JP7107869B2 - 車両用シートロック装置 - Google Patents
車両用シートロック装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7107869B2 JP7107869B2 JP2019027551A JP2019027551A JP7107869B2 JP 7107869 B2 JP7107869 B2 JP 7107869B2 JP 2019027551 A JP2019027551 A JP 2019027551A JP 2019027551 A JP2019027551 A JP 2019027551A JP 7107869 B2 JP7107869 B2 JP 7107869B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pole
- hook
- reinforcing plate
- vehicle seat
- lock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
車両用シートロック装置は、ロック本体部と、ストライカと係合するフック(同文献では、ラッチ)と、フックと係合するポール(同文献では、ラチェット)と、補強プレートとを備える。補強プレートの側壁がロック本体部の側壁に重ねられるようにして、補強プレートがロック本体部に取り付けられる。
この構成によれば、ストライカから車両用シートロック装置に外力が加わる場合、外力は、補強プレートの折返部およびその周辺に加わる。補強プレートの折返部は変形し難い構造を有するため、補強プレートが大きく変形することなく補強プレートの折返部およびその周辺に加わる外力を受けることができ、ロック本体部11に加わるダメージを抑制できる。
図1~図9を参照して、第1実施形態に係る車両用シートロック装置について説明する。車両用シートロック装置10は、車両シートを車体に固定解除可能に固定する。車両シートおよび車体の一方には、金属で形成されたストライカ1が設けられる。車両シートおよび車体の他方には、車両用シートロック装置10が設けられる。車両用シートロック装置10がストライカ1を拘束することによって、車両シートが車体に固定される。車両用シートロック装置10がストライカ1の拘束状態を解除することによって、車体から車両シートが移動可能になり、または、車両シートのシートバックの回転が許容されるようになる。本実施形態では、車両シートに車両用シートロック装置10が設けられ、車体にストライカ1が設けられる。この場合、車両シートの移動またはシートバックの回転によって、車両用シートロック装置10がストライカ1に近づいたり、離れたりする。すなわち、車両用シートロック装置10の移動またはシートバックの回転によって、ストライカ1は、相対的に、車両用シートロック装置10に近づいたり、離れたりする。
図2は、ストライカ1を拘束していないときの、車両用シートロック装置10の内部構造を示す。フック20は、開放位置に配置される。フック開放溝22の開口部22aは、ロック開放溝18の開口部18aに重なる。フック20の第2当接部26は、リリースポール40の受部43に接触する。第2当接部26と受部43との接触によって、リリースポール40は、解除位置に配置され、その姿勢で維持される。リリースポール40の押圧部42は、ポール30の力受部33に接触する。押圧部42と力受部33との接触によって、ポール30は、非係合位置に配置され、その姿勢で維持される。
ベース部材12は、第2方向D2に交差する第1面11sを有するベース壁51と、ベース壁51の外縁51aに沿うように設けられる側壁52とを有する。側壁52は、ベース壁51において第1面11sと反対側の面を囲む。
ベース補強部材13は、フック側部分61と、ポール側部分62と、フック側部分61とポール側部分62とを繋ぐ中間部分63と、を有する。ベース補強部材13は、ベース補強開放溝64を有する。
ベース補強開放溝64の内縁64aは、正面視において、ベース壁51のベース開放溝53の内縁53aよりも外側(ベース開放溝53内を内側としたときの外側)に配置される(図9参照)。本実施形態では、ベース補強開放溝64の内縁64aは、ベース開放溝53の内縁53aに沿うように設けられる突出壁54よりも外側に配置される。ベース開放溝53とベース補強開放溝64とによって上述の第1開放溝17が構成される(図8参照)。
ベース補強部材13は、ベース部材12の第1係合部59と第1凹部61bとの係合およびベース部材12の第2係合部60と第2凹部62dとの係合によって、ベース部材12に取り付けられる。ベース部材12とベース補強部材13とが組み合わさったロック本体部11において、ベース補強部材13は、ベース壁51に対して突出する段差部66を構成する。段差部66は、ロック本体部11の第1面11s側において、第1面11sを正面視したときのロック本体部11の外縁11aよりも内側に、設けられる。具体的には、ロック本体部11において、段差部66の外縁66aは、正面視において、ベース壁51の外縁51aよりも内側に配置される。本実施形態では、段差部66の外縁66aは、ベース補強部材13の外縁13aと等しい。
補強プレート70は、フック側部分71と、ポール側部分72と、フック側部分71とポール側部分72とを繋ぐ中間部分73とを有する。補強プレート70は、金属、または高剛性樹脂によって形成される。例えば、補強プレート70は、鉄、またはアルミニウム合金によって形成される。上述したように、補強プレート70には、第2開放溝75が設けられる。さらに、補強プレート70は、ロック本体部11に接続される接続部78を有する。さらに、補強プレート70は、段差部66に係止可能な第1爪部74を有する。好ましくは、補強プレート70は、段差部66に係止可能な第2爪部77を有する。
図8に示されるように、補強プレート70によってロック本体部11が補強される。例えば、衝突等において、ストライカ1から車両用シートロック装置10に外力が加わる場合、フック20を介して、第1軸心14aに沿う方向(第2方向D2)の外力がロック本体部11に加わる。本実施形態では、補強プレート70がロック本体部11に対して第1軸心14aに沿う方向(第2方向D2)に重ねられているため、このような第2方向D2の外力に対してロック本体部11の変形が抑制される。
(1)車両用シートロック装置10は、補強プレート70を備える。補強プレート70は、ロック本体部11における第1軸部14の第1軸心14aに交差する第1面11s側に設けられる。ロック本体部11の第1面11s側には、第1面11sを正面視したときのロック本体部11の外縁11aよりも内側に、段差部66が設けられる。補強プレート70は、段差部66に係止可能な第1爪部74を備える。
図10~図12を参照して、第2実施形態に係る車両用シートロック装置10xについて説明する。本実施形態に係る車両用シートロック装置10xは、第1実施形態に係る車両用シートロック装置10から、補強プレート70の係合構造が変更されている。第1実施形態と同じ構成については、第1実施形態における構成と同じ符号を付し、その説明を省略する。
補強プレート70は、差込部82を有する。ロック本体部11は、補強プレート70の差込部82が差し込みによって係合する係合部90を有する。この構成によれば、補強プレート70の第1爪部74xをロック本体部11の段差部66に係合し、さらに、差込部82を係合部90に差し込むことだけで、簡単に、補強プレート70をロック本体部11に対して所定位置に位置決めできる。
上記各実施形態は、上記構成の例に限定されない。上記各実施形態は、以下のように変更され得る。なお、以下の変形例では、上記実施形態の構成と実質的に変更のない構成については、上記実施形態の構成と同一の符号をつけて説明する。
Claims (6)
- ロック本体部と、ストライカを拘束するフックと、前記フックに係合し前記ストライカの拘束状態を保持するポールと、前記フックを前記ロック本体部に対して回転可能に取り付けるための第1軸部と、前記ポールを前記ロック本体部に対して回転可能に取り付けるための第2軸部と、前記ロック本体部における前記第1軸部の軸心に交差する第1面側に設けられる補強プレートとを備える車両用シートロック装置であって、
前記ロック本体部の第1面側には、第1面を正面視したときの前記ロック本体部の外縁よりも内側に、段差部が設けられ、
前記補強プレートは、前記段差部に係止可能な爪部を備える
車両用シートロック装置。 - 前記補強プレートには、前記ロック本体部の外縁よりも内側に配置される部分に、前記第1軸部の軸心に沿う方向に折り返された折返部が設けられる
請求項1に記載の車両用シートロック装置。 - 前記折返部は、前記補強プレートにおいてフック側部分に設けられる
請求項2に記載の車両用シートロック装置。 - 前記ロック本体部および前記補強プレートのそれぞれには、前記ストライカが相対的に進入および離脱する開放溝が設けられ、前記補強プレートの開放溝は、前記ロック本体部の開放溝よりも前記正面視において大きい
請求項1または2に記載の車両用シートロック装置。 - 前記補強プレートは、前記ロック本体部の外縁よりも内側に配置されてロック本体部に接続される接続部を有し、
前記接続部において回転可能にロック本体部に接続される
請求項1~4のいずれか一項に記載の車両用シートロック装置。 - 前記補強プレートは、前記第1軸部の軸心に沿う方向に延びる差込部を有し、前記ロック本体部は、前記補強プレートの前記差込部が差し込みによって係合する係合部を有する
請求項1~4のいずれか一項に記載の車両用シートロック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019027551A JP7107869B2 (ja) | 2019-02-19 | 2019-02-19 | 車両用シートロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019027551A JP7107869B2 (ja) | 2019-02-19 | 2019-02-19 | 車両用シートロック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020133232A JP2020133232A (ja) | 2020-08-31 |
JP7107869B2 true JP7107869B2 (ja) | 2022-07-27 |
Family
ID=72262480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019027551A Active JP7107869B2 (ja) | 2019-02-19 | 2019-02-19 | 車両用シートロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7107869B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20020167177A1 (en) | 2001-01-02 | 2002-11-14 | Bernardo Erices | Motor vehicle electric door lock |
WO2012173084A1 (ja) | 2011-06-17 | 2012-12-20 | テイ・エス テック株式会社 | 乗物用ラッチ装置 |
JP2013226993A (ja) | 2012-04-27 | 2013-11-07 | Fuji Kiko Co Ltd | シートの固定装置 |
JP2019189173A (ja) | 2018-04-27 | 2019-10-31 | 三井金属アクト株式会社 | シートロック装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59188263U (ja) * | 1983-06-01 | 1984-12-13 | 株式会社大井製作所 | 自動車用ドアロツクにおけるカバ−プレ−ト |
-
2019
- 2019-02-19 JP JP2019027551A patent/JP7107869B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20020167177A1 (en) | 2001-01-02 | 2002-11-14 | Bernardo Erices | Motor vehicle electric door lock |
WO2012173084A1 (ja) | 2011-06-17 | 2012-12-20 | テイ・エス テック株式会社 | 乗物用ラッチ装置 |
JP2013226993A (ja) | 2012-04-27 | 2013-11-07 | Fuji Kiko Co Ltd | シートの固定装置 |
JP2019189173A (ja) | 2018-04-27 | 2019-10-31 | 三井金属アクト株式会社 | シートロック装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020133232A (ja) | 2020-08-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4658573B2 (ja) | 自動車用ドアインサイドハンドル組立体 | |
US20130147209A1 (en) | Door latch apparatus for vehicle | |
EP2141312B1 (en) | Locking device | |
JPH09300970A (ja) | 自動車用ドアハンドル | |
JP5736468B2 (ja) | 座席の折り畳み式背もたれ用ロック装置 | |
JP6497046B2 (ja) | 車両ドア作動装置 | |
WO2012172905A1 (ja) | ロック装置 | |
JP7107869B2 (ja) | 車両用シートロック装置 | |
JP6015483B2 (ja) | ロック装置 | |
JP4062699B2 (ja) | 車両開閉部のロック装置 | |
JP5994151B2 (ja) | ドアロック装置のカウンタウェイト取付構造 | |
CN104245439B (zh) | 转向锁定装置 | |
JP2013040444A (ja) | 車両用ドアのラッチ装置 | |
JP3693797B2 (ja) | 自動車用ロック装置 | |
JP2011068262A (ja) | ラッチ装置及びシート装置 | |
KR101305795B1 (ko) | 차량용 콘솔암레스트 조립체 | |
JP7400513B2 (ja) | ロック装置 | |
JP6974748B2 (ja) | ラッチ装置及びシート装置 | |
JP2020051214A (ja) | 車両用ドアロック装置 | |
JP3099028U (ja) | 馬蹄錠 | |
JP2008081973A (ja) | リッドのロック装置 | |
JP7028806B2 (ja) | ラッチ組立体に使用するためのストライカ | |
JP2002220958A (ja) | 電動オープナー機構付ロック装置を備えた車両 | |
JP2006283492A (ja) | 開き戸のロック装置 | |
JP2006299627A (ja) | フードラッチ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210917 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220628 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220630 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220714 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7107869 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |