JP7141702B2 - 乗用水田除草機 - Google Patents

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Description

本発明は、田植え後の水田において、条植えされた稲株の周囲に発生する雑草を除去する乗用水田除草機に関する。
近年無農薬農業などにおいて除草剤を使用しないような場合では、田植え後の水田において、条植えされた稲株の周囲に発生する雑草を除去する必要が生じた。これに応じて歩行型の除草機などが用いられていた。しかしながら、歩行型の除草機では多大な労力が必要なため、労力軽減のため特許文献1に記載されたような動力を用いた除草機が提案された。この水田除草機では、田植え機などの乗用機体の後部に除草装置が連結され、複数の条間除草ロータを複数の条間に作用するように機体横方向に沿って並列配備してなる条間除草機構を備えて構成された。
特許文献1に記載の水田除草機であれば、田植え機の後部の田植え装置に替えて除草装置を牽引することで、乗用作業により少ない労力で除草作業を行うことが可能となった。
しかしながら、後部に除草機があると、後方にある除草機を稲の条間に合わせる必要があるとともに、走行輪も同時に稲の条間に合わせる必要があり、これらがずれると稲を踏み潰してしまうことがあった。
そこで、特許文献2に記載された乗用水田除草機では、左右の前輪と中央の後輪の3輪式であって、前輪の前方の除草部と、前輪と後輪の間の運転席を配置した乗用走行機体に、エンジンと、駆動部と、後輪の向きで機体を旋回する操向部とを設けた。後輪の位置は、その走行軌跡が走行機体の最小旋回時の旋回外側の前輪と同じになる距離だけ、前輪から離して設置した。
特許文献2に記載の乗用水田除草機では、除草部を前方に配置したためその状態が容易に視認でき、除草機や走行輪が稲の条間からずれにくくなり、稲を踏みつぶしてしまうことも少なくなった。また、旋回時も、稲の踏み潰しを減らすことができた。
特開2000-300006号公報 特開2006-6244号公報
しかしながら、このような乗用水田除草機では、構造が複雑化し大型化したため、圃場への入出場や、深い圃場に嵌ってしまった場合、圃場までの運搬など、その重量により取り扱いが困難となる場合があった。
本発明が解決しようとする課題は、軽量で取り扱いや運搬が容易な乗用水田除草機を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の乗用水田除草機では、除草装置を有する除草部と、駆動輪を備え地面に対して推進させる推進部と、推進方向を操舵するハンドルとを備えた前部車体と、座席と、当該座席を地面に対して支持する後輪とを備えた後部車体と、前記前部車体と前記後部車体を操舵可能に軸支する連結部とを備えた。
前記乗用水田除草機は、前記前部車体と前記後部車体とを分離可能に構成されることが好ましい。
前記ハンドルは、前記ハンドルを直進方向に付勢するセンタリング機構を備えることが好ましい。また、直進方向に固定するセンターロック機構を備えることが好ましい。
また、前記除草装置を駆動する第1駆動源と、前記駆動輪を駆動する第2駆動源を備えることが好ましい。
前記ハンドルは、左右に延びる棒状に構成され、前記駆動輪の駆動源の操作部が、前記ハンドルの左右のいずれにもそれぞれ配設されることが好ましい。
前記除草部は、前記駆動輪に対して、前記除草装置を上方に跳ね上げる待機状態と、前記除草装置を下方に降ろして除草可能な使用状態とに、変位可能に軸支する除草部変位機構を備えることが好ましい。
前記除草部は、前記除草装置を上方に跳ね上げる方向に当該除草装置を付勢する除草部付勢機構を備えることが好ましい。
前記除草部は条植えされた稲株の複数の条間を除草する条間除草機構を備え、駆動輪に対して、ローリング可能に軸支されているとともに、駆動輪の軸と平行になるように付勢する除草部スタビライザを備えることが好ましい。
前記後輪は、一対の車輪を備え、条植えされた稲株の条間に合わせて前記一対の車輪の幅を調整する車幅調整機構を備えることが好ましい。
前記後輪に対する前記座席の高さを調整する高さ調整機構を備えることが好ましい。
前記後部車体には、前記後輪に接触して当該後輪の泥を落とす泥落としを備え、当該泥落としは着脱可能に構成されていることが好ましい。
また、前記連結部は、前記前部車体の前側連結部と、前記後部車体の後側連結部を回動軸により連結する構成であり、前記前側連結部と前記後側連結部とを、同軸の相対位置に仮止めする連結仮止め機構を備えることが好ましい。
本発明の乗用水田除草機によれば、座席からを操舵する場合に、複雑なステアリング構造によらず、前部車体に配設したハンドルによりダイレクトに行うため、軽量で簡易な構造とすることができる。そのため、乗用することで少ない労力で除草ができるとともに、軽量で取り扱いや運搬が容易となる。
本実施形態の乗用水田除草機の斜視図。 本実施形態の乗用水田除草機の正面図。 本実施形態の乗用水田除草機の左側側面図。 本実施形態の除草部スタビライザを示す斜視図。 本実施形態の除草部変位機構による使用状態を示す右側側面図。 本実施形態の除草部変位機構による待機状態を示す右側側面図。 本実施形態の除草部付勢機構を示す左側側面図。 本実施形態の連結部近傍示す斜視図。 本実施形態の乗用水田除草機を前部車体と後部車体に分離した左側側面図。 仮止めしていない状態の連結仮止め機構を示す斜視図。 仮止めした状態の連結仮止め機構を示す斜視図。
以下、本発明を具体化した乗用水田除草機の一実施形態を図1~図9にしたがって説明する。なお、説明において、乗用水田除草機の進行方向を「前方」とし進行方向側を「正面」、乗車した作業者から見て右側を「右側」という。
<全体構成>
図1~3を参照して乗用水田除草機1の全体構成を説明する。図1は乗用水田除草機1の斜視図、図2は正面図、図3は左側の側面図である。本実施形態の乗用水田除草機1の前部車体2は、除草装置10を有する除草部5と、駆動輪61を備え除草部5を地面に対して推進させる推進部6と、推進方向を操舵するハンドル70を備える。また、後部車体3は、座席8と一対の車輪からなり座席8を地面に対して支持する後輪9を備える。そして前部車体2と後部車体3は、連結部4(図3)により垂直な軸で回動可能に連結されている。このハンドル70と連結部4により、乗用水田除草機1の操舵部7が構成されている。
このように構成された本発明の乗用水田除草機1では、作業者は、座席8に着座して、前方のハンドル70を把持して操舵しながら田植え後の水田の条植えされた稲株の条間を駆動輪61により前進しながら、条植えされた稲株の条間に発生する雑草を除去する。
<除草部>
図1~3を参照して、除草部5を説明する。除草部5は、乗用水田除草機1の前部に配置され、雑草を掘り起こす除草装置10と、除草装置10の水平を維持する除草部スタビライザ30と、除草装置10の昇降を可能とし、かつ適切に地面へ接地させる除草部付勢機構40を備える。
<除草装置>
除草装置10は、車体幅方向中央の除草装置支持フレーム31に支持されたギヤボックス13と、このギヤボックス13から上方に延びて動力を伝達する動力伝達軸12と、動力伝達軸12の上端において駆動力与えるエンジンからなる第1駆動源11を備える。ギヤボックス13から幅方向に水平に延びた条間ロータ駆動軸14に回転力が伝達される。この、条間ロータ駆動軸14により6つの条間ロータ15が駆動される。6つの条間ロータ15は、中央部を除き、条間に合わせて左右に3つずつ配置されている。条間ロータ15は、条間ロータ駆動軸14に駆動されるロータ本体16と、このロータ本体16の周りに設けられた爪17を備える。爪17は、ロータ本体16から幅方向に複数列(ここでは、5列、両端は4列)で、放射状に突出して設けられ、地面において進行方向側に傾けられ、進行方向と同じ方向に回転し水田の条間の土を攪拌することで雑草を除去する。
ギヤボックス13からステーを介して、条間ロータ15の前側の地面に近い位置で水平な幅方向に延びる横フレーム20を備える。この横フレーム20には、ロータ本体16及び爪の両サイドを覆うように、巻き込み防止カバー21(分草板)が設けられ、稲株の巻き込みを防止している。
なお、中央部には、ギヤボックス13が配置されているため、条間ロータ15は、配置されていない。中央部は、駆動輪61が通過する部分を挟んで、下部が後方に傾いた3本のくし歯状のそり19(図2)が左右に一対設けられる。一対のそり19は、回転しないで、中央の条間の内側両サイドをガイドするように進む。そして、そり19の通過後に駆動輪61が通過して、駆動輪61のパドルにより土が掻きまわされて雑草が除草される。
<除草部スタビライザ>
図4は、除草部スタビライザ30の要部を示す斜視図である。除草部スタビライザ30は、乗用水田除草機1の推進部6に対して、除草装置10のロール(図2においてRで示す進行方向を軸とする傾き)の安定を図るものである。除草装置10は、除草装置支持フレーム31に全体が支持されている。除草装置支持フレーム31の後端部には、後方に水平に突出するローリング回転軸34が配設されている。このローリング回転軸34は、乗用水田除草機1の後方に延びる除草部支持フレーム37の前端に設けられた円筒状の除草装置軸支部35により外嵌され、すなわち除草装置支持フレーム31は、除草装置軸支部35によりR方向に回動自在に支持される。一方、除草装置支持フレーム31の上端から後方に延びる水平な板状のばね支持部32が突設される。除草装置軸支部35の上端とばね支持部32とは、対向するように配設され、その間にコイルスプリングからなるローリング規制ばね33がそれぞれを固定される。ローリング規制ばね33は、推進部6に対して除草装置10が傾いていない、つまり、推進部6が垂直で、除草装置10が水平な状態であるときには、このローリング規制ばね33には、応力が生じていない。この状態から除草装置10が傾いたときには、ローリング規制ばね33に応力が生じて弾性変形するため、ローリング規制ばね33は、元に戻ろうとする。すなわちローリング規制ばね33は、除草装置10を水平な状態に戻そうとする。
なお、除草装置軸支部35に螺入された固定ねじ36を締め込むことで、固定ねじ36の先端が、ローリング回転軸34に設けられた除草装置10の水平位置に対応した面取り部分に圧接され、除草部スタビライザ30の効果を停止し、除草部5が水平な状態で回動しないようにすることができる。
また、除草装置軸支部35に螺入された虫ねじ(いもねじ)からなる調整ねじ38を締め込むことで、ローリング回転軸34に対する摺動抵抗を変化させてショックアブソーバとして働き、ローリングの戻り速さを調節することができる。
<除草部変位機構>
図5は、除草装置10を下方に降ろして除草可能な使用状態とした状態を示す図であり、図6は、除草装置10を上方に跳ね上げ待機状態とした図である。除草部変位機構39は、このように除草装置10を上方に跳ね上げ、下方に降ろすように変位させる構成である。乗用水田除草機1においては、除草する場合には、除草装置10の爪17が水田の土を攪拌する位置としなければ除草ができないため、除草時には図5の状態とする。しかしながら、移動や転回するときには、図5の状態であると、条間からずれた条間ロータ15と稲株が干渉して稲株を傷つけてしまう。また、圃場の入出場の場合は、土地の起伏を乗り越える場合の障害となる。そこで、除草装置10を図6に示すように跳ね上げる必要がある。
図7は、除草部5を跳ね上げる除草部変位機構39の構成を説明する図である。説明に当たり、一部の構成を省略して示す。除草部5を支持する除草部支持フレーム49は、第1固定関節48により推進部6の一部であるギヤボックス13に回動自在に支持される。なお、図示しないが、除草部支持フレーム49の下方向の回動は規制されている。この除草部支持フレーム49の中央部近傍には上方に突出するリンクステー50が設けられる。一方、ギヤボックス13に固定されているハンドルフレーム44の上端近傍には、作業者が操作する、跳ね上げレバー41が前方斜め上方向に向かって、レバー軸(第2固定関節)43により回動可能に軸支されている。この跳ね上げレバー41と同軸でレバー軸(第2固定関節)43により回動可能に軸支されるとともに、この跳ね上げレバー41と同期して回動するように固定された駆動リンク42が、跳ね上げレバー41よりやや上方(図において時計回り方向)に分岐するように設けられる。また、中間リンク45の一端が、駆動リンク42の先端にピン(関節)46により回動自在に固定され、中間リンク45の他端が、リンクステー50の先端にピン(関節)47により回動自在に固定される。
このような構成により、作業者が跳ね上げレバー41を引き寄せると、駆動リンク42が連動してレバー軸(第2固定関節)43を軸に引き起こされ、時計回りに変位する。駆動リンク42にピン46を介して中間リンク45が変位する。中間リンク45は、ピン47を介してリンクステー50を引き起こす。その結果、除草装置10を支持している除草部支持フレーム49が、第1固定関節48を支点に跳ね上げられる。
つまり、作業者が跳ね上げレバー41を引き寄せると、除草部5が跳ね上げられる。
<除草部付勢機構>
除草部付勢機構40は、図7に示すように、第1ガススプリング51の一端が、ギヤボックス13の第1固定関節48の下方にあるピン52により回動自在に固定され、他端が除草部支持フレーム(従動リンク)49の前端下部にピン53により回動自在に固定されている。第2ガススプリング54の一端は、ギヤボックス13の第1固定関節48の後方にあるピン52により回動自在に固定され、他端が除草部支持フレーム(従動リンク)49のリンクステー50の上端近傍にピン55により回動自在に固定されている。第1ガススプリング51、第2ガススプリング54は、伸長するように付勢しており、除草部5を上昇する方向に付勢する。
なお、除草装置10の重量などにより、第1ガススプリング51、第2ガススプリング54の調整装置(不図示)によりガス圧を調整して、適正な接地圧に調整する。
<操舵部>
図3に示すように、操舵部7は乗用水田除草機1を操舵する機構であり、ハンドル70と連結部4とから構成される。
<ハンドル>
ハンドル70は、図1~3に示すように、座席8に向かって左右に拡がって延びる一対の棒状部材である。
図8は、操舵部を示す斜視図である。ハンドル70の付け根には、垂直な一対の対向する板状のハンドルステー71が下方に突設されている。ハンドルステー71の下端近傍には穴が穿設され、ハンドルフレーム44の上方に突設されたハンドル支持部72に設けられた穴に、ハンドルステー回動軸73が挿入されてねじ止めされ、ハンドルステー71がハンドル支持部72に対して回動可能に固定される。
図7に示すように、ハンドルステー71には、幅方向を軸とする円筒面からなるハンドル角度スライダ74が設けられ、ハンドルフレーム44側には、ハンドル角度スライダ74と面接触して摺動する円筒面形状のハンドル角度固定部75が設けられる。ハンドル角度スライダ74には、摺動方向に沿った長孔が設けられ、この長孔を介してハンドル角度固定部75にハンドル調整ねじ76が螺着される。このため、ハンドル調整ねじ76を緩めることで、ハンドル角度固定部75に対して、ハンドル角度スライダ74が摺動し、これに伴いハンドルステー71に固定されたハンドル70の角度が前後方向に揺動して変化する。
<操作部>
図1、図2に示すようにハンドル70先端のグリップ近傍には、内燃機関からなる第2駆動源68のスロットルレバーである操作部77が配置されている。なお、接続するケーブルは図示を省略している。この操作部77により、駆動輪61の回転速度を制御することができる。この操作部77は、左右対称に一対設けられ、ハンドル70を大きく切った時でも、必ずいずれかが操作しやすい位置となるようになっている。
また、草装置10を駆動する内燃機関からなる第1駆動源11のスロットルレバーである除草装置操作部78が、跳ね上げレバー41の先端のグリップ近傍に配設されている。なお、接続するケーブルは省略している。このため、除草装置10の昇降時に、同時にスロットル操作を行うことができる。例えば、圃場内作業時、除草装置10を上げる動作と同時に除草装置操作部78を操作して条間ロータ15の回転を止めることができる。また、除草装置10を下げると同時に除草装置操作部78を操作して条間ロータ15を回転させることができる。
なお、第1駆動源11の除草装置操作部78を、第2駆動源68の操作部77と別の場所に設けることで、誤操作を抑制することができる。
<連結部>
図9に示すように連結部4は、前部車体2と後部車体3を操舵可能に回動ピン82(回動軸)で軸支する構成である。図8に示すようにハンドルフレーム44の後端には、側面視断面コ字状の前側連結部80が設けられる。上下はおおむね正方形で中央に穴が形成されている板状部材である。本体フレーム90の先端には、垂直な軸を有した円筒状の後側連結部81が設けられる。この前側連結部80の穴と、後側連結部81の穴は同径で、ここに回動ピン82が挿入される。
このため、連結部4により、前部車体2と後部車体3が操舵可能に軸支される。
また、図9に示すように、回動ピン82を上方から引き抜けば、前部車体2と後部車体3とは、容易に分離することができる。
<センタリング機構>
図8に示すように、円筒形の後部連結部81には、例えば、ばね用冷間圧延鋼帯やステンレス鋼などの弾性体からなる一対の板ばね81aが左右から前側連結部80の前部の両側端面に当接するように固定されている。このため、ハンドル70が直進方向にあるときには、その状態を維持する。また、ハンドルが右または左に操舵された場合には、いずれかの板ばね81aが弾性変形して、ハンドル70を直進方向に向けるように後側連結部81を付勢する。
<センターロック機構>
前側連結部80の上側後端には、センターロック機構を構成するロック装置83が配設される。ロック装置83は、前側連結部80の上側後端の一辺に沿った円筒形の軸受けが形成され、ここに挿入された軸83bの両端には、一対の小判形の板状部材からなるロック板83aが対向して固定されている。なおロック板83aの間には補強材83cが架設されている。本体フレーム90の前端は、円筒形の後側連結部81の側面に固定されており、乗用水田除草機1が直進する場合は、本体フレーム90がロック板83aの間に入り、ロック板83aが自重で下方に回動して、本体フレーム90の回動を規制するロック状態となる。また、ロック板83aを持ち上げて、前側に回動すれば、前側連結部80の上方に載置され、自重でロックが解除された状態となる。
このため、圃場外の移動時にロック装置83によりハンドル70がふらつかないようにすることができる。
<後部車体>
図3に示すように、本体フレーム90は、連結部4から斜め下方に連続し、屈曲して水平に後方に延びる。
<座席>
本体フレーム90の後端から上方に向けて座席ステー91が設けられる。座席ステー91の上端には、椅子型のシート92が配置される。
<高さ調整機構>
高さ調整機構を構成する座席ステー91は、本体フレーム90に固定された外筒91aと、外筒91aの内部に挿入された内筒91bとから構成され、シート92は、内筒91bの上端に固定される。内筒91bは、外筒91aに対して調整ねじ91cで任意の位置で固定できるため、シート92の高さは任意に調整することができる。
<前後スライド機構>
また、シート92には、シート92を前後にスライドさせるスライド機構93が設けられ、シート92は、前後方向にも任意の位置に調整することができる。
<車幅調整機構>
図1、図3に示すように座席ステー91から後方に向けて後フレーム94が後方に水平に設けられる。後フレーム94の後端には、車幅調整機構としての後輪調整機構95が配設される(図1参照)。後輪調整機構95は円筒状に設けられる。この後輪調整機構95に、円筒状の後輪ステー96が左右から挿入される。後輪ステー96は、後輪調整機構95に挿入される水平な水平部96aと、ここから屈曲して斜め下後方に延びる傾斜部96bとからなる。
後輪ステー96は、車幅調整機構としての後輪調整機構95に挿入し、任意の位置でねじ止めすることで、車幅調整機構として後輪97を条間に合わせた位置に調整することができる。
<車高調整機構>
また、ねじを緩めることで、車高調整機構としての円筒状の後輪調整機構95内で、後輪ステー96を回転させ、任意の位置でねじ止めすることで、車高調整機構として、図3に示すように、後輪97の座席8に対する高さを調整することができる。圃場が軟弱で後輪97の沈み込みが大きいときには、図3で実線で示す後輪97の位置から2点鎖線で示す位置に調整することで、座席8を水平に維持することができる。
また、後輪ステー96を後輪調整機構95から引き抜くことで、運搬時によりコンパクトに、より軽量にすることができる。この後輪調整機構95は、座席ステー91とともに、後輪97に対する座席8の高さを調整する高さ調整機構の別の態様を構成する。
<後輪>
傾斜部96bの下端には、後輪97が装着される。後輪97は、鉄製の部材で後輪ステー96の傾斜部下端部に回転可能に支持されるハブ97aと、ハブから4方に放射状に延びるスポーク97bと、円環状の外輪97cとからなる。
後輪97は、後輪調整機構95により分解することができるが、後輪97は、前部車体2の除草部5や推進部6の質量を支える必要がないため、極めて軽量な構成とすることができる。後部車体の運搬時なども、容易に運搬することができ、取り扱いが容易なものとなる。
また、後輪ステー96の傾斜部96bには、泥落とし98が装着される。泥落とし98は、後端に切り込みの入ったゴム板が配設され、回転する後輪97の外輪97cに接触して泥を掻き落とす。基端がねじ止めされて固定され、不要時には外すことができる。
(実施形態の作用)
このように構成された本実施形態の作用について説明する。
○本実施形態の乗用水田除草機1は、図3に示す組み立て状態から、搬送する場合には、図9に示すように、前部車体2と後部車体3に分離することができる。さらに、後輪97は、後輪ステー96とともに、後輪調整機構95により容易に取り外して分解することができる。この場合、分離した前部車体2は、手持ち除草機として単独で操作でき、作業者が手持ちで駆動輪61によりで自走することもできる。
このため、車両に板を架け渡せば、一人でも車両に前部車体2を積み込むことができ、分解した後部車体3を隙間に詰めれば、狭いスペースの小型車両でも容易に搬送できる。
○また、前述のように分離した前部車体2は、手持ち除草機として単独で操作でき、実際に除草をすることもできる。除草装置10は、実施形態では、7条の大型のものを例示したが、2条や3条の除草装置に交換すれば、狭いところでも使用できる手持ちの除草機として有効に活用することができる。
○また、従来のステアリング機構を用いた自走式の除草機とは異なり、比較的軟弱で深い圃場でも、全体の質量が小さいため、はまり込みなどが少ないので、そのまま通常通り使用できる。この場合、沈み込みが大きい場合は、高さ調整機構(座席ステー91、後輪調整機構95)を用いて座席の高さを調整すれば、円滑に除草することができる。
〇また、沈み込みが大きいときには、泥落とし98を外せば、障害にならない。
○操舵は、従来の手押し式と同じ、ハンドル操作で直感的に行うことができる。この場合、板ばね81a(センタリング機構)により、圃場のうねりや傾きによっても、直進方向を維持するように作業者を補助する。多条の除草で、除草装置へのキックバックが大きいような場合は、簡単にハンドル70をセンターロック機構(ロック装置83)でロックすれば作業者は、軌道修正の時だけロックを解除して操舵すればよい。また、圃場外の移動時にセンターロック機構(ロック装置83)によりハンドル70がふらつかないようにすることができる。
○また、圃場の縁など、除草装置10が水平を保てないような場合でも、除草部スタビライザ30により、傾きを吸収して安定して除草できる。逆に、作業者がバランスを崩したような場合でも、除草部スタビライザ30により倒れないように保持してくれる。
〇土地の傾きが大きいなどローリングが大きく、安定しない場合は、調整ねじ38を絞め込めば、ローリングを抑制して安定する。さらに、固定ねじ36を締め込めば、ローリングしないように固定することができる。
○圃場内で転回するような場合は、除草部変位機構39により除草装置10を跳ね上げるだけで稲株を痛めることがない。除草装置10を跳ね上げる場合は、跳ね上げレバー41を把持して引っ張るだけで、除草部付勢機構40の効果で、多条の除草装置10であっても軽い力で跳ね上げることができる。
○また、除草装置10を交換して重量が変化した場合には、除草部付勢機構40の第1ガススプリング51、第2ガススプリング51の付勢力を調整して適切な接地圧とする。
○条間が後輪とあわないような場合には、車幅調整機構としての後輪調整機構95により適正な間隔に調整する。
(実施形態の効果)
上記実施形態の除草機によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態の乗用水田除草機では、座席から乗用水田除草機を操舵する場合に、複雑なステアリングによらず、前部に配設したハンドルによりダイレクトに操舵を行う構成を採用したため、軽量で簡易な構造とすることができる。そのため、乗用することで少ない労力で除草ができるとともに、軽量で取り扱いや運搬が容易となる。
(2)連結部において、除草部及び駆動輪とハンドルを有する前部車体と、比較的軽量な後部車体に分離すれば、小型の車両などでも運搬できる。
(3)特に、前部車体は、駆動輪とハンドルにより手押し除草機のように、前部車体のみでも使用できる。また、後部車体は比較的軽量であるため、人手による運搬が可能となるため、圃場への入出場なども容易にできる。
(4)ハンドル70は、直進方向に固定するセンタリング機構及びセンターロック機構を備えたため、直進方向に付勢され、駆動輪が地面からのキックバックなどが大きい場合は、ハンドルをロックすることで、安定した直進ができる。条間からずれそうなときは、ロックを解除すれば、容易に修正することができる。
(5)除草装置10を駆動する第1駆動源11と、駆動輪61を駆動する第2駆動源68を備えたため、第1駆動源と除草装置、第2駆動源と駆動輪を近接して配置し、直接駆動することができるため、動力伝達機構が簡易で、構造が単純になり、その質量も小さくすることができるため、乗用水田除草機を軽量で簡易な構造とすることができる。
(6)ハンドル70は、左右に延びる棒状に構成され、第2駆動源68の操作部77が、ハンドル70のいずれにも配設されたため、例えば、ハンドル大きく切って操舵しながら、駆動輪などの速度を調整する場合に、左右いずれに切っても、いずれかの操作部を容易に操作することができる。
(7)除草部5は、除草部変位機構39により、推進部6に対して除草装置10を上方に跳ね上げる待機状態と、下方に降ろして除草可能な使用状態とに、変位可能に軸支されているため、除草装置10を上方に跳ね上げることで、容易に圃場での転回や、圃場外での移動ができる。
(8)除草部5は、上方に跳ね上げる方向に付勢する除草部付勢機構40を備えたため、比較的質量が大きな除草部でも、容易に上方に跳ね上げて待機状態とすることができる。また、使用時には、付勢力を調整することにより除草部の質量に応じて適正な強さで除草部を地面に接触させることができる。
(9)除草部5は条植えされた稲株の複数の条間を除草する条間除草機構を備え、駆動輪61に対して、ローリング可能に軸支されているとともに、駆動輪61の軸と平行になるように付勢する除草部スタビライザ30を備えたため、駆動輪61が地面に対して傾いた状態となったときでも、除草部5を地面に応じた角度とすることができる。また、逆に駆動輪61が傾かないようにサポートすることができる。
(10)後輪97は、一対の車輪を備え、条植えされた稲株の条間に合わせて前記一対の車輪の幅を調整する車幅調整機構としての後輪調整機構95を備えたため、除草部の幅に合わせて、一対の車輪の幅を調整することができる。
(11)後輪97は、後輪97に対する座席8の高さを調整する高さ調整機構(座席ステー91)、及び後輪97の座席8に対する高さ調整をする車高調整機構としての後輪調整機構95を備えた。そのため、圃場の地面の状態により、地面が柔らかく後輪が沈み込むようなときは座席高さを高くし、地面が固いような場合は座席を低くすることで、水平な状態を維持し適正な運転ができるようにすることができる。
(12)後部車体3には、後輪97に接触して後輪の泥を落とす泥落とし98を備え、泥落とし98は着脱可能に構成されているため、後輪97の泥を落とすことで、泥が稲に掛かることを抑制するとともに、取り外すことで、稲が後輪と泥落としの間に稲が巻き込まれることを抑制する。
なお、上記実施形態は、当業者であれば以下のように変更して実施することもできる。
〇図10、図11に示すように、連結部4は、連結仮止め機構84を備える。連結仮止め機構84は連結ガイド85とガイド軸80bとからなり、前部車体2と後部車体3を連結するときに、前側連結部80と後側連結部81を回動軸となる回動ピン82により軸支する場合に、その位置決めをガイドする構成である。図9に示すような状態から、前部車体2と後部車体3を連結するときには、前側連結部80と後側連結部81の孔を、回動ピン82が挿入できるように、中心を合わせる必要がある。
このとき、図10に示す連結ガイド85は、本体フレーム90の右端部において、後側連結部81の下方側に延びるように、前方に水平に突出するように形成され、その前端部は、連結部4の回動中心を中心とする円弧を描くフック状に形成されている。一方、前側連結部80は、連結部4の回動中心を中心とする円筒状のガイド軸80bを備えている。
前側連結部80の孔には、上下にブッシュ80c、80dが配置され、後側連結部81の孔には、上下にブッシュ81b、81cが配置され、いずれも樹脂製で、回動ピン82の挿入と回動を容易にしている。
前部車体2と後部車体3を連結する場合には、まず、これらを持ち上げるようにして、連結ガイド85先端のフック状の部分を、ガイド軸80bに引っ掛けるように位置を合わせる。そして、後側連結部81を前側連結部80に嵌め込む。そうして、この状態で持ち上げていた力を抜けば、連結部4は重力で下がろうとするので、連結ガイド85のフック状の部分にガイド軸80bが押し付けられるとともに、後側連結部81が前側連結部80に押し付けられることで、重力により相対位置が図11に示す位置に固定される。このため、前側連結部80と後側連結部81の孔が、回動ピン82が挿入できるように、中心が合う。また、ブッシュ80c、80d、81b、81cにより、回動ピン82を容易に挿入することができる。また、連結を解除する場合に、操舵する場合も円滑に取り扱うことができる。
なお、連結仮止め機構84は、連結ガイド85とガイド軸80bに限定されるものではなく、当業者であれば、力を加えない状態で、連結ガイド85とガイド軸80bの孔の中心が一致する状態で維持できる構成とすることができる。
〇センタリング機構には、例として後部連結部81に設けられた板ばね81aが用いられているが、例えば、前側連結部80側に設けてもよいし、板ばねに限らず、トーションばねやその他のばね、さらにゴムなどの弾性体を用いて、バンドルを直進状態に付勢するものでもよい。
〇実施形態においては、前部車体2と後部車体3とは、連結部4において分離可能な構成を示したが、例えば、後部車体3の本体フレーム90の連結部4の近傍において、嵌合などの周知の構成で分離可能に構成することができる。この場合、連結部4が回動することと、後部車体3が上下動するため、位置合わせが容易にできる。
〇後輪調整機構95、後輪ステー96は、例えば、トーションスプリングなどからなるサスペンション装置を備えてもよい。
〇また、後輪調整機構95、後輪ステー96は、角パイプにより構成することで、剛性を高めたような構造としてもよい。
〇除草装置10は、7条のものを例示したが、何条のものでもよい。
○除草装置10は、爪17のようなタイプに限らず、カッターのようなものでもよい。
〇除草装置10に、フロートやそりなどを備えることもできる。
〇後部に溝切板を装着して、条間に合わせて牽引すれば溝切をすることもできる。
〇回転式レーキなどの株間除草装置を装着して株間除草を同時に行ってもよい。
〇駆動源は、小型内燃機関を例示したが、モータにより駆動するものでもよい。
〇座席は椅子型のものを例示したが、サドル型のものでもよい。
○後輪は、中実タイヤや中空タイヤとしてもよい。
○実施形態は本発明の一例であり、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で当業者により、適宜付加され、削除され、置換されて実施できることはいうまでもない。
1…乗用水田除草機、2…前部車体、3…後部車体、4…連結部、5…除草部、6…推進部、7…操舵部(ハンドル70及び連結部4)、8…座席、9…後輪、10…除草装置、11…第1駆動源、30…除草部スタビライザ、39…除草部変位機構、40…除草部付勢機構、61…駆動輪、68…第2駆動源、70…ハンドル77…操作部、81a…板ばね(センタリング機構)、82…回動ピン(回動軸)、83…ロック装置(センターロック機構)、84…連結仮止め機構(連結ガイド85、ガイド軸80b)、91…座席ステー(高さ調整機構)、95…後輪調整機構(車幅調整機構、車高調整機構(高さ調整機構))、98…泥落とし

Claims (13)

  1. 除草装置を有する除草部と、駆動輪を備え地面に対して推進させる推進部と、推進方向を操舵するハンドルとを備えた前部車体と、
    座席と、当該座席を地面に対して支持する後輪と
    を備えた後部車体と、
    前記前部車体と前記後部車体を相互に回動可能に連結する連結部と
    を備え、
    前記ハンドルを操舵することで前記後部車体に対して前記前部車体が、前記連結部において回動して推進方向が変化することを特徴とする乗用水田除草機。
  2. 前記乗用水田除草機は、前記前部車体と前記後部車体とを分離可能に構成されたことを特徴とする請求項1に記載の乗用水田除草機。
  3. 前記ハンドルを直進方向に付勢するセンタリング機構を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の乗用水田除草機。
  4. 前記ハンドルを、直進方向に固定するセンターロック機構を備えたことを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の乗用水田除草機。
  5. 前記除草装置を駆動する第1駆動源と、前記駆動輪を駆動する第2駆動源を備えたことを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の乗用水田除草機。
  6. 前記ハンドルは、左右に延びる棒状に構成され、前記駆動輪の駆動源の操作部が、前記ハンドルの左右のいずれにもそれぞれ配設されたことを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載の乗用水田除草機。
  7. 前記除草部は、前記駆動輪に対して、前記除草装置を上方に跳ね上げる待機状態と、前記除草装置を下方に降ろして除草可能な使用状態とに、変位可能に軸支する除草部変位機構を備えたことを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載の乗用水田除草機。
  8. 前記除草部は、前記除草装置を上方に跳ね上げる方向に当該除草装置を付勢する除草部付勢機構を備えたことを特徴とする請求項7に記載の乗用水田除草機。
  9. 前記除草部は条植えされた稲株の複数の条間を除草する条間除草機構を備え、駆動輪に対して、ローリング可能に軸支されているとともに、駆動輪の軸と平行になるように付勢する除草部スタビライザを備えたことを特徴とする請求項1~8のいずれか一項に記載の乗用水田除草機。
  10. 前記後輪は、一対の車輪を備え、条植えされた稲株の条間に合わせて前記一対の車輪の幅を調整する車幅調整機構を備えたことを特徴とする請求項1~9のいずれか一項に記載の乗用水田除草機。
  11. 前記後輪に対する前記座席の高さを調整する高さ調整機構を備えたことを特徴とする請求項1~10のいずれか一項に記載の乗用水田除草機。
  12. 前記後部車体には、前記後輪に接触して当該後輪の泥を落とす泥落としを備え、当該泥落としは着脱可能に構成されていることを特徴とする請求項1~11のいずれか一項に記載の乗用水田除草機。
  13. 前記連結部は、前記前部車体の前側連結部と、前記後部車体の後側連結部を回動軸により連結する構成であり、前記前側連結部と前記後側連結部とを、同軸の相対位置に仮止めする連結仮止め機構を備えた請求項2に記載の乗用水田除草機。
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