JP7145407B2 - 抗ウイルス性繊維構造体 - Google Patents
抗ウイルス性繊維構造体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7145407B2 JP7145407B2 JP2018061519A JP2018061519A JP7145407B2 JP 7145407 B2 JP7145407 B2 JP 7145407B2 JP 2018061519 A JP2018061519 A JP 2018061519A JP 2018061519 A JP2018061519 A JP 2018061519A JP 7145407 B2 JP7145407 B2 JP 7145407B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fiber structure
- carboxyl group
- fiber
- type carboxyl
- antiviral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Description
(1)H型カルボキシル基含有架橋アクリレート系繊維を含有する繊維構造物の表面にH型カルボキシル基含有粒子が付着されている抗ウイルス性繊維構造体であって、前記架橋アクリレート系繊維中のH型カルボキシル基含有量が、1g当たり3.0mmol当量~7.0mmol当量であること、前記繊維構造物中の前記架橋アクリレート系繊維の含有量が、60質量%以上であること、前記粒子中のH型カルボキシル基含有量が、1g当たり3.0mmol当量~7.0mmol当量であること、前記H型カルボキシル基含有粒子が、1.2g/m2~4.0g/m2の目付で繊維構造物の表面に付着されていること、抗ウイルス性繊維構造体のJIS-L1096(2010)A法に従って測定した通気性が12cm 3 /cm 2 ・s以上であること、及びインフルエンザウイルスに対するウイルス感染価減少値が3.5以上であり、ネコカリシウイルスに対するウイルス感染価減少値が2.0以上であることを特徴とする、抗ウイルス性繊維構造体。
(2)前記架橋アクリレート系繊維が、繊維構造物中に30g/m2~100g/m2の目付で含有されていることを特徴とする、(1)に記載の抗ウイルス性繊維構造体。
(3)前記抗ウイルス性繊維構造体が、マスク又は空気清浄機のエアフィルターに使用されることを特徴とする、(1)又は(2)に記載の抗ウイルス性繊維構造体。
十分乾燥した試料約1gを精秤し(Xg)、これに200mLの水を加える。0.1mol/Lの水酸化ナトリウム水溶液で常法に従って滴定し、H型カルボキシル基によって消費された水酸化ナトリウム水溶液滴定量(Ycm3)を求める。次式によってH型カルボキシル基濃度(mmol当量/g)を算出する。
H型カルボキシル基濃度(mmol当量/g)=0.1Y/X
インフルエンザウイルスに対する抗ウイルス性能は、インフルエンザウイルスA(H1N1)FR8株を用いた50%感染価法[TCID50]で評価する。乾燥試料40mgに対してウイルス液200μLを加え、28℃に維持しながら1時間振盪した後、遠心分離処理(3000rpm、30分間)する。遠心分離処理後、上澄液を10倍段階希釈し、MDCK細胞を用いてTCID50(50%感染価)を測定し、ウイルス感染価log10(TCID50/mL)を算出する。また、ブランクに関しては、試料を用いずに上記と同様の操作を行い、ウイルス感染価を算出する。得られたウイルス感染価を用いて、下記式より、ウイルスの不活性化率を算出する。感染価減少値が1大きくなると、10倍感染力が減少していることを意味する。
ウイルス感染価減少値=[(ブランクのウイルス感染価)-(試料のウイルス感染価)]/(ブランクのウイルス感染価)
算出したウイルス感染価減少値を、以下の判断基準に従って評価する。
◎:ウイルス感染価減少値が3.5以上
○:抗ウイルス活性値が2.0以上、3.5未満
△:抗ウイルス活性値が1.0以上、2.0未満
×:抗ウイルス活性値が1.0未満
ネコカリシウイルスに対する抗ウイルス性能は、上記インフルエンザウイルスに対する測定において、インフルエンザウイルスA(H1N1)FR8株をネコカリシウイルス(F9株)に変更する点、さらにMDCK細胞をCRFK細胞に変更する点を除いて、同様に測定する。
ネコカリシウイルスは、ノロウイルスと同様にエンベロープを有さないタイプのウイルスである。従って、ネコカリシウイルスに対する抗ウイルス性能は、ノロウイルスに対する抗ウイルス性能の指標とみなすことができる。
以下の判断基準に従って、10人の熟練者によって風合いを評価する。最も多い判断を評価結果とする。
◎:ふわっと心地よい
○:皮膚接触で違和感なし
△:堅さに違和感あり
×:ゴワゴワした感触があり、皮膚接触が不快
通気性は、JIS-L1096(2010)A法に従って測定する。
測定した通気性を、以下の判断基準に従って評価する。
◎:通気性が20cm3/cm2・s以上
○:通気性が10cm3/cm2・s以上20cm3/cm2・s未満
△:通気性が5cm3/cm2・s以上10cm3/cm2・s未満
×:通気性が5cm3/cm2・s未満
アクリロニトリル90質量%及びアクリル酸メチル10質量%からなるアクリロニトリル系重合体10質量部を48質量%ロダンソーダ水溶液90質量部に溶解した紡糸原液を、常法に従って紡糸、延伸、乾燥してアクリル繊維を得た。このアクリル繊維に、15質量%ヒドラジン水溶液中で110℃×3時間架橋導入処理を行い、水洗した。次に、8質量%硝酸水溶液中で110℃×1時間酸処理を行い、水洗した。続いて5質量%水酸化ナトリウム水溶液中で、90℃で加水分解処理を行い、水洗した。このときの処理時間を変更することで、繊維中のカルボキシル基量の調整を行った。その後、10質量%硝酸水溶液中で常温×24時間酸処理を行い、水洗し、H型カルボキシル基含有架橋アクリレート系繊維(A-1)~(A-5)を得た。それぞれのH型カルボキシル基濃度は、5.8mmol当量/g,4.5mmol当量/g,3.3mmol当量/g,2.8mmol当量/g、及び9.0mmol当量/gであった。また、繊度は、2.0dTex、繊維長は、37mm(JIS L1019(2006)に準拠)であった。
加水分解処理後に酸処理を行なわなかったことを除いては、H型カルボキシル基含有架橋アクリレート系繊維(A-2)の製造と同様にして、Na塩型カルボキシル基含有架橋アクリレート系繊維(A-6)を得た。
アクリロニトリル58質量%、アクリル酸メチル9質量%、ジビニルベンゼン30質量%、及びp-スチレンスルホン酸ナトリウム3質量%からなるモノマー混合物30質量部を、モノマー比で1.2質量%の過硫酸アンモニウムを含む水溶液70質量部に添加し、攪拌機つきの重合槽に仕込み、135℃、25分間重合した。得られた重合体エマルジョン90質量部に40質量%水酸化ナトリウム水溶液10質量部を加え、95℃で加水分解を行った。この時の反応時間を調整することで、カルボキシル基濃度を調整した。得られたエマルジョンを陽イオン交換樹脂によりpH2.5に調整することでカルボキシル基をH型とし、H型カルボキシル基含有粒子(B-1)~(B-5)を得た。この樹脂エマルジョンを120℃の乾燥機で1時間乾燥させて得られた固形樹脂から、H型カルボキシル基濃度を測定すると、それぞれ5.5mmol当量/g,4.3mmol当量/g,3.2mmol当量/g,2.8mmol当量/g、及び9.0mmol当量/gであった。また、乾燥前後の重量変化より固形分濃度を以下の式に則り計算すると、20質量%であった。
(固形分濃度)=(乾燥後のエマルジョン重量)/(乾燥前のエマルジョン重量)
H型カルボキシル基含有架橋アクリレート系繊維(A-2)を50g/m2の目付になるように、スパンレース不織布を作成した。この不織布にディップニップ法で、エマルジョン形態のH型カルボキシル基含有粒子(B-2)を15質量%まで水で希釈して付与し、固形分として2.6g/m2の目付となるよう含浸量を調整し、乾燥させて、繊維構造体を得た。得られた繊維構造体の構成及び性能評価を表1に示す。
H型カルボキシル基含有架橋アクリレート系繊維の種類を(A-2)から(A-1)に変更した以外は、実施例1と同様にして、繊維構造体を得た。得られた繊維構造体の構成及び性能評価を表1に示す。
H型カルボキシル基含有架橋アクリレート系繊維の種類を(A-2)から(A-3)に変更した以外は、実施例1と同様にして、繊維構造体を得た。得られた繊維構造体の構成及び性能評価を表1に示す。
スパンレース不織布の原料を、H型カルボキシル基含有架橋アクリレート系繊維(A-2)100質量%から、H型カルボキシル基含有架橋アクリレート系繊維(A-2)70質量%、レーヨン繊維(繊度1.7dTex、繊維長40mm)30質量%の混綿品に変更し、それに伴ない、H型カルボキシル基含有架橋アクリレート系繊維(A-2)の目付を50g/m2から35g/m2に変更した以外は、実施例1と同様にして、繊維構造体を得た。得られた繊維構造体の構成及び性能評価を表1に示す。
スパンレース不織布の原料を、H型カルボキシル基含有架橋アクリレート系繊維(A-2)100質量%から、H型カルボキシル基含有架橋アクリレート系繊維(A-2)84質量%、レーヨン繊維(繊度1.7dTex、繊維長40mm)16質量%の混綿品に変更し、それに伴ない、H型カルボキシル基含有架橋アクリレート系繊維(A-2)の目付を50g/m2から42g/m2に変更した以外は、実施例1と同様にして、繊維構造体を得た。得られた繊維構造体の構成及び性能評価を表1に示す。
スパンレース不織布の原料を、H型カルボキシル基含有架橋アクリレート系繊維(A-2)100質量%から、H型カルボキシル基含有架橋アクリレート系繊維(A-2)70質量%、ポリエステル繊維(繊度1.6dTex、繊維長51mm)30質量%の混綿品に変更し、それに伴ない、H型カルボキシル基含有架橋アクリレート系繊維(A-2)の目付を50g/m2から35g/m2に変更した以外は、実施例1と同様にして、繊維構造体を得た。得られた繊維構造体の構成及び性能評価を表1に示す。
スパンレース不織布の原料を、H型カルボキシル基含有架橋アクリレート系繊維(A-2)100質量%から、H型カルボキシル基含有架橋アクリレート系繊維(A-2)84質量%、ポリエステル繊維(繊度1.6dTex、繊維長51mm)16質量%の混綿品に変更し、それに伴ない、H型カルボキシル基含有架橋アクリレート系繊維(A-2)の目付を50g/m2から42g/m2に変更した以外は、実施例1と同様にして、繊維構造体を得た。得られた繊維構造体の構成及び性能評価を表1に示す。
H型カルボキシル基含有粒子の種類を(B-2)から(B-1)に変更した以外は、実施例1と同様にして、繊維構造体を得た。得られた繊維構造体の構成及び性能評価を表1に示す。
H型カルボキシル基含有粒子の種類を(B-2)から(B-3)に変更した以外は、実施例1と同様にして、繊維構造体を得た。得られた繊維構造体の構成及び性能評価を表1に示す。
H型カルボキシル基含有粒子の目付を2.6g/m2から3.8g/m2に変更した以外は、実施例1と同様にして、繊維構造体を得た。得られた繊維構造体の構成及び性能評価を表1に示す。
H型カルボキシル基含有粒子の目付を2.6g/m2から1.2g/m2に変更した以外は、実施例1と同様にして、繊維構造体を得た。得られた繊維構造体の構成及び性能評価を表1に示す。
H型カルボキシル基含有架橋アクリレート系繊維の目付を50g/m2から65g/m2に変更した以外は、実施例1と同様にして、繊維構造体を得た。得られた繊維構造体の構成及び性能評価を表1に示す。
スパンレース不織布の原料を、H型カルボキシル基含有架橋アクリレート系繊維(A-2)100質量%から、レーヨン繊維(繊度1.7dTex、繊維長40mm)100質量%に変更した以外は、実施例1と同様にして、繊維構造体を得た。得られた繊維構造体の構成及び性能評価を表1に示す。
H型カルボキシル基含有架橋アクリレート系繊維の種類を(A-2)から(A-6)に変更した以外は、実施例1と同様にして、繊維構造体を得た。得られた繊維構造体の構成及び性能評価を表1に示す。
H型カルボキシル基含有架橋アクリレート系繊維の種類を(A-2)から(A-4)に変更した以外は、実施例1と同様にして、繊維構造体を得た。得られた繊維構造体の構成及び性能評価を表1に示す。
H型カルボキシル基含有架橋アクリレート系繊維の種類を(A-2)から(A-5)に変更した以外は、実施例1と同様にして、繊維構造体を得た。得られた繊維構造体の構成及び性能評価を表1に示す。得られた繊維構造体は、架橋アクリレート系繊維の水膨潤性が高く、かつ繊維がもろいため、抗ウイルス性、風合い及び通気性の測定は不可能であった。
スパンレース不織布の原料を、H型カルボキシル基含有架橋アクリレート系繊維(A-2)100質量%から、H型カルボキシル基含有架橋アクリレート系繊維(A-2)50質量%、レーヨン繊維(繊度1.7dTex、繊維長40mm)50質量%の混綿品に変更し、それに伴ない、H型カルボキシル基含有架橋アクリレート系繊維(A-2)の目付を50g/m2から25g/m2に変更した以外は、実施例1と同様にして、繊維構造体を得た。得られた繊維構造体の構成及び性能評価を表1に示す。
H型カルボキシル基含有粒子を不織布に付与しなかった以外は、実施例1と同様にして、繊維構造体を得た。得られた繊維構造体の構成及び性能評価を表1に示す。
H型カルボキシル基含有粒子の種類を(B-2)から(B-4)に変更した以外は、実施例1と同様にして、繊維構造体を得た。得られた繊維構造体の構成及び性能評価を表1に示す。
H型カルボキシル基含有粒子の種類を(B-2)から(B-5)に変更した以外は、実施例1と同様にして、繊維構造体を得た。得られた繊維構造体の構成及び性能評価を表1に示す。得られた繊維構造体は、エマルジョンの安定性に劣っていた。
H型カルボキシル基含有粒子の目付を2.6g/m2から0.8g/m2に変更した以外は、実施例1と同様にして、繊維構造体を得た。得られた繊維構造体の構成及び性能評価を表1に示す。
H型カルボキシル基含有粒子の目付を2.6g/m2から5.0g/m2に変更した以外は、実施例1と同様にして、繊維構造体を得た。得られた繊維構造体の構成及び性能評価を表1に示す。
Claims (3)
- H型カルボキシル基含有架橋アクリレート系繊維を含有する繊維構造物の表面にH型カルボキシル基含有粒子が付着されている抗ウイルス性繊維構造体であって、前記架橋アクリレート系繊維中のH型カルボキシル基含有量が、1g当たり3.0mmol当量~7.0mmol当量であること、前記繊維構造物中の前記架橋アクリレート系繊維の含有量が、60質量%以上であること、前記粒子中のH型カルボキシル基含有量が、1g当たり3.0mmol当量~7.0mmol当量であること、前記H型カルボキシル基含有粒子が、1.2g/m2~4.0g/m2の目付で繊維構造物の表面に付着されていること、抗ウイルス性繊維構造体のJIS-L1096(2010)A法に従って測定した通気性が12cm3/cm2・s以上であること、及びインフルエンザウイルスA(H1N1)FR8株を用いた50%感染価法[TCID50]で評価したインフルエンザウイルスA(H1N1)FR8株に対するウイルス感染価減少値が3.9以上であり、ネコカリシウイルスF9株を用いた50%感染価法[TCID50]で評価したネコカリシウイルスF9株に対するウイルス感染価減少値が3.0以上であることを特徴とする、抗ウイルス性繊維構造体。
- 前記架橋アクリレート系繊維が、繊維構造物中に30g/m2~100g/m2の目付で含有されていることを特徴とする、請求項1に記載の抗ウイルス性繊維構造体。
- 前記抗ウイルス性繊維構造体が、マスク又は空気清浄機のエアフィルターに使用されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の抗ウイルス性繊維構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018061519A JP7145407B2 (ja) | 2018-03-28 | 2018-03-28 | 抗ウイルス性繊維構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018061519A JP7145407B2 (ja) | 2018-03-28 | 2018-03-28 | 抗ウイルス性繊維構造体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019173202A JP2019173202A (ja) | 2019-10-10 |
JP7145407B2 true JP7145407B2 (ja) | 2022-10-03 |
Family
ID=68169653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018061519A Active JP7145407B2 (ja) | 2018-03-28 | 2018-03-28 | 抗ウイルス性繊維構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7145407B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023074805A1 (ja) * | 2021-11-01 | 2023-05-04 | 積水化学工業株式会社 | ウイルス感染阻止剤及びウイルス感染阻止製品 |
WO2023171557A1 (ja) * | 2022-03-10 | 2023-09-14 | 積水化学工業株式会社 | ウイルス感染阻止部材 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013147473A (ja) | 2012-01-23 | 2013-08-01 | Japan Exlan Co Ltd | 抗ウイルス用粒子および該粒子を含有する製品 |
JP2013147774A (ja) | 2012-01-23 | 2013-08-01 | Japan Exlan Co Ltd | 抗ウイルス用架橋アクリレート系繊維および該繊維を含有する抗ウイルス用繊維構造物 |
JP2014074243A (ja) | 2012-10-03 | 2014-04-24 | Japan Exlan Co Ltd | 光触媒含有繊維および該繊維を含有する繊維構造物 |
WO2015104971A1 (ja) | 2014-01-07 | 2015-07-16 | 日本エクスラン工業株式会社 | ビニル系重合体粒子および該粒子を含有する組成物 |
JP2017036431A (ja) | 2015-08-06 | 2017-02-16 | 日本エクスラン工業株式会社 | 抗ウイルス用素材及び該素材を含有する抗ウイルス性を有する製品 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09273062A (ja) * | 1996-04-03 | 1997-10-21 | Oji Paper Co Ltd | 抗菌性複合不織布及びその製造方法 |
-
2018
- 2018-03-28 JP JP2018061519A patent/JP7145407B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013147473A (ja) | 2012-01-23 | 2013-08-01 | Japan Exlan Co Ltd | 抗ウイルス用粒子および該粒子を含有する製品 |
JP2013147774A (ja) | 2012-01-23 | 2013-08-01 | Japan Exlan Co Ltd | 抗ウイルス用架橋アクリレート系繊維および該繊維を含有する抗ウイルス用繊維構造物 |
JP2014074243A (ja) | 2012-10-03 | 2014-04-24 | Japan Exlan Co Ltd | 光触媒含有繊維および該繊維を含有する繊維構造物 |
WO2015104971A1 (ja) | 2014-01-07 | 2015-07-16 | 日本エクスラン工業株式会社 | ビニル系重合体粒子および該粒子を含有する組成物 |
JP2017036431A (ja) | 2015-08-06 | 2017-02-16 | 日本エクスラン工業株式会社 | 抗ウイルス用素材及び該素材を含有する抗ウイルス性を有する製品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019173202A (ja) | 2019-10-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Ye et al. | Durable antibacterial finish on cotton fabric by using chitosan‐based polymeric core‐shell particles | |
WO2008009651A1 (en) | Anti-viral face mask and filter material | |
WO2005083171A1 (ja) | 抗ウイルス性繊維、及び該繊維の製法、並びに該繊維を用いた繊維製品 | |
JP4529145B2 (ja) | 徐吸放湿性架橋アクリル系繊維 | |
JP7145407B2 (ja) | 抗ウイルス性繊維構造体 | |
US10182946B2 (en) | Advanced fabric technology and filters | |
JP2015089975A (ja) | 消臭加工剤及びこの消臭加工剤の布帛又は糸への加工方法 | |
JP6315302B2 (ja) | 架橋アクリレート系超極細繊維構造体 | |
JP6819924B2 (ja) | 抗ウイルス用素材及び該素材を含有する抗ウイルス性を有する製品 | |
JP5300625B2 (ja) | 花粉付着防止能と花粉アレルゲン不活化能を有する繊維布帛 | |
JP6103288B2 (ja) | 光触媒含有繊維および該繊維を含有する繊維構造物 | |
JP3548917B2 (ja) | 抗菌性、紫外線遮断性繊維製品及びその製造法 | |
JP6391552B2 (ja) | 機能性繊維製品及びその製造方法 | |
JP6079981B2 (ja) | 抗インフルエンザウイルス用架橋アクリレート系繊維および該繊維を含有する抗インフルエンザウイルス用繊維構造物 | |
JP2007535333A (ja) | 使い捨ての紙をベースとする病院用および手術室用の製品 | |
JP4792312B2 (ja) | 洗濯耐久性に優れたアミノ酸誘導体徐放性繊維、該繊維を含有する繊維構造物、及びそれらの製造方法 | |
JPH09228240A (ja) | 酸・塩基性ガス吸収性繊維及びその構造物 | |
JP4560778B2 (ja) | 光触媒活性を有する機能性繊維 | |
JP2003093529A (ja) | 吸湿/吸水発熱性マスク | |
JP2000314082A (ja) | 吸放湿性繊維及びその製造方法 | |
JP6792828B2 (ja) | 不織布構造体ならびに該構造体を含有する中綿およびクッション材 | |
JP5088581B2 (ja) | 抗ウイルス用繊維および該繊維を含む繊維構造物 | |
JP5327418B2 (ja) | アレルゲン除去用架橋アクリレート系繊維および該繊維を含有するアレルゲン除去用繊維構造物 | |
JP2019143284A (ja) | 収縮性吸湿アクリロニトリル系繊維、該繊維の製造方法および該繊維を含有する繊維構造体 | |
JP2003129377A (ja) | 吸放湿性繊維の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20180328 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210201 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20211115 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211207 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220111 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220517 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220523 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220819 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220901 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7145407 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |