JP2001199232A - ヒートポンプ装置 - Google Patents

ヒートポンプ装置

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JP2001199232A
JP2001199232A JP2000010349A JP2000010349A JP2001199232A JP 2001199232 A JP2001199232 A JP 2001199232A JP 2000010349 A JP2000010349 A JP 2000010349A JP 2000010349 A JP2000010349 A JP 2000010349A JP 2001199232 A JP2001199232 A JP 2001199232A
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Japan
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refrigerant
differential pressure
pressure
indoor radiator
valve
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JP2000010349A
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English (en)
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Tadashi Hotta
忠資 堀田
Yukikatsu Ozaki
幸克 尾崎
Motohiro Yamaguchi
素弘 山口
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Denso Corp
Soken Inc
Original Assignee
Denso Corp
Nippon Soken Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷房時に、冷媒が室内放熱器をバイパスして
COPを向上させるヒートポンプ装置において、コスト
高の電磁弁及びその制御手段を廃止する。 【解決手段】 室内放熱器2をバイパスして冷媒を流通
させるバイパス路21に設けられて、室内放熱器2前後
の差圧が予め設定される設定差圧ΔP0以上になる場合
にバイパス路21を開く定差圧弁21aを備え、設定差
圧ΔP0を、暖房運転時の最大冷媒流量により生じる室
内放熱器2前後の差圧ΔP1よりも大きく、かつ、冷房
運転時の最大冷媒流量により生じる室内放熱器2前後の
差圧ΔP2よりも小さく設定する。これにより、冷房運
転時に、冷媒が室内放熱器2をバイパスしてCOPを向
上させることができ、従来のコスト高の電磁弁及びその
制御手段を廃止してコスト安の定差圧弁21aを用いる
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内放熱器及び室
内蒸発器を有する、冷暖房切り替え可能なヒ−トポンプ
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、圧縮機、室内放熱器、第1減圧装
置、室外熱交換器、第2減圧装置、室内蒸発器、及びア
キュムレータを冷媒配管で順次連結したヒートポンプ装
置が知られている。この従来装置では、圧縮機より吐出
した冷媒は、暖房運転時には、室内吹出空気を加熱する
室内放熱器、第1減圧装置、室外熱交換器、アキュムレ
ータ、圧縮機の吸入側の順に流れ、冷房運転時には、ダ
ンパにより室内吹出空気と熱交換しないようにされた室
内放熱器、室外熱交換器、第2減圧装置、室内吹出空気
を冷却する室内蒸発器、アキュムレータ、圧縮機の吸入
側の順に流れるようになっている。
【0003】しかし、上記従来装置によると、冷房運転
時にも室内放熱器を冷媒が流れたままであるので、室内
放熱器により圧損が大きくなり、冷房運転時における冷
凍サイクルの成績係数(以下、COPという)の低下を
招いていた。
【0004】そこで、特開平8−40057号公報に
て、室内放熱器と並列に配置され、室内放熱器をバイパ
スして冷媒を流通させるバイパス路を設け、バイパス路
を開閉する電磁弁、及び電磁弁を開閉制御する制御手段
を備えたものが提案されている。これにより、冷房運転
時には、電磁弁を開いて圧縮機から吐出する冷媒が、圧
損を招く室内放熱器をバイパスして室内蒸発器へ流れる
ようにできるので、冷房運転時のCOPを向上させてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報によ
る従来技術では、電磁弁及び電磁弁を開閉制御する制御
手段が必要となるためコストアップとなっていた。
【0006】本発明は、上記点に鑑み、冷房時に、冷媒
が室内放熱器をバイパスするようにしてCOPを向上さ
せるヒートポンプ装置において、コストアップを招く電
磁弁及び電磁弁を開閉する制御手段を廃止することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、次の点に着目
して上記目的を達成するものである。すなわち、暖房運
転時には室外熱交換器は低温の室外空気から吸熱するた
め、圧縮機の吸入圧力が低下して吸入冷媒の密度が低下
する。このため、圧縮機から吐出される冷媒の流量は、
暖房運転時の最大冷媒流量よりも冷房運転時の最大冷媒
流量の方が多くなるため、室内放熱器を流通する冷媒の
圧損のうち、暖房運転時の最大冷媒流量による圧損より
も冷房運転時の最大冷媒流量による圧損の方が大きくな
る。
【0008】すなわち、冷房運転時の最大冷媒流量によ
り生じる室内放熱器(2)前後の差圧(ΔP2)は、暖
房運転時の最大冷媒流量により生じる室内放熱器(2)
前後の差圧(ΔP1)より大きくなる。
【0009】そこで、上記点に鑑みて請求項1に記載の
発明では、圧縮機(1)から吐出された高温高圧冷媒の
熱を室内に吹き出す吹出空気に放熱する室内放熱器
(2)と、圧縮機(1)の吸入側に設けられて吹出空気
を冷却する室内蒸発器(4)とを備えるヒートポンプ装
置において、室内放熱器(2)をバイパスして冷媒を流
通させるバイパス路(21)と、バイパス路(21)に
設けられて室内放熱器(2)前後の差圧が予め設定され
る設定差圧(ΔP0)以上になる場合にバイパス路(2
1)を開く定差圧弁(21a)とを備え、設定差圧(Δ
P0)を、暖房運転時の最大冷媒流量により生じる室内
放熱器(2)前後の差圧(ΔP1)よりも大きく、か
つ、冷房運転時の最大冷媒流量により生じる室内放熱器
(2)前後の差圧(ΔP2)よりも小さく設定すること
を特徴としている。
【0010】これにより、暖房運転時には定差圧弁(2
1a)が閉じるので、室内放熱器(2)を冷媒がバイパ
スしない。一方、冷房運転のうち少なくとも最大冷媒流
量時には定差圧弁(21a)が開くので、冷媒が室内放
熱器(2)をバイパスして流れる。よって、冷房運転時
のCOPを向上させることができる。
【0011】以上により、従来のコスト高の電磁弁及び
その制御手段を廃止して、機械式に作動する簡単な構成
でありコスト安の定差圧弁(21a)を用いるので、コ
ストダウンを図ることができる。
【0012】また、請求項2に記載の発明では、冷媒と
室外空気との間で熱交換を行う室外熱交換器(3)を備
え、室内放熱器(2)からの高圧冷媒が減圧されて室外
熱交換器(3)へ流入し、室外熱交換器(3)にて吸熱
して蒸発する第1除湿モードと、室内放熱器(2)から
流出した高圧冷媒が高圧状態のまま室外熱交換器(3)
へ流入し、室外熱交換器(3)にて放熱して凝縮する第
2除湿モードとを設け、設定差圧(ΔP0)を第1、第
2除湿モード時の最大冷媒流量により生じる室内放熱器
(2)前後の差圧よりも大きく設定することを特徴とし
ている。
【0013】これにより、第1、第2除湿モード時には
定差圧弁(21a)が閉じて、冷媒は室内放熱器(2)
を流通するようになっており、第1除湿モード時には、
室外熱交換器(3)は外気より吸熱して冷媒を蒸発させ
る吸熱側となるので、室内蒸発器(4)のみで吸熱する
場合に比べて吹出空気温度を高くすることができる。一
方、第2除湿モード時には、室外熱交換器(3)に流入
する冷媒は第2バイパス路(22)により減圧手段
(6)をバイパスして、室外熱交換器(3)は外気へ放
熱して冷媒を凝縮させる放熱側となるので、室内放熱器
(2)のみで放熱する場合に比べて吹出空気温度を低く
することができる。
【0014】このように、室外熱交換器(3)を吸熱側
と放熱側とに切り替えることにより、除湿モードでの吹
出空気の温度を良好に調整できる。
【0015】また、請求項3に記載の発明では、室内放
熱器(2)に、バイパス路(21)、及び定差圧弁(2
1a)を一体に設けることを特徴としている。
【0016】これにより、予め一体化された室内放熱器
(2)を所定位置に設置する作業の際には、バイパス路
(21)、及び定差圧弁(21a)を設置する作業を廃
止できる。
【0017】また、バイパス路(21)、及び定差圧弁
(21a)を室内放熱器(2)に対して別体に設ける場
合に比べて、省スペース化を図ることができる。
【0018】因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後
述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す
一例である。
【0019】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明を
示す第1実施形態について説明する。
【0020】本実施形態は、本発明のヒートポンプ装置
を電気自動車用空調装置に適用したものであり、図1
は、本実施形態に係るヒートポンプ装置の模式図であ
る。
【0021】1は、冷媒を吸入、圧縮、吐出する圧縮機
であり、この圧縮機1は、圧縮機1を駆動する電動モー
タ(図示せず)と一体化された電動圧縮機である。
【0022】2は、圧縮機1から吐出する冷媒の熱を車
室内に吹き出す吹出空気に放熱する室内放熱器であり、
車室内に向けて空気(吹出空気)を送風する遠心式送風
機10の吹出口に連結される空気ダクト11内に配置さ
れている。また、室内放熱器2にはダクト11内の空気
流れを切り替える気流切替ダンパ12が備えられてお
り、ダンパ12が開くと吹出空気は室内放熱器2を通過
し、ダンパ12が閉じると吹出空気は室内放熱器2を通
過しないで流れるようになっている。
【0023】3は、冷媒と室外空気との間で熱交換を行
う室外熱交換器であり、室外熱交換器3に対向配置され
た室外ファン3aにより室外空気が送風されてる。そし
て、4は、冷媒と吹出空気との間で熱交換して、吹出空
気を冷却する室内蒸発器であり、空気ダクト11内にて
室内放熱器2と送風機10との間に配置されている。
【0024】5は、サイクル内を循環する冷媒を蓄える
とともに、内部に流入した冷媒を気相冷媒と液相冷媒と
に分離して気相冷媒を圧縮機1の吸入側に向けて流出す
るアキュムレータ(気液分離手段)である。そして、以
上の圧縮機1、室内放熱器2、室外熱交換器3、室内蒸
発器4、及びアキュムレータ5は、順次、冷媒配管20
で連結されている。
【0025】21は、冷媒配管20のうち、圧縮機1の
吐出側の冷媒配管20aと、室外熱交換器3の出口側冷
媒配管20bとの間に設けられ、室内放熱器2と並列に
配置され、室内放熱器2をバイパスして冷媒を流通させ
る第1バイパス路(バイパス路)21であり、この第1
バイパス路21には、冷媒を圧縮機1の吐出側から室外
熱交換器3の方向へ流通させる定差圧弁21aが配設さ
れている。この定差圧弁21aはバイパス路21を開閉
するものであり、定差圧弁21aの前後に生じる冷媒圧
力の差圧ΔPが、予め設定される設定差圧ΔP0以上に
なる場合に開弁するものである。
【0026】この定差圧弁21aの構造概略を説明する
と、図示しない円筒状のハウジングの両端に、冷媒の流
出入口を設け、ハウジングの内部には、弁口を開閉する
弁体がコイルバネ等の弾性部材によって押圧配設されて
おり、この弁体は弁体前後の冷媒圧力の差圧ΔPによる
開弁作用力が弾性部材の弾性力による閉弁作用力より大
きくなると開口する構造になっている。
【0027】6は、冷媒配管20のうち、定差圧弁21
aと室外熱交換器3との間に配設されて、暖房運転時に
室外熱交換器3へ送られる冷媒を減圧膨張する第1電気
式膨張弁(減圧手段)である。この第1電気式膨張弁6
は、図示しない制御装置によって通電制御されることに
よって、その弁の開度(絞り量)が調節される。
【0028】そして、22は、第1電気式膨張弁6と並
列に配置され、第1電気式膨張弁6をバイパスして冷媒
を流通させる第2バイパス路であり、この第2バイパス
路22には第1電磁弁22aが配設されている。この第
1電磁弁22aは冷房時及び第2除湿モード(後述)時
に開弁し、暖房運転時及び第1除湿モード(後述)時に
は閉弁するものである。
【0029】7は、冷媒配管20のうち、室外熱交換器
3と室内蒸発器4との間に配設されて、冷房または除湿
運転時に室内蒸発器4へ送られる冷媒を減圧膨張する第
2電気式膨張弁である。この第2電気式膨張弁7は、図
示しない制御装置によって通電制御されることによっ
て、その弁の開度(絞り量)が調節される。
【0030】そして、23は、第2電気式膨張弁7及び
室内蒸発器4と並列に配置され、第2電気式膨張弁7及
び室内蒸発器4をバイパスして冷媒を流通させる第3バ
イパス路であり、この第3バイパス路23には第2電磁
弁23aが配設されている。この第2電磁弁23aは冷
房運転時及び第1、第2除湿モード時に閉弁し、暖房運
転時には開弁するものである。
【0031】次に、本実施形態の作動を述べる。
【0032】1.暖房運転時 圧縮機1で圧縮された高温高圧の冷媒は室内放熱器2に
流入する。そして、気流切替ダンパ12を開き、室内放
熱器2にて、高温高圧の冷媒は放熱して吹出空気を加熱
するとともに、自らは冷却された後、第1電気式膨張弁
6の開度調節により減圧されて低温低圧となる。その
後、低温低圧の冷媒は、室外熱交換器3にて外気から熱
を奪って蒸発するとともに、アキュムレータ5を経由し
て圧縮機1に吸入され、再び吐出される。
【0033】このとき、ヒートポンプ装置の暖房負荷
と、室内放熱器2を流通する冷媒流量及びその冷媒の圧
損との関係を図2(a)により説明すると、暖房負荷が
大きくなるほど圧縮機1からの冷媒吐出量を多くさせる
ため、室内放熱器2を流通する冷媒流量は多くなり、室
内放熱器2における冷媒の圧損は大きくなる。すなわ
ち、暖房負荷が大きくなると、室内放熱器2における冷
媒の圧損は大きくなり、最大暖房負荷時における前記圧
損をΔP1とする。
【0034】ところで、定差圧弁21aの前後に生じる
冷媒圧力の差圧ΔPは、室内放熱器2における冷媒の圧
損とほぼ等しくなる。そして、前述の設定差圧ΔP0
は、最大暖房負荷時の差圧ΔP1(例えば0.15MP
a)よりも大きく設定(例えば0.2MPa〜0.5M
Pa)されている。これにより、定差圧弁21aは、暖
房時には開弁することなく、冷媒が第1バイパス路21
を流通することを防止している。
【0035】2.冷房運転時 冷房負荷が低い場合には、圧縮機1で圧縮された高温高
圧の冷媒は室内放熱器2に流入する。そして、気流切替
ダンパ12を閉じ、室内放熱器2では冷媒は熱交換を行
わず通過するのみである。そして、高温高圧の冷媒は、
室外熱交換器3にて冷却された後、第2電気式膨張弁7
の開度調節により減圧されて低温低圧となる。その後、
低温低圧の冷媒は、室内蒸発器4にて吹出空気から熱を
奪って蒸発して吹出空気を冷却するとともに、アキュム
レータ5を経由して圧縮機1に吸入され、再び吐出され
る。
【0036】このとき、ヒートポンプ装置の冷房負荷
と、室内放熱器2を流通する冷媒流量及びその冷媒の圧
損との関係を図2(b)により説明すると、冷房負荷が
大きくなるほど圧縮機1からの冷媒吐出量を多くさせる
ため、室内放熱器2を流通する冷媒流量は多くなり、室
内放熱器2における冷媒の圧損は大きくなる。すなわ
ち、冷房負荷が大きくなると、室内放熱器2における冷
媒の圧損は大きくなり、仮に定差圧弁21aが閉弁した
まま状態である場合の、最大冷房負荷時における前記圧
損をΔP2とする。
【0037】ところで、圧縮機1から吐出される冷媒の
流量は、最大暖房時よりも最大冷房時の方が多いため、
室内放熱器2における冷媒の圧損は、最大暖房負荷時よ
りも最大冷房負荷時の方が大きくなる。そして、定差圧
弁21aの設定差圧ΔP0(例えば0.2〜0.5MP
a)は、最大冷房負荷時の差圧ΔP2(例えば1.5M
Pa)よりも小さく設定されている。すなわち、設定差
圧ΔP0は最大暖房負荷時の差圧ΔP1(例えば0.1
5MPa)よりもわずかに大きな値(例えば0.2MP
a〜0.5MPa)に設定されている。
【0038】よって、冷房負荷が低い状態から徐々に高
くなると、室内放熱器2における冷媒の圧損が設定差圧
ΔP0まで上昇した時点で、定差圧弁21aは開弁す
る。よって、冷媒が第1バイパス路21を流通するよう
になる。そして、さらに冷房負荷を高くしても冷媒は室
内放熱器2をバイパスして第1バイパス路21を流通す
るため、室内放熱器2における冷媒の圧損は設定差圧Δ
P0よりも大きくなることはない。
【0039】以上の構成による作動により、冷房運転時
に、圧縮機1から吐出する冷媒が室内放熱器2をバイパ
スさせて、ヒートポンプ装置の冷房時におけるCOPを
向上させることができる。そして、従来のコスト高の電
磁弁及びその制御手段を廃止して、機械式に作動する簡
単な構成でありコスト安の定差圧弁21aを用いるの
で、コストダウンを図ることができる。
【0040】3.除湿運転時 本実施形態における除湿運転は、例えば外気温度が低く
室内温度が低下することを防止したい場合に作動させる
第1除湿モードと、例えば外気温度が高く室内温度が上
昇することを防止したい場合に作動させる第2除湿モー
ドとの作動が可能である。以下、これらの第1、第2除
湿モードの作動について説明する。
【0041】なお、前述の設定差圧ΔP0は、第1、第
2除湿モード時の最大冷媒流量により生じる、室内放熱
器2前後の差圧よりも大きく設定されている。よって、
除湿運転時には、冷媒が室内放熱器2をバイパスするこ
とはない。
【0042】3−1.第1除湿モード時 圧縮機1で圧縮された高温高圧の冷媒は室内放熱器2に
流入する。そして、気流切替ダンパ12を開き、室内放
熱器2にて、高温高圧の冷媒は放熱して吹出空気を加熱
する。その後、第1電気式膨張弁6の開度調節により減
圧されて低温低圧となり、室外熱交換器3にて外気より
吸熱する。すなわち、室外熱交換器3は外気より吸熱し
て冷媒を蒸発させる吸熱側として作動する。
【0043】その後、開度が全開にされた第2電気式膨
張弁7を流通し、室内蒸発器4にて吹出空気から熱を奪
って蒸発して吹出空気を冷却するとともに、アキュムレ
ータ5を経由して圧縮機1に吸入され、再び吐出され
る。
【0044】以上の作動による冷媒のエンタルピと圧力
の関係を示すモリエル線図を図3(a)に示す。図3
(a)に示すように、室外熱交換器3の吸熱量Q1、室
内蒸発器4の吸熱量Q2、及び圧縮機1の動力Lにより
増加したエンタルピQ1+Q2+Lは、室内放熱器2の
放熱量Q3により放出している。
【0045】これにより、ヒートポンプサイクルの吸熱
は、室内蒸発器4の室内からの吸熱の他に、室外熱交換
器3の室外からの吸熱により行うので、室内蒸発器4の
みで吸熱する場合に比べて、室内温度を高くすることが
できる。
【0046】3−2.第2除湿モード時 圧縮機1で圧縮された高温高圧の冷媒は室内放熱器2に
流入する。そして、気流切替ダンパ12を開き、室内放
熱器2にて、高温高圧の冷媒は放熱して吹出空気を加熱
する。その後、第1電気式膨張弁6をバイパスして室外
熱交換器3にて室外に放熱する。すなわち、室外熱交換
器3は外気へ放熱して冷媒を凝縮させる放熱側として作
動する。
【0047】そして、凝縮された冷媒は第2電気式膨張
弁7の開度調節により減圧されて低温低圧となり、室内
蒸発器4にて吹出空気から熱を奪って蒸発して吹出空気
を冷却するとともに、アキュムレータ5を経由して圧縮
機1に吸入され、再び吐出される。
【0048】以上の作動による冷媒のエンタルピと圧力
の関係を示すモリエル線図を図3(b)に示す。図3
(b)に示すように、室内蒸発器4の吸熱量Q4、及び
圧縮機1の動力Lにより増加したエンタルピQ4+L
は、室内放熱器2の放熱量Q5、及び室外熱交換器3の
放熱量Q6により放出している。
【0049】これにより、ヒートポンプサイクルの放熱
は、室内放熱器2の室内への放熱の他に、室外熱交換器
3の室外への放熱により行うので、室内放熱器2のみで
放熱する場合に比べて、室内温度を低くすることができ
る。
【0050】以上の第1、第2除湿モードのように、室
外熱交換器3は、冷媒蒸発器としての吸熱作用と冷媒凝
縮器としての放熱作用とを切り替えることができるた
め、除湿モードでの吹出空気の温度を良好に調整でき
る。
【0051】(第2実施形態)第1実施形態では、第1
バイパス路21、及び定差圧弁21aは、室内放熱器2
とは別体に設けられ、空気ダクト11の外部において、
バイパス路21専用の配管を、冷媒配管20a、20b
に接続しているが、本実施形態では、第1実施形態にお
ける第1バイパス路21、及び定差圧弁21aを、室内
放熱器2の第1ヘッダタンク(後述)32内部に設け
て、これらを一体化し、モジュール化することを特徴と
している。
【0052】図4は、本実施形態に係る室内放熱器2の
正面図であり、31は、冷媒が流通する複数本のチュー
ブであり、31aは、チューブ31と交互に積層された
フィンである。そして、複数本のチューブ31の長手方
向両端には、各チューブ31に連通するとともに、上下
方向(チューブ31の長手方向と直交する方向)に伸び
る第1、第2ヘッダタンク32、33が設けられてい
る。そして、第1ヘッダタンク32は、セパレータ34
により上下に仕切られて、下方の第1タンク室32a、
及び上方の第2タンク室32bが形成されている。
【0053】また、第1ヘッダタンク32には、圧縮機
1の吐出側の冷媒配管20aを第1タンク室32aに連
結させる入口ジョイント35と、室内放熱器2の出口側
冷媒配管20bを第2タンク室32bに連結させる出口
ジョイント36とが設けられている。
【0054】また、第1ヘッダタンク32のうち、チュ
ーブ31と反対側の側方には、第1実施形態の第1バイ
パス路21が設けられており、このバイパス路21によ
り第1、第2タンク室32a、32bは連通されてい
る。
【0055】図5は、バイパス路21の部分を示す図4
の断面図であり、バイパス路21内は、弁口21bが開
口する仕切板21cにより仕切られている。そして、バ
イパス路21内のうち、仕切板21cの第2タンク室3
2b側には、冷媒を第1タンク室32aから第2タンク
室32bの方向へ流通させる定差圧弁21aが配設され
ている。この定差圧弁21aはバイパス路21を開閉し
て第1実施形態の定差圧弁21aと同様の機能を果たす
ものである。そして、この定差圧弁21aは、第1実施
形態における定差圧弁21aと同じ条件の場合に開弁す
るものである。また、定差圧弁21aは、弁口21bを
開閉する球状の弁体38、開弁圧を決めるバネ39、及
びバネ39の弾性力を弁38に伝えるバネ台座40から
構成されており、弁体38はバネ39による弾性力によ
り仕切板21cに押圧配置されている。
【0056】以上の構成による冷媒流れを説明すると、
第1タンク室32a内の冷媒圧力と、第2タンク室32
b内の冷媒圧力との差圧ΔPが、設定差圧ΔP0より小
さくなると、バネ39の弾性力により弁体38は弁口2
1bを閉じ、バイパス路21は閉ざされる。このような
場合には、図4の矢印に示すように、圧縮機1から吐出
されて、入口ジョイント35から第1タンク室32aに
流入した冷媒は、チューブ31内を流通して第2ヘッダ
タンク33内に流入し、その流通方向を180度転向し
た後、チューブ31内を流通して第2タンク室32bに
流入し、出口ジョイント36から流出する。
【0057】一方、前述の差圧ΔPが設定差圧ΔP0以
上になると、弁体38前後の冷媒圧力の差圧ΔPによる
開弁作用力がバネ39の弾性力による閉弁作用力より大
きくなり、バイパス路21は開かれる。このような場合
には、第1タンク室32a内の冷媒はバイパス路21を
流通して第2タンク室32b内に流入する。よって、チ
ューブ31には冷媒が流通しないようになる。
【0058】ところで、第1実施形態では、室内放熱器
2を車両の所定位置に設置する作業の際に、冷媒配管2
0にバイパス路21、及び定差圧弁21aを設置しなけ
ればならず、バイパス路21、及び定差圧弁21aの取
付作業性が悪かった。
【0059】これに対し、第2実施形態では、バイパス
路21、及び定差圧弁21aを室内放熱器2に一体に設
けるので、予め一体化された室内放熱器2を車両の搭載
位置に設置する作業の際には、バイパス路21、及び定
差圧弁21aを設置する作業を廃止できる。
【0060】また、第1実施形態では、バイパス路21
専用の配管と、その配管を冷媒配管20a、20bに接
続するジョイント部とを必要とするが、第2実施形態で
は第1ヘッダタンク32内部にバイパス路21、及び定
差圧弁21aを設けるので、バイパス路21専用の配管
と上記ジョイント部が不要となる。よって、部品点数を
減少させてコストダウンを図ることができ、また、構造
を簡素化でき、室内放熱器2、第1バイパス路21、及
び定差圧弁21aの車両搭載スペースを省スペース化で
きる。
【0061】(第3実施形態)第2実施形態では、第1
バイパス路21、及び定差圧弁21aを、第1ヘッダタ
ンク32の内部に設けて、室内放熱器2と一体化させて
いるが、本実施形態では、第1バイパス路21、及び定
差圧弁21aを第1ヘッダタンク32の外部に設けて、
室内放熱器2と一体化させている。
【0062】図6は本実施形態に係る室内放熱器2の斜
視図であり、この室内放熱器2は2つの室内放熱器2
a、2bを空気流れ方向に積層して構成されている。
【0063】空気流れ下流側(以下、下流側と略す)の
放熱器2bのうち、第2実施形態で説明した室内放熱器
2と異なる点を説明すると、第2ヘッダタンク33も第
1ヘッダタンク32と同様にセパレータ34aにより仕
切られており、下方の第3タンク室33a、及び上方の
第4タンク室33bが形成されている。また、第2実施
形態における出口ジョイント36を廃止している。
【0064】空気流れ上流側(以下、上流側と略す)の
放熱器2aのうち、第2実施形態の室内放熱器2と異な
る点は、第2ヘッダタンク33は下流側放熱器2bと同
様にセパレータ(図示せず)により仕切られて、第3タ
ンク室(図示せず)及び第4タンク室33bが形成され
ている。また、第2実施形態における入口ジョイント3
5を廃止している。
【0065】そして、上流側第3タンク室と下流側第3
タンク室33aとは連通されており、上流側第4タンク
室33bと下流側第4タンク室33bとは連通されてお
り、上流側及び下流側第1ヘッダタンク32のうち、チ
ューブ31と反対側の側方には、下流側第2タンク室3
2bと上流側第1タンク室32aとを連通する連通路4
3が設けられている。
【0066】また、入口ジョイント35と出口ジョイン
ト36との間には、入口ジョイント35と出口ジョイン
ト36とを連通するバイパス路21が設けられており、
バイパス路21には、冷媒を入口ジョイント35から出
口ジョイント36の方向へ流通させる定差圧弁21aが
配設されている。
【0067】なお、これらのバイパス路21及び定差圧
弁21aは、第1実施形態の第1バイパス路21及び定
差圧弁21aと同様の機能を果たすものであり、定差圧
弁21aは、第1実施形態における定差圧弁21aと同
じ条件の場合に開弁するものである。
【0068】以上の構成による冷媒流れを説明すると、
入口ジョイント35内の冷媒圧力と、出口ジョイント3
6内の冷媒圧力との差圧ΔPが、設定差圧ΔP0より小
さくなると、定差圧弁21aはバイパス路21を閉じる
ように機能する。このような場合には、図6の矢印に示
すように、圧縮機1から吐出されて入口ジョイント35
に流入した冷媒は、下流側第1タンク室32a、下流側
チューブ31、下流側第3タンク室33a、上流側第3
タンク室33a、上流側チューブ31、上流側第1タン
ク室32a、連通路43、下流側第2タンク室32b、
下流側チューブ31、下流側第4タンク室33b、上流
側第4タンク室33b、上流側チューブ31、上流側第
2タンク室32bの順に流通して、出口ジョイント36
から流出する。
【0069】一方、前述の差圧ΔPが設定差圧ΔP0以
上になると、定差圧弁21aはバイパス路21を開くよ
うに機能する。このような場合には、入口ジョイント3
5内の冷媒はバイパス路21を流通して出口ジョイント
36内に流入する。よって、チューブ31には冷媒が流
通しないようになる。
【0070】以上のように、第1バイパス路21、及び
定差圧弁21aを第1ヘッダタンク32の外部に設け
て、室内放熱器2と一体化させるようにしても、第2実
施形態と同様に、予め一体化された室内放熱器2を車両
の搭載位置に設置する作業の際には、バイパス路21、
及び定差圧弁21aを設置する作業を廃止できる。
【0071】また、室内放熱器2に第1バイパス路2
1、及び定差圧弁21aを一体化させるので、室内放熱
器2、第1バイパス路21、及び定差圧弁21aの車両
搭載スペースを省スペース化できる。
【0072】(他の実施形態)第1実施形態では、冷媒
の減圧装置として第1、第2電気式膨張弁6、7を用い
ているが、電気式膨張弁6、7の代わりに、キャピラリ
ーチューブを用いてもよい。なお、この場合、第2電気
式膨張弁7と並列に配置され、第2電気式膨張弁7をバ
イパスして冷媒を流通させる第4バイパス路と、第4バ
イパス路を開閉する電磁弁を設ける。これにより、第1
除湿モード時に、第2電気式膨張弁7の開度を全開にし
て冷媒を流通させる代わりに、電磁弁を開いて第4バイ
パス路を流通させればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るヒートポンプ装置
の模式図である。
【図2】(a)は、ヒートポンプ装置の暖房負荷と、室
内放熱器を流通する冷媒流量、及びその冷媒の圧損との
関係を示すグラフであり、(b)は、ヒートポンプ装置
の冷房負荷と、室内放熱器を流通する冷媒流量、及びそ
の冷媒の圧損との関係を示すグラフである。
【図3】(a)は、第1除湿モード時における冷媒のエ
ンタルピと圧力の関係を示すモリエル線図であり、
(b)は、第2除湿モード時における冷媒のエンタルピ
と圧力の関係を示すモリエル線図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係る室内放熱器の正面
図である。
【図5】図4の部分断面図である。
【図6】本発明の第3実施形態に係る室内放熱器の斜視
図である。
【符号の説明】
1…圧縮機、2…室内放熱器、3…室外熱交換器、4…
室内蒸発器、6…減圧手段、21…第1バイパス路、2
1a…定差圧弁、ΔP0設定差圧、ΔP1…暖房運転時
の最大冷媒流量により生じる室内放熱器前後の差圧、Δ
P2…冷房運転時の最大冷媒流量により生じる室内放熱
器前後の差圧。
フロントページの続き (72)発明者 尾崎 幸克 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内 (72)発明者 山口 素弘 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒を吸入、圧縮、吐出する圧縮機
    (1)と、 前記圧縮機(1)の吐出側に設けられ、高温高圧冷媒の
    熱を室内に吹き出す吹出空気に放熱する室内放熱器
    (2)と、 前記圧縮機(1)の吸入側に設けられ、低温低圧冷媒と
    前記吹出空気との間で熱交換して、前記吹出空気を冷却
    する室内蒸発器(4)とを備えるヒートポンプ装置にお
    いて、 前記室内放熱器(2)と並列に配置され、前記室内放熱
    器(2)をバイパスして冷媒を流通させるバイパス路
    (21)と、 前記バイパス路(21)に設けられ、前記室内放熱器
    (2)前後の差圧が予め設定される設定差圧(ΔP0)
    以上になる場合に、前記バイパス路(21)を開く定差
    圧弁(21a)とを備え、 前記設定差圧(ΔP0)は、暖房運転時の最大冷媒流量
    により生じる、前記室内放熱器(2)前後の差圧(ΔP
    1)よりも大きく、かつ、冷房運転時の最大冷媒流量に
    より生じる、前記室内放熱器(2)前後の差圧(ΔP
    2)よりも小さく設定されていることを特徴とするヒー
    トポンプ装置。
  2. 【請求項2】 前記冷媒と室外空気との間で熱交換を行
    う室外熱交換器(3)を備え、 前記室内放熱器(2)から流出した高圧冷媒が、減圧さ
    れて前記室外熱交換器(3)へ流入し、前記室外熱交換
    器(3)にて吸熱して蒸発する第1除湿モードと、 前記室内放熱器(2)から流出した高圧冷媒が、高圧状
    態のまま前記室外熱交換器(3)へ流入し、前記室外熱
    交換器(3)にて放熱して凝縮する第2除湿モードとを
    設け、 前記設定差圧(ΔP0)は、前記第1、第2除湿モード
    時の最大冷媒流量により生じる、前記室内放熱器(2)
    前後の差圧よりも大きく設定されていることを特徴とす
    る請求項1に記載のヒートポンプ装置。
  3. 【請求項3】 前記室内放熱器(2)に、前記バイパス
    路(21)、及び前記定差圧弁(21a)を一体に設け
    ることを特徴とする請求項1または2に記載のヒートポ
    ンプ装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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