JP7104093B2 - 建設機械 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジン室内に吸気された外気が熱交換器を通過するように構成された建設機械に関し、特に、吸気された外気に対する集塵機構に関する。
従来、上部旋回体の車両後部にエンジン室が設けられ、当該エンジン室内にエンジンや熱交換器等が配置された建設機械が知られている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1には、粉塵等に起因する熱交換器等の目詰まりを防止するために、熱交換器の上流側に吸気ダクトを設け、吸気ダクトの吸気口に防塵フィルタを取り付けた構成が開示されている。この構成においては、防塵フィルタによって空気中の異物を除去した後の清浄な空気を熱交換器に導くことができる。
特開2006-206034号公報
特許文献1に記載の建設機械で用いられている防塵フィルタは、熱交換器等に目詰まりを生じさせるサイズの大きい粉塵等をメッシュに付着させるように構成されている。防塵フィルタのメッシュに付着する粉塵等の量が増えてくると、サイズの小さい粉塵等も防塵フィルタのメッシュに付着し始め、やがて、メッシュ穴がふさがって空気が防塵フィルタを通過しにくくなりオーバーヒートの原因となるので、そうなる前に、防塵フィルタのクリーニングを行う必要がある。
しかしながら、産業廃棄現場や解体現場のように、粉塵等が大量に浮遊する環境下で建設機械を使用すると、防塵フィルタに付着した粉塵等のクリーニングを頻繁に行う必要があるため、建設機械の作業効率が低下するという問題が生じる。
前記に鑑み、本発明は、エンジン室内に吸気された外気が熱交換器を通過するように構成された建設機械を、粉塵等が大量に浮遊する環境下で使用した場合にも、防塵フィルタのクリーニングに起因する作業効率の低下を抑制できるようにすることを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明に係る建設機械は、エンジン室内にエンジン、熱交換器及び冷却ファンが配置されており、冷却ファンによってエンジン室内に吸気された外気が熱交換器を通過するように構成された建設機械であって、熱交換器の吸気側に、エンジン室に対し独立して吸気室が設けられており、吸気室には、外部に開口した吸気口を有する集塵ユニットが設けられており、集塵ユニットは、吸気口から、吸気室内に開口した接続口までの間に屈曲部を有する筒状体であり、屈曲部の外側コーナーの内壁面の下流側に、外気に含まれる粉塵を捕集する捕集ポケットが設けられ、捕集ポケットには、当該捕集ポケット内における気流の動きを阻害する部材が設けられる。
本発明に係る建設機械によると、熱交換器の吸気側に設けられた吸気室に、屈曲部を有する集塵ユニットが接続されており、当該屈曲部の外側コーナーの内壁面の下流側に捕集ポケットが設けられている。このため、集塵ユニットの吸気口から吸気された外気に含まれる粉塵等(以下、ダストと称する)のうち、熱交換器等に目詰まりを生じさせる比較的サイズの大きいダスト(以下、大径ダストと称する)の一部又は全部を集塵ユニットの屈曲部において慣性分離して捕集ポケットに回収することができる。すなわち、大径ダストの一部又は全部は、吸気口から吸気された空気のように屈曲部で滑らかに方向転換することはできず、屈曲部の外側コーナーの内壁面に衝突した後、当該内壁面に沿って進み、その後、捕集ポケットに回収される。従って、ダストが大量に浮遊する環境下で建設機械を使用した場合にも、従来の建設機械のように防塵フィルタに付着したダストのクリーニングを頻繁に行う必要がなくなるので、作業効率の低下を抑制することができる。
また、本発明に係る建設機械によると、捕集ポケットには、当該捕集ポケット内における気流の動きを阻害する部材が設けられるため、当該捕集ポケット内に流入する外気によって大きな渦が生成されることを抑制できる。このため、いったん捕集ポケットに回収されたダストが、捕集ポケット内に生じた気流の渦によって捕集ポケットから流出してしまうことを抑制できる。
本発明に係る建設機械において、前記部材は、吸気口からの外気の流入方向と平行又はほぼ平行に配置され且つ捕集ポケット内を複数の領域に区画する少なくとも1つの仕切り板であってもよい。
このようにすると、仕切り板を設けない場合には捕集ポケット内で大きな渦となって逆流していた気流が、仕切り板によって小さな渦しか生成できなくなる。このため、いったん捕集ポケットに回収されたダストを再び捕集ポケットから流出させてしまうような気流の動きが抑制される。
この場合、仕切り板は、捕集ポケットの底部に垂直又はほぼ垂直に接続されてもよい。このようにすると、捕集ポケットへのダストの回収が、仕切り板によって妨げられにくくなる。或いは、仕切り板は、集塵ユニットの外側コーナー側の内壁面に沿って捕集ポケットの外部まで延びてもよい。このようにすると、集塵ユニット内の整流作用を向上させることができるので、ダストの回収率が増大する。特に、仕切り板が、捕集ポケットから吸気口近傍までの空間を複数の領域に区画すると、集塵ユニット内の整流作用がさらに向上する結果、ダストの回収率がより一層増大する。
本発明に係る建設機械において、外側コーナーの内壁面は円弧状であってもよい。
このようにすると、屈曲部の外側コーナーの内壁面近傍で渦流が発生することを抑制できるので、吸気効率の低下を抑制できる。
本発明に係る建設機械において、外側コーナーの内壁面は角部を有し、屈曲部には、角部を覆うように導風板が設けられていてもよい。
このようにすると、屈曲部の外側コーナーの内壁面近傍で渦流が発生することを抑制できるので、吸気効率の低下を抑制できる。
本発明に係る建設機械において、集塵ユニットは、屈曲部において90°曲がっていてもよい。尚、本発明において、「90°」とは数学的に厳密な90°を意味するものではなく、製造・取り付け誤差等を考慮した実質的な「90°」を意味する。
このようにすると、屈曲部によってダストの慣性分離を十分に行えると共に、集塵ユニットを屈曲部において鋭角に曲げて構成した場合と比べて、吸気時に圧力損失が発生することを抑制できる。このような作用効果を得るために、屈曲部における集塵ユニットの屈曲角は、好ましくは85°以上95°以下の範囲、より好ましくは87.5°以上92.5°の範囲、さらに好ましくは89°以上91°以下の範囲であってもよい。
本発明に係る建設機械において、吸気口から吸気された外気を捕集ポケットの内部にさらに吸気する他のファンが設けられていてもよい。
このようにすると、いったん捕集ポケットに回収されたダストが、捕集ポケットの外へ再度飛散することを抑制できる。
この場合、捕集ポケットには、外部に通じる開口が設けられており、当該開口又はその近傍に他のファンが配置されていてもよい。このようにすると、他のファンにより捕集ポケットの内部に吸気された空気と共にダストをそのまま外部に排出することができるので、捕集ポケットに回収されたダストを廃棄する手間を省くことができる。
本発明に係る建設機械において、集塵ユニット内において捕集ポケットの内部から外部に引き出されており、捕集ポケット内の圧力を低減する戻し流路が設けられてもよい。
このようにすると、次のような効果を得ることができる。すなわち、捕集ポケット内の圧力を低減する機構が存在しない場合、(1) 捕集ポケット内の圧力が上昇してダストが捕集ポケット内に入りにくくなるという問題、及び、(2) いったん捕集ポケットに回収されたダストが風圧によって捕集ポケットの外へ押し出されるという問題、が生じるおそれがある。それに対して、捕集ポケット内の圧力を低減する戻し流路を設けることによって、前述の(1) 、(2) の問題が生じることを抑制できる。
この場合、戻し流路は、集塵ユニットの外側コーナー側の内壁面に沿って捕集ポケットの内部から吸気口近傍まで連通していてもよい。このようにすると、吸気口に近づくほど集塵ユニット内の圧力が低くなるため、戻し流路の入口(つまり捕集ポケットの内部)と出口(つまり吸気口近傍)との間の圧力差が大きくなるので、捕集ポケット内の圧力を効果的に低減することができる。また、この場合、戻し流路における吸気口近傍の出口は、吸気口の開口面に対し垂直又はほぼ垂直に開口されていてもよい。このようにすると、戻し流路における吸気口近傍の出口から排出される空気の流れが、吸気口から吸気される外気の流れを阻害することを抑制できるので、吸気効率の低下を抑制できる。
本発明に係る建設機械において、集塵ユニットにおける少なくとも吸気口から屈曲部までの部分の断面積は、冷却ファンの回転面の面積よりも小さくてもよい。
このようにすると、吸気口から吸気される空気の流速を増大させることができるため、より多くのダストを屈曲部の外側コーナーの内壁面に衝突させることができるので、より多くのダストを捕集ポケットに回収することができる。
この場合、集塵ユニットにおける屈曲部から接続口までの部分の断面積は、冷却ファンの回転面の面積よりも小さく、且つ、集塵ユニットにおける吸気口から屈曲部までの部分の断面積よりも大きくてもよい。このようにすると、吸気口から吸気される空気の流速をさらに増大させることができるため、さらに多くのダストを屈曲部の外側コーナーの内壁面に衝突させることができるので、さらに多くのダストを捕集ポケットに回収することができる。
本発明に係る建設機械において、集塵ユニットにおける吸気口の近傍は、吸気口から離れるに従って断面積が小さくなる誘い形状を有していてもよい。
このようにすると、吸気時に圧力損失が発生することを抑制できる。
本発明に係る建設機械において、捕集ポケットは、回収したダストを外部に取り出し可能に構成されていてもよい。
このようにすると、捕集ポケットに回収されたダストの量が増えて捕集ポケットの外へダストが飛び出しやすくなることを抑制できる。
本発明に係る建設機械において、捕集ポケットは、集塵ユニットにおける屈曲部から接続口までの下流部分のうち外側コーナー側を区画する他の仕切り板と、当該下流部分の外側コーナー側の壁部とに囲まれた領域であってもよい。
このようにすると、集塵ユニットにおける屈曲部から接続口までの下流部分に仕切り板を設けるだけで、捕集ポケットを簡単に構成することができる。
この場合、捕集ポケット内には、回収したダストが蓄積される集塵ケースが着脱可能に配置されており、下流部分の外側コーナー側の壁部は、集塵ケースと共に外部に開放可能に構成されていてもよい。このようにすると、集塵ユニットの壁部の一部を開放するだけで、集塵ケースに回収されたダストを簡単に取り出すことができる。また、この場合、他の仕切り板における少なくとも屈曲部側の端部は、屈曲部に対応して曲がっていてもよい。このようにすると、捕集ポケットの入口が拡がるため、屈曲部の外側コーナーの内壁面に衝突して跳ね返ったダストが捕集ポケットに入りやすくなる。
本発明に係る建設機械において、集塵ユニットにおける屈曲部から接続口近傍までの下流部分の吸気口側の内壁面は、当該下流部分の外側コーナー側の内壁面に対し、接続口の吸気口側の端部よりも近接していてもよい。
このようにすると、集塵ユニットにおける屈曲部から接続口までの下流部分の吸気口側の内壁面近傍で渦流が発生することを抑制できるので、吸気効率の低下を抑制できる。
本発明に係る建設機械において、集塵ユニットは、吸気室に外付けされた吸気筒として構成されてもよい。
このようにすると、集塵ユニットの吸気室への設置が容易になる。
この場合、集塵ユニットにおける屈曲部から接続口までの部分は、吸気室の上面に垂直又はほぼ垂直に接続されていてもよい。
このようにすると、屈曲部の外側コーナーの内壁面に衝突した後のダストを重力によって効率よく捕集ポケットに回収することができる。
本発明に係る建設機械において、吸気室内に、熱交換器の吸気側を密閉して囲むダクトが配置されており、ダクトの吸気口には防塵フィルタが設けられていてもよい。
このようにすると、熱交換器等に目詰まりを生じさせる大径ダストのうち、捕集ポケットに回収されなかった大径ダストを防塵フィルタによって除去することができる。
本発明によると、エンジン室内に吸気された外気が熱交換器を通過するように構成された建設機械を、ダストが大量に浮遊する環境下で使用した場合にも、防塵フィルタのクリーニングに起因する作業効率の低下を抑制することができる。
図1は、実施形態に係る建設機械の構成を示す側面図である。 図2は、実施形態に係る建設機械における上部旋回体の内部構成を示す背面図である。 図3Aは、図2におけるA-A線の断面図である。 図3Bは、図2におけるB-B線の断面図である。 図4Aは、比較例として、気流の動きを阻害する部材が設けられない捕集ポケット内における気流の動きを模式的に示す図である。 図4Bは、実施形態に係る建設機械で、気流の動きを阻害する部材が設けられた捕集ポケット内における気流の動きを模式的に示す図である。 図5Aは、実施形態に係る建設機械の集塵ユニットの一例における通常状態の端面図である。 図5Bは、実施形態に係る建設機械の集塵ユニットの一例における通常状態を屈曲部側から見た斜視図である。 図5Cは、実施形態に係る建設機械の集塵ユニットの一例における通常状態を吸気口側から見た斜視図である。 図6Aは、実施形態に係る建設機械の集塵ユニットの一例における下流部分の外側コーナー側の壁部を開放した状態の端面図である。 図6Bは、実施形態に係る建設機械の集塵ユニットの一例における下流部分の外側コーナー側の壁部を開放した状態を屈曲部側から見た斜視図である。 図7Aは、実施形態に係る建設機械の集塵ユニットの一例における下流部分の外側コーナー側の壁部を開放して集塵ケースを取り出した状態の端面図である。 図7Bは、実施形態に係る建設機械の集塵ユニットの一例における下流部分の外側コーナー側の壁部を開放して集塵ケースを取り出した状態を屈曲部側から見た斜視図である。 図8は、変形例1に係る建設機械の集塵ユニットを吸気口側から見た斜視図である。 図9は、変形例2に係る建設機械の集塵ユニットを吸気口側から見た斜視図である。 図10は、変形例3に係る建設機械における集塵ユニット及び吸気室の断面構成を示す図である。 図11は、変形例4に係る建設機械における集塵ユニット及び吸気室の断面構成を示す図である。 図12は、変形例5に係る建設機械における集塵ユニット及び吸気室の断面構成を示す図である。 図13は、変形例6に係る建設機械における集塵ユニット及び吸気室の断面構成を示す図である。 図14は、変形例7に係る建設機械における集塵ユニット及び吸気室の断面構成を示す図である。 図15は、変形例8に係る建設機械における集塵ユニット及び吸気室の断面構成を示す図である。 図16は、変形例9に係る建設機械における集塵ユニット及び吸気室の断面構成を示す図である。
(実施形態)
以下、実施形態に係る建設機械について、図面を参照しながら説明する。
図1は、実施形態に係る建設機械の構成を示す側面図であり、図2は、実施形態に係る建設機械における上部旋回体の内部構成を示す背面図である。尚、図1及び図2においては、上下や前後左右の方向を矢印で示しており、特に言及しない限り、上下等の方向についてはこれらの矢印で示す方向に従って説明する。
図1及び図2に示すように、建設機械10は、クローラ式の下部走行体11と、下部走行体11上に旋回自在に搭載された上部旋回体20とを備えている。上部旋回体20には、アタッチメント13、キャブ14、機械室15、アッパーフレーム21等が設けられている。建設機械10は、例えば小旋回型であり、旋回半径が小さくなるように、上部旋回体20は相対的に小さく構成されている。
アタッチメント13は、上部旋回体20の前部に設置され、ブーム13a、アーム13b及びバケット13c等から構成されている。ブーム13a、アーム13b及びバケット13cはそれぞれ、油圧制御された油圧シリンダ13dの伸縮に連動して動作し、掘削等の作業を行う。ブーム13a等の操作は、キャブ14において行われる。
アッパーフレーム21は、上部旋回体20の下部に設置されており、キャブ14や機械室15等は、アッパーフレーム21の上に設けられている。キャブ14は、例えば矩形箱形の運転室であり、アタッチメント13に隣接して上部旋回体20に設置されている。機械室15は、上部旋回体20の後部に設置されている。
機械室15は、上部旋回体20の後部の外周縁に沿って搭載されたカウンタウエイト22と、カウンタウエイト22と共に機械室15の周囲を覆う機械室カバー16とによって区画されている。カウンタウエイト22は、アタッチメント13との間で前後のバランスを確保するためのものである。カウンタウエイト22の両側部には、メンテナンス開口23が形成されている。メンテナンス開口23は、機械室15内に配設された各種機器のメンテナンスを行うための開口である。メンテナンス開口23は、後方カバー24によって開閉可能に塞がれている。
機械室15内には、エンジン31が、その駆動軸が車両左右方向を向くように配置されている。機械室15の内部には、エンジン31の他にも、油圧ポンプ32や、熱交換器35、冷却ファン33及び吸気ダクト40等の冷却装置が収容されている。具体的には、空気流通方向の上流側から順に、吸気ダクト40、熱交換器35、冷却ファン33、エンジン31及び油圧ポンプ32が横並びに配置されている。
機械室15の内部は、仕切り壁17によって、熱交換器35、冷却ファン33及びエンジン31が配置されたエンジン室15aと、吸気ダクト40が配置された吸気室15bとに仕切られている。
熱交換器35は、コア面が車両左右方向を向くように配置されている。熱交換器35は、例えばラジエータから構成されている。冷却ファン33は、エンジン31の駆動軸の左端部に接続され、エンジン31と熱交換器35との間に配設されている。冷却ファン33の周囲は、ファンシュラウド34によって覆われており、熱交換器35を通過した空気がエンジン31に向かって導かれるようになっている。油圧ポンプ32は、エンジン31の駆動軸の右端部に接続されている。吸気ダクト40は、熱交換器35の吸気側を密閉して囲むダクトであり、吸気ダクト40の吸気口には、熱交換器35等に目詰まりを生じさせる大径ダストを除去するための防塵フィルタ44が設けられている。
吸気室15bには、外部に開口した吸気口50aを有する集塵ユニット50が接続される。本実施形態では、集塵ユニット50は、吸気室15bに外付けされた吸気筒として構成される。具体的には、吸気室15bの上面となる機械室カバー16の左側上部に設けられた開口16aに、集塵ユニット50の接続口50b(吸気口50aの反対側の開口)が取り付けられる。一方、エンジン室15aの上面となる機械室カバー16の右側上部には、排気口16bが設けられる。
建設機械10では、エンジン31の駆動時に、機械室15の内部に左側から右側ヘ向かう空気の流れが形成され、熱交換器35でその空気と熱交換する冷媒によってエンジン31等が冷却される。具体的には、冷却ファン33の回転によって集塵ユニット50の吸気口50aから外気が機械室15の内部に取り入れられる。取り入れられた空気は、集塵ユニット50、吸気室15b、防塵フィルタ44、吸気ダクト40を通過してエンジン室15aに入り、熱交換器35を通過する際に熱交換器35を流れる冷媒の熱を吸熱して熱気となり、排気口16bから機械室15の外に排出される。
本実施形態では、集塵ユニット50は、吸気口50aから接続口50bまでの間に屈曲部50cを有する筒状体であり、屈曲部50cの外側コーナー内壁面の下流側(吸気された空気が流れていく方向)に捕集ポケット51が設けられる。捕集ポケット51は、例えば、図2に示すように、集塵ユニット50における屈曲部50cから接続口50bまでの下流部分のうち外側コーナー側を区画する仕切り板52と、当該下流部分の外側コーナー側の壁部とに囲まれた領域として構成することができる。
図3A及び図3Bは、図2におけるA-A線及びB-B線の断面図である。本実施形態の特徴の1つとして、図3A及び図3Bに示すように、捕集ポケット51には、当該捕集ポケット51内における気流の動きを阻害する部材として、例えば、少なくとも1つの仕切り板65が設けられる。図3A及び図3Bに示す例では、3つの仕切り板65が設けられる。仕切り板65は、吸気口50aからの外気の流入方向と平行又はほぼ平行に配置され、捕集ポケット51内を複数の領域に区画する。仕切り板65は、捕集ポケット51へのダストの回収を妨げないように、捕集ポケット51の底部に垂直又はほぼ垂直に接続されてもよい。
以上に説明した本実施形態の建設機械10によると、熱交換器35の吸気側に設けられた吸気室15bに、屈曲部50cを有する集塵ユニット50が接続されており、当該屈曲部50cの外側コーナー内壁面の下流側に捕集ポケット51が設けられている。このため、集塵ユニット50の吸気口50aから吸気された外気に含まれるダストのうち、熱交換器35等に目詰まりを生じさせる大径ダストの一部又は全部を屈曲部50cにおいて慣性分離して捕集ポケット51に回収することができる。すなわち、大径ダストの一部又は全部は、吸気口50aから吸気された空気のように屈曲部50cで滑らかに方向転換(図2の実線矢印参照)することはできず、屈曲部50cの外側コーナーの内壁面に衝突した後、当該内壁面に沿って進み、その後、捕集ポケット51に回収される(図2の破線矢印参照)。従って、ダストが大量に浮遊する環境下で建設機械10を使用した場合にも、従来の建設機械のように防塵フィルタに付着したダストのクリーニングを頻繁に行う必要がなくなるので、作業効率の低下を抑制することができる。
また、本実施形態の建設機械10によると、捕集ポケット51には、捕集ポケット51内における気流の動きを阻害する部材として仕切り板65が設けられるため、捕集ポケット51内に流入する外気によって大きな渦が生成されることを抑制できる。このため、いったん捕集ポケット51に回収されたダストが、捕集ポケット51内に生じた気流の渦によって捕集ポケット51から流出してしまうことを抑制できる。
図4Aは、比較例として、仕切り板65が設けられない捕集ポケット51内における気流の動きを模式的に示し、図4Bは、本実施形態の建設機械10で、仕切り板65が設けられた捕集ポケット51内における気流の動きを模式的に示す。尚、図4A及び図4Bにおいて、気流の動きを矢印で示している。
図4Aに示すように、仕切り板65を設けない場合には捕集ポケット51内で大きな渦となって逆流していた気流が、図4Bに示すように、仕切り板65を用いて捕集ポケット51内を複数の領域に区画することにより、各領域で小さな渦しか生成できなくなる。このため、いったん捕集ポケット51に回収されたダストを再び捕集ポケット51から流出させてしまうような気流の動きを抑制できる。
また、仕切り板65を設けない場合には捕集ポケット51の長手方向の両端にダストが吹き寄せられ堆積することによって、ダストが捕集ポケット51から流出しやすい状況となっていた。それに対して、捕集ポケット51の長手方向を複数の領域に区画する仕切り板65を設けることによって、捕集ポケット51の長手方向の両端にダストが吹き寄せられ堆積することを抑制できる。
また、本実施形態の建設機械10によると、集塵ユニット50の屈曲部50cの外側コーナー内壁面の断面形状が円弧状であるため、屈曲部50cの外側コーナー内壁面近傍で渦流が発生することを抑制できるので、吸気効率の低下を抑制できる。
また、本実施形態の建設機械10によると、集塵ユニット50は、屈曲部50cにおいて90°又はほぼ90°曲がっている。すなわち、集塵ユニット50における屈曲部50cから接続口50bまでの下流部分は、吸気室15bの上面に垂直又はほぼ垂直に接続されており、集塵ユニット50における吸気口50aから屈曲部50cまでの上流部分は、吸気室15bの上面に水平又はほぼ水平に設けられている。これにより、屈曲部50cによってダストの慣性分離を十分に行えると共に、集塵ユニット50を屈曲部50cにおいて鋭角に曲げて構成した場合と比べて、吸気時に圧力損失が発生することを抑制できる。このような作用効果を得るために、屈曲部50cにおける集塵ユニット50の屈曲角は、好ましくは85°以上95°以下の範囲、より好ましくは87.5°以上92.5°の範囲、さらに好ましくは89°以上91°以下の範囲であってもよい。
また、本実施形態の建設機械10によると、集塵ユニット50における吸気口50aの近傍は、吸気口50aから離れるに従って断面積が小さくなる誘い形状を有する。このため、吸気時に圧力損失が発生することを抑制できる。
また、本実施形態の建設機械10によると、集塵ユニット50には、屈曲部50cから接続口50bまでの下流部分のうち外側コーナー側を区画する仕切り板52が設けられ、仕切り板52と、当該下流部分の外側コーナー側の壁部とに囲まれた領域とから、捕集ポケット51が構成される。このように、集塵ユニット50に仕切り板52を設けるだけで、捕集ポケット51を簡単に構成することができる。
また、本実施形態の建設機械10によると、集塵ユニット50における屈曲部50cから接続口50b近傍までの下流部分の吸気口50a側の内壁面は、当該下流部分の外側コーナー側内壁面に対し、接続口50bの吸気口50a側の端部よりも近接している。言い換えると、接続口50bの吸気口50a側の端部と比べて、集塵ユニット50における屈曲部50cから接続口50b近傍までの下流部分は、当該下流部分の外側コーナー側方向に凹んでいる。このため、集塵ユニット50の下流部分における吸気口50a側の内壁面近傍で渦流が発生することを抑制できるので、吸気効率の低下を抑制できる。
また、本実施形態の建設機械10によると、集塵ユニット50は、吸気室15bに外付けされた吸気筒として構成されるため、集塵ユニット50の吸気室15bへの設置が容易になる。ここで、集塵ユニット50における屈曲部50cから接続口50bまでの下流部分は、吸気室15bの上面に垂直又はほぼ垂直に接続されている。このため、屈曲部50cの外側コーナー内壁面に衝突した後のダストを、重力によって効率よく捕集ポケット51に回収することができる。
また、本実施形態の建設機械10によると、吸気室15b内に、熱交換器35の吸気側を密閉して囲む吸気ダクト40が配置されており、吸気ダクト40の吸気口には、熱交換器35等に目詰まりを生じさせる大径ダストを除去するための防塵フィルタ44が設けられている。このため、捕集ポケット51に回収されなかった大径ダストを防塵フィルタ44によって除去することができる。
尚、本実施形態の建設機械10において、捕集ポケット51は、回収したダストを外部に取り出し可能に構成されていてもよい。このようにすると、捕集ポケット51に回収されたダストの量が増えて捕集ポケット51の外へダストが飛び出しやすくなることを抑制できる。
以下、回収したダストを外部に取り出し可能に構成された捕集ポケット51を有する集塵ユニット50の一例について説明する。
図5A、図5B及び図5Cはそれぞれ、集塵ユニット50の一例における通常状態の端面図、屈曲部50c側から見た斜視図及び吸気口50a側から見た斜視図である。図6A及び図6Bはそれぞれ、集塵ユニット50の一例における下流部分の外側コーナー側の壁部を開放した状態の端面図及び屈曲部50c側から見た斜視図である。図7A及び図7Bはそれぞれ、集塵ユニット50の一例における下流部分の外側コーナー側の壁部を開放して集塵ケースを取り出した状態の端面図及び屈曲部50c側から見た斜視図である。
図5A、図5B及び図5Cに示すように、集塵ユニット50は、吸気口50aから接続口50bまでの間に屈曲部50cを有し、屈曲部50cの外側コーナー内壁面の下流側に捕集ポケット51が設けられている。集塵ユニット50の接続口50b側には、締結ボルト59を有する接続台60が設けられている。集塵ユニット50は、締結ボルト59を用いて吸気室15bの上面(機械室カバー16の上部)に取り付けられる。集塵ユニット50は、屈曲部50cから接続口50bまでの下流部分のうち外側コーナー側を区画する仕切り板52を有する。捕集ポケット51は、仕切り板52と、下流部分の外側コーナー側の壁部53とに囲まれた領域として構成される。ここで、外側コーナー側の壁部53は、外部に開放可能に構成されている。
外側コーナー側の壁部53の下端と接続台60とは、水平方向に間隔をあけて設けられた2つのヒンジ部材54によって連結されている。外側コーナー側の壁部53は、ヒンジ部材54周りに回動可能に支持されている。一方、外側コーナー側の壁部53の上端及び屈曲部50cの外壁にはそれぞれ、水平方向に間隔をあけて2つずつ配置された一対のロック部材55、56が設けられている。ロック部材55、56によって外側コーナー側の壁部53を閉じ位置で固定することができる。ロック部材55、56は、例えば、外側コーナー側の壁部53の上端と屈曲部50cとに跨がって係合可能なパッチン鍵から構成されている。
また、捕集ポケット51内には、回収したダスト90が蓄積される集塵ケース57が着脱可能に配置されている。集塵ケース57は、外側コーナー側の壁部53がロック部材55、56によって集塵ユニット50に固定されると、外側コーナー側の壁部53と仕切り板52とに挟まれることによって固定される。ここで、外側コーナー側の壁部53に、集塵ケース57を固定位置で保持する支持部58を設けてもよい。また、仕切り板52の下部を外側コーナー側の壁部53に向けて傾斜させ(つまり、捕集ポケット51を下すぼまり形状に構成し)、集塵ケース57の仕切り板52側の外形も仕切り板52の形状に合わせることによって、集塵ケース57の自重によって集塵ケース57の位置決めを行えるようにしてもよい。
尚、捕集ポケット51内に集塵ケース57を設ける場合、図5Cに示すように、捕集ポケット51内における気流の動きを阻害する部材、例えば仕切り板65は、集塵ケース57に設けられる。仕切り板65は、吸気口50aからの外気の流入方向と平行又はほぼ平行に配置され、集塵ケース57の内部つまり捕集ポケット51の内部を複数の領域に区画する。仕切り板65は、集塵ケース57へのダストの回収を妨げないように、集塵ケース57の底部に垂直又はほぼ垂直に接続されてもよい。
以上に説明した集塵ユニット50の一例において、集塵ユニット50を通じた通常状態の吸気を行う場合には、図5A、図5B及び図5Cに示すように、ロック部材55、56によって外側コーナー側の壁部53を閉じ位置で固定する。また、回収したダスト90を外部に取り出す作業を行う場合には、まず、図6A及び図6Bに示すように、ロック部材55、56のロックを解除して、集塵ケース57と共に外側コーナー側の壁部53をヒンジ部材54周りに開き位置まで回動させる。続いて、図7A及び図7Bに示すように、集塵ケース57を取り外して集塵ケース57内のダスト90を廃棄する。このように、外側コーナー側の壁部53を開放するだけで、集塵ケース57に回収されたダスト90を簡単に取り出すことができる。
尚、仕切り板52における少なくとも屈曲部50c側の端部は、屈曲部50cに対応して曲がっていてもよい。このようにすると、捕集ポケット51の入口が拡がるため、屈曲部50cの外側コーナー内壁面に衝突して跳ね返ったダストが捕集ポケット51(つまり集塵ケース57)に入りやすくなる。
(変形例1)
以下、変形例1に係る建設機械について、図面を参照しながら説明する。
図8は、本変形例の集塵ユニット50を吸気口50a側から見た斜視図である。尚、図8において、図5Cに示す前述の実施形態と同じ構成要素には同じ符号を付している。
本変形例が前述の実施形態と異なっている点は、図8に示すように、仕切り板65が、集塵ユニット50の外側コーナー側の内壁面に沿って捕集ポケット51の外部まで延びていることである。
本変形例によると、前述の実施形態と同様の効果が得られると共に、集塵ユニット50内の整流作用を向上させることができるので、ダストの回収率が増大する。
(変形例2)
以下、変形例2に係る建設機械について、図面を参照しながら説明する。
図9は、本変形例の集塵ユニット50を吸気口50a側から見た斜視図である。尚、図9において、図5Cに示す前述の実施形態と同じ構成要素には同じ符号を付している。
本変形例が前述の実施形態と異なっている点は、図9に示すように、仕切り板65が、集塵ユニット50の外側コーナー側の内壁面に沿って捕集ポケット51の外部まで延びていること、及び、仕切り板65が、捕集ポケット51から吸気口50a近傍までの空間を複数の領域に区画することである。
本変形例によると、前述の実施形態と同様の効果が得られると共に、集塵ユニット50内の整流作用が前述の変形例1よりもさらに向上する結果、ダストの回収率がより一層増大する。
尚、変形例1及び変形例2においては、仕切り板65を捕集ポケット51の外部まで延長することに起因して圧力損失が生じるので、この圧力損失とダストの回収率とのトレードオフを考慮して、仕切り板65の形状や配置形態等を決めてもよい。
(変形例3)
以下、変形例3に係る建設機械について、図面を参照しながら説明する。
図10は、本変形例の集塵ユニット50及び吸気室15bの断面構成を示す図である。尚、図10において、図2に示す前述の実施形態と同じ構成要素には同じ符号を付している。
本変形例が前述の実施形態と異なっている点は、図10に示すように、集塵ユニット50の吸気口50aから吸気された外気を捕集ポケット51の内部にさらに吸気する小型ファン61が設けられていることである。
本変形例によると、いったん捕集ポケット51に回収されたダストが、捕集ポケット51の外へ再度飛散することを抑制できる。
尚、本変形例において、小型ファン61により捕集ポケット51の内部に吸気された空気と共にダストをそのまま外部に排出するために、図10に示すように、捕集ポケット51に外部に通じる開口62を設け、当該開口62又はその近傍に小型ファン61を配置してもよい。これにより、捕集ポケット51に回収されたダストを廃棄する手間を省くことができる。開口62は、例えば、捕集ポケット51の内奥、具体的には、接続口50b近傍の外側コーナー側の壁部に設けてもよい。
(変形例4)
以下、変形例4に係る建設機械について、図面を参照しながら説明する。
図11は、本変形例の集塵ユニット50及び吸気室15bの断面構成を示す図である。尚、図11において、図2に示す前述の実施形態と同じ構成要素には同じ符号を付している。
本変形例が前述の実施形態と異なっている点は、図11に示すように、捕集ポケット51内の圧力を低減するために、集塵ユニット50の外側コーナー側の内壁面に沿って捕集ポケット51の内部から吸気口50a近傍まで連通する戻し流路70が設けられていることである。具体的には、捕集ポケット51の内部から吸気口50a近傍まで外側コーナー側の内壁面近傍を区画する仕切り壁71が形成される。仕切り壁71の捕集ポケット51側には、戻し流路70の入口となる開口72が、仕切り壁71の吸気口50a側には、戻し流路70の出口となる開口73がそれぞれ形成されている。
本変形例によると、次のような効果を得ることができる。すなわち、捕集ポケット51内の圧力を低減する機構が存在しない場合、(1) 捕集ポケット51内の圧力が上昇してダストが捕集ポケット51内に入りにくくなるという問題、及び、(2) いったん捕集ポケット51に回収されたダストが風圧によって捕集ポケット51の外へ押し出されるという問題が生じるおそれがある。それに対して、本変形例のように、捕集ポケット51内の圧力を低減する戻し流路70を設けることによって、前述の(1)、(2) の問題が生じることを抑制できる。
また、本変形例によると、戻し流路70が、集塵ユニット50の外側コーナー側の内壁面に沿って捕集ポケット51の内部から吸気口50a近傍まで連通している。このようにすると、吸気口50aに近づくほど集塵ユニット50内の圧力が低くなるため、戻し流路70の入口(捕集ポケット51の内部)と出口(吸気口50a近傍)との間の圧力差が大きくなるので、捕集ポケット51内の圧力を効果的に低減することができる。
また、本変形例において、戻し流路70において吸気口50a近傍の出口となる開口73の開口面は、吸気口50aの開口面に対し垂直又はほぼ垂直に設定されていてもよい。このようにすると、戻し流路70における吸気口50a近傍の出口となる開口73から排出される空気の流れが、吸気口50aから吸気される外気の流れを阻害することを抑制できるので、吸気効率の低下を抑制できる。
尚、本変形例において、戻し流路70の出口(出口側の開口)は、吸気口50a近傍に限定されることなく、集塵ユニット50内における捕集ポケット51の外部であって捕集ポケット51の内部よりも圧力が低い任意の箇所に配置可能である。
また、本変形例において、集塵ユニット50の外側コーナー側の内壁面と仕切り壁71とを用いて戻し流路70を構成したが、これに代えて、例えば、集塵ユニット50内において捕集ポケット51の内部から外部に引き出されたチューブ等を用いて戻し流路70を構成してもよい。
(変形例5)
以下、変形例5に係る建設機械について、図面を参照しながら説明する。
図12は、本変形例の集塵ユニット50及び吸気室15bの断面構成を示す図である。尚、図12において、図2に示す前述の実施形態と同じ構成要素には同じ符号を付している。
本変形例の特徴は、図12に示すように、集塵ユニット50における少なくとも吸気口50aから屈曲部50cまでの上流部分の断面積が、冷却ファン33(図2参照)の回転面の面積よりも小さいことである。
本変形例によると、吸気口50aから吸気される空気の流速を増大させることができるため、より多くのダストを集塵ユニット50の屈曲部50cの外側コーナー内壁面に衝突させることができる。これにより、より多くのダストを捕集ポケット51に回収することができる。
また、本変形例において、図12に示すように、集塵ユニット50における屈曲部50cから接続口50bまでの下流部分の断面積が、冷却ファン33の回転面の面積よりも小さく、且つ、集塵ユニット50における吸気口50aから屈曲部50cまでの上流部分の断面積よりも大きくてもよい。このようにすると、吸気口50aから吸気される空気の流速をさらに増大させることができるため、さらに多くのダストを屈曲部50cの外側コーナー内壁面に衝突させることができるので、さらに多くのダストを捕集ポケット51に回収することができる。
(その他の実施形態)
前述の実施形態(変形例を含む。以下同じ。)では、アタッチメントとしてバケットを備える建設機械を例示したが、エンジン室内に吸気された外気が熱交換器を通過するように構成された建設機械であれば、本発明は適用可能であり、例えば、バケット以外のアタッチメントを備える建設機械に本発明を適用してもよい。
また、前述の実施形態では、捕集ポケット51内における気流の動きを阻害する部材として仕切り板65を設けたが、当該部材の形状、配置数、配置向き、配置間隔等は、捕集ポケット51のサイズ、吸気口50aから吸気される外気の流入速度、外気に含まれる粉塵の粒子径等に応じて適宜設定してもよい。例えば、仕切り板65に代えて、少なくとも1つの棒状部材等を配置してもよい。
また、仕切り板65を設ける場合、仕切り板65に曲げや穴等があってもよい。仕切り板65に適切な曲げを設けることによって、捕集ポケット51内における気流の動きをより一層阻害できる。また、仕切り板65に穴を設けることによって、捕集ポケット51内の特定領域へのダストの集中集積及びオーバーフローを回避できる。言い換えると、仕切り板65により区画された捕集ポケット51内の各領域における集塵率を均一化できる。このような仕切り板65としては、パンチングされた板を用いてもよい。また、同様の効果は、仕切り板65の上端の位置を捕集ポケット51や集塵ケース57の上端の位置よりも低くしたり、或いは、仕切り板65の下端と捕集ポケット51や集塵ケース57の底部との間に隙間を設けることによっても得ることができる。
また、前述の実施形態では、集塵ユニット50の屈曲部50cの外側コーナー内壁面の断面形状を円弧状にしたが、これに代えて、例えば図13に示す変形例6のように、屈曲部50cの外側コーナー内壁面に角部を設ける一方、屈曲部50cに当該角部を覆うように導風板80を設けてもよい。このようにしても、屈曲部50cの外側コーナー内壁面近傍で渦流が発生することを抑制できるので、吸気効率の低下を抑制できる。尚、図13において、図2に示す前述の実施形態と同じ構成要素には同じ符号を付している。
また、前述の実施形態では、集塵ユニット50を吸気室15bの上面に接続したが、吸気室15bにおける集塵ユニット50の接続箇所は特に限定されない。例えば図14に示す変形例7のように、吸気室15bの左側面に集塵ユニット50を接続してもよい。具体的には、吸気室15bの左側面となる機械室カバー16に設けられた開口16aに、集塵ユニット50の接続口50bを取り付けてもよい。この場合、集塵ユニット50における屈曲部50cから接続口50bまでの下流部分を、吸気室15bの左側面に垂直又はほぼ垂直に接続し、集塵ユニット50における吸気口50aから屈曲部50cまでの上流部分を、吸気室15bの左側面に対して平行又はほぼ平行に設けてもよい。このようにしても、屈曲部50cの外側コーナー内壁面に衝突した後のダストを、効率よく捕集ポケット51に回収することができる。尚、図14において、図2に示す前述の実施形態と同じ構成要素には同じ符号を付している。
また、前述の実施形態では、回収したダストを外部に取り出し可能な捕集ポケット51の構成として、図5~図7に示す集塵ポケット57を用いる構成を例示したが、これに代えて、例えば、集塵ユニット50の壁部から捕集ポケット51をそのまま引き出せるように構成してもよい。
また、前述の実施形態では、集塵ユニット50の内部に捕集ポケット51を設けたが、屈曲部50cの外側コーナー内壁面の下流側であれば、捕集ポケットの配置場所は特に限定されない。例えば、集塵ユニット50に外付けで捕集ポケットを設けたり、或いは、吸気室15bにおける集塵ユニット50の接続口50bの近傍に捕集ポケットを設けたりしてもよい。
また、前述の実施形態では、集塵ユニット50を、吸気室15bに外付けされた吸気筒として構成したが、これに代えて、例えば、図15に示す変形例8や、図16に示す変形例9のように、吸気口50aを除く集塵ユニット50の全部又は一部を吸気室15bの内部に配置してもよい。この場合、捕集ポケット51に回収されたダストの取り出しは、後方カバー24(図1参照)を開放してメンテナンス開口23を通じて行ってもよい。尚、図15、図16において、図2に示す前述の実施形態と同じ構成要素には同じ符号を付している。
以上、本発明についての実施形態を説明したが、本発明は前述の実施形態及び変形例に限定されず、発明の範囲内で種々の変更が可能である。例えば、前述の実施形態や変形例の任意の2つ以上を相互に組み合わせてもよい。すなわち、前述の実施形態及び変形例の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
10 建設機械
11 下部走行体
13 アタッチメント
13a ブーム
13b アーム
13c バケット
13d 油圧シリンダ
14 キャブ
15 機械室
15a エンジン室
15b 吸気室
16 機械室カバー
16a 開口
16b 排気口
17 仕切り壁
20 上部旋回体
21 アッパーフレーム
22 カウンタウエイト
23 メンテナンス開口
24 後方カバー
31 エンジン
32 油圧ポンプ
33 冷却ファン
34 ファンシュラウド
35 熱交換器
40 吸気ダクト
44 防塵フィルタ
50 集塵ユニット
50a 吸気口
50b 接続口
50c 屈曲部
51 捕集ポケット
52 仕切り板
53 壁部
54 ヒンジ部材
55 ロック部材
56 ロック部材
57 集塵ケース
58 支持部
59 締結ボルト
60 接続台
61 小型ファン
62 開口
65 仕切り板
70 戻し流路
71 仕切り壁
72 開口
73 開口
80 導風板

Claims (24)

  1. エンジン室内にエンジン、熱交換器及び冷却ファンが配置されており、前記冷却ファンによって前記エンジン室内に吸気された外気が前記熱交換器を通過するように構成された建設機械であって、
    前記熱交換器の吸気側に、前記エンジン室に対し独立して吸気室が設けられており、
    前記吸気室には、外部に開口した吸気口を有する集塵ユニットが設けられており、
    前記集塵ユニットは、前記吸気口から、前記吸気室内に開口した接続口までの間に屈曲部を有する筒状体であり、
    前記屈曲部の外側コーナーの内壁面の下流側に、外気に含まれる粉塵を捕集する捕集ポケットが設けられ、
    前記捕集ポケットには、当該捕集ポケット内における気流の動きを阻害する部材が設けられる、
    建設機械。
  2. 前記部材は、前記吸気口からの外気の流入方向と平行又はほぼ平行に配置され且つ前記捕集ポケット内を複数の領域に区画する少なくとも1つの仕切り板である、
    請求項1に記載の建設機械。
  3. 前記仕切り板は、前記捕集ポケットの底部に垂直又はほぼ垂直に接続される、
    請求項2に記載の建設機械。
  4. 前記仕切り板は、前記集塵ユニットの前記外側コーナー側の内壁面に沿って前記捕集ポケットの外部まで延びる、
    請求項2又は3に記載の建設機械。
  5. 前記仕切り板は、前記捕集ポケットから前記吸気口近傍までの空間を複数の領域に区画する、
    請求項4に記載の建設機械。
  6. 前記外側コーナーの内壁面は円弧状である、
    請求項1~5のいずれか1項に記載の建設機械。
  7. 前記外側コーナーの内壁面は角部を有し、
    前記屈曲部には、前記角部を覆うように導風板が設けられている、
    請求項1~5のいずれか1項に記載の建設機械。
  8. 前記集塵ユニットは、前記屈曲部において90°曲がっている、
    請求項1~7のいずれか1項に記載の建設機械。
  9. 前記吸気口から吸気された外気を前記捕集ポケットの内部にさらに吸気する他のファンが設けられている、
    請求項1~8のいずれか1項に記載の建設機械。
  10. 前記捕集ポケットには、外部に通じる開口が設けられており、当該開口又はその近傍に前記他のファンが配置されている、
    請求項9に記載の建設機械。
  11. 前記集塵ユニット内において前記捕集ポケットの内部から外部に引き出されており、前記捕集ポケット内の圧力を低減する戻し流路が設けられている、
    請求項1~10のいずれか1項に記載の建設機械。
  12. 前記戻し流路は、前記集塵ユニットの前記外側コーナー側の内壁面に沿って前記捕集ポケットの内部から前記吸気口近傍まで連通している、
    請求項11に記載の建設機械。
  13. 前記戻し流路における前記吸気口近傍の出口は、前記吸気口の開口面に対し垂直又はほぼ垂直に開口されている、
    請求項12に記載の建設機械。
  14. 前記集塵ユニットにおける少なくとも前記吸気口から前記屈曲部までの部分の断面積は、前記冷却ファンの回転面の面積よりも小さい、
    請求項1~13のいずれか1項に記載の建設機械。
  15. 前記集塵ユニットにおける前記屈曲部から前記接続口までの部分の断面積は、前記冷却ファンの回転面の面積よりも小さく、且つ、前記集塵ユニットにおける前記吸気口から前記屈曲部までの部分の断面積よりも大きい、
    請求項14に記載の建設機械。
  16. 前記集塵ユニットにおける前記吸気口の近傍は、前記吸気口から離れるに従って断面積が小さくなる誘い形状を有する、
    請求項1~15のいずれか1項に記載の建設機械。
  17. 前記捕集ポケットは、回収したダストを外部に取り出し可能に構成されている、
    請求項1~16のいずれか1項に記載の建設機械。
  18. 前記捕集ポケットは、前記集塵ユニットにおける前記屈曲部から前記接続口までの下流部分のうち前記外側コーナー側を区画する他の仕切り板と、当該下流部分の前記外側コーナー側の壁部とに囲まれた領域である、
    請求項1~17のいずれか1項に記載の建設機械。
  19. 前記捕集ポケット内には、回収したダストが蓄積される集塵ケースが着脱可能に配置されており、
    前記下流部分の前記外側コーナー側の壁部は、前記集塵ケースと共に外部に開放可能に構成されている、
    請求項18に記載の建設機械。
  20. 前記他の仕切り板における少なくとも前記屈曲部側の端部は、前記屈曲部に対応して曲がっている、
    請求項18又は19に記載の建設機械。
  21. 前記集塵ユニットにおける前記屈曲部から前記接続口近傍までの下流部分の前記吸気口側の内壁面は、当該下流部分の前記外側コーナー側の内壁面に対し、前記接続口の前記吸気口側の端部よりも近接している、
    請求項1~20のいずれか1項に記載の建設機械。
  22. 前記集塵ユニットは、前記吸気室に外付けされた吸気筒として構成される、
    請求項1~21のいずれか1項に記載の建設機械。
  23. 前記集塵ユニットにおける前記屈曲部から前記接続口までの部分は、前記吸気室の上面に垂直又はほぼ垂直に接続されている、
    請求項22に記載の建設機械。
  24. 前記吸気室内に、前記熱交換器の吸気側を密閉して囲むダクトが配置されており、
    前記ダクトの吸気口には防塵フィルタが設けられている、
    請求項1~23のいずれか1項に記載の建設機械。
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