JP6565543B2 - 柱及び梁の接合構造、柱及び梁の接合構造を備えた建物 - Google Patents

柱及び梁の接合構造、柱及び梁の接合構造を備えた建物 Download PDF

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Description

本発明は、柱及び梁の接合構造、柱及び梁の接合構造を備えた建物に関する。
従来、鉄筋コンクリート製の柱と、鉄骨梁の接合構造としては、特許文献1に記載の技術が知られている。特許文献1に記載の技術は、鉄骨鉄筋コンクリート製の柱の鉄骨に、梁部材をボルトナットで締結した後、コンクリートを打設して梁を埋設する構造である。
また、特許文献2に記載の技術は、鉄筋コンクリート製の柱の側面に鉄骨製の梁を貫通させた構造である。
しかしながら、これらの柱及び梁の接合構造は、極大地震時における建物の耐震性を考慮しているため、完全な剛接合の構造を確保しなければならず、構造が複雑であり、施工に手間がかかるという問題がある。
一方で、より簡単に柱と梁を接合する構造としては、特許文献3に記載の技術が知られている。特許文献3に記載の技術は、柱の側面からアングルを突出させ、このアングルに鉄骨梁を高力ボルトにより締結した構造である。
特開2003−268878号公報 特開2008−291567号公報 特開2014−15807号公報
しかしながら、前記特許文献3に記載の技術は、アングルと梁は、高さ方向に3箇所で締結されているだけであり、接合箇所の部分はピン接合として考えなければならず、柱及び梁の接合構造の曲げ剛性としては、十分ではないという課題がある。
本発明の目的は、簡単に施工することができ、かつ、鉛直荷重に対してある程度の曲げ剛性を確保することのできる柱及び梁の接合構造、柱及び梁の接合構造を備えた建物を提供することにある。
本発明に係る柱及び梁の接合構造は、鉄筋コンクリート製の柱と、前記柱内部に埋設され、前記柱の側面から先端が2箇所以上突出する一体化された梁受部材と、前記梁受部材に接合され、H形鋼又は溝形鋼からなる梁とを備え、前記梁受部材及び前記梁は、前記梁受部材の高さ方向で少なくとも2箇所、前記梁受部材の突出方向で少なくとも2箇所で接合され、前記梁受部材は、前記梁のフランジ間の内面寸法よりも高さ寸法の小さい溝形鋼であり、前記梁受部材のフランジの上面と、前記梁のフランジの下面とが当接して、前記梁の荷重が支持されていることを特徴とする。
この発明によれば、梁受部材と梁が梁受部材の突出方向で少なくとも2箇所、高さ方向で少なくとも2箇所で接合されることにより、柱及び梁の接合部が強固に接合されるため、柱及び梁を、鉛直方向の荷重に対する曲げ剛性をある程度確保して、接合することができる。また、梁受部材と梁を少なくとも4箇所で接合するだけでよいので、簡単に施工することができる。
また、梁受部材の上フランジの上面が、梁の上フランジの下面に当接することにより、施工時、梁を梁受部材に支持させた状態で、梁受部材及び梁を接合することができるため、施工性が一層向上する。また、構造的に梁受部材が梁を支持する構造となるため、柱及び梁の接合の剛性を一層向上することができる。
本発明では、梁受部材及び梁の接合としては、ボルトナット接合を採用することができる。
この発明によれば、梁受部材及び梁の接合を、ボルトナット接合とすることにより、現場でコンクリート等の打設をすることなく施工できるので、簡便に柱及び梁を接合することができる。また、ボルトナット接合とすることにより、接合用の特殊な機材等を用いることなく接合することができるため、施工性が一層向上する。
本発明では、梁受部材及び梁の接合としては、溶接接合を採用することができる。
ここで、溶接接合は、梁受部材に複数の孔を形成しておき、各孔の内周面に沿って梁のウェブとの間で隅肉溶接することで行うことができる。
この発明によれば、梁のウェブに孔を開ける必要がないので、梁の断面欠損が少なくなり、梁の荷重支持強度が損なわれることがない。
本発明に係る柱及び梁の接合構造を備えた建物は、前述した柱及び梁の接合構造を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、前述した簡単に施工するができ、かつ鉛直荷重に対する曲げ剛性をある程度確保することのできる建物となる。
本発明の第1実施形態に係る柱及び梁受部材の構造を表す斜視図。 前記実施形態における梁受部材の構造を表す側面図及び平面図。 前記実施形態における梁受部材及び梁の接合構造を表す断面図。 前記実施形態における梁受部材及び梁の接合構造を表す側面図。 本発明の第2実施形態に係る梁受部材及び梁の接合構造を表す断面図。 本発明の第3実施形態に係る柱及び梁受部材の構造を表す斜視図。 前記実施形態における柱及び梁受部材の接合構造を表す断面図及び側面図。 本発明の変形となる柱及び梁受部材の構造を表す斜視図。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
[1]第1実施形態
図1には、本発明の第1実施形態に係る柱及び梁の接合構造を構成する柱1が示されている。この柱1は、正方形断面を有する鉄筋コンクリートにより構成され、内部には上下に2箇所に梁受部材2が埋設されている。このような梁受部材2が埋設された柱1は、建設現場で製造することも可能であるが、建設現場での作業を軽減するために、予め製造したプレキャストコンクリートの柱1とするのが好ましい。
梁受部材2は、十字状に一体化された溝形鋼から構成され、十字状の交差部分が柱1内に埋設されている。なお、本実施形態の溝形鋼は、所定厚さの鋼板をロールフォーミング機等によって冷間で折り曲げ加工されて製造された冷間成形溝形鋼が用いられている。
梁受部材2は、4つの先端が柱1の4つの柱1の側面から突出しており、柱1の互いに対向する一対の側面から突出するそれぞれの突出部3は、他の対向する一対の側面から突出する突出部4よりも突出量が大きくなっている。なお、梁受部材2の突出部3、突出部4は、柱1の柱心から水平方向にオフセットした位置で突出している。
なお本実施形態において、突出部3の突出量が、突出部4の突出量も大きくなっているが、これらは同じでもよい。
また、突出部3、突出部4は柱心から水平方向にオフセットすることで、H形鋼梁のウェブ心を柱心に合致させているが、オフセットさせなくてもよい。
突出部3及び突出部4のウェブ側面には、複数の接合孔5が形成されている。突出部3には、高さ方向に2箇所、突出方向に接合孔5が3箇所形成されており、突出部4には、高さ方向及び突出方向に接合孔5が2箇所形成されている。なお、接合孔5の個数は、これに限られず、接合強度に応じて適宜に定めてもよい。
梁受部材2は、図2(A)、(B)に示されるように、一方の突出部4に対して他方の突出部3が挟み込むように突き合わされて一体化されている。突出部3、突出部4は、冷間成形溝形鋼から構成され、それぞれ垂直方向に延びるウェブ3A、4Aと、ウェブ3A、4Aの上端、下端から水平方向に延びる一対のフランジ3B、4Bを備える。
突出部3の突き合わせ方向先端は、フランジ3Bが切り欠かれていて、ウェブ3Aの先端が、突出部4のフランジ4B間の溝に挿入されている。突出部4のウェブ4A及び一対のフランジ4Bは、突出部3のウェブ3Aと隅肉溶接6によって接合されている。
反対側の突出部3は、ウェブ3A及び一対のフランジ3Bの断面が、突出部4のウェブ4Aに当接し、隅肉溶接7によって接合されている。
また、突出部4及び突出部3の上面及び下面も隅肉溶接8によって接合されている。
なお、突出部3と突出部4の接合方法、すなわち梁受部材2の組み立て方法は、これ以外の方法でももちろんよい。
図3及び図4には、柱1と梁10を接合した状態が示され、図3は垂直方向断面図であり、図4は側面図である。
梁10は、ウェブ10A及びフランジ10Bを備えたH形鋼である。梁10は、上側のフランジ10Bの下面が、梁受部材2の突出部3を形成する冷間成形溝形鋼のフランジ3Bの上面に当接し、梁受部材2によって支持されている。
また、梁10のウェブ10Aの接合方向端部近傍には、接合孔11が垂直方向に2箇所、梁10の延出方向(水平方向)に3箇所形成されている。
接合孔5及び接合孔11には、ボルト12が挿通され、ナット13により締結され、柱1と梁10が接合されている。ここで、ボルト12は、高力ボルトとしてもよく、高力ボルトによる摩擦接合とすれば、より効果的に曲げ剛性を高めることができる。
なお、前述したように梁受部材2の突出部3が柱1の柱心から水平方向にオフセットした位置で突出しているため、梁10の梁心を柱1の柱心と一致させ、荷重負荷が柱心及び梁心を介して地面に伝達される。
梁受部材2の高さ寸法は、梁10の上下のフランジ10B間の内面寸法よりも小さくなっており、梁受部材2が梁10のフランジ10B間に挿入できる寸法とされる。
具体的には、梁10としては、圧延H形鋼を採用することができ、例えば、梁せいが400mm以上、1000mm以下、H幅が200mm以上、600mm以下、厚さが19mm以上のものが好ましい。
この際の梁受部材2としては、冷間成形溝形鋼の高さ寸法が200mm以上、900mm以下、フランジ3B、4Bの幅寸法が100mm以上、300mm以下、厚さが20mm以上のものが好ましい。
柱1及び梁10の接合を行う場合、まず建築現場にて公知の方法により柱1を建て込んだ後、梁受部材2のフランジ3B、4Bの上面に梁10のフランジ10Bの下面を当接させ、梁受部材2に梁10を支持させる。
次に、接合孔5と接合孔11の位置合わせを行った後、接合孔5及び接合孔11にボルト12を挿通し、ナット13によって締結する。
柱1及び梁10の接合構造の曲げ剛性は、梁受部材2、梁10、垂直方向、水平方向のボルトナット接合箇所の数によって決められる。
例えば、梁10として、梁せい700mm×H幅300mm×ウェブ12mm厚×フランジ19mmのH形鋼を想定し、梁受部材2として、高さ寸法600mm×幅寸法125×厚さ20mmの冷間成形溝形鋼を想定する。
梁10の支点間距離を8400mmとし、梁10と梁受部材2の重ね合わせ長さを400mmとして、梁10と梁受部材2を、M24ボルト(F10T)12で接合した場合を考える。
(1)柱1及び梁10の接合が、完全な剛接合であるとした場合の等分布荷重による梁端回転剛性比を100%とする。
(2)柱1及び梁10の接合が、完全なピン接合であるとした場合の等分布荷重による梁端回転剛性比を0%とする。
(3)M24ボルト12を高さ方向に2箇所配列して締結した場合は、等分布荷重による梁端回転剛性比は、約10%であった。
(4)M24ボルト12を高さ方向に2箇所配列し、突出方向に2箇所配列して締結した場合は、等分布荷重による梁端回転剛性比は、約20%であった。
(5)M24ボルト12を高さ方向に4箇所配列し、突出方向に2箇所配列して締結した場合は、等分布荷重による梁端回転剛性比は、約40%であった。
(6)M24ボルト12を高さ方向に4箇所配列し、突出方向に3箇所配列して締結した場合は、等分布荷重による梁端回転剛性比は、約60%であった。
以上の構造解析の結果より、鉛直荷重に対してある程度の回転剛性を確保するには、高さ方向に2箇所以上配列し、突出方向に2箇所以上配列して締結することが、建物の構造性能を確保する上で好ましいことがわかった。
また、前記の特許文献3のような山形鋼を用いて逆L字状にして梁受部材とした場合、梁受部材の座屈が発生したが、本実施形態のように、溝形鋼からなる梁受部材2を用いることにより、座屈が発生せず、強度的に有利であることも構造解析により確認することができた。
本実施形態によれば、梁受部材2と梁10が梁受部材2の突出方向で少なくとも2箇所、高さ方向で少なくとも2箇所接合されることにより、柱1及び梁10を梁受部材2によって強固に接合して、鉛直荷重に対する曲げ剛性をある程度確保することができる。
また、柱1の建て込み後、梁10を梁受部材2に支持させた状態でボルト12及びナット13による締結作業を行うことができるため、簡単に施工することができる。
梁受部材2のフランジ3B、4Bの上面が、梁10のフランジ10Bの下面に当接することにより、施工時、梁10を梁受部材2に支持させた状態で、梁受部材2及び梁10を接合することができるため、施工性が一層向上する。また、構造的に梁受部材2が梁10を支持する構造となるため、柱1及び梁10の接合強度を一層向上することができる。
なお本実施形態では、冷間成形溝形鋼を利用した場合を示したが、構造的な効果発揮の有無は、溝形鋼の製造方法によるものではなく、熱間圧延溝形鋼を用いても同じ効果が得られる。
[2]第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、以下の説明では、既に説明した部分と同一の部分については、同一符号を付して説明を省略する。
前述した第1実施形態に係る梁受部材2は、冷間成形溝形鋼を用いて形成していた。
これに対して、第2実施形態に係る梁受部材20は、図5に示されるように、熱間圧延加工により製造された熱間圧延溝形鋼を用いて形成している点が相違する。
また、前述した第1実施形態に係る梁受部材2と梁10とは、ボルト12、ナット13を用いて接合されていた。
これに対して、第2実施形態に係る梁受部材20と梁10とは、図5に示されるように、梁受部材20に形成された接合孔21の内周面に、溶接22を施すことにより接合している点が相違する。もちろん、熱間圧延溝形鋼を用いる場合においても、ボルト12とナット13により締結されてもよい。
本実施形態では、熱間圧延溝形鋼による梁受部材20を用いているので、溝形鋼の外周面のコーナーが直角になっている。このまま梁10を梁受部材20に支持させようとすると、梁10が、ウェブ10Aとフランジ10Bの取り合い部分にRがついているため、梁受部材20が干渉してうまく接合することができない。
そこで、梁受部材20は、梁10が当接するウェブ3A及びフランジ3Bの取り合い部分で面取り23を形成している。
梁受部材20と梁10との接合は、梁10のウェブ10Aの面と、この面に当接する接合孔21の内周面との間に溶接22を施すことによって行われる。溶接は、種々の方法を採用することができるが、例えば、隅肉溶接等を採用することができる。
このような本実施形態によれば、第1実施形態で述べた効果に加え、熱間圧延溝形鋼を用いて梁受部材20を形成することにより、強度の高い梁受部材20とすることができるので、柱1及び梁10の接合の剛性を一層高めることができる。
また、梁10に孔開け等の作業を行う必要がなく、加工手間が軽減される上、梁10のウェブ10Aに断面欠損を生じさせることがないので、建物の構造強度も向上する。
[3]第3実施形態
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
前述した第1実施形態に係る梁受部材2は、互いに直交する突出部3及び突出部4が十字状に組み合わせて構成されていた。
これに対して、第3実施形態に係る梁受部材30、31は、図6に示されるように、単純な1本の溝形鋼から構成されている点が相違する。
梁受部材30は、両方の端部が柱1の相対する一対の側面から突出し、梁受部材31は、両方の端部が柱1の他の一対の側面から突出し、梁受部材30及び梁受部材31は、上下方向に交互に配置される。
梁受部材30及び梁受部材31の上下方向の配置間隔は、図7に示されるように、下側の梁受部材31に接合される梁10の上のフランジ10Bの上面が、上側の梁受部材30に接合される梁10の下のフランジ10Bの上面と、面一になるような間隔とするのが好ましい。
梁受部材30及び梁受部材31の配置間隔をこのような間隔とすることにより、床パネルFPを、下側の梁10の上のフランジ10Bの上面と、上側の梁10の下のフランジ10Bの上面で支持することができるので、床パネルFPを簡単に敷設することができる。
また、床パネルFPが外周縁に沿って支持されることとなるので、床パネルFPの支持構造を強固にすることができる。
さらに、前述した第1実施形態の梁受部材2とは異なり、溝形鋼を切断し、端部に接合孔5を形成するだけでよいので、梁受部材30、31を簡単に製造することができる。
[4]実施形態の変形
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、以下に示すような変形をも含むものである。
前記第1実施形態では、梁受部材2と梁10との接合をボルト12、ナット13によって行っていたが、本発明はこれに限らず、リベットで接合してもよい。
前記実施形態では、梁10としてH形鋼を用いていたが、これに限らず溝形鋼、Z形鋼等を梁として用いてもよい。
前記第1実施形態では、梁受部材2は、柱1の4つの側面から突出する突出部3、4を備えていたが、本発明はこれに限られない。
すなわち、図8に示されるように、柱1の3つの側面から突出する突出部41及び突出部42を備えた平面視T字状の梁受部材40を用いてもよく、さらには、柱の隣り合う2側面から突出部が突出する平面視L字状の梁受部材を用いてもよい。
その他、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造等を採用してもよい。
1…柱、2…梁受部材、3…突出部、3A…ウェブ、3B…フランジ、4…突出部、5…接合孔、6…隅肉溶接、7…隅肉溶接、8…隅肉溶接、10…梁、10A…ウェブ、10B…フランジ、11…接合孔、12…ボルト(M24ボルト)、13…ナット、20…梁受部材、21…接合孔、22…溶接、30…梁受部材、31…梁受部材、40…梁受部材、41…突出部、42…突出部、4A…ウェブ、4B…フランジ、FP…床パネル

Claims (4)

  1. 柱及び梁の接合構造であって、
    鉄筋コンクリート製の柱と、
    前記柱内部に埋設され、前記柱の側面から先端が2箇所以上突出する一体化された梁受部材と、
    前記梁受部材に接合され、H形鋼又は溝形鋼からなる梁とを備え、
    前記梁受部材及び前記梁は、前記梁受部材の高さ方向で少なくとも2箇所、前記梁受部材の突出方向で少なくとも2箇所で接合され
    前記梁受部材は、前記梁のフランジ間の内面寸法よりも高さ寸法の小さい溝形鋼であり、
    前記梁受部材のフランジの上面と、前記梁のフランジの下面とが当接して、前記梁の荷重が支持されていることを特徴とする柱及び梁の接合構造。
  2. 請求項1に記載の柱及び梁の接合構造において、
    前記梁受部材及び前記梁の接合は、ボルトナット接合であることを特徴とする柱及び梁の接合構造。
  3. 請求項1に記載の柱及び梁の接合構造において、
    前記梁受部材及び前記梁の接合は、溶接接合であることを特徴とする柱及び梁の接合構造。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の柱及び梁の接合構造を備えたことを特徴とする柱及び梁の接合構造を備えた建物。
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