JP7140233B2 - インクジェット記録方法、及びインクジェット記録装置 - Google Patents
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Description
本発明に係るインクジェット記録方法の一態様は、
水系インク組成物の成分を凝集させる凝集剤を含有する反応液を、記録媒体の記録領域へ付着させる反応液付着工程と、
表面処理顔料を含む顔料分散体と、水と、を含有する水系インク組成物を、インクジェットヘッドから吐出させて前記記録媒体の前記記録領域へ付着させるインク組成物付着工程と、を備え、
前記記録領域において、前記反応液の付着量に対する前記水系インク組成物の付着量が2倍以上20倍以下である領域を有することを特徴とする。
上記適用例において、
前記表面処理顔料として、リン含有基、スルホニル基またはカルボニル基の少なくとも何れかを表面に有する顔料を含むことができる。
上記適用例において、
前記反応液付着工程が、前記インクジェットヘッドから前記反応液を吐出させて前記記録媒体の前記記録領域へ付着させる工程であることができる。
上記適用例において、
前記水系インク組成物の導電率が、500μs/cm以上3100μs/cm以下であることができる。
前記記録媒体を加熱する加熱工程を備え、
前記インク組成物付着工程は、前記加熱工程により加熱された記録媒体に対して前記水系インク組成物を付着させる工程であることができる。
上記適用例において、
前記反応液の付着量に対する前記水系インク組成物の付着量が2倍以上20倍以下である領域における前記反応液の付着量が2.5mg/inch2以下であることができる。
上記適用例において、
前記反応液の凝集剤の含有量が、1質量%以上15質量%以下であることができる。
上記適用例において、
前記反応液の付着量に対する前記水系インク組成物の付着量が2倍以上20倍以下である領域における前記水系インク組成物の付着量が、4mg/inch2以上17mg/inch2以下であることができる。
上記適用例において、
前記凝集剤は、多価金属塩、カチオン性化合物および有機酸からなる群から選択される少なくとも1種であることができる。
上記適用例において、
前記記録媒体が、低吸収性記録媒体または非吸収記録媒体であることができる。
上記適用例において、
前記水系インク組成物において、標準沸点が280℃超の有機溶剤の含有量が3質量%以下であることができる。
上記適用例において、
前記記録領域における前記水系インク組成物の付着量が最大である領域が、前記反応液の付着量に対する前記水系インク組成物の付着量の2倍以上20倍以下である領域であることができる。
1.1.インクジェット記録装置
本実施形態に係るインクジェット記録方法が実施されるインクジェット記録装置の一例について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施形態に係るインクジェット記録方法に使用できるインクジェット記録装置は、以下の態様に限定されるものではない。
次に、本実施形態で用いられる水系インク組成物について説明する。本実施形態で用いられる水系インク組成物は、表面処理顔料を含む顔料分散体と、水と、を含有することを特徴とする。以下、本実施形態で用いられる水系インク組成物に含まれる成分および含まれ得る成分ついて詳細に説明する。
本実施形態において、水系インク組成物は、表面処理顔料を含む顔料分散体を含有する。顔料は、光やガス等に対して退色しにくい性質を有していることから、好ましく用いることができる。そして、顔料を用いてインク非吸収性または低吸収性の記録媒体上に形成された記録物は、画質に優れるだけでなく、耐水性、耐ガス性、耐光性等に優れ、保存性が良好となる。
本実施形態で用いられる水系インク組成物は、水を含有する。水は、水系インク組成物の主となる媒体であり、加熱によって蒸発飛散する成分である。水は、イオン交換水、限外濾過水、逆浸透水、蒸留水等の純水または超純水のようなイオン性不純物を極力除去したものであることが好ましい。また、紫外線照射または過酸化水素添加等により滅菌した水を用いると、顔料分散液およびこれを用いたインク組成物を長期保存する場合にカビやバクテリアの発生を抑制できるので好適である。
本実施形態で用いられる水系インク組成物は、樹脂を水に分散させた樹脂微粒子(すなわちエマルジョン状態、あるいはサスペンジョン状態にして)を含むことが好ましい。樹脂微粒子の樹脂成分は、インクを固化させ、さらにインク固化物を記録媒体上に強固に定着させる作用を有し、特にインク非吸収性または低吸収性の記録媒体上に記録された画像は耐擦性が向上する。
本実施形態で用いられる水系インク組成物は、有機溶剤を含有してもよい。インク組成物が有機溶剤を含有することにより、記録媒体上に吐出された水系インク組成物が濡れ広がり乾燥性が良好となり、画質に優れると共に、耐擦性に優れた記録物を得ることができる。
本実施形態において、水系インク組成物は、界面活性剤を含有してもよい。界面活性剤は、インクの表面張力を低下させることで、記録媒体との濡れ性を向上させる機能を有する。界面活性剤の中でも、例えば、アセチレングリコール系界面活性剤、シリコン系界面活性剤、フッ素系界面活性剤などを好ましく用いることができる。
本実施形態で用いられる水系インク組成物には、その保存安定性およびヘッドからの吐出安定性を良好に維持するため、目詰まり改善のため、又はインクの劣化を防止するため、消泡剤、溶解助剤、粘度調整剤、pH調整剤、酸化防止剤、防腐剤、防黴剤、腐食防止剤、有機溶剤ではない保湿剤、および分散に影響を与える金属イオンを捕獲するためのキレート化剤などの、種々の添加剤を適宜添加することもできる。
本実施形態において、水系インク組成物は、前述した成分を任意の順序で混合し、必要に応じて濾過等をして不純物を除去することにより得られる。各成分の混合方法としては、メカニカルスターラー、マグネチックスターラー等の撹拌装置を備えた容器に順次材料を添加して撹拌混合する方法が好適に用いられる。濾過方法としては、遠心濾過、フィルター濾過等を必要に応じて行なうことができる。
本実施形態において、水系インク組成物は、画像品質とインクジェット記録用のインクとしての信頼性とのバランスの観点から、20℃における表面張力が18mN/m以上40mN/mであることが好ましく、20mN/m以上35mN/m以下であることがより好ましく、22mN/m以上33mN/m以下であることがさらに好ましい。表面張力の測定は、例えば、自動表面張力計CBVP-Z(商品名、協和界面科学株式会社製)を用いて、20℃の環境下で白金プレートをインクで濡らしたときの表面張力を確認することにより測定することができる。
次に、本実施形態に係るインクジェット記録方法で用いられる反応液について説明する。本実施形態で用いられる反応液は、水系インク組成物の成分を凝集させる凝集剤を含有するものである。以下、本実施形態で用いられる反応液に含まれ得る成分ついて詳細に説明する。
本実施形態で用いられる反応液は、水系インク組成物の成分を凝集させる凝集剤を含有する。反応液が凝集剤を含むことにより、後述するインク組成物付着工程において、凝集剤と水系インク組成物に含まれる樹脂とが速やかに反応する。そうすると、インク組成物中の顔料や樹脂の分散状態が破壊され、顔料や樹脂が凝集する。そして、この凝集物が顔料の記録媒体への浸透を阻害するため、インクを早期に固定してブリード抑制し、記録画像の画質の向上の点で優れたものとなると考えられる。その一方で、反応液が凝集剤を含むことにより、記録物の耐擦性、耐湿摩擦性、光沢性、インクの吐出安定性などが低下するという課題が発生するが、後述する本実施形態に係るインクジェット記録方法により、これらの課題は解決する。
本実施形態で用いられる反応液は、水を主溶媒とする水系であることが好ましい。この水は、反応液を記録媒体に付着させた後、乾燥により蒸発飛散する成分である。水としては、イオン交換水、限外濾過水、逆浸透水、蒸留水等の純水又は超純水のようなイオン性不純物を極力除去したものであることが好ましい。また、紫外線照射または過酸化水素添加等により滅菌した水を用いると、反応液を長期保存する場合にカビやバクテリアの発生を防止できるので好適である。反応液に含まれる水の含有量は、反応液の全質量(100質量%)に対して、例えば、40質量%以上とすることができ、好ましくは50質量%以上であり、より好ましくは55質量%以上であり、さらに好ましくは65質量%以上である。
本実施形態で用いられる反応液は、有機溶剤を含有してもよい。有機溶剤を含有することにより、記録媒体に対する反応液の濡れ性を向上させたりすることができる。有機溶剤としては、上述の水系インク組成物で例示する有機溶剤と同様のものを使用できる。有機溶剤の含有量は、特に限定されるものではないが、反応液の全質量(100質量%)に対して、例えば、10質量%以上80質量%以下とすることができ、好ましくは15質量%以上70質量%以下である。
本実施形態で用いられる反応液は、界面活性剤を含有してもよい。界面活性剤を含有することにより、反応液の表面張力を低下させ、記録媒体との濡れ性を向上させることができる。界面活性剤の中でも、例えば、アセチレングリコール系界面活性剤、シリコーン系界面活性剤、フッ素系界面活性剤を好ましく用いることができる。これらの界面活性剤の具体例については、後述の水系インク組成物で例示する界面活性剤と同様のものを使用できる。界面活性剤の含有量は、特に限定されるものではないが、反応液の全質量(100質量%)に対して、0.1質量%以上5質量%以下とすることができる。
本実施形態で用いられる反応液には、必要に応じて、上記のようなpH調整剤、防腐剤・防かび剤、防錆剤、キレート化剤等を添加してもよい。
本実施形態で用いられる反応液は、上記の各成分を適当な方法で分散・混合することよって製造することができる。上記の各成分を十分に攪拌した後、目詰まりの原因となる粗大粒子および異物を除去するためにろ過を行って、目的の反応液を得ることができる。
本実施形態で用いられる反応液は、インクジェットヘッドで吐出させる場合には、20℃における表面張力が18mN/m以上40mN/mであることが好ましく、20mN/m以上35mN/m以下であることがより好ましく、22mN/m以上33mN/m以下であることがさらに好ましい。表面張力の測定は、例えば、自動表面張力計CBVP-Z(商品名、協和界面科学株式会社製)を用いて、20℃の環境下で白金プレートを反応液で濡らしたときの表面張力を確認することにより測定することができる。
上述の水系インク組成物は、インク乾燥性を有し、反応液と併用することで、インク吸収性、インク非吸収性または低吸収性の記録媒体に対する記録において、画質と耐擦性に優れた画像を得ることができる。特に、インク非吸収性または低吸収性の記録媒体に対する記録において画質と耐擦性に優れた画像を得ることができ、好ましく用いることができる。
本実施形態に係るインクジェット記録方法は、水系インク組成物の成分を凝集させる凝集剤を含有する反応液を、記録媒体の記録領域へ付着させる反応液付着工程と、表面処理顔料を含む顔料分散体と、水と、を含有する水系インク組成物を、インクジェットヘッドから吐出させて前記記録媒体の前記記録領域へ付着させるインク組成物付着工程と、を備え、前記記録領域において、前記反応液の付着量に対する前記水系インク組成物の付着量が2倍以上20倍以下である領域を有することを特徴とする。以下、本実施形態に係るインクジェット記録方法について、図面を参照しながら説明する。
反応液付着工程は、水系インク組成物の成分を凝集させる凝集剤を含有する反応液を、記録媒体の記録領域へ付着させる工程である。反応液を記録媒体へ付着させることにより、耐擦性と画質を向上させることができる。
インク組成物付着工程は、上述の水系インク組成物をインクジェットヘッド2から吐出させて付着させる工程であり、この工程により、記録媒体Mの表面にインク組成物からなる画像が形成される。
本実施形態に係るインクジェット記録方法は、上記インク組成物付着工程の後、図1に示す硬化ヒーター5により水系インク組成物が付着した記録媒体Mを加熱する二次加熱工程を有していてもよい。これにより、記録媒体M上の水系インク組成物に含まれる樹脂等が溶融してインク膜が形成される。このようにして、記録媒体M上においてインク膜が強固に定着(接着)して、耐擦性に優れた高画質な画像を短時間で得ることができる。
本実施形態に係るインクジェット記録方法は、インクを吐出して記録するための圧力発生手段以外の手段により、つまり、インクジェットヘッド2が備える記録のためにインクを吐出するための機構ではない他の機構により、インク組成物や反応液を排出させるクリーニング工程を備えていてもよい。
以下、本発明の実施形態を実施例および比較例によってさらに具体的に説明するが、本実施形態はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
3.1.1.顔料分散体の調製
下記顔料分散体1~5を用いた。
以下の手順を用いて、[2-(4-アミノフェニル)-1-ヒドロキシエタン-1,1-ジイル]ビスホスホン酸一ナトリウム塩を製造した。500mL三つ口フラスコに、凝縮器の頂部にガス出口を備えた凝縮器、温度計及び乾燥窒素入口、並びに100mL均圧添加漏斗を取り付けた。このフラスコに、最初に、32gの亜リン酸(380mmol)及び160mLのメタンスルホン酸(溶媒)を添加した。この撹拌混合物に、57.4gのアミノフェニル酢酸(380mmol)を少しずつ添加した。この撹拌混合物を65℃に1~2時間加熱して、固体分を完全に溶解させた。この系全体を乾燥窒素でフラッシュし、そして固体分のすべてが溶解した後に温度を40℃に減じた。この加熱溶液に、添加漏斗を通じて70mLのPCl3(800mmol)をゆっくり添加した。HClガスが反応から発生し、そしてこのガスはガス出口を通じて乾燥管中にそして次いで漏斗を通じてビーカー中の濃NaOH溶液中に流れた。添加が完了した後、反応混合物を2時間撹拌且つ40℃にて加熱した。この時間後、温度を65~70℃に上げ、そしてこの混合物を一晩撹拌した。生じた清澄な茶色溶液を室温に冷却し、そして600gの氷/水混合物中への添加によりクエンチした。この水性混合物を1Lビーカー中に入れ、そして90~95℃に4時間加熱した(ビーカーの頂部はガラス板で覆われ得る)。次いで、この混合物を室温に冷却し、そしてこの混合物のpHを50%NaOH溶液で4~5に調整した(クエンチングの結果として温度が上昇するので、該NaOH溶液はゆっくり添加された)。この混合物を氷浴で5℃に2時間冷却し、そして次いで生じた固体分を吸引濾過により集め、1Lの冷脱イオン水で洗浄しそして60℃にて一晩乾燥して、白色又はオフホワイト色の固体生成物(収量は48g,39%であった)がもたらされた。こうして[2-(4-アミノフェニル)-1-ヒドロキシエタン-1,1-ジイル]ビスホスホン酸一ナトリウム塩を得た。
キャボット社製、Cab-O-Jet300を用いた。
キャボット社製、Cab-O-Jet200を用いた。
イオン交換水80.1gに、スチレン-アクリル酸系高分子分散剤(BASFジャパン株式会社製、ジョンクリル682)3.0gと、トリエタノールアミン1.8gを溶解させ、カーボンブラックを15gと消泡剤(日信科学工業株式会社製、サーフィノール104E)を0.1g加え、ジルコニアビースを用いてペイントシェーカーにて分散し、顔料分散体P-4(黒)を得た。
上記顔料分散体1の調製において、4-ニトロケイ皮酸の水素化により製造された4-アミノフェニルプロピオン酸を4-アミノフェニル酢酸の代わりに用いたこと以外は顔料分散体1に記載された手順を用いて、[2-(4-アミノフェニル)-1-ヒドロキシプロパン-1,1-ジイル]ビスホスホン酸一ナトリウム塩を得た。該化合物を処理に用いたこと以外は顔料分散体1と同様にして表面処理カーボンブラック顔料を含む顔料分散液を得た。顔料はホスホン酸基を有するものであった。
表1の配合割合になるように各成分を混合攪拌して、インク1~8(実施例および比較例)を得た。なお、表1中の数値は全て質量%を示し、純水はインクの全質量が100質量%となるように添加した。また、顔料分散体および樹脂エマルジョンについては、固形分換算した値を示す。
<樹脂エマルジョン>
・樹脂エマルジョン1(商品名「ジョンクリルHRC-1645J」、BASFジャパン株式会社製)
・樹脂エマルジョン2(商品名「ボンコートSA-6360」、DIC株式会社製)
・樹脂エマルジョン3(商品名「ジョンクリル537J」、BASFジャパン株式会社製)
反応容器に滴下装置、温度計、水冷式還流コンデンサー、攪拌機を備え、イオン交換水100部を入れ、攪拌しながら窒素雰囲気70℃で、重合開始剤の過硫酸アンモニウムを0.2部添加しておき、スチレン5部、メチルアクリレート17部、メチルメタクリレート30部およびアクリル酸5部を入れたモノマー溶液を、反応容器に滴下して反応させてシェルポリマーを重合し作製した。その後、過硫酸カリウム0.2部、スチレン10部およびn-ブチルアクリレート22部混合液を滴下して70℃で攪拌しながら重合反応させた後、水酸化ナトリウムで中和しpH8~8.5に調整して0.3μmのフィルターでろ過することにより樹脂エマルジョン4を得た。これを基本とし、インク組成物調整後のインク組成物の導電率が表1に記載の値となるように、樹脂エマルジョン調製の際のモノマー種と比を変えて調製した。
<界面活性剤>
・「BYK348」(商品名、ビックケミージャパン株式会社製、シリコーン系界面活性剤)
上記の各インクについて、インクの導電率を測定し、さらに、インク保存性試験を行った。結果を表1に記載する。
導電率の測定は、導電率計(Eutech Instruments製 EC Tester 11+)を用いて行った。
ガラス瓶にインク組成物を8分目まで入れ、75℃の恒温環境に3日間保持し、保管前後の粘度および粒径変化を観察し、以下の基準で評価した。なお、粘度変化は、室温におけるインク粘度を粘度計(Physica社製 製品名「MCR-300」)を用いて測定し、下記式により粘度の変化を算出して評価した。
[(保管後の粘度-初期粘度)/(初期粘度)]×100(%)粒径変化は、保管前後のインク中の粒子径分布における体積平均径(MV)をそれぞれ測定し、下記式により粘度の変化を算出して評価した。
[(保管後のMV-初期MV)/(初期MV)]×100(%)粒子径分布における体積平均径の測定には、動的光散乱法を測定原理とする粒度分布計(日機装株式会社製、形式「ナノトラックUPA-EX150」)を使用した。
(評価基準)
A:粘度変化≦20%、粒径変化≦30%
B:粘度変化≦20%、30%<粒径変化≦50%
C:粘度変化>20%、粒径変化>50%
表2に記載の組成にしたがって、各成分を混合・攪拌した後、10μmのメンブレンフィルターでろ過することにより、反応液1~4を調製した。なお、表2中の数値は全て質量%を示し、純水は反応液の全質量が100質量%となるように添加した。
<凝集剤>
・凝集剤1(酢酸カルシウム一水和物、多価金属塩)
・凝集剤2(商品名「カチオマスター(登録商標)PD」、アミン・エピクロロヒドリン縮合型のポリマー水溶液、四日市合成株式会社製、カチオン樹脂)
・凝集剤3(酢酸、有機酸)
・凝集剤4(パントテン酸カルシウム、多価金属塩)
<界面活性剤>
・「BYK348」(商品名、ビックケミージャパン株式会社製、シリコーン系界面活性剤)
表1に記載の各インクと表2に記載の反応液を用いて、インクジェット記録方法の評価試験を行った。
インクジェットプリンター(商品名「SC-S50650」、セイコーエプソン株式会社製)改造機を用いて記録を行った。まず、ヘッドにインクと反応液を充填し、液滴量10ngで、最大1440×1440dpiの解像度で、ドットを重複又は間引くことにより表3、4に記載の面積あたりの付着量となるようインクジェット塗布した。次いで、反応液付着面に、ヘッドに充填したインクを最大1440×1440dpiの解像度で、ドットを重複または間引くことにより表3、4中の付着量になるようにインクジェット塗布した。記録工程中は記録媒体の表面温度を表3、4に記載の温度となるようにプラテンヒーターを調整した。また、記録後にプリンターから記録物を排出し、80℃×5分で乾燥させた。記録媒体は、ポリ塩化ビニルシート(ORAFOL株式会社製、品番ORAJET 3164XG-010(1600mm) 光沢塩ビグレー糊)を用いた。上記インクジェットプリンターは吸引クリーニング機構を備えるものであった。
上記3.4.1.記録試験の条件で30×30mmのベタパターンを作成し、目視にて印刷ムラの有無を確認し、以下の基準で評価した。
(評価基準)
A:ベタパターン内にインクの濃さが不均一になっている様子(ムラ)が観察されない
B:ベタパターン内に細かなムラが認められる
C:ベタパターン内に大きなムラが認められる
D:Cに加え、パターンの輪郭が直線になっておらずにじんでいる
3.4.1.記録試験で得られた記録物の記録部の60°光沢を、光沢度計(コニカミノルタ社製、GM-268Plus)を用いて測定し、以下の基準で評価した。
(評価基準)
A:60°光沢が60以上
B:60°光沢が50以上60未満
C:60°光沢が40以上50未満
D:60°光沢が40未満
3.4.1.記録試験の条件にて、20×80mmベタパターンを作成し、室温(25℃)条件下の実験室にて1時間放置した後、記録物の記録面を学振型摩擦堅牢度試験機AB-301(商品名、テスター産業株式会社製)を用いて評価を行った。具体的には、画像の記録された記録媒体の表面を、水でぬらした白綿布(JIS L 0803準拠)を取り付けた摩擦子で、荷重20gをかけて40往復擦った。そして、記録媒体の表面における画像(塗膜)のはがれ具合を目視で観察し、以下の基準で評価した。
(評価基準)
A:印字面の剥がれなし
B:印字面の剥がれ面積が5%未満
C:印字面の剥がれ面積が5%以上15%未満
D:印字面の剥がれ面積が15%以上
3.4.1.記録試験の条件にて、20×80mmベタパターンを作成し、室温(25℃)条件下の実験室にて1時間放置した後、記録物の記録面を学振型摩擦堅牢度試験機AB-301(商品名、テスター産業株式会社製)を用いて評価を行った。具体的には、画像の記録された記録媒体の表面を、白綿布(JIS L 0803準拠)を取り付けた摩擦子で、荷重300gをかけて30往復擦った。そして、記録媒体の表面における画像(塗膜)のはがれ具合を目視で観察し、以下の基準で評価した。
(評価基準)
A:印字面の剥がれなし
B:印字面の剥がれ面積が5%未満
C:印字面の剥がれ面積が5%以上15%未満
D:印字面の剥がれ面積が15%以上
上記3.4.1.記録試験の記録条件で2時間連続して記録を行った。記録後、360個のノズル中、何本のノズルが不吐出かを判定し、以下の基準で評価した。なお記録中は吸引クリーニングを行わなかった。評価後に吸引クリーニングを行ったところ、不吐出ノズルの吐出が回復した。なお、評価後にノズルを観察したところ、不吐出が発生したノズルは、ノズルに、インクに含む顔料や樹脂分散体などの凝集物が付着しており、これが不吐出の原因であった。
(評価基準)
A:不吐出ノズル(ノズル抜け)の数が0個
B:不吐出ノズルの数が1~4個
C:不吐出ノズルの数が5~8個
D:不吐出ノズルの数が9個以上
まず、表1に示すインクの評価においては、表面処理顔料を含むインク1~7は、樹脂分散顔料を含むインク8よりも保存安定性が優れていた。また、インク1~7において、表面処理顔料の修飾官能基が、リン含有基であるホスホン酸の場合には、スルホニル基やカルボニル基の場合よりも保存安定性が高い傾向にあった。樹脂分散顔料を含むインク8は、表面処理顔料を含むインク1~7に比べて、インク組成物の導電率が高く、保存安定性も劣っていた。なお、インク1~7は、インク9と比べてインク組成物の導電率が低く、インク9よりも保存安定性が優れていた。
Claims (16)
- 水系インク組成物の成分を凝集させる凝集剤を含有する反応液を、記録媒体の記録領域へ付着させる反応液付着工程と、
表面処理顔料を含む顔料分散体と、水と、を含有する水系インク組成物を、インクジェットヘッドから吐出させて前記記録媒体の前記記録領域へ付着させるインク組成物付着工程と、
前記記録媒体を加熱する加熱工程と、を備え、
前記インク組成物付着工程は、前記加熱工程により加熱されている記録媒体に対して前記水系インク組成物を付着させる工程であり、
前記表面処理顔料として、リン含有基が化学的に表面に導入された顔料を含み、
前記記録領域において、前記反応液の付着量に対する前記水系インク組成物の付着量が3倍以上20倍以下である領域を有する、インクジェット記録方法。 - 前記リン含有基は、P-O基またはP=O基の何れかを有するものである、請求項1に記載のインクジェット記録方法。
- 前記反応液付着工程が、インクジェットヘッドから前記反応液を吐出させて前記記録媒体の前記記録領域へ付着させる工程である、請求項1または請求項2に記載のインクジェット記録方法。
- 前記水系インク組成物の導電率が、500μs/cm以上3100μs/cm以下である、請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のインクジェット記録方法。
- 前記インク組成物付着工程において、前記加熱工程により加熱された、インクを付着させる際の記録媒体の表面温度が、55℃以下である、請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載のインクジェット記録方法。
- 前記反応液の付着量に対する前記水系インク組成物の付着量が3倍以上20倍以下である領域における前記反応液の付着量が2.5mg/inch2以下である、請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載のインクジェット記録方法。
- 前記反応液の凝集剤の含有量が、1質量%以上15質量%以下である、請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載のインクジェット記録方法。
- 前記反応液の付着量に対する前記水系インク組成物の付着量が3倍以上20倍以下である領域における前記水系インク組成物の付着量が、5mg/inch2以上17mg/inch2以下である、請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載のインクジェット記録方法。
- 前記凝集剤は、多価金属塩、カチオン性化合物、有機酸からなる群から選択される少なくとも1種である、請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載のインクジェット記録方法。
- 前記水系インク組成物の導電率が、850μs/cm以上2800μs/cm以下である、請求項1ないし請求項9のいずれか一項に記載のインクジェット記録方法。
- 前記インク組成物付着工程において、前記加熱工程により加熱された、インクを付着させる際の記録媒体の表面温度が、30~55℃である、請求項1ないし請求項10のいずれか一項に記載のインクジェット記録方法。
- 前記記録領域における前記水系インク組成物の付着量が最大である領域が、前記反応液の付着量に対する前記水系インク組成物の付着量の3倍以上20倍以下である領域である、請求項1ないし請求項11のいずれか一項に記載のインクジェット記録方法。
- 前記加熱工程が、IRヒーター、プラテンヒーターの何れかにより行われる、請求項1ないし請求項12のいずれか一項に記載のインクジェット記録方法。
- 前記記録媒体が、インク低吸収性またはインク非吸収性の記録媒体である、請求項1ないし請求項13のいずれか一項に記載のインクジェット記録方法。
- 前記記録領域において、前記反応液の付着量に対する前記水系インク組成物の付着量が5以上15倍以下である領域を有する、請求項1ないし請求項14のいずれか一項に記載のインクジェット記録方法。
- 水系インク組成物を吐出するインクジェットヘッドと、
反応液を付着させる手段と、
記録媒体を加熱する手段と、を備え、
請求項1~15の何れか一項に記載のインクジェット記録方法により記録を行う、インクジェット記録装置。
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