JP7134942B2 - 作業機 - Google Patents

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Description

本発明は、作業機に関する。
従来、特許文献1に開示された作業機が知られている。
特許文献1に開示された作業機は、機体と、ドーザ装置と、ブームと、アームと、バケットとを備えたバックホーである。この作業機では、ブームシリンダ、アームシリンダ、バケットシリンダの伸縮によってそれぞれブーム、アーム、バケットを揺動させることができる。
特開2017-65569号公報
ところで、従来の作業機にあっては、アームシリンダのストローク可能範囲は、バケットがブームシリンダに当接しないように設定されている。
このため、従来の作業機にあっては、バケットの先端部をドーザ装置のブレードに近づけようとする操作を行っても、バケットの先端部をドーザ装置のブレードに十分に近づけられない場合がある。
本発明は、前記問題点に鑑み、作業具の先端部をドーザ装置のブレードに十分に近づけることができる作業機を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る作業機は、機体と、ブレードを有するドーザ装置と、前記機体に上下揺動可能に枢支されたブームと、前記ブームに、前記ブームに近づくアームクラウド方向と前記ブームから遠ざかるアームダンプ方向とに揺動可能に枢支されたアームと、前記アームに枢軸を介して枢支され、前記枢軸回りに揺動することで、先端部が前記アームに最も近づいた作業具クラウド位置と、前記先端部が前記アームから最も離れた作業具ダンプ位置との間を揺動可能な作業具と、前記ブームを揺動させるブームシリンダと、前記アームを前記アームクラウド方向及び前記アームダンプ方向に揺動させるアームシリンダと、前記作業具の先端部の揺動軌道と前記ブームシリンダとが隔てられるように、前記アームシリンダの前記アームクラウド方向のストロークを制限するアームクラウド制限部と、前記作業具が前記作業具ダンプ位置付近の作業姿勢で前記ブレードに接近する位置に配置されるブームの揺動位置で、前記アームを揺動範囲の前記アームクラウド方向のエンドまで揺動できるように前記アームシリンダの前記ストロークの制限を解除するクラウド制限解除部と、を備えている。
上記の構成によれば、ブーム、アーム、作業具で構成される作業装置が、作業具の先端部をブレードに近づける作業位置をとる場合に、作業具の先端部をブレードに十分に近づけることができ、その他の作業位置をとる場合は、作業具がブームシリンダに当接するのを防止することができる。
作業機の側面図である。 作業機の油圧システムを示した図である。 ブームの揺動位置の変化状態を示した図である。 アームクラウド制限を解除しない場合のバケットとブレードとの位置関係を説明するための図である。 アームクラウド制限を解除した場合のバケットとブレードとの位置関係を説明するための図である。 バケットとブレードとの位置関係を示す拡大図である。 ブームを第1揺動位置から第2揺動位置に上昇させたときの側面図である。 ブームを第1揺動位置から第3揺動位置に下降させたときの側面図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を適宜参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態に係る作業機1の概略側面図である。本実施形態では、作業機1として旋回作業機であるバックホーが例示されている。
図1に示すように、作業機1は、走行体1Aと、走行体1Aに装備された作業装置4とを備えている。走行体1Aは、走行装置3と、走行装置3に搭載された機体(旋回台)2とを有している。機体2には、オペレータが着座する運転席6が搭載されている。
本実施形態においては、運転席6に着座したオペレータの前側(図1の矢印A1方向)を前方、オペレータの後側(図1の矢印A2方向)を後方、運転者の左側(図1の手前側)を左方、オペレータの右側(図1の奥側)を右方として説明する。また、前後方向K1に直交する方向である水平方向を機体幅方向(機体2の幅方向)として説明する。機体2の幅方向の中央部から右部、或いは、左部へ向かう方向を機体外方(機体幅方向K2の外方)として説明する。つまり、機体外方とは、機体幅方向K2であって機体2の幅方向の中心から離れる方向である。機体外方とは反対の方向を、機体内方(機体幅方向の内方)として説明する。つまり、機体内方とは、機体幅方向であって機体2の幅方向の中心に近づく方向である。
図1に示すように、走行装置3は、機体2を走行可能に支持する装置である。走行装置3は、油圧モータ(油圧アクチュエータ)あるいは電動モータ等で構成される走行モータ11によって駆動される。なお、本実施形態ではクローラ式の走行装置3を用いているが、これに限らず、ホイール式等の走行装置を用いてもよい。
走行装置3の前部には、ドーザ装置7が装着されている。ドーザ装置7は、図示しないドーザシリンダ(油圧アクチュエータ)を伸縮することによりブレード(排土板)7Aを昇降(上げ下げ)させることができる。
機体2は、走行装置3上に旋回ベアリング8を介して旋回軸心X1回りに旋回可能に支持されている。旋回軸心X1は、旋回ベアリング8の中心を通る上下方向に延伸する軸心である。機体2には、原動機が搭載されている。原動機は、ディーゼルエンジンである。なお、原動機は、ガソリンエンジン又は電動モータであってもよいし、エンジン及び電動モータを有するハイブリッド型であってもよい。
機体2は、旋回軸心X1回りに旋回する旋回基板9を有する。旋回基板9は、鋼板等から形成されており、機体2の底部を構成する。原動機は、この旋回基板9に搭載されている。機体2の後部には、ウエイト10が設けられている。
機体2は、前部に、作業装置4を支持する支持ブラケット20と、スイングブラケット21とを有している。支持ブラケット20は、機体2から前方に突出状に設けられている。支持ブラケット20の前部(機体2から突出した部分)には、スイング軸を介してスイングブラケット21が縦軸(上下方向に延伸する軸心)回りに揺動可能に取り付けられている。したがって、スイングブラケット21は、機体幅方向に(スイング軸を中心として水平方向に)回動可能である。
作業装置4は、ブーム装置30と、アーム装置40と、作業具装置50とを有している。ブーム装置30は、ブーム31と、ブームシリンダ32とを有している。ブーム31は、スイングブラケット21の第1枢支部23の機体幅方向に延伸する横軸35を介して揺動可能(回動自在)に支持された基部31Aと、アーム41を揺動自在に支持する先端部31Bと、基部31Aと先端部31Bとの間に設けられた中間部31Cとを有している。中間部31Cは長手方向に沿って長尺状であって、中途部で下方に屈曲している。中間部31Cにおける屈曲部の一方側(下部側)には下部ブラケット33が設けられ、中間部31Cにおける屈曲部の他方側(上部側)には上部ブラケット34が設けられている。
ブームシリンダ32は、ブーム31を揺動(回動)させる伸縮可能な油圧シリンダであり、筒状のシリンダ部32Aと、一端側がシリンダ部32Aに対して摺動可能に挿入されたロッド32Bとを備えている。ブームシリンダ32は、ブーム31におけるアーム41がアームクラウド方向D1に揺動した際にアーム41に対向する側に配置されている。つまり、ブームシリンダ32は、ブーム31の前面側の下部に設けられている。ブームシリンダ32の基端部は、スイングブラケット21の第2枢支部24の横軸36に揺動自在に支持され、ブームシリンダ32の先端部は、下部ブラケット33の横軸37に揺動自在に支持されている。したがって、ブーム装置30(ブーム31)は、第1枢支部23に横軸35の周りに回動可能であり、当該ブーム装置30(ブーム31)は上又は下方向に揺動自在である。なお、ブームシリンダ32におけるアーム41側(下部側)の面に、ロッド32B及び/又はシリンダ部32Aに対する他の物体の接触を防止するガード部材(シリンダガード)を備えていてもよい。
アーム装置40は、アーム41と、アームシリンダ42とを有している。アーム41は、長手方向に沿って長尺状である。アーム41の基端部は、横軸43を介してブーム31の先端部31Bに揺動自在に支持されている。また、アーム41の基端部の上面側には、上部ブラケット44が設けられている。
アームシリンダ42は、アーム41を揺動させる伸縮可能な油圧シリンダである。アームシリンダ42の基端部は、ブーム31の上部ブラケット34の横軸38に揺動自在に支持され、アームシリンダ42の先端部は、上部ブラケット44の横軸46に揺動自在に支持されている。したがって、アーム装置40(アーム41)は、ブーム31に横軸43の周りに回動可能であり、当該アーム装置40(アーム41)は、上又は下方向(前方又は後方)に揺動自在である。つまり、図1に示すように、アーム41は、ブーム31に近づくアームクラウド方向D1と、ブーム31から遠ざかるアームダンプ方向D2とに揺動可能にブーム31に枢支されている。本実施形態では、アームシリンダ42を伸長(アームクラウド方向D1にストローク)させることによりアーム41がアームクラウド方向D1に揺動し、アームシリンダ42収縮(アームダンプ方向D2にストローク)させることによりアーム41がアームダンプ方向D2に揺動する。
作業具装置50は、作業具としてのバケット51と、作業具シリンダとしてのバケットシリンダ52とを有している。バケット51は、枢軸57を介してアーム41の先端部に揺動自在に支持されている。バケット51とアーム41の先端部との間にはリンク機構53が設けられている。バケット51は、土砂等を掬う部分であるバケット本体51aと、アーム41及びリンク機構53に取り付けられる部分である取付ブラケット51cとを有している。バケット本体51aは、底面51bと、先端部(爪部)58とを有している。
バケットシリンダ52は、バケット51を揺動させる伸縮可能な油圧シリンダで構成されている。バケットシリンダ52の基端部は、アーム41の上部ブラケット44の横軸48に揺動自在に支持され、バケットシリンダ52の先端部は、リンク機構53の横軸56に揺動自在に支持されている。したがって、作業具装置50(バケット51)は、アーム41の先端側にクラウド動作(スクイ動作)及びダンプ動作可能に設けられている。クラウド動作(スクイ動作)とは、バケット51の先端部58をブーム31(アーム41)に近づける方向であるバケットクラウド方向(作業具クラウド方向)に揺動させる動作であり、例えば、土砂等を掬う場合の動作である。また、ダンプ動作とは、バケット51の先端部58をブーム31(アーム41)から遠ざける方向であるバケットダンプ方向(作業具ダンプ方向)に揺動させる動作であり、例えば、掬った土砂等を落下(排出)させる場合の動作である。
したがって、図1に示すように、バケット51は、バケットシリンダ52を最伸長(バケットクラウド方向D3に最もストローク)させた位置であって先端部58がアーム41に最も近づいたバケットクラウド位置(作業具クラウド位置)Y1と、バケットシリンダ52を最収縮(バケットダンプ方向D4に最もストローク)させた位置であって先端部58がアーム41から最も離れたバケットダンプ位置(作業具ダンプ位置)Y2との間を揺動可能である。第1図中、M3は、バケット51がバケットクラウド位置Y1とバケットダンプ位置Y2との間を移動するときの先端部58の揺動軌道を示している。
作業機1は、バケット51に代えて或いは加えて、油圧アクチュエータにより駆動可能な他の作業具(油圧アタッチメント)を装着することが可能である。他の作業具としては、油圧ブレーカ、油圧圧砕機、アングルブルーム、アースオーガ、パレットフォーク、スイーパー、モア、スノウブロア等が例示できる。
図2は、作業装置4を作動させる作業機1の油圧システムを示した図である。
図2に示すように、作業機1の油圧システムは、ブーム制御弁71と、アーム制御弁72と、バケット制御弁73と、制御装置60と、操縦装置19L,19Rと、ブーム角度センサ91と、アーム角度センサ92と、作業具角度センサ93とを有している。
ブーム制御弁71、アーム制御弁72及びバケット制御弁73は、それぞれ油路を介して、ブームシリンダ32、アームシリンダ42、バケットシリンダ52に接続されている。また、ブーム制御弁71、アーム制御弁72及びバケット制御弁73には、それぞれ油路を介して、作動油を吐出する油圧ポンプP1が接続されている。
ブーム制御弁71、アーム制御弁72及びバケット制御弁73は、例えば、電磁式の3位置切換弁である。
具体的には、ブーム制御弁71は、第1ソレノイド71D及び第2ソレノイド71Eを励磁又は消磁することによって、第1位置71A、第2位置71B、第3位置71Cに切換可能な直動スプール型切換弁である。ブーム制御弁71が第1位置71Aに切り換わると、ブームシリンダ32への作動油の供給、排出によって、当該ブームシリンダ32が伸長し、ブーム31は上昇する方向に揺動する。一方。ブーム制御弁71が第2位置71Bに切り換わると、ブームシリンダ32への作動油の供給、排出によって、当該ブームシリンダ32が収縮し、ブーム31は下降する方向に揺動する。
アーム制御弁72は、第1ソレノイド72D及び第2ソレノイド72Eを励磁又は消磁することによって、第1位置72A、第2位置72B、第3位置72Cに切換可能な直動スプール型切換弁である。アーム制御弁72が第1位置72Aに切り換わると、アームシリンダ42への作動油の供給、排出によって、当該アームシリンダ42が伸長し、アーム41は、アーム41はアームクラウド方向D1(後方且つ下方)に向けて揺動する。一方。アーム制御弁72が第2位置72Bに切り換わると、アームシリンダ42への作動油の供給、排出によって、当該アームシリンダ42が収縮し、アームダンプ方向D2(前方且つ上方)に向けて揺動する。
バケット制御弁73は、第1ソレノイド73D及び第2ソレノイド73Eを励磁又は消磁することによって、第1位置73A、第2位置73B、第3位置73Cに切換可能な直動スプール型切換弁である。バケット制御弁73が第1位置73Aに切り換わると、バケットシリンダ52への作動油の供給、排出によって、当該バケットシリンダ52が伸長し、バケット51は作業具クラウド方向D3(スクイの方向)に揺動する。一方。バケット制御弁73が第2位置73Bに切り換わると、バケットシリンダ52への作動油の供給、排出によって、当該バケットシリンダ52が収縮し、バケット51はダンプ方向D4に揺動する。
制御装置60は、ブーム制御部61、アーム制御部62、及びバケット制御部63を備えており、ブーム制御弁71、アーム制御弁72及びバケット制御弁73の切換動作を制御する。すなわち、制御装置60は、ブーム31、アーム41及びバケット51の動作を制御する。制御装置60は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、コンピュータを用いてソフトウェアによって実現してもよい。後者の場合、上記コンピュータは、制御装置60の各機能を実現するソフトウェアであるプログラムおよび作業機1に関する各種データがコンピュータで読み取り可能に記録された記録媒体と、上記プログラムの命令を実行するCPU(Central Processing Unit)等の演算回路と、上記プログラムおよび各種データを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、演算回路が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、制御装置60の機能が実現される。
制御装置60には、操作時にオペレータが把持する操縦装置19L、19Rが接続されている。操縦装置19L、19Rは、それぞれ運転席6の近傍に設けられている。操縦装置19L、19Rは、それぞれ操作レバー15と、ポジションセンサ16とを有している。操作レバー15は、中立位置から、前、後、右、左に揺動自在であり、ポジションセンサ16は、操作レバー15の前、後、右、左の中立位置からの揺動量(操作量)を検出する。
例えば、オペレータが操縦装置19Rの操作レバー15を前又は後に揺動させると、前又は後に揺動させた際の揺動量が制御装置60に入力される。ブーム制御部61(制御装置60)は、取得した操作レバー15の揺動方向及び揺動量に応じて、第1ソレノイド71D及び第2ソレノイド71Eを励磁又は消磁することで、ブーム制御弁71の切換を行う。つまり、ブーム制御部61は、ブーム31の揺動を制御する。
また、オペレータが操縦装置19Lの操作レバー15を前又は後に揺動させると、前又は後に揺動させた際の揺動量が制御装置60に入力される。アーム制御部62(制御装置60)は、取得した操作レバー15の揺動方向及び揺動量に応じて、第1ソレノイド72D及び第2ソレノイド72Eを励磁又は消磁することで、アーム制御弁72の切換を行う。つまり、アーム制御部62は、アーム41の揺動を制御する。
また、オペレータが操縦装置19Rの操作レバー15を左又は右に揺動させると、左又は右に揺動させた際の揺動量が制御装置60に入力される。バケット制御部63(制御装置60)は、取得した操作レバー15の揺動方向及び揺動量に応じて、第1ソレノイド73D及び第2ソレノイド73Eを励磁又は消磁することで、バケット制御弁73の切換を行う。つまり、バケット制御部63は、バケット51の揺動を制御する。
ブーム角度センサ91、アーム角度センサ92及びバケット角度センサ(作業具角度センサ)93は、制御装置60に接続されている。ブーム角度センサ91は、ブーム31の揺動角度θ2(揺動位置)を検出する。アーム角度センサ92は、アーム41の揺動角度θ3(揺動位置)を検出する。バケット角度センサ93は、アーム41の先端部に対するバケット51の枢軸57の周りの揺動角度θ4(揺動位置)を検出する。本実施形態では、ブーム角度センサ91、アーム角度センサ92、及びバケット角度センサ93としてポテンショメータを用いているが、これに限らず、他の角度センサを用いてもよく、あるいは、ブームシリンダ32、アームシリンダ42、及びバケットシリンダ52のストローク(伸長位置)を検出し、その検出結果からブーム31、アーム41、及びバケット51の揺動角度を算出するようにしてもよい。
図2に示すように、制御装置60は、アームクラウド制限部64を有している。アームクラウド制限部64は、図3に示すように、バケット(作業具)51の先端部58の揺動軌道M3とブームシリンダ32(シリンダガードがある場合はシリンダガード)とが隔てられるように、アームシリンダ42のアームクラウド方向D1のストロークS1を制限する。これにより、バケット51の先端部58がブームシリンダ32に干渉(当接)するのを防止することができる。
図3は、ブーム31の揺動位置の変化状態、アーム41がアームクラウド方向D1の制限位置Y10にある状態、バケット51をバケットクラウド位置Y1からバケットダンプ位置Y2まで揺動させた様子を示している。揺動位置Y3は、ブーム31の最上げ位置を示している。揺動位置Y4は、ブーム31の最下げ位置を示している。揺動位置Y5は、最上げ位置Y3と最下げ位置Y4との間のブーム31の中間位置を示している。後述するストロークS1の制限解除域以外では、揺動軌道M3とブームシリンダ32(シリンダガード)とが隔てられるように、アームシリンダ42のアームクラウド方向D1のストロークS1が制限(アームクラウド制限)される。図3において、点線で示す線R1は、アーム41が制限位置Y10にある状態で、ブーム31が最上げ位置Y3と最下げ位置Y4との間を揺動する過程において、揺動軌道M3と接する線である。
図2に示すように、制御装置60は、クラウド制限解除部65を有している。クラウド制限解除部65は、作業装置4によって特定の作業を行うときに、該作業を有効に行えるように、アームクラウド制限を解除する。詳しくは、図5に示すように、バケット51がバケットダンプ位置Y2付近の作業姿勢W1でブレード7Aに接近する位置に配置されるブーム31の揺動位置Y7で、アーム41を揺動範囲のアームクラウド方向D1のエンドまで揺動できるようにアームシリンダ42のストロークS1の制限を解除する。
ところで、作業機1によって行う作業として、例えば、ドーザ装置7のブレード7Aの前面(ブレード面)を利用してバケット51で土をすくい上げる、いわゆる「ちりとり作業」がある。この「ちりとり作業」では、バケット51は、バケットダンプ位置Y2付近(バケット51の揺動角度θ4が設定された閾値よりバケットダンプ位置Y2側)に在り、バケット本体51aの底面51bを下方(地面G1)に向けた作業姿勢W1をとる(図4、図5参照)。
図4は、ブーム31の上下揺動域の全域においてアームクラウド制限部64によってアームクラウド制限がされている場合における「ちりとり作業」の形態を示している。
図4に示すように、アームクラウド制限部64によってアームクラウド制限がされている場合には、アーム41をブームシリンダ32に最も近づくように揺動し、バケット51が作業姿勢W1で底面51bが地面G1に接地するように、ブーム31を下げた状態では、先端部58とブレード7Aの刃先7A1との間の距離はL1である。
図5は、クラウド制限解除部65によってアームクラウド制限が解除されている場合における「ちりとり作業」の形態を示している。
図5に示すように、クラウド制限解除部65によってアームクラウド制限が解除されている場合には、アーム41をブームシリンダ32に最も近づくように揺動し、バケット51が作業姿勢W1で底面51bが地面G1に接地するように、ブーム31を下げた状態では、先端部58とブレード7Aの刃先7A1との間の距離はL2(最小距離)である。距離L2<距離L1である。つまり、アームクラウド制限を解除することにより、「ちりとり作業」を行う場合、バケット51の先端部58をブレード7Aの刃先7A1に近接させることができる。これにより、「ちりとり作業」を効果的に行うことができる。
クラウド制限解除部65は、アームシリンダ42のクラウド方向D1のストロークS1が制限された状態で、ブーム31の揺動角度θ2が所定角度になるまでブーム31が下げ操作されると、アームクラウド制限を解除する。アームクラウド制限が解除されると、アームシリンダ42のクラウド方向D1のストロークS1をエンドにまで伸長することができるので、アーム41をブーム31に寄せることができる。そうすると、図5に示す、横軸37から枢軸57までの最短距離R3が、図4に示す、横軸37から枢軸57までの最短距離R2よりも小さくなり、さらに、ブーム31を下げる(揺動角度θ2を小さくする)ことによりバケット51の先端部58をブレード7A側に寄せることができる。
なお、構造物の床面等を削る、いわゆる「はつり作業」を行うときも同様の効果を奏する。つまり、アームクラウド制限の解除は、バケット51とブレード7Aとで協調作業を行う際に効果的である。また、本実施形態では、バケット51の先端部58とブレード7Aの刃先7A1との距離L2が間隔を有する構成とされているが、バケット51の先端部58をブレード7Aの刃先7A1に接触(距離L2=0)させるように構成してもよい。
図2に示すように、制御装置60は、バケットクラウド制限部(作業具クラウド制限部)66を有している。バケットクラウド制限部66は、クラウド制限解除部65によってアームシリンダ42のストロークS1の制限が解除されているときに、バケット51のバケットクラウド方向D3の揺動を制限する。
図5に示すバケット51の揺動位置Y6は、アームクラウド制限を解除しているときにバケット51をクラウド方向D3に揺動させることのできる最大の揺動位置を示している。つまり、バケットクラウド制限部66は、バケット51が揺動位置Y6よりもバケットクラウド方向D3に揺動しないように、バケットシリンダ52のバケットクラウド方向D3のストロークを制限する。
図5に斜線で示す領域E1は、アームクラウド制限の解除が行われないときのバケット51の作業範囲に対して、アームクラウド制限の解除が行われるときに増加するバケット51の作業範囲の増加作業領域を示している。図6にも示すように、領域E1は、第1輪郭線96a~第4輪郭線96dによって囲まれている。第1輪郭線96aは、バケット51が揺動位置Y6に位置する状態でブーム31が昇降されるときの先端部58の軌道の一部である。第2輪郭線96bは、図3に示す線R1の一部である。第3輪郭線96cは、図5に示す、先端部58とブレード7Aとの間隔が最小距離L2であるときのブーム31の揺動位置Y7(第1揺動位置)からブーム31を所定角度θ5上昇させた状態のときにおける先端部58の軌道の一部である。第4輪郭線96dは、ブーム31を第1揺動位置Y7から所定角度θ6下降させた状態のときにおける先端部58の軌道の一部である。この領域E1は、実用性のない作業領域であり、支障のない作業領域である。
図7は、ブーム31を第1揺動位置Y7から所定角度θ5(例えば、15°)上昇させたブーム31の揺動位置(第2揺動位置)Y8を示している。
ブーム制御部61は、アームクラウド制限が解除されており、ブーム31が第1揺動位置Y7から第2揺動位置Y8に上昇した場合、オペレータがアーム41をアームダンプ方向D2に操作してアームシリンダ42のストローク制限を行わない領域にアーム41が戻るまでブーム31の上昇を停止する。アーム41がアームシリンダ42のストローク制限を行わない領域に戻ると、ブーム31を第2揺動位置Y8から上方に揺動することができる。また、ブーム31の第2揺動位置Y8から上方のブーム揺動領域では、アームクラウド制限が行われる。
また、アームクラウド制限が解除されており、ブーム31が第1揺動位置Y7から第2揺動位置Y8に上昇した場合に、アーム制御部62によってアームシリンダ42のストローク制限を行わない領域にアーム41が自動的に戻るように制御してもよい。
図8は、ブーム31を第1揺動位置Y7から所定角度θ6(例えば、15°)下降させたブーム31の揺動位置(第3揺動位置)Y9を示している。
この場合、上記した第1揺動位置Y7から第2揺動位置Y8に上昇させるときの制御と同様の制御にしてもよい。即ち、ブーム制御部61は、アームクラウド制限が解除されており、ブーム31が第1揺動位置Y7から第3揺動位置Y9に下降した場合、オペレータがアーム41をアームダンプ方向D2に操作してアームシリンダ42のストローク制限を行わない領域にアーム41が戻るまでブーム31の下降を停止する。
または、アームクラウド制限が解除されており、ブーム31が第1揺動位置Y7から第3揺動位置Y9に下降した場合に、アーム制御部62によってアームシリンダ42のストローク制限を行わない領域にアーム41が自動的に戻るようにして制御してもよい。
また、第1揺動位置Y7からブーム31が下降する側(ブーム31の下げ側)に関しては、アームクラウド制限を解除することによって、有意義な作業を行える作業範囲ではないので、ブーム31の下げ側全域において、アームクラウド制限を解除してもよい。
上記の作業機1は、機体2と、ブレード7Aを有するドーザ装置7と、機体2に上下揺動可能に枢支されたブーム31と、ブーム31に、ブーム31に近づくアームクラウド方向D1とブーム31から遠ざかるアームダンプ方向D2とに揺動可能に枢支されたアーム41と、アーム41に枢軸57を介して枢支され、枢軸57回りに揺動することで、先端部58がアーム41に最も近づいた作業具クラウド位置Y1と、先端部58がアーム41から最も離れた作業具ダンプ位置Y2との間を揺動可能な作業具51と、ブーム31を揺動させるブームシリンダ32であって、ブーム31におけるアーム41がアームクラウド方向D1に揺動した際にアーム41に対向する側に配置されたブームシリンダ32と、アーム41をアームクラウド方向D1及びアームダンプ方向D2に揺動させるアームシリンダ42と、作業具51の先端部58の揺動軌道M3とブームシリンダ32とが隔てられるように、アームシリンダ42のアームクラウド方向D1のストロークS1を制限するアームクラウド制限部64と、作業具51が作業具ダンプ位置Y2付近の作業姿勢W1でブレード7Aに接近する位置に配置されるブーム31の揺動位置で、アーム41を揺動範囲のアームクラウド方向D1のエンドまで揺動できるようにアームシリンダ42のストロークS1の制限を解除するクラウド制限解除部65と、を備えている。
この構成によれば、ブーム31、アーム41、作業具51で構成される作業装置4が、作業具51の先端部58をブレード7Aに近づける作業位置をとる場合に、作業具51の先端部58をブレード7Aに十分に近づけることができ、その他の作業位置をとる場合は、作業具51がブームシリンダ32に当接するのを防止することができる。
また、クラウド制限解除部65によってストロークS1の制限が解除されているときに、作業具51の作業具クラウド位置Y1へ向けて揺動する方向の揺動を制限する作業具クラウド制限部66を備えている。
この構成によれば、アームクラウド制限を解除しても、作業具51がブームシリンダ32に当接するのを回避することができる。
また、ブーム31の揺動を制御するブーム制御部61を備え、ブーム制御部61は、クラウド制限解除部65によってストロークS1の制限が解除されている状態で、ブーム31が、作業具51の先端部58とブレード7Aとの間隔が最小距離L2であるときの第1揺動位置Y7から第2揺動位置Y8に所定角度上昇したときに、アーム41がアームシリンダ42のストローク制限が行われない領域に戻るまでブーム31の上昇を停止する。
この構成によれば、第2揺動位置Y8から上方のブーム31の揺動領域で作業具51がブームシリンダ32に干渉するのを防止できる。
また、アーム41の揺動を制御するアーム制御部62を備え、アーム制御部62は、クラウド制限解除部65によってストロークS1の制限が解除されている状態で、ブーム31が、作業具51の先端部58とブレード7Aとの間隔が最小距離L2であるときの第1揺動位置Y7から第2揺動位置Y8に所定角度上昇したときに、アーム41がアームシリンダ42のストローク制限を行わない領域に戻るように制御する。
この構成によれば、第2揺動位置Y8から上方のブーム31の揺動領域で作業具51がブームシリンダ32に干渉するのを防止できる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
2 機体
7 ドーザ装置
7A ブレード
31 ブーム
32 ブームシリンダ
41 アーム
42 アームシリンダ
51 作業具
57 枢軸
58 先端部
61 ブーム制御部
62 アーム制御部
64 アームクラウド制限部
65 クラウド制限解除部
66 作業具クラウド制限部
D1 アームクラウド方向
D2 アームダンプ方向
L2 最小距離
M3 揺動軌道
S1 ストローク
W1 作業姿勢
Y1 作業具クラウド位置
Y2 作業具ダンプ位置
Y7 第1揺動位置
Y8 第2揺動位置

Claims (4)

  1. 機体と、
    ブレードを有するドーザ装置と、
    前記機体に上下揺動可能に枢支されたブームと、
    前記ブームに、前記ブームに近づくアームクラウド方向と前記ブームから遠ざかるアームダンプ方向とに揺動可能に枢支されたアームと、
    前記アームに枢軸を介して枢支され、前記枢軸回りに揺動することで、先端部が前記アームに最も近づいた作業具クラウド位置と、前記先端部が前記アームから最も離れた作業具ダンプ位置との間を揺動可能な作業具と、
    前記ブームを揺動させるブームシリンダと、
    前記アームを前記アームクラウド方向及び前記アームダンプ方向に揺動させるアームシリンダと、
    前記作業具の前記先端部の揺動軌道と前記ブームシリンダとが隔てられるように、前記アームシリンダの前記アームクラウド方向のストロークを制限するアームクラウド制限部と、
    前記作業具が前記作業具ダンプ位置付近の作業姿勢で前記ブレードに接近する位置に配置される前記ブームの揺動位置で、前記アームを揺動範囲の前記アームクラウド方向のエンドまで揺動できるように前記アームシリンダの前記ストロークの制限を解除するクラウド制限解除部と、
    を備えている作業機。
  2. 前記クラウド制限解除部によって前記ストロークの制限が解除されているときに、前記作業具の前記作業具クラウド位置へ向けて揺動する方向の揺動を制限する作業具クラウド制限部を備えている請求項1に記載の作業機。
  3. 前記ブームの揺動を制御するブーム制御部を備え、
    前記ブーム制御部は、前記クラウド制限解除部によって前記ストロークの制限が解除されている状態で、前記ブームが、前記作業具の前記先端部と前記ブレードとの間隔が最小距離であるときの第1揺動位置から第2揺動位置に所定角度上昇したときに、前記アームが前記アームシリンダのストローク制限が行われない領域に戻るまで前記ブームの上昇を停止する請求項1又は2に記載の作業機。
  4. 前記アームの揺動を制御するアーム制御部を備え、
    前記アーム制御部は、前記クラウド制限解除部によって前記ストロークの制限が解除されている状態で、前記ブームが、前記作業具の前記先端部と前記ブレードとの間隔が最小距離であるときの第1揺動位置から第2揺動位置に所定角度上昇したときに、前記アームがアームシリンダのストローク制限を行わない領域に戻るように制御する請求項1又は2に記載の作業機。
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