JP7102987B2 - 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、ライドシェアの実施を支援するための技術に関する。
近年、同一の車両に複数のユーザーが相乗りする、いわゆるライドシェアという移動形態が広がっている。このような移動形態に関し、ドライバーが同乗希望者の同乗を認めるか否かの決定を行うことにより、ライドシェア実施に対するドライバーの心理的ハードルを下げる技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2018-55538号公報 特許第6093169号公報
ライドシェアを実施することに何らかのインセンティブがあれば、よりライドシェアの実施が活性化すると考えられる。本発明は、ライドシェアを実施する車両が有料道路を通行する際に優遇措置を受けることができる技術を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る情報処理装置は、
ライドシェアを実施する車両を識別する情報を取得することと、
前記ライドシェアを実施する車両が有料道路を通行するときの優遇措置の適用を前記有料道路の管理装置に指令することと、
を実行する制御部を備える。
本発明の第2の態様に係る情報処理方法は、
ライドシェアを実施する車両を識別する情報を取得する第1のステップと、
前記ライドシェアを実施する車両が有料道路を通行するときの優遇措置の適用を前記有料道路の管理装置に指令する第2のステップと、
を有する。
本発明の第3の態様は、上記の第2の態様に係る情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、又は、該プログラムを非一次的に記憶したコンピュータ可読記憶媒体である。
本発明によれば、ライドシェアを実施する車両が有料道路を通行する際に優遇措置を受けることができる技術を提供することができる。
図1は、第1実施形態に係るライドシェア支援システムの概要図である。 図2は、第1実施形態に係るライドシェア支援システムが有する構成要素の一例を概略的に示したブロック図である。 図3は、第1実施形態に係るシステムにおけるデータフローを説明する図である。 図4は、第1実施形態の変形例が有する構成要素の一例を概略的に示したブロック図である。 図5は、第1実施形態の変形例におけるデータフローを説明する図である。 図6は、第2実施形態に係るライドシェア支援システムの概要図である。 図7は、第2実施形態に係るライドシェア支援システムが有する構成要素の一例を概略的に示したブロック図である。 図8は、第2実施形態に係るドライバー情報のテーブル構成の一例を示す図である。 図9は、第2実施形態に係る同乗希望者情報のテーブル構成の一例を示す図である。 図10は、第2実施形態におけるライドシェアID発行に係る一連の処理の流れを示すフローチャートである。 図11は、実施形態3に係るライドシェア支援システムが有する構成要素の一例を概略的に示したブロック図である。 図12は、実施形態3の変形例が有する構成要素の一例を概略的に示したブロック図である。
本発明の第1の態様に係る情報処理装置は、ライドシェアを実施する車両を識別する情報を取得することと、前記ライドシェアを実施する車両が有料道路を通行するときの優遇措置の適用を前記有料道路の管理装置に指令することと、を実行する制御部を備えている。
なお、ここでいうライドシェアとは、自動車の相乗りのことであり、ドライバーと一人以上の同乗者がいれば成立する。また、ライドシェアを実施する車両を識別する情報とは、車両そのものを識別してもよいし、車両のドライバーを識別することにより車両を識別するのであってもよい。具体的には、車両の登録番号、車両に搭載されている機器の端末IDなどとすることができる。
上記のような情報処理装置により、ライドシェアを実施する車両が有料道路を通行する際に優遇措置を受けることができる(即ち、ライドシェアを実施する者にインセンティブを付与できる)、ライドシェア支援のためのシステムを提供することが可能になる。
以下、本発明の具体的な実施形態について図面に基づいて説明する。本実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置等は、特に記載がない限りは発明の技術的範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
<第1実施形態>
(システム概要)
第1の実施形態に係るライドシェア支援システム1の概要について、図1を参照しながら説明する。本実施形態に係るシステムは、サーバ装置10、車両端末20、ETC装置30を含んで構成される、ライドシェア支援のためのシステムである。
ライドシェア支援システム1においては、サーバ装置10、車両端末20、ETC装置30が、ネットワークN1によって相互に接続される。ネットワークN1には、例えば、インターネット等の世界規模の公衆通信網であるWAN(Wide Area Network)やその他の通信網が採用されてもよい。また、ネットワークN1は、携帯電話等の電話通信網、WiFi等の無線通信網を含んでもよい。
サーバ装置10は、ネットワークN1を介して一以上の車両端末20及び一以上のET
C装置30と通信を行うとともに、所定の情報処理を行う装置である。本実施形態においては、サーバ装置10が、本発明の第1の態様に係る「情報処理装置」である。
車両端末20は、ライドシェアを実施するドライバーが管理する端末装置であり、例えば、ライドシェアに供される車両に搭載された車載器であっても構わないし、ドライバーが有するスマートフォンなどの携帯情報端末であってもよい。
ETC装置30には、有料道路の出入り口、及びその付近に配置される自動料金収受のための装置であり、有料道路出入口のゲート装置、出入り口付近における車両検知装置、有料道路を通行する車両の車載装置と通信を行うための装置、などが含まれる。本明細書では、互いに連携するこれらの複数種類の装置によって構成される自動料金収受のための装置群を、ETC装置30という。なお、ETCはElectronic Toll Collection Systemの略であり、有料道路における自動料金収受システムを意味する。本実施形態においては、「ETC装置30」が、本発明の第1の態様に係る「有料道路の管理装置」に該当する。
(システム構成)
システムの構成要素について、詳しく説明する。図2は、図1に示したサーバ装置10、車両端末20、ETC装置30の構成の一例を概略的に示したブロック図である。
(サーバ装置)
サーバ装置10は、一般的なコンピュータにより構成される。すなわち、サーバ装置10は、CPUやDSP等のプロセッサ、読み込み専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)等の主記憶部、EPROM、ハードディスクドライブ(HDD)、リムーバブルメディア等の補助記憶部を有するコンピュータである。なお、リムーバブルメディアは、例えば、USBメモリやSDカード等のフラッシュメモリ、あるいは、CD-ROMやDVDディスク、ブルーレイディスクのようなディスク記録媒体である。補助記憶部には、オペレーティングシステム(OS)、各種プログラム、各種テーブル等が格納され、そこに格納されたプログラムを主記憶部の作業領域にロードして実行し、プログラムの実行を通じて各構成部等が制御されることによって、後述するような、所定の目的に果たす各機能部を実現することができる。ただし、一部または全部の機能部はASICやFPGAのようなハードウェア回路によって実現されてもよい。なお、サーバ装置10は、単一のコンピュータで構成されてもよいし、互いに連携する複数台のコンピュータによって構成されてもよい。
サーバ装置10は、制御部11、通信部12、記憶部13を含んで構成される。制御部11は、サーバ装置10の制御を司る手段であり、例えば、CPUなどによって構成される。制御部11は、機能モジュールとして、ライドシェアID処理部111、識別情報取得部112、認証部113、減免処理部114、を有している。各機能モジュールは、例えば、ROM等の記憶手段に記憶されたプログラムをCPUによって実行することで実現してもよい。
通信部12は、サーバ装置10をネットワークN1に接続するための通信手段である。通信部12は、例えばLAN(Local Area Network)インターフェースボードや、無線通信のための無線通信回路を含んで構成される。
記憶部13は、情報を記憶する手段であり、上記の主記憶部及び補助記憶部に該当する。また、例えば、有料道路毎の通行料金、有料道路毎の減免額、後述するライドシェアIDなどの各種の情報が格納されているデータベース(Data Base、DB)を含む。当該データベースはプロセッサによって実行されるデータベース管理システム(Dat
abase Management System、DBMS)のプログラムが、上記の補助記憶部に記憶されるデータを管理することで構築される。
続けて、制御部11が有する各機能モジュールについて説明する。ライドシェアID処理部111は、ドライバーと同乗者との間で合意が形成されている一のライドシェア実施計画の情報に対応する一のライドシェアIDを取得する。そして、ライドシェアID処理部111は当該ライドシェアIDを、通信部12を介して、当該IDに対応するライドシェア実施計画に係るドライバーの車両端末20に送信する。ライドシェアIDは、例えばライドシェアの運用を管理する他のシステムなどから取得するとよい。
ここで、ライドシェア実施計画の情報とは、ライドシェアを実施する車両を特定する情報、ライドシェアを開始する時刻に関する情報、ライドシェアの乗車場所又は降車場所(以下、乗降場所ともいう)に関する情報、を含み、特定のライドシェアの計画を識別する情報である。なお、ライドシェアを実施する車両を特定する情報には、例えば、車両の登録番号、車両に搭載されている機器の端末ID、が含まれる。このような情報と、ライドシェアID処理部111が取得するライドシェアIDとは一対一の関係で対応しているため、本実施形態においては、「ライドシェアID」が、本発明の第1の形態に係る、「ライドシェアを実施する車両を識別する情報」に相当する。
また、「ドライバーと同乗者との間で合意が形成されている」とは、必ずしもドライバーと同乗者との間で直接的な合意が形成されている場合のみならず、前記のライドシェア運用管理システムを介して間接的に合意が形成されている場合も含む。
識別情報取得部112は、通信部12を介して、ライドシェアID及び有料道路におけるETC装置30を識別するETC識別情報(ID)を取得する。なお、ここでいうETCIDは自動料金収受システムを構成する個々の装置を識別するものでなくてもよく、有料道路の一の出入口において車両の有料道路への進入或いは退出を検知する装置群を識別するものでもよい。なお、本実施形態においては、「ETCID」が、「ETC識別情報」に相当する。また、ETC識別情報とは有料道路に配置された(即ち、路側機器としての)ETC装置を識別する情報であり、車両に積載される車載機を識別するものではない。
認証部113は、識別情報取得部112が取得したライドシェアID及びETCIDに基づいて、ライドシェアIDを保持する車両端末20を備えた車両が、ETCIDを有するETC装置30において検知されたことを認証する。即ち、認証部113は、前記ETCIDに係るETC装置30が配置されている有料道路を通行する車両が、ライドシェア実施中の車両であることを認証する。
減免処理部114は、認証部113がライドシェア実施中と認証した車両が通行する、有料道路の通行料金を減免するための処理を行う。具体的には、減免処理部114は所定の条件に基づいて減免額を決定し、当該決定した減免額をETC装置30へ送信することにより、実際にドライバーが支払う通行料金が減免されるようにするとよい。なお、減免は、ライドシェア実施中に通行する区間の料金全額を免除するものであってもよいし、料金の一部を割り引くものであってもよい。また、通行する距離、乗車人数、利用する日付などによって、割引率が変動するようになっていてもよい。このような減免額は、例えば記憶部13に予め格納されている関係式などによって算出するようにしてもよい。
(車両端末)
車両端末20は制御部21、通信部22、記憶部23、及び各種の入出力部を備えている。制御部21は車両端末20の制御を司る手段であり、例えば、CPUなどによって構
成される。通信部22は車両端末20をネットワークN1に接続する通信手段、及びETC装置30と間で無線通信を行う手段を含む。車両端末20は、車両に搭載された車載器に限らず、ドライバーが保有する、スマートフォン、タブレットコンピュータ、モバイルコンピュータ、携帯電話、ハンディターミナルなどの汎用の情報端末であってもよい。
(ETC装置)
ETC装置30は制御部31、通信部32、及び各種の入出力部を備えている。また、記憶部を備えていてもよい。制御部31は、ETC装置30の制御を司る手段であり、例えば、CPUなどによって構成される。通信部32はETC装置30をネットワークN1に接続する通信手段、及び車両端末20との間で無線通信を行う手段を含む。
(処理の流れ)
次に、前述した各構成要素が行う処理について説明する。図3は、本実施形態に係るシステムにおけるデータフローを説明する図である。なお、本実施形態では、有効なライドシェアIDを保持する車両端末20を備える車両は、ライドシェア実施中であるとの前提で説明を行う。
まず、サーバ装置10はライドシェアID処理部111において、一のライドシェアの実施に係るライドシェアIDを、当該ライドシェアのドライバーの車両端末20に送信する(ステップS101)。ライドシェアIDは、例えばライドシェアの運用を管理する他のシステムなどから取得するとよい。
車両端末20はサーバ装置10から受信したライドシェアIDを記憶部23に格納する。当該ライドシェアIDは所定の解除条件を満たすまでの間、有効なIDとして保持される。そして、有効なライドシェアIDを保持した車両端末20を搭載した車両が所定の有料道路を通行する際に、当該車両端末20が、当該有料道路の出入口付近に配置されているETC装置30と近接して情報の送受信が行われることで、ETC装置30からETCIDを取得する(ステップS102)。
なお、上記の「所定の解除条件」は、例えば、予め定められた時刻を経過する、目的地に到着する、車両端末20がライドシェア完了の認証情報を取得する、などとすることができ、さらにこれらを組み合わせたものとしてもよい。また、上記のETCIDの取得は、自動料金収受のための情報の送受信に伴って行うものであってもよいし、これとは別途の情報の送受信により行ってもよい。また、車両端末20からETC装置30に対して、ETCIDの送信を要求するリクエスト信号を発するようにしてもよい。
ETCIDを取得した車両端末20は、既に保持しているライドシェアIDとETCIDとをセットにしてサーバ装置10に送信し、サーバ装置10は識別情報取得部112において、ライドシェアIDとETCIDのセットを取得する(ステップS103)。次に、サーバ装置10は認証部113において、セットで取得したライドシェアIDとETCIDとに基づく認証を行う。具体的には、サーバ装置10は当該ETCIDに係るETC装置30が配置されている有料道路を通行する車両が、当該ライドシェアIDを保持する車両端末20が搭載された車両であること、即ち、ライドシェア実施中の車両であること、を認証する(ステップS104)。ここでは、例えば、ライドシェアIDとETCIDとがセットで送信されていること、ライドシェアIDとETCIDが有効なIDであること、予定されているライドシェアの実施時刻とIDの送信時刻との間に所定の基準値を超える誤差が無いこと、などの諸条件を判定することにより、認証を行ってもよい。
ステップS104で、ライドシェアIDとETCIDを送信した車両端末20を搭載する車両がライドシェア実施中であることが認証されると、サーバ装置10は減免処理部1
14において、当該車両の有料道路の通行料金の減免額を決定する(ステップS105)。そして、サーバ装置10は、当該減免額の情報をライドシェアIDとともにETC装置30に送信する(ステップS106)。そして、サーバ装置10から減免額の情報とライドシェアIDを取得したETC装置30は、当該ライドシェアIDを保持する車両端末20を搭載する車両の通行料金を、減免額が適用された額で徴収する(ステップS107)。そして、ETC装置30は、該減免が適用された額で徴収した旨の情報をサーバ装置10に送信する(ステップS108)。サーバ装置10は、減免処理部114において当該減免が適用された旨の情報を取得し、当該ライドシェアIDに係る一連の処理を完了する(ステップS109)。
なお、上記において減免額は、例えば、通行距離、同乗者人数、有料道路の通行日時、車両のサイズ(従量含む)、などの要素に基づいて決定すればよい。また、これらの要素の組み合わせと減免額の関係の情報を、予め記憶部13に保持しておいてもよい。
本実施形態のシステムの構成によれば、容易にライドシェアを実施中の車両の有料道路の通行料金を減免することができ、これによりライドシェアを実施する者に対しインセンティブを付与することができる。
(変形例)
なお、第1実施形態において、減免額の決定の条件にライドシェアの同乗者数を用いる場合に、実際の同乗者数を確認するようにしてもよい。図4に、第1実施形態の変形例の概略を表すブロック図を示す。図4に示すように、本変形例に係るシステムは、ETC装置30が乗車人数検出部33を備えている点において、第1実施形態と異なっている。以下では、第1実施形態と同様の構成及び処理については同じ符号を用い、詳細な説明は省略する。
ETC装置30の乗車人数検出部33は、例えばカメラ及び画像分析部からなり、有料道路の出入口を通過した車両をカメラによって撮影し、撮影した画像を分析することによりって当該車両に乗車している乗員の人数を検出する。なお、カメラを熱画像カメラとし、サーモグラフィーによって乗車人数を検出するようにしてもよい。なお、検出された乗車人数からドライバーに該当する1名分を差し引くと同乗者数となるため、乗車人数を検出することで同乗者数も求めることが可能である。
続けて、本変形例における処理の流れを図5に基づいて説明する。図5は本変形例に係るシステムにおけるデータフローを説明する図である。第1実施形態と同様に、ライドシェアIDをサーバ装置10から取得した車両端末20は、ライドシェアIDを記憶部23に格納する(ステップS201)。そして、ライドシェアIDを保持した車両端末20を搭載した車両が所定の有料道路を通行する際に、当該車両端末20が、当該有料道路の出入口付近に配置されているETC装置30に対して、当該ライドシェアIDを送信する(ステップS202)。即ち、第1実施形態では、車両端末20がETC装置30からETCIDを取得するのに対し、本変形例ではETC装置30が車両端末20からライドシェアIDを取得する構成になっている。
さらに、ETC装置30は乗車人数検出部33において、当該ライドシェアIDを送信した車両端末20が搭載されている車両の乗車人数を検出する(ステップS203)。そして、ETC装置30は、ステップS202で取得したライドシェアIDと、ETC装置30自らを識別するETCIDとのセットの情報、及びステップS203で検出した乗車人数の情報を、サーバ装置10に送信し、サーバ装置10が識別情報取得部112においてこれらの情報を取得する(ステップS204)。
そして、サーバ装置10は認証部113において、第1実施形態と同様にセットで取得したライドシェアIDとETCIDとに基づいて、ETC装置30が配置されている有料道路を通行する車両がライドシェア実施中の車両であることを認証する(ステップS205)。続けて、サーバ装置10は減免処理部114において、減免額の決定の処理を行うが(ステップS206)、この際にステップS204で取得した乗車人数の情報を参照する。即ち、ETC装置30の乗車人数検出部33で検出された乗車人数の多寡によって、減免額が変動し得る。減免額の決定後のステップS207からステップS210の各処理は、第1実施形態のステップS106からステップS109と同様であるので、説明を省略する。
本変形例の構成によれば、ライドシェア実施に係る実際の乗車人数(同乗者数)に応じて、減免額を変動させることができる。即ち、ライドシェアを実施する車両の乗員数の情報に基づいて、優遇措置の内容を決定することができる。
<第2実施形態>
(システム構成)
次に、本システムの第2実施形態について説明する。図6は本実施形態に係るライドシェア支援システム2の概略を示す図である。本実施形態に係るライドシェア支援システム2は、ライドシェアの運用管理を兼ねるシステムであり、ライドシェアのドライバーと同乗希望者をマッチングする機能を備えている。
図7は、本実施形態に係るサーバ装置10、車両端末20、ETC装置30、の構成の一例を概略的に示したブロック図である。図7に示すように、サーバ装置10には、実施形態1の構成に加えて、ライドシェア要求取得部115、マッチング部116、ライドシェア実施情報作成部117、が制御部11の機能モジュールとして備わっている。その他の構成は第1実施形態の構成と同様である。
ライドシェア要求取得部115は、ライドシェアの同乗者を募るドライバーからの要求を含む情報(以下、ドライバー情報という)と、ライドシェアを実施する車両を募る同乗希望者からの要求を含む情報(以下、同乗希望者情報)とを、通信部12を介して取得し、記憶部13に格納する。各情報の取得は、例えばウェブサイトを介して行うようにすればよい。ウェブサイトでは情報入力のためのユーザーインターフェースが表示され、当該ユーザーインターフェースを介して情報の取得及び提供を行う。
ドライバー情報及び同乗希望者情報は、例えばテーブル形式のデータベースとして記憶部13に格納される。図8にドライバー情報のテーブル構成の一例を、図9に同乗希望者情報のテーブル構成の一例を示す。
図8に示すように、ドライバー情報のテーブルの構成として、ドライバーIDフィールド、出発地(乗車場所)フィールド、乗車時刻フィールド、目的地(降車場所)フィールド、乗車可能人数フィールド、車両特定情報フィールドなどを有している。なお、この他にも、ドライバーの属性(性別、年齢、運転評価、使用可能言語)、受け入れる同乗者の属性(性別、年齢、使用言語)、ライドシェアに使用する車両の情報(車種、年式、禁煙喫煙の別)などがフィールドとして含まれていてもよい。
また、図9に示すように、同乗希望者情報のテーブル構成として、同乗希望者IDフィールド、出発地(乗車場所)フィールド、乗車時刻フィールド、目的地(降車場所)フィールド、乗車人数フィールド、などを有している。なお、この他にも、同乗者の属性、希望するドライバーの属性、ライドシェアに使用する車両の情報(車種、年式、禁煙喫煙の別)などがフィールドとして含まれていてもよい。
マッチング部116は、記憶部13に格納されたドライバー情報及び同乗希望者情報に基づいて、ドライバーと同乗希望者とのマッチングを行う。ここでいう「マッチング」とはドライバーと同乗希望者とを仲介することであり、具体的には、ドライバー情報と、同乗希望者情報とを照らし合わせ、対応する各フィールドについて条件の合致する組み合わせの有無を判定する。そして、条件が合致する組み合わせがある場合には、これらの情報を送信したドライバーと同乗希望者に対して、それぞれマッチング成立の旨、及び、ライドシェア実施の最終確認のための情報を送信する。なお、条件が合致する組み合わせとは、図8のドライバー情報、及び、図9同乗希望者情報を例にすると、ドライバーIDがD1001のドライバー情報と、同乗希望者IDがS1004の同乗希望者情報の組み合わせがこれに該当する。具体的には、出発地(乗車場所)、乗車時刻、目的地(降車場所)、乗車人数の条件が合致する場合にマッチングが成立する。
ライドシェア実施情報作成部117は、マッチングの成立したドライバー情報と同乗希望者情報とに基づいて、ライドシェアの実施日時及び乗降地点を含むライドシェア実施情報を作成するとともに、新たな一のライドシェアIDを発行する。また、ライドシェア実施情報作成部117は、当該作成したライドシェア実施情報と新たに発行したライドシェアIDとを関連づけて記憶部13に格納する。
なお、本実施形態においては、ライドシェアID処理部111は、ライドシェア実施情報作成部117が発行したライドシェアIDを車両端末20に対して送信する。
(処理の流れ)
続けて、本実施形態において、ライドシェア要求取得部115、マッチング部116、ライドシェア実施情報作成部117、が行う処理の流れを図10に基づいて説明する。図10は、本実施形態におけるライドシェアID発行に係る一連処理の流れを示すフローチャートである。サーバ装置10は、まず、ライドシェア要求取得部115において、ドライバー情報及び同乗希望者情報を取得し、記憶部13に格納する(ステップS301)。
次に、マッチング部116において、記憶したドライバー情報と同乗希望者情報とを照らし合わせて、各フィールドの条件が合致する組み合わせを検索し、条件が合致する組み合わせが見つかった場合には、これらを関連づけする(ステップS302。以下これをマッチング処理という。)。
そして、関連づけられたドライバー情報を送信したドライバー、及び、同乗希望者情報を送信した同乗希望者のそれぞれに、マッチングが成立した旨の情報と当該条件でライドシェアを実施することの承認を求める情報を、送信する(ステップS303)。
その後、ドライバー及び同乗希望者のいずれからもライドシェアの実施を承認する旨の情報を取得できたか否かの判定を行い(ステップS304)、いずれからも承認が得られた場合には、ステップS305に進む。一方、ステップS305でドライバー及び同乗者の少なくとも一方から承認が得られなかった場合には、ステップS302に戻って、以後の処理を繰り返す。
ステップS305では、ライドシェア実施情報作成部117において、マッチングの成立したドライバー情報と同乗希望者情報とに基づいて、ライドシェアの実施日時及び乗降地点を含むライドシェア実施情報を作成する。そして、新たな一のライドシェアIDを発行し(ステップS306)、ライドシェア実施情報と当該ライドシェアIDとを関連づけたうえで、記憶部13に格納する(ステップS307)。
以上のようにして、ライドシェア実施の情報とこれを特定するライドシェアIDの組み合わせが作成され、当該ライドシェアIDは、ライドシェアID処理部111によって車両端末20に送信される。なお、ライドシェアID送信後の本実施形態に係るライドシェア支援システム2の処理の流れは、第1実施形態と同様であるため、以後の処理については説明を省略する。
本実施形態の構成によると、ライドシェアの運用管理を兼ねるシステムを構築することができ、例えばライドシェア支援サイトのようなウェブサイトから、一元的にドライバー及び同乗希望者にサービスを提供することが可能になる。
<第3実施形態>
(システム構成)
次に、本システムの第3実施形態について説明する。図11は、本実施形態に係るサーバ装置10、車両端末20、ETC装置30、の構成の一例を概略的に示したブロック図である。図11に示すように、サーバ装置10には、第2実施形態の構成に加えて、優先経路提供部118が制御部11の機能モジュールとして備わっている。その他の構成は第2実施形態の構成と同様である。
優先経路提供部118は、ライドシェアを実施する車両に搭載される車両端末20に対して、減免が適用される有料道路を含む経路情報を送信する。具体的には、ライドシェア実施情報作成部117において作成されたライドシェア実施情報、減免が適用される有料道路の情報、地図情報などに基づいて次のような走行経路を算出する。即ち、優先経路提供部118はライドシェアの出発地から目的地までの間にライドシェア実施車両に減免が適用される有料道路を含む走行経路(以下、優先経路という)を算出する。また、優先経路提供部118は、当該経路の情報を車両端末20に通信部12を介して送信する。
減免が適用される有料道路の情報及び地図情報などは、予め記憶部13に格納されるようにしておいてもよい。また、上記の情報の他にも、道路の混雑具合などの道路交通情報を取得して、これらを参照したうえで優先経路を設定してもよい。
作成した優先経路情報の送信は、ライドシェアIDを車両端末20に送信する際に併せて送信するのであってもよいし、別途送信するのであってもよい。ライドシェアの実施までに時間が空くようであれば、ライドシェアの実施予定日時が近くなった段階で優先経路を算出、送信するようにしてもよい。
なお、優先経路情報を取得した車両端末20は、カーナビゲーションシステムと連動し、当該経路を優先的に選択すべき経路として表示してもよい。もちろん、車両端末20は、カーナビゲーションシステムと一体であってもよい。
本実施形態に係るライドシェア支援システム3のその他の構成及び処理については、第2実施形態と同様であるため、説明は省略する。上記のような本実施形態の構成によると、ドライバーは自ら調べずとも通行料金が減免される有料道路を通る経路の情報を取得することができ、システムの利便性を向上させることができる。
(変形例)
なお、第3実施形態において、優先経路の設定はライドシェアの出発地(乗車場所)を起点として算出するようにしたが、必ずしもこれに限られず、車両の現在地からライドシェアの出発地を経由して目的地へ至る走行経路を設定し、送信するようにしてもよい。図12に、第3実施形態の変形例の概略を表すブロック図を示す。図12に示すように、本変形例に係るサーバ装置10には、第3実施形態の構成に加えて、車両稼働情報取得部1
19が制御部11の機能モジュールとして備わっている。
車両稼働情報取得部119は、有効なライドシェアIDを保持する車両端末20が搭載されている車両が、当該ライドシェアIDに係るライドシェアの開始(乗車)予定時刻以前の所定時間内に、稼働状態にあるか否かの情報を取得する。ここで、稼働状態であるか否かは、例えば、車輪の駆動源(エンジン、モータなど)が回転状態にあるか、車載機器の電源がONになっているか、車両位置が変化しているか、などの情報に基づいて決定すればよい。また、これらの情報は、各種車載センサなどによって取得され、車両端末20によってサーバ装置10に送信されるようにするとよい。
なお、「ライドシェアの開始予定時刻以前の所定時間内」とは、例えば、ライドシェア実施情報における乗車時刻の30分前から乗車時刻までとすることができる。もちろん、15分前から乗車時刻までであってもよいし、1時間前からであってもよい。
車両稼働情報取得部119によって、車両が稼働状態であるとの情報が取得された場合には、優先経路提供部118は、その時点での車両の位置情報(即ち、車両の現在地情報)を取得する。そして、優先経路提供部118は、当該位置からライドシェアの乗車場所を経由して、ライドシェアの降車場所に到達し、かつ通行料金の減免が適用される有料道路を通過する経路を算出し、当該経路の情報を車両端末20に送信する。
このような本変形例の構成によると、ドライバーは乗車場所までの経路を自ら調べる必要もなくなるので、より利便性の高いシステムを提供することができる。
<その他>
なお、上記の各実施形態は、本発明を例示的に説明するものに過ぎず、本発明は上記の具体的な態様には限定されない。例えば、第2実施形態、第3実施形態において、マッチング部116は、ライドシェア実施情報作成部117によるライドシェアIDの発行後も、ドライバー情報における乗車可能人数の余剰が無くなるまで、マッチング処理を続けてもよい。また、同乗希望者情報には、他の同乗者との相乗りの可否についての情報が含まれるようにしてもよい。
また、上記の各実施形態では、有料道路を通行するときの優遇措置は通行料金の減免であったが、他の優遇措置を受けられるようにしても構わない。例えば、有料道路のサービスエリアで使用可能なクーポンの付与、専用の走行車線の通行、料金所での優良レーンの使用、などの措置を受けられるようにしてもよい。
さらに、このような優遇措置は、有料道路以外にも適用可能にしてもよい。例えば、第3実施形態において、優先経路提供部118が提供した優先経路を、ライドシェアを実施する車両が走行している際には、信号機の存在する交差点を通過する際に、優遇を受けうるようにしてもよい。ここでいう優遇には、例えば、進行方向への青信号の表示時間を長くする、同赤信号の表示時間を短くする、右折の指示信号を長くする、ことなどが含まれる。具体的には、サーバ装置10は、ライドシェアを実施する車両の現在位置に基づいて当該車両が次に接近する信号機を推定する。さらに、サーバ装置10は、ライドシェアを実施する車両の現在位置と次に接近すると推定した信号機の位置とを基に、ライドシェアを実施する車両が当該信号に接近する時刻を算出する。そして、サーバ装置10は、当該算出された時刻において、次に接近すると推定した信号機が配置された交差点で上記の優遇措置が適用されるよう、各信号機、信号管理システムなどに指令を行うようにするとよい。
また、交差点での優遇に限らず、例えば自動運転の車両が優先経路上に存在する場合に
は、当該自動運転の車両が、ライドシェアを実施する車両の進行を妨害しないように、サーバ装置10から、各自動運転車両、自動運転車両管理システムなどに指令を行うようにしてもよい。また、優先経路走行中には、バス専用レーンを通行できることを優遇措置としてもよい。この場合、サーバ装置10は、車両端末20にバスレーンの走行許可情報を送信し、その走行許可情報を受信した車両端末20は、当該バスレーンを走行可能であることを示す走行許可信号を発信し、あるいは、当該バスレーンの走行許可を受けたことを示す情報を車外のディスプレイ等に表示するようにしてもよい。
本開示において説明した処理や手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、自由に組み合わせて実施することができる。例えば、第2実施形態、第3実施形態においても、第1実施形態の変形例と同様に、ETC装置30がライドシェアIDを取得し、これをETCIDとともにサーバ装置10に送信するようにしてもよい。
また、1つの装置が行うものとして説明した処理が、複数の装置によって分担して実行されてもよい。あるいは、異なる装置が行うものとして説明した処理が、1つの装置によって実行されても構わない。コンピュータシステムにおいて、各機能をどのようなハードウェア構成(サーバ構成)によって実現するかは柔軟に変更可能である。
本発明は、上記の実施形態で説明した機能を実装したコンピュータプログラムをコンピュータに供給し、当該コンピュータが有する1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行することによっても実現可能である。このようなコンピュータプログラムは、コンピュータのシステムバスに接続可能な非一時的なコンピュータ可読記憶媒体によってコンピュータに提供されてもよいし、ネットワークを介してコンピュータに提供されてもよい。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクドライブ(HDD)等)、光ディスク(CD-ROM、DVDディスク、ブルーレイディスク等)など任意のタイプのディスク、読み込み専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気カード、フラッシュメモリ、光学式カード、電子的命令を格納するために適した任意のタイプの媒体を含む。
1、2・・・ライドシェア支援システム
10・・・サーバ装置
20・・・車両端末
30・・・ETC装置
11、21、31・・・制御部
12、22、32・・・通信部
13、23・・・記憶部
111・・・ライドシェアID処理部
112・・・識別情報取得部
113・・・認証部
114・・・減免処理部
115・・・ライドシェア要求取得部
116・・・マッチング部
117・・・ライドシェア実施情報作成部
118・・・優先経路提供部
119・・・車両稼働情報取得部

Claims (10)

  1. ライドシェアを実施する車両を識別するライドシェアIDを前記車両に送信することと、
    有料道路の管理装置から送信された管理装置IDを取得することと、
    前記管理装置IDを送信した前記管理装置において、前記ライドシェアIDの発行を受けた車両が検知された場合に、前記有料道路の通行料金の減免を含む優遇措置の適用を前記有料道路の管理装置に指令することと、
    を実行する制御部を備える情報処理装置。
  2. 前記有料道路の管理装置は、有料道路におけるETC装置であり、
    前記制御部は、
    前記管理装置IDとして、前記有料道路におけるETC装置を識別するETC識別情報を取得し、かつ、前記ETC装置の近傍を通過した車両に対応する前記ライドシェアIDを取得し、
    前記ライドシェアIDと、前記ETC識別情報の組み合わせに基づいて、前記管理装置において前記ライドシェアIDの発行を受けた車両が検知されたことを判定する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、
    前記ライドシェアを実施する車両が近接した前記ETC装置のETC識別情報を、前記ライドシェアを実施する車両内の端末装置を介して取得する
    ことを特徴とする、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、
    前記ライドシェアIDと、前記ライドシェアIDの発行を受けた車両を検知した前記管理装置の管理装置IDとを、前記ライドシェアを実施する車両が近接した前記有料道路の管理装置を介して取得する
    ことを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、
    前記ライドシェアを実施する車両の出発地及び目的地の情報を取得することと、
    前記出発地から、前記目的地までの間に、前記優遇措置が適用される有料道路を含む走行経路を作成することと、
    前記ライドシェアを実施する車両に前記作成した走行経路を提供すること、
    を実行する請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記制御部は、
    前記ライドシェアを実施する車両における、ライドシェアの乗車場所、目的地、及びライドシェアの開始予定時刻の情報を取得することと、
    前記取得したライドシェアの開始予定時刻以前の所定時間内に、前記ライドシェアを実施する車両が稼働状態であることの情報を取得することと、
    前記稼働状態であることの情報が取得された車両の現在地の情報を取得することと、
    前記稼働状態であることの情報が取得された車両が、現在地からライドシェアの乗車場所を経由して目的地まで到達し、かつ、前記優遇措置が適用される有料道路を含む走行経路を作成することと、
    前記稼働状態であることの情報が取得された車両に、前記作成した走行経路を提供すること、
    を実行する、請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記制御部は、
    前記ライドシェアを実施する車両が、前記提供された走行経路を走行中にバス専用レーンを走行可能なように処理すること、をさらに実行する
    ことを特徴とする、請求項5または6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記制御部は、
    前記ライドシェアを実施する車両の乗員数の情報を取得することと、
    前記取得した乗員数の情報に基づいて、優遇措置の内容を決定すること、
    を実行する請求項1からのいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    ライドシェアを実施する車両を識別するライドシェアIDを前記車両に送信するステップと、
    有料道路の管理装置から送信された管理装置IDを取得するステップと、
    前記管理装置IDを送信した前記管理装置において、前記ライドシェアIDの発行を受けた車両が検知された場合に、前記有料道路の通行料金の減免を含む優遇措置の適用を前記有料道路の管理装置に指令するステップと、
    を含む、情報処理方法。
  10. ライドシェアを実施する車両を識別するライドシェアIDを前記車両に送信するステップと、
    有料道路の管理装置から送信された管理装置IDを取得するステップと、
    前記管理装置IDを送信した前記管理装置において、前記ライドシェアIDの発行を受けた車両が検知された場合に、前記有料道路の通行料金の減免を含む優遇措置の適用を前記有料道路の管理装置に指令するステップと、
    を含む情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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