JP7120126B2 - 光学フィルムの製造方法 - Google Patents
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Description
本発明の光学フィルムの製造方法は、1)光学フィルムの製造工程で生じる返材を破砕して、嵩密度が適度に低く調整されたフィルム片を得る工程(返材破砕工程)と、2)フィルム片を含む原料を、溶媒に溶解させて、ドープを調製する工程(ドープ調製工程)と、3)ドープを支持体上に流延した後、乾燥および剥離して膜状物を得る工程(製膜工程)とを含む。
本工程では、光学フィルムの製造工程で発生した返材を破砕して、嵩密度が適度に低く調整されたフィルム片を得る。
破砕室110内に冷却用ガスを供給(送風)することで、破砕室110内を冷却または除熱することができる。すなわち、破砕室110内に冷却用ガスを供給することで、破砕室110内や、固定刃130Aや回転刃130Bなどを適度に冷却することができる。それにより、返材を所定の大きさに破砕しつつも、破砕時の負荷により発生する熱を除去できるため、フィルム片の融着や熱劣化を抑制しやすい。
回転刃130Bの回転数は、低めにすることが好ましい。具体的には、回転刃130Bの回転数は、300~800rpmであることが好ましい。回転数が300rpm以上であると、十分な破砕性能が得られやすいため、予め設定された大きさまでフィルム片を破砕しやすい。回転数が800rpm以下であると、破砕時の負荷が大きくなりすぎないため、それによる発熱を十分に抑制できる。回転刃130Bの回転数は、上記観点から、400~600rpmであることがより好ましい。
固定刃130Aの温度は、返材に含まれる樹脂のガラス転移温度をTgとしたとき、10~(Tg-50)℃であることが好ましい。固定刃130Aの温度が10℃以上であると、返材が低温になりすぎないため、脆くなるのを抑制しやすい。それにより、予め設定された大きさによりも細かく破砕されすぎるのを抑制できる。固定刃130Aの温度が(Tg-50)℃以下であると、破砕時の発熱と合わさって返材やフィルム片の融着や熱劣化が進むのを抑制しやすい。固定刃130Aの温度は、上記観点から、20~(Tg-70)℃であることがより好ましい。固定刃130Aの温度は、固定刃130Aの実際の表面の温度として測定される。
スクリーン150のメッシュ径は、2mm以上10mm未満であることが好ましい。スクリーン150のメッシュ径が2mm以上であると、スクリーン150のメッシュを通って破砕室110外へ排出されるフィルム片の割合を多くしうるため、破砕時の負荷を小さくしやすく、それにより、破砕時の発熱を小さくしやすい。スクリーン150のメッシュ径が10mm以下であると、スクリーン150のメッシュを通るフィルム片の大きさを、溶媒に十分に溶解させうる程度に適度に小さくすることができる。スクリーン150のメッシュ径は、上記観点から、4~8mmであることがより好ましい。
破砕室110は、1つだけであってもよいし、複数あってもよい。すなわち、複数の破砕室110が連結されてもよい。ただし、破砕時の負荷を少なくする観点では、破砕室110の段数は、少ないほうが好ましい。すなわち、破砕室110の段数は、1段であることが好ましい。
本工程では、上記1)の工程で得られたフィルム片を含む原料を、溶媒(溶剤)に溶解させて、ドープを得る。
(メタ)アクリル系樹脂は、(メタ)アクリル酸エステルの単独重合体、または(メタ)アクリル酸エステルとそれと共重合可能な共重合モノマーとの共重合体である。なお、(メタ)アクリルとは、アクリルまたはメタクリルを意味する。(メタ)アクリル酸エステルは、メタクリル酸メチルであることが好ましい。
(メタ)アクリル酸ジシクロペンタニル、(メタ)アクリル酸イソボルニル、(メタ)アクリル酸アダマンチル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、六員環ラクトン(メタ)アクリル酸エステルなどの脂環を有する(メタ)アクリル酸エステル;
ビニルシクロヘキサンなどの脂環を有するビニル類;
スチレン、o-メチルスチレン、m-メチルスチレン、p-メチルスチレン、α-メチルスチレンなどの芳香環を有するビニル類;および
N-フェニルマレイミド、N-エチルマレイミド、N-プロピルマレイミド、N-シクロヘキシルマレイミド、N-o-クロロフェニルマレイミドなどのマレイミド類(イミド環を有する化合物)が含まれる。
(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸2-ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸ヘキシル、(メタ)アクリル酸2-エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸n-オクチルなどの炭素原子数2~20の(メタ)アクリル酸アルキルエステル;
(メタ)アクリロニトリルなどの不飽和ニトリル類;
(メタ)アクリル酸、クロトン酸、(メタ)アクリル酸などの不飽和カルボン酸類;
酢酸ビニル、エチレンやプロピレンなどのオレフィン類;
塩化ビニル、塩化ビニリデン、フッ化ビニリデンなどのハロゲン化ビニル類;
(メタ)アクリルアミド、メチル(メタ)アクリルアミド、エチル(メタ)アクリルアミド、プロピル(メタ)アクリルアミドなどの(メタ)アクリルアミド類が含まれる。これらは、単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
極性基を有するシクロオレフィン系樹脂は、特に制限されないが、極性基を有するノルボルネン骨格含有モノマーに由来する構造単位を含む重合体であることが好ましい。
(1)極性基を有するノルボルネン骨格含有モノマーの開環重合体
(2)極性基を有するノルボルネン骨格含有モノマーと共重合性単量体との開環共重合体
(3)上記(1)または(2)の開環(共)重合体の水素添加(共)重合体
(4)上記(1)または(2)の開環(共)重合体をフリーデル・クラフツ反応により環化した後、水素添加した(共)重合体
(5)極性基を有するノルボルネン骨格含有モノマーと不飽和二重結合含有化合物との飽和重合体
(6)極性基を有するノルボルネン骨格含有モノマーの付加型(共)重合体及びその水素添加(共)重合体
(7)極性基を有するノルボルネン骨格含有モノマーとメタクリレート、又はアクリレートとの交互共重合体
光学フィルムの原料は、必要に応じて上記以外の他の成分をさらに含んでもよい。他の成分の例には、弾性体粒子、マット剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤などが含まれる。特に、マトリクス樹脂が(メタ)アクリル樹脂である場合、得られるフィルムに可撓性を付与するために、光学フィルムの原料は、弾性体粒子をさらに含むことが好ましい。弾性体粒子の例には、ゴム粒子および熱可塑性エラストマー粒子が含まれる。
ゴム粒子は、ゴム状重合体(架橋重合体)を含むグラフト共重合体である。
アクリル系ゴム状重合体(a)は、アクリル酸エステルを主成分とする架橋重合体である。
モノマー混合物(b)の重合体は、アクリル系ゴム状重合体(a)に対するグラフト成分である。モノマー混合物(b)は、メタアクリル酸エステルを主成分として含む。
アクリル系グラフト共重合体におけるグラフト率(アクリル系ゴム状重合体(a)に対するグラフト成分の質量比)は、10~250%であることが好ましく、25~200%であることがより好ましく、40~200%であることがより好ましく、60~150%であることがさらに好ましい。グラフト率が10%以上であると、シェル部の割合が少なくなりすぎないため、フィルムの硬度や剛性が損なわれにくい。アクリル系グラフト共重合体のグラフト率が250%以下であると、アクリル系ゴム状重合体(a)の割合が少なくなりすぎないため、フィルムの靱性や脆性改善効果が損なわれにくい。
1)アクリル系グラフト共重合体2gを、メチルエチルケトン50mlに溶解させ、遠心分離機(日立工機(株)製、CP60E)を用い、回転数30000rpm、温度12℃にて1時間遠心し、不溶分と可溶分とに分離する(遠心分離作業を合計3回セット)。
2)得られた不溶分の重量を下記式に当てはめて、グラフト率を算出する。
グラフト率(%)=[{(メチルエチルケトン不溶分の重量)-(アクリル系ゴム状重合体(a)の重量)}/(アクリル系ゴム状重合体(a)の重量)]×100
熱可塑性エラストマー粒子を構成する熱可塑性エラストマーの例には、スチレン系エラストマー、オレフィン系エラストマー、ウレタン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、ポリアミド系エラストマー、シリコーン系エラストマーが含まれる。
スチレン系エラストマーは、スチレンと、ブタジエンもしくはイソプレンなどの共役および/またはその水素添加物ジエンとの共重合体でありうる。スチレン系エラストマーは、スチレンをハードセグメント、共役ジエンをソフトセグメントとするブロック共重合体であり、加硫工程が不用であり、好ましく用いられる。また、水素添加をしたものは熱安定性が高く、より好ましく用いられる。
オレフィン系エラストマーは、エチレン、プロピレン、1-ブテン、1-ヘキセン、4-メチル-ペンテンなどの炭素数2~20のα-オレフィンの共重合体である。オレフィン系エラストマーの例には、エチレン-プロピレン共重合体(EPR)、エチレン-プロピレン-ジエン共重合体(EPDM)が挙げられ、ジシクロペンタジエン、1,4-ヘキサジエン、シクロオクタジエン、メチレンノルボルネン、エチリデンノルボルネン、ブタジエン、イソプレン等の炭素数2~20の非共役ジエンとα-オレフィン共重合体などが挙げられる。また、ブタジエン-アクニロニトリル共重合体にメタクリル酸を共重合したカルボキシ変性NBRが挙げられる。具体的には、エチレン・α-オレフィン共重合体ゴム、エチレン・α-オレフィン・非共役ジエン共重合体ゴム、プロピレン・α-オレフィン共重合体ゴム、ブテン・α-オレフィン共重合体ゴムが挙げられる。
ウレタン系エラストマーは、低分子のエチレングリコールとジイソシアネートからなるハードセグメントと、高分子(長鎖)ジオールとジイソシアネートからなるソフトセグメントとを含む。高分子(長鎖)ジオールとして、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレンオキサイド、ポリ(1-,4-ブチレンアジペート)、ポリ(エチレン・1,4-ブチレンアジペート)、ポリカプロラクトン、ポリ(1,6-ヘキシレンカーボネート)、ポリ(1,6-ヘキシレン・ネオペンチレンアジペート)等が挙げられる。高分子(長鎖)ジオールの数平均分子量は、500~10,000が好ましい。エチレングリコールの他に、プロピレングリコール、1,4-ブタンジオール、ビスフェノールA等の短鎖ジオールを用いることができ、短鎖ジオールの数平均分子量は、48~500が好ましい。
ポリエステル系エラストマーは、ジカルボン酸またはその誘導体とジオール化合物またはその誘導体とを重縮合して得られる。ジカルボン酸の例には、テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸などの芳香族ジカルボン酸、アジピン酸、セバシン酸、ドデカンジカルボン酸等の炭素数2~20の脂肪族ジカルボン酸、およびシクロヘキサンジカルボン酸などの脂環式ジカルボン酸が挙げられる。ジオール化合物の例には、エチレングリコール、1,3-プロパンジオール、1,4-ブタンジオール、1,6-ヘキサンジオール、1,4-シクロヘキサンジオールなどの脂肪族ジオールおよび脂環式ジオール、ビスフェノールA、ビス-(4-ヒドロキシフェニル)-メタン、ビス-(4-ヒドロキシ-3-メチルフェニル)-プロパンなどの芳香族環式ジオールが挙げられる。
ポリアミド系エラストマーは、ポリアミドのハードセグメントと、ポリエーテルのソフトセグメントとを有するポリエーテルブロックアミド型と、ポリアミドのハードセグメントと、ポリエステルのソフトセグメントとを有するポリエーテルエステルブロックアミド型の2種類に大別される。ポリアミドとしては、ポリアミド-6、11、12などが用いられ、ポリエーテルとしては、ポリオキシエチレン、ポリオキシプロピレン、ポリテトラメチレングリコールなどが用いられる。
シリコーン系エラストマーは、オルガノポリシロキサンを主成分とするものであり、その例には、ポリジメチルシロキサン系、ポリメチルフェニルシロキサン系、ポリジフェニルシロキサン系が含まれる。
弾性体粒子の平均粒子径は、100~400nmであることが好ましく、150~300nmであることがより好ましい。平均粒子径が100nm以上であると、フィルムに十分な靱性を付与しやすく、400nm以下であると、フィルムの透明性が低下しにくい。
光学フィルムの原料は、得られるフィルムに滑り性を付与する観点などから、マット剤として、無機微粒子または弾性体粒子以外の有機微粒子をさらに含んでもよい。
光学フィルムの原料の溶解または分散に用いられる溶媒は有機溶媒であり、少なくともマトリクス樹脂を溶解させうる良溶媒を含む。良溶媒の例には、メチレンクロライドなどの塩素系有機溶媒や;酢酸メチル、酢酸エチル、アセトン、テトラヒドロフランなどの非塩素系有機溶媒が含まれる。中でも、メチレンクロライドが好ましい。
次いで、得られたドープを、支持体上に流延する。ドープの流延は、流延ダイから吐出させて行うことができる。
ドープの残留溶媒量(質量%)=(ドープの加熱処理前質量-ドープの加熱処理後質量)/ドープの加熱処理後質量×100
なお、残留溶媒量を測定する際の加熱処理とは、140℃15分の加熱処理をいう。
本発明の光学フィルムの製造方法は、必要に応じて上記1)~3)の工程以外の他の工程をさらに含んでもよい。他の工程の例には、4-1)破砕後により得られるフィルム片を貯蔵および保管する工程(貯蔵・保管工程)や、4-2)得られた膜状物を、必要に応じて延伸しながら乾燥させて、光学フィルムとする工程(乾燥・延伸工程)、4-3)得られた光学フィルムを巻き取る工程(巻き取り工程)が含まれる。
上記1)返材破砕工程で得られたフィルム片を、一旦、貯蔵タンクなどで貯蔵および保管してもよい。
乾燥は、一段階で行ってもよいし、多段階で行ってもよい。また、乾燥は、必要に応じて延伸しながら行ってもよい。
そして、得られた光学フィルムを、巻き取り機を用いて、フィルムの長さ方向(幅方向に対して垂直な方向)に巻き取る。それにより、巻き芯の周りにロール状に巻き取られた光学フィルム、すなわち、光学フィルムのロール体を得ることができる。
本発明の光学フィルムは、上記光学フィルムの製造方法によって得られるものである。すなわち、光学フィルムは、(メタ)アクリル系樹脂と弾性体粒子とを含むか、または極性基を有するシクロレフィン系樹脂を含む。これらの光学フィルムは、必要に応じて前述したような他の成分をさらに含んでもよい。
光学フィルムは、後述するように溶液製膜法により製造されることから、溶液製膜法で用いられるドープの溶媒に由来する残留溶媒を含んでいてもよい。
光学フィルムのイエローインデックス(YI)は、2.0以下であることが好ましく、1.5以下であることがより好ましく、1.2以下であることがさらに好ましい。光学フィルムのYIが上記範囲内であると、フィルムの製造工程でのフィルム片の熱劣化に起因する着色が少なく、光学フィルムとして好適である。
イエローインデックス(YI)=100(1.28X-1.06Z)/Y
光学フィルムは、透明性が高いことが好ましい。光学フィルムのヘイズは、0.05%以下であることが好ましく、0.03%以下であることがより好ましい。内部ヘイズは、試料40mm×80mmを25℃、60%RHでヘイズメーター(HGM-2DP、スガ試験機)で、JISK-6714に従って測定することができる。
光学フィルムは、例えばIPSモード用の位相差フィルムとして用いる観点では、測定波長550nm、23℃55%RHの環境下で測定される面内方向の位相差Roは、0~10nmであることが好ましく、0~5nmであることがより好ましい。光学フィルムの厚み方向の位相差Rtは、-20~20nmであることが好ましく、-10~10nmであることがより好ましい。
式(2a):Ro=(nx-ny)×d
式(2b):Rt=((nx+ny)/2-nz)×d
(式中、
nxは、フィルムの面内遅相軸方向(屈折率が最大となる方向)の屈折率を表し、
nyは、フィルムの面内遅相軸に直交する方向の屈折率を表し、
nzは、フィルムの厚み方向の屈折率を表し、
dは、フィルムの厚み(nm)を表す。)
1)光学フィルムを23℃55%RHの環境下で24時間調湿する。このフィルムの平均屈折率をアッベ屈折計で測定し、厚みdを市販のマイクロメーターを用いて測定する。
2)調湿後のフィルムの、測定波長550nmにおけるリターデーションRoおよびRtを、それぞれ自動複屈折率計アクソスキャン(Axo Scan Mueller Matrix Polarimeter:アクソメトリックス社製)を用いて、23℃55%RHの環境下で測定する。
光学フィルムの厚みは、例えば5~100μm、好ましくは5~40μmとしうる。
本発明の偏光板は、偏光子と、本発明の光学フィルムと、それらの間に配置された接着層とを有する。
偏光子は、一定方向の偏波面の光だけを通す素子であり、ポリビニルアルコール系偏光フィルムである。ポリビニルアルコール系偏光フィルムには、ポリビニルアルコール系フィルムにヨウ素を染色させたものと、二色性染料を染色させたものとがある。
本発明の光学フィルムは、偏光子の少なくとも一方の面(少なくとも液晶セルと対向する面)に配置されている。光学フィルムは、偏光板保護フィルムとして機能しうる。
接着層は、光学フィルム(または他の光学フィルム)と偏光子との間に配置されている。接着層の厚みは、例えば0.01~10μm、好ましくは0.03~5μm程度でありうる。
本発明の偏光板は、偏光子と本発明の光学フィルムを、接着剤を介して貼り合わせて得ることができる。接着剤は、完全ケン化型ポリビニルアルコール水溶液(水糊)、または活性エネルギー線硬化性接着剤でありうる。活性エネルギー線硬化性接着剤は、光ラジカル重合を利用した光ラジカル重合型組成物、光カチオン重合を利用した光カチオン重合型組成物、またはそれらの併用物のいずれであってもよい。
本発明の液晶表示装置は、液晶セルと、液晶セルの一方の面に配置された第1偏光板と、液晶セルの他方の面に配置された第2偏光板とを含む。
(1)マトリクス樹脂
樹脂A:メタクリル酸メチル(MMA)/N-フェニルマレイミド(PMI)共重合体(MMA/PMI=85/15(質量比)、ガラス転移温度(Tg):125℃、重量平均分子量Mw:150万)
樹脂B:JSR社製G7810(式(B-2)で表される構造単位を含むシクロオレフィン樹脂、屈折率1.51、重量平均分子量14万、ガラス転移温度170℃)
樹脂のガラス転移温度は、DSC(Differential Scanning Colorimetry:示差走査熱量法)を用いて、JIS K 7121-2012に準拠して測定した。
樹脂の重量平均分子量(Mw)は、ゲル浸透クロマトグラフィー(東ソー社製 HLC8220GPC)、カラム(東ソー社製 TSK-GEL G6000HXL-G5000HXL-G5000HXL-G4000HXL-G3000HXL 直列)を用いて測定した。試料20mg±0.5mgをテトラヒドロフラン10mlに溶解し、0.45mmのフィルターで濾過した。この溶液をカラム(温度40℃)に100ml注入し、検出器RI温度40℃で測定し、スチレン換算した値を用いた。
ゴム粒子R1:下記方法で調製したゴム粒子を用いた。
(調製例)
下記成分を、ガラス製反応器に仕込んだ。
イオン交換水:125質量部
ホウ酸:0.47質量部
炭酸ナトリウム:0.05質量部
ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸:0.0042質量部
次いで、上記モノマー混合物(c1)の残り75質量%を30分かけて連続的に添加した。添加終了30分後に、69%のt-ブチルハイドロパーオキサイド0.0069質量部を追加し、同温度で30分保持し、重合を完結させた。重合転化率は、98%であった。
得られた分散液中のゴム粒子R1または熱可塑性エラストマー粒子E1の分散粒径を、ゼータ電位・粒径測定システム(大塚電子株式会社製 ELSZ-2000ZS)で測定した。なお、ゼータ電位・粒径測定システム(大塚電子株式会社製 ELSZ-2000ZS)用いて測定されるこれらの粒子の平均粒子径は、光学フィルムをTEM観察して測定されるこれらの粒子の平均粒子径とほぼ一致するものである。
[実施例1]
2-1.返材の準備
(ゴム粒子分散液の調製)
11.3質量部のゴム粒子R1と、200質量部のメチレンクロライドとを、ディゾルバーで50分間撹拌混合した後、マイルダー分散機マイルダー分散機(大平洋機工株式会社製)を用いて1500rpm条件下で分散し、ゴム粒子分散液を得た。
次いで、下記組成のドープを調製した。まず、加圧溶解タンクにメチレンクロライド、およびエタノールを添加した。次いで、加圧溶解タンクに、(メタ)アクリル系樹脂Aを撹拌しながら投入した。次いで、上記調製したゴム粒子分散液を投入して、これを撹拌しながら、完全に溶解させた。得られた溶液の粘度は、16000mmPa・sであり、含水率は0.50%であった。これを、(株)ロキテクノ製のSHP150を使用して、濾過流量300L/m2・h、濾圧1.0×106Paにて濾過し、ドープを得た。
(メタ)アクリル樹脂A:100質量部
メチレンクロライド:220質量部
エタノール:35質量部
ゴム粒子分散液:200質量部
無端ベルト流延装置を用い、ドープを温度30℃、1900mm幅でステンレスベルト支持体上に均一に流延した。ステンレスベルトの温度は28℃に制御した。ステンレスベルトの搬送速度は20m/minとした。
得られた返材を、図2に示されるような破砕機を用いて破砕し、嵩密度0.3g/cm3のフィルム片を得た。破砕機による破砕は、表1に示される条件で行った。なお、側方側からの送風は、図2に示されるように、回転刃130Bの回転軸の軸方向と直交する断面において、冷却用ガスの供給方向Cの、返材の供給方向Fに対する交差角が90°となるように行った。また、送風口160の位置は、返材の供給方向Fにおいて、回転刃130Bの回転軸と同じ高さとした。冷却用ガス(エア)の温度は20℃、流量は15Nm3/時とした。また、得られたフィルム片の嵩密度は、JISZ 8807に準拠して測定した。
得られたフィルム片を、ドープを調製するための加圧溶解タンクに添加した。フィルム片の添加は、溶媒に添加される原料(フィルム片と純材料の合計)に対して50質量%となるように行った。そして、以下の成分を混合および撹拌して、返材含有ドープを調製した。
(メタ)アクリル樹脂A:50質量部
フィルム片:55質量部
メチレンクロライド:220質量部
エタノール:35質量部
ゴム粒子分散液:100質量部
得られたドープを用いた以外は上記2-1の(製膜)と同様にして、幅方向の長さ2.3m、長さ7000m、膜厚20μmの光学フィルムを得た。
上記2-2における返材の破砕条件を表1に示されるように変更した以外は実施例1と同様にして、膜厚20μmの光学フィルムを得た。なお、下流側からの送風(冷却用ガスの供給)は、図1に示されるように、冷却用ガスの供給方向Cが返材の供給方向Fに対して向流(対向する方向)となり、かつ交差角が30°となるように行った。
原材料を表1に示されるように変更した以外は実施例2と同様にして、膜厚20μmの光学フィルムを得た。
実施例1~10および比較例1~4で得られた光学フィルムの異物故障およびイエローインデックス(YI)を、以下の方法で評価した。
得られたフィルムの表面を、光学顕微鏡(50倍)で観察して、100cm2当たりに、直径0.02mm以上のゲル状の異物がどれくらいあるかをカウントした。ゲル状の異物の数が少ないほど、返材の未溶解物が少ないことを意味している。
◎:ゲル状の異物の数が0~3個
○:ゲル状の異物の数が4~10個
△:ゲル状の異物の数が11~25個
×:ゲル状の異物の数が26個以上
△以上であれば、良好と判断した。
イエローインデックス(YI)は、JIS K-7105-6.3に記載の方法で測定した。具体的には、(株)日立ハイテクノロジー製の分光光度計U-3200と附属の彩度計算プログラムを用いて、色の三刺激値X、Y、Zを測定した。得られた測定値を、下記式に当てはめて、イエローインデックス値を算出した。
イエローインデックス(YI)=100(1.28X-1.06Z)/Y
◎:YIが1.2以下
○:YIが1.2超1.5以下
△:YIが1.5超2.0以下
×:YIが2.0超
△以上であれば、着色が少なく、良好と判断した。
110 破砕室
120 供給口
130 破砕機構
130A 固定刃
130B 回転刃
140 排出口
150 スクリーン
160 送風口
210 ホッパー
220 供給管
230 排出管
F 返材の供給方向
C 冷却用ガスの供給方向(送風方向)
Claims (9)
- (メタ)アクリル系樹脂と弾性体粒子とを含む光学フィルム、または極性基を有するシクロオレフィン系樹脂を含む光学フィルムの製造方法であって、
前記光学フィルムの製造工程で生じる返材を破砕して、嵩密度が0.02~0.4g/cm3のフィルム片を得る工程と、
前記フィルム片を含む原料を溶媒に溶解させて、ドープを調製する工程と、
前記ドープを支持体上に流延した後、乾燥および剥離して膜状物を得る工程とを含む、
光学フィルムの製造方法。 - 前記フィルム片の嵩密度は、0.02~0.34g/cm3である、
請求項1に記載の光学フィルムの製造方法。 - 前記フィルム片のふるい分け試験により測定される平均粒子径は、2~7.3mmである、
請求項1または2に記載の光学フィルムの製造方法。 - 前記フィルム片を平均目開き1mmのメッシュにて2分間ふるいにかけたときに分取される比率は、ふるいにかける前の前記フィルム片の総量に対して10質量%以下である、
請求項1~3のいずれか一項に記載の光学フィルムの製造方法。 - 前記返材の破砕は、固定刃と回転刃との間に前記返材を挟み込んで破砕することにより行う、
請求項1~4のいずれか一項に記載の光学フィルムの製造方法。 - 前記返材の破砕は、冷却用ガスを供給しながら行う、
請求項5に記載の光学フィルムの製造方法。 - 前記冷却用ガスの供給は、前記返材の供給方向と対向する方向に行う、
請求項6に記載の光学フィルムの製造方法。 - 前記回転刃の回転数は、300~800rpmである、
請求項5~7のいずれか一項に記載の光学フィルムの製造方法。 - 前記返材の含有量は、前記原料に対して10質量%以上である、
請求項1~8のいずれか一項に記載の光学フィルムの製造方法。
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