JP2016035618A - 旅行企画支援システム、旅行企画支援方法、及び旅行企画支援プログラム - Google Patents

旅行企画支援システム、旅行企画支援方法、及び旅行企画支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ソーシャルネットワーキングサービス等の外部の情報処理システムの情報を基に、旅行商品の企画を支援する。
【解決手段】1以上の訪問地と、訪問地と発着地との間、又は訪問地間の移動とを組み合わせてなる旅行行程を含む旅行商品の企画を支援する旅行企画支援システム1であって、旅行商品の属性及び行程を記憶している旅行商品記憶部1011と、旅行商品に組み込まれるべき訪問地に関する情報が記憶されている外部の情報処理システム5から、訪問地及び訪問地の属性を表す訪問地属性情報を、旅行商品の追加行程候補情報として取得する追加行程候補取得部1021と、取得した追加行程候補情報に含まれる訪問地の属性が、記憶している旅行商品の属性を満たしているか否かを判断し、満たしていると判断した場合には、追加行程候補を旅行商品の行程に追加する行程追加部1032とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、旅行企画支援システム、旅行企画支援方法、及び旅行企画支援プログラムに関する。
旅行業者が募集するパッケージツアーは、旅行商品の造成担当者(企画担当者)が過去の旅行商品の利用状況や観光地の利用状況、ドラマや広告媒体による観光地の知名度などのデータを基に作成している。一方、近年になり、インターネット上でホテルや旅館等の予約を受け付ける技術やソーシャルメディアによる旅行先、観光地の口コミが普及している。
例えば、顧客に適したツアーをスムーズに選択可能で、顧客に対してツアー内容を容易に理解できるように説明することができ、しかも顧客の希望に合わせて容易にツアー内容をカスタマイズすることが可能であるとする旅行支援システムが、特許文献1に開示されている。また、簡単な操作で個人の嗜好に合った旅行プランを作成し、旅行履歴をサーバにアップロードすることによって、自身および他人の旅行プランを有効に活用することができるとする旅行プラン作成システムおよび作成方法が、特許文献2に開示されている。
特開2003−30287号公報 特開2010−3158号公報
特許文献1では、観光地に関する情報が記録されたデータベースと、宿泊施設に関する情報が記録されたデータベースと、オプションツアーに関する情報が記録されたデータベースを有し、ベースツアーの内容が複数記録され、端末操作により各種情報を閲覧可能であり、ベースツアーの内容はオリジナルのツアー内容に変更することおよびデータベースに記録されている情報を利用してガイドブック作成が可能であるとしているが、データベースに記録されている情報は必ずしも口コミで絶賛されている、多くの旅行利用者が購入したくなるような魅力ある商品データとは限らない。したがって、同文献では、より魅力ある商品を提供し、他の旅行業者との差別化を図ることは困難である。
特許文献2は、簡単な操作で個人の嗜好に合った旅行プランを作成し、旅行履歴をサーバにアップロードすることによって、自身および他人の旅行プランを有効に活用することを可能にするとしているが、これはあくまで個人を操作対象とした、個人による旅行プランを作成するものである。したがって、同文献では、旅行業者が旅行パッケージとして利用者に対して提供する旅行商品を企画することは難しい。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その一つの目的は、ソーシャルネットワーキングサービス等の外部の情報処理システムの情報を基に、旅行商品の企画を支援することが可能な、旅行企画支援システム、旅行企画支援方法、及び旅行企画支援プログラムを提供することにある。
前述の及び他の課題を解決するための本発明の一態様は、少なくとも一の訪問地と、前記訪問地と発着地との間、又は前記訪問地間の移動とを組み合わせてなる旅行行程を含む旅行商品の企画を支援するための旅行企画支援システムであって、前記旅行商品の属性及び行程を記憶している旅行商品記憶部と、前記旅行商品に組み込まれるべき前記訪問地に関する情報が記憶されている外部の情報処理システムから、前記訪問地及び当該訪問地の属性を表す訪問地属性情報を、前記旅行商品の追加行程候補情報として取得する追加行程候補取得部と、前記取得した追加行程候補情報に含まれる前記訪問地の属性が、前記記憶している前記旅行商品の属性を満たしているか否かを判断し、前記旅行商品の属性を満たしていると判断した場合には、前記追加行程候補を前記旅行商品の行程に追加する行程追加部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、ソーシャルネットワーキングサービス等の外部の情報処理システムの情報を基に、旅行商品の企画を支援することができる。
図1は、本実施形態に係る旅行企画支援システム1の構成の一例を示した図である。 図2は、旅行企画支援装置10が管理する情報を説明する図である。 図3は、商品情報レコード2011の一例を示す図である。 図4は、行程レコード2019の一例を示す図である。 図5は、SNS出力情報テーブル203の一例を示す図である。 図6は、訪問地情報取得処理を説明するフローチャートである。 図7は、訪問地登録処理を説明するフローチャートである。 図8は、検索処理を説明するフローチャートである。 図9は、検索処理を説明するフローチャートである。 図10は、検索処理を説明するフローチャートである。 図11は、カウンタテーブル219の一例を示す図である。 図12は、読込処理を説明するフローチャートである。 図13は、行程番号ワークレコード211の構成を示す図である。 図14は、端末回答用第1ワーク207の一例を示す図である。 図15は、端末回答用第2ワーク209の一例を示す図である。 図16は、端末回答編集処理の処理を説明するフローチャートである。 図17は、端末回答出力テーブル205の一例を示す図である。 図18は、出力処理を説明するフローチャートである。 図19は、出力処理を説明するフローチャートである。 図20は、行程退避レコード第1ワーク215の一例を示す図である。 図21は、行程退避レコード第2ワーク217の一例を示す図である。 図22は、パンフレット作成用テーブル213の一例を示す図である。 図23は、旅行商品造成端末3に回答される画面イメージを示した図である。
本実施形態に係る旅行企画支援システム1につき、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態に係る旅行企画支援システム1の構成の一例を示している。本実施形態の旅行企画支援システム1は、旅行業者の店舗、事務所等に設置される旅行商品造成端末3と、通信ネットワーク2を介して旅行商品造成端末3と接続する旅行企画支援装置10と、通信ネットワーク4を介して旅行企画支援装置10と接続する複数の旅行予約サイト6と、旅行商品造成端末3及び旅行企画支援装置10と通信ネットワーク2を介して接続するソーシャル・ネットワーキング・サービス(Social Networking Service、以下「SNS」)サーバ5とを含んで構成されている。
旅行商品造成端末3は、旅行業者の店舗、事務所等に設置される情報処理装置(コンピュータ)である。旅行商品造成端末3は、旅行企画支援装置10と通信ネットワーク2を介してサーバ−クライアント方式で接続されている。また、旅行商品造成端末3は、通信ネットワーク2を介してSNSサーバ5にアクセスし、観光地、観光施設、及びこれらの詳細(例えば営業期間、休館日、利用条件)を検索することができる。なお、本明細書では、旅行商品とは、出発日から帰着日までの一連の訪問地(観光地)、宿泊施設、及びその間の交通機関等の移動手段に関する時系列の情報の総体を意味するものとする。また、旅行商品は、そのような情報の総体として構成される商品としてのパッケージツアーをも意味する。
SNSサーバ5は、例えば、旅行業者の店舗、事務所等の施設の外部に設置された情報処理システムであり、特定または不特定の複数の者がアクセスすることが可能である。SNSサーバ5は、例えばソーシャル・ネットワーキング・サービスの管理業者により管理されるサーバ装置(コンピュータ)を含んで構成される。SNSサーバ5には、旅行商品に組み込むことができるような、観光地等の各種スポット(以下、「訪問地」という)に関する情報や、訪問地に関する口コミ、感想、評判等の情報が、SNSサーバ5の利用者によってリアルタイムに追加、更新されている。なお、SNSサーバ5は、本システム1における情報収集のための専用サーバとして設置してもよいし、既存の各種SNSサービスのサーバを利用するものとしてもよい。
通信ネットワーク2は、例えばLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット、専用線、光ファイバなどの、有線又は無線の通信網である。通信ネットワーク4は、例えばLAN、WAN、インターネットや無線LAN、携帯電話網等の有線又は無線の通信網である。
旅行予約サイト6は、旅行業者が運営するWebサイトで、契約宿泊施設(ホテルや旅館等)の宿泊予約サービスを提供している。旅行商品造成端末3にはインターネットブラウザ等の通信プログラムが組み込まれており、旅行業者の旅行商品造成担当者からの操作指示に従い、旅行企画支援装置10を介して旅行予約サイト6に接続し、宿泊プラン検索や予約操作が可能なWebページにアクセスし、宿泊プランの検索、予約を行うことができる。このような機能は、例えば、旅行予約サイト6に、検索や予約機能を提供するWeb API(Application Program Interface)を実装することで実現される。なお、この場合、旅行企画支援装置10は、旅行予約サイト6と同様に宿泊施設に関する在庫を持って、ユーザへ宿泊予約サービスを提供してもよい。これは、旅行企画支援装置10に、旅行予約サイト6を内包する形態と言える。
旅行企画支援装置10は、旅行業者が管理する情報処理装置(コンピュータ)である。図1に示すように、旅行企画支援装置10は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ11と、メモリ12(RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、NVRAM(Non-Volatile RAM)等)と、旅行商品造成端末3、SNSサーバ5、及び旅行予約サイト6と通信するための通信装置13と、タッチパネルや操作ボタン等の入力装置14と、液晶ディスプレイ、プリンタ等の出力装置15と、ハードディスクやSSD(Solid State Drive)等の記憶装置16とを備える。
記憶装置16は、旅行商品記憶部1011を含む記憶処理部101と、旅行商品造成端末3、SNSサーバ5、及び旅行予約サイト6と通信を行う通信処理部102と、検索処理部103と、出力処理部104と、これらの各処理部でのデータ処理を制御する制御処理部105とを格納している。
記憶処理部101は、旅行商品や訪問地に関する情報を記憶、管理する。このうち旅行商品記憶部1011は、旅行商品の情報を記憶する。
通信処理部102は、追加行程候補取得部1021を含む。追加行程候補取得部1021は、SNSサーバ5から、訪問地及び訪問地の属性を表す情報(以下、「訪問地属性情報」という)を、旅行商品の追加行程候補情報として取得する。
検索処理部103は、追加行程候補取得部1021で取得した追加行程候補情報に基づき、旅行商品に組み込むことができる訪問地を検索する。検索処理部103は、読込処理部1031、及び行程追加部1032を含む。読込処理部1031は、記憶処理部101によって記憶されている情報を読み込む。行程追加部1032は、追加行程候補取得部1021で取得した追加行程候補情報に含まれる訪問地の属性が、旅行商品記憶部1011で記憶している旅行商品の情報の属性を満たしているか否かを判断し、旅行商品の属性を満たしていると判断した場合には、追加行程候補を旅行商品の行程に追加する。
出力処理部104は、端末回答編集処理部1041と、旅行商品出力処理部1042とを含む。端末回答編集処理部1041は、検索処理部103による検索の結果を旅行商品造成端末3へ返信する。また、端末回答編集処理部1041は、行程追加部1032により、訪問地の属性が、旅行商品の属性を満たしていると判断された場合には、その旨を示す情報を出力すると共に、追加する追加行程候補を特定する情報を出力する。旅行商品出力処理部1042は、検索処理部103による検索の結果に基づき、電子パンフレット等として使用できるように、追加行程候補を追加した旅行商品の行程一覧を出力する。
記憶装置16に格納されている以上の機能は、旅行企画支援装置10のハードウエア(例えば集積回路で設計する)によって、もしくは、旅行企画支援装置10のプロセッサ11が、メモリ12や記憶装置16に格納されているプログラムを読み出して実行することにより実現される。なお、このプログラムは、メモリカード、光ディスク等の他の記録媒体に記録したものであってもよい。
図2は、旅行企画支援装置10が管理する情報を説明する図である。同図に示すように、記憶処理部101は、商品造成テーブル201と、SNSサーバ5から検索した訪問地の検索結果を保持するSNS出力情報テーブル203と、SNSサーバ5の検索結果に基づき旅行商品の行程として追加可能な行程の情報を旅行商品造成端末3に提供するための端末回答出力テーブル205と、上記検索結果を一時的に保持するための端末回答用第1ワーク207及び端末回答用第2ワーク209(以下、端末回答用第1ワーク207及び端末回答用第2ワーク209を、「端末回答用ワーク」と総称する)と、追加可能な行程についての情報を一時的に退避する行程番号ワークレコード211と、旅行商品のパンフレットを作成するための情報を格納したパンフレット作成用テーブル213と、上記行程を追加するための情報を一時的に退避するために用いられる行程退避レコード第1ワーク215及び行程退避レコード第2ワーク217と、各テーブルのレコードを読み込むために用いられるカウンタテーブル219とを記憶し管理している。
商品造成テーブル201は、旅行商品の属性及び行程に関する情報を記録している。この旅行商品は、少なくとも一の訪問地と、訪問地と発着地との間、又は訪問地間の移動とを組み合わせてなる旅行行程を含んでいる。
商品造成テーブル201は、以下に説明するように、商品情報レコード(オーナレコード)と、行程レコード(メンバレコード)とを含んで構成されている。
図3は商品情報レコード2011の一例を示している。同図に示すように、商品情報レコード2011は、商品番号2012、商品名2013、利用開始日2014、利用終了日2015、小児フラグ2016、女性フラグ2017、及び男性フラグ2018の各項目を含む少なくとも1つ以上のレコードから構成されている。このうち商品番号2012は、旅行商品ごとに割り当てられた識別符号である。商品名2013は、商品番号2012の旅行商品の名称である。
利用開始日2014は、商品番号2012の旅行商品の利用開始日(例えば出発日)である。利用終了日2015は、商品番号2012の旅行商品の利用終了日(例えば帰着日)である。利用開始日2014及び利用終了日2015により、旅行期間が特定される。
小児フラグ2016は、商品番号2012の旅行商品が小児を対象としているか否かを示しており、具体的には、小児フラグ2016に0が格納されている場合は、その旅行商品は小児を対象としていることを示し、小児フラグ2016に1が格納されている場合は、その旅行商品は小児を対象としていない(小児の利用が制限されている)ことを示している。女性フラグ2017は、商品番号2012の旅行商品が女性を対象としているか否かを示しており、具体的には、女性フラグ2017に0が格納されている場合は、その旅行商品は女性を対象としていることを示し、女性フラグ2017に1が格納されている場合は、その旅行商品は女性を対象としていない(女性の利用が制限されている)ことを示している。男性フラグ2018は、商品番号2012の旅行商品が男性を対象としているか否かを示しており、具体的には、男性フラグ2018に0が格納されている場合は、その旅行商品は男性を対象としていることを示し、男性フラグ2018に1が格納されている場合は、その旅行商品は男性を対象としていない(男性の利用が制限されている)ことを示している。小児フラグ2016、女性フラグ2017、及び男性フラグ2018により、旅行商品の利用が可能な者が特定される。例えば、小児フラグ2016、及び男性フラグ2018が1の場合には、その旅行商品は大人の女性限定の商品となる。なお、これらの利用制限を示すフラグは一例であり、この他に、あるいはいずれかに代えて未成年、幼児等の利用を制限することを示すフラグを設定しても構わない。
図4は行程レコード2019の一例を示している。同図に示すように、行程レコード2019は、旅行商品における各旅行行程の情報を記録している。行程レコード2019は、商品情報レコード2011の商品番号2012に対応づけられた(商品番号2012をキーとした)レコードであり、商品番号2012の旅行商品が提供する行程に関する情報を記録している。行程レコード2019は、商品番号2020、行程番号2021、行程種別2022、利用施設2023、乗車地2024、降車地2025、利用開始日2026、利用終了日2027、曜日フラグ2028、及び定員フラグ2029の各項目を含む。
このうち商品番号2020は旅行商品ごとに割り当てられた識別符号であり、商品情報レコード2011の商品番号2012に対応づけられている。行程番号2021は、各行程に割り当てられた番号である。行程種別2022は、行程番号2021の行程の種別(移動手段(列車、船車等)、移動目的(観光、宿泊等))である。利用施設2023は、行程番号2021の行程の目的地、または目的地までの移動手段である。乗車地2024は、行程番号2021の行程における出発地(乗車地)である。降車地2025は、行程番号2021の行程における目的地(降車地)である。利用開始日2026は、行程番号2021の行程の出発日(乗車日)である。利用終了日2027は、行程番号2021の行程の目的地到達日(降車日)である。曜日フラグ2028は、利用開始日2026の日から利用終了日2027の日までのそれぞれの日に該当する曜日である。具体的には、1〜7のそれぞれの値に対して、月曜日、火曜日、水曜日、木曜日、金曜日、土曜日、日曜日が割り当てられている。定員フラグ2029は、行程番号2021の行程に定員枠が設けられているか否かを示しており、具体的には、定員フラグ2029に0が格納されている場合はその行程に定員枠が設けられていないことを示し、定員フラグ2029に1が格納されている場合はその行程に定員枠が設けられていることを示している。
次に、SNS出力情報テーブル203について説明する。図5は、SNS出力情報テーブル203の一例を示している。同図に示すように、SNS出力情報テーブル203は、SNSサーバ5から取得した訪問地属性情報を記録している。
SNS出力情報テーブル203は、番地2031、利用施設2032、利用開始日2033、利用終了日2034、休日フラグ2035、小児フラグ2036、女性フラグ2037、男性フラグ2038、及び定員フラグ2039の各項目を含む少なくとも1つ以上のレコードを含んで構成されている。
このうち番地2031は、各レコードに割り当てられた番地(データ格納場所)である。利用施設2032は、訪問地を特定する情報(例えば施設の名称)である。利用開始日2033は、利用施設2032を訪問可能となる開始日である。利用終了日2034は、利用施設2032を訪問可能な最終日(終了日)である。利用開始日2033及び利用終了日2034により、訪問地への訪問が可能な期日ないし期間(例えば営業期間)が特定される。なお、訪問地の施設が当面営業中であり、特に終了日を定めていない場合は、利用終了日2034には「9999/99/99」が設定される。休日フラグ2035は、利用施設2032への訪問が不可能な休業日(休館日、運休日の意味も含める)を曜日で表したものである。具体的には、1〜7までのそれぞれに対して、月曜日、火曜日、水曜日、木曜日、金曜日、土曜日、日曜日が割り当てられている。
小児フラグ2036は、利用施設2032が小児を対象としているか否かを示しており、具体的には、小児フラグ2036に0が格納されている場合は、利用施設2032は小児を対象としていることを示し、小児フラグ2036に1が格納されている場合は、利用施設2032は小児を対象としていない(小児の利用が制限されている)ことを示している。女性フラグ2037は、利用施設2032が女性を対象としているか否かを示しており、具体的には、女性フラグ2037に0が格納されている場合は、利用施設2032は女性を対象としていることを示し、女性フラグ2037に1が格納されている場合は、利用施設2032は小児を対象としていない(女性の利用が制限されている)ことを示している。男性フラグ2038は、利用施設2032が男性を対象としているか否かを示しており、具体的には、男性フラグ2038に0が格納されている場合は、利用施設2032は男性を対象としていることを示し、男性フラグ2038に1が格納されている場合は、利用施設2032は男性を対象としていない(男性の利用が制限されている)ことを示している。小児フラグ2036、女性フラグ2037、及び男性フラグ2038により、訪問地への訪問が可能な者が特定される。なお、商品情報レコード2011(図3)と同様に、これらの利用制限を示すフラグは一例であり、この他に、あるいはいずれかに代えて未成年、幼児等の利用を制限することを示すフラグを設定しても構わない。
定員フラグ2039は、利用施設2032に定員枠が設けられているか否かを示しており、具体的には、定員フラグ2039に0が格納されている場合は利用施設2032に定員枠が設けられていないことを示し、定員フラグ2039に1が格納されている場合は利用施設2032に定員枠が設けられていることを示している。
<処理説明>
次に、旅行企画支援システム1において行われるデータ処理について説明する。
<訪問地情報取得処理>
まず、旅行企画支援システム1は、SNSサーバ5から、旅行商品に組み込まれるべき訪問地に関する情報を検索して取得する処理(以下、訪問地情報取得処理という)を行う。
図6は、訪問地情報取得処理を説明するフローチャートである。同図に示すように、まず、例えば旅行業者の旅行商品造成担当者の操作により、旅行商品造成端末3は、旅行商品の訪問地周辺で人気のあるスポット、観光地、施設等の訪問地を検索し(例えば復路出発地をキーワードとして検索し)、取得する(S301)。なお、検索でヒットした訪問地の数は検索キーワードによっては膨大となることも考えられるため、常に最新の情報やキーワードを利用して検索することが好ましい。なお、以下では、旅行商品造成端末3は、n件の訪問地を取得したとする。
次に、旅行商品造成端末3は、S301で取得した訪問地のそれぞれについて、その訪問地の属性に関する情報を、SNSサーバ5を介して検索し、取得する(S302)。具体的には、旅行商品造成端末3は、例えば、その訪問地への訪問が可能となる日(利用開始日)、利用が可能な最終日(利用終了日)、訪問が不可能な日(休日)、小児の利用が限定されているか否か、女性の利用が限定されているか否か、男性の利用が限定されているか否か、定員枠が設けられているか否かの検索を行う。
なお、以上では、旅行業者の旅行商品造成担当者が、旅行商品造成端末3を操作、検索することで処理が開始されることとしたが、旅行商品造成端末3が所定時間間隔または任意のタイミングで、もしくはリアルタイムで検索処理を自動的に開始するようにしてもよい。あるいは、旅行企画支援装置10に、定期的に指定のSNSサーバ5を巡回して訪問地情報を収集するクローラ機能を備えることもできる。
<訪問地登録処理>
次に、旅行企画支援システム1は、取得した訪問地及びその訪問地の属性に関する情報、すなわち訪問地属性情報を、SNS出力情報テーブル203へ登録する。
図7は、旅行企画支援システム1において行われる、訪問地及び訪問地属性情報をSNS出力情報テーブル203へ登録する処理(以下、訪問地登録処理という)を説明するフローチャートである。なお、この処理は、旅行業者の旅行商品造成担当者が旅行商品造成端末3を操作して開始してもよいし、旅行企画支援装置10が、所定時間間隔または任意のタイミングで、もしくはリアルタイムで旅行商品造成端末3に自動的に処理開始要求を送信し、これを受信した旅行商品造成端末3が処理を開始するようにしてもよい。また、旅行商品造成端末3は旅行企画支援装置10に登録要求を送信することで開始するようにしてもよい。あるいは、前記のように旅行企画支援装置10がSNSサーバ5から取得した訪問地情報を自ら登録するように構成してもよい。
まず、旅行商品造成端末3は、訪問地情報取得処理で取得した1件目の訪問地属性情報を旅行企画支援装置10に送信し、旅行企画支援装置10は、受信した訪問地属性情報をSNS出力情報テーブル203へ登録する(S401)。例えば、旅行企画支援装置10は、利用施設2032、利用開始日2033、利用終了日2034、休日フラグ2035、小児フラグ2036、女性フラグ2037、男性フラグ2038、及び定員フラグ2039の内容をSNS出力情報テーブル203の新たなレコードに追加する。
旅行商品造成端末3は、訪問地情報取得処理で取得した2件目の訪問地属性情報を旅行企画支援装置10に送信し、旅行企画支援装置10は、受信した訪問地属性情報をSNS出力情報テーブル203へ登録する(S402)。以下、同様に、旅行商品造成端末3が保持しているn件目の訪問地属性情報まで、旅行商品造成端末3は、訪問地属性情報をSNS出力情報テーブル203に登録する(S403)。
次に、旅行企画支援装置10は、SNS出力情報テーブル203に登録された訪問地属性情報と、商品造成テーブル201に登録されている旅行商品との比較を行い、訪問地を旅行商品に組込めるか否かを検定する検索処理を行う。
<検索処理>
図8〜10は、旅行企画支援装置10によって行われる検索処理を説明するフローチャートである。なお、この検索処理は、例えば、旅行業者の旅行商品造成担当者が旅行商品造成端末3を操作し、訪問地を組み込む旅行商品(以下、対象商品という)を指定して旅行企画支援装置10に送信した場合(例えば旅行商品造成端末3の入力装置により指定し、送信する)に開始される。
図8に示すように、S500で処理を介した旅行企画支援装置10は、まずカウンタテーブル219の初期化を行う(S501)。
図11はカウンタテーブル219の一例を示している。同図に示すように、カウンタテーブル219は、カウンタ(a)2191、及びカウンタ(b)2192を含む。カウンタ(a)2191には、SNS出力情報テーブル203のレコードを特定する情報が格納され、カウンタ(b)2192には、行程レコード2019におけるレコードの数を特定する情報が格納される。旅行企画支援装置10は、S501において、カウンタ(a)2191に「1」(1件目のレコード)を設定し、カウンタ(b)2192に行程レコード2019のレコード総数を設定する。
次に、旅行企画支援装置10は、商品造成テーブル201、及びSNS出力情報テーブル203の内容を読み込む処理(以下、「読込処理」という)を行う(図8のS502)。
図12は、読込処理を説明するフローチャートである。同図に示すように、旅行企画支援装置10は、S5020で読込処理を開始すると、対象商品の最後の行程番号を読み込み(S5021)、読み込んだ行程番号を行程番号ワークレコード211に格納する(S5022)。具体的には、旅行企画支援装置10は商品造成テーブル201における対象商品の行程レコード2019のうち、最終のレコードの行程番号を読み込む。これにより、最終の行程番号を一時的に退避する。
図13は行程番号ワークレコード211の構成を示している。同図に示すように、行程番号ワークレコード211は、番地2111、及び行程番号2112の各項目を含む。番地2111には、各レコードに割り当てられた番地が格納され、行程番号2112には、旅行商品の行程番号が格納される。旅行企画支援装置10は、上記のS5022において、読み込んだ行程番号を行程番号2112に格納する。この行程番号ワークレコード211は、後述するように、最終の行程(通常は復路の行程)の前に新たな行程を追加するために用いられる。
旅行企画支援装置10は、対象商品への追加の可否を検定する(a)件目の訪問地(以下、「追加行程候補」という)を読み込む(S5023)。具体的には、SNS出力情報テーブル203の(a)件目のレコードから訪問地属性情報を読み込む。例えば、旅行企画支援装置10は、カウンタテーブル219のカウンタ(a)2191に「1」が設定されている場合には、1件目のレコードを読み込む。
次いで、旅行企画支援装置10は、対象商品における、(b)件目の行程を読み込む(S5024)。具体的には、商品造成テーブル201の(b)件目の行程レコード2019を読み込む。
さらに、旅行企画支援装置10は、S5023で読み込んだ追加行程候補のレコードを、端末回答用第1ワーク207、及び端末回答用第2ワーク209から読み込む(S5025)。
図14は、端末回答用第1ワーク207の一例を示している。端末回答用第1ワーク207は、番地2071、検索結果2072、商品番号2073、追加行程番号2074、及び利用施設2075の各項目を含む少なくとも1つ以上のレコードを含んで構成されている。番地2071には、各レコードに割り当てられた番地が格納される。検索結果2072には、追加行程候補が対象商品の行程に追加可能と判定されている場合に「OK」が格納される。商品番号2073には、旅行商品のそれぞれに割り当てられた番号が格納される。追加行程番号2074には、旅行商品の各行程に割り当てられた番号が格納される。利用施設2075には、追加行程候補を特定する情報が格納される。
図15は、端末回答用第2ワーク209の一例を示している。端末回答用第2ワーク209は、番地2091、検索結果2092、商品番号2093、追加行程番号2094、及び利用施設2095の各項目を含む少なくとも1つ以上のレコードを含んで構成されている。番地2091には、各レコードに割り当てられた番地が格納される。検索結果2092には、追加行程候補が対象商品の行程に追加不可能と判定されている場合に「NG」が格納される。商品番号2093には、旅行商品のそれぞれに割り当てられた番号が格納される。追加行程番号2094には、追加行程が発生しない場合に「△」(スペース)が格納される。利用施設2095には、追加行程候補を特定する情報が格納される。
図8に戻り、旅行企画支援装置10は、読込処理で読込んだ追加行程候補(図面では「観光地候補」とも記載)に対して、対象商品の属性に関する検定を行うべく、以下に説明するようなマッチング処理を行う(S503)。
ここで、対象商品の属性の一つである旅行期間について考えると、旅行者が旅行目的地(復路出発地)から出発地(往路出発地)に戻る最終行程が組まれている日、すなわち最終日には、その日の交通機関の出発時間帯により、追加行程候補を実際に対象商品に組めない場合がある。したがって、追加行程候補を組み込めるのは、少なくとも、最終日(出発地への戻り日)の前日以前であることが好ましい。そこで本実施形態では、最終日の前日に訪問地を組み込むこととする。
すなわち、旅行企画支援装置10は、対象商品の旅行期間の最終日の前日が、追加行程候補の利用開始日から利用終了日の間に該当しているか否かを判断する(S504)。具体的には、旅行企画支援装置10は、対象商品の利用終了日2015の日から1をマイナスした日が、追加行程候補の利用開始日2033の日から利用終了日2034の日の間に該当するかを判断する。
対象商品の旅行期間の最終日の前日が、追加行程候補の利用開始日から利用終了日の間に該当している場合は(S504:YES)、S505に進み、該当していない場合は(S504:NO)、後述するS702に進む。
次いで、S505では、旅行企画支援装置10は、対象商品の旅行期間の最終日の前日が、追加行程候補の休業日(休館日、休園日等)に該当するか否かの判断を行う。具体的には、旅行企画支援装置10は、対象商品の利用終了日2015の日の前日の曜日と、追加行程候補の曜日フラグ2028の曜日とを比較する。
対象商品の旅行期間の最終日の前日が、追加行程候補の休業日に該当しない(追加行程候補が利用可能な)場合には(S505:YES)、S506に進み、該当する場合には(S505:NO)、後述するS702に進む。
次に、旅行企画支援装置10は、追加行程候補に定員枠の設定があるかを判断する。追加行程候補の施設に定員枠が設定されていると、当日旅行者がその追加行程候補に出向いても、満員もしくは満席のため利用できないという可能性があり、旅行者は不便を感じることになる。そこで、追加行程候補に定員枠が設定されている場合には、以下のように追加行程候補を対象商品に組み込まないようにする。
具体的には、旅行企画支援装置10は、S5023で読込んだ追加行程候補の定員フラグ2039に0が設定されているか否かを判断する。定員フラグ2039に0が設定されている場合は、S601に進み、定員フラグ2039に1が設定されていれば、後述するS702に進む。
引き続き、図9を参照して検索処理について説明する。図9に示すように、次に旅行企画支援装置10は、対象商品、及び追加行程候補に係る利用者の制限(小児利用制限、男性利用制限、女性利用制限)について判断をする(S601〜S606)。
まず旅行企画支援装置10は、小児利用の制限について判断を行う。すなわち、旅行企画支援装置10は、対象商品に小児の利用が制限されているか否かを判断する(S601)。まず、旅行企画支援装置10は、対象商品の小児フラグ2016が1であれば(S601:NO)、S603に進み、対象商品の小児フラグ2016が0であれば(S601:YES)、S602に進む。
S602では、旅行企画支援装置10は、追加行程候補において小児の利用が制限されているか否かを判断する。具体的には、旅行企画支援装置10は、追加行程候補の小児フラグ2036が1であれば(S602:NO)、後述するS702に進み、追加行程候補の小児フラグ2036が0であれば(S602:YES)、S603に進む。
続いて、旅行企画支援装置10は、対象商品、及び追加行程候補の男性利用の制限について比較を行う。まず、旅行企画支援装置10は、対象商品の男性の利用が制限されているか否かを判断する。具体的には、旅行企画支援装置10は、対象商品の男性フラグ2018が1であれば(S603:NO)、S605に進み、対象商品の男性フラグ2018が0であれば(S603:YES)、S604に進む。
S604では、旅行企画支援装置10は、追加行程候補において男性の利用が制限されているか否かを判断する(S604)。具体的には、旅行企画支援装置10は、追加行程候補の男性フラグ2038が1であれば(S604:NO)、後述するS702に進み、追加行程候補の男性フラグ2038が0であれば(S604:YES)、S605に進む。
続いて、旅行企画支援装置10は、対象商品、及び追加行程候補の女性利用の制限について比較を行う。まず、旅行企画支援装置10は、対象商品に女性の利用が制限されているか否かを判断する(S605)。具体的には、旅行企画支援装置10は、対象商品の女性フラグ2017が1であれば(S605:NO)、S701に進み、対象商品の女性フラグ2017が0であれば(S605:YES)、S606に進む。
S606では、旅行企画支援装置10は、追加行程候補において女性の利用が制限されているか否かを判断する。具体的には、旅行企画支援装置10は、追加行程候補の女性フラグ2037が1であれば(S606:NO)、後述するS702に進み、追加行程候補の女性フラグ2037が0であれば(S606:YES)、S701に進む。
図10を参照すると、S701では、旅行企画支援装置10は、端末回答用第1ワーク207に、追加行程候補が対象商品の行程の復路行程(最終行程)の前に追加可能と判定されたことを記録する。すなわち、旅行企画支援装置10は新たにレコードを作成し、そのレコードの検索結果2072に「OK」を格納し、商品番号2073には対象商品の商品番号(商品情報レコード2011の商品番号2012から取得)を格納する。また、追加行程番号2074には、対象商品の最終の行程番号+1の値を格納する。これは、復路行程(最終行程)の直前に追加行程候補が追加されると行程数が1つ増えるため、最終の行程番号をカウントアップする必要があるためである。また、利用施設2075には追加行程候補を特定する情報(例えば、利用施設2023に対応する、行程の目的地)を格納する。その後はS703に進む。
一方、S702では、旅行企画支援装置10は、端末回答用第2ワーク209に、追加行程候補が対象商品の行程の復路行程(最終行程)の前に追加不可能と判定されたことを記録する。すなわち、旅行企画支援装置10は、新たにレコードを作成し、そのレコードの検索結果2092に「NG」を格納し、商品番号2093に対象商品の商品番号(商品情報レコード2011の商品番号2012から取得)を格納し、追加行程番号2094には、「△」(スペース)を格納し、利用施設2095に追加行程候補を特定する情報(例えば、利用施設2023に対応する、行程の目的地)を格納する。その後はS703に進む。
S703において、旅行企画支援装置10は、SNS出力情報テーブル203を参照し、以上の判定を行った追加行程候補が最後の候補か否かを判断する。最後である場合は(S703:YES)、S705に進み、最後で無い場合は(S704:NO)、次のレコードを読み込むため、現在の(a)の値に1加えた値をカウンタテーブル219のカウンタ(a)2191に格納し、図8のS502に戻る。
このように、旅行企画支援装置10は、SNS出力情報テーブル203から読み込んだ全ての訪問地(追加行程候補)について、対象商品に組み込むことができるかの判定を行う。
S705では、旅行企画支援装置10は、検索処理の結果を旅行商品造成端末3へ返信する処理(以下、「端末回答編集処理」という)を行う。
<端末回答編集処理>
図16は、端末回答編集処理の処理を説明するフローチャートである。同図に示すように、旅行企画支援装置10は、S7050で処理を開始すると、端末回答用第1ワーク207の内容を端末回答出力テーブル205に記録する(S7051)。また、旅行企画支援装置10は、端末回答用第2ワーク209の内容を端末回答出力テーブル205に記録して処理を終了する(S7052,S7053)。
図17は、端末回答出力テーブル205の一例を示している。端末回答出力テーブル205は、番地2051、検索結果2052、商品番号2053、追加行程番号2054、及び利用施設2055の各項目を含む少なくとも1つ以上のレコードを含んで構成されている。番地2051には、各レコードに割り当てられた番地が格納される。検索結果2052には、訪問地(追加行程候補)が対象商品の行程に追加可能であったか否かを示す情報が格納され、具体的には、端末回答用第1ワーク207の検索結果2072又は端末回答用第2ワーク209の検索結果2092の内容が格納される。商品番号2053には、各旅行商品に割り当てられた商品番号が格納され、具体的には、端末回答用第1ワーク207の商品番号2073又は端末回答用第2ワーク209の商品番号2093の内容が格納される。追加行程番号2054には、追加する追加行程候補の行程番号が格納され、具体的には端末回答用第1ワーク207の追加行程番号2074又は端末回答用第2ワーク209の追加行程番号2094が格納される。利用施設2055には、訪問地(追加行程候補)を特定する情報が格納され、具体的には端末回答用第1ワーク207の利用施設2075又は端末回答用第2ワーク209の利用施設2095の内容が格納される。
次に、図10のS706では、旅行企画支援装置10は、対象商品の属性を満たした追加行程候補を追加した、旅行商品の行程の一覧表(電子パンフレット)を出力する処理(以下、「出力処理」という)を行う。
<出力処理>
図18、及び図19は、出力処理を説明するフローチャートである。図18に示すように、旅行企画支援装置10はS7060で処理を開始すると、カウント(c)を1で初期化する(S7061)。そして、旅行企画支援装置10は、対象商品の最終の行程番号を取得する(S7062)。具体的には、行程番号ワークレコード211の行程番号2112から取得する。
旅行企画支援装置10は、S7062で取得した行程番号に基づき、商品造成テーブル201の行程レコード2019の末尾のレコード(最終の行程のレコード)を、行程退避レコード第1ワーク215に退避する(S7063)。
図20に行程退避レコード第1ワーク215の一例を示す。同図に示すように、行程退避レコード第1ワーク215のレコードは、行程番号2151、行程種別2152、利用施設2153、乗車地2154、降車地2155、利用開始日2156、利用終了日2157、曜日フラグ2158、及び定員フラグ2159の各項目を含む。これらの各項目は、商品造成テーブル201の行程レコード2019の各項目に対応している。すなわち、行程番号2151は旅行商品の各行程に割り当てられた番号である。行程種別2152は、行程番号2151の行程の種別である。利用施設2153は、行程番号2151の行程の目的地、または目的地までの移動手段である。乗車地2154は、行程番号2151の行程の出発地(乗車地)である。降車地2155は、行程番号2151の行程の目的地(降車地)である。利用開始日2156は、行程番号2151の行程の出発日(乗車日)である。利用終了日2157は、行程番号2151の行程の目的地到達日(降車日)である。曜日フラグ2158は、利用開始日2156の日から利用終了日2157の日までのそれぞれの日の曜日のリストが格納されており、1〜7までの各数字に月曜日〜日曜日までの各曜日が対応している。定員フラグ2159は、行程番号2151の行程に定員枠が設けられているか否かを示しており、具体的には、定員フラグ2159に0が格納されている場合はその行程に定員枠が設けられていないことを示し、定員フラグ2159に1が格納されている場合はその行程に定員枠が設けられていることを示している。
図18に戻り、旅行企画支援装置10は、(c)件目の追加行程候補が対象商品に追加可能である否かを判断する(S7064)。具体的には、端末回答出力レコード205の検索結果2052を参照して判断する。対象商品に追加可能である場合は(S7064:YES)、S7065に進み、対象商品に追加可能でない場合は(S7064:NO)、後述するS7069に進む。
S7065以下の処理では、旅行企画支援装置10は、(c)件目の追加行程候補を商品造成テーブル201の行程レコード2019に追加する。
まず、旅行企画支援装置10は、この追加行程候補の情報を行程退避レコード第2ワーク217に移動する(S7066)。
図21に行程退避レコード第2ワーク217の一例を示している。同図に示すように、行程退避レコード第2ワーク217は、行程番号2171、行程種別2172、利用施設2173、乗車地2174、降車地2175、利用開始日2176、利用終了日2177、曜日フラグ2178、及び定員フラグ2179の各項目を含む。これらの各項目は、商品造成テーブル201の行程レコード2019の各項目に対応している。すなわち、行程番号2171は対象商品の各行程に割り当てられる番号である。行程種別2172は、行程番号2171の行程の種別(交通手段(列車、船車等)、移動目的(観光、宿泊等))である。利用施設2173は、行程番号2171の行程の目的地、または目的地までの移動手段である。乗車地2174は、行程番号2171の行程における出発地(乗車地)である。降車地2175は、行程番号2171の行程における目的地(降車地)である。利用開始日2176は、行程番号2171の行程の出発日(乗車日)である。利用終了日2177は、行程番号2171の行程の目的地到達日(降車日)である。曜日フラグ2178は、利用開始日2176の日から利用終了日2177の日までのそれぞれの日の曜日のリストである。具体的には、行程退避レコード第1ワーク215と同様に、月曜日〜日曜日に対してそれぞれ1〜7が割り当てられている。定員フラグ2179は、行程番号2171の行程に定員枠が設けられているか否かを示しており、具体的には、定員フラグ2179に0が格納されている場合はその行程に定員枠が設けられていないことを示し、定員フラグ2179に1が格納されている場合はその行程に定員枠が設けられていることを示している。
旅行企画支援装置10は、この行程退避レコード第2ワーク217に、追加行程候補の情報を移動する(S7065)。すなわち、行程番号ワークレコード211の行程番号2112(最終の行程番号)を行程退避レコード第2ワーク217の行程番号2171に移動する。また、端末回答出力レコード205の利用施設2055により特定される追加行程候補の利用施設2032、利用開始日2033、利用終了日2034、曜日フラグ2035、及び定員フラグ2036を、それぞれ行程退避レコード第2ワーク217の利用施設2173、利用開始日2176、利用終了日2177、曜日フラグ2178、及び定員フラグ2179に移動する。なお、利用開始日2176、及び利用終了日2177は対象商品の旅行期間の最終日の前日に設定する。また、曜日フラグ2178は対象商品の旅行期間の最終日の前日の曜日に設定する。また、行程種別2172には観光である旨を、乗車地2174には訪問地への行程における出発地(乗車地)を、及び降車地2175には訪問地への行程における目的地(降車地)を設定する。
旅行企画支援装置10は、S7066で退避した行程退避レコード第2ワーク217の内容を、行程レコード2019の最終のレコード(最終の行程番号のレコード)に記録する(S7067)。さらに、旅行企画支援装置10は、S7063で退避した行程退避レコード第1ワーク215の内容を、商品造成テーブル201に追加する(S7068)。
これにより、追加行程候補が対象商品の復路行程(最終行程)の直前の行程レコードとして格納(挿入)される。
旅行企画支援装置10は、端末回答用第1ワーク207を参照し、対象商品に追加する追加行程候補が他にあるか否かを判断する(S7069)。対象商品に追加する追加行程候補が他にある場合は(S7069:YES)、行程番号ワークレコード211の行程番号2112(最終の行程番号)を1カウントアップし、次の追加行程候補について商品造成テーブル201を更新すべくS7064に戻る。
一方、対象商品に追加する追加行程候補が他にない場合は(S7069:NO)、旅行企画支援装置10は、以上の処理で更新された商品造成テーブル201の内容(追加行程候補の追加前から存在していた対象商品の行程一覧、追加された追加行程候補等の情報)をパンフレット作成用テーブル213に出力して処理を終了する(S7070,S7071)。出力された内容は、電子パンフレット等として販売プロモーションなどに用いることができる。
図22はパンフレット作成用テーブル213の一例を示しており、同図に示すように、パンフレット作成用テーブル213には、追加された追加行程候補の情報が追加された対象商品の内容が記録されている。
<具体例>
以下、旅行企画支援システム1における処理の具体例について説明する。まず、オプショナルツアーおよび着地型観光の素材をSNSサーバ5を介し検索する。すなわち、旅行商品造成担当者は、商品造成端末3を操作し、商品造成テーブル201に記録されている、商品番号2012が「A−001」、商品名2013が「[女性限定]特急○○号で行く蒜山高原美人になるツアー」の旅行商品における行程番号1〜7の旅行行程(図3、4)に対して、最終行程日(行程番号:7)の前日に旅行目的地(図4の例だと岡山)の周辺で人気のあるスポット(訪問地)の情報についてSNSサーバ5を介し検索する。
旅行企画支援装置10は、上記の検索の結果ヒットした訪問地をSNS出力情報テーブル203に登録する。例えば、図5に示すように、SNS出力情報テーブル203にn件のレコードが登録され、これにより訪問地の利用開始日、利用終了日等の情報が登録される。
次に旅行企画支援装置10は、カウンタテーブル219(図11)のカウンタ(a)2191を初期化すべく、「1」を設定し、SNS出力情報テーブル203を読み込み、その1件目のレコードである、利用施設2032が「△△歴史資料館」のレコードを読込む(図5)。そして旅行企画支援装置10は、このレコードの訪問地が、旅行商品の期間内であるか、休日にあたらないか、定員枠が設定されていないか、小児・男性・女性の利用に制限がないか等の判定を行う。前述の図3のケースでは、例えば、商品番号2012が「A−001」の女性限定である、商品名2013が「[女性限定]特急○○で行く蒜山高原美人になるツアー」の旅行商品が、SNS出力情報テーブル203の2件目の「□□エステ体験」(図5)のように、追加する訪問地も女性限定でなければ、旅行商品の行程に組み込むことはしない。
このように、旅行企画支援装置10は、外部の情報処理システム(ソーシャル・ネットワーキング・サービス等)に基づき訪問地(観光地等)を検索し、その結果を、既成の旅行商品の特性を意識しながら、その旅行商品の利用制限と矛盾が生じないよう追加の旅行行程に組み込めるか否かのマッチング処理を行うことが特徴である。
以上の処理の結果、旅行商品に追加行程候補を組み込めると判断した場合、例えば商品番号が「A−001」の「[女性限定]特急○○で行く蒜山高原美人になるツアー」の旅行商品に上記の「□□エステ体験」を組み込めると判断した場合は、図14に示したように、端末回答用第1ワーク207の検索結果2072に「OK」、商品番号2073に「A−001」、追加行程番号2074に最終行程の直前の行程の番号である「7」、利用施設2075に「□□エステ体験」を格納する。一方、旅行商品に追加行程候補を組み込めないと判断した場合、例えば商品番号が「A−001」の「[女性限定]特急○○で行く蒜山高原美人になるツアー」の旅行商品に、利用施設2032が「△△歴史資料館」の追加行程候補(図3)を組み込めないと判断した場合は、図15に示したように、端末回答用第2ワーク209の検索結果2092に「NG」、商品番号2093に「A−001」、追加行程番号2094に△(スペース)を格納し、利用施設2095に「△△歴史資料館」を格納する。これらの端末回答用第1ワーク207、及び端末回答用第2ワーク209の内容はその後、端末回答出力レコード205に出力される。そして、この端末回答出力レコード205の内容は、旅行商品造成端末3の画面に出力される。
図23は旅行商品造成端末3に表示される画面の一例を示しており、同図に示すように、旅行商品造成端末3の画面には、端末回答出力テーブル205に出力された内容が表示される。すなわち、旅行商品造成端末3は、その画面に、追加行程候補が旅行商品の属性を満たした旨の情報(「マッチング結果 OK」)と共に、対象商品を特定する情報(「商品番号 A−001」)、および追加する追加行程候補を特定する情報(「追加可能行程番号 7」)を出力する。これにより、旅行商品造成担当者は、追加行程候補が対象商品に組み込めたか否かを容易に確認できる。
次に旅行企画支援装置10は、旅行商品造成テーブル203を更新する。例えば、上記に説明した、「A−001」の「[女性限定]特急○○で行く蒜山高原美人になるツアー」の旅行商品に、「□□エステ体験」の行程を組み込む場合、当該旅行商品の最終の行程のレコード(行程番号が7のレコード)を、一時的に行程退避レコード第1ワーク215に退避する。また、この行程の情報は、一時的に行程退避レコード第2ワーク217に退避する。この際、行程退避レコード第1ワーク215の行程番号2151は、行程番号ワークレコード211の行程番号2112の内容(7)を引き継ぐ(移動する)。最後に、行程退避レコード第2ワーク217の内容は旅行商品の最終の行程のレコード(行程番号は7)に上書きし、行程退避レコード第1ワーク215の内容は最終の行程の次に設けたレコード(行程番号は8)に設定する。以上により、旅行商品造成テーブル203を更新する。
以上に説明したように、本実施形態の旅行企画支援システム1によれば、外部の情報処理システム(ソーシャル・ネットワーキング・サービス等)に記録されている訪問地の情報を基に、その訪問地の属性と合致した行程を含む旅行商品を利用者に提供することができる。これにより、利用者の要望、ニーズに応えた行程を含む旅行商品を作成、企画することができ、他旅行業者との差別化が図れるだけでなく、旅行商品造成担当者の作業負荷軽減の効果も期待できる。
また、旅行期間と追加行程候補の期間を比較することにより、追加行程候補の利用期間(営業期間)が対象商品の期間内(本実施形態では、利用終了日の前日)から外れないようにして、当該追加行程候補を成立させることができる。これにより、対象商品の旅行期間に合致し、かつ利用者にとって魅力のある行程を対象商品に組み込むことができる。
また、追加行程候補が休業日の場合にはその追加行程候補を対象商品に組み込まないようにすることで、追加行程候補の訪問地の事情にあわせた柔軟な旅行商品の組み立てが可能となる。
さらに、追加行程候補の施設に定員枠が設定されていると、当日旅行者がその追加行程候補に出向いても、満員もしくは満席のため利用できないという可能性があり、旅行者は不便を感じることになる。そこで、追加行程候補に定員枠が設定されている場合には追加行程候補を対象商品に組み込まないようにすることで、利用者の利便性を向上させることができる。
また、本実施形態の旅行企画支援システム1は、対象商品においてその利用が可能な者と追加行程候補において訪問が可能な者(例えば、利用者の性別、小児か否か)に基づき、両者が一致する場合にのみ追加行程候補を対象商品に追加することで、既成の旅行商品の特性を意識しながら、その旅行商品の利用制限と矛盾が生じないような追加の旅行行程を組み込むことができる。これにより、利用者の客層に応じた、特色のある魅力的な旅行商品を利用者に提供することができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
例えば、検索処理部103、出力処理部104、制御処理部105の機能の一部又は全部は、旅行企画支援装置10以外の装置に備えさせてもよい。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
また、本実施形態では、旅行商品造成端末3が旅行企画支援装置10を介してSNSサーバ5にアクセスして訪問地を検索する形態を示したが、上記したように、旅行企画支援装置10が直接SNSサーバ5にアクセスすることにより訪問地を検索するようにしてもよい。
また、本実施形態では、旅行商品に追加する追加行程候補を、旅行商品の利用終了日(最終日)の前日に組み込むものとしたが、旅行商品の利用開始日(又はその翌日)から利用終了日の前日(又は利用終了日当日)までのいずれかの日に追加行程候補の期間が収まっていれば、追加を行うようにしてもよい。この場合、いずれの日に追加行程候補を追加するかについては、例えば、旅行商品造成担当者が選択できるようにする、例えば旅行商品造成担当者が旅行商品造成端末3に追加行程候補を追加する日を指定して、その日を旅行商品造成端末3が旅行企画支援装置10に送信するようにすればよい。
1 旅行企画支援システム、2 通信ネットワーク、3 旅行商品造成端末
4 通信ネットワーク、5 SNSサーバ、6 旅行予約サイト
10 旅行企画支援装置、11 CPU、12 メモリ、13 通信装置
14 入力装置、15 出力装置、16 記憶装置、101 記憶処理部、
1011 旅行商品記憶部、102 通信処理部、1021 追加行程候補取得部
103 検索処理部、1031 読込処理部、1032 行程追加部
104 出力処理部、1041 端末回答編集処理部、1042 旅行商品出力処理部
105 制御処理部、201 商品造成テーブル、203 SNS出力情報テーブル
205 端末回答出力テーブル、207 端末回答用第1ワーク
209 端末回答用第2ワーク、211 行程番号ワークレコード
213 パンフレット作成用テーブル、215 行程退避レコード第1ワーク
217 行程退避レコード第2ワーク、219 カウンタテーブル
2011 商品情報レコード、2013 商品名
2012,2020,2053,2073,2093 商品番号
2014,2026,2033,2156,2176 利用開始日
2015,2027,2034,2157,2177 利用終了日
2023,2032,2055,2075,2095,2153,2173 利用施設
2016,2036 小児フラグ、2017,2037 女性フラグ
2018,2038 男性フラグ、2019 行程レコード
2021,2112,2151,2171 行程番号
2022,2152,2172 行程種別
2024,2154,2174 乗車地、2025,2155,2175 降車地
2028,2158,2178 曜日フラグ
2029,2039,2159,2179 定員フラグ
2031,2051,2071,2091,2111 番地、2035 休日フラグ
2191 カウンタ(a)、2192 カウンタ(b)
2052,2072,2092 検索結果
2074,2094,2054 追加行程番号

Claims (11)

  1. 少なくとも一の訪問地と、前記訪問地と発着地との間、又は前記訪問地間の移動とを組み合わせてなる旅行行程を含む旅行商品の企画を支援するための旅行企画支援システムであって、
    前記旅行商品の属性及び行程を記憶している旅行商品記憶部と、
    前記旅行商品に組み込まれるべき前記訪問地に関する情報が記憶されている外部の情報処理システムから、前記訪問地及び当該訪問地の属性を表す訪問地属性情報を、前記旅行商品の追加行程候補情報として取得する追加行程候補取得部と、
    前記取得した追加行程候補情報に含まれる前記訪問地の属性が、前記記憶している前記旅行商品の属性を満たしているか否かを判断し、前記旅行商品の属性を満たしていると判断した場合には、前記追加行程候補を前記旅行商品の行程に追加する行程追加部と
    を備えることを特徴とする旅行企画支援システム。
  2. 前記旅行商品の属性には旅行期間が含まれ、
    前記追加行程候補情報には前記訪問地への訪問が可能な期間の情報が含まれ、
    前記行程追加部は、前記旅行期間のうちいずれかの日が、前記訪問可能な期間内に該当しているか否かを判断し、前記訪問可能な期間内に該当していると判断した場合には、前記追加行程候補を前記旅行商品の行程に追加する
    ことを特徴とする、請求項1に記載の旅行企画支援システム。
  3. 前記行程追加部は、前記旅行期間の最終日の前日が、前記訪問可能な期間内に該当しているか否かを判断し、前記訪問可能な期間内に該当していると判断した場合には、前記追加行程候補を前記旅行商品の前記最終日の前日の行程に追加する
    ことを特徴とする、請求項2に記載の旅行企画支援システム。
  4. 前記追加行程候補情報には、前記訪問地への訪問が不可能な曜日の情報が含まれ、
    前記行程追加部は、前記旅行期間の最終日の前日が、前記訪問可能な期間内に該当しているか否かを判断する際には、前記最終日の前日が前記訪問地への訪問が不可能な曜日に該当するか否かを判断し、前記訪問が不可能な曜日に該当しないと判断した場合に、前記追加行程候補を前記旅行期間の最終日の前日の行程に追加する
    ことを特徴とする、請求項3に記載の旅行企画支援システム。
  5. 前記行程追加部は、前記訪問地の属性が、前記旅行商品の属性を満たしているか否かを判断する際には、前記追加行程候補情報に、前記訪問地への訪問者に対する定員枠が設けられていない旨の情報が含まれているか否かを判断し、前記定員枠が設けられていない旨の情報が含まれていると判断した場合に、前記追加行程候補を前記旅行商品の行程に追加する
    ことを特徴とする、請求項1に記載の旅行企画支援システム。
  6. 前記旅行商品の属性には、前記旅行商品の利用が可能な者の条件が含まれ、
    前記追加行程候補情報には前記訪問地への訪問が可能な者の情報が含まれ、
    前記行程追加部は、前記訪問地の属性が、前記旅行商品の属性を満たしているか否かを判断する際には、前記訪問地への訪問が可能な者が、前記旅行商品の利用が可能な者と合致しているか否かを判断し、合致していると判断した場合には、前記追加行程候補を前記旅行商品の行程に追加する
    ことを特徴とする、請求項1に記載の旅行企画支援システム。
  7. 前記旅行商品の利用が可能な者の属性には、利用者の性別、及び利用者が小児か否かを含むことを特徴とする、請求項1に記載の旅行企画支援システム。
  8. 前記行程追加部が前記訪問地の属性が前記記憶している前記旅行商品の属性を満たしていると判断した場合には、その旨を示す情報を出力すると共に、前記追加する追加行程候補を特定する情報を出力する端末回答編集処理部を備えることを特徴とする、請求項1に記載の旅行企画支援システム。
  9. 前記行程追加部が、前記訪問地の属性が前記記憶している前記旅行商品の属性を満たしていると判断した場合には、その旨を示す情報を出力すると共に、前記追加する追加行程候補を特定する情報を出力する端末回答編集処理部を備え、
    前記旅行商品の属性には、旅行期間と、前記旅行商品の利用が可能な者としての、利用者の性別、及び利用者が小児か否かの情報とが含まれ、
    前記追加行程候補情報には、前記訪問地への訪問が不可能な曜日と、前記訪問地への訪問が可能な者の情報が含まれ、
    前記行程追加部は、
    前記旅行期間の最終日の前日が、前記訪問可能な期間内に該当しているか否かを判断し、前記訪問可能な期間内に該当していると判断した場合には、前記最終日の前日が前記訪問地への訪問が不可能な曜日に該当するか否かを判断し、前記訪問が不可能な曜日に該当しないと判断した場合には、さらに、
    前記追加行程候補情報に、前記訪問地への訪問者に対する定員枠が設けられていない旨の情報が含まれているか否かを判断し、前記定員枠が設けられていない旨の情報が含まれていると判断した場合には、前記訪問地への訪問が可能な者が、前記旅行商品の利用が可能な者と合致しているか否かを判断し、合致していると判断した場合には、前記追加行程候補を前記旅行商品の前記最終日の前日の行程に追加する
    ことを特徴とする、請求項1に記載の旅行企画支援システム。
  10. 少なくとも一の訪問地と、前記訪問地と発着地との間、又は前記訪問地間の移動とを組み合わせてなる旅行行程を含む旅行商品の企画を支援するための旅行企画支援方法であって、
    データ処理を実行するプロセッサと、当該データ処理をプロセッサに実行させるためのプログラムを格納しているコンピュータに、
    前記旅行商品の属性及び行程を記憶している旅行商品記憶部を記憶させ、
    前記旅行商品に組み込まれるべき前記訪問地に関する情報が記憶されている外部の情報処理システムから、前記訪問地及び当該訪問地の属性を表す訪問地属性情報を、前記旅行商品の追加行程候補情報として取得する追加行程候補取得させ、
    前記取得した追加行程候補情報に含まれる前記訪問地の属性が、前記記憶している前記旅行商品の属性を満たしているか否かを判断し、前記旅行商品の属性を満たしていると判断した場合には、前記追加行程候補を前記旅行商品の行程に追加させる
    処理を実行させる
    を備えることを特徴とする旅行企画支援方法。
  11. 少なくとも一の訪問地と、前記訪問地と発着地との間、又は前記訪問地間の移動とを組み合わせてなる旅行行程を含む旅行商品の企画を支援するための旅行商品企画支援プログラムであって、
    データ処理を実行するプロセッサと、当該データ処理をプロセッサに実行させるためのプログラムを格納しているコンピュータに、
    前記旅行商品の属性及び行程を記憶している旅行商品記憶部を記憶させ、
    前記旅行商品に組み込まれるべき前記訪問地に関する情報が記憶されている外部の情報処理システムから、前記訪問地及び当該訪問地の属性を表す訪問地属性情報を、前記旅行商品の追加行程候補情報として取得する追加行程候補取得させ、
    前記取得した追加行程候補情報に含まれる前記訪問地の属性が、前記記憶している前記旅行商品の属性を満たしているか否かを判断し、前記旅行商品の属性を満たしていると判断した場合には、前記追加行程候補を前記旅行商品の行程に追加させる
    処理を実行させる
    ことを特徴とする旅行企画支援プログラム。
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