JP7358142B2 - ユニット建物 - Google Patents
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4本の柱の上端間を、ジョイントピースを介して4本の天井梁で矩形状に連結し、4本の柱の下端間を、ジョイントピースを介して4本の床梁で矩形状に連結してなる建物ユニットを、複数組合わせて構成されたユニット建物であって、
下階に2つの前記建物ユニットが隣接配置され、
下階の2つの前記建物ユニットの上に、上階の2つの前記建物ユニットが隣接配置された状態で載置されると共に、
上階にて隣接配置されている2つの前記建物ユニット間の境界位置の真下に下階の2つの前記建物ユニットの前記柱が存在しておらず、
前記境界位置で、上階の2つの前記建物ユニットは、隣接する柱の上端部またはその近傍間を第一の連結部によって互いに連結されると共に、隣接する柱の下端部またはその近傍間を第二の連結部によって互いに連結され、
前記第一の連結部は、前記境界位置にて上階の2つの前記建物ユニットの隣接方向と直交する方向へ延びることで平行となる一対の前記天井梁の端部の互いに対向する側面の前記ジョイントピース間の位置にのみ設けられ、
前記第二の連結部は、前記境界位置にて前記隣接方向と直交する方向へ延びることで平行となる一対の前記床梁の端部の互いに対向する側面の前記ジョイントピース間の位置にのみ設けられ、
上階の2つの前記建物ユニットは、下階の2つの前記建物ユニットとは異なる大きさとされると共に、上階の2つの前記建物ユニット間の前記境界位置が、下階の2つの前記建物ユニット間の境界位置に対して、前記隣接方向へオフセットされていることを特徴とする。
また、上階の2つの建物ユニットは、下階の2つの建物ユニットとは異なる大きさとされると共に、上階の2つの建物ユニット間の境界位置が、下階の2つの建物ユニット間の境界位置に対して、隣接方向へオフセットされている。これにより、下階の間取りと上階の間取りにそれぞれ合った大きさの建物ユニットを下階と上階とに用いることができるようになるため、ユニット建物の構成を合理化してコスト低減などを図ることができる。
図1~図7は、この実施の形態を説明するためのものである。
下階2の2つの建物ユニット5(5A,5B)の上に、上階3の2つの建物ユニット5(5C,5D)が隣接配置された状態で載置される。
上階3にて隣接配置されている2つの建物ユニット5(5C,5D)間の境界位置21の真下に柱6が存在しない状態とされる。
この場合に、境界位置21で、上階3の2つの建物ユニット5(5C,5D)は、隣接する柱6の上端部またはその近傍間を第一の連結部23によって互いに連結されると共に、隣接する柱6の下端部またはその近傍間を第二の連結部24によって互いに連結されるようにする。
同様に、第二の連結部24は、境界位置21にて対向する床梁8の端部間に設けられても良い(図5)。
ジョイントピース9の位置は、ジョイントピース9と天井梁7とが重なることで、高い結合強度を得るのが容易な位置である。第一の連結部23は、内向きC字状をしたジョイントピース9および天井梁7の縦面部(ウェブ部)の位置に設けられる。第一の連結部23は、天井梁7の両端部に対して設けられる。
同様に、第二の連結部24は、対向する床梁8間の間隙31に圧縮材32を介して、天井梁7どうしを隣接方向にボルト33などの固定具で固定したものとされても良い。
2 下階
3 上階
4 ユニット建物
5 建物ユニット
6 柱
7 天井梁
8 床梁
11 長辺方向(隣接方向)
21 境界位置
22 境界位置
23 第一の連結部
24 第二の連結部
26 オフセット
32 圧縮材
33 ボルト
Claims (2)
- 4本の柱の上端間を、ジョイントピースを介して4本の天井梁で矩形状に連結し、4本の柱の下端間を、ジョイントピースを介して4本の床梁で矩形状に連結してなる建物ユニットを、複数組合わせて構成されたユニット建物であって、
下階に2つの前記建物ユニットが隣接配置され、
下階の2つの前記建物ユニットの上に、上階の2つの前記建物ユニットが隣接配置された状態で載置されると共に、
上階にて隣接配置されている2つの前記建物ユニット間の境界位置の真下に下階の2つの前記建物ユニットの前記柱が存在しておらず、
前記境界位置で、上階の2つの前記建物ユニットは、隣接する柱の上端部またはその近傍間を第一の連結部によって互いに連結されると共に、隣接する柱の下端部またはその近傍間を第二の連結部によって互いに連結され、
前記第一の連結部は、前記境界位置にて上階の2つの前記建物ユニットの隣接方向と直交する方向へ延びることで平行となる一対の前記天井梁の端部の互いに対向する側面の前記ジョイントピース間の位置にのみ設けられ、
前記第二の連結部は、前記境界位置にて前記隣接方向と直交する方向へ延びることで平行となる一対の前記床梁の端部の互いに対向する側面の前記ジョイントピース間の位置にのみ設けられ、
上階の2つの前記建物ユニットは、下階の2つの前記建物ユニットとは異なる大きさとされると共に、上階の2つの前記建物ユニット間の前記境界位置が、下階の2つの前記建物ユニット間の境界位置に対して、前記隣接方向へオフセットされていることを特徴とするユニット建物。 - 請求項1に記載のユニット建物であって、
前記第一の連結部は、対向する前記天井梁間の間隙に圧縮材を介して、前記天井梁どうしを前記隣接方向にボルト固定したものとされると共に、
前記第二の連結部は、対向する前記床梁間の間隙に圧縮材を介して、前記床梁どうしを前記隣接方向にボルト固定したものとされていることを特徴とするユニット建物。
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JP2000226889A (ja) | 1998-09-07 | 2000-08-15 | Sekisui Chem Co Ltd | ユニット建物とその構築方法 |
JP2002194815A (ja) | 2000-12-22 | 2002-07-10 | Misawa Homes Co Ltd | ユニット式建物 |
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JPH09317197A (ja) * | 1996-05-28 | 1997-12-09 | Sekisui Chem Co Ltd | ユニット建物の補強方法及び建物ユニット |
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JP2021046713A (ja) | 2021-03-25 |
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