JP3227069U - サイズ変更可能マスク - Google Patents

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康貴 五島
康貴 五島
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Abstract

【課題】着用者の顔のサイズに合わせて微調整が可能であり、使用中や装着時に不用意にサイズが変わることの無い、フィット性に優れたマスクを提供する。【解決手段】口及び鼻を覆うための覆い部2と、マスクを耳に掛けるための耳掛け孔3をそれぞれ一体成形したシート10,11からなり、上記耳掛け孔3の後端部方向近傍にはサイズ調整用スリット4,5が形成されている。【選択図】図2

Description

本考案は、着用者の顔の大きさによってサイズを簡単に変更できることを可能にした、マスクに関するものである。
従来、顔面に装着するマスクは、植物や樹木の花粉、ウイルスや細菌、あるいは粉塵等の体内への侵入を防止又は軽減させたり、着用者のくしゃみや咳あるいは会話による唾やウイルスの飛沫の飛散を防止するために使用されるもので、口及び鼻を覆う部分と、耳に掛けるための掛紐とを組み合わせてなるものや、口及び鼻を覆う部分と耳に掛けるための部分が一体成形されているものがある。
ところで、この様なマスクを装着する際に最も重要な点は、快適性を保ちながら長時間快適に装着できることである。
特にマスクの大きさは重要な要素であるが、一般的にマスクのサイズは大人用と子供用程度のバリエーションしか無いため、着用者の顔の大きさによっては、マスクを装着することによって耳や頬が痛くなったり、あるいは装着中に緩んだり外れたりすることが多かったのである。
従来から、着用者の顔のサイズによってマスクの一部を調節・加工若しくは変形させることにより快適性を高めたマスクは存在する。
特許文献1には、「マスクの締め紐が取り付けられている部分に、締め紐長さを調整する機構を備えている。この調整機構は、マスクの外縁部の左右上下部に夫々設けた突片に、案内溝に続いて切込みを有した通孔を設けると共に、この切込みの上方に掛け渡され両側に出入口を有した止体を備えているマスク」が開示されている。
特許文献2には、「両端部の耳掛け部と中央部の覆部との間に伸縮用の切り込みを適宜数形成したことを特徴とするマスク」が開示されている。
特許文献3には、「両端近傍に耳掛穴を穿設し通常のマスクの上下巾を有する不織布製の横長帯状物の中央口蔽部と前記耳掛穴との中間部分に縦方向の小切込線を並列させてなるマスク」が開示されている。
特許文献4には、「中央部と前記耳掛け穴との間の両外周縁付近に、少なくとも内端が外周縁と並行な部分を有する垂直状の切り込みを適宜数形成し、必要に応じて前期切り込みの先端と外周縁との間を裂き開きし得る様に構成した簡易マスク」が開示されている。
特許文献5には、「掛止帯の右半部と左半部とにそれぞれ耳を露出させるための耳出し孔が形成されていることを特徴とするマスク」が開示されている。
実特許第3413585号 実開昭60−23049号 実公昭58−46827号 実開平01−170263号 特開2011−115463号
特許文献1は、締め紐の長さを調節する機構を有するが、この様な複数部材による調節機構を使い捨てマスクに適用すると、製造コストが上がり、使い捨てマスクとして販売するには割高になるという問題がある。
特許文献2は、着用者の顔のサイズに柔軟に対応させるための伸縮用の切り込みを有しているが、ミシン目を連続して設けたものであり、不用意に伸ばすとミシン目が裂けることによりマスク幅が拡張し、使い物にならなくなってしまう。
特許文献3は、顔面部に合致させる小切込線を並列に設けたものであるが、これも特許文献2の技術同様に意図せず伸びて容易に拡張し、元の形状に戻らなくなってしまう。
特許文献4は、少なくとも内端が外周縁と並行な部分を有する垂直状の切り込みを適宜数形成し、必要に応じて前期切り込みの先端と外周縁との間を裂き開きし得る様に構成されているが、外周縁と内部にそれぞれ切り込みが設けられているため、やはり不用意に裂け易いという問題は解決されていない。
特許文献5には、耳出し孔は上記掛止帯の右半部と左半部とにそれぞれ複数形成されていることが望ましいとあるが、確かに着用者の顔のサイズに合わせてある程度の調整は可能であるが、耳出し孔は略円形に設けられているため、どうしても孔と孔の感覚が広くなり、微妙なサイズ調整は見込めない。
そこで、本考案は上記問題に鑑み、コストを抑えて簡単に製造できるだけでなく、着用者の顔のサイズに合わせて微調整が可能であり、使用中や装着時に不用意にサイズが変わることの無い、フィット性に優れたマスクを提供することを目的としている。
上記目的を解決するために、本考案のマスクは、口及び鼻を覆うための覆い部と、耳に掛けるための耳掛け孔とを一体成形したものであり、上記耳掛け孔の近傍にはサイズ調整用スリットが形成されていることを特徴とするものである。
上記サイズ調整用スリットは、上記耳掛け孔の左右それぞれ対称に、複数形成されていることが望ましい。
また、上記サイズ調整用スリットは、上記耳掛け孔方向を中心として上下方向に細長い略円弧状の形状を有しており、上端部、下端部それぞれが上記耳掛け孔の上下方向の端部の高さとほぼ同一であることが望ましい。
本考案において好ましくは、上記覆い部及び耳掛け部が一体となった左半部シートと同様の構成による右半部シートとがそれぞれの前端部、すなわちマスクの中央部に当たる部分で一連に縫製されていることである。
また、本考案によれば、両シート(左半部シート及び右半部シート)が伸縮性を有する生地で形成されることによって縦横両方向に伸縮自在である。
さらに、サイズ調整用スリット用いてを適宜加工することによって装着時のサイズが調整可能である。
本考案のサイズ変更可能マスクは、サイズ調整用スリット用いてを適宜加工することによって装着時のサイズが調整可能であるので、着用者の顔のサイズが異なっても快適に使用できるだけでなく、耳掛け孔が最適な位置に保持されるので、位置がずれたり耳が痛くなったりすることもなく、不意に外れたりする不具合も生じない。
本考案に係るサイズ変更可能マスクを広げた状態を示す斜視図である。 本考案に係るサイズ変更可能マスクを扁平に畳んだ状態を示す側面図である。 本考案に係るサイズ変更可能マスクを、小サイズにサイズ調整した形態を説明する図である。 本考案に係るサイズ変更可能マスクを、中サイズにサイズ調整した形態を説明する図である。 本考案に係るサイズ変更可能マスクを、大サイズにサイズ調整した形態を説明する図である。
1 サイズ変更可能マスク
2 覆い部
3 耳掛け孔
4 第1サイズ調整用スリット
5 第2サイズ調整用スリット
7 接合部
10 左半部シート
11 右半部シート
以下に、本考案の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の説明において参照する各図の形状は、好適な形状寸法を説明する上での概念図又は概略図であり、寸法比率等は実際の寸法比率とは必ずしも一致しない。つまり、本考案は、図面における寸法比率に限定されるものではない。
図1〜図5は、本考案に係るサイズ変更可能マスクの一実施形態を示すものである。このサイズ変更可能マスク1は、図1からも分かるように、鼻及び口を覆うための覆い部2と、耳掛け孔3とを一体に形成されている。
具体的に、上記サイズ変更可能マスク1は、対称形で同じ大きさに形成された2枚のシート、即ち左半部シート10、右半部シート11を互いに重ね合わせ、マスクの中央部に当たる前端部同士を縫製で相互に接合することにより形成されている。
図2に示すように、上記左半部シート10及び右半部シート11は、覆い部2を形成する前端側の上下幅が広く、耳掛け孔3が設けられた後端側に向けて次第に上下幅が狭くなっている。
また、両シート4,5の上縁8は、上記覆い部2の部分で下方向に湾曲し、両シート10,11の下縁9は、上記覆い部2の部分で同様に湾曲している。これらの上縁8及び下縁9は、耳掛け孔3の内縁と同様切断した状態のままであり、切断縁の処理は何ら行われていないため、着用者がマスクを付けた際には、縁を加工するための糸や熱処理による凹凸部分がなく不快になることがないだけでなく、顔面に跡が付くこともない。
上記両シート10,11の前端縁における接合部7は、全体として前方に突き出す形状に略円弧状に湾曲している。湾曲のR形状は上端から下端まで同様でも良いが、鼻や口、または顎にフィットするように適宜異なった形状であると好ましい。
一方、上記両シート10,11の後端方向への形状は、上端部8は鼻から頬、側頭部から耳への形状に、また下端部9は顎先端から頬骨下部を通って耳までの形状に、それぞれフィットする形状に形成されている。
上記両シート10,11の後端部部分には、左半部シート10、右半部シート11それぞれの同位置に当たる位置に、着用者の耳に掛けるための耳掛け孔3がそれぞれ形成されている。
上記耳掛け孔3は、耳の掛かる部分にフィットするように、略円形状に形成されている。
さらには、着用者の異なる耳の形状に柔軟に対応するため、前後方向に余裕のある形状となっている。
上記耳掛け孔3の後端部方向近傍には、サイズ調整用スリット4,5が両シート10,11にそれぞれ複数形成されている。
サイズ調整用スリット4,5は、耳掛け孔3の上下方向の長さ(L3)と同程度の長さである事が好ましく、加工方法は限定しない。
マスクを使用する際には、着用者が自信の顔のサイズに合わせて、サイズ調整用スリットのいずれかを選択することができる。
具体的には、着用者の顔のサイズが耳掛け孔3にちょうど合致する場合には、サイズ調整用スリット4を利用し、カットライン4aを鋏などで切断する事により、見栄えの良い形状にすることができる。(図3参照)
また、若干大きくしたい場合にはサイズ調整用スリット5を利用し、カットライン5aを切断し、さらにカットライン5bを切断する事で、見栄えの良い所望の形状にすることができる。(図4参照)
さらに大きくしたい場合には、カットライン6aを切断する事により所望の形状を得られる。(図5参照)
上記切断加工は、着用者の顔のサイズに応じて左右それぞれ対象となる部分の加工を行っても良いし、微調整を行いたければ左右非対称な加工であっても構わない。
すなわち、いずれかのサイズ調整用スリットを選択し切断加工をすることにより、マスクの装着時のフィット感を調整し、見栄えの良い形状にすることができる。
なお、見栄えを気にしないのであれば後端部方向部分のカットは必須では無い。
上記両シート10,11は、ポリエステルやレーヨン、ポリウレタン、またはそれらの複合繊維を用い、伸縮性を有するように形成することによって、縦横両方向に伸縮自在であることが望ましい。
このように伸縮自在の素材を上記両シート10,11に用いる事によって、柔軟なフィット感を得られるだけでなく、長時間装着しても疲れない、優れた継続使用性が得られる。
次に、上記サイズ変更可能マスク1のサイズについて説明する。
サイズ変更可能マスク1のサイズは、着用者の顔の大きさや形状等によって異なるが、大人用のマスクでは、図2のように折り畳んだ状態で、前後方向の長さが約180mm前後、上下方向の長さが約135mm前後、耳掛け孔3の上下方向の開口幅が約55mm前後に形成され、子供用のマスクでは、前後方向の長さが約150mm前後、上下方向の長さ2が約120mm前後、耳掛け孔3の上下方向の開口幅が約50mm前後に形成される。
また、上記サイズ調整用スリット4,5は、必ずしも各シート10,11に二箇所ずつ形成されている必要はなく、一箇所でも三箇所以上でも良い。
さらに、本実施形態では、上記左半部シート10と右半部シート11とを個別に形成した後に一体接合しているが、両シート10,11は一連に形成されたものであっても良い。
なお、本考案のサイズ変更可能マスクは、上記の実施例に限定されず、実用新案請求の範囲に記載された範囲、実施形態の範囲で、種々の変形例、加工例、組み合わせが可能であり、これらの変形例、加工例、組み合わせもその権利範囲に含むものである。

Claims (1)

  1. 口及び鼻を覆うための覆い部と、マスクを耳に掛けるための耳掛け孔を一体成形したシートからなり、上記耳掛け孔の近傍にサイズ調整用スリットが形成されていることを特徴とするサイズ変更可能マスク。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2022064082A1 (es) * 2020-09-23 2022-03-31 Juan Fernandez Alvarez Mascarilla para diversas morfologías faciales
WO2022149335A1 (ja) * 2021-01-07 2022-07-14 株式会社 資生堂 マスク

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