JP2009211538A - 旅行プラン作成装置、旅行プラン作成方法、旅行プラン作成システム、旅行プラン要求端末及びプログラム - Google Patents

旅行プラン作成装置、旅行プラン作成方法、旅行プラン作成システム、旅行プラン要求端末及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの労力を低減し、実現可能な旅行プランを容易に作成することができる 旅行プラン作成装置、旅行プラン作成方法、旅行プラン作成システム、旅行プラン要求端末及びプログラムを提供すること。
【解決手段】この旅行プラン作成装置300は、上記イベントの開催時間帯を表す開催時間情報を含むイベント情報が記録されるイベント情報記憶部321と、上記旅行プランに含めるイベントを選択するイベント選択部331と、上記イベント選択部331により選択されたイベントを実行するための実行時間帯を設定する実行時間設定部341と、上記実行時間設定部341により設定された実行時間帯を表す実行時間情報と、当該実行時間帯が設定されたイベントの開催時間情報とに基づいて、上記実行時間帯が設定可能であるか否かを判定する判定部342と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、旅行プラン作成装置、旅行プラン作成方法、旅行プラン作成システム、旅行プラン要求端末及びプログラムに関する。
個人旅行をする旅行者は、その旅行中にどこに泊まり、何を食べ、どこへ行き、どのような交通手段で移動するか等のプランを自ら決定する。しかし、このような個人旅行の旅行プランをたてるには、その旅行地域にある観光地の所在地・移動手段・移動時間・飲食店・催し物の有無・目的地の開場時間帯・観光対象の開催時間帯等の情報を予め調べる必要がある。
近年のインターネットの普及に伴い、各種の情報サイトや経路検索エンジン等を使用することにより、このような情報を手軽に取得することができるようになった。しかし、個々の情報を吟味して、移動時間や開催時間帯等を調整しつつ実際に実現可能な旅行プランをたてることは、依然として旅行者本人が行う必要があり、旅行者の手間は多大であった。
これに対して、自動的に旅行プランを作成する装置として、特許文献1が開示されている。この特許文献1に記載の旅行プラン作成装置では、旅行プランを作成したいユーザは、まず、各端末から旅行プラン作成装置にアクセスし、旅行中に時間を費やす複数のイベントを選択する。その後、旅行プラン作成装置は、この選択された複数のイベントを時系列順に並び替えて旅行プランを作成し、利用者の端末に表示させる。
特開2007−058670号公報
上記特許文献1などのような旅行プラン作成装置では、ユーザがイベントを選択する際に、そのイベントが開催されているか否かの情報(例えば休館情報など)をユーザに提供することができる。しかし、この際、イベントが開催されているか否かの情報は、単に、参考情報として提供されるだけである。また、旅行プラン作成装置が時系列順に並び替えた場合におけるイベントを実行する予定の時間帯、又は、ユーザが設定したイベントを実行する予定の時間帯が、イベントが開催されている時間帯であるか否かの判断は、やはり、ユーザ自身が行う必要があった。
また、上記特許文献1などのような旅行プラン作成装置では、例えば休館日などのようにイベントが開催されていない日に、そのイベントを選択するか否かの判断も、ユーザ自身が行う必要があった。よって、例えばイベントが開催されているか否かの情報を見落としたり、判断を誤ったりして、ユーザがそのイベントを誤って選択する恐れがある。この場合、旅行プラン作成装置は、実際には実行することができないような旅行プランを作成してしまう可能性がある。また、上記特許文献1などのような旅行プラン作成装置では、複数のイベントの時系列順への並び替えは、ユーザが所望する全てのイベントが選択された後に行われる。よって、開催時間帯が重複する複数のイベントがユーザによって選択される可能性もあった。
このように、上記特許文献1などのような旅行プラン作成装置では、十分にユーザの労力低減しているとは言えず、かつ、実現不可能な旅行プランを作成してしまう場合も少なくない。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、ユーザの労力を低減し、実現可能な旅行プランを容易に作成することが可能な、新規かつ改良された旅行プラン作成装置、旅行プラン作成方法、旅行プラン作成システム、旅行プラン要求端末及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、1又は2以上のイベントを組み合わせて旅行プランを作成する旅行プラン作成装置であって、上記イベントの開催時間帯を表す開催時間情報を含むイベント情報が記録されるイベント情報記憶部と、上記旅行プランに含めるイベントを選択するイベント選択部と、上記イベント選択部により選択されたイベントを実行するための実行時間帯を設定する実行時間設定部と、上記実行時間設定部により設定された実行時間帯を表す実行時間情報と、当該実行時間帯が設定されたイベントの開催時間情報とに基づいて、上記実行時間帯が設定可能であるか否かを判定する判定部と、を有することを特徴とする、旅行プラン作成装置が提供される。
この構成によれば、イベント選択部により、旅行プランに含めるイベントを選択することができ、実行時間設定部により、そのイベントを実行するための実行時間帯を設定することができる。そして、判定部により、設定された実行時間帯を表した実行時間情報と、イベント情報記憶部に記憶された開催時間情報と、に基づいて実行時間帯が設定可能であるか否かを判定することができる。この判定の例として、判定部は、実行時間帯が開催時間帯に含まれる場合には、実行時間帯が設定可能であると判定し、実行時間帯が開催時間帯に含まれない場合には、実行時間帯は設定不可能であると判定することなどが挙げられる。このように判定部は実行時間帯を設定可能であるか否かを判定するので、実行時間設定部が設定した実行時間帯がそのイベントを実際に実行可能なように設定されているか否かを、ユーザ自らが確認せずに済む。また、実際に実行不可能な旅行プランを作成することも防止される。
また、上記イベント情報には、更に、上記イベントの開催日を表す開催日情報が含まれており、上記判定部は、更に、上記実行時間帯が設定されたイベントの開催日情報に基づいて、上記実行時間帯が設定可能であるか否かを判定してもよい。
この構成によれば、イベントが開催されていない日にイベントの実行時間帯を設定するような実行不可能な旅行プランが作成されることを防ぐことができる。
また、上記イベント情報には、更に、上記イベントの実行に確保しておくべき最低の時間長を表す最低実行時間長情報が含まれており、上記判定部は、更に、上記実行時間帯が設定されたイベントの最低実行時間長情報に基づいて、上記実行時間帯が設定可能であるか否かを判定してもよい。
この構成によれば、イベントの実行時間帯が、実際にはイベントを実行不可能に短く設定されるなど、実行不可能なイベントが作成されることを防ぐことができる。
また、上記イベント選択部により選択されたイベントの開催時間帯を表示画面に表示させる表示制御部を更に有し、上記表示制御部は、上記判定部による判定結果を上記表示画面に表示させてもよい。
この構成によれば、表示制御部により、イベント選択部が選択したイベントの開催時間帯を表示画面に表示させることができる。更に、この表示制御部により、判定部における判定結果をも表示画面に表示させることができる。従って、ユーザは、各イベントの開催時間帯を考慮しつつ、イベントを選択させることができる。また、ユーザは、実行時間設定部が設定した実行時間帯が、実際に設定可能であるか否か、つまり、その実行時間帯中にイベントを実行することが可能であるか否かを確認することができる。よって、実行できないような旅行プランを作成せずに済む。
また、上記表示制御部は、上記実行時間帯が設定可能ではないと上記判定部により判定された場合、所定の警告表示を上記表示画面に表示させてもよい。
この構成によれば、実行時間帯は設定不可能であると判定部が判定した場合、表示制御部により、所定の警告表示を表示画面中に表示させることができる。従って、ユーザは、実行時間設定部が設定した実行時間帯が、実際には実行することができないものであることを知ることができる。
また、上記実行時間設定部は、上記実行時間帯が設定可能ではないと上記判定部により判定された場合、上記実行時間帯が設定可能となるように上記実行時間帯を再度設定してもよい。
この構成によれば、実行時間設定部が一旦設定した実行時間帯が、実際には設定不可能である場合、実行時間設定部により、設定可能なように再度実行時間帯を設定することができる。
また、上記判定部は、上記実行時間設定部により既設定されている一のイベントの実行時間情報と、上記実行時間設定部により新たに設定された他のイベントの実行時間情報と、当該他のイベントの開催時間情報とに基づいて、上記他のイベントの実行時間帯が設定可能であるか否かを判定してもよい。
この構成によれば、判定部により、既に設定されている一のイベントの実行時間帯を表した実行時間情報と、新たに設定した他のイベントの実行時間帯を表した実行時間情報とに基づいて、他のイベントの実行時間帯が設定可能であるか否かを判定することができる。したがって、例えば、他のイベントの実行時間帯が、既に設定されている一のイベントの実行時間帯と重畳している場合などにも、その他のイベントの実行時間帯は設定不可能であると判定し、ユーザに通知することができる。
また、上記実行時間設定部により設定された実行時間帯を調整する実行時間調整部を更に有し、上記判定部は、上記実行時間調整部により調整された実行時間帯が設定可能であるか否かを判定してもよい。
この構成によれば、実行時間帯調整部は、実行時間帯設定部により設定された実行時間帯を調整することができる。そして、判定部は、その調整後の実行時間帯をも設定可能であるか否かを判定することができる。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、1又は2以上のイベントを組み合わせて旅行プランを作成する旅行プラン作成装置と、上記旅行プラン作成装置にネットワークを介して接続され、上記旅行プラン作成装置に上記旅行プランを作成させる旅行プラン要求端末と、を有し、上記旅行プラン作成装置は、上記イベントの開催時間帯を表す開催時間情報を含むイベント情報が記録されるイベント情報記憶部と、上記旅行プラン要求端末から取得したイベント選択情報に基づいて、上記旅行プランに含めるイベントを選択するイベント選択部と、上記旅行プラン要求端末から取得した実行時間設定情報に基づいて、上記イベント選択部により選択されたイベントを実行するための実行時間帯を設定する実行時間設定部と、上記実行時間設定部により設定された実行時間帯を表す実行時間情報と、当該実行時間帯が設定されたイベントの開催時間情報とに基づいて、上記実行時間帯が設定可能であるか否かを判定する判定部と、上記イベント選択部により選択されたイベントの開催時間帯及び上記判定部による判定結果を、上記旅行プラン要求端末の表示画面に表示させる表示制御部と、を有することを特徴とする、旅行プラン作成システムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、イベントの開催時間帯を表す開催時間情報を含むイベント情報が記録されるイベント情報記憶部と、イベント選択情報に基づいて旅行プランに含めるイベントを選択するイベント選択部と、実行時間設定情報に基づいて上記イベント選択部により選択されたイベントを実行するための実行時間帯を設定する実行時間設定部と、上記実行時間設定部により設定された実行時間帯を表す実行時間情報と当該実行時間帯が設定されたイベントの開催時間情報とに基づいて上記実行時間帯が設定可能であるか否かを判定する判定部と、を有する旅行プラン作成装置に、ユーザの操作に応じた上記イベント選択情報及び上記実行時間設定情報を送信する旅行プラン作成要求送信部と、上記イベント選択部により選択されたイベントの開催時間帯及び上記判定部による判定結果を、上記旅行プラン作成装置から受信する旅行プラン受信部と、上記旅行プラン受信部が受信した上記開催時間帯及び上記判定結果を表示する表示部と、
を有することを特徴とする、旅行プラン要求端末が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータに、旅行プランに含めるイベントを選択するイベント選択機能と、上記イベント選択機能により選択されたイベントを実行するための実行時間帯を設定する実行時間設定機能と、上記実行時間設定機能により設定された実行時間帯を表す実行時間情報と、当該実行時間帯が設定されたイベントの開催時間帯を表す開催時間情報とに基づいて、上記実行時間帯が設定可能であるか否かを判定する判定機能と、を実現させるためのプログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、ユーザの労力を低減し、実現可能な旅行プランを容易に作成できる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<第1実施形態に係る旅行プラン作成システムの構成>
まず、図1を参照しつつ、本発明の第1実施形態に係る旅行プラン作成システムの構成について説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る旅行プラン作成システムの構成について説明する説明図である。
図1に示すように、本実施形態に係る旅行プラン作成システム100は、旅行プラン要求端末200と、旅行プラン作成装置300とを有する。
この旅行プラン作成システム100は、ユーザによる所定の操作に応じて、旅行プランを作成する。ここで言う「旅行プラン」とは、例えば、1又は2以上のイベントが時系列に沿って並べられた予定表・タイムスケジュール・計画表などを意味する。つまり、旅行プランは、「あるイベントを何時から何時まで実行する」という情報を、所定の期間(旅行期間)中に設定されている1又は2以上のイベント毎に有しており、ユーザが旅行中の行動時に参照するためのものである。なお、この旅行プランは、ユーザの行動に指針を与えるものであり、ユーザの行動を束縛するものではない。この旅行プラン作成システム100は、旅行プランを作成することを目的としており、作成された旅行プランは実際に実行される必要はない。更に言えば、この旅行プランを作成するユーザと、実際の旅行プランを実行するユーザとは別人であってもよい。
また、説明の便宜上、旅行プランが作成される期間におけるユーザの行動目的を「旅行」と言うが、厳密な意味での旅行に限定されるものではなく、例えば出張・帰郷・外出など様々な目的をも含むものとし、旅行プランには、ユーザの通常の行動範囲(例えば居所・勤め先・よく訪れる地域やその近傍)の外部だけでなく、その内部における計画等をも含まれるものとする。つまり、旅行プランには、例えば、単なる近郊への外出時の予定表も含まれる。
更に、ここで言う「イベント」は、例えば、旅行中にユーザが滞在・参加・鑑賞・実行等するための、場所・出来事・行事・催し物・行動などを意味する。イベントとしては、例えば、コンサートやスポーツや催し物を見ることやその実行、名所や景勝や観光地への訪問、宿泊施設などへの宿泊、会合への参加、飲食店などでの食事、観光用乗り物に乗ることなどが挙げられる。しかし、イベントはここで挙げた例に限定されるものではなく、ユーザが所定の場所で実行可能であり、その実行に所定の時間長を要する様々な事象を含めることが可能である。ここではこのような事象を総称してイベントと言い、このイベントについて滞在・参加・鑑賞・実行等を行うことを「実行」と総称する。そして、旅行プラン中に含まれた各イベントの実行を予定している時間間隔(時間帯)のことを、ここでは「実行時間帯」ともいう。
旅行プラン作成システム100の構成についての説明に戻る。
上記の旅行プラン要求端末200と旅行プラン作成装置300とは、例えばインターネット、LAN、WAN等の通信ネットワーク(以下、「ネットワーク400」という。)を経由して相互に接続可能である。旅行プラン要求端末200は、ユーザによって操作され、このユーザ操作に応じて、旅行プラン作成装置300に旅行プランを作成させるための所定の信号及び情報を送信する。一方、この所定の信号を受信した旅行プラン作成装置300は、以下で説明する所定の処理や動作を通じて、ユーザが所望する旅行プランを作成する。そして、旅行プラン要求端末200は、作成された旅行プランを取得して、例えば、表示画面に表示したり、音声出力したり、記録装置に記録するなどにより、旅行プランをユーザに提供する。
なお、本実施形態では、旅行プランを作成する構成として、図1に示す旅行プラン作成システム100を例に挙げて説明する。しかし、これは本発明の一実施形態であり、本発明はこの例に限定されないことは言うまでもない。本発明は、例えば、旅行プラン要求端末200と旅行プラン作成装置300とが一体となった1つの旅行プラン作成装置として実施されることも可能である。また、本発明は、ネットワーク400を介して接続差可能なコンピュータ・携帯電話・PDA(Personal Digital Assistant)などの様々な情報処理端末からの要求に応じて、旅行プランを作成する旅行プラン作成装置として実施されることも可能である。つまり、本発明は、様々な形態で実施されることも可能である。なお、本発明が1つの旅行プラン作成装置として実施される場合、ユーザは、旅行プラン作成装置を直接操作することにより、旅行プランを作成させることができる。
以下、旅行プラン要求端末200及び旅行プラン作成装置300がそれぞれ有する構成について、図1を参照しつつ、説明する。
<旅行プラン要求端末の構成>
図1に示すように、旅行プラン要求端末200は、旅行プラン作成要求送信部210と、旅行プラン受信部220と、表示部230とを有する。
旅行プラン作成要求送信部210は、ユーザの操作に応じて、旅行プラン作成装置300に旅行プランを作成させるための所定の信号及び情報を送信する。この所定の信号及び情報としては、例えば、作成開始情報・イベント選択情報・実行時間設定情報などが挙げられるが、その他必要に応じて様々な信号及び情報であってもよいことは言うまでもない。
「作成開始情報」は、旅行プラン作成装置300に旅行プラン作成を開始させるための必要な情報と、その他必要に応じた付加的な情報とを含む。作成開始情報が含む情報の例としては、旅行プラン作成装置300に旅行プラン作成を開始させる「スタート信号」、ユーザが旅行することを予定している地域を表した「地域情報」、ユーザが旅行することを予定している期間を表した「期間情報」などが挙げられる。なお、作成開始情報は、その他、ユーザの年齢・性別・嗜好・過去に実行したイベントなどのような付加的な情報を含んでもよい。「イベント選択情報」は、ユーザの操作に応じて出力され、「ユーザがどのイベントを旅行プラン中に含めることを所望しているか」などを表した情報である。「実行時間設定情報」は、ユーザの操作に応じて出力され、「ユーザがイベントを実行したいと所望している時間帯は何時なのか」などを表した情報である。なお、この実行時間設定情報は、旅行プラン作成装置300が作成する旅行プラン中の実行時間帯を固定するものではなく、旅行プラン中に含まれる各イベントの実行時間帯は、この実行時間設定情報を必ずしも正確に反映しているとは限らない。
旅行プラン受信部220は、旅行プラン作成装置300が作成した旅行プランを受信し、受信した旅行プランを表示部230の表示画面に表示させる。また、この旅行プラン受信部220は、旅行プランだけでなく、例えば、旅行プラン作成装置300が旅行プラン作成中などに出力する様々な情報を受信し、受信した情報の一部又は全部を表示部230の表示画面に表示させることができる。旅行プラン受信部220は、ユーザの操作に応じて、更に他の様々な情報を表示部230の表示画面に表示させてもよい。なお、以下で説明する表示部230の表示画面に表示される表示映像例は、この旅行プラン受信部220及び表示部230によって表示させられるが、説明の便宜上、表示映像を説明する際に、この旅行プラン受信部220及び表示部230が表示させる旨についての説明は適宜省略する。この表示部230に表示させる情報の例としては、イベントの内容を表した「イベント情報」、「判定結果」を表した「判定結果情報」、「警告表示」を表した「警告情報」などが挙げられるが、これらの情報については後述する。なお、旅行プラン受信部220は、所定の情報を表示画面に表示させるだけでなく、例えば、音声出力したり、別途の記憶装置(図示せず)に記録することも可能である。
<旅行プラン作成装置300の構成>
更に図1を参照して、旅行プラン作成装置300の構成について説明する。
図1に示すように、旅行プラン作成装置300は、通信部310と、イベント情報記憶部321と、イベント情報登録部322と、イベントリスト作成部331と、表示制御部332と、イベント選択部333と、実行時間設定部341と、時間整合性判定部342と、実行時間調整部343とを有する。
通信部310は、ネットワーク400に接続され、旅行プラン要求端末200や他の端末との通信のインターフェイスの役割を担う。
イベント情報記憶部321には、それぞれイベントの内容を表した1又は2以上のイベント情報が記録される。各イベント情報には、そのイベントに関する名称・開催時間・開催場所などの情報が含まれる。このイベント情報に含まれる情報の例を、図2に示す。図2は、本実施形態に係る旅行プラン作成システムが使用するイベント情報について説明する説明図である。
(イベント情報について)
イベント情報には、例えば、「id情報」、「name_jp情報」、「post_code情報」、「address_jp情報」、「op_hour_jp情報」、「op_start_minutes情報」、「op_end_minutes情報」、「op_period情報」、「op_day情報」、「links情報」、「lat情報」、「lon情報」、「keywords情報」、「pre_time_length情報」、「minimum_time_length情報」、「image情報」、「guidance情報」及び「priority情報」などが含まれる。
id情報は、各イベントを識別するための識別子であり、例えばID(Identification)番号等で表される。ここでは、id情報は、イベント毎に異なる値が割り当てられた目的地番号であるものとする。name_jp情報は、イベントの名称を表す情報である。post_code情報は、イベントが実行される位置(以下「所在地」ともいう。)の郵便番号を表す情報である。address_jp情報は、イベントの所在地の住所を表す情報である。op_hour_jp情報は、イベントの開催時間についての説明文を表す情報である。op_start_minutes情報は、イベントの開催時間帯の開始時刻(例えば開場時刻・開演時刻等)を表す情報である。op_end_minutes情報は、イベントの開催時間帯の終了時刻(例えば閉場時刻・閉演時刻等)を表す情報である。op_period情報は、イベントが開催されている期間を表す情報である。op_day情報は、イベントが開催されている曜日を表す情報である。links情報は、イベントに関するホームページなどのような外部リンク先を表した情報であり、例えば、URI(Uniform Resource Identifier)を表す。lat情報は、イベントの所在地の緯度を表した情報である。lon情報は、イベントの所在地の経度を表した情報である。keywords情報は、イベントのキーワード等を表した情報であり、例えば、当該イベントの名称・内容・所在地等に含まれるキーワード、そのイベントの属性や種類等を表した情報であってもよい。pre_time_length情報は、イベントを実行する際に必要であろうと予想され、初期設定として設定される実行時間長を表す情報である。minimum_time_length情報は、イベントを実行する際に最低限確保すべき実行時間長を表す情報である。image情報は、イベント自体の画像などのようにそのイベントを連想させるようなイベントに関する画像データである。guidance情報は、例えば「そのイベントが何のイベントであるのか」等のように、イベントについての説明(アナウンス)を表した情報である。priority情報は、そのイベントの優先度を表した情報である。なお、イベント情報には、これらの情報以外に、更に様々な情報が含まれてもよいことは言うまでもない。
イベント情報記憶部321には、上記のような情報が記録されるが、本実施形態に係る旅行プラン作成システム100では、上記複数の情報中、特に、「op_start_minutes情報」、「op_end_minutes情報」、「op_period情報」、「op_day情報」、「pre_time_length情報」、「minimum_time_length情報」及び「priority情報」などを使用して、旅行プランを作成する。この「op_start_minutes情報」及び「op_end_minutes情報」を、開催時間帯の開始及び終了時刻を定める情報であるという意味で「開催時間情報」ともいう。なお、ここでいう「開催時間」とは、そのイベントを実行することが可能な時間を意味し、通常、開始時刻から終了時刻までの所定の時間幅を有する時間帯として表される。よって、このような時間帯を「開催時間帯」とも言う。また、ここでは「op_period情報」を「開催期間情報」とも言い、「op_day情報」を「開催曜日情報」とも言う。また、この開催期間情報及び開催曜日情報をあわせて「開催日情報」ともいう。イベントによっては、開催されている期間が定められていたり、開催される曜日が限られる場合がある。このようなイベントの開催日は、上記開催日情報により決定される。また、「pre_time_length情報」を、ここでは「実行時間長情報」とも言う。この実行時間長情報は、例えば、実際にそのイベントを実行した結果その実行に要した時間長を統計的に求めて予め設定してもよく、イベントの主催者などにより決定されている時間長に予め設定されてもよく、イベントを実行する際に必要な最小時間長に予め設定されてもよい。また、「minimum_time_length情報」を、ここでは「最低実行時間長情報」とも言う。この最低実行時間長情報は、例えば、実際にそのイベントを実行する際に最低限確保しておくべき時間長を表し、この情報も統計的に定めてもよく、主催者によって決定されてもよい。また、「priority情報」をここでは「優先情報」とも言う。この優先情報は、例えば、イベント毎に優先順位が付される場合には、その優先順位を表した情報であってもよい。また、優先情報は、例えば、イベントを実行する年齢層や性別などのように実行者の属性を表した情報であってもよい。この場合、優先情報により、旅行プランを作成させたいユーザの属性等に応じて、イベントの優先度を決定することができる。
再び図1を参照して、旅行プラン作成装置300の他の構成の説明に戻る。
イベント情報登録部322は、上記イベント情報記憶部321にイベント情報を記録(登録)することができる。このイベント情報登録部322は、ネットワーク400上にイベント情報を公開している他のポータルサイトなどの記憶装置等から、通信部310を介してそのイベント情報を取得して、イベント情報記憶部321に記録してもよい。また、イベント情報登録部322は、ユーザの操作に応じて旅行プラン要求端末200から出力されたイベント情報や、ユーザによる旅行プラン作成装置300の直接操作により入力されるイベント情報を、イベント情報記憶部321に記録してもよい。
イベントリスト作成部331は、イベント情報記憶部321に記録された1又は2以上のイベント情報から、旅行プランに含めるイベントのイベント情報を選択し、そのイベントのリストを作成する。
より具体的には、イベントリスト作成部331は、旅行プラン要求端末200から出力された「作成開始情報」に含まれる「スタート信号」を取得すると動作を開始する。動作を開始したイベントリスト作成部331は、まず、「地域情報」及び「期間情報」に基づいて、ユーザが指定した旅行先の地域内及びその近郊であり、かつ、旅行期間に開催されているイベント情報を、イベント情報記憶部321の中から検索し、表示制御部332に出力する。表示制御部332は、そのイベント情報と、所定の情報(例えばその地域の地図データなど)とを、旅行プラン要求端末200が有する表示部230の表示画面に表示させる。
この際、旅行プラン要求端末200の表示画面に表示される表示映像の一例を、図3に示す。図3に示すように、表示映像M1として表示画面には、その地域の地図データと、各イベント情報のアイコンI(icon、例えばimage情報やname_jp情報など)が表示される。そして、この表示映像を参照したユーザは、旅行プラン要求端末200を操作して、旅行プランに含めたいイベントの候補を選択する。このイベントの操作としては、例えば、ユーザは、旅行プランに含めたいイベントのアイコンIをドラッグ(drag)し、矢印A1に示すように、このアイコンIをイベントリスト欄Lにドロップ(drop)することにより、イベントの候補を選択することができる。旅行プラン作成要求送信部210は、この選択されたイベントの候補を、イベントリストを作成するための「イベント選択情報」として、イベントリスト作成部331に出力する。なおこの際、旅行プラン要求端末200は、例えば、ユーザがアイコンIにカーソルをあわせたり、アイコンIをドラッグ又はクリックした時点で、メッセージ欄MEに開催日情報・最低実行時間長情報・address_jp情報・op_hour_jp情報・links情報・image情報・guidance情報などを表示させることにより、ユーザにそのイベントに関する情報を提供することもできる。
イベントリスト作成部331は、この取得したイベント選択情報に基づいて、旅行プランに含めるイベントのリスト(以下、「イベントリスト」ともいう。)を作成する。そして、イベントリスト作成部331は、作成したイベントリストを表示制御部332及びイベント選択部333に出力する。表示制御部332は、このイベントリストと、後述するタイムテーブルTに関する情報とを、旅行プラン要求端末200が有する表示部230の表示画面に表示させる。
この際、旅行プラン要求端末200の表示画面に表示される表示映像の一例を、図4に示す。図4に示すように、表示映像M2として表示画面には、イベントリストとが、タイムテーブルTと共に表示される。なお、このイベントリストは、表示映像M2中のイベントリスト欄Lに表示される。また、タイムテーブルTは、例えば、イベント情報記憶部321に記録されており、表示制御部332によりユーザが設定した「期間情報」に基づいて出力される。
表示制御部332は、上述の通り、イベントリスト作成部331や旅行プラン要求端末200などから出力された様々な情報に基づいた所定の映像を、旅行プラン要求端末200の表示部230の表示画面に表示させる。なお、この表示制御部332は、以下で説明するように、旅行プラン作成装置300が有する他の構成から出力される様々な情報などをも、表示部230の表示画面に表示させる。
イベント選択部333は、イベントリストに含まれるイベント情報のうち、実行時間帯を設定するイベントを選択する。この際、イベント選択部333は、旅行プラン要求端末200の旅行プラン作成要求送信部210から出力される、実行時間帯を設定するための「イベント選択情報」に基づいて、1のイベントを選択する。なお、このイベント選択情報は、ユーザの操作に応じて、旅行プラン作成要求送信部210から出力される。
より具体的には、ユーザは、イベントリスト作成部331が作成し、表示制御部332が表示画面に表示させたイベントリスト(例えば、図4)を参照しつつ、イベントリスト欄L中のイベントのアイコンIから、実行時間帯を設定すべきイベントのアイコンIを選択する。すると、旅行プラン作成要求送信部210は、このユーザの操作に応じて、イベント選択情報を送信する。イベント選択部333は、イベント選択情報を取得し、イベント選択情報に表された(つまり、ユーザが選択した)イベントを選択する。そして、イベント選択部333は、選択したイベントのイベント情報を、表示制御部332及び実行時間設定部341に出力する。
このイベント情報を受取った表示制御部332は、イベント情報中の開催時間情報を表示画面に表示させる。この表示画面上に表示された開催時間情報の一例を、図4に示す。上述の通り、開催時間情報は、そのイベントの開催時間帯を表す。よって、表示制御部332は、開催時間情報を、旅行プラン要求端末200に出力することにより、表示画面に開催時間帯OPを表示させる。なお、図4では、この開催時間帯OPをタイムテーブルT上にバーB(Bar、タイムライン)表示している場合を示している。しかし、この開催時間帯OPの表示形式は、図4に示す例に限定されるものではなく、例えば、開始時刻及び終了時刻を直接表示したり、円グラフ状に表示するなど様々な表示形式が考えられる。つまり、この開催時間帯OPの表示形式は、ユーザがそのイベントの開催時間帯が何時から何時までなのかを把握することが可能な形式であれば、如何なる形式であってもよい。また、表示制御部332は、開催時間情報に加えて更に開催日情報及び最低実行時間長を表示画面に表示させることも可能である。
なお、図4に示した開催時間帯OPの表示形式について、具体的に説明すれば以下の通りである。つまり、図4に示す表示映像M2中のタイムテーブルT中には、その時間軸(横軸)方向に沿ってバーBが表示される。このバーBには、開催時間帯OPと、開催時間帯OP以外の非開催時間帯CLとが、相互に異なる形態(例えば、色・模様・形状・輝度・塗り潰しなど)で含まれる。よって、ユーザは、バーB上の開催時間帯OPと非開催時間帯CLとを視覚的に区別することができる。この場合ユーザは、例えば単に開始時刻及び終了時刻を表示する場合に比べて、開催時間帯を直感で認識することが可能である。つまり、例えば、このように開催時間帯をバーBで表示すれば、そのバーBの長さにより開催時間長を表すことができる。これに対して、単に開始時刻及び終了時刻を表示する場合、開催時間長は、ユーザが自ら計算する必要がある。また、仮に時間長を数値として表示したとしても、当該数値からは実際の時間長を連想することは難しい。従って、表示制御部332は、開催時間帯をバーBなどのように直感的に理解しやすい形式で表示することにより、ユーザの旅行プラン作成時の労力を低減することができる。なお、ユーザが直感的に理解しやすい開催時間帯の表示形式としては、バーBのような表示形式に限られるものではなく、上記のように、例えば、円グラフ状に表示することなども考えられる。
実行時間設定部341は、イベント選択部333により選択されたイベントの実行時間帯を設定する。この際、実行時間設定部341は、旅行プラン要求端末200の旅行プラン作成要求送信部210から出力される、実行時間帯を仮に設定するための「実行時間設定情報」に基づいて、実行時間帯を設定する。なお、実行時間設定部341が設定する実行時間帯には、イベントを実行する実行日も含まれる。この実行時間設定情報も、ユーザの操作に応じて、旅行プラン作成要求送信部210から出力される。
より具体的に実行時間設定部341による実行時間帯の設定について図4を参照して説明する。図4に示すように、例えば、イベントリスト欄Lから実行時間帯を設定したいイベントのアイコンIを選択したユーザは、更に、このアイコンをドラッグして、矢印A2に示すように、タイムテーブル上の所望の位置(つまり、所望の時間帯を表す)へとドロップする。すると、旅行プラン作成要求送信部210は、このユーザの操作に応じて、アイコンIがドロップされた時間帯又は時刻を、実行時間設定情報として出力する。そして、この実行時間設定情報を受取った実行時間設定部341は、そのイベントの実行時間帯を、実行時間設定情報に表された時間帯又は時刻に設定する。なお、実行時間設定情報が時刻を表す場合、実行時間設定部341は、この時刻と、初期設定されている実行時間長情報に表された実行時間長とに基づいて、実行時間帯を仮に設定する。そして、実行時間設定部341は、この設定した実行時間帯を表した「実行時間情報」と、ここで実行時間帯が仮設定されたイベントのイベント情報とを時間整合性判定部342及び実行時間調整部343に出力する。
時間整合性判定部342は、判定部の一例であって、実行時間帯を表す実行時間情報と、イベント情報に含まれる開催時間情報とに基づいて、その実行時間帯が設定可能であるか否かを判定する。つまり、時間整合性判定部342は、例えば、仮設定された実行時間帯が開催時間情報に表された開催時間帯に含まれる場合には、この実行時間帯は設定可能であると判定し、実行時間帯が開催時間帯に含まれない場合には、この実行時間帯は設定不可能であると判定する。そして、この判定結果及び実行時間情報は、表示制御部332に出力される。また、この時間整合性判定部342は、上記の判定と共に、以下の事項について判定を行ってもよい。つまり、時間整合性判定部342は、イベント情報に含まれる開催日情報に更に基づいて、実行時間情報が表す実行時間帯がイベントの開催されている期間及び曜日に設定されているか否かを判定することも可能である。このような判定を追加で行うことにより、イベントが開催されていない日にイベントの実行時間帯を設定するような実行不可能な旅行プランが作成されることを防ぐことが可能である。なお、この開催日情報に基づいた判定は、上記開催時間情報に基づいた判定に先立って行われることが望ましい。また、時間整合性判定部342は、イベント情報に含まれる最低実行時間長情報に更に基づいて、実行時間情報が表す実行時間帯の長さが、最低実行時間長以上であるか否かを判定することも可能である。このような判定を追加で行うことにより、イベントの実行時間帯が、実際にはイベントを実行不可能に短く設定されるなど、実行不可能なイベントが作成されることを更に効果的に防ぐことが可能である。なお、説明の便宜上、これらの開催日情報又は最低実行時間長情報に基づく判定は、時間整合性判定部342による開催時間情報に基づいた判定に含まれてもよいものとし、その説明を省略する。
これらの判定の結果は、上述の通り表示制御部332に出力されるが、判定結果を受取った表示制御部332は、判定結果及び実行時間情報を表示画面に表示させる。この表示画面上に表示された判定結果の一例を、図5及び図6に示す。図5及び図6には、図4に示す表示映像M2中のタイムテーブルTを示した。また、図5は、仮設定された実行時間帯を時間整合性判定部342が設定可能であると判定した場合を示し、図6は、逆に設定不可能であると判定した場合を示す。
図5に示すように、仮設定された実行時間帯が設定可能であると判定された場合、表示制御部332は、その実行時間帯に対応したイベントをタイムテーブルT上にボックスIB1(Box)の形態で表示させる。このボックスIB1は、時間軸(横)の方向の幅が、実行時間長情報に表された初期設定の実行時間長に対応する。つまり、ボックスIB1において、時間軸方向の左方端部が実行開始時刻に対応し、時間軸方向の右方端部が実行終了時刻に対応する。また、このボックスIB1中には、そのボックスIB1が各イベントを区別することができるように、そのイベントのアイコンIや他のイベント情報が含まれてもよい。なお、各イベントの実行時間帯の表示形式は、ボックス形式に限定されるものではない。イベントの実行時間帯の表示形式も、例えば、実行開始時刻及び実行終了時刻を直接表示したり、円グラフ上の一部の領域(扇形等)に表示するなど様々な表示形式が考えられる。つまり、この開催時間帯OPの表示形式は、ユーザがそのイベントの開催時間帯が何時から何時までなのかを把握することが可能な形式であれば、如何なる形式であってもよい(以下のボックス形式の表示においても同様である。)。しかし、表示制御部332は、上記の開催時間帯の表示形式と同様に、実行時間帯をボックスIB1などのように直感的に理解しやすい形式で表示することにより、ユーザの旅行プラン作成時の労力を低減することができる。
一方、図6に示すように、仮設定された実行時間帯が設定不可能であると判定された場合、表示制御部332は、その実行時間帯に対応したイベントをタイムテーブル上にボックスIB1(Box)の形態で表示させると共に、警告情報を出力して、実行時間帯が設定不可能であることを通知する警告表示(以下「アラーム」ともいう。)を表示させる。図6には、表示制御部332が、ボックスIB1中の色を変更するなど、ボックスIB1を図5とは異なる形態(例えば、色・模様・形状・輝度・塗り潰しなど)で表示させることにより、アラームを表示させる場合を示している。このアラームとしては、表示制御部332は、例えば、図4中のメッセージ欄MEに所定の警告表示を行うことも可能であり、他にも警告音を音声出力することも可能である。このアラームは、ここで挙げた例に限定されるものではなく、ユーザに実行時間帯が設定不可能であることを通知できるような様々な警告表示であってもよい。なお、ここでは、仮設定された実行時間帯が設定不可能であると判定されると、表示制御部332が所定の警告表示を表示させる場合について説明したが、本発明はこの例に限定されるものではない。この際、警告表示と共にか、又は、警告表示に代えて、例えば、「設定不可能な実行時間帯が設定された場合には、実行時間設定部341が自動的に設定可能な実行時間帯に変更する」など、設定不可能な実行時間帯の設定を自動的に禁止することも可能である。
更にこの時間整合性判定部342は、図7に示すように、既に一のイベントの実行時間帯(ボックスIB2)が設定されている場合には、その一のイベントの実行時間帯を表した実行時間情報を更に用いて、新たに実行時間帯が設定された他のイベント(ボックスIB1)の実行時間帯が設定可能であるか否かについても判定する。つまり、時間整合性判定部342は、1つのイベントの実行時間帯と開催時間帯との関係だけでなく、複数のイベントの実行時間帯間の関係にも基づいて、各イベントの実行時間帯が設定可能であるか否かを判定することができる。より具体的には、時間整合性判定部342は、新たに設定されたイベントの実行時間帯が、既に設定されているイベントの実行時間帯と重畳しているか否かを確認する。そして、時間整合性判定部342は、両実行時間帯が重畳していない場合には、判定しているイベントの実行時間帯を設定可能であると判定し、両実行時間帯が重畳している場合には、判定しているイベントの実行時間帯は設定不可能であると判定する。なお、この判定結果も表示制御部332に出力される。そして、表示制御部332は、上記同様、設定可能である場合には、図7に示すように、新たに設定するイベントをボックス形式で表示させ、設定不可能である場合には、図6で示したようにボックスと同時にアラームをも表示させる。
このように、時間整合性判定部342は、実行時間帯が実際に設定可能であるか否かを判定することができ、表示制御部332は、例えば、その判定結果として、設定不可能である場合にはアラームを出力することができる。従って、実際に実現不可能な旅行プランが作成されようとしている場合には、ユーザにその旨を通知することが可能である。よって、実際に設定可能である時間が実行時間帯として設定されているか否かについて、ユーザ自ら確認する必要性を低減することができる。
なお、時間整合性判定部342による判定結果が、「実行時間帯が設定不可能である」ことを示している場合、実行時間設定部341は、ユーザの操作に応じて旅行プラン要求端末200から出力された「実行時間設定情報」に基づいて、再度実行時間帯を設定し直してもよい。また、実行時間設定部341は、「実行時間設定情報」に依らずに、開催時間情報などに基づいて、設定可能となるように実行時間帯を再度自動的に設定し直すことも可能である。2つのイベントの実行時間帯が互いに重畳しており、自動的に実行時間帯を再設定する場合、実行時間設定部341は、各イベントの優先情報に応じて、その優先順位が高いイベントの実行時間帯が長くなり、かつ、実行時間帯が互いに重畳しないように、再度実行時間帯を設定し直すことも可能である。
実行時間調整部343は、実行時間設定部341により設定されたイベントの実行時間帯を調整する。この際、実行時間調整部343は、旅行プラン要求端末200の旅行プラン作成要求送信部210から出力される、実行時間帯を調整するための「実行時間設定情報」に基づいて、実行時間帯を設定する。なお、この実行時間設定情報も、ユーザの操作に応じて、旅行プラン作成要求送信部210から出力される。
より具体的に実行時間調整部343による実行時間帯の調整について図7〜図9を参照して説明する。図8は、実行時間調整部343が実行時間帯(ボックスIB1)を移動させた場合を示しており、図9は、実行時間調整部343が実行時間帯の長さを変更した場合を示している。
表示制御部332は、上述の通り、例えば図7に示すように、各イベントの実行時間帯をボックスIB1,IB2として表示させる。ユーザは、このタイムテーブルTを参照して、実行時間帯を移動させたいイベントのボックス(例えばボックスIB1)をドラッグし、図8の矢印A3に示すように、移動先の時間に対応した位置にこのボックスをドロップする。すると、旅行プラン作成要求送信部210は、この移動先の時間に応じた実行時間設定情報を出力する。そして、実行時間調整部343は、この実行時間設定情報に基づいて、そのイベントの実行時間帯を調整する。
また、図7〜図9に示すように、表示制御部332が表示画面に表示させるタイムテーブルT中の各ボックスIB1,IB2は、実行時間長を調整するためのボタンP1,P2を有している。ボタンP1は、実行時間帯の開始時刻を変更するためのボタンであり、ボタンP2は、実行時間帯の終了時刻を変更するためのボタンである。ユーザは、タイムテーブルTを参照して、実行時間帯の長さを調整したいイベントのボックス(例えばIB1)のボタン(例えばボタンP1)をドラッグし、図9の矢印A4に示すように、所望の実行時間長となる位置でドロップする。すると、旅行プラン作成要求送信部210は、この変更後の実行開始時刻又は実行終了時刻に応じた実行時間設定情報を出力する。そして、実行時間調整部343は、上記同様、この実行時間設定情報に基づいて、そのイベントの実行時間帯を調整する。
なお、実行時間調整部343により調整された実行時間帯を表した実行時間情報は、再度、時間整合性判定部342に出力される。そして、時間整合性判定部342は、調整後の実行時間帯が設定可能であるか否かを判定する。この時間整合性判定部342による判定は、上記同様に行われる。この際、特に上記最低実行時間長情報に基づく判定も行われることが望ましい。判定結果は、上記同様表示制御部332により、図5及び図6で説明したように表示画面に表示される。
従って、実行時間調整部343は、実行時間帯を調整することが可能であり、かつ、時間整合性判定部342は、調整された実行時間帯を実行可能であるか否かをも判定することができる。よって、ユーザは、調整後の実行時間帯が設定可能であるか否かを自ら判断することなく、各イベントの実行時間帯を調整することができる。
以上、本実施形態に係る旅行プラン作成システムの構成について説明した。次に、図10を参照しつつ、本実施形態に係る旅行プラン作成システムの動作について説明する。
<第1実施形態に係る旅行プラン作成システムの動作の一例>
図10は、本実施形態に係る旅行プラン作成システムの動作の一例について説明する説明図である。
図10に示すように、まず、ユーザの操作に応じて、旅行プラン要求端末200から作成開始情報が出力され、この作成開始情報を取得した旅行プラン作成装置300は、ステップS01を処理する。
ステップS01では、イベントリスト作成部331が、その作成開始情報に含まれる地域情報や期間情報に基づいて、その地域及び期間に設定されてるイベント情報を取得する。そして、ステップS03に進む。
ステップS03では、イベントリスト作成部331が、ユーザの操作(特にイベント選択情報)に基づいて、図4のイベントリスト欄Lに示すようなイベントリストを作成する。そして、ステップS05に進む。
ステップS05では、表示制御部332が、イベントリスト作成部331により作成されたイベントリストを、タイムテーブルTと共に表示画面に表示させる(図4参照。)。そして、ステップS07に進む。
ステップS07(イベント選択ステップ)では、イベント選択部333が、ユーザの操作(特にイベント選択情報)に応じて、イベントリストに含まれる1のイベントを選択する。そして、ステップS09に進む。
ステップS09(開催時間表示ステップ)では、表示制御部332が、イベント選択部333により選択されたイベントの開催時間帯を表示画面に表示させる(図4中の開催時間帯OPなど参照。)。そして、ステップS11に進む。
ステップS11(実行時間設定ステップ)では、実行時間設定部341が、ユーザの操作(特に実行時間設定情報)に基づいて、ステップS07で選択されたイベントの実行時間帯を仮設定する。そして、ステップS13に進む。
ステップS13(判定ステップ)では、時間整合性判定部342が、ステップS11(又はステップS21)で仮設定(又は調整)された実行時間帯が実際に実行可能であるか否かを判定する。この際、時間整合性判定部342は、仮設定された実行時間帯が、その仮設定されたイベントの開催時間帯に含まれるか否かを判定する。実行時間帯が開催時間帯に含まれる場合には、ステップS17に進む一方、含まれない場合には、ステップS15に進む。更に、時間整合性判定部342は、仮設定されたイベントの前に実行時間帯が決定されているイベントがある場合、仮設定された実行時間帯がその既設定の実行時間帯と重畳しているか否かを判定する。両実行時間帯が重畳していない場合には、ステップS17に進む一方、重畳している場合には、ステップS15に進む。
仮設定されたイベントの実行時間帯が、そのイベントの開催時間帯に含まれない場合や、既に設定された他のイベントの実行時間帯と重複している場合には、ステップS15が処理され、表示制御部332は、警告情報を出力する。そして、ステップS17に進む。
ステップS17(判定結果表示ステップ)では、表示制御部332が、ステップS11で設定された実行時間帯を表示画面に表示させる(図5又は図6参照。)。この際、ステップS15が処理されている場合には、この実行時間帯と共に、アラームを表示画面に表示させる(図6参照。)。そして、ステップS19に進む。
ステップS19では、実行時間調整部343が、ステップS11で設定された実行時間帯を調整する必要があるか否かを判断する。この判断は、ユーザの操作(例えば実行時間設定情報など)に基づいて行われてもよく、ステップS13における判定結果に基づいて行われてもよい(例えば実行時間帯が設定不可能であると判定されている場合には調整が必要であると判断してよい。)。ここで、調整が必要であると判断された場合には、ステップS21に進み、調整が不要である場合には、ステップS23に進む。
ステップS21(実行時間調整ステップ)では、実行時間調整部343が、ユーザの操作(例えば実行時間設定情報など)に基づいて、実行時間帯を調整し、再度ステップS13以降の処理が行われる。つまり、実行時間調整部343が調整した後の実行時間帯についても、時間整合性判定部342により設定可能であるか否かが判定される。
一方、ステップS19において実行時間帯の調整が不要であると判定されてステップS23に進んだ場合、ステップS23では、イベント選択部333により他のイベントの設定、及び実行時間帯の設定や調整が完了したか否かが判断される。そして、イベントの設定等が完了した場合には、ステップS25に進む一方、更に他のイベントの設定などが必要な場合には、ステップS07以降の処理が繰り返される。
イベントの設定などが完了し、ステップS25に進んだ場合には、表示制御部332が、完成した旅行プランを表示画面に表示させ、旅行プラン作成動作は終了する。
<第1実施形態に係る旅行プラン作成システムによる効果の一例>
以上、本発明の第1実施形態に係る旅行プラン作成システム100について説明した。この旅行プラン作成システム100により作成された旅行プランの一例を、図11のタイムテーブルTに示す。図11は、本実施形態に係る旅行プラン作成システムによって作成された旅行プランの一例について説明する説明図である。
図11に示すように、旅行プラン作成システム100は、所定の期間中に1又は2以上のイベントを時系列に沿って配置した旅行プランを作成することができる。この際、旅行プラン作成システム100は、各イベントの開催時間帯に含まれるように各イベントの実行時間帯を設定することができる。また、旅行プラン作成システム100は、複数のイベントを設定する場合には、そのイベント同士間の実行時間帯が重畳しないように、各イベントの実行時間帯を設定することができる。従って、この旅行プラン作成システム100は、実際に実行可能な旅行プランを作成することが可能である。また、旅行プランの作成中、旅行プラン作成システム100は、実際に実行できないような実行時間帯が設定されようとしている場合、図6に示すようにユーザにアラーム(警告表示)を表示する。従って、設定される実行時間帯が実際に実行可能であるか否かを、旅行プランを作成させるユーザ自らが確認する必要性を低減することが可能である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、図10で説明したように、ステップS13で時間整合性判定部342により設定不可能であると判定された実行時間帯も、ステップS17で表示される場合について説明した。しかし、本発明はかかる例に限定されず、例えば、ステップS13で設定不可能であると判定された場合には、実行時間帯を設定できなくすることも可能である。この場合における旅行プラン作成システム100の動作を図12に示す。図12は、上記実施形態に係る旅行プラン作成システムの動作の他の例について説明する説明図である。この場合、図12に示すように、ステップS13において、仮設定された実行時間帯は設定不可能であると判定された場合には、ステップS15の処理(アラーム表示)を行い、その後、ステップS11(実行時間帯設定)以降の処理を繰り返してもよい。この構成によっても、設定不可能な実行時間帯が設定されることを防止することができる。
尚、この例だけでなく、本明細書において、フローチャートに記述されたステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的に又は個別的に実行される処理をも含む。また時系列的に処理されるステップでも、場合によっては適宜順序を変更することが可能であることは言うまでもない。
また、上記実施形態では、イベントリスト作成部331により一旦イベントリストが作成され、その後に旅行プランを作成する場合について説明した。このイベントリストは、表示される情報が煩雑となることを防止して、ユーザによる操作性を向上させるなどのために、作成される。従って、旅行プランの作成においては、必ずしも一旦イベントリストを作成する必要性はない。この場合、例えば図3の表示映像M1中に含まれる複数のイベントのアイコンIを直接タイムテーブルTにクリックアンドドロップするなどにより、旅行プランを作成することも可能である。更にこの場合、イベントリスト作成部331は必ずしも必要ではない。
また、上記各実施形態で説明した一連の処理は、専用のハードウエアにより実行させてもよいが、ソフトウエアにより実行させてもよい。一連の処理をソフトウエアにより行う場合、図13に示すような汎用又は専用のコンピュータにプログラムを実行させることにより、上記の一連の処理を実現することができる。
図13は、プログラムを実行することにより一連の処理を実現するコンピュータの構成例を説明するための説明図である。一連の処理を行うプログラムのコンピュータによる実行について説明すれば、以下のようになる。
図13に示すように、コンピュータは、例えば、バス501と、CPU(Central Processing Unit)502と、記録装置と、入出力インターフェイス506と、通信装置507と、入力装置509と、ドライブ510と、出力装置となどを有する。これらの各構成は、バス501や入出力インターフェイス506等を介して相互に情報を伝達可能に接続されている。
プログラムは、例えば、記録装置の一例である、HDD(Hard Disk Drive)503・ROM(Read Only Memory)504・RAM(Random Access Memory)505等に記録しておくことがきる。
また、プログラムは、例えば、フレキシブルディスク、各種のCD(Compact Disc)・MO(Magneto Optical)ディスク・DVD(Digital Versatile Disc)等の光ディスク、磁気ディスク、半導体メモリ等のリムーバブル記憶媒体511に、一時的又は永続的に記録しておくこともできる。このようなリムーバブル記憶媒体511は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することもできる。この場合、これらのリムーバブル記憶媒体511に記録されたプログラムは、ドライブ510により読み出されて、入出力インターフェイス506・バス501等を介して上記の記録装置に記録されてもよい。
更に、プログラムは、例えば、ダウンロードサイト・他のコンピュータ・他の記録装置等(図示せず)に記録しておくこともできる。この場合、プログラムは、LAN(Local Area Network)・インターネット等のネットワーク508(ネットワーク400)を介して転送され、通信装置507がこのプログラムを受信する。そして、通信装置507が受信したプログラムは、入出力インターフェイス506・バス501等を介して上記の記録装置に記録されてもよい。
そして、CPU502が、上記の記録装置に記録されたプログラムに従い各種の処理を実行することにより、上記の一連の処理が、実現される。この際、CPU502は、例えば、上記の記録装置からプログラムを、直接読み出して実行してもよく、RAM505に一旦ロードした上で実行してもよい。更にCPU502は、例えば、プログラムを通信装置507やドライブ510を介して受信する場合、受信したプログラムを記録装置に記録せずに直接実行してもよい。
更に、CPU502は、必要に応じて、例えばマウス・キーボード・マイク(図示せず)等の入力装置509から入力する信号や情報に基づいて各種の処理を行ってもよい。
そして、CPU502は、上記の一連の処理を実行した結果を、例えばモニタなどの表示装置512・スピーカやヘッドホンなどの音声出力装置513等の出力装置から出力してもよく、更にCPU502は、必要に応じてこの処理結果を通信装置507から送信してもよく、上記の記録装置やリムーバブル記憶媒体511に記録させてもよい。
本発明の第1実施形態に係る旅行プラン作成システムの構成について説明する説明図である。 同実施形態に係る旅行プラン作成システムが使用するイベント情報について説明する説明図である。 同実施形態に係る旅行プラン作成システムが表示画面に表示する表示映像の一例について説明する説明図である。 同実施形態に係る旅行プラン作成システムが表示画面に表示する表示映像の一例について説明する説明図である。 同実施形態に係る旅行プラン作成システムが表示画面に表示するタイムテーブルの一例について説明する説明図である。 同実施形態に係る旅行プラン作成システムが表示画面に表示するタイムテーブルの一例について説明する説明図である。 同実施形態に係る旅行プラン作成システムが表示画面に表示するタイムテーブルの一例について説明する説明図である。 同実施形態に係る旅行プラン作成システムが表示画面に表示するタイムテーブルの一例について説明する説明図である。 同実施形態に係る旅行プラン作成システムが表示画面に表示するタイムテーブルの一例について説明する説明図である。 同実施形態に係る旅行プラン作成システムの動作の一例について説明する説明図である。 同実施形態に係る旅行プラン作成システムによって作成された旅行プランの一例について説明する説明図である。 同実施形態に係る旅行プラン作成システムの動作の他の例について説明する説明図である。 プログラムを実行することにより一連の処理を実現するコンピュータの構成例を説明するための説明図である。
符号の説明
100 旅行プラン作成システム
200 旅行プラン要求端末
210 旅行プラン作成要求送信部
220 旅行プラン受信部
230 表示部
300 旅行プラン作成装置
310 通信部
321 イベント情報記憶部
322 イベント情報登録部
331 イベントリスト作成部
332 表示制御部
333 イベント選択部
341 実行時間設定部
342 時間整合性判定部
343 実行時間調整部
400 ネットワーク
A1,A2,A3,A4 矢印
B バー
CL 非開催時間帯
I アイコン
IB1,IB2,IB3 ボックス
L イベントリスト欄
M1,M2 表示映像
ME メッセージ欄
OP 開催時間帯
T タイムテーブル

Claims (11)

  1. 1又は2以上のイベントを組み合わせて旅行プランを作成する旅行プラン作成装置であって、
    前記イベントの開催時間帯を表す開催時間情報を含むイベント情報が記録されるイベント情報記憶部と、
    前記旅行プランに含めるイベントを選択するイベント選択部と、
    前記イベント選択部により選択されたイベントを実行するための実行時間帯を設定する実行時間設定部と、
    前記実行時間設定部により設定された実行時間帯を表す実行時間情報と、当該実行時間帯が設定されたイベントの開催時間情報とに基づいて、前記実行時間帯が設定可能であるか否かを判定する判定部と、
    を有することを特徴とする、旅行プラン作成装置。
  2. 前記イベント情報には、更に、前記イベントの開催日を表す開催日情報が含まれており、
    前記判定部は、更に、前記実行時間帯が設定されたイベントの開催日情報に基づいて、前記実行時間帯が設定可能であるか否かを判定することを特徴とする、請求項1に記載の旅行プラン作成装置。
  3. 前記イベント情報には、更に、前記イベントの実行に確保しておくべき最低の時間長を表す最低実行時間長情報が含まれており、
    前記判定部は、更に、前記実行時間帯が設定されたイベントの最低実行時間長情報に基づいて、前記実行時間帯が設定可能であるか否かを判定することを特徴とする、請求項1又は2に記載の旅行プラン作成装置。
  4. 前記イベント選択部により選択されたイベントの開催時間帯を表示画面に表示させる表示制御部を更に有し、
    前記表示制御部は、前記判定部による判定結果を前記表示画面に表示させることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の旅行プラン作成装置。
  5. 前記表示制御部は、前記実行時間帯が設定可能ではないと前記判定部により判定された場合、所定の警告表示を前記表示画面に表示させることを特徴とする、請求項4に記載の旅行プラン作成装置。
  6. 前記実行時間設定部は、前記実行時間帯が設定可能ではないと前記判定部により判定された場合、前記実行時間帯が設定可能となるように前記実行時間帯を再度設定することを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の旅行プラン作成装置。
  7. 前記判定部は、前記実行時間設定部により既設定されている一のイベントの実行時間情報と、前記実行時間設定部により新たに設定された他のイベントの実行時間情報と、当該他のイベントの開催時間情報とに基づいて、前記他のイベントの実行時間帯が設定可能であるか否かを判定することを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の旅行プラン作成装置。
  8. 前記実行時間設定部により設定された実行時間帯を調整する実行時間調整部を更に有し、
    前記判定部は、前記実行時間調整部により調整された実行時間帯が設定可能であるか否かを判定することを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の旅行プラン作成装置。
  9. 1又は2以上のイベントを組み合わせて旅行プランを作成する旅行プラン作成装置と、
    前記旅行プラン作成装置にネットワークを介して接続され、前記旅行プラン作成装置に前記旅行プランを作成させる旅行プラン要求端末と、
    を有し、
    前記旅行プラン作成装置は、
    前記イベントの開催時間帯を表す開催時間情報を含むイベント情報が記録されるイベント情報記憶部と、
    前記旅行プラン要求端末から取得したイベント選択情報に基づいて、前記旅行プランに含めるイベントを選択するイベント選択部と、
    前記旅行プラン要求端末から取得した実行時間設定情報に基づいて、前記イベント選択部により選択されたイベントを実行するための実行時間帯を設定する実行時間設定部と、
    前記実行時間設定部により設定された実行時間帯を表す実行時間情報と、当該実行時間帯が設定されたイベントの開催時間情報とに基づいて、前記実行時間帯が設定可能であるか否かを判定する判定部と、
    前記イベント選択部により選択されたイベントの開催時間帯及び前記判定部による判定結果を、前記旅行プラン要求端末の表示画面に表示させる表示制御部と、
    を有することを特徴とする、旅行プラン作成システム。
  10. イベントの開催時間帯を表す開催時間情報を含むイベント情報が記録されるイベント情報記憶部と、イベント選択情報に基づいて旅行プランに含めるイベントを選択するイベント選択部と、実行時間設定情報に基づいて前記イベント選択部により選択されたイベントを実行するための実行時間帯を設定する実行時間設定部と、前記実行時間設定部により設定された実行時間帯を表す実行時間情報と当該実行時間帯が設定されたイベントの開催時間情報とに基づいて前記実行時間帯が設定可能であるか否かを判定する判定部と、を有し、1又は2以上のイベントを組み合わせて旅行プランを作成する旅行プラン作成装置に、ユーザの操作に応じた前記イベント選択情報及び前記実行時間設定情報を送信する旅行プラン作成要求送信部と、
    前記イベント選択部により選択されたイベントの開催時間帯及び前記判定部による判定結果を、前記旅行プラン作成装置から受信する旅行プラン受信部と、
    前記旅行プラン受信部が受信した前記開催時間帯及び前記判定結果を表示する表示部と、
    を有することを特徴とする、旅行プラン要求端末。
  11. コンピュータに、
    旅行プランに含めるイベントを選択するイベント選択機能と、
    前記イベント選択機能により選択されたイベントを実行するための実行時間帯を設定する実行時間設定機能と、
    前記実行時間設定機能により設定された実行時間帯を表す実行時間情報と、当該実行時間帯が設定されたイベントの開催時間帯を表す開催時間情報とに基づいて、前記実行時間帯が設定可能であるか否かを判定する判定機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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