JP2003063203A - 自転車用ディスクブレーキハブ - Google Patents

自転車用ディスクブレーキハブ

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JP2003063203A JP2002177313A JP2002177313A JP2003063203A JP 2003063203 A JP2003063203 A JP 2003063203A JP 2002177313 A JP2002177313 A JP 2002177313A JP 2002177313 A JP2002177313 A JP 2002177313A JP 2003063203 A JP2003063203 A JP 2003063203A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブレーキロータ接続部を有するハブにおい
て、スポークをスポーク接続部の穴に容易に装着できる
ようにする。 【解決手段】 このハブは、ハブ車軸31と、ハブシェル
32と、第1スポーク接続部33と、第2スポーク接続部34
と、ブレーキロータ接続部35とを有している。ハブシェ
ル32の内部にはハブ車軸が回転自在に支持されている。
第1スポーク接続部33は、互いに軸方向に面した第1軸
対向面41及び第2軸対向面42の間に軸方向に延びる複数
の第1スポーク穴43を備えており、第2軸対向面がハブ
シェルの第2端部に面するように、ハブシェルの第1端
部に配置される。ブレーキロータ接続部35は、複数のロ
ータ取付穴50を有しており、第1スポーク接続部に隣接
して配置される。第1スポーク接続部とブレーキロータ
接続部とは、スポークをブレーキロータ接続部のロータ
取付穴を通して第1スポーク穴に装着できるように配置
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車用ディスク
ブレーキハブ、特に、一体形成されたブレーキロータ接
続部またはフランジを備えた、自転車用ディスクブレー
キハブに関する。
【0002】
【従来の技術】サイクリングは、交通の手段としてだけ
でなく、レクリエーションとしてもますます普及してい
る。さらに、自転車競技は、非常に人気の高い競技スポ
ーツになった。自転車がレクリエーション、交通、競技
のいずれに使われる場合でも、自転車業界は自転車の様
々な部品に絶えず改良を重ねてきている。近年、自転車
用ブレーキシステムに、ディスクブレーキが使用される
ようになった。ディスクブレーキの使用に伴い、ブレー
キロータが自転車ハブ上に取り付けられるように、自転
車車輪のハブが改良されている。
【0003】最も基本的な自転車車輪は、ハブと、複数
のスポークと、環状リムとを備えている。ハブは、自転
車用フレームの一部に装着され、フレームと相対的に回
転する。スポークの内端は、ハブに連結され、ハブから
外側に延びている。環状リムは、スポークの外端に連結
され、タイヤを支持するための外側部分を備えている。
自転車車輪のスポークは、典型的に、金属製の細い針金
状のスポークである。ハブの端部は、スポークをハブに
連結するためのフランジを備えている。ハブフランジに
は穴が形成されている。スポークは、通常、内端で曲げ
られ、ネールヘッドの形状に形成された拡大ヘッドまた
はフランジを備えている。内端は、1個のハブフランジ
にある穴の1つの中に支持される。スポークの外端は、
典型的に、スポークニップルに噛み合うネジを備え、こ
れによってスポークの外端はリムに固定される。特に、
スポークニップルは、リムの内面に係合するフランジを
備えている。
【0004】スポークがこのように構築される場合、ニ
ップルはリムに形成されたニップル穴にはめ込まれる。
スポークの拡大ヘッドまたはフランジがハブフランジに
ある穴の周囲の領域と係合するまで、スポークはハブフ
ランジの穴を通して、横に挿入される。スポーク端部の
雄ネジは、リムの開口に設置されたスポークニップルの
雌ネジにねじ込まれる。
【0005】ハブがディスクブレーキハブの場合、スポ
ークの設置または交換(あるいは両方)が困難になるこ
とがある。ディスクブレーキハブの場合は、通常、ハブ
の一端にブレーキロータ接続部が装備されている。ブレ
ーキロータ接続部は、一般的に、ディスクブレーキロー
タをハブの端部に直接取り付けるためのボルトを受け入
れる複数の盲穴である。従って、ディスクブレーキロー
タにより、スポークを横方向に挿入するのは難しくな
る。この問題を克服するために、ブレーキロータ接続部
に隣接するスポーク接続部は、多くの場合、その直径が
ブレーキロータ接続部の直径よりも大きくなるように形
成される。この方法では、ディスクブレーキハブの重量
が重くなり、製造コストも高くなる。
【0006】更に、ディスクブレーキロータを取り付け
るための盲穴を備えたハブは、製造に時間がかかるう
え、損傷を受けやすい。盲穴が損傷されると、ハブ全体
を取り替える必要がある。従って、これらの従来型ハブ
を製造及び交換するには費用がかかる。上記の視点か
ら、従来のハブにおける前述の問題を克服する自転車用
ハブが必要になっている。本発明では、本技術における
上記の必要性ならびにその他の必要性を示し、本開示に
よって、当業者はそれを明確に理解することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、スポ
ークを第1スポーク接続部の第1スポーク穴に容易に設
置可能な、第1スポーク接続部に隣接して配置された一
体型ブレーキロータ接続部を備えた、自転車用ハブを提
供することにある。本発明の別の目的は、比較的軽量の
第1スポーク接続部に隣接して配置された一体型ブレー
キロータ接続部を備えた、自転車用ハブを提供すること
にある。
【0008】本発明の更に別の目的は、比較的低価格で
製造可能な第1スポーク接続部に隣接して配置された一
体型ブレーキロータ接続部を備えた、自転車用ハブを提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的は、ハブ車軸
と、ハブシェルと、第1スポーク接続部と、第2スポー
ク接続部と、ブレーキロータ接続部とを有する自転車用
ディスクブレーキハブを提供することによって達成でき
る。ハブ車軸は、車軸方向に、第1車軸端と第2車軸端
との間に延びる中心軸を有している。ハブシェルは、第
1ハブシェル端と第2ハブシェル端との間に延びる内部
通路を備え、その内部にハブ車軸が回転自在に支持され
ている。第1スポーク接続部は、互いに軸方向に面した
第1軸対向面及び第2軸対向面の間に、軸方向に延びる
複数の第1スポーク穴を有している。第1スポーク穴
は、ハブ車軸の中心軸から第1半径距離の間隔で配置さ
れた中心軸を有している。第1スポーク接続部は、第2
軸対向面が第2ハブシェル端に面するように、第1ハブ
シェル端に配置される。第2スポーク接続部は、複数の
第2スポーク穴を有し、第2ハブシェル端に配置され
る。ブレーキロータ接続部は、所定の直径を有し、中心
軸がハブ車軸の中心軸から第2半径距離の間隔で配置さ
れた、複数の軸方向に延びるロータ取付穴を備えてい
る。ブレーキロータ接続部は、第1軸対向面がブレーキ
ロータ接続部に面するように、第1スポーク接続部に隣
接して配置される。第1スポーク接続部とブレーキロー
タ接続部とは、スポークをブレーキロータ接続部のロー
タ取付穴を通して第1スポーク穴に装着できるように配
置される。
【0010】ブレーキロータ接続部に向かって軸方向に
見た位置から、個々の第1スポーク穴が軸方向に観察可
能であるのが望ましい。第1スポーク接続部の第1スポ
ーク穴の第1半径距離は、第2半径距離にロータ取付穴
の直径の半分を加えた長さ以下である。前記の目的は、
さらに、ハブ車軸と、ハブシェルと、第1スポーク接続
部と、第2スポーク接続部と、ブレーキロータ接続部と
を有する自転車用ディスクブレーキハブを提供すること
によって達成できる。ハブ車軸は、車軸方向に、第1車
軸端と第2車軸端との間に延びる中心軸を有している。
ハブシェルは、第1ハブシェル端と第2ハブシェル端と
の間に延びる内部通路を有し、その内部にハブ車軸が回
転自在に支持されている。第1スポーク接続部は、互い
に軸方向に面した第1軸対向面及び第2軸対向面の間
に、軸方向に延びる複数の第1スポーク穴を有してい
る。第1スポーク穴は、ハブ車軸の中心軸から第1半径
距離の間隔で配置された中心軸を有している。第1スポ
ーク接続部は、第2軸対向面が第2ハブシェル端に面す
るように、第1ハブシェル端に配置される。第2スポー
ク接続部は、複数の第2スポーク穴を有し、第2ハブシ
ェル端に配置される。ブレーキロータ接続部は、軸方向
に延びる複数のロータ取付穴と外周面とを有し、外周面
は外接する仮想円の内側に納まっている。ブレーキロー
タ接続部は、第1軸対向面がブレーキロータ接続部に面
するように、第1スポーク接続部に隣接して配置され
る。第1スポーク穴は、ブレーキロータ接続部の外周面
に外接する仮想円の半径方向内側に配置される。
【0011】前記の目的は、さらに、ハブ車軸と、ハブ
シェルと、第1スポーク接続部と、第2スポーク接続部
と、ブレーキロータ接続部とを有する自転車用ディスク
ブレーキハブを提供することによって達成できる。ハブ
車軸は、車軸方向に、第1車軸端と第2車軸端との間に
延びる中心軸を有している。ハブシェルは、第1ハブシ
ェル端と第2ハブシェル端との間に延びる内部通路を有
し、その内部にハブ車軸が回転自在に支持されている。
第1スポーク接続部は、互いに軸方向に面した第1軸対
向面及び第2軸対向面の間に、軸方向に延びる複数の第
1スポーク穴を有している。第1スポーク接続部は、第
2軸対向面が第2ハブシェル端に面するように第1ハブ
シェル端に配置される。第2スポーク接続部は、複数の
第2スポーク穴を有し、第2ハブシェル端に配置され
る。ブレーキロータ接続部は、軸方向に延びる複数のロ
ータ取付穴を有している。ブレーキロータ接続部は、第
1軸対向面がブレーキロータ接続部に面するように、第
1スポーク接続部に隣接して配置される。ブレーキロー
タ接続部及び第1スポーク接続部は、各々、最大外径を
有し、第1スポーク接続部の最大外径はブレーキロータ
接続部の最大外径を超えることはない。
【0012】当業者にとって、本発明のその他の目的、
特徴、様相、利点は、添付された図面と共に、本発明の
実施形態を開示するところの以下の詳細な説明から明ら
かになる。
【0013】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]図1から図3に
は、下記で説明する本発明の第1実施形態によるフロン
ト及びリア・ディスクブレーキハブ12、12’を有す
る自転車10が示されている。リア・ディスクブレーキ
ハブ12は、後輪13を自転車10のフレーム14の後
部に回転自在に連結し、フロント・ディスクブレーキハ
ブ12’は、前輪15をフレーム14のフロントフォー
ク16に回転自在に連結する。フレーム14は、更に、
フレーム14に調整自在に装着されたサドル17と、前
輪15を操舵するためにフロントフォーク16に装着さ
れたハンドルバー18と、自転車10を推進させるドラ
イブトレーン19とを備えている。
【0014】当業者にとって、自転車10及びその様々
な部品については、従来から周知であるので、本発明の
リア及びフロント・ディスクブレーキハブ12、12’
に係わる部品を除き、ここでは詳細を説明または図示し
ていない。更に、本開示から本技術に精通するものには
明らかであるが、ここでは図示、説明されていない、ブ
レーキ、ディレイラー、追加スプロケットなどを含む、
従来の自転車の様々な部品を本発明と共に使用すること
もできる。
【0015】図1から図3において明らかなように、自
転車10はフロント及びリア・ディスクブレーキアセン
ブリ20、20’も備えている。リア・ディスクブレー
キアセンブリ20は、ブレーキレバー22によって操作
され得るキャリパー21と、後輪13のリア・ディスク
ブレーキハブ12に固定連結されたリア・ディスクブレ
ーキロータ23とを備えている。同様に、フロント・デ
ィスクブレーキアセンブリ20’は、ブレーキレバー2
2’によって操作され得るキャリパー21’と、前輪1
5のフロント・ディスクブレーキハブ12’に固定連結
されたフロント・ディスクブレーキロータ23(リアロ
ータと同一)とを備えている。
【0016】図1及び図7に示すように、前輪及び後輪
13、15のリア及びフロント・ディスクブレーキハブ
12、12’は、そこから外向きに延びる複数のスポー
ク24を有している。図7に示すように、スポーク24
の外端は、スポークニップル26によってリム25に固
定連結される。タイヤ27は、従来の方法で各々のリム
25の外面に配置される。下記で説明するように、ディ
スクブレーキロータ23は、ボルト28(図2,3等参
照)によって、リア及びフロント・ディスクブレーキハ
ブ12、12’に固定される。
【0017】図の実施形態によるリア及びフロント・デ
ィスクブレーキハブ12、12’は、24本のスポーク
による一対の車輪を作成するために使用されるが、本発
明から離れることなく、その他のスポーク構成も可能で
あることは、本開示から本技術に精通するものには明ら
かである。例えば、後続の実施形態で示すように、本発
明から離れることなく、本発明による32本スポーク車
輪又は36本スポーク車輪を構築することもできる。ス
ポーク穴の数は、基本的に、本発明によるハブに使用さ
れるリムに依存している。
【0018】スポーク24と、リム25と、スポークニ
ップル26とは、全て、本発明によるリア及びフロント
・ディスクブレーキハブ12、12’に使用される従来
の部品であるのが望ましい。すなわち、リア及びフロン
ト・ディスクブレーキハブ12、12’は、そのユニー
クな設計により、従来の部品、例えば従来の接線スポー
ク及び従来のリム25と共に使用可能である。したがっ
て、車輪13及び15が組み立てられると、スポーク2
4は、リア及びフロント・ディスクブレーキハブ12、
12’の回転中心軸上に各々中心を有する仮想円の接線
方向に延びる。
【0019】ここで使用する「従来のスポーク」とは、
直線部24aと、拡大ヘッド24cを備えた曲り端24
bとを備え、図7に示すように、直線部24aは曲り端
24bに対して約95°の角度で延びるスポークのこと
である。自転車業者にとって、このようなスポークは、
従来から周知である。図示されたスポーク24は、リア
及びフロント・ディスクブレーキハブ12、12’に対
して接線方向に描かれているが、本発明から離れること
なく、その他のスポーク配置も可能であることは、本開
示から本技術に精通するものには明らかである。例え
ば、リア及びフロント・ディスクブレーキハブ12、1
2’の一端又は両端に、半径方向に延びるスポークを備
えることができる。図7に示すように、図の実施形態に
よるスポーク24は、拡大ヘッド24cを備えた曲り端
24b(内端部)から中央直線部24aを隔てて反対側
に位置する外ネジ付端部24dを各々有している。曲り
端24bは、直線部24aの中心軸と約95°の角度を
成す中心軸を備えている。
【0020】リム25は、スポーク24の外ネジ付端部
24dを接続するための、スポークニップル26を受け
入れる複数のスポーク穴30を有した、従来のリムであ
る。図1から図10に図示された実施形態によるリア及
びフロント・ディスクブレーキハブ12、12’用のリ
ム25は、24個のスポーク穴30を備え、U字形断面
を有した従来の鋼鉄又は合金製リムである。スポーク穴
30は、円周方向に等間隔で配置される。図7に示すよ
うに、スポーク穴30は、断面を半分に分割する単一平
面P上に配置されるのが望ましい。勿論、必要又は希望
(あるいは両方)に応じて、より少数又は多数のスポー
ク穴30を本発明のハブに使用することもできる。例え
ば、下記で説明するように、リア及びフロント・ディス
クブレーキハブ12、12’がより多くのスポーク穴を
備えるように修正される場合、リム25は、24個の代
わりに、32個又は36個のスポーク穴を備えることが
できる。
【0021】<リアハブ12>図4から図7において明
らかなように、自転車用ディスクブレーキハブ12は、
基本的に、ハブ車軸31と、ハブシェル32と、第1ス
ポーク接続部33と、第2スポーク接続部34と、ブレ
ーキロータ接続部35とから成る。自転車用ディスクブ
レーキハブ12は、ハブシェル32と、第1スポーク接
続部33と、ブレーキロータ接続部35との構成を除
き、基本的に従来のハブである。従って、自転車用ディ
スクブレーキハブ12の従来の部品について、ここでは
詳細を説明または図示していない。
【0022】図4から明らかなように、ハブ車軸31
は、第1車軸端31aと第2車軸端31bとの間に、軸
方向に延びる中心軸Oを有している。ハブ車軸31は、
クイックリリース機構(図示せず)が従来の方法でハブ
車軸31に連結されるように中心穴31cを備えてい
る。ハブ車軸31は、第1及び第2軸受アセンブリ36
a、36bによって、ハブシェル32を回転自在に支持
している。第2車軸端31bは、従来の方法でハブ車軸
31とハブシェル32との間に操作自在に連結されたフ
リーホイール37を有している。ハブシェル32は、フ
リーホイール37によって、一方の回転方向についてハ
ブ車軸31に固定される一方、反対の回転方向について
はハブ車軸31に対して自由に回転可能である。ハブ車
軸31の第1及び第2車軸端31a、31bは、1対の
ナット39a、39bが螺合するねじが切られており、
1対のナット39a、39bによって、ハブシェル32
と、軸受アセンブリ36a、36bと、フリーホイール
37とに軸方向の力が加えられる。
【0023】ハブシェル32は、第1ハブシェル端32
aと第2ハブシェル端32bとの間に延びる内部通路4
0を備えた管状部材であり、内部通路40の内部にハブ
車軸31が回転自在に支持されている。特に、第1及び
第2軸受アセンブリ36a、36bは、内部通路40の
内部において、ハブシェル32を回転自在に支持してい
る。また、ハブシェル32は、第1ハブシェル端32a
と第2ハブシェル端32bとの間に位置する中央管状部
32cを有しており、第1及び第2ハブシェル端32
a、32bと中央管状部32cとは一体に形成されてい
る。第1及び第2スポーク接続部33、34と、ブレー
キロータ接続部35とは、ハブシェル32と共に、一体
に形成されている。特に、第1ハブシェル端32aに
は、第1スポーク接続部33とブレーキロータ接続部3
5とが一体に形成され、第2ハブシェル端32bには、
第2スポーク接続部34が一体に形成されている。
【0024】第2ハブシェル端32bには、フリーホイ
ール37が固定連結されている。フリーホイール37
は、第2ハブシェル端32bと第2車軸端31bとの間
に取り付けられて、ハブ車軸31がハブシェル32に対
して一方向に自由に回転するのを可能にする一方、反対
方向に付いてはハブ車軸31をハブシェル32に固定連
結している。
【0025】軸受アセンブリ36a、36bは、ハブシ
ェル32をハブ車軸31上に回転自在に支持している。
自転車業者にとって、軸受アセンブリ36a、36bに
ついては、従来から周知であるので、ここでは詳細を説
明または図示していない。軸受アセンブリ36aは、基
本的に、内レース部材及び外レース部材の間に従来の方
法で配置された複数の玉を備えている。同様に、軸受ア
センブリ36bも、基本的に、内レース部材及び外レー
ス部材の間に従来の方法で配置された複数の玉を備えて
いる。
【0026】自転車業者にとって、フリーホイール37
などの自転車用フリーホイールについては、従来から周
知であるので、ここでは詳細を説明または図示していな
い。フリーホイール37は、駆動力をチェーンから自転
車後輪の一回転方向にのみに伝達する。フリーホイール
37は、ペダルの回転なしに、自転車10を自由に走ら
せることができる。フリーホイール37は、リアハブ1
2の一体部品として、従来の方法でリアハブ12に締結
される。フリーホイール37は、基本的に、外側管状部
37aと、内側管状部37bと、一方向クラッチ37c
とを備えている。内側管状部37bは、外側管状部37
aに対して自由に回転可能なように、外側管状部37a
の半径方向内側に設置される。一方向クラッチ37c
は、外側管状部37aから内側管状部37bへ一回転方
向のみの駆動力を伝えるように、外側管状部37aと内
側管状部37bとの間に設置される。外側管状部37a
は、複数の歯車またはスプロケット(図示せず)が上部
に取り付けられ、内側管状部37bはハブ車軸31上に
固定連結されている。
【0027】第1スポーク接続部33は、ハブシェル3
2の第1ハブシェル端32aに配置された環状スポーク
フランジであるのが望ましい。第1スポーク接続部33
は、複数の第1スポーク穴43を備えている。本実施形
態による第1スポーク接続部33は、中心軸O上に中心
を持つ仮想円C1(図5参照)に沿って、等間隔に配置
された12個の第1スポーク穴43を備えている。第1
スポーク穴43は、スポーク24の曲がり端24bを受
け取るように配置されている。
【0028】第1スポーク穴43の中心軸Aは、ハブ車
軸31の中心軸Oに平行である。第1スポーク穴43
は、ハブ車軸31の中心軸O上に中心を持つ仮想円C1
上に配置される。特に、第1スポーク接続部33は、第
1(外)軸対向面41と、第2(内)軸対向面42とを
備え、第1スポーク穴43は、第1(外)軸対向面41
と、第2(内)軸対向面42との間に軸方向に延びてい
る。したがって、第1スポーク接続部33は、第2軸対
向面42が第2ハブシェル端32bに面するよう、第1
ハブシェル端32aに配置される。第1スポーク穴43
の中心軸Aは、ハブ車軸31の中心軸Oから第1半径距
離R1の間隔で配置される。
【0029】本実施形態による各々の第1スポーク穴4
3は、半円部43aと、中心軸Aに対して半円部43a
から半径方向外側に延びるノッチ(切欠き)部43bと
を備えた横断面を有している。この第1スポーク穴43
の形状によって、スポーク24を自転車用ディスクブレ
ーキハブ12に組み立てる際、スポーク24を第1スポ
ーク穴43に容易に挿入可能となる。半円部43aは、
スプロケット24の曲がり端24bを内部に確実に保持
するように、少なくとも約180°まで延長されるのが
望ましく、約300°まで延長されるのがより望まし
い。ノッチ部43bは、第2の半円部43aを定めてい
る円の円周から、少なくとも半円部43aの直径の約半
分の長さ、中心軸Aに対して外側に延長されるのが望ま
しい。第1スポーク穴43のノッチ部43bは、1つお
きにハブ車軸31の中心軸Oの方向を向き、残りは円周
方向を向くように配置される。
【0030】同様に、図6から明らかなように、ハブシ
ェル32の第2ハブシェル端32bは、スポーク24の
曲がり端24bを受け取るための、複数の第2スポーク
穴44を備えている。図の実施形態による第2ハブシェ
ル端32bは、ハブ車軸31の中心軸O上に中心を持つ
仮想円C1に沿って、等間隔に配置された12個の第2
スポーク穴44を備えている。各々のスポーク穴44も
又、スポーク24の曲がり端24bを受け取るように設
計されている。したがって、リアハブ12は、一般に、
リアハブ12から接線方向外向きに延びる、24本のス
ポークを有するように設計されている。
【0031】第2スポーク接続部34は、ハブシェル3
2の第2ハブシェル端32bに配置された環状スポーク
フランジであるのが望ましい。第2スポーク穴44の中
心軸Aは、ハブ車軸31の中心軸Oに平行である。第2
スポーク穴44は、ハブ車軸31の中心軸O上に中心を
持つ仮想円C1上に配置される。特に、第2スポーク接
続部34は、第1(外)軸対向面45と、第2(内)軸
対向面46とを備え、第2スポーク穴44は、第1
(外)軸対向面45と、第2(内)軸対向面46との間
に軸方向に延びている。したがって、第2スポーク接続
部34は、第2軸対向面46が第1ハブシェル端32a
に面するよう、第2ハブシェル端32bに配置される。
第2スポーク穴44の中心軸Aは、ハブ車軸31の中心
軸Oから半径距離R1の間隔で配置される。第2スポー
ク穴44の中心軸Aは、スポーク穴43がスポーク穴4
4の間に配置されるように、第1スポーク穴43の中心
軸Aから円周方向にオフセットされる。
【0032】本実施形態による各々の第2スポーク穴4
4は、半円部44aと、中心軸Aに対して半円部44a
から半径方向外側に延びるノッチ(切欠き)部44bと
を備えた横断面を有している。この第2スポーク穴44
の形状によって、スポーク24を自転車用ディスクブレ
ーキハブ12に組み立てる際、スポーク24を第2スポ
ーク穴44に容易に挿入可能となる。半円部44aは、
スプロケット24の曲がり端24bを内部に確実に保持
するように、少なくとも約180°まで延長されるのが
望ましく、約300°まで延長されるのがより望まし
い。ノッチ部44bは、第2の半円部44aを定めてい
る円の円周から、少なくとも半円部43aの直径の約半
分の長さ、中心軸Aに対して外側に延長されるのが望ま
しい。図5及び図6に示すように、第1スポーク穴43
及び第2スポーク穴44は同一の断面を有する一方、ノ
ッチ部43bとノッチ部44bとは異なる向きに配置さ
れるのが望ましい。
【0033】前述のように、第1及び第2スポーク穴4
3、44は、従来の接線スポークと共に使用可能なよう
に設計されている。また、スポーク24を第1スポーク
穴43または第2スポーク穴44(あるいは両方)内に
放射方向に配置することもできる。図5及び図6に示す
ように、第1スポーク接続部33と第2スポーク接続部
34とは、第1及び第2スポーク穴43、44のノッチ
部43b、44bの方向の違いを除き、ほぼ同一である
のが望ましい。勿論、第1スポーク接続部33と第2ス
ポーク接続部34とが異なる種類のスポーク配置を取る
ように、第2スポーク接続部34が第1スポーク接続部
33とは異なることも可能である。
【0034】ブレーキロータ接続部35は、ハブシェル
32の第1ハブシェル端32aと共に一体に形成されて
いる。ブレーキロータ接続部35は、所定の直径Dと、
ハブ車軸31の中心軸から第2半径距離R2の間隔を有
する中心軸Bとを備えた、軸方向に延びる複数のロータ
取付穴又はボア50を有している。ブレーキロータ接続
部35は、第1スポーク接続部33の第1軸対向面41
がブレーキロータ接続部35に面するように、第1スポ
ーク接続部33に隣接して配置される。
【0035】図の実施形態によるブレーキロータ接続部
35は、軸方向に貫通する取付穴または取付ボア50を
備えた6個の接続部材又は取付フランジ51と共に形成
されている。取付穴50は、内周面に雌ネジが切られて
いるのが望ましい。これによって、ディスクブレーキロ
ータ23は、ボルト28でブレーキロータ接続部35に
固定締結される。
【0036】個々の第1スポーク穴43が、ブレーキロ
ータ接続部35及び第1スポーク接続部33の第1
(外)軸対向面41に向かって軸方向に見た位置から、
軸方向に観察可能であるように、第1スポーク接続部3
3及びブレーキロータ接続部35は互いに相対的に配置
される。特に、第1スポーク穴43は、軸方向に見た場
合に、ロータ取付穴50及び取付フランジ51の間から
個々に観察可能である。6個の取付フランジ51が個々
に描かれているが、より多数又は少数の接続点を使用す
ることも可能なことは、本開示から本技術に精通するも
のには明らかである。更に、ブレーキロータ接続部35
を通じて個々の第1スポーク穴43が軸方向に観察可能
であるように、ブレーキロータ接続部35は追加穴を備
えた連続フランジであるのが可能なことは、本開示から
本技術に精通するものには明らかである。
【0037】本第1実施形態による第1スポーク穴43
は仮想円C1上にあり、取付穴50は、仮想円C1より
小さい仮想円C2上にある。第1スポーク穴43の第1
半径距離R1は、第2半径距離R2にロータ取付穴50
の所定直径Dの半分の長さを加えた距離以下である。こ
の配置によって、第1スポーク穴43の1つを各々のロ
ータ取付穴50を通して見ることができる。したがっ
て、第1スポーク接続部33を形成する環状スポークフ
ランジの外径は、取付フランジ51の外接円の外径(最
大外径)を超えることはない。実際、この配置によっ
て、第1スポーク接続部33の外径は、取付フランジ5
1の最大外径以下であることも可能である。
【0038】スポーク24を第1スポーク穴43に設置
するのを促進するために、第1スポーク穴43の中心軸
Aは、対応するロータ取付穴50の1つの中心軸Bから
オフセットされるのが望ましい。本実施形態による第1
スポーク穴43の中心軸Aは、ロータ取付穴50の中心
軸Bを有する仮想円C2よりも大きい仮想円C1上に位
置するのが望ましい。したがって、ハブ車軸31の中心
軸Oから第1スポーク穴43の中心軸Aまでの第1半径
距離R1は、ハブ車軸31の中心軸Oからロータ取付穴
50の中心軸Bまでの第2半径距離R2よりも長くな
る。図8から図10のフロントハブ12’に示すよう
に、勿論、ハブ車軸31の中心軸Oから第1スポーク穴
43の中心軸Aまでの第1半径距離R1が、ハブ車軸3
1の中心軸からロータ取付穴50の中心軸Bまでの第2
半径距離R2以下であることも可能である。
【0039】<フロントハブ12’>図8から図10
に、本発明の一実施形態によるフロントハブ12’を図
示している。フロントハブ12’は、フリーホイールを
備えていない点と、スポーク穴43’、44’が、リア
ハブ12のスポーク穴43、44により形成された仮想
円C1よりも短い直径を持つ仮想円C1’上に位置する
点を除き、リアハブ12とほぼ同じである。
【0040】図8から明らかなように、自転車用ディス
クブレーキハブ12’は、基本的に、ハブ車軸31’
と、ハブシェル32’と、第1スポーク接続部33’
と、第2スポーク接続部34’と、ブレーキロータ接続
部35’とから成る。自転車用ディスクブレーキハブ1
2’は、ハブシェル32’と、第1スポーク接続部3
3’と、ブレーキロータ接続部35’との構成を除き、
基本的に従来のハブである。従って、自転車用ディスク
ブレーキハブ12’の従来の部品について、ここでは詳
細を説明または図示していない。
【0041】ハブ車軸31’は、第1車軸端31a’
と、第2車軸端31b’との間に、軸方向に延びる中心
軸O’を有している。ハブ車軸31’は、クイックリリ
ース機構(図示せず)が従来の方法でハブ車軸31’に
連結されるように中心穴31c’を備えている。ハブ車
軸31’は、第1及び第2軸受アセンブリ36a’、3
6b’によって、ハブシェル32’を回転自在に支持し
ている。ハブ車軸31’の第1及び第2車軸端31
a’、31b’は、1対のナット39a’、39b’が
螺合するねじが切られており、1対のナット39a’、
39b’によって、ハブシェル32’と軸受アセンブリ
36a’、36b’とに軸方向の力が加えられる。
【0042】ハブシェル32’は、第1ハブシェル端3
2a’と第2ハブシェル端32b’との間に延びる内部
通路40’を備えた管状部材であり、内部通路40’の
内部にハブ車軸31’が回転自在に支持されている。特
に、第1及び第2軸受アセンブリ36a’、36b’
は、ハブシェル32’を内部通路40’の内部において
回転自在に支持している。また、ハブシェル32’は、
第1ハブシェル端32a’と第2ハブシェル端32b’
との間に位置する中央管状部32c’も備え、第1及び
第2ハブシェル端32a’、32b’と、中央管状部3
2c’とは、一体に形成されている。第1及び第2スポ
ーク接続部33’、34’とブレーキロータ接続部3
5’とは、ハブシェル32’と共に、一体に形成されて
いる。特に、第1ハブシェル端32a’には、第1スポ
ーク接続部33’とブレーキロータ接続部35’とが一
体に形成され、第2ハブシェル端32b’には、第2ス
ポーク接続部34’が一体に設けられている。
【0043】軸受アセンブリ36a’、36b’は、ハ
ブシェル32’をハブ車軸31’上に回転自在に支持し
ている。自転車業者にとって、軸受アセンブリ36
a’、36b’については、従来から周知であるので、
ここでは詳細を説明または図示していない。軸受アセン
ブリ36a’は、基本的に、内レース部材及び外レース
部材の間に従来の方法で配置された複数の玉を備えてい
る。同様に、軸受アセンブリ36b’も、基本的に、内
レース部材及び外レース部材の間に従来の方法で配置さ
れた複数の玉を備えている。
【0044】第1スポーク接続部33’は、ハブシェル
32’の第1ハブシェル端32a’に配置された環状ス
ポークフランジであるのが望ましい。第1スポーク接続
部33’は、複数の第1スポーク穴43’を備えてい
る。本実施形態による第1スポーク接続部33’は、仮
想円C1’に沿って、等間隔に配置された12個の第1
スポーク穴43’を備えている。第1スポーク穴43’
は、スポーク24’の曲がり端24b’を受け取るよう
に配置されている。
【0045】第1スポーク穴43’の中心軸A’は、ハ
ブ車軸31’の中心軸O’に平行である。第1スポーク
穴43’は、ハブ車軸31’の中心軸O’上に中心を持
つ仮想円C1’上に配置される。特に、第1スポーク接
続部33’は、第1(外)軸対向面41’と、第2
(内)軸対向面42’とを備え、第1スポーク穴43’
は、第1(外)軸対向面41’と、第2(内)軸対向面
42’との間に軸方向に延びている。したがって、第1
スポーク接続部33’は、第2軸対向面42’が第2ハ
ブシェル端32b’に面するよう、第1ハブシェル端3
2a’に配置される。第1スポーク穴43’の中心軸
A’は、ハブ車軸31’の中心軸O’から第1半径距離
R1’の間隔で配置される。
【0046】本実施形態による各々の第1スポーク穴4
3’は、半円部43a’と、中心軸A’に対して半円部
43a’から半径方向外側に延びるノッチ(切欠き)部
43b’とを備えた横断面を有している。この第1スポ
ーク穴43’の形状によって、スポーク24’を自転車
用ディスクブレーキハブ12’に組み立てる際、スポー
ク24’を第1スポーク穴43’に容易に挿入可能とな
る。半円部43a’は、スプロケット24’の曲がり端
24b’を内部に確実に保持するように、少なくとも約
180°まで延長されるのが望ましく、約300°まで
延長されるのがより望ましい。ノッチ部43b’は、第
2の半円部43a’を定めている円の円周から、少なく
とも半円部43a’の直径の約半分の長さ、外側に延長
されるのが望ましい。第1スポーク穴43’のノッチ部
43b’は、1つおきにハブ車軸31’の中心軸O’の
方向を向き、残りは円周方向を向くように配置される。
【0047】同様に、ハブシェル32’の第2ハブシェ
ル端32b’は、スポーク24’の曲がり端24b’を
受け取るための複数の第2スポーク穴44’を備えてい
る。図の実施形態による第2ハブシェル端32b’は、
ハブ車軸31’の中心軸O’上に中心を持つ仮想円C
1’に沿って、等間隔に配置された12個の第2スポー
ク穴44’を備えている。各々のスポーク穴44’も
又、スポーク24’の曲がり端24b’を受け取るよう
に設計されている。したがって、リアハブ12’は、一
般に、リアハブ12’から接線方向外向きに延びる、2
4本のスポークを有するように設計されている。
【0048】第2スポーク接続部34’は、ハブシェル
32’の第2ハブシェル端32b’に配置された環状ス
ポークフランジであるのが望ましい。第2スポーク穴4
4’の中心軸A’は、ハブ車軸31’の中心軸O’に平
行である。第2スポーク穴44’は、ハブ車軸31’の
中心軸O’上に中心を持つ仮想円C1’上に配置され
る。特に、第2スポーク接続部34’は、第1(外)軸
対向面45’と、第2(内)軸対向面46’とを備え、
第2スポーク穴44’は、第1(外)軸対向面45’
と、第2(内)軸対向面46’との間に軸方向に延びて
いる。したがって、第2スポーク接続部34’は、第2
軸対向面46’が第1ハブシェル端32a’に面するよ
う、第2ハブシェル端32b’に配置される。第2スポ
ーク穴44’の中心軸A’は、ハブ車軸31’の中心軸
O’から半径距離R1’の間隔を有している。
【0049】本実施形態による第1及び第2スポーク穴
43’、44’は、同一であるのが望ましい。したがっ
て、各々の第2スポーク穴44’は、半円部44a’
と、中心軸A’に対して半円部44a’から半径方向外
側に延びるノッチ(切欠き)部44b’とを備えた横断
面を有している。この第2スポーク穴44’の形状によ
って、スポーク24’を自転車用ディスクブレーキハブ
12’に組み立てる際、スポーク24’を第2スポーク
穴44’に容易に挿入可能となる。半円部44a’は、
スポーク24’の曲がり端24b’を内部に確実に保持
するように、少なくとも約180°まで延長されるのが
望ましく、約300°まで延長されるのがより望まし
い。ノッチ部44b’は、第2の半円部44a’を定め
ている円の円周から、少なくとも半円部43a’の直径
の約半分の長さ、外側に延長されるのが望ましい。
【0050】前述のように、第1及び第2スポーク穴4
3’、44’は、従来の接線スポーク24’と共に使用
可能なように設計されている。また、スポーク24’を
放射方向に配置することもできる。第1スポーク接続部
33’と第2スポーク接続部34’とは、ほぼ同一であ
るのが望ましい。勿論、第1スポーク接続部33’と第
2スポーク接続部34’とが異なる種類のスポーク配置
を取るように、第2スポーク接続部34’が第1スポー
ク接続部33’とは異なることも可能である。
【0051】ブレーキロータ接続部35’は、ハブシェ
ル32’の第1ハブシェル端32a’と共に一体に形成
されている。ブレーキロータ接続部35’は、所定の直
径D’と、ハブ車軸31’の中心軸O’から第2半径距
離R2’の間隔を有する中心軸B’とを備えた軸方向に
延びる複数のロータ取付穴又はボア50’を有してい
る。ブレーキロータ接続部35’は、第1スポーク接続
部33’の第1軸対向面41’がブレーキロータ接続部
35’に面するように、第1スポーク接続部33’に隣
接して配置される。
【0052】図9に示すように、ブレーキロータ接続部
35’は、軸方向に貫通する取付穴または取付ボア5
0’を備えた6個の接続部材又は取付フランジ51’と
共に形成されている。取付穴50’は、内周面に雌ネジ
が切られているのが望ましい。これによって、ディスク
ブレーキロータ23’は、ボルト28’でブレーキロー
タ接続部35’に固定締結される。
【0053】個々の第1スポーク穴43’が、ブレーキ
ロータ接続部35’及び、第1スポーク接続部33’の
第1(外)軸対向面41’に向かって軸方向に見た位置
から、軸方向に観察可能であるように、第1スポーク接
続部33’及びブレーキロータ接続部35’は互いに相
対的に配置される。特に、第1スポーク穴43’は、軸
方向に見た場合に、ロータ取付穴50’及び取付フラン
ジ51’の間から個々に観察可能である。6個の取付フ
ランジ51’が個々に描かれているが、より多数又は少
数の接続点を使用することも可能なことは、本開示から
本技術に精通するものには明らかである。更に、ブレー
キロータ接続部35’を通じて個々の第1スポーク穴4
3’が軸方向に観察可能であるように、ブレーキロータ
接続部35’は追加穴を備えた連続フランジであるのが
可能なことは、本開示から本技術に精通するものには明
らかである。
【0054】第1スポーク穴43’の仮想円C1’は、
ロータ取付穴50’の仮想円C2’よりも小さい。更
に、第1スポーク穴43’の第1半径距離R1’は、第
2半径距離R2’からロータ取付穴50’の所定直径
D’の半分の長さを引いた距離よりも長い。この配置に
よって、第1スポーク穴43’の1つを各々のロータ取
付穴50’を通して見ることができる。したがって、第
1スポーク接続部33’を形成する環状スポークフラン
ジの外径は、取付フランジ51’の外接円の外径(最大
径)を超えることはない。実際、この配置によって、第
1スポーク接続部33’の外径は、取付フランジ51’
の最大径以下であることも可能である。
【0055】スポーク24’を第1スポーク穴43’に
設置するのを促進するために、第1スポーク穴43’の
中心軸A’は対応するロータ取付穴50’の1つの中心
軸B’からオフセットされるのが望ましい。本実施形態
によるフロントハブ12’の第1スポーク穴43’の中
心軸A’は、ロータ取付穴50’の中心軸B’を有する
仮想円C2’よりも小さい仮想円C1’上に位置するの
が望ましい。したがって、ハブ車軸31’の中心軸O’
から第1スポーク穴43’の中心軸A’までの第1半径
距離R1’は、ハブ車軸31’の中心軸O’からロータ
取付穴50’の中心軸B’までの第2半径距離R2’以
下である。図4から図6のリアハブ12に示すように、
ハブ車軸31’の中心軸O’から第1スポーク穴43’
の中心軸A’までの第1半径距離R1’が、ハブ車軸3
1’の中心軸からロータ取付穴50’の中心軸B’まで
の第2半径距離R2’以上であることも可能である。
【0056】<自転車用ブレーキロータ>ここで図11
を参照すると、ディスクブレーキロータ23は、基本的
に、環状制動リング23aと、環状制動リング23aと
一体形成された複数(9個)の外向き延長接続アーム2
3bと、外向き延長接続アーム23bと一体形成された
内側取付部23cとを備えている。従って、ディスクブ
レーキロータ23は、一体の部材である。ディスクブレ
ーキロータ23は、適切な剛性材料で構成されるのが望
ましい。
【0057】環状制動リング23aは、複数の穴が開け
られているのが望ましい。環状制動リング23aは、デ
ィスクブレーキロータ23の外部制動部を形成する。接
続アーム23bの外端は、環状制動リング23aの内刃
の周りに等間隔に配置されている。接続アーム23b
は、環状制動リング23aと内側取付部23cとの間に
延びるディスクブレーキロータ23の中間接続部を形成
している。これらの接続アーム23bは、内側取付部2
3cから接線方向に延びている。接続アーム23bは、
中間部に三角形の開口を形成している。
【0058】内側取付部23cは、軸方向に延びる複数
(6個)の接続穴23dを備えている。接続穴23d
は、少なくとも7mmの直径を有し、8mmの直径を有
するのがより望ましい。接続穴23dは、内側取付部2
3cに円周状に等間隔で配置されている。内側取付部2
3cは、更に、複数の切欠部23eを備え、各々の切欠
部23eは接続アーム23bの内端の1つの基底部に位
置している。
【0059】[第2実施形態]図12から図17に、本発
明の第2実施形態による1対のディスクブレーキハブ1
12、112’を示している。これらのディスクブレー
キハブ112、112’は、図11に示された自転車用
ブレーキロータ23と共に使用するように設計されてい
る。第1実施形態と第2実施形態との類似点を考慮し
て、第1実施形態の部品と同じ第2実施形態の部品につ
いての説明は、簡略化のために省略している。更に、第
1実施形態の部品と同じ機能を有する第2実施形態の部
品には、第1実施形態の部品の参照番号に100を加え
た参照番号を与えている。
【0060】図12から図14に示すように、リア・デ
ィスクブレーキハブ112は、基本的に、ハブ車軸13
1と、ハブシェル132と、複数の第1スポーク穴14
3を備えた第1スポーク接続部133と、複数の第1ス
ポーク穴144を備えた第2スポーク接続部134と、
ブレーキロータ接続部135とから成る。リアハブ11
2は、第1実施形態による切欠きを備えたスポーク穴の
代わりに、円形スポーク穴143及び144を有する点
を除き、リアハブ12とほぼ同一である。
【0061】図15から図17に示すように、フロント
・ディスクブレーキハブ112’は、基本的に、ハブ車
軸131’と、ハブシェル132’と、複数の第1スポ
ーク穴143’を備えた第1スポーク接続部133’
と、複数の第1スポーク穴144’を備えた第2スポー
ク接続部134’と、ブレーキロータ接続部135’と
から成る。フロントハブ112’は、第1実施形態によ
る切欠きを備えたスポーク穴の代わりに、円形スポーク
穴143’及び144’を有する点を除き、フロントハ
ブ12’とほぼ同一である。
【0062】[第3実施形態]図18から図23に、本発
明の第3実施形態による1対のディスクブレーキハブ2
12、212’を示している。これらのディスクブレー
キハブ212、212’は、図24に示された自転車用
ブレーキロータ223と共に使用するように設計されて
いる。第1実施形態と第3実施形態との類似点を考慮し
て、第1実施形態の部品と同じ第3実施形態の部品につ
いての説明は、簡略化のために省略している。更に、第
1実施形態の部品と同じ機能を有する第3実施形態の部
品には、第1実施形態の部品の参照番号に200を加え
た参照番号を与えている。
【0063】図18から図20に明らかなように、リア
・ディスクブレーキハブ212は、基本的に、ハブ車軸
231と、ハブシェル232と、複数の第1スポーク穴
243を備えた第1スポーク接続部233と、複数の第
1スポーク穴244を備えた第2スポーク接続部234
と、ブレーキロータ接続部235とから成る。リアハブ
212は、第1スポーク接続部233及びブレーキロー
タ接続部235の構成を除き、リアハブ12とほぼ同一
である。具体的に、リアハブ212の第1スポーク接続
部233は、第1実施形態による12個の切欠き付きス
ポーク穴の代わりに、16個の円形スポーク穴243及
び244を備えている。更に、ブレーキロータ接続部2
35は、第1実施形態による6個の取付フランジ51の
代わりに、4個の取付フランジ251しか有していな
い。
【0064】図21から図23に明らかなように、フロ
ント・ディスクブレーキハブ212’は、基本的に、ハ
ブ車軸231’と、ハブシェル232’と、複数の第1
スポーク穴243’を備えた第1スポーク接続部23
3’と、複数の第1スポーク穴244’を備えた第2ス
ポーク接続部234’と、ブレーキロータ接続部23
5’とから成る。フロントハブ212’は、第1スポー
ク接続部233’及びブレーキロータ接続部235’の
構成を除き、フロントハブ12’とほぼ同一である。具
体的に、リアハブ212’の第1スポーク接続部23
3’は、第1実施形態による12個の切欠き付きスポー
ク穴の代わりに、16個の円形スポーク穴243’及び
244’を備えている。更に、ブレーキロータ接続部2
35’は、第1実施形態による6個の取付フランジ5
1’の代わりに、4個の取付フランジ251’しか有し
ていない。
【0065】ここで図24を参照すると、ディスクブレ
ーキロータ223は、基本的に、環状制動リング223
aと、環状制動リング223aと一体形成された複数
(9個)の外向き延長接続アーム223bと、外向き延
長接続アーム223bと一体形成された内側取付部22
3cとを備えている。従って、ディスクブレーキロータ
223は一体の部材である。ディスクブレーキロータ2
23は、適切な剛性材料で構成されるのが望ましい。自
転車用ブレーキロータ223は、内側取付部223cが
軸方向に延びる取付け用の接続穴を6個でなく4個備え
る点を除き、自転車用ブレーキロータ23とほぼ同一で
ある。接続穴223dは、少なくとも7mmの直径を有
し、8mmの直径を有するのがより望ましい。接続穴2
23dは、内側取付部223cの円周の周りに等間隔で
配置されている。
【0066】[第4実施形態]図25から図30に、本発
明の第4実施形態による1対のディスクブレーキハブ3
12、312’を示している。これらのディスクブレー
キハブ312、312’は、図31に示された自転車用
ブレーキロータ323と共に使用するように設計されて
いる。第1実施形態と第4実施形態との類似点を考慮し
て、第1実施形態の部品と同じ第4実施形態の部品につ
いての説明は、簡略化のために省略している。更に、第
1実施形態の部品と同じ機能を有する第4実施形態の部
品には、第1実施形態の部品の参照番号に300を加え
た参照番号を与えている。
【0067】図25から図27に明らかなように、リア
・ディスクブレーキハブ312は、基本的に、ハブ車軸
331と、ハブシェル332と、複数の第1スポーク穴
343を備えた第1スポーク接続部333と、複数の第
1スポーク穴344を備えた第2スポーク接続部334
と、ブレーキロータ接続部335とから成る。リアハブ
312は、第1スポーク接続部333及びブレーキロー
タ接続部335の構成を除き、リアハブ12とほぼ同一
である。具体的に、リアハブ312の第1スポーク接続
部333は、第1実施形態による12個の切欠き付きス
ポーク穴の代わりに、18個の円形スポーク穴343及
び344を備えている。更に、ブレーキロータ接続部3
35は、第1実施形態による6個の取付フランジ51の
代わりに、3個の取付フランジ351しか有していな
い。
【0068】図28から図30に明らかなように、フロ
ント・ディスクブレーキハブ312’は、基本的に、ハ
ブ車軸331’と、ハブシェル332’と、複数の第1
スポーク穴343’を備えた第1スポーク接続部33
3’と、複数の第1スポーク穴344’を備えた第2ス
ポーク接続部334’と、ブレーキロータ接続部33
5’とから成る。フロントハブ312’は、第1スポー
ク接続部333’及びブレーキロータ接続部335’の
構成を除き、フロントハブ12’とほぼ同一である。具
体的に、リアハブ312’の第1スポーク接続部33
3’は、第1実施形態による12個の切欠き付きスポー
ク穴の代わりに、18個の円形スポーク穴343’及び
344’を備えている。更に、ブレーキロータ接続部3
35’は、第1実施形態による6個の取付フランジ5
1’の代わりに、3個の取付フランジ351’しか有し
ていない。
【0069】ここで図31を参照すると、ディスクブレ
ーキロータ323は、基本的に、環状制動リング323
aと、環状制動リング323aと一体形成された複数
(9個)の外向き延長接続アーム323bと、外向き延
長接続アーム323bと一体形成された内側取付部32
3cとを備えている。従って、ディスクブレーキロータ
323は一体の部材である。ディスクブレーキロータ3
23は、適切な剛性材料で構成されるのが望ましい。自
転車用ブレーキロータ323は、内側取付部323cが
軸方向に延びる取付け用の接続穴を6個でなく3個備え
る点を除き、自転車用ブレーキロータ23とほぼ同一で
ある。接続穴323dは、少なくとも7mmの直径を有
し、8mmの直径を有するのがより望ましい。接続穴3
23dは、内側取付部323cに円周状に等間隔で配置
されている。
【0070】ここで使用されている「ほぼ」、「約」、
「おおよそ」などの程度を表す用語は、最終結果が著し
く変化しないような、妥当な量の変化を意味する修正用
語である。これらの用語は、修正対象の用語の意味を否
定しない場合は、±5%の偏差を含むものと解釈され
る。ここでは、本発明の選択された実施形態を説明、図
示しているが、本開示から本技術に精通するものには明
らかであるが、特許請求の範囲で定義された本発明の意
図または範囲から離れることなく、様々な修正、変更を
加えることができる。更に、本発明による複数の実施形
態の説明は、図示のみを目的とし、附随する請求事項や
同等の請求による定義によって本発明を制限するもので
はない。
【0071】
【発明の効果】以上のように本発明では、ブレーキロー
タ接続部を有しかつスポークの取付が可能な自転車用ハ
ブが得られる。また、ブレーキロータ接続部を有する比
較的軽量の自転車用ハブが得られる。さらに、製造コス
トを抑えたブレーキロータ接続部付の自転車用ハブが得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態によるフロント及びリア
・ディスクブレーキハブの装着された従来型自転車の側
面図。
【図2】図1に示された自転車のリアフォークと後方デ
ィスクブレーキ操作機構とに連結されたリア・ディスク
ブレーキアセンブリの概略図。
【図3】図1に示された自転車のフロントフォークと前
方ディスクブレーキ操作機構とに連結されたフロント・
ディスクブレーキアセンブリの概略図。
【図4】スプロケットが外された、図1に示された後輪
のリア・ディスクブレーキハブ及びリア・ディスクブレ
ーキロータの部分的縦断面図。
【図5】ディスクブレーキロータの外された、図4に示
された後輪のリア・ディスクブレーキハブの左端面図。
【図6】ディスクブレーキロータの外された、図4に示
された後輪のリア・ディスクブレーキハブの右端面図。
【図7】リアリム及びスポークの設置されたリア・ディ
スクブレーキハブシェルの部分的分解断面図。
【図8】図1に示された前輪のフロント・ディスクブレ
ーキハブ及びフロント・ディスクブレーキロータの部分
的縦断面図。
【図9】ディスクブレーキロータの外された、図8に示
されたフロント・ディスクブレーキハブの左端面図。
【図10】ディスクブレーキロータの外された、図8に
示されたフロント・ディスクブレーキハブの右端面図。
【図11】本発明の第1実施形態によるディスクブレー
キロータの側面図。
【図12】本発明の第2実施形態によるリア・ディスク
ブレーキハブ及びリア・ディスクブレーキロータの部分
的縦断面図。
【図13】ディスクブレーキロータの外された、図12
に示されたリア・ディスクブレーキハブの左端面図。
【図14】ディスクブレーキロータの外された、図12
に示されたリア・ディスクブレーキハブの右端面図。
【図15】本発明の第2実施形態によるフロント・ディ
スクブレーキハブ及びフロント・ディスクブレーキロー
タの部分的縦断面図。
【図16】ディスクブレーキロータの外された、図15
に示されたフロント・ディスクブレーキハブの左端面
図。
【図17】ディスクブレーキロータの外された、図15
に示されたフロント・ディスクブレーキハブの右端面
図。
【図18】本発明の第3実施形態によるリア・ディスク
ブレーキハブ及びリア・ディスクブレーキロータの部分
的縦断面図。
【図19】ディスクブレーキロータの外された、図18
に示されたリア・ディスクブレーキハブの左端面図。
【図20】ディスクブレーキロータの外された、図18
に示されたリア・ディスクブレーキハブの右端面図。
【図21】本発明の第3実施形態によるフロント・ディ
スクブレーキハブ及びフロント・ディスクブレーキロー
タの部分的縦断面図。
【図22】ディスクブレーキロータの外された、図21
に示されたフロント・ディスクブレーキハブの左端面
図。
【図23】ディスクブレーキロータの外された、図21
に示されたフロント・ディスクブレーキハブの右端面
図。
【図24】本発明の第3実施形態によるリア・ディスク
ブレーキハブ及びフロント・ディスクブレーキハブと共
に使用されるディスクブレーキロータの側面図。
【図25】本発明の第4実施形態によるリア・ディスク
ブレーキハブ及びリア・ディスクブレーキロータの部分
的縦断面図。
【図26】ディスクブレーキロータの外された、図25
に示されたリア・ディスクブレーキハブの左端面図。
【図27】ディスクブレーキロータの外された、図25
に示されたリア・ディスクブレーキハブの右端面図。
【図28】本発明の第4実施形態によるフロント・ディ
スクブレーキハブ及びフロント・ディスクブレーキロー
タの部分的縦断面図。
【図29】ディスクブレーキロータの外された、図28
に示されたフロント・ディスクブレーキハブの左端面
図。
【図30】ディスクブレーキロータの外された、図28
に示されたフロント・ディスクブレーキハブの右端面
図。
【図31】本発明の第4実施形態によるリア・ディスク
ブレーキハブ及びフロント・ディスクブレーキハブと共
に使用されるディスクブレーキロータの側面図。
【符号の説明】
12,12’,112,112’,212,212’,
312,312’:ディスクブレーキハブ 23,223,323:ディスクブレーキロータ 23a,223a,323a:環状制動リング 23b,223b,323b:接続アーム 23c,223c,323c:内側取付部 23d,223d,323d:接続穴 24:スポーク 31,31’,131,131’,231,231’,
331,331’:ハブ車軸 31a,31a’:第1車軸端 31b,31b’:第2車軸端 32,32’,132,132’,232,232’3
32,332’:ハブシェル 32a,32a’:第1ハブシェル端 32b,32b’:第2ハブシェル端 33,33’,133,133’,233,233’,
333,333’:第1スポーク接続部 34,34’,134,134’,234,234’,
334,334’:第2スポーク接続部 35,35’,135,135’,235,235’,
335,335’:ブレーキロータ接続部 37:フリーホイール 40,40’:内部通路 41,41’,45,45’:第1軸対向面 42,42’,46,46’:第2軸対向面 43,43’,143,143’,243,243’,
343,343’:第1スポーク穴 43a,43a’,44a,44a’:半円部 43b,43b’,44b,44b’:ノッチ部 44,44’,144,144’,244,244’,
344,344’:第2スポーク穴 51,251,251’,351,351’:取付フラ
ンジ 50:取付穴

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1車軸端と第2車軸端との間に延びる中
    心軸を備えたハブ車軸と、 第1ハブシェル端と第2ハブシェル端との間に延びる内
    部通路を有し、前記ハブ車軸が前記内部通路内に回転自
    在に支持されたハブシェルと、 互いに対向する第1軸対向面及び第2軸対向面を有する
    とともに前記両軸対向面の間において軸方向に延びる複
    数の第1スポーク穴を有し、前記複数の第1スポーク穴
    は前記ハブ車軸の中心軸から第1半径距離の位置に形成
    され、前記第2軸対向面が前記第2ハブシェル端に対向
    するように前記第1ハブシェル端に配置された第1スポ
    ーク接続部と、 複数の第2スポーク穴を有し、前記第2ハブシェル端に
    配置された第2スポーク接続部と、 所定の直径を有し前記ハブ車軸の中心軸から第2半径距
    離の位置に形成された軸方向に延びる複数のロータ取付
    穴を有し、前記第1軸対向面と対向するように前記第1
    スポーク接続部に隣接して配置されたブレーキロータ接
    続部とを備え、 前記第1スポーク接続部と前記ブレーキロータ接続部と
    は、スポークが前記ブレーキロータ接続部の前記ロータ
    取付穴を通じて前記第1スポーク穴に装着されるように
    配置されている、自転車用ディスクブレーキハブ。
  2. 【請求項2】第1車軸端と第2車軸端との間に延びる中
    心軸を有するハブ車軸と、 第1ハブシェル端と第2ハブシェル端との間に延びる内
    部通路を有し、前記ハブ車軸が前記内部通路内に回転自
    在に支持されたハブシェルと、 互いに対向する第1軸対向面及び第2軸対向面を有する
    とともに前記両軸対向面の間において軸方向に延びる複
    数の第1スポーク穴を有し、前記第2軸対向面が前記第
    2ハブシェル端に対向するように前記第1ハブシェル端
    に配置された第1スポーク接続部と、 複数の第2スポーク穴を有し、前記第2ハブシェル端に
    配置された第2スポーク接続部と、 軸方向に延びる複数のロータ取付穴と外周面とを有し、
    前記外周面はそれに外接する仮想円の内側に納まり、前
    記第1軸対向面に対向するように前記第1スポーク接続
    部に隣接して配置されたブレーキロータ接続部とを備
    え、 前記第1スポーク穴は、前記ブレーキロータ接続部の外
    周に外接する前記仮想円の半径方向内側に位置してい
    る、自転車用ディスクブレーキハブ。
  3. 【請求項3】第1車軸端と第2車軸端との間に軸方向に
    延びる中心軸を備えたハブ車軸と、 第1ハブシェル端と第2ハブシェル端との間に延びる内
    部通路を有し、前記ハブ車軸が前記内部通路内に回転自
    在に支持されたハブシェルと、 互いに対向する第1軸対向面及び第2軸対向面を有する
    とともに前記両軸対向面の間において軸方向に延びる複
    数の第1スポーク穴を有し、前記第2軸対向面が前記第
    2ハブシェル端に対向するように前記第1ハブシェル端
    に配置された第1スポーク接続部と、 複数の第2スポーク穴を有し、前記第2ハブシェル端に
    配置された第2スポーク接続部と、 軸方向に延びる複数のロータ取付穴を有し、前記第1軸
    対向面に対向するように前記第1スポーク接続部に隣接
    して配置されたブレーキロータ接続部とを備え、 前記ブレーキロータ接続部及び第1スポーク接続部はそ
    れぞれ最大外径を有し、前記第1スポーク接続部の最大
    外径は前記ブレーキロータ接続部の最大外径を超えるこ
    とがない、自転車用ディスクブレーキハブ。
  4. 【請求項4】前記第1スポーク穴の選択された1つは、
    それに対応する前記ロータ取付穴の1つを通じて軸方向
    に観察可能である、請求項1から3のいずれかに記載の
    自転車用ディスクブレーキハブ。
  5. 【請求項5】前記第1スポーク穴の選択された1つの中
    心軸は、前記ロータ取付穴の前記対応する1つの中心軸
    からオフセットされている、請求項4に記載の自転車用
    ディスクブレーキハブ。
  6. 【請求項6】前記ハブ車軸の中心軸から前記第1スポー
    ク穴の中心軸までの前記第1半径距離は、前記ハブ車軸
    の中心軸から前記ロータ取付穴の中心軸までの前記第2
    半径距離以下である、請求項5に記載の自転車用ディス
    クブレーキハブ。
  7. 【請求項7】前記ハブ車軸の中心軸から前記第1スポー
    ク穴の中心軸までの前記第1半径距離は、前記ハブ車軸
    の中心軸から前記ロータ取付穴の中心軸までの前記第2
    半径距離よりも長い、請求項5に記載の自転車用ディス
    クブレーキハブ。
  8. 【請求項8】前記第2車軸端にはフリーホイールが連結
    されている、請求項1から3のいずれかに記載の自転車
    用ディスクブレーキハブ。
  9. 【請求項9】前記第1スポーク接続部は、前記第1スポ
    ーク穴が形成された環状スポークフランジを備えてい
    る、請求項8に記載の自転車用ディスクブレーキハブ。
  10. 【請求項10】前記ブレーキロータ接続部は、円周上に
    配置された複数の取付フランジを備え、各々の前記取付
    フランジに1個の前記ロータ取付穴が形成されている、
    請求項9に記載の自転車用ディスクブレーキハブ。
  11. 【請求項11】前記環状スポークフランジは、前記取付
    フランジの最大外径を超えることのない外径を有してい
    る、請求項10に記載の自転車用ディスクブレーキハ
    ブ。
  12. 【請求項12】前記第1及び第2スポーク接続部と前記
    ブレーキロータ接続部とは、前記ハブシェルと共に一体
    形成されている、請求項1から3のいずれかに記載の自
    転車用ディスクブレーキハブ。
  13. 【請求項13】前記複数の第1スポーク穴のそれぞれ
    は、前記ブレーキロータ接続部及び前記第1スポーク接
    続部の前記第1軸対向面に向かって軸方向に見た位置か
    ら、軸方向に観察可能である、請求項1から3のいずれ
    かに記載の自転車用ディスクブレーキハブ。
  14. 【請求項14】前記ロータ取付穴の内周面には雌ネジが
    形成されている、請求項1から3のいずれかに記載の自
    転車用ディスクブレーキハブ。
  15. 【請求項15】外部制動部を備えたブレーキロータと、
    前記外部制動部に一体形成された中間接続部と、前記中
    間接続部に一体形成された内側取付部とを更に有し、 前記内側取付部は、少なくとも7mmの内径を有し、軸
    方向に延びる複数の接続穴と、前記接続穴を貫通して前
    記ロータ取付穴にねじ込み締結される複数のボルトとを
    備えている、請求項14に記載の自転車用ディスクブレ
    ーキハブ。
  16. 【請求項16】前記ブレーキロータ接続部は前記ロータ
    取付穴を6個備え、前記第1スポーク接続部は前記第1
    スポーク穴を12個備えている、請求項1から3のいず
    れかに記載の自転車用ディスクブレーキハブ。
  17. 【請求項17】前記ブレーキロータ接続部は前記ロータ
    取付穴を4個備え、前記第1スポーク接続部は前記第1
    スポーク穴を16個備えている、請求項1から3のいず
    れかに記載の自転車用ディスクブレーキハブ。
  18. 【請求項18】前記ブレーキロータ接続部は前記ロータ
    取付穴を3個備え、前記第1スポーク接続部は前記第1
    スポーク穴を18個備えている、請求項1から3のいず
    れかに記載の自転車用ディスクブレーキハブ。
  19. 【請求項19】前記第1スポーク穴は円形の横断面を有
    している、請求項1から3のいずれかに記載の自転車用
    ディスクブレーキハブ。
  20. 【請求項20】前記第1スポーク穴は、半円部と、前記
    半円部から外側に延びるノッチ部とを備えた横断面を有
    している、請求項1から3のいずれかに記載の自転車用
    ディスクブレーキハブ。
  21. 【請求項21】前記第2スポーク接続部は軸方向に貫通
    する前記第2スポーク穴を備えた環状スポークフランジ
    を有している、請求項1から3のいずれかに記載の自転
    車用ディスクブレーキハブ。
  22. 【請求項22】前記ブレーキロータ接続部は、円周上に
    配置された複数の取付フランジを備え、各々の前記取付
    フランジに1個の前記ロータ取付穴が形成されており、 前記第1スポーク接続部は、前記取付フランジの最大外
    径を超えることのない最大外径を有している、請求項2
    に記載の自転車用ディスクブレーキハブ。
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