JP6338821B2 - 建設機械 - Google Patents

建設機械 Download PDF

Info

Publication number
JP6338821B2
JP6338821B2 JP2013070463A JP2013070463A JP6338821B2 JP 6338821 B2 JP6338821 B2 JP 6338821B2 JP 2013070463 A JP2013070463 A JP 2013070463A JP 2013070463 A JP2013070463 A JP 2013070463A JP 6338821 B2 JP6338821 B2 JP 6338821B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dustproof net
dustproof
attached
net
brackets
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013070463A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014193664A (ja
Inventor
石井 信行
信行 石井
大河 南部
大河 南部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd filed Critical Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2013070463A priority Critical patent/JP6338821B2/ja
Priority to CN201310684655.0A priority patent/CN104074221B/zh
Publication of JP2014193664A publication Critical patent/JP2014193664A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6338821B2 publication Critical patent/JP6338821B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

本発明は、防塵ネットを有する建設機械に関する。
一般に油圧ショベル等の建設機械では、エンジンを冷却するための熱交換装置を有している。この熱交換装置は、エンジンにより駆動される冷却ファンにより生成される冷却風により冷却される。また熱交換装置の冷却風の吸い込み側には防塵ネットを有する防塵装置が設けられており、熱交換装置に設けられた冷却フィンが粉塵等で目詰まりすることを防止している。
この防塵ネットは塵埃が付着するため、メンテナンスを行う必要がある。このため、防塵ネットは防塵装置に着脱可能な構成となっている。従来、防塵ネットを防塵装置に取付けるには、防塵装置の防塵ネットが装着される下部位置に爪部を設け、防塵ネットの下端部をこの爪部に挿入して係止し、上端部を蝶ボルト等を用いて防塵装置に固定することが行われていた(特許文献1)。
特開2009−096235号公報
しかしながら、防塵ネットの下端部を爪部に係止する際、爪部では防塵ネットの左右方向(爪部へ挿入する方向に対して直交する方向)に対する位置決めができない。このため、防塵装置に形成された蝶ボルトが螺着するボルト孔と、防塵ネットに形成された蝶ボルトの挿通孔とを位置決めすることが困難で、防塵ネットの取付け作業の効率が低下してしまう。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、防塵ネットの取付け作業の効率化を図った建設機械を提供することを目的とする。
上記の課題は、第1の観点からは、
熱交換器がフレームに取付けられ、該熱交換器を流れる冷媒を冷却風で冷却する熱交換装置と、
前記熱交換装置を挟むように前記フレームに取付けられる一対のブラケットと、該ブラケットに取付けられる防塵ネットとを有した防塵装置とを有し、
前記一対のブラケットの長手方向に、前記防塵ネットの取付け方向及び該取付け方向に直交する方向に対して前記防塵ネットのガイドを行うガイド部材がそれぞれに設けられ、
前記ガイド部材は、前記防塵ネットの取付け方向の長さが、前記一対のブラケットの長手方向の長さよりも短く、その内部に形成された傾斜空間が、前記防塵ネットの取付け方向の挿入側から前記防塵ネットの先端側に向けて漸次狭くなる形状となっていることを特徴とする建設機械により解決することができる。

開示の建設機械によれば、防塵ネットの取付け作業を容易に行うことができる。
図1は、本発明の一実施形態である建設機械の全体構成図である。 図2は、本発明の一実施形態である建設機械のエンジン室を概略的に示す断面図である 図3は、本発明の一実施形態である建設機械の防塵装置及び熱交換装置を拡大して示す斜視図である。 図4は、本発明の一実施形態である建設機械の防塵装置及び熱交換装置を拡大して示す分解斜視図である。 図5は本発明の一実施形態である建設機械の防塵装置を及び熱交換装置を示しており、(A)は平面図、(B)は正面図である。 図6は、上部防塵ネットの当て止め部分を拡大して示す図である。 図7は、下部防塵ネットの当て止め部分を拡大して示す図である。 図8は防塵ネットの取付けを説明するための図であり、(A)は上部防塵ネットの取付けを説明するための図、(B)は下部防塵ネットの取付けを説明するための図である。 図9は本発明の変形例を示す図であり、(A)は側面図、(B)は正面図である。
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。
図1は本発明の一実施形態である建設機械を示している。本実施形態では、建設機械として油圧ショベル1を例に挙げて説明する。
油圧ショベル1は、自走可能なクローラ式の下部走行体2と、この下部走行体2上に旋回可能に搭載された上部旋回体3等を有している。また、上部旋回体3の前部側には作業アタッチメント4が設けられている。
この作業アタッチメント4は、ブーム6、アーム9、及びバケット10等を有している。ブーム6は、旋回フレーム5に俯仰動可能に取付けられている。アーム9は、ブーム6の先端側に回動可能に取付けられている。また、バケット10は、アーム9の先端側に回動可能に取付けられている。
ブームシリンダ12は、旋回フレーム5とブーム6との間に配設されている。このブームシリンダ12により、ブーム6は旋回フレーム5に対して俯仰動する。アームシリンダ13は、ブーム6とアーム9との間に配設されている。このアームシリンダ13により、アーム9はブーム6に対して回動動作する。更にバケットシリンダ14は、バケット10とアーム9との間に配設されている。このバケットシリンダ14により、バケット10はアーム9に対して回動する。
上部旋回体3は、下部走行体2上に旋回機構16を介して旋回自在に設置されている。この上部旋回体3には、図1に加え図2に示すように、旋回フレーム5、キャブ8、カウンタウエイト15、外装カバー(外装体)18、エンジン20、熱交換装置24、排気ガス処理装置30、及び防塵装置40等が配設されている。
キャブ8は旋回フレーム5上に設けられており、その内部には運転席(図示せず)が設けられている。オペレータはキャブ8内の運転席に着座し、油圧ショベル1の運転操作を行う。
カウンタウエイト15は、作業アタッチメント4との重量バランスをとる機能を奏する。また、外装カバー18及びエンジンフード17aは、エンジン室17内に配設されたエンジン20,熱交換装置24,及び排気ガス処理装置30等を覆うものである。
次に、エンジン室17内の構成について説明する。
図2はエンジン室17の内部構成を示す概略構成図である。エンジン室17内には、エンジン20、熱交換装置24、排気ガス処理装置30、及び防塵装置40等が配設されている。
エンジン20は、旋回フレーム5に配設されたエンジン取付け座21の上部に、マウント22を介して支持されている。マウント22は防振マウントであり、エンジン20で発生する振動が旋回フレーム5に伝達されるのを防止している。
エンジン20のX1方向側(図中左側)には、冷却ファン23が配設されている。また、冷却ファン23のX1方向側には熱交換装置24が配設されている。更に、熱交換装置24のX1方向側には防塵装置40が配設されている。
冷却ファン23は、エンジン20により回転駆動される。冷却ファン23が回転駆動されることにより、メンテナンスドア19Aに設けられた吸気口から外気が冷却風39としてエンジン室17内に取り込まれる。熱交換装置24は、このエンジン室17に取り込まれた冷却風39により熱交換処理(冷却処理)を行う。
冷却風39は、図2に矢印で示すように図中右方向に流れる。よって、図中矢印X1方向側が冷却風上流側となり、図中矢印X2方向が冷却風下流側となる。また、本実施形態では、図中矢印Z1方向が上方向となり、図中矢印Z2方向が下方向となる。
熱交換装置24は、ラジエータユニット24A、燃料クーラ24B、コンデンサ24C、オイルクーラ24D、及びインタークーラ24E等の各熱交換器を一体的にユニット化した構成とされている。
ラジエータ24Aは、エンジン20内を流れる冷却水を冷却する。燃料クーラ24Bは、図示しない燃料タンクに戻る余剰燃料を冷却する。コンデンサ24Cは、キャブ8に搭載されたエアコンで冷気を発生させるためのものである。オイルクーラ24Dは、各種シリンダ12,13,14等の油圧機器の作動オイルの冷却を行う。インタークーラ23Eは、エンジン20に供給される過給空気を冷却する。これらの各熱交換器24A〜24Eに流入する冷却水、作動油等の各種冷媒は、冷却風39により冷却される。
エンジン20のX2方向側には、油圧ポンプ27が一体的に取付けられている。油圧ポンプ27は、作業アタッチメント4を駆動するブームシリンダ12、アームシリンダ13、バケットシリンダ14等の油圧源である。この油圧ポンプ27もエンジン20により駆動される。
エンジン20から排出された排気ガスは、排気ガス処理装置30により浄化処理が行われる。エンジン20から排出される排気ガス中には、窒素酸化物(NOx)等の有害物質が含まれることがあり、これらを浄化するためにエンジン20には排気ガス処理装置30が接続されている。
この排気ガス処理装置30は、排気ガス中に含まれるパティキュレートマター(PM)を捕集するディーゼルパティキュレートフィルタ31(DPF)と、窒素酸化物(NOx)を還元除去する選択的還元剤(例えば、尿素等)を用いて還元除去する選択還元型触媒32(SCR)等が設けられている。
また、DPF31はその上流側に前段酸化触媒を備えており、SCR32はその下流側に後段酸化触媒を備えている。このDPF31は、酸化触媒担持型フィルタ(CSF)とすることも可能である。
上記構成とされた排気ガス処理装置30は、支持体37、ファイヤーウォール42等を有するハウスフレーム35に支持される。
次に、図3〜図5を用いて、熱交換装置24及び防塵装置40について説明する。
熱交換装置24は、前記のように各熱交換器24A〜24Eを有しており、これらの各熱交換器24A〜24Eはフレーム25に取付けられている。
フレーム25は、対向離間して設けられる一対の側部フレーム25A,25Bと、この側部フレーム25A,25Bの上端部を連結する上部フレーム25Cと、側部フレーム25A,25Bの下端部を連結する下部フレーム25Dとを有している。
この各フレーム25A〜25Dは、全体として矩形の枠を構成する。前記の各熱交換器
24A〜24Eのうちラジエータ24A及びオイルクーラ24Dは、矩形の枠形状とされ
たフレーム25の内部に取付けられる。また、燃料クーラ24B、コンデンサ24C、及びインタークーラ24Eは、フレーム25から延出する支持部材に取付けられて、冷却風39の流れ方向に対してラジエータ24Aの上流側(X1方向側)に配置される。
防塵装置40は、冷却風39の流れ方向に対し熱交換装置24の上流側に取付けられる。また、エンジン室17内における防塵装置40の配設位置は、図2に示すように、外装カバー18の側部に形成されたメンテナンスドア19Aの近傍位置に設定されている。
防塵装置40は、一対のブラケット41A,41Bと、防塵ネット50とを有している。
ブラケット41Aは図中矢印Y1方向側に位置しており、熱交換装置24の側部フレーム25Aに取付けられる。また、ブラケット41Bは図中矢印Y2方向側に位置しており、熱交換装置24の側部フレーム25Bに取付けられる。よって、一対のブラケット41A,41Bは、燃料クーラ24B、コンデンサ24C、及びインタークーラ24Eを挟むようにして、熱交換装置24のフレーム25に取付けられる。
本実施形態では、ブラケット41A,41Bを側部フレーム25A,25Bにボルトを用いて固定している。しかしながら、ブラケット41A,41Bの側部フレーム25A,25Bへの固定方法は特に限定されるものではなく、他の固定方法(溶接等)用いてもよく、また着脱機能な構成としてもよい。
各ブラケット41A,41Bは、上端部から中央部に向け漸次幅広となる第1の傾斜部57A,57Bと、下端部から中央部に向け漸次幅広となる第2の傾斜部58A,58Bとを有している。よって、各ブラケット41A,41Bは、上端部及び下端部に対して中央部が冷却風39の流れ方向に対し上流側に突出した形状を有している。即ち、ブラケット41A,41Bは、側面視すると上端部及び下端部に比べて中央部分がX1方向に突出した形状とされている。
ブラケット41Aの上端部と、ブラケット41Bの上端部との間には、補強板43が配設されている。また、ブラケット41Aの突出した中央部と、ブラケット41Bの突出した中央部との間には、中渡し板44が配設されている。
防塵装置40の上端部には、開口部49が形成されている。補強板43は、この開口部49に設けられている。この補強板43は、ブラケット41A,41Bの上部における強度を高めるものである。なお開口部49は、エンジンフード17aを外装カバー18に装着する際にエンジンフード17aで覆われる。
中渡し板44は、ブラケット41A,41Bの中央部における強度を高めるものである。また中渡し板44の中央位置には、載置部45が設けられている。
このように、ブラケット41A,41Bは、その上端部、及び中央部を補強板43,中渡し板44により補強される。これにより、一対のブラケット41A,ブラケット41Bは、所定の対向離間した位置を維持する。
ここで、補強板43の幅寸法(矢印X1,X2方向に対する長さ)は、防塵装置40の強度を維持しうる範囲で最小の幅寸法とされている。なお、補強板43については、ブラケット41A,41Bの補強を行うことができれば、必ずしもブラケット41Aとブラケット41Bとの間に架設する必要はない。
ブラケット41Aの上端近傍位置には、上部ガイド部材46Aが設けられている。また、ブラケット41Aの下端部近傍には、下部ガイド部材47Aが設けられている。同様に、ブラケット41Bの上端近傍位置には上部ガイド部材46Bが設けられており、ブラケット41Bの下端部近傍には下部ガイド部材47Bが設けられている。
上部ガイド部材46Aと及び上部ガイド部材46Bの配設位置は、上部ガイド部材46Aと上部ガイド部材46Bとの間に矢印Z1,Z2方向及び矢印X1,X2方向を含む面(以下、この面を対称面という)に対して鏡面対称に配置されている。また同様に、下部ガイド部材47Aと下部ガイド部材47Bの配設位置も、対称面に対して鏡面対称に配置されている。
各ガイド部材46A,46B,47A,47Bは、それぞれ図中矢印X2方向に延在する固定面46x,47xと、図中矢印Y1方向又はY2方向に延出する係止面46y,47yを有している。ガイド部材46A,47Aは、固定面46x,47xをブラケット41Aにボルト等を用いて固定される。また、ガイド部材46B,47Bは、固定面46x,47xをブラケット41Bにボルト等を用いて固定される。
ここで、ガイド部材46A,46B,47A,47Bについて、図6及び図7を用いてより詳細に説明する。なお、前記のように上部ガイド部材46Aと上部ガイド部材46B、及び下部ガイド部材47Aと下部ガイド部材47Bは鏡面対称な構成であり、基本構成は同一であるため、それぞれを一括的に説明するものとする。
図6は、ブラケット41A,41Bの上端部近傍に配設された上部ガイド部材46A,46Bを示している。前記のように、ブラケット41A,41Bは第1の傾斜部57A,57Bを有しているが、上部ガイド部材46A,46Bは第1の傾斜部57A,57Bの上部近傍に配設されている。
また、第1の傾斜部57A,57Bは、水平方向に対して矢印α1で示す傾斜角度を有している。これに対し、上部ガイド部材46A,46Bの係止面46yは、水平方向に対して矢印α2(ブラケット角度という)で示す傾斜角度を有している。
この傾斜部角度α1は、ブラケット角度α2よりも大きく設定している(α1>α2)。よって、係止面46yと第1の傾斜部57A,57Bとの間には、角度(α1−α2)の傾斜空間72Aが形成される。この傾斜空間72Aの形状は、その幅(係止面46yと第1の傾斜部57A,57Bとの離間距離)が下方から上方に向けて漸次狭くなる形状となっている。
また、上部ガイド部材46A,46の上端部(Z1方向端部)には、挿通部68が形成されている。この挿通部68は、後述する上部防塵ネット51が挿通できる形状及び大きさとされている。
図7は、ブラケット41A,41Bの下端部近傍に配設された下部ガイド部材47A,47Bを示している。この下部ガイド部材47A,47Bは、第2の傾斜部58A,58Bの下部近傍に配設されている。
また、第2の傾斜部58A,58Bは、水平方向に対して矢印β1で示す傾斜角度を有している。これに対し、下部ガイド部材47A,76Bの係止面47yは、水平方向に対して矢印β2(ブラケット角度という)で示す角度を有している。
この傾斜部角度β1は、ブラケット角度β2よりも大きく設定している(β1>β2)。よって、係止面47yと第2の傾斜部58A,58Bとの間には、角度(β1−β2)の傾斜空間72Bが形成される。この傾斜空間72Bの形状は、その幅(係止面47yと第2の傾斜部58A,58Bとの離間距離)が上方から下方に向けて漸次狭くなる形状となっている。
また、下部ガイド部材47A,47の下端部(Z2方向端部)には、挿通部69が形成されている。この挿通部69は、後述する下部防塵ネット52が挿通できる形状及び大きさとされている。
一方、防塵装置40を構成するブラケット41A,41B、及び補強板43の内壁面には、他の機器,装置の邪魔にならない範囲で防音材65が配設されている(防音材65の一部を図3に梨地で示す)。
一般にエンジン室17内で発生する騒音は、冷却ファン23が回転することにより発生する。この冷却ファン23で発生した騒音の多くは、熱交換装置24及び防塵装置40を通りエンジン室17の外部に伝達される。
本実施形態では、この冷却ファン23から外部への騒音の伝達途中である防塵装置40の内壁面に防音材65を配設している。よって冷却ファン23で発生した騒音は、防塵装置40に発生された防音材65で吸音され、冷却ファン23で発生する騒音を低減することができる。
また図2に示されるように、防塵装置40は冷却ファン23に近接した位置に配設されている。このため、冷却ファン23で発生した騒音は騒音発生位置に近い位置で吸音されるため、騒音低減を効率よく行うことができる。
更に、防音材65はブラケット41A,41B等の内壁面に設けられているため、冷却風39が防塵装置40を通過する際、防音材65がその邪魔になるようなことはない。よって、防音材65を設けても、熱交換装置24における冷却効率が低下するようなことはない。
次に、ブラケット41A,41Bに装着される防塵ネット50について説明する。
本実施形態では防塵ネット50は二分割されており、上部防塵ネット51と下部防塵ネット52とにより構成されている。
各防塵ネット51,52は、矩形状の枠体53に冷却風39に含まれる塵埃を除去するフィルタとなるネット部材F(網目の図示は省略している)を配設した構成とされている。また枠体53には、メンテナンス時において各防塵ネット51,52をブラケット41Aに対して装着脱する際、作業者が把持する把持部54,55が設けられている。
上部防塵ネット51は、ブラケット41A,41Bの第1の傾斜部57A,57Bに着脱可能な構成で取付けられる。また下部防塵ネット52は、ブラケット41A,41Bの第2の傾斜部58A,58Bに着脱可能な構成で取付けられる。
上部防塵ネット51が第1の傾斜部57A,57Bに取付けられる際、上端部51Aは後述するシール部材60に当て止めされることにより固定され(図6参照)、下端部51Bはワンタッチクリップ62で中渡し板44に固定される。
また、下部防塵ネット52が第2の傾斜部58A,58Bに取付けられる際、下端部52Bは後述するシール部材61に当て止めされることにより固定され(図7参照)、上端部52Aはワンタッチクリップ62で中渡し板44に固定される。
また防塵ネット50は、メンテナンスを行う際に防塵装置40に対して着脱する必要がある。本実施形態では、防塵ネット50を上下に二分割して上部防塵ネット51と下部防塵ネット52とにより構成している。
このため、メンテナンスドア19Aを開いて防塵ネット50の着脱を行う際、分割されることにより小型になった各防塵ネット51,52を個別に着脱することができる。よって、作業者は外装カバー18に上る必要はなく、いわゆるグランドアクセスで各防塵ネット51,52の着脱作業を行うことが可能となる。これにより、防塵ネット50を上部防塵ネット51と下部防塵ネット52に分割することにより、メンテナンス作業の容易化を図ることができる。
また、前記した上部ガイド部材46A,46Bは上部防塵ネット51を第1の傾斜部57A,57Bに装着脱する際のガイドとして機能する。また、下部ガイド部材47A,47Bは下部防塵ネット52を第2の傾斜部58A,58Bに装着出する際のガイドとして機能する。よって、この各ガイド部材46A,46B,47A,47Bを設けることによっても、メンテナンス作業の容易化を図ることができる。
次に、熱交換装置24及び防塵装置40のエンジン室17への固定構造について説明する。
上記構成とされた防塵装置40は、前記のようにブラケット41A,41Bを側部フレーム25A,25Bにボルト固定することにより熱交換装置24に取付けられる。また、防塵装置40の取付け位置は、冷却風39の流れ方向に対し熱交換装置24の上流側に設定されている。
このように一体化した熱交換装置24及び防塵装置40は、エンジン室17内の冷却風39の流れ方向に対し冷却ファン23の上流側に固定される。
旋回フレーム5の熱交換装置24及び防塵装置40の配設位置には、固定台5aが形成されている。この固定台5aは、旋回フレーム5の床面に対して突出形成されている。熱交換装置24は、この固定台5a上に固定される。
熱交換装置24よりもX1方向に若干ずれた位置の固定台5aの上面には、シール部材61が配設されている。シール部材61は、弾性材或いは可撓性材料等の荷重が印加されることにより圧縮変形(弾性変形、可撓変形等を含む)するものが選定されている。具体的なシール部材61としては、例えばゴム材料,発泡材量,弾性樹脂材料等を用いることができる。
このシール部材61は、熱交換装置24を固定台5aに装着した状態において、防塵装置40(ブラケット41A,41B)の下端部よりもX1方向に若干延出するよう構成されている。具体的には、下部防塵ネット52が下部ガイド部材47A,47Bに挿入された際、図7に示されるように、下端部52Bがシール部材61に押し当てられ、当て止めされるよう構成されている(以下、この当て止めされる部位を当て止め部P2という)。
一方、熱交換装置24がエンジン室17に固定された状態において、防塵装置40の上部はエンジンフード17aにより覆われる。エンジンフード17aは、外装カバー18に対して開閉可能な構成とされている。
また、エンジンフード17aの防塵装置40の上端部と対向する位置にはシール部材60が配設されている。本実施形態では、シール部材60は前記したシール部材61と同一材料を用いている。
しかしながら、シール部材60とシール部材61は必ずしも同一材料にする必要はなく、異なる材料とすることも可能である。また、シール部材60とシール部材61の一方又は両方に防音材65のような防音効果を備える素材又は構造を用いることでシール部材と防音部材とを兼用させることも可能である。
シール部材60は、外装カバー18に対しエンジンフード17aを閉じた状態において防塵装置40の上端部に圧接されるよう構成されている。よって、前記のように防塵装置40の上端部に開口部49が形成されていても、塵埃を含む冷却風39が開口部49を介して熱交換装置24及びエンジン室17内に流入することを防止できる。
またシール部材60は、エンジンフード17aを閉じた状態において、防塵装置40の上端部よりもX1方向に若干延出するよう構成されている。具体的には、上部防塵ネット51が上部ガイド部材46A,46Bに挿入された際、図6に示されるように、上端部51Aがシール部材60に押し当てられ、当て止めされるよう構成されている(以下、この当て止めされる部位を当て止め部P1という)。
上記のように、熱交換装置24がエンジン室17に固定されると、防塵装置40はその下端部がシール部材61を介して固定台5a(旋回フレーム5)と当接し、上端部がシール部材60を介してエンジンフード17aに当接する。このため、塵埃を含む冷却風39は必ず防塵装置40を通過することになり、防塵効率を高めることができる。
また防塵装置40は、冷却風39の流れ方向に対して熱交換装置24の上流側に配設されている。このため、防塵装置40は熱交換装置24を構成する各熱交換器24A〜24Eに対して防塵処理を行うため、全ての熱交換器24A〜24Eに対して目詰まりが発生することを防止できる。
更に、個々の熱交換器24A〜24Eの夫々に対して防塵ネットを設けたことを想定した場合、個々の防塵ネットにメンテナンスを行う必要がありその作業が面倒となることが考えられる。しかしながら、本実施形態では上部防塵ネット51及び下部防塵ネット52の2枚の防塵ネットのメンテナンスで済むため、メンテナンス性の向上を図ることもできる。
次に、主に図8を用いて防塵装置40における防塵ネット50の装着脱処理について説明する。図8(A)は上部防塵ネット51の装着脱処理を示す図であり、図8(B)は下部防塵ネット52の装着脱処理を示す図である。
先ず、上部防塵ネット51をブラケット41A,41Bから取り外す処理について説明する。
上部防塵ネット51をブラケット41A,41Bから取り外すには、上部防塵ネット51を中渡し板44に固定しているワンタッチクリップ62を中渡し板44から取り外す。次に、作業者は把持部54を把持して、上部防塵ネット51の下端部51Bを手前下方に引く。
前記したように、ブラケット41A,41Bの上端部近傍には、上部ガイド部材46A,46Bが設けられている。この上部ガイド部材46A,46Bは、その内部に形成された傾斜空間72Aが下方から上方に向けて漸次狭くなる形状となっている。
具体的には、上部ガイド部材46A,46Bの係止面46yと、第1の傾斜部57A,57Bとの間には、図6に矢印(α1−α2)で示す角度を有した傾斜空間72Aが形成されている。よって、作業者は上部防塵ネット51を取り外す際、この傾斜空間72Aの範囲において上部防塵ネット51を任意に傾けることができる。
このように本実施形態では、作業者の作業しやすい角度で上部防塵ネット51を取り出すことができるため、取り出し作業の容易化を図ることができる。
また本実施形態では、上部防塵ネット51の上端部はシール部材60に押し当てた当て止め部P1で固定されている。このため、中渡し板44に固定していたワンタッチクリップ62を取り外すと、上部防塵ネット51には第1の傾斜部57A,57Bに沿って下方向(図に矢印B2で示す)に滑り落ちようとする力が作用する。
しかしながら、中渡し板44には前方(X1方向)に突出した載置部45が設けられている。このため、中渡し板44に固定していたワンタッチクリップ62を取り外しても、上部防塵ネット51は載置部45上に載置された状態で係止される。
よってワンタッチクリップ62の取り外し時において、作業者は上部防塵ネット51の滑り落ちに注意を払う必要がなく、ワンタッチクリップ62の取り外し作業に専念できる。よって、これによっても上部防塵ネット51の取り出し作業の容易化を図ることができる。
次に、上部防塵ネット51をブラケット41A,41Bに取付ける処理について説明する。上部防塵ネット51をブラケット41A,41Bに装着するには、作業者は把持部54を把持して上部防塵ネット51を持ち上げ、上端部51Aの両端部を上部ガイド部材46A,46Bに挿入する。上部ガイド部材46A,46Bは上方から下方に向けて漸次広くなる形状となっている。このため、上部防塵ネット51の上部ガイド部材46A,46Bへの挿入処理を容易に行うことができる。
前記のように上部ガイド部材46A,46Bは、固定面46xと係止面46yとを有している。この係止面46yと第1の傾斜部57A,57Bは、上部防塵ネット51を取付け方向(図中、矢印B1方向)に挿入する時のガイドとして機能する。
また固定面46xは、上部防塵ネット51が上部ガイド部材46A,46B内に挿入する際に、その両側部と係合することにより取付け方向に対し直交する方向(図中、矢印Y1,Y2方向)に対するガイドを行う。
このように、上部防塵ネット51をブラケット41A,41Bに取付ける際、上部ガイド部材46A,46Bにより上部防塵ネット51は、取付け方向(B1方向)と、この取付け方向に直交する方向(Y1,Y2方向)との双方に対するガイドが行われる。これにより、上部防塵ネット51の取付け時において、ブラケット41A,41Bに対する上部防塵ネット51の面倒な位置決めは不要となり、上部防塵ネット51の取付け処理を容易かつ確実に行うことができる。
上記のように、上部ガイド部材46A,46Bにガイドされつつ取付け方向に挿入されると、上部防塵ネット51の上端部51Aはシール部材60に当接する。この状態で更に上部防塵ネット51をシール部材60に向け押し当てることにより、当て止め部P1において上端部51Aはシール部材60に当て止めされる。
続いて、上部防塵ネット51の下端部51Bに設けられている挿通孔67にワンタッチクリップ62を挿通し、ワンタッチクリップ62で下端部51Bを中渡し板44に固定する。これにより、上部防塵ネット51はブラケット41A,41Bに取付けられた状態となる。
この際、上記のように上部ガイド部材46A,46Bにより上部防塵ネット51は位置決めされており、また取付け方向(B1,B2方向)に対しては上端部51Aがシール部材60に当接することにより位置決めされている。よって、上部防塵ネット51を中渡し板44に固定する際、挿通孔67と中渡し板44に設けられたワンタッチクリップ62の取付け孔との位置は一致しており、ワンタッチクリップ62により上部防塵ネット51の固定処理を容易に行うことができる。
また、ワンタッチクリップ62で下端部51Bを中渡し板44に固定する際、上部防塵ネット51の下端部51Bを載置部45に載置させることも可能である。上部防塵ネット51を載置部45に載置させることにより、ワンタッチクリップ62による上部防塵ネット51の中渡し板44への取付け処理を容易に行うことができる。
特に本実施形態では、ワンタッチクリップ62により取付け処理時において、上部防塵ネット51にはシール部材60からの弾性力がB2方向に作用している。上部防塵ネット51を載置部45に載置させることにより、この弾性力の影響を無くすることができるため、上部防塵ネット51のブラケット41A,41Bへの取付け処理を容易に行うことができる。
次に、図8(B)を用いて下部防塵ネット52をブラケット41A,41Bから装着脱する処理について説明する。なお、下部防塵ネット52をブラケット41A,41Bに装着脱する処理は、装着脱方向が異なるのみで、基本的には上記した上部防塵ネット51をブラケット41A,41Bに装着する処理と同一処理となる。よって以下の説明では、重複する説明については適宜省略するものとする。
下部防塵ネット52をブラケット41A,41Bから取り外すには、下部防塵ネット52を中渡し板44に固定しているワンタッチクリップ62を取り外すと共に、把持部55を把持して下部防塵ネット52の上端部52Aを手前上方に引く。
ブラケット41A,41Bの下端部近傍には上部ガイド部材47A,47Bが設けられており、その内部に形成された傾斜空間72Bは下方から上方に向けて漸次広くなる形状となっている。よって作業者は、下部防塵ネット52を取り外す際も、この傾斜空間72Bの範囲において下部防塵ネット52を任意に傾けることができ、取り出し作業の容易化が図られている。
次に、下部防塵ネット52をブラケット41A,41Bに取付ける処理について説明する。下部防塵ネット52をブラケット41A,41Bに装着するには、作業者は把持部55を把持して下部防塵ネット52両端部を下部ガイド部材47A,47Bに挿入する。
下部ガイド部材47A,47Bは下方から上方に向けて漸次広くなる形状となっているため、下部防塵ネット52の下部ガイド部材47A,47Bへの挿入処理を容易に行うことができる。
また下部ガイド部材47A,47Bも、固定面47xと係止面47yとを有している。係止面47yと第2の傾斜部58A,58Bは、下部防塵ネット52を取付け方向(図中、矢印A2方向)に挿入する時のガイドとして機能する。
また、固定面47xは下部防塵ネット52が下部ガイド部材47A,47B内に挿入する際に、取付け方向に対し直交する方向(図中、矢印Y1,Y2方向)に対するガイドを行う。
このように下部防塵ネット52が取付けられる時において、下部ガイド部材47A,47Bは取付け方向(A2方向)及び取付け方向に直交する方向(Y1,Y2方向)の双方に対するガイドを行う。よって下部防塵ネット52の取付け時において、ブラケット41A,41Bに対する下部防塵ネット52の面倒な位置決めは不要となり、下部防塵ネット52の取付け処理を容易かつ確実に行うことができる。
なお、下部防塵ネット52を取付け方向に挿入すると、下部防塵ネット52の下端部52Bはシール部材61に当接する。この状態で更に下部防塵ネット52をシール部材61に向け押し当てることにより、当て止め部P2において下端部52Bはシール部材61に当て止めされる。
続いて、下部防塵ネット52の上端部52Aに設けられている挿通孔67にワンタッチクリップ62を挿通し、ワンタッチクリップ62で上端部52Aを中渡し板44に固定する。これにより、下部防塵ネット52はブラケット41A,41Bに取付けられた状態となる。
この際、上記のように下部ガイド部材47A,47Bにより下部防塵ネット52は位置決めされており、また取付け方向(A1,A2方向)に対しては下端部52Bがシール部材61に当接することにより位置決めされている。よって、下部防塵ネット52を中渡し板44に固定する際、挿通孔67と中渡し板44に設けられたワンタッチクリップ62の取付け孔との位置は一致しており、ワンタッチクリップ62により下部防塵ネット52の固定処理を容易に行うことができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は上記した特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能なものである。
例えば、上記した実施形態では防塵ネット50を上部防塵ネット51と下部防塵ネット52に分割した例を示したが,図9に示すように、ブラケット41A,41Bに1枚構成の防塵ネット75を取付ける構成とすることも可能である。この場合、防塵ネット75の上端部75Aはワンタッチクリップ62により固定され、下端部75Bはシール部材61に当て止めにより固定し、また防塵ネット75のブラケット41A,41Bに対する取付け方向(Z1,Z2方向)及びこれに直交する方向(Y1,Y2方向)に対するガイドは下部ガイド部材47A,47Bにより行う構成としてもよい。
1 油圧ショベル
2 下部走行体
3 上部旋回体
4 アタッチメント
5 旋回フレーム
6 ロアブーム
8 キャブ
15 カウンタウエイト
16 旋回機構
17 エンジン室
17a エンジンフード
18 外装カバー
19A メンテナンスドア
20 エンジン
23 冷却ファン
24 熱交換装置
24A ラジエータ
24B 燃料クーラ
24C コンデンサ
24D オイルクーラ
24E インタークーラ
25 フレーム
25A,25B 側部フレーム
25C 上部フレーム
25D 下部フレーム
27 油圧ポンプ
28 オイル流出ポート
29 オイル流入ポート
30 排気ガス処理装置
40,70 防塵装置
41A,41B ブラケット
43 補強板
44 中渡し板
45 載置部
46A,46B 上部ガイド部材
47A,47B 下部ガイド部材
50,75 防塵ネット
51 上部防塵ネット
52 下部防塵ネット
51A,52B 上端部
51B,52B 下端部
53 枠体53 名詞
54,55 把持部
57A,57B 第1の傾斜部
58A,58B 第2の傾斜部
60,61 シール部材60 名詞
62 ワンタッチクリップ62 名詞
65 防音材65 名詞
P1,P1 当て止め部

Claims (6)

  1. 熱交換器がフレームに取付けられ、該熱交換器を流れる冷媒を冷却風で冷却する熱交換装置と、
    前記熱交換装置を挟むように前記フレームに取付けられる一対のブラケットと、該ブラケットに取付けられる防塵ネットとを有した防塵装置とを有し、
    前記一対のブラケットの長手方向に、前記防塵ネットの取付け方向及び該取付け方向に直交する方向に対して前記防塵ネットのガイドを行うガイド部材がそれぞれに設けられ、
    前記ガイド部材は、前記防塵ネットの取付け方向の長さが、前記一対のブラケットの長手方向の長さよりも短く、その内部に形成された傾斜空間が、前記防塵ネットの取付け方向の挿入側から前記防塵ネットの先端側に向けて漸次狭くなる形状となっていることを特徴とする建設機械。
  2. 前記防塵ネットの取付け方向に対する先端部が当接し当て止めされる当て止め部材を有することを特徴とする請求項1記載の建設機械。
  3. 前記防塵ネットは、上部に位置する第1の防塵ネットと下部に位置する第2の防塵ネットとを有することを特徴とする請求項2記載の建設機械。
  4. 一対の前記ブラケットの中央位置間に中渡し部を設け、
    取り出し時において、前記第1の防塵ネットを前記中渡し部に載置可能な構成としたことを特徴とする請求項3記載の建設機械。
  5. 前記ブラケットは、上端部から中央部に向け漸次幅広となる第1の傾斜部と、下端部から中央部に向け漸次幅広となる第2の傾斜部とを有し、
    前記第1の防塵ネット前記第1の傾斜部に取付けられ、前記第2の防塵ネット前記第2の傾斜部に取付けられることを特徴とする請求項3又は4記載の建設機械。
  6. 熱交換器がフレームに取付けられ、該熱交換器を流れる冷媒を冷却風で冷却する熱交換装置と、
    前記熱交換装置を挟むように前記フレームに取付けられる一対のブラケットと、該ブラケットに取付けられる防塵ネットと、
    前記防塵ネットの取付け方向に対する先端部が当接し当て止めされる当て止め部材とを有した防塵装置とを有し、
    前記防塵装置に、前記防塵ネットの取付け方向及び該取付け方向に直交する方向に対して前記防塵ネットのガイドを行うガイド部材が設けられ、
    前記防塵ネットは、
    上部に位置する第1の防塵ネットと下部に位置する第2の防塵ネットとを有しており、
    前記ブラケットは、
    上端部から中央部に向け漸次幅広となる第1の傾斜部と、下端部から中央部に向け漸次幅広となる第2の傾斜部とを有し、
    前記第1の防塵ネット前記第1の傾斜部に取付けられ、前記第2の防塵ネット前記第2の傾斜部に取付けられることを特徴とする建設機械。
JP2013070463A 2013-03-28 2013-03-28 建設機械 Active JP6338821B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013070463A JP6338821B2 (ja) 2013-03-28 2013-03-28 建設機械
CN201310684655.0A CN104074221B (zh) 2013-03-28 2013-12-13 施工机械

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013070463A JP6338821B2 (ja) 2013-03-28 2013-03-28 建設機械

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017042258A Division JP6386118B2 (ja) 2017-03-06 2017-03-06 ショベル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014193664A JP2014193664A (ja) 2014-10-09
JP6338821B2 true JP6338821B2 (ja) 2018-06-06

Family

ID=51595797

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013070463A Active JP6338821B2 (ja) 2013-03-28 2013-03-28 建設機械

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6338821B2 (ja)
CN (1) CN104074221B (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6513038B2 (ja) * 2016-01-05 2019-05-15 住友建機株式会社 ショベル
JP6664964B2 (ja) * 2016-01-05 2020-03-13 住友建機株式会社 ショベル
JP6386118B2 (ja) * 2017-03-06 2018-09-05 住友建機株式会社 ショベル

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001291978A (ja) * 2000-04-04 2001-10-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd プリント基板保持構造
JP4213561B2 (ja) * 2003-10-30 2009-01-21 矢崎総業株式会社 回路板収納構造および電気接続箱
JP4550476B2 (ja) * 2004-04-20 2010-09-22 日立建機株式会社 建設機械
JP2005325590A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 建設機械のエンジン室
JP2006052690A (ja) * 2004-08-12 2006-02-23 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 建設機械の冷却装置、同冷却装置用フィルタ及び同フィルタ組み付け方法
JP2008241129A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Tokyo Radiator Mfg Co Ltd 建設機械用熱交換器の防塵ネット
JP2009209647A (ja) * 2008-03-06 2009-09-17 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械の熱交換装置
JP4638922B2 (ja) * 2008-03-26 2011-02-23 株式会社クボタ 作業機のラジエータ防塵装置
JP5421603B2 (ja) * 2009-01-30 2014-02-19 ヤンマー株式会社 防塵部材の取付構造及びこれを備える作業機
JP2010236442A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Tokyo Radiator Mfg Co Ltd 防塵ネットの取付構造
JP5474447B2 (ja) * 2009-08-25 2014-04-16 株式会社神戸製鋼所 建設機械の冷却構造
CN202541288U (zh) * 2012-03-08 2012-11-21 潍坊恒安散热器集团有限公司 一种散热器用防尘装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014193664A (ja) 2014-10-09
CN104074221B (zh) 2016-08-17
CN104074221A (zh) 2014-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5460931B1 (ja) 油圧ショベル
EP2743472B1 (en) Work vehicle
EP2762644B1 (en) Wheel loader
EP2746464B1 (en) Wheel loader
JP5996449B2 (ja) 建設機械
JP5649463B2 (ja) 建設機械
EP2821613B1 (en) Ventilation structure for engine compartment
JP2012030736A (ja) 作業車両
WO2009104592A1 (ja) 建設機械
JP6338821B2 (ja) 建設機械
JP5363681B1 (ja) 作業車両
JP5808639B2 (ja) 小旋回タイプ小型油圧ショベルのフィルタ装置
JP6058448B2 (ja) 建設機械
JP6386118B2 (ja) ショベル
JP5722196B2 (ja) 建設機械のフィルタ装置
JP6513038B2 (ja) ショベル
JP6704880B2 (ja) 建設機械
JP6664964B2 (ja) ショベル
JP7025307B2 (ja) 建設機械
JP6482949B2 (ja) ショベル
JP2022157885A (ja) 樹脂製固定具、樹脂製固定具の内側部材、樹脂製固定具の外側部材、及び建設機械
JP2017198175A (ja) ショベル
JP2020084512A (ja) 作業車両

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20150710

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160525

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160607

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160808

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20161206

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170306

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20170314

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20170331

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180319

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180509

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6338821

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150