JP7112243B2 - スロープ装置の取付構造 - Google Patents

スロープ装置の取付構造 Download PDF

Info

Publication number
JP7112243B2
JP7112243B2 JP2018089824A JP2018089824A JP7112243B2 JP 7112243 B2 JP7112243 B2 JP 7112243B2 JP 2018089824 A JP2018089824 A JP 2018089824A JP 2018089824 A JP2018089824 A JP 2018089824A JP 7112243 B2 JP7112243 B2 JP 7112243B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
slope device
mounting
slope
mounting structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018089824A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018188142A (ja
Inventor
宏 大竹
聡 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Keikinzoku Co Ltd
Original Assignee
Aisin Keikinzoku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Keikinzoku Co Ltd filed Critical Aisin Keikinzoku Co Ltd
Publication of JP2018188142A publication Critical patent/JP2018188142A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7112243B2 publication Critical patent/JP7112243B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

本発明は車椅子等の車両への乗り降りに使用されるスロープ装置の車両への取付構造に関する。
車両のフロアに車椅子が乗降しやすいように、この車両のフロアから路面側に展開するスロープ装置の搭載車が公知である。
例えば特許文献1に、第1スロープの車両側フロア部材が車室内フロア後端に固定されているヒンジとピン連結されている取付構造を開示する。
この取付構造を図5に示す。
このようにスロープ装置100の基部側のフロア部材101と、車両側の固定部材102とが相互にかみ合うように凹凸形状に切り欠き、ピン部材103を連通させる構造は、連結安定性に優れているものの、部材の加工に工数がかかり、組付け作業も大変であった。
そこで本発明者らは、ピン部材を廃止し、フロア部材と固定部材との左右両側のサイド端部をブラケットにて回動自在に連結することを試みた。
しかし、両側のサイド端部をブラケットに連結するだけではスロープ装置に車椅子や、この車椅子を操作する人の荷重が加わると、ブラケット部の遊びやたわみによりスロープ装置の基部側が下がり、固定部材との間に段差部が発生してしまう問題が発生した。
本発明は、このような問題を解決すべくなされたものである。
特開2003-226186号公報
本発明は、簡単な構造でありながら車椅子等の乗降性に優れたスロープ装置の車両への取付構造の提供を目的とする。
本発明に係るスロープ装置の取付構造は、スロープ装置の車両への取付構造であって、車両側に固定する取付パネルと、前記スロープ装置の基部側に設けた連結パネルとを、両側のサイド端部にてそれぞれ連結した連結ブラケットを有し、前記連結ブラケットは前記スロープ装置側の連結パネルに荷重が負荷されていない状態では、前記取付パネルよりも高い位置にある段差状態にあり、前記連結パネルに所定の荷重が負荷されると概ね同じ高さに変位するように設定されていることを特徴とする。
本発明は、スロープ装置の基部の連結パネルの左右方向両側のサイド端部にて連結ブラケットを用いて車両のフロア端部の取付パネルと回動自在に連結することで、従来のピンを連通するための連結パネルと取付パネルとの、かみ合わせ凹凸切欠き加工が不要になる。
スロープ装置には車椅子を車両に乗せる際の荷重が負荷される。
また、車椅子をスロープ装置に沿って降りる際には車椅子を引き下ろす人の荷重がスロープ装置に負荷される。
そこで本発明は、ブラケット及び連結パネルに負荷される荷重を予め想定し、荷重が負荷される前の車両側の取付パネルの上面の高さよりもスロープ装置の基部側の連結パネルの上面の高さの方が高い位置にあるように段差状に設定した。
これによりスロープ装置に車椅子や操作者の自重が負荷されると、上記段差が解消されるように連結パネルが下降あるいはたわみ変位するようにしたものである。
本発明において、前記スロープ装置側の連結パネルの断面形状は、前記取付パネル側が肉厚になっているのが好ましい。
このようにすると、連結パネルのたわみ変位を抑えることができる。
また、連結パネルは荷重が負荷されると、それ以上下方に変位しないように前記取付パネルとの重なり部を有しているようにしてもよい。
このようにすると、連結パネルが下方に変位すると取付パネルの上面に当接し、それ以上、下方に下がるのを防ぐ。
本発明に係るスロープ装置の取付構造は、スロープ装置に荷重が負荷されると連結部に段差が生じないようにスロープ装置の基部の固定パネルへの連結高さを設定したので、簡単な構造でありながら、車椅子等の乗降性に優れる。
本発明に係るスロープ装置の取付構造例を示す。 ブラケット部の構造例をを示す。 A-A線断面図にて連結パネルの変位を示し、(a)は変位前、(b)は変位後を示す。 連結ブラケットの例を示す。 従来の取付構造例を示す。 取付構造の実施例2を示す。 取付構造の実施例3を示す。 取付構造の実施例4を示す。
本発明に係るスロープ装置の取付構造例を以下、図に基づいて説明する。
車両のフロア端部からスロープ装置10を、車外、例えば路面に向けて展開した状態を図1に示す。
車両のフロアの図示を省略したが、取付パネル14が締結孔14aを介して、フロア端部にボルト等にて固定してある。
スロープ装置10のベーススロープ11の基部側に設けた連結パネル11dと取付パネル14とが左右のサイド端部にて連結ブラケット15,16にて回動自在に連結されている。
図2に連結ブラケット部分の拡大図を示し、図4に連結ブラケット15の斜視図を示す。
連結ブラケット15,16の固定孔15a,16aをスロープ装置のレールの基部側に固定部材17aにて固定し、他端に設けた軸着孔15b,16bを用いて取付パネルに軸着部材17bで軸着してある。
本実施例では、スロープ装置10はベーススロープ11に第1スライドスロープ12、さらに第2スライドスロープ13が順次伸縮可能に連結された例になっているが、これに限定されない。
ベーススロープ11はパネル部材11aの両側にサイドレール11b,11cを有し、このサイドレールに沿って第1スライドスロープ12の第1スライドパネル12aの両側に連結した第1スライドレール12b,12cがスライド伸縮する。
第2スライドスロープ13の第2スライドパネル13aの両側の第2スライドレール13b,13cが第1スライドレール12b,12cに沿ってスライドする。
スロープ装置10を使用しない時には、第2スライドスロープ及び第1スライドスロープをベーススロープ11側に収縮し、起立させて車内に格納する。
図3に図1のA-A線断面図(実施例1)を示す。
スロープ装置10に車椅子等の荷重が負荷されていない状態では、連結パネル11dの上面の高さが固定パネル14の上面よりdだけ高くなっている。
これに対してスロープ装置に所定の負荷が加わると連結パネル11dが下降するように変位し、高さが同一(d)になり段差が解消される。
この際にブラケットの取付部の遊びや、荷重によるたわみ変形を考慮し、連結パネル11は、固定パネル側が一般部11eより厚肉部11fになっている。
なお、連絡ブラケット15,16の他端の軸着孔15b,16bを用いて軸着部材17bを介して、取付パネルの軸孔14bと軸着されている。
図6に実施例2を示す。
取付パネル14の連結パネル11d側に、上面から少し低くなるように、段差部14cを形成してある。
一方、連結パネル11d側は、上記取付パネル14に形成した段差部14cの上方に位置するように重なり部11gを形成してある。
連結パネル11dに荷重が負荷されていない状態では図6(a)に示すように、取付パネルの段差部14cの上面と、連結パネルの重なり部11gの下面との間に所定の隙間dを有するが、連結パネル11dに荷重が負荷されると、連結ブラケット15との間に有する遊びや撓み変形によりこの隙間dの値が小さくなるが、重なり部11gが連結パネルの段差部14cに当接するので、それ以上下方に変位するのを抑える。
この重なり部の形状や構造に制限はなく、例として実施例3を図7、実施例4を図8に示す。
実施例3は、取付パネル14の連結パネル側に下方に向けて傾斜した斜面部14dを有し、この斜面部14dに重なるように連結パネル11d側に下面が傾斜した重なり部11hを形成した例である。
連結パネル11dに荷重が負荷されていない場合には、隙間dを有する。
実施例4は、プレート状の重なり部(重なり部材)11iを連結パネル11dの上面に固定した例である。
この場合に、プレート状の重なり部と取付パネルとの間に隙間dを有するが、荷重が負荷されるとこの隙間dが無くなるとともに、それ以上の変位はプレート状の重なり部の撓みによって吸収することができる。
11d 連結パネル
11g,11h,11i 重なり部
14 取付パネル
15 連結ブラケット
16 連結ブラケット

Claims (3)

  1. スロープ装置の車両への取付構造であって、
    車両側に固定する取付パネルと、前記スロープ装置の基部側に設けた連結パネルとを、両側のサイド端部にてそれぞれ連結した連結ブラケットを有し、
    前記連結ブラケットは前記スロープ装置側の連結パネルに荷重が負荷されていない状態では、前記取付パネルよりも高い位置にある段差状態にあり、前記連結パネルに所定の荷重が負荷されると前記取付パネルと同じ高さに変位するように設定されていることを特徴とするスロープ装置の取付構造。
  2. 前記スロープ装置側の連結パネルの断面形状は、前記取付パネル側が厚肉になっていることを特徴とする請求項1記載のスロープ装置の取付構造。
  3. 前記連結パネルは荷重が負荷されると、それ以上下方に変位しないように前記取付パネルとの重なり部を有していることを特徴とする請求項1又は2記載のスロープ装置の取付構造。
JP2018089824A 2017-05-09 2018-05-08 スロープ装置の取付構造 Active JP7112243B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017092980 2017-05-09
JP2017092980 2017-05-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018188142A JP2018188142A (ja) 2018-11-29
JP7112243B2 true JP7112243B2 (ja) 2022-08-03

Family

ID=64478006

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018089824A Active JP7112243B2 (ja) 2017-05-09 2018-05-08 スロープ装置の取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7112243B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003226186A (ja) 2002-02-01 2003-08-12 Aisin Keikinzoku Co Ltd 車両用スロープ装置
JP2006123661A (ja) 2004-10-28 2006-05-18 Aisin Keikinzoku Co Ltd 車両用のスロープ装置
JP2017217965A (ja) 2016-06-06 2017-12-14 本田技研工業株式会社 スロープユニット構造体

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0713845U (ja) * 1993-08-23 1995-03-10 新日本車輌株式会社 傾斜橋

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003226186A (ja) 2002-02-01 2003-08-12 Aisin Keikinzoku Co Ltd 車両用スロープ装置
JP2006123661A (ja) 2004-10-28 2006-05-18 Aisin Keikinzoku Co Ltd 車両用のスロープ装置
JP2017217965A (ja) 2016-06-06 2017-12-14 本田技研工業株式会社 スロープユニット構造体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018188142A (ja) 2018-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6223571B2 (ja) エレベータのかご室、及びその組立方法
JP5003424B2 (ja) 自動車のルーフ構造
US8167360B2 (en) Vehicle cross member assembly with tunnel bracket
KR101382791B1 (ko) 자동차용 후드 힌지 장치
US10017208B2 (en) Vehicle front structure
EP1726490A1 (en) Vehicle body front part structure of automobile
US8708387B2 (en) Console box
JP2015027898A (ja) エレベータの乗りかご
CN108466595A (zh) 用于车门的主动式防凹陷罩
JP6227153B2 (ja) 天井ユニットおよび天井ユニットを備えたエレベーターのかご
JP2007245959A (ja) 車両用扉装置
JP2010089586A (ja) 多段スライド式車両用スロープ装置
JP7112243B2 (ja) スロープ装置の取付構造
US10119248B2 (en) Guardrail for construction equipment
JP6109256B2 (ja) 拡幅車両における車体拡幅構造
US9114742B2 (en) Vehicle seat
JP6432733B2 (ja) 車両用リヤゲート
JP5699923B2 (ja) 車体上部構造
JP6262442B2 (ja) 車両用非常梯子
JP6276986B2 (ja) 反転式スロープの取付構造
KR101821271B1 (ko) 자동차 측면의 스크래치를 방지하는 가이드장치
JP7331594B2 (ja) 電装部品支持構造
JP6270592B2 (ja) 自動車のフロア構造
KR102359430B1 (ko) 측면 세이프티 가드 체결용 가드레일 브라켓과 이를 이용한 상용차량의 측면 세이프티 가드의 체결구조
JP6315012B2 (ja) 格納式ルーフ付き自動車の後部車体構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210315

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220408

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220627

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220722

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7112243

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150