JP2013183182A - 会議システム、議事録サーバおよび議事録作成方法 - Google Patents

会議システム、議事録サーバおよび議事録作成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザにとって最適な画像レイアウトで構成された議事録データを提供可能な会議システム、議事録サーバおよび議事録作成方法を提供する。
【解決手段】遠隔会議の実行時に生成または入力されたメディアデータが、会議端末から録画サーバに送信されて、HDDに記憶される。遠隔会議の実行時に使用された画像データのレイアウトを示すレイアウト情報が、会議端末から録画サーバに送信されて、HDDに記憶される。録画サーバでは、議事録要求コマンドが受信された場合(S151:YES)、議事録要求コマンドに含まれる属性情報に対応するレイアウト情報が、HDDから決定される(S153:YES、S157)。HDDに記憶されているメディアデータに基づいて、決定されたレイアウト情報が示すレイアウトで構成された議事録データが作成される(S159)。
【選択図】図11

Description

本発明は、複数の拠点にそれぞれ配設されて、各拠点間でネットワークを介して実行される遠隔会議を記録するための会議システム、議事録サーバおよび議事録作成方法に関する。
従来、ユーザの映像や音声を入出力可能な会議端末を各拠点に設置し、各拠点のユーザの映像や音声を会議端末で合成出力して遠隔会議を行う会議システムが知られている。このような会議システムにおいて、会議サーバで会議端末毎に合成映像のレイアウト情報を記憶し、会議端末毎に固有のレイアウトの合成映像を生成して配信する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−134487号公報
上記のような会議システムでは、例えば会議サーバで、遠隔会議の内容を記録した議事録データを作成することがある。この場合、遠隔会議が行われた複数の会議端末のうちで、いずれの会議端末のレイアウトに従って合成映像を生成するかが問題となる。例えば、会議端末「A」のレイアウトで生成された合成映像で議事録データを作成した場合、この議事録データは会議端末「A」のユーザが閲覧するには好適であるが、他の会議端末「B」のユーザが閲覧するには不適である。また、遠隔会議に参加しなかったユーザは、いずれの会議端末のレイアウトに対応する議事録データが、自分にとって最適なレイアウトに該当するか否かを判断できない。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、ユーザにとって最適な画像レイアウトで構成された議事録データを提供可能な会議システム、議事録サーバおよび議事録作成方法を提供することを目的とする。
本発明の第一態様は、相互に送受信される画像データまたは音声データを含むメディアデータによって遠隔会議を実行する複数の会議端末と、前記遠隔会議における前記メディアデータを記録した議事録データを生成可能な議事録サーバとが、ネットワークを介して接続された会議システムであって、前記会議端末は、前記遠隔会議の実行時に生成または入力された前記メディアデータと、前記遠隔会議の実行時に使用された前記画像データのレイアウトを示すレイアウト情報とを、前記議事録サーバに送信するデータ送信手段を備え、前記議事録サーバは、前記会議端末から受信した前記メディアデータを記憶するデータ記憶手段と、少なくとも前記会議端末から受信した前記レイアウト情報を、ユーザの属性情報と対応付けて記憶するレイアウト記憶手段と、前記議事録データを要求する議事録要求コマンドが前記議事録サーバで入力または前記会議端末から受信され、且つ、入力または受信された前記議事録要求コマンドに前記属性情報が含まれている場合に、前記レイアウト記憶手段に記憶されている前記レイアウト情報のうちで、前記議事録要求コマンドに含まれる前記属性情報に対応する前記レイアウト情報を選択するレイアウト選択手段と、前記データ記憶手段に記憶されている前記メディアデータに基づいて、前記レイアウト選択手段によって選択された前記レイアウト情報が示す前記レイアウトで構成された前記議事録データを作成する議事録作成手段と前記議事録作成手段で作成された前記議事録データを、前記議事録要求コマンドが入力された前記議事録サーバ、または前記議事録要求コマンドを送信した前記会議端末に出力する議事録出力手段とを備える。
上記の第一態様によれば、遠隔会議の実行時に生成または入力されたメディアデータが、会議端末から議事録サーバに送信されて、データ記憶手段に記憶される。遠隔会議の実行時に使用された画像データのレイアウトを示すレイアウト情報が、会議端末から議事録サーバに送信されて、レイアウト記憶手段に記憶される。議事録サーバでは、属性情報を含む議事録要求コマンドが入力または受信された場合、議事録要求コマンドに含まれる属性情報に対応するレイアウト情報が、レイアウト記憶手段から選択される。データ記憶手段に記憶されているメディアデータに基づいて、選択されたレイアウト情報が示すレイアウトの議事録データが作成および出力される。すなわち、ユーザの属性情報に対応するレイアウトで議事録データが作成されるため、ユーザにとって最適な画像レイアウトで構成された議事録データを提供できる。
前記議事録サーバは、複数の前記会議端末から各々受信した前記レイアウト情報が、同一のレイアウトを示すか否かを判断するレイアウト判断手段を備え、前記データ記憶手段は、前記レイアウト判断手段によって同一のレイアウトを示すと判断された場合、複数の前記会議端末から各々受信した前記メディアデータを前記同一のレイアウトに基づいて合成した合成済データを記憶し、前記議事録作成手段は、前記議事録データの作成対象が前記合成済データである場合、前記合成済データに基づいて前記議事録データを作成する一方、前記議事録データの作成対象が前記合成済データとは異なる前記メディアデータである場合、前記レイアウト選択手段によって選択された前記レイアウト情報が示すレイアウトで構成された前記議事録データを作成してもよい。
この場合、複数の会議端末から各々受信したレイアウト情報が同一のレイアウトを示す場合、各々受信したメディアデータを同一のレイアウトに基づいて合成した合成済データが作成される。議事録データの作成対象が合成済データである場合には、合成済データを時系列に含む議事録データが作成されるため、レイアウト情報を選択することなく議事録データを迅速に作成することができる。
前記議事録作成手段は、前記データ記憶手段に記憶されている前記メディアデータ、および、前記レイアウト選択手段によって選択された前記レイアウト情報の少なくとも一方に基づいて、前記議事録データを複数に仕切るチャプタを、前記議事録データに設定してもよい。この場合、議事録データの再生時には、複数に仕切るチャプタを参照可能にすることで、議事録データの視聴するユーザの利便性を高めることができる。
前記レイアウト選択手段は、前記属性情報が前記遠隔会議の参加者であることを示す場合、前記参加者が前記遠隔会議で使用した前記会議端末から受信した前記レイアウト情報を選択してもよい。この場合、遠隔会議の参加者が使用していたものと同一のレイアウトで構成された議事録データが作成されるため、最適なレイアウトの議事録データを提供できる。
前記レイアウト記憶手段は、あらかじめ定められた前記レイアウト情報を、前記遠隔会議の種別に対応付けて記憶し、前記レイアウト選択手段は、前記属性情報が前記遠隔会議の種別を示す場合、前記遠隔会議の種別に対応する前記レイアウト情報を選択してもよい。この場合、遠隔会議の種別に対応したレイアウトで構成された議事録データが作成されるため、最適な画像レイアウトの議事録データを提供できる。
前記レイアウト選択手段は、前記属性情報が特定の前記遠隔会議の種別を示す場合に、前記会議端末から各々受信した前記レイアウト情報から多数決で選択してもよい。この場合、会議端末から各々受信したレイアウト情報を反映させて、最適な画像レイアウトの議事録データを提供できる。
本発明の第二態様は、相互に送受信される画像データまたは音声データを含むメディアデータによって遠隔会議を実行する複数の会議端末とネットワークを介して接続され、前記遠隔会議の内容を記録した議事録データを生成可能な議事録サーバであって、前記遠隔会議の実行時に生成または入力された前記メディアデータを、前記会議端末から受信して記憶するデータ記憶手段と、少なくとも前記会議端末から受信した、前記遠隔会議の実行時に使用された前記画像データのレイアウトを示すレイアウト情報を、ユーザの属性情報と対応付けて記憶するレイアウト記憶手段と、前記議事録データを要求する議事録要求コマンドが前記議事録サーバで入力または前記会議端末から受信され、且つ、入力または受信された前記議事録要求コマンドに前記属性情報が含まれている場合に、前記レイアウト記憶手段に記憶されている前記レイアウト情報のうちで、前記議事録要求コマンドに含まれる前記属性情報に対応する前記レイアウト情報を選択するレイアウト選択手段と、前記データ記憶手段に記憶されている前記メディアデータに基づいて、前記レイアウト選択手段によって選択された前記レイアウト情報が示す前記レイアウトで構成された前記議事録データを作成する議事録作成手段と前記議事録作成手段で作成された前記議事録データを、前記議事録要求コマンドが入力された前記議事録サーバ、または前記議事録要求コマンドを送信した前記会議端末に出力する議事録出力手段とを備える。
本発明の第三態様は、相互に送受信される画像データまたは音声データを含むメディアデータによって遠隔会議を実行する複数の会議端末と、前記遠隔会議の内容を記録した議事録データを生成可能な議事録サーバとが、ネットワークを介して接続された会議システムで実行される議事録作成方法であって、前記会議端末は、前記遠隔会議の実行時に生成または入力された前記メディアデータと、前記遠隔会議の実行時に使用された前記画像データのレイアウトを示すレイアウト情報とを、前記議事録サーバに送信するデータ送信ステップを実行し、前記議事録サーバは、前記会議端末から受信した前記メディアデータを記憶するデータ記憶手段と、少なくとも前記会議端末から受信した前記レイアウト情報を、ユーザの属性情報と対応付けて記憶するレイアウト記憶手段とを備えており、前記議事録データを要求する議事録要求コマンドが前記議事録サーバで入力または前記会議端末から受信され、且つ、入力または受信された前記議事録要求コマンドに前記属性情報が含まれている場合に、前記レイアウト記憶手段に記憶されている前記レイアウト情報のうちで、前記議事録要求コマンドに含まれる前記属性情報に対応する前記レイアウト情報を選択レイアウト選択ステップと、前記データ記憶手段に記憶されている前記メディアデータに基づいて、前記レイアウト選択ステップによって選択された前記レイアウト情報が示す前記レイアウトで構成された前記議事録データを作成する議事録作成ステップと前記議事録作成ステップで作成された前記議事録データを、前記議事録要求コマンドが入力された前記議事録サーバ、または前記議事録要求コマンドを送信した前記会議端末に出力する議事録出力ステップとを実行する。
上記の第二、第三態様によれば、遠隔会議の実行時に生成または入力されたメディアデータが、会議端末から議事録サーバに送信されて、データ記憶手段に記憶される。遠隔会議の実行時に使用された画像データのレイアウトを示すレイアウト情報が、会議端末から議事録サーバに送信されて、レイアウト記憶手段に記憶される。議事録サーバでは、属性情報を含む議事録要求コマンドが入力または受信された場合、議事録要求コマンドに含まれる属性情報に対応するレイアウト情報が、レイアウト記憶手段から選択される。データ記憶手段に記憶されているメディアデータに基づいて、選択されたレイアウト情報が示すレイアウトの議事録データが作成および出力される。すなわち、ユーザの属性情報に対応するレイアウトで議事録データが作成されるため、ユーザにとって最適な画像レイアウトで構成された議事録データを提供できる。
会議システム100の全体構成図である。 会議端末1の電気的構成を示すブロック図である。 メディアデータ40を例示する図である。 レイアウト情報50のデータ構成を示す図である。 会議データの具体例を示す図である。 端末会議処理を示すフローチャートである。 サーバ録画処理を示すフローチャートである。 チャプタ生成処理を示すフローチャートである。 チャプタデータ60のデータ構成を示す図である。 端末議事録処理を示すフローチャートである。 サーバ議事録処理を示すフローチャートである。 レイアウト決定処理を示すフローチャートである。 会議データの具体例を示す図である。 会議データの具体例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。参照する図面は、本発明が採用し得る技術的特徴を説明するために用いられるものである。図面に記載されている装置の構成、各種処理のフローチャート等は、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。
図1を参照して、会議システム100のシステム構成について説明する。会議システム100は、複数の会議端末1と会議サーバ2と録画サーバ3とを備える。各会議端末1は、インターネット等のネットワーク8を介して、会議サーバ2および録画サーバ3と各種データやコマンドを送受信可能である。会議サーバ2は、画像および音声を用いた遠隔会議(テレビ会議)を制御する。録画サーバ3は、遠隔会議で使用される各種データを記録するとともに、遠隔会議の内容を記録した議事録データを生成可能である。
各会議端末1は遠隔会議時に、カメラ33によって取得された自拠点の画像データ、マイク31(図2参照)によって取得された自拠点の音声データ、遠隔会議で使用される文書や動画などの資料データなどを、会議サーバ2へ送信する。以下の説明では、各会議端末1で取得された画像データ、音声データ、資料データを含めて、遠隔会議時に使用されるデータを「メディアデータ」という。
会議サーバ2は、各会議端末1から受信したメディアデータを、遠隔会議に接続している他の会議端末1に送信する。各会議端末1は、会議サーバ2から受信したメディアデータに基づいて会議データを生成して出力する。このとき、各会議端末1は、あらかじめ設定されているレイアウトで画像データ(資料データを含む。)が配置された会議データを生成する。
会議データの出力時には、他拠点の画像データが表示装置34に表示され、且つ、他拠点の音声データがスピーカ32(図2参照)から出力される。その結果、複数拠点の画像データおよび音声データが、会議システム100内で共有される。会議システム100では、会議の参加者の全てが同一拠点にいない場合でも、参加者は円滑に会議を実行することができる。なお、この遠隔会議制御は従来と同様であるため、本実施形態では詳細な説明を省略する。
詳細は後述するが、各会議端末1は、会議サーバ2に送信したメディアデータ、および、各会議端末1で設定されているレイアウト情報を、録画サーバ3にも送信する。録画サーバ3は、各会議端末1から受信したメディアデータおよびレイアウト情報を記録するとともに、記録したメディアデータおよびレイアウト情報に基づいて議事録データを生成可能である。録画サーバ3で作成された議事録データを再生することで、ユーザは過去に行われた遠隔会議を視聴することができる。
図2を参照して、会議端末1の電気的構成について説明する。本実施形態の会議端末1は、汎用のパーソナル・コンピュータである。会議端末1は、CPU10、ROM11、RAM12、ハードディスクドライブ(以下、「HDD」という。)13、および入出力インターフェース19を備え、これらがバス18を介して接続されている。ROM11は、会議端末1を動作させるためのBIOS等のプログラム、および初期値等を記憶している。RAM12は、制御プログラムで使用される各種の情報を一時的に記憶する。
HDD13は、不揮発性の記憶装置であり、CPU10に遠隔会議を実行させる端末会議プログラムが記憶されている。端末会議プログラムは、CPU10に後述の端末会議処理(図3参照)および端末議事録処理(図10参照)を実行させるプログラムを含む。会議プログラムは、例えば、CD−ROM等の記憶媒体、ネットワーク8等を介して、HDD13に記憶される。
入出力インターフェース19には、音声入力処理部21、音声出力処理部22、画像入力処理部23、画像出力処理部24、操作入力処理部25、および外部通信I/F26が接続されている。音声入力処理部21は、音声を入力するマイク31からの音声データの入力を処理する。音声出力処理部22は、音声を出力するスピーカ32に接続し、スピーカ32の動作を処理する。画像入力処理部23は、画像を撮影するカメラ33からの画像データの入力を処理する。画像出力処理部24は、画像を表示する表示装置34の動作を処理する。操作入力処理部25は、キーボードおよびマウス等の操作部35からの操作入力を処理する。外部通信I/F26は、会議端末1をネットワーク8に接続する。
図3を参照して、録画サーバ3の電気的構成について説明する。本実施形態の録画サーバ3は、汎用のサーバである。録画サーバ3は、CPU110、ROM111、RAM112、HDD113、および入出力インターフェース119を備え、これらがバス118を介して接続されている。入出力インターフェース119には、外部通信I/F126が接続されている。録画サーバ3は、外部通信I/F126によってネットワーク8に接続される。
HDD113には、各会議端末1から受信したメディアデータ(図3参照)、および、各会議端末1から受信したレイアウト情報を含む複数のレイアウト情報(図4参照)が保存されているが、詳細は後述する。また、HDD113には、CPU110に後述のサーバ録画処理(図6参照)およびサーバ議事録処理(図11参照)を実行させるプログラムなども記憶される。
会議サーバ2も汎用のサーバであり、録画サーバ3と同一の電気的構成であるため、説明は省略する。なお、会議サーバ2のHDDには、会議サーバ2のCPUに上述した遠隔会議制御を実行させるためのサーバ会議プログラムが記憶されている。
図3を参照して、録画サーバ3に保存されるメディアデータ40について説明する。先述したように、メディアデータ40は、遠隔会議時に各会議端末1で取得されたものである。録画サーバ3のHDD113では、各会議端末1から受信されたメディアデータ40が、各会議端末1で取得された日時、および、取得元の会議端末1に固有の端末IDと対応付けて記憶されている。
図4を参照して、録画サーバ3に保存されるレイアウト情報50について説明する。本実施形態では、録画サーバ3のHDD113には、各会議端末1から受信した端末別のレイアウト情報50と、遠隔会議の種別に対応する画像レイアウトを示すテンプレート形式のレイアウト情報50とが記憶されている。各レイアウト情報50は、各会議端末1で設定された日時、および、後述の属性情報と対応付けて記憶されている。属性情報は、レイアウト情報50を使用するユーザや遠隔会議に関する情報であり、端末ID(ユーザ名)のほか、遠隔会議の種別や目的(以下、会議種別)などを含む。
図3〜図5を参照して、メディアデータ40およびレイアウト情報50の具体例を説明する。例えば、4つの会議端末1が「12/01/01 12:00:00」に遠隔会議を開始したものとする。以下の説明では、4つの会議端末1がそれぞれ端末ID「A」、「B」、「C」、「D」を有しており、各会議端末1を「端末A」、「端末B」、「端末C」、「端末D」と略称して説明する。
図3および図5に例示するように、遠隔会議に参加した「端末A」〜「端末D」から受信したメディアデータ40が、各々の端末IDおよび取得日時「12/01/01 12:00:00」と対応付けて記憶される。例えば、メディアデータ40「userA.mov」は、「端末A」でカメラ33およびマイク31から取得された動画データである。また、「Book.doc」は、「端末A」でユーザが入力した資料データである。なお、「端末A」のメディアデータ40「userA.mov」、「端末B」のメディアデータ40「userB.mov」、「端末C」のメディアデータ40「userC.mov」、「端末D」のメディアデータ40「userD.mov」、「端末A」のメディアデータ40「Book.doc」を、それぞれメディアデータ40A〜40Eと略称して説明する。
また、図4および図5に例示するように、遠隔会議に参加した「端末A」〜「端末D」から受信した端末別のレイアウト情報50が、各々の属性情報(端末ID「A」〜「D」)および設定日時「12/01/01 12:00:00」と対応付けて記憶される。なお、「端末A」のレイアウト情報50「レイアウトU1」、「端末B」のレイアウト情報50「レイアウトU2」、「端末C」のレイアウト情報50「レイアウトU3」、「端末D」のレイアウト情報50「レイアウトU4」を、それぞれレイアウト情報50A〜50Dと略称して説明する。
図5では、レイアウト情報50A〜50Dに基づいて生成された会議データを例示している。レイアウト情報50Aは、メディアデータ40B〜40Dが画面左側に小さく表示され、メディアデータ40Eが画面右側に大きく表示される画像レイアウトを示す。レイアウト情報50B、50Dは、メディアデータ40Aが画面左側に小さく表示され、メディアデータ40Eが画面右側に大きく表示される画像レイアウトを示す。レイアウト情報50Cは、メディアデータ40Eのみが画面中央に大きく表示される画像レイアウトを示す。
なお、上記した遠隔会議の実行中は、各「端末A」〜「端末D」において、各端末A〜端末Dで取得されたメディアデータ40A〜40Eが、各「端末A」〜「端末D」に固有のレイアウト情報50A〜50Dで合成および出力される。これにより、遠隔会議の進行中は、図7に例示するように、各「端末A」〜「端末D」の表示装置34に最適な画像レイアウトで会議データが表示される。
さらに、図4に例示するように、複数の遠隔会議の種別に対応するレイアウト情報50が、各々の属性情報(会議種別「意思決定会議」、「連絡会議」、「セミナー」、「プレゼンテーション」)と対応付けて記憶される。ただし、会議種別毎のレイアウト情報50には、設定日時が対応付けられていない。なお、意思決定会議のレイアウト情報50「レイアウトT1」、連絡会議のレイアウト情報50「レイアウトT2」、セミナーのレイアウト情報50「レイアウトT3」、プレゼンテーションのレイアウト情報50「レイアウトT4」を、それぞれレイアウト情報50E〜50Hと略称して、詳細は後述する。
図6〜図13を参照して、会議システム100で実行される処理のうち、会議端末1で実行される処理と、録画サーバ3で実行される処理を説明する。
図6を参照して、会議端末1で実行される端末会議処理について説明する。本処理は、ROM11に記憶されている端末会議プログラムが起動されると、CPU10によって実行される。
図6に示すように、端末会議処理では、まず遠隔会議の開始が指示されたか否かが判断される(S1)。例えばユーザが操作部35を用いて遠隔会議の開始操作を行った場合、遠隔会議の開始が指示されたと判断される(S1:YES)。遠隔会議の開始が指示されなかった場合(S1:NO)、処理はステップS1に戻る。一方、遠隔会議の開始が指示された場合(S1:YES)、会議端末1で設定されている画像レイアウトを示すレイアウト情報50が、会議サーバ2および録画サーバ3に送信される(S3)。
次いで、会議端末1で取得された自拠点のメディアデータ40が、会議サーバ2および録画サーバ3に送信される(S5)。先述したように、会議サーバ2は、各会議端末1から受信したメディアデータ40を、遠隔会議に接続されている他の会議端末1に送信する。会議端末1では、会議サーバ2から他拠点のメディアデータ40が受信される(S5)。ステップS5で送受信されたメディアデータ40が合成されて、会議データが生成される(S7)。このとき、会議端末1のレイアウト情報50が示す画像レイアウトの会議データが生成される。ステップS7で生成された会議データに基づいて、表示装置34から画像出力されるとともに、スピーカ32から音声出力される(S9)。
ステップS9の実行後、会議端末1でレイアウト変更が指示されたか否かが判断される(S11)。例えばユーザが操作部35を用いて会議データのレイアウト変更操作を行った場合、レイアウト変更が指示されたと判断される(S11:YES)。この場合、新たに指定されたが画像レイアウトを示すレイアウト情報50が、会議サーバ2および録画サーバ3に送信される(S13)。これ以降、先述のステップS7では、変更後のレイアウト情報50が示す画像レイアウトの会議データが生成される。つまり、会議端末1で遠隔会議中にレイアウト変更が指示されると、表示装置34に会議データが表示される画像レイアウトが、ステップS13で送信されたレイアウト情報50に基づいて変更される。
ステップS13の実行後、または、レイアウト変更が指示されなかった場合(S11:NO)、遠隔会議の終了が指示されたか否かが判断される(S15)。例えばユーザが操作部35を用いて遠隔会議の終了操作を行った場合、遠隔会議の終了が指示されたと判断される(S15:YES)。この場合、会議データの出力が停止されて、端末会議処理が終了する。一方、遠隔会議の終了が指示されなかった場合(S15:NO)、処理はステップS5に戻る。
図7を参照して、録画サーバ3で実行されるサーバ録画処理について説明する。本処理は、録画サーバ3の電源が投入されている間、ROM111に記憶されているサーバ会議プログラムに基づいて、CPU110によって実行される。
図7に示すように、サーバ録画処理では、まず遠隔会議の開始が指示されたか否かが判断される(S51)。例えば会議端末1から遠隔会議の開始コマンドを受信した場合、遠隔会議の開始が指示されたと判断される(S51:YES)。遠隔会議の開始が指示されなかった場合(S51:NO)、処理はステップS51に戻る。一方、遠隔会議の開始が指示された場合(S51:YES)、会議端末1からメディアデータ40を受信したか否かが判断される(S53)。メディアデータ40を受信した場合(S53:YES)、各会議端末1で使用されている画像レイアウトが同一であるか否かが、HDD113に保存されているレイアウト情報50に基づいて判断される(S55)。
各会議端末1の画像レイアウトが異なる場合(S55:NO)、受信したメディアデータ40がそのままHDD113に保存される(S57)。HDD113に保存されたメディアデータ40は、先述したように端末IDおよび取得日時と対応付けて記憶される(図3参照)。一方、各会議端末1の画像レイアウトが同一である場合(S55:YES)、同タイミングで受信した複数のメディアデータ40が一つに合成されて、その合成済データがHDD113に保存される(S59)。
ステップS57またはステップS59の実行後、あるいは、メディアデータ40を受信しなかった場合(S53:NO)、会議端末1からレイアウト情報50を受信したか否かが判断される(S61)。レイアウト情報50を受信した場合(S61:YES)、受信したレイアウト情報50がHDD113に保存される(S63)。HDD113に保存されたレイアウト情報50は、先述したように属性情報(送信元の端末ID)および設定日時と対応付けて記憶される(図4参照)。
ステップS63の実行後、または、レイアウト情報50を受信しなかった場合(S61:NO)、遠隔会議の終了が指示されたか否かが判断される(S65)。例えば会議端末1から遠隔会議の終了コマンドを受信した場合、遠隔会議の終了が指示されたと判断される(S65:YES)。この場合、メディアデータ40(およびレイアウト情報50)の受信が停止される。さらに、議事録データを複数のチャプタに仕切るチャプタデータを生成するチャプタ生成処理が実行されるが(S67)、詳細は後述する。その後、処理はステップS51に戻る。
一方、遠隔会議の終了が指示されなかった場合(S65:NO)、処理はステップS53に戻る。これにより、会議端末1で遠隔会議が実行されている間は、会議端末1から受信したメディアデータ40(およびレイアウト情報50)が、HDD113に保存される。
図8に示すように、チャプタ生成処理では、まずHDD113に保存されたデータであるメディアデータ40およびレイアウト情報50が、日時順などの時系列にサーチされる(S71)。ステップS71のサーチ結果に基づいて、無音区間を特定したかが判断される(S73)。無音区間は、遠隔会議中に全ての会議端末1から所定ボリューム以上の音声が取得できない状態が、規定時間(例えば、5分)以上継続した期間である。無音区間は、メディアデータ40に含まれる音声データの再生時間およびボリュームに基づいて特定される。無音区間を特定した場合(S73:YES)、無音区間の終了日時にチャプタデータが生成される(S75)。
無音区間を特定しなかった場合(S73:NO)、ステップS71のサーチ結果に基づいて、レイアウトの同時変更を特定したかが判断される(S77)。レイアウトの同時変更は、遠隔会議に接続している全ての会議端末1のうちの過半数で、ほぼ同タイミングで会議データの画僧レイアウトが変更されたことをいう。レイアウトの同時変更は、端末毎に新たなレイアウト情報50が受信されたタイミング(つまり、設定日時)に基づいて特定される。レイアウトの同時変更を特定した場合(S77:YES)、その変更日時にチャプタデータが生成される(S75)。
ステップS75の実行後、または、レイアウトの同時変更を特定しなかった場合(S77:NO)、HDD113に保存された全てのデータについて、ステップS71のサーチ処理を実行したか否かが判断される(S79)。全てのデータを処理していない場合(S79:NO)、処理はステップS71に戻る。一方、全てのデータを処理した場合(S79:YES)、チャプタ生成処理が終了して、処理はサーバ録画処理(図7)に戻る。
上記のチャプタ生成処理によって、ステップS75で生成されたチャプタデータ60が、図9に例示するようにHDD113に記憶される。例えば、先述したように「端末A」〜「端末D」が「12/01/01 12:00:00」に遠隔会議を開始した場合には、各「端末A」〜「端末D」からレイアウト情報50が同時に受信されるため、レイアウトの同時変更が特定される。したがって、チャプタ日時「12/01/01 12:00:00」のチャプタデータ60が生成および記憶される(S73:YES、S75)。
また、遠隔会議中に無音区間が発生し、その無音区間が「12/01/01 12:05:15」に終了した場合、チャプタ日時「12/01/01 12:05:15」のチャプタデータ60が生成および記憶される(S77:YES、S75)。過半数の会議端末1(例えば、「端末A」〜「端末C」の3つ)で「12/01/01 12:08:30」にレイアウトが同時変更された場合、チャプタ日時「12/01/01 12:08:30」のチャプタデータ60が生成および記憶される(S73:YES、S75)。なお、チャプタデータ60には、各チャプタデータ60を区別するためのチャプタIDが、時系列に昇順で割り振られている。
図10を参照して、会議端末1で実行される端末議事録処理について説明する。本処理は、例えばユーザが操作部35を用いて議事録の要求操作を行った場合、ROM11に記憶されている端末会議プログラムに基づいて、CPU10によって実行される。なお、議事録の要求操作では、ユーザは端末IDや会議種別などの属性情報を入力することができる。
図10に示すように、端末議事録処理では、まず議事録を要求するコマンド(議事録要求コマンド)が、録画サーバ3に送信される(S101)。なお、議事録の要求操作で属性情報が入力されている場合、議事録要求コマンドはその入力された属性情報を含む。一方、議事録の要求操作で属性情報が入力されていない場合、議事録要求コマンドは要求元の会議端末1であらかじめ設定されているレイアウト情報50を含む。
次いで、録画サーバ3から議事録データが受信される(S103)。ステップS103で受信された議事録データが再生されて、表示装置34から画像出力されるとともに、スピーカ32から音声出力される(S105)。これにより、会議端末1では、過去に行われた遠隔会議を視聴することができる。その後、録画サーバ3から議事録の終了を示すコマンド(議事録終了コマンド)を受信したか否かが判断される(S107)。議事録終了コマンドを受信した場合(S107:YES)、議事録データの再生が停止されて、端末議事録処理が終了される。一方、議事録終了コマンドを受信しなかった場合(S107:NO)、処理はステップS103に戻り、議事録データの受信および再生が継続される。
図11を参照して、録画サーバ3で実行されるサーバ議事録処理について説明する。本処理は、録画サーバ3の電源が投入されている間、ROM111に記憶されているサーバ会議プログラムに基づいて、CPU110によって実行される。
図11に示すように、サーバ議事録処理では、まず会議端末1から議事録要求コマンドを受信したか否かが判断される(S151)。議事録要求コマンドを受信した場合(S151:YES)、受信したコマンドに属性情報が含まれているか否かが判断される(S153)。属性情報が含まれている場合(S153:YES)、HDD113に記憶されている複数のレイアウト情報50のうちで、最適なレイアウト情報50を選択するレイアウト決定処理が実行されるが(S157)、詳細は後述する。
ステップS157の実行後、または、属性情報が含まれていない場合(S153:NO)、HDD113に記憶されている複数のメディアデータ40を時系列に合成して議事録データが作成される(S159)。このとき、ステップS157でレイアウト情報50が決定されている場合、決定されたレイアウト情報50が示す画像レイアウトの議事録データが作成される。なお、属性情報が含まれていない場合には(S153:NO)、議事録要求コマンドに含まれる要求元のレイアウト情報50が示す画像レイアウトの議事録データが作成される。なお、ステップS159では、再生時にチャプタデータ60に基づくチャプタを参照可能な議事録データが作成されるが、詳細は後述する。
なお、ステップS159では、議事録データの作成対象となるメディアデータ40が、先述の合成済データとなる場合がある。この場合は、ステップS157で議事録データが選択されたか否かに関わらず、合成済データを時系列に合成した議事録データが作成される。これにより、遠隔会議中に各会議端末1で使用された画像レイアウトが同じ場合には、その画像レイアウトの議事録データを作成することで、最適な画像レイアウトの議事録データを簡易な処理で作成できる。
ステップS159で作成された議事録データは、要求元の会議端末1に送信される(S161)。次いで、議事録データが終了したか(つまり、議事録データの作成および送信が完了したか)が判断される(S163)。議事録データが終了していない場合(S163:NO)、処理はステップS159に戻り、議事録データの作成および送信が継続される。議事録データが終了した場合(S163:YES)、議事録データの作成および送信が停止され、議事録終了コマンドが要求元の会議端末1に送信される(S165)。ステップS165の実行後、または、議事録要求コマンドを受信しなかった場合(S151:NO)、処理はS151に戻る。
図12に示すように、レイアウト決定処理では、まず議事録要求コマンドに含まれる属性情報が、「参加者」であるかが判断される(S171)。具体的には、議事録要求コマンドに含まれる属性情報が、議事録データの作成対象となる遠隔会議に接続されていた会議端末1の端末IDを示す場合、「参加者」であると判断される(S171:YES)。この場合、HDD113に保存されている複数のレイアウト情報50のうち、議事録要求コマンドに含まれる端末IDに対応するレイアウト情報50が、議事録データの作成に使用するレイアウト情報50に決定される(S173)。
一方、議事録要求コマンドに含まれる属性情報が会議種別を示す場合、「参加者」でないと判断される(S171:NO)。この場合、HDD113に保存されている複数のレイアウト情報50のうち、議事録要求コマンドに含まれる会議種別に対応するレイアウト情報50が、議事録データの作成に使用するレイアウト情報50に決定される(S175)。ステップS173またはステップS175の実行後、処理はサーバ議事録処理に戻る。
図5〜図7、図13、図14を参照して、上記処理で作成される議事録データの具体例を説明する。例えば、議事録要求コマンドに含まれる属性情報が「端末A」である場合、レイアウト情報50Aが決定される(S171:YES、S173)。そして、レイアウト情報50Aに基づく議事録データが作成され(S159)、要求元の会議端末1で再生される(S105)。したがって、会議端末1のユーザは、過去の遠隔会議で「端末A」が使用していた画像レイアウトで、その遠隔会議を視聴することができる。同様に、議事録要求コマンドに含まれる属性情報が「端末B」〜「端末D」である場合も、レイアウト情報50B〜50Dに基づく議事録データが再生される。このように、会議端末1のユーザは、過去の遠隔会議の参加者のいずれかを選択して、その参加者の視点で遠隔会議を視聴することができる。
また、議事録要求コマンドに含まれる属性情報が「意思決定会議」である場合、レイアウト情報50Eが決定される(S171:NO、S175)。「意思決定会議」は、議長が中心となって参加者の意見を集約させることを目的とするため、レイアウト情報50Eは参加者を中心に表示する画像レイアウトを示す。一例としてレイアウト情報50Eでは、例えば「端末A」のユーザが議長である場合、議長の動画データ(メディアデータ40A)を除くメディアデータ40B〜40Eが、レイアウト情報50Aと同様に表示される。
議事録要求コマンドに含まれる属性情報が「連絡会議」である場合、レイアウト情報50Fが決定される(S171:NO、S175)。「連絡会議」は、議長が連絡内容を参加者に伝達することを目的とするため、レイアウト情報50Fは議長を中心に表示する画像レイアウトを示す。一例としてレイアウト情報50Fでは、例えば「端末A」のユーザが議長である場合、議長のメディアデータ40A、40Eが、レイアウト情報50Bと同様に表示される。
議事録要求コマンドに含まれる属性情報が「セミナー」である場合、レイアウト情報50Gが決定される(S171:NO、S175)。「セミナー」は、講師による受講生の教育を目的とするため、レイアウト情報50Gは講師が指定した画像レイアウトを示す。例えば、一例としてレイアウト情報50Gは、教育用資料を見やすくするために、教育用資料(資料データ40E)のみがレイアウト情報50Cと同様に表示される。
議事録要求コマンドに含まれる属性情報が「プレゼンテーション」である場合、レイアウト情報50Hが決定される(S171:NO、S175)。「プレゼンテーション」は、多数の参加者がプレゼンターの発表を聞くことを目的とするため、レイアウト情報50Hはより多数の参加者にとって好適な画像レイアウトを示す。一例としてレイアウト情報50Hは、遠隔会議の参加者が使用していたレイアウト情報50から多数決で決定される。例えば「端末A」がプレゼンター、「端末B」〜「端末D」が参加者である場合、レイアウト情報50B、50Dが示す画像レイアウトが最も使用割合が高いから、この画像レイアウトを示すレイアウト情報50Gが決定される。
このように、本実施形態では、属性情報が遠隔会議の参加者であることを示す場合、その参加者が遠隔会議で使用したレイアウト情報50が選択されるため、ユーザは参加者が使用したものと同一の最適な画像レイアウトで議事録データを視聴できる。また、属性情報が会議種別を示す場合、その会議種別に応じた最適な画像レイアウトで議事録データを視聴できる。
さらに、ステップS159で生成される議事録データは、チャプタ生成処理(図8参照)で生成されたチャプタデータ60に基づいて、議事録データの再生時にチャプタを参照可能である。言い換えると、議事録データは、チャプタ単位でデータ再生が可能であるため、議事録データの視聴が便利になる。図9に示す例では、チャプタID「01」を頭出しすることで、「12/01/01 12:05:15」からデータ再生を開始することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、遠隔会議の実行時に生成または入力されたメディアデータ40が、会議端末1から録画サーバ3に送信されて、HDD113に記憶される。遠隔会議の実行時に使用された画像データのレイアウトを示すレイアウト情報50が、会議端末1から録画サーバ3に送信されて、HDD113に記憶される。録画サーバ3では、属性情報を含む議事録要求コマンドが入力または受信された場合、議事録要求コマンドに含まれる属性情報に対応するレイアウト情報50が、HDD113から選択される。HDD113に記憶されているメディアデータ40に基づいて、選択されたレイアウト情報50が示す画像レイアウトの議事録データが作成および出力される。すなわち、ユーザの属性情報に対応するレイアウトで議事録データが作成されるため、ユーザにとって最適な画像レイアウトで構成された議事録データを提供できる。
上記実施形態において、録画サーバ3が本発明の「議事録サーバ」に相当する。ステップS5を実行するCPU10が、本発明の「データ送信手段」に相当する。HDD113が、本発明の「データ記憶手段」および「レイアウト記憶手段」に相当する。ステップS157を実行するCPU110が、本発明の「レイアウト選択手段」に相当する。ステップS159を実行するCPU110が、本発明の「議事録作成手段」に相当する。ステップS161を実行するCPU110が、本発明の「議事録出力手段」に相当する。ステップS55を実行するCPU110が、本発明の「レイアウト判断手段」に相当する。
ステップS55を実行するCPU110が、本発明の「レイアウト判断手段」に相当する。ステップS5が、本発明の「データ送信ステップ」に相当する。ステップS157が、本発明の「レイアウト選択ステップ」に相当する。ステップS159が、本発明の「議事録作成ステップ」に相当する。ステップS161が、本発明の「議事録出力ステップ」に相当する。ステップS55が、本発明の「レイアウト判断ステップ」に相当する。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲での変更が可能である。上記実施形態では、会議サーバ2および録画サーバ3が別々のサーバであるが、これに代えて会議サーバ2および録画サーバ3が一つのサーバであってもよい。また、上記実施形態では、会議端末1で会議データが作成されるが、これに代えて会議サーバ2で会議データが作成されて、会議端末1に配信および再生されてもよいし、録画サーバ3で実行される処理の一部を会議サーバ2で実行してもよい。
さらに、上記実施形態では、録画サーバ3が会議端末1から議事録要求コマンドを受信し、録画サーバ3が会議端末1に議事録データを出力している。これに代えて、ユーザが録画サーバ3で議事録要求コマンドが直接入力してもよい。この場合、録画サーバ3は、議事録要求コマンドの入力に応じて議事録データを作成し、作成した議事録データをHDD113に出力すればよい。
また、ステップS159では、会議種別「プレゼンテーション」のレイアウト情報50Hは、遠隔会議の参加者が使用していた各レイアウト情報50を合成したものでもよい。図14に示す例では、レイアウト情報50Hが、参加者のレイアウト情報50B〜50Dを合成して作成される。具体的にレイアウト情報50Hでは、メディアデータ40Eは、過半数の端末C、Dで使用されているサイズおよび位置で表示される。参加者の動画データ(メディアデータ40A〜40D)のうち、過半数の端末で表示されているメディアデータ40A、40Dが表示される。これにより、全ての参加者が使用した画像レイアウトを反映させた、最適な画像レイアウトの議事録データを作成できる。
また、ステップS159では、会議種別「セミナー」のレイアウト情報50Gは、ユーザが議事録の要求操作を行った際に入力した個人属性(年齢、職種、会社など)に最も好適なレイアウト情報50を、HDD113に記憶されているレイアウト情報50から選択してもよい。これにより、ユーザの個人属性に最も近い参加者の画像レイアウトで、最適な議事録データを作成できる。
1 会議端末
2 会議サーバ
3 録画サーバ
8 ネットワーク
10 CPU
40 メディアデータ
50 レイアウト情報
60 チャプタデータ
100 会議システム
110 CPU
113 HDD

Claims (8)

  1. 相互に送受信される画像データまたは音声データを含むメディアデータによって遠隔会議を実行する複数の会議端末と、前記遠隔会議における前記メディアデータを記録した議事録データを生成可能な議事録サーバとが、ネットワークを介して接続された会議システムであって、
    前記会議端末は、
    前記遠隔会議の実行時に生成または入力された前記メディアデータと、前記遠隔会議の実行時に使用された前記画像データのレイアウトを示すレイアウト情報とを、前記議事録サーバに送信するデータ送信手段を備え、
    前記議事録サーバは、
    前記会議端末から受信した前記メディアデータを記憶するデータ記憶手段と、
    少なくとも前記会議端末から受信した前記レイアウト情報を、ユーザの属性情報と対応付けて記憶するレイアウト記憶手段と、
    前記議事録データを要求する議事録要求コマンドが前記議事録サーバで入力または前記会議端末から受信され、且つ、入力または受信された前記議事録要求コマンドに前記属性情報が含まれている場合に、前記レイアウト記憶手段に記憶されている前記レイアウト情報のうちで、前記議事録要求コマンドに含まれる前記属性情報に対応する前記レイアウト情報を選択するレイアウト選択手段と、
    前記データ記憶手段に記憶されている前記メディアデータに基づいて、前記レイアウト選択手段によって選択された前記レイアウト情報が示す前記レイアウトで構成された前記議事録データを作成する議事録作成手段と
    前記議事録作成手段で作成された前記議事録データを、前記議事録要求コマンドが入力された前記議事録サーバ、または前記議事録要求コマンドを送信した前記会議端末に出力する議事録出力手段と
    を備えたことを特徴とする会議システム。
  2. 前記議事録サーバは、複数の前記会議端末から各々受信した前記レイアウト情報が、同一のレイアウトを示すか否かを判断するレイアウト判断手段を備え、
    前記データ記憶手段は、前記レイアウト判断手段によって同一のレイアウトを示すと判断された場合、複数の前記会議端末から各々受信した前記メディアデータを前記同一のレイアウトに基づいて合成した合成済データを記憶し、
    前記議事録作成手段は、前記議事録データの作成対象が前記合成済データである場合、前記合成済データに基づいて前記議事録データを作成する一方、前記議事録データの作成対象が前記合成済データとは異なる前記メディアデータである場合、前記レイアウト選択手段によって選択された前記レイアウト情報が示す前記レイアウトで構成された前記議事録データを作成することを特徴とする請求項1に記載の会議システム。
  3. 前記議事録作成手段は、前記データ記憶手段に記憶されている前記メディアデータ、および、前記レイアウト選択手段によって選択された前記レイアウト情報の少なくとも一方に基づいて、前記議事録データを複数に仕切るチャプタを、前記議事録データに設定することを特徴とする請求項1または2に記載の会議システム。
  4. 前記レイアウト選択手段は、前記属性情報が前記遠隔会議の参加者であることを示す場合、前記参加者が前記遠隔会議で使用した前記会議端末から受信した前記レイアウト情報を選択することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の会議システム。
  5. 前記レイアウト記憶手段は、あらかじめ定められた前記レイアウト情報を、前記遠隔会議の種別に対応付けて記憶し、
    前記レイアウト選択手段は、前記属性情報が前記遠隔会議の種別を示す場合、前記遠隔会議の種別に対応する前記レイアウト情報を選択することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の会議システム。
  6. 前記レイアウト選択手段は、前記属性情報が特定の前記遠隔会議の種別を示す場合に、前記会議端末から各々受信した前記レイアウト情報から多数決で選択することを特徴とする請求項5に記載の会議システム。
  7. 相互に送受信される画像データまたは音声データを含むメディアデータによって遠隔会議を実行する複数の会議端末とネットワークを介して接続され、前記遠隔会議の内容を記録した議事録データを生成可能な議事録サーバであって、
    前記遠隔会議の実行時に生成または入力された前記メディアデータを、前記会議端末から受信して記憶するデータ記憶手段と、
    少なくとも前記会議端末から受信した、前記遠隔会議の実行時に使用された前記画像データのレイアウトを示すレイアウト情報を、ユーザの属性情報と対応付けて記憶するレイアウト記憶手段と、
    前記議事録データを要求する議事録要求コマンドが前記議事録サーバで入力または前記会議端末から受信され、且つ、入力または受信された前記議事録要求コマンドに前記属性情報が含まれている場合に、前記レイアウト記憶手段に記憶されている前記レイアウト情報のうちで、前記議事録要求コマンドに含まれる前記属性情報に対応する前記レイアウト情報を選択するレイアウト選択手段と、
    前記データ記憶手段に記憶されている前記メディアデータに基づいて、前記レイアウト選択手段によって選択された前記レイアウト情報が示す前記レイアウトで構成された前記議事録データを作成する議事録作成手段と
    前記議事録作成手段で作成された前記議事録データを、前記議事録要求コマンドが入力された前記議事録サーバ、または前記議事録要求コマンドを送信した前記会議端末に出力する議事録出力手段と
    を備えたことを特徴とする議事録サーバ。
  8. 相互に送受信される画像データまたは音声データを含むメディアデータによって遠隔会議を実行する複数の会議端末と、前記遠隔会議の内容を記録した議事録データを生成可能な議事録サーバとが、ネットワークを介して接続された会議システムで実行される議事録作成方法であって、
    前記会議端末は、
    前記遠隔会議の実行時に生成または入力された前記メディアデータと、前記遠隔会議の実行時に使用された前記画像データのレイアウトを示すレイアウト情報とを、前記議事録サーバに送信するデータ送信ステップを実行し、
    前記議事録サーバは、
    前記会議端末から受信した前記メディアデータを記憶するデータ記憶手段と、少なくとも前記会議端末から受信した前記レイアウト情報を、ユーザの属性情報と対応付けて記憶するレイアウト記憶手段とを備えており、
    前記議事録データを要求する議事録要求コマンドが前記議事録サーバで入力または前記会議端末から受信され、且つ、入力または受信された前記議事録要求コマンドに前記属性情報が含まれている場合に、前記レイアウト記憶手段に記憶されている前記レイアウト情報のうちで、前記議事録要求コマンドに含まれる前記属性情報に対応する前記レイアウト情報を選択レイアウト選択ステップと、
    前記データ記憶手段に記憶されている前記メディアデータに基づいて、前記レイアウト選択ステップによって選択された前記レイアウト情報が示す前記レイアウトで構成された前記議事録データを作成する議事録作成ステップと
    前記議事録作成ステップで作成された前記議事録データを、前記議事録要求コマンドが入力された前記議事録サーバ、または前記議事録要求コマンドを送信した前記会議端末に出力する議事録出力ステップと
    を実行することを特徴とする議事録作成方法。
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