JP5299016B2 - 旅行プラン作成装置、旅行プラン作成システム、及びプログラム - Google Patents

旅行プラン作成装置、旅行プラン作成システム、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、旅行プラン作成装置、旅行プラン作成システム、及びプログラムに関する。
個人旅行をする旅行者は、その旅行中にどこに泊まり、何を食べ、どこへ行き、どのような交通手段で移動するか等のプランを自ら決定する。しかし、このような個人旅行の旅行プランをたてるには、その旅行地域にある観光地の所在地・飲食店・催し物の有無・目的地の開場時間帯・観光対象の開催時間帯等のイベント情報及び移動手段・移動時間などの移動情報を予め調べる必要がある。
近年のインターネットの普及に伴い、各種の情報サイトや経路検索エンジン等を使用することにより、このような情報を手軽に取得することができるようになった。しかし、個々の情報を吟味して、移動時間や開催時間帯等を調整しつつ実際に実現可能な旅行プランをたてることは、依然として旅行者本人が行う必要があり、旅行者の手間は多大であった。
これに対して、自動的に旅行プランを作成する装置として、例えば特許文献1が開示されている。この特許文献1に記載の旅行プラン作成装置では、旅行プランを作成したいユーザは、まず、各端末から旅行プラン作成装置にアクセスし、旅行に関する希望条件を入力する。この旅行プラン作成装置は、入力された希望条件に合った旅行プランを立案し、ユーザに提供するものである。
特開2002−269190号公報
しかし、特許文献1に記載の旅行プラン作成装置では、例えば宿泊したり飲食したりする場所が特定されていないイベントに対してイベントを実行する施設を設定したい場合にも、ユーザ自身がその検索条件を入力する必要があり、ユーザが旅行先の地理に詳しくない場合には、検索条件である地域情報を特定することが困難であるという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、イベントに対して施設を設定する場合に、イベントが実行される時間帯及び移動時間帯を考慮しつつ施設を検索する地域を自動的に設定することが可能な、新規かつ改良された旅行プラン作成装置、旅行プラン作成システム、及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、1又は2以上のイベントを含む旅行プランを作成する旅行プラン作成装置であって、旅行期間中に行われる移動に対する移動時間帯を上記旅行プランに設定する移動時間帯設定部と、上記イベントのうち、実行施設が紐付けられていないイベントである施設未定イベントに対して上記実行施設を設定する実行施設設定部とを備え、上記実行施設設定部は、上記施設未定イベントが設定される基準となる時間帯である基準時間帯と上記移動時間帯との間の関係に基づいて、上記施設未定イベントを実行する地域である施設未定イベント実行地域を特定する地域特定部と、上記地域特定部が特定した施設未定イベント実行地域を検索条件として、前記旅行プラン作成装置の内部又は外部の記憶領域に記憶された施設情報から、上記実行施設の候補を検索する検索部と、上記検索部によって検索された実行施設の候補の中から、上記施設未定イベントに紐付ける実行施設を特定する実行施設特定部とを有する、旅行プラン作成装置が提供される。
かかる構成によれば、例えば宿泊や飲食などの施設未定イベントが実行される時間帯である基準時間帯と旅行期間中に行われる移動に対する移動時間帯との間の関係に基づいて、施設未定イベントが実行される施設を検索する地域を自動的に設定することができるようになる。これにより、利用者は旅行先の情報に精通していなくても、効率のよい旅行プランが作成できるようになる。特に、宿泊や飲食は、旅行の満足度を高める重要なイベントであるため、自動的に特定された宿泊施設や飲食店を効率的に利用することが出来る本旅行プラン作成装置によれば、旅行の楽しさを充分に満喫することが出来る。
また、上記実行施設設定部は、上記基準時間帯を上記旅行プランに設定する基準時間帯設定部をさらに有してもよい。
また、上記地域特定部は、上記基準時間帯の直前に設定された直前イベントが実行される地域、及び上記基準時間帯の直後に設定された直後イベントが実行される地域のいずれかに上記施設未定イベント実行地域を特定してもよい。
また、上記地域特定部は、上記移動が乗換を含む場合に、上記直前イベントが実行される地域、上記直後イベントが実行される地域、及び上記乗換の地点が含まれる地域のうちのいずれかに上記施設未定イベント実行地域を特定してもよい。
また、上記地域特定部は、上記移動時間帯が上記基準時間帯よりも前に設定されている場合に、上記施設未定イベント実行地域を上記直後イベントが実行される地域に設定してもよい。
また、上記地域特定部は、上記移動時間帯が上記基準時間帯よりも後に設定されている場合に、上記施設未定イベント実行地域を上記直前イベントが実行される地域に設定してもよい。
また、上記地域特定部は、上記基準時間帯が上記移動時間帯に含まれる場合に、上記施設未定イベント実行地域を特定しなくてもよい。
また、上記地域特定部は、上記イベント実行地域の候補が複数特定された場合に、複数の上記イベント実行地域の候補を所定の地域マスタ情報に基づいて対応付け、上記地域マスタ情報の同じ地域に対応付けられた上記イベント実行地域の候補は同一地域として扱ってもよい。
また上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、1又は2以上のイベントを含む旅行プランを作成する旅行プラン作成装置と、上記旅行プラン作成装置にネットワークを介して接続され、上記旅行プラン作成装置に上記旅行プランを作成させる旅行プラン要求端末とを備え、上記旅行プラン作成装置は、旅行期間中に行われる移動に対する移動時間帯を上記旅行プランに設定する移動時間帯設定部と、上記イベントのうち、実行施設が紐付けられていないイベントである施設未定イベントに対して上記実行施設を設定する実行施設設定部とを有し、上記実行施設設定部は、上記施設未定イベントが設定される基準となる時間帯である基準時間帯と上記移動時間帯との間の関係に基づいて、上記施設未定イベントを実行する地域である施設未定イベント実行地域を特定する地域特定部と、上記地域特定部が特定した施設未定イベント実行地域を検索条件として、前記旅行プラン作成装置の内部又は外部の記憶領域に記憶された施設情報から、上記実行施設の候補を検索する検索部と、上記検索部によって検索された実行施設の候補の中から、上記施設未定イベントに紐付ける実行施設を特定する実行施設特定部とを有する、旅行プラン作成システムが提供される。
また上記課題を解決するために、本発明のさらに別の観点によれば、コンピュータに、1又は2以上のイベントを含む旅行プランを作成する旅行プラン作成機能を実現させるためのプログラムであって、上記コンピュータに、旅行期間中に行われる移動に対する移動時間帯を上記旅行プランに設定する移動時間帯設定機能と、上記イベントのうち、実行施設が紐付けられていないイベントである施設未定イベントが設定される基準となる時間帯である基準時間帯と上記移動時間帯との間の関係に基づいて、上記施設未定イベントを実行する地域である施設未定イベント実行地域を特定する地域特定機能と、上記地域特定機能によって特定された施設未定イベント実行地域を検索条件として、前記旅行プラン作成装置の内部又は外部の記憶領域に記憶された施設情報から、上記実行施設の候補を検索する検索機能と、上記検索機能によって検索された実行施設の候補の中から、上記施設未定イベントに紐付ける実行施設を特定する実行施設特定機能とを実現させるためのプログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、イベントに対して施設を設定する場合に、イベントが実行される時間帯及び移動時間帯を考慮しつつ施設を検索する地域を自動的に設定することができる。
第1実施形態に係る旅行プラン作成システムの構成を示すブロック図である。 同実施形態に係る旅行プラン作成システムが使用するイベント情報について説明する説明図である。 同実施形態に係る旅行プラン作成システムが表示画面に表示する表示映像の一例について説明する説明図である。 同実施形態に係る旅行プラン作成システムが表示画面に表示する表示映像の一例について説明する説明図である。 同実施形態に係る旅行プラン作成システムが表示画面に表示するタイムテーブルの一例について説明する説明図である。 同実施形態に係る旅行プラン作成システムが表示画面に表示するタイムテーブルの一例について説明する説明図である。 同実施形態に係る旅行プラン作成システムが表示画面に表示するタイムテーブルの一例について説明する説明図である。 同実施形態に係る旅行プラン作成システムが表示画面に表示するタイムテーブルの一例について説明する説明図である。 同実施形態に係る旅行プラン作成システムが表示画面に表示するタイムテーブルの一例について説明する説明図である。 同実施形態に係る旅行プラン作成システムが表示画面に表示するタイムテーブルの一例について説明する説明図である。 同実施形態に係る旅行プラン作成システムが表示画面に表示するタイムテーブルの一例について説明する説明図である。 同実施形態に係る旅行プラン作成システムが表示画面に表示するタイムテーブルの一例について説明する説明図である。 同実施形態に係る旅行プラン作成システムの地域特定部の動作の一例を示すフローチャートである。 プログラムを実行することにより一連の処理を実現するコンピュータの構成例を説明するための説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<第1実施形態に係る旅行プラン作成システムの構成>
まず、図1を参照しつつ、本発明の第1実施形態に係る旅行プラン作成システムの構成について説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る旅行プラン作成システムの構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る旅行プラン作成システム10は、予約済みの移動及び所望のイベントが予め設定された旅行プランに対して、例えば宿泊及び飲食などの、通常実行される場所が特定されていないイベント(以下、施設未定イベントとよぶ。)にイベントが実行される施設を設定する。この時、イベントが実行される施設は例えば旅行プラン作成装置100内部に施設情報を記憶した記憶部(図示せず)を有し、記憶部から施設情報を検索し、実行施設が設定されるものであってもよいし、例えば通信部を介して旅行プラン作成装置100と接続される情報公開サーバ400が保有する施設情報の中から検索され、実行施設が設定されるものであってもよい。このように複数の施設情報の中から検索によって実行施設を特定する場合には、検索条件として地域情報が用いられる。旅行プラン作成システム10は、施設未定イベントを設定したい時間帯(以下、基準時間帯とよぶ。)、及び移動時間帯との間の関係に基づいて特定し、ユーザが条件を入力することなく最適な地域から施設を設定することができるものである。
ここで言う「旅行プラン」とは、例えば、1又は2以上のイベントが時系列に沿って並べられた予定表・タイムスケジュール・計画表などを意味する。つまり、旅行プランは、「あるイベントを何時から何時まで実行する」という情報を、所定の期間(旅行期間)中に設定されている1又は2以上のイベント毎に有しており、ユーザが旅行中の行動時に参照するためのものである。なお、この旅行プランは、ユーザの行動に指針を与えるものであり、ユーザの行動を束縛するものではない。この旅行プラン作成システム10は、旅行プランを作成することを目的としており、作成された旅行プランは実際に実行される必要はない。更に言えば、この旅行プランを作成するユーザと、実際の旅行プランを実行するユーザとは別人であってもよい。
また、説明の便宜上、旅行プランが作成される期間におけるユーザの行動目的を「旅行」と言うが、厳密な意味での旅行に限定されるものではなく、例えば出張・帰郷・外出など様々な目的をも含むものとし、旅行プランには、ユーザの通常の行動範囲(例えば居所・勤め先・よく訪れる地域やその近傍)の外部だけでなく、その内部における計画等をも含まれるものとする。つまり、旅行プランには、例えば、単なる近郊への外出時の予定表も含まれる。
更に、ここで言う「イベント」は、例えば、旅行中にユーザが滞在・参加・鑑賞・実行等するための、場所・出来事・行事・催し物・行動などを意味する。イベントとしては、例えば、コンサートやスポーツや催し物を見ることやその実行、名所や景勝や観光地への訪問、宿泊施設などへの宿泊、会合への参加、飲食店などでの食事、観光用乗り物に乗ることなどが挙げられる。しかし、イベントはここで挙げた例に限定されるものではなく、ユーザが所定の場所で実行可能であり、その実行に所定の時間長を要する様々な行事を含めることが可能である。ここではこのような行事を総称してイベントと言い、このイベントについて滞在・参加・鑑賞・実行等を行うことを「実行」と総称する。そして、旅行プラン中に含まれた各イベントの実行を予定している時間間隔(時間帯)のことを、ここでは「実行時間帯」ともいう。
本実施形態においては、上記に列挙したイベントの中でも特に宿泊施設などへの宿泊や、飲食店などでの食事など、イベントが実行される施設が特定されていないイベントを「施設未定イベント」とよぶことにする。よって、泊まる場所や食べる場所が定められた宿泊や飲食のイベントは「施設未定イベント」ではない。また、前述したように、本明細書では、通常の移動手段(電車、バス、飛行機、船、タクシーなどによる移動)は「イベント」の概念に含めず、上記の「観光用乗り物に乗ること」とは区別する。
図1に示すように、本実施形態に係る旅行プラン作成システム10は、旅行プラン作成装置100と、旅行プラン要求端末200とを有する。
旅行プラン作成装置100と旅行プラン要求端末200とは、例えばインターネット、LAN、WAN等の通信ネットワーク(以下、「ネットワーク300」という。)を経由して相互に接続可能である。旅行プラン要求端末200は、ユーザによって操作され、このユーザ操作に応じて、旅行プラン作成装置100に旅行プランを作成させるための所定の信号及び情報を送信する。一方、この所定の信号を受信した旅行プラン作成装置100は、以下で説明する所定の処理や動作を通じて、ユーザが所望する旅行プランを作成する。そして、旅行プラン要求端末200は、作成された旅行プランを取得して、例えば、表示画面に表示したり、音声出力したり、記録装置に記録するなどにより、旅行プランをユーザに提供する。
また、旅行プラン作成装置100は、ネットワーク300を介して更に情報公開サーバ400に接続可能である。情報公開サーバ400は、旅行プランを作成するに当たって必要な情報を保有しているサーバである。ここでいう情報は、例えば旅行先において実行されているオプショナルツアーなどのイベント情報、宿泊施設の情報、飲食店に関する情報、及び移動手段の運行時刻情報などであってよい。
なお、本実施形態では、旅行プランを作成する構成として、図1に示す旅行プラン作成システム10を例に挙げて説明する。しかし、これは本発明の一実施形態であり、本発明はこの例に限定されないことは言うまでもない。本発明は、例えば、旅行プラン作成装置100と旅行プラン要求端末200とが一体となった1つの旅行プラン作成装置として実施されることも可能である。また、本発明は、ネットワーク300を介して接続可能なコンピュータ・携帯電話・PDA(Personal Digital Assistant)などの様々な情報処理端末からの要求に応じて、旅行プランを作成する旅行プラン作成装置として実施されることも可能である。なお、本発明が1つの旅行プラン作成装置として実施される場合、ユーザは、旅行プラン作成装置を直接操作することにより、旅行プランを作成させることができる。
また、本実施形態では、上述の通り、旅行プラン作成装置100が宿泊施設情報及び飲食店情報などを外部の情報公開サーバ400から取得する構成を例に挙げて説明する。しかし、これも本発明の一実施形態であり、本発明はこの例に限定されないことは言うまでもない。例えば、旅行プラン作成装置100自身が上記情報公開サーバ400と同様に宿泊施設情報及び飲食店情報などを保有している構成であってもよい。また、情報公開サーバ400が検索エンジンを搭載しており、旅行プラン作成装置100が送信した検索条件情報に基づき情報公開サーバ400が情報を検索し、検索結果を旅行プラン作成装置100に送信する構成であってもよい。
<旅行プラン要求端末200の構成>
図1に示すように、旅行プラン要求端末200は、旅行プラン作成要求送信部210と、旅行プラン受信部220と、表示部230とを有する。
旅行プラン作成要求送信部210は、ユーザの操作に応じて、旅行プラン作成装置100に旅行プランを作成させるための所定の信号及び情報を送信する。この所定の信号及び情報としては、例えば、作成開始情報・イベント選択情報・実行時間設定情報・自動調整開始情報・ルート設定情報などが挙げられるが、その他必要に応じて様々な信号及び情報であってもよいことは言うまでもない。
「作成開始情報」は、旅行プラン作成装置100に旅行プラン作成を開始させるための必要な情報と、その他必要に応じた付加的な情報とを含む。作成開始情報が含む情報の例としては、旅行プラン作成装置100に旅行プラン作成を開始させる「スタート信号」、ユーザが旅行することを予定している地域を表した「地域情報」、ユーザが旅行することを予定している期間を表した「期間情報」などが挙げられる。なお、作成開始情報は、その他、ユーザの年齢・性別・嗜好・過去に実行したイベントなどのような付加的な情報を含んでもよい。「イベント選択情報」は、ユーザの操作に応じて出力され、「ユーザがどのイベントを旅行プラン中に含めることを所望しているか」などを表した情報である。「実行時間設定情報」は、ユーザの操作に応じて出力され、「ユーザがイベントを実行したいと所望している時間帯は何時なのか」などを表した情報である。なお、この実行時間設定情報は、旅行プラン作成装置100が作成する旅行プラン中の実行時間帯を固定するものではなく、旅行プラン中に含まれる各イベントの実行時間帯は、この実行時間設定情報を必ずしも正確に反映しているとは限らない。「自動調整開始情報」は、ユーザの操作に応じて出力され、旅行プランに設定されたイベントの実行時間帯が実行不可能な場合などに、自動的な実行時間帯の調整を行うことを表した情報である。「ルート設定情報」は、ユーザの操作に応じて出力され、旅行プラン中に設定されたイベント間の移動経路(ルート)を表した情報である。
旅行プラン受信部220は、旅行プラン作成装置100が作成した旅行プランを受信し、受信した旅行プランを表示部230の表示画面に表示させる。また、この旅行プラン受信部220は、旅行プランだけでなく、例えば、旅行プラン作成装置100が旅行プラン作成中などに出力する様々な情報を受信し、受信した情報の一部又は全部を表示部230の表示画面に表示させることができる。旅行プラン受信部220は、ユーザの操作に応じて、更に他の様々な情報を表示部230の表示画面に表示させてもよい。なお、以下で説明する表示部230の表示画面に表示される表示映像例は、この旅行プラン受信部220及び表示部230によって表示させられるが、説明の便宜上、表示映像を説明する際に、この旅行プラン受信部220及び表示部230が表示させる旨についての説明は適宜省略する。この表示部230に表示させる情報の例としては、イベントの内容を表した「イベント情報」、「判定結果」を表した「判定結果情報」、「警告表示(アラーム表示)」を表した「警告情報」などが挙げられるが、これらの情報については後述する。なお、旅行プラン受信部220は、所定の情報を表示画面に表示させるだけでなく、例えば、音声出力したり、別途の記憶装置(図示せず)に記録したりすることも可能である。
<旅行プラン作成装置100の構成>
更に図1を参照して、旅行プラン作成装置100の構成について説明する。
図1に示すように、旅行プラン作成装置100は、通信部110と、イベント情報記憶部121と、イベント情報登録部122と、旅行期間設定部131と、旅行先設定部132と、イベントリスト作成部133と、表示制御部134と、イベント付加部135と、移動時間帯設定部136と、判定部140と、調整部150と、実行施設設定部160と、を主に有する。
(通信部110)
通信部310は、ネットワーク300に接続され、旅行プラン要求端末200や他の端末との通信のインターフェイスの役割を担う。
(イベント情報記憶部121)
イベント情報記憶部121には、それぞれイベントの内容を表した1又は2以上のイベント情報が記録される。各イベント情報には、そのイベントに関する名称・開催時間・開催場所などの情報が含まれる。このイベント情報に含まれる情報の例を、図2に示す。図2は、本実施形態に係る旅行プラン作成システムが使用するイベント情報について説明する説明図である。
(イベント情報について)
イベント情報には、図2に示すように、例えば、「id情報」、「name_jp情報」、「post_code情報」、「address_jp情報」、「op_hour_jp情報」、「op_start_minutes情報」、「op_end_minutes情報」、「op_period情報」、「op_day情報」、「op_area情報」、「links情報」、「lat情報」、「lon情報」、「keywords情報」、「pre_time_length情報」、「minimum_time_length情報」、「image情報」、「guidance情報」及び「priority情報」などが含まれる。
id情報は、各イベントを識別するための識別子であり、例えばID(Identification)番号等で表される。ここでは、id情報は、イベント毎に異なる値が割り当てられた目的地番号であるものとする。name_jp情報は、イベントの名称を表す情報である。post_code情報は、イベントが実行される位置(以下「所在地」ともいう。)の郵便番号を表す情報である。address_jp情報は、イベントの所在地の住所を表す情報である。op_hour_jp情報は、イベントの開催時間についての説明文を表す情報である。op_start_minutes情報は、イベントの開催時間帯の開始時刻(例えば開場時刻・開演時刻等)を表す情報である。op_end_minutes情報は、イベントの開催時間帯の終了時刻(例えば閉場時刻・閉演時刻等)を表す情報である。op_period情報は、イベントが開催されている期間(以下「開催期間」ともいう。)を表す情報である。op_day情報は、イベントが開催されている曜日を表す情報である。op_area情報は、イベントが開催される場所がどの地域に属するのかを表す情報である。なお、地域としては、アジアや日本という大きなくくりから、関東や関西というくくり、都道府県に応じたくくり、区市町村に応じたくくりなど、様々な範囲で表されてもよい。links情報は、イベントに関するホームページなどのような外部リンク先を表した情報であり、例えば、URI(Uniform Resource Identifier)を表す。lat情報は、イベントの所在地の緯度を表した情報である。lon情報は、イベントの所在地の経度を表した情報である。keywords情報は、イベントのキーワード等を表した情報であり、例えば、当該イベントの名称・内容・所在地等に含まれるキーワード、そのイベントの属性や種類等を表した情報であってもよい。pre_time_length情報は、イベントを実行する際に必要であろうと予想され、初期設定として設定される実行時間長を表す情報である。minimum_time_length情報は、イベントを実行する際に最低限確保すべき実行時間長を表す情報である。image情報は、イベント自体の画像などのようにそのイベントを連想させるようなイベントに関する画像データである。guidance情報は、例えば「そのイベントが何のイベントであるのか」等のように、イベントについての説明(アナウンス)を表した情報である。priority情報は、そのイベントの優先度を表した情報である。なお、イベント情報には、これらの情報以外に、更に様々な情報が含まれてもよいことは言うまでもない。
本実施形態に係る旅行プラン作成装置100は、上記複数の情報中、特に、「post_code情報」、「address_jp情報」、「op_area情報」、「lat情報」、「lon情報」、などを使用して、旅行プランを作成する。この「post_code情報」、「address_jp情報」、「op_area情報」、「lat情報」及び「lon情報」を、そのイベントが実行される位置を表した情報であるという意味で「位置情報」と総称する。
(イベント情報登録部122)
再び図1を参照して、旅行プラン作成装置100の他の構成の説明に戻る。イベント情報登録部122は、上記イベント情報記憶部121にイベント情報を記録(登録)することができる。このイベント情報登録部122は、ネットワーク300上にイベント情報を公開している他のポータルサイトなどの記憶装置等から、通信部110を介してそのイベント情報を取得して、イベント情報記憶部121に記録してもよい。また、イベント情報登録部122は、ユーザの操作に応じて旅行プラン要求端末200から出力されたイベント情報や、ユーザによる旅行プラン作成装置300の直接操作により入力されるイベント情報を、イベント情報記憶部321に記録してもよい。
(旅行期間設定部131)
旅行期間設定部131は、旅行プラン作成装置100が作成する具体的な旅行期間を設定する。なお、この際、旅行期間設定部131は、旅行プラン作成要求送信部210から出力される作成開始情報のうちの期間情報を取得し、その期間情報に表された期間に、旅行期間を設定する。つまり、旅行期間設定部131は、作成する旅行プランの旅行期間を、ユーザが望む旅行期間に設定することになる。なお、旅行期間設定部131は、旅行プラン作成要求送信部210から出力された作成開始情報に含まれるスタート信号を取得すると動作を開始する。また、この旅行期間設定部131が設定した旅行期間を表す情報も、ここでは旅行期間情報と言う。
(旅行先設定部132)
旅行先設定部132は、旅行プラン作成装置100が作成する具体的な旅行先を設定する。なお、この際、旅行先設定部132は、旅行プラン作成要求送信部210から出力される作成開始情報のうちの地域情報を取得し、その地域情報に表された地域に、旅行先を設定する。つまり、旅行先設定部132は、作成する旅行プランの旅行先を、ユーザが望む地域に設定することになる。なお、旅行先設定部132は、旅行プラン作成要求送信部210から出力された作成開始情報に含まれるスタート信号を取得すると動作を開始する。
(イベントリスト作成部133)
イベントリスト作成部133は、旅行期間設定部131が旅行期間を設定し、旅行先設定部132が旅行先を設定すると、イベント情報記憶部121に記録された1又は2以上のイベント情報から、旅行プランに含めるイベントのイベント情報を選択し、そのイベントのリストを作成する。
より具体的には、イベントリスト作成部133は、まず、旅行先設定部132が設定した旅行先である地域情報に基づいて、ユーザが指定した旅行先の地域内及びその近郊で開催されるイベント情報を、イベント情報記憶部121の中から検索する。そして、イベントリスト作成部133は、そのイベント情報と、所定の情報(例えばその地域の地図データなど)とを、旅行プラン要求端末200の表示部230の表示画面に表示させる。
この際、旅行プラン要求端末200の表示画面に表示される表示映像の一例を、図3に示す。図3に示すように、表示映像M1として表示画面には、その地域の地図データと、各イベント情報のアイコンI(icon、例えばimage情報やname_jp情報など)が表示される。そして、この表示映像を参照したユーザは、旅行プラン要求端末200を操作して、旅行プランに含めたいイベントの候補を選択する。このイベント選択の操作としては、例えば、ユーザは、旅行プランに含めたいイベントのアイコンIをドラッグ(drag)し、矢印A1に示すように、このアイコンIをイベントリスト欄L1にドロップ(drop)することにより、イベントの候補を選択することができる。旅行プラン作成要求送信部210は、この選択されたイベントの候補を、イベントリストを作成するためのイベント選択情報として、イベントリスト作成部133に出力する。なおこの際、旅行プラン要求端末200は、例えば、ユーザがアイコンIにカーソルを合わせたり、アイコンIをドラッグ又はクリックしたりした時点で、メッセージ欄MEにaddress_jp情報・op_hour_jp情報・links情報・image情報・guidance情報などを表示させることにより、ユーザにそのイベントに関する情報を提供することもできる。
イベントリスト作成部133は、この取得したイベント選択情報に基づいて、旅行プランに含めるイベントのリスト(以下、「イベントリスト」という。)を作成する。そして、イベントリスト作成部133は、作成したイベントリストを表示制御部134及びイベント付加部135に出力する。表示制御部134は、このイベントリストと、後述するタイムテーブルTに関する情報とを、旅行プラン要求端末200が有する表示部230の表示画面に表示させる。
この際、旅行プラン要求端末200が有する表示部230の表示画面に表示される表示映像の一例を、図4に示す。図4に示すように、表示映像M2として表示画面には、イベントリストが、タイムテーブルTと共に表示される。なお、このイベントリストは、表示映像M2中のイベントリスト欄Lに表示される。また、タイムテーブルTは、例えば、旅行期間設定部によって設定された旅行期間情報に基づいて出力される。
(表示制御部134)
表示制御部134は、上述の通り、イベントリスト作成部133や旅行プラン要求端末200などから出力された様々な情報に基づいた所定の映像を、旅行プラン要求端末200の表示部230の表示画面に表示させる。なお、この表示制御部134は、以下で説明するように、旅行プラン作成装置100が有する他の構成から出力される様々な情報などをも、表示部230の表示画面に表示させる。
(イベント設定部135)
イベント設定部135は、イベントリストに含まれるイベント情報のうち、実行時間帯を設定するイベントを選択し、タイムテーブルT上にイベントを設定する。この際、イベント設定部135は、旅行プラン要求端末200の旅行プラン作成要求送信部210から出力される、実行時間帯を設定するための「イベント選択情報」に基づいて、1のイベントを選択する。なお、このイベント選択情報は、ユーザの操作に応じて、旅行プラン作成要求送信部210から出力される。
より具体的には、ユーザは、イベントリスト作成部133が作成し、表示制御部134が表示画面に表示させたイベントリスト(例えば、図4)を参照しながら、イベントリスト欄L中のイベントのアイコンIから、実行時間帯を設定すべきイベントのアイコンIを選択する。すると、旅行プラン作成要求送信部210は、このユーザの操作に応じて、イベント選択情報を送信する。イベント設定部135は、イベント選択情報を取得し、イベント選択情報に表された(つまり、ユーザが選択した)イベントを選択する。そして、イベント設定部135は、選択したイベントに対して、実行時間帯を仮に設定するための「実行時間設定情報」に基づいて、実行時間帯を設定する。なお、この実行時間設定情報も、ユーザの操作に応じて、旅行プラン作成要求送信部210から出力される。
(移動時間帯設定部136)
移動時間設定部136は、旅行期間中に行われる移動に対する移動時間帯を前記旅行プラン上のタイムテーブルT上に設定する。この際、移動時間帯設定部136は、ユーザからの入力に基づいて移動時間帯を設定してもよい。また、移動時間帯設定部136は、予め登録された情報を読み込んで移動時間帯を設定してもよく、その情報源は限定されるものでない。ここで言う移動とは、旅行期間中に行われるものであって、例えば移動手段としては飛行機、電車、船、バス、タクシー、徒歩などあらゆる移動を含む。例えば予約され、確定された移動に対しては、固定のイベントであることを示す情報を含んだものであってもよい。移動情報には、上記の移動手段、移動発時間と移動着時間とを含む移動時間帯、移動発地点と移動着地点とを含む移動経路などが含まれていてよい。また、移動情報は2以上の移動手段を含んでいてもよく、その場合には移動情報は乗り換え地点情報を含み、移動手段毎に移動時間帯及び移動経路の情報を有する。
(判定部140)
判定部140は、旅行プランに設定されたイベントが実行可能か否かを確認する。そして、実行不可能なイベントがある場合、判定部140は、例えば、旅行プラン要求端末20に、ユーザに対してアラーム(警告)を表示又は出力させる。なお、このようなアラームとしては、例えば、旅行プラン要求端末200の表示部230の表示画面に表示されたタイムテーブルT(例えば図4参照。)上のイベントを、色づけしたり点滅させたりするなどの様々な表示形式が考えられる。一方、表示によるアラーム以外に、音声によるアラームであってもよいことは言うまでもない。
このアラームを参照したユーザは、旅行プラン要求端末200を操作して、調整部150による自動的な調整を行うか、自らイベント等の調整を行うか等を選択する。以下では説明の便宜上、調整部150による自動調整が行われる場合について説明する。なお、この場合、旅行プラン要求端末200の旅行プラン作成要求送信部210からは、ユーザの操作に応じて調整制御情報が送信されることが望ましい。なお、このようにユーザにアラームを通知することなく、自動的に調整部150が調整を行うことももちろん可能である。
(調整部150)
調整部150は、調整制御情報を取得すると、旅行プランに設定されたイベントを調整する。ここでいう調整は、例えばイベントを削除する、イベントの実行時間をずらす、イベントの実行時間帯を短縮する、などの調整が挙げられる。
(実行施設設定部160)
実行施設設定部160は、施設未定イベントに対して、イベントを実行する施設である実行施設を設定する。ここで施設未定イベントとは、通常実行される場所が特定されておらず旅行経路上において都合のよい地域を条件として選定されるイベント、例えば宿泊や飲食などのイベントであり、例えば施設未定イベントが宿泊である場合には、実行施設は宿泊施設から選定される。実行施設設定部160は、基準時間帯設定部161、地域特定部162、検索部163、及び実行施設特定部を主に有する。
(基準時間帯設定部161)
基準時間帯設定部161は、旅行プラン上のタイムテーブルTに基準時間帯を設定する。ここで基準時間帯は、施設未定イベントが設定される対象となる時間帯である。基準時間帯は、ユーザの入力に従って設定され、基準時間帯開始時間と基準時間帯終了時間とを含むが、その時間幅は0分であってもよい。即ち、基準時間帯開始時間と基準時間帯終了時間とは同一であってもよい。例えば施設未定イベントが宿泊である場合には、基準時間帯は「1時から4時」と設定されてもよい。また例えば施設未定イベントが飲食である場合には、昼食の基準時間帯は「12時」と設定されてもよい。また基準時間帯は、ユーザからの入力ではなく予め内部で決められた時間帯に設定されるものであってもよい。基準時間帯は、例えば図5に示すように表示画面に表示する表示映像のタイムテーブルT上に表示してもよいし、内部処理としてタイムテーブル上に設定するだけで表示しなくともよい。以下、説明を容易にするため、タイムテーブル上に表示するものとして説明をしていく。
(地域特定部162)
地域特定部162は、上記の基準時間帯と移動時間帯との間の関係に基づいて、施設未定イベントを実行する地域(以下、施設未定イベント実行地域という。)、即ち、施設未定イベントが実行される施設を検索する地域を特定する。この際、地域特定部162は、基準時間帯の直前に設定された直前イベントが実行される位置、前記基準時間帯の直後に設定された直後イベントが実行される位置、及び前記移動の中の乗り換え位置、のうちのいずれかに基づいて前記施設未定イベント実行地域を特定する。ここで、直前イベント及び直後イベントの実行される位置は、イベント情報のうち「位置情報」から特定される。このとき、位置情報として例えば「op_area情報」が用いられる場合には、「op_area情報」がそのまま地域情報として用いられる。また、位置情報として例えば「post_code情報」、「address_jp情報」、「lat情報」、「lon情報」などが用いられる場合には、それぞれの情報から特定される地点の情報を基に、その地点から半径何メートル以内を地域としてもよいし、予め設定された地域のうち上記の地点が含まれる地域としてもよい。
(施設未定イベント実行地域の特定方法例)
次に、地域特定部162における施設未定イベント実行地域の特定方法の一例について、図5〜図12を用いて移動時間帯と基準時間帯THとの間の関係のパターンに分けて具体的に説明する。尚、以下で説明する特定方法は一例であり、条件毎の特定処理についてはあらゆるものが考えられる。本発明はかかる処理を限定するものではない。図5〜図12は、本実施形態に係る旅行プラン作成システムが表示画面に表示するタイムテーブルの一例について説明する説明図である。
図5〜図12において、施設未定イベントとしては宿泊の場合を想定し、宿泊に関する基準時間帯THとして1:00−5:00が設定されており、基準時間帯THの直前イベントとしてIa、直後イベントとしてIb、1又は2以上の移動TAが設定されている場合について説明する。このとき、一連の移動において直前イベントIaを出発した時間をイベント発時間、直後イベントIbの場所に到着した時間をイベント着時間とし、さらに、移動が乗り換えを含む場合には、乗り換えごとに乗り換え発時間と乗り換え着時間とを含む。地域特定部162は、基準時間帯THと移動時間帯(具体的には、イベント発時間、イベント着時間、乗換発時間、乗換着時間)との間の関係に基づいて、宿泊の実行地域(即ち、宿泊施設を検索する際の検索条件となる地域)を特定する。ここで、それぞれのパターンにおける特定方法の例について説明する。尚、ここで説明する特定方法は一例であってこれに限定されるものではない。基準時間帯THと移動時間帯との間の関係に基づいて特定されるものであれば、その条件は任意に変更可能である。
まず、移動時間帯が基準時間帯THを跨いでいる場合について説明する。図5に示した例には、移動として深夜バスによる移動TA1(移動発時間22時、移動着時間8時)が設定されている。この場合、基準時間帯TH(1:00−5:00)と移動時間帯(22:00−8:00)との関係を考えると、移動時間帯が基準時間帯THを跨いでいる。つまり、基準時間帯THは1つの移動手段による移動時間帯に含まれ、対象時間の間ずっと旅行者は移動中である。この場合には、宿泊施設は検索不要であるとする。つまり、地域特定部162は、施設未定イベント実行地域としていずれの地域も特定しない。
また、図6に示した例には、移動として電車による移動TA2及び寝台特急による移動TA3が設定されている。この場合、基準時間帯TH(1:00−5:00)と移動時間帯(21:30−23:00、23:30−6:00)との関係を考えると、TA3の移動時間帯(23:30−6:00)が基準時間帯THを跨いでいる。つまり、基準時間帯THがTA3の移動時間帯に含まれている。このように、複数の移動手段が設定されており、そのうちのいずれか1つの移動時間帯が基準時間帯THを跨いでいる場合にも、図5の場合と同様に、宿泊施設は検索不要であるとする。つまり、地域特定部162は、施設未定イベント実行地域としていずれの地域も特定しない。
次に、移動時間帯が基準時間帯THよりも前である場合について説明する。図7に示した例には、移動として新幹線による移動TA4及び電車による移動TA5が設定されている。この場合、基準時間帯TH(1:00−5:00)と移動時間帯(19:00−21:30、22:00−23:00)との関係を考えると、移動時間帯は基準時間帯THより前である。つまり、旅行者は基準時間帯の開始時点までにイベントIbの実行される地点に到着している。この場合、旅行者が宿泊する地域としてはイベントIbの実行される地点の周辺が適当であると思われるため、地域特定部162は、施設未定イベント実行地域をイベントIbの実行される地点の含まれる地域とする。例えば、イベント着時間を基準時間帯に含む場合であって、基準時間帯内にいずれの乗り換えも含まない場合も同様に施設未定イベント実行地域をイベントIbの実行される地点の含まれる地域とする。
次に、移動時間帯が基準時間帯THよりも後である場合について説明する。図8に示した例には、移動として電車による移動TA6、飛行機による移動TA7、及びバスによる移動TA8が設定されている。この場合、基準時間帯(1:00−5:00)と移動時間帯(4:30−6:30、7:00−8:30、9:00−10:00)との関係を考えると、移動時間帯は基準時間帯THよりも後であり、イベント発時間は対象時間内に含まれる。この場合、旅行者が宿泊する地域としてはイベントIaの実行される地点の周辺が適当であると思われるため、地域特定部162は、施設未定イベント実行地域をイベントIaの実行される地点の含まれる地域とする。例えば、イベント発時間が対象時間内に含まれず、移動時間帯の全てが基準時間帯よりも後である場合も同様に施設未定イベント実行地域をイベントIaの実行される地点の含まれる地域とする。
次に、基準時間帯THが移動時間帯の乗り換え地点滞在時間を含む場合について説明する。図9に示した例には、移動として電車による移動TA9、飛行機による移動TA10、電車による移動TA11が設定されている。この場合、基準時間帯(1:00−5:00)と移動時間帯(18:00−19:30、6:30−8:00、8:30−9:30)との関係を考えると、基準時間帯内に、電車から飛行機への乗り換え地点(例えば、空港)の滞在時間内が含まれている。この場合、旅行者が宿泊する地域としてはTA9とTA10の間の乗り換え地点の周辺が適当であると思われるため、地域特定部162は、施設未定イベント実行地域をTA9からTA10への乗り換え地点の含まれる地域とする。
次に、基準時間帯THが移動時間帯の乗換地点滞在時間を複数含む場合について説明する。図10に示した例には、移動として電車による移動TA12、深夜バスによる移動TA13、及びタクシーによる移動TA14が設定されている。この場合、基準時間帯(1:00−5:00)と移動時間帯(22:30−24:30、1:30−4:30、4:40−5:40)との関係を考えると、基準時間帯内にTA12からTA13への乗換地点滞在時間及びTA13からTA14への乗換地点滞在時間が含まれている。この場合、旅行者が宿泊する地域の候補としてはTA12とTA13との間の乗換地点又はTA13とTA14との間の乗換地点の含まれる地域が挙げられる。このように複数の候補があって、条件によって特定できない場合には、地域特定部162はこれら候補地域の情報を表示制御部134に入力し、旅行プラン要求端末200の表示部230に、候補地の中からいずれかを選択するよう促す画面を表示させる。地域特定部162は、旅行プラン要求端末200からの入力に基づいて、施設未定イベント実行地域を特定する。
次に、基準時間帯THが移動時間帯の乗換地点滞在時間と、イベント着時間とを含む場合について説明する。図11に示した例には、移動として電車による移動TA15、深夜バスによる移動TA16、及びタクシーによる移動TA17が設定されている。この場合、基準時間帯(1:00−5:00)と移動時間帯(22:30−24:30、1:00−3:30、3:30−4:30)との関係を考えると、基準時間帯内にTA16からTA17への乗換時間とイベント着時間とが含まれている。このような場合に、施設未定イベント実行地域の候補としては、乗換地点又はイベントIbの実行地域が挙げられる。例えばここでは地域特定部162は、施設未定イベント実行地域をイベントIbの実行地域に特定する。
次に、基準時間帯THが移動時間帯の乗換地点滞在時間と、イベント発時間とを含む場合について説明する。図12に示した例には、移動として深夜バスによる移動TA18、及びタクシーによる移動TA19が設定されている。この場合、基準時間帯(1:00−5:00)と移動時間帯(1:30−4:30、4:40−6:00)との間の関係を考えると、基準時間帯内にTA18からTA19への乗換時間と、イベント発時間とが含まれている。このような場合に、施設未定イベント実行地域の候補としては、乗換地点又はイベントIaの実行地域が挙げられる。例えばここでは地域特定部162は、施設未定イベント実行地域をイベントIaの実行地域に特定する。
(地域特定部の動作の一例)
以上、本実施形態に係る旅行プラン作成システム100の地域特定部162の動作の一例について説明してきたが、かかる例について図13に示すフローチャートを用いて説明する。尚、ここで説明する地域特定部162の動作は上記に示した例について纏めたものであり、必ずしもこの条件に従って動作する必要はない。システム要求及びユーザの設定によって変えられるものであってもよい。図13は、実施形態に係る旅行プラン作成システムの地域特定部の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、地域特定部162は、ステップS100において基準時間帯がイベント発時間を含むか否かを判定する。かかる判定において基準時間帯がイベント発時間を含む場合には、ステップS102において、地域特定部162は、施設未定イベント実行地域として直前イベントIaの実行地域を設定する(例えば図8及び図12)。
そして、上記ステップS100の判定において基準時間帯がイベント発時間を含まないと判定された場合には、地域特定部162は、ステップS104において基準時間帯がイベント着時間を含むか否かを判定する。かかる判定において基準時間帯がイベント着時間を含むと判定された場合には、ステップS106において、地域特定部162は、施設未定イベント実行地域として直後イベントIbの実行地域を設定する(例えば図11)。
そして、上記ステップS104の判定において基準時間帯がイベント着時間を含まないと判定された場合には、地域特定部162は、ステップS108において基準時間帯が乗換時間を含むか否かを判定する。かかる判定において基準時間帯が乗換時間を含むと判定された場合には、ステップS110において、地域特定部162は、施設未定イベント実行地域として乗換地点が含まれる地域を設定する。ここで、複数の乗換地点が検出された場合には、候補地を表示部230の画面に表示させ、利用者が選択するようにしてもよい。
そして、上記ステップS108の判定において基準時間帯が乗換時間を含まないと判定された場合には、地域特定部162は、ステップS112において基準時間帯よりもイベント着時間が前であるか否かを判定する。かかる判定において基準時間帯よりもイベント着時間が前であると判定された場合には、ステップS114において、地域特定部162は、施設未定イベント実行地域として、直後イベントIbの実行地域を設定する。
そして、上記ステップS112の判定において基準時間帯よりもイベント着時間が前ではないと判定された場合には、地域特定部162は、ステップS116においてイベント発時間よりも基準時間帯が前であるか否かを判定する。かかる判定においてイベント発時間よりも基準時間帯が前であると判定された場合には、ステップS118において、地域特定部162は、施設未定イベント実行地域として直前イベントIaの実行地域を設定する。
そして、上記ステップS116の判定においてイベント発時間よりも基準時間帯が前ではないと判定された場合、つまり移動時間帯が基準時間帯を跨ぐ状態である場合には、地域特定部162は、施設未定イベント実行地域を設定しない。つまり、検索が不要な場合である。
以上説明したように、地域特定部162は、施設未定イベントが実行される時間帯である基準時間帯と、移動時間帯と、の間の関係に基づいて施設未定イベントを検索する対象である地域を特定する。このとき地域特定部162は、基準時間帯の前後に設定されたイベント及び基準時間帯の前後に設定された移動の情報から、最適な地域を特定する。このため、利用者は旅行先の地理情報に精通していなくても、容易に効率のよい旅行プランを作成することが出来る。
(検索部163)
検索部163は、地域特定部162において特定された施設未定イベント実行地域を検索条件として、旅行プラン作成装置の内部又は外部の記憶領域に記憶された施設情報から施設未定イベントの実行施設を検索する。つまり検索部163は、旅行プラン作成装置100内部の記憶部(図示せず)に記憶された施設情報から実行施設を検索してもよいし、通信部110を介して接続される情報公開サーバ400が保有する施設情報から実行施設を検索してもよい。地域特定部162が最適な地域を特定することによって、検索部163は、旅行プラン上最適な地域から施設未定イベントの実行施設を検索することが出来る。
(実行施設特定部164)
実行施設特定部164は、検索部163による検索結果である実行施設の候補の中から、施設未定イベントに紐付ける実行施設を特定する。例えば検索部163が検索結果である実行施設の候補を表示制御部134に入力し、表示制御部134が旅行プラン要求端末200の表示部230に上記の検索結果を選択可能に表示させることによってユーザに選択を促す。実行施設特定部164は、ユーザが表示部230の画面表示から選択した施設情報を取得し、対応する施設を実行施設と特定する。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、施設未定イベント実行地域を1つに特定する場合について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、複数の候補に特定し、検索部163は、地域特定部162が挙げた全ての地域を検索対象として施設未定イベントを検索するようにしてもよい。
また例えば、上記実施形態では基準時間帯内にイベント発時間と乗換時間とを含む場合は直前イベントの実行地域を施設未定イベント実行地域とし、基準時間帯内にイベント着時間と乗換時間とを含む場合には直後イベントの実行地域を施設未定イベント実行地域としたが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、複数の候補の中から利用者が選択できるようにしてもよいし、地域特定部162がさらに自動判断を行うものであってもよい。地域特定部162がさらに自動判断を行う場合、候補として挙げられた地点を、地域マスタ情報を用いて判別し、候補として挙げられた地点が同じ地域に属する場合には、同じ地点として扱うことにしてもよい。
また例えば、施設未定イベント実行地域の候補が複数ある場合の処理方法をいくつか挙げたが、これらはいずれかの処理が固定して用いられるものであってもよいし、特定方法をシステム内に複数用意しておき、システムの利用者が環境設定によって特定方法を選択できるようにしたものであってもよい。
また、上記各実施形態で説明した一連の処理は、専用のハードウエアにより実行させてもよいが、ソフトウエアにより実行させてもよい。一連の処理をソフトウエアにより行う場合、図14に示すような汎用又は専用のコンピュータにプログラムを実行させることにより、上記の一連の処理を実現することができる。
図14は、プログラムを実行することにより一連の処理を実現するコンピュータの構成例を説明するための説明図である。一連の処理を行うプログラムのコンピュータによる実行について説明すれば、以下のようになる。
図14に示すように、コンピュータは、例えば、バス601と、CPU(Central Processing Unit)602と、記録装置と、入出力インターフェイス606と、通信装置607と、入力装置609と、ドライブ610と、出力装置となどを有する。これらの各構成は、バス601や入出力インターフェイス606等を介して相互に情報を伝達可能に接続されている。
プログラムは、例えば、記録装置の一例である、HDD(Hard Disk Drive)603・ROM(Read Only Memory)604・RAM(Random Access Memory)605等に記録しておくことがきる。
また、プログラムは、例えば、フレキシブルディスク、各種のCD(Compact Disc)・MO(Magneto Optical)ディスク・DVD(Digital Versatile Disc)等の光ディスク、磁気ディスク、半導体メモリ等のリムーバブル記憶媒体611に、一時的又は永続的に記録しておくこともできる。このようなリムーバブル記憶媒体611は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することもできる。この場合、これらのリムーバブル記憶媒体611に記録されたプログラムは、ドライブ610により読み出されて、入出力インターフェイス606・バス601等を介して上記の記録装置に記録されてもよい。
更に、プログラムは、例えば、ダウンロードサイト・他のコンピュータ・他の記録装置等(図示せず)に記録しておくこともできる。この場合、プログラムは、LAN(Local Area Network)・インターネット等のネットワーク608(ネットワーク300)を介して転送され、通信装置607がこのプログラムを受信する。そして、通信装置607が受信したプログラムは、入出力インターフェイス606・バス601等を介して上記の記録装置に記録されてもよい。
そして、CPU602が、上記の記録装置に記録されたプログラムに従い各種の処理を実行することにより、上記の一連の処理が、実現される。この際、CPU602は、例えば、上記の記録装置からプログラムを、直接読み出して実行してもよく、RAM605に一旦ロードした上で実行してもよい。更にCPU602は、例えば、プログラムを通信装置607やドライブ610を介して受信する場合、受信したプログラムを記録装置に記録せずに直接実行してもよい。
更に、CPU602は、必要に応じて、例えばマウス・キーボード・マイク(図示せず)等の入力装置609から入力する信号や情報に基づいて各種の処理を行ってもよい。
そして、CPU602は、上記の一連の処理を実行した結果を、例えばモニタなどの表示装置612・スピーカやヘッドホンなどの音声出力装置613等の出力装置から出力してもよく、更にCPU602は、必要に応じてこの処理結果を通信装置607から送信してもよく、上記の記録装置やリムーバブル記憶媒体611に記録させてもよい。
尚、本明細書において、フローチャートに記述されたステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的に又は個別的に実行される処理をも含む。また時系列的に処理されるステップでも、場合によっては適宜順序を変更することが可能であることは言うまでもない。
10 旅行プラン作成システム
100 旅行プラン作成装置
110 通信部
121 イベント情報記憶部
122 イベント情報登録部
131 旅行期間設定部
132 旅行先設定部
133 イベントリスト作成部
134 表示制御部
135 イベント付加部
136 移動時間帯設定部
140 判定部
150 調整部
160 実行施設設定部
161 基準時間帯設定部
162 地域特定部
163 検索部
164 実行施設特定部
200 旅行プラン要求端末
210 旅行プラン作成要求送信部
220 旅行プラン受信部
230 表示部

Claims (6)

  1. 1又は2以上のイベントを含む旅行プランを作成する旅行プラン作成装置であって、
    旅行期間中に行われる移動に対する移動時間帯を前記旅行プランに設定する移動時間帯設定部と、
    前記イベントのうち、実行施設が紐付けられていないイベントである施設未定イベントに対して前記実行施設を設定する実行施設設定部と、
    を備え、
    前記実行施設設定部は、
    前記施設未定イベントが設定される基準となる時間帯である基準時間帯と前記移動時間帯との間の関係に基づいて、前記施設未定イベントを実行する地域である施設未定イベント実行地域を特定する地域特定部と、
    前記地域特定部が特定した施設未定イベント実行地域を検索条件として、前記旅行プラン作成装置の内部又は外部の記憶領域に記憶された施設情報から、前記実行施設の候補を検索する検索部と、
    前記検索部によって検索された実行施設の候補の中から、前記施設未定イベントに紐付ける実行施設を特定する実行施設特定部と、
    を有し、
    前記地域特定部は、前記基準時間帯の直前に設定された直前イベントが実行される地域、及び前記基準時間帯の直後に設定された直後イベントが実行される地域のいずれかに前記施設未定イベント実行地域を特定し、
    前記地域特定部は、前記移動時間帯が前記基準時間帯よりも前に設定されている場合に、前記施設未定イベント実行地域を前記直後イベントが実行される地域に設定する、旅行プラン作成装置。
  2. 1又は2以上のイベントを含む旅行プランを作成する旅行プラン作成装置であって、
    旅行期間中に行われる移動に対する移動時間帯を前記旅行プランに設定する移動時間帯設定部と、
    前記イベントのうち、実行施設が紐付けられていないイベントである施設未定イベントに対して前記実行施設を設定する実行施設設定部と、
    を備え、
    前記実行施設設定部は、
    前記施設未定イベントが設定される基準となる時間帯である基準時間帯と前記移動時間帯との間の関係に基づいて、前記施設未定イベントを実行する地域である施設未定イベント実行地域を特定する地域特定部と、
    前記地域特定部が特定した施設未定イベント実行地域を検索条件として、前記旅行プラン作成装置の内部又は外部の記憶領域に記憶された施設情報から、前記実行施設の候補を検索する検索部と、
    前記検索部によって検索された実行施設の候補の中から、前記施設未定イベントに紐付ける実行施設を特定する実行施設特定部と、
    を有し、
    前記地域特定部は、前記基準時間帯の直前に設定された直前イベントが実行される地域、及び前記基準時間帯の直後に設定された直後イベントが実行される地域のいずれかに前記施設未定イベント実行地域を特定し、
    前記地域特定部は、前記移動時間帯が前記基準時間帯よりも後に設定されている場合に、前記施設未定イベント実行地域を前記直前イベントが実行される地域に設定する、旅行プラン作成装置。
  3. 1又は2以上のイベントを含む旅行プランを作成する旅行プラン作成装置と、
    前記旅行プラン作成装置にネットワークを介して接続され、前記旅行プラン作成装置に前記旅行プランを作成させる旅行プラン要求端末と、
    を備え、
    前記旅行プラン作成装置は、
    旅行期間中に行われる移動に対する移動時間帯を前記旅行プランに設定する移動時間帯設定部と、
    前記イベントのうち、実行施設が紐付けられていないイベントである施設未定イベントに対して前記実行施設を設定する実行施設設定部と、
    を有し、
    前記実行施設設定部は、
    前記施設未定イベントが設定される基準となる時間帯である基準時間帯と前記移動時間帯との間の関係に基づいて、前記施設未定イベントを実行する地域である施設未定イベント実行地域を特定する地域特定部と、
    前記地域特定部が特定した施設未定イベント実行地域を検索条件として、前記旅行プラン作成装置の内部又は外部の記憶領域に記憶された施設情報から、前記実行施設の候補を検索する検索部と、
    前記検索部によって検索された実行施設の候補の中から、前記施設未定イベントに紐付ける実行施設を特定する実行施設特定部と、
    を有し、
    前記地域特定部は、前記基準時間帯の直前に設定された直前イベントが実行される地域、及び前記基準時間帯の直後に設定された直後イベントが実行される地域のいずれかに前記施設未定イベント実行地域を特定し、
    前記地域特定部は、前記移動時間帯が前記基準時間帯よりも前に設定されている場合に、前記施設未定イベント実行地域を前記直後イベントが実行される地域に設定する、旅行プラン作成システム。
  4. 1又は2以上のイベントを含む旅行プランを作成する旅行プラン作成装置と、
    前記旅行プラン作成装置にネットワークを介して接続され、前記旅行プラン作成装置に前記旅行プランを作成させる旅行プラン要求端末と、
    を備え、
    前記旅行プラン作成装置は、
    旅行期間中に行われる移動に対する移動時間帯を前記旅行プランに設定する移動時間帯設定部と、
    前記イベントのうち、実行施設が紐付けられていないイベントである施設未定イベントに対して前記実行施設を設定する実行施設設定部と、
    を有し、
    前記実行施設設定部は、
    前記施設未定イベントが設定される基準となる時間帯である基準時間帯と前記移動時間帯との間の関係に基づいて、前記施設未定イベントを実行する地域である施設未定イベント実行地域を特定する地域特定部と、
    前記地域特定部が特定した施設未定イベント実行地域を検索条件として、前記旅行プラン作成装置の内部又は外部の記憶領域に記憶された施設情報から、前記実行施設の候補を検索する検索部と、
    前記検索部によって検索された実行施設の候補の中から、前記施設未定イベントに紐付ける実行施設を特定する実行施設特定部と、
    を有し、
    前記地域特定部は、前記基準時間帯の直前に設定された直前イベントが実行される地域、及び前記基準時間帯の直後に設定された直後イベントが実行される地域のいずれかに前記施設未定イベント実行地域を特定し、
    前記地域特定部は、前記移動時間帯が前記基準時間帯よりも後に設定されている場合に、前記施設未定イベント実行地域を前記直前イベントが実行される地域に設定する、旅行プラン作成システム。
  5. コンピュータに、1又は2以上のイベントを含む旅行プランを作成する旅行プラン作成機能を実現させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    旅行期間中に行われる移動に対する移動時間帯を前記旅行プランに設定する移動時間帯設定機能と、
    前記イベントのうち、実行施設が紐付けられていないイベントである施設未定イベントが設定される基準となる時間帯である基準時間帯と前記移動時間帯との間の関係に基づいて、前記施設未定イベントを実行する地域である施設未定イベント実行地域を特定する地域特定機能と、
    前記地域特定機能によって特定された施設未定イベント実行地域を検索条件として、記録装置に記された施設情報から、前記実行施設の候補を検索する検索機能と、
    前記検索機能によって検索された実行施設の候補の中から、前記施設未定イベントに紐付ける実行施設を特定する実行施設特定機能と、
    を実現させるためのプログラムであって、
    前記地域特定機能は、前記基準時間帯の直前に設定された直前イベントが実行される地域、及び前記基準時間帯の直後に設定された直後イベントが実行される地域のいずれかに前記施設未定イベント実行地域を特定し、
    前記地域特定機能は、前記移動時間帯が前記基準時間帯よりも前に設定されている場合に、前記施設未定イベント実行地域を前記直後イベントが実行される地域に設定する、プログラム。
  6. コンピュータに、1又は2以上のイベントを含む旅行プランを作成する旅行プラン作成機能を実現させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    旅行期間中に行われる移動に対する移動時間帯を前記旅行プランに設定する移動時間帯設定機能と、
    前記イベントのうち、実行施設が紐付けられていないイベントである施設未定イベントが設定される基準となる時間帯である基準時間帯と前記移動時間帯との間の関係に基づいて、前記施設未定イベントを実行する地域である施設未定イベント実行地域を特定する地域特定機能と、
    前記地域特定機能によって特定された施設未定イベント実行地域を検索条件として、記録装置に記録された施設情報から、前記実行施設の候補を検索する検索機能と、
    前記検索機能によって検索された実行施設の候補の中から、前記施設未定イベントに紐付ける実行施設を特定する実行施設特定機能と、
    を実現させるためのプログラムであって、
    前記地域特定機能は、前記基準時間帯の直前に設定された直前イベントが実行される地域、及び前記基準時間帯の直後に設定された直後イベントが実行される地域のいずれかに前記施設未定イベント実行地域を特定し、
    前記地域特定機能は、前記移動時間帯が前記基準時間帯よりも後に設定されている場合に、前記施設未定イベント実行地域を前記直前イベントが実行される地域に設定する、プログラム。
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