JP3231148U - サイズ調整可能マスク - Google Patents

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龍治 宮▲崎▼
龍治 宮▲崎▼
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ジャパンクォリティ株式会社
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Abstract

【課題】着用者の顔のサイズに合わせて微調整が可能であり、使用中や装着時に不用意にサイズが変わることの無い、フィット性に優れたマスクを提供する。【解決手段】口及び鼻を覆うための覆い部20と、マスクを耳に掛け顔面に保持するための耳掛け紐30とを一体縫製し、耳掛け紐30にアジャスター40を介在させて、連結部50により覆い部20に連結成形する構造とした。【選択図】図1

Description

本考案は、着用者の顔の大きさや形状にフィットするようにサイズを簡単に調整することを可能にした、マスクに関するものである。
従来、顔面に装着するマスクは、ウイルスや細菌、植物や樹木の花粉、あるいはハウスダストや粉塵等の体内への侵入を防止又は軽減させたり、着用者の咳やくしゃみ、あるいは会話による唾液やウイルスの飛沫の飛散を防止するために使用されるもので、口及び鼻を覆う部分と、耳に掛けるための掛紐とを組み合わせてなるものや、口及び鼻を覆う部分と耳に掛けるための部分が一体成形されているものがある。
ところで、この様なマスクを装着する際に最も重要な点は、快適性を保ちながら長時間装着できることである。特にマスクのサイズ感は重要な要素であるが、一般的にマスクのサイズは大人用と子供用程度のバリエーションしか無いため、着用者の顔の大きさによっては、マスクを装着することによって耳や頬が痛くなったり、あるいは装着中に緩んだり外れたりすることが多かったのである。
従来から、着用者の顔のサイズによってマスクの一部を調節・加工若しくは変形させることにより快適性を高めたマスクは存在する。
特許文献1には、「ゴム又は紐を1本のみでマスクの耳掛け部まで構成することができ、ゴム又は紐が鼻側紐通し部、顎側紐通し部を経由することから耳への負担を減らし、かつ、左右のゴム又は紐の長さ調整も一度で済み、個々の顔面にフィットするよう調整可能にしたことを特徴とするマスク。」が開示されている。
特許文献2には、「マスク本体と、その両端が前記マスク本体に固定された装着用紐とを備えており、前記マスク本体が所定位置に装着された状態において、前記装着用紐が、装着者の両耳に係止可能な位置、および顎に係止可能な位置に設けられていることを特徴とする日焼け防止用マスク。」が開示されている。
特許文献3には、「両端部の耳掛け部と中央部の覆部との間に伸縮用の切り込みを適宜数形成したことを特徴とするマスク」が開示されている。
特許文献4には、「中央部と前記耳掛け穴との間の両外周縁付近に、少なくとも内端が外周縁と並行な部分を有する垂直状の切り込みを適宜数形成し、必要に応じて前期切り込みの先端と外周縁との間を裂き開きし得る様に構成した簡易マスク」が開示されている。
特許文献5には、「掛止帯の右半面と左半面とにそれぞれ耳を露出させるための耳出し孔が形成されていることを特徴とするマスク」が開示されている。
特開2020−153059号 特開2017−75411号 実開昭60−23049号 実開平01−170263号 特開2011−115463号
特許文献1は、ゴム又は紐を1本のみでマスクの耳掛け部まで構成することができ、耳への負担を減らし、かつ、左右のゴム又は紐の長さ調整も一度で済み、個々の顔面にフィットするよう調整可能にしたことを特徴としているが、ゴム又は紐の通し部を複数作成する必要があり非常に手間が掛かるだけでなく、調整方法も紐を結ぶ事が必要となり、場合によっては解けてしまう可能性もあるため適切ではない。
特許文献2は、マスク本体と、その両端が前記マスク本体に固定された装着用紐とを備えており、簡単に調整できるが、装着用紐を通すループ部が必要となり、縫製の面でもとても手間が掛かるだけでなく、内側に装着用紐が入り込み、使用者に不快感を与えるという問題がある。
特許文献3は、着用者の顔のサイズに柔軟に対応させるための伸縮用の切り込みを有しているが、ミシン目を連続して設けたものであり、不用意に伸ばすとミシン目が裂けることによりマスク幅が拡張し、使い物にならなくなってしまう。
特許文献4は、少なくとも内端が外周縁と並行な部分を有する垂直状の切り込みを適宜数形成し、必要に応じて前期切り込みの先端と外周縁との間を裂き開きし得る様に構成されているが、外周縁と内部にそれぞれ切り込みが設けられているため、やはり不用意に裂け易いという問題は解決されていない。
特許文献5には、耳出し孔は上記掛止帯の右半面と左半面とにそれぞれ複数形成されていることが望ましいとあるが、確かに着用者の顔のサイズに合わせてある程度の調整は可能であるが、耳出し孔は略円形に設けられているため、どうしても孔と孔の感覚が広くなり、微妙なサイズ調整は見込めない。
そこで、本考案は上記問題に鑑み、できる限りコストを抑えて簡単に製造できるだけでなく、着用者の顔のサイズに合わせて微調整が可能であり、使用中や装着時に不用意にサイズが変わることも無く、フィット性に優れたマスクを提供することを目的としている。
上記目的を解決するために、本考案のマスクは、口及び鼻を覆うための覆い部と、前記覆い部を顔面に保持するための耳掛け紐を一体縫製し、前記耳掛け紐にアジャスターを介在させて前記覆い部に連結成形されていることを特徴とするものである。
前記耳掛け紐は、覆い部の両端に一対に設けられていることが望ましく、片方は覆い部に直接縫製され、もう片方は連結部を介して覆い部に連結成形されている。
本考案において好ましくは、上記覆い部及び耳掛け紐が一体となった左半面シートと、同様の構成による右半面シートとがそれぞれの前端部、すなわちマスクの中央部に当たる部分で一連に縫製されていることである。また、本考案によれば、両シート(左半面シート及び右半面シート)が伸縮性を有する生地で形成されることによって縦横両方向に伸縮自在である。さらに、耳掛け紐に介在されたアジャスターを使用して耳掛け紐の長さを調節することによって装着時のサイズが調整可能である。
本考案のサイズ調整可能マスクは、アジャスターにより耳掛け紐の長さを適宜調整することによって装着時のサイズが調整可能であるので、着用者の顔のサイズが異なっても快適に使用できるだけでなく、耳掛け紐が最適な位置に保持されるので、位置がずれたり耳が痛くなったりすることもなく、不意に外れたりする不具合も生じない。
本考案に係るサイズ調整可能マスクの全体図である。 本考案に係るサイズ調整可能マスクを折りたたんだ状態の半面を表す略図である。
10 サイズ調整可能マスク
20 覆い部
30 耳掛け紐
40 アジャスター
50 連結部
以下に、本考案の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の説明において参照する各図の形状は、好適な形状寸法を説明する上での概念図又は概略図であり、寸法比率等は実際の寸法比率とは必ずしも一致しない。つまり、本考案は、図面における寸法比率に限定されるものではない。
図1〜図2は、本考案に係るサイズ調整可能マスクの一実施形態を示すものである。このサイズ調整可能マスク10は、図1からも分かるように、鼻及び口を覆うための覆い部20と、耳掛け紐30とが一体に形成されている。
具体的に、上記サイズ調整可能マスク10は、口及び鼻を覆うための覆い部20と、前記覆い部を顔面に保持するための耳掛け紐30を一体縫製し、前記耳掛け紐にアジャスター40を介在させて前記覆い部に連結成形されている。また、前記覆い部20は、対称形で同じ大きさに形成された2枚のシート、即ち左半面シート、右半面シートを互いに重ね合わせ、マスクの中央部に当たる前端部同士を縫製で相互に接合することにより形成される場合もある。
図2に示すように、前記覆い部20を形成する前端側の上下幅が広く、耳掛け紐30が設けられる後端側に向けて次第に上下幅が狭くなっている。また、前記覆い部20の上縁及び下縁は、耳掛け紐30若しくは別部材で覆い部20に縫製されており、その両縁は着用者がマスクを付けた際に不快になることがない様な処理が施されている。
前記覆い部20の中央部は、全体として前方に突き出す形状に略円弧状に湾曲している。湾曲のR形状は上端から下端まで同様でも良いが、鼻や口、または顎にフィットするように適宜異なった形状であると好ましい。
一方、前記覆い部20の後端方向への形状は、上端部は鼻から頬、側頭部から耳への形状に、また下端部は顎先端から頬骨下部を通って耳までの形状に、それぞれフィットする形状に形成されている。
前記覆い部20の後端部部分には、左右それぞれの同位置に当たる位置に、着用者の耳に掛けるための耳掛け紐30がそれぞれ形成されている。上記耳掛け紐30は、耳の掛かる部分にフィットするように、略円形状に配置される。さらには、着用者の異なる耳の形状に柔軟に対応するため、前後方向に余裕のある形状となっている。
前記耳掛け紐孔30には、適当な位置にアジャスター40が介在し、連結部50を介して覆い部20に連結成形されている。耳掛け紐30は左右それぞれに設けられており、形状は基本的には同一若しくは対称であるが、アジャスター40及び連結部50の構成は限定されない。
マスクを使用する際には、着用者が自信の顔のサイズに合わせて、アジャスター40を調整することによって、マスクの装着時のフィット感を調整し、見栄えの良い形状にすることができる。
前記覆い部20は、綿・ポリエステルなどの布帛、その他レーヨン、ポリウレタン、またはそれらの複合素材を用い、伸縮性を有するように形成することによって、縦横両方向に伸縮自在であることが望ましい。このように伸縮自在の素材を前記覆い部20に用いる事によって、柔軟なフィット感を得られるだけでなく、長時間装着しても疲れない、優れた継続使用性が得られる。
また、前記覆い部20は、吸水や速乾、遮熱や紫外線防止機能などを有する素材を使用したり、柔らかな風合いの生地を二重構造で構成することができる。 このように機能性素材を使用することによって、使用者が様々なシーンに於いて快適に使用することができる。
次に、前記サイズ調整可能マスク10のサイズについて説明する。サイズ調整可能マスク10のサイズは、着用者の顔の大きさや形状等によって異なるが、大人用のマスクでは、図2のように折り畳んだ状態で、前後方向の長さが115mm前後、上下方向の長さが135mm前後に、子供用のマスクでは、前後方向の長さが85mm前後、上下方向の長さが110mm前後に形成される。
さらに、本実施形態では、覆い部20を一枚のシートで形成しているが、対称形で同じ大きさに形成された2枚のシート、即ち左半面シート、右半面シートを互いに重ね合わせ、マスクの中央部に当たる前端部同士を縫製で相互に接合することにより形成しても良い。
なお、本考案のサイズ調整可能マスクは、上記の実施例に限定されず、実用新案請求の範囲に記載された範囲、実施形態の範囲で、種々の変形例、加工例、組み合わせが可能であり、これらの変形例、加工例、組み合わせもその権利範囲に含むものである。

Claims (1)

  1. 口及び鼻を覆うための覆い部と、前記覆い部を顔面に保持するための耳掛け紐を一体縫製し、前記耳掛け紐にアジャスターを介在させて前記覆い部に連結成形されていることを特徴とするサイズ調整可能マスク。

JP2020005650U 2020-12-28 2020-12-28 サイズ調整可能マスク Active JP3231148U (ja)

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