JP7103536B2 - エレベーターのロープの回り止め具およびエレベーターのロープの張力調整方法 - Google Patents
エレベーターのロープの回り止め具およびエレベーターのロープの張力調整方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7103536B2 JP7103536B2 JP2021566627A JP2021566627A JP7103536B2 JP 7103536 B2 JP7103536 B2 JP 7103536B2 JP 2021566627 A JP2021566627 A JP 2021566627A JP 2021566627 A JP2021566627 A JP 2021566627A JP 7103536 B2 JP7103536 B2 JP 7103536B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rope
- arm
- contact portion
- elevator
- contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B5/00—Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B7/00—Other common features of elevators
- B66B7/06—Arrangements of ropes or cables
- B66B7/08—Arrangements of ropes or cables for connection to the cars or cages, e.g. couplings
Landscapes
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Description
図1は、実施の形態1に係るエレベーターの構成図である。
この例において、左右方向の軸は、第1軸である。前後方向の軸は、第2軸である。上下方向の軸は、第3軸である。ここで、回り止め具18の前方は、第1ロープに取り付けられるときに、第1ロープから第2ロープに向く方向である。
図6から図9は、実施の形態1に係る張力調整方法を示す図である。
図6から図9において、回り止め具18の左右方向から見た主ロープ5の端部が示される。図6から図9の左側の主ロープ5を第1ロープの例とする。図6から図9の右側の主ロープ5を第2ロープの例とする。回り止め具18は、第1ロープから第2ロープを向く方向に前方を向けて用いられる。作業者は、第1ロープの張力を調整する。
また、実施の形態1に係る張力調整方法は、取付け工程と、張力調整工程と、を備える。取付け工程は、回り止め具18を膨らみ部の後方かつ上方から被せて取り付ける工程である。ここで、第1ロープおよび第2ロープが並んで鉛直方向に張られるエレベーター1において、第1ロープから第2ロープに向く方向を回り止め具18の前方とする。回り止め具18は、保持部19と、第1腕部20と、第2腕部21と、を備える。保持部19は、第1接触部26および第2接触部27、接続部28、ならびにストッパー29を有する。第1接触部26および第2接触部27は、膨らみ部を間に挟みうるように左右方向に間隔を空けて対向する。接続部28は、第1接触部26および第2接触部27の後端部を接続する。ストッパー29は、第1接触部26および第2接触部27の上端部に第1ロープの直径より広い間隔を空けて設けられる。保持部19は、前端部に第1ロープの直径より広い隙間を有する。第1腕部20は、保持部19の左右方向の中心から第1接触部26側に設けられる。第1腕部20は、前方に延びる。第1腕部20は、第1ロープおよび第2ロープの間の間隔より長い。第2腕部21は、保持部19の左右方向の中心から第2接触部27側において、第1腕部20との間に第1ロープの直径より広い間隔を空けて設けられる。第2腕部21は、前方に延びる。第2腕部21は、第1ロープおよび第2ロープの間の間隔より長い。張力調整工程は、取付け工程において取り付けられた回り止め具18の第1腕部20または第2腕部21の少なくとも一方が第2ロープに接触している状態で第1ロープの張力を調整する工程である。
また、取付け工程は、回り止め具18を前記膨らみ部に被せた後に、回り止め具18の第1ブリッジ部を架ける工程を含む。第1ブリッジ部は、第1接触部26および第2接触部27の前端部にわたって架け外し可能に設けられる。
また、取付け工程は、回り止め具18を膨らみ部に被せた後に、回り止め具18の第2ブリッジ部を架ける工程を含む。第2ブリッジ部は、第1腕部20および第2腕部21の前端部にわたって架け外し可能に設けられる。
また、張力調整工程は、張力の調整に伴って膨らみ部の上下方向の位置が変化する場合に、位置調整機構によって第1腕部20および第2腕部21の上下方向の位置を調整する工程を含む。
なお、以下の変形例において、以上で開示された例と相違する点について特に詳しく説明する。以下の変形例において説明されない特徴については、以上で開示された例および他の変形例のいずれの特徴が採用されてもよい。
図10は、実施の形態1の変形例に係る回り止め具の構成図である。
Claims (14)
- エレベーターの第1ロープの端部に設けられた膨らみ部を間に挟みうるように第1軸の方向に間隔を空けて対向する第1接触部および第2接触部、前記第1軸に垂直な第2軸の方向における前記第1接触部および前記第2接触部の端部を接続する接続部、ならびに、前記第1軸および前記第2軸の両方に垂直な第3軸の方向における前記第1接触部および前記第2接触部の端部に前記第1ロープの直径より広い間隔を空けて設けられるストッパー、を有し、前記第2軸の方向において前記接続部と反対側の端部に前記第1ロープの直径より広い隙間が設けられる保持部と、
前記保持部の前記第1軸の方向の中心から前記第1接触部側に設けられ、前記第2軸の方向において前記接続部と反対側に延び、前記第1ロープおよび前記第1ロープに並ぶエレベーターの第2ロープの間の間隔より長い第1腕部と、
前記保持部の前記第1軸の方向の中心から前記第2接触部側において、前記第1腕部との間に前記第1ロープの直径より広い間隔を空けて設けられ、前記第2軸の方向において前記接続部と反対側に延び、前記第1ロープおよび前記第2ロープの間の間隔より長い第2腕部と、
を備えるエレベーターのロープの回り止め具。 - 前記第2軸の方向における前記第1接触部および前記第2接触部の前記接続部と反対側の端部にわたって架け外し可能に設けられる第1ブリッジ部
を備える請求項1に記載のエレベーターのロープの回り止め具。 - 前記第1ブリッジ部は、前記第1接触部および前記第2接触部の端部を締める締結具である
請求項2に記載のエレベーターのロープの回り止め具。 - 前記第1ブリッジ部は、前記第1接触部および前記第2接触部の一方の端部に回転可能に接続され、前記第1接触部および前記第2接触部の他方の端部に掛けられる掛け部を有する
請求項2に記載のエレベーターのロープの回り止め具。 - 前記第2軸の方向における前記第1腕部および前記第2腕部の前記接続部と反対側の端部にわたって架け外し可能に設けられる第2ブリッジ部
を備える請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のエレベーターのロープの回り止め具。 - 前記第2ブリッジ部は、前記第1腕部および前記第2腕部の一方の端部に回転可能に接続され、前記第1腕部および前記第2腕部の他方の端部に掛けられる掛け部を有する
請求項5に記載のエレベーターのロープの回り止め具。 - 前記第1腕部および前記第2腕部の各々は、前記第2軸に沿った長さを調整する長さ調整機構を有する
請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のエレベーターのロープの回り止め具。 - 前記第1腕部および前記第2腕部の各々は、前記第3軸に沿った位置を調整する位置調整機構を有する
請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のエレベーターのロープの回り止め具。 - 第1ロープおよび第2ロープが並んで鉛直方向に張られるエレベーターにおいて前記第1ロープから前記第2ロープに向く方向を前方とし、前記第1ロープの端部に設けられた膨らみ部を間に挟みうるように左右方向に間隔を空けて対向する第1接触部および第2接触部、前記第1接触部および前記第2接触部の後端部を接続する接続部、ならびに、前記第1接触部および前記第2接触部の上端部に前記第1ロープの直径より広い間隔を空けて設けられるストッパーを有し、前端部に前記第1ロープの直径より広い隙間が設けられる保持部と、
前記保持部の左右方向の中心から前記第1接触部側に設けられ、前方に延び、前記第1ロープおよび前記第2ロープの間の間隔より長い第1腕部と、
前記保持部の左右方向の中心から前記第2接触部側において、前記第1腕部との間に前記第1ロープの直径より広い間隔を空けて設けられ、前方に延び、前記第1ロープおよび前記第2ロープの間の間隔より長い第2腕部と、
を備える回り止め具を、前記膨らみ部の後方かつ上方から被せて取り付ける取付け工程と、
前記取付け工程において取り付けられた前記回り止め具の前記第1腕部または前記第2腕部の少なくとも一方が前記第2ロープに接触している状態で前記第1ロープの張力を調整する張力調整工程と、
を備えるエレベーターのロープの張力調整方法。 - 前記取付け工程において、前記回り止め具は、前記接続部が前記膨らみ部に後方から接触するように取り付けられる
請求項9に記載のエレベーターのロープの張力調整方法。 - 前記取付け工程において、前記回り止め具は、前記第1腕部および前記第2腕部の間に前記第2ロープが配置されるように取り付けられる
請求項9または請求項10に記載のエレベーターのロープの張力調整方法。 - 前記取付け工程は、
前記回り止め具を前記膨らみ部に被せた後に、前記第1接触部および前記第2接触部の前端部にわたって架け外し可能に設けられる前記回り止め具の第1ブリッジ部を架ける工程
を含む請求項9から請求項11のいずれか一項に記載のエレベーターのロープの張力調整方法。 - 前記取付け工程は、
前記回り止め具を前記膨らみ部に被せた後に、前記第1腕部および前記第2腕部の前端部にわたって架け外し可能に設けられる前記回り止め具の第2ブリッジ部を架ける工程
を含む請求項9から請求項12のいずれか一項に記載のエレベーターのロープの張力調整方法。 - 前記張力調整工程は、
前記張力の調整に伴って前記膨らみ部の上下方向の位置が変化する場合に、前記第1腕部および前記第2腕部の各々が有する位置調整機構によって前記第1腕部および前記第2腕部の上下方向の位置を調整する工程
を含む請求項9から請求項13のいずれか一項に記載のエレベーターのロープの張力調整方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2019/050783 WO2021130887A1 (ja) | 2019-12-25 | 2019-12-25 | エレベーターのロープの回り止め具およびエレベーターのロープの張力調整方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2021130887A1 JPWO2021130887A1 (ja) | 2021-07-01 |
JP7103536B2 true JP7103536B2 (ja) | 2022-07-20 |
Family
ID=76574889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021566627A Active JP7103536B2 (ja) | 2019-12-25 | 2019-12-25 | エレベーターのロープの回り止め具およびエレベーターのロープの張力調整方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7103536B2 (ja) |
CN (1) | CN114867675B (ja) |
WO (1) | WO2021130887A1 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002265166A (ja) | 2001-03-09 | 2002-09-18 | Hitachi Building Systems Co Ltd | エレベータ主ロープエンドの調整冶具 |
JP2017154825A (ja) | 2016-02-29 | 2017-09-07 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | 主ロープロッド回転防止治具 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0526973A (ja) * | 1991-07-19 | 1993-02-05 | Nec Corp | メモリの読出回路 |
JP2542833Y2 (ja) * | 1991-09-24 | 1997-07-30 | 株式会社日立ビルシステム | エレベータロープの回り止め工具 |
JP2006062769A (ja) * | 2004-08-24 | 2006-03-09 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータの吊りロープ回り止め装置 |
JP5447885B2 (ja) * | 2012-02-09 | 2014-03-19 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータ装置 |
JP5607097B2 (ja) * | 2012-03-26 | 2014-10-15 | 株式会社日立ビルシステム | 主ロープのロープソケット回り止め装置 |
CN206417758U (zh) * | 2016-04-28 | 2017-08-18 | 东芝电梯株式会社 | 固定夹具 |
-
2019
- 2019-12-25 CN CN201980103293.7A patent/CN114867675B/zh active Active
- 2019-12-25 WO PCT/JP2019/050783 patent/WO2021130887A1/ja active Application Filing
- 2019-12-25 JP JP2021566627A patent/JP7103536B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002265166A (ja) | 2001-03-09 | 2002-09-18 | Hitachi Building Systems Co Ltd | エレベータ主ロープエンドの調整冶具 |
JP2017154825A (ja) | 2016-02-29 | 2017-09-07 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | 主ロープロッド回転防止治具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2021130887A1 (ja) | 2021-07-01 |
CN114867675B (zh) | 2023-02-21 |
JPWO2021130887A1 (ja) | 2021-07-01 |
CN114867675A (zh) | 2022-08-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2010047410A (ja) | エレベータ | |
JP7103536B2 (ja) | エレベーターのロープの回り止め具およびエレベーターのロープの張力調整方法 | |
JP6797100B2 (ja) | 巻上機及びエレベーター | |
JP4891843B2 (ja) | エレベータのロープ掛け方法 | |
JP5001013B2 (ja) | エレベータ装置 | |
JP5501666B2 (ja) | エレベーターのコンペンセーション装置 | |
JP6520989B2 (ja) | エレベーターのロープ外れ防止治具及びエレベーターのロープ取替方法 | |
JP2013180868A (ja) | 省スペースエレベータ | |
KR100671608B1 (ko) | 엘리베이터 로프의 파지 구조체 | |
JP6767680B2 (ja) | エレベータ用釣合い錘及びそれを備えるエレベータ | |
JP4619141B2 (ja) | エレベータの釣合チェーン自動給油装置 | |
JP2002154758A (ja) | エレベーター及び巻上機の取付方法 | |
JP4921660B2 (ja) | メインロープの固定方法およびメインロープ把持装置 | |
JP2727901B2 (ja) | エレベーターのつり合おもり装置 | |
JPH03297781A (ja) | エレベータの釣合ロープ取付装置 | |
RU127054U1 (ru) | Узел ловителей грузового подъемника | |
CN219823386U (zh) | 长板幅用受力分散式防颤吊架 | |
JP2000309478A (ja) | エレベータのコンペンロープ引き上げ装置 | |
KR200452488Y1 (ko) | 작업용 도르래 | |
JP2018118842A (ja) | エレベーターの釣合おもり用耐震装置、及びエレベーターの釣合おもり用耐震装置の取付方法 | |
JP7335560B1 (ja) | エレベータ用釣合錘、エレベータ及びエレベータ用釣合錘の製造方法 | |
JP4528017B2 (ja) | エレベータの釣合いロープの制振装置 | |
JP2003201077A (ja) | エレベーターのつり合ロープ装置 | |
JPH11322221A (ja) | 2:1ローピングエレベータの主ロープ掛け作業方法 | |
JP2000238980A (ja) | ロープ式エレベータ用乗りかご |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211214 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20211214 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220125 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220323 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220607 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220620 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7103536 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |