JP2023027466A - 情報処理装置、情報処理システム、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】メッセージ交換サービスのサービス画面上に投稿される電子文書が、サービス画面上で共有されている複数のメッセージのうち、どのメッセージに対応するものであるのかを特定できるようにする。【解決手段】情報処理装置としての管理サーバ10は、制御部11を備え、制御部11では、メッセージ情報取得部101が、グループチャットに投稿されたメッセージに関する情報として、メッセージの文言に関する情報と、グループチャットのスレッド上にメッセージが表示された位置に関する情報とを取得し、メッセージ判定部102が、取得された文言に関する情報に基づいて、マーキングコメントを含むメッセージが存在すると判定した場合には、位置特定部103が、マーキングコメントの位置に関する情報に基づいて、マーキングコメントの位置を、グループチャットに投稿される電子文書にアクセスするための情報を表示させる位置として特定する。【選択図】図4
Description
本発明は、情報処理装置、情報処理システム、およびプログラムに関する。
メッセージ交換サービスを利用した情報交換の場、例えばグループのメンバが参加するチャット会議において、メンバ間のメッセージが共有されたサービス画面上に電子文書を投稿できるシステムがある。特許文献1には、メッセージ交換サービスのサービス画面上でメッセージを共有するグループのメンバとの対話を通じて、グループ内で投稿された電子文書のレビューを進行させるように、印刷機器のアバターであるボットの対話制御を行い、グループのメンバとボットの間の対話を通じてレビューの承認が得られた電子文書の印刷を印刷機器に対して指示する情報処理システムが開示されている。
上記のメッセージ交換サービスでは、サービス画面上に投稿された電子文書が、サービス画面上で共有されている複数のメッセージのうち、どのメッセージに対応するものであるのかを特定することが困難になることがある。
本発明の目的は、メッセージ交換サービスのサービス画面上に投稿される電子文書が、サービス画面上で共有されている複数のメッセージのうち、どのメッセージに対応するものであるのかを特定できるようにすることにある。
請求項1に記載された発明は、プロセッサを備え、前記プロセッサは、メッセージ交換サービスに投稿されたメッセージに関する情報として、当該メッセージの文言に関する情報と、当該サービスのサービス画面のスレッド上に当該メッセージが表示された位置に関する情報とを取得し、取得した前記文言に関する情報に基づいて、予め定められた文言を含むメッセージが存在する場合には、取得した前記位置に関する情報に基づいて、当該メッセージが表示された前記スレッド上の位置を、前記サービスに投稿される電子文書にアクセスするための情報を表示させる位置として特定することを特徴とする、情報処理装置である。
請求項2に記載された発明は、前記プロセッサは、前記サービスに前記電子文書が投稿されると、当該電子文書にアクセスするための情報を、特定された前記位置に表示させる制御を行うことを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3に記載された発明は、前記プロセッサは、前記サービスに前記電子文書が投稿されると、当該電子文書にアクセスするための情報を、前記位置に表示されていた前記メッセージに置換して表示させる制御を行うことを特徴とする、請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項4に記載された発明は、前記プロセッサは、取得した前記メッセージに関する情報に基づいて、前記予め定められた文言を含むメッセージが表示されているスレッドに関する情報を、前記電子文書を生成する他の情報処理装置に提供する制御を行うことを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項5に記載された発明は、前記プロセッサは、前記スレッドに関する情報として、前記他の情報処理装置に選択可能な態様で表示される、1以上の前記スレッドを特定可能な情報を、前記他の情報処理装置に提供する制御を行うことを特徴とする、請求項4に記載の情報処理装置である。
請求項6に記載された発明は、前記プロセッサは、同一の前記スレッドに前記予め定められた文言を含むメッセージが複数存在する場合、当該メッセージが投稿されたタイミングに基づいて、前記サービスに投稿される電子文書にアクセスするための情報を表示させる位置を特定することを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項7に記載された発明は、前記プロセッサは、複数の前記メッセージのうち、最先に投稿されたメッセージが表示された前記スレッド上の位置を、前記サービスに投稿される電子文書にアクセスするための情報を表示させる位置として特定することを特徴とする、請求項6に記載の情報処理装置である。
請求項8に記載された発明は、前記プロセッサは、取得した前記文言に関する情報に基づいて、前記電子文書を特定するための文言を含むメッセージが存在する場合には、当該電子文書の名称を、当該文言を含むものに変更する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項9に記載された発明は、前記プロセッサは、前記サービスに投稿された前記電子文書の更新版の投稿の希望が受け付けられている場合、前記電子文書の名称を変更する制御として、更新版である旨を示す文言を含む名称に変更する制御を行うことを特徴とする、請求項8に記載の情報処理装置である。
請求項10に記載された発明は、プロセッサを備え、前記プロセッサは、文書をスキャンすることで生成された電子文書にアクセスするための情報を、メッセージ交換サービスのサービス画面のスレッド上に表示させる際のスレッドの候補を、選択可能な態様で操作画面に表示する制御を行い、前記操作画面における、前記スレッドの候補のうちいずれかを選択するための操作と、前記サービスに前記電子文書を投稿するための操作とを受け付けることを特徴とする情報処理装置である。
請求項11に記載された発明は、前記プロセッサは、前記操作画面における、前記サービスに投稿された前記電子文書の更新版の投稿を希望するための操作をさらに受け付け、前記電子文書の名称の変更を行う他の情報処理装置に向けて、当該電子文書の更新版を投稿する旨を示す情報を送信する制御を行うことを特徴とする、請求項10に記載の情報処理装置である。
請求項12に記載された発明は、メッセージ交換サービスに投稿されたメッセージに関する情報として、当該メッセージの文言に関する情報と、当該サービスのサービス画面のスレッド上に当該メッセージが表示された位置に関する情報とを取得する取得手段と、取得された前記文言に関する情報に基づいて、予め定められた文言を含むメッセージが存在する場合には、取得された前記位置に関する情報に基づいて、当該メッセージが表示されたスレッド上の位置を、前記サービスに投稿される電子文書にアクセスするための情報を表示させる位置として特定する特定手段と、を有することを特徴とする情報処理システムである。
請求項13に記載された発明は、コンピュータに、メッセージ交換サービスに投稿されたメッセージに関する情報として、当該メッセージの文言に関する情報と、当該サービスのサービス画面のスレッド上に当該メッセージが表示された位置に関する情報とを取得する機能と、取得された前記文言に関する情報に基づいて、予め定められた文言を含むメッセージが存在する場合には、取得された前記位置に関する情報に基づいて、当該メッセージが表示されたスレッド上の位置を、前記サービスに投稿される電子文書にアクセスするための情報を表示させる位置として特定する機能と、を実現させるためのプログラムである。
請求項2に記載された発明は、前記プロセッサは、前記サービスに前記電子文書が投稿されると、当該電子文書にアクセスするための情報を、特定された前記位置に表示させる制御を行うことを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3に記載された発明は、前記プロセッサは、前記サービスに前記電子文書が投稿されると、当該電子文書にアクセスするための情報を、前記位置に表示されていた前記メッセージに置換して表示させる制御を行うことを特徴とする、請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項4に記載された発明は、前記プロセッサは、取得した前記メッセージに関する情報に基づいて、前記予め定められた文言を含むメッセージが表示されているスレッドに関する情報を、前記電子文書を生成する他の情報処理装置に提供する制御を行うことを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項5に記載された発明は、前記プロセッサは、前記スレッドに関する情報として、前記他の情報処理装置に選択可能な態様で表示される、1以上の前記スレッドを特定可能な情報を、前記他の情報処理装置に提供する制御を行うことを特徴とする、請求項4に記載の情報処理装置である。
請求項6に記載された発明は、前記プロセッサは、同一の前記スレッドに前記予め定められた文言を含むメッセージが複数存在する場合、当該メッセージが投稿されたタイミングに基づいて、前記サービスに投稿される電子文書にアクセスするための情報を表示させる位置を特定することを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項7に記載された発明は、前記プロセッサは、複数の前記メッセージのうち、最先に投稿されたメッセージが表示された前記スレッド上の位置を、前記サービスに投稿される電子文書にアクセスするための情報を表示させる位置として特定することを特徴とする、請求項6に記載の情報処理装置である。
請求項8に記載された発明は、前記プロセッサは、取得した前記文言に関する情報に基づいて、前記電子文書を特定するための文言を含むメッセージが存在する場合には、当該電子文書の名称を、当該文言を含むものに変更する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項9に記載された発明は、前記プロセッサは、前記サービスに投稿された前記電子文書の更新版の投稿の希望が受け付けられている場合、前記電子文書の名称を変更する制御として、更新版である旨を示す文言を含む名称に変更する制御を行うことを特徴とする、請求項8に記載の情報処理装置である。
請求項10に記載された発明は、プロセッサを備え、前記プロセッサは、文書をスキャンすることで生成された電子文書にアクセスするための情報を、メッセージ交換サービスのサービス画面のスレッド上に表示させる際のスレッドの候補を、選択可能な態様で操作画面に表示する制御を行い、前記操作画面における、前記スレッドの候補のうちいずれかを選択するための操作と、前記サービスに前記電子文書を投稿するための操作とを受け付けることを特徴とする情報処理装置である。
請求項11に記載された発明は、前記プロセッサは、前記操作画面における、前記サービスに投稿された前記電子文書の更新版の投稿を希望するための操作をさらに受け付け、前記電子文書の名称の変更を行う他の情報処理装置に向けて、当該電子文書の更新版を投稿する旨を示す情報を送信する制御を行うことを特徴とする、請求項10に記載の情報処理装置である。
請求項12に記載された発明は、メッセージ交換サービスに投稿されたメッセージに関する情報として、当該メッセージの文言に関する情報と、当該サービスのサービス画面のスレッド上に当該メッセージが表示された位置に関する情報とを取得する取得手段と、取得された前記文言に関する情報に基づいて、予め定められた文言を含むメッセージが存在する場合には、取得された前記位置に関する情報に基づいて、当該メッセージが表示されたスレッド上の位置を、前記サービスに投稿される電子文書にアクセスするための情報を表示させる位置として特定する特定手段と、を有することを特徴とする情報処理システムである。
請求項13に記載された発明は、コンピュータに、メッセージ交換サービスに投稿されたメッセージに関する情報として、当該メッセージの文言に関する情報と、当該サービスのサービス画面のスレッド上に当該メッセージが表示された位置に関する情報とを取得する機能と、取得された前記文言に関する情報に基づいて、予め定められた文言を含むメッセージが存在する場合には、取得された前記位置に関する情報に基づいて、当該メッセージが表示されたスレッド上の位置を、前記サービスに投稿される電子文書にアクセスするための情報を表示させる位置として特定する機能と、を実現させるためのプログラムである。
請求項1の本発明によれば、メッセージ交換サービスのサービス画面上に投稿される電子文書が、サービス画面上で共有されている複数のメッセージのうち、どのメッセージに対応するものであるのかを特定する情報処理装置を提供することができる。
請求項2の本発明によれば、メッセージ交換サービスのサービス画面上に投稿されている電子文書が、サービス画面上で共有されている複数のメッセージのうち、どのメッセージに対応しているのかを視認することができる。
請求項3の本発明によれば、予め定められた文言を含むメッセージの存在についての判定が行われる際、既に電子文書にアクセスするための情報が表示されているメッセージに対する誤った判定が行われることを防ぐことができる。
請求項4の本発明によれば、他の情報処理装置に対する操作により、その情報処理装置で生成した電子文書をメッセージ交換サービスのサービス画面上に投稿することができる。
請求項5の本発明によれば、他の情報処理装置に選択可能な態様で表示された1以上のスレッドの中から、電子文書を投稿するスレッドを選択する操作により、その情報処理装置で生成した電子文書を投稿することができる。
請求項6の本発明によれば、予め定められた文言を含むメッセージが1つのスレッドに複数存在するケースにおいて、業務プロセスに応じた処理を実現できる。
請求項7の本発明によれば、予め定められた文言を含むメッセージが1つのスレッドに複数存在するケースにおいて、業務プロセスの進行順に沿った処理を実現できる。
請求項8の本発明によれば、電子文書の生成時に自動的に付されるファイル名からでは内容を把握できず、ファイル名の変更が必要となるものの、その操作に手間を要する場合であっても、ファイル名の事前設定が可能となり、時間的コストを削減できる。
請求項9の本発明によれば、投稿済みの電子文書の更新時に自動的に付されるファイル名から、どの電子文書の更新版であるのかを一見して把握することができる。
請求項10の本発明によれば、電子文書の投稿先となるスレッドの選択、および電子文書の投稿を、電子文書を生成する情報処理装置に対する一連の操作により実現できる。
請求項11の本発明によれば、更新版の電子文書の投稿先となるスレッドの選択、および更新の対象となる電子文書の選択を、更新版の電子文書を生成する情報処理装置に対する一連の操作により実現できる。
請求項12の本発明によれば、メッセージ交換サービスのサービス画面上に投稿される電子文書が、サービス画面上で共有されている複数のメッセージのうち、どのメッセージに対応するものであるのかを特定する情報処理システムを提供することができる。
請求項13の本発明によれば、メッセージ交換サービスのサービス画面上に投稿される電子文書が、サービス画面上で共有されている複数のメッセージのうち、どのメッセージに対応するものであるのかを特定する機能をコンピュータにより実現できる。
請求項2の本発明によれば、メッセージ交換サービスのサービス画面上に投稿されている電子文書が、サービス画面上で共有されている複数のメッセージのうち、どのメッセージに対応しているのかを視認することができる。
請求項3の本発明によれば、予め定められた文言を含むメッセージの存在についての判定が行われる際、既に電子文書にアクセスするための情報が表示されているメッセージに対する誤った判定が行われることを防ぐことができる。
請求項4の本発明によれば、他の情報処理装置に対する操作により、その情報処理装置で生成した電子文書をメッセージ交換サービスのサービス画面上に投稿することができる。
請求項5の本発明によれば、他の情報処理装置に選択可能な態様で表示された1以上のスレッドの中から、電子文書を投稿するスレッドを選択する操作により、その情報処理装置で生成した電子文書を投稿することができる。
請求項6の本発明によれば、予め定められた文言を含むメッセージが1つのスレッドに複数存在するケースにおいて、業務プロセスに応じた処理を実現できる。
請求項7の本発明によれば、予め定められた文言を含むメッセージが1つのスレッドに複数存在するケースにおいて、業務プロセスの進行順に沿った処理を実現できる。
請求項8の本発明によれば、電子文書の生成時に自動的に付されるファイル名からでは内容を把握できず、ファイル名の変更が必要となるものの、その操作に手間を要する場合であっても、ファイル名の事前設定が可能となり、時間的コストを削減できる。
請求項9の本発明によれば、投稿済みの電子文書の更新時に自動的に付されるファイル名から、どの電子文書の更新版であるのかを一見して把握することができる。
請求項10の本発明によれば、電子文書の投稿先となるスレッドの選択、および電子文書の投稿を、電子文書を生成する情報処理装置に対する一連の操作により実現できる。
請求項11の本発明によれば、更新版の電子文書の投稿先となるスレッドの選択、および更新の対象となる電子文書の選択を、更新版の電子文書を生成する情報処理装置に対する一連の操作により実現できる。
請求項12の本発明によれば、メッセージ交換サービスのサービス画面上に投稿される電子文書が、サービス画面上で共有されている複数のメッセージのうち、どのメッセージに対応するものであるのかを特定する情報処理システムを提供することができる。
請求項13の本発明によれば、メッセージ交換サービスのサービス画面上に投稿される電子文書が、サービス画面上で共有されている複数のメッセージのうち、どのメッセージに対応するものであるのかを特定する機能をコンピュータにより実現できる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<情報処理システムの構成>
図1は、本実施の形態が適用される情報処理システム1の全体の構成を示す図である。
情報処理システム1は、管理サーバ10と、画像読取装置30と、クライアント端末50-1乃至50-n(nは2以上の整数値)と、グループチャット提供サーバ70とがネットワーク90を介して接続されることにより構成されている。なお、図1では、画像読取装置30およびグループチャット提供サーバ70は、それぞれ1台しか図示されていないが、複数台がネットワーク90に接続されていてもよい。ネットワークは、例えば、LAN(Local Area Network)やインターネットである。
<情報処理システムの構成>
図1は、本実施の形態が適用される情報処理システム1の全体の構成を示す図である。
情報処理システム1は、管理サーバ10と、画像読取装置30と、クライアント端末50-1乃至50-n(nは2以上の整数値)と、グループチャット提供サーバ70とがネットワーク90を介して接続されることにより構成されている。なお、図1では、画像読取装置30およびグループチャット提供サーバ70は、それぞれ1台しか図示されていないが、複数台がネットワーク90に接続されていてもよい。ネットワークは、例えば、LAN(Local Area Network)やインターネットである。
管理サーバ10は、情報処理システム1の全体の管理をするサーバとしての情報処理装置である。管理サーバ10は、例えば、メンバ間におけるメッセージの共有を可能にするメッセージ交換サービスに投稿された電子文書にアクセスするための情報を、メッセージ交換サービスのスレッド上の予め指定された位置に表示させるための制御を行う。本実施の形態において、メッセージ交換サービスは、グループチャットである。また、グループチャットに投稿される電子文書は、電子媒体のコンテンツである。電子文書としては、例えば、クライアント端末50-1乃至50-nに予め記憶されている文書ファイルや画像(静止画像および動画像)ファイル、画像読取装置30を用いて紙等の記録媒体に記録された文書を読み取ることで生成される文書ファイルや画像ファイル等が挙げられる。
画像読取装置30は、紙等の記録媒体に記録された文書を読み取ることで電子文書を生成し、生成した電子文書をグループチャットに投稿する情報処理装置である。画像読取装置30は、例えば、電子文書にアクセスするための情報を表示させるスレッドの候補を選択可能な態様で画面に表示して、スレッドを選択するための入力操作を受け付ける。画像読取装置30は、例えば、読取機能を有する複合機やスキャナ装置である。
クライアント端末50-1乃至50-nの各々は、同一のグループGを構成するメンバM1乃至Mnの各々が使用する、スマートフォン、パーソナルコンピュータ、タブレット端末等の情報処理装置である。クライアント端末50-1乃至50-nの各々は、メンバM1乃至Mnの各々が利用するグループチャットのサービス画面を表示する。以下、クライアント端末50-1乃至50-n、およびメンバM1乃至Mnの各々を区別して説明する必要がない場合には、これらをまとめてクライアント端末50、およびメンバMと呼ぶ。
グループチャット提供サーバ70は、メンバMにグループチャットを提供するサーバとしての情報処理装置である。なお、グループチャット提供サーバ70を管理する者は、管理サーバ10を管理する者と同一であってもよいし、異なっていてもよい。
<管理サーバのハードウェア構成>
図2は、管理サーバ10のハードウェア構成を示す図である。
管理サーバ10は、制御部11と、メモリ12と、記憶部13と、通信部14と、操作部15と、表示部16とを有している。これらの各部は、データバス、アドレスバス、PCI(Peripheral Component Interconnect)バス等で接続されている。
図2は、管理サーバ10のハードウェア構成を示す図である。
管理サーバ10は、制御部11と、メモリ12と、記憶部13と、通信部14と、操作部15と、表示部16とを有している。これらの各部は、データバス、アドレスバス、PCI(Peripheral Component Interconnect)バス等で接続されている。
制御部11は、OS(基本ソフトウェア)やアプリケーションソフトウェア(応用ソフトウェア)等の各種ソフトウェアの実行を通じて管理サーバ10の動作を制御するプロセッサである。制御部11は、例えばCPU(Central Processing Unit)で構成される。メモリ12は、各種ソフトウェアやその実行に用いるデータ等を記憶する記憶領域であり、演算に際して作業エリアとして用いられる。メモリ12は、例えばRAM(Random Access Memory)等で構成される。
記憶部13は、各種ソフトウェアに対する入力データや各種ソフトウェアからの出力データ等を記憶する記憶領域である。記憶部13は、例えばプログラムや各種設定データなどの記憶に用いられるHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)、半導体メモリ等で構成される。通信部14は、ネットワーク90を介してデータの送受信を行う。通信部14は、例えば画像読取装置30、クライアント端末50、グループチャット提供サーバ70との間でデータの送受信を行う。
操作部15は、例えばキーボード、マウス、機械式のボタン、スイッチで構成され、入力操作を受け付ける。操作部15には、表示部16と一体的にタッチパネルを構成するタッチセンサも含まれる。表示部16は、画像やテキスト情報などを表示する。表示部16は、例えば情報の表示に用いられる液晶ディスプレイや有機EL(=Electro Luminescence)ディスプレイで構成される。
<画像読取装置のハードウェア構成>
図3は、画像読取装置30のハードウェア構成を示す図である。
画像読取装置30は、読取部37を除いて図2に示す管理サーバ10のハードウェア構成と同様の構成を備えている。すなわち、画像読取装置30は、CPU等のプロセッサで構成される制御部31と、RAM等の記憶領域で構成されるメモリ32と、HDDやSDD、半導体メモリ等の記憶領域で構成される記憶部33とを有している。また、ネットワーク90を介して管理サーバ10やクライアント端末50等とデータの送受信を行う通信部34を有している。また、キーボード、マウス、タッチパネル等で構成される操作部35と、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等で構成される表示部36とを有している。そして、これらの各部は、データバス、アドレスバス、PCIバス等で接続されている。
図3は、画像読取装置30のハードウェア構成を示す図である。
画像読取装置30は、読取部37を除いて図2に示す管理サーバ10のハードウェア構成と同様の構成を備えている。すなわち、画像読取装置30は、CPU等のプロセッサで構成される制御部31と、RAM等の記憶領域で構成されるメモリ32と、HDDやSDD、半導体メモリ等の記憶領域で構成される記憶部33とを有している。また、ネットワーク90を介して管理サーバ10やクライアント端末50等とデータの送受信を行う通信部34を有している。また、キーボード、マウス、タッチパネル等で構成される操作部35と、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等で構成される表示部36とを有している。そして、これらの各部は、データバス、アドレスバス、PCIバス等で接続されている。
読取部37は、紙等の記録媒体に記録された文書を読み取る。読取部37は、例えば光源から原稿に照射した光に対する反射光をレンズで縮小してCCD(Charge Coupled Devices)で受光するCCD方式のスキャナや、LED光源から原稿に順に照射した光に対する反射光をCIS(Contact Image Sensor)で受光するCIS方式のスキャナ等で構成される。
<クライアント端末およびグループチャット提供サーバのハードウェア構成>
クライアント端末50およびグループチャット提供サーバ70のハードウェア構成は、図2に示す管理サーバ10のハードウェア構成と同様の構成を備えている。このため、クライアント端末50およびグループチャット提供サーバ70のハードウェア構成の図示や説明は省略する。
クライアント端末50およびグループチャット提供サーバ70のハードウェア構成は、図2に示す管理サーバ10のハードウェア構成と同様の構成を備えている。このため、クライアント端末50およびグループチャット提供サーバ70のハードウェア構成の図示や説明は省略する。
<管理サーバの機能構成>
図4は、管理サーバ10の機能構成を示す図である。
管理サーバ10の制御部11では、メッセージ情報取得部101と、メッセージ判定部102と、位置特定部103と、アクセス情報表示制御部104と、スレッド情報送信制御部105と、入力情報取得部106と、名称変更制御部107とが機能する。
図4は、管理サーバ10の機能構成を示す図である。
管理サーバ10の制御部11では、メッセージ情報取得部101と、メッセージ判定部102と、位置特定部103と、アクセス情報表示制御部104と、スレッド情報送信制御部105と、入力情報取得部106と、名称変更制御部107とが機能する。
メッセージ情報取得部101は、グループチャット提供サーバ70により提供される、グループチャットに投稿されたメッセージに関する情報を取得する。取得されたメッセージに関する情報には、グループチャットに投稿された1以上のメッセージの各々について、メッセージの文言に関する情報と、グループチャットのサービス画面のスレッド上に表示されたメッセージの位置に関する情報とが含まれる。
メッセージ判定部102は、メッセージに関する情報から抽出される、メッセージの文言に関する情報に基づいて、グループチャットに投稿されたメッセージの中に予め定められた文言を含むメッセージが存在するか否かを判定する。予め定められた文言とは、グループチャットに投稿される電子文書にアクセスするための情報を、そのメッセージの位置に表示させる予定である旨を示す文言のことをいう。予め定められた文言としては、例えば、「#ここに文書を格納#」といった文言が挙げられる。なお、本実施の形態では、予め定められた文言のことをマーキングコメントと呼ぶ。
メッセージ判定部102は、メッセージの文言に関する情報に基づいて、グループチャットに投稿されたメッセージの中に、グループチャットに投稿された電子文書を特定するための文言を含むメッセージが存在するか否かを判定する。本実施の形態において、グループチャットに投稿された電子文書を特定するための文言とは、グループチャットに投稿された電子文書のファイル名のことである。
位置特定部103は、メッセージ判定部102の判定の結果、マーキングコメントを含むメッセージが存在する場合、マーキングコメントの位置に関する情報に基づいて、グループチャットに投稿される電子文書にアクセスするための情報を表示させる位置を特定する。具体的には、位置特定部103は、マーキングコメントを含むメッセージが表示されたスレッド上の位置を、後にグループチャットに投稿される電子文書にアクセスするための情報を表示させる位置として特定する。
位置特定部103は、同一のスレッドにマーキングコメントを含むメッセージが複数存在する場合、マーキングコメントを含むメッセージが投稿されたタイミングに基づいて、グループチャットに投稿される電子文書にアクセスするための情報を表示させる位置を特定する。例えば、位置特定部103は、マーキングコメントを含む複数のメッセージのうち、最先に投稿されたものが表示されたスレッド上の位置を、グループチャットに投稿される電子文書にアクセスするための情報を表示させる位置として特定する。
アクセス情報表示制御部104は、グループチャットに電子文書が投稿されると、その電子文書にアクセスするための情報を、位置特定部103により特定されたスレッド上のメッセージの位置に表示させる制御を行う。ここで、「グループチャットに電子文書を投稿する」とは、電子文書が添付されたメッセージをグループチャットに投稿することをいう。また、「電子文書にアクセスするための情報」とは、例えば、クリックやタップの操作を行うことで電子文書を開くことができる情報や、電子文書をダウンロードできる情報等のことをいう。また、「特定されたスレッド上の位置に表示させる制御」とは、電子文書にアクセスするための情報を、特定されたスレッド上のメッセージの位置に表示させるために必要となる処理や手続きを行うことをいう。例えば、投稿される電子文書そのものや、投稿される電子文書にアクセスするための情報をグループチャット提供サーバ70に提供して、電子文書にアクセスするための情報がマーキングコメントの位置に表示されるようにすることは、いずれも「特定されたスレッド上の位置に表示させる制御」の一例である。
アクセス情報表示制御部104は、グループチャットに電子文書が投稿されると、投稿された電子文書にアクセスするための情報を、マーキングコメントに置換して表示させる制御を行う。これにより、マーキングコメントは表示されなくなり、マーキングコメントが表示されていた位置に、電子文書にアクセスするための情報が表示される。
スレッド情報送信制御部105は、画像読取装置30に向けて、グループチャットのスレッドに関する情報を送信する制御を行う。スレッドに関する情報には、スレッドを一意に特定可能な情報のほか、マーキングコメントを含むメッセージに関する情報が含まれる。ここで、画像読取装置30に向けて送信されるスレッドに関する情報は、マーキングコメントを含むメッセージが投稿されているスレッドに関する情報であってもよいし、グループチャットに作成されているすべてのスレッドに関する情報であってもよい。
入力情報取得部106は、画像読取装置30からの入力情報を取得する。入力情報とは、画像読取装置30の操作部35に対する入力操作が受け付けられた際に取得される情報のことをいう。入力操作は、グループチャットに電子文書を投稿するメンバMにより行われる。
名称変更制御部107は、メッセージの文言に関する情報に基づいて、グループチャットに投稿された電子文書のファイル名を変更する制御を行う。具体的には、名称変更制御部107は、グループチャットに投稿されたメッセージの中に、マーキングコメントと、電子文書のファイル名を示す文言とを含むメッセージが存在する場合には、後に投稿される電子文書のファイル名を、その文言を含むものに変更する制御を行う。電子文書の生成が複合機やスキャナ装置等で行われる場合、電子文書の生成時に自動的に付されるファイル名から電子文書の内容を把握することは困難であり、また、複合機やスキャナ装置等に対する入力操作によりファイル名を指定することを不慣れとする者も多い。そこで、本実施の形態では、グループチャットに投稿するメッセージの文言に電子文書の名称を含めることで、投稿される電子文書のファイル名が事前に設定される。
名称変更制御部107は、グループチャットに投稿された電子文書の更新版の投稿の希望が受け付けられている場合には、更新版となる電子文書のファイル名を、更新版である旨を示す文言を含むものに変更する。具体的には、名称変更制御部107は、更新前の電子文書のファイル名を流用して、その末尾に更新版である旨を示す文言(例えば版番号を示す文言)を付する。
<画像読取装置の機能構成>
図5は、画像読取装置30の機能構成を示す図である。
画像読取装置30の制御部31では、スレッド情報取得部301と、スレッド情報表示制御部302と、入力情報受付部303と、読取制御部304と、送信制御部305と、更新候補表示制御部306とが機能する。
図5は、画像読取装置30の機能構成を示す図である。
画像読取装置30の制御部31では、スレッド情報取得部301と、スレッド情報表示制御部302と、入力情報受付部303と、読取制御部304と、送信制御部305と、更新候補表示制御部306とが機能する。
スレッド情報取得部301は、管理サーバ10から送信されてきた、グループチャットのスレッドに関する情報を送信する制御を行う。管理サーバ10から送信されてくるスレッドに関する情報には、上述のように、スレッドを一意に特定可能な情報のほか、マーキングコメントを含むメッセージに関する情報が含まれる。そして、マーキングコメントを含むメッセージが投稿されているスレッドに関する情報が送信されてくる場合と、グループチャットに作成されているすべてのスレッドに関する情報が送信されてくる場合とがある。
スレッド情報表示制御部302は、スレッド情報取得部301により取得された、グループチャットのスレッドに関する情報を表示部36に表示させる制御を行う。例えば、スレッド情報表示制御部302は、グループチャットに投稿される電子文書にアクセスするための情報をグループチャットのスレッド上に表示させる際のスレッドの候補の一覧を、選択可能な態様で画像読取装置30の表示部36に表示させる制御を行う。この場合、グループチャットに投稿される電子文書としては、例えば、紙等の記録媒体に記録された文書をスキャンする操作が行われて、読取部37による読み取りの結果として生成される電子文書が挙げられる。
スレッド情報表示制御部302は、グループチャットに投稿されている電子文書の一覧を、更新の対象となる電子文書の候補の一覧として、選択可能な態様で画像読取装置30の表示部36に表示させる制御を行う。
入力情報受付部303は、画像読取装置30の表示部36に一覧表示された、電子文書の投稿先となるスレッドの候補のうちいずれかを選択するための入力操作が操作部35に対して行われると、入力された情報を受け付ける。また、入力情報受付部303は、グループチャットに電子文書を投稿するための入力操作が操作部35に対して行われると、入力された情報を受け付ける。
入力情報受付部303は、画像読取装置30の表示部36に一覧表示された、更新の対象となる電子文書の候補のうちいずれかを選択するための入力操作が操作部35に対して行われると、入力された情報を受け付ける。また、入力情報受付部303は、更新の対象として選択された電子文書の更新版の投稿を希望するための入力操作が操作部35に対して行われると、入力された情報を受け付ける。
読取制御部304は、紙等の記録媒体に記録された文書の読取部37による読み取りの制御を行う。読取制御部304による読み取りの制御が行われると、読取部37に読み取られた文書が電子化されて、電子文書が生成される。
送信制御部305は、入力情報受付部303により受け付けられた入力の情報を、入力情報として管理サーバ10に向けて送信する制御を行う。例えば、送信制御部305は、電子文書の投稿先として選択されたスレッドの情報や、更新対象として選択された電子文書の情報を、入力情報として管理サーバ10に向けて送信する制御を行う。
更新候補表示制御部306は、既にグループチャットに投稿されている電子文書の一覧を、更新対象となる電子文書の候補の一覧として、画像読取装置30の表示部36に表示する制御を行う。
<管理サーバおよび画像読取装置の処理>
図6は、画像読取装置30への入力操作が行われない場合における管理サーバ10の処理の流れを示すフローチャートである。図7は、クライアント端末50の表示部に表示されるグループチャットの画面の具体例を示す図である。
管理サーバ10は、図6に示すように、グループチャットに投稿されたメッセージに関する情報が送信されてくると(ステップ401でYES)、グループチャットに投稿されたメッセージに関する情報を取得する(ステップ402)。そして、管理サーバ10は、グループチャットに投稿されたメッセージに関する情報から、メッセージの文言に関する情報を抽出する(ステップ403)。これに対して、グループチャットに投稿されたメッセージに関する情報が送信されてきていない場合には(ステップ401でNO)、管理サーバ10は、グループチャットに投稿されたメッセージに関する情報が送信されてくるまでステップ401を繰り返し行う。
図6は、画像読取装置30への入力操作が行われない場合における管理サーバ10の処理の流れを示すフローチャートである。図7は、クライアント端末50の表示部に表示されるグループチャットの画面の具体例を示す図である。
管理サーバ10は、図6に示すように、グループチャットに投稿されたメッセージに関する情報が送信されてくると(ステップ401でYES)、グループチャットに投稿されたメッセージに関する情報を取得する(ステップ402)。そして、管理サーバ10は、グループチャットに投稿されたメッセージに関する情報から、メッセージの文言に関する情報を抽出する(ステップ403)。これに対して、グループチャットに投稿されたメッセージに関する情報が送信されてきていない場合には(ステップ401でNO)、管理サーバ10は、グループチャットに投稿されたメッセージに関する情報が送信されてくるまでステップ401を繰り返し行う。
管理サーバ10は、グループチャットに投稿されたメッセージの中に、マーキングコメントを含むメッセージが存在する場合には(ステップ404でYES)、マーキングコメントの位置に関する情報を抽出する(ステップ405)。そして、管理サーバ10は、マーキングコメントの位置を、後にグループチャットに投稿される電子文書にアクセスするための情報を表示させる位置として特定する(ステップ406)。これに対して、グループチャットに投稿されたメッセージの中に、マーキングコメントを含むメッセージが存在しない場合には(ステップ404でNO)、ステップ401に戻る。
図7には、グループチャットの画面の具体例が示されている。図7に例示するように、グループチャットを構成する3つのスレッドT1乃至T3のうちスレッドT1の破線内には、マーキングコメントC1を含むメッセージが表示されている。この場合、管理サーバ10は、マーキングコメントC1の位置を、後にグループチャットに投稿される電子文書にアクセスするための情報を表示させる位置として特定する。なお、図7には、1つの話題を1つのスレッドで管理するグループチャットの一例として、3つのスレッドT1乃至T3で構成されるグループチャットの例が示されているが、スレッドの有無や数は特に限定されない。例えばスレッドのないグループチャットであってもよいし、4つ以上のスレッドで構成されるグループチャットであってもよい。
図6に戻り、管理サーバ10は、グループチャットに投稿されたメッセージに関する情報が送信されてくると(ステップ407でYES)、グループチャットに投稿されたメッセージに関する情報を取得する(ステップ408)。これに対して、グループチャットに投稿されたメッセージに関する情報が送信されてきていない場合には(ステップ407でNO)、管理サーバ10は、グループチャットに投稿されたメッセージに関する情報が送信されてくるまでステップ407を繰り返し行う。
管理サーバ10は、グループチャットに投稿されたメッセージの中に、電子文書が添付されたメッセージが存在する場合には(ステップ409でYES)、管理サーバ10は、ステップ406で特定された位置(例えば、図7のマーキングコメントC1の位置)に、電子文書にアクセスするための情報を表示する制御を行う(ステップ410)。これにより処理が終了する。これに対して、グループチャットに投稿されたメッセージの中に、電子文書が添付されたメッセージが存在しない場合には(ステップ409でNO)、ステップ407に戻る。
グループチャットでは、メンバM1乃至Mnの各々から自由にメッセージが投稿され、投稿のタイミングに従って順次スレッドに表示されるのが一般的である。このため、例えば図7の例のように「・・・後程、手書きの構成図などスキャンして送ります。」、「XX日までにお願いできますか?」、「承知しました」といった電子文書の投稿を約束するメッセージのやり取りが行われた後、流れるようにして多数のメッセージが順次表示されることがある。このような場合、従来のグループチャットでは、既に投稿されているメッセージと、後に投稿された電子文書とを対応付けることができない。このため、グループチャットで電子文書の投稿を約束するメッセージのやり取りを行い、後に電子文書を投稿したとしても、その電子文書がどのメッセージに関するものであるのかを直ちに特定することができない。その結果、スレッドに表示されているメッセージをさかのぼって探さなければならないという手間が生じる。
そこで、本実施の形態では、グループチャットで電子文書の投稿を約束するメッセージのやり取りを行い、後に電子文書を投稿するメンバMは、そのメッセージのやり取りの後、直ちにマーキングコメントを含むメッセージを投稿しておく。その後、電子文書を投稿すると、マーキングコメントを含むメッセージと、後に投稿された電子文書との対応付けが行われる。そして、マーキングコメントの位置に、投稿された電子文書にアクセスするための情報が自動的に表示される。
図8は、クライアント端末50の表示部に表示されるグループチャットの画面の具体例を示す図である。
図8に示すように、スレッドT1の破線内には、マーキングコメントC2を含むメッセージが表示されている。この場合、管理サーバ10は、マーキングコメントC2の位置を、後にグループチャットに投稿される電子文書にアクセスするための情報を表示させる位置として特定する。
図8に示すように、スレッドT1の破線内には、マーキングコメントC2を含むメッセージが表示されている。この場合、管理サーバ10は、マーキングコメントC2の位置を、後にグループチャットに投稿される電子文書にアクセスするための情報を表示させる位置として特定する。
図8の例において、マーキングコメントC2は、「#ここに文書を格納[2021年度納品スケジュール]#」と表記された文言である。マーキングコメントC2を構成する文言のうち、「2021年度納品スケジュール」という文言は、マーキングコメントC2を含むメッセージが投稿される際、メンバMの入力操作により設定された文言であり、後に投稿される電子文書のファイル名となる。このため、何らかのファイル名が付された電子文書は、グループチャットに投稿されると、「2021年度納品スケジュール」というファイル名に自動的に変更される。このように、電子文書にアクセスするための情報は、マーキングコメントC2の位置に表示される際、マーキングコメントC2に置換されて表示される。このため、マーキングコメントC2はスレッドT1に表示されなくなる。
図9は、画像読取装置30への入力操作が行われる場合における管理サーバ10の処理の流れを示すフローチャートである。
管理サーバ10は、図9に示すように、グループチャットに投稿されたメッセージに関する情報が送信されてくると(ステップ501でYES)、グループチャットに投稿されたメッセージに関する情報を取得する(ステップ502)。そして、管理サーバ10は、グループチャットに投稿されたメッセージに関する情報から、メッセージの文言に関する情報を抽出する(ステップ503)。これに対して、グループチャットに投稿されたメッセージに関する情報が送信されてきていない場合には(ステップ501でNO)、管理サーバ10は、グループチャットに投稿されたメッセージに関する情報が送信されてくるまでステップ501を繰り返し行う。
管理サーバ10は、図9に示すように、グループチャットに投稿されたメッセージに関する情報が送信されてくると(ステップ501でYES)、グループチャットに投稿されたメッセージに関する情報を取得する(ステップ502)。そして、管理サーバ10は、グループチャットに投稿されたメッセージに関する情報から、メッセージの文言に関する情報を抽出する(ステップ503)。これに対して、グループチャットに投稿されたメッセージに関する情報が送信されてきていない場合には(ステップ501でNO)、管理サーバ10は、グループチャットに投稿されたメッセージに関する情報が送信されてくるまでステップ501を繰り返し行う。
管理サーバ10は、グループチャットに投稿されたメッセージの中に、マーキングコメントを含むメッセージが存在する場合には(ステップ504でYES)、マーキングコメントの位置に関する情報を抽出する(ステップ505)。そして、管理サーバ10は、マーキングコメントの位置を、後にグループチャットに投稿される電子文書にアクセスするための情報を表示させる位置として特定する(ステップ506)。これに対して、グループチャットに投稿されたメッセージの中に、マーキングコメントを含むメッセージが存在しない場合には(ステップ504でNO)、ステップ501に戻る。
管理サーバ10は、画像読取装置30に向けて、マーキングコメントが含まれるスレッドに関する情報を送信する制御を行う(ステップ507)。画像読取装置30の表示部36には、グループチャットに投稿される電子文書にアクセスするための情報をスレッド上に表示させる際のスレッドの候補の一覧が、選択可能な態様で表示される。なお、画像読取装置30には、グループチャットとの連携を可能にするアプリケーションソフトウェアがインストールされており、また、画像読取装置30およびグループチャットは共通の認証情報で管理されている。これにより、例えば画像読取装置30からグループチャットに電子文書を投稿することも可能である。画像読取装置30およびグループチャットは、例えば共通のICカードでログインできるようにしてもよい。
ここで、画像読取装置30において、表示部36に表示されたスレッドの一覧のうちいずれかのスレッドを選択するための入力操作が行われると、選択されたスレッドに関する情報が、画像読取装置30から管理サーバ10に向けて送信される。選択されたスレッドに関する情報には、例えば、選択されたスレッドに投稿されているメッセージの内容、選択されたスレッド上に表示されているメッセージの位置、マーキングコメントの位置等の情報が含まれる。
管理サーバ10は、画像読取装置30から、選択されたスレッドに関する情報が送信されてくると(ステップ508でYES)、選択されたスレッドに関する情報を取得する(ステップ509)。これに対して、選択されたスレッドに関する情報が送信されてきていない場合には(ステップ508でNO)、管理サーバ10は、選択されたスレッドに関する情報が送信されてくるまでステップ508を繰り返し行う。
管理サーバ10は、グループチャットに投稿されたメッセージに関する情報が送信されてくると(ステップ510でYES)、グループチャットに投稿されたメッセージに関する情報を取得する(ステップ511)。これに対して、グループチャットに投稿されたメッセージに関する情報が送信されてきていない場合には(ステップ510でNO)、管理サーバ10は、グループチャットに投稿されたメッセージに関する情報が送信されてくるまでステップ510を繰り返し行う。
管理サーバ10は、投稿されたメッセージの中に、電子文書が添付されたメッセージが存在する場合には(ステップ512でYES)、マーキングコメントの位置に、その電子文書にアクセスするための情報を表示させる制御を行う(ステップ513)。これにより処理が終了する。これに対して、グループチャットに投稿されたメッセージの中に、電子文書が添付されたものが存在しない場合には(ステップ512でNO)、ステップ510に戻る。なお、グループチャットのスレッドに電子文書が投稿された場合、その旨を示す情報がメンバMに報知されるように制御が行われてもよい。
図10は、画像読取装置30への入力操作が行われる場合における画像読取装置30の処理の流れを示すフローチャートである。
画像読取装置30は、図10に示すように、管理サーバ10からマーキングコメントが含まれるスレッドに関する情報が送信されてくると(ステップ601でYES)、マーキングコメントが含まれるスレッドに関する情報を取得する(ステップ602)。そして、画像読取装置30は、表示部36に、マーキングコメントが含まれるスレッドの一覧を表示する制御を行う(ステップ603)。これに対して、マーキングコメントが含まれるスレッドに関する情報が送信されてきていない場合には(ステップ601でNO)、画像読取装置30は、マーキングコメントが含まれるスレッドに関する情報が送信されてくるまでステップ601を繰り返し行う。
画像読取装置30は、図10に示すように、管理サーバ10からマーキングコメントが含まれるスレッドに関する情報が送信されてくると(ステップ601でYES)、マーキングコメントが含まれるスレッドに関する情報を取得する(ステップ602)。そして、画像読取装置30は、表示部36に、マーキングコメントが含まれるスレッドの一覧を表示する制御を行う(ステップ603)。これに対して、マーキングコメントが含まれるスレッドに関する情報が送信されてきていない場合には(ステップ601でNO)、画像読取装置30は、マーキングコメントが含まれるスレッドに関する情報が送信されてくるまでステップ601を繰り返し行う。
画像読取装置30は、操作部35に対して、電子文書の投稿先となるスレッドを選択するための入力操作が行われると(ステップ604でYES)、この入力操作を受け付ける(ステップ605)。これにより、入力された情報が受け付けられる。これに対して、スレッドを選択するための入力操作が行われていない場合には(ステップ604でNO)、画像読取装置30は、スレッドを選択するための入力操作が行われるまでステップ604を繰り返し行う。
画像読取装置30は、紙等の記録媒体に記録された文書をスキャンする操作が行われると(ステップ606でYES)、読み取られた文書を電子化させた電子文書を生成する(ステップ607)。そして、電子文書の投稿先として選択されたスレッドに電子文書を投稿する制御を行う(ステップ608)。これにより処理が終了する。これに対して、紙等の記録媒体に記録された文書をスキャンする操作が行われていない場合には(ステップ606でNO)、画像読取装置30は、スキャンする操作が行われるまでステップ606を繰り返し行う。
図11(A)は、画像読取装置30の表示部36に表示される操作画面の具体例を示す図である。図11(B)は、クライアント端末50の表示部に表示されるグループチャットの画面の具体例を示す図である。
図11(A)の中段に例示するように、画像読取装置30の操作画面には、マーキングコメントが含まれるスレッドの一覧が表示される。ここで、例えば図11(A)の上段に例示するように、グループチャットのチャネルが複数存在する場合には、マーキングコメントが含まれるスレッドがあるチャネルが選択可能な態様で一覧表示される。チャネルが選択されると、図11(A)の中段に示す操作画面に遷移する。この操作画面には、マーキングコメントが含まれるスレッドの一覧が選択可能な態様で表示されるが、すべてのチャネルが表示されるようにしてもよい。この場合、選択されたチャネルにマーキングコメントが含まれるスレッドがない場合には、その旨を示すメッセージが操作画面に表示されるようにしてもよい。
図11(A)の中段に例示するように、画像読取装置30の操作画面には、マーキングコメントが含まれるスレッドの一覧が表示される。ここで、例えば図11(A)の上段に例示するように、グループチャットのチャネルが複数存在する場合には、マーキングコメントが含まれるスレッドがあるチャネルが選択可能な態様で一覧表示される。チャネルが選択されると、図11(A)の中段に示す操作画面に遷移する。この操作画面には、マーキングコメントが含まれるスレッドの一覧が選択可能な態様で表示されるが、すべてのチャネルが表示されるようにしてもよい。この場合、選択されたチャネルにマーキングコメントが含まれるスレッドがない場合には、その旨を示すメッセージが操作画面に表示されるようにしてもよい。
電子文書の投稿先となるスレッドを選択するための入力操作が行われると、例えば図11(A)の下段に示す操作画面に遷移する。この操作画面には、記録媒体に記録された文書をスキャンする操作を行うためのボタン(例えば「スキャン」と表記されたボタン)が表示される。このボタンが押下されて、記録媒体に記録された文書をスキャンする操作が行われると、例えば図11(B)の破線内に示すように、「スキャンしたファイルを格納しました」というメッセージとともに、投稿された電子文書にアクセスするための情報が表示される。なお、図11(B)の例では、投稿された電子文書にアクセスするための情報として、「20210218_143340.pdf」という表記と、電子文書を示すアイコンとが表示されている。メンバMは、これらの表示に対してクリックする操作やタップする操作を行うことで、投稿された電子文書にアクセスすることが可能となる。
図12は、投稿済みの電子文書の更新が行われる場合における画像読取装置30の処理の流れを示すフローチャートである。
画像読取装置30は、図12に示すように、管理サーバ10から、グループチャットに投稿されている電子文書の一覧が送信されてくると(ステップ701でYES)、グループチャットに投稿されている電子文書の一覧を取得する(ステップ702)。そして、画像読取装置30は、グループチャットに投稿されている電子文書の一覧を、更新の対象となる電子文書の候補の一覧として、選択可能な態様で表示部36に表示する制御を行う(ステップ703)。これに対して、グループチャットに投稿されている電子文書の一覧が送信されてきていない場合には(ステップ701でNO)、画像読取装置30は、グループチャットに投稿されている電子文書の一覧が送信されてくるまでステップ701を繰り返し行う。
画像読取装置30は、図12に示すように、管理サーバ10から、グループチャットに投稿されている電子文書の一覧が送信されてくると(ステップ701でYES)、グループチャットに投稿されている電子文書の一覧を取得する(ステップ702)。そして、画像読取装置30は、グループチャットに投稿されている電子文書の一覧を、更新の対象となる電子文書の候補の一覧として、選択可能な態様で表示部36に表示する制御を行う(ステップ703)。これに対して、グループチャットに投稿されている電子文書の一覧が送信されてきていない場合には(ステップ701でNO)、画像読取装置30は、グループチャットに投稿されている電子文書の一覧が送信されてくるまでステップ701を繰り返し行う。
画像読取装置30の表示部36に一覧表示された、更新の対象となる電子文書の候補のうちいずれかを選択するための入力操作が操作部35に対して行われると(ステップ704でYES)、この入力操作を受け付ける(ステップ705)。これにより、入力された情報が受け付けられる。これに対して、更新の対象となる電子文書の候補のうちいずれかを選択するための入力操作が行われていない場合には(ステップ704でNO)、画像読取装置30は、更新の対象となる電子文書の候補のうちいずれかを選択するための入力操作が行われるまでステップ704を繰り返し行う。
画像読取装置30は、紙等の記録媒体に記録された文書をスキャンする操作が行われると(ステップ706でYES)、読み取られた文書を電子化させた電子文書を生成する(ステップ707)。そして、更新対象の電子文書が投稿されているスレッドに電子文書を投稿する制御を行う(ステップ708)。これにより処理が終了する。これに対して、紙等の記録媒体に記録された文書をスキャンする操作が行われていない場合には(ステップ706でNO)、画像読取装置30は、スキャンする操作が行われるまでステップ706を繰り返し行う。
図13は、グループチャットに投稿された電子文書の更新が行われる場合における、管理サーバ10の処理の流れを示すフローチャートである。
管理サーバ10は、図13に示すように、グループチャットに投稿されたメッセージに関する情報が送信されてくると(ステップ801でYES)、グループチャットに投稿されたメッセージに関する情報を取得する(ステップ802)。これに対して、グループチャットに投稿されたメッセージに関する情報が送信されてきていない場合には(ステップ801でNO)、管理サーバ10は、グループチャットに投稿されたメッセージに関する情報が送信されてくるまでステップ801を繰り返し行う。
管理サーバ10は、図13に示すように、グループチャットに投稿されたメッセージに関する情報が送信されてくると(ステップ801でYES)、グループチャットに投稿されたメッセージに関する情報を取得する(ステップ802)。これに対して、グループチャットに投稿されたメッセージに関する情報が送信されてきていない場合には(ステップ801でNO)、管理サーバ10は、グループチャットに投稿されたメッセージに関する情報が送信されてくるまでステップ801を繰り返し行う。
管理サーバ10は、グループチャットに投稿されたメッセージの中に、更新版の電子文書が添付されたメッセージが存在する場合には(ステップ803でYES)、更新版の電子文書にアクセスするための情報を表示させる制御を行う(ステップ804)。これにより処理が終了する。これに対して、グループチャットに投稿されたメッセージの中に、更新版の電子文書が添付されたメッセージが存在しない場合には(ステップ803でNO)、ステップ801に戻る。
ここで、更新版の電子文書が添付されたメッセージがどのようにグループチャットに投稿されるのかについては特に限定されない。例えば、メンバMが、クライアント端末50を用いて、クライアント端末50内に記憶されている電子文書を、更新版の電子文書として投稿してもよい。また、例えば、メンバMが、画像読取装置30を用いて、紙等の記録媒体に記録された文書をスキャンする操作を行い、その結果として生成される電子文書を、更新版の電子文書として投稿してもよい。
図14(A)は、グループチャットに投稿された電子文書を更新するための操作が画像読取装置30に対して行われる際、画像読取装置30の表示部36に表示される操作画面の具体例を示す図である。
メンバMが、画像読取装置30を用いて更新版の電子文書を投稿する際、画像読取装置30の表示部36には、例えば図14(A)に示す操作画面が表示される。図14(A)の上段には、画像読取装置30の表示部36に表示される操作画面の一例として、更新対象の電子文書が投稿されているスレッドをメンバMが選択する際に表示される操作画面が示されている。この操作画面には、電子文書が投稿されているスレッドの一覧が、選択可能な態様で表示されている。なお、この操作画面には、電子文書の投稿の有無を問わず、すべてのスレッドが選択可能な態様で表示されるようにしてもよい。この場合、選択されたスレッドに電子文書が投稿されていない場合には、その旨を示すメッセージが操作画面に表示されるようにしてもよい。
メンバMが、画像読取装置30を用いて更新版の電子文書を投稿する際、画像読取装置30の表示部36には、例えば図14(A)に示す操作画面が表示される。図14(A)の上段には、画像読取装置30の表示部36に表示される操作画面の一例として、更新対象の電子文書が投稿されているスレッドをメンバMが選択する際に表示される操作画面が示されている。この操作画面には、電子文書が投稿されているスレッドの一覧が、選択可能な態様で表示されている。なお、この操作画面には、電子文書の投稿の有無を問わず、すべてのスレッドが選択可能な態様で表示されるようにしてもよい。この場合、選択されたスレッドに電子文書が投稿されていない場合には、その旨を示すメッセージが操作画面に表示されるようにしてもよい。
図14(A)の上段に示す操作画面に対する入力操作により、更新対象となる電子文書が投稿されているスレッドが選択されると、図14(A)の中段に示す画面に遷移する。図14(A)の中段に示す画面には、選択されたスレッドに投稿されている1以上の電子文書が、更新対象となる電子文書の候補として選択可能な態様で一覧表示されている。なお、図14(A)の中段には、更新対象となる電子文書の候補として1つの電子文書のみが表示されているが、選択されたスレッドに複数の電子文書が投稿されている場合には、スレッドに投稿されているすべての電子文書が一覧表示される。
図14(A)の中段に示す操作画面に対する入力操作により、更新対象となる電子文書が選択され、「更新版として登録」と表記されたボタンが押下されると、図14(A)の下段に示す画面に遷移する。図14(A)の下段に示す画面には、更新対象となる電子文書が、選択されたスレッドに投稿されることを示すメッセージと、「スキャン」と表記されたボタンとが表示されている。
図14(A)の下段に示す画面に表示されるメッセージには、更新対象となる電子文書のファイル名が表記される。このとき、表記されるファイル名は、更新前の電子文書のファイル名を流用して、その末尾に更新版であることを認識し易い文言を加えたものとなる。具体的には、例えば図14(A)の中段および下段に示すように、更新前の電子文書のファイル名が「●●_店頭向け広告サンプル」である場合には、更新版の電子文書のファイル名には、版番号や管理番号を示す「_D2」という文言が付される。なお、「_D2」という文言は一例に過ぎない。例えば、「_Ver2」や「_2」といった文言が付されてもよいし、更新の回数に合わせて「_D3」、「_D4」といった文言が付されてもよい。ここで、メンバMの入力操作により、「スキャン」と表記されたボタンが押下されると、紙等の記録媒体に記録された文書をスキャンする操作が可能となる。
図14(B)は、クライアント端末50の表示部に表示されるグループチャットの画面の具体例を示す図である。
図14(B)に示ように、スレッドT1には、更新前の電子文書と、更新版の電子文書とが投稿されている。ここで、上述したように、更新版の電子文書のファイル名には、更新版であることを示す文言が自動的に付される。このため、「●●_店頭向け広告サンプル」というファイル名の電子文書が投稿された後に、更新版として、「●●_店頭向け広告サンプル_D2」というファイル名の電子文書が投稿されている。このように、更新版の電子文書が投稿される際、更新版である旨を示すファイル名に自動的に変更される。具体的には、グループチャットに投稿されている電子文書が初版であるのか更新版であるのか、あるいは第何版であるのかを一見して把握可能な態様に変更される。
図14(B)に示ように、スレッドT1には、更新前の電子文書と、更新版の電子文書とが投稿されている。ここで、上述したように、更新版の電子文書のファイル名には、更新版であることを示す文言が自動的に付される。このため、「●●_店頭向け広告サンプル」というファイル名の電子文書が投稿された後に、更新版として、「●●_店頭向け広告サンプル_D2」というファイル名の電子文書が投稿されている。このように、更新版の電子文書が投稿される際、更新版である旨を示すファイル名に自動的に変更される。具体的には、グループチャットに投稿されている電子文書が初版であるのか更新版であるのか、あるいは第何版であるのかを一見して把握可能な態様に変更される。
以上、本実施の形態について説明したが、本発明は上述した本実施の形態に限るものではない。また、本発明による効果も、上述した本実施の形態に記載されたものに限定されない。例えば、図1に示すシステム構成、図2および図3に示すハードウェア構成は、本発明の目的を達成するための例示に過ぎず、特に限定されない。また、図4および図5に示す機能構成も例示に過ぎず、特に限定されない。上述した処理を全体として実行できる機能が図1の情報処理システムに備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能構成を用いるかは図4および図5の例に限定されない。
また、図6、図9、図10、図12、および図13に示す処理のステップの順序も例示に過ぎず、特に限定されない。図示されたステップの順序に沿って時系列的に行われる処理だけではなく、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別的に行われてもよい。また、図7、図8,図11、および図14に示す操作画面も例示に過ぎず、特に限定されない。上述の入力操作を受付可能とするあらゆるユーザインターフェースを採用することができる。
また、例えば、上述の実施の形態では、画像読取装置30の操作画面に一覧表示されたスレッドの候補の中から、電子文書の投稿先となるスレッドを選択するための入力操作が行われるが、入力操作が行われない構成としてもよい。例えば、マーキングコメントが含まれるスレッドが自動的に選択される構成としてもよい。マーキングコメントが含まれるスレッドが複数存在する場合には、投稿のタイミングが最も古いマーキングコメントが含まれるスレッドが自動的に選択される構成としてもよい。この場合、自動選択の結果をメンバMが確認する手法として、例えば自動選択されたスレッドの前後に投稿された他のスレッドの情報がメンバMに報知されるようにしてもよい。
1…情報処理システム、10…管理サーバ、11…制御部、30…画像読取装置、31…制御部、50…クライアント端末、70…グループチャット提供サーバ、90…ネットワーク、101…メッセージ情報取得部、102…メッセージ判定部、103…位置特定部、104…アクセス情報表示制御部、105…スレッド情報送信制御部、106…入力情報取得部、107…名称変更制御部、301…スレッド情報取得部、302…スレッド情報表示制御部、303…入力情報受付部、304…読取制御部、305…送信制御部、306…更新候補表示制御部
Claims (13)
- プロセッサを備え、
前記プロセッサは、
メッセージ交換サービスに投稿されたメッセージに関する情報として、当該メッセージの文言に関する情報と、当該サービスのサービス画面のスレッド上に当該メッセージが表示された位置に関する情報とを取得し、
取得した前記文言に関する情報に基づいて、予め定められた文言を含むメッセージが存在する場合には、取得した前記位置に関する情報に基づいて、当該メッセージが表示された前記スレッド上の位置を、前記サービスに投稿される電子文書にアクセスするための情報を表示させる位置として特定することを特徴とする、
情報処理装置。 - 前記プロセッサは、前記サービスに前記電子文書が投稿されると、当該電子文書にアクセスするための情報を、特定された前記位置に表示させる制御を行うことを特徴とする、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記プロセッサは、前記サービスに前記電子文書が投稿されると、当該電子文書にアクセスするための情報を、前記位置に表示されていた前記メッセージに置換して表示させる制御を行うことを特徴とする、
請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記プロセッサは、取得した前記メッセージに関する情報に基づいて、前記予め定められた文言を含むメッセージが表示されているスレッドに関する情報を、前記電子文書を生成する他の情報処理装置に提供する制御を行うことを特徴とする、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記プロセッサは、前記スレッドに関する情報として、前記他の情報処理装置に選択可能な態様で表示される、1以上の前記スレッドを特定可能な情報を、前記他の情報処理装置に提供する制御を行うことを特徴とする、
請求項4に記載の情報処理装置。 - 前記プロセッサは、同一の前記スレッドに前記予め定められた文言を含むメッセージが複数存在する場合、当該メッセージが投稿されたタイミングに基づいて、前記サービスに投稿される電子文書にアクセスするための情報を表示させる位置を特定することを特徴とする、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記プロセッサは、複数の前記メッセージのうち、最先に投稿されたメッセージが表示された前記スレッド上の位置を、前記サービスに投稿される電子文書にアクセスするための情報を表示させる位置として特定することを特徴とする、
請求項6に記載の情報処理装置。 - 前記プロセッサは、取得した前記文言に関する情報に基づいて、前記電子文書を特定するための文言を含むメッセージが存在する場合には、当該電子文書の名称を、当該文言を含むものに変更する制御を行うことを特徴とする、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記プロセッサは、前記サービスに投稿された前記電子文書の更新版の投稿の希望が受け付けられている場合、前記電子文書の名称を変更する制御として、更新版である旨を示す文言を含む名称に変更する制御を行うことを特徴とする、
請求項8に記載の情報処理装置。 - プロセッサを備え、
前記プロセッサは、
文書をスキャンすることで生成された電子文書にアクセスするための情報を、メッセージ交換サービスのサービス画面のスレッド上に表示させる際のスレッドの候補を、選択可能な態様で操作画面に表示する制御を行い、
前記操作画面における、前記スレッドの候補のうちいずれかを選択するための操作と、前記サービスに前記電子文書を投稿するための操作とを受け付けることを特徴とする、
情報処理装置。 - 前記プロセッサは、
前記操作画面における、前記サービスに投稿された前記電子文書の更新版の投稿を希望するための操作をさらに受け付け、
前記電子文書の名称の変更を行う他の情報処理装置に向けて、当該電子文書の更新版を投稿する旨を示す情報を送信する制御を行うことを特徴とする、
請求項10に記載の情報処理装置。 - メッセージ交換サービスに投稿されたメッセージに関する情報として、当該メッセージの文言に関する情報と、当該サービスのサービス画面のスレッド上に当該メッセージが表示された位置に関する情報とを取得する取得手段と、
取得された前記文言に関する情報に基づいて、予め定められた文言を含むメッセージが存在する場合には、取得された前記位置に関する情報に基づいて、当該メッセージが表示されたスレッド上の位置を、前記サービスに投稿される電子文書にアクセスするための情報を表示させる位置として特定する特定手段と、
を有することを特徴とする情報処理システム。 - コンピュータに、
メッセージ交換サービスに投稿されたメッセージに関する情報として、当該メッセージの文言に関する情報と、当該サービスのサービス画面のスレッド上に当該メッセージが表示された位置に関する情報とを取得する機能と、
取得された前記文言に関する情報に基づいて、予め定められた文言を含むメッセージが存在する場合には、取得された前記位置に関する情報に基づいて、当該メッセージが表示されたスレッド上の位置を、前記サービスに投稿される電子文書にアクセスするための情報を表示させる位置として特定する機能と、
を実現させるためのプログラム。
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