JP7101870B2 - 電子式指示計器 - Google Patents

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Description

本発明は、取付パネルの前方に一部が突出した状態で取り付けられる電子式指示計器に関する。
従来、電子式指示計器は、電気回路を構成する複数の部品が搭載された基板を有し、かかる基板は、例えば、スナップフィット方式によって電子式指示計器のケースに取り付けられる。例えば、特許文献1には、ケースの底壁部からケースの側壁部に沿った方向に突出するスナップフィット方式の係合片を設け、かかる係合片によって基板をケースに取り付ける技術が開示されている。
特開2006-90949号公報
しかしながら、スナップフィット方式の係合片で基板を筐体に取り付ける構造では、基板をケースに取り付ける際に係合片にたわみが生じ、かかるたわみの大きさに応じた応力が基板に加わる。そして、上述した特許文献1に記載の技術では、ケースの底壁部から係合片をケースの側壁部に沿った方向に突出させている。そのため、基板をケースに取付ける際に基板に加わる応力を低減しようとすると、ケースの底壁部からの突出させる係合片の長さが長くなり、電子式指示計器が大型化する可能性がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、大型化を抑制しつつ、基板に加わる応力を低減することができる電子式指示計器を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の電子式指示計器は、ケースと、カバーとを備える。ケースは、取付パネルの前方に一部が突出する状態で取付パネルに取り付けられ、取付パネルから突出する位置にある開口部から基板が内部に収納される。カバーは、ケースの開口部を覆う。ケースは、取付パネルから突出する領域に片持ち支持されて取付パネルの後方に向けて延伸し、先端にケースの内部に向けて突出する突出部を各々有し、基板と係合する複数の係合片が設けられる側壁部を備える。カバーは、複数の係合片と側壁部の外方で対向し、複数の係合片に当接することで側壁部の外方への変位を抑制する変位抑制部を備える。
本発明によれば、大型化を抑制しつつ、基板に加わる応力を低減することができる、という効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかる電子式指示計器の一例を示す外観斜視図 実施の形態1にかかる電子式指示計器が取付パネルに取り付けられた状態を示す図 実施の形態1にかかるケースの外観斜視図 実施の形態1にかかるケースの側面図 実施の形態1にかかるケースの正面図 実施の形態1にかかるケースの一部の領域を示す外観斜視図 実施の形態1にかかるケースの一部を示す側面図 図7に示すVIII-VIII線に沿った断面図 実施の形態1にかかる基板ユニットのケースへの取り付け工程を説明するための図 実施の形態1にかかるケースの底壁部から係合片を開口部に向けて突出させたと仮定した場合に係合片によって基板に加わる応力を説明するための図 実施の形態1にかかる係合片によって基板に加わる応力を説明するための図 実施の形態1にかかる電子式指示計器の側面図 図12に示すXIII-XIII線に沿った断面図 図13の一部拡大図
以下に、本発明の実施の形態にかかる電子式指示計器を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる電子式指示計器の一例を示す外観斜視図である。図2は、実施の形態1にかかる電子式指示計器が取付パネルに取り付けられた状態を示す図である。
図1および図2に示す電子式指示計器1は、電路の電圧、電流、または電力などの電気的な値を計測し、かかる計測の結果を表示する。例えば、電子式指示計器1は、電力系統から需要家へ供給される電流、電圧、および電力量などを計測し、かかる計測の結果を表示する。
図1に示すように、電子式指示計器1は、樹脂などの絶縁性部材によって形成されるケース10と、ケース10の内部に収納される基板ユニット20と、ケース10に嵌め込まれ、ケース10の開口部11を覆うカバー30とを備える。
基板ユニット20は、基板21と、基板21を支持する基板支持部22とを備える。かかる基板ユニット20は、ケース10の開口部11から挿入され、ケース10に取り付けられる。そして、基板ユニット20がケース10に取り付けられた状態のケース10の開口部11をカバー30で覆うことで、電子式指示計器1が組み立てられる。
カバー30は、カバー筐体31と、カバー筐体31の前面側に設けられる表示部32および複数の操作ボタン33とを備える。基板21には、電圧、電流、または電力などの電気的な値を計測し、かかる計測の結果を表示部32に表示する電気回路を構成する複数の部品が配置されている。かかる電気回路は、操作ボタン33への操作に基づいて、表示部32に表示する情報を切り替えることができる。
図2に示すように、電子式指示計器1は、取付パネル40の前方に一部が突出した状態で取付パネル40に取り付けられる。ケース10には開口部11側の外周に外方に張り出す張出部16が形成されている。かかる張出部16を取付パネル40の取付面40aに当接させることで、取付パネル40の前方に一部が突出した状態で電子式指示計器1を容易に取付パネル40に取り付けることができる。
カバー30は、電子式指示計器1が取付パネル40に取り付けられた状態において、取付パネル40の取付面40aよりも前方に配置される。かかるカバー30は、電子式指示計器1が取付パネル40に取り付けられた状態で、ケース10から取り外すことができる。
図3は、実施の形態1にかかるケースの外観斜視図である。図4は、実施の形態1にかかるケースの側面図である。図5は、実施の形態1にかかるケースの正面図である。図6は、実施の形態1にかかるケースの一部の領域を示す外観斜視図である。図7は、実施の形態1にかかるケースの一部を示す側面図であり、図4に示す領域70の拡大図である。図8は、図7に示すVIII-VIII線に沿った断面図である。
図3~図5に示すように、ケース10は、開口部11を有するケース筐体12と、基板21を支持する基板支持部15とを有する。ケース筐体12は、底壁部13と、側壁部14とを備える。基板支持部15は、ケース筐体12の内部に形成され、底壁部13から開口部11へ向かう方向に突出している。
側壁部14は、複数の側壁部141,142,143,144を含む。側壁部141,142は互いに対向する位置に配置され、側壁部143,144は互いに対向する位置に配置される。各側壁部141,142には、取付パネル40から突出する領域に片持ち支持される複数の係合片5が形成される。
例えば、図4では、側壁部142のうち取付パネル40から突出する領域142aに片持ち支持される複数の係合片5が形成されることが示されている。また、図6では、側壁部141のうち取付パネル40から突出する領域141aに片持ち支持される複数の係合片5が形成されることが示されている。これら複数の係合片5は、取付パネル40の後方、すなわち、ケース筐体12の底壁部13に向けて延伸する。
図6~図8に示すように、各係合片5は、側壁部14のうち取付パネル40から突出する領域141a,142aのうち対応する領域に連続する支持端51を有する。また、各係合片5は、支持端51に基端が連続し取付パネル40の後方に向けて延伸する延伸部52と、延伸部52の先端に連続しケース筐体12の内部に向けて突出する突出部53とを有する。係合片5は、側壁部14にU字状のスリット6を形成することによって形成される。
延伸部52は、弾性を有しており、側壁部14の壁面に垂直する方向の力が働いたときにたわむ。このように、延伸部52は、外部からの力によってたわむため、たわみ柱とも呼ぶことができる。突出部53は、図6および図8に示すように、取付パネル40の後方に向かうほどケース10の内部に向けて突出する傾斜面53aと、基板21を支持する基板支持面53bとを有する。傾斜面53aは、基板21をガイドする機能を有しており、ガイド面と呼ぶこともできる。基板支持面53bは、平坦面であり、基板21がケース10に取り付けられた状態において、基板21の主面21aに当接する。
ここで、基板ユニット20をケース10に取り付ける工程について説明する。図9は、実施の形態1にかかる基板ユニットのケースへの取り付け工程を説明するための図である。なお、図9においては、理解を容易にするために、基板ユニット20のうち基板21のみを図示している。
図9に示すように、側壁部141に形成された係合片5と側壁部142に形成された係合片5との間には、開口91が形成される。かかる開口91の幅W1は、側壁部141と側壁部142とが互いに対向する方向における、側壁部141に片持ち支持される係合片5の突出部53における傾斜頂点53cと側壁部142に片持ち支持される係合片5の突出部53における傾斜頂点53cとの間の距離である。
図9に示すように、基板21をケース10の開口部11から挿入しケース10の底壁部13に向けて移動させていくと、基板21の両側端が係合片5の突出部53に形成された傾斜面53aに接触する。この状態でさらに基板21をケース10の底壁部13に向けて移動させていくと、延伸部52の弾性によって、延伸部52が側壁部14の外方へ変位していき開口91の幅W1が変位していく。そのため、開口91の幅W1が大きくなっていく。このとき、基板21に加わる応力は、開口91の幅W1の変位量に正比例し、開口91の幅W1の変位量が大きくなるほど大きくなる。
基板21が突出部53の傾斜頂点53cを通過すると、係合片5の突出部53に基板21から加わる力が無くなる。そのため、開口91の幅W1は、係合片5の延伸部52の弾性によって、ケース10に基板21が挿入される前の状態に戻る。そして、突出部53の傾斜頂点53cを通過した基板21は、突出部53の基板支持面53bと基板支持部15との間で固定される。
このように、基板21をケース10に取り付ける際に開口91に変位が生じたときに基板21に加わる応力は、開口91の幅W1の変位量に正比例するが、係合片5の支持端51を基点としたケース10への基板21の挿入の深さD1の3乗に反比例して小さくなる。したがって、延伸部52の長さを長くし、支持端51から傾斜頂点53cまでの距離を長くすることで、基板21をケース10に取り付ける際に基板21に加わる応力を効果的に緩和することができる。
係合片5は、側壁部14のうち取付パネル40から突出する領域141a,142aに片持ち支持されて取付パネル40の後方に向けて延伸する。これにより、例えば、底壁部13から係合片5を開口部11に向けて突出させたと仮定した場合に係合片5を長くできないような状況であっても、側壁部14の領域141a,142aに係合片5を片持ち支持させることで、係合片5を長くすることができる。そのため、電子式指示計器1が大型化することを抑制しつつ、基板21に加わる応力を低減することができる。
図10は、実施の形態1にかかるケースの底壁部から係合片を開口部に向けて突出させたと仮定した場合に係合片によって基板に加わる応力を説明するための図である。図11は、実施の形態1にかかる係合片によって基板に加わる応力を説明するための図である。
図10に示す係合片5’では、ケース10への基板21の挿入の深さが深くなるほど、基板21が係合片5’の支持端51’側へ向かう。そのため、ケース10への基板21の挿入の深さが深くなるほど、延伸部52’のたわみによる基板21にかかる応力が大きくなる。また、係合片5’の先端に形成された突出部53’の傾斜面53a’は、基板21の挿入方向に向けて延伸部52’から離れる方向に傾斜する。そのため、図10に示す係合片5’では、突出部53’に形成される傾斜頂点53c’の支持端51’からの距離L2が、係合片5’の長さL1よりも短くなる。
実施の形態1にかかる係合片5では、図11に示すように、ケース10への基板21の挿入の深さが深くなるほど、基板21が係合片5の先端側へ向かう。そのため、ケース10への基板21の挿入の深さが深くなるほど、延伸部52のたわみによる基板21にかかる応力が小さくなる。また、係合片5は、先端に形成された突出部53の傾斜面53aは、基板21の挿入方向に向けて延伸部52から離れる方向に傾斜するが、突出部53に形成される傾斜頂点53cの支持端51からの距離は、係合片5の長さLと同等である。
このように、係合片5’は、ケース10への基板21の挿入の深さが深くなるほど、延伸部52’のたわみによる基板21にかかる応力が大きくなる。しかしながら、係合片5は、ケース10への基板21の挿入の深さが深くなるほど延伸部52のたわみによる応力が小さくなる。また、図10に示す係合片5’の長さL1と図11に示す係合片5の長さLとが同じであると仮定すると、変位量I1だけ係合片5,5’の先端を変位させた場合、係合片5’に加えられる力P1’は、係合片5に加えられる力P1よりも大きくなる。したがって、実施の形態1にかかる係合片5では、係合片5’に比べて、基板21に加わる応力を低減することができる。
また、係合片5の支持端51は、側壁部14のうち取付パネル40から前方に突出する位置に配置されることから、底壁部13から係合片5を突出させたと仮定した場合に比べ、係合片5の位置を前方にずらすことができる。そのため、電子式指示計器1は、底壁部13から係合片5を突出させたと仮定した場合に比べ、電子式指示計器1の奥行方向の長さを短くすることができ、小型化を図ることができる。
また、基板21をケース10に保持する力である基板保持力より製品小型化を優先したい場合は、必要な強度を確保することができる範囲で、係合片5における延伸部52の断面積を小さくし、延伸部52の長さを短くすることができる。これにより、取付面40aから底壁部13までの長さを短くすることができ、電子式指示計器1の小型化を図ることができる。
また、基板保持力より基板21に加わる応力である基板応力の低減を優先したい場合、必要な強度を確保することができる範囲で、係合片5における延伸部52の断面積を小さくすることができる。これにより、電子式指示計器1の奥行方向の長さを短くすることができ、電子式指示計器1の小型化を図ることができる。
また、ケース10の開口部11から基板21を有する基板ユニット20を挿入した後、カバー30をケース10に嵌め込むだけで、容易に電子式指示計器1を組み立てることができる。
また、係合片5の長さを長くすることで、ケース10に基板21を固定する工程において、係合片5によって基板21に加わる力を小さくすることができ、軽い力で容易に基板21をケース10に固定することができる。また、基板21が傾斜頂点53cを超えた瞬間に基板支持面53bが戻る振動と音によって作業者は挿入工程の完了を容易に認識することができる。
また、ケース10に基板21が固定された状態では、係合片5における延伸部52のたわみによる応力が基板21に応力が加わらないことから、作業者の作業レベルによって、基板21へかかる応力が変化しない。そのため、作業者は、決められた手順による組み立て作業を行うことで、規定を超える応力が基板21に発生することがなく、作業性を高めることができる。
図12は、実施の形態1にかかる電子式指示計器の側面図である。図13は、図12に示すXIII-XIII線に沿った断面図である。図14は、図13の一部拡大図であり、図13に示す領域71の拡大図である。
図12~図14に示すように、カバー30には、複数の係合片5と側壁部14の外方で対向し、複数の係合片5に当接することで側壁部14の外方への変位を抑制する変位抑制部34を有する。かかる変位抑制部34は、取付面40aに向けて延伸し、複数の係合片5のうち対応する係合片5に各々外方で対向する複数のリブ部34aを有する。
各リブ部34aは、係合片5のうち支持端51から延伸部52の中途部までの領域と対向する。換言すれば、各リブ部34aは、係合片5のうち取付面40aよりも前方の領域と対向する。これにより、係合片5に側壁部14の外方への力が働いた場合に、係合片5のうち支持端51から延伸部52の中途部までの領域がリブ部34aを押す状態になる。
図14に示すように、リブ部34aの厚みT1は、係合片5の厚みT2よりも厚い。図14に示す例では、リブ部34aの厚みT1は、係合片5の厚みT2の2倍以上である。このように、リブ部34aの厚みT1は、係合片5の厚みT2よりも厚いことから、係合片5の突出部53に外方に力が加わった場合において、係合片5のうち支持端51から延伸部52の中途部までの領域の変位がリブ部34aによって阻止される。
そのため、係合片5の突出部53に外方に力が加わった場合において、係合片5のうちリブ部34aと対向しない領域が主に側壁部14の外方へ変位する領域になるため、変位する領域が短くなる。これにより、カバー30に変位抑制部34を設けない場合に比べ、係合片5の突出部53を外方に変位させるために必要な力が大きくなることから、ケース10への基板21の固定強度を高めることができる。
なお、側壁部14の外面および係合片5の外面を変位抑制部34の表面と実質的に面一にすることで、基板21から基板支持面53bに加わる応力によって係合片5の延伸部52が外方に湾曲することを変位抑制部34によって抑制することができる。そのため、ケース10への基板21の固定強度をより高めることができる。
また、端子台への締付などによって基板21に生じる荷重を、延伸部52の重心線よりもケース10の内部側となるように配置することにより、基板支持面53bに基板21からの荷重が加わった時、延伸部52が側壁部14の外方に向けて凸状に湾曲する。そのため、延伸部52はリブ部34aに荷重を加え続けることで延伸部52がリブ部34aに密着し、ケース10への基板21の固定強度をより高めることができる。なお、上述した延伸部52の重心線は、基板21の主面21aに直交する方向における延伸部52の重心線である。
さらに、変位抑制部34は、側壁部14に形成されたスリット6のうち取付パネル40の取付面40aから前方に露出する領域を外方から覆う。これにより、係合片5の支持端51が取付パネル40の取付面40aよりも前方にある場合であっても、スリット6から虫または埃などの異物が電子式指示計器1の内部に侵入することを防止することができる。
また、ケース10とカバー30を嵌め合わせた際に、変位抑制部34のリブ部34aの先端が取付パネル40の取付面40aと実質的に面一になるように変位抑制部34がカバー筐体31に形成される。これにより、スリット6が密閉状態で変位抑制部34に覆われることから、スリット6を介して虫または埃などの異物が電子式指示計器1の内部に侵入することを精度よく防止することができる。
以上のように、実施の形態1にかかる電子式指示計器1は、ケース10と、カバー30とを備える。ケース10は、取付パネル40の前方に一部が突出する状態で取付パネル40に取り付けられ、取付パネル40から突出する位置にある開口部11から基板21が内部に収納される。カバー30は、ケース10の開口部11を覆う。ケース10は、取付パネル40から突出する領域141a,142aに片持ち支持されて取付パネル40の後方に向けて延伸し、先端にケース10の内部に向けて突出する突出部53を各々有し、基板21と係合する複数の係合片5が形成される側壁部14を備える。これにより、電子式指示計器1の大型化を抑制しつつ、基板21に加わる応力を低減することができる。
また、カバー30は、複数の係合片5と側壁部14の外方で対向し、複数の係合片5に当接することで側壁部14の外方への変位を抑制する変位抑制部34を有する。これにより、ケース10から基板21を取り外すために要する力が増加するため、基板21のケース10の内部への挿入時には、基板21に加わる応力を効果的に緩和しつつも、意図しない力によってケース10による基板21の固定が解除されることを抑制できる。
また、側壁部14は、複数の係合片5を形成するために設けられた複数のスリット6を有する。変位抑制部34は、複数のスリット6を側壁部14の外方から覆う。これにより、スリット6から虫または埃などの異物が電子式指示計器1の内部に侵入することを防止することができる。
また、突出部53は、取付パネル40の後方に向かうほどケース10の内部に向かう傾斜面53aを有する。これにより、基板21に加わる応力を低減することができる。
また、ケース10は、基板21の一方の主面21aに当接する基板支持部15を備える。突出部53は、基板21の他方の主面21bと対向し、基板支持部15と共に基板21を支持する基板支持面53bを有する。これにより、例えば、基板21から力が加わった場合において、かかる力の方向は係合片5の延伸方向に沿った方向になり、基板21がケース10から外れるために必要な力を、基板21をケース10に固定する際に必要な力よりも大きくすることができる。そのため、基板21のケース10への固定を安定して行うことができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 電子式指示計器、5,5’ 係合片、6 スリット、10 ケース、11 開口部、12 ケース筐体、13 底壁部、14,141,142,143,144 側壁部、15,22 基板支持部、16 張出部、20 基板ユニット、21 基板、21a,21b 主面、30 カバー、31 カバー筐体、32 表示部、33 操作ボタン、34 変位抑制部、34a リブ部、40 取付パネル、40a 取付面、51,51’ 支持端、52,52’ 延伸部、53,53’ 突出部、53a,53a’ 傾斜面、53b 基板支持面、53c,53c’ 傾斜頂点、70,71,141a,142a 領域、91 開口、D1 深さ、I1 変位量、L2 距離、P1,P1’ 力、T1,T2 厚み。

Claims (4)

  1. 取付パネルの前方に一部が突出する状態で前記取付パネルに取り付けられ、前記取付パネルから突出する位置にある開口部から基板が内部に収納されるケースと、
    前記ケースの前記開口部を覆うカバーと、を備え、
    前記ケースは、
    前記取付パネルから突出する領域に片持ち支持されて前記取付パネルの後方に向けて延伸し、先端に前記ケースの内部に向けて突出する突出部を各々有し、前記基板と係合する複数の係合片が設けられる側壁部を備え
    前記カバーは、
    前記複数の係合片と前記側壁部の外方で対向し、前記複数の係合片に当接することで前記側壁部の外方への変位を抑制する変位抑制部を備える
    ことを特徴とする電子式指示計器。
  2. 前記側壁部は、
    前記複数の係合片を形成する複数のスリットを有し、
    前記変位抑制部は、
    前記複数のスリットを前記側壁部の外方から覆う
    ことを特徴とする請求項に記載の電子式指示計器。
  3. 前記突出部は、
    前記取付パネルの後方に向かうほど前記ケースの内部に向かう傾斜面を有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電子式指示計器。
  4. 前記ケースは、
    前記基板の一方の主面に当接する基板支持部を備え、
    前記突出部は、
    前記基板の他方の主面と対向し、前記基板支持部と共に前記基板を支持する基板支持面を有する
    ことを特徴とする請求項に記載の電子式指示計器。
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