JP7118035B2 - 車体構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車体構造に関する。
従来、エンジンとモータとを駆動源とするハイブリッド車両において、エンジンを冷却するためのエンジン用ラジエータと、モータの制御に関わる電気部品を冷却するための電気部品用ラジエータと、を備える構造が知られている。例えば、特開2006-21749号公報では、電気部品用ラジエータは、エンジン用ラジエータの前方に配置されている。
特開2006-21749号公報
しかしながら、エンジン用ラジエータおよび電気部品用ラジエータが前後方向に並んで配置される場合、エンジン・モータルームの狭小化、ルーム内におけるその他の構成部品の増加などに伴い、電気部品用ラジエータを配置するスペースが不足する可能性がある。
一方、エンジン用ラジエータおよび電気部品用ラジエータを車幅方向に並べて配置しようとすると、各ラジエータの後方に位置するシュラウドとのレイアウトの関係性により冷却性能が低下する可能性がある。
そこで本発明は、省スペースで第一ラジエータおよび第二ラジエータを配置しつつ、冷却性能の低下を抑制することができる車体構造を提供することを目的とする。
(1)本発明の一態様に係る車体構造(例えば、実施形態における車体構造1)は、エンジン(例えば、実施形態におけるエンジン2)とモータ(例えば、実施形態におけるモータ3)とを駆動源とするハイブリッド車両において、前記エンジンを冷却するためのラジエータであって、鉛直方向に沿って起立する第一ラジエータ(例えば、実施形態における第一ラジエータ10)と、前記モータの制御に関わる電気部品を冷却するためのラジエータであって、前記鉛直方向に沿って起立し、前記第一ラジエータと車幅方向に間隔をあけて並んで配置された第二ラジエータ(例えば、実施形態における第二ラジエータ20)と、前記第一ラジエータおよび前記第二ラジエータの後方に配置され、前記車幅方向において前記第一ラジエータと前記第二ラジエータとに跨って配置されたシュラウド(例えば、実施形態におけるシュラウド30)と、前記第一ラジエータに取り付けられ、前記車幅方向において前記第一ラジエータと前記第二ラジエータとの間に配置され、かつ、前記鉛直方向に沿って延びる第一遮風部材(例えば、実施形態における第一遮風部材40)と、前記第二ラジエータに取り付けられ、前記車幅方向において前記第一遮風部材と前記第二ラジエータとの間に配置され、かつ、前記鉛直方向に沿って延びる第二遮風部材(例えば、実施形態における第二遮風部材50)と、を備え、前記第一遮風部材および前記第二遮風部材の少なくとも一方は、弾性部材であり、前記車幅方向において前記第一遮風部材と前記第二遮風部材との間に隙間(例えば、実施形態における隙間55)を有し、前記第一遮風部材および前記第二遮風部材の一方はゴム部材であり、他方は樹脂部材である。
(2)本発明の一態様に係る車体構造(例えば、実施形態における車体構造1)は、エンジン(例えば、実施形態におけるエンジン2)とモータ(例えば、実施形態におけるモータ3)とを駆動源とするハイブリッド車両において、前記エンジンを冷却するためのラジエータであって、鉛直方向に沿って起立する第一ラジエータ(例えば、実施形態における第一ラジエータ10)と、前記モータの制御に関わる電気部品を冷却するためのラジエータであって、前記鉛直方向に沿って起立し、前記第一ラジエータと車幅方向に間隔をあけて並んで配置された第二ラジエータ(例えば、実施形態における第二ラジエータ20)と、前記第一ラジエータおよび前記第二ラジエータの後方に配置され、前記車幅方向において前記第一ラジエータと前記第二ラジエータとに跨って配置されたシュラウド(例えば、実施形態におけるシュラウド30)と、前記第一ラジエータに取り付けられ、前記車幅方向において前記第一ラジエータと前記第二ラジエータとの間に配置され、かつ、前記鉛直方向に沿って延びる第一遮風部材(例えば、実施形態における第一遮風部材40)と、前記第二ラジエータに取り付けられ、前記車幅方向において前記第一遮風部材と前記第二ラジエータとの間に配置され、かつ、前記鉛直方向に沿って延びる第二遮風部材(例えば、実施形態における第二遮風部材50)と、を備え、前記第一遮風部材および前記第二遮風部材の少なくとも一方は、弾性部材であり、前記第二ラジエータは、前記第二ラジエータの前方に配置され、前記第二ラジエータへ飛び石があたることを防止するためのガード部材(例えば、実施形態におけるガード部材70)を備え、前記第二遮風部材は、前記ガード部材に取り付けられている。
(3)本発明の一態様に係る車体構造(例えば、実施形態における車体構造1)は、エンジン(例えば、実施形態におけるエンジン2)とモータ(例えば、実施形態におけるモータ3)とを駆動源とするハイブリッド車両において、前記エンジンを冷却するためのラジエータであって、鉛直方向に沿って起立する第一ラジエータ(例えば、実施形態における第一ラジエータ10)と、前記モータの制御に関わる電気部品を冷却するためのラジエータであって、前記鉛直方向に沿って起立し、前記第一ラジエータと車幅方向に間隔をあけて並んで配置された第二ラジエータ(例えば、実施形態における第二ラジエータ20)と、前記第一ラジエータおよび前記第二ラジエータの後方に配置され、前記車幅方向において前記第一ラジエータと前記第二ラジエータとに跨って配置されたシュラウド(例えば、実施形態におけるシュラウド30)と、前記第一ラジエータに取り付けられ、前記車幅方向において前記第一ラジエータと前記第二ラジエータとの間に配置され、かつ、前記鉛直方向に沿って延びる第一遮風部材(例えば、実施形態における第一遮風部材40)と、前記第二ラジエータに取り付けられ、前記車幅方向において前記第一遮風部材と前記第二ラジエータとの間に配置され、かつ、前記鉛直方向に沿って延びる第二遮風部材(例えば、実施形態における第二遮風部材50)と、を備え、前記第一遮風部材および前記第二遮風部材の少なくとも一方は、弾性部材であり、前記第二ラジエータは、前記第二ラジエータの上部に設けられた第一凸部(例えば、実施形態における第一凸部25)と、前記第二ラジエータの下部に設けられ、前記車幅方向において前記第一凸部とオフセットして配置された第二凸部(例えば、実施形態における第二凸部26)と、前記第二ラジエータの上部または下部に設けられた回り止め部(例えば、実施形態における回り止め部27)と、を備え、前記第一凸部、前記第二凸部および前記回り止め部は、車体に設けられた第一凸用孔、第二凸用孔(例えば、実施形態における第二凸用孔92)および回り止め用孔(例えば、実施形態における回り止め用孔93)にそれぞれ挿入され、前記回り止め部の座面(例えば、実施形態における座面27a)は、前記車体とは離れている。
(4)本発明の一態様において、前記第一凸部は、前記車幅方向において前記第二ラジエータの中央部に配置され、前記第二凸部は、前記車幅方向において前記第二ラジエータの中央部からオフセットして配置され、前記回り止め部は、前記車幅方向において前記第二凸部よりも前記第二ラジエータの中央部から遠く離れた位置に配置されていてもよい。
(5)本発明の一態様において、前記第一ラジエータの前方に配置されたコンデンサ(例えば、実施形態におけるコンデンサ60)を更に備え、前記車幅方向において前記第一遮風部材と前記第二遮風部材との間に隙間を有し、前記コンデンサは、車両前後方向で前記隙間と重なるように前記隙間の前方に配置されたモジュレータタンク(例えば、実施形態におけるモジュレータタンク64)を備えていてもよい。
上記(1)から(3)の態様によれば、エンジンを冷却するためのラジエータであって、鉛直方向に沿って起立する第一ラジエータと、モータの制御に関わる電気部品を冷却するためのラジエータであって、鉛直方向に沿って起立し、第一ラジエータと車幅方向に間隔をあけて並んで配置された第二ラジエータと、を備えることで、以下の効果を奏する。
第一ラジエータおよび第二ラジエータが車幅方向に並んで配置されるため、車両前後方向において省スペース化を図ることができる。例えば、第一ラジエータの前方にバンパービームが配置されている場合、第二ラジエータが第一ラジエータの前方に配置されていると、第二ラジエータがバンパービームと干渉する可能性がある。これに対し本態様によれば、第一ラジエータおよび第二ラジエータが車幅方向に並んで配置されるため、各ラジエータとバンパービームとの干渉は生じにくい。
加えて、第一ラジエータおよび第二ラジエータの後方に配置され、車幅方向において第一ラジエータと第二ラジエータとに跨って配置されたシュラウドと、第一ラジエータに取り付けられ、車幅方向において第一ラジエータと第二ラジエータとの間に配置され、かつ、鉛直方向に沿って延びる第一遮風部材と、第二ラジエータに取り付けられ、車幅方向において第一遮風部材と第二ラジエータとの間に配置され、かつ、鉛直方向に沿って延びる第二遮風部材と、を備えることで、以下の効果を奏する。
第一ラジエータおよび第二ラジエータの後方がシュラウドで覆われるとともに、車幅方向における第一ラジエータおよび第二ラジエータの間が第一遮風部材および第二遮風部材でシールされる。そのため、冷却風が第一ラジエータおよび第二ラジエータのそれぞれに流れることにより、それぞれの冷却性能の低下を抑制することができる。
したがって、省スペースで第一ラジエータおよび第二ラジエータを配置しつつ、冷却性能の低下を抑制することができる。
上記()の態様によれば、車幅方向において第一遮風部材と第二遮風部材との間に隙間を有することで、第一遮風部材と第二遮風部材との接触によるノイズの発生を防止することができる。加えて、工場での組付け時による損傷を防止することができる。
加えて、第一遮風部材および第二遮風部材の一方はゴム部材であり、他方は樹脂部材であることで、以下の効果を奏する。
例えば、遮風部材としてゴム部材および樹脂部材のいずれか一方のみを備える場合、下記(1)、(2)の課題がある。
(1)遮風部材がゴムのような軟質の部材の場合、風により遮風部材が変形するため有効に遮風しにくい。
(2)遮風部材が樹脂のような硬質の部材の場合、遮風部材の周辺物への接触により損傷が生じる可能性がある。
これに対し本態様によれば、遮風部材として樹脂部材およびゴム部材の両方を備えるため、上記(1),(2)の課題を解決することができる。
上記(3)の態様によれば、第二ラジエータは、第二ラジエータの上部に設けられた第一凸部と、第二ラジエータの下部に設けられ、車幅方向において第一凸部とオフセットして配置された第二凸部と、第二ラジエータの上部または下部に設けられた回り止め部と、を備え、第一凸部、第二凸部および回り止め部は、車体に設けられた第一凸用孔、第二凸用孔および回り止め用孔にそれぞれ挿入され、回り止め部の座面は、前記車体とは離れていることで、以下の効果を奏する。
回り止め部は、第二ラジエータを支える必要がないため、回り止め部をコンパクト化することができる。したがって、省スペース化に寄与する。
上記(4)の態様によれば、第一凸部は、車幅方向において第二ラジエータの中央部に配置され、第二凸部は、車幅方向において第二ラジエータの中央部からオフセットして配置され、回り止め部は、車幅方向において第二凸部よりも第二ラジエータの中央部から遠く離れた位置に配置されていることで、以下の効果を奏する。
回り止め部が車幅方向において第二凸部よりも第二ラジエータの中央部に近い位置に配置されている場合と比較して、第二ラジエータの回り止め効果が高くなるため、第二ラジエータをより安定させることができる。
上記(5)の態様によれば、第一ラジエータの前方に配置されたコンデンサを更に備え、車幅方向において第一遮風部材と第二遮風部材との間に隙間を有し、コンデンサは、車両前後方向で隙間と重なるように隙間の前方に配置されたモジュレータタンクを備えることで、以下の効果を奏する。
第一遮風部材と第二遮風部材との間の隙間の前方がモジュレータタンクで覆われるため、遮風効果をより一層高めることができる。
上記()の態様によれば、第二ラジエータは、第二ラジエータの前方に配置され、第二ラジエータへ飛び石があたることを防止するためのガード部材を備え、第二遮風部材は、ガード部材に取り付けられていることで、以下の効果を奏する。
第二遮風部材が第二ラジエータの直接的に取り付けられる場合と比較して、第二遮風部材の取付部分の加工がしやすいため、設計自由度が高まる。
実施形態に係る車体構造の斜視図。 実施形態に係る車体構造の前面図。 実施形態に係る車体構造の上面図。 実施形態に係る車体構造の左側面図。 実施形態に係る車体構造の後面図。 図2のVI-VI断面を含む、図3の要部拡大図。 実施形態に係る第二ラジエータの斜視図。 実施形態に係る第二ラジエータの車体への取り付け部周辺の斜視図。 図6のIX-IX断面を含む、実施形態に係る第二ラジエータの車体への取り付け部周辺の断面図。 実施形態に係る第一ラジエータへ第一遮風部材を取り付けた状態を示す斜視図。 図10において実施形態に係る第一遮風部材を取り外した状態を示す斜視図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。実施形態においては、エンジンとモータとを駆動源とするハイブリッド自動車(車両)の前部に配置された車体構造を挙げて説明する。以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ以下に説明する車両における向きと同一とする。以下の説明に用いる図中適所には、車両前方を示す矢印FR、車両左方を示す矢印LH、車両上方を示す矢印UPが示されている。
<車体構造1>
図1は、実施形態に係る車体構造1の斜視図である。
図1に示すように、車体構造1は、エンジン2を冷却するための第一ラジエータ10と、モータ3の制御に関わる電気部品を冷却するための第二ラジエータ20と、第一ラジエータ10および第二ラジエータ20の後方に配置されたシュラウド30(図3参照)と、第一ラジエータ10に取り付けられた第一遮風部材40と、第二ラジエータ20に取り付けられた第二遮風部材50と、第一ラジエータ10の前方に配置されたコンデンサ60と、を備える。図中符号5は、コンデンサ60の前方に配置されたバンパービームを示す。
<第一ラジエータ10>
第一ラジエータ10は、エンジン2を冷却した冷却液と空気とを熱交換することにより、エンジン2を冷却した冷却液の熱を放熱する装置(エンジン冷却用ラジエータ)である。図2に示すように、第一ラジエータ10は、鉛直方向に沿って起立している。図中符号19は、第一ラジエータ10を車体に取り付けるための突出部を示す。
第一ラジエータ10は、車両前方を向く前面(コア面)を有する第一コア11(図6参照)と、第一コア11の上端部に設けられた第一アッパタンク12と、第一コア11の下端部に設けられた第一ロアタンク13と、第一コア11の両側端部に設けられた第一サポートプレート14(図6参照)と、を備える。第一ラジエータ10は、ダウンフロー(縦流れ)方式を採用している。第一コア11は、鉛直方向に延びるとともに車幅方向に間隔をあけて配置された複数のチューブと、車幅方向で隣り合う2つのチューブの間に配置されたフィンと、を備える。第一コア11(コア面)は、車幅方向に長手を有する矩形形状を有する。
<第二ラジエータ20>
第二ラジエータ20は、モータ3の制御に関わる電気部品(例えばインバータなど)を冷却した冷却液と空気とを熱交換することにより、電気部品などを冷却した冷却液の熱を放熱する装置(電気部品冷却用ラジエータ)である。第二ラジエータ20は、鉛直方向に沿って起立している。第二ラジエータ20は、第一ラジエータ10と車幅方向に間隔をあけて並んで配置されている。第二ラジエータ20は、第一ラジエータ10の左側方に配置されている。
第二ラジエータ20は、車両前方を向く前面(コア面)を有する第二コア21(図6参照)と、第二コア21の上端部に設けられた第二アッパタンク22と、第二コア21の下端部に設けられた第二ロアタンク23と、第二コア21の両側端部に設けられた第二サポートプレート24(図6参照)と、を備える。第二ラジエータ20は、ダウンフロー方式を採用している。第二コア21は、鉛直方向に延びるとともに車幅方向に間隔をあけて配置された複数のチューブと、車幅方向で隣り合う2つのチューブの間に配置されたフィンと、を備える。第二コア21(コア面)は、鉛直方向に長手を有する矩形形状を有する。
第二ラジエータ20は、第二ラジエータ20の上部に設けられた第一凸部25と、第二ラジエータ20の下部に設けられた第二凸部26と、第二ラジエータ20の下部に設けられた回り止め部27と、を備える。第一凸部25、第二凸部26および回り止め部27は、車体に設けられた第一凸用孔、第二凸用孔92および回り止め用孔93(図9参照、第一凸用孔は不図示)にそれぞれ挿入されている。すなわち、第二ラジエータ20は、上下で一か所ずつ車体に固定されている。
第一凸部25は、車幅方向において第二ラジエータ20の中央部に配置されている。第一凸部25は、第二アッパタンク22と同一の部材で一体に形成されている。図中において、符号25aは不図示のラバーマウントに接する座面、符号25bは座面25aから上方に突出するピンをそれぞれ示す。
第二凸部26は、車幅方向において第一凸部25とオフセットして配置されている。図9に示すように、第二凸部26は、車幅方向において第二ラジエータ20の中央部からオフセットして配置されている。第二凸部26は、第二ロアタンク23と同一の部材で一体に形成されている。図中において、符号26aはラバーマウント96に接する座面、符号26bは座面26aから下方に突出するピンをそれぞれ示す。
回り止め部27は、車幅方向において第二凸部26よりも第二ラジエータ20の中央部から遠く離れた位置に配置されている。回り止め部27は、第二ロアタンク23の車幅方向内端部に配置されている。回り止め部27は、第二ロアタンク23と同一の部材で一体に形成されている。図中符号28は、回り止め部27を補強するためのリブを示す。
回り止め部27は、円形状の座面27aと、座面27aから下方に突出するピン27bと、を備える。図中符号97は、車体(例えばロアクロスメンバ90のブラケット91)に取り付けられたラバーマウントを示す(図8、図9参照)。回り止め部27の座面27aは、ラバーマウント97とは離れている。回り止め部27は、第二ラジエータ20の回転(例えば、第一凸部25の中心軸線の回りの回転、および第二凸部26の中心軸線の回りの回転)を規制するとともに、第二ラジエータ20の車両前後方向および車幅方向への変位を規制する構造を有する。
例えば、回り止め部27とラバーマウント97との隙間H1(回り止め部27の座面27aとラバーマウント97の上面との間隔H1)は、寸法バラツキおよび揺動を考慮しても回り止め部27の座面27aがラバーマウント97に接しない程度(例えば6mm程度)に設定されている。
例えば、ピン27bの長さH2(ピン27bの下端と座面27aとの間隔H2)は、寸法バラツキおよび揺動を考慮してもピン27bがラバーマウント97から抜けない程度(例えば19mm程度)に設定されている。
図2に示すように、第二ラジエータ20は、第二ラジエータ20へ飛び石があたることを防止するためのガード部材70を備える。ガード部材70は、第二ラジエータ20の前方に配置されている。ガード部材70は、第二コア21の前方に配置されたガード本体71と、ガード本体71を第二ラジエータ20に取り付けるための複数(例えば、本実施形態では4つ)の取付凸部72と、を備える。ガード本体71は、第二アッパタンク22および第二ロアタンク23にそれぞれ2つの取付凸部72により取り付けられている。
ガード本体71は、鉛直方向に長手を有する。ガード本体71は、ガード本体71の鉛直方向中央部を車両前後方向に開口する矩形状の開口部73と、ガード本体71の上部および下部を車両前後方向に開口するとともに車幅方向に長手を有する複数の長孔部74と、を有する。図示はしないが、ガード本体71の車幅方向内端部は、リベット75を取り付けるための複数(例えば、本実施形態では4つ)の取付孔を有する。
<シュラウド30>
図3に示すように、シュラウド30は、第一ラジエータ10および第二ラジエータ20のそれぞれの後面を後方から覆うように配置されている(図4、図5参照)。シュラウド30は、車幅方向において第一ラジエータ10と第二ラジエータ20とに跨って配置されている。シュラウド30の車幅方向の長さは、第一ラジエータ10および第二ラジエータ20を足し合わせた車幅方向の長さと実質的に同じである。
シュラウド30は、第一ラジエータ10の右側部後方に配置された第一覆い部材31と、第一ラジエータ10の左側部および第二ラジエータ20の後方に配置された第二覆い部材32と、を備える。第一覆い部材31と第二覆い部材32とを足し合わせた車幅方向の長さは、第一ラジエータ10および第二ラジエータ20を足し合わせた車幅方向の長さと実質的に同じである。
図5に示すように、第一覆い部材31は、第一ファン(不図示)を配置可能な空間を区画する環状の第一リング部33と、第一覆い部材31を第一ラジエータ10に取り付けるための複数(例えば、本実施形態では4つ)の第一突出部34と、を備える。第一覆い部材31は、第一アッパタンク12および第一ロアタンク13にそれぞれ2つの第一突出部34により取り付けられている。
第二覆い部材32は、第二ファン(不図示)を配置可能な空間を区画する環状の第二リング部35と、第二覆い部材32を第一ラジエータ10に取り付けるための複数(例えば、本実施形態では4つ)の第二突出部36と、を備える。第二覆い部材32は、第一アッパタンク12および第一ロアタンク13の左側部にそれぞれ2つの第二突出部36により取り付けられている。
<第一遮風部材40>
図2に示すように、第一遮風部材40は、第一ラジエータ10の左側部に取り付けられている。第一遮風部材40は、車幅方向において第一ラジエータ10と第二ラジエータ20との間に配置されている(図6参照)。第一遮風部材40は、鉛直方向に沿って延びている。
第一遮風部材40の上端部は、第一アッパタンク12の左端部に取り付けられている(図11参照)。第一遮風部材40の下端部は、第一ロアタンク13の下端部に取り付けられている。第一遮風部材40は、樹脂部材である。例えば、第一遮風部材40は、シュラウド30およびガード部材70と同一の材料で形成されている。
図11に示すように、第一遮風部材40は、補強用のリブ構造41を有する。図示はしないが、第一遮風部材40の上端部および下端部は、ボルト17の軸部(雄ねじ部)を挿通可能な挿通孔を有する。
図の例では、第一遮風部材40の上端部の取付例を示す(図10、図11参照)。図中符号16は、ボルト17を締結可能なボスであって、第一アッパタンク12の左端部に埋め込まれたナット15(図10参照)を有する締結ボスを示す。締結ボス16は、第一アッパタンク12と同一の部材で一体に形成されている。
第一遮風部材40の上端部は、ボルト17により、締結ボス16に埋め込まれたナット15に取り付けられている(図10、図11参照)。図示はしないが、第一アッパタンク12の後面は、シュラウド30を締結するためのボス(以下「シュラウド用ボス」ともいう。)を有する。例えば、締結ボス16は、シュラウド用ボスの形状を踏襲して形成されている。
<第二遮風部材50>
図7に示すように、第二遮風部材50は、第二ラジエータ20の右側部(車幅方向内側部)に取り付けられている。第二遮風部材50は、車幅方向において第一遮風部材40と第二ラジエータ20との間に配置されている(図6参照)。第二遮風部材50は、鉛直方向に沿って延びている。
図6に示すように、車幅方向において、第一遮風部材40と第二遮風部材50との間には隙間55が形成されている。例えば、隙間55の間隔W1(車幅方向の長さ)は5mm程度に設定されている。第二遮風部材50は、第一遮風部材40が延びる方向に沿って第一遮風部材40と一定の間隔をあけて延びている。
第二遮風部材50は、第一遮風部材40よりも柔らかい材料(軟質材料)で形成されている。第二遮風部材50は、ゴム部材である。上面視で、第二遮風部材50は、L字状に折り曲げられている。第二遮風部材50は、リベット75を挿通可能な複数(例えば、本実施形態では4つ)の挿通孔51を有する(図7参照)。
図7に示すように、第二遮風部材50は、ガード部材70に取り付けられている。具体的に、第二遮風部材50は、ガード本体71の車幅方向内端部(不図示の取付孔)に、複数(例えば、本実施形態では4つ)のリベット75で取り付けられている。
<コンデンサ60>
コンデンサ60は、不図示の圧縮機から吐出された高温・高圧の冷媒と空気とを熱交換することにより、冷媒を冷却して凝縮させる装置である。図2に示すように、コンデンサ60は、鉛直方向に沿って起立している。図中符号69は、コンデンサ60を車体に取り付けるためのブラケットを示す。
コンデンサ60は、第一ラジエータ10と前後方向に間隔をあけて並んで配置されている(図3参照)。コンデンサ60は、第一ラジエータ10の前方に配置されている。コンデンサ60は、車両前後方向で第一ラジエータ10と重なる。コンデンサ60は、車両前後方向で第二ラジエータ20とは重ならない。すなわち、コンデンサ60は、第一ラジエータ10および第二ラジエータ20のうち第一ラジエータ10の前方のみに配置されている。
コンデンサ60は、車両前方を向く前面(コア面)を有するコア部61と、コア部61の両側端部に設けられたヘッダタンク62と、コア部61の上下端部に設けられたサイドプレート63と、を備える。コンデンサ60は、クロスフロー(横流れ)方式を採用している。コア部61は、車幅方向に延びるとともに鉛直方向に間隔をあけて配置された複数のチューブと、鉛直方向で隣り合う2つのチューブの間に配置されたフィンと、を備える。コア部61(コア面)は、車幅方向に長手を有する矩形形状を有する。コンデンサ60のコア部61の車幅方向の長さは、第一ラジエータ10の第一コア11(図6参照)と実質的に同じである。
コンデンサ60は、コア部61から流出した冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離するモジュレータタンク64を備える。図6に示すように、モジュレータタンク64は、車両前後方向で第一遮風部材40と第二遮風部材50との間の隙間55と重なるように隙間55の前方に配置されている。モジュレータタンク64は、鉛直方向に延びる円柱状を有する。
モジュレータタンク64は、コンデンサ60の左側端部のヘッダタンク62(以下「左ヘッダタンク62」ともいう。)の左側方に配置されている。モジュレータタンク64の鉛直方向の長さは、左ヘッダタンク62の長さよりも小さい(図2参照)。モジュレータタンク64は、左ヘッダタンク62の鉛直方向中央位置よりも左ヘッダタンク62の下端寄りに配置されている(図2参照)。
以上説明したように、上記実施形態の車体構造1は、エンジン2とモータ3とを駆動源とするハイブリッド車両において、エンジン2を冷却するためのラジエータであって、鉛直方向に沿って起立する第一ラジエータ10と、モータ3の制御に関わる電気部品を冷却するためのラジエータであって、鉛直方向に沿って起立し、第一ラジエータ10と車幅方向に間隔をあけて並んで配置された第二ラジエータ20と、第一ラジエータ10および第二ラジエータ20の後方に配置され、車幅方向において第一ラジエータ10と第二ラジエータ20とに跨って配置されたシュラウド30と、第一ラジエータ10に取り付けられ、車幅方向において第一ラジエータ10と第二ラジエータ20との間に配置され、かつ、鉛直方向に沿って延びる第一遮風部材40と、第二ラジエータ20に取り付けられ、車幅方向において第一遮風部材40と第二ラジエータ20との間に配置され、かつ、鉛直方向に沿って延びる第二遮風部材50と、を備え、第一遮風部材40および第二遮風部材50の少なくとも一方は、弾性部材である。
この構成によれば、第一ラジエータ10および第二ラジエータ20が車幅方向に並んで配置されるため、車両前後方向において省スペース化を図ることができる。例えば、第一ラジエータ10の前方にバンパービーム5が配置されている場合、第二ラジエータ20が第一ラジエータ10の前方に配置されていると、第二ラジエータ20がバンパービーム5と干渉する可能性がある。これに対し本態様によれば、第一ラジエータ10および第二ラジエータ20が車幅方向に並んで配置されるため、各ラジエータ10,20とバンパービーム5との干渉は生じにくい。
加えて、第一ラジエータ10および第二ラジエータ20の後方がシュラウド30で覆われるとともに、車幅方向における第一ラジエータ10および第二ラジエータ20の間が第一遮風部材40および第二遮風部材50でシールされる。そのため、冷却風が第一ラジエータ10および第二ラジエータ20のそれぞれに流れることにより、それぞれの冷却性能の低下を抑制することができる。
したがって、省スペースで第一ラジエータ10および第二ラジエータ20を配置しつつ、冷却性能の低下を抑制することができる。
上記実施形態では、車幅方向において第一遮風部材40と第二遮風部材50との間に隙間55を有することで、第一遮風部材40と第二遮風部材50との接触によるノイズの発生を防止することができる。加えて、工場での組付け時による損傷を防止することができる。
加えて、第一遮風部材40は樹脂部材であり、第二遮風部材50はゴム部材であることで、以下の効果を奏する。
例えば、遮風部材としてゴム部材および樹脂部材のいずれか一方のみを備える場合、下記(1)、(2)の課題がある。
(1)遮風部材がゴムのような軟質の部材の場合、風により遮風部材が変形するため有効に遮風しにくい。
(2)遮風部材が樹脂のような硬質の部材の場合、遮風部材の周辺物への接触により損傷が生じる可能性がある。
これに対し本実施形態によれば、遮風部材40,50として樹脂部材およびゴム部材の両方を備えるため、上記(1),(2)の課題を解決することができる。
上記実施形態では、第二ラジエータ20は、第二ラジエータ20の上部に設けられた第一凸部25と、第二ラジエータ20の下部に設けられ、車幅方向において第一凸部25とオフセットして配置された第二凸部26と、第二ラジエータ20の下部に設けられた回り止め部27と、を備え、第一凸部25、第二凸部26および回り止め部27は、車体に設けられた第一凸用孔、第二凸用孔92および回り止め用孔93にそれぞれ挿入され、回り止め部27の座面27aは、前記車体とは離れていることで、以下の効果を奏する。
回り止め部27は、第二ラジエータ20を支える必要がないため、回り止め部27をコンパクト化することができる。したがって、省スペース化に寄与する。
上記実施形態では、第一凸部25は、車幅方向において第二ラジエータ20の中央部に配置され、第二凸部26は、車幅方向において第二ラジエータ20の中央部からオフセットして配置され、回り止め部27は、車幅方向において第二凸部26よりも第二ラジエータ20の中央部から遠く離れた位置に配置されていることで、以下の効果を奏する。
回り止め部27が車幅方向において第二凸部26よりも第二ラジエータ20の中央部に近い位置に配置されている場合と比較して、第二ラジエータ20の回り止め効果が高くなるため、第二ラジエータ20をより安定させることができる。
上記実施形態では、第一ラジエータ10の前方に配置されたコンデンサ60を更に備え、車幅方向において第一遮風部材40と第二遮風部材50との間に隙間55を有し、コンデンサ60は、車両前後方向で隙間55と重なるように隙間55の前方に配置されたモジュレータタンク64を備えることで、以下の効果を奏する。
第一遮風部材40と第二遮風部材50との間の隙間55の前方がモジュレータタンク64で覆われるため、遮風効果をより一層高めることができる。
上記実施形態では、第二ラジエータ20は、第二ラジエータ20の前方に配置され、第二ラジエータ20へ飛び石があたることを防止するためのガード部材70を備え、第二遮風部材50は、ガード部材70に取り付けられていることで、以下の効果を奏する。
第二遮風部材50が第二ラジエータ20の直接的に取り付けられる場合と比較して、第二遮風部材50の取付部分の加工がしやすいため、設計自由度が高まる。
<変形例>
上記実施形態では、第一遮風部材40は樹脂部材であり、第二遮風部材50はゴム部材である例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、第一遮風部材40はゴム部材であり、第二遮風部材50は樹脂部材であってもよい。すなわち、第一遮風部材40および第二遮風部材50の少なくとも一方は、弾性部材であればよい。
上記実施形態では、車幅方向において第一遮風部材40と第二遮風部材50との間に隙間55を有する例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、車幅方向において第一遮風部材40と第二遮風部材50との間に隙間55を有しなくてもよい。例えば、車両前後方向において第一遮風部材40と第二遮風部材50との間に隙間55を有していてもよい。例えば、第一遮風部材40と第二遮風部材50とは接していてもよい。
上記実施形態では、回り止め部27は、第二ラジエータ20の下部に設けられている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、回り止め部27は、第二ラジエータ20の上部に設けられていてもよい。例えば、回り止め部27の座面27aは、車体(ラバーマウント97)と接していてもよい。
上記実施形態では、回り止め部27は、車幅方向において第二凸部26よりも第二ラジエータ20の中央部から遠く離れた位置に配置されている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、回り止め部27は、車幅方向において第二凸部26よりも第二ラジエータ20の中央部に近い位置に配置されていてもよい。例えば、第二ラジエータ20は、回り止め部27を有しなくてもよい。
上記実施形態では、コンデンサ60は、車両前後方向で隙間55と重なるように隙間55の前方に配置されたモジュレータタンク64を備える例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、モジュレータタンク64は、車両前後方向で隙間55と重ならない位置に配置されていてもよい。
上記実施形態では、第二遮風部材50は、ガード部材70に取り付けられている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、第二遮風部材50は、第二ラジエータ20においてガード部材70以外の部分(例えば第二サポートプレート24)に取り付けられていてもよい。例えば、第二ラジエータ20は、ガード部材70を有しなくてもよい。
上記実施形態では、第一ラジエータ10および第二ラジエータ20はダウンフロー方式であり、コンデンサ60はクロスフロー方式である例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、第一ラジエータ10および第二ラジエータ20は、クロスフロー方式であってもよい。例えば、コンデンサ60は、ダウンフロー方式であってもよい。各熱交換器の方式は、要求仕様に応じて適宜変更することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれらに限定されることはなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能であり、上述した変形例を適宜組み合わせることも可能である。
1…車体構造
2…エンジン
3…モータ
10…第一ラジエータ
20…第二ラジエータ
25…第一凸部
26…第二凸部
27…回り止め部
27a…回り止め部の座面
30…シュラウド
40…第一遮風部材
50…第二遮風部材
55…隙間
60…コンデンサ
64…モジュレータタンク
70…ガード部材
92…第二凸用孔
93…回り止め用孔

Claims (5)

  1. エンジンとモータとを駆動源とするハイブリッド車両において、前記エンジンを冷却するためのラジエータであって、鉛直方向に沿って起立する第一ラジエータと、
    前記モータの制御に関わる電気部品を冷却するためのラジエータであって、前記鉛直方向に沿って起立し、前記第一ラジエータと車幅方向に間隔をあけて並んで配置された第二ラジエータと、
    前記第一ラジエータおよび前記第二ラジエータの後方に配置され、前記車幅方向において前記第一ラジエータと前記第二ラジエータとに跨って配置されたシュラウドと、
    前記第一ラジエータに取り付けられ、前記車幅方向において前記第一ラジエータと前記第二ラジエータとの間に配置され、かつ、前記鉛直方向に沿って延びる第一遮風部材と、
    前記第二ラジエータに取り付けられ、前記車幅方向において前記第一遮風部材と前記第二ラジエータとの間に配置され、かつ、前記鉛直方向に沿って延びる第二遮風部材と、を備え、
    前記第一遮風部材および前記第二遮風部材の少なくとも一方は、弾性部材であり、
    前記車幅方向において前記第一遮風部材と前記第二遮風部材との間に隙間を有し、
    前記第一遮風部材および前記第二遮風部材の一方はゴム部材であり、他方は樹脂部材であることを特徴とする車体構造。
  2. エンジンとモータとを駆動源とするハイブリッド車両において、前記エンジンを冷却するためのラジエータであって、鉛直方向に沿って起立する第一ラジエータと、
    前記モータの制御に関わる電気部品を冷却するためのラジエータであって、前記鉛直方向に沿って起立し、前記第一ラジエータと車幅方向に間隔をあけて並んで配置された第二ラジエータと、
    前記第一ラジエータおよび前記第二ラジエータの後方に配置され、前記車幅方向において前記第一ラジエータと前記第二ラジエータとに跨って配置されたシュラウドと、
    前記第一ラジエータに取り付けられ、前記車幅方向において前記第一ラジエータと前記第二ラジエータとの間に配置され、かつ、前記鉛直方向に沿って延びる第一遮風部材と、
    前記第二ラジエータに取り付けられ、前記車幅方向において前記第一遮風部材と前記第二ラジエータとの間に配置され、かつ、前記鉛直方向に沿って延びる第二遮風部材と、を備え、
    前記第一遮風部材および前記第二遮風部材の少なくとも一方は、弾性部材であり、
    前記第二ラジエータは、前記第二ラジエータの前方に配置され、前記第二ラジエータへ飛び石があたることを防止するためのガード部材を備え、
    前記第二遮風部材は、前記ガード部材に取り付けられていることを特徴とする車体構造。
  3. エンジンとモータとを駆動源とするハイブリッド車両において、前記エンジンを冷却するためのラジエータであって、鉛直方向に沿って起立する第一ラジエータと、
    前記モータの制御に関わる電気部品を冷却するためのラジエータであって、前記鉛直方向に沿って起立し、前記第一ラジエータと車幅方向に間隔をあけて並んで配置された第二ラジエータと、
    前記第一ラジエータおよび前記第二ラジエータの後方に配置され、前記車幅方向において前記第一ラジエータと前記第二ラジエータとに跨って配置されたシュラウドと、
    前記第一ラジエータに取り付けられ、前記車幅方向において前記第一ラジエータと前記第二ラジエータとの間に配置され、かつ、前記鉛直方向に沿って延びる第一遮風部材と、
    前記第二ラジエータに取り付けられ、前記車幅方向において前記第一遮風部材と前記第二ラジエータとの間に配置され、かつ、前記鉛直方向に沿って延びる第二遮風部材と、を備え、
    前記第一遮風部材および前記第二遮風部材の少なくとも一方は、弾性部材であり、
    前記第二ラジエータは、
    前記第二ラジエータの上部に設けられた第一凸部と、
    前記第二ラジエータの下部に設けられ、前記車幅方向において前記第一凸部とオフセットして配置された第二凸部と、
    前記第二ラジエータの上部または下部に設けられた回り止め部と、を備え、
    前記第一凸部、前記第二凸部および前記回り止め部は、車体に設けられた第一凸用孔、第二凸用孔および回り止め用孔にそれぞれ挿入され、
    前記回り止め部の座面は、前記車体とは離れていることを特徴とする車体構造。
  4. 前記第一凸部は、前記車幅方向において前記第二ラジエータの中央部に配置され、
    前記第二凸部は、前記車幅方向において前記第二ラジエータの中央部からオフセットして配置され、
    前記回り止め部は、前記車幅方向において前記第二凸部よりも前記第二ラジエータの中央部から遠く離れた位置に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の車体構造。
  5. 前記第一ラジエータの前方に配置されたコンデンサを更に備え、
    前記車幅方向において前記第一遮風部材と前記第二遮風部材との間に隙間を有し、
    前記コンデンサは、車両前後方向で前記隙間と重なるように前記隙間の前方に配置されたモジュレータタンクを備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の車体構造。
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