JP7107183B2 - 内燃機関のオイル貯留構造 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関のオイル貯留構造に関する。
特許文献1の内燃機関においては、気筒が区画されているシリンダブロックの下側に、オイルが貯留される有底箱形状のオイルパンが取り付けられている。また、内燃機関は、オイルパン内に貯留されているオイルを各部に圧送するためのオイルポンプを備えている。オイルポンプからは、オイルパンの底面に向けて吸入管が延びており、その先端にはオイル中に含まれる異物を除去するためのストレーナが取り付けられている。
特開2012-117480号公報
特許文献1の内燃機関において、オイルパンへと流下するオイルがクランクシャフトによって撹拌されたり、オイルパンへと流下するオイルがクランクシャフトに衝突して飛散したりすると、オイルの液面や液中に気泡が生じることがある。このような気泡が潰れずに残存していると、ストレーナに気泡が吸い込まれてオイルポンプから適切にオイルが吐出されなくなる可能性がある。
上記課題を解決するための内燃機関のオイル貯留構造は、オイルが貯留される有底箱形状のオイルパンと、前記オイルパンの内部のオイルを吸引して内燃機関の各部に圧送するオイルポンプと、前記オイルポンプから前記オイルパンの底面に向けて延びる吸入管と、前記吸入管の先端に取り付けられたストレーナとを備えている内燃機関のオイル貯留構造であって、前記オイルパンの内部におけるオイル貯留空間を区画する内壁面からは、凸部が突出しており、前記凸部の共振周波数は、前記内燃機関が自立して運転を継続可能な機関回転数で発生する振動の周波数の範囲内である。
上記構成によれば、内燃機関が駆動してその機関回転数で発生する振動の周波数が凸部の共振周波数に近いときに凸部が振動する。そして、凸部が振動すると、オイルパン内のオイルの液面が振動して、オイル液面に存在する気泡がその衝撃で割れる。したがって、オイルパン内のオイルの液面に多量の気泡が残存することは抑制できる。
上記構成において、前記凸部は、前記オイルパンの底面から突出していてもよい。上記構成では、オイルパン内のオイルの量が少なくなって、オイルの液面位置が下側になっても、凸部の少なくとも一部はオイル内に没している。したがって、オイルの液面の位置に拘らず、凸部の振動をオイルに伝えることができる。
上記構成において、前記凸部は、前記ストレーナを外側から取り囲むように延びていてもよい。上記構成によれば、例えば、車両の加減速時や旋回時にオイルパン内においてオイルが片側に偏ろうとしても、凸部の内側、すなわちストレーナの周囲には、一時的にオイルが貯められる。したがって、オイルパン内においてオイルが偏ろうとしたときでも、ストレーナから空気が吸い込まれることは抑制できる。
上記構成において、前記凸部の共振周波数は、10~20kHzの範囲内であってもよい。一般的に、内燃機関では、当該内燃機関の機関回転数が大きくなるほど、オイルポンプから内燃機関の各部に圧送されるオイル量が多くなる。このようにオイルポンプから内燃機関の各部に圧送されるオイル量が多くなると、オイルパンの内部に貯留されるオイル量が少なくなる。そして、オイルパンの内部のオイルの液面位置が低下すると、オイルの液面の気泡がストレーナから吸い込まれやすい。
上記構成では、凸部の共振周波数が、内燃機関の機関回転数が比較的に高い場合において内燃機関に生じる振動の周波数に合わせた周波数になっている。したがって、オイルパンの内部に貯留されるオイル量が少なくなり得る状況下で凸部が振動して、オイルの液面の気泡を効率的に割ることができる。
内燃機関の部分断面図。 図1における2-2線での断面図。
以下、車両の内燃機関100のオイル貯留構造について図1及び図2にしたがって説明する。まず、内燃機関100の概略構成を説明する。なお、以下の説明では、内燃機関100が車両に搭載されているものとし、車両の上下方向を、内燃機関100の上下方向として説明する。
図1に示すように、内燃機関100は、全体として四角柱形状のシリンダブロック13を備えている。シリンダブロック13の内部には、図示しない複数の気筒が区画されている。各気筒は、クランクシャフトの軸線方向L(図1における左右方向)に並設されている。なお、以下の説明では、クランクシャフトの軸線方向Lの一方側(図1における右側)を内燃機関100の前側とし、クランクシャフトの軸線方向Lの他方側(図1における左側)を内燃機関100の後側として説明する。
シリンダブロック13の上面には、全体として四角柱形状のシリンダヘッド12が固定されている。シリンダヘッド12の内部には、図示しない複数の吸気ポートや複数の排気ポートが区画されている。また、シリンダヘッド12には、吸気ポートを開閉する吸気バルブや排気ポートを開閉する排気バルブが取り付けられている。
シリンダヘッド12の上面には、当該シリンダヘッド12の上面を覆うヘッドカバー11が固定されている。ヘッドカバー11とシリンダヘッド12とで区画される空間内には、吸気バルブや排気バルブを開閉駆動させるための図示しない動弁機構が収容されている。
シリンダブロック13の下面には、全体として四角筒形状のクランクケース14が固定されている。このクランクケース14とシリンダブロック13との間には、図示しないクランクシャフトが支持されている。また、シリンダヘッド12、シリンダブロック13、及びクランクケース14における前側(図1における右側)の外面には、チェーンケース15が固定されている。チェーンケース15は、上下方向において、シリンダヘッド12の上端からクランクケース14の下端付近にまで至っている。チェーンケース15の上側は、ヘッドカバー11によって覆われている。図示は省略するが、チェーンケース15の内部には、クランクシャフトの回転力を伝達するための複数のスプロケットやこれらのスプロケットに巻回されるチェーンが収容されている。
クランクケース14の下面には、全体として有底四角箱形状のオイルパン20が固定されている。オイルパン20の内部には、内燃機関100の各部に供給されるオイルが貯留されている。また、オイルパン20の内部には、略四角板形状のバッフルプレート30が配置されている。バッフルプレート30は、オイルパン20の底面20aに対向するようにオイルパン20の底面20aから離間して配置されている。オイルパン20の内面とバッフルプレート30の下面とによって、オイルを貯留するためのオイル貯留空間Xが区画されている。また、バッフルプレート30の略中央部においては、当該バッフルプレート30の厚み方向に挿通孔31が貫通している。
クランクケース14の内部には、内燃機関100の各部にオイルを圧送するためのオイルポンプ60が配置されている。オイルポンプ60は、クランクケース14における4つの側壁のうちの前側の側壁の内面に固定されている。図示は省略するが、オイルポンプ60の駆動軸は、チェーンケース15の内部のチェーンを介してクランクシャフトに駆動連結されている。
オイルポンプ60からは、オイルパン20の底面20a側に向かって吸入管50が延びている。具体的には、吸入管50は、バッフルプレート30の挿通孔31を挿通されて、オイル貯留空間Xにまで至っている。吸入管50の先端は、オイルパン20を上面視したときに、当該オイルパン20の略中央に位置している。
吸入管50の先端には、オイル中に含まれる異物を除去するためのストレーナ40が取り付けられている。ストレーナ40の下端は、オイルパン20の底面20aに対して離間している。上述したように、オイルパン20を上側から平面視したときに、吸入管50の先端がオイルパン20の略中央に位置しているため、ストレーナ40は、オイルパン20の略中央に位置している。オイルポンプ60が駆動すると、オイルパン20の内部に貯留されているオイルがストレーナ40から吸引される。そして、ストレーナ40から吸引されたオイルは、吸入管50及びオイルポンプ60を介して内燃機関100の各部に圧送される。
オイル貯留空間Xを区画する内壁面の一つであるオイルパン20の底面20aからは、四角板形状の凸部25が突出している。この実施形態では、凸部25は、オイルパン20の底面20aに対して直交する方向に沿って突出している。換言すると、凸部25は、上下方向に沿って突出している。凸部25の突出先端(上端)は、ストレーナ40の下端よりも上側に位置している。
図2に示すように、凸部25は、前後方向において、ストレーナ40よりも前側に1つ、後側に1つ設けられている。また、上下方向及び前後方向のいずれにも直交する方向を幅方向としたとき、凸部25は、ストレーナ40よりも幅方向一方側に1つ、幅方向他方側に1つ設けられている。そして、これら4つの凸部25は、全体としてストレーナ40を外側から四角形状に取り囲むように延びている。隣り合う凸部25は、互いに離間して配置されている。すなわち、ストレーナ40を取り囲むように四角形状に延びる4つの凸部25のうち、その四角形の四隅の部分が、凸部25が形成されていない箇所になっている。
凸部25の共振周波数は、内燃機関100が自立して運転を継続可能な機関回転数で発生する振動の周波数の範囲内になっている。ここで、内燃機関100が自立して運転を継続可能な機関回転数の下限値は、車両の運転者がアクセルペダルの操作を行っていない状態(アイドル運転状態)での機関回転数であり、例えば数百rpm~千数百rpm。また、内燃機関100が自立して運転を継続可能な機関回転数の上限値は、車両の運転者がアクセルペダルを完全に踏み込んだ状態(フルスロットル状態)での機関回転数であり、例えば数千rpmである。
本実施形態では、凸部25の共振周波数は、内燃機関100の機関回転数が5500rpmであるときに発生する振動の周波数と同じになっており、10~20kHzの範囲内のいずれかの周波数になっている。ここで、上記の機関回転数(5500rpm)は、車両を急加速させようとする際に達し得る機関回転数として定められている。換言すれば、上記の機関回転数(5500rpm)は、車両が極めて稀な走行条件でなくても、当該車両の運転者のアクセルペダルの操作によって達し得る機関回転数として定められている。また、上記の凸部25の共振周波数(10~20kHz)は、機関回転数が5500rpmであるときに、オイルパン20において発生する振動数として定められており、実験やシミュレーション等によって予め求められたものである。
本実施形態の作用及び効果について説明する。
オイルパン20の内部のオイルの液面や液中には、気泡が生じることがある。このような気泡が潰れずに残存していると、ストレーナ40に気泡が吸い込まれてオイルポンプ60に気泡が供給されることがある。仮にオイルポンプ60に気泡が供給されてしまうと、オイルポンプ60において適切な吐出圧が得られなかったり、オイルポンプ60からのオイルで動作する油圧機器が期待どおりに動作しなかったりする可能性がある。
本実施形態では、オイル貯留空間Xの内壁面から凸部25が突出している。そして、凸部25の共振周波数は、内燃機関100が自立して運転を継続可能な機関回転数で発生する振動の周波数の範囲内になっている。そのため、内燃機関100が駆動して内燃機関100の機関回転数が所定の機関回転数(5500rpm)になると、その機関回転数で発生する振動の周波数が凸部25の共振周波数と一致する。すると、凸部25は、オイルパン20の内部のオイルの中で振動する。このように凸部25が振動すると、オイルパン20の内部のオイルの液面が振動して、オイルの液面に存在する気泡がその衝撃で割れる。これにより、オイルの液面に生じた気泡が減少するため、オイルパン20内のオイルの液面に多量の気泡が残存することは抑制できる。
ここで、内燃機関100の機関回転数が大きくなるほど、クランクシャフトの回転によって駆動するオイルポンプ60から内燃機関100の各部に圧送されるオイル量が多くなる。このようにオイルポンプ60から内燃機関100の各部に圧送されるオイル量が多くなると、オイルパン20の内部に貯留されるオイル量が少なくなる。すると、オイルパン20の内部のオイルの液面が低下する。仮にオイルの液面の高さ位置が、ストレーナ40の下端の高さ位置に近くなると、オイルの液面で生じている気泡がストレーナ40に吸い込まれやすくなる。
本実施形態では、凸部25は、オイルパン20の底面20aから突出している。そのため、上記のようにオイルパン20の内部に貯留されるオイル量が少なくなってオイルの液面位置が下側になっても、凸部25の少なくとも基端側の一部はオイルの中に没している。これにより、オイルの液面の位置に拘わらず、凸部25の振動をオイルに伝達できる。
また、凸部25の共振周波数は、内燃機関100の機関回転数が5500rpmであるときに発生する振動の周波数に合わせてある。そして、上述したとおり、機関回転数が5500rpmであるときには、内燃機関100の負荷が高くてオイルパン20の内部のオイルの液面が低下しがちである。つまり、本実施形態では、オイルパン20の内部のオイルの液面が低下しやすくてストレーナ40に気泡が吸い込まれやすい状況下において凸部25が振動する。そのため、気泡の存在による悪影響が生じやすい状況下において、凸部25の振動によって気泡を割ることができる。その一方で、例えば、内燃機関100がアイドル運転状態である場合には、凸部25は振動しにくいので、凸部25の振動に起因して発生する音が運転者に異音として知覚されるおそれは低い。
ところで、例えば、車両の加減速時や車両の旋回時には、オイルパン20の内部のオイルが移動してオイルパン20の片側に偏ることがある。ここで、仮に、凸部25が存在しないと、オイルパン20の内部のオイルがオイルパン20の片側に偏った場合に、ストレーナ40の周囲のオイル量が一時的に少なくなることがある。すると、ストレーナ40から多くの空気が吸い込まれてしまうおそれがある。
本実施形態では、凸部25は、ストレーナ40を外側から取り囲むように4つ配置されている。そのため、オイルパン20の内部のオイルがオイルパン20の片側に偏ろうとしても、その偏ろうとするオイルの流れが凸部25によって妨げられる。したがって、ストレーナ40の周囲には、一時的にオイルが貯められる。このようにオイルパン20の内部においてオイルが偏ろうとしたときでも、ある程度の量のオイルをストレーナ40の周囲に留めておくことができ、ストレーナ40から空気が吸い込まれることを抑制できる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態において、凸部の突出位置は変更できる。例えば、オイルパン20の側面から凸部が突出していてもよい。また、例えば、オイル貯留空間Xを区画する内壁面の一つであるバッフルプレート30の下面から凸部が突出していてもよい。これらの場合にも、凸部の少なくとも一部がオイルの内部に没していれば、凸部の振動がオイルに伝達される。なお、凸部は、オイルパン20の内部に規定量のオイルが貯留されている状況下で、少なくとも一部がオイル内に没していることが好ましい。
・上記実施形態において、凸部の数は変更できる。例えば、凸部は、3つ以下でも、5つ以上でもよい。
・上記実施形態において、凸部の形状は変更できる。例えば、凸部は、棒状であってもよい。また、例えば、1つの凸部がストレーナ40を外側から取り囲むように延びていてもよい。
・上記実施形態において、凸部とストレーナとの位置関係は変更できる。例えば、オイルパン20の内部のオイル量が多く、オイルパン20の内部のオイルの偏りの影響が小さいのであれば、凸部がストレーナ40を外側から取り囲む必要はない。
・上記実施形態において、凸部の共振周波数は変更できる。例えば、内燃機関100の構造や材質等によっては、同一の機関回転数であってもオイルパンに20に生じる振動の周波数は変わり得る。したがって、凸部の共振周波数は、内燃機関100の構造や材質等に応じて変更すればよい。
また、内燃機関100の構造や材質等によっては、高負荷状態といえる機関回転数が異なる。また、凸部25の共振周波数を、あまりにも高負荷な状態での機関回転数に応じて設計すると、凸部25が振動する機会が少なくなる。したがって、内燃機関100の高負荷状態であってある程度の頻度で生じ得る機関回転数に合わせて、凸部25の共振周波数を設計することが好ましい。なお、本出願の出願時において市販されている乗用自動車において上記のような条件を満たす機関回転数としては、4000rpm~7000rpm程度である。また、この機関回転数で生じるオイルパン20の振動は、10~20Hzである。
・上記実施形態において、オイルポンプとして、クランクシャフトの回転を駆動源とするオイルポンプ60に代えて、電動のオイルポンプを採用してもよい。電動のオイルポンプの場合であっても、一般的に内燃機関100の機関回転数が大きくなるほど、オイルポンプから内燃機関100の各部に圧送されるオイルの量が多くなる傾向がある。したがって、電動のオイルポンプであっても上記実施形態の技術思想を適用することは有効である。
L…軸線方向、X…オイル貯留空間、11…ヘッドカバー、12…シリンダヘッド、13…シリンダブロック、14…クランクケース、15…チェーンケース、20…オイルパン、20a…底面、25…凸部、30…バッフルプレート、31…挿通孔、40…ストレーナ、50…吸入管、60…オイルポンプ、100…内燃機関。

Claims (3)

  1. オイルが貯留される有底箱形状のオイルパンと、前記オイルパンの内部のオイルを吸引して内燃機関の各部に圧送するオイルポンプと、前記オイルポンプから前記オイルパンの底面に向けて延びる吸入管と、前記吸入管の先端に取り付けられたストレーナとを備えている内燃機関のオイル貯留構造であって、
    前記オイルパンの内部におけるオイル貯留空間を区画する内壁面からは、凸部が突出しており、
    前記凸部の共振周波数は、前記内燃機関が自立して運転を継続可能な機関回転数で発生する振動の周波数の範囲内であって、10~20kHzの範囲内である
    内燃機関のオイル貯留構造。
  2. 前記凸部は、前記オイルパンの底面から突出している
    請求項1に記載の内燃機関のオイル貯留構造。
  3. 前記凸部は、前記ストレーナを外側から取り囲むように延びている
    請求項2に記載の内燃機関のオイル貯留構造。
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