図1は、本発明を適用した配送処理システムによる配送内容の一例を示す説明図であり、(A)はユーザの旅行時の移動経路の一例を移動手段と共に示しており、(B)は(A)の例における自転車の配送状態を示しており、(C)は(A)の例における一の荷物の配送状態を示しており、(D)は(A)の例における他の一の荷物の配送状態を示している。
図1(A)に示す例では、本配送処理システムを利用するユーザが、旅行において、移動手段として自転車1と、公共交通機関であるバス又は電車2(図示する例では電車2)とを利用し、地点P1→地点P2→地点P3→地点P4→地点P5→地点P6と移動している。地点P1から地点P2への移動、地点P3から地点P4への移動及び地点P5から地点P6への移動には自転車1を用い、地点P2から地点P3への移動及び地点P4から地点P5への移動には電車2を用いている。
また、ユーザが同図(A)に示すような旅行を行う場合において、自転車1は、同図(B)に示す通り、地点P2と地点P3との間の区間と、地点P4と地点P5との間の区間は、トラック等の配送車3によって配送する必要がある。
また、ユーザが同図(A)に示すような旅行を行う場合において、自転車1を運転する際に不要な荷物4(さらに具体的には荷物4A)は、同図(C)に示す通り、配送車3によって、地点P1と地点P2の間の区間と、地点P3と地点P4の間に区間と、地点P5と地点P6の間の区間とを配送する必要がある。
さらに、ユーザが同図(A)に示すような旅行を行う場合において、ユーザが地点P1と地点P2との間の区間を自転車1によって移動している間に取得した荷物4(さらに具体的には荷物4B)は、同図(D)に示す通り、自宅やその他の友人宅等の任意の地点Pxに配送してもよいし、或いは、その先の何れかの地点P3,P4,P5,P6(図示する例では地点P5)に配送してもよい。
なお、その他の荷物4として、自転車1の部品等を移動経路の途中から途中に配送してもよい。
本配送処理システムは、このようなサイクルツーリズムにおいて、余分な荷物4を持たず、好きな区間を自転車1で走行することを実現する。
図2は、配送時に自転車を梱包する梱包具の構成を示す側面図である。自転車1は、配送車3による配送の際、ボックス状をなす自転車コンテナ等の梱包具6によって梱包された状態で効率的に配送車3に積載される。
この梱包具6は複数の再利用可能な部品7によって構成され、この部品を組立てることによって梱包具6が自転車1を収容可能なボックス状に成形される。言換えると、この梱包具6は、複数の部品7に分解可能に構成されている。具体的に図示する例では、この梱包具6が3つの部品7A,7B,7C等から構成されている。
また、この梱包具6は自転車1を収容した状態で施錠・解錠可能に構成され、盗難を防止している。具体的には、内部に設置された施錠・解錠装置70(図7参照)によって、梱包具6の施錠・解錠を行う。
図3は、本配送処理システムの構成を示す概念図である。配送処理システムは、情報処理センタ5に設置された情報処理サーバ10と、梱包具6を製造する製造工業又は保管する倉庫等からなる梱包具手配施設8側に設置された情報端末である梱包具手配施設端末20と、配送車3に設置された情報端末である配送車端末30と、本配送処理システムを利用するユーザの情報端末であるユーザ端末40と、配送車3の配車の手配と自転車1若しくはその他の荷物4の配送の手配とを行う配車施設(配送施設)9に設置された情報端末である配車施設端末(配送施設端末)50と、前記情報処理サーバ10と上述の情報端末20,30,40,50とを通信可能に接続するインターネット等のグローバルなネットワーク60とを備えている。
図4は、情報処理サーバの構成を示すブロック図である。情報処理サーバ10は、CPU及びRAM等から構成されて各種処理(プログラム)が実行される制御部11と、各種情報を記憶する記憶装置12と、ネットワーク60を介した通信を行う有線又は無線の通信手段13とを備えている。
前記制御部11は、情報の入出力を行う情報入出力手段11aと、ユーザの認証を行うユーザ認証手段11bと、自転車1の配送の依頼を受付ける自転車配送受付手段11cと、自転車1以外の荷物4の配送の依頼を受付ける荷物配送受付手段11dと、自転車配送受付手段11cによって受付けた自転車1の配送の依頼に従って該自転車1の配送の手配を行う自転車配送手配手段11eと、荷物配送受付手段11dによって受付けた荷物4の配送の依頼に従って該荷物4の配送の手配を行う荷物配送手配手段11fと、梱包具6(さらに具体的には部品7)が配送車3又は配車施設9において不足した場合に梱包具6の補充の手配を部品7単位で行う梱包具手配手段11gとを有している。
上記情報入出力手段11aは、ウェブサーバ等から構成され、外部に対して情報の入出力を行う。本配送処理システムへのユーザ登録と、ユーザ端末40、梱包具手配施設端末20、配送車端末30若しくは配送車端末50等からのWebブラウザ又は専用アプリを介した各種情報の入力と、ユーザ端末40、梱包具手配施設端末20、配送車端末30若しくは配送車端末50等へのWebブラウザ又は専用アプリを介した各種情報の出力とを、この情報入出力手段11aを介して行うことが可能である。
ユーザ認証手段11b、自転車配送受付手段11c、荷物配送受付手段11d、自転車配送手配11e、荷物配送手配手段11f及び梱包具手配手段11g等も、ネットワーク60を介して直接ユーザ端末40等と通信を行ってもよいが、必要に応じて前記情報入出力手段11aを介して情報の入出力(通信)を行ってもよい。
図5は、記憶装置のデータ構造を示す概念図である。記憶装置12は、MySQLやOracle等のリレーショナル型のデータベースによって各種情報が効率的に管理されている。具体的に説明すると、記憶装置12には、各ユーザの情報を格納するユーザデータテーブル(ユーザ情報格納部)12aと、各自転車1の情報を格納する自転車データテーブル(自転車情報格納部)12bと、各荷物4の情報を格納する荷物データテーブル(荷物情報格納部)12cと、各ユーザの旅行中の移動経路の情報(例えば、図1(A)に示すような経路)を移動区間単位で個別に格納する移動区間データテーブル(移動経路情報格納部)12dと、自転車配送受付手段11cによって受付けた自転車1の配送依頼の情報を格納する自転車配送受付データテーブル(自転車配送受付情報格納部)12eと、荷物配送受付手段11dによって受付けた荷物4の配送依頼の情報を格納する荷物配送受付データテーブル(荷物配送受付情報格納部)12fと、各配車施設9の情報を格納する配車施設データテーブル(配車施設情報格納部,配送施設情報格納部)12gと、各配送車3の情報を格納する配送車データテーブル(配送車情報格納部)12hと、自転車1の配送手配の情報を格納する自転車配送手配データテーブル(自転車配送手配情報格納部)12iと、荷物4の配送手配の情報を格納する荷物配送手配データテーブル(荷物配送手配情報格納部)12jと、梱包具6の手配情報を格納する梱包具手配データテーブル(梱包具手配情報格納部)12kとがデータ領域として確保されている。
ユーザデータテーブル12aは、イニシャルIDとして「ユーザID」を有し、その他のフィールドとしてユーザ名を格納する「ユーザ名」と、ユーザの情報を格納する「ユーザ情報」を有している。ユーザ情報には、ユーザ個人を特定する氏名若しくは住所情報、ユーザの本配送処理システムへのログイン時のパスワードなどが含まれる。
ユーザ毎にユーザデータテーブル12aのレコードが1つ消費され、上述した情報入出力手段11aによるユーザ登録によってユーザデータテーブル12aへのユーザ情報の登録が実行される。このユーザ情報は、上述したユーザ認証手段11bによるユーザ認証の際にも利用され、このユーザ認証をクリアすると、本配送処理システムの利用が可能になる。
自転車データテーブル12bは、イニシャルIDとして「自転車ID」を有し、その他のフィールドとして、その自転車1を所有するユーザの「ユーザID」と、その自転車1の各種情報が格納される「自転車情報」と、その自転車1の位置情報が格納される「位置情報」とを有している。1つの自転車1に対して、自転車データテーブル12bの1つのレコードが消費される。
このようにユーザデータテーブル12aのイニシャルIDであるユーザIDが自転車データテーブル12bに引用され、該ユーザデータテーブル12aに記憶された上記ユーザのレコードが、自転車データテーブル12bから参照される。すなわち、ユーザデータテーブル12aと、自転車データテーブル12bとが一対多のリレーションシップによってリンクされ、一のユーザに対して複数の自転車1の情報が登録可能になっている。
荷物データテーブル12cは、イニシャルIDとして「荷物ID」を有し、その他のフィールドとして、その荷物4を送るユーザの「ユーザID」と、その荷物4の各種情報が格納される「荷物情報」とを有している。1つの荷物4に対して、荷物データテーブル12cの1つのレコードが消費される。
このようにユーザデータテーブル12aのイニシャルIDであるユーザIDが荷物データテーブル12cに引用され、該ユーザデータテーブル12aに記憶された上記ユーザのレコードが、荷物データテーブル12cから参照される。すなわち、ユーザデータテーブル12aと、荷物データテーブル12cとが一対多のリレーションシップによってリンクされ、一のユーザに対して複数の荷物4の情報が登録可能になっている。
移動区間データテーブル12dは、イニシャルIDとして「移動区間ID」を有し、その他のフィールドとして、その移動区間を移動するユーザの「ユーザID」と、その移動区間の出発地点の位置情報が格納される「出発地点」と、その移動区間の出発地点からの出発時刻の情報が格納される「出発時刻」と、その移動区間の到着地点の位置情報が格納される「到着地点」と、その到着地点への到着時刻の情報が格納される「到着時刻」と有している。
一のユーザは、1回の旅行において、移動区間データテーブル12dに、連続する複数の移動区間を登録可能である。また、この一又は複数の移動区間の登録は、ユーザ端末40と、情報入出力手段11aとの間の情報のやり取りによって実行される。
例えば、図1に示す旅行の移動経路は、地点P1がスタート地点になり、地点P6がゴール地点になる。このスタート地点とゴール地点との間には、出発地点を地点P1とし且つ到着地点を地点P2とする移動区間と、出発地点を地点P2とし且つ到着地点を地点P3とする移動区間と、出発地点を地点P3とし且つ到着地点を地点P4とする移動区間と、出発地点を地点P4とし且つ到着地点を地点P5とする移動区間と、出発地点を地点P5とし且つ到着地点を地点P6とする移動区間との5つの連続する移動区間が存在している。
また、一のユーザが移動区間データテーブル12dに登録した複数のレコード間において、出発時刻から到着時刻までの時間(移動時間)同士は一部でも重複すると矛盾が生じる。このため、このような場合には、情報入出力手段11aによってユーザ端末40にエラーが通知し、再入力を促す。ちなみに、出発時刻や到着時刻は、ある程度の幅を持たせて入力することも可能である。
自転車配送受付データテーブル12eは、イニシャルIDとして「自転車配送受付ID」を有し、その他のフィールドとして、配送依頼を受付けた自転車1の「自転車ID」と、その自転車1を配送のためにユーザ又はその代理人から受取る地点(受取地点)の情報及び該自転車1を配送してユーザ又はその代理人に引渡す地点(引渡地点)の情報が含まれた配送区間の情報が格納される「配送区間」と、その自転車1を受取地点で受取る時刻(受取時刻,受取時間)の情報及びその自転車1を引渡す時刻(引渡時刻、引渡時間)の情報が含まれた配送時間の情報が格納される「配送時間」とを有している。
自転車1の一の配送区間に対して、自転車配送受付データテーブル12eの1つのレコードが消費される。例えば、図1に示す例では、地点P2から地点P3への区間で1つのレコードが消費され、地点P4から地点P5への区間で1つのレコードが消費される。
この自転車1の配送依頼の受付は、自転車配送受付手段11dが、ネットワーク60を経由してユーザ端末40と直接の情報の入出力を行うか、或いはネットワーク60を経由し且つ情報入出力手段11aを介してユーザ端末40と間接的に情報の入出力を行うことにより、実現され、この際、該自転車配送受付手段11dによって自転車配送受付データ12eへの情報の登録が行われる。
また、上記のように自転車データテーブル12bのイニシャルIDである自転車IDが自転車配送受付データテーブル12eに引用され、該自転車データテーブル12bに記憶された上記自転車1のレコードが、自転車配送受付テーブル12eから参照される。すなわち、自転車データテーブル12bと、自転車配送受付データテーブル12eとが一対多のリレーションシップによってリンクされ、一の自転車1に対して複数の配送依頼の情報が登録可能になっている。
このようなデータ構造であるため、同じ自転車1に対して何回も配送依頼が可能になる。この他、旅行の移動経路で定めた区間とは異なる区間を自転車1の配送区間として設定することも可能である。例えば、図1において、地点P2から地点P3の区間はユーザの移動経路として定められているが、地点P2から地点P3までの区間をさらに細かい複数の区間で区切り、これらの細かい区間を自転車1の配送区間としてもよい。
ちなみに、自転車1の情報は、情報入出力手段11aとユーザ端末40との情報の入出力によって、予め自転車データテーブル12bに登録してもよいし、或いは、自転車の配送依頼時に併せて登録してもよい。
なお、この自転車1の配送依頼時、情報入出力手段11a又は自転車配送受付手段11dは、そのユーザの移動経路の情報を移動区間データテーブル12dから取出し、この情報を利用して、ユーザ端末40からの自転車1の配送依頼の情報入力を補助する。具体的には、そのユーザの移動経路の情報を、ユーザ端末40のWebブラウザに表示して配送区間を選択可能にする等の処理を行う。
すなわち、自転車1の配送区間は、旅行の移動経路上の任意の異なる2地点の間で設定可能であり、例えば、該移動経路のスタート地点から途中までの区間、途中からゴール地点までの区間、途中の間の異なる2地点の区間の何れも設定可能である。この他、該移動経路から、この移動経路外の他の地点までの区間を配送区間として設定することも可能であり、これは、他人の自転車1を貸与する場合等が想定される。一方、この移動経路外の地点から該移動経路上の地点までの区間も配送区間として設定可能である。また、ゴール地点を自宅に設定していれば、ゴール地点に自転車1を配送するケース等も考えられる。
荷物配送受付データテーブル12fは、イニシャルIDとして「荷物配送受付ID」を有し、その他のフィールドとして、配送依頼をされた自転車1以外の荷物4の「荷物ID」と、その荷物4を受取る地点(受取地点)の情報及び該受取った荷物4を配送して引渡す地点(引渡地点)の情報が含まれた配送区間の情報が格納される「配送区間」と、その荷物4を受取地点で受取る時刻(受取時刻,受取時間)の情報及びその荷物4を引渡地点に引渡す時刻(引渡時刻,引渡時間)の情報が含まれた配送時間の情報が格納される「配送時間」とを有している。
荷物4の一の配送区間に対して、荷物配送受付データテーブル12fの1つのレコードが消費される。例えば、図1に示す例では、荷物4Aの場合、地点P1から地点P2への区間で1つのレコードが消費され、地点P3から地点P4への区間で1つのレコードが消費され、地点P5から地点P6への区間で1つのレコードが消費される。
この荷物4の配送依頼の受付は、荷物配送受付手段11dが、ネットワーク60を経由してユーザ端末40と直接の情報の入出力を行うか、或いはネットワーク60を経由し且つ情報入出力手段11aを介してユーザ端末40と間接的に情報の入出力を行うことにより、実現され、この際、該荷物配送受付手段11dによって荷物配送受付データ12fへの情報の登録が行われる。
上記のように荷物データテーブル12cのイニシャルIDである荷物IDが荷物配送受付データテーブル12fに引用され、該荷物データテーブル12cに記憶された上記荷物4のレコードが、荷物配送受付テーブル12fから参照される。すなわち、荷物データテーブル12cと、荷物配送受付データテーブル12fとが一対多のリレーションシップによってリンクされ、一の荷物4に対して複数の荷物4の配送依頼の受付情報が登録可能になっている。
このようなデータ構造であるため、同じ荷物4に対いて何回も配送依頼の受付が可能になる。この他、旅行の移動経路で定めた区間とは異なる区間を荷物4の配送区間として設定することも可能である。例えば、図1において、地点P1から地点P2への区間が移動経路として定められているが、地点P1から地点P2までの区間をさらに細かい区間に区切り、これらの細かい区間を荷物4Aの配送区間としてもよい。
ちなみに、荷物4の情報は、情報入出力手段11aとユーザ端末40との情報の入出力によって、予め荷物データテーブル12cに登録してもよいし、或いは、荷物4の配送依頼時に併せて登録してもよい。
なお、この荷物4の配送依頼の受付時、情報入出力手段11a又は荷物配送受付手段11dは、そのユーザの移動経路の情報を移動区間データテーブル12dから取出し、この情報を利用して、ユーザ端末40からの荷物4の配送依頼の情報入力を補助する。具体的には、そのユーザの旅行の移動経路の情報を、ユーザ端末40のWebブラウザに表示して配送区間を選択可能にする等の処理を行う。
すなわち、荷物4の配送区間は、旅行の移動経路上の任意の異なる2地点の間で設定可能であり、例えば、該移動経路のスタート地点から途中までの区間、途中からゴール地点までの区間、途中の間の異なる2地点の区間の何れも設定可能である。この他、該移動経路から、この移動経路外の他の地点までの区間を配送区間として設定することも可能である。これは、旅行の途中で購入した荷物4を他人に譲渡する場合等が想定される。一方、この移動経路外の地点から該移動経路上の地点までの区間も配送区間として設定可能である。また、ゴール地点を自宅に設定していれば、ゴール地点に荷物4を配送するケース等も考えられる。
配車施設データテーブル12gは、イニシャルIDとして「配車施設ID」を有し、その他のフィールドとして、その配車施設9の位置情報等が格納される「配車施設情報」を有している。一の配車施設9毎に配車施設データテーブル12gの1つのレコードが消費される。
配送車データテーブル12hは、イニシャルIDとして「配送車ID」を有し、その他のフィールドとして、その配送車3の拠点(駐車場所)となる上述の配車施設9の「配車施設ID」と、その配送車3の最大積載量等の詳細情報が格納される「配送車情報」とを有している。一の配送車3に対して、この配送車データテーブル12hの1のレコードが消費される。
このように配車施設データテーブル12gのイニシャルIDである配車施設IDが配送車データテーブル12hに引用され、該配車施設データテーブル12gに記憶された上記配車施設のレコードが、配送車データテーブル12hから参照される。すなわち、配車施設データテーブル12gと、配送車データテーブル12hとが一対多のリレーションシップによってリンクされ、一の配車施設に対して複数の配送車3の情報が登録可能になっている。
自転車配送手配データテーブル12iには、自転車配送手配手段11eによって実行される自転車1の配送手配の情報が随時格納される。具体的には、自転車配送手配手段11eが、自転車配送受付手段11cによって受付けられ且つ自転車配送受付データテーブル12eに登録された自転車1の配送依頼の受付情報に基づき、自転車1の配送手配の情報を生成し、自転車配送手配データテーブル12iに格納する。
具体的には、自転車配送手配データテーブル12iが、イニシャルIDとして「自転車配送手配ID」を有し、その他のフィールドとして、その自転車1の配送手配の基になった配送の受付情報が格納された自転車配送受付データテーブル12eの該受付情報のレコードの自転車配送受付IDが格納される「自転車配送受付ID」と、その自転車1を配送する配送車3の情報が格納された配送車データテーブル12hの該配送車3のレコードの配送車IDが格納される「配送車ID」と、その配送車3が自転車1を配送する区間の情報が格納される「配送区間」と、その配送の開始時刻及び終了時刻の情報等が含まれた「配送時間」と、その配送に利用されるキー情報が格納される「キー情報」とを有している。
このように自転車配送受付データテーブル12eのイニシャルIDである自転車配送受付IDが自転車配送手配データテーブル12iに引用され、自転車配送受付データテーブル12eと、自転車配送手配データテーブル12iとが一対多のリレーションシップによってリンクされ、自転車1の一の配送依頼の受付情報に対して複数の配送手配の情報が登録可能になっている。
すなわち、ユーザから依頼された自転車1の一の配送区間(例えば、図1における地点P2から地点P3の間の区間)の全てを、1台の配送車3で担当することは必須ではなく、その区間を複数に分割し、それぞれ異なる配送車3が担当してもよい。この場合は、該分割された区間が、この自転車配送手配データテーブル12iの該当レコードの配送区間のフィールドに入力される。
このため、上述したように配送車データテーブル12eのイニシャルIDである配送車IDが自転車配送手配データテーブル12iに引用され、配送車データテーブル12hと、自転車配送手配データテーブル12iとも一対多のリレーションシップによってリンクされている。
また、前記キー情報は、施錠・解錠装置70の施錠・解錠に利用される。具体的には、ユーザが自転車1を預け、梱包具6内に梱包し、施錠・解錠装置70によって施錠した場合、その施錠・解錠装置70を解錠を、このキー情報を利用して行う。詳細は後述する。
荷物配送手配データテーブル12jは、荷物配送手配手段11fによって実行される荷物4の配送手配の情報が随時格納される。具体的には、荷物配送手配手段11fが、荷物配送受付手段11dによって受付けられ且つ荷物配送受付データテーブル12fに登録された荷物4の配送依頼の受付情報に基づき、荷物4の配送手配の情報を生成し、荷物配送手配データテーブル12jに格納する。
荷物配送手配データテーブル12jが、イニシャルIDとして「荷物配送手配ID」を有し、その他のフィールドとして、その荷物4の配送手配の基になった配送の受付情報が格納された荷物配送受付データテーブル12fの該受付情報のレコードの荷物配送受付IDが格納される「荷物配送受付ID」と、その荷物4を配送する配送車3の情報が格納された配送車データテーブル12hの該配送車3のレコードの配送車IDが格納される「配送車ID」と、その配送車3が前記荷物4を配送する区間の情報が格納される「配送区間」と、その配送の開始時刻及び終了時刻の情報等が含まれた「配送時間」とを有している。
このように荷物配送受付データテーブル12fのイニシャルIDである荷物配送受付IDが荷物配送手配データテーブル12jに引用され、荷物配送受付データテーブル12fと、荷物配送手配データテーブル12jとが一対多のリレーションシップによってリンクされ、荷物4の一の配送依頼の受付情報に対して複数の配送手配の情報が登録可能になっている。
すなわち、ユーザから依頼された荷物4の一の配送区間(例えば、図1における地点P1から地点P2の間の区間)の全てを、1台の配送車3で担当することは必須ではなく、その区間を複数に分割し、それぞれ異なる配送車3が担当してもよい。この場合は、該分割された区間が、この荷物配送手配データテーブル12jの該当レコードの配送区間のフィールドに入力される。
このため、上述したように配送車データテーブル12eのイニシャルIDである配送車IDが荷物配送手配データテーブル12jに引用され、配送車データテーブル12hと、荷物配送手配データテーブル12jとが一対多のリレーションシップによってリンクされている。
梱包具手配データテーブル12kには、梱包具手配手段11gによって実行される梱包具6(複数の各部品7)の手配の情報が随時格納される。具体的には、配車施設9又は配送車3等において、梱包具6の部品7が不足していることがネットワーク60を介して確認された場合か、或いは、配車施設9又は配送車3からネットワーク60を介して梱包具6の部品7の要求があった場合、梱包具6の部品7の手配の情報を生成し、この手配情報を梱包具手配データテーブル12kに格納する。
梱包具手配データテーブル12kが、イニシャルIDとして「梱包具手配ID」を有し、その他のフィールドとして、その梱包具6の部品7を配送する配送車3の情報が格納された配送車データテーブル12hの該配送車3のレコードのイニシャルID(配送車ID)が格納される「配送車ID」と、その配送車3が前記部品7を配送する区間の情報が格納される「配送区間」と、その配送の開始時刻及び終了時刻の情報等が含まれた「配送時間」と、その配送の際にまとめて配送する各部品7の数を格納する複数のフィールド(本例では、「部品7A手配数」、「部品7B手配数」及び「部品7C手配数」)とを有している。
このように配送車データテーブル12hのイニシャルIDである配送車IDが梱包具手配データテーブル12kに引用され、配送車データテーブル12hと、梱包具手配データテーブル12kとが一対多のリレーションシップによってリンクされている。
なお、本配送処理システムは、これらのデータ構造に左右されるものではなく、サイクルツーリズムのためのスムーズな情報処理が可能であれば、どのようなデータ構造を採用しても問題ない。
図6は、ユーザ端末の構成を示すブロック図である。ユーザ端末40は、CPU及びRAM等から構成されて各種処理(プログラム)が実行される制御部41と、各種情報を記憶する記憶装置42と、ネットワーク60を介した通信を行う無線の通信手段(グローバル通信手段)43と、端末間のローカルな通信を行うローカル通信手段44とを備えている。
制御部41は、上述のキー情報を生成するキー情報生成手段41aと、梱包具6側の施錠・解錠装置70に対して施錠の要求を行う施錠要求手段41bと、梱包具6側の施錠・解錠装置70に対して解錠の要求を行う解錠要求手段41cとを有している。
記憶装置42には、前記キー情報を格納するキー情報格納部42aがデータ領域として確保されている。
図7は、梱包具内、配送車側及び配車施設側の情報処理の構成を示すブロック図である。梱包具6内には上述した施錠・解錠装置70と、梱包具6及び自転車1の情報を取得するGPSセンサ(位置情報取得手段)や加速度センサ等として機能し且つ通信可能なIoTセンサ80と、施錠・解錠装置70及びIoTセンサ80とローカルな通信を行うことが可能な通信端末90とが設置されている。
一方、自転車1を収納した梱包具6を荷台に一又は複数(通常は複数、具体的には多数)積載する配送車3には、上述した配送車端末30の他、一又は複数の通信端末90のルータとして機能し且つ配送車端末30に接続されたゲートウェイ端末100とが設置されている。
さらに、配車施設9においても、梱包具6内のIoTセンサ80及び施錠・解錠装置70と通信可能な通信端末110が設置されている。この通信端末110は、直接配車施設端末50と通信可能としてもよいが、複数台の通信端末110が配車施設9内に設置されている場合には、通信端末110と配車施設端末50との通信に、上述のゲートウェイ端末100と同一又は略同一構成のゲートウェイ端末120を介在させてもよい。
このゲートウェイ端末120を設ける場合、情報端末100を省略し、該ゲートウェイ端末120を介して、通信端末90と配車施設端末50とが通信を行うようにしてもよい。
前記通信端末90,110は、Beacon、LPWA又はBLE等の種々の通信機能を有するものから構成され、ゲートウェイ端末100及び配送車端末30によってネットワーク60を介したグローバル通信が可能であるとともに、ユーザ端末40のローカル通信手段44によって、該ユーザ端末4とローカル通信が可能である。
ゲートウェイ端末100は、通信端末90との通信及び配送車端末30との通信の両方をサポートしている。ゲートウェイ端末120は、通信端末110との通信及び配車施設端末50との通信の両方をサポートしている。
この図7に示すような構成によれば、IoTセンサ80によってセンシングされる自転車1の位置情報や自転車1に作用する負荷情報を、配送車端末30及び配車施設端末50が取得可能になり、利便性が高い。例えば、配送車端末30及び配車施設端末50が、自転車1の配送時における位置情報を、情報入出力手段11aを介して、ネットワーク60経由で、該情報処理サーバ10にアップすれば、自転車データテーブル12bの位置情報のフィールドに格納される情報が逐次更新され、ユーザが自己の所有する自転車1の最新位置を知ることも容易になる。また、これらの確認可能な情報に負荷情報等を含めることも容易である。
図8は、本配送処理システムによる配送の処理の手順を示すフロー図である。以下、自転車1の配送を行う例に基づいて、処理内容を説明する。同図に示す通り、まず、ユーザはユーザ端末40によって自転車1の配送依頼をネットワーク60を介して情報処理サーバ10に対して行うか、或いは配送施設9に自転車1を持込み、その場で情報端末50から該自転車1の配送依頼をネットワーク60を介して情報処理サーバ10に対して行う(S101)。ちなみに、情報端末50の操作は、配送施設9に勤務する担当者が行ってもよいし、或いはユーザ自身が行ってもよい。
続いて、情報処理サーバ10の自転車配送受付手段11cが上記配送依頼を受付け、この配送依頼の受付情報を自転車配送受付データテーブル12eに登録する(S102)。
続いて、情報処理サーバ10の自転車配送手配手段11cは、実際の道路情報が含まれた地図情報に基づき、該自転車1の配送ルートを検索し、検索された配送ルートを必要に応じて複数の配送区間を分割するか、或いは該配送ルートを一の配送区間として生成し(S103)、該生成された各配送区間に配送車3を割当て(S104)、この割当てられた各配送車3の配送車端末30又は該配送車3の配車施設9の配車施設端末50に対し、ネットワーク60を介して、配送の指示を実行する(S105)。
配送車端末30又は配車施設端末50は、この配送の指示を受取り(S106)、自転車1の配送を実行する。
また、配送車3側又は配車施設9側で梱包具6の部品7が不足した場合、配送車端末30又は配車施設端末50は、その部品7の要求をネットワーク60経由で情報処理サーバ10に対して行う(S107)。
情報処理サーバ10の梱包具手配手段11gは、梱包具60(具体的には部品7)の要求を受付けると(S108)、この要求に応じて、部品7の手配の情報を生成し、この生成した手配情報を、梱包具手配データテーブル12kの一のレコードに登録し、この手配を行う(S109)。梱包具6の部品7の手配は、該梱包具手配データテーブル12kのデータ構造に基づき、梱包具手配施設端末20への部品7の要求と、配送車端末30又は配車施設端末50への部品7の配送の要求とによって実行される。
なお、上述した通り、梱包具手配手段11gは、配送車3や配送施設9において部品7が不足していることがネットワーク60経由で確認された場合には、上述した要求を待つことなく、自動的に部品7の手配を行う。
また、ユーザ端末40又は配車施設端末50からネットワーク60経由で情報処理サーバ10に対して荷物4の配送依頼を行う場合(S101)、この配送依頼は、情報処理サーバ10の荷物配送受付手段11dによって受付けられる(S102)。そして、この荷物4の配送区間の生成(S103)、この荷物4の配送する配送車3の割当て(S104)及び割当てられた各配送車3への配送指示(S105)は、情報処理サーバ10の荷物配送手配手段11fによって行われる。ちなみに、この配送区間生成、配送車割当及び配送指示の一連の処理が配送手配処理に該当する。
図9は、施錠・解錠の処理の手順を示すフロー図である。まず、ユーザ端末40は、キー情報生成手段41aによってキー情報を生成し(S201)、この生成したキー情報を、施錠の要求の情報と共に、上述した通信経路で施錠・解錠装置70に送信する(S202)。
施錠・解錠装置70は、キー情報を受取ると共に施錠要求を受付け(S203)、受取ったキー情報を自己の記憶部に記憶し(S204)、その後、施錠を行い、梱包具6からの自転車1の取出しを不可能な状態とする(S205)。
そして、配送後、梱包具6から自転車1を取出す場合、ユーザ端末40から上述の通信経路を利用し、キー情報格納部42aに格納されている該当のキー情報を、解錠の要求の情報と共に、施錠・解錠装置70に送信する(S206)。
施錠・解錠装置70は、キー情報を受取るとともに解錠要求を受付け(S207)、その後、受取ったキー情報と、自身の記憶部に記憶しているキー情報とを照合し(S208)、前記受取ったキー情報が正しいものでれば、解除を行って、梱包具6内からの自転車1の取出しを可能な状態に切換える(S209)。
次に、図4、図6及び図10に基づき、施錠・解錠の処理の他の実施形態について、上述の形態と異なる部分を説明する。
この実施形態では、図4に仮想線で示す通り、情報処理サーバ10の制御部11には、上述した施錠・解錠のためのキー情報をネットワーク60を介して受取るキー情報受取手段11hと、該キー情報を必要なユーザ端末40にネットワーク60を介して配信するキー情報配信手段11iとが設けられる。さらに、図6に仮想線で示す通り、ユーザ端末40の制御部41には、上記配送されたキー情報を取得するキー情報取得手段41dが設けられている。
図10は、施錠・解錠の処理の他の実施形態に係るフロー図である。まず、自転車1を配送のために預けるユーザがユーザ端末40から上述した通信経路で施錠の要求を施錠・解錠装置70に送る(S301)。施錠・解錠装置70は、施錠要求を受付けると(S302)、自身でキー情報を生成して自己の記憶部に記憶し(S303)、施錠を行って梱包具6からの自転車1の取出しができない状態に切換える(S304)。
そして、施錠・解錠装置70は、生成したキー情報を、上述した通信経路及びネットワーク60を介して、情報処理サーバ10に送信する(S305)。情報処理サーバ10のキー情報受取手段11hは、施錠・解錠装置70から送られてきたキー情報を受取って自身の記憶装置12に記憶する(S306)。
続いて、情報処理サーバ10のキー情報配信手段11iは、上記キー情報を、ネットワーク60を介して、施錠要求を行った上述のユーザのユーザ端末40に配信する(S307)。このようにして配信されたキー情報は、該当するユーザのユーザ端末40のキー情報取得手段41dによって取得される(S308)。以下の解錠の処理は、図9に示すものと同一又は略同一である。
なお、上述の形態では施錠及び解錠の両方をアクチュエータによって実行する必要があるが、本形態では、キー情報の生成が施錠・解錠装置70によって行われるため、解錠のみをアクチュエータを介して行い、施錠は手動で行うようにしてもよい。施錠要求(S301)及び施錠要求受付(S302)の処理は省略され、施錠した時点で、キー情報が生成され(S303)、以下の処理は図10に示すものと同一又は略同一になる。
次に、図11に基づき、施錠・解錠の処理の他の実施形態について、上述の形態と異なる部分を説明する。
図11は、施錠・解錠の処理の他の実施形態に係るフロー図である。同図に示す実施形態では、配送車端末30又は配車施設端末50が上述した通信経路を介して施錠・解錠装置70に施錠要求を行う(S401)。施錠・解錠装置70が施錠要求を受付けると(S402)、以下の処理は、図10に示す処理と同一又は略同一の処理を実行する。
次に、図12に基づき、施錠・解錠の処理の他の実施形態について、上述の形態と異なる部分を説明する。
図12は、施錠・解錠の処理の他の実施形態に係るフロー図である。同図に示す実施形態では、配送車端末30又は配車施設端末50がキー情報を生成し(S501)、ネットワーク60を介して情報処理サーバ10にキー情報を送信する(S502)。
情報処理サーバ10のキー情報受取手段11hは、ネットワーク60からのキー情報を受取って記憶装置12(具体的には自転車配送手配データテーブル12iの該当レコードのキー情報のフィールド)に記憶し(S503)、そのキー情報によって施錠した梱包具6内に収容された自転車1を所有しているユーザのユーザ端末40に該キー情報をネットワーク60経由で配信し(S504)、該ユーザ端末40がこのキー情報を受取る。
続いて、配送車端末30又は配車施設端末50は、上述の生成したキー情報と共に施錠要求の情報を、施錠・解錠装置70に送信する(S505)。施錠・解錠装置70は、施錠要求をキー情報と共に受付ける(S506)。そして、以下の処理は、図9に示すキー情報の記憶の処理(S204)以下の処理と同一又は略同一である。
次に、図2、図13及び図14に基づき、配送の処理の他の実施形態について、上述の形態と異なる部分を説明する。
図13は、手配サーバの構成を示すブロック図である。本実施形態では、情報処理センタ5に、手配の処理を行う手配サーバ130を別途設けている。手配サーバ130は、CPU及びRAM等から構成されて各種処理(プログラム)が実行される制御部131と、各種情報を記憶する記憶装置132と、ネットワーク60を介した通信を行う無線の通信手段133とを備えている。
制御部131は、受付けた自転車1の配送依頼に従って該自転車1の配送の手配を行う自転車配送手配手段131aと、受付けた荷物4の配送の依頼に従って該荷物4の配送の手配を行う荷物配送手配手段131bと、梱包具6(さらに具体的には部品7)が配送車3又は配車施設9において不足した場合に梱包具6の補充の手配を部品7の単位で行う梱包具手配手段131cとを有している。
記憶装置132には、図5の示すデータ構造の少なくも一部が必要に応じて構築されるか、或いは情報処理サーバ10の記憶装置12に記憶された情報が同期又はミラーリングされている。
図14は、配送の処理の他の実施形態に係るフロー図である。同図に示す形態では、まず、ユーザはユーザ端末40によって自転車1の配送依頼をネットワーク60を介して情報処理サーバ10に対して行うか、或いは配送施設9に自転車1を持込み、その場で情報端末50から該自転車1の配送依頼をネットワーク60を介して情報処理サーバ10に対して行う(S601)。
続いて、情報処理サーバ10の自転車配送受付手段11cが上記配送依頼を受付け、この配送依頼の受付情報を自転車配送受付データテーブル12eに登録し(S602)、さらに、この受付情報をネットワーク6経由で手配サーバ130に転送する(S603)。
続いて、手配サーバ130の自転車配送手配手段131aは、上記転送された前記受付情報を受付け、記憶装置132に記憶し、さらに、この受付情報に基づいて自転車1の配送手配を実行し、その配送手配の情報を記憶装置132に記憶する(S604)。以下の処理は、図8に示す処理と同様である。
なお、荷物4の配送手配又は梱包具6の手配も、荷物配送手配手段11f又は梱包具手配手段11gによって、同様の要領により、手配サーバ130が実行する。
ちなみに、このような機能を実現するため、この手配サーバ130の記憶装置132には、情報処理サーバ10の記憶装置12における移動区間データテーブル12d以外のデータテーブルが構築されている必要があり、手配サーバ130及び情報処理サーバ10の情報は、基本的に同期されている必要がある。