JP2008269552A - 旅行プラン作成装置、旅行プラン作成方法、旅行プラン作成システム及びプログラム - Google Patents

旅行プラン作成装置、旅行プラン作成方法、旅行プラン作成システム及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】旅行プランを柔軟に作成することができる旅行プラン作成装置、旅行プラン作成方法、旅行プラン作成システム及びプログラムを提供すること。
【解決手段】複数のイベントを組み合わせた旅行プランを作成する旅行プラン作成装置10を提供する。この旅行プラン作成装置10は、各イベントに関連付けられて、イベントの開催時間帯を表す開催時間情報と、イベントを実行するために必要な必須時間長又は必須時間帯の少なくも1つを含む必須時間情報と、が記録されるイベント情報記憶部13と、開催時間情報及び必須時間情報に基づいて、各イベントを実行する実行時間帯を、相互に重複しないように決定するイベント時間決定部115と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、旅行プラン作成装置、旅行プラン作成方法、旅行プラン作成システム及びプログラムに関する。
個人旅行をする旅行者は、その旅行中にどこに泊まり、何を食べ、どこへ行き、どのような交通手段で移動するか等のプランを自ら決定する。しかし、このような個人旅行の旅行プランをたてるには、その旅行地域にある観光地の所在地、移動手段、移動時間、飲食店、催し物の有無等の情報を予め調べる必要がある。
近年のインターネットの普及に伴い、各種の情報サイトや経路検索エンジン等を使用することにより、このような情報を手軽に取得することができるようになったが、個々の情報を吟味して、移動時間や滞在時間等を調整しつつ実際に実現可能な旅行プランをたてることは、依然として旅行者本人が行う必要があり、旅行者の手間は多大であった。
そこで、特許文献1には、この旅行プランを自動で作成する発明が開示されている。この特許文献1によれば、データベースから得た訪問候補地に費やすと予想される時間と、経路検索エンジン等から得た訪問候補地間の移動に必要な時間と、から旅行プランを作成する技術が開示されている。
特開2002−197150号公報
しかし、上記特許文献1によれば、訪問候補地に費やすと予想される時間は、データベースの作成者の主観により予め固定されている。このように時間を固定してしまうと、各訪問候補地に費やす時間には個人差があるにもかかわらず、一日で訪れることが可能な訪問候補地が、固定された予想時間を基に機械的に制限されてしまう場合がある。従って、少数の訪問候補地でゆっくりしたい旅行者や駆け足で色々な場所を訪れたい旅行者等の個々のニーズに応えることができない柔軟性に欠ける旅行プランしか作成できないという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、旅行プランを柔軟に作成することが可能な、新規かつ改良された旅行プラン作成装置、旅行プラン作成方法、旅行プラン作成システム及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、複数のイベントを組み合わせた旅行プランを作成する旅行プラン作成装置であって、各イベントに関連付けられて、イベントの開催時間帯を表す開催時間情報と、イベントを実行するために必要な必須時間長又は必須時間帯の少なくも1つを含む必須時間情報と、が記録されたイベント情報記憶部と、開催時間情報及び必須時間情報に基づいて、各イベントを実行する実行時間帯を、相互に重複しないように決定するイベント時間決定部と、を有することを特徴とする、旅行プラン作成装置が提供される。
かかる構成によれば、イベントを実行する実行時間帯は実行開始時刻及び実行終了時刻が固定されておらず、また、実行時間帯の時間長も固定されてない状態から旅行プランを作成できる。このとき、イベント時間決定部により、イベントが開催される開催時間帯と、イベントを実行するために必要な必須時間長又は必須時間帯の少なくとも1つと、に基づいて、実行時間帯を決定することができる。よって、実行時間帯を柔軟に決定することができる。更に、イベント時間決定部により、実行時間帯を、相互に重複しないように決定することができる。その結果、実際に実行することが可能な旅行プランを作成することができる。
また、イベント時間決定部は、各イベントの実行時間帯が当該イベントの開催時間帯に含まれ、かつ、各イベントの実行時間帯の時間長が当該イベントの必須時間長以上になるか、又は、各イベントの実行時間帯が当該イベントの必須時間帯を含むように、各イベントの実行時間帯を決定してもよい。
かかる構成によれば、イベント時間決定部により、実行時間帯を、開催時間帯に含まれるように決定することができる。よって、開催されてないイベントを実行するような実際に実行することができない旅行プランを作成することを防ぐことができる。そして、イベント時間決定部により、実行時間帯の時間長が必須時間長よりも長くなるように、実行時間帯を決定することができる。よって、イベントを実行するのに必要な時間長を確保することができる。更に、イベント時間決定部により、実行時間帯を、必要時間帯を含むように決定することができる。よって、イベントを実行するのに必要な時間帯を確保することができる。従って、複数のイベントに対応した柔軟な旅行プランを作成することができる。
また、各イベントに優先度情報を設定する優先度設定部を更に有し、イベント時間決定部は、開催時間情報及び必須時間情報に加えて更に優先度情報に基づいて、各イベントの実行時間帯を決定してもよい。
かかる構成によれば、優先度設定部により、各イベントに優先度を設定することができ、イベント時間決定部により、この優先度に対応した実行時間帯を決定することができる。よって、実行時間帯を決定する際に、優先度として旅行者のニーズやイベントの人気や重要性等を反映させることができるので、より柔軟な旅行プランを作成することができる。
また、イベント情報記憶部には、各イベントに関連付けられて、イベントが開催される位置情報が更に記録されており、旅行プラン作成装置は、開催時間情報及び必須時間情報に基づいて、複数のイベントの実行順序を決定するイベント順序決定部と、位置情報に基づいて、時間的に連続するイベント間の移動時間を設定する移動時間設定部と、を更に有し、イベント時間決定部は、開催時間情報及び必須時間情報に基づくと共に、連続するイベントの実行時間帯間の時間間隔が移動時間以上になるように、各イベントの実行時間帯を決定してもよい。
かかる構成によれば、イベント順序決定部により、複数のイベントの実行順序を決定する。そして移動時間設定部により、各イベントが開催される位置情報に基づいて、時間的に連続するイベント間の移動に必要な移動時間を設定する。更に、イベント時間決定部により、時間的に連続するイベントの実行時間帯間の時間間隔が移動時間以上となるように、実行時間帯を決定する。よって、実行時間帯間に、移動時間以上の時間間隔を確保することができ、実際に実行することができる旅行プランを柔軟に作成することができる。
また、イベント情報記憶部には、各イベントに関連付けられて、イベントが開催される位置情報が更に記録されており、旅行プラン作成装置は、位置情報に基づいて、イベント間の移動時間を設定する移動時間設定部と、移動時間に基づいて、各イベントの実行時間帯に割り当て可能な時間が長くなるように複数のイベントの実行順序を決定するイベント順序決定部と、を更に有し、イベント時間決定部は、開催時間情報及び必須時間情報に基づくと共に、時間的に連続するイベントの実行時間帯間の時間間隔が移動時間以上になるように、各イベントの実行時間帯を決定してもよい。
かかる構成によれば、移動時間設定部により、各イベントが開催される位置情報に基づいて、複数のイベント間の移動に必要な移動時間が設定され、イベント順序決定部により、この移動時間に基づいて、各イベントの実行時間帯に割り当て可能な時間が長くなるように複数のイベントの順序を決定することができる。更に、イベント時間決定部により、連続するイベントの実行時間帯間の時間間隔が移動時間以上となるように、実行時間帯を決定することができる。よって、実行時間帯間に、移動時間以上の時間間隔を確保することができ、実際に実行することができる旅行プランを柔軟に作成することができる。また、各イベントの実行時間帯をより長く設定することが可能となるため、旅行者の満足度を更に向上させることが可能な旅行プランを柔軟に作成することができる。
また、イベント情報記憶部には、各イベントに関連付けられて、当該イベントに付随して実行される補助イベントの要否条件を定めた条件情報が更に記録されており、旅行プラン作成装置は、複数のイベントから実行すべき複数のイベントを選択するイベント選択部と、イベント選択部により選択されたイベントに関連付けられた補助イベントが必要であるか否かを条件情報に基づいて判断し、当該補助イベントが必要であると判断した場合に当該補助イベントを実行すべきイベントとして設定する補助イベント設定部と、を更に有し、イベント選択部により選択された複数のイベントと、補助イベント設定部により設定された補助イベントと、を組み合わせて旅行プランを作成してもよい。
かかる構成によれば、イベント選択部により、複数のイベントから、実行すべき複数のイベントを選択する。つまり、このイベント選択部は、作成する旅行プランに含めるべき複数のイベントを選択する。そして、補助イベント設定部により、複数のイベントの補助イベントの要否条件を満たすか否かが判断されて、この条件を満たす場合には、補助イベントが実行すべきイベントに設定される。そして、この選択された複数のイベントと、設定された補助イベントとが、組み合わせられて、旅行プランが作成される。従って、複数のイベントに関連付けられた補助イベントの要否を自動的に判断し、必要な場合には、選択された複数のイベントだけでなく、補助イベントを含む旅行プランを作成することができる。また、補助イベントをも含めて、イベントの実行順序を決定するので、補助イベントと、それが関連付けられたイベントとの間に、他のイベントを設定することも可能である。
また、イベント情報記憶部には、補助イベントの設定可能時間帯を表す設定可能時間情報と、当該補助イベントを実行するために必要な必須時間長を含む補助必須時間情報と、が更に記録されており、イベント順序決定部は、複数のイベントの実行順序を決定する際に、イベント選択部により選択された複数のイベントと、補助イベント設定部により設定された補助イベントとの実行順序を、少なくとも補助イベントの設定可能時間情報及び補助必須時間情報に基づいて決定し、イベント時間決定部は、各イベントの開催時間情報及び必須時間情報と、補助イベントの設定可能時間情報及び補助必須時間情報とに基づいて、各イベントの実行時間帯と補助イベントの実行時間帯とを相互に重複しないように決定してもよい。
かかる構成によれば、イベント順序決定部により、複数のイベントと補助イベントとの実行順序が決定される。更に、イベント時間決定部により、複数のイベントの実行時間帯と補助イベントの実行時間帯とが、相互に重複しないように決定される。従って、補助イベントを含む旅行プランを作成することができると共に、実行することができないような非現実的な旅行プランの作成を防ぐことができる。
また、イベント情報記憶部には、各イベントに関連付けられて、当該イベントの補助イベントが開催される位置情報が更に記録されており、移動時間設定部は、各イベントの位置情報と補助イベントの位置情報とに基づいて、イベントと補助イベントとの間の移動時間を更に設定し、イベント時間決定部は、各イベントの実行時間帯と補助イベントの実行時間帯との間の時間間隔が移動時間以上になるように、各イベントの実行時間帯と補助イベントの実行時間帯とを決定してもよい。
かかる構成によれば、移動時間設定部により、イベントと補助イベントとの間の移動時間が設定され、イベント時間決定部により、イベントの実行時間帯と、補助イベントの実行時間帯との間に移動時間が確保される。従って、実行することができないような非現実的な旅行プランの作成を防ぐことができる。
また、イベント情報記憶部には、2以上のイベントの順序関係を定めたリンク情報が更に記録されており、イベント順序決定部は、リンク情報に定められた順序関係を満たすように、複数のイベントの実行順序を決定してもよい。
かかる構成によれば、イベント順序決定部により、複数のイベントの順序が順序関係を満たすように決定される。従って、1つのイベントを分割した場合や、1のイベントを実行した後にしか他のイベントを設定することができない場合などに対応した旅行プランを作成することができる。また、このリンク情報に順序関係を定めれる2以上のイベントとして、さまざまなイベントを設定することにより、イベントの内容・利用者の趣向・旅行先の状況等を反映させた旅行プランを作成することも可能である。
また、複数のイベントから実行すべき複数のイベントを選択するイベント選択部と、
イベント選択部により選択された複数のイベントの開催時間情報及び必須時間情報に基づいて、当該複数のイベントがリンク情報に定められた順序関係を満たすか否かを判定するリンク情報判定部と、を更に有し、イベント順序決定部は、リンク情報判定部が順序関係を満たすと判定した場合に、複数のイベントの実行順序を決定してもよい。
かかる構成によれば、イベント選択部により、実行すべき複数のイベントが選択され、リンク情報判定部により、これらのイベントの順序関係を満たしているか否かが判定され、満たしている場合にのみ、イベント順序決定部により、イベントの順序が決定される。従って、イベント順序決定部は、複数のイベントの順序が順序関係を満たすように決定することができる。
また、リンク情報は、1のイベントを実行内容に応じて分割することにより得られる2以上のイベントの順序関係を定めてもよい。
かかる構成によれば、例えば、宿泊施設への宿泊という1つイベントを、「チェックイン」・「宿泊」・「チェックアウト」という2以上のイベントに分割して、旅行プランを作成することができ、分割されたイベントの順序関係が満たされずに、実行不可能な旅行プランを作成することを防ぐことができる。
また、イベント情報記憶部には、各イベントに関連付けられて、イベントの実行時間帯の前後に確保すべき時間を表す予備時間情報を更に記録されており、イベント時間決定部は、開催時間情報及び必須時間情報に基づくと共に、時間的に連続するイベントの実行時間帯間の時間間隔が移動時間と確保すべき時間との和以上になるように、各イベントの実行時間帯を決定してもよい。
かかる構成によれば、イベント時間決定部により、実行時間帯間の時間間隔が、実行時間帯の前後に確保すべき時間と移動時間との和以上となるように、実行時間帯を決定する。よって、実行時間帯間に、移動時間だけでなく、この確保すべき時間を含めることができるので、時間的に無理のない旅行プランを柔軟に作成することができる。
また、イベント情報記憶部には、各イベントに関連付けられて、イベントが開催される位置が属するエリア情報を更に記録されており、エリア情報に基づいて、複数のイベントが同日に実行可能か否かを判断する同日設定可否判断部を更に有してもよい。
かかる構成によれば、同日設定可否判断部により、エリア情報に基づいて、複数のイベントを同日に実行可能か否かが判断される。よって、同日に設定できないような複数のイベントにより旅行プランを作成することを予め防ぐことができる。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、複数のイベントを組み合わせた旅行プランを作成する旅行プラン作成方法であって、各イベントに関連付けられた、イベントの開催時間帯を表す開催時間情報と、イベントを実行するために必要な必須時間長又は必須時間帯の少なくも1つを含む必須時間情報と、に基づいて、各イベントを実行する実行時間帯を、相互に重複しないように決定することを特徴とする、旅行プラン作成方法が提供される。
かかる構成によれば、各イベントを実行する実行時間帯を柔軟に決定することができる。
また、各イベントの実行時間帯が当該イベントの開催時間帯に含まれ、かつ、各イベントの実行時間帯の時間長が当該イベントの必須時間長以上になるか、又は、各イベントの実行時間帯が当該イベントの必須時間帯を含むように、各イベントの実行時間帯を決定してもよい。
また、各イベントに優先度情報を設定し、開催時間情報及び必須時間情報に加えて更に優先度情報に基づいて、各イベントの実行時間帯を決定してもよい。
また、開催時間情報及び必須時間情報に基づいて、複数のイベントの実行順序を決定し、各イベントが開催される位置情報に基づいて、時間的に連続するイベント間の移動時間を設定し、開催時間情報及び必須時間情報に基づくと共に、連続するイベントの実行時間帯間の時間間隔が移動時間以上になるように、各イベントの実行時間帯を決定してもよい。
また、各イベントが開催される位置情報に基づいて、イベント間の移動時間を設定し、
移動時間に基づいて、各イベントの実行時間帯に割り当て可能な時間が長くなるように複数のイベントの実行順序を決定し、開催時間情報及び必須時間情報に基づくと共に、時間的に連続するイベントの実行時間帯間の時間間隔が移動時間以上になるように、各イベントの実行時間帯を決定してもよい。
また、複数のイベントから実行すべき複数のイベントを選択し、選択したイベントに関連付けられ当該イベントに付随して実行される補助イベントが必要であるか否かを、当該補助イベントの要否条件を定めた条件情報に基づいて判断し、補助イベントが必要であると判断した場合に、当該補助イベントを実行すべきイベントとして設定し、選択した複数のイベントと、設定した補助イベントと、を組み合わせて旅行プランを作成してもよい。
また、複数のイベントの実行順序を決定する際に、選択した複数のイベントと、設定した補助イベントとの実行順序を、少なくとも補助イベントの設定可能時間帯を表す設定可能時間情報と当該補助イベントを実行するために必要な必須時間長を含む補助必須時間情報とに基づいて決定し、各イベントの実行時間帯を決定する際に、各イベントの開催時間情報及び必須時間情報と、補助イベントの設定可能時間情報及び補助必須時間情報とに基づいて、各イベントの実行時間帯と補助イベントの実行時間帯とを相互に重複しないように決定してもよい。
また、イベント間の移動時間を設定する際に、各イベントの位置情報と補助イベントが開催される位置情報とに基づいて、イベントと補助イベントとの間の移動時間を更に設定し、各イベントの実行時間帯を決定する際に、各イベントの実行時間帯と補助イベントの実行時間帯との間の時間間隔が移動時間以上になるように、各イベントの実行時間帯と補助イベントの実行時間帯とを決定してもよい。
また、複数のイベントの実行順序を決定する際に、2以上のイベントの順序関係を定めたリンク情報に基づいて、当該リンク情報に定められた順序関係を満たすように、複数のイベントの実行順序を決定してもよい。
また、複数のイベントから実行すべき複数のイベントを選択し、選択した複数のイベントの開催時間情報及び必須時間情報に基づいて、当該複数のイベントがリンク情報に定められた順序関係を満たすか否かを判定し、複数のイベントが順序関係を満たすと判定した場合に、複数のイベントの実行順序を決定してもよい。
また、リンク情報は、1のイベントを実行内容に応じて分割することにより得られる2以上のイベントの順序関係を定めてもよい。
また、開催時間情報及び必須時間情報に基づくと共に、時間的に連続するイベントの実行時間帯間の時間間隔が、移動時間と当該イベントの実行時間帯の前後に確保すべき時間との和以上になるように、各イベントの実行時間帯を決定してもよい。
また、各イベントが開催される位置が属するエリア情報に基づいて、複数のイベントを同日に実行可能か否かを判断した後に、各イベントの実行時間帯を決定してもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、複数のイベントを組み合わせた旅行プランを作成する旅行プラン作成装置と、旅行プラン作成装置にネットワークを介して接続され、旅行プラン作成装置に旅行プランの作成を要求する要求情報を送信する旅行プラン要求端末と、を有し、旅行プラン作成装置は、各イベントに関連付けられて、イベントの開催時間帯を表す開催時間情報と、イベントを実行するために必要な必須時間長又は必須時間帯の少なくも1つを含む必須時間情報と、が記録されたイベント情報記憶部と、旅行プラン要求端末が送信した要求情報に応じて、開催時間情報及び必須時間情報に基づき、各イベントを実行する実行時間帯を相互に重複しないように決定するイベント時間決定部と、を有することを特徴とする、旅行プラン作成システムが提供される。
かかる構成によれば、各イベントを実行する実行時間帯を柔軟に決定することができる。
また、旅行プラン作成装置は、1又は2以上のイベントの開催時間情報及び必須時間情報を公開している情報公開サーバにネットワークを介して接続され、当該情報公開サーバから開催時間情報及び必須時間情報を取得して、イベント情報記憶部に記録するイベント情報登録部を更に有してもよい。
かかる構成によれば、イベント情報登録部により、イベント情報記憶部に記録される各情報を増やしたり、更新したりすることができ、多様なイベントやリアルタイムなイベントを反映させた旅行プランを作成することができる。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、複数のイベントを組み合わせた旅行プランを作成する旅行プラン作成装置にネットワークを介して接続され、旅行プラン作成装置から旅行プランを取得する旅行プラン要求端末であって、旅行プラン作成装置に旅行プランの作成を要求する要求情報を送信する旅行プラン作成要求送信部と、各イベントに関連付けられた、イベントの開催時間帯を表す開催時間情報と、イベントを実行するために必要な必須時間長又は必須時間帯の少なくも1つを含む必須時間情報と、に基づいて、各イベントを実行する実行時間帯が相互に重複しないように要求情報に応じて作成された旅行プランを、旅行プラン作成装置から取得する情報取得部と、を有することを特徴とする、旅行プラン要求端末が提供される。
かかる構成によれば、各イベントを実行する実行時間帯が柔軟に決定された旅行プランを取得することができる。
また、新たなイベントに関連付けられた開催時間情報及び必須時間情報を作成するイベント情報作成部を更に有してもよい。
かかる構成によれば、イベント情報作成部により、旅行プラン作成時に使用される各情報を新たに作成し、新たに作成した各情報に基づいて旅行プランを作成させることができる。従って、利用者個人個人のニーズに応えた旅行プランを作成することができる。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータに、本発明の記載の旅行プラン作成方法を実現させるためのプログラムが提供される。
かかる構成によれば、各イベントを実行する実行時間帯を柔軟に決定することができる。
以上説明したように本発明によれば、旅行プランを柔軟に作成することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<第1実施形態に係る旅行プラン作成システムの概要>
まず、図1を参照して、本発明の第1実施形態に係る旅行プラン作成システムの概要について説明する。図1は、本実施形態に係る旅行プラン作成システムの概要を説明する説明図である。
図1に示すように、旅行プラン作成システムは、旅行プラン要求端末8と、情報公開サーバ9と、旅行プラン作成装置10と、を有する。そして、旅行プラン要求端末8と、情報公開サーバ9と、旅行プラン作成装置10とは、例えばインターネット、LAN、WAN等の通信ネットワーク(以下、「ネットワーク」という。)7を経由して相互に接続されている。
旅行プラン要求端末8は、図1に示すように、例えばPC1、PDA3、携帯電話5、専用端末(図示せず)等の端末であり、旅行プランを作成したい旅行者、及び旅行者のために旅行を計画する旅行会社やアドバイザー等のユーザ(以下、「利用者」という。)が使用する。そして、旅行プラン要求端末8は、利用者の操作に応じて旅行プラン作成装置10に旅行プランの作成を要求し、旅行プラン作成装置10が作成した旅行プランを取得して、利用者の提供する。
つまり、利用者は、旅行プラン要求端末8を使用して、ネットワーク7経由で旅行プラン作成装置10を利用することができる。尚、旅行プラン要求端末8は、PC1、PDA3、携帯電話5、専用端末(図示せず)に限られるものではなく、ネットワーク7を介して旅行プラン作成装置10に接続可能な端末や、旅行プラン作成装置10に直接接続された如何なる端末であってもよい。
この旅行プラン要求端末8の構成を図3に示す。図3は、本実施形態に係る旅行プラン作成システムの構成を説明する説明図である。図3に示すように、旅行プラン要求端末8は、通信部81と、入力部82と、旅行プラン作成要求送信部83と、イベント情報作成部84と、情報取得部85と、表示部86と、音声出力部87と、端末記憶部88とを有する。
通信部81は、ネットワーク7を介して情報公開サーバ9と旅行プラン作成装置10に接続され、情報公開サーバ9と旅行プラン作成装置10に対して通信を行う。入力部82は、例えばキーボード・マウス・マイク等の入力装置(図示せず)に接続され、利用者が入力装置を操作することにより発生する信号を入力する。
旅行プラン作成要求送信部83は、入力部82からの入力信号に基づいて、旅行プラン作成装置10に旅行プランを作成を要求する要求情報を送信する。この要求情報には、旅行を予定している日程・場所、利用者が選択したイベント、旅行プラン作成開始信号等が含まれる。
イベント情報作成部84は、入力部82からの入力信号に基づいて、旅行中に実行することができる様々なイベントに関する情報(以下、「イベント情報」という。)を作成する。そして、イベント情報作成部84は、このイベント情報をネットワーク7を介して旅行プラン作成装置10に送信する。
情報取得部85は、選択可能なイベント情報、作成完了した旅行プランを表した情報、旅行プラン作成中に発生したエラー信号等を、旅行プラン作成装置10から取得する。そして、情報取得部85は、取得した情報に応じて、その情報を表示部86に表示させ、音声出力部87に音声出力させ、端末記憶部88に記録する。尚、端末記憶部88には、特に旅行プラン作成装置10で作成された旅行プランが記録されることが好ましい。
情報公開サーバ9は、イベント情報を記録してネットワーク上に公開している。旅行プラン作成装置10は、このような情報公開サーバ9からイベント情報を取得して記憶することができる。
旅行プラン作成装置10は、旅行プラン作成装置10の利用者の要求に応じて旅行プランを作成する装置であって、図1に示すように、旅行プラン作成ポータルサイトWebサーバ(以下、「旅行プラン作成サーバ」という。)11と、イベント情報DB(データベース)13と、移動時間検索エンジン15と、を備える。
(旅行プラン作成サーバ11)
旅行プラン作成サーバ11は、ネットワーク7経由で利用者の旅行プラン要求端末8からのアクセスを受けて、イベント情報DB13と、移動時間検索エンジン15とから所定の情報を受け取り、利用者の要求により複数のイベントを組み合わせた旅行プランを作成するサーバである。そのために、旅行プラン作成サーバ11は、ネットワーク7と、イベント情報DB13と、移動時間検索エンジン15と、接続されている。
尚、旅行プランとは、例えば、旅行に行く予定の旅行者や旅行者のために旅行を計画する者等の利用者が、旅行の日付・旅行先で訪問する場所・宿泊先・移動手段及びそれらの所要時間等を予め定めた日程表・行程表等であり、旅行者がどこに行くか等を分単位又は時間単位等で定めたスケジュール表等である。
(イベント情報DB13)
イベント情報DB13は、イベント情報記憶部の一例であって、旅行中に選択することが可能なイベントに関するイベント情報が複数記録されたデータベースである。このイベント情報DB13は、旅行プラン作成サーバ11の要求に応じて、該当するイベントに関する情報(以下、「イベント情報」という。)を旅行プラン作成サーバ11に提供する。
また、イベント情報DB13は、旅行プラン作成サーバ11が登録したイベント情報をデータベースに加えて記憶してもよい。そして、イベント情報DB13は、旅行プラン作成サーバ11が以前に作成した旅行プランが記録されて、旅行プラン作成サーバ11に出力してもよい。
尚、イベントとは、例えば、旅行者が旅行中に実行することができる行事等を意味し、より具体的には、宿泊施設への宿泊と、飲食店での飲食と、お祭りへの参加及び見学と、スキーと、アトラクションへの参加と、演奏会等の催し物の見学と、博物館・お寺・教会・景勝地及び史跡等の観光地への訪問と、SL・トロッコ列車・遊覧船・渓流下り・ラフティング等の観光等の対象となる観光用乗り物への乗車などを意味する。
また、イベント情報とは、例えば、各イベントに対応付けられ、旅行プラン作成装置10が旅行プランを作成する上で使用する情報と、利用者が旅行中にどのイベントを選択するか判断する上で参考にすることができる様々な情報などを含む情報である。このイベント情報の例を、図2に示す。図2は、本実施形態に係る旅行プラン作成装置10が使用するイベント情報を説明するための説明図である。
図2に示すように、このイベント情報は、例えば、「イベント名情報」と、「キー情報」と、「開催時間帯情報」と、「必須時間情報」と、「予備時間情報」と、「位置情報」と、「エリア情報」などを含む。
(イベント情報DB13に記憶されたイベント情報)
イベント名情報は、そのイベントを特定するためのイベントの名称又は呼称等を表す情報である。イベント名情報は、例えば、図2に示す「ONSENスキー場」等の名称を表してもよい。他にもイベント名情報は、例えば「HITグランドホテル」・「お祭り」・「HIT温泉旅館」等の名称を表してもよい(図6参照。)。
キー情報は、イベントの種類や開催地等のキーワードを表す情報である。キー情報は、例えば、図2に示す「スキー、ONSENスキー場駅」等のキーワードを表してもよい。他にもキー情報は、例えば「宿泊、ONSENスキー場駅」・「地域イベント、ONSENスキー場駅」・「宿泊、HIT温泉駅」等のキーワードを表してもよい(図6参照。)。これは、検索キーワードとして用いることもできる情報である。
開催時間帯情報は、当該イベントが開催されている時間帯(以下、「開催時間帯」という。)を表す情報である。この開催時間帯情報は、イベントを実行することが物理的に可能である時間帯を示しており、例えば、訪問先の開場時刻から閉場時刻まで、催し物の開始時刻から終了時刻まで等の開催時間帯の開始時刻及び終了時刻を表す情報である。
開催時間情報は、例えば、図2に示すスキー場の開場時間である「9:00〜20:00」等の開催時間帯を表してもよい。他にも開催時間情報は、例えば、HITグランドホテルのチェックイン時刻とチェックアウト時刻との間の滞在可能時間帯である「0:00〜11:00」及び「14:00〜24:00」、お祭りの開催時間帯である「17:00〜22:00」、HIT温泉旅館のチェックイン時刻とチェックアウト時刻との間の滞在可能時間帯である「0:00〜11:00」及び「14:00〜24:00」等の開催時間帯を表してもよい(図6参照。)。
必須時間情報は、イベントを実行するのに必要な時間(必須時間)を表す情報である。この必須時間は、イベントの種類によって、イベントに最低限費やすであろうと予想される時間の長さ(以下、「必須時間長」という。)、又は、イベントを実行する際に必要とされる時間帯(以下、「必須時間帯」という。)の少なくとも1つを含む。
必須時間情報は、例えば、図2に示すスキーをする際に必要とされる時間の長さである「2時間以上」等の必須時間長を表してもよい。他にも必須時間情報は、例えば、HITグランドホテルの入館門限時刻と外出門限時刻との間の時間帯である「0:00〜6:00」及び「23:00〜24:00」、お祭りの主要イベント(例えば、盆踊り、能、催し物等)の開始時刻と終了時刻との間の時間帯である「18:00〜20:00」、HIT温泉旅館の入館門限時刻と外出門限時刻との間の時間帯である「0:00〜6:00」及び「23:00〜24:00」等の必須時間帯を表してもよい(図6参照。)。
予備時間情報は、イベントを実行する前や実行した後に確保すべき時間の長さ(以下、「予備時間」という。)を表す情報である。つまり、予備時間情報は、イベントを実行する前の準備等のために確保すべき時間(以下、「イベント前予備時間」という。)及びイベントを実行した後の片付け等のために確保すべき時間(以下、「イベント後予備時間」という。)の長さを表す。
予備時間情報は、例えば、図2に示すスキーをする前に必要となる用具の貸し出し、着替え、準備体操等のためのイベント前予備時間である「60分」、スキーをした後に必要となるクールダウン、着替え、用具の返却等のためのイベント後予備時間である「60分」等を表してもよい。他にも予備時間情報は、HITグランドホテル及びHIT温泉旅館のチェックイン手続のためのイベント前予備時間である「30分」、HITグランドホテル及びHIT温泉旅館のチェックアウト手続のためのイベント後予備時間である「30分」等を表してもよい(図6参照。)。
位置情報は、イベントが開催される位置を表す情報である。そして、位置情報は、後述の移動時間検索エンジン15がこの位置情報より2つのイベントが開催される位置間の移動に必要な移動時間を算出することが可能な情報の1つである。
位置情報は、例えば、イベントが開催される位置や所在地の住所等、イベントが開催される位置の緯度及び経度等、イベントが開催される位置を表した記号やマーク等、最寄り駅等のイベント開催の中心となる地点とその地点からイベントの開催場所への所要時間(例えば、徒歩による所要時間、車による所要時間等)等であってもよい。尚、以下では、位置情報として、記号(a)・(b)・(c)・(d)等を使用し、位置情報は、例えば、図2に示すONSENスキー場の所在地である(a)等の位置を表してもよい(図5参照。)。他にも位置情報は、例えば、HITグランドホテルの所在地である(b)、お祭りの開催地である(c)、HIT温泉旅館の所在地である(d)等の位置を表してもよい(図5、6参照。)。
エリア情報は、イベントが実行される位置が属する地域(以下、「エリア」という。)を表す情報である。このエリアとしては、例えば、同一の町内や市内、同一の地域、所定の時間内に移動可能な領域等を設定することができる。
エリア情報は、例えば、ONSENスキー場駅から所定の時間内に移動することが可能なエリアA、HIT温泉駅から所定の時間内に移動することが可能なエリアB等に、当該イベントが開催される位置が属することを定めてもよい(図5参照。)。つまり、エリア情報は、例えば、ONSENスキー場の所在地とHITグランドホテルの所在地とお祭りの開催地とがエリアA内に位置し、HIT温泉旅館の所在地がエリアB内に位置することを定めてよい(図2、6参照。)。そして、各エリア情報が定めるエリアは、後述するエリア移動時間記憶部110に予め記憶されたエリア間の移動時間についての情報により、相互に関連付けられる。
以上が、イベント情報DB13に記憶されたイベント情報に含まれる情報の一例である。しかし、ここに挙げた情報は、あくまで一例であり、イベント情報は、上記の情報の幾つかを含まなくてもよく、上記の情報以外の他の情報を含んでもよい。
(移動時間検索エンジン15)
移動時間検索エンジン15は、あるイベントから他のイベントへの移動に必要な時間(以下、「移動時間」という。)を、それらの位置情報から算出して、移動時間情報として旅行プラン作成サーバ11に提供する。この際、移動時間検索エンジン15は、例えば、位置情報に基づいて、移動時間を算出すると共に、あるイベントから他のイベントへの移動経路と、徒歩・自転車・自動車・列車などの移動手段とを算出してもよい。
以上、旅行プラン作成装置10の概要について説明した。
次に、図1及び図3を参照して、この旅行プラン作成装置10に含まれる旅行プラン作成サーバ11の構成について詳しく説明する。
<第1実施形態に係る旅行プラン作成サーバ11の構成>
旅行プラン作成サーバ11は、図3に示すように、主にイベント情報登録部101と、旅行情報取得部102と、イベント情報取得部103と、イベント選択部105と、優先度設定部107と、同日設定可否判断部109と、エリア移動時間記憶部110と、イベント順序決定部111と、移動時間設定部113と、イベント時間決定部115と、旅行プラン出力部117と、を備える。
(イベント情報登録部101)
イベント情報登録部101は、予めネットワーク7を経由して、旅行中に実行することができるイベントに関するイベント情報を公開している情報公開サーバ9等からイベント情報を取得してイベント情報DB13に出力し、イベント情報DB13に複数のイベント情報を記録することができる。また、イベント情報登録部101は、利用者の旅行プラン要求端末8のイベント情報作成部84で作成されたイベント情報を取得してイベント情報DBに記録してもよい。このようにネットワーク7上に公開されたイベント情報や利用者が作成したイベント情報等をイベント情報DB13に記憶させることにより、利用者のニーズや旅行経験のある者の情報を旅行プランに反映させることができるため、より柔軟性に富んだ旅行プランを作成することが可能となる。
(旅行情報取得部102)
旅行情報取得部102は、ネットワーク7とイベント情報取得部103とに接続され、利用者が入力し旅行プラン作成要求送信部83が送信した旅行する日付及び旅行する場所等を表す情報(以下、「旅行情報」という。)をネットワーク7経由で旅行プラン要求端末8から取得して、旅行情報をイベント情報取得部103に出力する。
(イベント情報取得部103)
イベント情報取得部103は、旅行情報取得部102とイベント情報DB13とイベント選択部とに接続され、所定のイベントに対応したイベント情報を複数取得する。つまり、イベント情報取得部103は、旅行情報取得部102から旅行情報を受け取り、当該旅行情報に定められた日付及び場所で実行することが可能な複数のイベントのそれぞれに関するイベント情報を、イベント情報DB13から取得し、取得した複数のイベント情報をイベント選択部105に出力する。
また、イベント情報取得部103は、旅行情報に基づいて、イベント情報DB13から、同時期又は同じ場所に関して旅行プラン作成装置10が以前に作成した旅行プランを取得して、ネットワーク7経由で利用者の端末に表示させてもよい。このように以前に作成した旅行プランを利用者に提供することにより、利用者は、イベントを選択する際にこの旅行プランを参考にすることができるため、利用者にとってより最適な旅行プランを作成することが可能となる。
(イベント選択部105)
イベント選択部105は、イベント情報取得部103とネットワーク7と優先度設定部107と同日設定可否判断部109とに接続され、利用者から送られている所定の信号に応じて、実行すべきイベント(旅行プラン内に含めるべきイベント)のイベント情報を選択して、そのイベント情報等を出力する。
より具体的には、イベント選択部105は、例えばまず、イベント情報取得部103から入力された複数のイベント情報を、ネットワーク7経由で旅行プラン要求端末8に出力する。そして、旅行プラン要求端末8は、複数のイベント情報を表示部86に表示し、利用者は、入力部82に所定の入力をすることにより、旅行プラン要求端末8に表示された複数のイベント情報から旅行中に実行したい所望のイベントを複数選択する。この際、利用者は、選択した複数の所望のイベントに優先順位又は重要度等の優先度を指定することができる。
そして、イベント選択部105は、ネットワーク7経由で、どのイベントが選択されたのかを示す情報と、選択されたイベントに対する利用者の優先度を示す情報とを取得する。更に、イベント選択部105は、この取得したどのイベントが選択されたのかを示す情報に基づいて、当該イベントに対応するイベント情報を実行すべきイベントとして選択する。その後、イベント選択部105は、選択したイベント情報と、そのイベント情報に対する優先度を示す情報と、を優先度設定部107に出力する。
尚、イベント選択部105は、後述する同日設定可否判断部109等からエラー信号が入力された場合、再度同様の動作をする。
(優先度設定部107)
優先度設定部107は、イベント選択部105と同日設定可否判断部109とに接続され、選択されたイベントに優先度情報を設定する。つまり、優先度設定部107は、イベント選択部105から利用者が選択した複数の所望のイベントのイベント情報と、優先度の情報とを受け取る。そして、優先度設定部107は、優先度の情報から優先度情報を生成して、該当するイベントに割り当て、優先度情報とイベント情報とを同日設定可否判断部109に出力する。
優先度情報は、例えば、利用者が複数のイベントを選択した場合に、利用者が設定したイベントの優先順位又は重要度等の優先度を表す情報であり、旅行プラン作成装置10が旅行プランを作成する際に使用する情報の1つである。ここで優先順位とは、利用者が選択した所望の複数のイベントにおいて、利用者が優先して実行したいイベントの順番を指定したものであり、重要度とは、利用者が選択した所望の複数のイベントにおいて、利用者がそれぞれのイベントを実行することがどの程度重要であるかを指定したものである。この優先度情報は、以下では説明の便宜上、優先度として利用者が指定した各イベントの重要度を表すとして説明する。
(同日設定可否判断部109、エリア移動時間記憶部110)
同日設定可否判断部109は、優先度設定部107とエリア移動時間記憶部110とイベント順序決定部111とネットワーク7とイベント選択部105とに接続され、複数のイベントのイベント情報に含まれたエリア情報から、これらの複数のイベントが同日に設定することが可能であるか否かを判断する。
つまり、同日設定可否判断部109は、エリア情報から複数のイベントが実行される位置が同一エリア内であれば、これらの複数のイベントが同日に設定することが可能であるとして、複数のイベントのイベント情報及び優先度情報をイベント順序決定部111に出力する。
また、同日設定可否判断部109は、エリア移動時間記憶部110に予め記憶されたエリア間の移動時間についての情報と、1日のうちにエリア間の移動に費やすことが許容される時間の閾値と、を取得する。そして、同日設定可否判断部109は、複数のイベントが実行される位置が同一エリア内にない場合、選択された複数のイベントを実行した場合に発生しうるエリア間の移動時間の総合計時間を算出する。更に、同日設定可否判断部109は、算出した総合計時間が閾値以下であれば、同日中にエリア間を移動することができると判断し、閾値より大きければ、同日中にエリア間を移動することができないと判断する。
尚、このエリア間の移動時間についての情報は、例えば、複数のエリア間の移動時間、複数のエリア間の距離、又は複数のエリア間の距離の長さを尺度で表すもの等を、各エリアに関連付けて記憶した情報であってもよい。より具体的には、複数のエリアがA〜Cの場合、この情報は、例えば、エリアAからエリアBへの移動時間と、エリアBからエリアCへの移動時間と、エリアCからエリアAへの移動時間と、をマトリックス状等に定めることにより、各エリアを相互に関連付けてもよい。
そして、同日設定可否判断部109は、同日中にエリア間を移動することができると判断した場合、これらの複数のイベントが同日に設定することが可能であるとして、複数のイベントのイベント情報及び優先度情報をイベント順序決定部111に出力する。一方、同日設定可否判断部109は、同日中にエリア間を移動することができないと判断した場合、エラー信号を生成して、イベント選択部105と、ネットワーク7を経由して旅行プラン要求端末8とに出力する。このエラー信号を出力することにより、同日設定可否判断部109は、例えば、旅行プラン要求端末8の表示部86にアラーム等を表示させてもよく、音声出力部87にアラーム音を出力させてもよい。
(イベント順序決定部111)
イベント順序決定部111は、同日設定可否判断部109と移動時間設定部113とに接続され、各イベント情報に含まれた開催時間情報及び必須時間情報とに基づいて、選択された複数のイベントを実行する順番を決定する。つまり、イベント順序決定部111は、同日設定可否判断部109から複数のイベント情報と優先度情報とを受け取る。そして、イベント順序決定部111は、例えば、イベント情報に含まれる開催時間情報が表す開催時間帯の開催時刻が早い順に、複数のイベントの実行順序を一時設定する。その後、イベント順序決定部111は、例えば、必須時間情報が表す必須時間帯が重ならないように、複数のイベントの実行順序を調整して決定してもよい。そして、イベント順序決定部111は、この実行順序を決定した複数のイベントのイベント情報及び優先度情報を、移動時間設定部113に出力する。
尚、イベント順序決定部111は、例えば、複数のイベントの必須時間帯が重なる場合、優先度情報に基づいて、優先度情報が表す優先度の高いイベントと、必須時間が重なっていない他のイベントとの順序を決定してもよい。つまり、この際、優先度が低いイベントは、旅行プランの作成の対象となるイベントから除外される。イベント順序決定部111は、後述する旅行プラン出力部117から出力される旅行プランに除外したイベントの情報を含めるために、除外したイベントを定めた除外イベント情報を生成して出力してもよい。
(移動時間設定部113)
移動時間設定部113は、イベント順序決定部111と移動時間検索エンジン15とイベント時間決定部115とに接続され、移動時間検索エンジン15を利用して、イベント順序決定部111で順序が決定された複数のイベントのイベント情報に含まれる位置情報から、時間的に連続した前後のイベントが実行される位置間の移動に必要な時間を取得して設定する。
つまり、移動時間設定部113は、まず、イベント順序決定部111から順序が決定したイベントのイベント情報及び優先度情報を受け取る。そして、移動時間設定部113は、1つのイベントの位置情報と、当該イベントの直後に後続する他のイベントの位置情報とを、移動時間検索エンジン15に出力して、移動時間検索エンジン15から1つのイベントが実行される位置と他のイベントが実行される位置との間の移動に要する移動時間を表す移動時間情報を取得する。移動時間設定部113は、この動作を繰り返し、順序が決定された複数のイベントに時間的に連続したイベントの実行される位置間の移動時間情報を取得する。その後、移動時間設定部113は、順序が決定した複数のイベントのイベント情報及び優先度情報と、連続したイベントの位置間の移動時間情報と、をイベント時間決定部115に出力する。
(イベント時間決定部115)
イベント時間決定部115は、移動時間設定部113と旅行プラン出力部117とに接続され、実行順序が決定した複数のイベントのイベント情報に含まれる必須時間情報と、移動時間情報と、優先度情報とに基づいて、各イベントを実行するために確保すべき実行時間帯を決定して、当該実行時間帯を表した実行時帯情報を旅行プラン出力部117に出力する。
実行時間帯は、例えば、イベントの実行に費やすために確保する時間帯を意味し、イベントの実行を開始する時刻である実行開始時刻と、イベントの実行を終了する時刻である実行終了時刻と、を含む。
イベント時間決定部115は、移動時間設定部113から、順序が決定した複数のイベントのイベント情報及び優先度情報と、連続するイベントの位置間の移動時間情報とを受け取る。そして、イベント時間決定部115は、連続したイベントの移動時間情報に定められた移動時間と、連続するイベントのうち順序が早いイベントの予備時間情報に定められたイベント前予備時間と、順序が遅いイベントのイベント後予備時間との和から必要時間を算出して、必要時間を定めた必要時間情報を生成する。尚、この必要時間とは、連続するイベントのうち順序が早いイベントの実行終了時刻と、順序が遅いイベントの実行開始時刻との間に確保すべき時間の長さを意味する。
その後、イベント時間決定部115は、イベント情報と必要時間情報とに基づいて、以下の条件(1)〜(5)を満たすように、各イベントの実行開始時刻と実行終了時刻を決定して、当該実行開始時刻及び実行終了時刻を表した実行時間情報を生成する。
条件(1) 各イベントの実行時間帯が相互に重複しないこと。
条件(2) 連続するイベントのうち順序が早いイベントの実行終了時刻と、順序が遅いイベントの実行開始時刻との間の時間間隔が、必要時間以上となること。
条件(3) 各イベントの実行時間帯が、当該イベントの必須時間長又は必須時間帯を含むこと。つまり、これは、必須時間情報が必須時間長を表す場合、実行時間帯の実行開始時刻と実行終了時刻との間の時間長が、必須時間長以上となることを意味する。そして、これは、必須時間情報が必須時間帯を表す場合、実行時間帯の実行開始時刻が必須時間帯の開始時刻以前の時刻となり、かつ、実行時間帯の実行終了時刻が必須時間帯の終了時刻以降の時刻となることを意味する。また、必須時間情報が必須時間長及び必須時間帯を表す場合、両者を満たすことを意味する。
条件(4) 各イベントの実行時間帯が、当該イベントの開催時間情報が表す開催時間帯に含まれること。つまり、これは、開催時間帯の開始時刻が実行時間帯の実行開始時刻以前の時刻となり、かつ、開催時間帯の終了時刻が実行時間帯の実行終了時刻以降の時刻となることを意味する。
条件(5) 連続するイベントのうち、優先度情報が表す優先度が高い方のイベントの実行時間帯が更に長くなるように、連続するイベントのうち順序が早いイベントの実行終了時刻と順序が遅いイベントの実行開始時刻とを決定すること。
そして、イベント時間決定部115は、複数のイベントの実行時間情報を、旅行プラン出力部117に出力する。
(旅行プラン出力部117)
旅行プラン出力部117は、イベント時間決定部115とイベント情報DB13とネットワーク7とに接続されて、イベント時間決定部115により決定された各イベントの実行時間帯に基づいて旅行プランを作成して、ネットワーク7を経由して旅行プラン要求端末8に出力して、旅行プラン要求端末8の表示部86に旅行プランを表示させる。また、旅行プラン出力部117は、作成した旅行プランをイベント情報DB13にも出力し、この旅行プランをイベント情報DB13に記憶させてもよい。
以上、旅行プラン作成装置10に含まれる旅行プラン作成サーバ11の構成について説明した。
次に、図4〜図11を参照して、旅行プラン作成システムの動作、特に旅行プラン作成装置10の動作について具体例を挙げて説明する。但し、イベント情報DB13は、説明の便宜上、すでにイベント情報を複数記憶している場合について説明する。
<第1実施形態に係る旅行プラン作成システムの動作>
まず、利用者が、旅行プラン要求端末8からネットワーク7を経由して旅行プラン作成装置10にアクセスし、旅行プラン作成を要求する要求情報を入力する。旅行プラン作成装置10は、このアクセスを受けると、図4に示す動作を開始する。図4は、本実施形態に係る旅行プラン作成装置の動作を説明する説明図である。
(旅行情報取得ステップ)
動作を開始した旅行プラン作成装置10は、旅行情報取得部102により、利用者が指定した旅行する日付及び旅行する場所等の旅行情報を取得する(S01)。そして、取得した旅行情報は、イベント情報取得部103に送られる。
(イベント情報取得ステップ)
旅行情報を受けたイベント情報取得部103は、イベント情報DB13を検索して、当該旅行情報に表された日付及び場所等において実行することが可能なイベント、つまり、利用者が選択することが可能な複数のイベントのイベント情報を取得する(S03)。そして、取得したイベント情報は、イベント選択部105に送られる。
この際、イベント情報取得部103は、旅行プラン作成装置10によって以前に作成されイベント情報DB13に記憶された旅行プランのうち、日程及び場所等に該当する旅行プランを取得して、イベント選択部105に出力してもよい。
(イベント選択ステップ)
イベント選択部105は、受け取った選択可能なイベントのイベント情報をネットワーク7経由で旅行プラン要求端末8に出力する(S05)。この際、イベント選択部105は、旅行プラン作成装置10が以前に作成した旅行プランの例をネットワーク7を経由して旅行プラン要求端末8に出力してもよい。このように、以前に作成した旅行プランを旅行プラン要求端末8に出力することにより利用者はイベントを選択する際の参考にすることができる。
そして、イベント選択部105は、利用者が選択可能な複数のイベントの中からイベント情報を参考に選択した複数のイベント情報を取得すると共に、選択した複数のイベントに対して利用者が設定した優先度の情報を、旅行プラン要求端末8のイベント情報作成部84から取得する(S07)。更に、イベント選択部105は、所得した選択された複数のイベントと優先度の情報とを優先度設定部107に出力する。
(利用者が選択したイベント情報の例)
ここで、利用者が選択したイベント情報の例を図2、5、6に示す。図5は、本実施形態に係る旅行プラン作成装置10が旅行プランの作成に使用するイベント情報の例を説明する説明図であり、図6は、本実施形態に係る旅行プラン作成装置が旅行プランを作成するイベントのイベント情報の例を説明する説明図である。
図5に示すように、利用者が、例えば、旅行する場所として「ONSENスキー場駅」周辺のエリアAと「HIT温泉駅」周辺のエリアBとを含む地域を選択した場合について説明する。そして、利用者が、例えば、当該地域で実行することができる複数のイベントのうち、図2、6に示す第1イベント〜第4イベントを選択した場合について説明する。
第1イベントのイベント情報には、図2に示すように、イベント名情報として「ONSENスキー場」と、キー情報として「スキー、ONSENスキー場駅」とが設定されている。この第1イベントは、旅行中にスキーを行うというイベントを意味する。また、このイベント情報には、開催時間情報として「9:00〜20:00」が設定され、必須時間情報として必須時間長「2時間以上」が設定され、予備時間情報としてイベント前予備時間「60分」及びイベント後予備時間「60分」が設定されている。そして、第1イベントの位置情報として「(a)」が設定されて、この位置が属するエリア情報として「A」が設定されている(図5参照。)。
第2イベントのイベント情報には、図6に示すように、イベント名情報として「HITグランドホテル」と、キー情報として「宿泊、ONSENスキー場駅」とが設定されている。この第2イベントは、旅行中の宿泊というイベントを意味する。また、このイベント情報には、開催時間情報として「0:00〜11:00」及び「14:00〜24:00」が設定され、必須時間情報として必須時間帯「0:00〜6:00」及び「23:00〜24:00」が設定され、予備時間情報としてイベント前予備時間「30分」及びイベント後予備時間「30分」が設定されている。そして、第2イベントの位置情報として「(b)」が設定されて、この位置が属するエリア情報として「A」が設定されている(図5参照。)。
第3イベントのイベント情報には、図6に示すように、イベント名情報として「お祭り」と、キー情報として「地域イベント、ONSENスキー場駅」とが設定されている。この第3イベントは、旅行中に開催されているお祭りに参加するというイベントを意味する。また、このイベント情報には、開催時間情報として「17:00〜22:00」が設定され、必須時間情報として必須時間帯「18:00〜20:00」が設定され、予備時間情報としてイベント前予備時間「0分」及びイベント後予備時間「0分」が設定されている。そして、第3イベントの位置情報として「(c)」が設定されて、この位置が属するエリア情報として「A」が設定されている(図5参照。)。
第4イベントのイベント情報には、図6に示すように、イベント名情報として「HIT温泉旅館」と、キー情報として「宿泊、HIT温泉駅」とが設定されている。この第4イベント情報は、旅行中の宿泊というイベントを意味する。また、このイベント情報には、開催時間情報として「0:00〜11:00」及び「14:00〜24:00」が設定され、必須時間情報として必須時間帯「0:00〜6:00」及び「23:00〜24:00」が設定され、予備時間情報としてイベント前予備時間「30分」及びイベント後予備時間「30分」が設定されている。そして、第4イベントの位置情報として「(d)」が設定されて、この位置が属するエリア情報として「B」が設定されている(図5参照。)。
以下、説明の便宜のため、上記の第1イベント〜第4イベントが選択されて、利用者が設定した優先度の情報と共にイベント選択部105から優先度設定部107へと出力された場合について説明する。
(優先度設定ステップ)
再び、図4を参照する。優先度設定部107は、入力された優先度の情報から優先度情報を生成して、それぞれ対応したイベントに割り当てる(S09)。尚、ここでは、説明の便宜のため、例えば、第1イベント(スキー)と第3イベント(お祭り)とには、高い優先度が設定され、第2イベント(ホテル)と第4イベント(旅館)とには、低い優先度が設定されているとして説明する。そして、優先度設定部107は、優先度情報と、第1イベント〜第4イベントのイベント情報を同日設定可否判断部109に出力する。
(同日設定可否判断ステップ)
同日設定可否判断部109は、入力された第1イベント〜第4イベントのエリア情報が同一エリアか否かを判断する(S11)。第1イベント〜第4イベントの場合、第1イベント〜第3イベントがエリアAで、第4イベントのみがエリアBとなっているため、同日設定可否判断部109は、同一エリアではないと判断する。
同一エリアではないと判断した同日設定可否判断部109は、エリア移動時間記憶部110から取得したエリア間の移動時間についての情報に基づいて、エリアAとエリアBとの移動に必要なエリア間の移動時間の和を算出する。そして、同日設定可否判断部109は、エリア移動時間記憶部110から取得した1日のうちにエリア間の移動に費やすことが許容される時間の閾値に基づいて、エリア間の移動が可能か否かを判断する(S13)。
例えば、エリアAとエリアBとの間の移動時間が約1時間であり、閾値が9時間であった場合、エリアAとエリアBとの移動時間は、所定の閾値以下であるため、同日設定可否判断部109は、移動可能であると判断して、第1イベント〜第4イベントのイベント情報と優先度情報とをイベント順序決定部111に出力する。
一方、例えば、エリアAとエリアBとの間の移動時間が約5時間であり、閾値が9時間であった場合において、エリアAとエリアBとの移動が1回のみであるときは、エリア間の移動時間の和は5時間となり閾値以下であるため、同日設定可否判断部109は、移動可能であると判断する(S13)。
しかし、エリアAとエリアBとの移動が2回(つまり、往復)であるときは、エリア間の移動時間の和は、10時間となり所定の閾値以上であるため、同日設定可否判断部109は、移動不可能であると判断して(S13)、エラー信号を生成し、エラー信号をイベント選択部105とネットワーク7を経由して旅行プラン要求端末8とに出力する(S15)。そして、同日設定可否判断部109は、エラー信号により旅行プラン要求端末8にアラームを表示させ、また、アラーム音を発生させる。また、エラー信号を受けたイベント選択部105は、再度S05からの動作を実行する。
(イベント順序決定ステップ)
第1イベント〜第4イベントのイベント情報と優先度情報とを受けたイベント順序決定部111は、図7、8に示すように、まず、各イベントの開催時間情報と、必須時間情報とを基に、イベントの順番を決定する。図7、8は、イベント順序決定部111によるイベントの実行順序を決定方法を説明する説明図である。
まず、イベント順序決定部111は、図7に示すように、各イベント情報の開催時間帯を基に時系列に沿って順序を決定する。つまり、まず、1番目に第4イベント(旅館)の開催時間帯241(「0:00〜11:00」)が設定され、2番目に第1イベント(スキー)の開催時間帯211(「9:00〜20:00」)が設定され、3番目に第2イベント(ホテル)の開催時間帯221(「14:00〜24:00」)が設定され、4番目に第3イベント(お祭り)の開催時間帯231(「17:00〜22:00」)が設定される。この際、イベント順序決定部111は、例えば、各開催時間帯の開始時刻が早いイベントから順に実行順序を配置してもよく、各開催時間帯の終了時刻が早いイベントから順に実行順序を設定してもよい。
次に、イベント順序決定部111は、図8に示すように、各イベント情報の必須時間帯を基に順序を調整する。つまり、イベント順序決定部111は、必須時間帯が早い順にイベント情報を並び替える。例えば、3番目に設定された第2イベント情報(ホテル)の必須時間帯222は、4番目に設定された第3イベント情報(お祭り)の必須時間帯232よりも遅いため、イベント順序決定部111は、両者の順番を入れ替える。その結果、イベント順序決定部111は、1番目に第4イベント(旅館)、2番目に第1イベント(スキー)、3番目に第3イベント(お祭り)、4番目に第4イベント(ホテル)を設定して、各イベントの順序を決定する(S19)。
その後、イベント順序決定部111は、各イベント情報の必須時間帯が重なっていないかを確認する(S19)。第1イベント〜第4イベントの場合、各必須時間帯222、232、242は、重なっていないため、イベント順序決定部111は、実行順序を決定した第1イベント〜第4イベントと優先度情報とを移動時間設定部113に出力する。
尚、各イベント情報の必須時間帯が重なる場合、イベント順序決定部111は、各イベントの優先度情報を参照して、優先度情報が表す優先度が低い方のイベントを使用せずに、優先度が高い方のイベントと、必須時間帯が重なっていない他のイベントとを使用して、イベントの順序を決定してもよい(S21)。
(移動時間設定ステップ)
移動時間設定部113は、実行順序が決定された第1イベント情報〜第4イベントのイベント情報と、優先度情報を受け取り、1番目に設定された第4イベント(旅館)の位置情報(d)と、2番目に設定された第1イベント(スキー)の位置情報(a)とを移動時間検索エンジン15に出力し、移動時間検索エンジン15から位置(d)と位置(a)との間の移動に必要な移動時間401を示す移動時間情報を取得する。そして、移動時間設定部113は、位置情報(a)と、3番目に設定された第3イベント(お祭り)の位置情報(c)とを移動時間検索エンジン15に出力し、移動時間検索エンジン15から位置(a)と位置(c)との間の移動に必要な移動時間402を示す移動時間情報を取得する。更に、移動時間設定部113は、位置情報(c)と、4番目に設定された第2イベント(ホテル)の位置情報(b)とを移動時間検索エンジン15に出力し、移動時間検索エンジン15から位置(c)と位置(b)との間の移動に必要な移動時間403を示す移動時間情報を取得する(S23)。説明の便宜上、この移動時間401、402、403は、1時間であるとして、以下では説明する(図9参照。)。
そして、移動時間設定部113は、実行順序が決定された第1イベント〜第4イベントのイベント情報と、優先度情報と、移動時間情報とを、イベント時間決定部115に出力する。
(イベント時間決定ステップ)
イベント時間決定部115は、まず、図9に示すように、実行順序が決定された第1イベント〜第4イベントのイベント情報と、優先度情報と、移動時間情報とを受け取って、連続した2つのイベントの間に確保すべき時間間隔である必要時間を定めた必要時間情報を生成する。図9は、イベント時間決定部115の動作を説明する説明図である。
つまり、イベント時間決定部115は、第4イベント(旅館)のイベント後予備時間442(30分)と、位置(d)と位置(a)との間の移動時間401(1時間)と、第1イベント(スキー)のイベント前予備時間411(60分)と、の和を算出する(S25)。そして、イベント時間決定部115は、この算出した時間(2時間30分)を、1番目に設定されたイベントの実行時間帯と、2番目に設定されたイベントの実行時間帯との間に確保すべき時間間隔である第1必要時間410として必要時間情報に設定する。
そして、イベント時間決定部115は、第1イベント(スキー)のイベント後予備時間412(60分)と、位置(a)と位置(c)との間の移動時間402(1時間)と、第3イベント(お祭り)のイベント前予備時間421(0分)と、の和を算出する(S25)。そして、イベント時間決定部115は、この算出した時間(2時間)を、2番目に設定されたイベントの実行時間帯と、3番目に設定されたイベントの実行時間帯との間に確保すべき時間間隔である第2必要時間420として必要時間情報に設定する。
更に、イベント時間決定部115は、第3イベント(お祭り)のイベント後予備時間(0分)と、位置(c)と位置(b)との間の移動時間403(1時間)と、第2イベント(ホテル)のイベント前予備時間(30分)と、の和を算出する(S25)。そして、イベント時間決定部115は、この算出した時間(1時間30分)を、3番目に設定されたイベントの実行時間帯と、4番目に設定されたイベントの実行時間帯との間に確保すべき時間間隔である第3必要時間430として必要時間情報に設定する。
その後、イベント時間決定部115は、各イベントを実行するために確保するべき時間である実行時間帯の実行開始時刻及び実行終了時刻を、上記の条件(1)〜(4)を満たすように一時的に設定する(S27)。イベント時間決定部115が決定した各イベントの実行開始時刻及び実行終了時刻を図9に示す。
図9に示すように、イベント時間決定部115により、1番目に設定された第4イベント(旅館)の実行時間帯340の実行開始時刻は0:00に設定され、実行終了時刻は6:30に設定される。このように設定することにより、実行時間帯340の中に第4イベント情報の必須時間帯242(0:00〜6:00、必須時間)が含まれ、かつ、実行時間帯340が第4イベントの開催時間帯241(0:00〜11:00)に含まれる。
2番目に設定された第1イベント(スキー)の実行時間帯310の実行開始時刻は9:00に設定され、実行終了時刻は15:30に設定される。このように設定することにより、1番目に設定された第4イベントの実行終了時刻(6:30)と、この実行開始時刻(9:00)との間には、第1必要時間(2時間30分)が確保される。そして、実行時間帯310の時間長(6時間30分)は、第1イベントの必須時間長(2時間)よりも長くなり、かつ、実行時間帯310が第1イベントの開催時間帯211(9:00〜20:00)に含まれる。
3番目に設定された第3イベント(お祭り)の実行時間帯330の実行開始時刻は17:30に設定され、実行終了時刻は21:00に設定される。このように設定することにより、2番目に設定された第1イベントの実行終了時刻(15:30)と、この実行開始時刻(17:30)との間には、第2必要時間(2時間)が確保される。そして、実行時間帯330の中に第3イベントの必須時間帯(17:00〜20:00)が含まれ、かつ、実行時間帯330が第3イベントの開催時間帯231(17:00〜22:00)に含まれる。
4番目に設定された第2イベント(ホテル)の実行時間帯320の実行開始時刻は22:30に設定され、実行終了時刻は24:00に設定される。このように設定することにより、3番目に設定された第3イベントの実行終了時刻(21:00)と、この実行開始時刻(22:30)との間には、第3必要時間(1時間30分)が確保される。そして、実行時間帯320の中に第2イベントの必須時間帯(23:00〜24:00)が含まれ、かつ、実行時間帯320が第2イベントの開催時間帯221(14:00〜24:00)に含まれる。
そして、このように第1イベント〜第4イベントの実行時間帯310〜340を設定することにより、各実行時間帯が相互に重複することを防ぐことができる。
次に、イベント時間決定部115は、各イベントの優先度情報に基づいて、上記の条件(5)を満たすように、各イベントの実行時間帯の実行開始時刻及び実行終了時刻を調整して決定する(S29)。この調整例を、図10を参照して説明する。図10は、イベント時間決定部115の動作による実行時間帯の調整例を説明する説明図である。
ここでは、説明の便宜のため、2番目の第1イベント(スキー)の実行時間帯310の実行終了時刻と、3番目の第3イベント(お祭り)の実行時間帯330の実行開始時刻との調整について説明する。
第1ケースとして、第1イベント(スキー)の優先度よりも、第3イベント(お祭り)の優先度の方が、高い場合には、イベント時間決定部115により、お祭りの実行時間帯330の実行開始時刻は17:00に決定され、スキーの実行時間帯310の実行終了時刻は15:00に決定される。このように決定されることにより、重要度の高いお祭りの実行時間帯330を長くすることができる。
第2ケースとして、第1イベント(スキー)の優先度よりも、第3イベント(お祭り)の優先度の方が、低い場合には、イベント時間決定部115により、お祭りの実行時間帯330の実行開始時刻は18:00に決定され、スキーの実行時間帯310の実行終了時刻は16:00に決定される。このように決定されることにより、重要度の高いスキーの実行時間帯310を長くすることができる。
第3ケースとして、第1イベント(スキー)の優先度と、第3イベント(お祭り)の優先度とが、同じ場合には、イベント時間決定部115により、お祭りの実行時間帯330の実行開始時刻は17:30に決定され、スキーの実行時間帯310の実行終了時刻は15:30に決定される。このように決定されることにより、調整することができる余剰時間をスキーの実行時間帯310とお祭りの実行時間帯330とに均等に割り振り、両者を均等に長くすることができる。
この際、イベント時間決定部115は、上記の条件(1)〜(4)を満たすように、この各実行開始時刻及び実行終了時刻の調整及び決定を行う。そして、イベント時間決定部115は、決定した各イベントの実行開始時刻及び実行終了時刻を、旅行プラン出力部117に出力する。
(旅行プラン出力ステップ)
旅行プラン出力部117は、各イベントの実行時間帯の実行開始時刻及び実行終了時刻を基に、旅行プランを作成して、作成した旅行プランをネットワーク7経由で利用者の旅行プラン要求端末8に出力する。そして、旅行プラン出力部117は、旅行プラン要求端末8の表示部86に旅行プランを表示させる。この際、旅行プラン出力部117が出力した旅行プランは、旅行プラン要求端末8の端末記憶部88に記録されてもよい。旅行プラン要求端末8の表示部86に表示された旅行プランの例を図11に示す。図11は、本実施形態に係る旅行プラン作成装置10が作成した旅行プラン500を説明する説明図である。
つまり、旅行プラン出力部117は、各イベントの実行開始時刻及び実行終了時刻を基に、タイムテーブル200上に実行時間帯310、320、330、340を配置して、旅行プラン500を作成する。そして、旅行プラン出力部117は、旅行プラン500を、ネットワーク7を経由して利用者の旅行プラン要求端末8に出力して、旅行プラン500を旅行プラン要求端末8の表示部86に表示させる。
<第1実施形態に係る旅行プラン作成システムの効果>
以上、図1〜11を参照して、旅行プラン作成システムの構成及び動作について説明した。この旅行プラン作成システムによれば、旅行プランを作成する際に、各イベントのイベント情報に含まれた開催時間情報と必須時間情報とに基づいて、上記条件(1)を満たすように、各イベントを実行するために確保する実行時間帯を決定する。この際、複数のイベントの実行時間帯が相互に重複しないように、実行時間帯を調整しつつ決定することができるため、より柔軟性に富み実行することが現実的に可能な旅行プランを作成することができる。
この際、旅行プラン作成システムは、上記条件(2)〜(4)を満たすように実行時間帯を決定するため、イベントが確実に開催されている時間帯に実行時間帯を設定することができ、主要なイベント等が開催されている時間帯を逃すことなく、更に、イベントを確実に実行することができるだけの時間長を確保しつつ実行時間帯を設定することができる。従って、利用者が選択したイベントに対して柔軟に旅行プランを作成することができるので、旅行者のニーズを反映させた旅行プランを作成することができる。よって、例えば、旅行者が長時間の滞在を望まないイベントに長時間の実行時間帯を確保したり、実際には主要なイベントが開催されていない時間帯にイベントの実行時間帯を確保したり、イベントの実行時間帯が短時間しかないために旅行者が充分に楽しむことができない等の、非現実的な旅行プランや、旅行者の満足を得られない旅行プランを作成することを防ぐことができる。従って、旅行者の満足度を更に向上させることができる旅行プランを作成することができる。
そして、旅行プラン作成システムによれば、移動時間及び予備時間を考慮して、各実行時間帯間に必要時間を確保することができるため、旅行者が実際に実行することが可能で、旅行者にとって無理の少ない旅行プランを作成することができる。
更に、利用者が設定した各イベントの優先度に基づいて、上記条件(5)を満たすように、各イベントのイベント時間の長さを調整することができるため、更に旅行者のニーズを反映させた柔軟な旅行プランを作成することができる。
また、各イベントのイベント情報がエリア情報を含み、旅行プランを作成する前に、同日設定可否判断部109が、選択された複数のイベントを同日に実行することが可能かどうかを、エリア情報を基に判断するため、移動に長時間要してしまうような非現実的な旅行プランを作成することを防ぐことができると共に、旅行プラン作成装置10が後続して行う動作に要する時間を低減することができる。
以上、本発明の第1実施形態に係る旅行プラン作成システムについて説明した。この第1実施形態に係る旅行プラン作成システムでは、予備時間情報を使用することにより、イベントを実行する前や実行した後に予備時間を確保した旅行プランを作成した。しかし、本発明はこの例に限定されるものではない。
例えば、ホテルへのチェックイン手続のための時間等の予備時間は、必ずしもホテルに滞在する直前に行われる必要はない。つまり、旅行中にまず先にホテルにてチェックイン手続を行い、その後に他のイベントを実行することが望まれる場合もある。本発明によれば、このような利用者の要望に応えた旅行プランを作成することも可能である。そこで次に、このような利用者の要望に応えることが可能な本発明の第2実施形態に係る旅行プラン作成システムについて説明する。尚、第2実施形態に係る旅行プラン作成システムにおいても、予備時間情報を設定することは可能である。
<第2実施形態に係る旅行プラン作成システム>
本発明の第2実施形態に係る旅行プラン作成システムは、上記の第1実施形態に係る旅行プラン作成システムが有する旅行プラン作成装置10の代わりに、旅行プラン作成装置60を有し、他の構成は同様である。また、本実施形態に係る旅行プラン作成装置60は、図12に示すように、イベント情報DB63と、補助イベント設定部610と、イベント順序決定部611と、移動時間設定部613と、イベント時間決定部615と、を有する点が、上記の第1実施形態に係る旅行プラン作成装置10が有する構成と異なる。
つまり、本実施形態に係る旅行プラン作成装置60は、イベント情報DB13・イベント順序決定部111・移動時間設定部113・イベント時間決定部115の代わりにイベント情報DB63・イベント順序決定部611・移動時間設定部613・イベント時間決定部615を有する。更に、本実施形態に係る旅行プラン作成装置60は、第1実施形態に係る旅行プラン作成装置10が有する他の構成に加えて、補助イベント設定部610を有する。本実施形態に係る旅行プラン作成装置60の他の構成は、第1実施形態に係る旅行プラン作成装置10と同様である。よって、以下では、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
(イベント情報DB63)
イベント情報DB63は、第1実施形態に係るイベント情報DB13と同様に構成されるが、このイベント情報DB63に記録される各イベント情報には、更に「補助イベント情報」が含まれる。
補助イベントとは、イベントに付随して実行される補助的なイベント、つまりイベントを実行する前又は後に実行されるべき追加的なイベントを意味する。例えば、宿泊施設への宿泊の場合、チェックインやチェックアウト等が、この補助イベントに該当する。他にも、アトラクションや観光地への入場券の購入や、お祭りへの参加時のチケット配布などが挙げられる。
この補助イベント情報には、「条件情報」と、「補助必須時間情報」と、「設定可能時間情報」と、「位置情報」と、「エリア情報」などを含む。この補助イベント情報を含むイベント情報の例として、上記の第3イベント情報と第4イベント情報とを、図13に示す。図13を参照して、補助イベント情報に含まれる各情報の例について説明すれば、以下のようになる。
条件情報は、その補助イベントが必要であるか否かの要否条件を定めた情報である。つまり、補助イベントは、イベント参加時に特定の条件下において、実行することが必要となる場合がある。つまり、宿泊施設への宿泊前にはチェックインする必要があり、宿泊後にはチェックアウトする必要がある。また、アトラクションや観光地への入場券やお祭りのチケットの場合、その入場券やチケットの枚数に限りがある場合など、前もって購入又は取得しておく必要がある。このような補助イベントが必要となる条件を定めた情報が、条件情報である。
この条件情報の例としては、図13に示す第3イベント「お祭り」の補助イベント1「チケット配布」における「参加時必須」や、第4イベント「HIT温泉旅館」の補助イベント1「チェックイン」における「宿泊初日+同一エリアイベント有」等が挙げられる。この「参加時必須」とは、旅行プランに第3イベントが含まれる場合、必ず補助イベントが必要であることを意味する。また、「宿泊初日+同一エリアイベント有」は、宿泊初日であり、かつ、同一エリア内のイベントが設定されており、宿泊直前にチェックインするよりも、チェックインを先に済ませて荷物等を旅館に預けて同一エリア内のイベントを実行した後に宿泊する場合に、補助イベントを設定するように条件付けている。
以下では、この条件情報を例に、本実施形態に係る旅行プラン作成システムについて説明するが、このような条件情報としては、利用者の要望や趣向に合わせて適宜設定できることは言うまでもない。例えば、第4イベント「HIT温泉旅館」の補助イベント1「チェックイン」における条件情報を「宿泊初日」のみとして、宿泊初日の場合には必ずこの補助イベント1が設定されるように、条件情報を設定することも可能である。
補助必須時間情報は、補助イベントを実行するのに必要な時間(補助必須時間)を表す情報である。この補助必須時間には、補助イベントに最低限費やすであろうと予想される時間の長さ(補助必須時間長)が定められる。
この補助必須時間長の例としては、図13に示す第3イベント「お祭り」の補助イベント1「チケット配布」における「30分」や、第4イベント「HIT温泉旅館」の補助イベント1「チェックイン」における「30分」等が挙げられる。この補助必須時間長は、例えばチケット配布ならば、その配布を待つ行列に並ばなければならない時間長に設定されたり、チェックインならば、チェックイン手続に要する時間長に設定される。
設定可能時間情報は、補助イベントを設定することが可能である時間帯(設定可能時間帯)を表す情報である。この設定可能時間帯の例としては、図13に示す第3イベント「お祭り」の補助イベント1「チケット配布」における「16:00〜17:00」や、第4イベント「HIT温泉旅館」の補助イベント1「チェックイン」における「14:00〜22:00」等が挙げられる。この設定可能時間帯は、チケット配布時間帯やチェックイン可能時間帯などに設定される。
位置情報は、補助イベントが開催される位置を表す情報である。この位置情報は、イベントの位置情報と同様の情報であるが、位置情報が表す位置は、必ずしもイベントの位置と同じではない。つまり、第3イベント「お祭り」の補助イベント1「チケット配布」が、図14に示すように、(c)お祭り会場とは異なる(e)「ONSENスキー場駅」である場合のように、両位置情報は異なる場合がある。一方、第4イベント「HIT温泉旅館」の補助イベント1「チェックイン」のように、同一の位置(d)「HIT温泉旅館」である場合もある。
エリア情報は、補助イベントが実行される位置が属するエリアを表す情報である。このエリア情報は、イベントのエリア情報と同様の情報であるが、位置情報同様に、補助イベントのエリアが、必ずしもイベントのエリアと同じとは限らない。
(補助イベント設定部610)
補助イベント設定部610は、同日設定可否判断部109とイベント順序決定部611とエリア移動時間記憶部110に接続され、各イベント情報に含まれる補助イベント情報の条件情報に基づいて、補助イベントが必要であるか否かを判断し、必要であると判断した場合に、当該補助イベントを、他のイベントと同様に実行するべきイベント(旅行プランに含めるべきイベント)の1つとして設定する。
つまり、補助イベント設定部610は、同日設定可否判断部109から複数のイベントのイベント情報及び優先度情報を取得する。そして、補助イベント設定部610は、各イベント情報に含まれる補助イベントの条件情報を確認し、複数のイベントの他のイベント情報が、この条件情報を満たすか否かを判断する。条件情報を満たすと判断した場合、補助イベント設定部610は、補助イベントを複数のイベントと同様に実行すべきイベントの1つとして設定する。
また、補助イベントを実行することは、イベントを実行するために必要ではあるが、補助イベントと他のイベントとの間の移動に長時間が必要となる場合、旅行プランは非現実的なものとなってしまう。そこで更に、補助イベント設定部610は、設定した補助イベントと、補助イベントが付随するイベントとの間に設定可能な他のイベントがある場合、この他のイベントのエリア情報と、補助イベントのエリア情報とが一致しているか否かを判断する。そして、補助イベント設定部610は、他のイベントと補助イベントとのエリアが同一であると判断した場合、複数のイベントのイベント情報(設定した補助イベントの補助イベント情報を含む)及び優先度情報をイベント順序決定部611に出力する。
一方、補助イベント設定部610は、他のイベントと補助イベントとのエリアが同一でないと判断した場合、同日設定可否判断部109と同様に、エリア移動時間記憶部110から、他のイベントのエリアと補助イベントのエリアとの間の移動時間についての情報と、1日のうちにエリア間の移動に費やすことが許容される時間の閾値と、を取得する。そして、補助イベント設定部610は、他のイベントと補助イベントを実行した場合に発生しうるエリア間の移動時間の総合計時間を算出する。更に、補助イベント設定部610は、算出した総合計時間が閾値以下であれば、同日中にエリア間を移動することができると判断し、複数のイベントのイベント情報(設定した補助イベントの補助イベント情報を含む)及び優先度情報をイベント順序決定部611に出力する。一方、補助イベント設定部610は、算出した総合計時間が閾値より大きければ、同日中にエリア間を移動することができないと判断し、エラー信号を生成して、イベント選択部105と、ネットワーク7を経由して旅行プラン要求端末8とに出力する。このエラー信号を出力することにより、補助イベント設定部610は、例えば、利用者の旅行プラン要求端末8に、アラーム等を表示させてもよく、アラーム音を出力させてもよい。この補助イベント設定部610によるエリアの確認と移動可能か否かの確認の動作は、上記の同日設定可否判断部109と同様である。
(イベント順序決定部611)
イベント順序決定部611は、第1実施形態に係るイベント順序決定部111と同様に構成されるが、この際、実行順序を決定する複数のイベントに、実行すべきイベントに設定された補助イベントも含めて、それらの実行順序を決定する。より具体的には、第1実施形態に係るイベント順序決定部111は、各イベント情報に含まれた開催時間情報及び必須時間情報とに基づいて、イベントの実行順序を決定したが、このイベント順序決定部611は、これらの情報に加えて、補助イベント情報に含まれた補助必須時間情報及び設定可能時間情報に基づいて、複数のイベントと設定された補助イベントとの実行順序を決定する。この際、イベント順序決定部611は、補助必須時間情報をイベント情報の必須時間情報と同様に使用し、設定可能時間情報をイベント情報の開催時間情報と同様に使用し、第1実施形態に係るイベント順序決定部111と同様に実行順序を決定する。よって、実行順序の決定の仕方の詳しい説明は、第1実施形態にて説明したため省略する。
(移動時間設定部613)
移動時間設定部613は、第1実施形態に係る移動時間設定部113と同様に構成され、時間的に連続した前後のイベントが実行される位置間の移動に必要な時間を取得して設定するが、この時間的に連続した前後のイベントには、実行すべきイベントに設定された補助イベントも含まれる。つまり、移動時間設定部613は、時間的に連続したイベント又は補助イベントであれば、イベント間の移動時間・イベントと補助イベントとの間の移動時間・補助イベント間の移動時間をも設定する。この移動時間設定部613の動作は、上記第1実施形態にて説明したため省略する。
(イベント時間決定部615)
イベント時間決定部615も、第1実施形態に係るイベント時間決定部115と同様に構成されるが、この際、複数のイベントの実行時間帯を決定するだけでなく、実行すべきイベントに設定された補助イベントの実行時間帯も含めて、実行時間帯を決定する。より具体的には、第1実施形態に係るイベント時間決定部615は、イベント情報に含まれる必須時間情報と移動時間情報と優先度情報とに基づいて、各イベントの実行時間帯を決定したが、このイベント時間決定部615は、これらの情報に加えて、補助イベント情報に含まれた補助必須時間情報及び設定可能時間情報に基づいて、各イベントの実行時間帯と補助イベントの実行時間帯を決定する。
この際、イベント時間決定部615は、補助必須時間情報をイベント情報の必須時間情報と同様に使用し、設定可能時間情報をイベント情報の開催時間情報と同様に使用し、第1実施形態に係るイベント時間決定部115と同様に実行時間帯を決定する。つまり、イベント時間決定部615は、イベントの実行時間帯が相互に重複しないように、そして、イベントの実行時間帯と補助イベントの実行時間帯が重複しないように、更に、補助イベントの実行時間帯が相互に重複しないように、各実行時間帯を決定する。この実行時間帯の決定の仕方の詳しい説明は、第1実施形態にて説明したため省略する。
以上、本実施形態に係る旅行プラン作成システムの構成について、第1実施形態に係る旅行プラン作成システムとの相違点を中心に説明した。次に、この旅行プラン作成システムの動作について、図15を参照して説明する。尚、以下の説明においても、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
<第2実施形態に係る旅行プラン作成システムの動作>
この旅行プラン作成システムの動作によれば、上記の同日設定可否判断ステップ(S11〜S13等)の後に、補助イベント設定ステップ(S61)が実行される。
この補助イベント設定ステップでは、補助イベント設定部610が、各イベント情報に含まれる補助イベント情報の条件情報を使用して、補助イベントを設定する必要があるか否かを判断する。そして、補助イベントの設定が必要であると判断した場合に、補助イベント設定部610は、この補助イベントを、実行すべきイベントの1つとして設定し、以降、設定した補助イベントを他のイベントと同等に取り扱う。尚、この場合、補助イベント情報の補助必須時間情報が、イベント情報の必須時間情報と同様に使用され、補助イベント情報の設定可能時間情報が、イベント情報の開催時間情報と同様に使用される。
具体的な例を、図16を参照して説明する。例えば、図16の(A)には、第1イベント「ONSENスキー場」と、第3イベント「お祭り」と、第2イベント「HITグランドホテル」と、第5イベント「松明滑降」が選択されて、補助イベント設定部610が、これらのイベント情報を同日設定可否判断部109より取得した場合を示している。尚、第5イベント「松明滑降」は、図17に示すようなイベントを表しているものとする。
補助イベント設定部610は、各イベントの補助イベントの条件情報を確認する。この場合、図13に示したように、第3イベント「お祭り」の補助イベント1「チケット配布」の条件情報が「参加時必須」であるため、補助イベント設定部610は、第3イベントが選択されている場合には、この補助イベント1を実行すべきイベントに設定する。
他の例として、図16の(B)には、第1イベント「ONSENスキー場」と、第6イベント「温泉めぐり」と、第4イベント「HIT温泉旅館」が選択されて、補助イベント設定部610が、これらのイベント情報を同日設定可否判断部109より取得した場合を示している。尚、第6イベント「温泉めぐり」は、図17に示すようなイベントを表しているものとする。
この場合も、補助イベント設定部610は、各イベントの補助イベントの条件情報を確認する。図13に示したように、第4イベント「HIT温泉旅館」のイベント情報は、複数の補助イベント1〜3を有する。尚、図13では、このHIT温泉旅館への宿泊が、初日であるとすると、各補助イベント1〜3の条件情報のうち、補助イベント1「チェックイン」の条件情報を満たすことになる。また、この条件情報には、「同一エリアイベント有」という要否条件が含まれるが、この例の場合、第6イベント「温泉めぐり」は、エリア「B」で、補助イベント1のエリア「B」と一致する。そこで、補助イベント設定部610は、この補助イベント1を実行すべきイベントに設定し、他の補助イベントは設定しない。
次に、補助イベント設定部610は、補助イベントとそれが付随するイベントとの間に設定可能な他のイベントがある場合、その他のイベントのエリアが補助イベントのエリアと同一であるか否かを判断する(S62)。
より具体的には、図16の(A)の場合、補助イベント1「チケット配布」と第3イベント「お祭り」との間には、第5イベント「松明滑降」を設定することが可能である。そこで、補助イベント設定部610は、補助イベント1のエリア「A」と、「松明滑降」のエリア「A」とが同一であるか否かを確認する。この場合は、両エリアは「A」で同じであるため、次のステップS62へと進む。一方、このエリアが同一でない場合には、上記のステップS15へと進む。
更に、図16の(B)の場合、補助イベント1「チェックイン」と第4イベント「HIT温泉旅館」との間には、第6イベント「温泉めぐり」を設定することが可能である。そこで、補助イベント設定部610は、補助イベント1のエリア「B」と、「温泉めぐり」のエリア「B」とが同一であるか否かを確認する。この場合も、両エリアは「B」で同じであるため、次のステップS64へと進む。一方、このエリアが同一でない場合には、ステップS63へと進む。
ステップS63では、補助イベント設定部610により、他のイベントのエリアと補助イベントのエリアとの間の移動が可能か否かが判断される。より具体的には、両エリアが同一でないと判断した補助イベント設定部610は、エリア移動時間記憶部110から取得したエリア間の移動時間についての情報に基づいて、他のイベントのエリアと補助イベントのエリアとの移動に必要なエリア間の移動時間の和を算出する。そして、補助イベント設定部610は、エリア移動時間記憶部110から取得した1日のうちにエリア間の移動に費やすことが許容される時間の閾値に基づいて、エリア間の移動が可能か否かを判断する。そして、エリア間の移動が可能である場合には、次のステップS64へと進み、エリア間の移動が不可能である場合には、上記のステップS15へと進む。
尚、このステップS63では、上記のステップS13と同様の処理が行われる。但し、上記ステップS13では、イベント同士のエリアの移動が可能か否かが判断されたが、このステップS63では、他のイベントのエリアと補助イベントのエリアとの間の移動が可能か否かが判断される。
このステップS61〜S63以降の動作においては、図4に示した第1実施形態における動作におけるステップS17〜S29の代わりに、ステップS64〜S70を実行するが、これらのステップS64〜S70での動作は、処理するイベントに上記の設定された補助イベントを含める点を除いて、ステップS17〜S29での動作と同様であるため、ここでの詳しい説明は省略する。尚、このステップS64〜S70において、補助イベントについては、補助必須時間情報をイベント情報の必須時間情報と同様に使用し、設定可能時間情報をイベント情報の開催時間情報と同様に使用して、各処理をおこなうことになる。
以上の動作により実行時間帯が決定された例を図16に示す。
図16の(A)に示すように、補助イベント1「チケット配布」が、他のイベントと同様に設定される。そして、この補助イベント1が付随する第3イベント「お祭り」と、補助イベント1との間には、同一エリア内のイベントである第5イベント「松明滑降」が設定される。一方、(B)に示すように、補助イベント1「チェックイン」が、他のイベントと同様に設定される。そして、この補助イベント1が付随する第4イベント「HIT温泉旅館」と、補助イベント1との間には、同一エリア内のイベントである第6イベント「温泉めぐり」が設定される。更に、各イベントと補助イベントとの実行時間帯が、上記の第1実施形態により作成された旅行プランと同様に、決定される。
<第2実施形態に係る旅行プラン作成システムの効果>
以上、図12〜17を参照して、本実施形態に係る旅行プラン作成システムの構成及び動作について説明した。この旅行プラン作成システムによれば、第1実施形態に係る旅行プラン作成システムが奏する効果に加えて、更に柔軟な旅行プランを作成することができる。
つまり、各イベントを実行する際に実行すべき補助イベントを、その要否条件により自動的に設定することが可能であり、設定された補助イベントと、それが付随するイベントとの間に、他のイベントを設定することが可能である。従って、例えば、宿泊施設に宿泊する前にチェックインを済ませ、荷物等を宿泊施設に置いて他のイベントを実行したい場合や、あるイベントの入場券やチケット等を手に入れた後に、残った時間で他のイベントを実行したい場合等のさまざまなケースに対応した柔軟な旅行プランを作成することが可能である。
よって、この旅行プラン作成システムにより作成された旅行プランによれば、旅行中の限られた時間をより有効に使用することができるため、利用者の旅行中のイベントをより充実させることができる。
以上、本発明の第2実施形態に係る旅行プラン作成システムについて説明した。この第2実施形態に係る旅行プラン作成システムでは、より柔軟な旅行プランを作成するために、イベント情報に、補助イベント情報を含める場合について説明した。しかし、本発明は、かかる例に限定されない。例えば、この補助イベントを、独立した他のイベントとして扱うことも可能である。つまり、例えば、ホテルへのチェックインを1つのイベントとして扱い、このイベントをホテルへの滞在というイベントと関連づけることにより、より柔軟な旅行プランを作成することができる。そこで次に、このようなより柔軟な旅行プランを作成することが可能な本発明の第3実施形態に係る旅行プラン作成システムについて説明する。尚、第3実施形態に係る旅行プラン作成システムにおいても、予備時間情報や補助イベント情報を設定することは可能である。
<第3実施形態に係る旅行プラン作成システム>
本発明の第3実施形態に係る旅行プラン作成システムは、上記の第1実施形態に係る旅行プラン作成システムが有する旅行プラン作成装置10の代わりに、旅行プラン作成装置70を有し、他の構成は同様である。また、本実施形態に係る旅行プラン作成装置70は、図18に示すように、イベント情報DB73と、リンク情報判定部706と、を有する点が、上記の第1実施形態に係る旅行プラン作成装置10が有する構成と異なる。
つまり、本実施形態に係る旅行プラン作成装置70は、イベント情報DB13の代わりにイベント情報DB73を有する。更に、本実施形態に係る旅行プラン作成装置70は、第1実施形態に係る旅行プラン作成装置10が有する他の構成に加えて、リンク情報判定部706を有する。本実施形態に係る旅行プラン作成装置70の他の構成は、第1実施形態に係る旅行プラン作成装置10と同様である。よって、以下では、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
(イベント情報DB73)
イベント情報DB73は、第1実施形態に係るイベント情報DB13と同様に構成されるが、このイベント情報DB73には、上記のイベント情報に加えて更に、複数の「リンク情報」が記録される。また、イベント情報には、更に「リンクナンバー情報」が含まれる。
リンクナンバー情報は、1のイベントを特定するための情報であり、例えば各イベントに割り振られたIDナンバーを表した情報である。従って、このリンクナンバー情報は、各イベント毎に異なる。例えば、図19に示すように、第4イベントには、リンクナンバー情報として「ABC002」が割り当てられ、第7イベントには、リンクナンバー情報として「ABC001」が割り当てられ、第8イベントには、リンクナンバー情報として「ABC003」が割り当てられる。
尚、図19に示す第7イベント「HIT温泉旅館チェックイン」は、第4イベント「HIT温泉旅館」への宿泊に対応した、HIT温泉旅館へのチェックインを行うというイベントを示し、第8イベント「HIT温泉旅館チェックアウト」は、第4イベント「HIT温泉旅館」への宿泊に対応した、HIT温泉旅館へのチェックアウトを行うというイベントを示す。また、第7イベント及び第8イベントの各イベント情報には、図19に示す各情報が含まれる。
リンク情報とは、2以上のイベントを実行する順序関係を定めた情報である。尚、このリンク情報が順序関係を定める2以上のイベントは、例えば、宿泊に対するチェックイン・チェックアウトなどのように、1のイベントして扱われるイベントを各実行内容に応じて分割して得られた2以上のイベントであってもよく、連日行われる連続した内容の演劇などのように、独立した2以上のイベントであってもよい。このリンク情報の例として、第1リンク情報を図19に示す。
このリンク情報には、例えば「該当リンクナンバー情報」と、「必須イベント情報」と、「リンク順情報」と、「リンク数情報」とが含まれる。
該当リンクナンバー情報とは、リンク情報に定められた順序関係が、どのイベントに関するものであるのかを特定するために、各イベント情報のリンクナンバー情報を2以上定めた情報である。図19に示すように、例えば、第1リンク情報には、この該当リンクナンバー情報として、「ABC001,ABC002,ABC003」が含まれ、この該当リンクナンバー情報により、上記の第4イベントと第7イベントと第8イベントとの順序関係が、この第1リンク情報に定められていることを示している。
必須イベント情報とは、リンク情報が順序関係を定めた2以上のうち、必ず設定しなければならないイベント(必須イベント)を、そのリンクナンバーにより規定している情報である。つまり例えば、図19に示すように、第4イベント、第7イベント及び第8イベントのうち、リンクナンバーが「ABC002」である第4イベントが必ず設定されなければならないことをしめしている。尚、この必須イベントは、リンク数情報により補完することが可能であるため、省略することも可能である。
リンク順情報とは、リンク情報が順序関係を定める2以上のイベントの設定可能な順番(リンク順)を、そのリンクナンバーにより規定している情報である。つまり例えば、図19に示すように、リンク順情報として「ABC001→ABC002→ABC003」が規定されており、これは第7イベント(チェックイン)→第4イベント(宿泊)→第8イベント(チェックアウト)の順番で、各イベントを設定しなければならないことを示している。
リンク数情報とは、リンク情報が順序関係を定めた2以上のイベントの連続設定可能な回数(リンク数)を定めた情報である。つまり例えば、図19に示すように、リンク数情報として「ABC001 0〜1」が規定されており、これは第7イベント(ABC001)が、0〜1回だけ連続して設定可能であることを示す。また、リンク情報として「ABC002 1以上」も規定されており、これは第4イベント(ABC002)が、1回以上連続して設定可能であることを示す。換言すれば、第4イベントは、1回未満で連続設定(つまり、設定されないことを意味する。)することはできないことを意味する。更に、リンク情報として「ABC003 0〜1」が規定されており、これは第8イベント(ABC003)が、0〜1回だけ連続して設定可能であることを示す。
尚、ここでは、該当リンクナンバー情報と必須イベント情報とリンク順情報とリンク数情報とが、リンク情報に含まれるとしたが、このリンク情報は、かかる例に限定されるものではない。リンク情報は、各イベントの順序関係を定めればよく、例えば、各イベントが連続回数も含めた複数のイベント順序のパターンを示す情報であってもよい。
(リンク情報判定部706)
リンク情報判定部706は、イベント情報DB73とイベント選択部105と優先度設定部107とに接続される。そして、リンク情報判定部706は、イベント選択部105により選択されたイベントが、リンク情報を満たしているか否かを判定する。
より具体的には、リンク情報判定部706は、イベント選択部105から選択したイベントを取得した後、当該イベントのイベント情報に含まれるリンクナンバー情報を参照する。そして、リンク情報判定部706は、イベント情報DB73を検索して、そのリンクナンバー情報が該当リンクナンバー情報に定められたリンク情報を取得する。その後、リンク情報判定部706は、リンク情報を参照して、イベント選択部105により選択されたイベントがリンク情報を満たしているか否かを判定する。
この判定について、図19に示した場合を例に説明すると以下のようになる。
この際、リンク情報判定部706は、例えば、以下の点についてリンク情報を満たしているか否かを判定する。
(1)必須イベントを含んでいるか否か。
例えば、ABC001→ABC002→ABC003と選択されている場合は、必須イベントであるABC002を含むため、この条件を満たしていると判定される。しかし例えば、ABC001→ABC003と選択されている場合は、必須イベントであるABC002を含まないため、この条件を満たさないと判定される。
(2)リンク順を満たしているか否か。
例えば、ABC001→ABC002→ABC002→ABC003と選択されている場合は、リンク順「ABC001→ABC002→ABC003」を満たしているため、この条件を満たしていると判定される。しかし例えば、ABC001→ABC003と選択されている場合は、リンク順「ABC001→ABC002→ABC003」を満たしていないため、この条件を満たさないと判定される。
(3)リンク数を満たしているか否か。
例えば、ABC001→ABC002→ABC003と選択されている場合は、各イベントの回数が全リンク数を満たしているため、この条件を満たしていると判定される。また、ABC002→ABC003やABC001→ABC002やABC002と設定されている場合も、各イベントの回数が全リンク数を満たしているため、この条件を満たしていると判定される。しかし例えば、ABC001→ABC003やABC001→ABC001などのように選択された場合は、リンク数「ABC002 1以上」や「ABC001 0〜1」を満たしていないため、この条件を満たさないと判定される。
尚、この際、リンク情報判定部706が判定する各イベントの順序は、各イベントの開催時間情報及び必須時間情報に基づいて判断されて、この順序が上記の判定方法により、リンク情報に定められた順序関係を満たすか否かが判定される。このリンク情報判定部706が判定する各イベントの順序について説明すれば、以下のようになる。
つまり、イベントの順序は、開催時間情報が定める開催時間帯同士の前後関係と、必須時間情報が定める必須時間帯同士の前後関係と、開催時間帯と必須時間帯との前後関係との少なくとも1つにより判断される。つまり、リンク情報判定部706は、例えば開催時間帯の開始時間及び/又は終了時間が早い方のイベントを、先の順序のイベントであると判断して判定を行ったり、必須時間帯の開始時間及び/又は終了時間が早い方のイベントを、先のイベントであると判断して判定を行ったりする。
このイベントの順序の具体例を図20に示す。図20には、第4イベント「HIT温泉旅館」(ABC001)と、第7イベント「チェックイン」(ABC002)とがイベント選択部105により選択された場合を示す。この場合、ABC001と、ABC002との開催時間帯の開始時間は14:00で同一である。しかし、ABC001の開催時間帯の終了時間は、ABC002の開催時間帯の終了時間よりも先である。従って、リンク情報判定部706は、ABC001→ABC002のように選択されたと判断して、リンク情報に定められた順序関係を満たすか否かを判定する。尚、この例においては、ABC002の必須時間帯の開始時間が、ABC001の開催時間帯の開始時間よりも後であるため、リンク情報判定部706は、ABC001→ABC002のように選択されたと判断してもよい。
そして、リンク情報判定部706は、リンク情報を満たしていると判定した場合に、イベント選択部105により選択されたイベントのイベント情報等を、優先度設定部107に出力する。一方、リンク情報判定部706は、リンク情報を満たしていないと判定した場合には、エラー信号を生成して、イベント選択部105と、ネットワーク7を経由して旅行プラン要求端末8とに出力する。このエラー信号を出力することにより、リンク情報判定部706は、例えば、利用者の旅行プラン要求端末8に、アラーム等を表示させてもよく、アラーム音を出力させてもよい。
以上、本実施形態に係る旅行プラン作成システムの構成について、第1実施形態に係る旅行プラン作成システムとの相違点を中心に説明した。次に、この旅行プラン作成システムの動作について、図21を参照して説明する。
<第3実施形態に係る旅行プラン作成システムの動作>
この旅行プラン作成システムの動作によれば、第1実施形態に係る旅行プラン作成システムの動作において、ステップS07の処理後、ステップS09の処理前に、新たなステップS71を処理する。
このステップS71では、リンク情報判定部706により、リンク情報に定められた順序関係を、イベント選択部105が選択した複数のイベントが満たすか否かが判定される。そして、リンク情報判定部706が、複数のイベントが順序関係を満たさないと判定した場合、ステップS15へと進み、複数のイベントが順序関係を満たすと判定した場合、ステップS09へと進む。
このステップS71以外の動作は、第1実施形態に係る旅行プラン作成システムの動作と同様である。
以上の動作により作成された旅行プランの例を図22に示す。
図22の(A)は、第1日目の旅行プラン、(B)は、第2日目の旅行プラン、(C)は、第3日目の旅行プランを示している。(A)においては、ABC001→ABC002と設定されており、リンク情報に定められた順序関係を満たす旅行プランが作成されている。また、(B)においても、ABC002→ABC002と設定されており、やはりリンク情報に定められた順序関係を満たす旅行プランが作成されている。そして、(C)においても、ABC002→ABC003と設定されており、やはりリンク情報に定められた順序関係を満たす旅行プランが作成されている。更に、3日間通しての旅行プランにおいても、ABC001→ABC002→ABC002→ABC002→ABC002→ABC003と設定されており、やはりリンク情報に定められた順序関係を満たす旅行プランが作成されている。
<第3実施形態に係る旅行プラン作成システムの効果>
以上、図18〜22を参照して、本実施形態に係る旅行プラン作成システムの構成及び動作について説明した。この旅行プラン作成システムによれば、第1実施形態及び第2実施形態に係る旅行プラン作成システムが奏する効果に加えて、更に柔軟な旅行プランを作成することができる。
つまり、第2実施形態においては、例えばホテルのチェックイン等の補助イベントは、自動的に設定されるが、本実施形態においては、利用者の要望に応じた時間にチェックイン等のイベントを設定することができる。また、このように分割されたイベントを個別に扱い、分割されたイベント間の順序関係が正しいか否かを判断することにより、柔軟な旅行プランを作成しつつも、実行不可能な旅行プランを作成することを防ぐことができる。
また、このリンク情報に順序関係が定められた複数のイベントは、分割されたイベントに限るものではなく、本実施形態に係る旅行プラン作成システムは、更に独立した複数のイベントの順序関係を満たすように旅行プランを作成することもできる。つまり、例えば1日目に開催されるコンサートに参加しないと、2日目に開催されるコンサートに参加できない等、一のイベントを実行した後でないと他のイベントを実行できない場合などにも対応した旅行プランを作成することができる。更に、例えば連日行われる連続した内容の演劇等、複数のイベント全てを実行しないと、イベントを実行したことにならない場合などにも対応した旅行プランを作成することができる。
更に、このリンク情報に順序関係が定められた複数のイベントとして、利用者の趣向を反映させることもできる。例えば、イベントとして「温泉」と「スキー」があった場合、利用者は、「温泉」→「スキー」という順序よりも、「スキー」→「温泉」という順序を設定する方が多い。よって、このような利用者の趣向を反映させた旅行プランを作成することも可能である。更に、これらの複数のイベントとして、現地の状況を反映させることもできる。例えば、第1イベントと第2イベントとの間の道路で事故等が発生して一方通行となり、第1イベント→第2イベントと設定することしか物理的に不可能になった場合などにも、適切にリンク情報を定めることにより実行不可能な旅行プランを作成することを防ぐことができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、旅行プラン作成装置10、60、70が移動時間検索エンジン15を備えるとしたが、旅行プラン作成装置10、60、70は、移動時間検索エンジン15を備えず、ネットワーク7を介して接続された外部の移動時間検索エンジン等を使用して、各イベント間の移動時間を示す移動時間情報を取得してもよい。また、旅行プラン作成装置10、60、70は、移動時間検索エンジン15を備えず、イベント情報DB13に予めイベント情報としてこの移動時間情報を記憶していてもよい。この場合、移動時間設定部113は、イベントの位置情報と、イベント情報の移動時間とに基づいて、該当する移動時間を算出してもよい。
また、上記実施形態では、旅行プラン作成装置10、60、70は、利用者が設定した優先度に応じて旅行プランを作成するとしたが、旅行プラン作成装置10、60、70は、優先度を使用せずに、上記の条件(1)〜(4)を満たすように、旅行プランを作成してもよい。
また、上記実施形態では、優先度設定部107は、利用者が設定したイベントの優先度についての情報を基に、各イベントに優先度情報を設定するが、優先度設定部107は、イベント情報等に基づいて各イベントに優先度情報を設定してもよい。
また、上記実施形態では、同日設定可否判断部109は、選択された複数のイベントが同日に設定可能でない場合には、エラー信号を生成するとしたが、同日設定可否判断部109は、同日に設定可能でない場合、選択された複数のイベントの幾つかのイベントを他のイベントに変更してもよい。そして、旅行プラン作成装置10、60、70は、選択された残りのイベントと、この代替イベントとによって代替の旅行プランを作成してもよい。かかる構成によれば、利用者のニーズを反映させることができると共に、実現可能な旅行プランを作成して、利用者に提供することができる。
また、上記実施形態では、イベント順序決定部111、611は、開催時間情報と必須時間情報とに基づいてイベントの実行順序を決定するとしたが、イベント順序決定部111、611は、イベントの実行順序を決定する際に、利用者がイベントを選択した順番を実行順序として設定した後に、同様の動作をして、イベントの実行順序を決定してもよい。
また、上記実施形態では、イベント順序決定部111、611は、同日設定可否判断部109と移動時間設定部113、613との間に配置されるとしたが、イベント順序決定部111、611は、移動時間設定部113、613とイベント時間決定部115、615との間に配置されてもよい。この場合、移動時間設定部113、613は、移動時間検索エンジン15から、利用者が選択した複数のイベントが実行される位置間の移動時間を全て取得して、イベント順序決定部111、611に出力し、イベント順序決定部111、611は、移動時間に基づいて、各イベントの実行時間帯が長くなるように、複数のイベントの順序を決定してもよい。
より具体的には、イベント順序決定部111、611は、例えば、設定しうるイベント順序の複数のパターンに対して、それぞれの順序パターンで必要となる移動時間の合計値を算出する。そして、イベント順序決定部111、611は、この移動時間の合計値から、それぞれの順序パターンに対して各イベントの実行時間帯として設定することができる時間の長さを算出し、この時間が長くなる順序パターンによって、複数のイベントの順序を決定してもよい。かかる構成によれば、イベント順序決定部111、611により、各イベントの実行時間帯がより長くなるように、複数のイベントの順序を決定することができるため、旅行者の満足度を更に向上させることができる旅行プランを作成することができる。
また、上記実施形態では、イベント順序決定部111、611は、複数のイベントの必須時間が重なる場合、優先度の高いイベントを優先して、この優先度の高いイベントと、必須時間が重なっていない他のイベントとの実行順序を決定するとしたが、イベント順序決定部111、611は、ネットワーク7とイベント選択部105とに接続され、複数のイベントの必須時間が重なる場合に、エラー信号を生成して、イベント選択部105とネットワーク7を経由して旅行プラン要求端末8とに出力してもよい。
また、上記実施形態では、イベント時間決定部115、615は、予備時間と移動時間との和を算出して必要時間を設定するとしたが、この予備時間は設定されなくてもよい。この場合、各イベントの実行時間帯の間に確保すべき必要時間は、移動時間となってもよい。
また、上記実施形態では、旅行プラン作成装置10、60、70が特定の日付の旅行プランを作成する場合について説明したが、旅行プラン作成装置10、60、70は、複数の日付について旅行プランを同時に作成してもよい。この場合、旅行プラン作成装置10、60、70は、複数の日付にわたるタイムテーブル上に、各イベントの実行時間帯を決定してもよい。
また、上記実施形態では、旅行プラン作成システムは、旅行プラン作成装置10、60、70等の専用のハードウェアによって構成されるとして説明したが、上記実施形態で説明した一連の処理は、ソフトウエアにより実行させてもよい。一連の処理をソフトウエアにより行う場合、図23に示すような汎用又は専用のコンピュータにプログラムを実行させることにより、上記の一連の処理を実現することができる。
図23は、プログラムを実行することにより一連の処理を実現するコンピュータの構成例を説明するための説明図である。一連の処理を行うプログラムのコンピュータによる実行について説明すれば、以下のようになる。
図23に示すように、コンピュータは、例えば、バス801及び入出力インターフェイス806等を介して接続された、CPU(Central Processing Unit)802と、HDD(Hard Disk Drive)803・ROM(Read Only Memory)804・RAM(Random Access Memory)805等の記録装置と、LAN(Local Area Network)・インターネット等のネットワーク808に接続された通信装置807と、マウス809・キーボード810・マイク(図示せず)等の入力装置と、フレキシブルディスク、各種のCD(Compact Disc)・MO(Magneto Optical)ディスク・DVD(Digital Versatile Disc)等の光ディスク、磁気ディスク、半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体812等を読み書きするドライブ811と、モニタ813・スピーカ814等の出力装置となどを有する。
そして、CPU803が、記録装置に記録されたプログラム、ネットワーク808を介して受信したプログラム、またはリムーバブル記録媒体812から読み出したプログラム等に従って、各種の処理を実行することにより、上記の一連の処理が、実現される。この際、CPU803は、必要に応じて入力装置から入力する情報や信号に基づいて各種の処理を行ってもよい。そして、この処理結果は、必要に応じて上記の記録装置やリムーバブル記録媒体812等に記録されてもよく、出力装置に出力されてもよく、ネットワーク808に送信してもよい。
本発明の第1実施形態に係る旅行プラン作成システムの概要を説明する説明図である。 同実施形態に係る旅行プラン作成装置が使用するイベント情報を説明するための説明図である。 同実施形態に係る旅行プラン作成システムの構成を説明する説明図である。 同実施形態に係る旅行プラン作成装置の動作を説明する説明図である。 同実施形態に係る旅行プラン作成装置が旅行プランの作成に使用するイベント情報の例を説明する説明図である。 同実施形態に係る旅行プラン作成装置が旅行プランを作成するイベントのイベント情報の例を説明する説明図である。 イベント順序決定部によるイベントの実行順序の決定方法を説明する説明図である。 イベント順序決定部によるイベントの実行順序の決定方法を説明する説明図である。 イベント時間決定部の動作を説明する説明図である。 イベント時間決定部の動作による実行時間帯の調整例を説明する説明図である。 同実施形態に係る旅行プラン作成装置が作成した旅行プランを説明する説明図である。 本発明の第2実施形態に係る旅行プラン作成システムの概要を説明する説明図である。 同実施形態に係る旅行プラン作成装置が使用する補助イベント情報を説明するための説明図である。 同実施形態に係る旅行プラン作成装置が旅行プランの作成に使用するイベント情報の例を説明する説明図である。 同実施形態に係る旅行プラン作成装置の動作を説明する説明図である。 同実施形態に係る旅行プラン作成装置による旅行プランの作成について説明する説明図である。 同実施形態に係る旅行プラン作成装置が使用するイベント情報を説明するための説明図である。 本発明の第3実施形態に係る旅行プラン作成システムの概要を説明する説明図である。 同実施形態に係る旅行プラン作成装置が旅行プランの作成に使用するイベント情報及びリンク情報の例を説明する説明図である。 同実施形態に係る旅行プラン作成装置の動作を説明する説明図である。 同実施形態に係る旅行プラン作成装置の動作を説明する説明図である。 同実施形態に係る旅行プラン作成装置が作成した旅行プランを説明する説明図である。 プログラムを実行することにより一連の処理を実現するコンピュータの構成例を説明するための説明図である。
符号の説明
1 PC
3 PDA
5 携帯電話
7 ネットワーク
8 旅行プラン要求端末
9 情報公開サーバ
10、60、70 旅行プラン作成装置
11 旅行プラン作成サーバ
13、63、73 イベント情報DB
15 移動時間検索エンジン
81 通信部
82 入力部
83 旅行プラン作成要求送信部
84 イベント情報作成部
85 情報取得部
86 表示部
87 音声出力部
88 端末記憶部
101 イベント情報登録部
102 旅行情報取得部
103 イベント情報取得部
105 イベント選択部
107 優先度設定部
109 同日設定可否判断部
110 エリア移動時間記憶部
111、611 イベント順序決定部
113、613 移動時間設定部
115、615 イベント時間決定部
117 旅行プラン出力部
200 タイムテーブル
211、221、231、241 開催時間帯
222、232、242 必須時間帯
310、320、330、340 実行時間帯
401、402、403 移動時間
411、421 イベント前予備時間
412、442 イベント後予備時間
610 補助イベント設定部
706 リンク情報判定部

Claims (31)

  1. 複数のイベントを組み合わせた旅行プランを作成する旅行プラン作成装置であって、
    前記各イベントに関連付けられて、前記イベントの開催時間帯を表す開催時間情報と、前記イベントを実行するために必要な必須時間長又は必須時間帯の少なくも1つを含む必須時間情報と、が記録されたイベント情報記憶部と、
    前記開催時間情報及び前記必須時間情報に基づいて、前記各イベントを実行する実行時間帯を、相互に重複しないように決定するイベント時間決定部と、
    を有することを特徴とする、旅行プラン作成装置。
  2. 前記イベント時間決定部は、
    前記各イベントの実行時間帯が当該イベントの前記開催時間帯に含まれ、かつ、
    前記各イベントの実行時間帯の時間長が当該イベントの前記必須時間長以上になるか、又は、前記各イベントの実行時間帯が当該イベントの前記必須時間帯を含むように、
    前記各イベントの実行時間帯を決定することを特徴とする、請求項1に記載の旅行プラン作成装置。
  3. 前記各イベントに優先度情報を設定する優先度設定部を更に有し、
    前記イベント時間決定部は、前記開催時間情報及び前記必須時間情報に加えて更に前記優先度情報に基づいて、前記各イベントの実行時間帯を決定することを特徴とする、請求項1又は2に記載の旅行プラン作成装置。
  4. 前記イベント情報記憶部には、前記各イベントに関連付けられて、前記イベントが開催される位置情報が更に記録されており、
    前記旅行プラン作成装置は、
    前記開催時間情報及び前記必須時間情報に基づいて、前記複数のイベントの実行順序を決定するイベント順序決定部と、
    前記位置情報に基づいて、時間的に連続する前記イベント間の移動時間を設定する移動時間設定部と、
    を更に有し、
    前記イベント時間決定部は、前記開催時間情報及び前記必須時間情報に基づくと共に、前記連続するイベントの前記実行時間帯間の時間間隔が前記移動時間以上になるように、前記各イベントの実行時間帯を決定することを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の旅行プラン作成装置。
  5. 前記イベント情報記憶部には、前記各イベントに関連付けられて、前記イベントが開催される位置情報が更に記録されており、
    前記旅行プラン作成装置は、
    前記位置情報に基づいて、前記イベント間の移動時間を設定する移動時間設定部と、
    前記移動時間に基づいて、前記各イベントの実行時間帯に割り当て可能な時間が長くなるように前記複数のイベントの実行順序を決定するイベント順序決定部と、
    を更に有し、
    前記イベント時間決定部は、前記開催時間情報及び前記必須時間情報に基づくと共に、時間的に連続する前記イベントの実行時間帯間の時間間隔が前記移動時間以上になるように、前記各イベントの実行時間帯を決定することを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の旅行プラン作成装置。
  6. 前記イベント情報記憶部には、前記各イベントに関連付けられて、当該イベントに付随して実行される補助イベントの要否条件を定めた条件情報が更に記録されており、
    前記旅行プラン作成装置は、
    前記複数のイベントから実行すべき複数のイベントを選択するイベント選択部と、
    前記イベント選択部により選択されたイベントに関連付けられた前記補助イベントが必要であるか否かを前記条件情報に基づいて判断し、当該補助イベントが必要であると判断した場合に当該補助イベントを実行すべきイベントとして設定する補助イベント設定部と、
    を更に有し、
    前記イベント選択部により選択された複数のイベントと、前記補助イベント設定部により設定された補助イベントと、を組み合わせて前記旅行プランを作成することを特徴とする、請求項4又は5に記載の旅行プラン作成装置。
  7. 前記イベント情報記憶部には、前記補助イベントの設定可能時間帯を表す設定可能時間情報と、当該補助イベントを実行するために必要な必須時間長を含む補助必須時間情報と、が更に記録されており、
    前記イベント順序決定部は、前記複数のイベントの実行順序を決定する際に、前記イベント選択部により選択された複数のイベントと、前記補助イベント設定部により設定された補助イベントとの実行順序を、少なくとも前記補助イベントの前記設定可能時間情報及び前記補助必須時間情報に基づいて決定し、
    前記イベント時間決定部は、前記各イベントの前記開催時間情報及び前記必須時間情報と、前記補助イベントの前記設定可能時間情報及び前記補助必須時間情報とに基づいて、前記各イベントの実行時間帯と前記補助イベントの実行時間帯とを相互に重複しないように決定することを特徴とする、請求項6に記載の旅行プラン作成装置。
  8. 前記イベント情報記憶部には、前記各イベントに関連付けられて、当該イベントの前記補助イベントが開催される位置情報が更に記録されており、
    前記移動時間設定部は、前記各イベントの位置情報と前記補助イベントの位置情報とに基づいて、前記イベントと前記補助イベントとの間の移動時間を更に設定し、
    前記イベント時間決定部は、前記各イベントの実行時間帯と前記補助イベントの実行時間帯との間の時間間隔が前記移動時間以上になるように、前記各イベントの実行時間帯と前記補助イベントの実行時間帯とを決定することを特徴とする、請求項7に記載の旅行プラン作成装置。
  9. 前記イベント情報記憶部には、2以上の前記イベントの順序関係を定めたリンク情報が更に記録されており、
    前記イベント順序決定部は、前記リンク情報に定められた前記順序関係を満たすように、前記複数のイベントの実行順序を決定することを特徴とする、請求項4又は5に記載の旅行プラン作成装置。
  10. 前記複数のイベントから実行すべき複数のイベントを選択するイベント選択部と、
    前記イベント選択部により選択された複数のイベントの前記開催時間情報及び前記必須時間情報に基づいて、当該複数のイベントが前記リンク情報に定められた前記順序関係を満たすか否かを判定するリンク情報判定部と、
    を更に有し、
    前記イベント順序決定部は、前記リンク情報判定部が前記順序関係を満たすと判定した場合に、前記複数のイベントの実行順序を決定することを特徴とする、請求項9に記載の旅行プラン作成装置。
  11. 前記リンク情報は、1のイベントを実行内容に応じて分割することにより得られる2以上のイベントの順序関係を定めることを特徴とする、請求項9又は10に記載の旅行プラン作成装置。
  12. 前記イベント情報記憶部には、前記各イベントに関連付けられて、前記イベントの実行時間帯の前後に確保すべき時間を表す予備時間情報を更に記録されており、
    前記イベント時間決定部は、前記開催時間情報及び前記必須時間情報に基づくと共に、前記時間的に連続するイベントの前記実行時間帯間の前記時間間隔が前記移動時間と前記確保すべき時間との和以上になるように、前記各イベントの実行時間帯を決定することを特徴とする、請求項4〜11のいずれかに記載の旅行プラン作成装置。
  13. 前記イベント情報記憶部には、前記各イベントに関連付けられて、前記イベントが開催される位置が属するエリア情報を更に記録されており、
    前記エリア情報に基づいて、前記複数のイベントが同日に実行可能か否かを判断する同日設定可否判断部を更に有することを特徴とする、請求項1〜12のいずれかに記載の旅行プラン作成装置。
  14. 複数のイベントを組み合わせた旅行プランを作成する旅行プラン作成方法であって、
    前記各イベントに関連付けられた、前記イベントの開催時間帯を表す開催時間情報と、前記イベントを実行するために必要な必須時間長又は必須時間帯の少なくも1つを含む必須時間情報と、に基づいて、前記各イベントを実行する実行時間帯を、相互に重複しないように決定することを特徴とする、旅行プラン作成方法。
  15. 前記各イベントの実行時間帯が当該イベントの前記開催時間帯に含まれ、かつ、
    前記各イベントの実行時間帯の時間長が当該イベントの前記必須時間長以上になるか、又は、前記各イベントの実行時間帯が当該イベントの前記必須時間帯を含むように、
    前記各イベントの実行時間帯を決定することを特徴とする、請求項14に記載の旅行プラン作成方法。
  16. 前記各イベントに優先度情報を設定し、
    前記開催時間情報及び前記必須時間情報に加えて更に前記優先度情報に基づいて、前記各イベントの実行時間帯を決定することを特徴とする、請求項14又は15に記載の旅行プラン作成方法。
  17. 前記開催時間情報及び前記必須時間情報に基づいて、前記複数のイベントの実行順序を決定し、
    前記各イベントが開催される位置情報に基づいて、時間的に連続する前記イベント間の移動時間を設定し、
    前記開催時間情報及び前記必須時間情報に基づくと共に、前記連続するイベントの前記実行時間帯間の時間間隔が前記移動時間以上になるように、前記各イベントの実行時間帯を決定することを特徴とする、請求項14〜16のいずれかに記載の旅行プラン作成方法。
  18. 前記各イベントが開催される位置情報に基づいて、前記イベント間の移動時間を設定し、
    前記移動時間に基づいて、前記各イベントの実行時間帯に割り当て可能な時間が長くなるように前記複数のイベントの実行順序を決定し、
    前記開催時間情報及び前記必須時間情報に基づくと共に、時間的に連続する前記イベントの実行時間帯間の時間間隔が前記移動時間以上になるように、前記各イベントの実行時間帯を決定することを特徴とする、請求項14〜16のいずれかに記載の旅行プラン作成方法。
  19. 前記複数のイベントから実行すべき複数のイベントを選択し、
    選択した前記イベントに関連付けられ当該イベントに付随して実行される補助イベントが必要であるか否かを、当該補助イベントの要否条件を定めた条件情報に基づいて判断し、
    前記補助イベントが必要であると判断した場合に、当該補助イベントを実行すべきイベントとして設定し、
    前記選択した複数のイベントと、設定した前記補助イベントと、を組み合わせて前記旅行プランを作成することを特徴とする、請求項17又は18に記載の旅行プラン作成方法。
  20. 前記複数のイベントの実行順序を決定する際に、前記選択した複数のイベントと、前記設定した補助イベントとの実行順序を、少なくとも前記補助イベントの設定可能時間帯を表す設定可能時間情報と当該補助イベントを実行するために必要な必須時間長を含む補助必須時間情報とに基づいて決定し、
    前記各イベントの実行時間帯を決定する際に、前記各イベントの前記開催時間情報及び前記必須時間情報と、前記補助イベントの前記設定可能時間情報及び前記補助必須時間情報とに基づいて、前記各イベントの実行時間帯と前記補助イベントの実行時間帯とを相互に重複しないように決定することを特徴とする、請求項19に記載の旅行プラン作成方法。
  21. 前記イベント間の移動時間を設定する際に、前記各イベントの位置情報と前記補助イベントが開催される位置情報とに基づいて、前記イベントと前記補助イベントとの間の移動時間を更に設定し、
    前記各イベントの実行時間帯を決定する際に、前記各イベントの実行時間帯と前記補助イベントの実行時間帯との間の時間間隔が前記移動時間以上になるように、前記各イベントの実行時間帯と前記補助イベントの実行時間帯とを決定することを特徴とする、請求項20に記載の旅行プラン作成方法。
  22. 前記複数のイベントの実行順序を決定する際に、2以上の前記イベントの順序関係を定めたリンク情報に基づいて、当該リンク情報に定められた前記順序関係を満たすように、前記複数のイベントの実行順序を決定することを特徴とする、請求項17又は18に記載の旅行プラン作成方法。
  23. 前記複数のイベントから実行すべき複数のイベントを選択し、
    選択した前記複数のイベントの前記開催時間情報及び前記必須時間情報に基づいて、当該複数のイベントが前記リンク情報に定められた前記順序関係を満たすか否かを判定し、
    前記複数のイベントが前記順序関係を満たすと判定した場合に、前記複数のイベントの実行順序を決定することを特徴とする、請求項22に記載の旅行プラン作成方法。
  24. 前記リンク情報は、1のイベントを実行内容に応じて分割することにより得られる2以上のイベントの順序関係を定めることを特徴とする、請求項22又は23に記載の旅行プラン作成方法。
  25. 前記開催時間情報及び前記必須時間情報に基づくと共に、前記時間的に連続するイベントの前記実行時間帯間の前記時間間隔が、前記移動時間と当該イベントの実行時間帯の前後に確保すべき時間との和以上になるように、前記各イベントの実行時間帯を決定することを特徴とする、請求項17〜24のいずれかに記載の旅行プラン作成方法。
  26. 前記各イベントが開催される位置が属するエリア情報に基づいて、前記複数のイベントを同日に実行可能か否かを判断した後に、前記各イベントの実行時間帯を決定することを特徴とする、請求項14〜25のいずれかに記載の旅行プラン作成方法。
  27. 複数のイベントを組み合わせた旅行プランを作成する旅行プラン作成装置と、
    前記旅行プラン作成装置にネットワークを介して接続され、前記旅行プラン作成装置に前記旅行プランの作成を要求する要求情報を送信する旅行プラン要求端末と、
    を有し、
    前記旅行プラン作成装置は、
    前記各イベントに関連付けられて、前記イベントの開催時間帯を表す開催時間情報と、前記イベントを実行するために必要な必須時間長又は必須時間帯の少なくも1つを含む必須時間情報と、が記録されたイベント情報記憶部と、
    前記旅行プラン要求端末が送信した前記要求情報に応じて、前記開催時間情報及び前記必須時間情報に基づき、前記各イベントを実行する実行時間帯を相互に重複しないように決定するイベント時間決定部と、
    を有することを特徴とする、旅行プラン作成システム。
  28. 前記旅行プラン作成装置は、
    1又は2以上のイベントの前記開催時間情報及び前記必須時間情報を公開している情報公開サーバにネットワークを介して接続され、当該情報公開サーバから前記開催時間情報及び前記必須時間情報を取得して、前記イベント情報記憶部に記録するイベント情報登録部を更に有することを特徴とする、請求項27に記載の旅行プラン作成システム。
  29. 複数のイベントを組み合わせた旅行プランを作成する旅行プラン作成装置にネットワークを介して接続され、前記旅行プラン作成装置から前記旅行プランを取得する旅行プラン要求端末であって、
    前記旅行プラン作成装置に前記旅行プランの作成を要求する要求情報を送信する旅行プラン作成要求送信部と、
    前記各イベントに関連付けられた、前記イベントの開催時間帯を表す開催時間情報と、前記イベントを実行するために必要な必須時間長又は必須時間帯の少なくも1つを含む必須時間情報と、に基づいて、前記各イベントを実行する実行時間帯が相互に重複しないように前記要求情報に応じて作成された旅行プランを、前記旅行プラン作成装置から取得する情報取得部と、
    を有することを特徴とする、旅行プラン要求端末。
  30. 新たなイベントに関連付けられた前記開催時間情報及び前記必須時間情報を作成するイベント情報作成部を更に有することを特徴とする、請求項29に記載の旅行プラン要求端末。
  31. コンピュータに、請求項14〜26のいずれかに記載の旅行プラン作成方法を実現させるためのプログラム。
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