JP3926534B2 - 旅行プラン修正方法および旅行プラン修正装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネットなどのネットワークを介して、ユーザ端末に旅行プランを提供する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネットなどのネットワークを利用した旅行案内サービスが行われている。ここで、旅行案内サービスとは、ユーザに旅行プランを提案し、旅行に必要な宿泊施設の予約や鉄道の切符の手配などをユーザに代わって行うサービスのことである。ネットワークを利用した旅行案内サービスによれば、ユーザは、わざわざ旅行代理店に出向かなくても、自宅や出先のコンピュータを使って、旅行プランの提供や旅行に必要な宿泊施設の予約や鉄道の切符の手配のサービスを受けることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のネットワークを利用した旅行案内サービスは、ユーザが指定した条件(出発地や旅行先や日程など)を満足する旅行モデルプランを、データベースから検索し、ユーザに提示して、その中から所望の旅行モデルプランを選択させる程度のものであった。すなわち、提示した旅行モデルプランをユーザの好みに合わせて修正するといったような、きめ細かいサービスは行っていなかった。
【0004】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、インターネットなどのネットワークを利用した場合でも、きめ細かい旅行案内サービスを行えるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、旅行プランサービスセンタを用いて、当該センタにネットワークを介して接続されたユーザ端末からの依頼に応じて旅行プランを策定し、当該ユーザ端末に提供する。
【0006】
まず、少なくとも出発地および旅行先を含む旅行プラン策定のための諸条件と策定した旅行プランに含まれるイベントの修正を受け付け可能に構成されたメニュー画面を、前記ユーザ端末の表示画面に表示させる。
【0007】
そして、前記ユーザ端末が前記メニュー画面を介してユーザより諸条件を受け付けた場合は、当該諸条件を満たす旅行プランを策定して、当該プランを前記ユーザ端末の表示画面に表示させる。
【0008】
また、前記ユーザ端末が前記メニュー画面を介してユーザより旅行プランのイベント修正を受け付けた場合は、修正されたイベントを含むように前記旅行プランを策定し直して、当該プランを前記ユーザ端末の表示画面に表示させる。
【0009】
なお、本発明において、前記ユーザ端末の表示画面に表示するメニュー画面を、ユーザから旅行プランの予約を受け付けることができるように構成してもよい。そして、前記ユーザ端末が前記メニュー画面を介してユーザより予約を受け付けた場合は、予約対象の旅行プランに含まれる各イベントのうち、ユーザが当該イベントを享受する上で予約(チケットの手配を含む)が必要なものについて、前記ネットワークに接続された予約センタに、前記ユーザに代わって、当該予約を依頼するようにしてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について説明する。
【0011】
図1は、本発明の一実施形態が適用された旅行案内システムの概略図である。
【0012】
図示するように、本実施形態の旅行案内システムは、ユーザ端末201〜203のユーザに旅行プランを提案したり、当該ユーザに代わって旅行に必要な予約、チケットの手配などを行う旅行プランサービスセンタ10と、鉄道や飛行機などの交通機関のチケットの発行やレンタカーの予約を行う交通機関予約センタ301と、ホテルや旅館などの宿泊施設の予約を行う宿泊施設予約センタ302と、映画館、博物館、遊園地などの施設を利用するためのチケットの発行やレストラン、料亭などの施設を利用するための予約を行う施設利用予約センタ303とが、ネットワーク50を介して互いに接続されて構成されている。図1において、ユーザ端末A201は、据置型のコンピュータであり、宅内に引き込まれた電話回線などを使って旅行プランサービスセンタ10にアクセス可能である。また、ユーザ端末B202やユーザ端末C203は、携帯型や車載型のコンピュータであり、無線基地局40を介して旅行プランサービスセンタ10にアクセス可能である。
【0013】
図2に、旅行プランサービスセンタ10の機能構成を示す。
【0014】
旅行モデル雛型データベース105には、図6(a)に示すように、旅行モデル雛型データ1051が、当該データ1051が満足する諸条件1052〜1057に対応付けられて格納される。図6(a)に示す例では、諸条件として、旅行先のエリア1052、日程1053、旅行費用の上下限の金額1054、旅行での移動に使う移動手段1055、ヤングやアダルトやファミリーといった対象ユーザ層を特定するコース1056、および、キーワード1057を用いている。キーワード1057には、たとえば、旅行先でユーザが期待すること(食事、遊び、観光など)を用いる。旅行モデル雛型データ1051は、旅行モデルプラン策定の基礎となるデータであり、図6(b)に示すように、当該データ1051に対応付けられている諸条件1052〜1057を満足するように旅行モデルプランを策定した場合に、必須となるイベントが順番に記述されて構成される。ここで、イベントとしては、公園、遊園地などのレジャー施設の利用や、レストラン、料亭などの飲食施設の利用や、ホテル、旅館などの宿泊施設の利用などが該当する。また、移動手段1055が公共の交通機関つまり自家用車以外の交通機関(電車や飛行機など)である場合は、図6(b)に示すように、旅行先での起点となる駅や空港などもイベントとして記述される。
【0015】
宿泊施設データベース106には、図7に示すように、ホテル、旅館などの宿泊施設の施設データ1061が、当該データ1061が満足する諸条件1062〜1064に対応付けられて格納される。図7に示す例では、諸条件として、施設の所在エリア1062、施設利用にかかる費用の上下限の金額1063、および、ヤングやアダルトやファミリーといった対象ユーザ層を特定するコース1064を用いている。ここで、施設データ1061には、対象施設の識別データの他、当該施設の詳細を説明するための案内データや、当該施設の利用に予約やチケットの手配が必要か否かを示すデータが含まれる。
【0016】
施設(飲食・観光)データベース107も、図7に示す宿泊施設データベース106と同様に、公園、遊園地などのレジャー施設やレストラン、料亭などの飲食施設などの各種施設の施設データが、当該データが満足する諸条件(施設の所在エリア、施設利用にかかる費用の上下限の金額、ヤングやアダルトやファミリーといった対象ユーザ層を特定するコース)に対応付けられて格納される。施設データには、対象施設の識別データの他、当該施設の詳細を説明するための案内データや、当該施設の利用に予約やチケットの手配が必要か否かを示すデータが含まれる。
【0017】
経路(交通機関)データベース108には、電車や飛行機やバスなどの公共交通機関を用いた場合において、推奨経路(路線)を探索するのに必要な経路(路線)データが格納されている。運行時刻データベース111は、電車や飛行機やバスなどの公共交通機関が使う各経路(路線)での運行時刻データが格納されている。経路(道路)データベース109には、自動車(道路)を用いた場合における推奨経路(道路)を探索するのに必要な経路(道路)データが格納されている。
【0018】
顧客プロファイルデータベース110には、本旅行プランサービスセンタ10を利用するユーザ端末201〜203のユーザ毎に、当該ユーザに提示した旅行モデルプランの策定に利用した諸条件(ユーザプロファイル)が記録される。ユーザプロファイルは、次に、ユーザ端末201〜203のユーザが旅行モデルプランの策定を依頼してきた場合に、必要に応じて利用される。
【0019】
通信処理部101は、ネットワーク50を介して、ユーザ端末201〜203や各予約センタ301〜303と通信を行う。
【0020】
制御部104は、通信処理部101を介して、ユーザ端末201〜203からアクセスされると、出発地、出発日、旅行先、日程および移動手段を含む旅行モデルプラン策定のための諸条件と、策定した旅行モデルプランに含まれるイベントの修正と、策定した旅行モデルプランの予約とが、受け付け可能に構成されたメニュー画面のデータを、ユーザ端末201〜203に送信して、当該ユーザ端末201〜203の表示画面に表示させる。
【0021】
また、制御部104は、通信処理部101を介して、メニュー画面のデータの送信先であるユーザ端末201〜203から、旅行モデルプラン策定のための諸条件を受け取ると、旅行モデル雛型検索部102および経路探索部103を制御して、当該諸条件を満足する旅行モデルプランを少なくとも1つ策定する。具体的には、旅行モデル雛型検索部102を用いて旅行モデル雛型データ1051を少なくとも1つ取り出す。そして、経路探索部103を用いて、この旅行モデル雛型データ1051に含まれる各イベント間の経路と、当該データ1051に含まれる最初および最後のイベントとユーザ端末201〜203から受け取った出発地との間の経路を決定する。最後に、旅行モデル雛型データ1051と決定した各経路の移動推定時間とユーザ端末201〜203から受け取った日程とに基づいて、旅行モデルプランを策定する。この際、移動手段が電車や飛行機やバスなどの公共交通機関に設定されている経路(路線)については、運行時刻データベース111も参考にして旅行モデルプランを策定する。そして、このようにして策定した旅行モデルプランを、通信処理部101を介してユーザ端末201〜203に送信し、ユーザ端末201〜203の表示画面に表示させる。
【0022】
また、制御部104は、通信処理部101を介して、旅行モデルプランの送信先であるユーザ端末201〜203から、当該プランに含まれるイベントの修正を受け取ると、旅行モデル雛型検索部102および経路探索部103を制御して、修正されたイベントを含むように前記旅行モデルプランを策定し直す。そして、策定し直した旅行モデルプランを、通信処理部101を介してユーザ端末201〜203に送信し、ユーザ端末201〜203の表示画面に表示させる。
【0023】
さらに、制御部104は、通信処理部101を介して、旅行モデルプランの送信先であるユーザ端末201〜203から、当該プランの予約を受け取ると、当該プランに含まれる各イベントのうち、予約やチケットの手配が必要なイベントについて、予約センタ301〜303に、当該イベントの予約やチケットの発行を依頼する。
【0024】
旅行モデル雛型検索部102は、制御部104から旅行モデルプラン策定のための諸条件を受け取ると、旅行モデル雛型データベース105から、当該諸条件を満足する旅行モデル雛型データ1051を抽出する。そして、抽出した旅行モデル雛型データ1051を制御部104に渡す。また、抽出した旅行モデル雛型データ1051に含まれる各イベントの代替候補を、宿泊施設データベース106および施設(飲食・観光)データベース107から抽出し、制御部104に渡す。
【0025】
経路探索部103は、制御部104から旅行モデル雛型データ1051と出発地、出発日、日程および移動手段の条件を受け取ると、経路(交通機関)データベース108および/または経路(道路)データベース109を用い、ダイクストラ法などを利用して、旅行モデル雛型データ1051に含まれる各イベント間の経路探索、および、出発地と旅行モデル雛型データ1051に含まれる最初および最後のイベント各々との間の経路探索を行う。そして、その結果を制御部104に渡す。なお、経路(交通機関)データベース108および経路(道路)データベース109のいずれのデータベースを用いて経路探索を行うかは、制御部104より受け取った移動手段の条件にしたがう。たとえば、制御部104より条件として受け取った移動手段が自家用車である場合は、経路(道路)データベース109を用いて経路(道路)探索を行う。制御部104より条件として受け取った移動手段が公共交通機関である場合は、経路(交通機関)データベース108を用いて経路(路線)探索を行う。また、条件として受け取った移動手段が公共交通機関(但し、移動先での移動はレンタカー)である場合、出発地と旅行モデル雛型データ1051に含まれる最初および最後のイベント各々との間の経路(路線)探索には経路(交通機関)データベース108を用いて行い、旅行モデル雛型データ1051に含まれる各イベント間の経路(道路)探索には経路(道路)データベース109を用いて行う。
【0026】
次に、図3に、ユーザ端末201〜203の機能構成を示す。
【0027】
通信処理部201は、ネットワーク50を介して、旅行プランサービスセンタ10と通信を行う。指示受付部202は入力装置を用いてユーザより指示を受け付ける。制御部204は、通信処理部201を介して旅行プランサービスセンタ10から受け取ったメニュー画面のデータや旅行モデルプランのデータを処理し、表示処理部203を制御して、これらのデータを表示装置に表示させる。また、指示受付部202で受け付けた旅行モデルプラン策定のための諸条件や、旅行モデルプランに含まれるイベントの修正や、旅行モデルプランの予約などに応じた依頼を、通信処理部201を介して、旅行プランサービスセンタ10に送信する。
【0028】
次に、図4に、予約センタ301〜303の機能構成を示す。
【0029】
通信処理部301は、ネットワーク50を介して、旅行プランサービスセンタ10と通信を行う。予約/発行状況管理データベース303は、管理対象(交通機関や各種施設)の予約状況やチケット発行状況を管理するためのデータが格納される。たとえば、交通機関予約センタ301であれば、電車や飛行機やバスなどの各公共交通機関の指定席の予約状況(空席状況)を管理するためのデータが格納される。宿泊施設予約センタ302であれば、ホテルや旅館などの各宿泊施設の予約状況(空室状況)を管理するためのデータが格納される。施設利用予約センタ303であれば、レストランや料亭などの各飲食施設の予約状況(空席状況)や、遊園地、博物館などのレジャー施設のチケット発行状況(残りチケット数)を管理するためのデータが格納される。予約/発行処理部302は、通信処理部302を介して、旅行プランサービスセンタ10からある施設(あるいは交通機関)の問い合わせを受け取ると、予約/発行状況管理データベース303を用いて、その施設(あるいは交通機関)の空室・空席状況や残りチケット状況を調べ、その結果を旅行プランサービスセンタ10に返答する。また、旅行プランサービスセンタ10からある施設(あるいは交通機関)の予約やチケットの発行の依頼を受け取ると、予約やチケットの発行処理を行い、予約/発行状況管理データベース303を更新する。
【0030】
なお、上記の各装置10〜30は、図5に示すような、CPU501と、メモリ502と、ハードディスク装置などの外部記憶装置503と、CD-ROMやDVD-ROMなどの可搬性を有する記憶媒体504からデータを読み取る読取装置15と、キーボードやマウスなどの入力装置506と、モニタなどの出力装置507と、ネットワーク50を介して通信を行う通信装置508と、これらの各装置を接続するバス509とを備えた、一般的な構成を有する電子計算機上に構築することができる。なお、このような電子計算機上に上記の各装置10〜30を構築するためのプログラムは、外部記憶装置503から、あるいは、読取装置15を介して記憶媒体504から、メモリ502上にロードするようにしてもよい。もしくは、通信装置508を介してネットワーク50からメモリ502上にロードするようにしてもよい。
【0031】
次に、上記構成の旅行案内システムの動作について説明する。
【0032】
まず、旅行モデルプラン決定手順について説明する。ここで、旅行モデルプラン決定手順とは、旅行プランサービスセンタ10が、ユーザ端末201〜202からの依頼に応じて、旅行モデルプランを策定し、ユーザ端末201〜202に提示する場合の動作手順である。
【0033】
図8に、旅行モデルプラン決定手順の動作シーケンスを示す。
【0034】
まず、旅行プランサービスセンタ10において、制御部104は、通信処理部101を介してユーザ端末201〜203にアクセスされると、出発地、出発日、日程、旅行先および移動手段を含む旅行モデルプラン策定のための諸条件と、策定した旅行モデルプランに含まれるイベントの修正と、策定した旅行モデルプランの予約とが、受け付け可能に構成されたメニュー画面のデータを、ユーザ端末201〜203に送信する(S1001)。
【0035】
次に、ユーザ端末201〜203において、制御部204は、通信処理部201を介して旅行プランサービスセンタ10からメニュー画面のデータを受け取ると、これを処理し、表示処理部203を制御して、出発地、出発日、日程、旅行先および移動手段を含む旅行モデルプラン策定のための諸条件、策定した旅行モデルプランに含まれるイベントの修正、および、策定した旅行モデルプランの予約が、受け付け可能に構成されたメニュー画面を、表示画面に表示させる(S1002)。
【0036】
図11は、ユーザ端末201〜203の表示画面に表示されるメニュー画面の一例を示す図である。
【0037】
ここで、符号2037は、その後に旅行プランサービスセンタ10から送られてくる旅行モデルプランを表示するための表示エリアである。この時点では、旅行モデルプランがまだ送られてきていないため、図11に示す例では、その代わりに、本メニュー画面を用いた操作方法についての簡単な説明を表示している。表示エリア2037の表示内容は、スクロールキー2039を用いて左右にスクロールできる。ユーザは、キーボード、マウスなどの入力装置を用いてカーソル2041を動かし、スクロールキー2039を操作することができる。
【0038】
符号2031は、旅行モデルプラン策定のための諸条件を選択・入力するための条件設定ボタン群である。ここでは、出発地を入力するための入力ボタンと、出発日を入力するための入力ボタンと、何泊するかなどの日程を選択するための選択ボタンと、旅行先のエリアを選択するための選択ボタンと、観光かビジネスかなどの目的を選択するための選択ボタンと、移動手段に自家用車を用いるか、それとも電車や飛行機やバスなどの公共交通機関を用いるか、そして、公共交通機関を用いる場合には旅行先での移動にレンタカーを使用するか否かを選択するための選択ボタンと、ヤング向けやアダルト向けやファミリー向けといったユーザ層を選択するための選択ボタンと、旅行費用の上下限の金額を選択するための選択ボタンと、旅行人数を選択するための選択ボタンと、キーワードを入力するための入力ボタンと、が設けられている。これらのボタンのうち、出発地を入力するための入力ボタン、出発日を入力するための入力ボタン、および、旅行先のエリアを選択するための選択ボタンは、旅行モデルプラン策定のために条件を設定することが必須となるボタンである。その他のボタンは、オプショナルな取り扱いとなる。なお、各選択ボタンはプルダウンメニュー形式になっており、ユーザは、キーボード、マウスなどの入力装置を用いてカーソル2041を動かし、選択ボタンを選択することで、プルダウンメニューの中から所望の項目を選択できる。また、ユーザは、カーソル2041を動かし、各入力ボタンを選択することで、各入力ボタンのエントリに条件を直接入力できる。
【0039】
符号2036は、表示エリア2037に表示されている旅行モデルプランのあるイベントを変更、あるいは、旅行モデルプランに新たなイベントを追加するための修正ボタン群である。ここでは、変更・追加候補のイベントとして、宿泊施設を選択するための選択ボタンと、観光・レジャー施設を選択するための選択ボタンと、飲食施設を選択するための選択ボタンと、移動手段を変更するための選択ボタンと、が設けられている。各選択ボタンはプルダウンメニュー形式になっており、ユーザは、キーボード、マウスなどの入力装置を用いてカーソル2041を動かし、選択ボタンを選択することで、プルダウンメニューの中から所望の項目を選択することができる。そして、いわゆるドラッグ・アンド・ドロップ操作により、表示エリア207に表示されている旅行モデルプランの修正対象イベントを、プルダウンメニューから選択した項目のイベントに変更したり、プルダウンメニューから選択した項目のイベントを新たに追加したりすることができる。ただし、修正ボタン群2036を構成する各選択ボタンに、プルダウンメニュー形式で表示される選択項目(変更・追加候補のイベント)は、旅行プランサービスセンタ10より、イベント代替候補として旅行モデルプランとともに送られてくるものであるから、この時点では、まだ、修正ボタン群2036を構成する各選択ボタンを操作することはできない。
【0040】
符号2042は、その後に旅行プランサービスセンタ10から送られてくる旅行モデルプランに含まれる各イベントや、当該モデルプランとともに送られてくるイベント代替候補の案内データを表示するための表示エリアである。この時点では、旅行モデルプランやイベント代替候補がまだ送られてきていないため、何も表示されていない。表示エリア2042の表示内容は、スクロールキー2040を用いて左右にスクロールできる。ユーザは、キーボード、マウスなどの入力装置を用いてカーソル2041を動かし、スクロールキー2040を操作することができる。
【0041】
符号2038は、表示エリア2037に表示されている旅行モデルプランに含まれる各イベントの費用の上限金額を変更するためのスライドボタン群である。ここでは、宿泊施設の費用上限を決定するためのスライドボタンと、観光・レジャー施設の費用上限を決定するためのスライドボタンと、飲食施設の費用上限を選択するためのスライドボタンと、移動手段の費用上限を決定するためのスライドボタンと、が設けられている。ユーザは、キーボード、マウスなどの入力装置を用いてカーソル2041を動かし、所望のスライドボタンを操作することで、所望のイベントの費用上限を変更できる。
【0042】
プロファイルボタン2033は、旅行モデルプラン策定に際し、旅行プランサービスセンタ10の顧客プロファイルデータベース110にユーザに対応付けて記録されている、当該ユーザが旅行プランサービスセンタ10に対して過去に策定を依頼した旅行モデルプランの諸条件(ユーザプロファイル)を利用するか否かを選択するためのボタンである。このボタンが選択されると、条件設定ボタン群2031のうちのオプショナルな取り扱いの各ボタンについて、条件が選択・入力されていないボタンについては、ユーザプロファイルが利用される。
【0043】
符号2032は旅行モデルプランの策定を依頼するための検索ボタン、符号2034は表示エリア2037に表示されている旅行モデルプランにしたがった旅行を行う上で必要となる予約やチケットの手配を依頼するための予約ボタン、そして、符号2035は、ユーザ端末201〜203の動作を終了させるための終了ボタンである。
【0044】
図8に戻って説明を続ける。
【0045】
ユーザ端末201〜203において、指示受付部202は、ユーザがカーソル2041を動かして図11に示す各ボタンやスクロールキーを選択すると、その旨を制御部204に通知する。これを受けて、制御部204は、指示受付部204から通知された内容にしたがい、表示処理部203や通信処理部201を制御する。
【0046】
さて、制御部204は、ユーザによって検索ボタン2032が選択されたことを指示受付部24より通知されると、ユーザが条件設定ボタン群2031を用いて出発地、出発日および旅行先のエリアの条件を既に入力・選択したか否かを調べる。入力・選択されていない場合は、これらのボタンに条件を入力・選択するべき旨を表示エリア2037に表示するなどして、ユーザにその旨知らせる。一方、既に、入力・選択されている場合は、ユーザによってユーザプロファイルボタン2034が選択されているか否かをさらに調べ、その結果(ユーザプロファイルの利用の有無)と、ユーザが条件設定ボタン群2031を用いて設定した諸条件とを含む旅行モデルプラン策定依頼を作成する(S1003)。そして、通信処理部201を制御して、旅行モデルプラン策定依頼を旅行プランサービスセンタ10に送信する(S1004)。
【0047】
次に、旅行プランサービスセンタ10において、制御部104は、通信処理部101を介してユーザ端末201〜203より旅行モデルプラン策定依頼を受け取ると、旅行モデル雛型検索部102を用いて、旅行モデル雛型データベース105から当該依頼に含まれる諸条件を満足する旅行モデル雛型データ1051を検索する(S1005)。
【0048】
具体的には、まず、制御部104は、当該依頼に含まれる諸条件から、旅行先のエリア1052、日程1053、旅行費用の上下限の金額1054、移動手段1055、コース1056、および、キーワード1057を抽出する。なお、上述したように、旅行先のエリア1052は、旅行モデルプラン策定のための必須の条件であるので、旅行モデルプラン策定依頼に必ず含まれる。しかし、日程1053、旅行費用の上下限の金額1054、移動手段1055、コース1056、および、キーワード1056は、オプショナルな取り扱いとなるので、旅行モデルプラン策定依頼に含まれない場合もある。この場合、当該依頼にユーザプロファイルの利用が設定されていれば、当該依頼に含まれていないオプショナルな取り扱いの条件について、顧客プロファイルデータベース110に格納されている依頼送信元ユーザ端末201〜203のユーザプロファイルを調べ、過去に当該条件として設定された回数が最も多い項目を用いる。当該依頼にユーザプロファイルの利用が設定されていなければ、当該依頼に含まれていないオプショナルな取り扱いの条件を条件設定なしとする。
【0049】
次に、制御部104は、旅行モデル雛型検索部102を用いて、旅行モデルプラン策定依頼から抽出した諸条件および必要に応じてユーザプロファイルから抽出した諸条件を満足する旅行モデル雛型データ1051を、旅行モデル雛型データベース105から抽出する。それから、抽出した旅行モデル雛型データ1051に含まれる各イベントについて、宿泊施設に関するものは宿泊施設データベース106を用いて、観光施設やレジャー施設や飲食施設などに関するものは施設(飲食・観光)データベース107を用いて、予約あるいはチケットの手配が必要か否かを調べ、必要ならば、宿泊施設については宿泊施設予約センタ302に対して、また、観光施設やレジャー施設や飲食施設などについては施設利用予約センタ303に対して、予約あるいはチケットの入手が可能であるか否か、つまり、空きがあるか否かを、通信処理101を介して問い合わせる(S1006)。
【0050】
その結果、空きがある場合は、旅行モデル雛型データベース105から抽出した旅行モデル雛型データ1051を、旅行モデルプラン策定のための旅行モデル雛型データに決定する。一方、空きがない場合、宿泊施設については宿泊施設データベース106を用いて、また、観光施設やレジャー施設や飲食施設などについては施設(飲食・観光)データベース107を用いて、このイベントの代替候補を1つ抽出する。具体的には、旅行モデルプラン策定依頼から抽出した諸条件および必要に応じてユーザプロファイルから抽出した諸条件のなかから、データベース106、107において各施設データの管理に用いている条件(図7に示す例では旅行先のエリア1062、費用の上下限額1063およびコース1064)をさらに抽出し、これらの条件を満足する施設データをデータベース106、107から1つ抽出する。そして、抽出した施設データにより特定される施設について、上記と同じ要領で空きがあるか否かの問い合わせを行う。この手順を、空きがあるイベントの代替候補が見つかるまで繰り替えす。そして、旅行モデル雛型データ1051の空きがないとされたイベントをこのイベントの代替候補で置き替えた旅行モデル雛型データを作成し、これを旅行モデルプラン策定のための旅行モデル雛型データに決定する。
【0051】
次に、制御部104は、旅行モデルプラン策定のための旅行モデル雛型データが決定されたならば、経路探索部103を用いて、ダイクストラ法などを利用して、この旅行モデル雛型データベースの各イベント間の経路と、出発地とこの旅行モデル雛型データベースの最初および最後のイベント各々との間の経路を決定し、旅行モデルプランを策定する(S1008)。
【0052】
具体的には、まず、制御部104は、旅行モデルプラン策定依頼に含まれる諸条件から出発地および出発日を抽出する。なお、上述したように、出発地と出発日は、旅行モデルプラン策定のための必須の条件であるので、旅行モデルプラン策定依頼に必ず含まれる。また、制御部104は、旅行モデルプラン策定のための旅行モデル雛型データに対応付けられている金額1054、移動手段1055およびコース1056の条件を、旅行モデル雛型データベース105から抽出する。
【0053】
次に、制御部104は、金額1054およびコース1056の条件に応じて、費用を優先するかあるいは移動時間を優先するかなどの優先度を決める。そして、経路探索部103に、前記決定した優先度にしたがって、出発地と旅行モデル雛型データに含まれる最初のイベントとの間の推奨経路を探索させる。これにより、出発地と旅行モデル雛型データに含まれる最初のイベントとの間の経路を決定する。
【0054】
ここで、旅行モデル雛型データに対応付けられている移動手段1055が自家用車であれば、経路探索部103に、経路(道路)データベース109を用いて、出発地および前記最初のイベント間の推奨経路(道路)を探索させる。
【0055】
一方、前記移動手段1055が公共交通機関であれば、経路探索部103に、経路(交通機関)データベース108を用いて、出発地および前記最初のイベント間の推奨経路(路線)を探索させる。そして、その結果得られた推奨経路上を運行する便の運行時刻を運行時刻データベース111を用いて調べ、その便を利用するのに指定席の予約が必要であれば、指定席の空き状況を、通信処理部101を介して交通機関予約センタ301に問い合わせる(S1006)。指定席の空きがあれば、この便を用いた推奨経路を、出発地および前記最初のイベント間の経路に決定する。空きがなければ、この便を検索対象から除いて、指定席に空きのある便が運行される経路を検索する。
【0056】
次に、制御部104は、上記と同じ要領で、経路探索部103に、旅行モデル雛型データに含まれる各イベント間の推奨経路を順番に探索させ、前記各イベント間の経路を決定する。ただし、旅行モデル雛型データに対応付けられている移動手段1055が公共交通機関(但し、移動先での移動はレンタカー使用)である場合、前記移動手段1055が自家用車の場合と同じ要領で経路の決定を行う。
【0057】
次いで、制御部104は、出発地と旅行モデル雛型データに含まれる最初のイベントとの間の経路の決定と同じ要領で、経路探索部103に、出発地と旅行モデル雛型データに含まれる最後のイベントとの間の推奨経路を探索させ、出発地と旅行モデル雛型データに含まれる最後のイベントとの間の経路を決定する。
【0058】
さて、制御部104は、上記のようにして、旅行モデル雛型データの各イベント間の経路と、出発地と前記旅行モデル雛型データの最初および最後のイベント各々との間の経路が決定されたならば、旅行モデルプラン策定依頼に含まれる出発日および日程の条件と、各経路の推定移動時間(公共交通機関の経路で運行時刻が定められているものはその時刻)とを考慮し、各イベントの開始・終了の時間調整などを行って、旅行モデル雛型データに含まれる各イベントを含む旅行モデルプランを策定する。なお、旅行モデルプランに含まれる各イベント(旅行モデル雛型データに含まれる各イベント間や出発地と旅行モデル雛型データに含まれる最初および最後のイベント各々との間の移動もイベントとする)には、その開始・終了時刻と、それにかかる費用と、そのイベントで利用する施設の施設データや交通機関の識別データが含まれるものとする。
【0059】
次に、制御部104は、旅行モデルプランが作成されたならば、旅行モデル雛型検索部102を用いて、旅行モデルプラン策定依頼から抽出した諸条件および必要に応じてユーザプロファイルから抽出した諸条件のなかから、データベース106、107において各施設データの管理に用いている条件をさらに抽出し、これらの条件を満足する施設データをデータベース106、107から抽出する。抽出した施設データにより特定される各施設のうち予約などが必要なものは、その空き状態を予約センタ302、303に確認する。そして、抽出した施設データにより特定される各施設のうち、利用可能な施設(予約などに空きがある施設や、予約などが必要のない施設)を、旅行モデルプランに含まれるイベントのイベント代替候補に決定し、宿泊施設、観光・レジャー施設および飲食施設のカテゴリ毎に分類されたイベント代替候補群データを作成する。
【0060】
それから、制御部104は、通信処理部101を介して、策定した旅行モデルプランおよびイベント代替候補群データを、旅行モデルプラン策定依頼を送信したユーザ端末201〜203に送信する(S1009)。
【0061】
ユーザ端末201〜203において、制御部204は、通信処理部201を介して旅行プランサービスセンタ10から旅行モデルプランとイベント代替候補群データを受け取ると、表示処理部203を制御し、メニュー画面の表示エリア2037に旅行モデルプランを表示するとともに、表示エリア2042に、イベント代替候補群データに含まれる各イベント代替候補の施設データを、所定のカテゴリ順(たとえば、観光・レジャー施設、飲食施設、宿泊施設の順)に表示する。また、修正ボタン群2036の宿泊施設、観光施設および飲食施設の選択ボタンをイベント代替候補群データの宿泊施設、観光・レジャー施設および飲食施設のカテゴリに対応させ、これらの選択ボタンのプルダウンメニューに表示される項目を、対応するカテゴリに含まれるイベント代替候補とする。なお、修正ボタン群2036のうち、移動手段の選択ボタンのプルダウンメニューに表示される項目は、予め電車、タクシー、レンタカーといった大まかな交通機関の分類としておく。
【0062】
図12は、図11に示すメニュー画面の表示エリア2037に旅行モデルプランが表示され、表示エリア2042に、表示エリア2037に表示中の旅行モデルプランのイベント代替候補群データに含まれる各イベント代替候補の施設データが表示された場合の画面例を示している。
【0063】
ここでは、表示エリア2037の前段2044に、旅行モデルプランに含まれる各イベントの名称および開始・終了時刻を表示し、表示エリア2037の中段2045に、前段2044で表示されている対応するイベントの注釈を表示し、表示エリア2037の後段2046に、前段2044および中段2045で表示されている対応するイベントの費用を表示している。ここで、中段2045に表示される注釈は、イベントが移動であれば、使用する経路に関する情報(路線名や便名や道路名)とし、各種施設であれば、旅行プランサービスセンタ10のデータベース106、107において当該施設の施設データに対応付けられているキーワードとしている。これらのデータは、旅行モデルプランに含まれる各イベントの識別データに含まれるようにしている。また、メニュー画面の表示エリア2043には、表示エリア2037に表示中の旅行モデルプランのトータル費用金額とトータル移動時間を表示している。
【0064】
なお、旅行プランサービスセンタ10から送られてきた旅行モデルプランが複数ある場合、図12に示すように、ユーザがカーソル2041を用いてタグ2047を選択することで、表示エリア2037に表示すべき旅行モデルプランを選べるようにしてもよい。
【0065】
以上、旅行モデルプラン決定手順について説明した。
【0066】
次に、旅行モデルプラン変更手順について説明する。ここで、旅行モデルプラン変更手順とは、旅行プランサービスセンタ10が、ユーザ端末201〜202からの依頼に応じて、ユーザ端末201〜202に提示した旅行モデルプランを策定し直し、ユーザ端末201〜202に再提示する場合の動作手順である。メニュー画面の修正ボタン群2036を用いたドラッグ・アンド・ドロップ操作による場合と、メニュー画面のスライドボタン群2038を用いる場合とがある。
【0067】
まず、メニュー画面の修正ボタン群2036を用いたドラッグ・アンド・ドロップ操作による場合における旅行モデルプラン変更手順について説明する。
【0068】
図9に、メニュー画面の修正ボタン群2036を用いたドラッグ・アンド・ドロップ操作による場合における旅行モデルプラン変更手順の動作シーケンスを示す。
【0069】
まず、ユーザ端末201〜203において、指示受付部202は、ユーザの修正ボタン群2036を用いたドラッグ・アンド・ドロップ操作により、メニュー画面の表示エリア2037に表示中の旅行モデルプランに変更が加えられたことを検知すると、その変更内容を制御部204に知らせる。これを受けて、制御部204は、表示エリア2037に表示中の旅行モデルプランとそのプランの変更部分を含んだ旅行モデルプラン変更依頼を作成し(S2001)、通信処理部201を制御して、旅行プランサービスセンタ10に送信する(S2002)。
【0070】
次に、旅行プランサービスセンタ10において、制御部104は、通信処理部101を介してユーザ端末201〜203より旅行モデルプラン変更依頼を受け取ると、当該依頼に含まれる旅行モデルプランの各イベントから、一旦、移動に関するイベントを取り去り、旅行モデル雛型データを抽出する。そして、抽出した雛型データに、変更あるいは追加されたイベント(移動に関するイベントも含む)を加え、旅行モデル雛型データを再構築する。それから、この再構築した旅行モデル雛型データと、旅行モデルプラン変更依頼に含まれる旅行モデルプランが示す出発地、出発日、日程および移動手段を用いて、先に説明した図8のS1008と同じ要領で、旅行モデルプランを再び策定する(S2003)。
【0071】
ただし、再構築された旅行モデル雛型データにイベントとして移動が含まれる場合(つまり、変更あるいは追加されたイベントが移動の場合)は、そのイベントについての経路決定は、そのイベントが示す移動手段にしたがう。たとえば、そのイベントが示す移動手段がタクシー・レンタカーの場合は、経路(道路)データベース109を用いて経路(道路)の決定を行い、電車等の場合は、経路(交通機関)データベース108を用いて電車等を用いた経路(路線)の決定を行う。
【0072】
そして、制御部104は、このようにして再策定した旅行モデルプランを、通信処理部101を介して、旅行モデルプラン変更依頼を送信したユーザ端末201〜203に送信する(S2004)。
【0073】
ユーザ端末201〜203において、制御部204は、通信処理部201を介して旅行プランサービスセンタ10から再策定された旅行モデルプランを受け取ると、表示処理部203を制御し、メニュー画面の表示エリア2037に表示する(S2005)。
【0074】
図13〜図18は、図12に示すメニュー画面の表示エリア2037に表示中の旅行モデルプランを、修正ボタン群2036を用いて変更した場合における画面の変化を説明するための図である。
【0075】
図13では、ユーザがカーソル2041を用いて観光・レジャー施設の選択ボタンを選択してプルダウンメニューを開き、その中から項目「平城京跡」を選び、これを表示エリア2037に表示中の旅行モデルプランのイベント「法隆寺」上にドラッグ・アンド・ドロップした場合を示している。この場合、旅行プランサービスセンタ10により再策定された旅行モデルプランは、図14に示すようになる。図14に示す例では、イベント「法隆寺」がイベント「平城京跡」に変更されたことに伴い、その前後のイベントが修正されて、時間調整されている。
【0076】
図15では、ユーザがカーソル2041を用いて移動手段の選択ボタンを選択してプルダウンメニューを開き、その中から項目「レンタカー」を選び、これを表示エリア2037に表示中の旅行モデルプランのイベント「バス」上にドラッグ・アンド・ドロップした場合を示している。この場合、旅行プランサービスセンタ10により再策定された旅行モデルプランは、図16に示すようになる。
【0077】
図17では、ユーザがカーソル2041を用いて観光・レジャー施設の選択ボタンを選択してプルダウンメニューを開き、その中から項目「平城京跡」を選び、これを表示エリア2037に表示中の旅行モデルプランのイベント「電車」とイベント「法隆寺」との間にドラッグ・アンド・ドロップした場合を示している。この場合、旅行プランサービスセンタ10により再策定された旅行モデルプランは、図18に示すようになる。図18に示す例では、イベント「平城京跡」が追加されたことに伴い、旅行モデルプラン全体の各イベントが時間調整されている。
【0078】
次に、メニュー画面のスライドボタン群2038を用いる場合における旅行モデルプラン変更手順について説明する。
【0079】
なお、メニュー画面のスライドボタン群2038を用いる場合における旅行モデルプラン変更手順の動作シーケンスは、図9に示すメニュー画面の修正ボタン群2036を用いたドラッグ・アンド・ドロップ操作による場合のものと同様である。そこで、ここでは図9を用いて説明する。
【0080】
まず、ユーザ端末201〜203において、指示受付部202は、ユーザがスライドボタン群2038を用いて上限金額の設定操作を行ったことを検知すると、その設定操作が行われたカテゴリ(図12では宿泊、観光、飲食および移動の4つのカテゴリ)と設定された上限金額を制御部204に知らせる。これを受けて、制御部204は、表示エリア2037に表示中の旅行モデルプランと、上限金額が変更されたカテゴリと、当該モデルプランに含まれる各イベントのうち上限金額が変更されたカテゴリに属するイベントのイベント代替候補と、を含んだ旅行モデルプラン変更依頼を作成し(S2001)、通信処理部201を制御して、旅行プランサービスセンタ10に送信する(S2002)。
【0081】
次に、旅行プランサービスセンタ10において、制御部104は、通信処理部101を介してユーザ端末201〜203より旅行モデルプラン変更依頼を受け取ると、当該依頼に含まれる旅行モデルプランの各イベントのうち上限金額が変更されたカテゴリに属するイベントの総費用が当該上限金額に収まるように、当該イベントを修正し、旅行モデルプランを策定し直す(S2003)。
【0082】
具体的には、上限金額が変更されたカテゴリが移動以外である場合、以下のようにして行う。すなわち、旅行モデルプランから、一旦、移動に関するイベントを取り去り、旅行モデル雛型データを抽出する。次に、抽出した旅行モデル雛型データに含まれる、上限金額が変更されたカテゴリに属するイベントを、その総費用が前記上限金額に納まるイベント代替候補に置きかえる。このようなイベント代替候補の検索は、イベント代替候補の施設データに条件として対応付けられている金額を、データベース106、107を用いて調べることで行うことができる。これにより、旅行モデル雛型データを再構築する。それから、この再構築した旅行モデル雛型データと、旅行モデルプラン変更依頼に含まれる旅行モデルプランが示す出発地、出発日、日程および移動手段を用いて、先に説明した図8のS1008と同じ要領で、旅行モデルプランを再び策定する。
【0083】
一方、上限金額が変更されたカテゴリが移動である場合、以下のようにして行う。すなわち、旅行モデルプランから、一旦、移動に関するイベントを取り去り、旅行モデル雛型データを抽出する。次に、抽出した旅行モデル雛型データと、旅行モデルプラン変更依頼に含まれる旅行モデルプランが示す出発地、出発日、日程および移動手段を用いて、先に説明した図8のS1008と同じ要領で、移動に関するイベントの総費用が前記上限金額に納まるように、旅行モデルプランを再び策定する。
【0084】
そして、制御部104は、このようにして再策定した旅行モデルプランを、通信処理部101を介して、旅行モデルプラン変更依頼を送信したユーザ端末201〜203に送信する(S2004)。
【0085】
ユーザ端末201〜203において、制御部204は、通信処理部201を介して旅行プランサービスセンタ10から再策定された旅行モデルプランを受け取ると、表示処理部203を制御し、メニュー画面の表示エリア2037に表示する(S2005)。
【0086】
以上、旅行モデルプラン変更手順について説明した。
【0087】
次に、旅行モデルプラン予約手順について説明する。ここで、旅行モデルプラン予約手順とは、旅行プランサービスセンタ10が、ユーザ端末201〜202からの依頼に応じて、ユーザ端末201〜202に提示した旅行モデルプランの実行に必要な予約やチケットの手配を、当該ユーザ端末201〜202のユーザに代わって行う動作手順である。
【0088】
図10に、旅行モデルプラン予約手順の動作シーケンスを示す。
【0089】
まず、ユーザ端末201〜203において、指示受付部202は、予約ボタン2034が選択されたことを検知すると、その旨を制御部204に知らせる。これを受けて、制御部204は、表示エリア2037に表示中の旅行モデルプランの予約依頼を作成し(S3001)、通信処理部201を制御して、旅行プランサービスセンタ10に送信する(S3002)。
【0090】
次に、旅行プランサービスセンタ10において、制御部104は、通信処理部101を介してユーザ端末201〜203より旅行モデルプラン予約依頼を受け取ると、当該依頼に含まれる旅行モデルプランの各イベントのうち、予約あるいはチケットの手配が必要なものについて、予約センタ301〜303に予約を依頼する(S3003)。これを受けて、予約センタ301〜303は、予約やチケットの手配を行い、予約/発行状況管理データベースを更新する(S3004)。
【0091】
また、旅行プランサービスセンタ10において、制御部104は、予約依頼された旅行モデルプランを策定するのに用いた諸条件を、顧客プロファイルデータベース110に、当該旅行モデルプランのユーザに対応付けて記録する。また、ユーザ端末201〜203のユーザが、旅行プランサービスセンタ10にアクセスして、予約依頼した旅行モデルプランを閲覧できるように、顧客プロファイルデータベース110に登録しておく(S3005)。このようにすれば、たとえば、ユーザは、自宅に設置されたユーザ端末201を用いて、旅行モデルプランの策定および予約の依頼を行い、旅行先で、携帯用のユーザ端末202や車載用のユーザ端末203を用いて、自身が予約した旅行モデルプランをダウンロードし、閲覧することが可能となる。また、予約した旅行モデルプランの各イベントの地図上の位置(イベントが施設ならばその所在地、移動ならばその移動に用いる経路)を特定可能な地図データを作成し、これを旅行モデルプランとともに登録するようにしておけば、携帯用のユーザ端末202や車載用のユーザ端末203がナビゲーション機能を備えている場合、この地図データを経路誘導に用いることも可能である。
【0092】
以上、本発明の一実施形態について説明した。
【0093】
本実施形態によれば、ネットワークを利用して、ユーザに提示した旅行モデルプランを、ユーザの好みに合わせて修正するといったような、きめ細かい旅行案内サービスを行うことができる。
【0094】
なお、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で様々な変形が可能である。
【0095】
たとえば、上記の実施形態では、旅行プランサービスセンタ10は、ユーザ端末201〜203から旅行モデルプラン策定依頼を受け取ると、予約やチケットの手配が必要なものについて、予約センタ301〜303に空き状況を確認してから、旅行モデルプランおよび当該プランに含まれる各イベントのイベント代替候補を決定するようにしている。しかしながら、たとえば、定期的に各予約センタ301〜303に対して空き状況の確認を行い、旅行プランサービスセンタ10の各データベースに、その内容が反映されるようにしてもよい。このようにすれば、ユーザ端末201〜203から旅行モデルプラン策定依頼を受け取った場合に、より速やかに旅行モデルプランおよび当該プランに含まれる各イベントのイベント代替候補を決定することが可能となる。
【0096】
また、上記の実施形態では、旅行モデルプランの策定について、まず、旅行モデル雛型データを決定してから、前記雛型データに含まれる各イベント間の経路、および、出発地と前記雛型データに含まれる最初および最後のイベント各々との間の経路を決定するようにしている。ここで、旅行モデル雛型データの決定に先だって、出発地から旅行先までの移動にかかる費用を概算で見積もり、ユーザが旅行モデルプラン策定のための条件として設定した旅行費用の上下限の金額、あるいは、ユーザプロファイルから抽出した旅行費用の上下限の金額から、この見積もり額を引いた金額を、旅行モデル雛型データを検索するための条件(金額1054、図6参照)として用いるようにしてもよい。このようにすれば、策定した旅行モデルプランの総費用額を、ユーザが旅行モデルプラン策定のための条件として設定した旅行費用の上下限の金額、あるいは、ユーザプロファイルから抽出した旅行費用の上下限の金額に、より近づけることが可能となる。
【0097】
さらに、上記の実施形態において、旅行モデル雛型データに含まれる各イベント間の経路や、出発地と旅行モデル雛型データに含まれる最初と最後のイベント各々との間の経路の決定には、既存の検索エンジンを利用するようにしてもよい。
【0098】
くわえて、上記の実施形態において、ユーザ端末201〜203の表示画面に表示されるメニュー画面は、図11、図12に示すものに限定されない。たとえば、携帯電話機のような、表示画面の小さいにものについては、図19〜図21に示すように、メニュー画面を構成する各エリアを複数のページに分けて、表示させるようにしてもよい。図19は、旅行モデルプラン策定のための諸条件を入力して、旅行プランサービスセンタ10に旅行モデルプランを策定してもらう場合の画面例を示している。図20は、策定された旅行モデルプランの変更箇所を入力して、旅行プランサービスセンタ10に旅行モデルプランを策定し直してもらう場合の画面例を示している。そして、図21は、策定された旅行モデルプランの費用上限をカテゴリ毎に変更して、旅行プランサービスセンタ10に旅行モデルプランを策定し直してもらう場合の画面例を示している。なお、図19〜図21に示す各ページ中に表示される項目の選択・入力や各ページの切り換えは、携帯電話機のダイヤルボタン、モード切り換えボタン、ページめくりボタン、スクロールボタンなどを用いて行うようにすればよい。
【0099】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ネットワークを利用した場合でも、きめ細かい旅行案内サービスを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態が適用された旅行案内システムの概略図である。
【図2】図1に示す旅行プランサービスセンタ10の機能構成図である。
【図3】図1に示すユーザ端末201〜203の機能構成図である。
【図4】図1に示す予約センタ301〜303の機能構成図である。
【図5】図1に示す各装置のハードウエア構成例を示す図である。
【図6】図2に示す旅行プランサービスセンタ10の旅行モデル雛型データベース105に格納されるデータを説明するための図である。
【図7】図2に示す旅行プランサービスセンタ10の宿泊施設データベース106に格納されるデータを説明するための図である。
【図8】本発明の一実施形態が適用された旅行案内システムにおける旅行モデルプラン決定手順の動作シーケンスを示す図である。
【図9】本発明の一実施形態が適用された旅行案内システムにおける旅行モデルプラン変更手順の動作シーケンスを示す図である。
【図10】本発明の一実施形態が適用された旅行案内システムにおける旅行モデルプラン予約手順の動作シーケンスを示す図である。
【図11】図1に示すユーザ端末201〜203の表示画面に表示されるメニュー画面の一例を示す図である。
【図12】図11において、メニュー画面の表示エリア2037に旅行モデルプランが表示され、表示エリア2042に、表示エリア2037に表示中の旅行モデルプランのイベント代替候補群データに含まれるイベント代替候補の施設データが表示された場合の画面例を示す図である。
【図13】図12に示すメニュー画面の表示エリア2037に表示中の旅行モデルプランを、修正ボタン群2036を用いて変更した場合における画面の変化を説明するための図である。
【図14】図12に示すメニュー画面の表示エリア2037に表示中の旅行モデルプランを、修正ボタン群2036を用いて変更した場合における画面の変化を説明するための図である。
【図15】図12に示すメニュー画面の表示エリア2037に表示中の旅行モデルプランを、修正ボタン群2036を用いて変更した場合における画面の変化を説明するための図である。
【図16】図12に示すメニュー画面の表示エリア2037に表示中の旅行モデルプランを、修正ボタン群2036を用いて変更した場合における画面の変化を説明するための図である。
【図17】図12に示すメニュー画面の表示エリア2037に表示中の旅行モデルプランを、修正ボタン群2036を用いて変更した場合における画面の変化を説明するための図である。
【図18】図12に示すメニュー画面の表示エリア2037に表示中の旅行モデルプランを、修正ボタン群2036を用いて変更した場合における画面の変化を説明するための図である。
【図19】携帯電話機のような表示画面の小さいユーザ端末におけるメニュー画面の構成例を説明するための図である。
【図20】携帯電話機のような表示画面の小さいユーザ端末におけるメニュー画面の構成例を説明するための図である。
【図21】携帯電話機のような表示画面の小さいユーザ端末におけるメニュー画面の構成例を説明するための図である。
【符号の説明】
10…旅行プランサービスセンタ、 201〜203…ユーザ端末、 301〜303…予約センタ、 40…無線基地局、 50…ネットワーク、 101,202…指示受付部、 102…旅行モデル雛型検索部、 103…経路探索部、 104,204…制御部、 105…旅行モデル雛型データベース、 106…宿泊施設データベース、 107…施設(飲食・観光)データベース、 108…経路(交通機関)データベース、 109…経路(道路)データベース、 110…顧客プロファイルデータベース、 111,201,301…通信処理部、 203…表示処理部、 302…予約/発行処理部、 303…予約/発行状況管理データベース、 501…CPU、 12…メモリ、 503…外部記憶装置、 504…記憶媒体、 505…読取装置、 506…入力装置、 507…出力装置、508…通信装置、 509…バス

Claims (6)

  1. 訪問先を示すイベントを訪問順に記述した旅行モデル雛形データと、該旅行モデル雛形データを検索するための、該旅行モデル雛形データに対応付けした複数の検索用データと、を複数格納した雛形データベースと、
    イベント間の経路を決定するための複数の経路情報を格納する経路データベースと、
    ネットワークを介して接続されるユーザ端末から、旅行モデルプランを策定するための諸条件を含む旅行モデルプラン策定依頼を受け付ける策定依頼受付手段と、
    前記イベントと、該イベントを検索するための、該イベントに対応付けした複数のイベント検索用データと、を複数格納するイベントデータベースと、
    を備え、前記旅行モデルプラン策定依頼に含まれる諸条件に基づいて検索された旅行モデル雛形データと、前記経路情報と、を組み合わせて策定された旅行モデルプランを修正する修正制御手段と、を備える旅行プラン修正装置における旅行プラン修正方法であって、
    前記旅行モデルプラン策定依頼に含まれる諸条件が、前記イベントデータベースに格納されるイベント検索用データと一致するか否かを判別して、該イベントデータベースからイベント代替候補となるイベントを抽出するイベント代替候補生成ステップと、
    前記旅行モデルプランを表示する領域と、前記イベント代替候補の中から代替用のイベントを選択させるための領域と、を含む画像を、前記ユーザ端末に送信して、表示させる第1の送信ステップと、
    前記第1の送信ステップで送信した旅行モデルプランと、該旅行モデルプランに含まれるイベントを前記選択に基づくイベントで代替する指示情報と、を含む旅行モデル変更依頼を受け付ける変更依頼受付ステップと、
    前記旅行モデル変更依頼に含まれる旅行モデルプランのイベントから前記経路情報を取り去った旅行モデル雛形データを、前記修正制御手段が前記指示情報に基づき変更する旅行モデル雛形データ変更ステップと、
    前記旅行モデル雛形データ変更ステップで変更した旅行モデル雛形データに基づいて策定された旅行モデルプランを、前記ユーザ端末に送信して、表示させる第2の送信ステップと、
    を有することを特徴とする旅行プラン修正方法。
  2. 請求項1記載の旅行プラン修正方法であって、
    前記イベントデータベースに格納されるイベント検索用データは、カテゴリ毎に分類して格納され、
    前記第1の送信ステップでは、前記カテゴリ毎に前記代替用のイベントを選択させるための領域を、含む画像を、前記ユーザ端末に送信して表示させる、
    ことを特徴とする旅行プラン修正方法。
  3. 請求項記載の旅行プラン修正方法であって、
    前記旅行モデル変更依頼に含まれる指示情報は、前記第1の送信ステップで送信した旅行モデルプランに前記選択に基づくイベントを追加する指示情報である、ことを特徴とする旅行プラン修正方法。
  4. 訪問先を示すイベントを訪問順に記述した旅行モデル雛形データと、該旅行モデル雛形データを検索するための、該旅行モデル雛形データに対応付けした複数の検索用データと、を複数格納した雛形データベースと、
    イベント間の経路を決定するための複数の経路情報を格納する経路データベースと、
    ネットワークを介して接続されるユーザ端末から、旅行モデルプランを策定するための諸条件を含む旅行モデルプラン策定依頼を受け付ける策定依頼受付手段と、
    前記イベントと、該イベントを検索するための、該イベントに対応付けした複数のイベント検索用データと、を複数格納するイベントデータベースと、
    を備え、前記旅行モデルプラン策定依頼に含まれる諸条件に基づいて検索された旅行モデル雛形データと、前記経路情報と、を組み合わせて策定された旅行モデルプランを修正する修正制御手段と、を備える旅行プラン修正装置であって、
    前記旅行モデルプラン策定依頼に含まれる諸条件が、前記イベントデータベースに格納されるイベント検索用データと一致するか否かを判別して、該イベントデータベースからイベント代替候補となるイベントを抽出するイベント代替候補生成手段と、
    前記旅行モデルプランを表示する領域と、前記イベント代替候補の中から代替用のイベントを選択させるための領域と、を含む画像を、前記ユーザ端末に送信して、表示させる第1の送信手段と、
    前記第1の送信手段が送信した旅行モデルプランと、該旅行モデルプランに含まれるイベントを前記選択に基づくイベントで代替する指示情報と、を含む旅行モデル変更依頼を受け付ける変更依頼受付手段と、
    前記旅行モデル変更依頼に含まれる旅行モデルプランのイベントから前記経路情報を取り去った旅行モデル雛形データを、前記修正制御手段が前記指示情報に基づき変更する旅行モデル雛形データ変更手段と、
    前記旅行モデル雛形データ変更手段が変更した旅行モデル雛形データに基づいて策定された旅行モデルプランを、前記ユーザ端末に送信して、表示させる第2の送信手段と、
    を備えることを特徴とする旅行プラン修正装置。
  5. 請求項4記載の旅行プラン修正装置であって、
    前記イベントデータベースに格納されるイベント検索用データは、カテゴリ毎に分類して格納され、
    前記第1の送信手段は、前記カテゴリ毎に前記代替用のイベントを選択させるための領域を、含む画像を、前記ユーザ端末に送信して表示させる、
    ことを特徴とする旅行プラン修正装置。
  6. 請求項4記載の旅行プラン修正方法であって、
    前記旅行モデル変更依頼に含まれる指示情報は、前記第1の送信手段が送信した旅行モデルプランに前記選択に基づくイベントを追加する指示情報である、ことを特徴とする旅行プラン修正装置。
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