JP7104698B2 - ラップフィルム巻回体、並びに、ラップフィルム収容体及びその製造方法 - Google Patents

ラップフィルム巻回体、並びに、ラップフィルム収容体及びその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、ラップフィルム巻回体、並びに、ラップフィルム収容体及びその製造方法に関する。
従来、ラップフィルムは、家庭用として、あるいは、ホテル、レストラン等において業務用として、食品保存時、調理時等に幅広く使用されている(例えば特許文献1)。ラップフィルムは、通常、巻芯に巻回されたラップフィルム巻回体の形態をとっており、必要量に応じてラップフィルム巻回体から切断されて使用される。
国際公開第2015/125384号
本発明者の検討によれば、従来のラップフィルム巻回体には、ラップフィルム切断時に切断くずが生じやすいという問題がある。切断くずが生じると、例えば食品にラップフィルムが混入してしまうおそれがある。
そこで、本発明は、ラップフィルム切断時の切断くずの発生を抑制できるラップフィルム巻回体を提供することを目的とする。
本発明者は、切断くずが発生する原因について検討したところ、ラップフィルム巻回体を収容する箱体、ラップフィルムを切断するための刃部等が同一であっても、ラップフィルムが巻回された巻芯の径によって切断くずの発生の程度が異なることを見出し、本発明を完成するに至った。本発明は、一態様において、筒状の巻芯と、巻芯に巻回されたラップフィルムと、を備え、巻芯の外径が20mm以下である、ラップフィルム巻回体である。
巻芯の内径は、18mm以下であってよい。
ラップフィルムは、樹脂フィルムであってよい。該樹脂フィルムは、塩化ビニリデン樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂及びポリオレフィン系樹脂からなる群より選ばれる少なくとも一種の樹脂を含んでいてよい。
ラップフィルムは、食品包装用、医薬包装用、臭気遮断用及び湿気遮断用からなる群より選ばれる少なくとも一種の用途で用いられてよい。
本発明は、他の一態様において、上記のラップフィルム巻回体と、ラップフィルム巻回体が収容された箱体と、を備えるラップフィルム収容体である。
本発明は、他の一態様において、外径が20mm以下である筒状の巻芯にラップフィルムを巻回し、ラップフィルム巻回体を得る工程と、ラップフィルム巻回体を箱体に収容してラップフィルム収容体を得る工程と、を備える、ラップフィルム収容体の製造方法である。
本発明は、他の一態様において、上記のラップフィルム収容体に収容されたラップフィルムを用いて、屋外で被包装体を包装する方法である。
本発明によれば、ラップフィルム切断時の切断くずの発生を抑制できるラップフィルム巻回体を提供することが可能になる。
一実施形態に係るラップフィルム巻回体の模式図である。 一実施形態に係る巻芯の模式断面図である。
以下、図面を適宜参照しながら、本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は、一実施形態に係るラップフィルム巻回体の模式図である。図1に示すように、ラップフィルム巻回体1は、筒状の巻芯2と、巻芯2に巻回されたラップフィルム3とを備えている。
巻芯2は、例えば略円筒状であってよい。巻芯2の材質は、例えば紙管原紙、ライナー紙、硫酸紙、上質紙、ボール紙等の紙であってよい。巻芯2の長手方向の長さは、巻芯2が折れやすくなり、巻芯2(ラップフィルム巻回体1)を折って廃棄することが容易になる観点から、好ましくは、280mm以下、240mm以下、200mm以下、又は160mm以下であり、例えば120mm以上であってよい。巻芯2の長手方向の長さが上記範囲内であると、使用時に片手で力を均等にかけやすく、ラップフィルム3がよれることを低減できる。ラップフィルム3がよれることによりラップフィルム3の厚さが不均一となりカット性が低下することがあるが、巻芯2の長手方向の長さが上記範囲内であると、カット性の低下を抑制することもできる。
図2は、巻芯2の長手方向と直交する断面(以下、単に「断面」という)を示す模式断面図である。巻芯2の断面形状は、例えば略円形状である。巻芯2の外径D1は、切断くずの発生を抑制できる観点から20mm以下であり、切断くずの発生を更に抑制できる観点から、好ましくは18mm以下、より好ましくは15mm以下である。巻芯2の外径D1は、ラップフィルム3を巻芯2に巻回させやすい観点から、好ましくは8mm以上、より好ましくは10mm以上、更に好ましくは12mm以上である。巻芯2の外径D1は、巻芯2の断面形状の外周上の二点を結ぶ最大長さとして定義され、巻芯2の任意の断面5面において測定された外径の平均値として算出される。
本実施形態のラップフィルム巻回体1においては、巻芯2の外径D1を上記の値とすることで、切断くずの発生を効果的に防止することができる。この理由は定かではないが、本発明者は、ラップフィルム3を切断する際に加える力がラップフィルム3に対して不均一にかかることが切断くずの発生要因であると予想しており、これを解消するために、均一に力を入れやすいような巻芯2の外径D1を設定することが有効であると考えている。つまり、このラップフィルム巻回体1では、巻芯2の重心からラップフィルム3までの距離が近いため、ラップフィルム3を切断する際に、ラップフィルム3に対して安定して力を入れやすくなり、切断くずの発生を抑制できる。一方、巻芯の外径が20mmを超えるような従来のラップフィルム巻回体では、使い始めのうちはラップフィルム自体の重量により切断時の力に対する安定性が担保されるが、ラップフィルムが使用され、ラップフィルムの重量が小さくなるにつれ安定性を失い、ラップフィルムを切断しようとする力の影響が相対的に強くなることにより、切断くずが発生しやすくなると考えられる。言い換えれば、本実施形態のラップフィルム巻回体1においては、特に巻芯2の巻回されているラップフィルム3の量が少なったときの切断くずの発生を効果的に抑制できる。
巻芯2の内径D2は、巻芯2の強度を確保する観点から、好ましくは18mm以下、より好ましくは15mm以下、更に好ましくは12mm以下である。巻芯2の内径D2は、ラップフィルム3の引き出しやすさに優れる観点から、好ましくは6mm以上、より好ましくは8mm以上、更に好ましくは10mm以上である。巻芯2の内径D2は、巻芯2の断面形状の内周上の二点を結ぶ最大長さとして定義され、巻芯2の任意の断面5面において測定された内径の平均値として算出される。
このような巻芯2は、切断くずの発生を抑制できると共に、折れやすくなっている。これにより、巻芯2(ラップフィルム巻回体1)を折って廃棄することが容易になる。巻芯2においては、外径D1が上記の範囲内であると共に、外径D1と内径D2との差(D1-D2;巻芯2の厚みに相当)は、巻芯2の折れやすさの観点から、好ましくは、5mm以下、4mm以下、3mm以下、又は2mm以下であり、例えば0.5mm以上であってよい。巻芯2の外径D1に対する内径D2の比(D2/D1)は、0.95以下、0.93以下又は0.9以下であってよく、例えば0.1以上であってよい。
ラップフィルム3は、例えば、樹脂フィルム、木材パルプ、ラグパルプ、リンターパルプ等の繊維フィルム、アルミニウム箔等の金属フィルムなどであってよく、好ましくは樹脂フィルムである。樹脂フィルムは、例えば熱可塑性樹脂のフィルムであってよい。このようなラップフィルム3は、食品包装用、医薬包装用、臭気遮断用、湿気遮断用等として好適である。
熱可塑性樹脂は、ポリ塩化ビニル等のポリ塩化ビニル系樹脂;ポリ塩化ビニリデン等のポリ塩化ビニリデン系樹脂;ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン-酢酸ビニル共重合体ケン化物等のポリオレフィン系樹脂;ブタジエン-スチレン共重合体、アクリロニトリル-スチレン共重合体、ポリスチレン、スチレン-ブタジエン-スチレン共重合体、スチレン-イソプレン-スチレン共重合体、スチレン-アクリル酸共重合体等のポリスチレン系樹脂;ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂;6-ナイロン、6,6-ナイロン、12-ナイロン等のポリアミド系樹脂;などであってよい。
ラップフィルム巻回体1は、携帯用として好適に用いられる。この場合、ラップフィルム3には高度な臭気遮断特性が要求される。すなわち、ラップフィルム3が屋外で使用される場合、例えば台所で使用される場合に比べて臭気の拡散をより抑制する必要があること、被包装体を他の荷物と共に携帯するため、被包装体から他の荷物への臭い移り及び外部からの被包装体への臭い移りが生じやすいこと等から、ラップフィルム3の臭気遮断特性が重要となる。特に、携帯用のラップフィルム巻回体1におけるラップフィルム3では、ラップフィルムを台所等で使用する場合には考慮する必要のなかった臭い、すなわち、被包装体と共に携帯されることが想定される、化粧品、ヘルスケア用品(例えばハンドクリーム)、たばこ、使用済みオムツ等の物品の臭いを遮断できることが望ましい。このような携帯用のラップフィルム巻回体1におけるラップフィルム3に求められる特有の臭気遮断特性に優れる観点から、熱可塑性樹脂は、好ましくは、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂又はポリオレフィン系樹脂であり、より好ましくはポリ塩化ビニル系樹脂又はポリ塩化ビニリデン系樹脂であり、更に好ましくはポリ塩化ビニリデン系樹脂である。
ポリ塩化ビニル系樹脂は、機械特性に優れる観点から、塩化ビニル単独重合体(ポリ塩化ビニル)であってよく、他の特性を付与する目的から、塩化ビニルとこれに共重合可能なその他のモノマーとの共重合体であってもよい。共重合体は、グラフト共重合体、ブロック共重合体又はランダム共重合体であってよい。その他のモノマーの例としては、エチレン、プロピレン、ポリブテン等のオレフィン;酢酸ビニル、ラウリン酸ビニル等の飽和酸のビニルエステル;アクリル酸メチルエステル、メタクリル酸メチルエステル等の不飽和酸のアルキルエステル;ラウリルビニルエーテル等のアルキルビニルエーテル;マレイン酸、アクリロニトリル、スチレン、メチルスチレン、フッ化ビニリデン;などが挙げられる。ポリ塩化ビニル系樹脂が共重合体である場合、共重合体における塩化ビニル単位の含有量は、モノマー単位全量基準で、10質量%以上であってよく、機械特性に優れる観点から、好ましくは30質量%以上、より好ましくは50質量%以上である。共重合体における塩化ビニル単位の含有量の上限は、特に限定されず、例えば、モノマー単位全量基準で99質量%以下であってよい。
ポリ塩化ビニル系樹脂の平均重合度は、フィルムの成形性、耐熱性及び流動性に優れる観点から、好ましくは、700以上であり、1300以下である。本明細書における平均重合度は、JIS K6720-2に準じて測定された平均重合度を意味する。
ポリ塩化ビニリデン系樹脂は、塩化ビニリデン単独重合体(ポリ塩化ビニリデン)であってよく、例えば、塩化ビニリデンと、塩化ビニリデンと共重合可能なその他のモノマーとをモノマー単位として含む共重合体であってもよい。その他のモノマーは、塩化ビニル、アクリル酸と炭素数1~8のアルコールとのアクリル酸エステル、メタクリル酸と炭素数1~8のアルコールとのメタクリル酸エステル、脂肪族カルボン酸のビニルエステル、不飽和脂肪族カルボン酸、オレフィン、ビニルエーテル等であってよい。なお、塩化ビニリデンと塩化ビニルとの共重合体は、ポリ塩化ビニリデン系樹脂に属するものとする。
ポリ塩化ビニリデン系樹脂における塩化ビニリデン単位の含有量は、フィルムの成形性及び耐熱性の観点から、モノマー単位全量基準で、例えば、60質量%以上、70質量%以上、又は80質量%以上であってよい。ポリ塩化ビニリデン系樹脂における塩化ビニリデン単位の含有量の上限は、特に限定されず、例えば、モノマー単位全量基準で99質量%以下であってよい。塩化ビニリデン単位の含有量は、核磁気共鳴(NMR)装置により測定することができる。
ポリ塩化ビニリデン系樹脂の重量平均分子量は、例えば、40000以上、60000以上、又は80000以上であってよく、180000以下、160000以下、又は140000以下であってよい。ポリ塩化ビニリデン系樹脂の重量平均分子量は、GPC法により、分子量既知のポリスチレンを標準物質として測定することができる。
ポリ塩化ビニリデン系樹脂の重量平均分子量測定に用いるGPC法の条件は、以下のとおりである。測定装置としてウォーターズ社製ゲルクロマトグラフAllianceGPC2000型を使用する。ポリ塩化ビニリデン系樹脂を0.5質量%となるようにテトラヒドロフランに溶解させたものを、試料として用いる。
カラム:東ソー株式会社製TSKgel GMHHR-H(S)HT 30cm×2、TSKgel GMH6-HTL 30cm×2
移動相:テトラヒドロフラン
検出器:示差屈折計
流速:1.0mL/分
カラム温度:20℃
注入量:500μL
ポリオレフィン系樹脂は、例えば、エチレン又はプロピレンをモノマー単位として含んでおり、エチレン又はプロピレンの単独重合体(ポリエチレン又はポリプロピレン)であってもよく、エチレン又はプロピレンとこれに共重合可能なその他のモノマーとの共重合体であってもよい。共重合体は、グラフト共重合体、ブロック共重合体又はランダム共重合体であってよい。
熱可塑性樹脂がポリオレフィン系樹脂である場合、例えば、ラップフィルム3は、中間層とその両側に設けられた表面層とからなる3層フィルムであってよい。この場合、中間層に含まれるポリオレフィン系樹脂は、例えばプロピレンをモノマー単位として含むポリプロピレン系樹脂であってよく、具体的には、例えば、プロピレン単独重合体(ポリプロピレン)、プロピレン-エチレンランダム共重合体、プロピレン-エチレン-α-オレフィンランダム共重合体、プロピレン-エチレン-ブテンランダム共重合体、プロピレンと非晶性ポリオレフィンとの混合物、プロピレンと非晶性ゴムとの共重合ポリマーアロイ等であってよい。
プロピレン-エチレンランダム共重合体におけるエチレン単位の含有量は、全モノマー単位全量基準で、好ましくは、1質量%以上であり、20質量%以下である。プロピレン-エチレン-α-オレフィンランダム共重合体におけるエチレン単位の含有量及びα-オレフィン単位の含有量は、全モノマー単位全量基準で、好ましくは、それぞれ、1質量%以上であり、10質量%以下である。プロピレン-エチレン-ブテン三元ランダム共重合体におけるエチレン単位及びブテン単位の含有量の合計は、全モノマー単位全量基準で、好ましくは、1質量%以上であり、20質量%以下である。
中間層に含まれるポリプロピレン系樹脂のMFR(Melt Mass-Flow Rate)は、好ましくは、0.1g/10分以上又は0.5g/10分以上であり、10g/10分以下、7g/10分以下、又は5g/10分以下である。本明細書におけるポリプロピレン系樹脂のMFRは、JIS K6921-2に準じて230℃において測定された値を意味する。
3層フィルムの表面層に含まれるポリオレフィン系樹脂は、例えばエチレンをモノマー単位として含むポリエチレン系樹脂であってよく、具体的には、例えば、高密度ポリエチレン、分岐構造を有する低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、超低密度ポリエチレン等であってよい。ポリエチレン系樹脂は、透明性に優れる点で、好ましくは、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン又は超低密度ポリエチレンであり、カット性及び密着性に優れる点で、より好ましくは直鎖状低密度ポリエチレンである。
ポリエチレン系樹脂のMFRは、好ましくは、0.1g/10分以上又は0.5g/10分以上であり、10g/10分以下、7g/10分以下、又は5g/10分以下である。本明細書におけるポリエチレン系樹脂のMFRは、JIS K6922-2に準じて190℃において測定された値を意味する。
ポリエチレン系樹脂が直鎖状低密度ポリエチレンを含む場合、直鎖状低密度ポリエチレンの密度は、好ましくは、0.900g/cm以上又は0.905g/cm以上であり、0.925g/cm以下、0.920g/cm以下、又は0.915g/cm以下である。この場合、製膜性及びラップフィルム3の表面平滑性を向上させるために、ポリエチレン系樹脂は、直鎖状低密度ポリエチレンに加えて、密度が0.910~0.950g/cmの分岐構造を有する低密度ポリエチレンを更に含んでいてもよい。この場合の分岐構造を有する低密度ポリエチレンの含有量は、好ましくは、直鎖状低密度ポリエチレン100質量部に対して、5質量部以上であり、25質量部以下である。
熱可塑性樹脂の含有量は、生産性に優れる観点から、ラップフィルム3(樹脂フィルム)全量基準で、70質量%以上又は75質量%以上であってよく、85質量%以下又は80質量%以下であってよい。
ラップフィルム3(樹脂フィルム)は、熱可塑性樹脂に加えて、その他の成分を更に含有していてもよい。その他の成分としては、防曇剤、熱安定剤、光安定剤、滑剤、充填剤、プレートアウト防止剤、抗酸化剤、離型剤、粘度低下剤、界面活性剤、着色剤、蛍光剤、表面処理剤、架橋剤、加工助剤、粘着剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤、アンチブロッキング剤等が挙げられる。
熱可塑性樹脂がポリ塩化ビニル系樹脂又はポリ塩化ビニリデン系樹脂である場合、ラップフィルム3(樹脂フィルム)は、その他の成分として可塑剤を更に含有していてよい。可塑剤としては、エポキシ化アマニ油、エポキシ化大豆油、エポキシ化脂肪酸アルキルエステル等のエポキシ化油、炭素数6~10個の直鎖又は分岐アルキル基を有するアジピン酸エステル、アセチルクエン酸トリブチル、アセチル化トリエチル等のヒドロキシ多価カルボン酸エステル、セバシン酸ジノルマルブチル等の脂肪酸族二塩基酸エステル、ペンタエリスリトールエステル、ジエチレングリコールベンゾエート等のグリコールエステル、トリフェニルホスフェート、トリクレジルホスフェート等のリン酸エステル、グリセリンジアセトモノラウレート、塩素化パラフィン、ポリエステル系可塑剤などが挙げられる。これらの可塑剤は、1種単独又は2種以上を組み合わせて用いられる。可塑剤の含有量は、被包装体の種類、包装形態、包装方法等の用途に応じて、ポリ塩化ビニル系樹脂又はポリ塩化ビニリデン系樹脂100質量部に対して、例えば20~50質量部の範囲で適宜調整される。
ラップフィルム3は、キナクリドンレッド等の赤色着色剤、銅フタロシアニン(銅フタロシアニンブルー)、ヘキサシアノ鉄(II)酸鉄(III)等の青色着色剤、o-ニトロアニリンとアセトアセトアニリドとの混合物、4-クロロ-2-ニトロアニリンとアセトアセトアニリドとの混合物等の黄色着色剤、α-ニトロソ-β-ナフトール鉄錯体等の緑色着色剤、キナクリドンバイオレット等の紫色着色剤、酸化チタン、酸化亜鉛等の白色着色剤を更に含有していてもよい。ラップフィルム3が上記の着色剤を含有することで、ラップフィルム3に色がつき、携帯時に例えば荷物の中で包装物を見分けることが容易になる。特に、赤色着色剤、黄色着色剤、青色着色剤、緑色着色剤及び紫色着色剤の少なくとも一種と、白色着色剤とを併用することで、それぞれの色調を際立たせることができる点で効果的である。
ラップフィルム3が樹脂フィルムである場合、ラップフィルム3は、一層からなっていてもよく、複数の層からなっていてもよい。ラップフィルム3が複数の層からなる場合、ラップフィルム3は、例えば第1の表面層と中間層と第2の表面層とをこの順に備えていてよい。ラップフィルム3は、例えば、各層間の接着性を向上させるために、酸変性ポリオレフィン樹脂等を含有する接着層を更に備えていてもよく、フィルムの耐熱性を向上させるために、ポリアミド系樹脂を含有する耐熱層を更に備えていてもよい。熱可塑性樹脂がポリ塩化ビニル系樹脂である場合、ラップフィルム3は、好ましくは、熱可塑性樹脂(ポリ塩化ビニル系樹脂)及びその他の成分を含有する層の一層からなっている。
ラップフィルム3の厚みは、好ましくは50μm以下、より好ましくは20μm以下、更に好ましくは15μm以下である。ラップフィルム3の厚みがこの範囲である場合、臭気遮断特性を更に向上させられると共に、ラップフィルム巻回体1の体積に対し、巻芯2に巻回できるラップフィルム3の量(巻回方向Xの長さ)を増加させることが可能となる。ラップフィルム3が樹脂フィルムである場合、上記と同様の観点から、好ましくは12μm以下、より好ましくは10μm以下である。ラップフィルム3の厚みは、例えば0.01μm以上であってよい。
ラップフィルム巻回体1は、箱体(図示せず)に収容されていてもよい。すなわち、一実施形態に係るラップフィルム収容体は、ラップフィルム巻回体1と、ラップフィルム巻回体1が収容された箱体とを備えている。当該箱体は、ラップフィルムを切断するための刃部を備えていてもよい。
ラップフィルム収容体は、例えば、箱体を用意する工程と、上述したラップフィルム3を巻芯2に巻回する工程と、箱体に巻芯2及びラップフィルム3を収容してラップフィルム収容体を得る工程と、を備える製造方法により製造される。
以上説明したラップフィルム巻回体1は携帯用に適しており、屋外で好適に用いられる。すなわち、本発明の一実施形態は、ラップフィルム巻回体1に収容されたラップフィルム3を用いて、屋外で被包装体を包装する方法である。
以下、実施例に基づいて本発明を更に具体的に説明するが、本発明は実施例に限定されるものではない。
下記の各ラップフィルムa1,a2(いずれも厚み10μm、長手方向(巻回方向)の長さ:30m、短手方向の長さ(幅):150mm)を、白上質紙1枚、紙管原紙2枚及びライナー紙1枚の4枚の紙で構成され、厚みが1mmであり、かつ表1に示される外径及び長さを有する巻芯に巻回してラップフィルム巻回体を得た。
ポリ塩化ビニリデンフィルムa1:塩化ビニリデンと塩化ビニルとの共重合体(塩化ビニリデン/塩化ビニル(質量比)=90/10、重量平均分子量:80000)を主成分とする組成物からなるフィルム
ポリ塩化ビニルフィルムa2:ポリ塩化ビニル系樹脂(大洋塩ビ株式会社製、「TH-1000」、平均重合度:1000)を主成分とする組成物からなるフィルム
(切断負荷の測定)
各ラップフィルム巻回体を箱体に収容した状態で、ラップフィルムを箱体から30cm引き出し、引き出したラップフィルムの先端の中央部分に、アイコーエンジニアリング製のプッシュプルゲージを取り付け、箱体に付いている刃部でラップフィルムを切断した際の負荷を測定した。この負荷が大きいほど切断に力が必要となり、ラップフィルムにかかる力のムラが大きくなるため、切断くずが発生しやすくなる。
(切断くずの評価)
各ラップフィルム巻回体を箱体に収容した状態で、ラップフィルムを箱体から15cm引き出し、引き出したラップフィルムを切断する、という手順を、目視でフィルムの切断くずの発生が確認されるまで繰り返し行った。切断くずの発生が確認されるまでの繰り返し回数を表1に示す。なお、表1において「なし」は、上記手順を200回繰り返しても、切断くずの発生が確認できなかったことを意味する。
(巻芯の折りやすさの官能評価)
巻芯を手で折り曲げた際の巻芯の折りやすさを、以下の基準に従って評価した。なお、評価がA又はBであれば、巻芯の折りやすさに優れているといえる。本評価では10人のパネラーを用い、各パネラーが以下の基準に従って評価し、評価の最頻値を算出した。
A:巻芯が容易に折れる。
B:巻芯を折るのに多少の力がいるが折れる。
C:巻芯が折れにくい。
Figure 0007104698000001
表1によれば、実施例1~4においては均一に力を入れることができ、切断くずの発生を抑制できていることがわかる。この理由としては、巻芯の重心からラップフィルムまでの距離が近いため、ラップフィルムに対して安定して力を入れやすくなったためと考えられる。比較例では、使い始めのうちはフィルム自体の重量により切断時の力に対する安定性が担保されていたが、フィルムが使用され、ラップフィルム巻回体の重量が小さくなるにつれ安定性を失い、ラップフィルムを切断しようとする力の影響が相対的に強くなることによりくずが発生したのではないかと考えられる。すなわち、本実施形態においては、ラップフィルムの量が少なくなっても切断くずの発生を効果的に抑制できることがわかる。
続いて、上記のラップフィルムa1,a2に加えて、下記のラップフィルムa3,a4(a3は厚み10μm、a4は厚み11μm)を用意した。
ポリオレフィンフィルムa3:下記に示すA層-B層-C層をこの順に備える、3層の積層フィルム
A層:エチレン-酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル成分=15%、密度=0.940g/cm、MFR=2.0g/10分)を主成分とする組成物からなる層
B層:エチレン-1-オクテン共重合体(密度=0.926g/cm、MFR=2.0g/10分)と高圧法低密度ポリエチレン(密度=0.921g/cm、MFR=0.4g/10分)とを7:3の割合(質量比)で混合した混合物を主成分とする組成物からなる層
C層:エチレン-酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル成分=15%、密度=0.940g/cm、MFR=2.0g/10分)を主成分とする組成物からなる層
アルミフィルムa4:0.01質量%以下の銅と、0.01質量%のシリコンと、1質量%のマンガンと、0.8質量%の鉄とを含み、残部がアルミニウムと不可避不純物とを含むアルミニウム合金からなるフィルム
これらのラップフィルムについて、被包装体をラップフィルムで包装して持ち運ぶ際に、被包装体から他の荷物への臭い移り及び外部からの被包装体への臭い移りの程度を検証するため、携帯する物品として下記b1~b6を用いた。
クッキーb1:BUTTER COOKIES(株式会社ブルボン)
チョコレートb2:毎日カカオ70%(株式会社不二家)
使用済みオムツb3:パンパースさらさらパンツ(プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社)
ファンデーションb4:ソフィーナ プリマヴィスタ(花王株式会社)
たばこb5:Marlboro lights(フィリップモリスジャパン合同会社)
ハンドクリームb6:アトリックスビューティーチャージハンドクリーム(ニベア花王株式会社)
(臭気遮蔽特性評価)
物品b1~b6を、18cm×18cmの大きさに切断したラップフィルムa1~a4でそれぞれ包み、一辺10cmの立方体である箱に入れて2時間保管した後に、嗜好型試験の1つである採点法により臭気の有無を評価した。使用済みオムツb3については、5cm角に切断したものを使用した。本評価では、10人のパネラーを用い、各パネラーが臭気遮蔽特性を以下の基準に従って5段階で数値化し、10人のパネラーの平均値を評価値として算出した。結果を表1に示す。なお、評価値が4以上であれば、臭気遮蔽特性に優れているといえる。
5:臭いが感じられない。
4:どちらかといえば臭いが感じられない。
3:どちらともいえない。
2:どちらかといえば臭いが感じられる。
1:臭いが感じられる。
Figure 0007104698000002
表2より、本実施形態に係るラップフィルムは、通常持ち運びの機会の多いクッキー、チョコレート等の臭いを遮断できる。加えて、ラップフィルムがポリ塩化ビニル系樹脂又はポリ塩化ビニリデン系樹脂のフィルム(フィルムa1,a2)である場合、特にラップフィルムがポリ塩化ビニリデン系樹脂のフィルム(フィルムa1)である場合、ラップフィルムを台所等で使用する場合には考慮する必要のなかった臭いである、使用済みオムツ(b3)、化粧品(b4)、たばこ(b5)、及びヘルスケア用品(b6)の臭いを好適に遮断できることが分かる。
1…ラップフィルム巻回体、2…巻芯、3…ラップフィルム、D1…巻芯の外径、D2…巻芯の内径。

Claims (6)

  1. 筒状の巻芯と、前記巻芯に巻回されたラップフィルムと、を備え、
    前記巻芯の外径が17.0mm以下であり、前記巻芯の長さが120mm以上160mm以下であり
    前記ラップフィルムが、ポリ塩化ビニル系樹脂又はポリ塩化ビニリデン系樹脂のフィルムであり、
    前記ラップフィルムの厚みが15μm以下である、ラップフィルム巻回体。
  2. 前記巻芯の内径が18mm以下である、請求項1に記載のラップフィルム巻回体。
  3. 前記ラップフィルムが、食品包装用、医薬包装用、臭気遮断用及び湿気遮断用からなる群より選ばれる少なくとも一種の用途で用いられる、請求項1又は2に記載のラップフィルム巻回体。
  4. 請求項1~のいずれか一項に記載のラップフィルム巻回体と、
    前記ラップフィルム巻回体が収容された箱体と、を備えるラップフィルム収容体。
  5. 外径が17.0mm以下であり、長さが120mm以上160mm以下である筒状の巻芯にラップフィルムを巻回し、ラップフィルム巻回体を得る工程と、
    前記ラップフィルム巻回体を箱体に収容してラップフィルム収容体を得る工程と、
    を備える、ラップフィルム収容体の製造方法であって、
    前記ラップフィルムが、ポリ塩化ビニル系樹脂又はポリ塩化ビニリデン系樹脂のフィルムであり、
    前記ラップフィルムの厚みが15μm以下である、製造方法
  6. 請求項に記載のラップフィルム収容体に収容された前記ラップフィルムを用いて、屋外で被包装体を包装する、方法。
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