されている。これにより、ユーザはスポットと推奨宿泊施設の位置関係を一目で把握することができる。また、推奨宿泊施設の付加情報を地図に表示してもよい。図14では、推奨宿泊施設の料金は吹き出しで表示されている。
なお、ユーザが指定した旅行プランの特性条件を考慮して宿泊施設をレコメンドしてもよい。例えば、「安い」が選択されている場合、宿泊料金が比較的安価な宿泊施設をレコメンドする。
上記のように、本変形例によれば、ユーザが訪問を希望するスポットの近くにある宿泊施設の情報をユーザに提示することによって、ユーザは旅行プランに合った宿泊施設を容易に把握できるようになり、ユーザの利便性をさらに向上させることができる。
<変形例4>
本変形例では、ユーザが選択したスポット以外のスポットをレコメンドする。旅行プラン作成部322は、旅行プラン作成条件に含まれる複数のスポットに基づいて推奨スポットを抽出し、抽出された推奨スポットの情報を含む旅行プランを作成する。例えば、旅行プラン作成条件に含まれるスポットと一緒に選択されることの多いスポットや、旅行プラン作成条件に含まれるスポットの近くの人気スポットなどが推奨スポットとして抽出される。
このように、本実施形態によれば、推奨スポットをレコメンドすることで、さらに充実した旅行プランを作成することができるようになる。
なお、乗り放題の1日乗車券(フリーパス)などの切符の利用を希望するユーザ向けに、フリーパスを利用して訪問可能なスポットを推奨スポットとしてレコメンドしてもよい。
また、旅行プラン作成部322は、推奨スポットを訪問するための時間帯(第1の時間帯)を定め、旅行プラン作成条件に含まれる複数のスポットを第1の時間帯以外の時間帯(第2の時間帯)に割り当てるようにしてもよい。例えば、推奨スポットが飲食施設の場合、食事時間帯(12時~13時、18時~20時など)を第1の時間帯として定め、活動時間帯内であって第1の時間帯以外の時間帯に、旅行プラン作成条件に含まれる複数のスポットを割り当てる。図15は、推奨スポットを訪問するための時間帯として昼食時間帯を定めて空けておき、タイムラインの昼食時間帯の部分に飲食施設を表示する画面の例を示している。画面中のボタンB8が選択されると、選択された飲食施設がスポットとして追加される。
図15に示すように、画面右側に旅行先の地図に、スポットの位置に加えて推奨飲食施設の位置が表示されている。これにより、ユーザはスポットと推奨飲食施設の位置関係を一目で把握することができる。
なお、推奨スポットは飲食施設に限らない。推奨スポットが温泉などのリラクゼーション施設の場合、例えば夕方以降の時間帯を上記第1の時間帯とする。また、推奨スポットがイベントやスポーツの試合の場合、その開催時間帯を上記第1の時間帯とする。
本実施形態によれば、推奨スポットの属性に基づく時間帯を空けておき、その時間帯に推奨スポットを表示することで、推奨スポットをユーザに受け入れられ易い形で提示することができる。
以上、本発明の実施形態および変形例について説明した。本発明によれば、ユーザは、訪問希望のスポットを含む旅行プラン作成条件を入力するだけで、複数日にわたる旅行であっても、指定したスポットを効率良く訪問する旅行プランを簡単に得ることができる。
なお、図1の構成は一例であり、サーバ3内の構成要件の少なくとも一部がそれぞれ端末装置2内にあってもよい。例えば、サーバ3内の記憶部33の少なくとも一部、制御部32の少なくとも一部を端末装置2内に設けてもよい。
また、上述した実施形態で説明した情報処理システムの少なくとも一部は、ハードウェアで構成してもよいし、ソフトウェアで構成してもよい。ソフトウェアで構成する場合には、情報処理システムの少なくとも一部の機能を実現するプログラムをフレキシブルディスクやCD-ROM等の記録媒体に収納し、コンピュータに読み込ませて実行させてもよい。記録媒体は、磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能なものに限定されず、ハードディスク装置やメモリなどの固定型の記録媒体でもよい。
また、情報処理システムの少なくとも一部の機能を実現するプログラムを、インターネット等の通信回線(無線通信も含む)を介して頒布してもよい。さらに、同プログラムを暗号化したり、変調をかけたり、圧縮した状態で、インターネット等の有線回線や無線回線を介して、あるいは記録媒体に収納して頒布してもよい。
さらに、一つまたは複数の情報処理装置によって情報処理システムを機能させてもよい。複数の情報処理装置を用いる場合、情報処理装置のうちの1つをコンピュータとし、当該コンピュータが所定のプログラムを実行することにより情報処理システムの少なくとも1つの手段として機能が実現されてもよい。
上記の記載に基づいて、当業者であれば、本発明の追加の効果や種々の変形を想到できるかもしれないが、本発明の態様は、上述した個々の実施形態に限定されるものではない。特許請求の範囲に規定された内容及びその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更及び部分的削除が可能である。
1 情報処理システム
2 端末装置
21 通信部
22 操作入力部
23 表示部
24 制御部
241 旅行プラン作成条件取得部
242 情報出力部
3 サーバ
31 通信部
32 制御部
321 訪問順序決定部
322 旅行プラン作成部
323 移動経路情報取得部
324 経路探索部
33 記憶部
331 スポット情報データベース
332 地図情報データベース
333 経路ネットワークデータベース
4 ネットワーク
B1~B10 ボタン
CB チェックボックス
CL カレンダー
F1~F3 フィールド
FW 検索ウィンドウ
Img1 画像表示領域
L1,L2 ライン
SB スクロールバー
T 三角マーク
Ta1,Ta2,Tb1~Tb5 タブ
TL1,TL2,TL3 タイムライン

Claims (17)

  1. 複数のスポットを含む旅行プラン作成条件を取得する旅行プラン作成条件取得手段と、 前記複数のスポットの訪問順序を決定する訪問順序決定手段と、
    前記決定された訪問順序、および一日の活動時間帯に基づいて、前記複数のスポットを複数日に割り当てることにより、前記複数日にわたる旅行プランを作成する旅行プラン作成手段と、
    前記旅行プランを出力する情報出力手段と、
    を備え、
    前記旅行プラン作成手段は、前記訪問順序が決定された複数のスポットのうち第1のスポットへの到着時刻が前記活動時間帯内でない場合、または前記到着時刻が前記活動時間帯内であっても所定の滞在時間を確保できない場合、前記第1のスポットを翌日に割り当てることを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記旅行プラン作成手段は、前記決定された訪問順序が前記第1のスポットよりも後である第2のスポットが存在する場合、前記第1のスポットを翌日の最初の訪問地に設定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記決定された訪問順序で前記複数のスポットを訪問する場合における、スポット間の移動経路に関する移動経路情報を取得する移動経路情報取得手段をさらに備え、
    前記旅行プラン作成手段は、前記移動経路情報に基づいて前記複数のスポットを割り当てることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理システム。
  4. 前記訪問順序決定手段は、前記複数のスポットの移動に要する所要時間の合計、または、前記複数のスポットの移動に要する料金の合計が最小になるように、前記複数のスポットの訪問順序を決定することを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の情報処理システム。
  5. 前記活動時間帯は、旅行の日付に基づいて定められていることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の情報処理システム。
  6. 前記活動時間帯は、前記複数日の日ごとに異なることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の情報処理システム。
  7. 前記訪問順序決定手段は、前記各スポットの属性を考慮して前記複数のスポットの訪問順序を決定することを特徴とする請求項1~6のいずれかに記載の情報処理システム。
  8. 前記旅行プラン作成手段は、ユーザの変更希望に応じて前記旅行プランを更新することを特徴とする請求項1~7のいずれかに記載の情報処理システム。
  9. 前記旅行プラン作成条件は、旅行プランの特性を指定する特性条件を含み、
    前記旅行プラン作成手段は、前記特性条件に基づいて前記旅行プランを作成することを特徴とする請求項1~8のいずれかに記載の情報処理システム。
  10. 旅行の予約情報を取得する予約情報取得部をさらに備え、
    前記情報出力手段は、前記旅行プランに前記予約情報を追加して出力することを特徴とする請求項1~9のいずれかに記載の情報処理システム。
  11. 前記旅行プラン作成手段は、所定の日に割り当てられたスポットのうち最後に訪れるスポット、および/または、当該日の翌日に割り当てられたスポットのうち最初に訪れるスポットの位置情報に基づいて当該日の推奨宿泊施設を抽出し、前記抽出された推奨宿泊施設の情報を含む旅行プランを作成することを特徴とする請求項1~10のいずれかに記載の情報処理システム。
  12. 前記旅行プラン作成手段は、前記複数のスポットに基づいて推奨スポットを抽出し、前記抽出された推奨スポットの情報を含む旅行プランを作成することを特徴とする請求項1~11のいずれかに記載の情報処理システム。
  13. 前記旅行プラン作成手段は、前記推奨スポットを訪問するための第1の時間帯を定め、前記複数のスポットを前記第1の時間帯以外の第2の時間帯に割り当てることを特徴とする請求項12に記載の情報処理システム。
  14. サーバと通信可能に接続された端末装置において実行される情報処理プログラムであって、
    前記サーバは、
    複数のスポットの訪問順序を決定する訪問順序決定手段、および
    前記決定された訪問順序、および一日の活動時間帯に基づいて、前記複数のスポットを複数日に割り当てることによって、前記複数日にわたる旅行プランを作成する旅行プラン作成手段であって、前記訪問順序が決定された複数のスポットのうち第1のスポットへの到着時刻が前記活動時間帯内でない場合、または前記到着時刻が前記活動時間帯内であっても所定の滞在時間を確保できない場合、前記第1のスポットを翌日に割り当てる、旅行プラン作成手段と、
    を有し、
    前記情報処理プログラムは、コンピュータを、
    前記複数のスポットを含む旅行プラン作成条件を取得する旅行プラン作成条件取得手段、および
    前記旅行プランを出力する情報出力手段
    として機能させるための情報処理プログラム。
  15. コンピュータを、
    複数のスポットの訪問順序を決定する訪問順序決定手段、および
    前記決定された訪問順序、および一日の活動時間帯に基づいて、前記複数のスポットを複数日に割り当てることによって、前記複数日にわたる旅行プランを作成する旅行プラン作成手段であって、前記訪問順序が決定された複数のスポットのうち第1のスポットへの到着時刻が前記活動時間帯内でない場合、または前記到着時刻が前記活動時間帯内であっても所定の滞在時間を確保できない場合、前記第1のスポットを翌日に割り当てる、旅行プラン作成手段
    として機能させるための情報処理プログラム。
  16. コンピュータを、
    複数のスポットを含む旅行プラン作成条件を取得する旅行プラン作成条件取得手段、
    前記複数のスポットの訪問順序を決定する訪問順序決定手段、
    前記決定された訪問順序、および一日の活動時間帯に基づいて、前記複数のスポットを複数日に割り当てることによって、前記複数日にわたる旅行プランを作成する旅行プラン作成手段であって、前記訪問順序が決定された複数のスポットのうち第1のスポットへの到着時刻が前記活動時間帯内でない場合、または前記到着時刻が前記活動時間帯内であっても所定の滞在時間を確保できない場合、前記第1のスポットを翌日に割り当てる、旅行プラン作成手段、および
    前記旅行プランを出力する情報出力手段
    として機能させるための情報処理プログラム。
  17. 旅行プラン作成条件取得手段が、複数のスポットを含む旅行プラン作成条件を取得するステップと、
    訪問順序決定手段が、前記複数のスポットの訪問順序を決定するステップと、
    旅行プラン作成手段が、前記決定された訪問順序、および一日の活動時間帯に基づいて、前記複数のスポットを複数日に割り当てることにより、前記複数日にわたる旅行プランを作成するステップと、
    情報出力手段が、前記旅行プランを出力するステップと、
    を備え、
    前記旅行プラン作成手段は、前記訪問順序が決定された複数のスポットのうち第1のスポットへの到着時刻が前記活動時間帯内でない場合、または前記到着時刻が前記活動時間帯内であっても所定の滞在時間を確保できない場合、前記第1のスポットを翌日に割り当てることにより、前記複数のスポットを複数日に割り当て、前記複数日にわたる旅行プランを作成することを特徴とする情報処理方法。
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