JP7139000B1 - 弁装置および空調装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 0007139000000001
【課題】冷媒の漏れを抑制でき、部品点数を削減できる弁装置および空調装置を提供する。
【解決手段】弁装置10は、複数の冷媒通路を有する1つの弁本体100と、弁本体100に取り付けられた複数の弁ユニットと、を有している。複数の冷媒通路が、弁本体100の正面101の入口開口171に接続された入口通路110と、弁本体100の背面102の出口開口172に接続された出口通路120と、入口通路110と出口通路120とを接続する冷媒膨張通路130と、入口通路110と出口通路120とを接続するバイパス通路140と、を含んでいる。複数の弁ユニットが、冷媒膨張通路130の通路面積を変更可能な膨張弁ユニット200と、冷媒膨張通路130を開閉可能な第1開閉弁ユニット300と、バイパス通路140を開閉可能な第2開閉弁ユニット400と、を含んでいる。
【選択図】図1

Description

本発明は、弁装置および空調装置に関する。
従来の車両用空調装置の一例が特許文献1に開示されている。特許文献1の車両用空調装置は、圧縮機と、室内凝縮器と、室外熱交換器と、室内蒸発器と、アキュムレータと、第1膨張弁と、第2膨張弁と、第1開閉弁と、第2開閉弁と、逆止弁と、を有している。また、車両用空調装置は、第1冷媒通路と、第2冷媒通路と、第3冷媒通路と、バイパス通路と、を有している。
圧縮機の吐出口は、室内凝縮器の入口と接続されている。第1冷媒通路は、室内凝縮器の出口と室外熱交換器の入口とを接続している。第2冷媒通路は、室外熱交換器の出口とアキュムレータの入口とを接続している。第3冷媒通路は、室外熱交換器の出口と室内蒸発器の入口とを接続している。室内蒸発器の出口はアキュムレータの入口と接続されている。アキュムレータの出口は、圧縮機の吸入口と接続されている。
第1膨張弁は、第1冷媒通路の通路面積を変更可能である。第1開閉弁は、第2冷媒通路を開閉可能である。第2膨張弁は第3冷媒通路の通路面積を変更可能である。逆止弁は、第3冷媒通路における室外熱交換機の出口と第2膨張弁との間に配置されている。逆止弁は、室外熱交換機の出口から第2膨張弁への冷媒の流れを許容する。逆止弁は、第2膨張弁から室外熱交換機の出口への冷媒の流れを禁止する。
バイパス通路は、第1冷媒通路における室内凝縮器の出口と第1膨張弁との間の箇所と、第3冷媒通路における逆止弁と第2膨張弁との間の箇所と、を接続している。第2開閉弁は、バイパス通路を開閉可能である。
特開2015-77816号公報
しかしながら、上述した車両用空調装置では、第1開閉弁がコネクタを介して配管と接続されている。第1膨張弁、第2開閉弁および逆止弁も、コネクタを介して配管等と接続されている。そのため、車両用空調装置は、接続箇所が多く、冷媒が漏れる可能性が高まるという課題を有している。また、車両用空調装置は、コネクタを有することから部品点数および組立工数が多く、製造コストが増えるという課題を有している。
そこで、本発明は、冷媒の漏れを抑制でき、部品点数を削減できる弁装置、および、この弁装置を有する空調装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る弁装置は、
複数の冷媒通路を有する1つの弁本体と、
前記弁本体に取り付けられた複数の弁ユニットと、を有し、
前記複数の冷媒通路が、
前記弁本体の外面に配置された入口開口に接続された入口通路と、
前記弁本体の外面に配置された出口開口に接続された出口通路と、
前記入口通路と前記出口通路とを接続する冷媒膨張通路と、
前記入口通路と前記出口通路とを接続するバイパス通路と、を含み、
前記複数の弁ユニットが、
前記冷媒膨張通路の通路面積を変更可能な膨張弁ユニットと、
前記冷媒膨張通路を開閉可能な第1開閉弁ユニットと、
前記バイパス通路を開閉可能な第2開閉弁ユニットと、を含むことを特徴とする。
本発明において、
前記複数の冷媒通路が、通過通路をさらに含み、
前記通過通路が、前記弁本体の外面に配置された通過入口開口と前記弁本体の外面に配置された通過出口開口とを接続し、
前記膨張弁ユニットが、前記通過通路を流れる冷媒の温度に応じて前記冷媒膨張通路の通路面積を変更する。
本発明において、
前記複数の弁ユニットが、前記通過通路における前記通過入口開口から前記通過出口開口への冷媒の流れを許容しかつ前記通過出口開口から前記通過入口開口への冷媒の流れを禁止する逆止弁ユニットをさらに含む。
本発明において、
前記入口開口が、前記弁本体の平面状の第1外面に配置され、
前記出口開口が、前記弁本体の前記第1外面と平行な平面状の第2外面に配置され、
前記入口通路が、前記入口開口から前記第1外面の法線方向に直線状に延びる柱形状を有し、
前記出口通路が、前記出口開口から前記第2外面の法線方向に直線状に延びる柱形状を有し、
前記入口通路の中心線と前記出口通路の中心線とを含む1つの仮想平面が、前記弁本体の前記第1外面に対して直角な平面状の第3外面と非平行でかつ前記弁本体の前記第1外面および前記第3外面に対して直角な平面状の第4外面と非平行である、ことが好ましい。
本発明において、
前記入口開口が、前記弁本体の平面状の第1外面に配置され、
前記入口通路が、前記入口開口から前記第1外面の法線方向に直線状に延びる柱形状を有し、
前記バイパス通路が、前記第2開閉弁ユニットの弁体が配置される柱形状の弁室を有し、
前記弁室の一部が、前記入口通路と重なっている、ことが好ましい。
上記目的を達成するために、本発明の他の一態様に係る空調装置は、
圧縮機と、室内凝縮器と、室内蒸発器と、室外熱交換器と、逆止弁と、流量調整弁と、開閉弁と、前記弁装置と、を有する空調装置であって、
前記圧縮機の吐出口が、前記室内凝縮器の入口と接続され、
前記室内凝縮器の出口が、前記逆止弁および前記流量調整弁を介して前記室内蒸発器の入口と接続され、
前記入口開口が、前記室内蒸発器の出口と接続され、
前記出口開口が、前記室外熱交換器の入口と接続され、
前記通過入口開口が、前記室外熱交換器の出口と接続され、
前記通過出口開口が、前記圧縮機の吸入口と接続され、
前記室内蒸発器の出口と前記圧縮機の吸入口とが前記開閉弁を介して接続されていることを特徴とする。
本発明において、
前記入口開口と前記通過出口開口とが、1つの外面に配置され、
前記出口開口と前記通過入口開口とが、他の1つの外面に配置される、ことが好ましい。
本発明の弁装置および空調装置は、複数の冷媒通路を有する1つの弁本体と、弁本体に取り付けられた複数の弁ユニットと、を有している。複数の冷媒通路が、弁本体の外面に配置された入口開口に接続された入口通路と、弁本体の外面に配置された出口開口に接続された出口通路と、入口通路と出口通路とを接続する冷媒膨張通路と、入口通路と出口通路とを接続するバイパス通路と、を含んでいる。複数の弁ユニットが、冷媒膨張通路の通路面積を変更可能な膨張弁ユニットと、冷媒膨張通路を開閉可能な第1開閉弁ユニットと、バイパス通路を開閉可能な第2開閉弁ユニットと、を含んでいる。このようにしたことから、入口通路と、出口通路と、冷媒膨張通路と、バイパス通路と、が弁本体の内部で接続されており、膨張弁ユニットによって冷媒膨張通路の通路面積を変更して、冷媒の流量を調整したり、第1開閉弁ユニットおよび第2開閉弁ユニットによって、冷媒膨張通路とバイパス通路とを切り換えたりすることができる。そのため、冷媒通路同士の接続箇所および冷媒通路と弁ユニットとの接続箇所において冷媒が漏れることを抑制できるとともに、接続のための部品を削減できる。
本発明の一実施例に係る空調装置の概略構成を示す図である。 図1の空調装置が冷房モードのときの冷媒の流れを示す図である。 図1の空調装置が除湿暖房モードのときの冷媒の流れを示す図である。 図1の空調装置が除霜モードのときの冷媒の流れを示す図である。 図1の空調装置が有する弁装置の斜視図である。 図5の弁装置の他の斜視図である。 図5の弁装置の正面図である。 図5の弁装置の左側面図である。 図5の弁装置の右側面図である。 図5の弁装置の平面図である。 図5の弁装置の底面図である。 図5の弁装置の背面図である。 図7のA1-A1線に沿う断面図である。 図7のB1-B1線に沿う断面図である。 図7のC1-C1線に沿う断面図である。 図7のD1-D1線に沿う断面図である。 図7のE1-E1線に沿う断面図である。 図9のF1-F1線に沿う断面図である。 図9のG1-G1線に沿う断面図である。 図9のH1-H1線に沿う断面図である。 図5の弁装置が有する弁本体の平面図である。 図5の弁装置が有する第1開閉弁ユニットの断面図である。 図5の弁装置が有する第2開閉弁ユニットの断面図である。
以下、本発明の一実施例に係る空調装置について、図1~図23を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施例に係る空調装置の概略構成を示す図である。図2~図4は、図1の空調装置における冷媒の流れを示す図である。図2~図4は、冷房モード、除湿暖房モードおよび除霜モードのときの冷媒の流れを示している。図2~図4において、黒塗りで示す開閉弁ユニットまたは開閉弁は、冷媒通路を閉じた状態を示している。図5~図12は、図1の空調装置が有する弁装置の斜視図、他の斜視図、正面図、左側面図、右側面図、平面図、底面図および背面図である。図13~図17は、図7のA1-A1線に沿う断面図、B1-B1線に沿う断面図、C1-C1線に沿う断面図、D1-D1線に沿う断面図およびE1-E1線に沿う断面図である。図18~図20は、図9のF1-F1線に沿う断面図、G1-G1線に沿う断面図およびH1-H1線に沿う断面図である。図21は、図5の弁装置が有する弁本体の平面図である。図22は、図5の弁装置が有する第1開閉弁ユニットの断面図である。図23は、図5の弁装置が有する第2開閉弁ユニットの断面図である。各図において、矢印Xで示すX方向が左右方向(横方向)であり、矢印Yで示すY方向が前後方向であり、矢印Zで示すZ方向が上下方向である。矢印Xにおいて「X」の文字がある方が右方であり、矢印Yにおいて「Y」の文字がある方が後方であり、矢印Zにおいて「Z」の文字がある方が上方である。
本実施例に係る空調装置1は、例えば、車両に搭載され、車室への送風空気を冷却したり加熱したりする車両用空調装置である。
図1に示すように、空調装置1は、弁装置10と、圧縮機20と、室内凝縮器30と、室内蒸発器40と、室外熱交換器50と、逆止弁60と、流量調整弁70と、開閉弁80と、を有している。
図5~図23に示すように、弁装置10は、弁本体100と、膨張弁ユニット200と、第1開閉弁ユニット300と、第2開閉弁ユニット400と、逆止弁ユニット500と、を有している。
弁本体100は、例えば、アルミニウム合金を押出加工することにより形成されている。弁本体100は、略直方体形状を有している。弁本体100は、正面101と、背面102と、左側面103と、右側面104と、上面105と、底面106と、を有している。各面は、弁本体100の外面であり、平面である。正面101と背面102とは、互いに平行に配置されている。左側面103と右側面104とは、互いに平行に配置されている。左側面103は、正面101に対して直角である。上面105および底面106は、互いに平行に配置されている。上面105は、正面101および左側面103に対して直角である。正面101は第1外面である。背面102は第2外面である。左側面103は、第3外面である。上面105は第4外面である。
正面101は、入口開口171と、通過出口開口182と、を有している(図5、図7)。背面102は、出口開口172と、通過入口開口181と、を有している(図6、図12)。
入口開口171は、配管P13を介して室内蒸発器40の出口と接続されている(図1)。通過出口開口182は、配管P16を介して圧縮機20の吸入口と接続されている。出口開口172は、配管P14を介して室外熱交換器50の入口と接続されている。通過入口開口181は、配管P15を介して室外熱交換器50の出口と接続されている。
弁本体100は、切削加工によって形成された複数の冷媒通路を有している。具体的には、弁本体100は、入口通路110と、出口通路120と、冷媒膨張通路130と、バイパス通路140と、通過通路150と、を有している。
入口通路110は、入口開口171と接続されている(図15、図16)。入口通路110は、入口開口171から正面101の法線方向(後方)に直線状に延びている。入口通路110は、正面101から離れるにしたがって段階的に径が小さくなる円柱形状を有している。入口通路110は、円柱形状以外の柱形状を有していてもよい。
出口通路120は、出口開口172と接続されている(図14、図17)。出口通路120は、出口開口172から背面102の法線方向(前方)に直線状に延びている。出口通路120は、背面102から離れるにしたがって段階的に径が小さくなる円柱形状を有している。出口通路120は、円柱形状以外の柱形状を有していてもよい。
入口通路110の中心線と出口通路120の中心線とは、互いに平行である。入口通路110の中心線は、前後方向に平行である。出口通路120の中心線は、入口通路110の中心線に対して右方でかつ下方に配置されている。入口通路110の中心線と出口通路120の中心線とは、1つの仮想平面に含まれ、当該仮想平面は、左側面103および上面105に対して傾斜している(すなわち非平行である)。
冷媒膨張通路130は、入口通路110と出口通路120とを接続する(図14、図16、図19、図20)。冷媒膨張通路130には、膨張弁ユニット200と、第1開閉弁ユニット300と、が配置される。冷媒膨張通路130は、順に接続された膨張弁室211と、膨張弁口212と、接続通路215と、第1開閉弁室311と、第1開閉弁口312と、を有している。
膨張弁室211は、円柱形状を有している。膨張弁室211の中心軸は、左右方向に平行である。膨張弁室211の右端部は、左方から右方に向かうにしたがって径が小さくなる円環テーパー形状を有している。膨張弁室211には、入口通路110が接続されている。本実施例では、入口通路110は、くびれ部110aを有している。くびれ部110aは、入口通路110の膨張弁室211に近い端部にある。くびれ部110aの内径は、入口通路110におけるくびれ部110aと入口開口171との間の部分の内径より小さい。入口通路110における当該部分とくびれ部110aとの接続箇所に段差部110bがある。くびれ部110aは、入口通路110から膨張弁室211に流入する冷媒に含まれる気泡を小さくして、騒音を低減している。くびれ部110aの寸法(長さ、内径)は、対処する騒音に応じて設定される。くびれ部110aの長さは、接続開口417(後述)に影響しない長さが望ましい。入口通路110は、くびれ部110aを有していなくてもよく、全体的に一定(概ね一定を含む)の内径を有する形状としてもよい。また、入口通路110に整流部材(不図示)を配置してもよい。整流部材は、例えば、金属メッシュやパンチングメタルなどで構成された、多数の網目や貫通孔を有する板状または筒状の部材である。整流部材は、それを通過する冷媒に含まれる気泡を効果的に細分化できる。整流部材は、段差部110bに係止されてもよい。例えば、整流部材は、入口開口171側から入口通路110に挿入して、段差部110bに当接させてもよい。
膨張弁口212は、膨張弁室211より径の小さい円柱形状を有している。膨張弁口212は、膨張弁室211の右端部から右方に延びている。膨張弁口212は、膨張弁室211と同軸に配置されている。
接続通路215は、膨張弁口212と同一の径の円柱形状を有している。なお、本明細書において、「同一」との用語は、略同一の意味も含んでいる。接続通路215は、膨張弁口212から上方に延びている。冷媒膨張通路130は、2本の接続通路215を有している。
第1開閉弁室311は、円柱形状を有している。第1開閉弁室311の中心軸は、上下方向に平行である。第1開閉弁室311の底面には、接続通路215が開口している(図19、図21)。
第1開閉弁口312は、第1開閉弁室311より径の小さい円柱形状を有している。第1開閉弁口312は、第1開閉弁室311と同軸に配置されている。第1開閉弁口312は、第1開閉弁室311から下方に延びている。第1開閉弁口312は、第1開閉弁室311において第1開閉弁座313に囲まれている。第1開閉弁口312の下端部は、出口通路120と接続されている。
バイパス通路140は、入口通路110と出口通路120とを接続する(図14、図16、図18)。バイパス通路140には、第2開閉弁ユニット400が配置される。バイパス通路140は、順に接続された第2開閉弁室411と、第2開閉弁口412と、を有している。
第2開閉弁室411は、円柱形状を有している。第2開閉弁室411の中心軸は、上下方向に平行である。第2開閉弁室411の一部は、入口通路110と重なっている。換言すると、第2開閉弁室411の中心軸と入口通路110の中心軸とが間隔をあけて配置されており、それらの最短距離が第2開閉弁室411の半径と入口通路110の半径とを合わせた値より小さい。入口通路110は、第2開閉弁室411をかすめるように直線状に延びている。第2開閉弁室411と入口通路110とが重なった箇所に、接続開口417が形成されている。接続開口417において、入口通路110と第2開閉弁室411とが接続されている。
第2開閉弁口412は、第2開閉弁室411より径の小さい円柱形状を有している。第2開閉弁口412は、第2開閉弁室411と同軸に配置されている。第2開閉弁口412は、第2開閉弁室411から下方に延びている。第2開閉弁口412は、第2開閉弁室411において第2開閉弁座413に囲まれている。第2開閉弁口412の下端部は、出口通路120と接続されている。
通過通路150は、弁本体100を背面102から正面101まで貫通している(図13、図16)。通過通路150は、背面102に配置された通過入口開口181と、正面101に配置された通過出口開口182と、を接続している。通過通路150には、逆止弁ユニット500が配置される。
膨張弁ユニット200は、冷媒膨張通路130の通路面積を無段階に変更可能である。膨張弁ユニット200は、弁本体100とともに膨張弁を構成する。図16、図19に示すように、弁本体100は、膨張弁室211と、膨張弁室211に開口する膨張弁口212と、を有している。膨張弁室211と膨張弁口212とは、冷媒膨張通路130の一部である。
膨張弁ユニット200は、パワーエレメント220と、弁部材230と、作動棒240と、調整ねじ部材250と、支持部材260と、を有している。
パワーエレメント220は、パワーエレメント取付穴161にねじ構造によって取り付けられている。パワーエレメント取付穴161は、弁本体100の右側面104に配置されている。パワーエレメント220は、ケース221と、ダイアフラム222と、ストッパ部材223と、を有している。ダイアフラム222は、ケース221の内側空間を圧力作動室224と、冷媒導入室225と、に区画している。冷媒導入室225は、接続孔162を介して通過通路150と接続されている。ストッパ部材223は、円板形状を有しており、冷媒導入室225に配置されている。ストッパ部材223は、作動棒240の右端部が接続されている。ストッパ部材223は、ダイアフラム222に接している。ストッパ部材223は、ダイアフラム222の変位を作動棒240に伝える。
弁部材230は、球形状を有している。弁部材230は、膨張弁室211内に配置され、膨張弁口212と対向している。
作動棒240は、冷媒導入室225、接続孔162、通過通路150、通し孔163、膨張弁口212にまたがって配置されている。作動棒240の左端部は、弁部材230に接している。
調整ねじ部材250は、調整ねじ部材取付穴164にねじ構造によって取り付けられている。調整ねじ部材取付穴164は、弁本体100の左側面103に配置されている。調整ねじ部材取付穴164は、膨張弁室211と接続されている。
支持部材260は、膨張弁室211において調整ねじ部材250と左右方向に間隔をあけて配置されている。支持部材260と調整ねじ部材250との間には、圧縮コイルばね270が配置されている。圧縮コイルばね270は、支持部材260を介して弁部材230を膨張弁口212(右方)に向けて押している。圧縮コイルばね270が弁部材230を押す力は、調整ねじ部材250の調整ねじ部材取付穴164へのねじ込み量によって調整される。
膨張弁ユニット200において、ダイアフラム222がストッパ部材223および作動棒240を介して弁部材230を左方に押し、圧縮コイルばね270が支持部材260を介して弁部材230を右方に押す。ダイアフラム222が弁部材230を押す力は、通過通路150を流れる冷媒の温度に応じて変化する。圧縮コイルばね270が弁部材230を押す力は、調整ねじ部材250による調整後は一定である。これにより、ダイアフラム222が弁部材230を押す力と圧縮コイルばね270が弁部材230を押す力とが釣り合う位置に弁部材230が移動して、膨張弁口212の開度(すなわち、冷媒膨張通路130の通路面積)が無段階に変化する。
弁装置10は、膨張弁ユニット200として、ダイアフラムによって弁体が移動する機械式の膨張弁を採用している。弁装置10は、膨張弁ユニット200として、ステッピングモーターによって弁体が移動する電動の流量調整弁ユニットを採用してもよい。このような流量調整弁ユニットは、厳密には段階的に通路面積を変更するものである。しかしながら、1ステップあたりの弁体の移動量が小さいため、通路面積を実質的に無段階に変更可能である。すなわち、本明細書において、「無段階」は、実質的に無段階であることを含む。
第1開閉弁ユニット300は、上面105において後方寄りに配置されている。第1開閉弁ユニット300は、冷媒膨張通路130を開閉可能(すなわち、通路面積を0または0より大きい面積に変更可能)である。
第1開閉弁ユニット300は、弁本体100とともにパイロット式の開閉弁を構成する。弁本体100は、第1開閉弁室311と、第1開閉弁室311に開口する第1開閉弁口312と、第1開閉弁口312を囲む第1開閉弁座313と、を有している。第1開閉弁室311と第1開閉弁口312とは、冷媒膨張通路130の一部である。なお、第1開閉弁ユニット300は、例えば、特開2016-200198に開示されている電動弁のように、弁室および弁座を有していてもよい。
図22に示すように、第1開閉弁ユニット300は、主弁体320と、弁体駆動部330と、を有している。
主弁体320は、円板形状を有している。主弁体320は、パイロット通路325と、均圧通路326と、を有している。主弁体320は、第1開閉弁座313に接離し、第1開閉弁口312を開閉する。
弁体駆動部330は、ホルダ331と、ケース332と、プランジャ333と、電磁コイル334と、パイロット弁体335と、固定鉄心336と、を有している。
ホルダ331は、第1開閉弁取付穴165にねじ構造によって取り付けられている。第1開閉弁取付穴165は、弁本体100の上面105に配置されている。ホルダ331は、円筒形状を有している。ホルダ331の内側には、主弁体320が上下方向に移動可能に配置されている。主弁体320は、第1開閉弁室311とホルダ331の内側の背圧室314とを区画している。パイロット通路325は、背圧室314と第1開閉弁口312とを接続する。均圧通路326は、第1開閉弁室311と背圧室314とを接続する。主弁体320とホルダ331との間には、開弁ばね337が配置されている。開弁ばね337は、圧縮コイルばねである。開弁ばね337は、主弁体320を上方に押している。
ケース332は、円筒形状を有している。ケース332の下端部は、ホルダ331の内側に配置されており、ホルダ331に接合されている。ケース332の上端部の内側には、円柱形状の固定鉄心336が配置されている。固定鉄心336は、ケース332の上端部に接合されている。固定鉄心336の下端面には、ばね受け部材336aが配置されている。
プランジャ333は、円柱形状を有している。プランジャ333は、ケース332の内側に上下方向に移動可能に配置されている。プランジャ333の上端面には、ばね収容穴333aが形成されている。プランジャ333のばね収容穴333aの底面333bと固定鉄心336のばね受け部材336aとの間には、プランジャばね338が配置されている。プランジャばね338は、圧縮コイルばねである。プランジャばね338は、プランジャ333を下方に押している。
電磁コイル334は、円筒形状を有している。電磁コイル334の内側にケース332が挿入される。電磁コイル334は、ケース332の外側に配置されている。電磁コイル334は、固定鉄心336およびプランジャ333を磁化する。
パイロット弁体335は、下方を向く円錐形状を有している。パイロット弁体335は、プランジャ333の下端面に一体的に接続されている。パイロット弁体335は、背圧室314に配置されている。パイロット弁体335は、パイロット通路325を開閉する。
第1開閉弁ユニット300では、電磁コイル334が非通電状態のとき、プランジャ333がプランジャばね338に押されて下方に移動する。パイロット弁体335も下方に移動し、パイロット弁体335が、パイロット通路325を閉じ、主弁体320を下方に押す。主弁体320が第1開閉弁座313に接し、第1開閉弁口312が閉じる。第1開閉弁口312が閉じると、第1開閉弁室311および背圧室314から第1開閉弁口312への冷媒の流れが遮断される。冷媒は第1開閉弁室311および背圧室314に留まる。主弁体320は、冷媒によって第1開閉弁座313に押し付けられる。
第1開閉弁ユニット300では、電磁コイル334が通電状態のとき、プランジャ333が磁力によって上方に移動する。パイロット弁体335も上方に移動し、パイロット通路325が開く。背圧室314の冷媒がパイロット通路325を介して第1開閉弁口312に流れて、冷媒による主弁体320を第1開閉弁座313に押し付ける力が弱まる。開弁ばね337が主弁体320を上方に押して、主弁体320が第1開閉弁座313から離れ、第1開閉弁口312が開く。
第2開閉弁ユニット400は、上面105において前方寄りに配置されている。第2開閉弁ユニット400は、バイパス通路140を開閉可能(すなわち、通路面積を0または0より大きい面積に変更可能)である。
第2開閉弁ユニット400は、弁本体100とともにパイロット式の開閉弁を構成する。弁本体100は、第2開閉弁室411と、第2開閉弁室411に開口する第2開閉弁口412と、第2開閉弁口412を囲む第2開閉弁座413と、を有している。第2開閉弁室411と第2開閉弁口412とは、バイパス通路140の一部である。なお、第2開閉弁ユニット400は、例えば、特開2016-200198に開示されている電動弁のように、弁室および弁座を有していてもよい。
図23に示すように、第2開閉弁ユニット400は、主弁体420と、弁体駆動部430と、を有している。
主弁体420は、胴部421と、上フランジ部422と、下フランジ部423と、を一体的に有している。胴部421は、円柱形状を有している。上フランジ部422は、円環形状を有している。上フランジ部422の内周縁は、胴部421の上部に接続されている。下フランジ部423は、円環形状を有している。下フランジ部423の内周縁は、胴部421の下部に接続されている。胴部421は、パイロット通路425を有している。上フランジ部422は、均圧通路426を有している。下フランジ部423には、円環板形状のパッキンが配置されている。主弁体420(具体的には、下フランジ部423)は、第2開閉弁座413に接離し、第2開閉弁口412を開閉する。主弁体420の上フランジ部422と弁本体100との間には、開弁ばね437が配置されている。開弁ばね437は、圧縮コイルばねである。開弁ばね437は、主弁体420の上フランジ部422を上方に押している。
弁体駆動部430は、固定鉄心431と、ケース432と、プランジャ433と、電磁コイル434と、パイロット弁体435と、弁軸436と、を有している。
固定鉄心431は、大径円筒部431aと、小径円筒部431bと、を一体的に有している。大径円筒部431aは、第2開閉弁取付穴166にねじ構造によって取り付けられている。第2開閉弁取付穴166は、弁本体100の上面105に配置されている。小径円筒部431bは、大径円筒部431aと同軸に配置されている。小径円筒部431bの外径は、大径円筒部431aの外径より小さい。小径円筒部431bは、上面105から突出している。大径円筒部431aの内側には、主弁体420の上フランジ部422が上下方向に移動可能に配置されている。主弁体420の上フランジ部422は、第2開閉弁室411と大径円筒部431aの内側の背圧室414とを区画している。パイロット通路425は、背圧室414と第2開閉弁口412とを接続する。均圧通路426は、第2開閉弁室411と背圧室414とを接続する。
ケース432は、下端部が開口しかつ上端部が塞がれた円筒形状を有している。ケース432の下端部の内側には、固定鉄心431の小径円筒部431bが配置されている。ケース432の下端部は、固定鉄心431に接合されている。
プランジャ433は、円筒形状を有している。プランジャ433は、ケース432の内側に上下方向に移動可能に配置されている。プランジャ433と固定鉄心431との間には、プランジャばね438が配置されている。プランジャばね438は、圧縮コイルばねである。プランジャばね438は、プランジャ433を上方に押している。
電磁コイル434は、円筒形状を有している。電磁コイル434の内側にケース432が挿入される。電磁コイル434は、ケース432の外側に配置されている。電磁コイル434は、固定鉄心431およびプランジャ433を磁化する。
パイロット弁体435は、弁軸436の下端部に一体的に接続されている。パイロット弁体435は、背圧室414に配置されている。パイロット弁体435は、弁軸436を介してプランジャ433に接続されている。パイロット弁体435には、円板形状のパッキンが配置されている。パイロット弁体435は、パイロット通路425を開閉する。
弁軸436は、細長い円筒形状を有している。弁軸436の上端部は、プランジャ433の下端部に固定されている。弁軸436は、固定鉄心431の小径円筒部431bの内側に配置されている。弁軸436は、小径円筒部431bによって上下方向に移動可能に支持されている。
第2開閉弁ユニット400では、電磁コイル434が通電状態のとき、プランジャ433が磁力によって下方に移動する。パイロット弁体435も下方に移動し、パイロット弁体435が、パイロット通路425を閉じ、主弁体420を下方に押す。主弁体420が第2開閉弁座413に接し、第2開閉弁口412が閉じる。第2開閉弁口412が閉じると、第2開閉弁室411および背圧室414から第2開閉弁口412への冷媒の流れが遮断される。冷媒は第2開閉弁室411および背圧室414に留まる。主弁体420は、冷媒によって第2開閉弁座413に押し付けられる。
第2開閉弁ユニット400では、電磁コイル434が非通電状態のとき、プランジャ433が、プランジャばね438に押されて上方に移動する。パイロット弁体435も上方に移動し、パイロット通路425が開く。背圧室414の冷媒がパイロット通路425を介して第2開閉弁口412に流れて、冷媒による主弁体420を第2開閉弁座413に押し付ける力が弱まる。開弁ばね437が主弁体420を上方に押して、主弁体420が第2開閉弁座413から離れ、第2開閉弁口412が開く。
逆止弁ユニット500は、通過通路150に配置されている。逆止弁ユニット500は、通過通路150における通過入口開口181から通過出口開口182への冷媒の流れを許容しかつ通過出口開口182から通過入口開口181への冷媒の流れを禁止する。なお、逆止弁ユニット500はオプションであり、弁装置10において逆止弁ユニット500を省略してもよい。
逆止弁ユニット500は、弁本体100とともに逆止弁を構成する。図13、図16に示すように、弁本体100は、通過通路150に円環テーパー形状の弁座513を有している。逆止弁ユニット500は、弁体520と、コイルばね530と、を有している。弁体520は、通過通路150内に冷媒の流れ方向(前後方向)に移動可能に配置されている。弁体520は、円環形状の弁部521を有している。コイルばね530の中心軸は、通過通路150内で冷媒の流れ方向に平行である。コイルばね530の通過出口開口182側の端部は、支持部材540を介して弁本体100に固定されている。コイルばね530の通過入口開口181側の端部は、弁体520に接続されている。
通過通路150において、通過入口開口181の冷媒の圧力が通過出口開口182の冷媒圧力以上になると、弁体520がコイルばね530によって通過出口開口182(前方)に向けて引き寄せられ、弁部521が弁座513から離れて、通過通路150が開く。これにより、通過通路150において通過入口開口181から通過出口開口182への冷媒の流れが許容される。
通過通路150において、通過入口開口181の冷媒の圧力が通過出口開口182の冷媒圧力より小さくなると、弁体520が冷媒によって通過入口開口181(後方)に向けて押され、コイルばね530が伸長して弁部521が弁座513に接して、通過通路150が閉じる。これにより、通過通路150において通過出口開口182から通過入口開口181への冷媒の流れが禁止される。
図1に示すように、圧縮機20の吐出口は、配管P11を介して室内凝縮器30の入口と接続されている。圧縮機20は、冷媒を吸入し、冷媒を圧縮し、高温高圧の冷媒を吐出する。室内凝縮器30は、圧縮機20が吐出した冷媒の熱を放出する。室内凝縮器30は、車室への送風空気を加熱する。室内凝縮器30の出口は、配管P12を介して室内蒸発器40の入口と接続されている。配管P12には、逆止弁60と流量調整弁70とが配置されている。逆止弁60は、配管P12における室内凝縮器30から室内蒸発器40への冷媒の流れを許容しかつ室内蒸発器40から室内凝縮器30への冷媒の流れを禁止する。流量調整弁70は、配管P12の通路面積を無段階に変更可能である。室内蒸発器40の内部を冷媒が流れ、冷媒と車室への送風空気とが熱交換する。室内蒸発器40は、送風空気を冷却する。室内蒸発器40の出口は、配管P13を介して、弁装置10の入口開口171と接続されている。室外熱交換器50の内部を冷媒が流れ、冷媒と外気とが熱交換する。室外熱交換器50の入口は、配管P14を介して弁装置10の出口開口172と接続されている。室外熱交換器50の出口は、配管P15を介して弁装置10の通過入口開口181と接続されている。圧縮機20の吸入口は、配管P16を介して弁装置10の通過出口開口182と接続されている。開閉弁80は、配管P13と配管P16とを接続する配管P17に配置されている。開閉弁80は、配管P17を開閉可能である。なお、各装置の配管による接続は、実質的な接続であればよい。例えば、冷媒を気相と液相とに分離するアキュムレータが配管P16に配置され、弁装置10と圧縮機20とがアキュムレータを介して接続されていてもよい。配管P11~P17は、冷媒通路である。
空調装置1は、図示しない制御装置を有している。制御装置は、圧縮機20、弁装置10(第1開閉弁ユニット300、第2開閉弁ユニット400)、流量調整弁70および開閉弁80を制御する。空調装置1は、冷房モード、除湿暖房モードおよび除霜モードを有している。
冷房モードにおいて、空調装置1の制御装置は、弁装置10の第1開閉弁ユニット300によって冷媒膨張通路130を閉じ、第2開閉弁ユニット400によってバイパス通路140を閉じ、流量調整弁70によって配管P12の通路面積を冷媒が膨張可能な大きさとし、開閉弁80によって配管P17を開く。そして、制御装置は、圧縮機20を動作させて冷媒を循環させる。図2に示すように、冷房モードにおいて、冷媒は、順に、圧縮機20、室内凝縮器30、逆止弁60、流量調整弁70、室内蒸発器40、開閉弁80を通り、圧縮機20に戻る。冷房モードにおいて、送風空気は室内蒸発器40で冷却されたあと車室に送られる。
除湿暖房モードにおいて、空調装置1の制御装置は、弁装置10の第1開閉弁ユニット300によって冷媒膨張通路130を開き、第2開閉弁ユニット400によってバイパス通路140を閉じ、流量調整弁70によって配管P12の通路面積を冷媒が膨張可能な大きさとし、開閉弁80によって配管P17を閉じる。そして、制御装置は、圧縮機20を動作させて冷媒を循環させる。図3に示すように、除湿暖房モードにおいて、冷媒は、順に、圧縮機20、室内凝縮器30、逆止弁60、流量調整弁70、室内蒸発器40、弁装置10の入口通路110、冷媒膨張通路130(膨張弁ユニット200、第1開閉弁ユニット300)、出口通路120、室外熱交換器50、通過通路150(逆止弁ユニット500)を通り、圧縮機20に戻る。弁装置10の膨張弁ユニット200によって、通過通路150を流れる冷媒の温度に応じて冷媒膨張通路130を流れる冷媒が膨張され、室外熱交換器50に導入される。除湿暖房モードにおいて、送風空気は室内蒸発器40で冷却(除湿)され、室内凝縮器30で加熱されたあと車室に送られる。
除霜モードにおいて、空調装置1の制御装置は、弁装置10の第1開閉弁ユニット300によって冷媒膨張通路130を閉じ、第2開閉弁ユニット400によってバイパス通路140を開き、流量調整弁70によって配管P12の通路面積を最大とし、開閉弁80によって配管P17を閉じる。そして、制御装置は、圧縮機20を動作させて冷媒を循環させる。図4に示すように、除霜モードにおいて、冷媒は、順に、圧縮機20、室内凝縮器30、逆止弁60、流量調整弁70、室内蒸発器40、弁装置10の入口通路110、バイパス通路140(第2開閉弁ユニット400)、出口通路120、室外熱交換器50、弁装置10の通過通路150(逆止弁ユニット500)を通り、圧縮機20に戻る。除霜モードにおいて、比較的高温の冷媒が室内蒸発器40および室外熱交換器50を流れて、付着した霜が取り除かれる。
本実施例に係る弁装置10は、複数の冷媒通路を有する1つの弁本体100と、弁本体100に取り付けられた複数の弁ユニットと、を有している。複数の冷媒通路が、弁本体100の正面101に配置された入口開口171に接続された入口通路110と、弁本体100の背面102に配置された出口開口172に接続された出口通路120と、入口通路110と出口通路120とを接続する冷媒膨張通路130と、入口通路110と出口通路120とを接続するバイパス通路140と、を含んでいる。複数の弁ユニットが、冷媒膨張通路130の通路面積を無段階に変更可能な膨張弁ユニット200と、冷媒膨張通路130を開閉可能な第1開閉弁ユニット300と、バイパス通路140を開閉可能な第2開閉弁ユニット400と、を含んでいる。
このようにしたことから、入口通路110と、出口通路120と、冷媒膨張通路130と、バイパス通路140と、が弁本体100の内部で接続されており、膨張弁ユニット200によって冷媒膨張通路130の通路面積を変更して、冷媒の流量を調整したり、第1開閉弁ユニット300および第2開閉弁ユニット400によって、冷媒膨張通路130とバイパス通路140とを切り換えたりすることができる。そのため、冷媒通路同士の接続箇所および冷媒通路と弁ユニットとの接続箇所において冷媒が漏れることを抑制できるとともに、接続のための部品を削減できる。また、弁ユニットを接続する配管を省略することができるため、冷媒の圧力損失を抑制できるとともに、空調装置1で使用される冷媒の量を少なくすることができる。
また、複数の冷媒通路が、通過通路150をさらに含んでいる。通過通路150が、弁本体100の背面102に配置された通過入口開口181と弁本体100の正面101に配置された通過出口開口182とを接続する。そして、膨張弁ユニット200が、通過通路150を流れる冷媒の温度に応じて冷媒膨張通路130の通路面積を変更する。このようにすることで、膨張弁ユニット200に自律的な動作をさせることができ、制御装置における膨張弁ユニット200の制御を省略することができる。
また、複数の弁ユニットが、通過通路150における通過入口開口181から通過出口開口182への冷媒の流れを許容しかつ通過出口開口182から通過入口開口181への冷媒の流れを禁止する逆止弁ユニットをさらに含んでいる。このようにすることで、冷媒の逆流を抑制して、冷媒を正常な方向に流動させることができる。
また、入口開口171が、弁本体100の平面状の正面101に配置され、出口開口172が、弁本体100の正面101と平行な平面状の背面102に配置されている。入口通路110が、入口開口171から正面101の法線方向に直線状に延びる円柱形状を有し、出口通路120が、出口開口172から背面102の法線方向に直線状に延びる円柱形状を有している。入口通路110の中心線と出口通路120の中心線とを含む1つの仮想平面が、弁本体100の正面101に対して直角な平面状の左側面103と非平行でかつ弁本体100の正面101および左側面に対して直角な平面状の上面105と非平行である。このようにすることで、入口通路110の中心線と出口通路120の中心線とが左右方向に並ぶ構成や上下方向に並ぶ構成に比べて、入口通路110および出口通路120の容積を確保しつつ弁本体100の大きさを小さくできる。
また、入口開口171が、弁本体100の正面101に配置されている。入口通路110が、入口開口171から正面101の法線方向に直線状に延びる円柱形状を有している。バイパス通路140が、第2開閉弁ユニット400の主弁体420が配置される円柱形状の第2開閉弁室411を有している。第2開閉弁室411の一部が、入口通路110と重なっている。このようにすることで、入口通路110とバイパス通路140とが、互いに重なる部分で接続される。そのため、弁本体100に入口通路110とバイパス通路140とを接続するための補助的な通路が不要であり、入口通路110およびバイパス通路140の形状(経路)を簡素化できる。
また、空調装置1は、圧縮機20と、室内凝縮器30と、室内蒸発器40と、室外熱交換器50と、逆止弁60と、流量調整弁70と、開閉弁80と、弁装置10と、を有している。圧縮機20の吐出口が、室内凝縮器30の入口と接続されている。室内凝縮器30の出口が、逆止弁60および流量調整弁70を介して室内蒸発器40の入口と接続されている。入口開口171が、室内蒸発器40の出口と接続されている。出口開口172が、室外熱交換器50の入口と接続されている。通過入口開口181が、室外熱交換器の出口と接続されている。通過出口開口182が、圧縮機20の吸入口と接続されている。室内蒸発器40の出口と圧縮機20の吸入口とが開閉弁80を介して接続されている。入口開口171と通過出口開口182とが、正面101に配置されている。出口開口172と通過入口開口181とが、背面102に配置されている。このようにすることで、空調装置1において、弁装置10から車室側に向かう配管を弁本体100の正面101に接続し、弁装置10から室外側に向かう配管を弁本体100の背面102に接続して、配管の配置が複雑になることを抑制できる。
上述した弁装置10は、それが組み込まれる上位装置やシステムの制御装置によって各弁ユニットが制御される。このような構成以外にも、例えば、弁装置10が制御ユニットを有しており、制御ユニットが上位装置やシステムからのすべての信号を受信して、複数の弁ユニットを集中制御してもよい。この構成において、制御ユニットはケースに収容され、弁本体100における通過通路150に近い表面(例えば、弁本体100の右側面104)に配置されることが好ましい。このようにすることで、通過通路150を流れる比較的低温の冷媒によって制御ユニットの温度上昇を抑制できる。
また、上述した弁装置10の膨張弁ユニット200は、通過通路150を流れる冷媒の温度に応じて自律的に動作するものである。弁装置10において電動の流量調整弁ユニットを膨張弁ユニットとして採用してもよい。この場合、通過通路150を省略してもよい。
また、上述した弁装置10の第1開閉弁ユニット300は、電磁力で動作するパイロット式の開閉弁ユニットであり、第1開閉弁口312が開いた開弁状態を維持するために通電が必要なものである。第2開閉弁ユニット400は、電磁力で動作するパイロット式の開閉弁ユニットであり、第2開閉弁口412が閉じた閉弁状態を維持するために通電が必要なものである。弁装置10において、これら開閉弁ユニットに代えて、通電を停止しても開弁状態および閉弁状態を維持するラッチ式の開閉弁ユニットを採用してもよい。
本明細書において、「円筒」や「円柱」等の形状を示す各用語は、実質的にその用語の形状を有する部材や部材の部分にも用いられている。例えば、「円筒形状の部材」は、円筒形状の部材と実質的に円筒形状の部材とを含む。
上記に本発明の実施例を説明したが、本発明は実施例の構成に限定されるものではない。前述の実施例に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除、設計変更を行ったものや、実施例の特徴を適宜組み合わせたものも、本発明の趣旨に反しない限り、本発明の範囲に含まれる。
1…空調装置、10…弁装置、20…圧縮機、30…室内凝縮器、40…室内蒸発器、50…室外熱交換器、60…逆止弁、70…流量調整弁、80…開閉弁、100…弁本体、101…正面、102…背面、103…左側面、104…右側面、105…上面、106…底面、110…入口通路、110a…くびれ部、110b…段差部、120…出口通路、130…冷媒膨張通路、140…バイパス通路、150…通過通路、161…パワーエレメント取付穴、162…接続孔、163…通し孔、164…調整ねじ部材取付穴、165…第1開閉弁取付穴、166…第2開閉弁取付穴、171…入口開口、172…出口開口、181…通過入口開口、182…通過出口開口、200…膨張弁ユニット、211…膨張弁室、212…膨張弁口、215…接続通路、220…パワーエレメント、221…ケース、222…ダイアフラム、223…ストッパ部材、224…圧力作動室、225…冷媒導入室、230…弁部材、240…作動棒、250…調整ねじ部材、260…支持部材、270…圧縮コイルばね、300…第1開閉弁ユニット、311…第1開閉弁室、312…第1開閉弁口、313…第1開閉弁座、314…背圧室、320…主弁体、325…パイロット通路、326…均圧通路、330…弁体駆動部、331…ホルダ、332…ケース、333…プランジャ、333a…ばね収容穴、333b…底面、334…電磁コイル、335…パイロット弁体、336…固定鉄心、336a…ばね受け部材、337…開弁ばね、338…プランジャばね、400…第2開閉弁ユニット、411…第2開閉弁室、412…第2開閉弁口、413…第2開閉弁座、414…背圧室、417…接続開口、420…主弁体、421…胴部、422…上フランジ部、423…下フランジ部、425…パイロット通路、426…均圧通路、430…弁体駆動部、431…固定鉄心、431a…大径円筒部、431b…小径円筒部、432…ケース、433…プランジャ、434…電磁コイル、435…パイロット弁体、436…弁軸、437…開弁ばね、438…プランジャばね、500…逆止弁ユニット、513…弁座、520…弁体、521…弁部、530…コイルばね、540…支持部材、P11~P17…配管

Claims (5)

  1. 複数の冷媒通路を有する1つの弁本体と、
    前記弁本体に取り付けられた複数の弁ユニットと、を有し、
    前記複数の冷媒通路が、
    前記弁本体の外面に配置された入口開口に接続された入口通路と、
    前記弁本体の外面に配置された出口開口に接続された出口通路と、
    前記入口通路と前記出口通路とを接続する冷媒膨張通路と、
    前記入口通路と前記出口通路とを接続するバイパス通路と、
    通過通路と、を含み、
    前記通過通路が、前記弁本体の外面に配置された通過入口開口と前記弁本体の外面に配置された通過出口開口とを接続し、
    前記複数の弁ユニットが、
    前記冷媒膨張通路の通路面積を変更可能な膨張弁ユニットと、
    前記冷媒膨張通路を開閉可能な第1開閉弁ユニットと、
    前記バイパス通路を開閉可能な第2開閉弁ユニットと、
    前記通過通路における前記通過入口開口から前記通過出口開口への冷媒の流れを許容しかつ前記通過出口開口から前記通過入口開口への冷媒の流れを禁止する逆止弁ユニットと、を含み、
    前記膨張弁ユニットが、前記通過通路を流れる冷媒の温度に応じて前記冷媒膨張通路の通路面積を変更する、ことを特徴とする弁装置。
  2. 前記入口開口が、前記弁本体の平面状の第1外面に配置され、
    前記出口開口が、前記弁本体の前記第1外面と平行な平面状の第2外面に配置され、
    前記入口通路が、前記入口開口から前記第1外面の法線方向に直線状に延びる柱形状を有し、
    前記出口通路が、前記出口開口から前記第2外面の法線方向に直線状に延びる柱形状を有し、
    前記入口通路の中心線と前記出口通路の中心線とを含む1つの仮想平面が、前記弁本体の前記第1外面に対して直角な平面状の第3外面と非平行でかつ前記弁本体の前記第1外面および前記第3外面に対して直角な平面状の第4外面と非平行である、請求項1に記載の弁装置。
  3. 前記入口開口が、前記弁本体の平面状の第1外面に配置され、
    前記入口通路が、前記入口開口から前記第1外面の法線方向に直線状に延びる柱形状を有し、
    前記バイパス通路が、前記第2開閉弁ユニットの弁体が配置される柱形状の弁室を有し、
    前記弁室の一部が、前記入口通路と重なっている、請求項1に記載の弁装置。
  4. 圧縮機と、室内凝縮器と、室内蒸発器と、室外熱交換器と、逆止弁と、流量調整弁と、開閉弁と、請求項1~請求項3のいずれか一項に記載の弁装置と、を有する空調装置であって、
    前記圧縮機の吐出口が、前記室内凝縮器の入口と接続され、
    前記室内凝縮器の出口が、前記逆止弁および前記流量調整弁を介して前記室内蒸発器の入口と接続され、
    前記入口開口が、前記室内蒸発器の出口と接続され、
    前記出口開口が、前記室外熱交換器の入口と接続され、
    前記通過入口開口が、前記室外熱交換器の出口と接続され、
    前記通過出口開口が、前記圧縮機の吸入口と接続され、
    前記室内蒸発器の出口と前記圧縮機の吸入口とが前記開閉弁を介して接続されていることを特徴とする空調装置。
  5. 前記入口開口と前記通過出口開口とが、1つの外面に配置され、
    前記出口開口と前記通過入口開口とが、他の1つの外面に配置される、請求項に記載の空調装置。
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