JP7099887B2 - ポリマーがいしの取付構造 - Google Patents
ポリマーがいしの取付構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7099887B2 JP7099887B2 JP2018120222A JP2018120222A JP7099887B2 JP 7099887 B2 JP7099887 B2 JP 7099887B2 JP 2018120222 A JP2018120222 A JP 2018120222A JP 2018120222 A JP2018120222 A JP 2018120222A JP 7099887 B2 JP7099887 B2 JP 7099887B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polymer
- insulator
- mounting structure
- polymer insulator
- mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
- H01B17/00—Insulators or insulating bodies characterised by their form
- H01B17/02—Suspension insulators; Strain insulators
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02G—INSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
- H02G7/00—Overhead installations of electric lines or cables
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02G—INSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
- H02G7/00—Overhead installations of electric lines or cables
- H02G7/02—Devices for adjusting or maintaining mechanical tension, e.g. take-up device
Landscapes
- Insulators (AREA)
- Electric Cable Installation (AREA)
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
図7は本特許出願人が下記特許文献1において既に開示している磁器製懸垂がいしの一例を示す図である。
この磁器製懸垂がいし51は、地線又は電線を被取付体52に懸垂支持するための取付具53と、アークホーン67の取付部としての上部ホーン取付金具58と、6連の磁器製がいし連60と、下部ホーン取付金具62と、懸垂クランプ部64とを有している。
上記磁器製懸垂がいし51は、取付具53を鉄塔等の被取付体52に固定するとともに、懸垂クランプ64のクランプ本体と押え金具とで地線(図示せず)を把持することにより、地線を被取付体52に懸垂支持する構成が一般的である。
しかし、このボールソケット型のがいしは、定期的点検・メンテナンス時にボールピン部において雨水による洗浄効果があまり期待できないことから、金属製ボールピン部78が部分的に腐食することが各地で報告されている。特に懸垂装置で多く発生している。
この腐食は、離島や海岸線に設けられた場合には、海水の塩分によって錆びの劣化が促進される問題もある。現在、ボールピン部78を亜鉛メッキすることで耐久性を向上することも行われているが、塩による悪影響は大きく、平地・山間部において通常50年程度安定して使用できるものが、海の近くでは10年程度の耐久性しか維持できないことが課題になっている。
さらに、塩害だけでなく、雨量の多い地域や降雪量の多い環境でも金属製ボールピン部78は水分付着による錆劣化にさらされることになることは変わらない。このような現状から、がいし性能を長期間に亘って維持できるとともに、点検時や交換時の作業者の負担を軽減できる新規ながいしの提供が望まれているのである。
本発明の目的は、上記従来技術の各課題を解決することができるポリマーがいしの取付構造を提供することにある。
また、上記に記載した以外の発明の課題、その解決手段及びその効果は、後述する明細書内の記載において詳しく説明する。
前記取付具は、絶縁性合成樹脂素材で構成された芯材の回りに絶縁性ポリマーからなる大径部を設けたポリマーがいしと、前記ポリマーがいしの端部を収容し固着した端部金具と、前記被取付体に対して前記ポリマーがいしを少なくとも第1方向に回動可能にする回動機構と、前記ポリマーがいしに付属する外部機能材を取り付ける外部機能材取付部と、前記回動機構に連結される一体化物とを有し、
前記一体化物は前記端部金具と前記外部機能材取付部とを一体化したものであることを特徴とする。
また、一体化物を使用しているので、金具点数を減らして簡素化でき、低コスト化できる。さらに、ポリマーがいしを採用すると全長が長くなってしまう傾向があるが、ポリマーがいしを採用しても現在使用されている磁器製懸垂がいしと同等の各種耐電圧を得るための全長も従来品と同じ程度に短くでき、実用性が高い製品を提供できる利点も得られる。
この構成であれば、磁器製がいしのように、ひび割れ、錆の発生の起こりにくい耐久性のあるポリマーを使用し、かつ、ポリマーがいしの端部を端部金具にしっかり固着できるので、磁器製の端部金具のようにセメント等で固める構成に比べて耐久性を著しく向上することができる。
この構成であれば、ポリマーがいしの芯材の端部において回動する構成を確保できる。また、耐久性のある端部金具と一体化された外部機能材取付部の存在により、回動する動作を長期に亘って繰り返しても、耐久性を維持できる。
本発明に係る他の形態では、前記取付具の前記被取付体側の位置に前記第1方向と略直交する第2方向の回動機構を設けることもできる。
この構成であれば、取付具は、ポリマーがいしに対して2方向の回動方向を持った状態で支持できるので、突風や豪雪などの厳しい環境下でも耐久性を維持することができる。
この構成であれば、端部金具よりも外部機能材取付部は被取付体側にあることになるので、回動機構を備えた外部機能材取付部を構成しやすくなる。
本発明に係る他の形態では、前記外部機能材取付部にアークホーンを取り付けることもできる。
この構成であれば、略T字形なので左右対称形に外部機能材を取り付けやすい。また、端部金具から離れた位置に外部機能材を取り付けることが可能になるのでがいしとの干渉を抑制することができる。
本発明に係る他の形態では、少なくとも前記第1方向の回動機構の前記回動中心を基準とした使用初期時位置のマーク部を前記外部機能材取付部に設けて、当該マーク部の経時的な変位によって摩耗量や交換時期を判別するように構成することもできる。
この構成であれば、最も力が係りやすい第1方向の回動機構の回動中心を基準とした使用初期時位置のマーク部を設けることで、点検時にポリマーがいしの摩耗状態を的確に判断できる。
本発明に係る他の形態では、上記各構成において、前記使用初期時位置のマーク部に加えて摩耗限界位置のマーク部を所定箇所に設けることもできる。
図1~図3は本発明の第1実施形態に係るポリマーがいしの取付構造を説明するための図である。
以下、ホリマーがいしの例として、ポリマー懸垂がいし1を例にとり説明する。ポリマー懸垂がいし1は、地線又は電線等を被取付体2に懸垂支持するための取付具3と、取付具3に支持された一体化物9とを有している。一体化物9は、外部機能取付部8とポリマーがいし6の端部金具7を一体化した部材である。
なお、本実施形態では、ポリマーがいし連21と、懸垂クランプ部22と、アークホーン17を上下に備えた構成にしてある。
取付具3は、鉄塔等の被取付体2の下面に固定される取付座24と、取付座24に回動可能に連結された直角クレビスリンク25を有している。
取付座24は、略中心部に孔(図示しない)が設けられた略方形としてある。図1においては下面側から一対の軸受部26、26が下方に延びて形成してある。一対の軸受部26、26には横方向に支軸挿通用の孔が設けられており、それらの軸受部26、26の間に直角クレビスリンク25のリンク部25aを位置させて、支軸であるボルト27を挿通させてナット28を螺合することで、直角クレビスリンク25を回動可能に構成してある。この回動機構が前記した第2方向の回動機構となる。
なお、この回動機構は、一対の軸受部26、26が地線(図示しない)の線方向と略平行に並設されているので、直角クレビスリンク25は、地線の線方向に対して略直交する方向に回動することになる。
また、取付座24は、被取付体2に予め設けられている孔と、取付座24の四隅に設けられている孔とをボルト29とナット30を螺合することによって、被取付体2の下面側に固定してある。
直角クレビスリンク25の下側に設けられたクレビス部25bに孔を設け、その孔と外部機能取付部8の中心孔31(図2a参照)とを一致させ、支軸としてのボルトを挿通してナット32で螺合することで、第1方向の回動機構12を構成してある。この回動機構12の回動方向は、直角クレビスリンク25の回動方向とは略直交する方向なので、地線の線方向に略平行な方向に回動可能になる。
なお、上記各回動機構14・12は一例として示したものであり、適宜、その他の構成の回動機構を採用することも可能である。
図3に示すように端部金具7は、ポリマーがいし端部6a(以下、ポリマー端部6aと称する)を挿入する凹部収容部10を有する容器としてある。
また、凹部収容部10の開口に連接して皿形縁部34が設けられ、開口から挿入されたポリマー端部6aと凹部収容部10の隙間にシリコンゴム等の固定剤11を流し込みシーリングする構成としてある。
この構成によって、機械的ストレス、塩が付着すること、水分が入り込んだ状態で凍結することによって破損することを強力に抑制することができる。
特に、外部機能材取付部8と一体化された端部金具7の上部、側面等には外部機能材8に係る大きな力や、風、雨による振動等の不規則な力が係ることが多いので、一体化物9の端部金具7において上記固定剤11によってシーリングを行うことは破損防止に対して大きな抑制効果を有する。
外部機能材取付部8は、取付具3に設けられる部材の一つであり、ポリマーがいしから所定距離を保って干渉しない状態で必要な外部機能材を取り付ける部具である。
この外部機能材の取付具3に対する取付形態は、
(第1形態)ポリマーがいし6の回動動作とは独立して取付具3に取り付けられる構成
(第2形態)ポリマーがいし6の回動動作と共に回動する形態で取付具3に取り付けられる構成
の2種類が考えられる。図1及び図4に示す構成では、(第2形態)の構成であり、外部機能材はポリマーがいし6と共に回動中心12a回りに回動する構成を採用している。
図2a、図2bに示す構成では、一体化物9は、外観で円柱形で示される端部金具7の上部に菱形の板形物を固着したような構成になっている。菱形の板形物の中心には中心孔31が形成されるとともにボルト孔43,43が外部機能材用に形成してある。
また、端部金具と外部機能材取付部の一体化する製造方法は所定強度と耐久性が満足されれば特に限定されない。
なお、図5及び図6に示すように、ポリマーがいし6の大径部14の複数連結型において、θは、がいし芯材13(図3参照)との揺れ幅を角度θで示したものでポリマーがいし6自体は合成樹脂製であるから、芯材13と大径部14の組合せ自体が有する可撓性と柔軟性によってかなり大きく揺れることができて、磁器製がいしの多連型に比べて、回動自在に構成された前記ボールピン部等において局部的に錆び等によって大きな力がかかり破損する危険性は低くなる。
また、逆に言うと、芯材13と大径部14の組合せ自体が有する可撓性と柔軟性を耐久性維持に生かすためにも端部金具7内においてポリマー端部がしっかり固着されることが必要になるのである。
なお、図5に示す構成は、後述する第2実施形態のように1つの方向のみに回動できる構成(第2方向の回動機構16のみ)であり、その回動機構16があるので、図5において線部と略直交する方向にはポリマーがいし6はそれほど変形しない。一方、線部方向に変動させるような強風が吹いた場合にはポリマーがいし6はθで示すように大きく曲がることになる。
図2aに示したように、回動機構の主に回動連結部、例えば中心孔31、外部機能取付部8、クレビス部など)が摩耗、錆びによる劣化等の原因によって変位した場合に、その変位量が分かるように使用初期時位置のマーク部18を外部機能取付部8に設けている。外部機能取付部8は図2bに示すように平板で構成されることが多く、常に大きな力がかかり、摩耗による変位が大きく出やすい部材なので好ましいと言える。
図1に示されるマーク部18はペンキ等の塗料によって描かれた横線や、横刻線、横突出線などの手段によって、使用開始時の位置状態を示すようにしてある。また、摩耗限界位置のマーク部19を設けてもよい。図1ではクレビス部25bによって隠れた位置にある点線19で示してある。この場合は、2つの横線が設けられることになる。
また、回動中心12aの下側近くにマーク部18を設けているので、変位量が大きくなりやすいとともに点検時に回動中心近くの異常も自然に目につくので好ましいと言える。
このように、使用初期時の位置がずれて変位する長さによって、ポリマーがいしの初期状態からの劣化状態を把握することができる。なお、マーク部18、19には、横線だけでなく、長さ領域毎の色分けや、格子紋、亀甲紋などの各種2次元模様形状が崩れた面状態を交換の目安とする形態も含まれる。
図4に示す構成の第2実施形態の特徴は、被取付体2と平行に回動する第1方向の回動機構12を省略し、第2方向の回動機構16だけを設けた構成である。
この構成では、図5にも示すように、被取付体2を受け止める取付座24に直接、第2方向の回動機構16用のクレビス部36,36が取り付けられ、回動自在に支持される。
一方、図6に示されるように構成では、一体化物9側からクレビス部42を上方に向かって延出させ、取付座24から垂下されたリンク部41とで回動自在に支持されている。なお、図5及び図6において、符号38はボルト、符号39はナットであり、一体化物9を回動させる。
また、この構成では、第1方向の回動機構12が省略されているので、ポリマー懸垂がいしの全長を短く設定できるとともに、構成が簡単で部品数も少なくできるのでコストを低減できる。
しかし、雨風によるポリマーがいしの回動を前記第2方向の回動機構の回動のみに構成されているので、ポリマーの優れた可撓性と弾力性に頼る構成になる。そこで前記した摩耗、錆びによる劣化等の原因によって変位した場合に、その変位量が分かるように使用初期時位置のマーク部18を設けることが第1実施形態よりも望まれることになる。また、摩耗限界位置のマーク部19の必要性も第1実施形態よりも必要になる場合が多いと考えられる。
[第1実施形態構成及び第2実施形態構成が有するその他の利点]
(ポリマーがいしの優れている点)
一般にポリマーがいしが磁器製がいしに比べて優れている点としては各点が挙げられる。
●磁器がいしに比べて軽量で割れにくい特長がある。軽量で割れないという構成は山の尾根や頂上部に設けられる鉄塔等の作業者の負担を大きく減らすことができるということである。
●ポリマーがいしは磁器がいしに比べて水を弾く性能を得やすいので笠状の絶縁体が汚れにくく、所定期間内のがいし洗浄回数を減らすことができる特長がある。
●ポリマーがいしの雷インパルス性能は磁器製かいしよりも若干劣るので磁器製懸垂がいしよりもがいし連長が長くなる(大径部の数が多くなる)課題がある。
●がいし連長が長くなると、現実の鉄塔に既に使用されている磁器製懸垂がいしに交換する形で、ポリマー懸垂がいしを採用しようとすると、長さの違いによって、細かな調整が必要になる、又は、既存の鉄塔とのクリアランスの確保が難しくなるという課題も生じていた。
図7に示す従来の6連の磁器製懸垂がいしと、図1に示す第1実施形態のポリマー懸垂がいしと、図4に示す第2実施形態のポリマー懸垂がいしの構成内容と、がいし性能の比較を示した表を以下に記載する。
上記表1は、がいし性能を
1.コンパクト化の程度である装置全長
2.雷IMP耐電圧、注水耐電圧というがいし本来の電気性能
3.施工性
4.製造に必要とする金具の数の面でのコストの低減程度
の各点から評価している。
これにより、既に設置された磁器製懸垂がいしの交換を円滑に行うという実用的課題も一緒に解決した新規有用なポリマーがいしを提供することができたことになる。
また、ポリマーがいし自体の価格は磁器がいしに比べて高価であるが、本実施形態品は金具数が少なくなっており、コストを低減できるともに重量が図7に示す従来品は例えば40kg、本実施形態品は例えば10kgというように大幅に軽くなっており、施工時、交換時、点検時に作業者の負担は大幅に低減できる。
また、ポリマーがいしのポリマー自体の可撓性、柔軟性を利用して、線路方向と直交する方向のみを回動可能とした構成では、前記したマーク部を設けたことで、性能劣化、又は破損の前兆をいち早く検出することで十分対応できるものである。
(1)前記実施形態では外部機能材としてアークホーンを採用した場合を示したが、他の外部機能材としては、避雷器、ジャンパー補強金具などが例示できる。
(2)また、端部金具の製造法としては鍛造品、鋳造品など所定の強度を満足する製造品であれば、同じように採用することが可能である。
3…取付具
6…ポリマーがいし
6a…ポリマーがいしの端部
7…端部金具
8…外部機能材取付部
9…一体化物
10…凹部収容部
11…固定剤
12…第1方向の回動機構
12a…第1方向の回動機構の回動中心
13…芯材
13a…芯材の中心軸
14…大径部
16…第2方向の回動機構
16a…第2方向の回動機構の回動中心
17…アークホーン
18…使用初期時位置のマーク部
19…摩耗限界位置のマーク部
Claims (10)
- 地線又は電力線等の線体を、鉄塔部分などの被取付体に対して張設状態や懸垂状態等で支持するための取付具に適用される取付構造であって、
前記取付具は、絶縁性合成樹脂素材で構成された芯材の回りに絶縁性ポリマーからなる大径部を設けたポリマーがいしと、前記ポリマーがいしの端部を収容し固着した端部金具と、前記被取付体に対して前記ポリマーがいしを少なくとも第1方向に回動可能にする回動機構と、前記ポリマーがいしに付属する外部機能材を取り付ける外部機能材取付部と、前記回動機構に連結される一体化物とを有し、
前記一体化物は前記端部金具と前記外部機能材取付部とを一体化したものであることを特徴とするポリマーがいしの取付構造。 - 請求項1に記載のポリマーがいしの取付構造において、前記端部金具は凹部収容部を備え、前記凹部収容部内に前記ポリマーがいしの端部を挿入し、シリコンゴム等の固定剤で前記端部と前記凹部収容部の隙間を充填することで固定したポリマーがいしの取付構造。
- 請求項1~請求項2のいずれか一つに記載のポリマーがいしの取付構造において、前記芯材の中心軸を延長した前記外部機能材取付部の位置に、前記第1方向の回動機構の回動中心を設けたポリマーがいしの取付構造。
- 請求項3に記載のポリマーがいしの取付構造において、前記取付具の前記被取付体側の位置に前記第1方向の回動機構と略直交する第2方向の回動機構を設けたポリマーがいしの取付構造。
- 請求項1~請求項4のいずれか一つに記載のポリマーがいしの取付構造において、前記外部機能材取付部は前記端部金具よりも前記被取付体側の位置に一体化されているポリマーがいしの取付構造。
- 請求項1~請求項5のいずれか一つに記載のポリマーがいしの取付構造において、前記外部機能材取付部にアークホーンを取り付けたポリマーがいしの取付構造。
- 請求項2に記載のポリマーがいしの取付構造において、前記凹部収容部の開口とは反対側位置に前記外部機能材取付部を設け、前記一体化物の正面視の全体形状が略T字形であるポリマーがいしの取付構造。
- 請求項1~請求項4のいずれか一つに記載のポリマーがいしの取付構造において、少なくとも前記第1方向の回動機構の回動中心を基準とした使用初期時位置のマーク部を前記外部機能材取付部に設けて、当該マーク部の経時的な変位によって摩耗量や交換時期を判別するポリマーがいしの取付構造。
- 請求項8に記載のポリマーがいしの取付構造において、第2方向の回動機構の前記回動中心を基準とした前記取付具の所定箇所に使用初期時位置のマーク部を設けて、当該マーク部の経時的な変位によって摩耗量や交換時期を判別するポリマーがいしの取付構造。
- 請求項8~請求項9のいずれか一つに記載のポリマーがいしの取付構造において、前記使用初期時位置のマーク部に加えて摩耗限界位置のマーク部を所定箇所に設けたポリマーがいしの取付構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018120222A JP7099887B2 (ja) | 2018-06-25 | 2018-06-25 | ポリマーがいしの取付構造 |
CN201910543883.3A CN110635429B (zh) | 2018-06-25 | 2019-06-21 | 聚合物绝缘子的安装结构 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018120222A JP7099887B2 (ja) | 2018-06-25 | 2018-06-25 | ポリマーがいしの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020005347A JP2020005347A (ja) | 2020-01-09 |
JP7099887B2 true JP7099887B2 (ja) | 2022-07-12 |
Family
ID=68968506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018120222A Active JP7099887B2 (ja) | 2018-06-25 | 2018-06-25 | ポリマーがいしの取付構造 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7099887B2 (ja) |
CN (1) | CN110635429B (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN117039723B (zh) * | 2023-10-08 | 2023-12-08 | 合肥优尔电子科技有限公司 | 一种架空线路电力绝缘子辅助安装工具 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013183517A (ja) | 2012-03-01 | 2013-09-12 | Nippon Katan Co Ltd | 懸垂装置 |
JP2014170663A (ja) | 2013-03-04 | 2014-09-18 | Viscas Corp | 碍子および避雷器 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3345838B2 (ja) * | 1992-12-25 | 2002-11-18 | 古河電気工業株式会社 | 送電線鉄塔のがいしアーム |
JPH07298466A (ja) * | 1994-04-19 | 1995-11-10 | Asahi Tec Corp | 引留クランプ装置 |
JP3400174B2 (ja) * | 1995-03-28 | 2003-04-28 | 日本碍子株式会社 | 複合碍子の製造方法 |
JP3961850B2 (ja) * | 2002-02-25 | 2007-08-22 | 日本碍子株式会社 | ポリマー碍子におけるコア部材と把持金具との接合方法 |
JP4137480B2 (ja) * | 2002-03-27 | 2008-08-20 | 日本碍子株式会社 | ポリマー碍子 |
RU2328787C1 (ru) * | 2007-01-17 | 2008-07-10 | Закрытое Акционерное Общество "Арматурно-Изоляторный Завод" | Изолятор с композитным стержнем, армированным высокомодульными органическими волокнами |
CN205178448U (zh) * | 2015-12-16 | 2016-04-20 | 浙江浙电经济技术研究院 | 导线复合绝缘子悬垂串风偏限位金具 |
CN205319084U (zh) * | 2015-12-23 | 2016-06-15 | 戴顿(重庆)高压开关有限公司 | 绝缘拉杆和具有该绝缘拉杆的真空断路器 |
CN206595095U (zh) * | 2017-04-07 | 2017-10-27 | 烟台市鲁电线路器材有限公司 | 一种悬垂串 |
-
2018
- 2018-06-25 JP JP2018120222A patent/JP7099887B2/ja active Active
-
2019
- 2019-06-21 CN CN201910543883.3A patent/CN110635429B/zh active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013183517A (ja) | 2012-03-01 | 2013-09-12 | Nippon Katan Co Ltd | 懸垂装置 |
JP2014170663A (ja) | 2013-03-04 | 2014-09-18 | Viscas Corp | 碍子および避雷器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN110635429B (zh) | 2022-03-29 |
JP2020005347A (ja) | 2020-01-09 |
CN110635429A (zh) | 2019-12-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9458974B2 (en) | Flexible moment connection device for mast arm signal mounting | |
US9139374B2 (en) | System with a suspension device and a rail | |
JP7099887B2 (ja) | ポリマーがいしの取付構造 | |
JP2009503719A (ja) | 自動復帰機能を有する道路交通制御用掲示板装置 | |
JP2008067515A (ja) | 電線用スペーサおよび電線架線構造 | |
KR200492188Y1 (ko) | 전선용 스페이서 | |
US8985535B1 (en) | Wind resilient mast arm mounting assembly | |
JP4704907B2 (ja) | 鳥害防止具 | |
JP5519042B1 (ja) | 支持碍子装着部用アダプタ及びこれを用いた懸垂碍子の取り付け方法 | |
NO127946B (ja) | ||
JP4416128B2 (ja) | グレーチングの固定具 | |
JP5059164B2 (ja) | 電線用防鳥装置 | |
KR102011011B1 (ko) | 가공 배전선로의 지지구조 | |
CN104214723A (zh) | 井架灯及其安装支架 | |
JP5701933B2 (ja) | 腕金調整装置 | |
JP7223278B2 (ja) | 架空送電線用スペーサ | |
JP4920517B2 (ja) | アンテナ交換用装置 | |
CN2595863Y (zh) | 吊杆拉索装置 | |
CN212516725U (zh) | 一种柱式绝缘子夹持装置 | |
KR101083792B1 (ko) | 데드엔드 클램프의 체결구조 | |
JP2013158189A (ja) | 腕金 | |
JP2006149183A (ja) | 架空線の航空障害標識 | |
US7525048B2 (en) | Protection device for chains of insulators of high-voltage transmission lines | |
CN219527336U (zh) | 一种永临一体化的阻尼器和减振体系 | |
EP2363018A1 (en) | Device for supporting plant parts |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7426 Effective date: 20180706 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20200702 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20200826 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20200826 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210412 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220311 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220330 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220502 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220615 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220630 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7099887 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |