JP7126010B2 - 機器収納箱 - Google Patents
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Description
本発明は、トンネル内に設置される設備機器が収納された機器収納箱であって、
前面に開口部が形成された筐体と、
開口部に位置して着脱自在に固定された点検扉と、
設置状態で点検扉の筐体内部側となる裏面に設けられた支承部材と、
を備え、
支承部材は、上端部が点検扉の裏面に固定され、上端部から筐体の内部側かつ斜め下方に向かって張り出し後、下方に延在された下端が点検扉の下端よりも下側に位置した板部材としたことを特徴とする。
また、筐体に、支承部材の下方に延在された箇所を当接させずに、点検扉と支承部材の筐体の内部側かつ下方に向かって張り出した箇所とを当接させて、点検扉が筐体に装着される。
支承部材は、点検扉の裏面の複数個所に設けられ、板部材の下端部に、地面に据え置かれて支承する据置部材が配置され、
据置部材は、点検扉が開口部に位置して固定された場合、筐体の内部に収納される。
トンネル内に設置される消火栓の設備機器が収納された消火栓装置、又はトンネル内の設備である水噴霧設備の自動弁が収納された自動弁装置である。
本発明は、トンネル内に設置される設備機器が収納された機器収納箱であって、前面に開口部が形成された筐体と、開口部に位置して着脱自在に固定された点検扉と、設置状態で点検扉の筐体内部側となる裏面に設けられた支承部材と、を備え、支承部材は、上端部が点検扉の裏面に固定され、上端部から筐体の内部側かつ斜め下方に向かって張り出しつつ下方に延在された下端が点検扉の下端よりも下側に位置した板部材としたため、点検扉を取り外す場合に、まず、点検扉を固定しているビスを取り外すことになるが、ビスを取り外しても、点検扉はその裏側に支承部材が設けられているため、点検扉を手で支えていなくとも、筐体の開口部の位置から脱落することがなく、点検扉に設けられた取手等をもって外側に持ち上げることで、簡単且つ安全に点検扉を取り外すことができる。
また、支承部材は、点検扉の裏面の複数個所に設けられ、板部材の下端部に、地面に据え置かれて支承するパイプ状の据置部材が配置され、据置部材は、点検扉が開口部に位置して固定された場合、筐体の内部に収納されるため、開口部の位置から点検扉を外して近くの地面に立て掛ける場合、支承部材の先端に配置した据置部材が地面に当たり、支承部材の下端が地面に当たって傷付くことを防止する。
図1は自動車専用道路のトンネル内に設置された消火栓設備を含むトンネル非常用設備を示した説明図である。図1に示すように、シールド工法により構築されたトンネル10内は円筒形のトンネル壁面12により覆われ、床版18により仕切られることで道路15が設けられており、この例にあっては、道路15は1方向2車線としている。
図2はホースを収納する消火栓収納箱を正面、平面及び側面から示した説明図、図3は図2の消火栓設備の内部構造を道路側から見た断面で示した説明図、図4は昇降機構によりホース収納部を上昇して監視員通路上に露出させた状態を路面側から見た断面で示した説明図である。
図2に示すように、消火栓設備16の消火栓収納箱30は、監視員通路14の床面下の内部空間に埋込み設置されている。消火栓収納箱30の中には、パンタグラフ機構を用いた昇降機構46の水圧シリンダ60の駆動により昇降されるホース収納部44が配置されている。
図3及び図4に示すように、監視員通路14に設置された消火栓収納箱30の監視員通路14の路面に対応した位置には、矩形の消火栓昇降口42が開口されている。消火栓昇降口42に対してはその下側からホース収納部44が昇降自在に配置される。ホース収納部44は、前面及び背面に開口した箱型の筐体48を備え、筐体48の前面及び背面の開口に4本のフレームパイプ52を配置して間にホース取出口55が形成されている。
パンタグラフ機構を用いた昇降機構46は、2本のリンクアーム46a,46bで構成される。リンクアーム46aは左端が支点47aにより基台41に回動自在に支持され、またリンクアーム46bは左端を支点47bにより取付台43に回動自在に支持され、リンクアーム46a,46bを中央で交差させて支点47cで回動自在に連結させている。
(通常監視時)
図1に示すトンネル10の道路を車両が通行している通常監視時にあっては、図3に示すように、消火栓設備16のホース収納部44は、制御機構収納部45に設けられた放水制御機構からの消火用水の供給が停止されていることで、昇降機構46の水圧シリンダ60はピストン61を最下点に位置させ、これにより昇降機構46はホース収納部44を監視員通路14に埋込設置された消火栓収納箱30の中に収納し、筐体48の上面の路面板50により消火栓昇降口42を閉鎖しており、監視員通路14内に消火栓設備16を設置していても、監視員通路14を通る人の通行を妨げたり、危険を及ぼすことはない。
一方、トンネル10内で火災を伴う車両事故が発生した場合には、利用者は火災発生場所に近い消火栓設備16に出向き、通報装置パネルの発信機を押して監視センターの防災受信盤に火災通報信号を送信し、防災受信盤から確認応答信号を受信して応答ランプが点灯されると共に赤色表示灯が点滅され、監視センター側への通報完了を確認する。
図5は筐体の開口部の位置に対する点検扉の取付け構造を断面及び扉内側から見て示した説明図、図6は点検扉の取外し状態を示した断面図、図7は点検扉の取付け作業を示した断面図である。
図5に示すように、消火栓収納箱の筐体32は枠部材75,76により箱形に形成されており、前面に位置する枠部材75の外側には化粧枠78が固定され、枠部材75及び化粧枠78で囲まれた矩形の開口部34が形成されている。
消火栓収納箱30に収納されているホース収納部44や昇降機構46の点検を行う場合には、点検扉36を筐体32の開口部34の位置に固定しているボルト80を緩めて取り外す。
消火栓収納箱30内の点検が終了したならば、取手38に手を入れて点検扉36を持ち上げ、図7に示すように、点検扉36の裏面下側に設けている支承部材70の先端の嵌込み支持部70cを開口部34から内部に入るように差し込み、これにより点検扉36は開口部34に相対した位置に位置決めされ、点検扉36を閉鎖位置に保持し続ける作業が不要となる。
(自動弁装置)
上記の実施形態は、消火栓収納箱に設けられる点検扉を例にとるものであったが、消火栓設備の収納箱の近傍に配置されるか、又は、一体に配置される水噴霧設備の自動弁収納箱についても、同じ点検扉の取付け構造とする。また、本発明は、消火栓収納箱や自動弁収納箱に限定されず、トンネル内に設置される適宜の設備機器の機器収納箱に設けられる点検扉についても、上記の実施形態の点検扉と同じ取付け構造とする。
また、上記の実施形態は消火用水を放水する消火栓設備を例にとっているが、泡消火剤を放出する泡消火栓設備としても良い。また、上記の実施形態で示した消火栓設備のホース類や消火栓弁等のバルブ類、通報装置の構成及び配置、その他の構成については任意であり、適宜の構成を採用して良い。
上記の実施形態では据置部材としてパイプ部材を使用しているが、これに限定されない。例えば、底面側が平面となる半円柱部材とすることで、点検扉を外した際の自立や立て掛けによる安定性を高めることができる。
また本発明は、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に、上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
12:トンネル壁面
14:監視員通路
15:道路
16:消火栓設備
18:床版
20:管理用通路
22:ダクト
24:給水本管
24a:分岐配管
30:消火栓収納箱
32、48:筐体
34:開口部
36:点検扉
38:取手
38a:放水スイッチ
38b:放水停止スイッチ
42:消火栓昇降口
44:ホース収納部
45:制御機構収納部
46:昇降機構
50:路面板
54:ホース
55:ホース取出口
56:ノズル
60:水圧シリンダ
62:連結ホース
63:ピストンロッド
65:自在継手
70:支承部材
70a:固定部
70b:張出し部
70c:嵌込み支持部
72:嵌込み部材
74:据置部材
75,76:枠部材
78:化粧枠
80:ボルト
82:ナット
Claims (5)
- トンネル内に設置される設備機器が収納された機器収納箱であって、
前面に開口部が形成された筐体と、
前記開口部に位置して着脱自在に固定された点検扉と、
設置状態で前記点検扉の前記筐体内部側となる裏面に設けられた支承部材と、
を備え、
前記支承部材は、上端部が前記点検扉の裏面に固定され、前記上端部から前記筐体の内部側かつ斜め下方に向かって張り出し後、下方に延在された下端が前記点検扉の下端よりも下側に位置した板部材としたことを特徴とする機器収納箱。
- 請求項1記載の機器収納箱に於いて、
前記筐体に、前記支承部材の下方に延在された箇所を当接させずに、前記点検扉と前記支承部材の前記筐体の内部側かつ下方に向かって張り出した箇所とを当接させて、前記点検扉が前記筐体に装着されることを特徴とする機器収納箱。
- 請求項1又は2記載の機器収納箱に於いて、
前記支承部材は、前記点検扉の裏面の複数個所に設けられ、前記板部材の下端部に、地面に据え置かれて支承する据置部材が配置され、
前記据置部材は、前記点検扉が前記開口部に位置して固定された場合、前記筐体の内部に収納されることを特徴とする機器収納箱。
- 請求項1乃至3何れかに記載の機器収納箱に於いて、
トンネル内に設置される消火栓の設備機器が収納された消火栓装置であることを特徴とする機器収納箱。
- 請求項1乃至3何れかに記載の機器収納箱に於いて、
トンネル内の設備である水噴霧設備の自動弁が収納された自動弁装置であることを特徴とする機器収納箱。
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2021
- 2021-02-18 JP JP2021024566A patent/JP7126010B2/ja active Active
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