JP2008174344A - 車両配送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】運送業者が運送車両の燃費を把握することができ、運送車両の燃料費を減少させることができる車両配送システムを提供する。
【解決手段】車両配送システムは、運送会社11に設置された運送管理サーバ12と、位置検出機能を有して運送車両13の位置情報を取得可能な携帯電話14と、運送管理サーバ12および携帯電話14と相互に通信可能なシステム管理サーバ10とから形成されている。携帯電話14は、運送行程における運送車両13の位置情報と運送車両13に燃料を補給したときの給油量とをシステム管理サーバ10に送信し、システム管理サーバ10は、運送行程における運送車両13の運送ルートと運送行程における運送車両13の走行距離とを求め、走行距離を給油量で除して運送車両13の燃費を算出するとともに、算出した運送車両13の燃費を運送管理サーバ12に送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、運送業者の運送車両を使用して出荷元から預かった荷物を配送先に配送する車両配送システムに関する。
荷物を運送する運送車両から取得した位置情報に基づいて運送距離情報を算出する距離情報算出手段と、荷物の運送費用を負担する利用者の管理データに、荷物の運送距離情報に応じたサービスポイントを加算する加算手段とを有する荷物運送システムがある(特許文献1参照)。この荷物運送システムは、システム管理サーバと、GPS機能を有する位置情報送信装置と、システム利用者に設置された利用者用クライアントサーバとから形成されている。システム管理サーバは、位置情報送信装置および利用者用クライアントサーバと相互に通信可能である。位置情報送信装置は、運送車両に搭載されている。運送車両の位置情報は、位置情報送信装置からシステム管理サーバに送信される。この荷物運送システムは、運送車両から送信された位置情報を用いて運送距離を算出し、運送距離に応じたサービスポイントを加算した合計ポイントを利用者用クライアントサーバへ送信する。
特開2005−316542号公報
前記公報に開示の荷物運送システムでは、配送中の運送車両の位置情報が位置情報送信装置からシステム管理サーバに送信されるが、その位置情報はサービスポイントの算出に利用されるだけであり、その位置情報を運送車両の燃費の算出に利用することはない。この荷物運送システムでは、運送業者が各運送車両の運送行程における燃費を把握することができないから、各運送車両の燃費を考慮しつつ、荷物の配送のための最適な運送コースや最適な運送速度、最適な積載量を決定することができず、運送車両の燃料費を減少させることができない。
本発明の目的は、運送業者が運送車両の燃費を把握することができ、運送車両の燃料費を減少させることができる車両配送システムを提供することにある。
前記課題を解決するための本発明の前提は、運送業者の運送車両を使用して出荷元から預かった荷物を配送先に配送する車両配送システムである。
前記前提における本発明の特徴は、車両配送システムが、運送業者に設置された運送管理サーバと、位置検出機能を有して位置情報を取得可能であって運送車両を運転する運転者に所持させる携帯端末と、運送管理サーバおよび携帯端末と相互に通信可能なシステム管理サーバとから形成され、携帯端末が、位置検出機能を利用し、運送業者を出発して出荷元と配送先とを回り再び運送業者に帰るまでの運送行程における運送車両の位置情報を前記システム管理サーバに送信する位置情報送信手段と、運送業者に戻った運送車両に燃料を補給したときの給油量をシステム管理サーバに送信する給油量送信手段とを有し、システム管理サーバが、携帯端末から受信した位置情報を利用し、運送行程における運送車両の運送ルートを求める運送ルート特定手段と、運送ルート特定手段によって求めた運送ルートを利用し、運送行程における運送車両の走行距離を求める走行距離特定手段と、走行距離特定手段によって求めた走行距離を携帯端末から受信した給油量で除して該運送車両の燃費を算出する燃費算出手段と、燃費算出手段によって算出した燃費を運送管理サーバに送信する燃費送信手段とを有することにある。
本発明の一例としては、位置情報送信手段が、運送業者から出荷元までの第1運送行程における第1位置情報を送信する位置情報第1送信手段と、出荷元から配送先までの第2運送行程における第2位置情報を送信する位置情報第2送信手段と、配送先から運送業者までの第3運送行程における第3位置情報を送信する位置情報第3送信手段とを含み、システム管理サーバが、携帯帯端末から受信した第1〜第3位置情報を運送管理サーバに送信する位置情報第4送信手段を有する。
本発明の他の一例としては、運送ルート特定手段が、運送業者から出荷元までの第1運送行程における第1運送ルートを求める運送ルート第1特定手段と、出荷元から配送先までの第2運送行程における第2運送ルートを求める運送ルート第2特定手段と、配送先から運送業者までの第3運送行程における第3運送ルートを求める運送ルート第3特定手段とを含み、システム管理サーバが、運送ルート第1特定手段〜運送ルート第3特定手段によって求めた第1〜第3運送ルートを運送管理サーバに送信する運送ルート送信手段を有する。
本発明の他の一例としては、走行距離特定手段が、運送業者から出荷元までの第1運送行程における第1走行距離を求める走行距離第1特定手段と、出荷元から配送先までの第2運送行程における第2走行距離を求める走行距離第2特定手段と、配送先から運送業者までの第3運送行程における第3走行距離を求める走行距離第3特定手段とを含み、システム管理サーバが、走行距離第1特定手段〜走行距離第3特定手段によって求めた第1〜第3走行距離を運送管理サーバに送信する走行距離送信手段を有する。
本発明の他の一例としては、システム管理サーバが、運送車両の出荷元への到着時間から該運送車両の運送業者からの出発時間を減じて第1運送行程における運送車両の第1走行時間を算出する走行時間第1算出手段と、走行距離第1特定手段によって求めた第1走行距離を第1走行時間算出手段によって求めた第1走行時間で除することで第1運送行程における運送車両の第1平均速度を算出する平均速度第1算出手段と、算出した第1平均速度を運送管理サーバに送信する平均速度第1送信手段とを有する。
本発明の他の一例としては、システム管理サーバが、運送車両の配送先への到着時間から該運送車両の出荷元からの出発時間を減じて第2運送行程における運送車両の第2走行時間を算出する走行時間第2算出手段と、走行距離第2特定手段によって求めた第2走行距離を第2走行時間算出手段によって求めた第2走行時間で除することで第2運送行程における運送車両の第2平均速度を算出する平均速度第2算出手段と、算出した第2平均速度を運送管理サーバに送信する平均速度第2送信手段とを有する。
本発明の他の一例としては、システム管理サーバが、運送車両の運送業者への到着時間から該運送車両の配送先からの出発時間を減じて第3運送行程における運送車両の第3走行時間を算出する走行時間第3算出手段と、走行距離第3特定手段によって求めた第3走行距離を第3走行時間算出手段によって求めた第3走行時間で除することで第3運送行程における運送車両の第3平均速度を算出する平均速度第3算出手段と、算出した第3平均速度を運送管理サーバに送信する平均速度第3送信手段とを有する。
本発明の他の一例としては、システム管理サーバが、携帯端末から受信した運送車両の過去から現在までの第1〜第3位置情報を時系列に記憶する位置情報記憶手段と、位置情報記憶手段を介して記憶した第1〜第3位置情報のうちの少なくとも1つの位置情報履歴を運送管理サーバの要求に応じて該運送管理サーバに送信する位置情報履歴送信手段とを有する。
本発明の他の一例としては、システム管理サーバが、運送ルート第1特定手段〜運送ルート第3特定手段によって求めた運送車両の過去から現在までの第1〜第3運送ルートを時系列に記憶する運送ルート記憶手段と、運送ルート記憶手段を介して記憶した第1〜第3運送ルートのうちの少なくとも1つの運送ルート履歴を運送管理サーバの要求に応じて該運送管理サーバに送信する運送ルート履歴送信手段とを有する。
本発明の他の一例としては、システム管理サーバが、走行距離第1特定手段〜走行距離第3特定手段によって求めた運送車両の過去から現在までの第1〜第3走行距離を時系列に記憶する走行距離記憶手段と、走行距離記憶手段を介して記憶した第1〜第3走行距離のうちの少なくとも1つの走行距離履歴を運送管理サーバの要求に応じて該運送管理サーバに送信する走行距離履歴送信手段とを有する。
本発明の他の一例としては、システム管理サーバが、平均速度第1算出手段〜平均速度第2算出手段によって求めた運送車両の過去から現在までの第1〜第3平均速度を時系列に記憶する平均速度記憶手段と、平均速度記憶手段を介して記憶した第1〜第3平均速度のうちの少なくとも1つの平均速度履歴を運送管理サーバの要求に応じて該運送管理サーバに送信する平均速度履歴送信手段とを有する。
本発明にかかる車両運送システムによれば、運送業者を出発して出荷元と配送先とを回り再び運送業者に帰るまでの運送行程における運送車両の燃費がシステム管理サーバから運送管理サーバに送信されるから、運送業者が運送車両の燃費を運送行程毎に把握することができる。この車両運送システムは、各運送車両の燃費を考慮しつつ、荷物配送のための最適な運送コースや最適な運送速度、最適な積載量を決定することができ、各運送車両の燃料費を減少させることができる。
携帯端末から受信した第1〜第3位置情報をシステム管理サーバが運送管理サーバに送信する車両配送システムは、運送業者から出荷元へ向かう運送車両の現在位置や出荷元への運送車両の到着時間について出荷元や配送先から運送業者に問い合わせがあったとしても、システム管理サーバから送信された第1位置情報に基づいて出荷元へ向かう運送車両の現在位置や出荷元への到着時間を出荷元や配送先に運送業者がリアルタイムに答えることができる。この車両配送システムは、出荷元から配送先へ向かう運送車両の現在位置や配送先への運送車両の到着時間について出荷元や配送先から運送業者に問い合わせがあったとしても、システム管理サーバから送信された第2位置情報に基づいて配送先へ向かう運送車両の現在位置や配送先への到着時間を出荷元や配送先に運送業者がリアルタイムに答えることができる。さらに、システム管理サーバから送信された第3位置情報に基づいて配送先から運送業者へ向かう運送車両の現在位置や運送業者への運送車両の到着時間を運送業者が把握することができ、次の配送のための車両の手配を円滑に行うことができる。
運送ルート第1特定手段から運送ルート第3特定手段によって求めた第1〜第3運送ルートをシステム管理サーバが運送管理サーバに送信する車両配送システムは、システム管理サーバから送信された第1運送ルートを分析することで運送業者から出荷元までの最適な運送コースを決定することができ、システム管理サーバから送信された第2運送ルートを分析することで出荷元から配送先までの最適な運送コースを決定することができるとともに、システム管理サーバから送信された第3運送ルートを分析することで配送先から運送業者までの最適な運送コースを決定することができる。この車両配送システムは、運送業者を出発して出荷元と配送先とを回り再び運送業者に帰るまでの運送行程における運送コースを検討し、運送行程の最適な運送コースを決定することができるから、各運送車両の燃費や運送時間等の運送効率を向上させることができる。
走行距離第1特定手段から走行距離第3特定手段によって求めた第1〜第3走行距離をシステム管理サーバが運送管理サーバに送信する車両配送システムは、システム管理サーバから送信された第1走行距離を分析することで運送業者から出荷元までの最短運送距離を決定することができ、システム管理サーバから送信された第2走行距離を分析することで出荷元から配送先までの最短運送距離を決定することができるとともに、システム管理サーバから送信された第3走行距離を分析することで配送先から運送業者までの最短運送距離を決定することができる。この車両配送システムは、運送業者を出発して出荷元と配送先とを回り再び運送業者に帰るまでの運送行程における運送距離を検討することで、最短運送行程を決定することができ、各運送車両の燃費や運送時間等の運送効率を向上させることができる。
運送業者から出荷元までの運送車両の第1走行時間や第1平均速度をシステム管理サーバが運送管理サーバに送信する車両配送システムは、運送業者が各運送車両の法定速度の超過を管理することができ、各運送車両に法定速度の遵守を徹底させることができる。この車両配送システムは、第1走行時間や第1平均速度を分析することで、運送業者から出荷元までの最適な運送コースや最適な運送時間帯を決定することができ、各運送車両の燃費や運送時間等の運送効率を向上させることができる。
出荷元から配送先までの運送車両の第2走行時間や第2平均速度をシステム管理サーバが運送管理サーバに送信する車両配送システムは、運送業者が各運送車両の法定速度の超過を管理することができ、各運送車両に法定速度の遵守を徹底させることができる。この車両配送システムは、第2走行時間や第2平均速度を分析することで、出荷元から配送先までの最適な運送コースや最適な運送時間帯を決定することができ、各運送車両の燃費や運送時間等の運送効率を向上させることができる。
配送先から運送会社までの運送車両の第3走行時間や第3平均速度をシステム管理サーバが運送管理サーバに送信する車両配送システムは、運送業者が各運送車両の法定速度の超過を管理することができ、各運送車両に法定速度の遵守を徹底させることができる。この車両配送システムは、第3走行時間や第3平均速度を分析することで、配送先から運送業者までの最適な運送コースや最適な運送時間帯を決定することができ、各運送車両の燃費や運送時間等の運送効率を向上させることができる。
運送車両の過去から現在までの第1〜第3位置情報の位置情報履歴を管理可能な車両配送システムは、運送管理サーバの要求に応じて第1〜第3位置情報のうちの少なくとも1つの位置情報履歴が運送管理サーバに送信されるから、運送業者が過去から現在までの各運送車両の第1〜第3位置情報を把握することができる。この車両運送システムは、運送業者が各運送車両の位置情報履歴を分析することで、最適な運送コースや最適な運送時間帯を決定することができ、各運送車両の燃費や運送時間等の運送効率を向上させることができる。
運送車両の過去から現在までの第1〜第3運送ルートの運送ルート履歴を管理可能な車両配送システムは、運送管理サーバの要求に応じて第1〜第3運送ルートのうちの少なくとも1つの運送ルート履歴が運送管理サーバに送信されるから、運送業者が過去から現在までの各運送車両の第1〜第3運送ルートを把握することができる。この車両運送システムは、運送業者が各運送車両の運送ルート履歴を分析することで、最適な運送コースや最適な運送時間帯を決定することができ、各運送車両の燃費や運送時間等の運送効率を向上させることができる。
運送車両の過去から現在までの第1〜第3走行距離の走行距離履歴を管理可能な車両配送システムは、運送管理サーバの要求に応じて第1〜第3走行距離のうちの少なくとも1つの走行距離履歴が運送管理サーバに送信されるから、運送業者が過去から現在までの各運送車両の第1〜第3走行距離を把握することができる。この車両運送システムは、運送業者が各運送車両の走行距離履歴を分析することで、最適な運送コースや最適な運送時間帯を決定することができ、各運送車両の燃費や運送時間等の運送効率を向上させることができる。
運送車両の過去から現在までの第1〜第3平均速度の平均速度情報履歴を管理可能な車両配送システムは、運送管理サーバの要求に応じて第1〜第3平均速度情報のうちの少なくとも1つの平均速度情報履歴が運送管理サーバに送信されるから、運送業者が過去から現在までの各運送車両の第1〜第3平均速度を把握することができる。この車両運送システムは、運送業者が各運送車両の過去の平均速度を現在の平均速度と比較することで、運送コースの変更や運送時間帯の変更を検討することができ、各運送車両の燃費や運送時間等の運送効率を向上させることができる。
添付の図面を参照し、本発明にかかる車両運送システムの詳細を説明すると、以下のとおりである。図1は、一例として示す車両運送システムの全体構成図である。図1には、説明の便宜上、運送車両13と携帯電話14(携帯端末)とが1つだけ図示されているが、実際には複数の運送車両が稼動し、それら運送車両を運転する各運転者がそれぞれ携帯電話を所持している。
この車両運送システムは、図1に示すように、システム管理サーバ10と、運送会社11(運送業者)に設置された運送管理サーバ12と、運送車両13を運転する運転者20(図2参照)に所持させる携帯端末とから形成されている。このシステムにおける運送形態の一例は、以下のとおりである。運送会社11に出荷元15から荷物の配送依頼があると、運送会社11は運送車両13を手配するとともに、その運送車両13を運転する運転者20を手配する。運送車両13および運転者20が決まると、運転者20は、携帯端末を所持して運送車両13を運転し、矢印A1で示すように、運送会社11から出荷元15に向かい、出荷元15において荷物を預かる。出荷元15で荷物を預かった運転者20は、矢印A2で示すように、運送車両13を運転して出荷元15から配送先16に向かう。配送先16に到着した運転者20は、荷物を配送先16に渡し、矢印A3で示すように、運送車両13を運転して配送先16から運送会社11に戻る。
このシステムでは、携帯端末として携帯電話14が使用されている。携帯電話14には、CPU(中央処理装置)とメモリ(主記憶装置)とを有するコンピュータが内蔵されている。携帯電話14は、GPS測位システム(全地球測位システム)またはPHS(Personal Handyphone System)による位置検出機能を有する。携帯電話15は、無線通信機能によってシステム管理サーバ10と無線通信可能、かつ、位置検出機能によって運送車両13の位置情報を取得可能である。GPS測位システムは、GPS衛星が発信した電波をGPS受信機が受信するまでの時間から各GPS衛星と携帯電話14との距離を測定し、それによって携帯電話14の現在位置を割り出す。PHSによる位置検出は、1つまたは複数の基地局からPHS携帯電話14に発信された電波の電界強度を測定することで、基地局からPHS携帯電話14までの距離を算出し、それによって携帯電話14の現在位置を割り出す。携帯端末には、携帯電話14の他に、無線通信機能およびGPS測位システムまたはPHSによる位置検出機能を有するPDA(Personal Digital Assistant)を使用することもできる。
携帯電話14に内蔵されたコンピュータのCPUは、メモリに記憶されたオペレーティングシステムによる制御に基づいて、メモリからアプリケーションプログラムを起動し、起動したアプリケーションプログラムに従って、以下の各手段を実行する。コンピュータのCPUは、メモリに格納された運送予定情報を携帯電話14のディスプレイに表示する運送予定情報表示手段を実行する。運送予定情報には、日付、運送車両13の登録ナンバー、運転者20の氏名、出荷元15の氏名または名称、出荷元15の住所または居所、出荷元15の電話番号、配送先16の氏名または名称、配送先16の住所または居所、配送先16の電話番号、荷物の品目番号(識別番号)がある。コンピュータのCPUは、運送車両13が運送会社11を出発するときの運送会社出発時間情報をシステム管理サーバ10に送信する運送会社出発時間情報送信手段を実行する。運送会社出発時間情報には、日付、運送会社出発時間(時分秒)、携帯電話ID番号(識別番号)、運送車両ID番号(識別番号)、運送車両13の登録番号、運転者ID番号(識別番号)、運転者20の氏名が含まれる。
携帯電話14に内蔵されたコンピュータのCPUは、GPS測位システムまたはPHSによる位置検出機能を利用し、運送会社11から出荷元15までの道程における運送車両13の位置情報(第1位置情報)を取得する位置情報取得手段、位置情報取得手段によって取得した運送会社11から出荷元15までの位置情報(第1位置情報)をシステム管理サーバ10に送信する位置情報送信手段(位置情報第1送信手段)を実行する。コンピュータのCPUは、位置検出機能を利用し、出荷元15から配送先16までの道程における運送車両13の位置情報(第2位置情報)を取得する位置情報取得手段、位置情報取得手段によって取得した出荷元15から配送先16までの位置情報(第2位置情報)をシステム管理サーバ10に送信する位置情報送信手段(位置情報第2送信手段)を実行する。コンピュータのCPUは、位置検出機能を利用し、配送先16から運送会社11までの道程における運送車両13の位置情報(第3位置情報)を取得する位置情報取得手段、位置情報取得手段によって取得した配送先16から運送会社11までの位置情報(第3位置情報)をシステム管理サーバ10に送信する位置情報送信手段(位置情報第3送信手段)を実行する。各位置情報のシステム管理サーバ10への送信は、所定の間隔で行われる。具体的には、秒単位で等間隔に各位置情報が携帯電話14からシステム管理サーバ10へ送信され、または、分単位で等間隔に各位置情報が携帯電話14からシステム管理サーバ10へ送信される。なお、携帯電話14は、各位置情報のシステム管理サーバ10への送信を時間的に連続して行うこともできる。
携帯電話14に内蔵されたコンピュータのCPUは、運送車両13が出荷元15に到着したときの出荷元到着時間情報をシステム管理サーバ10に送信する出荷元到着時間情報送信手段を実行する。出荷元到着時間情報には、出荷元15の氏名または名称、出荷元15の住所または居所、出荷元15の電話番号、日付、出荷元到着時間(時分秒)、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、運転者ID番号、運転者20の氏名が含まれる。コンピュータのCPUは、出荷元15で荷物の受け取りを完了したときの受取完了情報をシステム管理サーバ10に送信する受取完了情報送信手段(受取完了情報第1送信手段)を実行する。荷物の受取完了情報には、出荷元15の氏名または名称、出荷元15の住所または居所、出荷元15の電話番号、受取日、受取完了時間(時分秒)、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、受け取った荷物の品目番号、運転者ID番号、運転者20の氏名が含まれる。コンピュータのCPUは、運送車両13が出荷元15を出発するときの出荷元出発時間情報をシステム管理サーバ10に送信する出荷元出発時間情報送信手段を実行する。出荷元出発時間情報には、出荷元15の氏名または名称、出荷元15の住所または居所、出荷元15の電話番号、日付、出荷元出発時間(時分秒)、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、運転者ID番号、運転者20の氏名が含まれる。
携帯電話14に内蔵されたコンピュータのCPUは、運送車両13が配送先16に到着したときの配送先到着時間情報をシステム管理サーバ10に送信する配送先到着時間情報送信手段を実行する。配送先到着時間情報には、配送先16の氏名または名称、配送先16の住所または居所、配送先16の電話番号、日付、配送先到着時間(時分秒)、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、運転者ID番号、運転者20の氏名が含まれる。コンピュータのCPUは、配送先16に荷物の配送を完了したときの配送完了情報をシステム管理サーバ10に送信する配送完了情報送信手段(配送完了情報第1送信手段)を実行する。荷物の配送完了情報には、配送先16の氏名または名称、配送先16の住所または居所、配送先16の電話番号、配送日、配送完了時間(時分秒)、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、配送した荷物の品目番号、運転者ID番号、運転者20の氏名が含まれる。コンピュータのCPUは、運送車両13が配送先16を出発するときの配送先出発時間情報をシステム管理サーバ10に送信する配送先出発時間情報送信手段を実行する。配送先出発時間情報には、配送先16の氏名または名称、配送先16の住所または居所、配送先16の電話番号、日付、配送先出発時間(時分秒)、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、運転者ID番号、運転者20の氏名が含まれる。
携帯電話14に内蔵されたコンピュータのCPUは、運送車両13が配送先16から運送会社11に到着したときの運送会社到着時間情報をシステム管理サーバに送信する運送会社到着時間情報送信手段を実行する。運送会社到着時間情報には、日付、運送会社到着時間(時分秒)、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、運転者ID番号が含まれる。コンピュータのCPUは、運送車両13に燃料を補給(給油)したときの給油情報をシステム管理サーバ10に送信する給油情報送信手段を実行する。給油情報には、日付、給油量、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、運転者ID番号、運転者20の氏名が含まれる。
システム管理サーバ10は、CPU(中央処理装置)とメモリ(主記憶装置)とを有するコンピュータであり、大容量ハードディスクを内蔵している。システム管理サーバ10は、運送管理サーバ12と有線または無線通信可能であり、携帯電話14と無線通信可能である。システム管理サーバ10には、線路(図示せず)を介して所定の電力が供給されている。システム管理サーバ10は、その稼動が停止することはなく、時間的に連続して稼動している。システム管理サーバ10には、図示はしていないが、キーボードやマウス等の入力装置、プリンタやディスプレイ等の出力装置がインターフェイスを介して接続されている。システム管理サーバ10のCPUは、メモリに記憶されたオペレーティングシステムによる制御に基づいて、メモリからアプリケーションプログラムを起動し、起動したアプリケーションプログラムに従って、以下の各手段を実行する。
システム管理サーバ10のCPUは、携帯電話14から受信した運送会社出発時間情報をメモリまたはハードディスクに時系列に記憶する運送会社出発時間情報記憶手段、運送会社出発時間情報を運送管理サーバ12に送信する運送会社出発時間情報送信手段を実行する。システム管理サーバ10のCPUは、携帯端末14から受信した運送会社11から出荷元15までの道程における運送車両13の位置情報(第1位置情報)をメモリまたはハードディスクに時系列に記憶する位置情報記憶手段、携帯端末14から受信した出荷元15から配送先16までの道程における運送車両13の位置情報(第2位置情報)をメモリまたはハードディスクに時系列に記憶する位置情報記憶手段を実行し、携帯端末14から受信した配送先16から運送会社11までの道程における運送車両13の位置情報(第3位置情報)をメモリまたはハードディスクに時系列に記憶する位置情報記憶手段を実行する。
システム管理サーバ10のCPUは、携帯端末14から受信した運送会社11から出荷元15までの道程における運送車両13の現在の位置情報(第1位置情報)を運送管理サーバ12に送信する位置情報送信手段(位置情報第4送信手段)、携帯端末14から受信した出荷元15から配送先16までの道程における運送車両13の現在の位置情報(第2位置情報)を運送管理サーバ12に送信する位置情報送信手段(位置情報第5送信手段)、携帯端末14から受信した配送先16から運送会社11までの道程における運送車両13の現在の位置情報(第3位置情報)を運送管理サーバ12に送信する位置情報送信手段(位置情報第6送信手段)を実行する。
システム管理サーバ10のCPUは、携帯端末14から受信した出荷元到着時間情報をメモリまたはハードディスクに時系列に記憶する出荷元到着時間情報記憶手段を実行し、出荷元到着時間情報を運送管理サーバ12に送信する出荷元到着時間情報送信手段を実行する。システム管理サーバ10のCPUは、携帯電話14から受信した荷物の受取完了情報をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する受取完了情報記憶手段を実行し、荷物の受取完了情報を運送管理サーバ12に送信する受取完了情報送信手段(受取完了情報第2送信手段)を実行する。システム管理サーバ10のCPUは、携帯端末14から受信した出荷元出発時間情報をメモリまたはハードディスクに時系列に記憶する出荷元出発時間情報記憶手段を実行し、出荷元出発時間情報を運送管理サーバ12に送信する出荷元出発時間情報送信手段を実行する。
システム管理サーバ10のCPUは、携帯端末14から受信した配送先到着時間情報をメモリまたはハードディスクに時系列に記憶する配送先到着時間情報記憶手段を実行し、配送先到着時間情報を運送管理サーバ12に送信する配送先到着時間情報送信手段を実行する。システム管理サーバ10のCPUは、携帯電話14から受信した荷物の配送完了情報をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する配送完了情報記憶手段を実行し、荷物の配送完了情報を運送管理サーバ12に送信する配送完了情報送信手段(配送完了情報第2送信手段)を実行する。システム管理サーバ10のCPUは、携帯端末14から受信した配送先出発時間情報をメモリまたはハードディスクに時系列に記憶する配送先出発時間情報記憶手段を実行し、配送先出発時間情報を運送管理サーバ12に送信する配送先出発時間情報送信手段を実行する。
システム管理サーバ10のCPUは、携帯端末14から受信した運送会社到着時間情報をメモリまたはハードディスクに時系列に記憶する運送会社到着時間情報記憶手段を実行し、運送会社到着時間情報を運送管理サーバ12に送信する運送会社到着時間情報送信手段を実行する。システム管理サーバ10のCPUは、携帯電話14から受信した給油情報をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する給油情報記憶手段を実行し、給油情報を運送管理サーバ12に送信する給油情報送信手段を実行する。
システム管理サーバ10のCPUは、運送会社出発時間情報と出荷元到着時間情報とに基づいて運送車両13が運送会社11を出発してから出荷元15に到着するまでの走行時間(第1走行時間)を算出する走行時間算出手段(走行時間第1算出手段)、算出した運送会社11から出荷元15までの走行時間(第1走行時間)をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する走行時間記憶手段、運送会社11から出荷元15までの走行時間(第1走行時間)を運送管理サーバ12に送信する走行時間送信手段を実行する。運送会社11から出荷元15までの走行時間は、出荷元到着時間情報のうちの到着時間から運送会社出発時間情報のうちの出発時間を引くことで算出する。
システム管理サーバ10のCPUは、運送車両13の位置情報(第1位置情報)に基づいて運送会社11から出荷元15までの道程における運送車両13の運送ルート(道順)(第1運送ルート)を求める運送ルート特定手段(運送ルート第1特定手段)、特定した運送会社11から出荷元15までの運送ルート(第1運送ルート)をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する運送ルート記憶手段、運送会社11から出荷元15までの運送ルート(第1運送ルート)を運送管理サーバ12に送信する運送ルート送信手段を実行する。運送会社11から出荷元15までの運送ルートの特定の一例は、運送会社出発時間における位置情報を運送会社11の位置とするとともに、出荷元到着時間における位置情報を出荷元15の位置とし、それらの位置の間に存在する運送車両13の各位置情報(第1位置情報)をメモリに格納された仮想地図に表示し、それら位置情報を順につなげることによって運送車両13が通った運送ルート(道順)を割り出す。
システム管理サーバ10のCPUは、運送車両13の位置情報(第1位置情報)に基づいて運送会社11から出荷元15までの道程における運送車両13の走行距離(第1走行距離)を求める走行距離特定手段(走行距離第1特定手段)、特定した運送会社11から出荷元15までの走行距離(第1走行距離)をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する走行距離記憶手段、運送会社11から出荷元15までの走行距離(第1走行距離)を運送管理サーバ12に送信する走行距離送信手段を実行する。運送会社11から出荷元15までの走行距離の特定の一例は、運送ルート特定手段によって運送会社11から出荷元15までの運送ルートを割り出した後、仮想地図に表示された運送車両13の運送ルートに仮想地図の縮尺倍率を掛けることで求める。
システム管理サーバ10のCPUは、運送会社11から出荷元15までの走行時間(第1走行時間)と運送会社11から出荷元15までの走行距離(第1走行距離)とから運送会社11から出荷元15までの道程における運送車両13の平均速度(第1平均速度)を算出する平均速度算出手段(平均速度第1算出手段)、算出した運送車両13の平均速度(第1平均速度)をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する平均速度記憶手段、運送車両13の平均速度(第1平均速度)を運送管理サーバ12に送信する平均速度送信手段(平均速度第1送信手段)を実行する。平均速度は、走行距離特定手段によって求めた運送会社11から出荷元15までの走行距離(第1走行距離)を、走行時間算出手段によって求めた運送会社11から出荷元15までの走行時間(第1走行時間)で割ることによって算出する。
システム管理サーバ10のCPUは、出荷元出発時間情報と配送先到着時間情報とに基づいて運送車両13が出荷元15を出発してから配送先16に到着するまでの走行時間(第2走行時間)を算出する走行時間算出手段(走行時間第2算出手段)、算出した出荷元15から配送先16までの走行時間(第2走行時間)をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する走行時間記憶手段、出荷元15から配送先16までの走行時間(第2走行時間)を運送管理サーバ12に送信する走行時間送信手段を実行する。出荷元15から配送先16までの走行時間は、配送先到着時間情報のうちの到着時間から出荷元出発時間情報のうちの出発時間を引くことで算出する。
システム管理サーバ10のCPUは、運送車両13の位置情報(第2位置情報)に基づいて出荷元15から配送先16までの道程における運送車両13の運送ルート(道順)(第2運送ルート)を求める運送ルート特定手段(運送ルート第2特定手段)、特定した出荷元15から配送先16までの運送ルート(第2運送ルート)をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する運送ルート記憶手段、出荷元15から配送先16までの運送ルート(第2運送ルート)を運送管理サーバ12に送信する運送ルート送信手段を実行する。出荷元15から配送先16までの運送ルートの特定の一例は、出荷元出発時間における位置情報を出荷元15の位置とするとともに、配送先到着時間における位置情報を配送先16の位置とし、それらの位置の間に存在する運送車両13の各位置情報(第2位置情報)をメモリに格納された仮想地図に表示し、それら位置情報を順につなげることによって運送車両13が通った運送ルート(道順)を割り出す。
システム管理サーバ10のCPUは、運送車両13の位置情報(第2位置情報)に基づいて出荷元15から配送先16までの道程における運送車両13の走行距離(第2走行距離)を求める走行距離特定手段(走行距離第2特定手段)、特定した出荷元15から配送先16までの走行距離(第2走行距離)をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する走行距離記憶手段、出荷元15から配送先16までの走行距離(第2走行距離)を運送管理サーバ12に送信する走行距離送信手段を実行する。出荷元15から配送先16までの走行距離の特定の一例は、運送ルート特定手段によって出荷元15から配送先16までの運送ルートを割り出した後、仮想地図に表示された運送車両13の運送ルートに仮想地図の縮尺倍率を掛けることで求める。
システム管理サーバ10のCPUは、出荷元15から配送先16までの走行時間(第2走行時間)と出荷元15から配送先16までの走行距離(第2走行距離)とから出荷元15から配送先16までの道程における運送車両13の平均速度(第2平均速度)を算出する平均速度算出手段(平均速度第2算出手段)、算出した運送車両13の平均速度(第2平均速度)をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する平均速度記憶手段、運送車両13の平均速度(第2平均速度)を運送管理サーバ12に送信する平均速度送信手段(平均速度第2送信手段)を実行する。平均速度は、走行距離特定手段によって求めた出荷元15から配送先16までの走行距離(第2走行距離)を、走行時間算出手段によって求めた出荷元15から配送先16までの走行時間(第2走行時間)で割ることによって算出する。
システム管理サーバ10のCPUは、配送先出発時間情報と運送会社到着時間情報とに基づいて運送車両13が配送先16を出発してから運送会社11に到着するまでの走行時間(第3走行時間)を算出する走行時間算出手段(走行時間第3算出手段)、算出した配送先16から運送会社11までの走行時間(第3走行時間)をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する走行時間記憶手段、配送先16から運送会社11までの走行時間(第3走行時間)を運送管理サーバ12に送信する走行時間送信手段を実行する。配送先16から運送会社11までの走行時間は、運送会社到着時間情報のうちの到着時間から配送先出発時間情報のうちの出発時間を引くことで算出する。
システム管理サーバ10のCPUは、運送車両13の位置情報(第3位置情報)に基づいて配送先16から運送会社11までの道程における運送車両13の運送ルート(道順)(第3運送ルート)を求める運送ルート特定手段(運送ルート第3特定手段)、特定した配送先16から運送会社11までの運送ルート(第3運送ルート)をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する運送ルート記憶手段、配送先16から運送会社11までの運送ルート(第3運送ルート)を運送管理サーバ12に送信する運送ルート送信手段を実行する。配送先16から運送会社11までの運送ルートの特定の一例は、配送先出発時間における位置情報を配送先16の位置とするとともに、運送会社到着時間における位置情報を運送会社11の位置とし、それらの位置の間に存在する運送車両13の各位置情報(第3位置情報)をメモリに格納された仮想地図に表示し、それら位置情報を順につなげることによって運送車両13が通った運送ルート(道順)を割り出す。
システム管理サーバ10のCPUは、運送車両13の位置情報(第3位置情報)に基づいて配送先16から運送会社11までの道程における運送車両13の走行距離(第3走行距離)を求める走行距離特定手段(走行距離第3特定手段)、特定した配送先16から運送会社11までの走行距離(第3走行距離)をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する走行距離記憶手段、配送先16から運送会社11までの走行距離(第3走行距離)を運送管理サーバ12に送信する走行距離送信手段を実行する。配送先16から運送会社11までの走行距離の特定の一例は、運送ルート特定手段によって配送先16から運送会社11までの運送ルートを割り出した後、仮想地図に表示された運送車両13の運送ルートに仮想地図の縮尺倍率を掛けることで求める。
システム管理サーバ10のCPUは、配送先16から運送会社11までの走行時間(第3走行時間)と配送先16から運送会社11までの走行距離(第3走行距離)とから配送先16から運送会社11までの道程における運送車両13の平均速度(第3平均速度)を算出する平均速度算出手段(平均速度第3算出手段)、算出した運送車両13の平均速度(第3平均速度)をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する平均速度記憶手段、運送車両13の平均速度(第3平均速度)を運送管理サーバ12に送信する平均速度送信手段(平均速度第3送信手段)を実行する。平均速度は、走行距離特定手段によって求めた配送先16から運送会社11までの走行距離(第3走行距離)を、走行時間算出手段によって求めた配送先16から運送会社11までの走行時間(第3走行時間)で割ることによって算出する。
システム管理サーバ10のCPUは、給油情報の給油量と走行距離第1特定手段〜走行距離第3特定手段によって特定した総走行距離とから運送車両13の燃費を算出する燃費算出手段、燃費情報をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する燃費記憶手段、燃費情報を運送管理サーバ12に送信する燃費送信手段を実行する。燃費は、総走行距離を給油量で割ることによって算出する。燃費情報には、日付、燃費、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、運転者のID番号、運転者の氏名が含まれる。
システム管理サーバ10のCPUは、位置情報記憶手段によって記憶した運送会社11から出荷元15までの位置情報(第1位置情報)や出荷元15から配送先16までの位置情報(第2位置情報)、配送先16から運送会社11までの位置情報(第3位置情報)のうちの少なくとも1つの位置情報履歴を運送管理サーバ12の要求に応じてサーバ12に送信する位置情報履歴送信手段を実行する。システム管理サーバ10のCPUは、走行時間情報記憶手段によって記憶した運送会社11から出荷元15までの走行時間情報や出荷元15から配送先16までの走行時間情報、配送先16から運送会社11までの走行時間情報、全運送行程の総走行時間情報のうちの少なくとも1つの走行時間情報履歴を運送管理サーバ12の要求に応じてサーバ12に送信する走行時間情報履歴送信手段を実行する。システム管理サーバ10のCPUは、運送ルート情報記憶手段によって記憶した運送会社11から出荷元15までの運送ルート情報や出荷元15から配送先16までの運送ルート情報、配送先16から運送会社11までの運送ルート情報、全運送行程の運送ルート情報のうちの少なくとも1つの運送ルート情報履歴を運送管理サーバ12の要求に応じてサーバ12に送信する運送ルート情報履歴送信手段を実行する。
システム管理サーバ10のCPUは、走行距離情報記憶手段によって記憶した運送会社11から出荷元15までの走行距離情報や出荷元15から配送先16までの走行距離情報、配送先16から運送会社11までの走行距離情報、全運送行程の総走行距離情報のうちの少なくとも1つの走行距離情報履歴を運送管理サーバ12の要求に応じてサーバ12に送信する走行距離情報履歴送信手段を実行する。システム管理サーバ10のCPUは、平均速度情報記憶手段によって記憶した運送会社11から出荷元15までの道程における運送車両13の平均速度(第1平均速度)情報や出荷元15から配送先16までの道程における運送車両13の平均速度(第2平均速度)情報、配送先16から運送会社11までの道程における運送車両13の平均速度(第3平均速度)情報、全運送行程における運送車両13の平均速度情報のうちの少なくとも1つの平均速度情報履歴を運送管理サーバ12の要求に応じてサーバ12に送信する平均速度情報履歴送信手段を実行する。
システム管理サーバ10のCPUは、出発時間情報記憶手段によって記憶した運送会社出発時間情報や出荷元出発時間情報、配送先出発時間情報のうちの少なくとも1つの出発時間情報履歴を運送管理サーバ12の要求に応じてサーバ12に送信する出発時間情報履歴送信手段を実行し、到着時間情報記憶手段によって記憶した出荷元到着時間情報や配送先到着時間情報、運送会社到着時間情報のうちの少なくとも1つの到着時間情報履歴を運送管理サーバ12の要求に応じてサーバ12に送信する到着時間情報履歴送信手段を実行する。システム管理サーバ10のCPUは、受取完了情報記憶手段によって記憶した受取完了情報履歴を運送管理サーバ12の要求に応じてサーバ12に送信する受取完了情報履歴送信手段を実行し、配送完了情報記憶手段によって記憶した配送完了情報履歴を運送管理サーバ12の要求に応じてサーバ12に送信する配送完了情報履歴送信手段を実行する。さらに、燃費情報記憶手段を介して記憶した運送車両の燃費情報履歴を運送管理サーバ12の要求に応じてサーバ12に送信する燃費情報履歴送信手段を実行する。
運送管理サーバ12は、CPU(中央処理装置)とメモリ(主記憶装置)とを有するコンピュータであり、大容量ハードディスクを内蔵している。運送管理サーバ12には、線路(図示せず)を介して所定の電力が供給されている。運送管理サーバ12には、キーボード17やマウス18等の入力装置、プリンタ(図示せず)やディスプレイ19等の出力装置がインターフェイスを介して接続されている。運送管理サーバ12のCPUは、メモリに記憶されたオペレーティングシステムによる制御に基づいて、メモリからアプリケーションプログラムを起動し、起動したアプリケーションプログラムに従って、以下の各手段を実行する。運送管理サーバ12のCPUは、システム管理サーバ10から受信した運送会社出発時間情報をディスプレイ19に表示しまたはプリンタから出力する運送会社出発時間情報出力手段、運送会社出発時間情報をメモリまたはハードディスクに時系列に記憶する運送会社出発時間情報記憶手段を実行する。
運送管理サーバ12のCPUは、システム管理サーバ10から受信した出荷元到着時間情報をディスプレイ19に表示しまたはプリンタから出力する出荷元到着時間情報出力手段、出荷元到着時間情報をメモリまたはハードディスクに時系列に記憶する出荷元到着時間情報記憶手段を実行する。運送管理サーバ12のCPUは、システム管理サーバ10から受信した運送会社11から出荷元15までの道程における運送車両13の位置情報(第1位置情報)をディスプレイ19に表示しまたはプリンタから出力する位置情報出力手段、運送会社11から出荷元15までの位置情報(第1位置情報)をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する位置情報記憶手段を実行する。運送管理サーバ12のCPUは、システム管理サーバ10から受信した荷物の受取完了情報をディスプレイ19に表示しまたはプリンタから出力する受取完了情報出力手段、その受取完了情報をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する受取完了情報記憶手段を実行する。運送管理サーバ12のCPUは、システム管理サーバ10から受信した出荷元出発時間報をディスプレイ19に表示しまたはプリンタから出力する出荷元出発時間情報出力手段、出荷元出発時間情報をメモリまたはハードディスクに時系列に記憶する出荷元出発時間情報記憶手段を実行する。
運送管理サーバ12のCPUは、システム管理サーバ10から受信した運送会社11から出荷元15までの走行時間(第1走行時間)情報をディスプレイ19に表示しまたはプリンタから出力する走行時間情報出力手段、その走行時間(第1走行時間)情報をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する走行時間情報記憶手段を実行する。運送管理サーバ12のCPUは、システム管理サーバ10から受信した運送会社11から出荷元15までの運送車両13の運送ルート(第1運送ルート)情報をディスプレイ19に表示しまたはプリンタから出力する運送ルート情報出力手段、その運送ルート(第1運送ルート)情報をメモリまたはハードディスクに時系列に記憶する運送ルート情報記憶手段を実行する。運送管理サーバ12のCPUは、システム管理サーバ10から受信した運送会社11から出荷元15までの走行距離(第1走行距離)情報をディスプレイ19に表示しまたはプリンタから出力する走行距離情報出力手段、その走行距離(第1走行距離)情報をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する走行距離情報記憶手段を実行する。さらに、システム管理サーバ10から受信した運送会社11から出荷元15までの平均速度(第1平均速度)情報をディスプレイ19に表示しまたはプリンタから出力する平均速度情報出力手段、その平均速度(第1平均速度)情報をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する平均速度情報記憶手段を実行する。
運送管理サーバ12のCPUは、システム管理サーバ10から受信した配送先到着時間情報をディスプレイ19に表示しまたはプリンタから出力する配送先到着時間情報出力手段、配送先到着時間情報をメモリまたはハードディスクに時系列に記憶する配送先到着時間情報記憶手段を実行する。運送管理サーバ12のCPUは、システム管理サーバ10から受信した出荷元15から配送先16までの道程における運送車両13の位置情報(第2位置情報)をディスプレイ19に表示しまたはプリンタから出力する位置情報出力手段、出荷元15から配送先16までの位置情報(第2位置情報)をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する位置情報記憶手段を実行する。
運送管理サーバ12のCPUは、システム管理サーバ10から受信した荷物の配送完了情報をディスプレイ19に表示しまたはプリンタから出力する配送完了情報出力手段、その配送完了情報をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する配送完了情報記憶手段を実行する。運送管理サーバ12のCPUは、システム管理サーバ10から受信した配送先出発時間報をディスプレイ19に表示しまたはプリンタから出力する配送先出発時間情報出力手段、配送先出発時間情報をメモリまたはハードディスクに時系列に記憶する配送先出発時間情報記憶手段を実行する。
運送管理サーバ12のCPUは、システム管理サーバ10から受信した出荷元15から配送先16までの走行時間(第2走行時間)情報をディスプレイ19に表示しまたはプリンタから出力する走行時間情報出力手段、その走行時間(第2走行時間)情報をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する走行時間情報記憶手段を実行する。運送管理サーバ12のCPUは、システム管理サーバ10から受信した出荷元15から配送先16までの運送車両13の運送ルート(第2運送ルート)情報をディスプレイ19に表示しまたはプリンタから出力する運送ルート情報出力手段、その運送ルート(第2運送ルート)情報をメモリまたはハードディスクに時系列に記憶する運送ルート情報記憶手段を実行する。運送管理サーバ12のCPUは、システム管理サーバ10から受信した出荷元15から配送先16までの走行距離(第2走行距離)情報をディスプレイ19に表示しまたはプリンタから出力する走行距離情報出力手段、その走行距離(第2走行距離)情報をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する走行距離情報記憶手段を実行する。さらに、システム管理サーバ10から受信した出荷元15から配送先16までの平均速度(第2平均速度)情報をディスプレイ19に表示しまたはプリンタから出力する平均速度情報出力手段、その平均速度(第2平均速度)情報をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する平均速度情報記憶手段を実行する。
運送管理サーバ12のCPUは、システム管理サーバ10から受信した運送会社到着時間情報をディスプレイ19に表示しまたはプリンタから出力する運送会社到着時間情報出力手段、運送会社到着時間情報をメモリまたはハードディスクに時系列に記憶する運送会社到着時間情報記憶手段を実行する。運送管理サーバ12のCPUは、システム管理サーバ10から受信した配送先16から運送会社11までの道程における運送車両13の位置情報(第3位置情報)をディスプレイ19に表示しまたはプリンタから出力する位置情報出力手段、配送先16から運送会社11までの位置情報(第3位置情報)をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する位置情報記憶手段を実行する。
運送管理サーバ12のCPUは、システム管理サーバ10から受信した配送先16から運送会社11までの走行時間(第3走行時間)情報をディスプレイ19に表示しまたはプリンタから出力する走行時間情報出力手段、その走行時間(第3走行時間)情報をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する走行時間情報記憶手段を実行する。運送管理サーバ12のCPUは、システム管理サーバ10から受信した配送先16から運送会社11までの運送車両13の運送ルート(第3運送ルート)情報をディスプレイ19に表示しまたはプリンタから出力する運送ルート情報出力手段、その運送ルート(第3運送ルート)情報をメモリまたはハードディスクに時系列に記憶する運送ルート情報記憶手段を実行する。運送管理サーバ12のCPUは、システム管理サーバ10から受信した配送先16から運送会社11までの走行距離(第3走行距離)情報をディスプレイ19に表示しまたはプリンタから出力する走行距離情報出力手段、その走行距離(第3走行距離)情報をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する走行距離情報記憶手段を実行する。さらに、システム管理サーバ10から受信した配送先16から運送会社11までの平均速度(第3平均速度)情報をディスプレイ19に表示しまたはプリンタから出力する平均速度情報出力手段、その平均速度(第3平均速度)情報をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する平均速度情報記憶手段を実行する。
運送管理サーバ12のCPUは、システム管理サーバ10から受信した運送車両13の給油情報をディスプレイ19に表示しまたはプリンタから出力する給油情報出力手段を実行し、その給油情報をメモリまたはハードディスクに時系列に記憶する給油情報記憶手段を実行する。運送管理サーバ12のCPUは、システム管理サーバ10から受信した運送車両13の燃費情報をディスプレイ19に表示しまたはプリンタから出力する燃費情報出力手段を実行し、その燃費情報をメモリまたはハードディスクに時系列に記憶する燃費情報記憶手段を実行する。
運送管理サーバ12のCPUは、システム管理サーバ10から受信した運送会社11から出荷元15までの位置情報(第1位置情報)や出荷元15から配送先16までの位置情報(第2位置情報)、配送先16から運送会社11までの位置情報(第3位置情報)の位置情報履歴をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する位置情報履歴記憶手段を実行する。
運送管理サーバ12のCPUは、システム管理サーバ10から受信した運送会社11から出荷元15までの走行時間情報や出荷元15から配送先16までの走行時間情報、配送先16から運送会社11までの走行時間情報、全運送行程の総走行時間情報の走行時間情報履歴をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する走行時間情報履歴記憶手段を実行する。さらに、システム管理サーバ10から受信した運送会社11から出荷元15までの運送ルート情報や出荷元15から配送先16までの運送ルート情報、配送先16から運送会社11までの運送ルート情報、全運送行程の運送ルート情報の運送ルート情報履歴をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する運送ルート情報履歴記憶手段を実行し、システム管理サーバ10から受信した運送会社11から出荷元15までの走行距離情報や出荷元15から配送先16までの走行距離情報、配送先16から運送会社11までの走行距離情報、全運送行程の総走行距離情報の走行距離情報履歴をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する走行距離情報履歴記憶手段を実行する。運送管理サーバ12のCPUは、システム管理サーバ10から受信した運送会社11から出荷元15までの道程における運送車両13の平均速度(第2平均速度)情報や出荷元15から配送先16までの道程における運送車両13の平均速度(第1平均速度)情報、配送先16から運送会社11までの道程における運送車両13の平均速度(第3平均速度)情報、全運送行程における運送車両13の平均速度情報の平均速度情報履歴をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する平均速度情報履歴記憶手段を実行する。
運送管理サーバ12のCPUは、システム管理サーバ10から受信した運送会社出発時間情報や出荷元出発時間情報、配送先出発時間情報の出発時間情報履歴をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する出発時間情報履歴記憶手段を実行し、システム管理サーバ10から受信した出荷元到着時間情報や配送先到着時間情報、運送会社到着時間情報の到着時間情報履歴をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する到着時間情報履歴記憶手段を実行する。運送管理サーバ12のCPUは、システム管理サーバ10から受信した受取完了情報履歴をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する受取完了情報履歴記憶手段を実行し、システム管理サーバ10から受信した配送完了情報履歴をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する配送完了情報履歴記憶手段を実行する。さらに、システム管理サーバ10から受信した運送車両13の燃費情報履歴をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する燃費情報履歴記憶手段を実行する。運送管理サーバ12のCPUは、各情報履歴をディスプレイ19に表示しまたはプリンタから出力させる情報履歴出力手段を実行する。
図2は、運送車両13が運送会社11から出発する時点におけるこのシステムの説明図である。運送会社11に出荷元15から荷物の配送依頼があると、運送会社11の担当者が運送車両13とその運送車両13の運転者20とを手配する。運送車両13および運転者20が決まると、担当者は携帯電話14を運転者20に渡す。運転者20は、携帯端末14を所持して運送車両13を運転し、運送車両13で出荷元15に向かう。各運送車両には、それらに対応する携帯電話があらかじめ決められている。システム管理サーバ10や運送管理サーバ12のメモリまたはハードディスクには、運送車両のID番号とそれに対応する携帯電話のID番号とが互いに関連付けられた状態で格納されている。システム管理サーバ10や運送管理サーバ12のメモリまたはハードディスクには、運送車両ID番号に対応する運送車両の登録ナンバーが格納され、運転者ID番号に対応する運転者の氏名が格納されている。また、出荷元ID番号に対応する出荷元の氏名または名称、出荷元の住所または居所、出荷元の電話番号が格納され、配送先ID番号に対応する配送先の氏名または名称、配送先の住所または居所、配送先の電話番号が格納されている。
運送会社11の担当者は、出荷元15から配送依頼を受け付けると、入力装置17,18を介して運送車両ID番号、運転者ID番号、出荷元ID番号、荷物の品目番号、配送先ID番号を運送管理サーバ12に入力し、運送管理サーバ12を介してそれらID番号と品目番号とを携帯電話14に入力する。複数の出荷元から複数の配送先に配送依頼がある場合は、複数の出荷元に対応するID番号、各荷物の品目番号、複数の配送先に対応するID番号を入力する。運送管理サーバ12や携帯電話14のメモリまたはハードディスクには、それらID番号や品目番号が携帯電話14のID番号に関連付けられた状態で格納される。
なお、運送管理サーバ12は、それらID番号が入力されると、そのメモリまたはハードディスクを検索し、運送車両ID番号からその運送車両13の登録ナンバーを割り出し、運転者ID番号から運転者20の氏名を割り出す。さらに、出荷元ID番号から出荷元15の氏名または名称、出荷元15の住所または居所、出荷元15の電話番号を割り出し、配送先ID番号から配送先16の氏名または名称、配送先16の住所または居所、配送先16の電話番号を割り出す。運送管理サーバ12のメモリまたはハードディスクには、それらID番号とともに、運送車両の登録ナンバー、運転者の氏名、出荷元の氏名または名称、出荷元の住所または居所、出荷元の電話番号、配送先の氏名または名称、配送先の住所または居所、配送先の電話番号が過去から現在に向かって時系列に格納かつ蓄積される。携帯電話14に格納されていた前日以前の運送予定情報は、本日の運送予定を入力するときに消去される。
運送会社11の担当者は、それらID番号や品目番号を記憶した携帯電話14を運転者20に渡す。携帯電話14を受け取った運転者20は、携帯電話14の電源を入れた後、携帯電話14の予定確認ボタンを押すことで、運送予定を確認することができる。運送予定は、携帯電話14のディスプレイに表示される(運送予定情報表示手段)。携帯電話14のディスプレイには、日付、運送車両13の登録ナンバー、運転者20の氏名、出荷元15の氏名または名称、出荷元15の住所または居所、出荷元15の電話番号、配送先16の氏名または名称、配送先16の住所または居所、配送先16の電話番号が表示される。運転者20は、それを見てその日の運送予定を知ることができる。運転者20は、携帯電話14を所持し、ディスプレイに表示された登録番号の運送車両13に乗り込む。運転者20は、運送車両13を出発させるときに携帯電話14の出発時間確定ボタンを押す。運転者20が出発時間確定ボタンを押すと、運送会社出発時間情報(日付、運送会社出発時間(時分秒)、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、荷物の品目番号、運転者ID番号、運転者20の氏名)が携帯電話14からシステム管理サーバ10に送信される(運送会社出発時間情報送信手段)。
システム管理サーバ10は、携帯電話14から受信した運送会社出発時間情報をメモリまたはハードディスクに格納するとともに(運送会社出発時間情報記憶手段)、運送管理サーバ12の要求により、その出発時間情報を運送管理サーバ12へ送信する(運送会社出発時間情報送信手段)。システム管理サーバ10は、運送会社出発時間情報に含まれる携帯電話ID番号とメモリまたはハードディスクに記憶済みの携帯電話ID番号とを比較し、出発時間情報の携帯電話ID番号と同一の携帯電話ID番号におけるアドレスファイルに、携帯電話14から受信した出発時間情報を書き込む。出発時間情報は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態でシステム管理サーバ10のメモリまたはハードディスクに格納される。
運送会社出発時間送信要求の一例を説明すると、以下のとおりである。運送会社11の担当者は、運送管理サーバ12のディスプレイ19に表示された要求項目(図示せず)から運送会社出発時間送信を選択する。担当者が運送会社出発時間送信を選択すると、運送管理サーバ12のディスプレイ19には、携帯電話14のID番号入力エリア、運送車両13のID番号入力エリアが表示される。担当者は、入力装置17,18を介して携帯電話14のID番号入力エリアにID番号を入力し、運送車両13のID番号入力エリアにID番号を入力する。それらID番号を入力すると、ディスプレイ19には、運送会社出発時間送信要求の送信可否が表示される。担当者が入力装置17,18を介して送信可を選択すると、運送会社出発時間送信要求指令が運送管理サーバ12からシステム管理サーバ10へ送信される。システム管理サーバ10は、入力されたID番号に対応する運送車両13の運送会社出発時間情報を運送管理サーバ12に送信する。
運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10から受信した運送会社出発時間情報をメモリまたはハードディスクに格納する(運送会社出発時間情報記憶手段)。運送管理サーバ12は、出発時間情報に含まれる携帯電話ID番号とメモリまたはハードディスクに記憶済みの携帯電話ID番号とを比較し、出発時間情報の携帯電話ID番号と同一の携帯電話ID番号におけるアドレスファイルに、システム管理サーバ10から受信した出発時間情報を書き込む。出発時間情報は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態で運送管理サーバ12のメモリまたはハードディスクに格納される。
運送会社11の担当者は、入力装置17,18を介して運送会社出発時間情報表示指令を運送管理サーバ12に入力する。運送管理サーバ12は、運送会社出発時間情報表示指令に従って運送会社出発時間情報をディスプレイ19に表示する(運送会社出発時間情報出力手段)、ディスプレイ19には、日付、運送会社出発時間(時分秒)、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両の登録番号、荷物の品目番号、運転者ID番号、運転者20の氏名、出荷元15の氏名または名称、出荷元15の住所または居所、出荷元15の電話番号、配送先16の氏名または名称、配送先16の住所または居所、配送先16の電話番号が表示される。なお、運送車両13が運送会社11を出発していない場合、ディスプレイ19には未出発が表示される。運送会社11の担当者は、ディスプレイ19に表示された出発時間情報を見ることで、運送車両13の出発時間等を知ることができる。出荷元15や配送先16から運送車両13の運送会社出発時間について問い合わせがあると、運送会社11の担当者は、ディスプレイ19に表示された出発時間情報を確認し、運送車両13の出発時間を出荷元15や配送先16に回答する。
図3は、運送会社11から出荷元15に到着するまでにおけるシステムの説明図であり、図4は、運送会社11から出荷元15までの道程における位置情報を示す図である。運転者20は、運送車両13を運転し、出荷元15に向かう。運送車両13の運転中に携帯電話14は、GPS測位システムまたはPHSによる位置検出機能によって、運送会社11から出荷元15までの道程における運送車両13の位置情報(第1位置情報)を一定間隔(5秒〜5分の等間隔)で取得し(位置情報取得手段)、取得した運送車両13の位置情報(第1位置情報)を一定間隔(5秒〜5分の等間隔)でシステム管理サーバ10に送信する(位置情報第1送信手段)。
システム管理サーバ10は、携帯電話14から受信した位置情報(第1位置情報)をメモリまたはハードディスクに時系列に格納するとともに(位置情報記憶手段)、その位置情報(第1位置情報)を運送管理サーバ12へ送信する(位置情報第4送信手段)。システム管理サーバ10は、位置情報に含まれる携帯電話ID番号とメモリまたはハードディスクに記憶済みの携帯電話ID番号とを比較し、位置情報の携帯電話ID番号と同一の携帯電話ID番号におけるアドレスファイルに、携帯電話14から受信した運送会社11から出荷元15までの位置情報を書き込む。位置情報は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態でシステム管理サーバ10のメモリまたはハードディスクに格納される。
運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10から受信した運送車両13の位置情報(第1位置情報)をメモリまたはハードディスクに時系列に格納するとともに(位置情報記憶手段)、図4に示すように、運送車両13の直近の走行位置P1(第1位置情報)(運送会社11の位置、出荷元15の位置、配送先16の位置を含む)をディスプレイ19に表示する(位置情報出力手段)。運送管理サーバ12は、位置情報に含まれる携帯電話ID番号とメモリまたはハードディスクに記憶済みの携帯電話ID番号とを比較し、位置情報の携帯電話ID番号と同一の携帯電話ID番号におけるアドレスファイルに、システム管理サーバ10から受信した運送会社11から出荷元15までの位置情報を書き込む。位置情報は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態で運送管理サーバ12のメモリまたはハードディスクに格納される。
なお、図示はしていないが、運送管理サーバ12のディスプレイ19には、運送車両13の走行位置P1の他に、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、荷物の品目番号、運転者ID番号、運転者20の氏名、運送会社出発時間、出荷元15の氏名または名称、出荷元15の住所または居所、出荷元15の電話番号、配送先16の氏名または名称、配送先16の住所または居所、配送先16の電話番号が表示される。運送会社11の担当者は、ディスプレイ19を見ることで、運送会社11から出荷元15までの道程における運送車両13の現在位置を知ることができる。出荷元15または配送先16から運送会社11の担当者に運送車両13の現在位置や荷物の受取時間、荷物の配送時間についての問い合わせがあると、運送会社11の担当者は、ディスプレイ19に表示された運送車両13の走行位置P1を確認しつつ、運送車両13の走行位置P1を出荷元15や配送先16に回答するとともに、走行位置P1から推測したおおよその受取時間や配送時間を回答する。
システム管理サーバ10は、運送管理サーバ12からの走行位置送信要求に基づいて出荷元15に向かう運送車両13の現在の走行位置P1(第1位置情報)を送信することもできる。走行位置送信要求の一例を説明すると、以下のとおりである。運送会社11の担当者は、運送管理サーバ12のディスプレイ19に表示された要求項目(図示せず)から走行位置送信を選択する。担当者が入力装置17,18を介して走行位置送信を選択すると、運送管理サーバ12のディスプレイ19には、会社〜出荷元、出荷元〜配送先、配送先〜会社、全運送行程の選択画面が表示されるとともに、携帯電話14のID番号入力エリア、運送車両13のID番号入力エリアが表示される。担当者は、会社〜出荷元または全運送行程を選択し、入力装置17,18を介して携帯電話14のID番号入力エリアにID番号を入力し、運送車両13のID番号入力エリアにID番号を入力する。それらID番号を入力すると、運送管理サーバ12のディスプレイ19には、走行位置送信要求の送信可否が表示される。担当者が入力装置17,18を介して送信可を選択すると、走行位置送信要求指令が運送管理サーバ12からシステム管理サーバ10へ送信される。
システム管理サーバ10は、運送管理サーバ12から走行位置送信要求指令を受け取ると、携帯電話14から受信した直近の運送車両13の位置情報(第1位置情報)を運送管理サーバ12へ送信する(位置情報第4送信手段)。運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10から受信した運送車両13の位置情報(第1位置情報)をメモリまたはハードディスクに時系列に格納するとともに(位置情報記憶手段)、システム管理サーバ10から受信した運送車両13の直近の走行位置P1をディスプレイ19に表示する(位置情報出力手段)。なお、携帯電話14は、運送車両13の位置情報(第1位置情報)を時間的に連続して取得し(位置情報取得手段)、取得した位置情報(第1位置情報)を時間的に連続してシステム管理サーバ10に送信することもできる(位置情報第3送信手段)。この場合、システム管理サーバ10は、携帯電話14から受信した位置情報をメモリまたはハードディスクに時間的に連続して格納し(位置情報記憶手段)、その位置情報を運送管理サーバ12へ送信する(位置情報第4送信手段)。
図5は、出荷元15における荷物の受取時のシステムの説明図であり、図6は、運送会社11から出荷元15までの運送ルートL1を示す図である。運送車両13が出荷元15に到着すると、運転者20は、携帯電話14の出荷元到着時間確定ボタンを押す。運転者20が出荷元到着時間確定ボタンを押すと、出荷元到着時間情報(日付、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、運転者ID番号、運転者20の氏名、運送会社出発時間(時分秒)、出荷元15の氏名または名称、出荷元15の住所または居所、出荷元15の電話番号、出荷元到着時間(時分秒))がシステム管理サーバ10に送信される(出荷元到着時間情報送信手段)。出荷元15で荷物を受け取ると、運転者20は、携帯電話14の受取確認ボタンを押す。運転者20が受取確認ボタンを押すと、受取完了情報(携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、受け取った荷物の品目番号、運転者ID番号、運転者20の氏名、出荷元15の氏名または名称、出荷元15の住所または居所、出荷元15の電話番号、受取日、受取完了時間(時分秒))が携帯電話14からシステム管理サーバ10に送信される(受取完了情報第1送信手段)。
システム管理サーバ10は、携帯電話14から受信した出荷元到着時間情報をメモリまたはハードディスクに格納するとともに(出荷元到着時間情報記憶手段)、携帯電話14から受信した受取完了情報をメモリまたはハードディスクに格納する(受取完了情報記憶手段)。システム管理サーバ10は、出荷元到着時間情報に含まれる携帯電話ID番号とメモリまたはハードディスクに記憶済みの携帯電話ID番号とを比較し、出荷元到着時間情報の携帯電話ID番号と同一の携帯電話ID番号におけるアドレスファイルに、携帯電話14から受信した出荷元到着時間情報を書き込む。出荷元到着時間情報は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態でシステム管理サーバ10のメモリまたはハードディスクに格納される。システム管理サーバ10は、受取完了情報に含まれる携帯電話ID番号とメモリまたはハードディスクに記憶済みの携帯電話ID番号とを比較し、受取完了情報の携帯電話ID番号と同一の携帯電話ID番号におけるアドレスファイルに、携帯電話14から受信した受取完了情報を書き込む。受取完了情報は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態でシステム管理サーバ10のメモリまたはハードディスクに格納される。システム管理サーバ10は、運送管理サーバ12の要求により、出荷元到着時間情報や受取完了情報を運送管理サーバ12に送信する(出荷元到着時間情報送信手段、受取完了情報第2送信手段)。
出荷元到着時間情報要求の一例を説明すると、以下のとおりである。運送会社11の担当者は、運送管理サーバ12のディスプレイ19に表示された要求項目(図示せず)から出荷元到着時間情報送信を選択する。担当者が出荷元到着時間情報送信を選択すると、運送管理サーバ112のディスプレイ19には、携帯電話14のID番号入力エリア、運送車両13のID番号入力エリア、出荷元15のID番号入力エリアが表示される。担当者は、入力装置17,18を介して携帯電話14のID番号入力エリアにID番号を入力し、運送車両13のID番号入力エリアにID番号を入力するとともに、出荷元15のID番号入力エリアにID番号を入力する。それらID番号を入力すると、運送管理サーバ12のディスプレイ19には、出荷元到着時間情報送信要求の送信可否が表示される。担当者が入力装置17,18を介して送信可を選択すると、出荷元到着時間情報送信要求指令が運送管理サーバ12からシステム管理サーバ10へ送信される。システム管理サーバ10は、出荷元到着時間情報送信要求指令に従って、入力されたID番号に対応する出荷元15の出荷元到着時間情報を運送管理サーバ12に送信する。
受取完了情報送信要求の一例を説明すると、以下のとおりである。運送会社11の担当者は、運送管理サーバ12のディスプレイ19に表示された要求項目(図示せず)から受取完了情報送信を選択する。担当者が受取完了情報送信を選択すると、運送管理サーバ112のディスプレイ19には、携帯電話14のID番号入力エリア、運送車両13のID番号入力エリア、出荷元15のID番号入力エリアが表示される。担当者は、入力装置17,18を介して携帯電話14のID番号入力エリアにID番号を入力し、運送車両13のID番号入力エリアにID番号を入力するとともに、出荷元15のID番号入力エリアにID番号を入力する。それらID番号を入力すると、運送管理サーバ12のディスプレイ19には、受取完了情報送信要求の送信可否が表示される。担当者が入力装置17,18を介して送信可を選択すると、受取完了情報送信要求指令が運送管理サーバ12からシステム管理サーバ10へ送信される。システム管理サーバ10は、受取完了情報送信要求指令に従って、入力されたID番号に対応する出荷元15の受取完了情報を運送管理サーバ12に送信する。
運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10から受信した出荷元到着時間情報をメモリまたはハードディスクに格納する(出荷元到着時間情報記憶手段)。運送管理サーバ12は、出荷元到着時間情報に含まれる携帯電話ID番号とメモリまたはハードディスクに記憶済みの携帯電話ID番号とを比較し、出荷元到着時間情報の携帯電話ID番号と同一の携帯電話ID番号におけるアドレスファイルに、システム管理サーバ10から受信した出荷元到着時間情報を書き込む。出荷元到着時間情報は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態で運送管理サーバ12のメモリまたはハードディスクに格納される。運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10から受信した受取完了情報をメモリまたはハードディスクに格納する(受取完了情報記憶手段)。運送管理サーバ12は、受取完了情報に含まれる携帯電話ID番号とメモリまたはハードディスクに記憶済みの携帯電話ID番号とを比較し、受取完了情報の携帯電話ID番号と同一の携帯電話ID番号におけるアドレスファイルに、システム管理サーバ10から受信した受取完了情報を書き込む。受取完了情報は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態で運送管理サーバ12のメモリまたはハードディスクに格納される。
運送会社11の担当者は、入力装置17,18を介して出荷元到着時間情報表示指令を運送管理サーバ12に入力する。運送管理サーバ12は、出荷元到着時間情報表示指令に従って出荷元到着時間情報をディスプレイ19に表示する(出荷元到着時間情報出力手段)。運送管理サーバ12のディスプレイ19には、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、運転者ID番号、運転者20の氏名、出荷元15の氏名または名称、出荷元15の住所または居所、出荷元15の電話番号、日付、出荷元到着時間(時分秒)が表示される。なお、出荷元到着時間情報が非送信の場合、ディスプレイ19には未到着が表示される。運送会社11の担当者は、ディスプレイ19を見ることで出荷元への到着を知ることができる。配送先16から運送会社11の担当者に出荷元15への到着についての問い合わせがあると、運送会社11の担当者は、ディスプレイ19に表示された出荷元到着時間情報を確認しつつ、出荷元15への到着を配送先16に回答する。
運送会社11の担当者は、入力装置17,18を介して受取完了情報表示指令を運送管理サーバ12に入力する。運送管理サーバ12は、受取完了情報表示指令に従って受取完了情報をディスプレイ19に表示する(受取完了情報出力手段)。運送管理サーバ12のディスプレイ19には、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、受け取った荷物の品目番号、運転者ID番号、運転者20の氏名、出荷元15の氏名または名称、出荷元15の住所または居所、出荷元15の電話番号、受取日、受取完了時間(時分秒)が表示される。なお、荷物を受け取っていない場合、ディスプレイ19には未受取が表示される。運送会社11の担当者は、ディスプレイ19を見ることで荷物の受取を知ることができる。配送先16から運送会社11の担当者に荷物の受取状況についての問い合わせがあると、運送会社11の担当者は、ディスプレイ19に表示された受取完了情報を確認しつつ、受取完了を配送先16に回答する。
システム管理サーバ10は、運送車両13が運送会社11を出発してから出荷元15に到着するまでの走行時間(第1走行時間)を算出し(走行時間第1算出手段)、算出した運送会社11から出荷元15までの走行時間をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する(走行時間記憶手段)。システム管理サーバ10は、出荷元到着時間情報のうちの出荷元到着時間から運送会社出発時間情報のうちの運送会社出発時間を引くことで運送会社11から出荷元15までの走行時間を算出する。運送会社11から出荷元15までの走行時間は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態でシステム管理サーバ10のメモリまたはハードディスクに格納される。システム管理サーバ10は、運送管理サーバ12からの要求により、算出した運送会社11から出荷元15までの走行時間情報を運送管理サーバ12に送信する(走行時間送信手段)。運送管理サーバ12に送信される走行時間情報には、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、荷物の品目番号、運転者ID番号、運転者20の氏名、運送会社出発時間、出荷元15の氏名または名称、出荷元15の住所または居所、出荷元15の電話番号、出荷元到着時間、走行時間が含まれる。
走行時間情報送信要求の一例を説明すると、以下のとおりである。運送会社11の担当者は、運送管理サーバ12のディスプレイ19に表示された要求項目(図示せず)から走行時間情報送信を選択する。担当者が走行時間情報送信を選択すると、運送管理サーバ12のディスプレイ19には、会社〜出荷元、出荷元〜配送先、配送先〜会社、全運送行程の選択画面が表示されるとともに、携帯電話14のID番号入力エリア、運送車両13のID番号入力エリアが表示される。担当者は、会社〜出荷元を選択し、入力装置17,18を介して携帯電話14のID番号入力エリアにID番号を入力し、運送車両13のID番号入力エリアにID番号を入力する。それらID番号を入力すると、運送管理サーバ12のディスプレイ19には、走行時間情報送信要求の送信可否が表示される。担当者が入力装置17,18を介して送信可を選択すると、走行時間情報送信要求指令が運送管理サーバ12からシステム管理サーバ10へ送信される。システム管理サーバ10は、走行時間情報送信要求指令に従って、入力されたID番号に対応する運送会社11から出荷元15までの走行時間情報を運送管理サーバ12に送信する。
運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10から受信した運送会社11から出荷元15までの走行時間情報をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する(走行時間情報記憶手段)。走行時間情報は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態で運送管理サーバ12のメモリまたはハードディスクに格納される。運送会社11の担当者は、入力装置17,18を介して走行時間情報表示指令を運送管理サーバ12に入力する。運送管理サーバ12は、走行時間情報表示指令に従って運送会社11から出荷元15までの走行時間情報をディスプレイ19に表示する(走行時間情報出力手段)。ディスプレイ19には、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、荷物の品目番号、運転者ID番号、運転者20の氏名、運送会社出発時間、出荷元15の氏名または名称、出荷元15の住所または居所、出荷元15の電話番号、出荷元到着時間、運送会社11から出荷元15までの走行時間が表示される。運送会社11の担当者は、ディスプレイ19を見ることで運送会社11から出荷元15までの走行時間を知ることができる。
システム管理サーバ10は、運送会社11から出荷元15までの道程における運送車両13の運送ルート(第1運送ルート)を特定し(運送ルート第1特定手段)、特定した運送会社11から出荷元15までの運送ルートをメモリまたはハードディスクに時系列に格納する(運送ルート記憶手段)。システム管理サーバ10は、運送会社11の位置と出荷元15の位置との間に存在する運送車両13の各位置情報(第2位置情報)をメモリに格納された仮想地図に表示し、それら位置情報を順につなげることで運送車両13が通った運送ルート(道順)を割り出す。運送会社11から出荷元15までの運送ルートは、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態でシステム管理サーバ10のメモリまたはハードディスクに格納される。システム管理サーバ10は、運送管理サーバ12からの要求により、特定した運送会社11から出荷元15までの運送ルートを運送管理サーバ12に送信する(運送ルート送信手段)。運送管理サーバ12に送信される運送ルート情報には、運送ルートの他に、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、運転者ID番号、運転者20の氏名、出荷元15の氏名または名称、出荷元15の住所または居所、出荷元15の電話番号が含まれる。
運送ルート送信要求の一例を説明すると、以下のとおりである。運送会社11の担当者は、運送管理サーバ12のディスプレイ19に表示された要求項目(図示せず)から運送ルート送信を選択する。担当者が運送ルート送信を選択すると、運送管理サーバ12のディスプレイ19には、会社〜出荷元、出荷元〜配送先、配送先〜会社、全運送行程の選択画面が表示されるとともに、携帯電話14のID番号入力エリア、運送車両13のID番号入力エリアが表示される。担当者は、会社〜出荷元を選択し、入力装置17,18を介して携帯電話14のID番号入力エリアにID番号を入力し、運送車両13のID番号入力エリアにID番号を入力する。それらID番号を入力すると、運送管理サーバ12のディスプレイ19には、運送ルート送信要求の送信可否が表示される。担当者が入力装置17,18を介して送信可を選択すると、運送ルート送信要求指令が運送管理サーバ12からシステム管理サーバ10へ送信される。システム管理サーバ10は、運送ルート送信要求指令に従って、入力されたID番号に対応する運送会社11から出荷元15までの運送ルートを運送管理サーバ12に送信する。
運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10から受信した運送会社11から出荷元15までの運送ルート(第1運送ルート)情報をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する(運送ルート情報記憶手段)。運送ルート情報は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態で運送管理サーバ12のメモリまたはハードディスクに格納される。運送会社11の担当者は、入力装置17,18を介して運送ルート情報表示指令を運送管理サーバ12に入力する。運送管理サーバ12は、図5に示すように、運送ルート情報表示指令に従って運送会社11から出荷元15までの運送ルートL1(運送会社11の位置、出荷元15の位置、配送先16の位置を含む)をディスプレイ19に表示する(運送ルート情報出力手段)。ディスプレイ19には、運送会社11から出荷元15までの運送ルートL1の他に、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、荷物の品目番号、運転者ID番号、運転者20の氏名、出荷元15の氏名または名称、出荷元15の住所または居所、出荷元15の電話番号、運送会社11から出荷元15までの走行時間が表示される。運送会社11の担当者は、ディスプレイ19を見ることで運送車両13の運送会社11から出荷元15までの運送ルートL1を知ることができる。
システム管理サーバ10は、運送会社11から出荷元15までの道程における運送車両13の走行距離(第1走行距離)を特定し(走行距離第1特定手段)、特定した運送会社11から出荷元15までの走行距離をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する(走行距離記憶手段)。システム管理サーバ10は、運送ルート第1特定手段によって運送会社11から出荷元15までの運送ルートを割り出した後、仮想地図に表示された運送車両13の運送ルートに仮想地図の縮尺倍率を掛けることで走行距離を求める。運送会社11から出荷元15までの走行距離は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態でシステム管理サーバ10のメモリまたはハードディスクに格納される。システム管理サーバ10は、運送管理サーバ12からの要求により、特定した運送会社11から出荷元15までの走行距離情報を運送管理サーバ12に送信する(走行距離送信手段)。運送管理サーバ12に送信される走行距離情報には、走行距離の他に、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、運転者ID番号、運転者20の氏名が含まれる。
走行距離情報送信要求の一例を説明すると、以下のとおりである。運送会社11の担当者は、運送管理サーバ12のディスプレイ19に表示された要求項目(図示せず)から走行距離情報送信を選択する。担当者が走行距離情報送信を選択すると、運送管理サーバ12のディスプレイ19には、会社〜出荷元、出荷元〜配送先、配送先〜会社、全運送行程の選択画面が表示されるとともに、携帯電話14のID番号入力エリア、運送車両13のID番号入力エリアが表示される。担当者は、会社〜出荷元を選択し、入力装置17,18を介して携帯電話14のID番号入力エリアにID番号を入力し、運送車両13のID番号入力エリアにID番号を入力する。それらID番号を入力すると、運送管理サーバ12のディスプレイ19には、走行距離情報送信要求の送信可否が表示される。担当者が入力装置17,18を介して送信可を選択すると、走行距離情報送信要求指令が運送管理サーバ12からシステム管理サーバ10へ送信される。システム管理サーバ10は、走行距離情報送信要求指令に従って、入力されたID番号に対応する運送会社11から出荷元15までの走行距離情報を運送管理サーバ12に送信する。
運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10から受信した運送会社11から出荷元15までの走行距離情報をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する(走行距離情報記憶手段)。走行距離情報は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態で運送管理サーバ12のメモリまたはハードディスクに格納される。運送会社11の担当者は、入力装置17,18を介して走行距離情報表示指令を運送管理サーバ12に入力する。運送管理サーバ12は、走行距離情報表示指令に従って運送会社11から出荷元15までの走行距離情報をディスプレイ19に表示する(走行距離情報出力手段)。ディスプレイ19には、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、荷物の品目番号、運転者ID番号、運転者20の氏名、出荷元15の氏名または名称、出荷元15の住所または居所、出荷元15の電話番号、運送会社11から出荷元15までの走行距離が表示される。運送会社11の担当者は、ディスプレイ19を見ることで、運送車両13の運送会社11から出荷元15までの走行距離を知ることができる。
システム管理サーバ10は、運送会社11から出荷元15までの道程における運送車両13の平均速度(第1平均速度)を算出し(平均速度第1算出手段)、算出した運送車両13の平均速度(第1平均速度)をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する(平均速度記憶手段)。システム管理サーバ10は、走行距離第1特定手段によって求めた運送会社11から出荷元15までの走行距離を、走行時間第1算出手段によって求めた運送会社11から出荷元15までの走行時間で割ることによって平均速度を算出する。運送会社11から出荷元15までの平均速度は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態でシステム管理サーバ10のメモリまたはハードディスクに格納される。システム管理サーバ10は、運送管理サーバ12からの要求により、算出した運送会社11から出荷元15までの平均速度を運送管理サーバ12に送信する(平均速度第1送信手段)。運送管理サーバ12に送信される平均速度情報には、平均速度の他に、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、運転者ID番号、運転者20の氏名が含まれる。
平均速度送信要求の一例を説明すると、以下のとおりである。運送会社11の担当者は、運送管理サーバ12のディスプレイ19に表示された要求項目(図示せず)から平均速度情報送信を選択する。担当者が平均速度情報送信を選択すると、運送管理サーバ12のディスプレイ19には、会社〜出荷元、出荷元〜配送先、配送先〜会社、全運送行程の選択画面が表示されるとともに、携帯電話14のID番号入力エリア、運送車両13のID番号入力エリアが表示される。担当者は、会社〜出荷元を選択し、入力装置17,18を介して携帯電話14のID番号入力エリアにID番号を入力し、運送車両13のID番号入力エリアにID番号を入力する。それらID番号を入力すると、運送管理サーバ12のディスプレイ19には、平均速度情報送信要求の送信可否が表示される。担当者が入力装置17,18を介して送信可を選択すると、平均速度情報送信要求指令が運送管理サーバ12からシステム管理サーバ10へ送信される。システム管理サーバ10は、平均速度情報送信要求指令に従って、入力されたID番号に対応する運送会社11から出荷元15までの平均速度情報を運送管理サーバ12に送信する。
運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10から受信した運送会社11から出荷元15までの平均速度情報をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する(平均速度情報記憶手段)。平均速度情報は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態で運送管理サーバ12のメモリまたはハードディスクに格納される。運送会社11の担当者は、入力装置を介して平均速度情報表示指令を運送管理サーバ12に入力する。運送管理サーバ12は、平均速度情報表示指令に従って運送会社11から出荷元15までの平均速度情報をディスプレイ19に表示する(平均速度情報出力手段)。ディスプレイ19には、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、荷物の品目番号、運転者ID番号、運転者20の氏名、出荷元15の氏名または名称、出荷元15の住所または居所、出荷元15の電話番号、運送会社11から出荷元15までの平均速度が表示される。運送会社11の担当者は、ディスプレイ19を見ることで、運送車両13の運送会社11から出荷元15までの平均速度を知ることができる。
運転者20は、運送車両13が出荷元15を出発するときに携帯電話14の出荷元出発時間確定ボタンを押す。運転者20が出荷元出発時間確定ボタンを押すと、出荷元出発時間情報(携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、運転者ID番号、運転者20の氏名、出荷元15の氏名または名称、出荷元15の住所または居所、出荷元15の電話番号、日付、出荷元出発時間(時分秒))がシステム管理サーバ10に送信される(出荷元出発時間情報送信手段)。
システム管理サーバ10は、携帯電話14から受信した出荷元出発時間情報をメモリまたはハードディスクに格納する(出荷元到着時間情報記憶手段)。システム管理サーバ10は、出荷元出発時間情報に含まれる携帯電話ID番号とメモリまたはハードディスクに記憶済みの携帯電話ID番号とを比較し、出荷元出発時間情報の携帯電話ID番号と同一の携帯電話ID番号におけるアドレスファイルに、携帯電話14から受信した出荷元出発時間情報を書き込む。出荷元出発時間情報は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態でシステム管理サーバ10のメモリまたはハードディスクに格納される。システム管理サーバ10は、運送管理サーバ12の要求により、出荷元出発時間情報を運送管理サーバ12に送信する(出荷元出発時間情報送信手段)。
出荷元出発時間情報要求の一例を説明すると、以下のとおりである。運送会社11の担当者は、運送管理サーバ12のディスプレイ19に表示された要求項目(図示せず)から出荷元出発時間情報送信を選択する。担当者が出荷元出発時間情報送信を選択すると、運送管理サーバ112のディスプレイ19には、携帯電話14のID番号入力エリア、運送車両13のID番号入力エリア、出荷元15のID番号入力エリアが表示される。担当者は、入力装置17,18を介して携帯電話14のID番号入力エリアにID番号を入力し、運送車両13のID番号入力エリアにID番号を入力するとともに、出荷元15のID番号入力エリアにID番号を入力する。それらID番号を入力すると、運送管理サーバ12のディスプレイ19には、出荷元出発時間情報送信要求の送信可否が表示される。担当者が入力装置17,18を介して送信可を選択すると、出荷元出発時間情報送信要求指令が運送管理サーバ12からシステム管理サーバ10へ送信される。システム管理サーバ10は、出荷元出発時間情報送信要求指令に従って、入力されたID番号に対応する出荷元15の出荷元出発時間情報を運送管理サーバ12に送信する。
運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10から受信した出荷元出発時間情報をメモリまたはハードディスクに格納する(出荷元出発時間情報記憶手段)。運送管理サーバ12は、出荷元出発時間情報に含まれる携帯電話ID番号とメモリまたはハードディスクに記憶済みの携帯電話ID番号とを比較し、出荷元出発時間情報の携帯電話ID番号と同一の携帯電話ID番号におけるアドレスファイルに、システム管理サーバ10から受信した出荷元出発時間情報を書き込む。出荷元出発時間情報は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態で運送管理サーバ12のメモリまたはハードディスクに格納される。
運送会社11の担当者は、入力装置17,18を介して出荷元出発時間情報表示指令を運送管理サーバ12に入力する。運送管理サーバ12は、出荷元出発時間情報表示指令に従って出荷元出発時間情報をディスプレイ19に表示する(出荷元出発時間情報出力手段)。運送管理サーバ12のディスプレイ19には、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、運転者ID番号、運転者20の氏名、出荷元15の氏名または名称、出荷元15の住所または居所、出荷元15の電話番号、日付、出荷元出発時間(時分秒)が表示される。なお、出荷元出発時間情報が非送信の場合、ディスプレイ19には未出発が表示される。運送会社11の担当者は、ディスプレイ19を見ることで出荷元からの出発を知ることができる。配送先16から運送会社11の担当者に出荷元15からの出発についての問い合わせがあると、運送会社11の担当者は、ディスプレイ19に表示された出荷元出発時間情報を確認しつつ、出荷元15からの出発を配送先16に回答する。
図7は、出荷元15から配送先16に到着するまでにおけるこのシステムの説明図であり、図8は、出荷元15から配送先16までの道程における位置情報を示す図である。出荷元15で荷物の受け取りを済ませると、運転者20は、運送車両13を運転し、配送先16に向かう。運送車両13の運転中に携帯電話14は、GPS測位システムまたはPHSによる位置検出機能によって、出荷元15から配送先16までの道程における運送車両13の位置情報(第2位置情報)を一定間隔(5秒〜5分の等間隔)で取得し(位置情報取得手段)、取得した運送車両13の位置情報(第2位置情報)を一定間隔(5秒〜5分の等間隔)でシステム管理サーバ10に送信する(位置情報第2送信手段)。
システム管理サーバ10は、携帯電話14から受信した位置情報(第2位置情報)をメモリまたはハードディスクに時系列に格納するとともに(位置情報記憶手段)、その位置情報を運送管理サーバ12へ送信する(位置情報第5送信手段)。システム管理サーバ10は、位置情報に含まれる携帯電話ID番号とメモリまたはハードディスクに記憶済みの携帯電話ID番号とを比較し、位置情報の携帯電話ID番号と同一の携帯電話ID番号におけるアドレスファイルに、携帯電話14から受信した出荷元15から配送先16までの位置情報を書き込む。位置情報は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態でシステム管理サーバ10のメモリまたはハードディスクに格納される。
運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10から受信した運送車両13の位置情報(第2位置情報)をメモリまたはハードディスクに時系列に格納するとともに(位置情報記憶手段)、図8に示すように、運送車両13の直近の走行位置P2(第2位置情報)(運送会社11の位置、出荷元15の位置、配送先16の位置を含む)をディスプレイ19に表示する(位置情報出力手段)。運送管理サーバ12は、位置情報に含まれる携帯電話ID番号とメモリまたはハードディスクに記憶済みの携帯電話ID番号とを比較し、位置情報の携帯電話ID番号と同一の携帯電話ID番号におけるアドレスファイルに、システム管理サーバ10から受信した出荷元15から配送先16までの位置情報を書き込む。位置情報は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態で運送管理サーバ12のメモリまたはハードディスクに格納される。
なお、図示はしていないが、運送管理サーバ12のディスプレイ19には、運送車両13の走行位置P2の他に、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、荷物の品目番号、運転者ID番号、運転者20の氏名、運送会社出発時間、出荷元15の氏名または名称、出荷元15の住所または居所、出荷元15の電話番号、受取時間、出荷元出発時間、配送先16の氏名または名称、配送先16の住所または居所、配送先16の電話番号が表示される。運送会社11の担当者は、ディスプレイ19を見ることで、出荷元15から配送先16までの道程における運送車両13の現在位置を知ることができる。出荷元15または配送先17から運送会社11の担当者に運送車両13の現在位置や荷物の配送時間についての問い合わせがあると、運送会社11の担当者は、ディスプレイ19に表示された運送車両13の走行位置P2を確認しつつ、運送車両13の走行位置P2を出荷元15や配送先16に回答するとともに、走行位置P2から推測したおおよその配送時間を回答する。
システム管理サーバ10は、運送管理サーバ12からの走行位置送信要求に基づいて配送先16に向かう運送車両13の現在の走行位置P2(第2位置情報)を送信することもできる。走行位置送信要求に基づく走行位置P2の送信は、出荷元〜配送先を選択することを除き、走行位置送信要求に基づく運送会社11から出荷元15までのそれと同一であるので、その説明は省略する。なお、携帯電話14は、運送車両13の位置情報(第2位置情報)を時間的に連続して取得し(位置情報取得手段)、取得した位置情報(第2位置情報)を時間的に連続してシステム管理サーバ10に送信することもできる(位置情報第2送信手段)。この場合、システム管理サーバ10は、携帯電話14から受信した位置情報をメモリまたはハードディスクに時間的に連続して格納し(位置情報記憶手段)、その位置情報を運送管理サーバ12へ送信する(位置情報第5送信手段)。
図9は、配送先16における荷物の配送時のシステムの説明図であり、図10は、出荷元15から配送先16までの運送ルートL2を示す図である。運送車両13が配送先16に到着すると、運転者20は、携帯電話14の配送先到着時間確定ボタンを押す。運転者20が配送先到着時間確定ボタンを押すと、配送先到着時間情報(配送先16の氏名または名称、配送先16の住所または居所、配送先16の電話番号、日付、配送先到着時間(時分秒)、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、運転者ID番号、運転者20の氏名)が携帯電話14からシステム管理サーバ10に送信される(配送先到着時間情報送信手段)。配送先16に荷物を渡すと、運転者20は、携帯電話14の配送確認ボタンを押す。運転者20が配送確認ボタンを押すと、配送完了情報(携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、配送した荷物の品目番号、運転者ID番号、運転者20の氏名、配送先16の氏名または名称、配送先16の住所または居所、配送先16の電話番号、配送日、配送完了時間(時分秒))がシステム管理サーバ10に送信される(配送完了情報第1送信手段)。
システム管理サーバ10は、携帯電話14から受信した配送先到着時間情報をメモリまたはハードディスクに格納するとともに(配送先到着時間情報記憶手段)、携帯電話14から受信した配送完了情報をメモリまたはハードディスクに格納する(配送完了情報記憶手段)。システム管理サーバ10は、配送先到着時間情報に含まれる携帯電話ID番号とメモリまたはハードディスクに記憶済みの携帯電話ID番号とを比較し、配送先到着時間情報の携帯電話ID番号と同一の携帯電話ID番号におけるアドレスファイルに、携帯電話14から受信した配送先到着時間情報を書き込む。配送先到着時間情報は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態でシステム管理サーバ10のメモリまたはハードディスクに格納される。システム管理サーバ10は、配送完了情報に含まれる携帯電話ID番号とメモリまたはハードディスクに記憶済みの携帯電話ID番号とを比較し、配送完了情報の携帯電話ID番号と同一の携帯電話ID番号におけるアドレスファイルに、携帯電話14から受信した配送完了情報を書き込む。配送完了情報は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態でシステム管理サーバ10のメモリまたはハードディスクに格納される。
システム管理サーバ10は、運送管理サーバ12の要求により、配送先到着時間情報や配送完了情報を運送管理サーバ12に送信する(配送先到着時間情報送信手段、配送完了情報第2送信手段)。配送先到着時間情報要求に基づく配送先到着時間情報の送信は、配送先ID番号入力エリアに配送先16のID番号を入力することを除き、出荷元到着時間情報送信要求に基づく出荷元到着時間情報のそれと同一であるので、その説明は省略する。配送完了情報送信要求に基づく配送完了情報の送信は、配送先ID番号入力エリアに配送先16のID番号を入力することを除き、受取完了情報送信要求に基づく受取完了情報のそれと同一であるので、その説明は省略する。システム管理サーバ10は、出荷元到着時間情報送信要求指令や受取完了情報送信要求指令に従って、入力されたID番号に対応する配送先16の配送先到着時間情報や配送完了情報を運送管理サーバ12に送信する。
運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10から受信した配送先到着時間情報をメモリまたはハードディスクに格納する(配送先到着時間情報記憶手段)。運送管理サーバ12は、配送先到着時間情報に含まれる携帯電話ID番号とメモリまたはハードディスクに記憶済みの携帯電話ID番号とを比較し、配送先到着時間情報の携帯電話ID番号と同一の携帯電話ID番号におけるアドレスファイルに、システム管理サーバ10から受信した配送先到着時間情報を書き込む。配送先到着時間情報は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態で運送管理サーバ12のメモリまたはハードディスクに格納される。運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10から受信した配送完了情報をメモリまたはハードディスクに格納する(配送完了情報記憶手段)。運送管理サーバ12は、配送完了情報に含まれる携帯電話ID番号とメモリまたはハードディスクに記憶済みの携帯電話ID番号とを比較し、配送完了情報の携帯電話ID番号と同一の携帯電話ID番号におけるアドレスファイルに、システム管理サーバ10から受信した配送完了情報を書き込む。配送完了情報は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態で運送管理サーバ12のメモリまたはハードディスクに格納される。
運送会社11の担当者は、入力装置17,18を介して配送先到着時間情報表示指令を運送管理サーバ12に入力する。運送管理サーバ12は、配送先到着時間情報表示指令に従って配送先到着時間情報をディスプレイ19に表示する(配送先到着時間情報出力手段)。運送管理サーバ12のディスプレイ19には、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、運転者ID番号、運転者20の氏名、出荷元15の氏名または名称、配送先16の住所または居所、配送先16の電話番号、日付、配送先到着時間(時分秒)が表示される。なお、配送先到着時間情報が非送信の場合、ディスプレイ19には未到着が表示される。運送会社11の担当者は、ディスプレイ19を見ることで配送先への到着を知ることができる。出荷元15から運送会社11の担当者に配送先16への到着についての問い合わせがあると、運送会社11の担当者は、ディスプレイ19に表示された配送先到着時間情報を確認しつつ、配送先16への到着を出荷元15に回答する。
運送会社11の担当者は、入力装置17,18を介して配送完了情報表示指令を運送管理サーバ12に入力する。運送管理サーバ12は、配送完了情報表示指令に従って配送完了情報をディスプレイ19に表示する(配送完了情報出力手段)。運送管理サーバ12のディスプレイ19には、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、配送した荷物の品目番号、運転者ID番号、運転者20の氏名、配送先16の氏名または名称、配送先16の住所または居所、配送先16の電話番号、受取日、配送完了時間(時分秒)が表示される。なお、荷物を配送していない場合、ディスプレイ19には未配送が表示される。運送会社11の担当者は、ディスプレイ19を見ることで荷物の配送を知ることができる。出荷元15から運送会社11の担当者に荷物の配送状況についての問い合わせがあると、運送会社11の担当者は、ディスプレイ19に表示された配送完了情報を確認しつつ、配送完了を出荷元15に回答する。
システム管理サーバ10は、運送車両13が出荷元15を出発してから配送先16に到着するまでの走行時間を算出し(走行時間第2算出手段)、算出した出荷元15から配送先16までの走行時間をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する(走行時間記憶手段)。システム管理サーバ10は、配送先到着時間情報のうちの配送先到着時間から出荷元出発時間情報のうちの出荷元出発時間を引くことで出荷元15から配送先16までの走行時間を算出する。出荷元15から配送先16までの走行時間は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態でシステム管理サーバ10のメモリまたはハードディスクに格納される。システム管理サーバ10は、運送管理サーバ12からの要求により、算出した出荷元15から配送先16までの走行時間情報を運送管理サーバ12に送信する(走行時間送信手段)。運送管理サーバ12に送信される走行時間情報には、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、荷物の品目番号、運転者ID番号、運転者20の氏名、出荷元15の氏名または名称、出荷元15の住所または居所、出荷元15の電話番号、出荷元出発時間、配送先16の氏名または名称、配送先16の住所または居所、配送先16の電話番号、配送先到着時間、走行時間が含まれる。走行時間送信要求に基づく走行時間の送信は、出荷元〜配送先を選択することを除き、運送会社11から出荷元15までの走行時間送信要求に基づくそれと同一であるので、その説明は省略する。システム管理サーバ10は、走行時間送信要求指令に従って、入力されたID番号に対応する出荷元15から配送先16までの走行時間を運送管理サーバ12に送信する。
運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10から受信した出荷元15から配送先16までの走行時間情報をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する(走行時間情報記憶手段)。走行時間情報は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態で運送管理サーバ12のメモリまたはハードディスクに格納される。運送会社11の担当者は、入力装置17,18を介して走行時間情報表示指令を運送管理サーバ12に入力する。運送管理サーバ12は、走行時間情報表示指令に従って出荷元15から配送先16までの走行時間情報をディスプレイ19に表示する(走行時間情報出力手段)。ディスプレイ19には、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、荷物の品目番号、運転者ID番号、運転者20の氏名、出荷元15の氏名または名称、出荷元15の住所または居所、出荷元15の電話番号、出荷元出発時間、配送先16の氏名または名称、配送先16の住所または居所、配送先16の電話番号、配送先到着時間、出荷元15から配送先16までの走行時間が表示される。運送会社11の担当者は、ディスプレイ19を見ることで出荷元15から配送先16までの走行時間を知ることができる。
システム管理サーバ10は、出荷元15から配送先16までの道程における運送車両13の運送ルート(第2運送ルート)を特定し(運送ルート第2特定手段)、特定した出荷元15から配送先16までの運送ルートをメモリまたはハードディスクに時系列に格納する(運送ルート記憶手段)。システム管理サーバ10は、出荷元15の位置と配送先16の位置との間に存在する運送車両13の各位置情報(第2位置情報)をメモリに格納された仮想地図に表示し、それら位置情報を順につなげることで運送車両13が通った運送ルート(道順)を割り出す。出荷元15から配送先16までの運送ルートは、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態でシステム管理サーバ10のメモリまたはハードディスクに格納される。
システム管理サーバ10は、運送管理サーバ12からの要求により、特定した出荷元15から配送先16までの運送ルートを運送管理サーバ12に送信する(運送ルート送信手段)。運送管理サーバ12に送信される運送ルート情報には、運送ルートの他に、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、運転者ID番号、運転者20の氏名、出荷元15の氏名または名称、出荷元15の住所または居所、出荷元15の電話番号、配送先16の氏名または名称、配送先16の住所または居所、配送先16の電話番号が含まれる。運送ルート送信要求に基づく運送ルートの送信は、出荷元〜配送先を選択することを除き、運送会社11から出荷元15までの運送ルート送信要求に基づくそれと同一であるので、その説明は省略する。システム管理サーバ10は、運送ルート送信要求指令に従って、入力されたID番号に対応する出荷元15から配送先16までの運送ルートを運送管理サーバ12に送信する。
運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10から受信した出荷元15から配送先16までの運送ルート(第2運送ルート)情報をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する(運送ルート情報記憶手段)。運送ルート情報は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態で運送管理サーバ12のメモリまたはハードディスクに格納される。運送会社11の担当者は、入力装置17,18を介して運送ルート情報表示指令を運送管理サーバ12に入力する。運送管理サーバ12は、図10に示すように、運送ルート情報表示指令に従って出荷元15から配送先16までの運送ルートL2(運送会社11の位置、出荷元15の位置、配送先16の位置を含む)をディスプレイ19に表示する(運送ルート情報出力手段)。ディスプレイ19には、出荷元15から配送先16までの運送ルートL2の他に、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、荷物の品目番号、運転者ID番号、運転者20の氏名、出荷元15の氏名または名称、出荷元15の住所または居所、出荷元15の電話番号、配送先16の氏名または名称、配送先16の住所または居所、配送先16の電話番号、出荷元15から配送先16までの所要時間が表示される。運送会社11の担当者は、ディスプレイ19を見ることで運送車両13の出荷元15から配送先16までの運送ルートL2を知ることができる。
システム管理サーバ10は、出荷元15から配送先16までの道程における運送車両13の走行距離(第2走行距離)を特定し(走行距離第2特定手段)、特定した出荷元15から配送先16までの走行距離をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する(走行距離記憶手段)。システム管理サーバ10は、運送ルート第2特定手段によって出荷元15から配送先16までの運送ルートL2を割り出した後、仮想地図に表示された運送車両13の運送ルートに仮想地図の縮尺倍率を掛けることで走行距離を求める。出荷元15から配送先16までの走行距離は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態でシステム管理サーバ10のメモリまたはハードディスクに格納される。
システム管理サーバ10は、運送管理サーバ12からの要求により、特定した出荷元15から配送先16までの走行距離情報を運送管理サーバ12に送信する(走行距離送信手段)。運送管理サーバ12に送信される走行距離情報には、走行距離の他に、携帯電話のID番号、運送車両のID番号、運送車両13の登録番号、運転者のID番号、運転者20の氏名が含まれる。走行距離情報送信要求に基づく走行距離情報の送信は、出荷元〜配送先を選択することを除き、運送会社11から出荷元15までの走行距離情報送信要求に基づくそれと同一であるので、その説明は省略する。システム管理サーバ10は、走行距離情報送信要求指令に従って、入力されたID番号に対応する出荷元15から配送先16までの走行距離情報を運送管理サーバ12に送信する。
運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10から受信した出荷元15から配送先16までの走行距離情報をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する(走行距離情報記憶手段)。走行距離情報は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態で運送管理サーバ12のメモリまたはハードディスクに格納される。運送会社11の担当者は、入力装置17,18を介して走行距離情報表示指令を運送管理サーバ12に入力する。運送管理サーバ12は、走行距離情報表示指令に従って出荷元15から配送先16までの走行距離情報をディスプレイ19に表示する(走行距離情報出力手段)。ディスプレイ19には、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、荷物の品目番号、運転者ID番号、運転者20の氏名、出荷元15の氏名または名称、出荷元15の住所または居所、出荷元15の電話番号、配送先16の氏名または名称、配送先16の住所または居所、配送先16の電話番号、出荷元15から配送先16までの走行距離が表示される。運送会社11の担当者は、ディスプレイ19を見ることで、運送車両13の出荷元15から配送先16までの走行距離を知ることができる。
システム管理サーバ10は、出荷元15から配送先16までの道程における運送車両13の平均速度(第2平均速度)を算出し(平均速度第2算出手段)、算出した運送車両13の平均速度(第2平均速度)をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する(平均速度記憶手段)。システム管理サーバ10は、走行距離第2特定手段によって求めた出荷元15から配送先16までの走行距離を、走行時間第2算出手段によって求めた出荷元15から配送先16までの走行時間で割ることによって平均速度を算出する。出荷元15から配送先16までの平均速度は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態でシステム管理サーバ10のメモリまたはハードディスクに格納される。
システム管理サーバ10は、運送管理サーバ12からの要求により、算出した出荷元15から配送先16までの平均速度を運送管理サーバ12に送信する(平均速度第2送信手段)。運送管理サーバ12に送信される平均速度情報には、平均速度の他に、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、運転者ID番号、運転者20の氏名が含まれる。平均速度送信要求に基づく平均速度情報の送信は、出荷元〜配送先を選択することを除き、運送会社11から出荷元15までの平均速度送信要求に基づくそれと同一であるので、その説明は省略する。システム管理サーバ10は、平均速度送信要求指令に従って、入力されたID番号に対応する出荷元15から配送先16までの平均速度情報を運送管理サーバ12に送信する。
運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10から受信した出荷元15から配送先16までの平均速度情報をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する(平均速度情報記憶手段)。平均速度情報は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態で運送管理サーバ12のメモリまたはハードディスクに格納される。運送会社11の担当者は、入力装置17,18を介して平均速度情報表示指令を運送管理サーバ12に入力する。運送管理サーバ12は、平均速度情報表示指令に従って出荷元15から配送先16までの平均速度情報をディスプレイ19に表示する(平均速度情報出力手段)。ディスプレイ19には、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、荷物の品目番号、運転者ID番号、運転者20の氏名、出荷元15の氏名または名称、出荷元15の住所または居所、出荷元15の電話番号、配送先16の氏名または名称、配送先16の住所または居所、配送先16の電話番号、出荷元15から配送先16までの平均速度が表示される。運送会社11の担当者は、ディスプレイ19を見ることで、運送車両13の出荷元15から配送先16までの平均速度を知ることができる。
運転者20は、運送車両13が配送先16を出発するときに携帯電話14の配送先出発時間確定ボタンを押す。運転者20が配送先出発時間確定ボタンを押すと、配送先出発時間情報(携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、運転者ID番号、運転者20の氏名、配送先16の氏名または名称、配送先16の住所または居所、配送先16の電話番号、日付、配送先出発時間(時分秒))がシステム管理サーバ10に送信される(配送先元出発時間情報送信手段)。
システム管理サーバ10は、携帯電話14から受信した配送先出発時間情報をメモリまたはハードディスクに格納する(配送先到着時間情報記憶手段)。システム管理サーバ10は、配送先出発時間情報に含まれる携帯電話ID番号とメモリまたはハードディスクに記憶済みの携帯電話ID番号とを比較し、配送先出発時間情報の携帯電話ID番号と同一の携帯電話ID番号におけるアドレスファイルに、携帯電話14から受信した配送先出発時間情報を書き込む。配送先出発時間情報は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態でシステム管理サーバ10のメモリまたはハードディスクに格納される。システム管理サーバ10は、運送管理サーバ12の要求により、配送先出発間情報を運送管理サーバ12に送信する(配送先出発時間情報送信手段)。配送先出発時間情報要求に基づく配送先出発時間情報の送信は、配送先ID番号入力エリアに配送先16のID番号を入力することを除き、出荷元出発時間情報送信要求に基づく出荷元出発時間情報のそれと同一であるので、その説明は省略する。システム管理サーバ10は、配送先出発時間情報送信要求指令に従って、入力されたID番号に対応する配送先16の配送先出発時間情報を運送管理サーバ12に送信する。
運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10から受信した配送先出発時間情報をメモリまたはハードディスクに格納する(配送先出発時間情報記憶手段)。運送管理サーバ12は、配送先出発時間情報に含まれる携帯電話ID番号とメモリまたはハードディスクに記憶済みの携帯電話ID番号とを比較し、配送先出発時間情報の携帯電話ID番号と同一の携帯電話ID番号におけるアドレスファイルに、システム管理サーバ10から受信した配送先出発時間情報を書き込む。配送先出発時間情報は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態で運送管理サーバ12のメモリまたはハードディスクに格納される。
運送会社11の担当者は、入力装置17,18を介して配送先出発時間情報表示指令を運送管理サーバ12に入力する。運送管理サーバ12は、配送先出発時間情報表示指令に従って配送先出発時間情報をディスプレイ19に表示する(配送先出発時間情報出力手段)。運送管理サーバ12のディスプレイ19には、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、運転者ID番号、運転者20の氏名、配送先16の氏名または名称、配送先16の住所または居所、配送先16の電話番号、日付、配送先出発時間(時分秒)が表示される。なお、配送先出発時間情報が非送信の場合、ディスプレイ19には未出発が表示される。運送会社11の担当者は、ディスプレイ19を見ることで配送先からの出発を知ることができる。出荷元15から運送会社11の担当者に配送先16からの出発についての問い合わせがあると、運送会社11の担当者は、ディスプレイ19に表示された配送先出発時間情報を確認しつつ、配送先16からの出発を出荷元15に回答する。
図11は、配送先16から運送会社11に到着するまでにおけるこのシステムの説明図であり、図12は、配送先16から運送会社11までの道程における位置情報を示す図である。配送先16で荷物の配送を済ませると、運転者20は、運送車両13を運転し、運送会社11に向かう。運送車両13の運転中に携帯電話14は、GPS測位システムまたはPHSによる位置検出機能によって、配送先16から運送会社11までの道程における運送車両13の位置情報(第3位置情報)を一定間隔(5秒〜5分の等間隔)で取得し(位置情報取得手段)、取得した運送車両13の位置情報(第3位置情報)を一定間隔(5秒〜5分の等間隔)でシステム管理サーバ10に送信する(位置情報第3送信手段)。
システム管理サーバ10は、携帯電話14から受信した位置情報(第3位置情報)をメモリまたはハードディスクに時系列に格納するとともに(位置情報記憶手段)、その位置情報を運送管理サーバ12へ送信する(位置情報第6送信手段)。システム管理サーバ10は、位置情報に含まれる携帯電話ID番号とメモリまたはハードディスクに記憶済みの携帯電話ID番号とを比較し、位置情報の携帯電話ID番号と同一の携帯電話ID番号におけるアドレスファイルに、携帯電話14から受信した配送先16から運送会社11までの位置情報を書き込む。位置情報は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態でシステム管理サーバ10のメモリまたはハードディスクに格納される。
運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10から受信した運送車両14の位置情報(第3位置情報)をメモリまたはハードディスクに時系列に格納するとともに(位置情報記憶手段)、図12に示すように、運送車両13の直近の走行位置P3(第3位置情報)(運送会社11の位置、出荷元15の位置、配送先16の位置を含む)をディスプレイ19に表示する(位置情報出力手段)。運送管理サーバ12は、位置情報に含まれる携帯電話ID番号とメモリまたはハードディスクに記憶済みの携帯電話ID番号とを比較し、位置情報の携帯電話ID番号と同一の携帯電話ID番号におけるアドレスファイルに、システム管理サーバ10から受信した配送先16から運送会社11までの位置情報を書き込む。位置情報は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態で運送管理サーバ12のメモリまたはハードディスクに格納される。
なお、図示はしていないが、運送管理サーバ12のディスプレイ19には、運送車両13の走行位置P3の他に、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、荷物の品目番号、運転者ID番号、運転者20の氏名、配送先16の氏名または名称、配送先16の住所または居所、配送先16の電話番号、配送時間、配送先出発時間が表示される。運送会社11の担当者は、ディスプレイ19を見ることで、配送先16から運送会社11までの道程における運送車両13の現在位置を知ることができる。運送会社11の担当者は、ディスプレイ19に表示された運送車両13の走行位置P3を確認しつつ、運送車両13の会社11への到着時間を推測し、次に配送の手配を行う。
システム管理サーバ10は、運送管理サーバ12からの走行位置送信要求に基づいて運送会社11に向かう運送車両13の現在の走行位置P3(第3位置情報)を送信することもできる。走行位置送信要求に基づく走行位置P3の送信は、配送先〜会社を選択することを除き、走行位置送信要求に基づく運送会社11から出荷元15までのそれと同一であるので、その説明は省略する。なお、携帯電話14は、運送車両13の位置情報(第3位置情報)を時間的に連続して取得し(位置情報取得手段)、取得した位置情報(第3位置情報)を時間的に連続してシステム管理サーバ10に送信することもできる(位置情報第3送信手段)。この場合、システム管理サーバ10は、携帯電話14から受信した位置情報をメモリまたはハードディスクに時間的に連続して格納し(位置情報記憶手段)、その位置情報を運送管理サーバ12へ送信する(位置情報第6送信手段)。
図13は、配送先16から運送会社11までの運送ルートL3を示す図である。運送車両13が運送会社11に到着すると、運転者20は、携帯電話14の運送会社到着時間確定ボタンを押す。運転者20が運送会社到着時間確定ボタンを押すと、運送会社到着時間情報(日付、運送会社到着時間(時分秒)、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、運転者ID番号、運転者20の氏名)がシステム管理サーバ10に送信される(運送会社到着時間情報送信手段)。
システム管理サーバ10は、携帯電話14から受信した運送会社到着時間情報をメモリまたはハードディスクに格納するとともに(運送会社到着時間情報記憶手段)、その到着時間情報を運送管理サーバ12へ送信する(運送会社到着時間情報送信手段)。システム管理サーバ10は、運送会社到着時間情報に含まれる携帯電話ID番号とメモリまたはハードディスクに記憶済みの携帯電話ID番号とを比較し、運送会社到着時間情報の携帯電話ID番号と同一の携帯電話ID番号におけるアドレスファイルに、携帯電話14から受信した到着時間情報を書き込む。到着時間情報は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態でシステム管理サーバ10のメモリまたはハードディスクに格納される。
運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10から受信した運送会社到着時間情報をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する(運送会社到着時間情報記憶手段)。運送管理サーバ12は、運送会社到着時間情報に含まれる携帯電話ID番号とメモリまたはハードディスクに記憶済みの携帯電話ID番号とを比較し、到着時間情報の携帯電話ID番号と同一の携帯電話ID番号におけるアドレスファイルに、システム管理サーバ10から受信した到着時間を書き込む。運送会社到着時間情報は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態で運送管理サーバ12のメモリまたはハードディスクに格納される。
運送会社11の担当者は、入力装置17,18を介して運送会社到着時間情報表示指令を運送管理サーバ12に入力する。運送管理サーバ12は、運送会社到着時間情報表示指令に従って運送会社到着時間情報をディスプレイ19に表示する(運送会社到着時間情報出力手段)。ディスプレイ19には、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、荷物の品目番号、運転者ID番号、運転者20の氏名、運送会社出発時間、出荷元15の氏名または名称、出荷元15の住所または居所、出荷元15の電話番号、出荷元到着時間、受取時間、出荷元出発時間、配送先16の氏名または名称、配送先16の住所または居所、配送先16の電話番号、配送先到着時間、配送時間、配送先出発時間、運送会社到着時間が表示される。なお、運送会社到着時間情報が非送信の場合、ディスプレイ19には未到着が表示される。運送会社11の担当者は、ディスプレイ19を見ることで運送車両13の運送会社到着時間を知ることができる。
運送会社11に戻った運転者20は、運送車両13に燃料を満タンに補給する。燃料を補給すると、運転者20は、携帯電話14に給油量を入力した後、携帯電話14の給油確認ボタンを押す。運転者20が給油確認ボタンを押すと、給油情報(日付、給油量、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、荷物の品目番号、運転者ID番号、運転者20の氏名)がシステム管理サーバ10に送信される(給油情報送信手段)。システム管理サーバ10は、携帯電話14から受信した給油情報をメモリまたはハードディスクに格納する(給油情報記憶手段)。システム管理サーバ10は、給油情報に含まれる携帯電話ID番号とメモリまたはハードディスクに記憶済みの携帯電話ID番号とを比較し、給油情報の携帯電話ID番号と同一の携帯電話ID番号におけるアドレスファイルに、携帯電話14から受信した給油情報を書き込む。給油情報は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態でシステム管理サーバ10のメモリまたはハードディスクに格納される。システム管理サーバ10は、運送管理サーバ12からの要求により、給油情報を運送管理サーバ12に送信する(給油情報送信手段)。
給油情報送信要求の一例を説明すると、以下のとおりである。運送会社11の担当者は、運送管理サーバ12のディスプレイ19に表示された要求項目(図示せず)から給油情報送信を選択する。担当者が給油情報送信を選択すると、運送管理サーバ12のディスプレイ19には、携帯電話14のID番号入力エリア、運送車両13のID番号入力エリアが表示される。担当者は、入力装置17,18を介して携帯電話14のID番号入力エリアにID番号を入力し、運送車両13のID番号入力エリアにID番号を入力する。それらID番号を入力すると、運送管理サーバ12のディスプレイ19には、給油情報送信要求の送信可否が表示される。担当者が入力装置17,18を介して送信可を選択すると、給油情報送信要求指令が運送管理サーバ12からシステム管理サーバ10へ送信される。システム管理サーバ10は、給油情報送信要求指令に従って、入力されたID番号に対応する運送車両13の給油情報を運送管理サーバ12に送信する。
運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10から受信した運送車両13の給油情報をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する(給油情報記憶手段)。給油情報は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態で運送管理サーバ12のメモリまたはハードディスクに格納される。運送会社11の担当者は、入力装置17,18を介して給油情報表示指令を運送管理サーバ12に入力する。運送管理サーバ12は、給油情報表示指令に従って運送車両13の給油情報をディスプレイ19に表示する(給油情報出力手段)。ディスプレイ19には、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、荷物の品目番号、運転者ID番号、運転者20の氏名、運送車両13の給油量が表示される。運送会社11の担当者は、ディスプレイ19を見ることで、運送車両13の給油量を知ることができる。
システム管理サーバ10は、運送車両13が配送先16を出発してから運送会社11に到着するまでの走行時間を算出し(走行時間第3算出手段)、算出した配送先16から運送会社11までの走行時間をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する(走行時間記憶手段)。システム管理サーバ10は、運送会社到着時間情報のうちの運送会社到着時間から配送先出発時間情報のうちの配送先出発時間を引くことで配送先16から運送会社11までの走行時間を算出する。配送先16から運送会社11までの走行時間は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態でシステム管理サーバ10のメモリまたはハードディスクに格納される。
システム管理サーバ10は、運送管理サーバ12からの要求により、算出した配送先16から運送会社11までの走行時間情報を運送管理サーバ12に送信する(走行時間送信手段)。運送管理サーバ12に送信される走行時間情報には、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、荷物の品目番号、運転者ID番号、運転者20の氏名、配送先16の氏名または名称、配送先16の住所または居所、配送先16の電話番号、配送先出発時間、運送会社到着時間、走行時間が含まれる。走行時間送信要求に基づく走行時間の送信は、配送先〜運送会社までを選択することを除き、運送会社11から出荷元15までの走行時間送信要求に基づくそれと同一であるので、その説明は省略する。システム管理サーバ10は、走行時間送信要求指令に従って、入力されたID番号に対応する配送先16から運送会社11までの走行時間を運送管理サーバ12に送信する。
運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10から受信した配送先16から運送会社11までの走行時間情報をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する(走行時間情報記憶手段)。走行時間情報は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態で運送管理サーバ12のメモリまたはハードディスクに格納される。運送会社11の担当者は、入力装置17,18を介して走行時間情報表示指令を運送管理サーバ12に入力する。運送管理サーバ12は、走行時間情報表示指令に従って配送先16から運送会社11までの走行時間情報をディスプレイ19に表示する(走行時間情報出力手段)。ディスレイ19には、配送先16から運送会社11までの走行時間、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、荷物の品目番号、運転者ID番号、運転者20の氏名、配送先16の氏名または名称、配送先16の住所または居所、配送先16の電話番号、配送先出発時間、運送会社到着時間、配送先16から運送会社11までの走行時間が表示される。運送会社11の担当者は、ディスプレイ19を見ることで、配送先16から運送会社11までの走行時間を知ることができる。
システム管理サーバ10は、配送先16から運送会社11までの道程における運送車両13の運送ルート(第3運送ルート)を特定し(運送ルート第3特定手段)、特定した配送先16から運送会社11までの運送ルートをメモリまたはハードディスクに時系列に格納する(運送ルート記憶手段)。システム管理サーバ10は、配送先16の位置と運送会社11の位置との間に存在する運送車両13の各位置情報(第3位置情報)をメモリに格納された仮想地図に表示し、それら位置情報を順につなげることで運送車両13が通った運送ルート(道順)を割り出す。配送先16から運送会社11までの運送ルートは、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態でシステム管理サーバ10のメモリまたはハードディスクに格納される。システム管理サーバ10は、運送管理サーバ12からの要求により、特定した配送先16から運送会社11までの運送ルートを運送管理サーバ12に送信する(運送ルート送信手段)。運送管理サーバ12に送信される運送ルート情報には、運送ルートの他に、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、運転者ID番号、運転者20の氏名、配送先16の氏名または名称、配送先16の住所または居所、配送先16の電話番号が含まれる。運送ルート送信要求に基づく運送ルートの送信は、配送先〜運送会社を選択することを除き、運送会社11から出荷元15までの運送ルート送信要求に基づくそれと同一であるので、その説明は省略する。システム管理サーバ10は、運送ルート送信要求指令に従って、入力されたID番号に対応する配送先16から運送会社11までの運送ルートを運送管理サーバ12に送信する。
運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10から受信した配送先16から運送会社11までの運送ルート(第3運送ルート)情報をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する(運送ルート情報記憶手段)。運送ルート情報は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態で運送管理サーバ12のメモリまたはハードディスクに格納される。運送会社11の担当者は、入力装置17,18を介して運送ルート情報表示指令を運送管理サーバ12に入力する。運送管理サーバ12は、図13に示すように、運送ルート情報表示指令に従って配送先16から運送会社11までの運送ルートL3(運送会社11の位置、出荷元15の位置、配送先16の位置を含む)をディスプレイ19に表示する(運送ルート情報出力手段)。ディスプレイ19には、配送先16から運送会社11までの運送ルートL3の他に、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、荷物の品目番号、運転者ID番号、運転者20の氏名、配送先16の氏名または名称、配送先16の住所または居所、配送先16の電話番号、配送先16から運送会社11までの所要時間が表示される。運送会社11の担当者は、ディスプレイ19を見ることで運送車両13の配送先16から運送会社11までの運送ルートL2を知ることができる。
システム管理サーバ10は、配送先16から運送会社11までの道程における運送車両13の走行距離(第3走行距離)を特定し(走行第3特定手段)、特定した配送先16から運送会社11までの走行距離をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する(走行距離記憶手段)。システム管理サーバ10は、運送ルート第3特定手段によって配送先16から運送会社11までの運送ルートL3を割り出した後、仮想地図に表示された運送車両13の運送ルートL3に仮想地図の縮尺倍率を掛けることで走行距離を求める。配送先16から運送会社11までの走行距離は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態でシステム管理サーバ10のメモリまたはハードディスクに格納される。
システム管理サーバ10は、運送管理サーバ12からの要求により、特定した配送先16から運送会社11までの走行距離を運送管理サーバ12に送信する(走行距離送信手段)。運送管理サーバ12に送信される走行距離情報には、走行距離の他に、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、運転者ID番号、運転者20の氏名が含まれる。走行距離情報送信要求に基づく走行距離情報の送信は、配送先〜運送会社を選択することを除き、運送会社11から出荷元15までの走行距離情報送信要求に基づくそれと同一であるので、その説明は省略する。システム管理サーバ10は、走行距離情報送信要求に従って、入力されたID番号に対応する配送先16から運送会社11までの走行距離情報を運送管理サーバ12に送信する。
運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10から受信した配送先16から運送会社11までの走行距離情報をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する(走行距離情報記憶手段)。走行距離情報は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態で運送管理サーバ12のメモリまたはハードディスクに格納される。運送会社11の担当者は、入力装置17,18を介して走行距離情報表示指令を運送管理サーバ12に入力する。運送管理サーバ12は、走行距離情報表示指令に従って配送先16から運送会社11までの走行距離情報をディスプレイ19に表示する(走行距離情報出力手段)。ディスプレイ19には、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、荷物の品目番号、運転者ID番号、運転者20の氏名、配送先16の氏名または名称、配送先16の住所または居所、配送先16の電話番号、配送先16から運送会社11までの走行距離が表示される。運送会社11の担当者は、ディスプレイ19を見ることで、運送車両13の配送先16から運送会社11までの走行距離を知ることができる。
システム管理サーバ10は、配送先16から運送会社11までの道程における運送車両13の平均速度(第3平均速度)を算出し(平均速度第3算出手段)、算出した運送車両13の平均速度(第3平均速度)をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する(平均速度記憶手段)。システム管理サーバ10は、走行距離第3特定手段によって求めた配送先16から運送会社11までの走行距離を、走行時間第3算出手段によって求めた配送先16から運送会社11までの走行時間で割ることによって平均速度を算出する。配送先16から運送会社11までの平均速度は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態でシステム管理サーバ10のメモリまたはハードディスクに格納される。
システム管理サーバ10は、運送管理サーバ12からの要求により、算出した配送先16から運送会社11までの平均速度を運送管理サーバ12に送信する(平均速度第3送信手段)。運送管理サーバ12に送信される平均速度情報には、平均速度の他に、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、運転者ID番号、運転者20の氏名が含まれる。平均速度送信要求に基づく平均速度情報の送信は、配送先〜運送会社を選択することを除き、運送会社11から出荷元15までの平均速度送信要求に基づくそれと同一であるので、その説明は省略する。システム管理サーバ10は、平均速度送信要求指令に従って、入力されたID番号に対応する配送先16から運送会社11までの平均速度情報を運送管理サーバ12に送信する。
運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10から受信した配送先16から運送会社11までの平均速度情報をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する(平均速度情報記憶手段)。平均速度情報は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態で運送管理サーバ12のメモリまたはハードディスクに格納される。運送会社11の担当者は、入力装置17,18を介して平均速度情報表示指令を運送管理サーバ12に入力する。運送管理サーバ12は、平均速度情報表示指令に従って配送先16から運送会社11までの平均速度情報をディスプレイ19に表示する(平均速度情報出力手段)。ディスプレイ19には、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、荷物の品目番号、運転者ID番号、運転者20の氏名、配送先16の氏名または名称、配送先16の住所または居所、配送先16の電話番号、配送先16から運送会社11までの平均速度が表示される。運送会社11の担当者は、ディスプレイ19を見ることで、運送車両13の配送先16から運送会社11までの平均速度を知ることができる。
システム管理サーバ10は、配送先16から運送会社11に戻った運送車両13の燃費を算出し(燃費算出手段)、算出した燃費をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する(燃費記憶手段)。システム管理サーバ10は、運送会社11から出荷元15までの走行距離と出荷元15から配送先16までの走行距離と配送先16から運送会社11までの走行距離とを足して運送車両13の総走行距離を算出し、総走行距離を燃料の給油量で割ることで燃費を算出する。燃費は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態でシステム管理サーバ10のメモリまたはハードディスクに格納される。システム管理サーバ10は、運送管理サーバ12からの要求により、算出した燃費情報を運送管理サーバ12に送信する(燃費送信手段)。
燃費送信要求の一例を説明すると、以下のとおりである。運送会社11の担当者は、運送管理サーバ12のディスプレイ19に表示された要求項目(図示せず)から燃費送信を選択する。担当者が燃費送信を選択すると、運送管理サーバ12のディスプレイ19には、携帯電話14のID番号入力エリア、運送車両13のID番号入力エリアが表示される。担当者は、入力装置17,18を介して携帯電話14のID番号入力エリアにID番号を入力し、運送車両13のID番号入力エリアにID番号を入力する。それらID番号を入力すると、運送管理サーバ12のディスプレイ19には、燃費情報送信要求の送信可否が表示される。担当者が入力装置17,18を介して送信可を選択すると、燃費情報送信要求指令が運送管理サーバ12からシステム管理サーバ10へ送信される。システム管理サーバ10は、燃費情報送信要求指令に従って、入力されたID番号に対応する運送車両13の燃費情報を運送管理サーバ12に送信する。
運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10から受信した運送車両13の燃費情報をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する(燃費情報記憶手段)。燃費情報は、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けられた状態で運送管理サーバ12のメモリまたはハードディスクに格納される。運送会社11の担当者は、入力装置17,18を介して燃費情報表示指令を運送管理サーバ12に入力する。運送管理サーバ12は、燃費情報表示指令に従って燃費情報をディスプレイ19に表示する(燃費情報出力手段)。ディスプレイ19には、携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運送車両13の登録番号、荷物の品目番号、運転者ID番号、運転者20の氏名、運送車両13の燃費が表示される。運送会社11の担当者は、ディスプレイ19を見ることで、運送車両13の燃費を知ることができる。
システム管理サーバ10は、運送車両13の運送会社到着時間情報を運送管理サーバ12に送信するとき、その運送車両13の他の情報(出発時間情報、受取完了情報、配送完了情報、運送ルート情報、走行時間情報、走行距離情報、平均速度情報)が運送管理サーバ12に送信されているかを判断する。システム管理サーバ10は、運送会社到着時間情報を除く他の情報が送信されていないと判断すると、それら情報を運送管理サーバ12に強制的に送信する。運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10から送信されたそれら情報を携帯電話ID番号、運送車両ID番号、運転者ID番号のうちの少なくとも携帯電話ID番号に関連付けた状態でメモリまたはハードディスクに格納する。
システム管理サーバ10は、運送管理サーバ12からの要求により、運送会社11から出荷元15までの位置情報(第1位置情報)、出荷元15から配送先16までの位置情報(第2位置情報)、配送先16から運送会社11までの位置情報(第3位置情報)、全運送行程の位置情報(第1〜第3位置情報)のうちの少なくとも1つの位置情報履歴を運送管理サーバ12に送信する(位置情報履歴送信手段)。運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10に記憶された過去から現在までの位置情報のうち、任意の時点における位置情報を送信させることができる。たとえば、過去の1ヶ月間における配送先16から運送会社11までの位置情報や過去の数日間における出荷元15から配送先15までの位置情報を送信させることができる。
位置情報履歴送信要求の一例を説明すると、以下のとおりである。運送会社11の担当者は、運送管理サーバ12のディスプレイ19に表示された要求項目(図示せず)から位置情報履歴送信を選択する。担当者が位置情報履歴送信を選択すると、運送管理サーバ12のディスプレイ19には、運送会社〜出荷元、出荷元〜配送先、配送先〜運送会社、全運送行程の選択エリアが表示されるとともに、日付(年月日)の入力エリアが表示され、携帯電話14のID番号入力エリア、運送車両13のID番号入力エリアが表示される。担当者は、入力装置17,18を介して運送会社〜出荷元、出荷元〜配送先、配送先〜運送会社、全運送行程のいずれかを選択し、日付(年月日)入力エリアに日付を入力するとともに、携帯電話14のID番号入力エリアにID番号を入力し、運送車両13のID番号入力エリアにID番号を入力する。それらを入力すると、運送管理サーバ12のディスプレイ19には、位置情報履歴送信要求の送信可否が表示される。担当者が入力装置17,18を介して送信可を選択すると、位置情報履歴送信要求指令が運送管理サーバ12からシステム管理サーバ10へ送信される。システム管理サーバ10は、位置情報履歴送信要求指令に従って、入力された日付とID番号とに対応する位置情報履歴情報を運送管理サーバ12に送信する。運送管理サーバ12は、過去から現在までの任意の時点における位置情報履歴をシステム管理サーバ10から受信すると、その位置情報履歴をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する(位置情報履歴記憶手段)。なお、運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10に記憶された過去から現在までの位置情報履歴のすべてを送信させ、全位置情報履歴をメモリまたはハードディスクに格納することもできる。
システム管理サーバ10は、運送管理サーバ12からの要求により、運送会社11から出荷元15までの走行時間情報、出荷元15から配送先16までの走行時間情報、配送先16から運送会社11までの走行時間情報、全運送行程の走行時間情報のうちの少なくとも1つの走行時間情報履歴を運送管理サーバ12に送信する(走行時間情報履歴送信手段)。運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10に記憶された過去から現在までの走行時間情報のうち、任意の時点における走行時間情報を送信させることができる。たとえば、過去の1ヶ月間における運送会社11から出荷元15までの走行時間情報や過去の数日間における出荷元15から配送先16までの走行時間情報を送信させることができる。
走行時間情報履歴送信要求の一例を説明すると、以下のとおりである。運送会社11の担当者は、運送管理サーバ12のディスプレイ19に表示された要求項目(図示せず)から走行時間情報履歴送信を選択する。担当者が走行時間情報履歴送信を選択すると、運送管理サーバ12のディスプレイ19には、運送会社〜出荷元、出荷元〜配送先、配送先〜運送会社、全運送行程の選択エリアが表示されるとともに、日付(年月日)の入力エリアが表示され、携帯電話14のID番号入力エリア、運送車両13のID番号入力エリアが表示される。担当者は、入力装置17,18を介して運送会社〜出荷元、出荷元〜配送先、配送先〜運送会社、全運送行程のいずれかを選択し、日付(年月日)入力エリアに日付を入力するとともに、携帯電話14のID番号入力エリアにID番号を入力し、運送車両13のID番号入力エリアにID番号を入力する。それらを入力すると、運送管理サーバ12のディスプレイ19には、走行時間情報履歴送信要求の送信可否が表示される。担当者が入力装置17,18を介して送信可を選択すると、走行時間情報履歴送信要求指令が運送管理サーバ12からシステム管理サーバ10へ送信される。システム管理サーバ10は、走行時間情報履歴送信要求指令に従って、入力された日付とID番号とに対応する走行時間情報履歴情報を運送管理サーバ12に送信する。運送管理サーバ12は、過去から現在までの任意の時点における走行時間情報履歴をシステム管理サーバ10から受信すると、その走行時間情報履歴をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する(走行時間情報履歴記憶手段)。なお、運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10に記憶された過去から現在までの走行時間情報履歴のすべてを送信させ、全走行時間情報履歴をメモリまたはハードディスクに格納することもできる。
システム管理サーバ10は、運送管理サーバ12からの要求により、運送会社11から出荷元15までの運送ルート(第1運送ルート)情報、出荷元15から配送先16までの運送ルート(第2運送ルート)情報、配送先16から運送会社11までの運送ルート(第3運送ルート)情報、全運送行程の運送ルート情報のうちの少なくとも1つの運送ルート情報履歴を運送管理サーバ12に送信する(運送ルート情報履歴送信手段)。運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10に記憶された過去から現在までの運送ルート情報のうち、任意の時点における運送ルート情報を送信させることができる。たとえば、過去の1ヶ月間における出荷元15から配送先16までの運送ルート情報や過去の数日間における配送先16から運送会社11までの運送ルート情報を送信させることができる。
運送ルート情報履歴送信要求の一例を説明すると、以下のとおりである。運送会社11の担当者は、運送管理サーバ12のディスプレイ19に表示された要求項目(図示せず)から運送ルート情報履歴送信を選択する。担当者が運送ルート情報履歴送信を選択すると、運送管理サーバ12のディスプレイ19には、運送会社〜出荷元、出荷元〜配送先、配送先〜運送会社、全運送行程の選択エリアが表示されるとともに、日付(年月日)の入力エリアが表示され、携帯電話14のID番号入力エリア、運送車両13のID番号入力エリアが表示される。担当者は、入力装置17,18を介して運送会社〜出荷元、出荷元〜配送先、配送先〜運送会社、全運送行程のいずれかを選択し、日付(年月日)入力エリアに日付を入力するとともに、携帯電話14のID番号入力エリアにID番号を入力し、運送車両13のID番号入力エリアにID番号を入力する。それらを入力すると、運送管理サーバ12のディスプレイ19には、運送ルート情報履歴送信要求の送信可否が表示される。担当者が入力装置17,18を介して送信可を選択すると、運送ルート情報履歴送信要求指令が運送管理サーバ12からシステム管理サーバ10へ送信される。システム管理サーバ10は、運送ルート情報履歴送信要求指令に従って、入力された日付とID番号とに対応する運送ルート情報履歴情報を運送管理サーバ12に送信する。運送管理サーバ12は、過去から現在までの任意の時点における運送ルート情報履歴をシステム管理サーバ10から受信すると、その運送ルート情報履歴をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する(運送ルート情報履歴記憶手段)。なお、運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10に記憶された過去から現在までの運送ルート情報履歴のすべてを送信させ、全運送ルート情報履歴をメモリまたはハードディスクに格納することもできる。
システム管理サーバ10は、運送管理サーバ12からの要求により、運送会社11から出荷元15までの走行距離(第1走行距離)情報、出荷元15から配送先16までの走行距離(第2走行距離)情報、配送先16から運送会社11までの走行距離(第3走行距離)情報、全運送行程の走行距離情報のうちの少なくとも1つの走行距離情報履歴を運送管理サーバ12に送信する(走行距離情報履歴送信手段)。運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10に記憶された過去から現在までの走行距離情報のうち、任意の時点における走行距離情報を送信させることができる。たとえば、過去の1ヶ月間における配送先16から運送会社11までの走行距離情報や過去の数日間における運送会社11から出荷元15までの走行距離情報を送信させることができる。
走行距離情報履歴送信要求の一例を説明すると、以下のとおりである。運送会社11の担当者は、運送管理サーバ12のディスプレイ19に表示された要求項目(図示せず)から走行距離情報履歴送信を選択する。担当者が走行距離情報履歴送信を選択すると、運送管理サーバ12のディスプレイ19には、運送会社〜出荷元、出荷元〜配送先、配送先〜運送会社、全運送行程の選択エリアが表示されるとともに、日付(年月日)の入力エリアが表示され、携帯電話14のID番号入力エリア、運送車両13のID番号入力エリアが表示される。担当者は、入力装置17,18を介して運送会社〜出荷元、出荷元〜配送先、配送先〜運送会社、全運送行程のいずれかを選択し、日付(年月日)入力エリアに日付を入力するとともに、携帯電話14のID番号入力エリアにID番号を入力し、運送車両13のID番号入力エリアにID番号を入力する。それらを入力すると、運送管理サーバ12のディスプレイ19には、走行距離情報履歴送信要求の送信可否が表示される。担当者が入力装置17,18を介して送信可を選択すると、走行距離情報履歴送信要求指令が運送管理サーバ12からシステム管理サーバ10へ送信される。システム管理サーバ10は、走行距離情報履歴送信要求指令に従って、入力された日付とID番号とに対応する走行距離情報履歴情報を運送管理サーバ12に送信する。運送管理サーバ12は、過去から現在までの任意の時点における走行距離情報履歴をシステム管理サーバ10から受信すると、その走行距離情報履歴をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する(走行距離情報履歴記憶手段)。なお、運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10に記憶された過去から現在までの走行距離情報履歴のすべてを送信させ、全走行距離情報履歴をメモリまたはハードディスクに格納することもできる。
システム管理サーバ10は、運送管理サーバ12からの要求により、運送会社11から出荷元15までの平均速度(第1平均速度)情報、出荷元15から配送先16までの平均速度(第2平均速度)情報、配送先16から運送会社11までの平均速度(第3平均速度)情報、全運送行程の平均速度情報のうちの少なくとも1つの平均速度情報履歴を運送管理サーバ12に送信する(平均速度情報履歴送信手段)。運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10に記憶された過去から現在までの平均速度情報のうち、任意の時点における平均速度情報を送信させることができる。たとえば、過去の1ヶ月間における運送会社11から出荷元15までの平均速度情報や過去の数日間における出荷元15から配送先16までの平均速度情報を送信させることができる。
平均速度情報履歴送信要求の一例を説明すると、以下のとおりである。運送会社11の担当者は、運送管理サーバ12のディスプレイ19に表示された要求項目(図示せず)から平均速度情報履歴送信を選択する。担当者が平均速度情報履歴送信を選択すると、運送管理サーバ12のディスプレイ19には、運送会社〜出荷元、出荷元〜配送先、配送先〜運送会社、全運送行程の選択エリアが表示されるとともに、日付(年月日)の入力エリアが表示され、携帯電話14のID番号入力エリア、運送車両13のID番号入力エリアが表示される。担当者は、入力装置17,18を介して運送会社〜出荷元、出荷元〜配送先、配送先〜運送会社、全運送行程のいずれかを選択し、日付(年月日)入力エリアに日付を入力するとともに、携帯電話14のID番号入力エリアにID番号を入力し、運送車両13のID番号入力エリアにID番号を入力する。それらを入力すると、運送管理サーバ12のディスプレイ19には、平均速度情報履歴送信要求の送信可否が表示される。担当者が入力装置17,18を介して送信可を選択すると、平均速度情報履歴送信要求指令が運送管理サーバ12からシステム管理サーバ10へ送信される。システム管理サーバ10は、平均速度情報履歴送信要求指令に従って、入力された日付とID番号とに対応する平均速度情報履歴情報を運送管理サーバ12に送信する。運送管理サーバ12は、過去から現在までの任意の時点における平均速度情報履歴をシステム管理サーバ10から受信すると、その平均速度情報履歴をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する(平均速度情報履歴記憶手段)。なお、運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10に記憶された過去から現在までの平均速度情報履歴のすべてを送信させ、全平均速度情報履歴をメモリまたはハードディスクに格納することもできる。
システム管理サーバ10は、運送管理サーバ12からの要求により、出発時間情報履歴を運送管理サーバ12に送信する(出発時間情報履歴送信手段)。運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10に記憶された過去から現在までの出発時間情報のうち、任意の時点における出発時間情報を送信させることができる。たとえば、過去の1ヶ月間における出発時間情報や過去の数日間における出発時間情報を送信させることができる。
出発時間情報履歴送信要求の一例を説明すると、以下のとおりである。運送会社11の担当者は、運送管理サーバ12のディスプレイ19に表示された要求項目(図示せず)から出発時間情報履歴送信を選択する。担当者が出発時間情報履歴送信を選択すると、運送管理サーバ12のディスプレイ19には、日付(年月日)の入力エリアが表示され、運送会社、出荷元、配送先の選択エリア、携帯電話14のID番号入力エリア、運送車両13のID番号入力エリアが表示される。担当者は、日付(年月日)入力エリアに日付を入力し、運送会社、出荷元、配送先の少なくとも1つを選択するとともに、携帯電話14のID番号入力エリアにID番号を入力し、運送車両13のID番号入力エリアにID番号を入力する。それらを入力すると、運送管理サーバ12のディスプレイ19には、出発時間情報履歴送信要求の送信可否が表示される。担当者が入力装置17,18を介して送信可を選択すると、出発時間情報履歴送信要求指令が運送管理サーバ12からシステム管理サーバ10へ送信される。システム管理サーバ10は、出発時間情報履歴送信要求指令に従って、入力された日付とID番号とに対応する出発時間情報履歴情報を運送管理サーバ12に送信する。運送管理サーバ12は、過去から現在までの任意の時点における出発時間情報履歴をシステム管理サーバ10から受信すると、その出発時間情報履歴をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する(出発時間情報履歴記憶手段)。なお、運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10に記憶された過去から現在までの出発時間情報履歴のすべてを送信させ、全出発時間情報履歴をメモリまたはハードディスクに格納することもできる。
システム管理サーバ10は、運送管理サーバ12からの要求により、到着時間情報履歴を運送管理サーバ12に送信する(到着時間情報履歴送信手段)。運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10に記憶された過去から現在までの到着時間情報のうち、任意の時点における到着時間情報を送信させることができる。たとえば、過去の1ヶ月間における到着時間情報や過去の数日間における到着時間情報を送信させることができる。
到着時間情報履歴送信要求の一例を説明すると、以下のとおりである。運送会社11の担当者は、運送管理サーバ12のディスプレイ19に表示された要求項目(図示せず)から到着時間情報履歴送信を選択する。担当者が到着時間情報履歴送信を選択すると、運送管理サーバ12のディスプレイ19には、日付(年月日)の入力エリアが表示され、運送会社、出荷元、配送先の選択エリア、携帯電話14のID番号入力エリア、運送車両13のID番号入力エリアが表示される。担当者は、日付(年月日)入力エリアに日付を入力し、運送会社、出荷元、配送先の少なくとも1つを選択するとともに、携帯電話14のID番号入力エリアにID番号を入力し、運送車両13のID番号入力エリアにID番号を入力する。それらを入力すると、運送管理サーバ12のディスプレイ19には、到着時間情報履歴送信要求の送信可否が表示される。担当者が入力装置17,18を介して送信可を選択すると、到着時間情報履歴送信要求指令が運送管理サーバ12からシステム管理サーバ10へ送信される。システム管理サーバ10は、到着時間情報履歴送信要求指令に従って、入力された日付とID番号とに対応する到着時間情報履歴情報を運送管理サーバ12に送信する。運送管理サーバ12は、過去から現在までの任意の時点における到着時間情報履歴をシステム管理サーバ10から受信すると、その到着時間情報履歴をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する(到着時間情報履歴記憶手段)。なお、運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10に記憶された過去から現在までの到着時間情報履歴のすべてを送信させ、全到着時間情報履歴をメモリまたはハードディスクに格納することもできる。
システム管理サーバ10は、運送管理サーバ12からの要求により、受取完了情報履歴を運送管理サーバ12に送信する(受取完了情報履歴送信手段)。運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10に記憶された過去から現在までの受取完了情報のうち、任意の時点における受取完了情報を送信させることができる。たとえば、過去の1ヶ月間における受取完了情報や過去の数日間における受取完了情報を送信させることができる。
受取完了情報履歴送信要求の一例を説明すると、以下のとおりである。運送会社11の担当者は、運送管理サーバ12のディスプレイ19に表示された要求項目(図示せず)から受取完了情報履歴送信を選択する。担当者が受取完了情報履歴送信を選択すると、運送管理サーバ12のディスプレイ19には、日付(年月日)の入力エリアが表示され、出荷元15のID番号入力エリア、携帯電話14のID番号入力エリア、運送車両13のID番号入力エリアが表示される。担当者は、日付(年月日)入力エリアに日付を入力し、出荷元15のID番号入力エリアにID番号を入力するとともに、携帯電話14のID番号入力エリアにID番号を入力し、運送車両13のID番号入力エリアにID番号を入力する。それらID番号を入力すると、運送管理サーバ12のディスプレイ19には、受取完了情報履歴送信要求の送信可否が表示される。担当者が入力装置17,18を介して送信可を選択すると、受取完了情報履歴送信要求指令が運送管理サーバ12からシステム管理サーバ10へ送信される。システム管理サーバ10は、受取完了情報履歴送信要求指令に従って、入力された日付とID番号とに対応する受取完了情報履歴情報を運送管理サーバ12に送信する。運送管理サーバ12は、過去から現在までの任意の時点における受取完了情報履歴をシステム管理サーバ10から受信すると、その受取完了情報履歴をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する(受取完了情報履歴記憶手段)。なお、運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10に記憶された過去から現在までの受取完了情報履歴のすべてを送信させ、全受取完了情報履歴をメモリまたはハードディスクに格納することもできる。
システム管理サーバ10は、運送管理サーバ12からの要求により、配送完了情報履歴を運送管理サーバ12に送信する(配送完了情報履歴送信手段)。運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10に記憶された過去から現在までの配送完了情報のうち、任意の時点における配送完了情報を送信させることができる。たとえば、過去の1ヶ月間における配送完了情報や過去の数日間における配送完了情報を送信させることができる。
配送完了情報履歴送信要求の一例を説明すると、以下のとおりである。運送会社11の担当者は、運送管理サーバ12のディスプレイ19に表示された要求項目(図示せず)から配送完了情報履歴送信を選択する。担当者が配送完了情報履歴送信を選択すると、運送管理サーバ12のディスプレイ19には、日付(年月日)の入力エリアが表示され、配送先16のID番号入力エリア、携帯電話14のID番号入力エリア、運送車両13のID番号入力エリアが表示される。担当者は、日付(年月日)入力エリアに日付を入力し、配送先16のID番号入力エリアにID番号を入力するとともに、携帯電話14のID番号入力エリアにID番号を入力し、運送車両13のID番号入力エリアにID番号を入力する。それらID番号を入力すると、運送管理サーバ12のディスプレイ19には、配送完了情報履歴送信要求の送信可否が表示される。担当者が入力装置17,18を介して送信可を選択すると、配送完了情報履歴送信要求指令が運送管理サーバ12からシステム管理サーバ10へ送信される。システム管理サーバ10は、配送完了情報履歴送信要求指令に従って、入力された日付とID番号とに対応する配送完了情報履歴情報を運送管理サーバ12に送信する。運送管理サーバ12は、過去から現在までの任意の時点における配送完了情報履歴をシステム管理サーバ10から受信すると、その配送完了情報履歴をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する(配送完了情報履歴記憶手段)。なお、運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10に記憶された過去から現在までの配送完了情報履歴のすべてを送信させ、全配送完了情報履歴をメモリまたはハードディスクに格納することもできる。
システム管理サーバ10は、運送管理サーバ12からの要求により、燃費情報履歴を運送管理サーバ12に送信する(燃費情報履歴送信手段)。運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10に記憶された過去から現在までの燃費情報のうち、任意の時点における燃費情報を送信させることができる。たとえば、過去の1ヶ月間における燃費情報や過去の数日間における燃費情報を送信させることができる。
燃費情報履歴送信要求の一例を説明すると、以下のとおりである。運送会社11の担当者は、運送管理サーバ12のディスプレイ19に表示された要求項目(図示せず)から燃費情報履歴送信を選択する。担当者が燃費情報履歴送信を選択すると、運送管理サーバ12のディスプレイ19には、日付(年月日)の入力エリアが表示され、携帯電話14のID番号入力エリア、運送車両13のID番号入力エリアが表示される。担当者は、日付(年月日)入力エリアに日付を入力するとともに、携帯電話14のID番号入力エリアにID番号を入力し、運送車両13のID番号入力エリアにID番号を入力する。それらを入力すると、運送管理サーバ12のディスプレイ19には、燃費情報履歴送信要求の送信可否が表示される。担当者が入力装置17,18を介して送信可を選択すると、燃費情報履歴送信要求指令が運送管理サーバ12からシステム管理サーバ10へ送信される。システム管理サーバ10は、燃費情報履歴送信要求指令に従って、入力された日付とID番号とに対応する燃費情報履歴情報を運送管理サーバ12に送信する。運送管理サーバ12は、過去から現在までの任意の時点における燃費情報履歴をシステム管理サーバ10から受信すると、その燃費情報履歴をメモリまたはハードディスクに時系列に格納する(燃費情報履歴記憶手段)。なお、運送管理サーバ12は、システム管理サーバ10に記憶された過去から現在までの燃費情報履歴のすべてを送信させ、全燃費情報履歴をメモリまたはハードディスクに格納することもできる。
図14は、運送管理サーバ12のディスプレイ19に表示された全運送行程における運送ルートL4を示す図であり、図15は、運送管理サーバ12のディスプレイ19に表示された各情報履歴の一例を示す図である。運送会社11の担当者は、運送管理サーバ12のメモリまたはハードディスクに格納された各履歴情報を運送管理サーバ12からいつでも出力することができる(情報履歴出力手段)。運送ルート情報履歴の出力の一例を説明すると、以下のとおりである。運送会社11の担当者は、運送管理サーバ12のディスプレイ19に表示された要求項目(図示せず)から履歴情報表示を選択する。担当者が履歴情報表示を選択すると、運送管理サーバ12のディスプレイ19には、位置情報履歴、走行時間情報履歴、運送ルート情報履歴、走行距離情報履歴、平均速度情報履歴、出発時間情報履歴、到着時間情報履歴、受取完了情報履歴、配送完了情報履歴、燃費情報履歴の選択画面が表示されるとともに、携帯電話14のID番号入力エリア、運送車両13のID番号入力エリアが表示される。担当者は、運送ルート情報履歴を選択し、入力装置17,18を介して携帯電話14のID番号入力エリアにID番号を入力するとともに、運送車両13のID番号入力エリアにID番号を入力する。それらID番号を入力すると、運送管理サーバ12のディスプレイ19には、会社〜出荷元、出荷元〜配送先、配送先〜会社、全運送行程の選択画面が表示される。担当者が全運送行程を選択すると、運送管理サーバ12は、メモリまたはハードディスクに格納された運送ルートを検索し、図14に示すように、運送ルート表示指令に従って全運送行程における運送ルートL4(運送会社11の位置、出荷元15の位置、配送先16の位置を含む)をディスプレイ19に表示する。
情報履歴の出力の他の一例を説明すると、以下のとおりである。運送会社11の担当者は、運送管理サーバ12のディスプレイ19に表示された要求項目(図示せず)から履歴情報表示を選択する。担当者が履歴情報表示を選択すると、運送管理サーバ12のディスプレイ19には、位置情報履歴、走行時間情報履歴、運送ルート情報履歴、走行距離情報履歴、平均速度情報履歴、出発時間情報履歴、到着時間情報履歴、受取完了情報履歴、配送完了情報履歴、燃費情報履歴の選択画面が表示されるとともに、携帯電話14のID番号入力エリア、運送車両13のID番号入力エリアが表示される。担当者は、位置情報履歴と運送ルート情報履歴とを除く他の情報履歴を選択し、入力装置17,18を介して携帯電話14のID番号入力エリアにID番号を入力するとともに、運送車両13のID番号入力エリアにID番号を入力する。それらID番号を入力すると、運送管理サーバ12は、メモリまたはハードディスクに格納された履歴情報を検索し、図15に示すように、履歴情報表示指令に従って位置情報履歴と運送ルート情報履歴とを除く他の情報履歴をディスプレイ19に表示する。
この車両運送システムは、運送会社11を出発して出荷元15と配送先16とを回り再び運送会社11に帰るまでの運送行程における運送車両13の燃費がシステム管理サーバ10から運送管理サーバ12に送信されるから、運送会社11が運送車両13の燃費を運送行程毎に把握することができる。この車両運送システムは、各運送車両の燃費を考慮しつつ、荷物配送のための最適な運送コースや最適な運送速度、最適な積載量を決定することができ、各運送車両の燃料費を減少させることができる。
車両配送システムは、システム管理サーバ10から送信された第1運送ルートを分析することで運送会社11から出荷元15までの最適な運送コースを決定することができ、システム管理サーバ10から送信された第2運送ルートを分析することで出荷元15から配送先16までの最適な運送コースを決定することができるとともに、システム管理サーバ10から送信された第3運送ルートを分析することで配送先16から運送会社11までの最適な運送コースを決定することができる。車両配送システムは、システム管理サーバ10から送信された第1走行距離を分析することで運送会社11から出荷元15までの最短運送距離を決定することができ、システム管理サーバ10から送信された第2走行距離を分析することで出荷元15から配送先16までの最短運送距離を決定することができるとともに、システム管理サーバ10から送信された第3走行距離を分析することで配送先16から運送会社11までの最短運送距離を決定することができる。この車両配送システムは、運送会社11を出発して出荷元15と配送先16とを回り再び運送会社11に帰るまでの運送行程における運送コースや運送距離を検討し、運送行程の最適な運送コースや運送距離を決定することができるから、各運送車両の燃費や運送時間等の運送効率を向上させることができる。
車両運送システムは、出荷元15から配送先16までの道程における運送車両13の第1位置情報が携帯電話14からシステム管理サーバ10に送信され、その第1位置情報がシステム管理サーバ10から運送管理サーバ12に送信されるから、配送先16へ向かう運送車両13の現在位置や配送先16への荷物の到着時間について出荷元15や配送先16から運送会社11に問い合わせがあったとしても、送信された第1位置情報に基づいて配送先16へ向かう運送車両13の現在位置や荷物の到着時間を運送会社11の担当者が出荷元15や配送先16にリアルタイムに答えることができる。この車両運送システムは、配送先16に荷物の配送を完了したときの配送完了情報が携帯電話14からシステム管理サーバ10に送信され、その配送完了情報がシステム管理サーバ10から運送管理サーバ12に送信されるから、送信された配送完了情報に基づいて運送会社11の担当者が荷物の配送完了を確認することができ、出荷元15から荷物の配送状況の問い合わせがあったとしても、荷物の配送完了を出荷元15に即座に伝えることができる。
車両配送システムは、運送会社11から出荷元15までの道程における運送車両13の第2位置情報が携帯電話14からシステム管理サーバ10に送信され、その第2位置情報がシステム管理サーバ10から運送管理サーバ12に送信されるから、出荷元15へ向かう運送車両13の現在位置や荷物の受取時間について出荷元15から運送会社11に問い合わせがあったとしても、送信された第2位置情報に基づいて出荷元15へ向かう運送車両13の現在位置や荷物の受取時間を運送会社11の担当者が出荷元15にリアルタイムに答えることができる。この車両運送システムは、出荷元15から荷物の受け取りを完了したときの受取完了情報が携帯電話14からシステム管理サーバ10に送信され、その受取完了情報がシステム管理サーバ10から運送管理サーバ12に送信されるから、送信された受取完了情報に基づいて運送会社11の担当者が荷物の受取完了を確認することができ、配送先16から荷物の受取状況の問い合わせがあったとしても、荷物の受取完了を配送先16に即座に伝えることができる。また、配送先16から運送会社11までの道程における運送車両13の第3位置情報が携帯電話14からシステム管理サーバ10に送信され、その第3位置情報がシステム管理サーバ10から運送管理サーバ12に送信されるから、送信された第3位置情報に基づいて運送会社11へ向かう運送車両13の現在位置や運送会社11への運送車両13の戻り時間を運送会社11の担当者が把握することができ、次の配送のための車両の手配を円滑に行うことができる。
車両配送システムは、運送車両13の第1〜第3平均速度がシステム管理サーバ10から運送管理サーバ12に送信されるから、運送会社11が各運送車両の法定速度の超過を管理することができ、各運送車両に法定速度の遵守を徹底させることができる。この車両配送システムは、第1〜第3平均速度を分析することで最適な運送コースや最適な運送時間帯を決定することができ、各運送車両の運送効率を向上させることができる。この車両配送システムは、運送管理サーバ12の要求に応じて第1〜第3位置情報のうちの少なくとも1つの位置情報履歴が運送管理サーバ12に送信されるから、運送会社11が位置情報履歴を分析することで、最適な運送コースや最適な運送時間帯を決定することができ、各運送車両の運送効率を向上させることができる。
車両配送システムは、過去から現在までの所定期間内における運転者20の配送数が分かるから、運転者20の過去の配送実績を現在の配送実績と比較することで、配送実績の変化を把握することができ、配送実績を上げるための的確な指導を運転者20に施すことができる。この車両配送システムは、過去から現在までの所定期間内における運転者20の受取数が分かるから、運転者20の過去の受取実績を現在の受取実績と比較することで、受取実績の変化を把握することができ、配送実績を上げるための的確な指導を運転者20に施すことができる。また、過去から現在までの第1〜第3平均速度が分かるから、運転者20の過去の平均速度を現在の平均速度と比較することで、運送コースの変更や運送時間帯の変更を検討することができ、各運送車両の運送効率を向上させることができる。
一例として示す車両運送システムの構成図。 運送車両が運送会社から出発する時点におけるこのシステムの説明図。 運送会社から出荷元に到着するまでにおけるシステムの説明図。 運送会社から出荷元までの道程における位置情報を示す図。 出荷元における荷物の受取時のシステムの説明図。 運送会社から出荷元までの運送ルートを示す図。 出荷元から配送先に到着するまでにおけるこのシステムの説明図。 出荷元から配送先までの道程における位置情報を示す図。 配送先における荷物の配送時のシステムの説明図。 出荷元から配送先までの運送ルートを示す図。 配送先から運送会社に到着するまでにおけるこのシステムの説明図。 配送先から運送会社までの道程における位置情報を示す図。 配送先から運送会社までの運送ルートを示す図。 運送管理サーバのディスプレイに表示された全行程における走行ルートを示す図。 運送理サーバのディスプレイに表示された各情報履歴の一例を示す図。
符号の説明
10 システム管理サーバ
11 運送会社(運送業者)
12 運送管理サーバ
13 運送車両
14 携帯電話(携帯端末)
15 出荷元
16 配送先
20 運転者

Claims (11)

  1. 運送業者の運送車両を使用して出荷元から預かった荷物を配送先に配送する車両配送システムにおいて、
    前記車両配送システムが、前記運送業者に設置された運送管理サーバと、位置検出機能を有して位置情報を取得可能であって前記運送車両を運転する運転者に所持させる携帯端末と、前記運送管理サーバおよび前記携帯端末と相互に通信可能なシステム管理サーバとから形成され、
    前記携帯端末が、前記位置検出機能を利用し、前記運送業者を出発して前記出荷元と前記配送先とを回り再び運送業者に帰るまでの運送行程における運送車両の位置情報を前記システム管理サーバに送信する位置情報送信手段と、前記運送業者に戻った運送車両に燃料を補給したときの給油量を前記システム管理サーバに送信する給油量送信手段とを有し、
    前記システム管理サーバが、前記携帯端末から受信した位置情報を利用し、前記運送行程における運送車両の運送ルートを求める運送ルート特定手段と、前記運送ルート特定手段によって求めた運送ルートを利用し、前記運送行程における運送車両の走行距離を求める走行距離特定手段と、前記走行距離特定手段によって求めた走行距離を前記携帯端末から受信した給油量で除して該運送車両の燃費を算出する燃費算出手段と、前記燃費算出手段によって算出した燃費を前記運送管理サーバに送信する燃費送信手段とを有することを特徴とする車両配送システム。
  2. 前記位置情報送信手段が、前記運送業者から前記出荷元までの第1運送行程における第1位置情報を送信する位置情報第1送信手段と、前記出荷元から前記配送先までの第2運送行程における第2位置情報を送信する位置情報第2送信手段と、前記配送先から前記運送業者までの第3運送行程における第3位置情報を送信する位置情報第3送信手段とを含み、
    前記システム管理サーバが、前記携帯端末から受信した第1〜第3位置情報を前記運送管理サーバに送信する位置情報第4送信手段を有する請求項1記載の車両配送システム。
  3. 前記運送ルート特定手段が、前記運送業者から前記出荷元までの第1運送行程における第1運送ルートを求める運送ルート第1特定手段と、前記出荷元から前記配送先までの第2運送行程における第2運送ルートを求める運送ルート第2特定手段と、前記配送先から前記運送業者までの第3運送行程における第3運送ルートを求める運送ルート第3特定手段とを含み、
    前記システム管理サーバが、前記運送ルート第1特定手段〜運送ルート第3特定手段によって求めた第1〜第3運送ルートを前記運送管理サーバに送信する運送ルート送信手段を有する請求項1または請求項2に記載の車両配送システム。
  4. 前記走行距離特定手段が、前記運送業者から前記出荷元までの第1運送行程における第1走行距離を求める走行距離第1特定手段と、前記出荷元から前記配送先までの第2運送行程における第2走行距離を求める走行距離第2特定手段と、前記配送先から前記運送業者までの第3運送行程における第3走行距離を求める走行距離第3特定手段とを含み、
    前記システム管理サーバが、前記走行距離第1特定手段〜走行距離第3特定手段によって求めた第1〜第3走行距離を前記運送管理サーバに送信する走行距離送信手段を有する請求項1ないし請求項3いずれかに記載の車両配送システム。
  5. 前記システム管理サーバが、前記運送車両の出荷元への到着時間から該運送車両の運送業者からの出発時間を減じて前記第1運送行程における運送車両の第1走行時間を算出する走行時間第1算出手段と、前記走行距離第1特定手段によって求めた第1走行距離を前記第1走行時間算出手段によって求めた第1走行時間で除することで前記第1運送行程における運送車両の第1平均速度を算出する平均速度第1算出手段と、算出した第1平均速度を前記運送管理サーバに送信する平均速度第1送信手段とを有する請求項4記載の車両配送システム。
  6. 前記システム管理サーバが、前記運送車両の配送先への到着時間から該運送車両の出荷元からの出発時間を減じて前記第2運送行程における運送車両の第2走行時間を算出する走行時間第2算出手段と、前記走行距離第2特定手段によって求めた第2走行距離を前記第2走行時間算出手段によって求めた第2走行時間で除することで前記第2運送行程における運送車両の第2平均速度を算出する平均速度第2算出手段と、算出した第2平均速度を前記運送管理サーバに送信する平均速度第2送信手段とを有する請求項4または請求項5に記載の車両配送システム。
  7. 前記システム管理サーバが、前記運送車両の運送業者への到着時間から該運送車両の配送先からの出発時間を減じて前記第3運送行程における運送車両の第3走行時間を算出する走行時間第3算出手段と、前記走行距離第3特定手段によって求めた第3走行距離を前記第3走行時間算出手段によって求めた第3走行時間で除することで前記第3運送行程における運送車両の第3平均速度を算出する平均速度第3算出手段と、算出した第3平均速度を前記運送管理サーバに送信する平均速度第3送信手段とを有する請求項4ないし請求項6いずれかに記載の車両配送システム。
  8. 前記システム管理サーバが、前記携帯端末から受信した運送車両の過去から現在までの第1〜第3位置情報を時系列に記憶する位置情報記憶手段と、前記位置情報記憶手段を介して記憶した第1〜第3位置情報のうちの少なくとも1つの位置情報履歴を前記運送管理サーバの要求に応じて該運送管理サーバに送信する位置情報履歴送信手段とを有する請求項2ないし請求項7いずれかに記載の車両配送システム。
  9. 前記システム管理サーバが、前記運送ルート第1特定手段〜運送ルート第3特定手段によって求めた運送車両の過去から現在までの第1〜第3運送ルートを時系列に記憶する運送ルート記憶手段と、前記運送ルート記憶手段を介して記憶した第1〜第3運送ルートのうちの少なくとも1つの運送ルート履歴を前記運送管理サーバの要求に応じて該運送管理サーバに送信する運送ルート履歴送信手段とを有する請求項3ないし請求項8いずれかに記載の車両配送システム。
  10. 前記システム管理サーバが、前記走行距離第1特定手段〜走行距離第3特定手段によって求めた運送車両の過去から現在までの第1〜第3走行距離を時系列に記憶する走行距離記憶手段と、前記走行距離記憶手段を介して記憶した第1〜第3走行距離のうちの少なくとも1つの走行距離履歴を前記運送管理サーバの要求に応じて該運送管理サーバに送信する走行距離履歴送信手段とを有する請求項4ないし請求項9いずれかに記載の車両配送システム。
  11. 前記システム管理サーバが、前記平均速度第1算出手段〜平均速度第2算出手段によって求めた運送車両の過去から現在までの第1〜第3平均速度を時系列に記憶する平均速度記憶手段と、前記平均速度記憶手段を介して記憶した第1〜第3平均速度のうちの少なくとも1つの平均速度履歴を前記運送管理サーバの要求に応じて該運送管理サーバに送信する平均速度履歴送信手段とを有する請求項7ないし請求項10いずれかに記載の車両配送システム。
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