JP7142464B2 - 窒化アルミニウム系粉末及びそれを含む高熱伝導材料 - Google Patents

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Description

本発明は、窒化アルミニウム系粉末に関する。特に樹脂をベースとした放熱性(高熱伝導性)のシート(成型品)、グリース、接着剤、塗料等に用いられるフィラー用粉末に適した高放熱性の窒化アルミニウム粒子群に関する。さらに、本発明は、当該窒化アルミニウム系粉末を含む高熱伝導材料に関する。
ノート型パソコン、タブレット等の電子製品の小型化・薄型化あるいは高機能化に伴って、そのコンピューターで使用されているIPU、集積回路等の高集積化の要請もますます高くなっている。このような高集積化が進めばそれだけ作動時の発熱量は増大するため、その放熱を効率良く行うことが必要となる。一般に、これら電子部品では高分子材料を放熱部材として使用されているが、それ自体の熱伝導率は極めて低いことから、高熱伝導性のフィラーと複合化する必要がある。
高熱伝導性のフィラーとして種々の材料があるが、特に窒化アルミニウムは金属に近い高熱伝導率を有していることから、高熱伝導材料として利用されている。例えば、窒化アルミニウムの焼結体は半導体の基板用として実用化されているほか、窒化アルミニウム粉末が放熱用フィラーとして使用されている。
一般に、フィラーとして使用されている窒化アルミニウム粉末は、平均粒径が1~100μm程度の窒化アルミニウムであり、所望の熱伝導率を得るために樹脂中に充填率60体積%以上(特に70体積%以上)であることが望ましいとされている。また、より充填率を高めるため、異なる粒径分布のフィラーを組み合わせることも行われている。この場合、一般に10μm以上という大きな平均粒径をもつ窒化アルミニウム粉末は、樹脂への充填性が優れていることから、微細な窒化アルミニウム粉末とともにフィラーとして重要な役割を果たす。
このため、このような比較的大きな粒径をもつ窒化アルミニウム粉末については、これまでに様々な製造方法が提案されている。
例えば、金属アルミニウム粉末30~80重量部と窒化アルミニウム粉末70~20重量部との合計100重量部からなる混合粉末をプレス造粒した混合造粒体を窒素を含む非酸化性雰囲気中800~1200℃で焼成した後、解砕及び分級することを特徴とする大粒径の窒化アルミニウム粉末の製造方法がある(特許文献1)。
また例えば、多孔質アルミナ顆粒を、1450℃~1900℃の温度で焼成し、窒化アルミニウム含有量が50~90質量%となるまで窒化させる焼成工程Iと、上記焼成工程Iにおいて得られた粒子を、焼成工程Iよりも還元性ガスの濃度が高い雰囲気下で、1580℃~1900℃の温度で焼成し、窒化アルミニウム含有量が75~99質量%となるまで窒化させる焼成工程IIとを含むことを特徴とする、平均粒径が10~200μm、粒子の真球度が0.80以上である球状窒化アルミニウム系粒子であって、酸窒化アルミニウムを含むコアと、前記コアの表面に形成された厚さ2μm以上の窒化アルミニウムからなる表面層と、からなり、粒子中の窒化アルミニウム含有率が、75~99質量%、相対密度が85%以上である球状窒化アルミニウム系粒子の製造方法が知られている(特許文献2)。
さらに例えば、多孔質アルミナ顆粒を1400℃以上、1700℃以下の温度で還元窒化して多孔質窒化アルミニウム顆粒とする還元窒化工程と、上記還元窒化工程において得られた多孔質窒化アルミニウム顆粒を、1580℃以上、1900℃以下で焼結する焼結工程とを含むことを特徴とする窒化アルミニウム顆粒の製造方法も提案されている(特許文献3)。
別の方法として、例えば熱可塑性樹脂、窒化アルミニウム粉末及び焼結助剤を含有する樹脂組成物を押出成形してストランド状グリーン体に成形後、該ストランド状グリーン体を切断加工してグリーン片を得、次いで、得られたグリーン片を焼成することを特徴とする窒化アルミニウム焼結顆粒の製造方法が知られている(特許文献4)。
特開平7-215707号公報 特開2016-37438号公報 特開2013-87042号公報 特開2013-60322号公報
しかしながら、従来の窒化アルミニウム粉末の製造方法は、窒化アルミニウム粉末の焼結体を基板として用いることを前提としているため、結晶成長を抑えた製造方法となっている。このため、焼結体(多結晶体)を構成する各結晶子の粒径が小さくなっているのが特徴である。
例えば、特許文献1において、金属アルミニウム粉末と窒化アルミニウム粉末との混合粉末を焼成することにより反応熱が抑えられる結果、粉末中の結晶成長は抑えられている。このように、結晶成長が抑えられた場合、結晶子径が小さくなり、相対的に結晶子数が多くなる。その結果、結晶子間の界面が多くなるため、その界面の存在により熱伝導率が低下するおそれがある。
また、特許文献2~3の方法では、アルミナ顆粒中にバインダー樹脂、焼結助剤等の添加物が配合されると、これらの添加物中の成分(炭素、希土類元素等)が窒化アルミニウム粉末中に残存することになるため、窒化アルミニウムの本来の特性が十分に得られなくなるおそれがある。
特許文献4の方法では、イットリア等の焼結助剤の添加により焼結を促進できるものの、焼結助剤自体が熱伝導性を下げる原因となり得る。また、窒化アルミニウムにも不純物が含まれていれば、それも熱伝導性低下の原因となる。
従って、本発明の主な目的は、より高い熱伝導性を発揮できる窒化アルミニウム系粉末を提供することを目的とする。また、本発明は、前記窒化アルミニウム系粉末を含む高熱伝導材料を提供することも目的とする。
本発明者は、従来技術の問題点に鑑みて鋭意研究を重ねた結果、特定の製法により得られた窒化アルミニウム系粉末が特異な構成・特性を有することを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、下記の窒化アルミニウム系粉末及びそれを含む高熱伝導材料に係る。
1. 窒化アルミニウム系粒子からなる粉末であって、
(1)平均粒径D50が15~200μmであり、
(2)シェラー(Scherrer)法による結晶子径が130nm以上であり、
(3)アルカリ土類金属元素及び希土類元素の含有量が0.1重量%以下であり、
(4)酸素含有量が0.5重量%以下であり、
(5)ケイ素含有量が1000重量ppm以下であり、鉄含有量が1000重量ppm以下である、ことを特徴とする窒化アルミニウム系粉末。
2. 直接窒化法による粉末である、前記項1に記載の窒化アルミニウム系粉末。
3. 比表面積が0.5m/g以下である、前記項1又は2に記載の窒化アルミニウム系粉末。
4. 前記項1~3のいずれかに記載の窒化アルミニウム系粉末及び高分子材料を含む高熱伝導性組成物。
5. 発熱する部品を搭載する機器の構成部材として用いられる、前記項4に記載の高熱伝導性組成物。
本発明によれば、より高い熱伝導性を発揮できる窒化アルミニウム系粉末を提供することができる。また、本発明は、前記窒化アルミニウム系粉末を含む高熱伝導材料を提供することもできる。本発明の窒化アルミニウム系粉末(粒子)においては、特にシェラー(Scherrer)法による結晶子径(以下、特にことわりのない限り、単に「結晶子径」という。)が130nm以上という比較的大きな結晶子を有するので、当該粉末を構成する各粒子内において、熱伝導性を低下させる結晶粒界を少なくできることから、高い熱伝導性の発現に寄与することができる。
このような特徴をもつ本発明の窒化アルミニウム系粉末は、例えば高分子材料(樹脂、ゴム等)をベースとした高熱伝導性の成型品のほか、グリース、接着剤、塗料等に用いられる高熱伝導性フィラーとして好適に用いることができる。より具体的には、発熱する部品を搭載する機器(例えばIPU、集積回路、パワーモジュール、ディスプレイ、LEDライト、コンバータ、充電器等)のハウジング、シャーシ、基板、封止材、伝熱板、ヒートシンク材、その他の高熱伝導材料として、本発明の窒化アルミニウム系粉末又はそれを含む樹脂組成物を用いることができる。
1.窒化アルミニウム系粉末
本発明の窒化アルミニウム系粉末(本発明粉末)は、窒化アルミニウム系粒子からなる粉末であって、
(1)平均粒径D50が15~200μmであり、
(2)シェラー(Scherrer)法による結晶子径が130nm以上であり、
(3)アルカリ土類金属元素及び希土類元素の含有量が0.1重量%以下であり、
(4)酸素含有量が0.5重量%以下であり、
(5)ケイ素含有量が1000重量ppm以下であり、鉄含有量が1000重量ppm以下である、ことを特徴とする。
本発明粉末の平均粒径D50は、通常15~200μmであり、好ましくは50~150μmである。平均粒径D50が15μm未満の場合は、高分子材料に対する充填性が低くなるおそれがある。また、平均粒径D50が200μmを超える場合は、高分子材料と混合した場合、均一に混ざらずに分離することがある。
本発明粉末の比表面積は、特に限定されないが、より高い熱伝導性に寄与するという見地から、より低い比表面積であることが好ましい。より具体的には、比表面積が0.5m/g以下であることが好ましい。比表面積の下限値は、特に制限されないが、通常は0.01m/g程度とすれば良い。
本発明粉末のシェラー(Scherrer)法による結晶子径が130nm以上であり、好ましくは135nm以上である。結晶子径の上限は、限定的ではないが、一般的には300nm程度とし、特に260nmとすれば良い。シェラー法による結晶子径は、X線回折装置においてシェラーの式:結晶子径D=K×Λ/(β×cosθ)(但し、Kはシェラー定数、Λは使用したX線の波長、βは回折線幅の拡がり、θはブラッグ角をそれぞれ示す。)に基づいて算出される値である。かかる値は、X線回折装置として市販の装置を使用し、上記式に従って求めることができる。本発明粉末は、このような結晶子径を有する粒子群から構成されるので、高い熱伝導性等を発揮することができる。
本発明粉末におけるアルカリ土類金属元素及び希土類元素の含有量は、通常0.1重量%以下であり、好ましくは0~0.05重量%である。上記含有量が0.1重量%を超えると、窒化アルミニウム本来の特徴(特に熱伝導性)が十分に得られなくなることがある。なお、上記含有量は、アルカリ土類金属元素及び希土類元素の合計含有量である(以下同じ。)。
アルカリ土類金属元素としては、カルシウム、ストロンチウム、バリウム及びラジウムの少なくとも1種が挙げられる。また、希土類元素としては、イットリウム、ランタン、セリウム、プラセオジム、ネオジウム、プロメチウム、サマリウム、ユーロピウム、ガドリニウム、テルビウム、ジスプロシウム、ホルミウム、エルビウム、ツリウム、イッテルビウム及びルテチウムの少なくとも1種が挙げられる。従って、本発明粉末は、例えばイットリア等の焼結助剤又はその由来成分(上記元素)を含まない組成も好適に用いることができる。
本発明粉末の酸素含有量は、通常0.5重量%以下であり、好ましくは0.2重量%以下である。酸素含有量が0.5重量%を超えると、熱伝導性が低下する。酸素含有量の下限値は、限定的でないが、通常は0.01重量%程度とすれば良い。
本発明粉末では、ケイ素含有量が通常1000重量ppm以下、好ましくは100~1000重量ppmであり、鉄含有量が通常1000重量ppm以下、好ましくは100~1000重量ppmである。従って、このような含有量を満たす本発明粉末として、いわゆる直接窒化法により得られる窒化アルミニウム粉末を本発明粉末として好適に用いることができる。より具体的には、アルミニウムと窒素ガスとを反応させて得られる反応物を粉砕することによって得られる窒化アルミニウム粉末を好適に使用することができる。
本発明粉末の炭素含有量は、特に限定されないが、通常0.1重量%以下であり、好ましくは0.06重量%以下である。炭素含有量が0.1重量%を超えると、熱伝導性が低下するおそれがある。炭素含有量の下限値は、限定的でないが、通常は0.01重量%程度とすれば良い。
2.窒化アルミニウム系粉末の製造方法
本発明粉末の製造方法は、限定的ではなく、例えばa)0.2~3MPaの窒素雰囲気中で金属アルミニウム粉末を単独で窒化する工程を含む方法、b)直接窒化法で得られた窒化アルミニウム系粉末を非酸化性雰囲気下1600~2000℃で熱処理する工程を含む方法等により製造することができる。
特に、結晶子径は、製造工程で原料が受ける熱履歴(総熱量)によって適宜制御することができる。すなわち、加熱温度が高いほど又は加熱時間が長いほど結晶成長が促進される結果、より大きな結晶子径を得ることができるので、上記a)~b)のいずれの方法においても、加熱温度(又は反応温度)及び/又は加熱時間(反応時間)を調整することによって所望の結晶子径を得ることができる。以下、上記a)~b)の方法を代表例として説明する。
上記a)の方法
上記a)の方法は、0.2~3MPaの窒素雰囲気中で金属アルミニウム粉末を単独で窒化する工程(窒化処理工程)を含む方法である。なお、前記「単独で」とは、少なくとも金属アルミニウム粉末以外の粉末として窒化アルミニウム粉末が含まれないことを意味する。その他の粉末は、本発明の効果を妨げない範囲内で微量に含まれていても良い。
出発原料となる金属アルミニウム粉末の組成としては、特に制限されないが、例えばAl純度99.5重量%以上であって、なおかつ、a)アルカリ土類金属元素及び希土類元素の含有量が0.1重量%以下であり、b)酸素含有量が0.5重量%以下であり、c)ケイ素含有量が0~1000重量ppmであり、鉄含有量が0~1000重量ppmであることが好ましい。これにより、高い熱伝導性を有する窒化アルミニウム系粉末をより確実に得ることができる。
金属アルミニウム粉末の粒径は、特に限定的ではないが、一般的には10~250μm程度とし、特に35~150μmとすることが好ましい。これにより、より確実に本発明粉末を製造することができる。
金属アルミニウム粉末を窒化する方法自体は、公知の直接窒化法に従って実施すれば良い。直接窒化法による場合は、金属アルミニウム粉末を窒素ガス中で1000℃以上に加熱する方法(狭義の直接窒化法)のほか、金属アルミニウム粉末の燃焼合成反応による方法を採用することができる。特に、本発明では、金属アルミニウム粉末を窒素ガス中で燃焼合成反応させる方法を好ましく採用することができる。燃焼合成反応は、窒素雰囲気(窒素ガス雰囲気)下で金属アルミニウム粉末に点火(着火)し、その反応熱(生成熱)により金属アルミニウム粉末を窒化する方法である。燃焼合成法により、比較的低コストで容易に窒化アルミニウム系原料粉末を製造できる。燃焼合成反応における反応温度、反応時間等は、用いる金属アルミニウム粉末の量、燃焼の程度等に応じて適宜決定することができる。
得られた反応生成物は、必要に応じて粉砕することもできる。すなわち、窒化処理工程で合成された反応生成物(窒化アルミニウム粗粉末又は塊状物)を機械的に粉砕することによって得られる粉砕品を本発明粉末として得ることができる。粉砕方法は、例えばボールミル、ジェットミル、クラッシャー等の公知の方法に従って実施することができる。
本発明では、上記のような粉砕品において、微細粒子(通常は粒径5μm以下、特に1μm以下)が含まれて、なおかつ、そのような微細粒子の一部又は全部が除去できない粉末から構成されている場合でも、後記の熱処理工程によって、より大きな粒子に微細粒子を特定の熱処理によって固着又は一体化させることにより、微細粒子による充填性の低下を効果的に抑制することもできる。
最終的に得られる粉末の平均粒径D50は、特に限定されないが、通常は1~200μm程度とし、特に15~200μmとすることが好ましく、その中でも15~100μmとすることがより好ましい。また、上記粉末を構成する粒子の形状も、限定的ではなく、例えば球状、扁平状、不定形状等のいずれであっても良い。但し、粉砕品を用いることができるので、角張った不定形状を有する粒子からなる粉末も好適に用いることができる。窒化処理工程後は、必要に応じて、分級等を実施しても良い。
上記粉末の組成としては、前記の場合と同様、a)アルカリ土類金属元素及び希土類元素の含有量が0.1重量%以下であり、b)酸素含有量が0.5重量%以下であり、c)ケイ素含有量が0~1000重量ppmであり、鉄含有量が0~1000重量ppmであることが好ましい。
なお、必要に応じて、第1の方法で得られた窒化アルミニウム系粉末の結晶子径をさらに制御すること等を目的として、第2の方法に供することもできる。すなわち、第1の方法で得られた窒化アルミニウム系粉末を第2の方法の窒化アルミニウム粉末原料として用い、所定の熱処理を施すことができる。
第2の方法
第2の方法は、直接窒化法で得られた窒化アルミニウム粉末原料を非酸化性雰囲気下1600~2000℃で熱処理する工程(熱処理工程)を含む方法である。
直接窒化法は、公知の直接窒化法(燃焼合成法も含む。)に従って実施すれば良く、特に限定されない。例えば、特許文献1に示された直接窒化法による窒化アルミニウム粉末も上記原料として用いることができる。また、直接窒化法で製造されている限り、市販品を使用することもできる。さらに、前記の第1の方法で得られた窒化アルミニウム系粉末を第2の方法の窒化アルミニウム粉末原料として用いることもできる。
熱処理工程では、窒化アルミニウム粉末原料を非酸化性雰囲気下1600~2000℃で熱処理する。これにより、本発明の窒化アルミニウム系粉末を得ることができる。
熱処理温度は、通常は1600~2000℃程度とすれば良く、特に1650~1950℃とすることが好ましい。このような温度で熱処理することにより、より確実に所望の結晶子径に制御できるとともに、より大きな粒子に微粉(特に粒径5μm以下の微細粒子)を効果的に固着又は一体化させることができる。同時に、角張った不定形状を有する粒子において、その角部がなくなって丸みを帯びた粒子とすることができる。
熱処理雰囲気は、非酸化性雰囲気とすれば良く、例えば還元性雰囲気、不活性ガス雰囲気、真空下等のいずれでも良い。熱処理時間は、例えば結晶子径が130nm以上となるのに十分な時間とすれば良く、通常は0.5~48時間の範囲内で適宜設定することができるが、これに限定されない。
熱処理工程を実施した後、必要に応じて分級等の処理を実施しても良いが、本発明では粉砕工程を行わないことが望ましい。粉砕工程で微粉が発生するため、粒度を調整するための粉砕は、熱処理工程前に行うことが望ましい。
3.本発明粉末を含む組成物
本発明は、本発明粉末及び高分子材料を含む高熱伝導性組成物(本発明組成物)を包含する。本発明粉末は、公知又は市販の窒化アルミニウム粉末(特にフィラー用粉末)と同様にして用いることもできる。
高分子材料としては、例えば樹脂、ゴム、エラストマー等を挙げることができる。より具体的には、樹脂成分として、例えばシリコーン樹脂、フェノール樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、キシレン樹脂、ジアリルフタレート樹脂、エポキシ樹脂、熱硬化性ポリブタジエン、フラン樹脂、ウレタン樹脂、アルキルベンゼン樹脂、グアナミン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、飽和アルキド樹脂(グリプタル樹脂、不飽和アルコール変性フタル酸樹脂、イソフタル酸系樹脂、テレフタル酸系樹脂、脂肪族ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂)等が挙げられる。ゴムとしては、例えばフッ素ゴム、シリコーンゴム、ウレタンゴム等が挙げられる。エラストマーとしては、例えばスチレン系エラストマー、ポリオレフィン系エラストマー、ポリ塩化ビニル系エラストマー、ポリウレタン系エラストマー、ポリアミド系エラストマー等が挙げられる。これらの高分子材料は、常温で液状であっても、固体であっても良い。これらの各高分子材料自体は、公知又は市販のものを採用することができる。
また、本発明組成物では、本発明の効果を妨げない範囲において、本発明粉末以外の添加剤を配合することもできる。例えば、本発明粉末以外のフィラー、着色材、酸化防止剤、紫外線吸収剤、可塑剤等が挙げられる。
これらの各種材料に本発明粉末を含有させることによって、熱伝導性等に優れた組成物を調製することができる。この場合の本発明組成物中における本発明粉末の含有量は、特に限定されないが、通常は50体積%以上、特に60~90体積%、さらには80~95体積%という高充填率の組成物を製造することができる。かかる組成物(複合材料)は、本発明粉末が高い充填率で配合されることにより、高い熱伝導性又は放熱性を発揮することができる。
本発明粉末と高分子材料との混合は、均一に混合できる限りいずれの方法を採用しても良い。例えば、ミキサー、ニーダー等の公知の混合機を用いて混合すれば良い。
このようにして得られた本発明組成物は、さらに成形することによって成形体の形態で提供することもできる。成形方法は、特に限定されず、例えばプレス成形、押出成形、射出成形等の公知の成形方法を採用することができる。
本発明の成形体においても、特定の窒化アルミニウム系粉末(フィラー)が比較的均一に分散していることから、高い熱伝導性を発揮することができる。そのため、例えば放熱用材料ないしは高熱伝導材料として各種の製品(電子機器、自動車部品、医療機器等)に幅広く用いることができる。特に、発熱する部品を搭載する機器の構成部材として好適に用いることができる。この場合、公知の放熱用材料又は高熱伝導材料と同様の条件で使用することで所望の効果を得ることができる。
以下に実施例及び比較例を示し、本発明の特徴をより具体的に説明する。ただし、本発明の範囲は、実施例に限定されない。
実施例1
平均粒子径250μmのアルミニウム粉末(純度99.7重量%)を高さ100mm×幅100mm×奥行き300mm(外寸法)のカーボン製坩堝に60mmの高さまで充填した。幅100mm×奥行き240mm(外寸法)のカーボン製板を前記坩堝に載せ、これを炉内に設置した。炉内は6気圧の窒素雰囲気とした。続いて、アルミニウム粉末の一端より電気ヒーターにて加熱(着火)し、燃焼合成反応させた。得られた粉末をアルミナ製乳鉢で粉砕した。粉砕に際し、都度粒度を確認しながら粉砕を進めることによって平均粒径D50:60μmの粉末(第1粉末)を得た。第1粉末は、アルカリ土類金属元素及び希土類元素の含有量が0.0重量%であり、酸素含有量が0.1重量%であり、ケイ素含有量が345重量ppmであり、鉄含有量が670重量ppmであった。
第1粉末500gをカーボン容器に入れ、真空脱脂焼結炉(島津メクテム製)で窒素雰囲気中1850℃にて24時間熱処理した。冷却した後、前記焼結炉から窒化アルミニウム系粉末を取り出した。
実施例2
平均粒径D50:200μmとなるように粒度を調整しながら粉砕して第1粉末を調製したほかは、実施例1と同様にして窒化アルミニウム系粉末を得た。上記の第1粉末は、アルカリ土類金属元素及び希土類元素の含有量が0.0重量%であり、酸素含有量が0.1重量%であり、ケイ素含有量が343重量ppmであり、鉄含有量が672重量ppmであった。
実施例3
平均粒径D50:30μmとなるように粒度を調整しながら粉砕して第1粉末を調製したほかは、実施例1と同様にして窒化アルミニウム系粉末を得た。上記の第1粉末は、アルカリ土類金属元素及び希土類元素の含有量が0.0重量%であり、酸素含有量が0.1重量%であり、ケイ素含有量が343重量ppmであり、鉄含有量が672重量ppmであった。
実施例4
熱処理温度を2000℃とし、熱処理時間を1時間としたほかは、実施例1と同様にして窒化アルミニウム系粉末を得た。
実施例5
熱処理を省略したほかは、実施例1と同様にして窒化アルミニウム系粉末を得た。すなわち、実施例1の第1粉末を実施例5のサンプルとした。
実施例6
平均粒径D50:25μmとなるように粒度を調整しながら粉砕して第1粉末を調製し、かつ、熱処理温度を1710℃とし、熱処理時間を1時間としたほかは、実施例1と同様にして窒化アルミニウム系粉末を得た。上記の第1粉末は、アルカリ土類金属元素及び希土類元素の含有量が0.0重量%であり、酸素含有量が0.1重量%であり、ケイ素含有量が346重量ppmであり、鉄含有量が696重量ppmであった。
実施例7
平均粒径D50:15μmとなるように粒度を調整しながら粉砕して第1粉末を調製し、熱処理温度を1710℃とし、熱処理時間を1時間としたほかは、実施例1と同様にして窒化アルミニウム系粉末を得た。上記の第1粉末は、アルカリ土類金属元素及び希土類元素の含有量が0.0重量%であり、酸素含有量が0.1重量%であり、ケイ素含有量が347重量ppmであり、鉄含有量が697重量ppmであった。
比較例1
粒度を調整しながら粉砕して平均粒径D50:250μmの第1粉末を調製したほかは、実施例1と同様にして窒化アルミニウム系粉末を得た。上記の第1粉末は、アルカリ土類金属元素及び希土類元素の含有量が0.0重量%であり、酸素含有量が0.1重量%であり、ケイ素含有量が349重量ppmであり、鉄含有量が691重量ppmであった。
比較例2
平均粒子径250μmのアルミニウム粉末(純度99.7重量%)50重量%と実施例7で得られた窒化アルミニウム系粉末50重量%となるよう混合し、高さ100mm×幅100mm×奥行き300mm(外寸法)のカーボン製坩堝に60mmの高さまで充填した。幅100mm×奥行き240mm(外寸法)のカーボン製板を前記坩堝に載せ、これを炉内に設置した。炉内は6気圧の窒素雰囲気とした。続いて、アルミニウム粉末の一端より電気ヒーターにて加熱し、反応させた。得られた粉末をアルミナ製乳鉢で粉砕した。粉砕に際し、都度粒度を確認しながら粉砕を進めることによって平均粒径D50:8μmに調整し、窒化アルミニウム系粉末を得た。
比較例3
窒化アルミニウム粉末として市販の窒化アルミニウム粉末(H.C.Starck社製「AT-9」、平均粒径D50:15μmを用いた。
比較例4
窒化アルミニウム粉末として市販の窒化アルミニウム粉末(H.C.Starck社製「B」、平均粒径D50:3μmを用いた。
比較例5
窒化アルミニウム粉末として市販の窒化アルミニウム粉末(株式会社トクヤマ製「H」、平均粒径D50:1μmを用いた。
比較例6
窒化アルミニウム粉末として市販の窒化アルミニウム粉末(古河電子株式会社製「FAN-f80」、平均粒径D50:80μm)
試験例1
実施例及び比較例における粉末(試料)について、下記に示す各物性の評価を行った。その結果を表1に示す。
(1)粒度
レーザ回折・散乱式粒子径分布測定装置「MT3000II」(マイクロトラック・ベル株式会社製)にて測定を行った。
(2)組成・成分
(2-1)アルカリ土類金属元素及び希土類元素の含有量
試料を水酸化ナトリウム水溶液に加え、加圧容器内で120℃に加熱することによって溶解させた。溶解させた水溶液をICP発光分光分析装置「iCAP6500DuoView」(サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社製)にて分析した。
(2-2)酸素含有量
試料を酸素・窒素分析装置「EMGA-920」(株式会社堀場製作所製)を用いて分析した。
(2-3)鉄含有量
試料を水酸化ナトリウム水溶液に加え、加圧容器内で120℃に加熱することによって溶解させた。溶解させた水溶液をICP発光分光分析装置「iCAP6500DuoView」(サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社製)にて分析した。
(2-4)ケイ素含有量
試料を水酸化ナトリウム水溶液に加え、加圧容器内で120℃に加熱することによって溶解させた。溶解させた水溶液をICP発光分光分析装置「iCAP6500DuoView」(サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社製)にて分析した。
(2-5)炭素含有量
試料を炭素・硫黄分析装置「EMIA-920V」(株式会社堀場製作所製)を用いて分析した。
(3)結晶子径測定方法
株式会社リガク製「SmartLab」を用い、波長は0.15418nmのX線を使用し、試料のX線回折測定より得られた(100)面 2θ=33.2deg付近のピークを解析し、シェラー(Scherrer)法によってシェラー定数Kは「0.94」を、ピークの幅は「半値幅」を使用し、結晶子径(nm)を算出した。
(4)試料及び高分子材料を含む組成物の熱伝導度測定
下記条件で試料粉末と高分子材料を混合し、組成物(測定用試料)を作製したうえでその熱伝導度測定した。
高分子材料として17gのエポキシ樹脂(「jER807」三菱化学株式会社製)及び3.7gのエポキシ樹脂硬化剤(「EDR-148」ハンツマン・ジャパン株式会社製)を用い、この材料と、評価する試料粉末138.5gとを混練し、脱泡した。この組成物を直径10mm×厚さ3mmとなる量で金型に充填し、温度120℃及び圧力60kg/cmにて10分で硬化させた。100℃×1時間の条件でポストキュアし、熱伝導用試料とした。
熱伝導度については、熱定数測定装置「TC-1200RH」(アドバンス理工株式会社製)を用いて測定した。なお、硬化しなかったもの(成形体としての形状を維持できなかったもの)は、表1中では「硬化不良」と表記した。
Figure 0007142464000001
表1の結果からも明らかなように、実施例の窒化アルミニウム系粉末は、結晶子径が比較的大きく、また組成も所定の範囲内に制御されていることから、優れた熱伝導性等を発揮できることがわかる。

Claims (5)

  1. 窒化アルミニウム系粒子からなる粉末であって、
    (1)平均粒径D50が15~200μmであり、
    (2)シェラー(Scherrer)法による結晶子径が130nm以上であり、
    (3)アルカリ土類金属元素及び希土類元素の合計含有量が0.1重量%以下であり、
    (4)酸素含有量が0.5重量%以下であり、
    (5)ケイ素含有量が1000重量ppm以下であり、鉄含有量が1000重量ppm以下である、ことを特徴とする窒化アルミニウム系粉末。
  2. 炭素含有量が0.1重量%以下である、請求項1に記載の窒化アルミニウム系粉末。
  3. 比表面積が0.5m/g以下である、請求項1又は2に記載の窒化アルミニウム系粉末。
  4. 請求項1~3のいずれかに記載の窒化アルミニウム系粉末及び高分子材料を含む高熱伝導性組成物。
  5. 発熱する部品を搭載する機器の構成部材として用いられる、請求項4に記載の高熱伝導性組成物
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