JP7098363B2 - 梯子型耐力壁架構 - Google Patents
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二本の前記縦材間において該縦材の長手方向に間隔を置いて配設され、それぞれの該縦材に接続されている複数の横材と、を有する梯子型耐力壁架構であって、
前記横材は、二つの金属製のウエブプレートからなる繋ぎ部と、二つの該繋ぎ部の間に配設されてそれぞれの該繋ぎ部に接続されている金属製のダンパーと、を有し、該ウエブプレートの広幅面が二本の前記縦材で形成される構面に平行に配設されており、
前記ダンパーとの接続端から前記縦材との接続端に向かって、前記ウエブプレートの高さが末広がり状に高くなっていることを特徴とする。
前記ウエブプレートの前記傾斜辺と上下の2つのフランジプレートは折り曲げ部を介して連続しており、前記上底と前記下底も折り曲げ部を介して金属製の当て板に連続しており、折り曲げされた状態において隣接する前記フランジプレートと前記当て板は溶接部を介して接続されており、双方の該当て板が前記縦材と前記ダンパーに接続されていることを特徴とする。
はじめに、図1及び図2を参照して、第1の実施形態に係る梯子型耐力壁架構を説明する。ここで、図1は、第1の実施形態に係る梯子型耐力壁架構の正面図を、地震時の水平力が作用した際の曲げモーメント図とともに示す図である。また、図2(a)は、第1の実施形態に係る梯子型耐力壁架構において、一つの横材と縦材を拡大した斜視図であり、図2(b)は、図2(a)のb-b矢視図である。図1に示す梯子型耐力壁架構10は、相互に平行な二本の縦材1と、二本の縦材1間において縦材1の長手方向に間隔を置いて配設され、それぞれの縦材1に接続されている複数の横材4(図示例は3本)と、を有する。縦材1は角形鋼管から形成され、下端には基礎に固定されるベースプレート1aが角形鋼管に溶接等で固定されている。
次に、図4を参照して、第2の実施形態に係る梯子型耐力壁架構を説明する。ここで、図4は、第2の実施形態に係る梯子型耐力壁架構において、一つの横材と縦材を拡大した斜視図であり、図2(a)に対応した図である。従って、第2の実施形態に係る梯子型耐力壁架構も、上下方向に間隔を置いて例えば3本の横材が配設される。
次に、図5を参照して、第2の実施形態に係る梯子型耐力壁架構を形成する繋ぎ部の変形例を説明する。ここで、図5は、第2の実施形態に係る梯子型耐力壁架構を形成する繋ぎ部の変形例を製作方法とともに示す図である。図5の上図に示すように、一つの鋼製のプレートPを切断ラインCLに沿って切断加工することにより、組立て前の繋ぎ部を取り出す。
次に、図6及び図7を参照して、第3の実施形態に係る梯子型耐力壁架構を説明する。ここで、図6は、第3の実施形態に係る梯子型耐力壁架構の正面図である。また、図7は、第3の実施形態に係る梯子型耐力壁架構において、一つの横材と縦材を拡大した斜視図であり、図2(a)や図4に対応した図である。図6及び図7に示す梯子型耐力壁架構10Bは、横材4Bを形成する繋ぎ部3Bにおいて、ウエブプレート3eの広幅面の上辺と下辺が湾曲状の線形を有し、この湾曲状の線形が縦材1との接続端に向かって縦材1の長手方向に漸近している構成を有している点で、梯子型耐力壁架構10Aと相違している。さらに、このウエブプレート3eの上下辺の線形に相補的な平面形状(湾曲状)を示す上下のフランジプレート3fを有する点においても、梯子型耐力壁架構10Aと相違している。
Claims (4)
- 相互に平行な二本の金属製の縦材と、
二本の前記縦材間において該縦材の長手方向に間隔を置いて配設され、それぞれの該縦材に接続されている複数の横材と、を有する梯子型耐力壁架構であって、
前記横材は、二つの金属製のウエブプレートからなる繋ぎ部と、二つの該繋ぎ部の間に配設されてそれぞれの該繋ぎ部に接続されている金属製のダンパーと、を有し、該ウエブプレートの広幅面が二本の前記縦材で形成される構面に平行に配設されており、
前記ダンパーとの接続端から前記縦材との接続端に向かって、前記ウエブプレートの高さが末広がり状に高くなっており、
前記ウエブプレートの広幅面の上辺と下辺が湾曲状の線形を有し、該湾曲状の線形が前記縦材との接続端に向かって該縦材の長手方向に漸近していることを特徴とする、梯子型耐力壁架構。 - 相互に平行な二本の金属製の縦材と、
二本の前記縦材間において該縦材の長手方向に間隔を置いて配設され、それぞれの該縦材に接続されている複数の横材と、を有する梯子型耐力壁架構であって、
前記横材は、二つの金属製のウエブプレートからなる繋ぎ部と、二つの該繋ぎ部の間に配設されてそれぞれの該繋ぎ部に接続されている金属製のダンパーと、を有し、該ウエブプレートの広幅面が二本の前記縦材で形成される構面に平行に配設されており、
前記ダンパーとの接続端から前記縦材との接続端に向かって、前記ウエブプレートの高さが末広がり状に高くなっており、
前記ウエブプレートの広幅面は、2つの傾斜辺と上底と下底とを有する台形状を呈しており、
前記ウエブプレートの前記傾斜辺と上下の2つのフランジプレートは折り曲げ部を介して連続しており、前記上底と前記下底も折り曲げ部を介して金属製の当て板に連続しており、折り曲げされた状態において隣接する前記フランジプレートと前記当て板は溶接部を介して接続されており、双方の該当て板が前記縦材と前記ダンパーに接続されていることを特徴とする、梯子型耐力壁架構。 - 前記繋ぎ部は、前記ウエブプレートと、該ウエブプレートの上下端に接続されるフランジプレートとを有することを特徴とする、請求項1又は2に記載の梯子型耐力壁架構。
- 前記ダンパーは、前記横材の長手方向に直交する断面の形状がΣ型の鋼材からなるダンパーであることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の梯子型耐力壁架構。
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