JP7147555B2 - 建設機械 - Google Patents

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本発明は、建設機械に関するものである。
特許文献1には、ラジエータの上流側にエアコンデンサや燃料クーラが配置された作業車両が開示されている。エアコンデンサ等の上流側には、空気中の粉塵を捕集するフィルタが配置されている。
ところで、産業廃棄現場や解体現場のように、微細粒子粉塵が浮遊する環境下では、フィルタを粉塵が通過して、ラジエータ等の目詰まりが進行してしまう。そのため、例えば、1日2回以上、ラジエータ等の清掃を行う必要がある。
具体的に、ラジエータの清掃方法として、ラジエータの下流側、つまり、エンジンファン側からラジエータのコア面に向かってエアガンで空気を吹き付け、ラジエータの上流側のコア面に付着した粉塵を吹き飛ばすことが行われる。
特開2003-20679号公報
しかしながら、特許文献1の発明のように、ラジエータの上流側にエアコンデンサ等の熱交換器が配置されている場合には、ラジエータの上流側のコア面から吹き飛ばされた粉塵が、上流側の熱交換器に付着してしまい、粉塵をスムーズに除去できないという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、熱交換器のメンテナンス作業を行い易くすることにある。
本発明は、上部旋回体と、該上部旋回体の機械室を区画するカバー部材と、該カバー部材に形成されたメンテナンス開口を開閉可能に塞ぐ開閉カバーとを備えた建設機械を対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、第1の発明は、前記機械室内に配置された第1熱交換器と、
前記第1熱交換器よりも空気流通方向の上流側に配置された第2熱交換器と、
前記第2熱交換器よりも空気流通方向の上流側に配置されたエアフィルタと、
前記開閉カバーに設けられた第1ヒンジ軸を中心に回動可能に支持され、前記エアフィルタを保持する第1保持体と、
前記第1保持体に設けられた第2ヒンジ軸を中心に回動可能に支持され、前記第2熱交換器を保持する第2保持体とを備え、
前記第1保持体は、前記開閉カバーを開いた状態で該開閉カバーに対して前記エアフィルタを所定の角度開いた状態とするように構成され、
前記第2保持体は、開いた状態の前記エアフィルタに対して前記第2熱交換器を所定の角度開いた状態とするように構成されていることを特徴とするものである。
第1の発明では、機械室内には、空気流通方向の上流側から順に、エアフィルタ、第2熱交換器、第1熱交換器が配置される。第1保持体は、開閉カバーの第1ヒンジ軸を中心に回動可能に支持される。第1保持体には、エアフィルタが保持される。第2保持体は、第1保持体の第2ヒンジ軸を中心に回動可能に支持される。第2保持体には、第2熱交換器が保持される。
これにより、第1熱交換器及び第2熱交換器のメンテナンス作業を行い易くなる。
具体的に、第1熱交換器の上流側のコア面に粉塵が付着しており、第1熱交換器の清掃作業を行うために、第1熱交換器の下流側のコア面からエアガンで空気を吹き付けると、第1熱交換器から吹き飛ばされた粉塵が第2熱交換器に付着してしまう。
これに対し、本発明では、開閉カバーを開いて第1保持体及び第2保持体を装置外部まで引き出すことで、第1熱交換器の上流側から離れた位置に第2熱交換器を配置することができる。これにより、第1熱交換器から吹き飛ばされた粉塵が第2熱交換器に付着し難くなる。
また、第2保持体を開いて、エアフィルタから離れた位置に第2熱交換器を配置することで、第2熱交換器の上流側及び下流側のコア面からそれぞれ空気を吹き付けて粉塵を除去することができる。また、第2熱交換器から吹き飛ばされた粉塵がエアフィルタに付着し難くなる。
また、第1保持体を開くことで、エアフィルタの上流側及び下流側のフィルタ面からそれぞれ空気を吹き付けて粉塵を除去することができる。このように、エアフィルタの清掃作業を行うのにあたって、エアフィルタを取り外す必要がなく、エアフィルタの着脱を繰り返すことによるエアフィルタの変形や破損を抑えることができる。また、エアフィルタの交換作業を行う際にも、作業スペースを十分に確保できる装置外部で行うことができ、作業性が向上する。
以上のように、開閉カバーを開いた状態で開閉カバーに対してエアフィルタを所定の角度開いた状態とし、開いた状態のエアフィルタに対して第2熱交換器を所定の角度開いた状態とすることで、第1熱交換器、第2熱交換器、及びエアフィルタの清掃作業をまとめて実施することができる。
第2の発明は、第1の発明において、
前記第1保持体には、空気流通方向の上流側に張り出した底面部が設けられ、
前記底面部には、上方が開口した集積箱が載置されていることを特徴とするものである。
第2の発明では、第1保持体の底面部に集積箱が載置されているので、エアフィルタよりも上流側の空間に飛散した粉塵は、集積箱に落下してそのまま回収される。そして、開閉カバーを開いて第1保持体とともに集積箱を装置外部に引き出した後で第1保持体を開くことで、集積箱を取り出すことができる。
そして、集積箱で回収した粉塵を別のゴミ箱などに廃棄することで、清掃作業がし易くなるとともに、装置外部に粉塵を掃き出して作業現場の床面を汚してしまうこともない。
本発明によれば、熱交換器のメンテナンス作業が行い易くなる。
本実施形態に係る建設機械の構成を示す側面図である。 上部旋回体の内部構成を示す平面図である。 上部旋回体の内部構成を示す背面図である。 開閉カバーを閉じた状態を示す平面図である。 開閉カバーを開いた状態を示す平面図である。 開閉カバーを開いた状態を示す斜視図である。 第1保持体を開いた状態を示す平面図である。 第1保持体及び第2保持体を開いた状態を示す平面図である。 第1保持体及び第2保持体を開いた状態を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。各図には、上下や前後左右の方向を矢印で示してある。特に言及しない限り、上下等の方向についてはこれら矢印で示す方向に従って説明する。
図1に示すように、建設機械10は、クローラ式の下部走行体11と、下部走行体11上に旋回自在に搭載された上部旋回体20とを備えている。上部旋回体20には、アタッチメント13、キャブ14、機械室15、アッパーフレーム21等が設けられている。
なお、本実施形態の建設機械10は小旋回型であり、旋回半径が小さくなるように、上部旋回体20は相対的に小さく構成され、上部旋回体20の後部の外郭線は、上方から見て円弧状に形成されている。
アタッチメント13は、上部旋回体20の前部に設置され、ブーム13a、アーム13b、及びバケット13c等で構成されている。ブーム13a等のそれぞれは、油圧制御された油圧シリンダ13dの伸縮に連動して動作し、掘削等の作業を行う。これらブーム13a等の操作は、キャブ14において行われる。
キャブ14は、矩形箱形の運転室であり、アタッチメント13に隣接して上部旋回体20の左前部に設置されている。機械室15は、上部旋回体20の後部に設けられている。機械室15は、カバー部材30によって区画されている。
カバー部材30は、上部旋回体20の後部の外周縁に沿って搭載されたカウンタウエイト22と、カウンタウエイト22とともに機械室15の周囲を覆う機械室カバー16とを有する。カウンタウエイト22は、アタッチメント13との間で前後のバランスを確保するためのものである。
図2及び図3に示すように、機械室15の内部には、エンジン31、第1熱交換器35、第1吸気ダクト36等が密集した状態で収容されている。カウンタウエイト22の左側後部及び右側後部には、メンテナンス開口23が形成されている。
メンテナンス開口23は、機械室15内に配設された各種機器のメンテナンスを行うための開口である。左側のメンテナンス開口23は、車両後方から第1吸気ダクト36を視認可能な位置に開口している。右側のメンテナンス開口23は、車両後方からエンジン31や油圧ポンプ32を視認可能な位置に開口している。
メンテナンス開口23は、開閉カバー24によって開閉可能に塞がれている。開閉カバー24は、メンテナンス開口23の周縁部における車両後側の位置で上下方向に延びる開閉軸25によって回動可能に支持されている。開閉カバー24は、開閉軸25を中心に回動させることで、開閉カバー24の車両前部を後方に移動させ、メンテナンス開口23を開放することができる。
アッパーフレーム21は、上部旋回体20の下部に設置されており、キャブ14や機械室15等は、アッパーフレーム21の上に設けられている。
機械室15内には、図示しないエンジンマウントを介してエンジン31が搭載されている。エンジン31は、その駆動軸が車両左右方向を向くように機械室15の内部に配設されている。開閉カバー24には、吸気口30aが形成されている。機械室カバー16の右側上部には、排気口30bが形成されている。
機械室15の内部には、エンジン31の他にも、油圧ポンプ32や、第1熱交換器35、ファン33、第1吸気ダクト36、第2熱交換器45等の冷却装置が収容されている。この建設機械10では、空気流通方向の上流側から順に、第1吸気ダクト36、第2熱交換器45、第1熱交換器35、ファン33、エンジン31、及び油圧ポンプ32が横並びに配設されている。
機械室15の内部は、仕切壁17によって、第1熱交換器35、ファン33、エンジン31が配設されたエンジンルーム15aと、第1吸気ダクト36及び第2熱交換器45が配設された吸気室15bとに仕切られている。
吸気室15bには、2つのバッテリー47が左右に並んで配設されている。2つのバッテリー47は、アッパーフレーム21後部の円弧状の外郭線に沿って並ぶように、前後方向にずれた位置、つまり、右側のバッテリー47が左側のバッテリー47よりも後方に位置するように配設されている。
また、吸気室15bには、電装品48が配設されている。電装品48は、例えば、バッテリーリレーや緊急遮断スイッチで構成されている。電装品48は、第1吸気ダクト36よりも空気流通方向の上流側、具体的には、吸気室15b内の左前隅部に配設されている。
第1熱交換器35は、コア面が車両左右方向を向くように配設されている。第1熱交換器35は、例えば、ラジエータで構成されている。ファン33は、エンジン31の駆動軸の左端部に接続され、エンジン31と第1熱交換器35との間に配設されている。ファン33の周囲は、ファンシュラウド34によって覆われており、第1熱交換器35を通過した空気がエンジン31に向かって導かれるようになっている。油圧ポンプ32は、エンジン31の駆動軸の右端部に接続されている。
本実施形態の建設機械10では、エンジン31の駆動時に、機械室15の内部に左側から右側ヘ向かう空気の流れが形成され、第1熱交換器35でその空気と熱交換する冷媒によってエンジン31等が冷却される。
具体的には、ファン33の回転によって吸気口30aから空気が機械室15の内部に取り入れられる。取り入れられた空気は、第1熱交換器35を通り抜け、第1熱交換器35を流れる冷媒の熱を吸熱して熱気となり、排気口30bから機械室15の外に排出される。
図4にも示すように、第1吸気ダクト36は、空気流通方向の上流側から下流側に向かって開口した箱状に形成されている。第1吸気ダクト36は、第1熱交換器35よりも空気流通方向の上流側に配設され、後述する第2吸気ダクト40内に取り込まれた空気を第1熱交換器35に向かって導く。
第1熱交換器35よりも空気流通方向の上流側には、後述する第2保持体60に保持された第2熱交換器45が配置されている。第2熱交換器45は、例えば、エアコン用のコンデンサや燃料クーラで構成されている。第2熱交換器45は、コア面が車両左右方向を向くように、第1吸気ダクト36の内部に配設されている。
第1吸気ダクト36よりも空気流通方向の上流側には、第2吸気ダクト40が配置されている。第2吸気ダクト40は、空気流通方向の上流側から下流側に向かって開口している。第1吸気ダクト36の上流側の端縁部と、第2吸気ダクト40の下流側の端縁部との間には、シール部材37が挟み込まれている。
第2吸気ダクト40の下流側には、後述する第1保持体50に保持されたエアフィルタ43が配置されている。第2吸気ダクト40の上流側の端部は、開閉カバー24の内面に取り付けられている。第2吸気ダクト40は、開閉カバー24の吸気口30aから取り込まれた空気をエアフィルタ43に向かって導く。
エアフィルタ43は、第2熱交換器45よりも空気流通方向の上流側に配置されている。エアフィルタ43では、空気中の粉塵が除去される。
第2吸気ダクト40の底板は、開閉カバー24を閉じた状態で、バッテリー47の上方を含む吸気室15b内の所定の領域、つまり、平面視で吸気室15bにおけるエアフィルタ43よりも空気流通方向の上流側の領域を覆っている。
第2吸気ダクト40の前側板は、開閉カバー24を閉じた状態で、吸気室15b内の左前隅部に配設されている電装品48と、エアフィルタ43との間に位置している。
このように、第2吸気ダクト40の外側に、バッテリー47及び電装品48が配置されることとなるので、第2吸気ダクト40内に飛散した粉塵がバッテリー47及び電装品48に向かうのを抑えることができる。
第1保持体50は、第2吸気ダクト40の下流側に配置された枠状の部材で構成されている。第1保持体50の枠内には、エアフィルタ43が保持されている。第1保持体50は、開閉カバー24の周縁部における車両後側の位置で上下方向に延びる第1ヒンジ軸51を中心に回動可能に支持されている。
第1保持体50には、上流側に張り出す底面部52が設けられている。底面部52には、集積箱55が載置されている。集積箱55は、上方が開口した箱状に形成されている。第2吸気ダクト40内に飛散した粉塵は、集積箱55に落下してそのまま堆積される。
第2保持体60は、第1保持体50の下流側に配置された枠状の部材で構成されている。第2保持体60の枠内には、第2熱交換器45が保持されている。第2保持体60は、第1保持体50から下流側に延びる固定部54に取り付けられ、第1吸気ダクト36内に配置される。
固定部54は、平面視で第2保持体60の前枠部及び後枠部に対応してそれぞれ設けられている。後側の固定部54には、上下方向に延びる第2ヒンジ軸61が設けられている。第2保持体60は、第2ヒンジ軸61を中心に回動可能に支持されている。
第2保持体60には、第2保持体60の前枠部から上流側に延びる取付部63が設けられている。取付部63には、上流側に開口する切欠孔64が形成されている(図9参照)。前側の固定部54には、ローレットネジ65が螺合されている。
そして、前側の固定部54に取付部63を重ね合わせ、切欠孔64にローレットネジ65の軸部を挿通させてローレットネジ65を締め付けることで、第1保持体50の固定部54に第2保持体60の取付部63が締結されている。
ところで、産業廃棄現場や解体現場のように、微細粒子粉塵が浮遊する環境下では、エアフィルタ43を粉塵が通過して、第1熱交換器35及び第2熱交換器45の目詰まりが進行してしまう。そのため、例えば、1日2回以上、第1熱交換器35及び第2熱交換器45の清掃を行う必要がある。
具体的に、図5及び図6に示すように、第2吸気ダクト40、第1保持体50に保持されたエアフィルタ43、第2保持体60に保持された第2熱交換器45は、開閉カバー24の開閉動作によって、メンテナンス開口から出し入れされるようになっている。
そこで、第1熱交換器35の清掃作業を行う際には、開閉カバー24を開いて、第2吸気ダクト40、エアフィルタ43、第2熱交換器45を装置外部まで引き出すことで、第1熱交換器35の上流側から離れた位置に第2熱交換器45を配置する。
その後、第1熱交換器35の下流側のコア面から図示しないエアガンで空気を吹き付けることで、第1熱交換器35の上流側のコア面に付着した粉塵を吹き飛ばして除去する。このようにすれば、第1熱交換器35から吹き飛ばされた粉塵が第2熱交換器45に付着するのを抑えることができる。
また、エアフィルタ43の清掃作業を行う際には、図7に示すように、第1保持体50を開いて、エアフィルタ43を第2吸気ダクト40の外部まで引き出すことで、エアフィルタ43の上流側のフィルタ面を露出させる。
その後、エアフィルタ43の上流側及び下流側のフィルタ面に対して図示しないエアガンで空気を吹き付けて粉塵を除去したり、エアフィルタ43の交換作業を行う。
ここで、第1保持体50を開くと、第1保持体50の底面部52が第2吸気ダクト40から外部に引き出される。底面部52には、集積箱55が載置されている。集積箱55には、第2吸気ダクト40内に飛散した粉塵が落下して回収されている。集積箱55を底面部52から取り出し、集積箱55で回収した粉塵を別のゴミ箱などに廃棄することで、清掃作業がし易くなるとともに、装置外部に粉塵を掃き出して作業現場の床面を汚してしまうこともない。
また、第2熱交換器45の清掃作業を行う際に、ローレットネジ65を緩めて第1保持体50の固定部54と第2保持体60の取付部63との締結状態を解除する。そして、図8及び図9に示すように、第2保持体60を開いて、エアフィルタ43から離れた位置に第2熱交換器45を配置する。
その後、第2熱交換器45の下流側のコア面から図示しないエアガンで空気を吹き付けることで、第2熱交換器45の上流側のコア面に付着した粉塵を吹き飛ばして除去する。これにより、第2熱交換器45から吹き飛ばされた粉塵がエアフィルタ43に付着するのを抑えることができる。
また、第2熱交換器45の上流側のコア面に空気を吹き付けることで、第2熱交換器45の下流側のコア面に付着した粉塵を吹き飛ばして除去することができる。
以上のように、開閉カバー24を開いた状態で開閉カバー24に対してエアフィルタ43を所定の角度開いた状態とし、開いた状態のエアフィルタ43に対して第2熱交換器45を所定の角度開いた状態とすることで、第1熱交換器35、第2熱交換器45、及びエアフィルタ43の清掃作業をまとめて実施することができる。
以上説明したように、本発明は、熱交換器のメンテナンス作業が行い易くなるという実用性の高い効果が得られることから、きわめて有用で産業上の利用可能性は高い。
10 建設機械
15 機械室
20 上部旋回体
23 メンテナンス開口
24 開閉カバー
30 カバー部材
35 第1熱交換器
43 エアフィルタ
45 第2熱交換器
50 第1保持体
51 第1ヒンジ軸
52 底面部
55 集積箱
60 第2保持体
61 第2ヒンジ軸

Claims (2)

  1. 上部旋回体と、該上部旋回体の機械室を区画するカバー部材と、該カバー部材に形成されたメンテナンス開口を開閉可能に塞ぐ開閉カバーとを備えた建設機械であって、
    前記機械室内に配置された第1熱交換器と、
    前記第1熱交換器よりも空気流通方向の上流側に配置された第2熱交換器と、
    前記第2熱交換器よりも空気流通方向の上流側に配置されたエアフィルタと、
    前記開閉カバーに設けられた第1ヒンジ軸を中心に回動可能に支持され、前記エアフィルタを保持する第1保持体と、
    前記第1保持体に設けられた第2ヒンジ軸を中心に回動可能に支持され、前記第2熱交換器を保持する第2保持体とを備え、
    前記第1保持体は、前記開閉カバーを開いた状態で前記第1ヒンジ軸を中心に回動させることで、該開閉カバーに対して前記エアフィルタを所定の角度開いた状態とすることが可能に構成され、
    前記第2保持体は、前記第2ヒンジ軸を中心に回動させることで、開いた状態の前記エアフィルタに対して前記第2熱交換器を所定の角度開いた状態とすることが可能に構成されていることを特徴とする建設機械。
  2. 請求項1において、
    前記第1保持体には、空気流通方向の上流側に張り出した底面部が設けられ、
    前記底面部には、上方が開口した集積箱が載置されていることを特徴とする建設機械。
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