JP7140215B2 - メタクリル系樹脂、メタクリル系樹脂の製造方法、成形体及び自動車 - Google Patents
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Description
本願は、2015年7月14日に、日本出願された特願2015-140181号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
近年、メタクリル系樹脂の成形体の大型化や細密化に伴い、より優れた成形性(流動性)が求められている。
[1] メチルメタクリレート由来の繰り返し単位を99.6質量%以上99.9質量%以下及び、アルキルアクリレート由来の繰り返し単位を0.1質量%以上0.4質量%以下含み、ゲルパーミエーションクロマトグラフィーによる溶出曲線から得られる高分子量側のピーク分子量Mphの1/5以下の分子量成分の割合が、22.0%以上30.0%以下である、メタクリル系樹脂。
[2] メタクリル系樹脂の質量平均分子量Mwが、50,000以上200,000以下である、[1]に記載のメタクリル系樹脂。
[3] メタクリル系樹脂の分子量分布が、2.5以上6.0以下である、[1]又は[2]に記載のメタクリル系樹脂。
[4] [1]~[3]のいずれかに記載のメタクリル系樹脂を連続塊状重合により得る、メタクリル系樹脂の製造方法。
[5] [1]~[3]のいずれかに記載のメタクリル系樹脂を成形した成形体。
[6] [5]に記載の成形体を含む自動車。
本発明のメタクリル系樹脂の製造方法は、生産性に優れ、得られるメタクリル系樹脂は、成形性、耐溶剤性、機械特性、耐熱性に優れる。
本発明の成形体は、耐溶剤性、機械特性、耐熱性に優れ、自動車の車両用部品に好適である。
検量線は、標準物質として分析対象のメタクリル系樹脂と同一の製造方法で製造された定量対象のアルキルアクリレートを既知量含む標準メタクリル系樹脂を用いた。この標準メタクリル系樹脂を分析対象のメタクリル系樹脂と同一条件で熱分解し得られたガスクロマトグラムより算出する。
本明細書において、(メタ)アクリレートとは、メタクリレート、アクリレート又はその両者を言う。
重合方法としては、例えば、塊状重合、溶液重合、懸濁重合、乳化重合等が挙げられる。これらの重合方法の中でも、乳化剤が不要で、メタクリル系樹脂の光学特性に優れることから、塊状重合、溶液重合、懸濁重合が好ましく、塊状重合がより好ましく、生産性に優れ、異物の混入を抑制することができることから、連続塊状重合が更に好ましい。
用いるゲルパーミエーションカラムは、想定されるメタクリル系樹脂の分子量に対して十分に余裕のある排除限界を有するカラムとする。
較正曲線は、用いるゲルパーミエーションカラムの排除限界以下から、想定されるメタクリル系樹脂の分子量に対して十分に低分子量領域まで、を含む形で作成できるように選択した分子量既知の分子量マーカー標準ポリマーを用い、分析対象のメタクリル系樹脂溶液と同濃度に調整した溶液を、分析対象のメタクリル系樹脂を分析した同条件のゲルパーミエーションクロマトグラフに導入し、得られた各分子量マーカー標準ポリマーのピークトップのリテンションタイムを用いて作成する。
溶出曲線、校正曲線において、溶出時間tiにおける値を以下とする。
Mti:溶出時間tiにおける校正曲線より求められる分子量
Hti:溶出時間tiにおける溶出曲線の強度
このとき、質量平均分子量Mw、数平均分子量Mn、分子量分布は、以下の数式(1)~(3)により算出する。
溶出曲線に存在するピークの溶出時間がTiである場合、溶出時間Tiにおける較正曲線より求まる分子量をピーク分子量とする。溶出曲線にピークが多数存在する場合、ピーク分子量もその数だけ算出される。
本明細書において、溶出曲線における最も高分子量側のピーク分子量をMph、溶出曲線における最も低分子量側の溶出曲線のピークをMplとする。また、溶出曲線のピークが1つの場合、そのピーク分子量を最も高分子量側のピーク分子量Mphとする。
高分子量側のピーク分子量Mphを5で割った値を与える溶出時間Tmphを較正曲線より算出し、溶出曲線をTmphで分割した際にTmphよりも低分子量側のピーク面積を溶出曲線のピーク全体のピーク面積で割ることで、高分子量側のピーク分子量Mphの1/5以下の分子量成分の割合を算出する。
製造方法1:一部の単量体を重合し、その後、重合開始剤や連鎖移動剤等の重合助剤を追加し、残りの単量体を重合する方法。
製造方法2:単量体を重合し、その後、更に単量体を追加し重合する方法。
製造方法3:分子量の異なる2種類の重合体を個別に製造しておき、ブレンドする方法。
これらの製造方法の中でも、生産性に優れることから、製造方法1、製造方法2、製造方法3が好ましく、製造方法1、製造方法3がより好ましく、異物の混入を抑制することができ、特に生産性に優れることから、製造方法1が更に好ましい。
製造方法1における重合方法は、異物の混入を抑制することができ、生産性に優れることから、塊状重合、溶液重合が好ましく、塊状重合がより好ましく、連続塊状重合が更に好ましい。
連続塊状重合の装置としては、公知の連続塊状重合の装置を用いることができるが、生産性に優れることから、直列に接続された完全混合型の槽型反応器とプラグフロー型の管型反応器との間に重合開始剤や連鎖移動剤等の重合助剤等を供給するための供給口が付設された、装置が好ましい。
工程A:完全混合型の槽型反応器に、メチルメタクリレート、アルキルアクリレート、必要に応じて、他の単量体、重合開始剤や連鎖移動剤等の重合助剤を供給し、一部の単量体を重合(1段目の重合)する。
工程B:重合開始剤や連鎖移動剤等の重合助剤を追加供給する。
工程C:プラグフロー型の管型反応器にて、残りの単量体を重合(2段目の重合)する。
工程D:未反応単量体等を揮発させ、メタクリル系樹脂を得る。
製造方法2における重合方法は、単量体の追加がしやすいことから、懸濁重合、乳化重合が好ましく、懸濁重合がより好ましい。
製造方法3における重合方法は、乳化剤が不要で、メタクリル系樹脂の光学特性に優れることから、塊状重合、溶液重合、懸濁重合が好ましく、塊状重合がより好ましい。
本明細書において、メタクリル系樹脂のスパイラル流動長は、測定用金型の深さ1mm、樹脂温度250℃の条件で、射出成形機を用いて測定した値とする。
本明細書において、メタクリル系樹脂のカンチレバー試験における破断時間は、後述する実施例と同じ条件で測定した値とする。
添加剤としては、例えば、紫外線吸収剤、酸化防止剤、顔料等の着色剤等が挙げられる。これらの他の添加剤は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
成形体を得るための成形方法としては、例えば、射出成形、押出成形、加圧成形等が挙げられる。また、得られた成形体を、更に圧空成形や真空成形等の二次成形してもよい。
成形温度、成形圧力等の成形条件は、適宜設定すればよい。
自動車の車両用部品としては、例えば、リアランプアウターカバー、リアランプ内部の光学部材、ヘッドライト用のインナーレンズ(プロジェクターレンズやPESレンズと称される場合がある)、メーターカバー、ドアミラーハウジング、ピラーカバー(サッシュカバー)、ライセンスガーニッシュ、フロントグリル、フォグガーニッシュ、エンブレム等が挙げられる。
ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(以下、「GPC」と略す場合がある。)の測定は、以下の装置、条件にて実施した。
測定装置 :HPLC-8220GPC(東ソー(株)製)
分離カラム :TSK-GEL SUPER HM-H(東ソー(株)製)
6.0mmφ×150mm、2本直列接続
排除限界分子量400,000,000
ガードカラム:TSK-GUARDCOLUMN SUPER H-H(東ソー(株)製)
4.6mmφ×35mm
検出器 :示差屈折計
測定温度 :40℃
溶媒 :テトラヒドロフラン
溶媒流速 :0.6ml/分
サンプル濃度:0.24%(テトラヒドロフラン25mlにサンプル0.06gを溶解)
注入量 :10μl
内部標準 :2-2’-メチレンビス(4-メチル-6-t-ブチルフェノール)
分子量340.5
GPCの測定に先立ち、TSK STANDARD POLYSTYRENE(東ソー(株)製)を用いて、上記の装置、条件にて検量線を作成した。
まず、メタクリル系樹脂のGPC溶出曲線におけるエリア面積を求める。GPC溶出曲線におけるエリア面積とは、図1に示す斜線部分を指す。具体的な定め方については、まず、GPC測定で得られた溶出時間とRI(示差屈折検出器)による検出強度から得られるGPC溶出曲線に対し、測定機器で得られる自動で引かれるベースラインを引いてGPC溶出曲線と交わる点Aと点Bを定める。点Aは、溶出時間初期のGPC溶出曲線とベースラインとが交わる点である。点Bは、原則として質量平均分子量が500以上でベースラインと溶出曲線が交わる位置とする。もし交わらなかった場合は、質量平均分子量が500の溶出時間のRI検出強度の値を点Bとする。点AとB間のGPC溶出曲線とベースラインで囲まれた斜線部分が、GPC溶出曲線におけるエリアである。この面積が、GPC溶出曲線におけるエリア面積である。本実施例・比較例・参考例では、高分子量成分から溶出されるカラムを用いるため、溶出時間初期(点A側)に高分子量成分が観測され、溶出時間終期(点B側)に低分子量成分が観測される。
GPC溶出曲線におけるエリア面積を、較正曲線においてMphの1/5の分子量を与える溶出時間で分割し、Mphの1/5以下の分子量成分に対応するGPC溶出曲線におけるエリア面積を求める。Mphの1/5以下の分子量成分に対応するGPC溶出曲線におけるエリア面積とは、図2に示す斜線部分を指す。
Mphの1/5以下の分子量成分に対応するGPC溶出曲線におけるエリア面積をGPC溶出曲線におけるエリア面積で割ることで、Mphの1/5以下の分子量成分の割合を算出した。
実施例・比較例・参考例で得られたメタクリル系樹脂の組成分析について、以下の装置、条件にて実施し、メタクリル系樹脂中の単量体由来の繰り返し単位の種類とその含有量について確認した。
熱分解装置 :PY-2020D(ダブルショット・パイロライザー、フロンティア・ラボ(株)製)
熱分解炉温度 :500℃
カラム注入口温度 :230℃
カラム :HP-WAX(キャピラリーカラム、Agilent社製)
30m×0.35mm(φ)×0.25μm
カラム温度条件 :50℃で5分保持後、昇温速度10℃/分で200℃まで昇温して10分保持
ガスクロマトグラフ :Agilent HP6890(Agilent社製)
キャリアー :ヘリウム
流速 :2ml/分
注入法 :スプリット(スプリット比1/20)
検出器 :FID(フレームイオン電導度検出器)
スパイラル流動長の測定は、断面積一定のスパイラル状のキャビティを樹脂が流れた距離によって、相対的流動性を判定するための測定である。
実施例・比較例・参考例で得られたメタクリル系樹脂を、以下の条件にて金型表面に射出した。
射出成形機:IS80FPA3-2A(東芝機械(株)製)
測定用金型:金型の表面に、深さ1mm、幅15mmの溝を、表面の中心部からスパイラル状に掘り込んだ金型
射出成形条件
樹脂温度:250℃
金型温度:60℃
射出速度:最大
射出圧力:69MPa
射出時間:20秒
射出終了30秒後にスパイラル状のメタクリル系樹脂の成形体を取り出し、スパイラル部分の長さを測定し、以下のように成形性を評価した。
A:140mm以上の場合、成形性に優れている。
B:130mm以上140mm未満の場合、成形性が良好である。
C:130mm未満の場合、成形性に劣る。
カンチレバー試験による破断時間測定により、耐溶剤性を評価した。
実施例・比較例・参考例で得られたメタクリル系樹脂を加圧成形し、180mm×25mm×2mmの試験片を切り出し、80℃16時間アニール処理し、冷却させた。得られた試験片について、ECE 43の11.2.4を参考に、一方の片端を上から固定し、そこから60mm離れた試験部を下から固定し、他方の片端に荷重をかけた。試験部の応力が14.7MPaとなるように荷重を設定し、幅10mmのポリエチレンテレフタレートフィルムを試験部の上に乗せ、スポイトで微量のエチルアルコールをフィルムの裏に含浸させ、試験片が破断するまでの時間を測定した。同じメタクリル系樹脂について5回測定し、最大時間と最小時間のデータを削除した3回の平均の時間を算出し、以下のように耐溶剤性を評価した。
A:150秒以上の場合、耐溶剤性に優れる。
B:120秒以上150秒未満の場合、耐溶剤性が良好である。
C:120秒未満の場合、耐溶剤性に劣る。
実施例・比較例・参考例で得られたメタクリル系樹脂の曲げ強度(MPa)について、ISO178に準拠し、試験片厚さ4mmで測定し、以下のように機械特性を評価した。
A:138MPa以上の場合、機械特性に優れる。
B:135MPa以上138MPa未満の場合、機械特性が良好である。
C:135MPa未満の場合、機械特性に劣る。
メタクリル系樹脂の荷重たわみ温度(℃)について、ISO75-2(荷重1.8MPa)に準拠して測定し、以下のように耐熱性を評価した。
A:100℃以上の場合、耐熱性に優れる。
B:99.5℃以上100℃未満の場合、耐熱性が良好である。
C:99.5℃未満の場合、耐熱性に劣る。
単量体として、メチルメタクリレート(MMA)99.6質量部とメチルアクリレート(MA)0.4質量部、連鎖移動剤として、n-オクチルメルカプタン0.15質量部、重合開始剤1として、tert-ブチルパーオキシ-3,5,5-トリメチルヘキサノエート0.0044質量部を、重合温度135℃に制御された完全混合型の槽型反応器に攪拌混合しながら連続的に供給し、重合体組成物(単量体と重合体とを含む混合物)をギアポンプで連続的に抜き出しながら重合を行った。反応域での反応液の滞在量を60kgとし、平均滞在時間を2時間とし、重合を実施した。
表1に示す供給量とした以外は、実施例1と同様に操作を行い、メタクリル系樹脂を得た。
得られたメタクリル系樹脂の評価結果を、表2、表3に示す。
[製造例1]
脱イオン水900質量部、メタクリル酸2-スルホエチルナトリウム60質量部、メタクリル酸カリウム10質量部及びメチルメタクリレート12質量部を、撹拌機、温度計及び冷却管を備えたフラスコに供給し、窒素を放流しながら、フラスコの内温が50℃になるよう加熱した。その後、2,2’-アゾビス(2-メチルプロピオンアミジン)二塩酸塩0.08質量部を供給し、フラスコの内温が60℃になるよう加熱した。その後、滴下ポンプを用いて、メチルメタクリレートを0.24質量部/分の速度で75分間滴下した。その後、6時間保持し、分散剤(固形分10質量%)を得た。
脱イオン水143質量部及び硫酸ナトリウム0.3質量部を、攪拌機、温度計、冷却管及び窒素ガス導入管を備えたセパラブルフラスコに供給し、320rpmの撹拌速度で15分間撹拌した。その後、メチルメタクリレート(商品名「アクリエステルM」、三菱レイヨン(株)製)99.7質量部、メチルアクリレート0.3質量部、2,2’-アゾビス-2-メチルブチロニトリル(重合開始剤、商品名「V-59」、和光純薬工業(株)製)0.1質量部及びn-オクチルメルカプタン(連鎖移動剤、東京化成工業(株)製)0.15質量部をセパラブルフラスコに供給し、5分間撹拌した。その後、製造例1で製造した分散剤0.01質量部(固形分換算)をセパラブルフラスコに供給し、撹拌し、窒素ガスを15分間放流した。
その後、セパラブルフラスコの内温が80℃になるよう加熱し、重合発熱ピークが観測されるまでその温度を保持した。重合発熱ピークが観測された後、セパラブルフラスコの内温が90℃になるよう加熱し、60分間保持し、重合を完了させた。その後、セパラブルフラスコ内の混合物を濾過し、濾過物を脱イオン水で洗浄し、50℃で16時間乾燥し、共重合体(1)を得た。得られた共重合体(1)の質量平均分子量は130,000であった。
n-オクチルメルカプタンを1.4質量部に変更した以外は、製造例2と同様に操作を行い、共重合体(2)を得た。
メチルメタクリレートを99.4質量部、メチルアクリレートを0.6質量部、n-オクチルメルカプタンを0.15質量部に変更した以外は、製造例2と同様に操作を行い、共重合体(3)を得た。
n-オクチルメルカプタンを1.4質量部に変更した以外は、製造例4と同様に操作を行い、共重合体(4)を得た。
n-オクチルメルカプタンを0.13質量部に変更した以外は、製造例2と同様に操作を行い、共重合体(5)を得た。
n-オクチルメルカプタンを0.22質量部に変更した以外は、製造例4と同様に操作を行い、共重合体(6)を得た。
n-オクチルメルカプタンを0.22質量部に変更した以外は、製造例2と同様に操作を行い、共重合体(7)を得た。
共重合体(1)74.2質量部及び共重合体(2)25.8質量部をヘンシェルミキサー(機種名「FM20C/I」、日本コークス工業(株)製)で混合し、40粍混練押出機(機種名「VS40-32押出機」、田辺プラスチック機械(株)製、L/D=26)を用い、バレル温度230℃、スクリュー回転数60rpmで押出賦形し、メタクリル系樹脂を得た。
共重合体の含有量を表5のように変更した以外は、実施例3と同様に操作を行い、メタクリル系樹脂を得た。
一方、比較例1で得られたアルキルアクリレートの含有率が高いメタクリル系樹脂は、成形性、機械特性、耐熱性に劣った。また、比較例2で得られた高分子量側のピーク分子量Mphの1/5以下の分子量成分の割合が低いメタクリル系樹脂は、成形性、機械特性に劣った。比較例3~4で得られたメタクリル系樹脂は、成形性に劣った。
Claims (6)
- メチルメタクリレート由来の繰り返し単位を99.6質量%以上99.9質量%以下及び、
アルキルアクリレート由来の繰り返し単位を0.1質量%以上0.4質量%以下含み、
ゲルパーミエーションクロマトグラフィーによる溶出曲線から得られる高分子量側のピーク分子量Mphの1/5以下の分子量成分の割合が、22.0%以上30.0%以下である、メタクリル系樹脂。 - メタクリル系樹脂の質量平均分子量Mwが、50,000以上200,000以下である、請求項1に記載のメタクリル系樹脂。
- メタクリル系樹脂の分子量分布が、2.5以上6.0以下である、請求項1又は2に記載のメタクリル系樹脂。
- 請求項1~3のいずれかに記載のメタクリル系樹脂を連続塊状重合により得る、メタクリル系樹脂の製造方法。
- 請求項1~3のいずれかに記載のメタクリル系樹脂を成形した成形体。
- 請求項5に記載の成形体を含む自動車。
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