JP6880665B2 - 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムに関する。
従来、場所や時間についての条件を満たす端末に対して、その条件に応じたコンテンツを配信するシステムがある。このようなシステムでは、例えば、端末は、センサの検知結果が、所定の条件を満たした場合にサーバへアクセスする。サーバは、端末からのアクセスがあると、所定の条件に応じたコンテンツを配信する。
関連する先行技術としては、例えば、表示端末で視聴中のコンテンツよりも他のコンテンツの嗜好適合度が高くなった場合に当該他のコンテンツを推薦コンテンツとして特定する推薦コンテンツ情報を表示端末に送付するものがある。嗜好適合度は、表示端末で視聴中のコンテンツと別コンテンツとに関して、表示端末のユーザの嗜好を示すユーザ嗜好情報との相関を各々評価することで求められる。また、同報通信により発信される情報のうち、移動体の移動経路に対応した情報をカーナビゲーションシステム等の情報端末に表示させるための技術がある。また、ユーザの使用頻度に応じてアイコンの表示配列を変化させる携帯端末装置がある。
特開2013−141050号公報 特開2001−067594号公報 特開2011−159077号公報
しかしながら、従来技術では、場所や時間についての様々な条件を満たした端末には、多数のコンテンツが配信され、端末におけるコンテンツの表示が煩雑なものとなる場合がある。例えば、端末が複数の条件を同時に満たす場合には、複数の条件それぞれに対応するコンテンツが端末に配信されることになる。さらに蓄積された利用履歴を使って端末におけるコンテンツの表示の煩雑化を防ぐため、十分な利用履歴を蓄積するための多くの時間を要する。
一つの側面では、本発明は、短時間で表示の煩雑さを軽減させることを目的とする。
1つの実施態様では、情報処理システムは、状況に関する条件と対応付けて、前記条件と同時に満たされる場合がある他の条件との包含関係に基づく優先度が付与されたコンテンツを記憶する情報提供機能と、状況を示す観測情報を取得したことに応じて、前記観測情報が満たす条件に対応するコンテンツを前記情報提供機能から取得して記憶部に記憶し、前記記憶部に記憶されている1又は複数のコンテンツの優先度に基づいて、1又は複数のコンテンツを決定する情報処理機能と、を含む。
本発明の一側面によれば、短時間で表示の煩雑さを軽減させることができる。
図1は、実施の形態にかかる情報処理方法の一実施例を示す説明図である。 図2は、情報処理システム200のシステム構成例を示す説明図である。 図3は、情報処理装置101のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図4は、サーバ201のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図5は、状況定義情報DB220の記憶内容の一例を示す説明図(その1)である。 図6は、アプリストア230の記憶内容の一例を示す説明図(その1)である。 図7は、状況優先度情報DB240の記憶内容の一例を示す説明図(その1)である。 図8は、情報処理装置101の機能的構成例を示すブロック図である。 図9は、表示候補アプリリスト900の記憶内容の一例を示す説明図(その1)である。 図10は、アプリの決定例を示す説明図である。 図11は、アプリ一覧画面の画面例を示す説明図である。 図12は、サーバ201の機能的構成例を示すブロック図である。 図13は、場所を示す状況に対応する優先度の設定例を示す説明図(その1)である。 図14は、場所を示す状況に対応する優先度の設定例を示す説明図(その2)である。 図15は、情報処理装置101の表示制御処理手順の一例を示すフローチャート(その1)である。 図16は、情報処理装置101の表示制御処理手順の一例を示すフローチャート(その2)である。 図17は、サーバ201の配信処理手順の一例を示すフローチャートである。 図18は、サーバ201の優先度設定処理手順の一例を示すフローチャートである。 図19Aは、状況定義情報DB220の記憶内容の一例を示す説明図(その2)である。 図19Bは、状況定義情報DB220の記憶内容の一例を示す説明図(その3)である。 図20は、アプリストア230の記憶内容の一例を示す説明図(その2)である。 図21は、状況優先度情報DB240の記憶内容の一例を示す説明図(その2)である。
以下に図面を参照して、本発明にかかる情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムの実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、実施の形態にかかる情報処理方法の一実施例を示す説明図である。図1において、情報処理装置101は、記憶部110および表示画面120を有し、記憶部110に記憶されている1又は複数のコンテンツを、表示画面120に表示する際の表示態様を決定するコンピュータである。コンテンツは、例えば、アプリケーション、動画データ、画像データ、音声データなどである。
ここで、場所や時間についての条件を満たす端末に対して、その条件に応じたコンテンツを配信するシステムがある。これにより、端末の置かれた状況(場所や時間)に応じたコンテンツを配信することができる。一方で、このようなシステムが普及した場合、複数の条件を満たす端末には、多数のコンテンツが配信される。
例えば、条件を「場所」とし、各場所において観光ソリューション向けのアプリケーションが提供される場合を想定する。この場合、観光ソリューション向けのアプリケーションとして、各場所で同じような用途のアプリケーションが提供されると、同じような機能を持った無駄なアプリケーションが端末に多数表示され、端末における表示が煩雑化するおそれがある。
なお、端末における表示の煩雑化を防ぐために、例えば、ユーザのコンテンツの利用履歴を用いて、ユーザの嗜好を推定し、推定した嗜好から表示の優先度を決めることが考えられる。しかしながら、ユーザの利用履歴をもとに優先度を決めるため、適切な優先度を決めるためには十分な利用履歴を蓄積する必要があり、端末におけるコンテンツの表示の煩雑さを軽減させるために多くの時間を要することになる。また、自治体等が観光客向けに端末を貸し出して、観光ソリューション向けのアプリケーションを提供するような場合は、ユーザの利用履歴を十分に蓄積することが難しい。
そこで、本実施の形態では、ユーザの利用履歴等を蓄積するための時間を要することなく、容易に表示の煩雑さを軽減させる情報処理機能について説明する。以下、情報処理機能を有する装置(以下、情報処理装置101)の処理例について説明する。また、以下の説明では、アプリケーションを単に「アプリ」と表記する場合がある。
(1)情報処理装置101は、状況を示す観測情報を取得する。ここで、観測情報は、例えば、情報処理装置101の現在位置や現在日時を特定する情報である。観測情報は、定期的あるいは不定期に取得される。
(2)情報処理装置101は、観測情報を取得したことに応じて、観測情報が満たす条件に対応し、当該条件と同時に満たされる場合がある他の条件との包含関係に基づく優先度が付与されたコンテンツを、情報提供機能を有する装置(以下、情報提供装置102)から取得する。そして、情報処理装置101は、取得したコンテンツを記憶部110に記憶する。ここで、情報提供装置102は、情報処理装置101と別のハードウェアに実装されてもよいし、同一のハードウェアに実装されてもよい。
条件は、状況に関する条件である。したがって、観測情報が条件を満たすということは、その条件に対応する状況に情報処理装置101が置かれたことを意味する。なお、観測情報がどの条件を満たすかの判断は、情報処理装置101において行われる。ただし、情報提供装置102が、情報処理装置101から観測情報を受信して、受信した観測情報に基づいて、どの条件を満たすかを判断することにしてもよい。
ここで、情報提供装置102は、状況に関する条件と対応付けて、当該条件と同時に満たされる場合がある他の条件との包含関係に基づく優先度が付与されたコンテンツを記憶するコンピュータである。条件間の包含関係とは、一方の条件が他方の条件に物理的又は論理的に包含される、あるいは、一方の条件が他方の条件を物理的又は論理的に包含するという関係である。
具体的には、ある条件が他の条件に包含される場合は、その条件に対応するコンテンツには、他の条件よりも高い優先度が付与される。一方、ある条件が他の条件を包含する場合には、その条件に対応するコンテンツには、他の条件よりも低い優先度が付与される。すなわち、ここでの優先度は、身近な情報ほど、ユーザにとって価値が高いという前提に基づいて設定される。例えば、東京都や品川区から提供されるアプリよりも、東京都や品川区に地理的に含まれる品川駅から提供されるアプリの優先度を高くする。
図1の例では、情報処理装置101のユーザが東京都に進入した場合に、情報処理装置101の位置を示す観測情報が満たす条件「東京都」に対応するアプリa1,a2,a3が、情報提供装置102から配信される。アプリa1,a2,a3には、優先度「低」がそれぞれ付与されている。
なお、条件「東京都」は、観測情報が示す情報処理装置101の位置が東京都の範囲内に含まれる場合に満たされる。
また、情報処理装置101のユーザが品川区に進入した場合に、情報処理装置101の位置を示す観測情報が満たす条件「品川区」に対応するアプリa4,a5,a6が、情報提供装置102から配信される。アプリa4,a5,a6には、優先度「中」がそれぞれ付与されている。
また、情報処理装置101のユーザが品川駅に進入した場合に、情報処理装置101の位置を示す観測情報が満たす条件「品川駅」に対応するアプリa7,a8が、情報提供装置102から配信される。アプリa7,a8には、優先度「高」がそれぞれ付与されている。この結果、情報処理装置101のユーザが品川駅に進入した時点では、記憶部110には、アプリa1,a2,a3,a4,a5,a6,a7,a8が記憶されていることになる。
(3)情報処理装置101は、記憶部110に記憶されている1又は複数のコンテンツの優先度に基づいて、1又は複数のコンテンツを決定する。具体的には、例えば、情報処理装置101は、記憶部110に記憶されている1又は複数のコンテンツのうち、優先度の高い上位いくつかのコンテンツを表示する表示態様に決定することにしてもよい。
また、情報処理装置101は、例えば、記憶部110に記憶されている1又は複数のコンテンツのタグに基づいて、利用目的が同一のコンテンツ同士の優先度を比較することにしてもよい。そして、情報処理装置101は、比較した結果に基づいて、利用目的ごとにコンテンツを決定することにしてもよい。
ここで、タグとは、コンテンツの利用目的を示す情報である。図1の例では、アプリa1,a4にはタグtg1(地図タグ)が付与され、アプリa2,a5,a7にはタグtg2(観光タグ)が付与され、アプリa3,a6,a8にはタグtg3(時刻表タグ)が付与されている。
この場合、情報処理装置101は、例えば、タグtg1が付与されたアプリa1,a4同士の優先度を比較し、優先度が最高のアプリa4を表示対象のアプリに決定する。また、情報処理装置101は、例えば、タグtg2が付与されたアプリa2,a5,a7同士の優先度を比較し、優先度が最高のアプリa7を表示対象のアプリに決定する。また、情報処理装置101は、例えば、タグtg3が付与されたアプリa3,a6,a8同士の優先度を比較し、優先度が最高のアプリa8を表示対象のアプリに決定する。
(4)情報処理装置101は、決定した1又は複数のコンテンツを表示する。具体的には、例えば、情報処理装置101は、決定した利用目的ごとのコンテンツを表示する。図1の例では、タグtg1,tg2,tg3(利用目的)ごとに、優先度が最高のアプリa4,a7,a8が表示画面120に表示されている。
このように、情報処理装置101によれば、取得した観測情報が満たす条件に対応し、当該条件と同時に満たされる場合がある他の条件との包含関係に基づく優先度が付与されたコンテンツを情報提供装置102から取得して記憶部110に記憶することができる。そして、情報処理装置101によれば、記憶部110に記憶されている1又は複数のコンテンツの優先度に基づいて、1又は複数のコンテンツを決定することができる。
これにより、同時に満たされる場合がある複数の条件の包含関係に基づいてコンテンツに設定される優先度をもとに、表示画面120に表示するコンテンツを絞り込んだり、表示画面120にコンテンツを表示する際の表示順序を決定したりすることができる。このため、例えば、ユーザの利用履歴等を蓄積するための時間を要することなく、短時間で表示の煩雑さを軽減させることができる。
図1の例では、記憶部110に記憶されているアプリa1,a2,a3,a4,a5,a6,a7,a8のうち、利用目的ごとに優先度が最高のアプリa4,a7,a8が表示画面120に表示されている。これにより、ユーザは、現在の状況で最も有用である可能性が高いアプリを容易に判別して利用することが可能となる。
(情報処理システム200のシステム構成例)
つぎに、実施の形態にかかる情報処理システム200のシステム構成例について説明する。ここでは、情報処理システム200を、観光向けアプリを提供するサービスに適用した場合を例に挙げて説明する。
図2は、情報処理システム200のシステム構成例を示す説明図である。図2において、情報処理システム200は、情報処理装置101と、サーバ201と、を含む構成である。情報処理システム200において、情報処理装置101、サーバ201およびアクセスポイントAPは、有線または無線のネットワーク210を介して接続される。ネットワーク210は、例えば、インターネット、移動体通信網、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などである。図2の例では、情報処理装置101とサーバ201が、別のハードウェアで実装されているが、情報処理装置101とサーバ201は同一のハードウェアで実装されてもよい。その場合は、情報処理装置101と、サーバ201間のネットワーク210、およびアクセスポイントAPは不要となる。
情報処理装置101は、状況定義情報DB(Database)220を有し、アプリを表示する際の表示態様を決定する。状況定義情報DB220の記憶内容については、図5を用いて後述する。情報処理装置101は、例えば、スマートフォン、携帯電話機、タブレット型PC(Personal Computer)、PHS(Personal Handy−phone System)などである。
また、情報処理装置101は、アクセスポイントAPを介してネットワーク210に接続することができる。アクセスポイントAPは、例えば、各地に設置される無線LANやBluetooth(登録商標)のアクセスポイントである。また、情報処理装置101は、複数の測位衛星ST(図2では、1台のみ表示)からの電波によって測位する機能を有する。
以下の説明では、測位衛星STとして、GPS(Global Positioning System)衛星を例に挙げて説明する。ただし、測位衛星STとして、例えば、準天頂衛星システムの衛星を用いることにしてもよい。
サーバ201は、アプリストア230および状況優先度情報DB240を有し、アプリを配信するコンピュータである。アプリストア230および状況優先度情報DB240の記憶内容については、図6および図7を用いて後述する。図1に示した情報提供装置102は、例えば、サーバ201に対応する。
(情報処理装置101のハードウェア構成例)
図3は、情報処理装置101のハードウェア構成例を示すブロック図である。図3において、情報処理装置101は、CPU(Central Processing Unit)301と、メモリ302と、公衆網I/F(Interface)303と、近距離無線I/F304と、ディスプレイ305と、キーパッド306と、GPSユニット307と、を有する。また、各構成部は、バス300によってそれぞれ接続される。
ここで、CPU301は、情報処理装置101の全体の制御を司る。メモリ302は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびフラッシュROMなどを有する。具体的には、例えば、フラッシュROMやROMが各種プログラムを記憶し、RAMがCPU301のワークエリアとして使用される。メモリ302に記憶されるプログラムは、CPU301にロードされることで、コーディングされている処理をCPU301に実行させる。
公衆網I/F303は、無線通信回路とアンテナを有し、ネットワーク210に接続され、ネットワーク210を介して他のコンピュータ(例えば、図2に示したサーバ201)に接続される。そして、公衆網I/F303は、ネットワーク210と装置内部のインターフェースを司り、他のコンピュータからのデータの入出力を制御する。
近距離無線I/F304は、無線通信回路とアンテナを有し、無線ネットワークに接続され、無線ネットワークを介して他のコンピュータ(例えば、図2に示したアクセスポイントAP)に接続される。そして、近距離無線I/F304は、無線ネットワークと装置内部のインターフェースを司り、他のコンピュータからのデータの入出力を制御する。
ディスプレイ305は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。ディスプレイ305としては、例えば、液晶ディスプレイや有機EL(Electroluminescence)ディスプレイなどを採用することができる。図1に示した表示画面120は、例えば、ディスプレイ305に相当する。
キーパッド306は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを有し、データの入力を行う。キーパッド306は、例えば、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。
GPSユニット307は、測位衛星STからの電波を受信して、自装置の現在位置を示す位置情報を出力する。情報処理装置101の位置情報は、例えば、緯度、経度などの地球上の1点を特定する情報である。また、情報処理装置101は、DGPS(Differential GPS)により、GPSユニット307から出力される位置情報を補正することにしてもよい。
なお、情報処理装置101は、上述した構成部のほか、例えば、ディスクドライブ、ディスク、SSD(Solid State Drive)などを有することにしてもよい。また、情報処理装置101は、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の補助記憶装置を接続可能であってもよい。
(サーバ201のハードウェア構成例)
図4は、サーバ201のハードウェア構成例を示すブロック図である。図4において、サーバ201は、CPU401と、メモリ402と、I/F403と、ディスクドライブ404と、ディスク405と、を有する。また、各構成部は、バス400によってそれぞれ接続される。
ここで、CPU401は、サーバ201の全体の制御を司る。メモリ402は、例えば、ROM、RAMおよびフラッシュROMなどを有する。具体的には、例えば、フラッシュROMやROMが各種プログラムを記憶し、RAMがCPU401のワークエリアとして使用される。メモリ402に記憶されるプログラムは、CPU401にロードされることで、コーディングされている処理をCPU401に実行させる。
I/F403は、通信回線を通じてネットワーク210に接続され、ネットワーク210を介して外部のコンピュータ(例えば、図2に示した情報処理装置101)に接続される。そして、I/F403は、ネットワーク210と装置内部とのインターフェースを司り、外部のコンピュータからのデータの入出力を制御する。I/F403には、例えば、モデムやLANアダプタなどを採用することができる。
ディスクドライブ404は、CPU401の制御に従ってディスク405に対するデータのリード/ライトを制御する。ディスク405は、ディスクドライブ404の制御で書き込まれたデータを記憶する。ディスク405としては、例えば、磁気ディスク、光ディスクなどが挙げられる。
なお、サーバ201は、上述した構成部のほかに、例えば、SSD、キーボード、マウス、ディスプレイ等を有することにしてもよい。また、サーバ201は、USBメモリ等の補助記憶装置を接続可能であってもよい。図2に示したアクセスポイントAPについても、サーバ201と同様のハードウェア構成により実現することができる。なお、サーバ201が情報処理装置101と同一のハードウェアで実装される場合、サーバ201のハードウェア構成例は図3となる。
(状況定義情報DB220の記憶内容)
つぎに、情報処理装置101が有する状況定義情報DB220の記憶内容について説明する。状況定義情報DB220は、例えば、図3に示した情報処理装置101のメモリ302により実現される。
図5は、状況定義情報DB220の記憶内容の一例を示す説明図(その1)である。図5において、状況定義情報DB220は、状況IDと状況条件とを対応付けてあらわす状況定義情報(例えば、状況定義情報500−1〜500−6)を記憶する。
ここで、状況IDは、状況を一意に識別する識別子である。状況は、例えば、場所及び/又は時間を示す。例えば、状況ID「ShinagawaStation」の状況は、「品川駅」という場所を示す。また、状況ID「2016」の状況は、「2016年」という時間を示す。
状況条件は、状況発現条件と状況消滅条件とを含む。状況発現条件は、センサ名およびセンサ識別子を有し、状況IDが示す状況となる条件をあらわす。また、状況消滅条件は、センサ名およびセンサ識別子を有し、状況IDが示す状況が消滅する、すなわち、状況から離脱する条件をあらわす。換言すれば、状況消滅条件は、情報発現条件が不成立となる条件である。
例えば、センサ名が「WLAN(Wireless LAN)」の場合、センサ識別子としてtypeおよびssidが指定される。typeには、detect(検知)またはlost(非検知)が指定される。ssidには、SSID(Service Set Identifier)が指定される。
具体的には、例えば、状況定義情報500−1の状況発現条件は、ssid「Shinagawa_station」のアクセスポイントAPが検知された場合に、状況ID「ShinagawaStation」の状況となることを示す。また、状況定義情報500−1の状況消滅条件は、ssid「Shinagawa_station」のアクセスポイントAPが非検知となった場合に、状況ID「ShinagawaStation」の状況が消滅することを示す。
また、センサ名が「GPS」の場合、センサ識別子として、type、lat、lonおよびradが指定される。typeには、enter(ジオフェンスに進入)またはexit(ジオフェンスから退出)が指定される。ジオフェンスとは、地理的な境界線(フェンス)を意味する言葉であり、地図上に設定した仮想的な範囲を示す。latには、ジオフェンスの中心座標(緯度)が指定される。lonには、ジオフェンスの中心座標(経度)が指定される。radには、ジオフェンスの半径(単位:m)が指定される。
なお、ここでは、ジオフェンスとして、円形の範囲を指定する場合を例に挙げて説明したが、例えば、矩形などの他の形状の範囲を指定することにしてもよい。
具体的には、例えば、状況定義情報500−2の状況発現条件は、lat、lonおよびradから特定されるジオフェンスに進入した場合に、状況ID「ShinagawaWard」の状況となることを示す。また、状況定義情報500−2の状況消滅条件は、lat、lonおよびradから特定されるジオフェンスから退出した場合に、状況ID「ShinagawaWard」の状況が消滅することを示す。
また、センサ名が「Alarm」の場合、センサ識別子として、typeおよびdatetimeが指定される。typeには、tickが指定される。datetimeには、日時(yyyy/MM/dd tt:mm:ss)が指定される。
具体的には、例えば、状況定義情報500−6の状況発現条件は、現在日時が2016年1月1日00時00分00秒から2016年12月31日23時59分59秒の期間内の場合に、状況ID「2016」の状況となることを示す。なお、状況発現条件の期間の末尾は、状況消滅条件のセンサ識別子に指定された日時となる。また、状況定義情報500−6の状況消滅条件は、現在日時が2016年12月31日23時59分59秒を過ぎた場合に、状況ID「2016」の状況が消滅することを示す。
(アプリストア230の記憶内容)
つぎに、サーバ201が有するアプリストア230の記憶内容について説明する。アプリストア230は、例えば、図4に示したサーバ201のメモリ402、ディスク405などの記憶装置により実現される。
図6は、アプリストア230の記憶内容の一例を示す説明図(その1)である。図6において、アプリストア230は、アプリ名、アプリ本体およびタグのフィールドを有し、各フィールドに情報を設定することで、アプリ情報(例えば、アプリ情報600−1〜600−11)をレコードとして記憶する。
ここで、アプリ名は、アプリの名称である。アプリは、例えば、自治体、交通機関、宿泊施設、飲食店等により提供される観光向けのアプリケーションである。アプリ本体は、アプリの実行ファイルである。タグは、アプリの利用目的を示す情報である。利用目的としては、例えば、観光案内、電車時刻表、地図、宿泊料金表などがある。
例えば、アプリ情報600−1は、アプリ名「品川駅観光案内」のアプリのアプリ本体「StationGuide.zip」と、タグ「観光案内」とを含む。
(状況優先度情報DB240の記憶内容)
つぎに、サーバ201が有する状況優先度情報DB240の記憶内容について説明する。状況優先度情報DB240は、例えば、図4に示したサーバ201のメモリ402、ディスク405などの記憶装置により実現される。
図7は、状況優先度情報DB240の記憶内容の一例を示す説明図(その1)である。図7において、状況優先度情報DB240は、状況ID、アプリリストおよび優先度のフィールドを有し、各フィールドに情報を設定することで、状況優先度情報(例えば、状況優先度情報700−1〜700−6)をレコードとして記憶する。
ここで、状況IDは、場所又は時間を示す状況を一意に識別する識別子である。アプリリストは、状況IDが示す状況に対応する利用目的ごとのアプリのアプリ名をリスト化した情報である。優先度は、アプリリスト内の各アプリに付与される優先度であり、状況IDが示す状況となる条件(状況発現条件)と同時に満たされる場合がある他の条件との包含関係に基づいて設定される。
例えば、状況優先度情報700−1は、状況ID「ShinagawaStation」の状況に対応する利用目的ごとの各アプリのアプリ名「品川駅観光案内」、「品川駅電車時刻表」と、各アプリに付与された優先度「3」とを示す。
(情報処理装置101の機能的構成例)
図8は、情報処理装置101の機能的構成例を示すブロック図である。図8において、情報処理装置101は、取得部801と、判断部802と、要求部803と、決定部804と、表示制御部805と、実行部806と、を含む構成である。取得部801〜実行部806は制御部となる機能であり、具体的には、例えば、図3に示したメモリ302に記憶されたプログラムをCPU301に実行させることにより、または、公衆網I/F303や近距離無線I/F304により、その機能を実現する。各機能部の処理結果は、例えば、メモリ302に記憶される。
取得部801は、状況を示す観測情報を取得する。ここで、観測情報は、情報処理装置101の位置や日時を示す情報である。例えば、観測情報は、図3に示したGPSユニット307を用いて測位される情報処理装置101の現在位置を示す緯度、経度を含む。
具体的には、例えば、取得部801は、所定の時間間隔でGPSユニット307から出力される位置情報を取得することにより、自装置の現在位置を示す緯度、経度を含む観測情報を定期的に取得する。所定の時間間隔は、任意に設定可能であり、例えば、数分〜数十分程度の時間に設定される。
また、例えば、観測情報は、情報処理装置101が有する計時機能により計時される日時を示す情報を含む。具体的には、例えば、取得部801は、自装置の計時機能により計時された現在日時を所定の時間間隔で取得することにより、現在日時を含む観測情報を定期的に取得する。
また、例えば、観測情報は、情報処理装置101と近距離無線通信可能なアクセスポイントAPや不図示のBLE(Bluetooth Low Energy)機器を識別する識別情報を含む。具体的には、例えば、取得部801は、アクセスポイントAPやBLE機器からビーコン信号を受信したことに応じて、当該ビーコン信号に含まれるSSIDを含む観測情報を取得する。
判断部802は、取得された観測情報に基づいて、自装置の状況を判断する。換言すれば、判断部802は、取得された観測情報が、どの状況に対応する条件を満たすのかを判断する。具体的には、例えば、判断部802は、図5に示した状況定義情報DB220から、取得した観測情報が状況発現条件を満たす状況定義情報を検索する。そして、判断部802は、状況発現条件を満たす状況定義情報が検索された場合、当該状況定義情報の状況IDが示す状況となったと判断する。
例えば、観測情報に、GPSユニット307を用いて測位された情報処理装置101の現在位置を示す緯度、経度が含まれるとする。この場合、判断部802は、状況発現条件のセンサ名が「GPS」であって、センサ識別子から特定されるジオフェンスに、取得された観測情報の緯度、経度が含まれる場合、当該状況発現条件を満たすと判断する。すなわち、判断部802は、状況定義情報DB220から、センサ名が「GPS」であって、センサ識別子から特定されるジオフェンスに、自装置の現在位置が含まれる状況発現条件を含む状況定義情報を検索する。例えば、状況定義情報500−2が検索された場合、判断部802は、状況ID「ShinagawaWard」が示す状況となったと判断する。
また、観測情報に、無線LANのアクセスポイントAPのSSIDが含まれるとする。この場合、判断部802は、状況発現条件のセンサ名が「WLAN」であって、センサ識別子に、取得された観測情報のSSIDが含まれる場合、当該状況発現条件を満たすと判断する。すなわち、判断部802は、状況定義情報DB220から、センサ名が「WLAN」であって、センサ識別子のssidが、観測情報のSSIDと一致する状況発現条件を含む状況定義情報を検索する。例えば、観測情報にSSID「Shinagawa_station」が含まれる場合、状況定義情報500−1が検索される。この場合、判断部802は、状況ID「ShinagawaStation」が示す状況となったと判断する。
また、観測情報に、現在日時が含まれるとする。この場合、判断部802は、状況発現条件のセンサ名が「Alarm」であって、センサ識別子から特定される期間に、取得された観測情報の現在日時が含まれる場合、当該状況発現条件を満たすと判断する。すなわち、判断部802は、状況定義情報DB220から、センサ名が「Alarm」であって、センサ識別子から特定される期間に、観測情報の現在日時が含まれる状況発現条件を含む状況定義情報を検索する。例えば、観測情報に現在日時「2016/01/01 12:34:56」が含まれる場合、状況定義情報500−6が検索される。この場合、判断部802は、状況ID「2016」が示す状況となったと判断する。
判断された自装置の状況を示す状況IDは、例えば、図9に示すような表示候補アプリリスト900に登録される。表示候補アプリリスト900は、例えば、メモリ302に記憶される。
図9は、表示候補アプリリスト900の記憶内容の一例を示す説明図(その1)である。図9において、表示候補アプリリスト900は、状況IDと対応付けて、優先度およびタグが付与された表示候補アプリのアプリ名、アプリ本体を記憶する。ここで、状況IDは、場所又は時間を示す状況を一意に識別する識別子である。
優先度は、表示候補アプリに付与された優先度であり、状況IDが示す状況となる条件(状況発現条件)と同時に満たされる場合がある他の条件との包含関係に基づいて設定される。アプリ名は、表示候補アプリの名称である。アプリ本体は、表示候補アプリの実行ファイルである。タグは、表示候補アプリの利用目的を示す。ただし、図9の例では、状況IDのみが設定されている。
図8の説明に戻り、要求部803は、判断された自装置の状況に対応するアプリを取得する。具体的には、例えば、要求部803は、図9に示した表示候補アプリリスト900に登録されている状況IDを含む配信要求をサーバ201に送信する。この状況IDは、情報処理装置101の状況を示す。ただし、表示候補アプリリスト900において、アプリ本体が登録済みのアプリは、要求対象のアプリから除外する。
そして、要求部803は、配信要求を送信した結果、サーバ201から自装置の状況に対応するアプリ情報を受信することにより、当該アプリ情報を取得する。アプリ情報には、例えば、配信要求に含まれる状況IDに対応するアプリのアプリ本体、アプリ名および当該アプリに付与された優先度、タグが含まれる。
取得されたアプリ情報に含まれるアプリ本体、優先度およびタグは、対応する状況IDと対応付けて、表示候補アプリリスト900に記憶される。これにより、情報処理装置101の状況に対応し、当該状況と他の状況との包含関係に基づく優先度および利用目的を示すタグが付与されたアプリを取得することができる。
また、判断部802は、取得された観測情報に基づいて、取得されたアプリに対応する状況の状況消滅条件を満たすか否かを判断する。換言すれば、判断部802は、取得された観測情報に基づいて、取得されたいずれかのアプリに対応する状況発現条件が不成立となったか否かを判断する。そして、判断部802は、状況消滅条件を満たすと判断した場合に、当該アプリを削除する。具体的には、例えば、判断部802は、状況定義情報DB220を参照して、取得された観測情報が、表示候補アプリリスト900内のいずれかの状況IDに対応する状況定義情報の状況消滅条件を満たすか否かを判断する。
例えば、観測情報に、GPSユニット307を用いて測位された情報処理装置101の現在位置を示す緯度、経度が含まれるとする。この場合、判断部802は、状況消滅条件のセンサ名が「GPS」であって、センサ識別子から特定されるジオフェンスに、観測情報の緯度、経度が示す自装置の現在位置が含まれない場合、当該状況消滅条件を満たすと判断する。そして、判断部802は、表示候補アプリリスト900から、状況消滅条件が満たされる状況IDに対応するレコード(状況ID、優先度、アプリ本体、タグ)を削除する。
また、観測情報に、無線LANのアクセスポイントAPのSSIDが含まれるとする。この場合、判断部802は、状況消滅条件のセンサ名が「WLAN」であって、センサ識別子に、取得された観測情報のSSIDが含まれない場合、当該状況消滅条件を満たすと判断する。そして、判断部802は、表示候補アプリリスト900から、状況消滅条件が満たされる状況IDに対応するレコード(状況ID、優先度、アプリ本体、タグ)を削除する。
また、観測情報に、現在日時が含まれるとする。この場合、判断部802は、状況消滅条件のセンサ名が「Alarm」であって、取得された観測情報の現在日時が、センサ識別子から特定される日時以降の場合、当該状況消滅条件を満たすと判断する。そして、判断部802は、表示候補アプリリスト900から、状況消滅条件が満たされる状況IDに対応するレコード(状況ID、優先度、アプリ本体、タグ)を削除する。
これにより、自装置の状況として判断された状況の消滅を検知して、消滅した状況に対応するアプリを、表示候補アプリから削除することができる。
決定部804は、取得された1又は複数のアプリの優先度に基づいて、1又は複数のアプリを決定する。具体的には、例えば、決定部804は、表示候補アプリリスト900を参照して、表示候補アプリ同士の優先度を比較する。そして、決定部804は、比較した結果に基づいて、優先度が高い上位N個の表示候補アプリを所定の順序で表示する表示態様に決定することにしてもよい。
すなわち、表示候補アプリリスト900内の表示候補アプリのうち、優先度が高い上位N個の表示候補アプリ以外の表示候補アプリは非表示となる。なお、Nは、任意に設定可能であり、例えば、1〜10程度の値に設定される。所定の順序は、例えば、優先度の高い順、アプリ名の五十音順、アルファベット順などである。
また、決定部804は、例えば、取得された1又は複数のアプリのタグに基づいて、利用目的が同一のアプリ同士の優先度を比較し、比較した結果に基づいて、利用目的ごとにアプリを決定することにしてもよい。具体的には、例えば、決定部804は、表示候補アプリリスト900を参照して、表示候補アプリをタグごとに分類する。つぎに、決定部804は、タグごとに、分類した表示候補アプリ同士の優先度を比較する。
そして、決定部804は、比較した結果に基づいて、タグごとに、優先度が高い上位N個の表示候補アプリを抽出する。そして、決定部804は、タグごとに抽出した優先度が高い上位N個の表示候補アプリを所定の順序で表示する表示態様に決定することにしてもよい。ここで、図10を用いて、アプリの決定例について説明する。
図10は、アプリの決定例を示す説明図である。図10において、表示候補アプリリスト900には、状況IDと対応付けて、優先度およびタグが付与された表示候補アプリのアプリ名、アプリ本体が記憶されている。
図10の例では、決定部804は、例えば、表示候補アプリリスト900を参照して、表示候補アプリをタグごとに分類する。ここでは、表示候補アプリが「観光案内」、「電車時刻表」、「地図」、「宿泊料金表」のタグごとに分類される。
つぎに、決定部804は、タグごとに、分類した表示候補アプリ同士の優先度を比較する。例えば、タグ「地図」の場合、決定部804は、アプリ名「WardMap.zip」の表示候補アプリの優先度「2」と、アプリ名「PrefMap.zip」の表示候補アプリの優先度「1」とを比較する。
そして、決定部804は、比較した結果に基づいて、タグごとに、優先度が最高の表示候補アプリを抽出する(上記N=1)。そして、決定部804は、タグごとに抽出した優先度が最高の表示候補アプリを、表示対象のアプリに決定する。図10の例では、各タグについて、アプリ名「品川駅観光案内」、「品川駅電車時刻表」、「品川区地図」および「ホテル料金一覧(2016年お盆)」の表示候補アプリが、表示対象のアプリにそれぞれ決定される。
図8の説明に戻り、表示制御部805は、決定された1又は複数のアプリを表示する制御を行う。具体的には、例えば、表示制御部805は、利用目的ごとに決定されたアプリを表示する制御を行う。
より具体的には、例えば、利用目的(タグ)ごとに優先度が最高の表示候補アプリが、表示対象のアプリに決定されたとする。この場合、表示制御部805は、表示対象のアプリのアプリ本体からアイコン画像を抽出し、抽出したアイコン画像を含むアプリ一覧画面の画面情報を生成する。そして、表示制御部805は、生成した画面情報に基づいて、図3に示したディスプレイ305にアプリ一覧画面を表示することにしてもよい。
ここで、図11を用いて、アプリ一覧画面の画面例について説明する。
図11は、アプリ一覧画面の画面例を示す説明図である。図11において、アプリ一覧画面1100には、アイコン画像1101〜1104が表示されている。アイコン画像1101〜1104は、利用目的(タグ)ごとに優先度が最高のアプリのアイコン画像である。
具体的には、アイコン画像1101は、図10に示した表示候補アプリリスト900内のタグ「観光案内」の表示候補アプリのうち、優先度が最高の表示候補アプリ「品川駅観光案内」のアイコン画像である。また、アイコン画像1102は、表示候補アプリリスト900内のタグ「電車時刻表」の表示候補アプリのうち、優先度が最高の表示候補アプリ「品川駅電車時刻表」のアイコン画像である。
また、アイコン画像1103は、表示候補アプリリスト900内のタグ「地図」の表示候補アプリのうち、優先度が最高の表示候補アプリ「品川区地図」のアイコン画像である。また、アイコン画像1104は、表示候補アプリリスト900内のタグ「宿泊料金表」の表示候補アプリのうち、優先度が最高の表示候補アプリ「ホテル料金一覧(2016年お盆)」のアイコン画像である。
アプリ一覧画面1100によれば、アイコン画像の表示数が抑えられており、表示の煩雑さが低減されているため、ユーザは、現在の状況に適した用途別のアプリを容易に特定することができる。なお、各アイコン画像1101〜1104には、アプリの利用目的を判別可能な情報、例えば、利用目的を示す文字列を合わせて表示することにしてもよい。
図8の説明に戻り、実行部806は、アプリを実行する。具体的には、例えば、実行部806は、図11に示したようなアプリ一覧画面1100においていずれかのアイコン画像が選択されたことに応じて、選択されたアイコン画像に対応するアプリ(アプリ本体)を実行する。
例えば、アプリ一覧画面1100において、ユーザの操作入力により、アイコン画像1101が選択されると、アイコン画像1101に対応するアプリ本体「StationGuide.zip」に基づいて、アプリ「品川駅観光案内」が実行される。
なお、上述した説明では、身近な情報ほどユーザにとって価値が高いという前提に基づく場合を例に挙げて説明したが、遠くの情報の価値が高くなるケースもある。例えば、今のところ品川区にいるが、今からほかの区へ移動しようとしている場合、品川区が提供する品川区の地図よりも、東京都が提供する東京都の地図が必要になる場合がある。
これはユーザの意識が、現在いる場所に向かっているか、それ以外の場所に向かっているかの違いで発生する。そこで、情報処理装置101は、近い未来のユーザの存在予測場所が現在の地点でない場合は、ユーザは移動の意思があると推定し、現在表示しているアプリの優先度を下げることにしてもよい。
具体的には、例えば、情報処理装置101は、ユーザの最近の移動速度と、現在の移動方位から、一定時間後(例えば、30分後)にユーザが存在している存在予測地点を推測してもよい。そして、情報処理装置101は、推測した存在予測地点が現在いる場所以外であれば、現在いる場所の情報はあまり価値が高くないと判断して、現在いる場所に対応するアプリの優先度を下げて、アプリを決定し直してもよい。このとき、情報処理装置101は、優先度を下げたアプリを非表示とせず、現在いる場所からユーザがいなくなったタイミングで非表示としてもよい。
(サーバ201の機能的構成例)
図12は、サーバ201の機能的構成例を示すブロック図である。図12において、サーバ201は、受付部1201と、配信部1202と、優先度設定部1203と、を含む構成である。受付部1201〜優先度設定部1203は制御部となる機能であり、具体的には、例えば、図4に示したメモリ402、ディスク405などの記憶装置に記憶されたプログラムをCPU401に実行させることにより、または、I/F403により、その機能を実現する。各機能部の処理結果は、例えば、メモリ402、ディスク405などの記憶装置に記憶される。
受付部1201は、情報処理装置101の状況を示す状況IDを受け付ける。具体的には、例えば、受付部1201は、情報処理装置101から配信要求を受信することにより、受信した配信要求に含まれる状況IDを受け付ける。
配信部1202は、受け付けた情報処理装置101の状況を示す状況IDに対応するアプリを配信する。具体的には、例えば、配信部1202は、図7に示した状況優先度情報DB240から、受け付けた配信要求に含まれる状況IDに対応する状況優先度情報を抽出する。つぎに、配信部1202は、図6に示したアプリストア230から、抽出した状況優先度情報のアプリリスト内のアプリ名に対応するアプリ本体およびタグを取得する。
そして、配信部1202は、抽出した状況優先度情報の状況IDと対応付けて、状況優先度情報の優先度、取得したタグおよびアプリ本体を含むアプリ情報を情報処理装置101に送信する。これにより、情報処理装置101の状況に対応し、当該状況と他の状況との包含関係に基づく優先度、および利用目的を示すタグが付与されたアプリを、情報処理装置101に配信することができる。
優先度設定部1203は、状況に関する条件と同時に満たされる場合がある他の条件との包含関係に基づいて、条件に対応する優先度を設定する。以下の説明では、「条件」を「状況」と言い換えて表記する場合がある。具体的には、例えば、優先度設定部1203は、状況(条件)の包含関係を推定して木構造化し、各状況をあらわすノードの高さから優先度を設定する。
例えば、状況が場所を示す場合を想定する。この場合、優先度設定部1203は、例えば、住所データベース等から地名の木構造を作成する。そして、優先度設定部1203は、最上層のノードから最下層のノードに向かって、階層ごとに優先度が高くなるように、各ノードに優先度を設定する。
これにより、状況が場所を示す場合、面積が小さい、すなわち、場所が狭いほど、状況をあらわすノードに高い優先度が設定される。この結果、状況が場所を示す場合に、面積が小さい、すなわち、場所が狭いほど、状況に対応するアプリに高い優先度を付与することができる。
また、住所データベースにはない場所をユーザが追加したい場合がある。この場合、例えば、図3に示したキーパッド306を用いたユーザの操作入力により、その場所を示すユーザ定義情報を入力することができる。ユーザ定義情報は、例えば、場所の地名、位置(緯度、経度)および範囲(半径)を示す情報を含む。
この場合、優先度設定部1203は、例えば、住所データベース等から地名の木構造を作成し、地図データベース等から地名を実数に変換する。より具体的には、例えば、優先度設定部1203は、各ノードが示す地名を、その場所の中心点の位置(緯度、経度)および範囲(半径)を示す実数に変換する。
つぎに、優先度設定部1203は、入力されたユーザ定義情報に基づいて、木構造を探索して、新たに追加する場所をあらわすノードが、どのノードと包含関係にあるかを見つけ、発見したノードの子ノードとして追加する。そして、優先度設定部1203は、木構造の各ノードの実数を地名に戻して、上述したように、各場所(状況)をあらわすノードの高さから優先度を設定する。
なお、状況に対応する優先度の設定例については、図13を用いて後述する。
また、優先度設定部1203は、各状況(場所)を示す状況IDと対応付けて、各状況(場所)で提供するアプリのアプリ名(アプリリスト)、各状況(場所)に対応する優先度を登録することにしてもよい。状況IDは、任意に設定可能である。例えば、状況IDとして、ユーザにより定義されるIDを用いることにしてもよく、地名を用いることにしてもよい。
これにより、狭い場所を示す状況で提供されるアプリほど優先度が高くなる状況優先度情報を作成することができる。ただし、状況IDに対応するアプリの登録処理は、例えば、人手により行われることにしてもよい。
また、状況が時間を示す場合も同様に状況優先度情報を作成することができる。具体的には、例えば、優先度設定部1203は、時間名の階層構造を示す辞書(例えば、シソーラス)から時間名の木構造を作成する。より具体的には、例えば、優先度設定部1203は、ルート・ノードを21世紀、子ノードを2016年、2017年…、孫ノードを1月、2月…、曾孫ノードを1日、2日…、玄孫ノードを午前、午後とする木構造を作成する。そして、優先度設定部1203は、最上層のノードから最下層のノードに向かって、階層ごとに優先度が高くなるように、各ノードに優先度を設定する。
これにより、状況が時間を示す場合、時間長が短いほど、状況をあらわすノードに高い優先度が設定される。この結果、状況が時間を示す場合に、時間長が短いほど、状況に対応するアプリに高い優先度を付与することができる。
また、辞書にはない時間名を追加したい場合には、例えば、ユーザの操作入力により、その時間を示すユーザ定義情報を入力することができる。ユーザ定義情報は、例えば、時間の時間名、時間長を示す情報を含む。この場合、優先度設定部1203は、例えば、時間名の階層構造を示す辞書から時間名の木構造を作成し、各ノードの時間名を実数に変換する。
つぎに、優先度設定部1203は、入力されたユーザ定義情報に基づいて、木構造を探索して、新たに追加する時間をあらわすノードが、どのノードと包含関係にあるかを見つけ、発見したノードの子ノードとして追加する。そして、優先度設定部1203は、木構造の各ノードの実数を時間名に戻して、上述したように、各時間(状況)をあらわすノードの高さから優先度を設定する。
なお、上述した説明では、情報処理装置101が、取得した観測情報に基づいて、自装置の状況を判断することにしたが、これに限らない。例えば、サーバ201が、情報処理装置101から観測情報を取得して、情報処理装置101の状況を判断することにしてもよい。
(状況に対応する優先度の設定例)
つぎに、図13および図14を用いて、場所を示す状況に対応する優先度の設定例について説明する。図13および図14は、場所を示す状況に対応する優先度の設定例を示す説明図である。
図13において、まず、優先度設定部1203は、住所データベース1301から地名の木構造1310を作成する。つぎに、優先度設定部1203は、地図データベース1302から、木構造1310の地名を実数に変換する。ここでは、各ノードが示す地名が、その場所の中心点の位置(緯度、経度)および範囲(半径)を示す実数に変換されている。
図14において、ユーザの操作入力により、ユーザ定義情報1320が入力された場合を想定する。ユーザ定義情報1320は、場所の地名「会議室」、位置(緯度、経度)および範囲(半径)を示す情報を含む。
この場合、優先度設定部1203は、ユーザ定義情報1320に基づいて、木構造1310を探索して、新たに追加する場所をあらわすノードが、どのノードと包含関係にあるかを見つけ、発見したノードの子ノードとして追加する。図14の例では、ユーザ定義情報1320が示す地名「会議室」の実数をあらわすノードが、地名「中原」の実数をあらわすノードの子ノードとして追加されている。
つぎに、優先度設定部1203は、木構造の各ノードの実数を地名に戻して、各場所(状況)をあらわすノードの高さから優先度を設定する。図14の例では、例えば、最上層の地名「日本」をあらわすノードに優先度「1」が設定され、最下層の地名「会議室」をあらわすノードに優先度「5」が設定されている。
これにより、例えば、地名「日本」を示す状況に優先度「1」が設定され、地名「会議室」を示す状況に優先度「5」が設定されて、面積が小さいほど、状況に対応するアプリに高い優先度を付与することができる。
(情報処理装置101の表示制御処理手順)
つぎに、図15および図16を用いて、情報処理装置101の表示制御処理手順について説明する。
図15および図16は、情報処理装置101の表示制御処理手順の一例を示すフローチャートである。図15のフローチャートにおいて、まず、情報処理装置101は、観測情報を取得したか否かを判断する(ステップS1501)。ここで、情報処理装置101は、観測情報を取得するのを待つ(ステップS1501:No)。
そして、情報処理装置101は、観測情報を取得した場合(ステップS1501:Yes)、状況定義情報DB220から未選択の状況定義情報を選択する(ステップS1502)。つぎに、情報処理装置101は、取得した観測情報が、選択した状況定義情報の状況発現条件を満たすか否かを判断する(ステップS1503)。
ここで、状況発現条件を満たさない場合(ステップS1503:No)、情報処理装置101は、ステップS1506に移行する。一方、状況発現条件を満たす場合(ステップS1503:Yes)、情報処理装置101は、選択した状況定義情報の状況IDが、表示候補アプリリスト900に登録されているか否かを判断する(ステップS1504)。
ここで、表示候補アプリリスト900に登録されている場合(ステップS1504:Yes)、情報処理装置101は、ステップS1506に移行する。一方、表示候補アプリリスト900に登録されていない場合(ステップS1504:No)、情報処理装置101は、表示候補アプリリスト900に、選択した状況定義情報の状況IDを登録する(ステップS1505)。
そして、情報処理装置101は、状況定義情報DB220から選択されていない未選択の状況定義情報があるか否かを判断する(ステップS1506)。ここで、未選択の状況定義情報がある場合(ステップS1506:Yes)、情報処理装置101は、ステップS1502に戻る。
一方、未選択の状況定義情報がない場合(ステップS1506:No)、情報処理装置101は、状況定義情報DB220を参照して、取得した観測情報が、表示候補アプリリスト900内のいずれかの状況IDに対応する状況定義情報の状況消滅条件を満たすか否かを判断する(ステップS1507)。
ここで、状況消滅条件を満たさない場合(ステップS1507:No)、情報処理装置101は、図16に示すステップS1601に移行する。一方、状況消滅条件を満たす場合(ステップS1507:Yes)、情報処理装置101は、表示候補アプリリスト900から、状況消滅条件が満たされる状況IDに対応するレコード(状況ID、優先度、アプリ本体、タグ)を削除して(ステップS1508)、図16に示すステップS1601に移行する。
図16のフローチャートにおいて、まず、情報処理装置101は、図15に示したステップS1505において、表示候補アプリリスト900に新規登録した状況IDがあるか否かを判断する(ステップS1601)。なお、新規登録した状況IDは、優先度、アプリ本体およびタグが未設定の状況IDである。
ここで、新規登録した状況IDがない場合(ステップS1601:No)、情報処理装置101は、ステップS1605に移行する。一方、新規登録した状況IDがある場合(ステップS1601:Yes)、情報処理装置101は、表示候補アプリリスト900に新規登録した状況IDを含む配信要求をサーバ201に送信する(ステップS1602)。
つぎに、情報処理装置101は、サーバ201から配信要求に応じたアプリ情報を受信したか否かを判断する(ステップS1603)。ここで、情報処理装置101は、アプリ情報を受信するのを待つ(ステップS1603:No)。そして、情報処理装置101は、アプリ情報を受信した場合(ステップS1603:Yes)、受信したアプリ情報に含まれるアプリ本体、優先度およびタグを、対応する状況IDと対応付けて、表示候補アプリリスト900に登録する(ステップS1604)。
つぎに、情報処理装置101は、表示候補アプリリスト900を参照して、表示候補アプリをタグごとに分類する(ステップS1605)。そして、情報処理装置101は、分類した表示候補アプリ同士の優先度を比較した結果に基づいて、タグごとに優先度が最高の表示候補アプリを抽出する(ステップS1606)。図10の例では、タグごとに優先度が最高の表示候補アプリを抽出している。
つぎに、情報処理装置101は、タグごとに抽出した優先度が最高の表示候補アプリを、表示対象のアプリに決定し(ステップS1607)、決定した表示対象のアプリのアプリ本体からアイコン画像を抽出する(ステップS1608)。そして、情報処理装置101は、抽出したアイコン画像を含むアプリ一覧画面をディスプレイ305に表示して(ステップS1609)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
これにより、情報処理装置101は、表示候補アプリリスト900内の表示候補アプリのうち、タグ(利用目的)ごとに優先度が最高の表示候補アプリを一覧表示したアプリ一覧画面をディスプレイ305に表示することができる。
(サーバ201の各種処理手順)
つぎに、サーバ201の各種処理手順について説明する。まず、図17を用いて、サーバ201の配信処理手順について説明する。
図17は、サーバ201の配信処理手順の一例を示すフローチャートである。図17のフローチャートにおいて、まず、サーバ201は、情報処理装置101から配信要求を受信したか否かを判断する(ステップS1701)。ここで、サーバ201は、配信要求を受信するのを待つ(ステップS1701:No)。
そして、サーバ201は、配信要求を受信した場合(ステップS1701:Yes)、状況優先度情報DB240から、受信した配信要求に含まれる状況IDに対応する状況優先度情報を抽出する(ステップS1702)。つぎに、サーバ201は、アプリストア230から、抽出した状況優先度情報のアプリリスト内のアプリ名に対応するアプリ本体およびタグを取得する(ステップS1703)。
そして、サーバ201は、抽出した状況優先度情報の状況IDと対応付けて、状況優先度情報の優先度、取得したタグおよびアプリ本体を含むアプリ情報を情報処理装置101に送信して(ステップS1704)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。これにより、サーバ201は、情報処理装置101の状況に対応するアプリを配信することができる。
つぎに、図18を用いて、サーバ201の優先度設定処理手順について説明する。
図18は、サーバ201の優先度設定処理手順の一例を示すフローチャートである。図18のフローチャートにおいて、まず、サーバ201は、状況の包含関係を推定して木構造を作成する(ステップS1801)。なお、状況は、場所や時間に関する条件に対応する。つぎに、サーバ201は、入力されたユーザ定義情報があるか否かを判断する(ステップS1802)。
ここで、ユーザ定義情報がない場合(ステップS1802:No)、サーバ201は、ステップS1807に移行する。一方、ユーザ定義情報がある場合(ステップS1802:Yes)、サーバ201は、木構造の各状況(言語)を実数に変換する(ステップS1803)。
そして、サーバ201は、入力されたユーザ定義情報に基づいて、木構造を探索して、ユーザ定義の状況をあらわすノードと包含関係にある親ノードを検索する(ステップS1804)。そして、サーバ201は、検索した親ノードの子ノードとして、ユーザ定義の状況をあらわすノードを追加する(ステップS1805)。
つぎに、サーバ201は、木構造の各状況(実数)を言語に再変換して(ステップS1806)、木構造における各状況をあらわすノードの高さから各状況に優先度を設定する(ステップS1807)。そして、サーバ201は、各状況を示す状況IDと対応付けて、各状況で提供するアプリのアプリリスト、各状況に対応する優先度を登録して(ステップS1808)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
これにより、サーバ201は、各状況(条件)に対して、当該状況と他の状況との包含関係に基づく優先度を設定することができる。
なお、図5に示した状況定義情報DB220の例では、状況が「場所又は時間」を示す場合を例に挙げて説明したが、状況が「場所及び時間」を示す場合は、状況定義情報DB220の記憶内容は、例えば、図19Aおよび図19Bのようになる。
図19Aおよび図19Bは、状況定義情報DB220の記憶内容の一例を示す説明図である。図19Aおよび図19Bにおいて、状況定義情報DB220は、状況IDと状況条件とを対応付けてあらわす状況定義情報(例えば、状況定義情報1900−1〜1900−9)を記憶する。
ここで、状況が「場所及び時間」を示す場合、状況発現条件は、場所に関する条件と時間に関する条件とをANDでつないだ論理式として定義される。すなわち、状況発現条件は、場所に関する条件と時間に関する条件との両方の条件を満たす場合に満たされることになる。また、状況消滅条件は、場所に関する条件と時間に関する条件とをORでつないだ論理式として定義される。すなわち、状況消滅条件は、場所に関する条件と時間に関する条件とのいずれかの条件を満たす場合に満たされることになる。
例えば、状況定義情報1900−1の状況発現条件は、ssid「shinagawa_station」のアクセスポイントAPが検知され、かつ、現在日時が2016年8月14日00時00分00秒から2016年8月20日23時59分59秒までの期間内の場合に、状況ID「ShinagawaStation_AND_Obon」の状況となることを示す。また、状況定義情報1900−1の状況消滅条件は、ssid「shinagawa_station」のアクセスポイントAPが非検知となる、または、現在日時が2016年8月20日23時59分59秒を過ぎた場合に、状況ID「ShinagawaStation_AND_Obon」の状況が消滅することを示す。
これにより、場所と時間の両方を考慮して、情報処理装置101の状況を判断することができる。また、状況が「場所及び時間」を示す場合のアプリストア230および状況優先度情報DB240の記憶内容は、例えば、図20、図21に示すようになる。
図20は、アプリストア230の記憶内容の一例を示す説明図(その2)である。図20において、アプリストア230は、アプリ名、アプリ本体およびタグのフィールドを有し、各フィールドに情報を設定することで、アプリ情報(例えば、アプリ情報2000−1〜2000−9)をレコードとして記憶する。
図21は、状況優先度情報DB240の記憶内容の一例を示す説明図(その2)である。図21において、状況優先度情報DB240は、状況ID、アプリリストおよび優先度のフィールドを有し、各フィールドに情報を設定することで、状況優先度情報(例えば、状況優先度情報2100−1〜2100−9)をレコードとして記憶する。
このように、状況が「場所及び時間」を示す場合は、場所と時間の両方を考慮したアプリを登録することができる。例えば、アプリ名「品川駅周辺ホテル(お盆料金)」のアプリは、品川駅でお盆の期間限定で配信されるアプリである。
また、状況が「場所及び時間」を示す場合の優先度は、例えば、場所を示す状況の優先度と、時間を示す状況の優先度とに基づいて算出されることにしてもよい。一例として、状況ID「ShinagawaStation_AND_Obon」の状況の優先度について説明する。
この状況は、状況ID「ShinagawaStation」の状況と、状況ID「Obon」の状況との組み合わせ、すなわち、場所が「品川駅」かつ時間が「お盆期間」の状況を示す。なお、お盆期間は、2016年8月14日00時00分00秒から2016年8月20日23時59分59秒までの期間である。
この場合、サーバ201は、状況ID「ShinagawaStation」の状況の優先度と、状況ID「Obon」の状況の優先度とに基づいて、状況ID「ShinagawaStation_AND_Obon」の状況の優先度を算出する。
ここで、状況ID「ShinagawaStation」の状況の優先度は「3」である(例えば、図7参照)。また、状況ID「Obon」の状況の優先度は「3」である(例えば、図7参照)。例えば、サーバ201は、状況ID「ShinagawaStation」の状況の優先度「3」と、状況ID「Obon」の状況の優先度「3」とを掛け合わせることにより、状況ID「ShinagawaStation_AND_Obon」の状況の優先度「9」を算出する。
また状況は、時間や場所以外にも、センシング情報(角度(方角)、速度等)やシステム情報(バッテリ残量、ディスク残量等)も該当する。例えば、掲示板の方角に端末を向けると、掲示板の張り紙の一覧が端末に表示されるが、特定の張り紙の方角に端末を向けると、張り紙に関する詳細情報が表示される。また、例えば車内に端末が存在していて、ある速度の範囲で走行していると安全運転をしていると判断してクーポンが端末にダウンロードされる。また例えば、バッテリ残量が少なければ少ないほど、既存のアプリより省エネ効果が高いアプリに更新される。また例えば、ディスク残量が少なければ少ないほど、写真等のデータ圧縮率が高いアプリに更新される。
以上説明したように、実施の形態にかかる情報処理装置101によれば、取得した観測情報が満たす条件(状況発現条件)に対応し、当該条件と同時に満たされる場合がある他の条件との包含関係に基づく優先度が付与されたアプリを、サーバ201から取得して表示候補アプリリスト900に登録することができる。そして、情報処理装置101によれば、表示候補アプリリスト900に登録されている1又は複数のアプリの優先度に基づいて、1又は複数のアプリを決定することができる。
これにより、同時に満たされる場合がある複数の条件の包含関係に基づいてアプリに付与された優先度をもとに、ディスプレイ305に表示するアプリを絞り込んだり、アプリの表示順序を決定したりすることができる。
また、情報処理装置101によれば、取得した観測情報に基づいて、表示候補アプリリスト900に登録されているいずれかのアプリに対応する条件が不成立となった、すなわち、アプリに対応する状況の状況消滅条件を満たすか否か判断することができる。そして、情報処理装置101によれば、条件が不成立となったと判断した場合に、そのアプリを表示候補アプリリスト900から削除することができる。
これにより、情報処理装置101がある状況から離脱した場合には、その状況に対応するアプリを削除することができる。この結果、情報処理装置101が置かれた状況に適していないアプリがディスプレイ305に表示されるのを防ぐことができるとともに、メモリ使用量を削減することができる。
また、情報処理装置101によれば、取得された1又は複数のアプリのタグに基づいて、利用目的が同一のアプリ同士の優先度を比較し、比較した結果に基づいて、利用目的ごとにアプリを決定することができる。そして、情報処理装置101によれば、決定した表示態様で利用目的ごとのアプリを表示することができる。
これにより、例えば、利用目的ごとに優先度が最高のアプリを表示対象とすることができ、現在の状況で有用なアプリをユーザに特定しやすくさせることができる。また、ある利用目的のアプリが複数取得され、それらアプリの優先度が他の利用目的のアプリに比べて高い場合に、利用目的が同一、すなわち、用途が類似するアプリが優先的に表示されるのを防ぐことができる。
また、実施の形態にかかるサーバ201によれば、状況に関する条件と同時に満たされる場合がある他の条件との包含関係に基づいて、条件に対応する優先度を設定することができる。具体的には、例えば、サーバ201は、条件が他の条件に包含される場合は、他の条件よりも当該条件に高い優先度を設定することができる。また、サーバ201は、条件が他の条件を包含する場合には、他の条件よりも当該条件に低い優先度を設定することができる。
これにより、サーバ201は、例えば、条件(状況)が場所を示す場合に、面積が小さいほど、当該条件に対応するアプリに高い優先度を付与することができる。また、サーバ201は、例えば、条件(状況)が時間を示す場合には、時間長が短いほど、当該条件に対応するアプリに高い優先度を付与することができる。
これらのことから、実施の形態にかかる情報処理システム200によれば、ユーザの利用履歴等を用いることなく、情報処理装置101が置かれた状況でユーザにとって有用なアプリを絞り込むことが可能となり、情報処理装置101における表示の煩雑さを容易に軽減させることができる。
なお、本実施の形態で説明した情報処理方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。本情報処理プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO(Magneto−Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、USB(Universal Serial Bus)メモリ等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また、本情報処理プログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布してもよい。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)状況に関する条件と対応付けて、前記条件と同時に満たされる場合がある他の条件との包含関係に基づく優先度が付与されたコンテンツを記憶する情報提供機能と、
状況を示す観測情報を取得したことに応じて、前記観測情報が満たす条件に対応するコンテンツを前記情報提供機能から取得して記憶部に記憶し、前記記憶部に記憶されている1又は複数のコンテンツの優先度に基づいて、1又は複数のコンテンツを決定する情報処理機能と、
を含むことを特徴とする情報処理システム。
(付記2)前記情報処理機能は、
前記観測情報に基づいて、前記記憶部に記憶されている1又は複数のコンテンツのうちのいずれかのコンテンツに対応する条件が不成立となったか否かを判断し、
前記条件が不成立となったと判断した場合に、前記いずれかのコンテンツを前記記憶部から削除する、ことを特徴とする付記1に記載の情報処理システム。
(付記3)前記情報提供機能は、
状況に関する条件と対応付けて、前記条件と同時に満たされる場合がある他の条件との包含関係に基づく優先度および利用目的を示すタグが付与されたコンテンツを記憶しており、
前記情報処理機能は、
前記記憶部に記憶されている1又は複数のコンテンツのタグに基づいて、利用目的が同一のコンテンツ同士の優先度を比較し、比較した結果に基づいて、前記利用目的ごとにコンテンツを決定する、ことを特徴とする付記1または2に記載の情報処理システム。
(付記4)前記情報処理機能は、
決定した前記利用目的ごとのコンテンツを表示する、ことを特徴とする付記3に記載の情報処理システム。
(付記5)前記情報処理機能は、
前記利用目的ごとに優先度が最高のコンテンツを、表示対象のコンテンツに決定し、
決定した前記表示対象のコンテンツを表示する、
ことを特徴とする付記3または4に記載の情報処理システム。
(付記6)前記情報提供機能は、
状況に関する条件が他の条件に包含される場合は、前記他の条件よりも前記条件に対応するコンテンツに高い優先度を付与し、
状況に関する条件が他の条件を包含する場合には、前記他の条件よりも前記条件に対応するコンテンツに低い優先度を付与する、
ことを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の情報処理システム。
(付記7)条件が場所を示す場合、面積が小さいほど、前記条件に対応するコンテンツに高い優先度が付与される、ことを特徴とする付記6に記載の情報処理システム。
(付記8)条件が時間を示す場合、時間長が短いほど、前記条件に対応するコンテンツに高い優先度が付与される、ことを特徴とする付記6または7に記載の情報処理システム。
(付記9)状況を示す観測情報を取得し、
状況に関する条件と対応付けて、前記条件と同時に満たされる場合がある他の条件との包含関係に基づく優先度が付与されたコンテンツを記憶する情報提供機能から、取得した前記観測情報が満たす条件に対応するコンテンツを取得して記憶部に記憶し、
前記記憶部に記憶されている1又は複数のコンテンツの優先度に基づいて、1又は複数のコンテンツを決定する、
制御部を有することを特徴とする情報処理装置。
(付記10)状況を示す観測情報を取得し、
状況に関する条件と対応付けて、前記条件と同時に満たされる場合がある他の条件との包含関係に基づく優先度が付与されたコンテンツを記憶する情報提供機能から、取得した前記観測情報が満たす条件に対応するコンテンツを取得して記憶部に記憶し、
前記記憶部に記憶されている1又は複数のコンテンツの優先度に基づいて、1又は複数のコンテンツを決定する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報処理方法。
(付記11)状況を示す観測情報を取得し、
状況に関する条件と対応付けて、前記条件と同時に満たされる場合がある他の条件との包含関係に基づく優先度が付与されたコンテンツを記憶する情報提供機能から、取得した前記観測情報が満たす条件に対応するコンテンツを取得して記憶部に記憶し、
前記記憶部に記憶されている1又は複数のコンテンツの優先度に基づいて、1又は複数のコンテンツを決定する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
101 情報処理装置
102 情報提供装置
110 記憶部
120 表示画面
200 情報処理システム
201 サーバ
210 ネットワーク
220 状況定義情報DB
230 アプリストア
240 状況優先度情報DB
300,400 バス
301,401 CPU
302,402 メモリ
303 公衆網I/F
304 近距離無線I/F
305 ディスプレイ
306 キーパッド
307 GPSユニット
403 I/F
404 ディスクドライブ
405 ディスク
801 取得部
802 判断部
803 要求部
804 決定部
805 表示制御部
806 実行部
900 表示候補アプリリスト
1100 アプリ一覧画面
1101,1102,1103,1104 アイコン画像
1201 受付部
1202 配信部
1203 優先度設定部
AP アクセスポイント
ST 測位衛星

Claims (9)

  1. 状況に関する条件と対応付けて、前記条件と同時に満たされる場合がある他の条件との包含関係に基づく優先度および利用目的を示すタグが付与されたコンテンツを記憶する情報提供機能と、
    状況を示す観測情報を取得したことに応じて、前記観測情報が満たす条件に対応するコンテンツを前記情報提供機能から取得して記憶部に記憶し、前記記憶部に記憶されている1又は複数のコンテンツの優先度およびタグに基づいて、利用目的が同一のコンテンツ同士の優先度を比較し、比較した結果に基づいて、前記利用目的ごとに1又は複数のコンテンツを決定する情報処理機能と、
    を含むことを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記情報処理機能は、
    前記観測情報に基づいて、前記記憶部に記憶されている1又は複数のコンテンツのうちのいずれかのコンテンツに対応する条件が不成立となったか否かを判断し、
    前記条件が不成立となったと判断した場合に、前記いずれかのコンテンツを前記記憶部から削除する、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記情報処理機能は、
    決定した前記利用目的ごとのコンテンツを表示する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理システム。
  4. 前記情報提供機能は、
    状況に関する条件が他の条件に包含される場合は、前記他の条件よりも前記条件に対応するコンテンツに高い優先度を付与し、
    状況に関する条件が他の条件を包含する場合には、前記他の条件よりも前記条件に対応するコンテンツに低い優先度を付与する、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の情報処理システム。
  5. 条件が場所を示す場合、面積が小さいほど、前記条件に対応するコンテンツに高い優先度が付与される、ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理システム。
  6. 条件が時間を示す場合、時間長が短いほど、前記条件に対応するコンテンツに高い優先度が付与される、ことを特徴とする請求項4または5に記載の情報処理システム。
  7. 状況を示す観測情報を取得し、
    状況に関する条件と対応付けて、前記条件と同時に満たされる場合がある他の条件との包含関係に基づく優先度および利用目的を示すタグが付与されたコンテンツを記憶する情報提供機能から、取得した前記観測情報が満たす条件に対応するコンテンツを取得して記憶部に記憶し、
    前記記憶部に記憶されている1又は複数のコンテンツの優先度およびタグに基づいて、利用目的が同一のコンテンツ同士の優先度を比較し、比較した結果に基づいて、前記利用目的ごとに1又は複数のコンテンツを決定する、
    制御部を有することを特徴とする情報処理装置。
  8. 状況を示す観測情報を取得し、
    状況に関する条件と対応付けて、前記条件と同時に満たされる場合がある他の条件との包含関係に基づく優先度および利用目的を示すタグが付与されたコンテンツを記憶する情報提供機能から、取得した前記観測情報が満たす条件に対応するコンテンツを取得して記憶部に記憶し、
    前記記憶部に記憶されている1又は複数のコンテンツの優先度およびタグに基づいて、利用目的が同一のコンテンツ同士の優先度を比較し、比較した結果に基づいて、前記利用目的ごとに1又は複数のコンテンツを決定する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報処理方法。
  9. 状況を示す観測情報を取得し、
    状況に関する条件と対応付けて、前記条件と同時に満たされる場合がある他の条件との包含関係に基づく優先度および利用目的を示すタグが付与されたコンテンツを記憶する情報提供機能から、取得した前記観測情報が満たす条件に対応するコンテンツを取得して記憶部に記憶し、
    前記記憶部に記憶されている1又は複数のコンテンツの優先度およびタグに基づいて、利用目的が同一のコンテンツ同士の優先度を比較し、比較した結果に基づいて、前記利用目的ごとに1又は複数のコンテンツを決定する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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