JP7136354B2 - 乗客コンベアの安全装置 - Google Patents

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Description

本発明は、乗客コンベアの安全装置に関する。
特許文献1は、乗客コンベアの安全装置の例を開示する。安全装置は、周方向に分割可能な保護体を備える。安全装置は、分割された保護体の分離面に互いに引き寄せる力を発生させる係合手段を備える。異常を検出するときに、安全装置は、係合手段の駆動を停止させることで、保護体を分割可能にする。
日本特開2004-224553号公報
しかしながら、特許文献1の安全装置は、通常運転時において、係合手段を駆動させて保護体を一体化させる。このため、通常運転時において、係合手段を駆動するエネルギーが消費される。
本発明の目的は、分割可能な保護体を一体化させるエネルギーを消費しない乗客コンベアの安全装置を提供することである。
本発明に係る乗客コンベアの安全装置は、乗客コンベアの循環移動する移動手摺を外周から覆い、移動手摺の進行方向の上流側の第1端部から進行方向の側に延びる切込みによって第1端部が開くように分割される保護体と、保護体の進行方向の側への変位を検知する検知器と、保護体の第1端部が開かないように第1端部の外周を進行方向の上流側から被さって押さえる被せ部と、弾性力によって保護体の第1端部を被せ部に押し付ける押さえバネと、を備える。
本発明によれば、安全装置は、保護体と、検知器と、被せ部と、を備える。保護体は、乗客コンベアの循環移動する移動手摺を外周から覆う。保護体は、移動手摺の進行方向の上流側の第1端部から進行方向の側に延びる切込みによって第1端部が開くように分割される。検知器は、保護体の進行方向の側への変位を検知する。被せ部は、保護体の第1端部が開かないように第1端部の外周を進行方向の上流側から被さって押さえる。これにより、保護体を一体化させるエネルギーが消費されない。
実施の形態1に係る乗客コンベアの構成図である。 実施の形態1に係る安全装置の構成図である。 実施の形態1に係る安全装置の構成図である。 実施の形態1に係る安全装置の構成図である。 実施の形態1の変形例に係る安全装置の構成図である。 実施の形態2に係る安全装置の構成図である。 実施の形態2に係る安全装置の構成図である。
本発明を実施するための形態について添付の図面を参照しながら説明する。各図において、同一または相当する部分には同一の符号を付して、重複する説明は適宜に簡略化または省略する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る乗客コンベアの構成図である。
乗客コンベア1は、例えば建築物の上階と下階との間に掛け渡される。この例において、乗客コンベア1は、上階と下階との間で乗客を輸送するエスカレーターである。乗客コンベア1は、駆動装置2と、複数のステップ3と、制御盤4と、一対の欄干5と、を備える。
駆動装置2は、例えばエスカレーターの上端部に設けられる。駆動装置2は、駆動力を発生させる装置である。駆動装置2は、例えばモーターおよび減速機を備える。
複数のステップ3の各々は、環状に連結されている。なお、図1において、複数のステップ3の一部は、省略されている。複数のステップ3の各々は、駆動装置2が発生させる駆動力によって、乗客コンベア1の上側を往路として循環移動する機器である。複数のステップ3は、乗客コンベア1の往路の一定傾斜部において階段状に配置される。
制御盤4は、例えば乗客コンベア1の上端部に設けられる。制御盤4は、駆動装置2の動作を制御する装置である。駆動装置2の動作は、例えば駆動装置2の運転または停止である。制御盤4は、駆動装置2に接続される。
一対の欄干5の一方は、複数のステップ3の左側に設けられる。一対の欄干5の他方は、複数のステップ3の右側に設けられる。一対の欄干5の各々は、移動手摺6と、ガイドレール7と、安全装置8と、を備える。移動手摺6は、駆動装置2が発生させる駆動力によって、乗客コンベア1の上側を往路として循環移動する環状の部材である。移動手摺6は、例えばゴムおよびキャンバスによって形成される。ガイドレール7は、移動手摺6の循環移動をガイドする機器である。一対の欄干5の各々は、上階側および下階側の各々に収納部9を有する。収納部9は、往路を移動した移動手摺6を欄干5の内部に収納する部分である。収納部9は、帰路を移動した移動手摺6が欄干5の内部から出る部分でもある。安全装置8は、上階側の収納部9または下階側の収納部9の少なくとも一方に設けられる。
例えば乗客コンベア1の上り運転時に、駆動装置2は、制御盤4の制御によって駆動力を発生させる。複数のステップ3の各々は、駆動装置2が発生させた駆動力によって循環移動する。一対の欄干5の各々において、移動手摺6は、駆動装置2が発生させた駆動力によって循環移動する。移動手摺6は、下階側の収納部9から出た後に、ガイドレール7に沿って往路を移動する。移動手摺6は、往路を下階側から上階側に移動した後に、上階側の収納部9から欄干5の内部に収納される。移動手摺6は、欄干5の内部において帰路を上階側から下階側に移動する。
乗客コンベア1の上り運転時に、乗客は、一対の欄干5の移動手摺6の一方の外周をつかんで下階側から複数のステップ3のいずれかに乗る。乗客は、往路を移動するステップ3の上に立ち止まって上階側に移動する。
図2および図3は、実施の形態1に係る安全装置の構成図である。
図2において、図1のA部における鉛直断面図が示される。図2は、欄干5の内部から見た断面図である。
図2に示されるように、移動手摺6の断面は、C字状の形状である。移動手摺6は、ガイドレール7を外周から覆っている。
安全装置8は、移動手摺6において異物の挟まりを検知する装置である。安全装置8は、保護体10と、支持部11と、を備える。保護体10は、移動手摺6を外周から覆う部分である。保護体10は、例えば断面がC字状の筒状の部分を有する。保護体10は、例えばゴム材料によって形成される。支持部11は、欄干5の収納部9において保護体10を支持する部分である。
図3において、乗客コンベア1の左右方向から見た図1のA部の拡大図が示される。
この例において、移動手摺6は、前方から後方に移動して欄干5の収納部9の内部に収納される。すなわち、収納部9において、前側は進行方向の上流側である。収納部9において、後側は進行方向の下流側である。
保護体10の軸方向は、移動手摺6の進行方向に向けられる。保護体10において移動手摺6の進行方向の上流側の端部は、第1端部12である。この例において、第1端部12は、保護体10の中央の筒状の部分より大きい外径を有するつば状の部分である。保護体10において移動手摺6の進行方向の下流側の端部は、第2端部13である。保護体10は、第1端部12から進行方向の側に延びる切込み14を有する。保護体10は、切込み14によって第1端部12の側から開くように分割されている。なお、切込み14は、第2端部13にまで達していてもよい。
支持部11は、固定板15と、可動板16と、ボルト17と、ナット18と、押さえバネ19と、支持板20と、を備える。
固定板15は、支持部11の前側に設けられる。固定板15は、例えば鉛直方向に延びる金属板である。固定板15は、貫通孔21を有する。
可動板16は、下端を支点として前後方向に回転可能に設けられる。可動板16は、固定板15の後方に重なる位置に配置される。可動板16は、中間部に貫通孔22を有する。可動板16の貫通孔22は、可動板16が固定板15の後方に重ねられるときに固定板15の貫通孔21に重なる位置に設けられる。この例において、貫通孔22は、鉛直方向に長い長孔である。
ボルト17は、固定板15の前方から貫通孔21および貫通孔22の順に通される。ナット18は、可動板16の後方からボルト17に留められる。
押さえバネ19は、移動手摺6の進行方向の反対側に押し付ける弾性力を保護体10に加える部材である。この例において、押さえバネ19は、コイルバネである。押さえバネ19は、ボルト17に通される。押さえバネ19は、可動板16の後面とナット18との間に圧縮された状態で配置される。押さえバネ19は、可動板16が固定板15の後方に重なるように可動板16に力を加えている。
支持板20は、可動板16の上端に例えばネジ止めによって取り付けられる。支持板20は、保護体10を支持する板である。支持板20は、例えば金属板である。この例において、支持板20は、いす状の形状に折れ曲がっている。支持板20は、可動板16の上端に取り付けられた箇所から、後方に折れ曲がる。支持板20は、可動板16の上端に取り付けられた箇所より後方において、上方に立ち上がる。支持板20の上方に立ち上がる箇所は、保護体10の第2端部13に取り付けられる。
ここで、支持板20は弾性力によって第1端部12を開く力を保護体10に加えてもよい。このとき、支持板20は、開きバネの例である。支持板20の上方に立ち上がる箇所は、例えば前面が反るような板バネとして形成される。このとき、板バネの弾性力によって、支持板20は、第1端部12を開く力を保護体10に加える。
安全装置8は、安全スイッチ23と、意匠板24と、を備える。
安全スイッチ23は、移動手摺6の進行方向の側への保護体10の変位を検知する機器である。安全スイッチ23は、検知器の例である。安全スイッチ23は、支持部11に固定して取り付けられる。安全スイッチ23の先端は、可動板16の後面に接触している。安全スイッチ23は、保護体10の変位を検知するときに検知信号を出力しうるように、制御盤4に接続される。
意匠板24は、欄干5において固定されている。意匠板24は、前面に意匠面25を有する。意匠面25は、欄干5の外部に露出する部分である。意匠板24は、裏面に複数の突起26を有する。複数の突起26は、第1端部12の外周を進行方向の上流側から被さって押えている。裏面に突起26を有する意匠板24は、被せ部の例である。
乗客コンベア1の通常運転時において、保護体10は、押さえバネ19の弾性力によって可動板16および支持板20を介して移動手摺6の進行方向の反対側に押し付けられる。保護体10の第1端部12は、意匠板24の裏面に押し付けられている。このとき、移動手摺6の進行方向の側に保護体10は変位しない。安全スイッチ23は、検知信号を出力しない。制御盤4は、安全スイッチ23から検知信号が入力されないので、乗客コンベア1の通常運転を継続させる。
意匠板24は、裏面の突起26によって保護体10の第1端部12に移動手摺6の進行方向の上流側から被さる。保護体10の第1端部12は、意匠板24の突起26によって外周から押えられる。このとき、保護体10の第1端部12は、開かない。
続いて、図4を用いて、安全装置8の機能を説明する。
図4は、実施の形態1に係る安全装置の構成図である。
図4において、異物が挟まるときの安全装置8が示される。
乗客コンベア1が運転しているときに、異物が移動手摺6とともに収納部9に入り込む場合を考える。図示されない異物は、移動手摺6とともに進行方向に移動する。異物は、上流側から保護体10に接触して挟まる。異物は、移動手摺6とともにさらに進行方向に移動する。挟まった異物は、上流側から保護体10を進行方向に押し込む。保護体10は、支持板20とともに進行方向に押し込まれて変位する。可動板16は、支持板20とともに、押さえバネ19の弾性力に抗しながら後方に回転する。可動板16は、接触している安全スイッチ23の先端を押し込む。安全スイッチ23は、可動板16に押し込まれることによって、保護体10の変位を検知する。安全スイッチ23は、検知信号を制御盤4に出力する。検知信号が入力されるときに、制御盤4は、駆動装置2に停止の制御信号を出力する。停止の制御信号が入力されるときに、駆動装置2は、停止する。
このとき、保護体10は、後方に変位している。保護体10の第1端部12は、被せ部の例である意匠板24の突起26から外れている。このため、保護体10の第1端部12は、外周から押えられていない。これにより、保護体10は、切込み14によって第1端部12が開くようになる。挟まった異物が取り除かれる場合に、保護体10の第1端部12が開かれる。また、開きバネの例である支持板20が弾性力によって第1端部12を開く力を保護体10に加えている場合に、保護体10が後方に変位するときに、第1端部12は支持板20の弾性力によって自然に開く。異物は、開いた第1端部12の側から、進行方向の反対側に引き出されて取り除かれる。
以上に説明したように、実施の形態1に係る安全装置8は、保護体10と、検知器と、被せ部と、を備える。乗客コンベア1の移動手摺6は、循環移動する。保護体10は、移動手摺6を外周から覆う。保護体10は、切込み14によって第1端部12が開くように分割される。切込み14は、第1端部12から移動手摺6の進行方向の側に延びる。第1端部12は、進行方向の上流側の端部である。検知器は、進行方向の側への保護体10の変位を検知する。被せ部は、保護体10の第1端部12が開かないように第1端部12の外周を進行方向の上流側から被さって押さえる。
保護体10の上流側の第1端部12は、通常運転時において、被せ部によって押さえられることで閉じた状態を維持する。このため、保護体10を一体化させるエネルギーが消費されない。異物が挟まるときに、保護体10は、後方に押し込まれる。このとき、第1端部12は、被せ部から外れる。これにより、保護体10は、第1端部12の側が開くようになる。このため、挟まった異物を取り除くことが容易になる。また、異物を第1端部12の側から引き抜くときに、被せ部は、第1端部12から外れている。このため、被せ部は、第1端部12を閉じる方向に保護体10を絞る力を加えない。これにより、挟まった異物を取り除くことが容易になる。安全装置8は、保護体10を一体化させるために電磁石または真空ポンプなどの装置を必要としない。このため、簡易な構造によって安全装置8が実現される。
また、安全装置8は、押さえバネ19を備える。押さえバネ19は、弾性力によって保護体10の第1端部12を被せ部に押し付ける。
押さえバネ19は、被せ部が第1端部12から外れないように抵抗する力を保護体10に加える。これにより、例えば通常運転時の振動などによって被せ部が外れることが抑制される。このため、安全装置8の誤作動などが抑制される。安全装置8は、より安定に動作するようになる。
また、安全装置8は、開きバネを備える。開きバネは、進行方向の下流側の保護体10の第2端部13に設けられる。開きバネは、弾性力によって第1端部12を開く力を保護体10に加える。
被せ部が外れるときに、開きバネは、弾性力によって第1端部12を開く。このため、第1端部12は、大きく開きやすい。これにより、挟まった異物を取り除くことがより容易になる。
なお、保護体10は、第1端部12が左右方向に開くように分割されてもよい。保護体10は、第1端部12が開くように3つ以上の部分に分割されてもよい。すなわち、保護体10は、2つ以上の切込み14を有してもよい。
被せ部は、意匠板24と別に設けられる例えばキャップ部であってもよい。被せ部は、欄干5において固定されている。被せ部は、第1端部12の外周の全周を押えてもよい。被せ部は、第1端部12の外周の一部を押えてもよい。
続いて、図5を用いて実施の形態1の変形例を説明する。
図5は、実施の形態1の変形例に係る安全装置の構成図である。
意匠板24は、裏面に押さえ溝27を有する。押さえ溝27は、第1端部12の外周を進行方向の上流側から被さって押えている。裏面に押さえ溝27を有する意匠板24は、被せ部の例である。
実施の形態2.
実施の形態2では、実施の形態1で開示された例と相違する点について詳しく説明する。実施の形態2で説明しない特徴については、実施の形態1で開示された例のいずれの特徴が採用されてもよい。
図6は、実施の形態2に係る安全装置の構成図である。
安全装置8は、掛け部28と、保持部29と、を備える。
この例において、掛け部28は、支持板20に設けられる。掛け部28は、保護体10とともに変位する部分である。掛け部28は、例えば支持板20の上端から上方に立ち上がり、支持板20の上端より上方において後方に折れ曲がる。
保持部29は、例えば板バネである。保持部29の後端は、安全装置8において固定されて取り付けられる。保持部29は、前端に爪部30を有する。爪部30は、下方に折れ曲がる部分である。異物が挟まっていない通常時の安全装置8において、保持部29は、掛け部28の後方に折れ曲がった部分の上に爪部30が乗るように反った状態に変形して配置される。
続いて、図7を用いて、安全装置8の機能を説明する。
図7は、実施の形態2に係る安全装置の構成図である。
図7において、異物が挟まるときの安全装置8が示される。
乗客コンベア1が運転しているときに、異物が移動手摺6とともに収納部9に入り込む場合を考える。挟まる異物は、保護体10を進行方向に押し込む。保護体10は、掛け部28とともに進行方向に変位する。掛け部28の上方に立ち上がる部分は、保持部29の爪部30より後方に変位する。このとき、保持部29は、弾性力によって平坦な状態に復元される。このとき、保持部29の爪部30は、掛け部28に引っかかる。これにより、保持部29は、保護体10を変位したまま保持する。保護体10は、押さえバネ19によって移動手摺6の進行方向の上流側に戻らない。このため、保護体10の第1端部12は、開いた状態が維持される。異物は、開いている第1端部12の側から、進行方向の反対側に引き出されて取り除かれる。
以上に説明したように、実施の形態2に係る安全装置8は、掛け部28と、保持部29と、を備える。掛け部28は、保護体10とともに変位する。保持部29は、保護体10とともに進行方向の側に変位した掛け部28を引っ掛ける。保持部29は、保護体10を進行方向の側に変位したまま保持する。
挟まった異物が取り除かれるときに、保持部29は、保護体10が異物とともに上流側に引き戻されることを妨げる。これにより、挟まった異物を取り除くことが、より容易になる。
本発明に係る安全装置は、乗客コンベアに適用できる。
1 乗客コンベア、 2 駆動装置、 3 ステップ、 4 制御盤、 5 欄干、 6 移動手摺、 7 ガイドレール、 8 安全装置、 9 収納部、 10 保護体、 11 支持部、 12 第1端部、 13 第2端部、 14 切込み、 15 固定板、 16 可動板、 17 ボルト、 18 ナット、 19 押さえバネ、 20 支持板、 21、22 貫通孔、 23 安全スイッチ、 24 意匠板、 25 意匠面、 26 突起、 27 押さえ溝、 28 掛け部、 29 保持部、 30 爪部

Claims (3)

  1. 乗客コンベアの循環移動する移動手摺を外周から覆い、前記移動手摺の進行方向の上流側の第1端部から前記進行方向の側に延びる切込みによって前記第1端部が開くように分割される保護体と、
    前記保護体の前記進行方向の側への変位を検知する検知器と、
    前記保護体の前記第1端部が開かないように前記第1端部の外周を前記進行方向の上流側から被さって押さえる被せ部と、
    弾性力によって前記保護体の前記第1端部を前記被せ部に押し付ける押さえバネと、
    を備える乗客コンベアの安全装置。
  2. 前記進行方向の下流側の前記保護体の第2端部に設けられ、弾性力によって前記第1端部を開く力を前記保護体に加える開きバネ
    を備える請求項1に記載の乗客コンベアの安全装置。
  3. 前記保護体とともに変位する掛け部と、
    前記保護体とともに前記進行方向の側に変位した前記掛け部を引っ掛け、前記保護体を前記進行方向の側に変位したまま保持する保持部と、
    を備える請求項1または請求項2に記載の乗客コンベアの安全装置。
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