JP2005025639A - 情報提供システム、方法及びプログラム - Google Patents

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豊彦 吉野
Keiichi Maezato
慶一 前里
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Abstract

【課題】従来よりも効率的効果的な展示会開催を実現する技術を提供する。
【解決手段】ウェブサイトの所定の検索画面においてフリーワード、会社名などによる条件検索を受け付け、検索結果としては該当の各ブースごとに説明文や画像等の出展内容データを表示したリストのページを表示する。このリストでは、各ブースごとにGUI部品のチェック欄があり、行きたい各ブースにチェックを入れて下方の「ナビ・スタート」等の送信ボタンを押すと、チェックを入れた各ブースを選択したことになる。そして、選択された各ブースをまわる適切なルートを探索するとともに、そのルートを描画したルート入り会場図をクライアントシステムに表示させる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、従来よりも効率的効果的な展示会開催を実現する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、情報処理技術の発達に伴って電子商取引が発達したが、商取引の基本は、商品理解や当事者間の相互理解、信頼性等の点で依然として、実物展示や当事者同士の直接面談に拠るところが大きい。その舞台として、展示会に代表される各種イベントの重要性は衰えず、むしろ、経済の高度化や競争の激化、情報処理分野に代表される各分野での製品やサービスの多様化などを背景に、開催数も規模も増大している。コンピュータ等の情報処理技術を展示会の運営に役立てようとする提案も各種存在する(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−183361
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来技術は、インターネットのウェブサイトで展示内容や会場案内図を公開したり、展示会の案内を電子メールで送信するなども含むが、真に効率的効果的な展示会開催の効果は不充分であった。例えば、近年の展示会場は大規模化複雑化し、目当ての内容のブースを回るだけでも来場者には大変な負担であり、また、客先等に展示会の案内を電子メールで送ってもなしのつぶてになりがちで、これらの課題の解決が潜在的に待望されていた。
【0005】
特に、厳しい経済条件下での法人出展者は厳しい費用対効果を求め、漫然とした広告宣伝ではなく、商談等のビジネスに直結する来場者の多い優れた展示会の選別傾向を強めている。また、来場者も意識が高いほど、目的意識の無い漫然とした展示会巡りを敬遠し、より効率的に展示会を回って真に必要な情報のみを関心のあるブースから得ることに真剣であり、来場者もまた展示会の選別にシビアになってきている。これらの要求に直面する展示会の主催者も、より効率的効果的な展示会開催の必要に迫られている。
【0006】
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決するもので、その目的は、従来よりも効率的効果的な展示会開催を実現する技術を提供することである。本発明のより具体的な目的は、来場者による各ブースの効率的な訪問を可能にする情報提供システム、方法及びプログラムを提供することである。本発明の他の目的は、来場者に対する効果的な誘引及び対応を可能とする情報提供システム、方法及びプログラムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、請求項1の発明は、クライアントシステムからの通信ネットワーク経由のアクセスに対して、コンピュータがプログラムにしたがった制御処理によりサーバシステムとして、展示会に関する情報を提供する情報提供システムにおいて、前記コンピュータが、前記展示会における各ブースの出展内容データと、各ブースを含む要素の配置を表す配置データと、を保持する手段と、前記コンピュータが、来場者のクライアントシステムからのアクセスに対して、前記各出展内容データに基づいて前記各ブースに関する検索、表示及び選択を受け付ける手段と、前記コンピュータが、前記配置データに基づいて、選択された各ブースをまわる適切なルートを探索するとともに、そのルートを描画した会場図を前記クライアントシステムに表示させる手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】
請求項11の発明は、請求項1の発明を方法という見方から捉えたもので、クライアントシステムからの通信ネットワーク経由のアクセスに対して、コンピュータがサーバシステムとして、展示会に関する情報を提供する情報提供方法において、そのコンピュータがプログラムにしたがった制御処理により、前記展示会における各ブースの出展内容データと、各ブースを含む要素の配置を表す配置データと、を保持し、来場者のクライアントシステムからのアクセスに対して、前記各出展内容データに基づいて前記各ブースに関する検索、表示及び選択を受け付け、前記配置データに基づいて、選択された各ブースをまわる適切なルートを探索するとともに、そのルートを描画した会場図を前記クライアントシステムに表示させることを特徴とする。
【0009】
請求項18の発明は、請求項1,11の発明をコンピュータのプログラムという見方から捉えたもので、クライアントシステムからの通信ネットワーク経由のアクセスに対して、コンピュータを制御することによりサーバシステムとして、展示会に関する情報を提供させる情報提供プログラムにおいて、そのプログラムは前記コンピュータに、前記展示会における各ブースの出展内容データと、各ブースを含む要素の配置を表す配置データと、を保持させ、来場者のクライアントシステムからのアクセスに対して、前記各出展内容データに基づいて前記各ブースに関する検索、表示及び選択を受け付けさせ、前記配置データに基づいて、選択された各ブースをまわる適切なルートを探索させるとともに、そのルートを描画した会場図を前記クライアントシステムに表示させることを特徴とする。
【0010】
これらの態様では、インターネット等の通信ネットワーク経由で、来場者が各ブースの出展内容を検索できる上、選んだ各ブースをまわる適切なルートを描画した会場図が提供される。この会場図を印刷して持参するだけで、来場者はガイドブック等の資料から目当てのブースをひとつひとつ探し出す煩雑な手間無しで、広い展示会場で行きたい各ブースを容易に効率よく快適に巡回できる。
【0011】
請求項2の発明は、請求項1記載の情報提供システムにおいて、前記コンピュータが予め登録された各出展者からの前記アクセスに対して、認証のうえ前記出展内容データの登録を受け付ける手段、を備えたことを特徴とする。
【0012】
この態様では、出展内容データを各出展者がウェブサイト等を経由して直接サーバへアップロードできるので、情報提供の効率化、リアルタイム化が可能となる。
【0013】
請求項3の発明は、請求項1又は2記載の情報提供システムにおいて、前記コンピュータが選択された前記各ブースをまわる予想所要時間を計算して前記クライアントシステムへ表示させる手段、を備えたことを特徴とする。
【0014】
請求項12の発明は、請求項3の発明を方法という見方から捉えたもので、請求項11記載の情報提供方法において、前記コンピュータが選択された前記各ブースをまわる予想所要時間を計算して前記クライアントシステムへ表示させることを特徴とする。
【0015】
これらの態様では、予想所要時間の表示により、展示会場やその前後に関する予定を来場者が立てやすくなる。
【0016】
請求項4の発明は、請求項1から3のいずれかに記載の情報提供システムにおいて、前記コンピュータが、前記クライアントシステムに対し、巡回の趣旨を表す巡回モードについて複数の候補を表示させて選択させ、選択された巡回モードに応じた前記予想所要時間を計算して、前記クライアントシステムに表示させる手段、を備えたことを特徴とする。
【0017】
請求項13の発明は、請求項4の発明を方法という見方から捉えたもので、請求項11又は12記載の情報提供方法において、前記コンピュータが、前記クライアントシステムに対し、巡回の趣旨を表す巡回モードについて複数の候補を表示させて選択させ、選択された巡回モードに応じた前記予想所要時間を計算して、前記クライアントシステムに表示させることを特徴とする。
【0018】
これらの態様では、巡回予想所要時間が巡回モードの選択(変更を含む)に応じて計算されるので、精度の高い事前情報に基づく快適な展示会訪問を経験できる。
【0019】
請求項5の発明は、クライアントシステムからの通信ネットワーク経由のアクセスに対して、コンピュータがプログラムにしたがった制御処理によりサーバシステムとして、展示会に関する情報を提供する情報提供システムにおいて、前記コンピュータが、前記展示会における各ブースの出展内容データと、各ブースを含む要素の配置を表す配置データと、を保持する手段と、前記コンピュータが、各ブースの案内URLを含む案内電子メールを指定される送信先へ送信する手段と、前記コンピュータが、前記案内URLへアクセスしたクライアントシステムに対し、前記配置データに基づき対応するブースへのルートを描画した会場図の表示、及び、前記出展内容データに基づく表示、のうち少なくとも一方を行わせる手段と、前記コンピュータが、来訪予定を含む応答の入力を受け付ける手段と、前記コンピュータが、入力された各応答を集計し所定の出力先へ出力する手段と、を備えたことを特徴とする。
【0020】
請求項14の発明は、請求項5の発明を方法という見方から捉えたもので、クライアントシステムからの通信ネットワーク経由のアクセスに対して、コンピュータがサーバシステムとして、展示会に関する情報を提供する情報提供方法において、そのコンピュータがプログラムにしたがった制御処理により、前記展示会における各ブースの出展内容データと、各ブースを含む要素の配置を表す配置データと、を保持し、各ブースの案内URLを含む案内電子メールを指定される送信先へ送信し、前記案内URLへアクセスしたクライアントシステムに対し、前記配置データに基づき対応するブースへのルートを描画した会場図の表示、及び、前記出展内容データに基づく表示、のうち少なくとも一方を行わせ、来訪予定を含む応答の入力を受け付け、入力された各応答を集計し所定の出力先へ出力することを特徴とする。
【0021】
請求項19の発明は、請求項5,14の発明をコンピュータのプログラムという見方から捉えたもので、クライアントシステムからの通信ネットワーク経由のアクセスに対して、コンピュータを制御することによりサーバシステムとして、展示会に関する情報を提供させる情報提供プログラムにおいて、そのプログラムは前記コンピュータに、前記展示会における各ブースの出展内容データと、各ブースを含む要素の配置を表す配置データと、を保持させ、各ブースの案内URLを含む案内電子メールを指定される送信先へ送信させ、前記案内URLへアクセスしたクライアントシステムに対し、前記配置データに基づき対応するブースへのルートを描画した会場図の表示、及び、前記出展内容データに基づく表示、のうち少なくとも一方を行わせ、来訪予定を含む応答の入力を受け付けさせ、入力された各応答を集計し所定の出力先へ出力させることを特徴とする。
【0022】
これらの態様では、各ブースへのルート案内等へリンクしたURLを電子メールでの来場者への案内に用いることによる来場促進効果に加え、そのURLへアクセスした人からの応答として来訪意思の有無や予定日など来訪に関する情報を取得する。このため、それら情報を集計し出展者に提供することで、出展者は、出展効果の判断が容易になることに加え、期日や時間帯ごとの来訪予定者数などの全体趨勢や個別顧客の入力内容等を事前に把握できる。このため、これら情報に基づき、ブースや日時ごとの要員配置や資料の手配、顧客の熱心さに応じた対応など適切な顧客対応が容易になり、来訪予定者についても、集計結果に基づく例えば込み具合等の情報を提供すれば、込み具合に応じて日時を見直すなど効果的で快適な利用のための対応が可能となる。また、主催者等も、ブースや出展者間の来訪者数比較やランキング等の集計管理を行うことが容易となる。
【0023】
請求項6の発明は、請求項5記載の情報提供システムにおいて、前記コンピュータが、前記案内電子メールを送信したが、対応する前記応答の入力が行われていない送信先に対し、所定のタイミングで催促の電子メールを送信する手段、を備えたことを特徴とする。
【0024】
請求項15の発明は、請求項6の発明を方法という見方から捉えたもので、請求項14記載の情報提供方法において、前記コンピュータが、前記案内電子メールを送信したが、対応する前記応答の入力が行われていない送信先に対し、所定のタイミングで催促の電子メールを送信することを特徴とする。
【0025】
これらの態様では、応答の無い送信先へ再度電子メールを送信するので、アクセスや応答入力の失念の対策となり、また、顧客への効果的な誘引や印象付けの効果が得られる。
【0026】
請求項7の発明は、請求項1から6のいずれかに記載の情報提供システムにおいて、前記配置データは、車椅子通過の障害となり得る段差の位置に関するデータを含み、前記コンピュータは、前記クライアントシステムに対し、バリアフリールートの指定の有無を表示及び選択させ、バリアフリールートが選択された場合は前記各ルートとして前記段差を回避したルートを用いるように構成されたことを特徴とする。
【0027】
請求項16の発明は、請求項7の発明を方法という見方から捉えたもので、請求項11から15のいずれかに記載の情報提供方法において、前記配置データは、車椅子通過の障害となり得る段差の位置に関するデータを含み、前記コンピュータは前記クライアントシステムに対し、バリアフリールートの指定の有無を表示及び選択させ、バリアフリールートが選択された場合は前記各ルートとして前記段差を回避したルートを用いることを特徴とする。
【0028】
請求項20の発明は、請求項7,16の発明をコンピュータのプログラムという見方から捉えたもので、請求項18又は19記載の情報提供プログラムにおいて、前記配置データは、車椅子通過の障害となり得る段差の位置に関するデータを含み、前記プログラムは前記コンピュータに、前記クライアントシステムに対し、バリアフリールートの指定の有無を表示及び選択させ、バリアフリールートが選択された場合は前記各ルートとして前記段差を回避したルートを用いさせることを特徴とする。
【0029】
これらの態様では、各ブースを回るルートや個別のブースへのルートとして、車椅子対応のバリアフリールートもクライアントシステムに表示できるので、来場者層が拡大できる。
【0030】
請求項8の発明は、請求項1から7のいずれかに記載の情報提供システムにおいて、前記コンピュータは前記クライアントシステムから、訪問予約を受け付けるように構成されたことを特徴とする。
【0031】
この態様では、来場者からウェブページ経由で事前に訪問予約を受け付けることにより、来訪をより確実にし、要員配置や資料の手配を確実に行うことで、実り有る商談の成功を効果的に支援することができる。
【0032】
請求項9の発明は、請求項1から8のいずれかに記載の情報提供システムにおいて、前記コンピュータが、前記アクセスに係る来場者を識別のうえ、その来場者による前記検索及び選択の少なくとも一方の内容を利用履歴として記録するとともに、来場者の次回アクセス時には前記利用履歴をもとに前記検索又は選択を含む処理を行う手段、を備えたことを特徴とする。
【0033】
請求項17の発明は、請求項9の発明を方法という見方から捉えたもので、請求項11から16のいずれかに記載の情報処理方法において、前記コンピュータは前記アクセスに係る来場者を識別のうえ、その来場者による前記検索及び選択の少なくとも一方の内容を利用履歴として記録し、来場者の次回アクセス時には前記利用履歴をもとに前記検索又は選択を含む処理を行うことを特徴とする。
【0034】
これらの態様では、来場者は再度アクセス時には履歴として記録された以前の検索内容(検索条件や結果)やブース選択状態から開始し、最新の会場構成に基づいてブースの出展内容、位置、最適なルートなどを容易に再確認できる。
【0035】
請求項10の発明は、請求項1から9のいずれかに記載の情報提供システムにおいて、前記コンピュータが、来場者から電子メールアドレスの登録を受け付け、システム管理者から与えられる操作に応じて、各ブースの位置を含む会場構成の最終決定又は変更を知らせる直前案内メールを各来場者の前記電子メールアドレスへ送信する手段、を備えたことを特徴とする。
【0036】
展示会等の大規模イベントでは直前までブースレイアウトなどの会場構成が流動的であるが、この態様では、会場構成の最終決定や変更を直前案内メールで来場者へ知らせるので、来場者は直前案内メールをきっかけとして、最新の会場構成に基づいてブースの出展内容、位置、最適なルートなどを容易に再確認できる。
【0037】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態(以下「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照して具体的に説明する。なお、本実施形態は、必要な周辺装置を備えたコンピュータをプログラムで制御することにより実現でき、この場合のハードウェアやプログラムの実現態様は各種変更可能である。また、実施形態は、装置に加え、方法、コンピュータプログラム、そのようなプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体としても把握可能である。このように本実施形態の実現態様は各種考えられるので、以下の説明では、本発明及び本実施形態の各機能を実現する仮想的回路ブロックを用いる。
【0038】
〔1.構成〕…図1
本実施形態は、クライアントシステムからの通信ネットワーク経由のアクセスに対して、コンピュータがサーバシステムS(図1)として、展示会に関する情報を提供する情報提供システム(以下「本システム」と呼ぶ)であり、ASPシステムとして実現できる。そして、本システムでは、前記コンピュータがプログラムにしたがった制御処理により、図1の機能ブロック図に示す各構成要素を実現するが、各構成要素は、以下に説明する各機能を実現する部分としての役割を果たす。
【0039】
〔2.作用〕
〔2−1.データについて〕
まず、本システムで用いられるデータのうち、出展内容データ1は、上記展示会における各ブースの出展内容を表すデータで、テキスト、HTML、JPEGやGIF等の画像ファイルなどで表される。そして、出展者対応部15は、予め登録された各出展者からのクライアントシステムC1による前記アクセスに対して、認証のうえ出展内容データ1の登録を受け付ける。このような出展内容データ1の登録受付は、例えば、所定の出店情報登録画面から、文字列入力欄へのテキスト入力やFTPによる画像ファイルアップロードなどにより行う。登録には、新規登録、追加だけでなく、編集、属性変更、削除等も含まれる。
【0040】
また、配置データ2は、各ブースの他、トイレ、案内所、事務所、休憩場所、喫煙所、救護所などを含む要素の配置を表すデータで、会場図上でそれぞれを表すサイズ、形状、模様、色彩、シンボルマークのパターン、隣接要素との接合関係などを含む。配置データ2は、例えば、制御端末等のクライアントシステムC2からオペレータ対応部25を経て入力されるが、リムーバブル記録媒体など他の入力ルートから入力や更新をしてもよい。
【0041】
〔2−2.主に一般来場者向けの作用〕
そして、来場者対応部3は、来場者のクライアントシステムC3からのアクセスに対して、前記各出展内容データ1に基づいて各ブースに関する検索、表示及び選択等の操作を受け付ける。具体的には、ウェブサイトの所定の検索画面においてフリーワード、会社名などによる条件検索(階層的カテゴリーをたどるような操作も含む)を受け付け、検索結果としては該当した各ブースごとに説明文や画像等の出展内容データを表示したリストのページを表示する(図2)。
【0042】
例えば、図2のリストはブースの選択画面になっていて、各ブースごとにGUI部品のチェック欄Xがあり、行きたい各ブースにチェックを入れて下方の「ナビ・スタート」等の送信ボタンB1を押すと、チェックを入れた各ブースを選択したことになる。そして、ルート探索表示部4が、配置データ2に基づいて、選択された各ブースをまわる適切なルートを探索するとともに、そのルートを描画したルート入り会場図をクライアントシステムC3に表示させる(図3)。探索アルゴリズムは、カーナビゲーション分野における双方向探索アルゴリズムなど公知のものを自由に採用してよい。
【0043】
図3の例では、上部領域R1の詳細図に矢印Aでルートが表示され、左下領域R2は中程度の縮尺で、上記詳細図の表示範囲を表示範囲指示枠30で示すものであり、右下領域R3が会場概略図である。このような会場図等など提供する情報の表現形式は、HTMLやGIFやJPEG等の伝統的な表現形式には限定されず、CSS等のスタイルシート、XML、Java(登録商標)のアプレットやスクリプト、FlashやShockwave(登録商標)などで自由に表現してよい。これにより、画面上に表示された操作ボタンをマウスのポインタでクリックすることにより、上下左右スクロール、ズームイン、ズームアウトなどの機能を実現してもよい。
【0044】
当日持参等のための資料として、ルート入り会場図とともに、選択した各ブースに関する説明文や画像を含む一覧リストを表示するようにしてもよい。この場合、図2の選択画面にメモ欄Mを設け、来場者がここに文字列を自由に入力すれば、それが一覧リストに表示されるようにすれば備忘録用途等の利便性が向上する。
【0045】
また、ルート入り会場図(図3)を表示するにあたっては、所要時間処理部5は、選択された各ブースをまわる予想所要時間を計算し、図3に例示するように例えばルート入り会場図に表示することによりクライアントシステムC3へ表示させる。
【0046】
また、クライアントシステムC3に対し、巡回の趣旨を表す巡回モードについて複数の候補を表示させて選択させ、選択された巡回モードに応じた前記予想所要時間を計算して、クライアントシステムC3に表示させるようにしてもよい。
例えば、図2の例では、選択ボックスB2によってブースごとの滞在時間を「5分」「10分」「20分」などの候補から選び、選択ボックスB3によって巡回速度を「ゆっくりモード」「普通モード」「さくさくモード」などの候補から選んだうえ、「ナビ・スタート」等の送信ボタンB1を押すと、それら滞在時間や巡回速度が予想所要時間に反映される。
【0047】
〔2−3.主に出展者の顧客向けの作用〕
また、顧客向けに案内電子メールを送信したい出展者は、送信先電子メールアドレスを、出展者のクライアントシステムC1及び出展者対応部15から指定すると出展者データ16として記録され、それに基づいてメール送信部6が、各ブースの案内URLを含む案内電子メールを指定された送信先へ送信する。そして、出展者顧客対応部7は、前記案内URLへアクセスしたクライアントシステムC4に対し、対応するブースへのルートを描画したルート入り会場図の表示、及び、出展内容データ1に基づく表示、のうち少なくとも一方を行わせる。その両方を行う例を図4に示す。この場合、ルート入り会場図のデータは、配置データ2に基づきルート探索表示部4から提供される。
【0048】
また、上記のようなアクセスの際、応答受付集計部8が、来訪予定を含む顧客からの応答の入力を受け付け、入力された各応答を集計し所定の出力先へ出力する。具体的には、図4の応答入力ウインドウWに示すように、来場予定日時や、実際の来訪予定者の部署、役職、名前などの入力を受け付けるようにすることが望ましく、個別の応答内容と集計結果は例えば出展者データ16の一部として保存され、クライアントシステムC1からの読出し要求操作に応じて出展者対応部15からクライアントシステムC1へ出力される。
【0049】
集計の対象には、メール返信を含めてもよい。また、応答受付集計部8は、クライアントシステムC4から、CGI機能による対応枠確認を伴うより本格的な訪問予約を受け付けるようにしてもよい。また、上記のような案内URLのみを出展者に対し自動発行し、出展者側で手動又は電子メール送信のシステムを用いてメールに組み込んだりウェブページに貼りつけるなどの利用を行うことも可能である。
【0050】
また、メール送信部6は、前記案内電子メールを送信したが対応する応答の入力が行われていない送信先に対し、所定のタイミングで催促の電子メールを送信する。
【0051】
〔2−4.バリアフリールートの表示〕
本実施形態における配置データ2は、車椅子通過の障害となり得る段差の位置に関するデータを含み、ルート探索表示部4はクライアントシステムC3やC4に対し、バリアフリールートの指定の有無をチェックボックスなどで表示及び選択させ、バリアフリールートが選択された場合は前記各ルートとして前記段差を回避したルートを用いる。
【0052】
〔2−5.履歴の再利用〕
来場者ごとに用いた検索内容や選択状態は履歴として記録され、次回ログイン時に再利用できる。具体的にはまず、アクセス管理部9が登録認証データ10を用いてアクセスに係る来場者を識別する。具体的な識別手法や登録認証データ10の内容は自由であるが、例えば、所定の事前登録画面で一般来場者の事前登録を受け付け、登録されたログインIDや電子メールアドレスとパスワードの組合せで識別したり、また、自動的にクッキー情報を利用してアクセス元の来場者を識別する。そのうえで、その来場者による前記検索及び選択の少なくとも一方の内容を利用履歴11として記録し、来場者の次回アクセス時にはその利用履歴11をもとに前記検索又は選択を含む処理を行う。
【0053】
また、一般来場者として利用履歴が記録されている来場者が、出展者顧客として案内URLを含む案内電子メールを受け取った場合は所定の操作により、以前から選択済みのブース群に、案内URLに該当するブースを追加統合できるようにしてもよい。
【0054】
〔2−6.直前案内メール〕
また、メール送信部6は、事前登録時等に来場者から電子メールアドレスの登録を受け付け、オペレータ等のシステム管理者から与えられる操作に応じて、各ブースの位置を含む会場構成の最終決定又は変更を知らせる直前案内メールを各来場者の前記電子メールアドレスへ送信する。
【0055】
〔3.効果〕
以上のような本実施形態では、インターネット等の通信ネットワーク経由で、来場者対応部3やルート探索表示部4などにより、来場者が各ブースの出展内容を検索できる上、選んだ各ブースをまわる適切なルートを描画した会場図が提供される。この会場図を印刷して持参したり、現地でPDA(Personal Digital Assistant)や携帯型電話端末といったクライアントシステムC3,C4等の画面に表示するだけで、来場者はガイドブック等の資料から目当てのブースをひとつひとつ探し出す煩雑な手間無しで、広い展示会場で行きたい各ブースを容易に効率よく快適に巡回できる。
【0056】
また、本実施形態では、出展者対応部15などにより、出展内容データ1を各出展者がウェブサイト等を経由して直接サーバへアップロードできるので、情報提供の効率化、リアルタイム化が可能となる。
【0057】
また、本実施形態では、所要時間処理部5などの作用で、予想所要時間の表示により、展示会場やその前後に関する予定を来場者が立てやすくなる。特に、本実施形態では、巡回予想所要時間が巡回モードの選択(変更を含む)に応じて計算されるので、精度の高い事前情報に基づく快適な展示会訪問を経験できる。
【0058】
また、本実施形態では、メール送信部6などの作用で、各ブースへのルート案内等へリンクしたURLを電子メールでの来場者への案内に用いることによる来場促進効果に加え、応答受付集計部8が、そのURLへアクセスした人からの応答として来訪意思の有無や予定日など来訪に関する情報を取得する。このため、それら情報を集計し出展者に提供することで、出展者は、出展効果の判断が容易になることに加え、期日や時間帯ごとの来訪予定者数などの全体趨勢や個別顧客の入力内容等を事前に把握できる。
【0059】
このため、これら情報に基づき、ブースや日時ごとの要員配置や資料の手配、顧客の熱心さに応じた対応など適切な顧客対応が容易になり、来訪予定者についても、集計結果に基づく例えば込み具合等の情報を提供すれば、込み具合に応じて日時を見直すなど効果的で快適な利用のための対応が可能となる。また、主催者等も、ブースや出展者間の来訪者数比較やランキング等の集計管理を行うことが容易となる。
【0060】
また、本実施形態では、メール送信部6が、応答の無い送信先へ再度電子メールを送信するので、アクセスや応答入力の失念の対策となり、また、顧客への効果的な誘引や印象付けの効果が得られる。
【0061】
また、本実施形態では、ルート探索表示部4などの作用により、各ブースを回るルートや個別のブースへのルートとして、車椅子対応のバリアフリールートもクライアントシステムに表示できるので、来場者層が拡大できる。
【0062】
また、本実施形態では、来場者からウェブページ経由で事前に訪問予約を受け付けることにより、来訪をより確実にし、要員配置や資料の手配を確実に行うことで、実り有る商談の成功を効果的に支援することができる。
【0063】
また、本実施形態では、アクセス管理部9などの作用により、来場者は再度アクセス時には利用履歴11として記録された以前の検索内容やブース選択状態から開始し、最新の会場構成に基づいてブースの出展内容、位置、最適なルートなどを容易に再確認できる。
【0064】
また、展示会等の大規模イベントでは直前までブースレイアウトなどの会場構成が流動的であるが、本実施形態では、メール送信部6が、会場構成の最終決定や変更を直前案内メールで来場者へ知らせるので、来場者は直前案内メールをきっかけとして、最新の会場構成に基づいてブースの出展内容、位置、最適なルートなどを容易に再確認できる。
【0065】
また、本実施形態によれば、以上のような利点を出展者や来場者に提供することで、イベントの主催者にとっても、出展者や来場者からの評価が改善され、効果的な集客が期待できる。
【0066】
〔4.他の実施形態〕
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、次に例示するような他の実施形態も含むものである。例えば、図1の機能ブロック図、図2〜図4の表示例は例示に過ぎないので、具体的には自由に変更して実施可能である。また、本出願において「来場者」とは実際の来場者には限定されず、出展者の顧客やその他の事前登録来場者であるかを問わず、また来場の可能性の大小を問わず、通信ネットワーク経由のアクセスで展示会に関する情報の提供を受ける者を広く意味する。また、本出願において「展示会」とは、狭義の商品展示会だけではなく、就職フェアや娯楽目的のもの、一部常設展を含むものなどの各種イベントを広く意味する。
【0067】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、従来よりも効率的効果的な展示会開催を実現する情報提供システム、方法及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の構成を示す機能ブロック図。
【図2】本発明の実施形態における各ブースの展示内容データの表示例を示す図。
【図3】本発明の実施形態におけるルート入り会場図の表示例を示す図。
【図4】本発明の実施形態における応答入力ウィンドウを含む表示例を示す図。
【符号の説明】
S…サーバシステム
1…出展内容データ
2…配置データ
3…来場者対応部
4…ルート探索表示部
5…所要時間処理部
6…メール送信部
7…出展者顧客対応部
8…応答受付集計部
9…アクセス管理部
10…登録認証データ
11…利用履歴
15…出展者対応部
25…オペレータ対応部
N…インターネット
C1〜C4…クライアントシステム
M…メモ欄
B1〜B3…ボタン
R1〜R3…表示領域
30…表示範囲指示枠
A…矢印
W…応答入力ウィンドウ

Claims (20)

  1. クライアントシステムからの通信ネットワーク経由のアクセスに対して、コンピュータがプログラムにしたがった制御処理によりサーバシステムとして、展示会に関する情報を提供する情報提供システムにおいて、
    前記コンピュータが、前記展示会における各ブースの出展内容データと、各ブースを含む要素の配置を表す配置データと、を保持する手段と、
    前記コンピュータが、来場者のクライアントシステムからのアクセスに対して、前記各出展内容データに基づいて前記各ブースに関する検索、表示及び選択を受け付ける手段と、
    前記コンピュータが、前記配置データに基づいて、選択された各ブースをまわる適切なルートを探索するとともに、そのルートを描画した会場図を前記クライアントシステムに表示させる手段と、を備えたことを特徴とする情報提供システム。
  2. 前記コンピュータが予め登録された各出展者からの前記アクセスに対して、認証のうえ前記出展内容データの登録を受け付ける手段、を備えたことを特徴とする請求項1記載の情報提供システム。
  3. 前記コンピュータが選択された前記各ブースをまわる予想所要時間を計算して前記クライアントシステムへ表示させる手段、を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の情報提供システム。
  4. 前記コンピュータが前記クライアントシステムに対し、巡回の趣旨を表す巡回モードについて複数の候補を表示させて選択させ、選択された巡回モードに応じた前記予想所要時間を計算して、前記クライアントシステムに表示させる手段、を備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の情報提供システム。
  5. クライアントシステムからの通信ネットワーク経由のアクセスに対して、コンピュータがプログラムにしたがった制御処理によりサーバシステムとして、展示会に関する情報を提供する情報提供システムにおいて、
    前記コンピュータが、前記展示会における各ブースの出展内容データと、各ブースを含む要素の配置を表す配置データと、を保持する手段と、
    前記コンピュータが、各ブースの案内URLを含む案内電子メールを所定の送信先へ送信する手段と、
    前記コンピュータが、前記案内URLへアクセスしたクライアントシステムに対し、前記配置データに基づき対応するブースへのルートを描画した会場図の表示、及び、前記出展内容データに基づく表示、のうち少なくとも一方を行わせる手段と、
    前記コンピュータが、来訪予定を含む応答の入力を受け付ける手段と、
    前記コンピュータが、入力された各応答を集計し所定の出力先へ出力する手段と、を備えたことを特徴とする情報提供システム。
  6. 前記コンピュータが、前記案内電子メールを送信したが、対応する前記応答の入力が行われていない送信先に対し、所定のタイミングで催促の電子メールを送信する手段、を備えたことを特徴とする請求項5記載の情報提供システム。
  7. 前記配置データは、車椅子通過の障害となり得る段差の位置に関するデータを含み、
    前記コンピュータは、前記クライアントシステムに対し、バリアフリールートの指定の有無を表示及び選択させ、バリアフリールートが選択された場合は前記各ルートとして前記段差を回避したルートを用いるように構成されたことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の情報提供システム。
  8. 前記コンピュータは前記クライアントシステムから、訪問予約を受け付けるように構成されたことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の情報提供システム。
  9. 前記コンピュータが、前記アクセスに係る来場者を識別のうえ、その来場者による前記検索及び選択の少なくとも一方の内容を利用履歴として記録するとともに、来場者の次回アクセス時には前記利用履歴をもとに前記検索又は選択を含む処理を行う手段、を備えたことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の情報提供システム。
  10. 前記コンピュータが、来場者から電子メールアドレスの登録を受け付け、システム管理者から与えられる操作に応じて、各ブースの位置を含む会場構成の最終決定又は変更を知らせる直前案内メールを各来場者の前記電子メールアドレスへ送信する手段、を備えたことを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の情報提供システム。
  11. クライアントシステムからの通信ネットワーク経由のアクセスに対して、コンピュータがサーバシステムとして、展示会に関する情報を提供する情報提供方法において、
    そのコンピュータがプログラムにしたがった制御処理により、
    前記展示会における各ブースの出展内容データと、各ブースを含む要素の配置を表す配置データと、を保持し、
    来場者のクライアントシステムからのアクセスに対して、前記各出展内容データに基づいて前記各ブースに関する検索、表示及び選択を受け付け、
    前記配置データに基づいて、選択された各ブースをまわる適切なルートを探索するとともに、そのルートを描画した会場図を前記クライアントシステムに表示させることを特徴とする情報提供方法。
  12. 前記コンピュータが選択された前記各ブースをまわる予想所要時間を計算して前記クライアントシステムへ表示させることを特徴とする請求項11記載の情報提供方法。
  13. 前記コンピュータが、前記クライアントシステムに対し、巡回の趣旨を表す巡回モードについて複数の候補を表示させて選択させ、選択された巡回モードに応じた前記予想所要時間を計算して、前記クライアントシステムに表示させることを特徴とする請求項11又は12記載の情報提供方法。
  14. クライアントシステムからの通信ネットワーク経由のアクセスに対して、コンピュータがサーバシステムとして、展示会に関する情報を提供する情報提供方法において、
    そのコンピュータがプログラムにしたがった制御処理により、
    前記展示会における各ブースの出展内容データと、各ブースを含む要素の配置を表す配置データと、を保持し、
    各ブースの案内URLを含む案内電子メールを所定の送信先へ送信し、
    前記案内URLへアクセスしたクライアントシステムに対し、前記配置データに基づき対応するブースへのルートを描画した会場図の表示、及び、前記出展内容データに基づく表示、のうち少なくとも一方を行わせ、
    来訪予定を含む応答の入力を受け付け、
    入力された各応答を集計し所定の出力先へ出力することを特徴とする情報提供方法。
  15. 前記コンピュータが、前記案内電子メールを送信したが、対応する前記応答の入力が行われていない送信先に対し、所定のタイミングで催促の電子メールを送信することを特徴とする請求項14記載の情報提供方法。
  16. 前記配置データは、車椅子通過の障害となり得る段差の位置に関するデータを含み、
    前記コンピュータは前記クライアントシステムに対し、バリアフリールートの指定の有無を表示及び選択させ、バリアフリールートが選択された場合は前記各ルートとして前記段差を回避したルートを用いることを特徴とする請求項11から15のいずれかに記載の情報提供方法。
  17. 前記コンピュータは前記アクセスに係る来場者を識別のうえ、その来場者による前記検索及び選択の少なくとも一方の内容を利用履歴として記録し、
    来場者の次回アクセス時には前記利用履歴をもとに前記検索又は選択を含む処理を行うことを特徴とする請求項11から16のいずれかに記載の情報処理方法。
  18. クライアントシステムからの通信ネットワーク経由のアクセスに対して、コンピュータを制御することによりサーバシステムとして、展示会に関する情報を提供させる情報提供プログラムにおいて、
    そのプログラムは前記コンピュータに、
    前記展示会における各ブースの出展内容データと、各ブースを含む要素の配置を表す配置データと、を保持させ、
    来場者のクライアントシステムからのアクセスに対して、前記各出展内容データに基づいて前記各ブースに関する検索、表示及び選択を受け付けさせ、
    前記配置データに基づいて、選択された各ブースをまわる適切なルートを探索させるとともに、そのルートを描画した会場図を前記クライアントシステムに表示させることを特徴とする情報提供プログラム。
  19. クライアントシステムからの通信ネットワーク経由のアクセスに対して、コンピュータを制御することによりサーバシステムとして、展示会に関する情報を提供させる情報提供プログラムにおいて、
    そのプログラムは前記コンピュータに、
    前記展示会における各ブースの出展内容データと、各ブースを含む要素の配置を表す配置データと、を保持させ、
    各ブースの案内URLを含む案内電子メールを所定の送信先へ送信させ、
    前記案内URLへアクセスしたクライアントシステムに対し、前記配置データに基づき対応するブースへのルートを描画した会場図の表示、及び、前記出展内容データに基づく表示、のうち少なくとも一方を行わせ、
    来訪予定を含む応答の入力を受け付けさせ、
    入力された各応答を集計し所定の出力先へ出力させることを特徴とする情報提供プログラム。
  20. 前記配置データは、車椅子通過の障害となり得る段差の位置に関するデータを含み、
    前記プログラムは前記コンピュータに、
    前記クライアントシステムに対し、バリアフリールートの指定の有無を表示及び選択させ、バリアフリールートが選択された場合は前記各ルートとして前記段差を回避したルートを用いさせることを特徴とする請求項18又は19記載の情報提供プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007004470A (ja) * 2005-06-23 2007-01-11 Reed Exhibitions Japan Ltd アポイント支援システム、アポイント支援装置及びアポイント支援プログラム
US8019819B2 (en) 2008-06-18 2011-09-13 Emergency 24, Inc. Methods and systems for expositions and conventions
JP2019519016A (ja) * 2016-04-06 2019-07-04 アリババ・グループ・ホールディング・リミテッドAlibaba Group Holding Limited 展示会情報提示方法及びシステム

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