JP7137541B2 - 眉毛カバー付き衛生キャップ - Google Patents

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Description

本発明は、食品関係や電子部品等の製造または包装に従事する作業者が、毛髪やフケ等の脱落を効果的に防止するために利用する衛生キャップの改良に係り、作業者からの眉毛落下をも防止する眉毛カバー付き衛生キャップに関するものである。
食品工場や製薬工場などのように衛生上の注意を払う必要がある場所や、半導体等の電子部品の製造ラインのように塵の飛散を回避する必要がある場所において、そこでの作業に従事する作業者が落とす毛髪やフケ、あるいは塵などは、衛生上または品質管理上の弊害が大きいため、作業者の頭を完全に覆う形態の衛生キャップが広く利用されている。
しかし、一般的な衛生キャップでは、作業者の眉まで完全に被うことができないため、眉毛の脱落による環境汚染を効果的に解消することは困難であった。
そこで特許文献1では、頭被い部の前頭部被い部分から側頭部コメカミ被い部分にかけて湾曲状を成す下側縁からネズミ返しのように湾曲状に突出して作業者の両眉を被う眉被い部材を取り付けた防塵フードが提案されている。この防塵フードによれば、眉被い部材によって、作業者の眉を完全に被うことができると共に、前髪のはみだしを防いで、頭髪や眉毛が頭被い部の外に放出することを防止できるとされている。
特開2014-237907号公報
しかしながら、特許文献1の防塵フードは、頭被い部の前頭部被い部分の深さが比較的深く、眉被い部材を取り付ける湾曲状下側縁が作業者の額に達する構造となっている。そうすると、この湾曲状下側縁は眉被い部材と共に作業者の顔面に沿うような伸縮性を有しているため、長時間着用した場合、当該湾曲状下側縁による締め付けを不快に感じることがある他、額やこめかみに湾曲状下側縁に食い込んで線状の痕跡が残ってしまい、作業終了後に防塵フードを外した後も、その痕跡が容易にとれないことから、これを嫌う作業者は不用意に防塵フードを浅く被り、その結果、眉被い部材が眉に届かず、眉毛の落下を許してしまうおそれがあった。
本発明は、上述した課題に鑑みなされたもので、その目的とするところは、作業者の額やこめかみを締め付けることによる不快感や痕跡が残ることを解消し、もって、作業者に常に正しい着用を促して毛髪及び眉毛の落下を確実に防止する眉毛カバー付き衛生キャップを提供することである。
上述した目的を達成するために本発明では、着用者の頭部を覆うように袋状に構成した帽体の開口部の上縁側に前記着用者の両眉を覆う眉毛カバーを設け、当該眉毛カバーは前記着用者の額をも同時に覆う上下方向に幅広の伸縮性素材から構成するという手段を用いた。この手段によれば、幅広の眉毛カバーが着用者の眉毛を含む額を全面接触の状態で覆うため、帽体の開口部の上縁部が着用者の額に線状に食い込んで痕跡が残ってしまうことがない。
なお、帽体は少なくとも着用者の両耳を覆う左右部分に非伸縮性素材からなる耳部が形成され、この耳部に対して眉毛カバーの両端部を縫着することもある。この手段では、耳部が非伸縮性素材であるため、着用時に伸縮することなく、確実に耳を覆う位置を維持すると共に、この状態で眉毛カバーが適度に伸長して額および両眉に確実に覆うことができる。
また、本発明では眉毛カバーの両側に、伸縮性素材からなるU字状の顎掛け部の両端部を縫着するという手段を用いる。この手段では、帽体と眉毛カバーを着用した後、顎掛け部を顎に掛けることによって、作業中、帽体や眉毛カバーが浮き上がることを抑制し、常に正しい着用状態を維持することができる。特に、眉毛カバーの両端部を非伸縮性素材で構成される耳部とした場合、顎掛け部を顎に掛けた引っ張り力が作用しても、耳部の非伸縮性による規制によって、眉毛カバーが必要以上に下方に引っ張られることがなく、着用者の視界を遮ることを防止することができる。
さらに本発明では、眼鏡を必要とする作業者にも適用するように、帽体は着用者の両耳を覆う大きさであって、当該帽体の前記両耳を覆う左右両側に眼鏡のつるを挿通する挿通孔を設けるという手段を用いる。
本発明によれば、幅広の眉毛カバーが着用者の眉毛を含む額全体を全面接触の状態で覆うことで、より確実に眉毛の落下が防止できると共に、帽体の開口部の上縁部が着用者の額に線状に食い込みことが回避されるため、線状の痕跡が残るような締め付け感がなく、使用感が非常に良好である。
本発明の一実施形態に係る眉毛カバー付き衛生キャップの斜視図 同、眼鏡を着用した場合の斜視図
以下、本発明の好ましい実施の形態を添付した図面に従って説明する。図1において、1は作業者の頭部全体を覆うように袋状に構成した帽体である。この帽体1は、例えば、頭頂部用部材1a、側頭部用部材1bの各部材で構成され、袋状となるように立体的に縫製されている。頭頂部用部材1aは主に着用者の頭頂部を覆い、側頭部用部材1bは側頭部と後頭部を覆う。ただし、この構成に限定するものではなく、頭部全体を覆うように袋状に構成されていればよい。また、その素材についても特に限定するものではないが、例えば毛髪や塵等の吸着性に優れた所謂電石シートなどを採用することが好ましい。また、頭頂部用部材1aは、通気性を確保する観点からメッシュ地が採用されることもある。さらに、側頭部用部材1bは、左右に分割されていてもよく、また、両耳位置に相当する部分は通音性を有する耳部1cを形成して、周囲の音が遮蔽されないようにすることも可能である。なお、この実施形態では、耳部1cは非伸縮性の素材から構成している。また、この実施形態では耳部1cを帽体1の開口部に沿って縫着される前側連結部1dを介して反対側の耳部と一体的に連続させている。
2は、上下方向に幅広なバンド状の眉毛カバーであって、伸縮性素材から構成されており、その上縁部を上記帽体1の開口部の上縁側に縫着している。具体的には、この実施形態の場合、眉毛カバー2の上縁部は帽体1の頭頂部用部材1bとの間に形成される上記前側連結部1dの下縁に縫着している。また、当該眉毛カバー2の両端部は側頭部用部材1bの間に形成される耳部1cそれぞれに縦辺部に縫着している。そして、この眉毛カバー2は、着用者の両眉と同時に、はちまき状に額をも同時に覆う上下幅を有した上下方向に幅広の構成である。なお、眉毛カバー2を構成する伸縮性素材としてはエラスティック素材が該当するが、その中でも、着用者の顔面の凹凸を吸収するために長手方向と幅方向の双方に伸縮性に富むものが好ましく、斜め方向を含む全方向に伸縮するものがより好ましい。さらに肌触りが良好なものを採用することが好ましいことはもちろんである。
3は、U字帯状の顎掛け部であって、眉毛カバー2と同様に伸縮性素材で構成されており、その両端部3aは眉毛カバー2の両側に上から重ね合わせて縫着している。また、この顎掛け部3の両端部3aは帽体1の前側連結部1dにも縫着されている。この顎掛け部3は、例えば不織布とゴム材等の伸縮性素材を組み合わせて構成したもので、特に長手方向の伸縮性に富む素材を採用する。なお、顎掛け部3は着用者の顎に掛かることになるので、その長さは、着用時に引き伸ばして作業者の顎に弾性的に掛かる長さにすることが好ましい。
上記構成の眉毛カバー付き衛生キャップの使用方法は、帽体1の開口部の下側であって顎掛け部3の間から頭を挿入し、前髪、左右の鬢毛、後れ毛を含む頭髪全体を帽体1に収容すると共に、眉毛カバー2を適宜下方に引き下げて両眉を覆うようにして着用する。そして、顎掛け部3を顎に掛けるようにする。こうすることによって、眉毛と頭髪全体を覆うことができるため、眉毛と毛髪の落下を同時に防止することができる。
また、額や側頭部に接する部分は幅広の眉毛カバー2であるので、顔全体に締め付け感がなく、柔らかく肌になじんで非常に使用感がよい。併せて、眉毛カバー2の全面で接触するので、従来のように、額や側頭部に線状の痕跡がいつまでも残るといった不都合が確実に回避される。
さらに、本実施形態では、顎掛け部3の両端部3aを眉毛カバー2の両側に上から重ね合わせて縫着しているため、顎掛け部3を顎に掛けたときの引っ張り力によって眉毛カバー2の両側が下方に引っ張られ、もって眉毛カバー2が上方にずれることが規制され、常に着用者の両眉を眉毛カバー2で覆った状態を維持することができる。ただし、上記実施形態では、眉毛カバー2の両端部の縫着元が非伸縮性の耳部1cであるため、耳部1cを伸縮性素材で構成した場合と比べて、眉毛カバー2が必要以上に伸長することが規制され、特に、眉毛カバー2の下方向への過剰な伸長が規制されるため、眉毛カバー2によって着用者の視界を妨げることを防止することができる。
なお、上記眉毛カバー付き衛生キャップでは、側頭部用部材1bと耳部1cとの間の一部に未縫着部分を設けて、眼鏡のつるを挿通する挿通孔1eを形成している。よって、当該構成では、図2に示すように、眼鏡を必要とする作業者にも適用することができる。
1 帽体
1a 頭頂部用部材
1b 側頭部用部材
1c 耳部
1d 前側連結部
1e 挿通孔
2 眉毛カバー
3 顎掛け部
3a 顎掛け部の両端部

Claims (1)

  1. 着用者の頭部を覆うように袋状に構成した帽体の開口部の上縁側に沿って非伸縮性の前側連結部を逢着し、この前側連結部に、前記着用者の両眉を覆うと同時に額をも覆う上下方向に幅広の伸縮性素材からなる眉毛カバーを設け、前記帽体の前記着用者の両耳を覆う左右部分には前記は前側連結部に連続して耳部を形成し、この耳部に対して前記眉毛カバーの両端部を逢着するとともに、前記眉毛カバーの両側には伸縮性素材からなるU字状の顎掛け部の両端部を逢着したことを特徴とする眉毛カバー付き衛生キャップ。
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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US20170188651A1 (en) 2015-12-31 2017-07-06 Honeywell International Inc. Protective hood made from materials of variable stretch knit and woven textiles
JP2019199661A (ja) 2018-05-16 2019-11-21 シゲモリ株式会社 作業用フード及びその製造方法

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