JP3232542U - マスクの掛止を可能とする頭部装着具 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者の耳の後方上部で紐を掛止でき、マスクを使用者の頭部に常にフィットさせる頭部装着具を提供する。【解決手段】本考案のマスクの掛止を可能とする頭部装着具1は、使用者の頭部に装着される装着具本体2を有し、装着具本体に、使用者の両耳の後方上部でマスクの紐をそれぞれ掛止する掛止部材3が配備されていることを特徴とする。なお、装着具本体が使用者の頭部を被覆可能な帽子であり、掛止部材が帽子の側部に設けられたボタンであっても良いし、装着具本体は使用者が耳にかけるメガネであり、掛止部材がメガネのテンプルに設けられたフック部材であってもよい。【選択図】図1

Description

本考案は、不織布や布などで形成されたマスクの掛止を可能とする帽子やメガネなどの頭部装着具に関するものである。
従来、コロナウィルスをはじめとする伝染病の予防、あるいは花粉症などの予防に、マスクが用いられている。これらのマスクは、使い回しが可能な布製のものから、使い切りの不織布のものまで様々な種類があり、近年は着用の機会が急増するに至っている。
特に、伝染病の蔓延時や花粉の飛散時期には、上述したマスクは長時間に亘って着用されることが多い。ただ、一般的なマスクは、ゴム紐などを用いて耳に掛止する場合が多く、着用が長時間に及ぶと、耳朶の付け根などが痛くなるといった不具合を招きやすいことが指摘されている。
そこで、特許文献1〜特許文献3には、マスクのゴム紐を耳朶ではなく帽子などに掛けられるようにした技術が開示されている。
例えば、特許文献1のマスク紐用掛止具は、使用者の頭部の後ろ側又は首の後ろ側に掛止られるヘアバンドのような外観を備えた部材であり、横長に形成された左右両端にマスクのゴム紐を掛止する紐掛け部を備えている。
また、特許文献2の帽子は、帽子の下縁に沿って周方向に延在し、帽子の後部に2つの端部を備えた帯状部材5と、2つの端部の間の距離を調整するためのアジャスタと、帽子の左右両側部に設けられ、マスクの耳掛部が掛止される掛止部15とを有するものとなっている。この特許文献2の掛止部は、それぞれ帯状部材に結合された布部材17と、布部材が通された板部材18とを含んでおり、帯状部材に前後方向にスライド移動可能に設けられている。
さらに、特許文献3の帽子は、マスクを併用して着用する帽子であって、帽子の左右にマスクの左右に設けた輪状の耳かけ部を着脱可能な掛止部を設けたものとなっている。
登録実用新案公報第3227749号公報 登録実用新案公報第3229436号公報 実開平6−61930号公報
ところで、特許文献1のマスク紐用掛止具は、いわゆるヘアバンドにマスクのゴム紐を掛止するものであるため、ゴム紐の掛止位置が使用者の頭部の後ろ側になってしまい、マスクを水平方向の後方で掛止する構成となっている。しかし、一般的なマスクは、鼻よりも下側の顔面の傾斜ライン(下方に向かうにつれて後方に移動するような傾斜ライン)に対して、直交方向にマスクの紐を引けるように、耳朶にゴム紐を掛止する構成とされている。そのため、頭部の後ろ側でマスクの紐を掛止すると、マスクが下にずれやすくなるという問題が起きやすくなる。
また、特許文献2の帽子は、帽子のフィット感を調整するアジャスタにマスクの紐を掛止する構成であるため、一見すると部材を共通化できるなどの長所を備えているように見える。しかし、マスクの紐は着用する使用者の頭部の形状や寸法などに合わせて微妙に掛止位置を変更できるのが好ましい。この点で、特許文献2の帽子は、調整により前後に位置を変えるアジャスタにしか紐を掛けられないため、掛止位置がずれて十分なマスクのフィット感が得られなくなるという問題も備えている。
さらに、特許文献3の帽子も、同文献の図1や図2に示すように、帽子の下縁に紐の掛止部を備えたものであり、使用者の両耳の後方上部でマスクの紐を掛止できるものとはなっていない。
本考案は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、使用者の両耳の後方上部でマスクの紐をそれぞれ掛止でき、マスクを使用者の頭部に常にフィットさせることができるマスクの掛止を可能とする頭部装着具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本考案のマスクの掛止を可能とする頭部装着具は以下の技術的手段を講じている。
即ち、本考案のマスクの掛止を可能とする頭部装着具は、使用者の頭部に装着される装着具本体を有し、前記装着具本体に、使用者の両耳の後方上部でマスクの紐をそれぞれ掛止する掛止部材が配備されていることを特徴とする。
なお、好ましくは、前記装着具本体は、使用者の頭部を被覆可能な帽子であり、前記掛止部材は、前記帽子の側部に設けられたボタンであるとよい。
なお、好ましくは、前記装着具本体は、使用者が耳にかけるメガネであり、前記掛止部材は、前記メガネのテンプルに設けられたフック部材であるとよい。
なお、好ましくは、前記フック部材は、前記テンプルに対して前後方向に位置を調整可能に設けられているとよい。
本考案のマスクの掛止を可能とする頭部装着具によれば、使用者の両耳の後方上部でマスクの紐をそれぞれ掛止でき、マスクを使用者の頭部に常にフィットさせることができる。
ニット帽を装着具本体とする第1実施形態の頭部装着具を示した図である。 野球帽を装着具本体とする第1実施形態の頭部装着具を示した図である。 メガネを装着具本体とする第2実施形態の頭部装着具であり、フック部材がテンプルに移動自在に設けられた例を示した図である。 メガネを装着具本体とする第2実施形態の頭部装着具であり、フック部材がテンプルの後端に取付自在とされた例を示した図である。 メガネを装着具本体とする第2実施形態の頭部装着具であり、フック部材がテンプルに一体物として形成された例を示した図である。 バンダナを装着具本体とする第1実施形態の頭部装着具の変形例を示した図である。
[第1実施形態]
以下、本考案のマスクの掛止を可能とする頭部装着具の実施形態を、図面に基づき詳しく説明する。
図1は、第1実施形態のマスクの掛止を可能とする頭部装着具を模式的に示したものである。
図1に示すように、第1実施形態の頭部装着具は、いわゆるニット帽を用いた例を示している。
具体的には、第1実施形態の頭部装着具は、使用者の頭部に装着される装着具本体を有しており、本実施形態では装着具本体が毛糸などのニットで編み込まれたニット帽とされている。このようなニット帽は、帽子の周縁を上方に折り返して用いられることが多く、図1に示す例では上方に折り返した状態で周縁を重ね合わされた状態で止めるボタンを利用して、マスクが掛止可能とされている。つまり、この周縁を重ね合わされた状態で止めるボタンが、本実施形態のマスクの紐を掛止する掛止部材とされている。
この掛止部材は、糸などで帽子の側部に縫い付けられるボタンであり、一般に四つ穴ボタン、二つ穴ボタン、シャンクボタン、くるみボタン、トグルボタンなどを用いることができる。これらのボタンは、ボタンの周縁がひさし状に側方に突出した形状を有しているため、掛止られたマスクの紐が外れる心配がない。一方、紐を引っ掛けにくいスナップボタンやドットボタンは掛止部材としては好ましくはない。
また、掛止部材を取り付ける位置は、使用者の耳の後方上部であるのが好ましい。例えば、使用者の身体的な差異によって変動はするものの、水平に対して45°〜75°となるような耳朶の後方上部であって、耳朶の端から10mm〜50mmの距離に、上述した掛止部材は好適に取り付けられる。
なお、上述した装着具本体には、ニット帽以外のさまざまな種類の帽子を用いることができる。
例えば、図2に示すような「野球帽」を装着具本体として、マスクの紐を掛止可能としても良い。この「野球帽」タイプの頭部装着具では、装着具本体である野球帽における、使用者の耳朶の後方上部に取り付けられたボタンなどを、掛止部材とすることができる。
なお、上述した掛止部材には、細長い金属線などをJ字状に折り曲げたフック部材などを用いることもできる。
[第2実施形態]
次に、図3及び図4を用いて、第2実施形態の頭部装着具について説明する。
図3に示すように、第2実施形態の頭部装着具は、メガネを用いてマスクを掛止するものとなっている。つまり、第2実施形態の装着具本体は使用者が耳にかけるメガネであり、掛止部材はメガネのテンプルに設けられたフック部材とされている。
具体的には、メガネは、レンズ部と、レンズ部の重量を支えるフレーム部と、フレーム部から後方に伸びて耳に掛止されることで、レンズ部およびフレーム部の重量を支えるテンプルと、を有している。本実施形態の掛止部材は、このメガネのテンプルに設けられるフック部材となっている。
上述したフック部材は、テンプルの延設方向に沿ってテンプルの上を移動可能となっており、マスクの紐の掛止位置を前後方向に調整可能とされている。また、このフック部材は、テンプルに対して回転可能とされており、フックの先端を上方だけでなく、側方や下方に紐の掛止位置を変更可能となっている。それゆえ、上述したフック部材を用いれば、紐の掛止位置を細かく調整することが可能となり、不快感や痛みを起こさないようにマスクの紐を掛け止めることが可能となる。
そのため、例えば、マスクの紐が耳朶に接触して不快感や痛みがある場合、あるいはマスクがフィットしない場合は、マスクの紐の掛止位置を前方又は後方にずらして調整を行い、不快感や痛みを抑えたりマスクのフィット感を高めたりすることができる。
なお、上述したフック部材は、テンプルにおける前後方向の中途側だけでなく、後端にも設けることができる。
例えば、図4Aに示すように、フック部材の一部を、テンプルの挿入が可能な筒状に形成しておき、テンプルの後端(耳朶の外形に合わせて後方下側に向かって曲げられた先端)に被せるようにしてフック部材を取り付ければ、フック部材を耳朶の後方上側に配備することが可能となり、マスクの紐を使用者の耳の後方上側に自然に掛止することが可能となる。
また、図4Bに示すように、フック部材をテンプルと一体物として形成しても良い。テンプルに対して一体物とされたフック部材は、メガネの一部として頑丈に取り付けられているため、マスクの紐を最もしっかりと掛止することが可能となる。
なお、上述した第1実施形態の変形例としては、バンダナやスカーフなどを装着具本体として用いるものを挙げることもできる。
図5に示すように、バンダナの側方にボタンなどを設け、このボタンを掛止部材としてマスクの紐を掛止すれば、使用者の耳の後方上部で紐を掛止でき、マスクを使用者の頭部に常にフィットさせることができる。また、バンダナやスカーフは着用に際して使用者の耳を隠すようにして着用されることが多いので、紐が耳朶に接触して不快感や痛みを催す不具合をより確実に防止することが可能となる。
なお、今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。特に、今回開示された実施形態において、明示的に開示されていない事項、例えば、物の寸法、重量、体積などは、当業者が通常実施する範囲を逸脱するものではなく、通常の当業者であれば、容易に想定することが可能な値を採用している。

Claims (4)

  1. 使用者の頭部に装着される装着具本体を有し、
    前記装着具本体に、使用者の両耳の後方上部でマスクの紐をそれぞれ掛止する掛止部材が配備されている
    ことを特徴とするマスクの掛止を可能とする頭部装着具。
  2. 前記装着具本体は、使用者の頭部を被覆可能な帽子であり、
    前記掛止部材は、前記帽子の側部に設けられたボタンである
    ことを特徴とする請求項1に記載のマスクの掛止を可能とする頭部装着具。
  3. 前記装着具本体は、使用者が耳にかけるメガネであり、
    前記掛止部材は、前記メガネのテンプルに設けられたフック部材である
    ことを特徴とする請求項1に記載のマスクの掛止を可能とする頭部装着具。
  4. 前記フック部材は、前記テンプルに対して前後方向に位置を調整可能に設けられている
    ことを特徴とする請求項3に記載のマスクの掛止を可能とする頭部装着具。
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