JP7105888B2 - 低分子ヒアルロン酸又はその塩及びその調製方法 - Google Patents
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Description
本開示は、2019年03月05日に中国国家知識産権局に提出された特許出願番号がCN201910164881.3であり、発明の名称が「低分子ヒアルロン酸又はその塩を調製する方法」である中国特許出願の優先権を主張するものであり、当該中国特許出願の全内容は参照により本開示に組み入れられる。
(2)ヒアルロニダーゼの不活性化:ステップ(1)での前記酵素分解液に対して昇温処理を行い、前記酵素分解液におけるヒアルロニダーゼが変性して不活性化される;
(3)吸着:ステップ(2)での前記酵素分解液を吸着し、混合液を取得する;
(4)濾過精製:ステップ(3)での混合液から吸着剤及び変性ヒアルロニダーゼを除去し、濾過して純粋な低分子ヒアルロン酸及びその塩溶液を取得する;
(5)低温噴霧乾燥:ステップ(4)での前記低分子ヒアルロン酸及びその塩溶液に対して低温噴霧乾燥を行い、所望の分子量の低分子ヒアルロン酸及びその塩の固体粉末を取得する。
(b)ステップ(1)での前記種培養液を殺菌された発酵培養基に接種し、培養温度が30℃-37℃であり、回転速度が0-150rpmであり、20-48h培養し、ヒアルロニダーゼ発酵液を取得する;
(c)ステップ(2)での前記ヒアルロニダーゼ発酵液に対して遠心を行い、上澄みを取得する;
(d)孔径分画分子量が200kDaである限外濾過膜を用いて、ステップ(3)での前記ヒアルロニダーゼの上澄みに対して限外濾過を行い、ろ液を取得する;
(e)孔径分画分子量が20kDaである限外濾過膜を用いて、ステップ(4)での前記ろ液に対して限外濾過を行い、低分子不純物を除去し、精製したヒアルロニダーゼを取得する。
(2)種培養液を殺菌された発酵培養基に接種し、培養温度が30℃-37℃であり、回転速度が0-150rpmであり、20-48h培養し、ヒアルロニダーゼ発酵液を取得する;
(3)上述のヒアルロニダーゼ発酵液に対して遠心を行い、上澄みを取得する;
(4)孔径分画分子量が200kDaである限外濾過膜を用いて上述ヒアルロニダーゼの上澄みに対して限外濾過を行い、ろ液を取得する;
(5)孔径分画分子量が20kDaである限外濾過膜を用いて上述ろ液に対して限外濾過を行い、低分子不純物を除去し、精製したヒアルロニダーゼを取得する;
以下、具体的な実施例を参照しながら、本開示の技術案をさらに説明する。
5Lの精製水に5mLのヒアルロニダーゼを加え、攪拌し、pHが5.0、温度が30℃になるまで調節し、250gの分子量が500kDaであるヒアルロン酸ナトリウムをゆっくり添加し、素材を均一に溶解させるために、添加速度を遅くしなければならない。任意に、30min分解反応させた後、250gの分子量が500kDaであるヒアルロン酸ナトリウムをゆっくり添加し続けた。5h酵素分解反応させた後、分子量が60kDaになり、任意に、酵素分解液を50℃に昇温して1h維持して、ヒアルロニダーゼが変性して不活性化された。任意に、上述酵素分解液に5gの活性炭を加え、60min吸着し、粗ろ過板(Coarse filtration board)で濾過し、孔径が0.22μmであるセルロースフィルターで濾過して純粋なヒアルロン酸溶液を取得した。任意に、上述ヒアルロン酸溶液に対して低温噴霧乾燥を行うことにより、低分子ヒアルロン酸の固体粉末を調製した。任意に、低温噴霧の吸気温度が40℃であり、吹き出し温度が40℃であり、流速が100mL/hであった。得られた完成品である低分子ヒアルロン酸の固体粉末の白色度が95%であり、水分含有量が6.3%であり、分子量が60kDaであり、ヒアルロン酸の含有量が97%であり、収率が89%であった。
5Lの精製水に6mLのヒアルロニダーゼを加え、攪拌し、pHが5.5、温度が32℃になるまで調節し、300gの分子量が650kDaであるヒアルロン酸ナトリウムをゆっくり添加し、素材を均一に溶解させるために、添加速度を遅くしなければならない。任意に、40min分解反応させた後、400gの分子量650kDaであるヒアルロン酸ナトリウムをゆっくり添加し続けた。6h酵素分解反応させた後、分子量が50kDaになり、任意に、酵素分解液を50℃に昇温して50min維持して、ヒアルロニダーゼが変性して不活性化された。
5Lの精製水に7mLのヒアルロニダーゼを加え、攪拌し、pHが6.0、温度が34℃になるまで調節し、400gの分子量が700kDaであるヒアルロン酸ナトリウムをゆっくり添加し、素材を均一に溶解させるために、添加速度を遅くしなければならない。任意に、50min分解反応させた後、300gの分子量が700kDaであるヒアルロン酸ナトリウムをゆっくり添加し続けた。6.5h酵素分解反応させた後、分子量が40kDaになり、任意に、酵素分解液を50℃に昇温して1h維持して、ヒアルロニダーゼが変性して不活性化された。任意に、上述酵素分解液に5gの活性炭を加え、60min吸着し、粗ろ過板で濾過し、孔径が0.22μmであるセルロースフィルターで濾過して純粋なヒアルロン酸溶液を取得した。任意に、上述ヒアルロン酸溶液に対して低温噴霧乾燥を行うことにより、低分子ヒアルロン酸の固体粉末を調製した。任意に、低温噴霧の吸気温度が60℃であり、吹き出し温度が40℃であり、流速が150mL/hであった。得られた完成品である低分子ヒアルロン酸の固体粉末の白色度が95%であり、水分含有量が8.2%であり、分子量が40kDaであり、ヒアルロン酸の含有量が97%であり、収率が90%であった。
5Lの精製水に8mLのヒアルロニダーゼを加え、攪拌し、pHが6.5、温度が36℃になるまで調節し、400gの分子量が500kDaであるヒアルロン酸ナトリウムをゆっくり添加し、素材を均一に溶解させるために、添加速度を遅くしなければならない。任意に、60min分解反応させた後、400gの分子量が500kDaであるヒアルロン酸ナトリウムをゆっくり添加し続けた。7h酵素分解反応させた後、分子量が30kDaになり、任意に、酵素分解液を50℃に昇温して1h維持して、ヒアルロニダーゼが変性して不活性化された。任意に、上述酵素分解液に5gの活性炭を加え、60min吸着し、粗ろ過板で濾過し、孔径が0.22μmであるセルロースフィルターで濾過して純粋なヒアルロン酸溶液を取得した。任意に、上述ヒアルロン酸溶液に対して低温噴霧乾燥を行うことにより、低分子ヒアルロン酸の固体粉末を調製した。任意に、低温噴霧の吸気温度が65℃であり、吹き出し温度が40℃であり、流速が100mL/hであった。得られた完成品である低分子ヒアルロン酸の固体粉末の白色度が93%であり、水分含有量が7.2%であり、分子量が30kDaであり、ヒアルロン酸の含有量が98%であり、収率が91%であった。
5Lの精製水に8mLのヒアルロニダーゼを加え、攪拌し、pHが7.0、温度が38℃になるまで調節し、400gの分子量が650kDaであるヒアルロン酸ナトリウムをゆっくり添加し、素材を均一に溶解させるために、添加速度を遅くしなければならない。任意に、70min分解反応させた後、400gの分子量650kDaであるヒアルロン酸ナトリウムをゆっくり添加し続けた。8h酵素分解反応させた後、分子量が20kDaになり、任意に、酵素分解液を50℃に昇温して1h維持して、ヒアルロニダーゼが変性して不活性化された。任意に、上述酵素分解液に5gの活性炭を加え、60min吸着し、粗ろ過板で濾過し、孔径が0.22μmであるセルロースフィルターで濾過して純粋なヒアルロン酸溶液を取得した。任意に、上述ヒアルロン酸溶液に対して低温噴霧乾燥を行うことにより、低分子ヒアルロン酸の固体粉末を調製した。任意に、低温噴霧の吸気温度が70℃であり、吹き出し温度が40℃であり、流速が200mL/hであった。得られた完成品である低分子ヒアルロン酸の固体粉末の白色度が93%であり、水分含有量が8.3%であり、分子量が20kDaであり、ヒアルロン酸の含有量が98%であり、収率が88%であった。
5Lの精製水に9mLのヒアルロニダーゼを加え、攪拌し、pHが8.0、温度が40℃になるまで調節し、500gの分子量が650kDaであるヒアルロン酸ナトリウムをゆっくり添加し、素材を均一に溶解させるために、添加速度を遅くしなければならない。任意に、80min分解反応させた後、500gの分子量が650kDaであるヒアルロン酸ナトリウムをゆっくり添加し続けた。7.5h酵素分解反応させた後、分子量が10kDaになり、任意に、酵素分解液を50℃に昇温して1h維持して、ヒアルロニダーゼが変性して不活性化された。任意に、上述酵素分解液に5gの活性炭を加え、60min吸着し、粗ろ過板で濾過し、孔径が0.22μmであるセルロースフィルターで濾過して純粋なヒアルロン酸溶液を取得した。任意に、上述ヒアルロン酸溶液に対して低温噴霧乾燥を行うことにより、低分子ヒアルロン酸の固体粉末を調製した。任意に、低温噴霧の吸気温度が75℃であり、吹き出し温度が40℃であり、流速が250mL/hであった。得られた完成品である低分子ヒアルロン酸の固体粉末の白色度が93%であり、水分含有量が7.8%であり、分子量が10kDaであり、ヒアルロン酸の含有量が99%であり、収率が89%であった。
5Lの精製水に10mLのヒアルロニダーゼを加え、攪拌し、pHが6.5、温度が38℃になるまで調節し、400gの分子量が700kDaであるヒアルロン酸ナトリウムをゆっくり添加し、素材を均一に溶解させるために、添加速度を遅くしなければならない。任意に、90min分解反応させた後、500gの分子量が700kDaであるヒアルロン酸ナトリウムをゆっくり添加し続けた。6h酵素分解反応させた後、分子量が7kDa-9kDaになり、任意に、酵素分解液を50℃に昇温して1h維持して、ヒアルロニダーゼが変性して不活性化された。任意に、上述酵素分解液に5gの活性炭を加え、60min吸着し、粗ろ過板で濾過し、孔径が0.22μmであるセルロースフィルターで濾過して純粋なヒアルロン酸溶液を取得した。任意に、上述ヒアルロン酸溶液に対して低温噴霧乾燥を行うことにより、低分子ヒアルロン酸の固体粉末を調製した。任意に、低温噴霧の吸気温度が80℃であり、吹き出し温度が40℃であり、流速が300mL/hであった。得られた完成品である低分子ヒアルロン酸の固体粉末の白色度が94%であり、水分含有量が6.9%であり、分子量が1kDaであり、ヒアルロン酸の含有量が99%であり、収率が90%であった。
5Lの精製水に10mLのヒアルロニダーゼを加え、攪拌し、pHが6.5、温度が38℃になるまで調節し、400gの分子量が700kDaであるヒアルロン酸ナトリウムをゆっくり添加し、素材を均一に溶解させるために、添加速度を遅くしなければならない。90min分解反応させた後、500gの分子量が700kDaであるヒアルロン酸ナトリウムをゆっくり添加し続けた。6h酵素分解反応させた後、分子量が7kDa-9kDaになり、酵素分解液を50℃に昇温して1h維持して、ヒアルロニダーゼが変性して不活性化された。上述酵素分解液に5gの活性炭を加え、60min吸着し、粗ろ過板で濾過し、孔径が0.22μmであるセルロースフィルターで濾過して純粋なヒアルロン酸溶液を取得した。得られた純粋なヒアルロン酸溶液を4倍のアルコールに逆沈殿しながら攪拌した。沈殿が終了し、1時間静置し、上澄みを除去し、一倍体積のアルコールを加えて3回脱水し、遠心し、上澄みを除去し、固形物に対して真空乾燥を行い、低分子ヒアルロン酸の固体粉末を調製した。低分子ヒアルロン酸粉末の白色度が89%であり、水分含有量が8.9%であり、分子量が9kDaであり、ヒアルロン酸の含有量が95%であり、収率が78%であった。
5Lの精製水に8mLのヒアルロニダーゼを加え、攪拌し、pHが6.5、温度が36℃になるまで調節し、400gの分子量が500kDaであるヒアルロン酸ナトリウムをゆっくり添加し、素材を均一に溶解させるために、添加速度を遅くしなければならない。60min分解反応させた後、400gの分子量が500kDaであるヒアルロン酸ナトリウムをゆっくり添加し続けた。7h酵素分解反応させた後、分子量が30kDaになり、酵素分解液を50℃に昇温して1h維持して、ヒアルロニダーゼが変性して不活性化された。上述酵素分解液に5gの活性炭を加え、60min吸着し、粗ろ過板で濾過し、孔径が0.22μmであるセルロースフィルターで濾過して純粋なヒアルロン酸溶液を取得した。得られた純粋なヒアルロン酸溶液を4倍のアルコールに加えて逆沈殿しながら攪拌した。沈殿が終了し、1時間静置し、上澄みを除去し、1倍体積のアルコールを加えて3回脱水し、遠心し、上澄みを除去し、固形物に対して真空乾燥を行い、低分子ヒアルロン酸の固体粉末を調製した。低分子ヒアルロン酸粉末の白色度が87%であり、水分含有量が9.2%であり、分子量が30kDaであり、ヒアルロン酸の含有量が94%であり、収率が79%であった。
Claims (12)
- 以下のステップを含むことを特徴とする、低分子ヒアルロン酸又はその塩を調製する方法。
(1)酵素分解反応液:精製水にヒアルロニダーゼを加え、攪拌し、ヒアルロン酸又はその塩の固体粉末をゆっくり加え、酵素分解反応で酵素分解液を取得し、前記ヒアルロニダーゼは、植物性乳酸菌突然変異株CnT012-56が発酵生産して得られ、当該菌株がLactobacillus plantarumとして分類命名され、その寄託機関が中国微生物菌種保蔵管理委員会普通微生物センター(China General Microbiological Culture Collection Center)であり、住所が北京市朝陽区北辰西路1号院3号であり、寄託日が2018年11月28日であり、受託番号がCGMCC NO.16836である;
(2)ヒアルロニダーゼの不活性化:ステップ(1)での前記酵素分解液に対して昇温処理を行い、前記酵素分解液におけるヒアルロニダーゼ変性して不活性化される;
(3)吸着:ステップ(2)での前記酵素分解液を吸着し、混合液を取得する;
(4)濾過精製:ステップ(3)での混合液から吸着剤及び変性ヒアルロニダーゼを除去し、濾過して純粋な低分子ヒアルロン酸及びその塩溶液を取得する;
(5)低温噴霧乾燥:ステップ(4)での前記低分子ヒアルロン酸及びその塩溶液に対して低温噴霧乾燥を行い、所望の分子量の低分子ヒアルロン酸及びその塩の固体粉末を取得する。 - ステップ(1)において、まず、精製水にヒアルロニダーゼを加え、攪拌し、pHが5-8、温度が30-40℃になるまで調節し、質量対体積濃度が50-100g/Lになるように、ヒアルロン酸又はその塩の固体粉末をゆっくり加え、0.5-1.5h分解反応させた後、質量対体積濃度が100-200g/Lになるように、ヒアルロン酸又はその塩の固体粉末をゆっくり添加し続け、5-8h酵素分解し続けることを特徴とする、請求項1に記載の低分子ヒアルロン酸又はその塩を調製する方法。
- ステップ(1)での前記ヒアルロニダーゼの添加量は、1グラムのヒアルロン酸又はその塩あたり102-105IUの前記ヒアルロニダーゼであることを特徴とする、請求項1に記載の低分子ヒアルロン酸又はその塩を調製する方法。
- ステップ(2)での前記ヒアルロニダーゼが変性して不活性化される条件は、酵素分解液を45-80℃に昇温して5-60min維持することを特徴とする、請求項1に記載の低分子ヒアルロン酸又はその塩を調製する方法。
- ステップ(3)での前記酵素分解液の吸着条件は、0.01%-1%活性炭を用いて、30-90min吸着し、ステップ(4)で、孔径が0.22μmであるセルロースフィルターを用いて前記濾過を行うことを特徴とする、請求項1に記載の低分子ヒアルロン酸又はその塩を調製する方法。
- 前記ヒアルロン酸塩は、ヒアルロン酸ナトリウムであり、pHの調節は、塩酸又は水酸化ナトリウム溶液を用いることを特徴とする、請求項2に記載の低分子ヒアルロン酸又はその塩を調製する方法。
- ステップ(4)での前記低分子ヒアルロン酸又はその塩溶液の最終濃度は、10%-20%であることを特徴とする、請求項1に記載の低分子ヒアルロン酸又はその塩を調製する方法。
- ステップ(5)での前記低温噴霧乾燥の条件は、吸気温度が40℃-80℃であり、吹き出し温度が40℃であり、仕込み速度が100mL/h-300mL/hであることを特徴とする、請求項1に記載の低分子ヒアルロン酸又はその塩を調製する方法。
- ステップ(1)での前記酵素分解に用いられるヒアルロン酸又はその塩の分子量は、500kDa-700kDaであり、ステップ(5)で調製された前記低分子ヒアルロン酸又はその塩の分子量は、1kDa-60kDaであることを特徴とする、請求項1に記載の低分子ヒアルロン酸又はその塩を調製する方法。
- 前記ヒアルロニダーゼの生産方法は、以下のステップを含むことを特徴とする、請求項1-9のいずれか一項に記載の低分子ヒアルロン酸又はその塩を調製する方法。
(a)Lactobacillus plantarum CnT012-56菌種を殺菌された種培地に接種し、培養温度が30℃-37℃であり、回転速度が0-100rpm、8-24h培養し、種培養液を取得する;
(b)ステップ(1)での前記種培養液を殺菌された発酵培養基に接種し、培養温度が30℃-37℃であり、回転速度が0-150rpmであり、20-48h培養し、ヒアルロニダーゼ発酵液を取得する;
(c)ステップ(2)での前記ヒアルロニダーゼ発酵液に対して遠心を行い、上澄みを取得する;
(d)孔径分画分子量が200kDaである限外濾過膜を用いてステップ(3)での前記ヒアルロニダーゼ上澄みに対して限外濾過を行い、ろ液を取得する;
(e)孔径分画分子量が20kDaである限外濾過膜を用いてステップ(4)での前記ろ液に対して限外濾過を行い、低分子不純物を除去し、精製したヒアルロニダーゼを取得する。 - ステップ(a)での前記種培地の成分は、ペプトン10g/L、酵母浸漬パウダー5g/L、ヒアルロン酸5g/L、グルコース3g/L、塩化ナトリウム0.1g/L、硫酸アンモニウム2g/L、硫酸第一鉄0.05g/L、硫酸マグネシウム0.2g/L、トウェイン-801mLであり、pHが6.5であることを特徴とする、請求項10に記載の低分子ヒアルロン酸又はその塩を調製する方法。
- ステップ(b)での前記発酵培養基の成分は、ペプトン10g/L、酵母浸漬パウダー5g/L、ヒアルロン酸5g/L、グルコース3g/L、塩化ナトリウム0.1g/L、硫酸アンモニウム2g/L、硫酸第一鉄0.05g/L、硫酸マグネシウム0.2g/L、トウェイン-801mLであり、pHが6.5であることを特徴とする、請求項10-11のいずれか一項に記載の低分子ヒアルロン酸又はその塩を調製する方法。
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