JP7138882B2 - スポークホイールの加飾装置 - Google Patents

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特許法第30条第2項適用 平成29年12月13日にJR新富士駅観光案内所内で展示
本発明は自転車に代表的に使用されているスポークホイール加飾手法に関するものであって、特に車輌走行時にスポークが透視状態となるスポークホイールに対し、表示図柄が静止状態に現れるようにしたスポークホイールの加飾装置に係るものである。
車輌のホイールに対し広告機能等を持たせるため、ホイールの回転に拘わらずディスク状の加飾板が非回転状態となるようにしたものが、自動車用として提案されている(例えば文献1参照。)。
このような自動車用車輪では、車輪外側面に取り付ける構造の工夫を要する一方、例えば自転車を典型的な例として、スポークホイールを具えた車輌の場合には、このような手法は取り得ない。即ち、自転車等のスポークホイールでは、その側面に加飾板(オーナメントディスク)を取り付けるとなると、例えば前輪を支持するフロントフォークや、後輪であればチェンステー、シートステー等の部材が近接してあり、取り付けることはできない。
このため自転車等におけるスポークホイールに静止状態にディスプレーを施そうとした場合、左右スポーク間に配置することとなるが、このスペースは狭く、且つ現実にはスポーク組みされて完成状態にあるスポークホイールに対し後付け作業で組込む場合が多く、そのための別途技術課題が種々存在する。
実開平06-61501公報
本発明はこのような背景を考慮して為されたものであって、スポークホイールに対して、そのスポーク間に静止状態にオーナメントディスクを取り付けられるようにすることを可能とした新規なスポークホイールの加飾装置を開発することを技術課題としたものであるである。
求項1記載のスポークホイールの加飾装置は、 ハブとスポークとリムとを具えたスポークホイールのハブの外周側に回転自在に取り付けられ、フリー回転するボスと、このボスに支持され、左右スポーク間に配置されるオーナメントディスクとを具え、前記オーナメントディスクは、オーナメントディスクがスポークホイールの回転に拘わらず静止姿勢を取ることができるように重心が設定されており、更に前記オーナメントディスクの外周端を間隔を隔てて囲むように、別体の固定オーナメントリングを有し、この固定オーナメントリングはスポークホイールのリム側において左右スポーク間に挟持されて固定されるものであることを特徴して成るものである。
そして上記請求項記載の構成を手段として前記課題の解決が図られる。
求項1記載の発明によれば、走行状態でスポークホイールが回転している状態であっても静止姿勢を取るオーナメントディスクを、スポークホイール内側の空間に配置することができる。
また静止姿勢を得るオーナメントディスクの外側に、車輪の回転とともに回転する別体の固定オーナメントリングが設けられており、静止姿勢を取るオーナメントディスクの外周に回転する固定オーナメントリングが位置することにより、よりバラエティのある装飾効果が得られる。
本発明のスポークホイールの加飾装置が組み付けられた自転車を示す側面図である。 スポークホイールを示す側面図(a)並びに断面図(b)である。 ボスを示す斜視図(a)、正面図(b)並びに側面図(c)である。 ボス要素片を示す側面図(a)並びに底面図(b)である。 ボス要素片をハブセンターに組付ける様子を示す斜視図である。 分断された一対のディスク要素片を示す側面図(a)並びにこれらが一体化されて形成されたディスク本体を示す側面図(b)である。 ディスクホイールに対してオーナメントディスクを組み付ける様子を段階的に示す斜視図である。 ディスクホイールに対してオーナメントディスクが組み付けられた状態を示す側面図(a)並びに断面図(b)である。 停止時のディスクホイール、オーナメントディスク及び固定オーナメントリングの様子を示す側面図(a)並びに走行時のディスクホイール、オーナメントディスク及び固定オーナメントリングの様子を示す側面図断面図(b)である。 本発明の他の実施例を示す側面図(a)、(b)、(c)、(e)、(f)及び断面図(d)である。 本発明の他の実施例として、軸筒部材を用いる形態を示す断面図である。
本発明を実施するための形態は、以下述べる実施例をその一つとするものであるとともに、この技術思想に基づく種々の改良した実施例も含むものである。
以下本発明を図1~8に示す基本となる構成に基づいて具体的に説明する。
図中符号1で示すものが本発明の「スポークホイールの加飾装置」(以下、加飾装置1と略記する)であって、このものは車輌の一例たる自転車2におけるスポークホイール3に取り付けられる。
前記加飾装置1の説明に先立ち、車輌の一例である自転車2について説明すると、このものは図に示すように、フレーム21に対し、フロントフォーク22、ハンドル23、サドルシート24及びチェーン等が具えられた伝動装置25を具えて成る。
そしてフレーム21の前後に具えられるホイールとしては、スポークホイール3が適用されている。なおキャストホイールであってもスポーク自体が構成されていることもあるが、ここに言うスポークホイールとは、いわゆるワイヤースポークが編み込まれたホイールである。
前記スポークホイール3は図2に示すように、ハブ31、リム32及びスポーク33を主たる構成部材とするものであり、ハブ31はハブセンター35に対しその両側にハブフランジ36が具えられ、リム32の外側にタイヤ34が嵌め込まれて成るものである。
またリム32は一般的な形状であり、その内側にスポーク33の端部がニップル32aにより固定され、スポーク33の基部は、前記ハブフランジ36に形成されるスポーク孔に対し係止される。
なおハブ31については常法に従い、ベアリングを介してシャフト37により支持されて、車体側(例えばフロントフォーク22)に取り付けられる。
なおスポークホイール3を利用した車輌としては、前記自転車2が最も典型的であるが、更に電動アシスト自転車、自動二輪車、人力車、車椅子、等が本発明の適用対象と成り得る。
そして一例として前記ハブセンター35の部位を利用して、オーナメントディスク5の加飾装置1の支持部材たるボス4が回転自在に取り付けられるものであり、以下、加飾装置1について詳しく説明する。加飾装置1は、ボス4とこのボス4に支持されるオーナメントディスク5とを主要部材とする。
先ずボス4は図3に示すように、全体としては軸付小径の回転コロ状と表現できるような形状であり、一例として図4(a)に示すように、側面視でほぼ直径方向に二分割したボス要素片4a、4bが組み合わされて構成されている。すなわち、ボス4はボス中心孔41を具えるものであり、このボス中心孔41は前記スポークホイール3におけるハブセンター35に緩く外嵌めできるような径寸法としている。
なおボス中心孔41は、ボス要素片4a、4bとして見ると、実質的にボス要素片4a、4bの合わせ面420側において、中心孔凹部41aとして形成される。
このように、ボス要素片4a、4bが対向的に組み合わされてボス4の全体形状を形成することに因み、その組み立てにあたっての組立固定部42a、42bが図4(b)に示すように、ボス要素片4a、4bの軸方向両端部に形成される。
前記ボス要素片4aにおける組立固定部42aは図4(a)に示すように、側面視において中心孔凹部41aと同心円の半円柱状に形成されるものであり、図4(b)に示すように合わせ面420における中心孔凹部41aの両側にナット孔421が形成されるとともに、ここに固定ナット46が圧入される。
一方ボス要素片4bにおける組立固定部42bは図4(a)に示すように、まず組立固定部42aと同様に側面視において中心孔凹部41aと同心円の半円柱状に形成され、中心孔凹部41a両側部を外周側から合わせ面420に向かって垂直方向に切除することにより、ボルト受け部423が形成され、ここにボルト孔422が穿孔されて成るものである。
更に図4(b)に示すように、前記組立固定部42a(組立固定部42bも同様)に挟まれるように、ボス要素片4aの軸方向中央部位には、ディスク固定部43が形成される。このディスク固定部43は、中央のスペースをディスク嵌込部431とするものであり、このディスク嵌込部431としての空間は、実質的にはその両側に形成されるディスク保持フランジ432の間のスペースとして形成される。
なおディスク嵌込部431の最深部、実質的にはボス4の軸方向中心付近は芯当部433とされ、後述するオーナメントディスク5の中心孔51と接するように構成されている。
そしてボス4の組み立て状態を構成するためには、まず図5に示すようにボス要素片4a、4bをそれぞれ組立済みのスポークホイールにおける適宜のスポーク33の間から、左右のスポーク33の間に形成される可飾スペースS内に挿入する。
次いで組立固定部42a、42bの中心孔凹部41aをハブセンター35を囲むように位置させてこれらを組み合わせ、組立固定部42bにおけるボルト孔422に対し、ワッシャ45aが挿通された固定ボルト45を挿入するとともに、組立固定部42aの固定ナット46のネジ山に対し締め込むことにより、ボス要素片4a、4bの組み立て状態を得る。
もちろん固定ナット46に関しては、ボス要素片4aにおける組立固定部42aの強度が十分であれば予め雌ネジをタップ形成しておき、固定ナット46を排することも可能である。
そしてこの際、ボス中心孔41の径は、ハブセンター35の径より、僅かに大きい寸法とされ、ハブセンター35の回転にかかわらず、その回転に影響を受けない自由状態を保ち得る寸法とされている。
またボス中心孔41の軸方向の長さ寸法は、ハブフランジ36間の寸法より僅かに短い寸法とされる。
なお上述のようにボス4として一体化されたボス要素片4a、4bは図3(c)に示すように、側面視において組立固定部42aと組立固定部42bの形状が異なるものであり、体積が大きい組立固定部42aは、体積が小さい組立固定部42bよりも質量が大きくなる。
次に前記オーナメントディスク5について説明する。オーナメントディスク5は図6に示すように、中心孔51が形成された大径円盤状のディスク本体50を主要部材とし、その面に適宜の文字、写真等の表示図柄52を設けるものである。実際上の作業としては、ディスク本体50は、比較的発泡密度の低い発砲樹脂板を用い、適宜必要な表示図柄52のシートをラッピングするようなかたちで形成される。
またディスク本体50の実際の使用状況を考慮すると、このものは既に組み立てられた状態のスポークホイール3に後付けされることが多いことから、二分割された二枚のディスク本体要素50a、50bを組み合わせて構成されるものとし、左右のスポーク33の間に形成される可飾スペースS内に二枚のディスク本体要素50a、50bを挿入した後、可飾スペースS内においてこれらを帯状透明樹脂粘着テープ等の接続片を用いて組み合わせることにより、円盤状のディスク本体50が構成されるような形態が採られる。
そしてこの実施例では一例として、円盤状に構成されたディスク本体50の重心Gが、後述するようにディスク本体50が静止姿勢をとった状態で表示図柄52が正しい姿勢で視認されるような位置に設定される。
この実施例では、このような重心Gの設定は、図6(b)に示すように中心孔51の位置を円盤状のディスク本体50の中心からずらした位置に形成することにより、ディスク本体50の中心に中心孔51′が形成された場合の重心G′とは異なる部位に重心Gが位置するようにした。
この他にも、オーナメントディスク5の外周部を一部径を大きくして重量を増すようにしたり、あるいは前記接続片を利用する等して、ディスク本体50の重量バランスを異ならせることにより、重心Gを所望の箇所に位置させることができる。
更にディスク本体50の形状は、リム32の内側の空間において、スポーク33と干渉することなく十分に自由な姿勢設定ができるように寸法設定される。具体的には、スポークホイール3は図2(b)の断面図に示すように、スポーク33により、リム32組み付け用のニップル32a側が狭くなり、ハブ31側が広くなったような断面菱形状の空間である可飾スペースSが形成されるものであり、更にディスク本体50の剛性等を考慮して、適宜の幅寸法を確保できる範囲を接触回避可能ゾーンZとする。
そしてこのような接触回避可能ゾーンZの範囲内に収まるように、ディスク本体50の形状が設定される。
更に前記ディスク本体50は、その表面に適宜の表示図柄52を形成する他、適宜全反射リフレクタを設けることも好ましい。
更にディスク本体50の形状が、接触回避可能ゾーンZ内に収まるように設定されることを考慮すると、可飾スペースS内のリム32側に余白空間が生ずることとなるため、この部分には、ディスク本体50の周辺を一定寸法隔で取り巻くような円環状の固定オーナメントリング6を設け(図1、図7参照)。
この固定オーナメントリング6は、図7(a)中に拡大して示すように、一部にスリット6aが形成されることにより分断された円環状部材であり、このものは可飾スペースS内のリム32付近において左右のスポーク33間に挟み込むように取り付けられる。
なおこの固定オーナメントリング6の表面にも、適宜の表示図柄62を形成するものとする。
次いで上述したようなオーナメントディスク5と、ボス4との組み付け状態について説明する。
まず図7(a)、(b)に示すように、二分割されたディスク本体50のうち、ディスク本体要素50aを適宜スポーク33間から可飾スペースSに挿入する。
次いで図7(c)に示すように、中心孔51の周辺部をボス4におけるディスク嵌込部431に嵌め込むとともに、図8(b)に示すように最深部の芯当部433に当接させる。
更に図7(d)に示すように、もう一方のディスク本体要素50bを同様に適宜スポーク33間から可飾スペースSに挿入する。
次いで図7(e)に示すように、中心孔51の周辺部をボス4におけるディスク嵌込部431に嵌め込むとともに、図8に示すように最深部の芯当部433に当接させるものであり、この際、ディスク本体要素50aとディスク本体要素50bの端面を付き合せるようにして円盤状とする。
更にディスク本体要素50aとディスク本体要素50bとの当接部周辺を適宜の帯状透明樹脂粘着テープ等の接続片で固定する。
なおこのようなオーナメントディスク5と、ボス4との組み付けにあたっては、表示図柄52を考慮して、図8(a)に示すように、静止姿勢で下方に位置する表示図柄52を有するディスク本体要素50aをボス要素片4aに装着し、一方、静止姿勢で上方に位置する表示図柄52を有するディスク本体要素50bをボス要素片4bに装着する。
このような装着を行なうことにより、一体化されたボス4とオーナメントディスク5全体での重心Gの位置は、より顕著にディスク本体要素50a側の部位に位置することとなる。
更に固定オーナメントリング6を設けるものであり、図7(a)に拡大して示すように、適宜スリット6aの部分をスポーク33の間から可飾スペースSにおける接触回避可能ゾーンZの外周部に挿入し、全体を回転させながら順次可飾スペースS内に進入させ、全てが進入した時点で図8(b)に示すようにリム32側の左右のスポーク33間に挟み込ませるように取り付ける。なおスリット6aによって分断された箇所については適宜透明樹脂テープ等により固定する。
そしてこのように加飾装置1がスポークホイール3組み立付けられた自転車2が走行する際には、スポークホイール3は回転するものの、オーナメントディスク5は、ボス4自体がハブ31とは独立して回転自在に構成されており、且つボス4とオーナメントディスク5全体での重心Gがハブセンター35の下方に位置しているため、図9(b)に示すようにオーナメントディスク5は回転することなく、外部から常に表示図柄52が正しい位置関係で視認できる静止姿勢を維持することとなる。このように、スポークホイール3が回転したとしても、オーナメントディスク5の表示図柄52はほぼ静止した状態で目視される一方、スポーク33自体は、スポークホイール3の回転に伴い、実質的には目視されない透視状態となる。
もちろん厳密には、ボス4に対しては、ハブセンター35の回転力が伝わるとともに、走行時の振動も伝わるため、オーナメントディスク5が前後方向にわずかに揺動することは避けられないが、オーナメントディスク5が回転してしまうようなことはない。
なお固定オーナメントリング6は、スポークホイール3とともに回転するため、走行時には外部からの表示図柄62の視認は難しく、専ら図9(a)に示すように停車時に表示図柄62の顕示を行なう。しかしながら、例えばリム32に沿うような渦巻状ライン等であれば、スポークホイール3の回転が強調されたような表現も採り得る。
〔他の実施例〕
本発明は上述した実施例を基本となる実施例とするものであるが、本発明の技術思想に基づいて以下に示すような実施例を採ることもできる。
まずボス4自体は、スポークホイール3のハブセンター35との間で自由回転が維持されることが必要であり、且つ予めスポーク組みされて完成したスポークホイール3が提供されたとしても後付けが可能であるような構成が好ましいことから、ボス4を二分割した例を示したが、必ずしもこの構成である必要はない。要は後付けでスポークホイール3におけるハブセンター35に装着することができるような形態であればよい。
具体的には図10(a)に示すように、幾分弾性のある樹脂素材等でボス4を構成し、これをボルト・ナット等で締め込んで構成することも可能である。この場合、その周縁に四箇所程、固定用のブラケット状部材を設け、これを利用して例えば中心補強プレート54等にビス止め等によりオーナメントディスク5を固定するような手法が採り得る。
またオーナメントディスク5は、表示図柄52の表示面積を広く確保するといった観点からすれば円形の部材が好ましいが、例えば図10(b)に示すように、変形三角形状のもの等を採用することもできる。
また図10(c)に示すように、固定オーナメントリング6と同様に、円盤状のディスク本体50の一部に、外周部から中心孔51にかけてスリット53を形成し、ここから左右のスポーク33の間に形成される可飾スペースS内にディスク本体50を挿入することができるようにしてもよい。
また基本となる実施例では、オーナメントディスク5は軸方向に見て一枚の単板部材であったが、図10(d)に示すように二枚合わせの形態を採ることもできる。
また図10(e)に示すように、ディスク本体50の一部に錘を貼り付けるような形態とした姿勢設定バランサ55を用いることにより、所望の箇所に重心Gを位置させるようにしてもよい。
また図10(f)に示すように、ディスク本体50の中心孔51の周囲には、中心補強プレート54を設けるようにしてもよい。この中心補強プレート54はディスク本体50の両面にあてがって設けることが好ましい。
なおこの中心補強プレート54も、二分割されたリング状部材を適用し、この中心補強プレート54自体はディスク本体50に適宜の粘着手段で固定する。この場合、中心補強プレート54の合わせ面と、ディスク本体要素50a、50bの合わせ面とをずらすことにより、ディスク本体要素50a、50b相互を固定する作用を担わせることもできる。
更にまた、オーナメントディスク5をスポークホイール3の回転から独立して非回転状態を得るようにするためのボス4は、ボス中心孔41とハブセンター35との間で回転自在としているが、必ずしもこの構成に限られない。図11に示すように、例えばハブフランジ36近くのスポーク33の交差部等を利用して、別途、スポークホイール3と一体に回転する円筒状の軸筒部材38をボルト等で取り付け、この軸筒部材38を囲むように別途ボス4を設けるようにしてもよい。もちろんこの軸筒部材38は、組み付けを考慮した分割構成が好ましい。
1 加飾装置

2 自転車
21 フレーム
22 フロントフォーク
23 ハンドル
24 サドルシート
25 伝動装置

3 スポークホイール
31 ハブ
32 リム
32a ニップル
33 スポーク
34 タイヤ
35 ハブセンター
36 ハブフランジ
37 シャフト
38 軸筒部材

4 ボス
4a ボス要素片
4b ボス要素片
41 ボス中心孔
41a 中心孔凹部
42a 組立固定部
42b 組立固定部
420 合わせ面
421 ナット孔
422 ボルト孔
423 ボルト受け部
43 ディスク固定部
431 ディスク嵌込部
432 ディスク保持フランジ
433 芯当部
45 固定ボルト
45a ワッシャ
46 固定ナット

5 オーナメントディスク
50 ディスク本体
50a ディスク本体要素
50b ディスク本体要素
51 中心孔
52 表示図柄
53 スリット
54 中心補強プレート
55 姿勢設定バランサ
6 固定オーナメントリング
6a スリット
62 表示図柄

G 重心
S 可飾スペース
Z 接触回避可能ゾーン

Claims (1)

  1. ハブとスポークとリムとを具えたスポークホイールのハブの外周側に回転自在に取り付けられ、フリー回転するボスと、
    このボスに支持され、左右スポーク間に配置されるオーナメントディスクとを具え、
    前記オーナメントディスクは、オーナメントディスクがスポークホイールの回転に拘わらず静止姿勢を取ることができるように重心が設定されており、
    更に前記オーナメントディスクの外周端を間隔を隔てて囲むように、別体の固定オーナメントリングを有し、
    この固定オーナメントリングはスポークホイールのリム側において左右スポーク間に挟持されて固定されるものである ことを特徴とするスポークホイールの加飾装置。
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