JP4255985B2 - 作曲支援装置、作曲支援システム、フレーズベース作曲支援方法及び情報処理プログラム - Google Patents

作曲支援装置、作曲支援システム、フレーズベース作曲支援方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、フレーズを組み合わせて作曲を行うための支援ツール及びシステムに関し、特に、複数のユーザが協調して作曲を行う場合に好適な作曲支援ツール及びシステムに関する。
従来より、パソコン等の情報処理機器において動作するツールとして、あらかじめ用意された複数の楽器の複数のフレーズの中から、所望のフレーズを組み合わせて作曲を行うことができるフレームベース作曲ツールが知られている(非特許文献1)。
また、ネットワークを介して複数のユーザが協調してフレーズを作成することができるフレーズ作成ツールも存在している(非特許文献2)。このフレーズ作成ツールでは、テキストチャットシステムを用いて複数ユーザ間のコミュニケーションを実現しており、情報を共有しながらフレーズを作成することが可能となっている。
"GarageBand3"、[online]、[平成18年8月29日検索]、インターネット、<URL:1163738163291_0> "TransJam-Jammin' on the Web!"、[online]、[平成18年8月29日検索]、インターネット、<URL: 1163738163291_1>
本発明の発明者らは、あらかじめ用意された複数のフレーズをネットワークを介して複数のユーザで共有し、これら共有する複数のフレーズの中から所望のフレーズを組み合わせて作曲を行うことで、ネットワークを介して複数のユーザが協調してフレームベースの作曲を行うことができると考え、このような作曲方式(以下、「協調フレームベース作曲方式」という)について考察した結果、以下の知見を得た。
すなわち、複数のユーザで協調してフレームベースの作曲を行う場合、楽曲を構成する複数のフレーズについて個別並列的に議論を行うことができたならば、各フレーズについて議論を深めながら効率よく作曲できると考えられる。その一方で、1つの楽曲を構成する各フレーズは互いに密接に関係するものであるから、各フレーズの議論を適宜、クロスオーバさせながら、作曲を進行させていくことが望ましい。
しかし、非特許文献2で採用されているような従来のチャットシステム、具体的には、ユーザが入力した発言文がチャットウィンドウの上から下へ入力順に(1次元の時間軸に沿って)並べて表示されるタイプのチャットシステムでは、以下に理由を示すように、協調フレームベース作曲方式に適したコミュニケーション空間を実現することができず、充分な作曲支援を果たせないことがわかった。
すなわち、従来のチャットシステムを用いて、単一のチャットウィンドウによって複数のフレーズについて並列的に議論を行おうとすると、かかる単一のチャットウィンドウ内にて複数のフレーズについての議論が混在してしまうこととなり、各フレーズについて個別の議論を適切に行うことが困難となる。一方、従来のチャットシステムであっても、複数のチャットウィンドウを用いれば、複数のフレーズについて個別並列的に議論を行うことは可能であるが、その場合は各フレーズの議論がウィンドウ単位で閉じてしまうことから、他のフレーズの議論とクロスオーバさせることができないという問題が生じる。
そこで、本発明は、複数のフレーズについて個別並列的に議論を行いつつ、各フレーズの議論を適宜、クロスオーバさせることが可能な、協調フレームベース作曲方式に適したコミュニケーション空間を実現し、好適な作曲支援を行うことができる新たな枠組みを提供することを目的とする。
本発明の、作曲支援装置は、フレーズを組み合わせて作曲を行うための支援装置であって、ユーザからフレーズを指定した議論の開催指示を受け付けた場合に、該ユーザが指定したフレーズデータの識別情報と、2次元領域(チャットキャンバス)上のフレーズ単位の議論開催場所を示すためのオブジェクト(フレーズオブジェクト)の位置情報とを少なくとも含む、フレーズオブジェクトデータを作成するフレーズオブジェクト設定モジュールと、ユーザからチャットデータの入力指示を受け付けた場合、該ユーザが入力した発言文のテキストデータと、チャットキャンバス上の表示位置情報とを少なくとも含む、チャットデータを作成するチャットデータ入力モジュールと、前記作成したチャットデータのサーバへの送信し、該サーバから配信されるチャットデータの受信及びメモリへの記憶を行うチャットデータ管理モジュールと、前記作成したフレーズオブジェクトデータのサーバへの送信、該サーバから配信されるフレーズオブジェクトデータの受信及びメモリへの記憶を行うフレーズオブジェクトデータ管理モジュールと、前記メモリに記憶したフレーズオブジェクトデータ又はチャットデータに基づき、チャットキャンバス上にフレーズオブジェクト又は発言文テキストデータを表示する表示モジュールと、を備え、発言文テキストデータの表示態様は、該発言文テキストデータの表示位置の近傍に位置するフレーズオブジェクトの表示態様に基づいて決定されることを特徴とする。
好適には、更に、ユーザからの入力に基づき、フレーズ識別情報に対応づけてフレーズデータを記憶するデータベースからフレーズデータを取得し、メモリに記憶するフレーズデータ取得モジュールと、前記メモリに記憶したフレーズデータを再生出力する再生モジュールとを備えることを特徴とする。
また好適には、前記取得したフレーズデータを組み合わせて楽曲データを作成する楽曲データ作成モジュールと、前記作成した楽曲データの所定のサーバへの送信、前記所定のサーバから配信される楽曲データの受信及びメモリへの記憶を行う楽曲データ管理モジュールと、を備え、前記再生モジュールは、前記メモリに記憶した楽曲データを再生出力することを特徴とする。
本発明の作曲支援システムは、少なくとも1台のサーバと、複数の端末装置とを備えた作曲支援システムであって、前記端末装置は、ユーザからフレーズを指定した議論の開催指示を受け付けた場合に、該ユーザが指定したフレーズデータの識別情報と、2次元領域(チャットキャンバス)上のフレーズ単位の議論開催場所を示すためのオブジェクト(フレーズオブジェクト)の位置情報とを少なくとも含む、フレーズオブジェクトデータを作成するフレーズオブジェクト設定モジュールと、ユーザからチャットデータの入力指示を受け付けた場合、該ユーザが入力した発言文のテキストデータと、チャットキャンバス上の表示位置情報とを少なくとも含む、チャットデータを作成するチャットデータ入力モジュールと、前記作成したチャットデータのサーバへの送信、該サーバから配信されるチャットデータの受信及びメモリへの記憶を行うチャットデータ管理モジュールと、前記作成したフレーズオブジェクトデータのサーバへの送信、該サーバから配信されるフレーズオブジェクトデータの受信及びメモリへの記憶を行うフレーズオブジェクトデータ管理モジュールと、前記メモリに記憶したフレーズオブジェクトデータ又はチャットデータに基づき、チャットキャンバス上にフレーズオブジェクト又は発言文テキストデータを表示する表示モジュールと、を備え、前記サーバは、前記端末装置より前記フレーズオブジェクトデータを受信し、該受信したフレーズオブジェクトデータをメモリに記憶し、該記憶したフレーズオブジェクトデータを前記端末装置に配信するフレーズオブジェクトデータ管理サーバモジュールとを備えており、発言文テキストデータの表示態様は、該発言文テキストデータの表示位置の近傍に位置するフレーズオブジェクトの表示態様に基づいて決定されることを特徴とする。
本発明の作曲支援方法は、ユーザからフレーズを指定した議論の開催指示を受け付けた場合に、該ユーザが指定したフレーズデータの識別情報と、2次元領域(チャットキャンバス)上のフレーズ単位の議論開催場所を示すためのオブジェクト(フレーズオブジェクト)の位置情報とを少なくとも含む、フレーズオブジェクトデータを作成するフレーズオブジェクト設定工程と、ユーザからチャットデータの入力指示を受け付けた場合、該ユーザが入力した発言文のテキストデータと、チャットキャンバス上の表示位置情報とを少なくとも含む、チャットデータを作成するチャットデータ入力工程と、前記作成したチャットデータのサーバへの送信、該サーバから配信されるチャットデータの受信及びメモリへの記憶を行うチャットデータ管理工程と、前記作成したフレーズオブジェクトデータのサーバへの送信、該サーバから配信されるフレーズオブジェクトデータの受信及びメモリへの記憶を行うフレーズオブジェクトデータ管理工程と、前記メモリに記憶したフレーズオブジェクトデータ又はチャットデータに基づき、チャットキャンバス上にフレーズオブジェクト又は発言文テキストデータを表示する表示工程と、を備え、発言文テキストデータの表示態様は、該発言文テキストデータの表示位置の近傍に位置するフレーズオブジェクトの表示態様に基づいて決定されることを特徴とする。
本発明のプログラム(プログラム製品)は、本発明の作曲支援方法の各工程をコンピュータ上で実行させることを特徴とする。本発明のプログラム(プログラム製品)は、CD−ROM、磁気ディスク、半導体メモリなどの各種の記録媒体を通じて、又は通信ネットワークを介してダウンロードすることにより、コンピュータにインストールまたはロードすることができる。
なお、本明細書において、モジュールとは、単に物理的手段だけを意味するものではなく、そのモジュールが有する機能の一部又は全部をソフトウェアによって実現する場合も含む。また、1つのモジュールが有する機能が2つ以上の物理的手段により実現されても、2つ以上のモジュールの機能が1つの物理的手段により実現されても良い。
本発明によれば、複数のフレーズについて個別並列的に議論を行いつつ、各フレーズの議論を適宜、クロスオーバさせることが可能な、協調フレームベース作曲方式に適したコミュニケーション空間を実現し、好適な作曲支援を行うことができる新たな枠組みを提供することができる。
以下に本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施形態である作曲支援システム100の概略構成を示すブロック図である。図に示すように、作曲支援システム100は、作曲支援サーバ1、作曲作業に参加するユーザにそれぞれ対応する複数の作曲支援端末装置2a〜2d等を備えている。作曲支援サーバ1と各作曲支援端末装置2a〜2d(以下、区別する必要がない場合はまとめて「作曲支援端末装置2」という)とは、所定の通信ネットワークN(LAN、インターネット、専用線、パケット通信網、それらの組み合わせ等のいずれであってもよく、有線、無線の両方を含む)を介して相互に通信可能に構成されている。なお、作曲支援サーバ1や作曲支援端末装置2の数は、設計に応じて変更することができる。
図2(a)は、作曲支援サーバ1のハードウェア構成を示すブロック図である。同図に示すように、作曲支援サーバ1は、CPU、ROM、RAM、外部記憶装置、ユーザインタフェース、ディスプレイ、および通信インタフェース等のハードウェアを備える汎用のコンピュータにより構成することができる。なお、作曲支援サーバ1は、単一のコンピュータにより構成されるものであっても、ネットワーク上に分散した複数のコンピュータにより構成されるものであってもよい。
図2(b)は、作曲支援サーバ1の主要な機能構成を示すブロック図である。同図に示すように、作曲支援サーバ1は、ユーザ間におけるフレーズデータの共有を実現すべく、種々のフレーズデータを格納するフレーズデータベース10と、作曲支援端末装置2からのダウンロードリクエストに応じてフレーズデータベースに格納されるフレーズデータを出力するフレーズデータ提供モジュール11を備えている。
また、ユーザ間における、協調作曲される楽曲データの共有を実現すべく、作曲支援端末装置2から楽曲データを受信し、該受信した楽曲データを楽曲データ記憶サーバモジュール12に記憶・管理し、該管理する楽曲データを各作曲支援端末装置2に同報送信(配信)する楽曲データ管理サーバモジュール13を備えている。
ここで、フレーズデータや楽曲データのフォーマットは設計に応じて定めることができるが、本実施形態では、フレーズデータ等のフォーマットとしてMIDI(Musical Instrument Digital Interface)形式を採用するものする。また、フレーズデータベース10には、ギター、ドラム、ピアノ、ベースの4種類の楽器について、それぞれ複数のMIDI形式のフレーズデータがあらかじめ格納されているものとする。図4にフレーズデータベース10のデータ構造例を示す。
更に図2(b)に示すように、作曲支援サーバ1は、各ユーザに対して情報共有のためのコミュニケーション空間を提供すべく、従来のチャットサーバと同様の機能構成を備えている。具体的には、作曲支援端末装置2からチャットデータや種々のリクエストを受信し、該受信したチャットデータをチャットデータ記憶サーバモジュール14に記憶・管理し、該管理するチャットデータを各作曲支援端末装置2に配信するチャットデータ管理サーバモジュール15などを備えている。
ただし、本実施形態の作曲支援サーバ1は、従来のチャットシステムに加えて、2次元ウィンドウ領域(以下、「チャットキャンバス」という)上の任意の位置に発言文を表示することができる2次元チャットシステムにも対応している点で、従来のチャットサーバの機能が拡張されている。
更に、本実施形態において実現される2次元チャットシステムは、チャットキャンバス上でフレーズ単位の議論が適切に行えるように、チャットキャンバス上にフレーズ単位の議論の開催場所を示すオブジェクト(以下、「フレーズオブジェクト」という)を配置できるようになっており、そのために、作曲支援サーバ1は、作曲支援端末装置2から、フレーズデータの識別情報と、チャットキャンバス上のフレーズオブジェクトの位置情報とを少なくとも含む、フレーズオブジェクトデータを受信し、該受信したフレーズオブジェクトデータをフレーズオブジェクトデータ記憶サーバモジュール16に記憶・管理し、該記憶したフレーズオブジェクトデータを各作曲支援端末装置2に配信するフレーズオブジェクトデータ管理サーバモジュール17を備えている。
なお、これら作曲支援サーバ1の各機能モジュールは、CPUが、ROM、RAM、外部記憶装置などに記憶された所定のプログラムを実行することにより、実現される。
図3(a)は、作曲支援端末装置2のハードウェア構成を示すブロック図である。同図に示すように、作曲支援端末装置2は、CPU、ROM、RAM、外部記憶装置、ユーザインタフェース、ディスプレイ、MIDI音源、スピーカ、および通信インタフェース等のハードウェアを備える汎用のコンピュータにより構成することができる。なお、このような作曲支援端末装置2として、一般的なパソコンのほか、携帯端末等を用いることもできる。
図3(b)は、作曲支援端末装置2の主要な機能構成を示すブロック図である。同図に示すように、作曲支援端末装置2は、原則として従来のフレーズベースの作曲ツールと同様の機能、例えば、フレーズデータ記憶モジュール20に記憶したフレーズデータや楽曲データ記憶モジュール21に記憶した楽曲データを再生出力する再生モジュール22、フレーズデータ記憶モジュール20に記憶したフレーズデータを組み合わせて楽曲データを作成する(作成途中の楽曲データにフレーズデータを追加的に組み入れる場合を含む)楽曲データ作成モジュール23などを備えている。
ただし、本実施形態の作曲支援端末装置2は、ユーザ間におけるフレーズデータや楽曲データの共有を実現すべく、例えば、作曲支援サーバ1に対してフレーズデータを指定したダウンロードリクエストを送信し、該リクエストに応じて作曲支援サーバ1から送信されるフレーズデータを取得して、フレーズデータ記憶モジュール20に記憶するフレーズデータ取得モジュール24、作曲支援サーバ1に対して前記作成した楽曲データを送信する処理や、作曲支援サーバ1から配信される楽曲データを受信して、楽曲データ記憶モジュール21に記憶して管理する処理を行う楽曲データ管理モジュール25なども備えている。
また、本実施形態の作曲支援端末装置2は、各ユーザに対して情報共有のためのコミュニケーション空間を提供すべく、従来のチャット端末装置と同様の機能構成を備えている。具体的には、ユーザから、発言文テキストデータを含むチャットデータや種々のリクエストを受け付けるチャットデータ入力モジュール26、入力されたチャットデータや種々のリクエストなどを作曲支援サーバ1に送信する処理や、作曲支援サーバ1から配信されるチャットデータを受信して、チャットデータ記憶モジュール27に記憶して管理する処理を行うチャットデータ管理モジュール28、チャットデータ記憶モジュール27に記憶したチャットデータに基づき、チャットキャンバス上に発言文テキストデータを表示するチャットキャンバス表示モジュール29などを備える。
ただし、本実施形態の作曲支援端末装置2は、作曲支援サーバ1同様、2次元チャットシステムに対応している点(すなわち、各モジュールが、発言文のテキストデータと、チャットキャンバス上の位置情報とを少なくとも含むチャットデータを処理できる点)で、従来のチャット端末装置の機能が拡張されている。
また、上述したように、本実施形態において実現される2次元チャットシステムはチャットキャンバス上にフレーズオブジェクトを配置できるようになっており、そのため作曲支援端末装置2は、以下のような構成を備えている。
すなわち、作曲支援端末装置2は、ユーザからフレーズを指定した議論の開催指示を受け付けた場合に、フレーズオブジェクトデータを作成するフレーズオブジェクト設定モジュール30、前記作成したフレーズオブジェクトデータを作曲支援サーバ1に送信する処理や、作曲支援サーバ1から配信されるフレーズオブジェクトデータを受信して、フレーズオブジェクトデータ記憶モジュール31に記憶して管理する処理を行うフレーズオブジェクトデータ管理モジュール32を備えている。
また、チャットキャンバス表示モジュール29は、フレーズオブジェクトデータ記憶モジュール31に記憶したフレーズオブジェクトデータに基づき、チャットキャンバス上にフレーズオブジェクトを表示するように構成されている。
更に、チャットキャンバス表示モジュール29によって表示される発言文テキストデータの表示態様は、該発言文テキストデータの表示位置の近傍に位置するフレーズオブジェクトの表示態様に基づいて決定されるようになっている。
なお、これら作曲支援端末装置2の各機能モジュールは、CPUが、ROM、RAM、外部記憶装置などに記憶された所定のプログラムを実行することにより、実現される。
以下、図5〜図10に示すフローチャートや説明図などを参照して、作曲支援システム100において実現される協調作曲の枠組みについて説明する。なお、各工程(符号が付与されていない部分的な工程を含む)は処理内容に矛盾を生じない範囲で任意に順番を変更して又は並列に実行することができる。
(フレーズデータのダウンロード・試聴:図5(a)(b))
作曲支援端末装置2のフレーズデータ取得モジュール24は、作曲支援端末装置2がアクティブとなっている場合、ユーザからフレーズデータのダウンロード指示が入力されるのを待機する(S100)。
フレーズデータのダウンロード指示の入力方法は、設計に応じて種々の態様を採用することができるが、例えばフレーズデータベース10に格納されているフレーズデータのリストを予め取得しておき、これをプルダウンメニュー方式にて表示して、該リストの中からユーザが所望のフレーズデータを選択する態様などを考えることができる。
本実施形態では、更にフレーズデータを選択する際に、協調作曲される楽曲データへの組み入れ位置を指定できるように構成する。本実施形態の楽曲データは、図6に示すように、時間軸に沿って順序付けられる所定単位期間(以下、「タイムライン」という)の番号にフレーズデータを対応づけて構成されるので、楽曲データへのフレーズデータの組み入れ位置はこのタイムライン番号によって指定することができる。
フレーズデータのダウンロード指示が入力されると、フレーズデータ取得モジュール24は、選択されたフレーズデータの識別情報を含むようにダウンロードリクエストを生成し、作曲支援サーバ1に送信する(S101)。フレーズデータの識別情報は、例えば、楽器IDとフレーズIDから構成することができる。
作曲支援サーバ1のフレーズデータ提供モジュール11は、作曲支援端末装置2からダウンロードリクエストを受信すると(S102)、該受信したダウンロードリクエストからフレーズデータ識別情報を抽出して、フレーズデータベース10から該抽出したフレーズ識別情報に対応するフレーズデータを読み出し(S103)、前記ダウンロードリクエストを送信した作曲支援端末装置2に対し、前記読み出したフレーズデータを送信する(S104)。
フレーズデータ取得モジュール24は、作曲支援サーバ1からフレーズデータを受信すると(S105)、該受信したフレーズデータをフレーズデータ識別情報に対応づけてフレーズデータ記憶モジュール20に記憶する(S106)。図7にフレーズデータ記憶モジュール20のデータ構造例を示す。
次に、楽曲データ作成モジュール23は、楽曲データ記憶モジュール21から楽曲データを読み出し、前記記憶したフレーズデータと、ダウンロード指示時に指定された楽曲データへの組み入れ位置(タイムライン番号)との組み合わせを、前記読み出した楽曲データに組み入れて、仮楽曲データを作成する(S107)。これにより、フレーズデータのダウンロードに関わる処理が終了する。
なお、複数のフレーズデータを取得して仮楽曲データを作成する構成としてもよい。また、既にダウンロード済み(すなわち、フレーズデータ記憶モジュール20に記憶してある)フレーズデータに対してダウンロード指示が入力された場合は、改めてダウンロードリクエストを送信せずに、フレーズデータ記憶モジュール20からダウンロード指示されたフレーズデータを読み出して、仮楽曲データを作成すればよい。
一方、再生モジュール22は、仮楽曲データが作成されている場合、その試聴指示が入力されるのを待機する(S200)。
仮楽曲データの試聴指示の入力方法は、設計に応じて種々の態様を採用することができるが、例えば巻き戻し、再生、早送りといったボタンを画面の所定位置に表示し、該ボタンをユーザがクリックすることで試聴指示を入力する方法を考えることができる。
仮楽曲データの試聴指示が入力されると、再生モジュール22は、MIDI音源を利用して前記作成した仮楽曲データを再生出力する(S201)。
具体的には、タイムライン番号順に、また同じタイムラインに複数のフレーズデータが対応づけられている場合はそれらについては同時に、フレーズデータを再生出力していく。なお、フレーズデータの再生出力は、従来のMIDIプレイヤー等を利用して実現することができる。
このようにして、ユーザは、作曲支援サーバ1を介して共有されるフレーズデータの中から所望のフレーズデータを取得し、その時点での楽曲データに組み入れて試聴することができる。
(フレーズオブジェクトの設定:図8)
作曲支援端末装置2のフレーズオブジェクト設定モジュール30は、作曲支援端末装置2がアクティブとなっている場合、ユーザから、チャットキャンバス上でフレーズデータを指定して行われる議論(以下、「フレーズ単位議論」という)の開催指示が入力されるのを待機する(S300)。
フレーズ単位議論の開催指示の入力方法は、設計に応じて定めることができるが、例えばフレーズデータのダウンロード指示を入力する場合と同様にプルダウンメニュー方式にてフレーズデータを指定し、画面上の所定の開催指示ボタンをクリックすることで、フレーズ単位議論の開催指示を入力する態様を考えることができる。
ここで、フレーズ単位議論は、チャットキャンバス上で行われることから、チャットキャンバス上の開催位置を特定する必要がある。そのため本実施形態では、チャットキャンバス上にフレーズオブジェクトを配置することで、フレーズ単位議論の開催位置を特定する枠組みを採用している。フレーズオブジェクトは、フレーズデータを特定できるものであれば種々の構成をとり得るが、本実施形態では、図9に示すような、楽器種類を示すアイコンとフレーズデータ名とを組み合わせて、フレーズオブジェクトを構成するものとする。
フレーズ単位議論の開催指示が入力されると、フレーズオブジェクト設定モジュール30は、指定されたフレーズデータに対応するフレーズオブジェクトの表示態様、チャットキャンバス上の位置(具体的には、チャットキャンバスローカル座標系の座標値)を、他のフレーズオブジェクトの表示態様や位置と重複しないように、決定する(S301)。
後述するように、本実施形態では、フレーズオブジェクトごと(すなわち、フレーズ単位議論ごと)に表示態様を変えて表示する枠組みを採用しており、同一のフレーズ単位議論に属すると判定された発言文テキストデータは、該フレーズ単位議論に対応するフレーズオブジェクトの表示態様に従って表示されることになる。ここで表示態様を変えて表示する手法としては、例えばフォントを変えて表示するなど、種々の方法を考えることができるが、本実施形態では、表示態様情報として表示色情報を用い、フレーズ単位議論ごとに表示色を変えて表示することとする。
次に、フレーズオブジェクト設定モジュール30は、指定されたフレーズデータの識別情報と、フレーズオブジェクトのチャットキャンバス上の位置情報及び表示色情報とを含む、フレーズオブジェクトデータを作成する(S302)。
次に、フレーズオブジェクトデータ管理モジュール32は、前記作成したフレーズオブジェクトデータを、作曲支援サーバ1に送信する(S303)。
作曲支援サーバ1のフレーズオブジェクトデータ管理サーバモジュール17は、作曲支援端末装置2からフレーズオブジェクトデータを受信すると(S304)、該受信したフレーズオブジェクトデータをその識別情報に対応づけてフレーズオブジェクトデータ記憶サーバモジュール16に記憶し、管理する(S305)。図10に、フレーズオブジェクトデータ記憶サーバモジュール16のデータ構造例を示す。
次に、フレーズオブジェクトデータ管理サーバモジュール17は、各作曲支援端末装置2に前記管理したフレーズオブジェクトデータを配信する(S306)。なお、新規に参加したユーザについては、対応する作曲支援端末装置2に対し、フレーズオブジェクトデータ記憶サーバモジュール16に記憶するフレーズオブジェクトデータのうち参加時点から一定期間過去に記憶・管理したフレーズオブジェクトデータをまとめて送信することが望ましい。
各作曲支援端末装置2のフレーズオブジェクトデータ管理モジュール32は、作曲支援サーバ1から配信されるフレーズオブジェクトデータを受信すると(S307)、該受信したフレーズオブジェクトデータをフレーズオブジェクトデータ記憶モジュール31に記憶する(S308)。フレーズオブジェクトデータ記憶モジュール31は、原則としてフレーズオブジェクトデータ記憶サーバモジュール16と同様のデータ構造とすることができる。
各作曲支援端末装置2のチャットキャンバス表示モジュール29は、フレーズオブジェクトデータ記憶モジュール31の記憶内容が更新された場合、該更新されたフレーズオブジェクトデータに含まれるフレーズデータ識別情報に対応するフレーズオブジェクトを作成し、該更新されたフレーズオブジェクトデータに含まれる位置情報及び表示色情報に基づいて、チャットキャンバス上に(具体的には、チャットキャンバスに対応する画面ウィンドウ上に)前記作成したフレーズオブジェクトを表示する(S309)。
図11に、フレーズオブジェクト等を表示したチャットキャンバスの一部を模式的に示す。フレーズオブジェクトの表示色の用い方としては、フレーズオブジェクト自体を表示色によって表示する態様など種々考えられるが、本実施形態では同図に示すように、フレーズオブジェクトの周辺領域(範囲は設計に応じて定められる)を表示色によって着色する態様を採用している。
このようにして、ユーザは、作曲支援サーバ1を介して共有されるフレーズデータの中から所望のフレーズデータを指定して、共有コミュニケーション空間であるチャットキャンバス上でフレーズ単位の議論を開催することができる。
(フレーズ単位議論の実施:図12)
作曲支援端末装置2のチャットデータ入力モジュール26は、作曲支援端末装置2がアクティブとなっている場合、ユーザからチャットデータが入力されるのを待機する(S400)。
ここで、上述したように、本実施形態のチャットデータは、発言文のチャットキャンバス上の位置情報、具体的には、チャットキャンバスのローカル座標系の座標値を含んでいる。
ローカル座標系の座標値の入力方法としては、例えばキーボードから座標値を直接入力する方法や、マウス等のポインティングデバイスを用いてチャットキャンバスの所望箇所を直接指定して入力する方法などを考えることができる。また例えば最初にキーボードを用いて発言文を入力すると、その発言文テキストデータが画面の所定位置に表示されるようにし、その後、マウス等のポインティングデバイスを用いて前記表示された発言文テキストデータをドラッグして所望の位置にドロップすることで、該ドロップ位置に基づき発言文の表示位置を指定するように構成してもよい。
チャットデータが入力されると、チャットデータ管理モジュール28は、チャットデータを入力したユーザの識別情報とともに、該チャットデータを作曲支援サーバ1に送信する(S401)。
作曲支援サーバ1のチャットデータ管理サーバモジュール15は、作曲支援端末装置2からチャットデータを受信すると(S402)、該受信したチャットデータをチャットデータ記憶サーバモジュール14に記憶する(S403)。図13にチャットデータ記憶サーバモジュール14のデータ構造例を示す。
次に、チャットデータ管理サーバモジュール15は、各作曲支援端末装置2に対し、前記記憶したチャットデータを配信する(S404)。なお、新規に参加したユーザについては、対応する作曲支援端末装置2に対し、チャットデータ記憶サーバモジュール14に記憶するチャットデータのうち参加時点から一定期間過去に受信し記憶したチャットデータをまとめて送信することが望ましい。
各作曲支援端末装置2のチャットデータ管理モジュール28は、作曲支援サーバ1から配信されるチャットデータを受信すると(S405)、該受信したチャットデータをチャットデータ記憶モジュール27に記憶する(S406)。チャットデータ記憶モジュール27は、原則としてチャットデータ記憶サーバモジュール14と同様のデータ構造とすることができる。
次に、チャットデータ管理モジュール28は、前記記憶したチャットデータから発言文の位置情報を抽出する(S407)。
次に、チャットデータ管理モジュール28は、フレーズオブジェクトデータ記憶モジュール31を参照して各フレーズオブジェクトの位置情報を読み出し、前記記憶したチャットデータ中の発言文の表示位置(発言文テキストデータの位置)に対して最も近傍に位置するフレーズオブジェクトを選択する(S408)。なお、フレーズオブジェクトが一つも設定されていない場合は、例えば所定の表示色情報が設定されたデフォルトのフレーズオブジェクトを選択すればよい。
次に、チャットキャンバス表示モジュール29は、フレーズオブジェクトデータ記憶モジュール31に記憶される前記選択したフレーズオブジェクトの表示色情報、及び前記記憶したチャットデータに含まれる発言文オブジェクトの位置情報に基づいて、チャットキャンバス上に前記記憶したチャットデータに含まれる発言文テキストデータを表示する(S409)。
なお、フレーズオブジェクトの表示色の用い方としては、発言文テキストデータ自体を表示色によって表示する態様のほか、発言文テキストデータを表示する矩形領域の背景を表示色とする態様など種々考えることができるが、本実施形態では図11に示すように、発言文テキスト表示領域の周辺領域(範囲は設計に応じて定められる)を表示色によって着色する態様を採用している。
このように、本実施形態では、チャットキャンバス上に表示される発言文テキストデータが、チャットキャンバス上において最も近傍に位置する特定のフレーズオブジェクトと同じ表示態様で表示される。そのため、協調作曲を行うとするユーザは、チャットキャンバス上において特定のフレーズオブジェクトの近傍で発言する(特定のフレーズオブジェクトの近傍に発言文テキストデータを配置する)ことによって、配置位置及び表示態様の違いにより他のフレーズデータの議論と視覚的に区別して、各フレーズデータについての議論を個別並列的に行うことが可能となる。
一方、各フレーズオブジェクト及び発言文テキストデータは、フレーズデータごとに表示態様は異なるものの、いずれも同一のチャットキャンバス上に表示されることから、他のフレーズデータに関する発言文テキストデータを参照したり引用して発言を行うことが容易にでき、複数のフレーズにクロスオーバした議論を行うことが可能となる。
(楽曲データの作成・共有化・試聴:図14(a)、(b))
楽曲データ作成モジュール23は、作曲支援端末装置2がアクティブとなっている場合、ユーザから楽曲データ作成指示が入力されるのを待機する(S500)。
楽曲データの作成指示方法は、設計に応じて定めることができるが、本実施形態において楽曲データはタイムラインにフレーズデータを対応づけて構成されることから、ここでは、画面上に時間軸に沿ってタイムラインを並べて表示するタイムラインエリアを設け、該エリアのタイムライン上に、チャットキャンバスに表示されるフレーズオブジェクトをドラッグアンドドロップすることによって、楽曲データの作成を指示する方法を採用するものとする(図15参照)。
ユーザからの楽曲データ作成指示として、タイムラインの上にフレーズオブジェクトがドロップされると、楽曲データ作成モジュール23は、楽曲データ記憶モジュール21に記憶される楽曲データを読み出し、前記ドロップされたフレーズオブジェクトに対応するフレーズデータと前記ドロップ位置のタイムライン番号との組み合わせを、前記読み出した楽曲データに組み入れて、楽曲データを作成する(更新する)(S501)。楽曲データ記憶モジュール21に楽曲データが記憶されていない場合は、前記組み合わせが新規の楽曲データとなる。
次に、楽曲データ管理モジュール25は、ドロップ操作したユーザの識別情報とともに、前記作成した楽曲データを作曲支援サーバ1に送信する(S502)。
作曲支援サーバ1の楽曲データ管理サーバモジュール13は、作曲支援端末装置2から楽曲データを受信すると(S503)、該受信した楽曲データを楽曲データ記憶サーバモジュール12に記憶して管理する(S504)。図6に、楽曲データ記憶サーバモジュール12のデータ構造例を示す。
次に、楽曲データ管理サーバモジュール13は、各作曲支援端末装置2に前記記憶した楽曲データを配信する(S505)。
各作曲支援端末装置2の楽曲データ管理モジュール25は、作曲支援サーバ1から配信される楽曲データを受信すると(S506)、該受信した楽曲データを楽曲データ記憶モジュール21に記憶する(S507)。楽曲データ記憶モジュール21は、原則として楽曲データ記憶サーバモジュール12と同様のデータ構造とすることができる。
再生モジュール22は、楽曲データ記憶モジュール21に楽曲データが記憶されている場合、ユーザから楽曲データの試聴指示が入力されるのを待機する(S600)。
楽曲データの試聴指示の入力方法は、設計に応じて種々の態様を採用することができるが、例えばタイムラインエリアに巻き戻し、再生、早送りといったボタンを表示し、該ボタンをユーザがクリックすることで試聴指示を入力する方法を考えることができる。
楽曲データの試聴指示が入力されると、再生モジュール22は、楽曲データ記憶モジュール21に記憶される楽曲データを読み出し、仮楽曲データの場合と同様にして、MIDI音源を利用して再生出力する(S601)。
このようにして、協調作曲を行うとするユーザは、他のユーザと同期させながら楽曲データを作成(更新)していくことができ、またその楽曲データを試聴することができる。
(変形例)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく種々に変形して適用することが可能である。例えば、上記実施形態では、フレーズデータ等のフォーマットとしてMIDIを採用しているが、例えばWAV、AIFFなど他のフォーマットを採用してもよい。その場合、再生モジュール22は、各フォーマットに対応した従来のプレイヤー等を利用して実現することができる。
また例えば、上記実施形態では、チャットキャンバス上でフレーズ単位議論を実施する場合について説明したが、チャットキャンバス上でフレーズ単位議論以外の議論、例えば楽曲データ全体についての議論を行うこともできる。この場合、フレーズオブジェクト同様、楽曲データ全体の議論開催場所を示すためのオブジェクトを設けてチャットキャンバス上に配置できるように構成することが望ましい。又は、チャットキャンバスとは別に従来のチャットウィンドウ(上から下へ入力順に発言文が表示されていく従来タイプ)を設けておき、フレーズ単位議論以外の議論については該チャットウィンドウ上で議論を行うように構成してもよい。特に、楽曲データ全体に関する議論は発言頻度や参照頻度が高いと考えられるので、楽曲データ全体の議論専用のチャットウィンドウを画面に固定的に設けて参照可能としておくことが望ましいと考えられる
また例えば、上記実施形態では、作曲支援端末装置2において、フレーズオブジェクトの表示態様(表示色)を決定する構成としているが、かかる表示態様の決定処理を作曲支援サーバ1において実行する構成とし、決定した表示態様情報をフレーズオブジェクトデータに挿入してから配信する構成としてもよい。
同様に、上記実施形態では、作曲支援端末装置2において、発言文の表示位置に対して最も近傍に位置するフレーズオブジェクトを選択し、該発言文テキストデータの表示態様として前記選択したフレーズオブジェクトの表示態様を用いる構成としているが、かかる発言文テキストデータとフレーズオブジェクトとの対応づけ処理を作曲支援サーバ1において実行し、対応づけたフレーズオブジェクトの識別情報又は表示態様情報をチャットデータに挿入してから配信する構成としてもよい。
また例えば、上記実施形態では、作曲支援サーバ1がフレーズデータベース10を備える構成としているが、各作曲支援端末装置2が同様のフレーズデータベースを備える構成としてもよい。この場合、作曲支援端末装置2にフレーズデータをダウンロードさせるためのモジュールは不要となる一方、各作曲支援端末装置2のフレーズデータベースが同一の記憶内容であることを保証する枠組み(例えば、各データベースを定期的に同期させる枠組みなど)が必要となる。
また例えば、上記実施形態において、ユーザがマウス等のポインティングデバイスを用いてチャットキャンバス上に表示されたフレーズオブジェクトや発言文テキストデータをドラッグアンドドロップすることで、チャットキャンバスの所望の位置に移動させられるように構成することが考えられる。
特に、フレーズオブジェクトを移動させた場合、該フレーズオブジェクトの表示態様に基づいて表示される発言文オブジェクトについて、前記移動させたフレーズデータに関する発言であると判定し、該フレーズオブジェクトとの相対的位置関係を維持したまま併せて移動させるように構成することが望ましい(図16(a)参照)。このように構成することで、フレーズオブジェクト及び発言文テキストデータの表示位置を柔軟に変更し、関連性の高い議論を近傍に位置させて各議論のクロスオーバを容易にしたり、関連性の低い議論を遠方に位置させて独立性を高めるなど、より適切に議論を実施することができる。
更に、チャットキャンバス上に表示されたフレーズオブジェクトを指定して、該フレーズオブジェクト及び該フレーズオブジェクトの表示態様に基づいて表示される発言文オブジェクトのグループを一括して削除したり、該グループを画面上の所定の退避エリアに退避させてフレーズオブジェクトのみ表示する、といった操作を行えるように構成することも考えられる(図16(b)参照)。
また例えば、上記実施形態では、発言文の表示位置に対して最も近傍に位置するフレーズオブジェクトを、発言文の表示位置の近傍に位置するフレーズオブジェクトとして選択する構成としているが、本発明は必ずしもこのような構成に限られるものではない。例えば、フレーズオブジェクト及び該フレーズオブジェクトの表示態様に基づいて表示される発言文オブジェクトのグループについて、表示位置の平均等を算出し、この算出した位置を該フレーズオブジェクトの基準点とする。そして、発言文の表示位置に対して最も近傍に位置する基準点を持つフレーズオブジェクトを、発言文の表示位置の近傍に位置するフレーズオブジェクトとして選択する構成とすることが考えられる。
また例えば、上記実施形態では、フレーズデータを試聴する方法として、ダウンロードしたフレーズデータを楽曲データに組み入れて試聴する方法について説明したが、フレーズデータ単体で試聴できるように構成してもよい。例えば、チャットキャンバス上に表示されるフレーズオブジェクトをユーザがマウス等のポインティングデバイスを用いてクリックした場合、再生モジュール22が前記クリックされたフレーズオブジェクトに対応するフレーズデータを再生出力するように構成することが考えられる。
また例えば、上記実施形態では、作曲支援サーバ1にて、フレーズデータの提供機能、楽曲データの記憶及び管理機能、チャットデータの記憶及び管理機能、フレーズオブジェクトデータの記憶及び管理機能を実現する構成としているが、これらの機能を別々に又は任意の組み合わせで異なるサーバにて実現する構成としてもよい。
作曲支援システム100の概略構成を示すブロック図である。 作曲支援サーバ1のハードウェア及び機能構成を示すブロック図である。 作曲支援端末装置2のハードウェア及び機能構成を示すブロック図である。 フレーズデータベース10のデータ構造例を示す図である。 フレーズデータの取得・試聴処理を説明するためのフローチャートである。 楽曲データ記憶サーバモジュール12のデータ構造例を示す図である。 フレーズデータ記憶モジュール20のデータ構造例を示す図である。 フレーズオブジェクトの設定処理を説明するためのフローチャートである。 フレーズオブジェクトの例を示す図である。 フレーズオブジェクトデータ記憶サーバモジュール16のデータ構造例を示す図である。 チャットキャンバスの表示例を説明するための図である。 フレーズ単位議論処理を説明するためのフローチャートである。 チャットデータ記憶モジュール13のデータ構造例を示す図である。 楽曲データ作成・共有化・試聴処理を説明するためのフローチャートである。 タイムラインを用いた楽曲データの作成方法を説明するための図である。 チャットキャンバス上でのフレーズオブジェクト等の移動を説明するための図である。
符号の説明
1 作曲支援サーバ
2 作曲支援端末装置
10 フレーズデータベース
11 フレーズデータ提供モジュール
12 楽曲データ記憶サーバモジュール
13 楽曲データ管理サーバモジュール
14 チャットデータ記憶サーバモジュール
15 チャットデータ管理サーバモジュール
16 フレーズオブジェクトデータ記憶サーバモジュール
17 フレーズオブジェクトデータ管理サーバモジュール
20 フレーズデータ記憶モジュール
21 楽曲データ記憶モジュール
22 再生モジュール
23 楽曲データ作成モジュール
24 フレーズデータ取得モジュール
25 楽曲データ管理モジュール
26 チャットデータ入力モジュール
27 チャットデータ記憶モジュール
28 チャットデータ管理モジュール
29 チャットキャンバス表示モジュール
30 フレーズオブジェクトデータ設定モジュール
31 フレーズオブジェクトデータ記憶モジュール
32 フレーズオブジェクトデータ管理モジュール
100 作曲支援システム

Claims (6)

  1. フレーズを組み合わせて作曲を行うための支援装置であって、
    ユーザからフレーズを指定した議論の開催指示を受け付けた場合に、該ユーザが指定したフレーズデータの識別情報と、2次元領域(以下、「チャットキャンバス」という)上のフレーズ単位の議論開催場所を示すためのオブジェクト(以下、「フレーズオブジェクト」という)の位置情報とを少なくとも含む、フレーズオブジェクトデータを作成するフレーズオブジェクト設定モジュールと、
    ユーザからチャットデータの入力指示を受け付けた場合、該ユーザが入力した発言文のテキストデータと、チャットキャンバス上の表示位置情報とを少なくとも含む、チャットデータを作成するチャットデータ入力モジュールと、
    前記作成したチャットデータのサーバへの送信、該サーバから配信されるチャットデータの受信及びメモリへの記憶を行うチャットデータ管理モジュールと、
    前記作成したフレーズオブジェクトデータのサーバへの送信、該サーバから配信されるフレーズオブジェクトデータの受信及びメモリへの記憶を行うフレーズオブジェクトデータ管理モジュールと、
    前記メモリに記憶したフレーズオブジェクトデータ又はチャットデータに基づき、チャットキャンバス上にフレーズオブジェクト又は発言文テキストデータを表示する表示モジュールと、を備え、
    発言文テキストデータの表示態様は、該発言文テキストデータの表示位置の近傍に位置するフレーズオブジェクトの表示態様に基づいて決定されることを特徴とする、作曲支援装置。
  2. ユーザからの入力に基づき、フレーズ識別情報に対応づけてフレーズデータを記憶するデータベースからフレーズデータを取得し、メモリに記憶するフレーズデータ取得モジュールと、前記メモリに記憶したフレーズデータを再生出力する再生モジュールとを備えることを特徴とする請求項1記載の作曲支援装置。
  3. 前記取得したフレーズデータを組み合わせて楽曲データを作成する楽曲データ作成モジュールと、前記作成した楽曲データのサーバへの送信、該サーバから配信される楽曲データの受信及びメモリへの記憶を行う楽曲データ管理モジュールと、を備え、
    前記再生モジュールは、前記メモリに記憶した楽曲データを再生出力することを特徴とする請求項2記載の作曲支援装置。
  4. 少なくとも1台のサーバと、複数の端末装置とを備えた作曲支援システムであって、
    前記端末装置は、
    ユーザからフレーズを指定した議論の開催指示を受け付けた場合に、該ユーザが指定したフレーズデータの識別情報と、2次元領域(以下、「チャットキャンバス」という)上のフレーズ単位の議論開催場所を示すためのオブジェクト(以下、「フレーズオブジェクト」という)の位置情報とを少なくとも含む、フレーズオブジェクトデータを作成するフレーズオブジェクト設定モジュールと、
    ユーザからチャットデータの入力指示を受け付けた場合、該ユーザが入力した発言文のテキストデータと、チャットキャンバス上の表示位置情報とを少なくとも含む、チャットデータを作成するチャットデータ入力モジュールと、
    前記作成したチャットデータのサーバへの送信、前記サーバから配信されるチャットデータの受信及びメモリへの記憶を行うチャットデータ管理モジュールと、
    前記作成したフレーズオブジェクトデータのサーバへの送信し、前記サーバから配信されるフレーズオブジェクトデータの受信及びメモリへの記憶を行うフレーズオブジェクトデータ管理モジュールと、
    前記メモリに記憶したフレーズオブジェクトデータ又はチャットデータに基づき、チャットキャンバス上にフレーズオブジェクト又は発言文テキストデータを表示する表示モジュールと、を備え、
    前記サーバは、
    前記端末装置より前記フレーズオブジェクトデータを受信し、該受信したフレーズオブジェクトデータをメモリに記憶し、該記憶したフレーズオブジェクトデータを前記端末装置に配信するフレーズオブジェクトデータ管理サーバモジュールとを備えており、
    発言文テキストデータの表示態様は、該発言文テキストデータの表示位置の近傍に位置するフレーズオブジェクトの表示態様に基づいて決定されることを特徴とする、作曲支援システム。
  5. ユーザからフレーズを指定した議論の開催指示を受け付けた場合に、該ユーザが指定したフレーズデータの識別情報と、2次元領域(以下、「チャットキャンバス」という)上のフレーズ単位の議論開催場所を示すためのオブジェクト(以下、「フレーズオブジェクト」という)の位置情報とを少なくとも含む、フレーズオブジェクトデータを作成するフレーズオブジェクト設定工程と、
    ユーザからチャットデータの入力指示を受け付けた場合、該ユーザが入力した発言文のテキストデータと、チャットキャンバス上の表示位置情報とを少なくとも含む、チャットデータを作成するチャットデータ入力工程と、
    前記作成したチャットデータのサーバへの送信、該サーバから配信されるチャットデータの受信及びメモリへの記憶を行うチャットデータ管理工程と、
    前記作成したフレーズオブジェクトデータのサーバへの送信、該サーバから配信されるフレーズオブジェクトデータの受信及びメモリへの記憶を行うフレーズオブジェクトデータ管理工程と、
    前記メモリに記憶したフレーズオブジェクトデータ又はチャットデータに基づき、チャットキャンバス上にフレーズオブジェクト又は発言文テキストデータを表示する表示工程と、を備え、
    発言文テキストデータの表示態様は、該発言文テキストデータの表示位置の近傍に位置するフレーズオブジェクトの表示態様に基づいて決定されることを特徴とする、フレーズベース作曲支援方法。
  6. 請求項5記載のフレーズベース作曲支援方法をコンピュータで実行させるための情報処理プログラム。
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