JP7097687B2 - 棒状固形物用容器 - Google Patents

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Description

本発明は棒状固形物用容器に関する。
従来、棒状固形物用容器として、特許文献1、2に記載のものがある。
特許文献1に記載の固体洗剤用容器は、容器本体に回転可能に設けた底部材に立設したねじ棒を容器本体の内部の概ね全長に渡って設けるとともに、このねじ棒に螺合して回転しない内底を容器本体の内部に設けて構成される。容器本体の内部のねじ棒まわりに収容されて内底の上に保持される固体洗剤は、底部材の回転操作によるねじ棒の回転によって内底とともにせり上げられ、該固体洗剤の先端が容器本体の開口部から突き出される。容器を反転させて固体洗剤の先端を衣類等に押圧して塗布する使用時に、固体洗剤はその押圧方向でねじ棒に螺合している内底に支えられ、容器本体の内部へ没入することがない。
特許文献2に記載のクレヨン・消しゴム等のホルダーは、先端部内面にてクレヨン・消しゴム等を嵌合し得るようにした軸筒の側面軸方向に縦溝を形成し、該縦溝に沿って一定間隔に係止孔を設け、軸筒内に嵌挿した摺動体には内外方向に弾性を有する片持梁状の操作部を前記縦溝より外方に突出するように形成し、該操作部の両側には係止孔に嵌合する係止部を突設してなるクレヨン・消しゴム等のホルダーにおいて、前記摺動体は、係止部が嵌合する係止孔の後方に位置する係止孔に係脱自在に嵌合し得る山形状の嵌合部を備える内外方向に弾性を有する長尺板を有してなるようにしたものである。使用時クレヨンで摺動体の先端が押圧されるが、係止部が係止孔に嵌合しているのでクレヨンが軸筒内に没入することはない。
実用新案登録第3165896号公報 実公昭62-18478号公報
特許文献1に記載の棒状固形物用容器では、使用時に先端が押圧される固体洗剤が容器本体の内部へ没入することを防止する手段が、容器本体に回転可能に設けられる底部材、容器本体の概ね全長に渡るように底部材に立設されたねじ棒、及びねじ棒に螺合して回転しない内底を必要とし、装置の構造が全体的に複雑になる。
特許文献2に記載の棒状固形物用容器では、使用時に先端が押圧されるクレヨン・消しゴム等が軸筒内に没入することを防止する手段が、弾性を有する片持梁状の操作部及び弾性を有する長尺板を有してなる摺動体を軸筒内の広い範囲に設ける必要があり、装置の構成が全体的に複雑になる。
本発明の課題は、棒状固形物用容器の構造を全体的にコンパクトにしながら、使用時に先端が押圧される棒状固形物が容器本体の内部へ没入することを確実に防止することにある。
請求項1に係る発明は、棒状固形物が挿填される容器本体と、容器本体に挿填された棒状固形物を保持する保持具とを有してなる棒状固形物用容器であって、容器本体は、筒状体からなり、該筒状体の開口部から長手方向に沿って延在されるスリットを該筒状体に備え、該スリットの延在方向に沿う複数位置には凹状部が備えられ、保持具は、容器本体における筒状体の内部に配置されて棒状固形物の下端面を受ける受部と、該筒状体の外周面に摺接可能に添設されて該筒状体に備えたスリットの延在方向に沿って該筒状体の外周面を摺動する移動操作部と、該受部と該移動操作部とを連結し、該移動操作部が該筒状体の外周面を摺動するときに該筒状体に備えた該スリット内を該スリットの延在方向に沿って移動する連結部とを有し、保持具の連結部は、筒状体に備えたスリット内を移動するとき、該スリットの延在方向に沿って備えてある各凹状部のそれぞれに順に係脱し、該凹状部に係入したときには該スリットの幅を拡げず、該凹状部から脱したときには該スリットの幅を拡げる方向に該筒状体を弾性的に拡径させることが可能であり、前記容器本体の筒状体が開口部の内縁に棒状固形物に食い込み得る突起部を備えられ、前記棒状固形物用容器の使用時において、前記筒状体を把持し、該筒状体を縮径させることで、前記連結部を前記凹状部内に保持するとともに、前記突起部を該棒状固形物に食い込ませるようにしたものである。
本発明によれば、棒状固形物用容器の構造を全体的にコンパクトにしながら、使用時に先端が押圧される棒状固形物が容器本体の内部へ没入することを確実に防止することができる。
図1は棒状固形物が挿填された実施例1の棒状固形物用容器を示し、(A)は全体斜視図、(B)は分解斜視図である。 図2は棒状固形物用容器を示し、図1(A)に対応する断面図である。 図3は棒状固形物用容器を示す正面図である。 図4は棒状固形物用容器を示す側面図である。 図5は棒状固形物用容器を示す平面図である。 図6は図4のVI-VI線に沿う断面図である。 図7は図5のVII-VII線に沿う断面図であり、(A)は全体断面図、(B)は要部拡大図である。 図8は図5のVIII-VIII線に沿う断面図であり、(A)は全体断面図、(B)は要部拡大図である。 図9は図5のIX-IX線に沿う断面図であり、(A)は全体断面図、(B)は要部拡大図である。 図10は保持具を示し、(A)は斜視図、(B)は平面図、(C)は(B)のC-C線に沿う断面図である。 図11は棒状固形物が挿填された実施例2の棒状固形物用容器を示し、(A)は全体斜視図、(B)は分解斜視図である。 図12は棒状固形物用容器を示す正面図である。 図13は棒状固形物用容器を示す側面図である。 図14は図13のXIV-XIV線に沿う断面図である。 図15は図12のXV-XV線に沿う断面図であり、(A)は全体断面図、(B)は要部拡大図である。 図16は保持具を示し、(A)は斜視図、(B)は側面図、(C)は平面図、(D)は(C)のD-D線に沿う断面図である。
(実施例1)(図1乃至図10)
実施例1に係る棒状固形物用容器100は、図1、図2に示す如く、棒状固形物の一例としての六角棒状の固形洗剤1が挿填される容器本体10と、容器本体10に挿填された固形洗剤1を保持する保持具20とを有する。利用者は、容器本体10に保持具20を組み込み、この保持具20によって保持される固形洗剤1の先端1Aを容器本体10の開口部12から外方へ突き出し、容器本体10を把持した状態で固形洗剤1の先端1Aを衣類等の汚れ部分に押圧して塗布する。これによって、通常の洗濯だけでは落ちにくい衣類等の汚れ部分に洗浄力の強い洗剤をなじませる前処理を行なうものとし、その後の通常の洗濯によってそれらの汚れを効果的に除去する。
尚、本実施形態の棒状固形物用容器100では、容器本体10及び保持具20がそれらの中心軸を共通軸O(図3)上に配置して組立てられる。以下、棒状固形物用容器100を正立させた状態で、この共通軸Oに沿う方向を上下方向とし、共通軸Oに沿って容器本体10の開口部12の側を上側、容器本体10の底部13の側を下側とする。上下は説明のため便宜的に示すものであり、使用状態での上下を示すものではない。また、共通軸Oに沿う方向を軸方向と称する。
容器本体10は、図1乃至図9に示す如く、ポリプロピレン等の合成樹脂により成形された筒状体11からなり、筒状体11の上端部には開口部12を備え、筒状体11の下端部には底部13を備える。筒状体11は多角形状体をなし、本実施形態では正六角形状体をなし、複数の側面を有する(本実施形態では6個)。但し、本発明において、筒状体11は円形状体をなし、或いは楕円形状体等の他の形状をなすものでも良い。また、筒状体11は、木や金属等により、形成されていても良い。
容器本体10は筒状体11の開口部12から共通軸Oに沿う方向である長手方向に沿って延在されるスリット14を備え、該スリット14の延在方向に沿う複数位置には複数段をなす各凹状部15が備えられる。
筒状体11は、概ね全長に渡る標準外径の六角形状部に共通軸Oと平行をなすスリット14を形成するとともに、スリット14が形成されない下端側部分を大外径の大六角形状部としている。この筒状体11の大六角形状部は、容器100を正立させるとき、作業台等に安定的に着座し得る底部13になる。要するに、容器本体10の筒状体11は、スリット14が形成されている開口部12と、スリット14が形成されていない底部13とを具備している。
筒状体11は、図7(B)に示す如く、スリット14を挟んで相対する側縁部14L、14Lのそれぞれに、相対する円弧状の凹部15L、15Lを形成して備える。相対する凹部15L、15Lが相まって上述の凹状部15を構成するものとされる。尚、スリット14の片方の側縁部14Lのみに凹部15Lを形成して凹状部15を構成しても良い。
尚、容器本体10は、図1、図6に示す如く、筒状体11の周方向における2位置のそれぞれに第1と第2のスリット14A、14Bを備え、各スリット14A、14Bのそれぞれに凹状部15を備えるものとしている。
即ち、容器本体10は、筒状体11の六角形状をなす6個の側面のうち、共通軸Oを挟んで相対する2個の側面のそれぞれに各スリット14A、14Bを相対するように備えるものとし、それらのスリット14A、14Bを筒状体11の周方向に沿う当該側面の長さ範囲の中央部に備えるものとしている。
また、容器本体10は、図2、図9に示す如く、筒状体11の開口部12の内縁に固形洗剤1に食い込み得る爪状突起部16を備える。本実施形態では、筒状体11の六角形状をなす6個の各辺に対応する開口部12の内縁に、それらの各辺の全長に渡る突起部16を備える。尚、突起部16は、この形状に限らず、各辺に対して断続的に複数形成されていても良い。
保持具20は、容器本体10に組み込み可能にされ、図1乃至図5、図7乃至図10に示す如く、ポリプロピレン等の合成樹脂により成形されて受部30と移動操作部40と連結部50とを一体に有する。即ち、保持具20は、容器本体10における筒状体11の内部に配置されて固形洗剤1の下端面1Bを受ける受部30と、筒状体11の外周面に摺接可能に添設されて該筒状体11に備えたスリット14(14A、14B)の延在方向に沿って該筒状体11の外周面を摺動する移動操作部40と、受部30と移動操作部40とを連結し、移動操作部40が筒状体11の外周面を摺動するときに該筒状体11に備えた該スリット14内を該スリット14の延在方向に沿って移動する連結部50とを有する。本実施形態では、移動操作部40として第1と第2の移動操作部40A、40Bを有し、連結部50として第1と第2の連結部50A、50Bを有する。利用者が第1と第2の移動
操作部40A、40Bに加える押し上げ操作力又は押し下げ操作力によって該移動操作部40A、40Bを筒状体11の外周面に沿ってスリット14A、14Bの延在方向に移動させるとき、該移動操作部40A、40Bと連結部50A、50Bによって連結されている受部30が筒状体11の内部を押し上げ方向又は押し下げ方向に上下動するものになる。尚、保持具20は、木や金属等により、形成されていても良い。
受部30は、筒状体11の内周面に僅かな隙間G(図5、図10(B))を介する平板31を有し、この平板31の上面に固形洗剤1の下端面1Bを載置させただけの状態で該固形洗剤1を受ける。本実施形態の平板31は、正六角形状体からなる筒状体11の内周面に僅かな隙間Gを介する正六角形状をなす。受部30は、図8、図10に示す如く、2枚の板32K、32Lを十字状に交差させて構成した十字板32の上端部を平板31の下面に接合して備える。一方の板32Kは正六角形状をなす平板31の1つの対角線上に配置され、他方の板32Lはその板32Kに直交するように配置される。
保持具20は、図10に示す如く、受部30における平板31の下面に接合されて十字板32を構成している一方の板32Lの両端部を該平板31の下面の外方にまで延長し、この延長部のそれぞれが板状をなす第1と第2の連結部50A、50Bとされ、これらの連結部50A、50Bのそれぞれに第1と第2の移動操作部40A、40Bが連結される。保持具20の上下方向に沿う各移動操作部40A、40Bの長さは、各連結部50A、50Bの長さ(板32Lの長さと同じ)と同等とされる。尚、各移動操作部40A、40Bは利用者の例えば親指と人差し指に把持されて筒状体11の外周面を前述の如くに摺動されるものであり、各移動操作部40A、40Bの上述の上下方向に沿う長さはそれらの親指と人差し指につままれ得る程度とされる。
即ち、保持具20は、容器本体10における筒状体11の共通軸Oを挟んで相対する外周面に備えた第1と第2の各スリット14A、14Bを挟む両側部のそれぞれに第1と第2の移動操作部40A、40Bのそれぞれを添設して有する。これにより、受部30は、筒状体11の第1と第2のスリット14A、14B内のそれぞれに配置される第1と第2の連結部50A、50Bにより第1と第2の移動操作部40A、40Bのそれぞれと連結される。
このとき、第1と第2の各移動操作部40A、40Bは、容器本体10における筒状体11の共通軸Oを挟んで相対し、かつ当該移動操作部40A、40Bが連結されている連結部50A、50Bが配置されるスリット14A、14Bを中央部に置く該筒状体11の概ね半周分の外周面に添設され、該筒状体11が相対するスリット14A、14Bの存在によって周方向で半割りされる如くに2分された該筒状体11におけるスリット14A、14Bの幅の過度な拡大を抑制する。
本実施形態において、各移動操作部40A、40Bは、図5、図10に示す如く、筒状体11の六角形状をなす外周面の半周分を構成する3個の側面のそれぞれに対し、対応するスリット14A、14Bを備えた1個の側面に添設される中央添設部41と、この1個の側面の両側に位置する2個の側面に添設される両側添設部42、43の3個の添設部41乃至43を備える。
しかるに、前述の板状をなす第1と第2の連結部50A、50Bは、図7、図10に示す如く、保持具20の軸方向に沿う上端部に、その板面を両側に膨出させた凸状部51を備えることとしている。各連結部50A、50Bの凸状部51は、筒状体11に備えられて相対する各スリット14A、14B内を移動するとき、該スリット14A、14Bの延在方向に沿って備えてある各凹状部15のそれぞれに順に係脱する。そして、凸状部51は、凹状部15に係入したときには該スリット14A、14Bの幅w(図7)を拡げず、該凹状部15から脱したときには該スリット14A、14Bの幅wを拡げる方向にそれらのスリット14A、14Bの側縁部14Lと圧接しながら滑り、該筒状体11を弾性的に拡径させる。
そして、棒状固形物用容器100では、利用者の手指によって筒状体11及び保持具20の両移動操作部40A、40Bが把持されていない自由状態で、保持具20の各連結部50A、50Bに備えた凸状部51が、容器本体10における筒状体11の各スリット14A、14Bに備えてある各凹状部15のいずれかに係入されており、保持具20が容器本体10の上下方向に沿う任意の位置に停留される。この自由状態で、容器本体10に固形洗剤1が挿填されているならば、この固形洗剤1の重量を支える受部30の筒状体11内における落下が阻止される。
また、容器本体10に挿填された固形洗剤1が衣類等に押圧されて塗布される棒状固形物用容器100の使用時には、利用者の手の平に包まれて強く把持される容器本体10の筒状体11が縮径されて該筒状体11におけるスリット14A、14Bの幅wを縮める結果、保持具20の各連結部50A、50Bに備える凸状部51が該スリット14A、14Bの凹状部15から脱することなく該凹状部15内に確実に保持される。これにより、容器本体10の筒状体11に対する保持具20の各連結部50A、50B及び受部30の移動が確実に阻止され、容器本体10の内部への固形洗剤1の没入が確実に防止される。
従って、棒状固形物用容器100は以下の如くに使用される。
(1)容器本体10に保持具20を組み込む。保持具20の各連結部50A、50Bを容器本体10の筒状体11に備えてある各スリット14A、14Bに差し込み、各連結部50A、50Bが備える凸状部51を筒状体11の各スリット14A、14Bに備えてある最下段側のいずれかの凹状部15に係入させ、保持具20の受部30を筒状体11の内部の適宜位置に位置付ける。
(2)容器本体10に固形洗剤1を挿填する。固形洗剤1の下端面1Bが、容器本体10における筒状体11の内部に位置付けられている受部30の上に載置されるだけの状態で支持される。このとき、棒状固形物用容器100は作業台等の上に正立された自由状態で着座され、固形洗剤1の先端1Aは筒状体11の開口部12よりも該筒状体11の内方に位置付けられる。
(3)利用者の一方の手指によって容器本体10の底部13を把持し、他方の手指によって把持される保持具20の両移動操作部40A、40Bを筒状体11の外周面に沿って該筒状体11における開口部12の側へ移動させる。このとき、各連結部50A、50Bが備える凸状部51は、前述(1)の凹状部15への係入を脱し、当該凹状部15の上方の各スリット14A、14Bの幅wを拡げる方向に該筒状体11を拡径しつつ該スリット14A、14B内を移動した後、各スリット14A、14Bの上段側の凹状部15に係入し、受部30を筒状体11の内部の適宜位置に上昇させる。これによって筒状体11の内部を上方に移動した受部30に支持されている固形洗剤1の先端1Aを筒状体11の開口部12より外方へ突き出す。
続いて、利用者の手の平に筒状体11を包んで強く把持し、該筒状体11を縮径させることにて、各連結部50A、50Bが備える凸状部51を各スリット14A、14Bの凹状部15内に確実に保持する。これにより、筒状体11に対する各連結部50A、50B及び受部30の移動を確実に阻止する。この状態で、利用者は筒状体11を手の平に強く把持したまま該筒状体11を反転し、筒状体11の開口部12から突き出ている固形洗剤1の先端1Aを作業台等の上にある衣類等の汚れ部分に押圧して塗布する。
(4)容器本体10の筒状体11を上述(3)の反転状態から正立状態に戻す。利用者の一方の手指によって容器本体10の底部13を把持し、他方の手指によって把持される保持具20の各移動操作部40A、40Bを筒状体11の外周面に沿って該筒状体11における底部13の側へ移動し、各連結部50A、50Bの凸状部51を各スリット14AA、14Bの下段側の凹状部15に係入させ、受部30を筒状体11の内部の適宜位置に下降させる。これによって受部30に支持されている固形洗剤1の先端1Aが筒状体11の開口部12よりも該筒状体11の内方に位置付けられ、棒状固形物用容器100は作業台等の上に正立された自由状態にて待機するものとなる。
本実施形態によれば以下の作用効果を奏する。
(a)棒状固形物用容器100が有する保持具20の移動操作部40を容器本体10における筒状体11に備えたスリット14の延在方向に沿って押し上げ操作させ、移動操作部40と受部30とを連結している連結部50を該スリット14内にて該スリット14の延在方向に沿って移動させると、該移動操作部40は該筒状体11の外周面を押し上げ方向に摺動し、該移動操作部40に連結されている受部30が受けている固形洗剤1を該筒状体11の内部から押し上げてその先端1Aを該筒状体11の開口部12から突き出す。
棒状固形物用容器100を反転して固形洗剤1の先端1Aを衣類等に押圧して塗布する使用時には、移動操作部40と受部30とを連結している連結部50を筒状体11に備えたスリット14に備えてあるいずれかの凹状部15に係入させた状態で、該筒状体11を強く把持すると、該連結部50が該スリット14に備えてある上記凹状部15から脱することなく確実に保持され、移動操作部40及び受部30の該スリット14の延在方向への移動が阻止される。
これにより、棒状固形物用容器100は、固形洗剤1を衣類等に押圧して塗布する上述の使用時に、上記スリット14の延在方向への移動が上述の如くに阻止されている受部30によって該固形洗剤1を確実に支え、この固形洗剤1が容器本体10の内部へ没入することを確実に防止できる。
(b)前述(a)において保持具20の移動操作部40を容器本体10における筒状体11に備えたスリット14の延在方向に沿って押し上げ操作、又は押し下げ操作させるとき、該移動操作部40と受部30との連結部50は、該筒状体11に備えた該スリット14に備えてある各凹状部15のそれぞれとの係合を脱する度に、該スリット14の幅wを拡げる方向に該筒状体11を拡径させる。これにより、筒状体11のスリット14の幅wを拡げながら、保持具20の移動操作部40及び受部30を該スリット14の延在方向に沿って移動するものになり、該筒状体11の内面に対する固形洗剤1の付着を引き剥がし、該固形洗剤1を該筒状体11の内部で円滑に押し上げ、又は押し下げできる。
(c)棒状固形物用容器100は、筒状体11に備えるスリット14の延在方向に沿う複数位置に凹状部15を備えた簡素な容器本体10を有する。また、棒状固形物用容器100は、容器本体10が有する筒状体11の外周面に摺接可能に添設される移動操作部40と、該筒状体11の内部に配置されて固形洗剤1の下端面1Bを受ける受部30とを連結する連結部50が、該筒状体11の該スリット14に備えてある各凹状部15のそれぞれと係脱し得るようにした小型かつ簡素な保持具20とを有することによって上述(a)、(b)を実現できる。即ち、棒状固形物用容器100の構造を全体的にコンパクトにしながら、使用時に先端1Aが押圧される固形洗剤1が容器本体10の内部へ没入することを確実に防止できる。
(d)棒状固形物用容器100は、容器本体10の筒状体11が開口部12の内縁に固形洗剤1に食い込み得る突起部16を備える。従って、前述(a)において筒状体11を強く把持すると、該筒状体11は該筒状体11に備えたスリット14の幅wを縮めるように縮径され、該筒状体11の開口部12に備えた上述の突起部16が固形洗剤1に食い込んで、この固形洗剤1の容器本体10の内部への没入、また棒状固形物用容器100を反転して固形洗剤1の先端1Aを衣類等に押圧して塗布する際の固形洗剤1の脱落を一層確実に防止できる。
(e)棒状固形物用容器100は、保持具20の受部30が、固形洗剤1の下端面1Bを載置させただけの状態で受ける。これにより、固形洗剤1の詰替え時等に、固形洗剤1を受部30に固定する必要がなく、挿填し易い。
また、固形洗剤1は受部30に固定される部位がないから、固形洗剤1の全体を筒状体11の開口部12まで押し上げたり、また少なくなった固形洗剤1を容易に取り外して使うこともでき、固形洗剤1の全部を無駄なく使い切りできる。
(f)棒状固形物用容器100において、容器本体10が筒状体11の周方向における2位置のそれぞれに第1と第2のスリット14A、14Bのそれぞれを備え、保持具20が該筒状体11の外周面における第1と第2の各スリット14A、14Bを挟む両側部のそれぞれに添設される第1と第2の移動操作部40A、40Bのそれぞれを有するものとした。従って、筒状体11の平面視で中心軸Oに関する概ね両側の外周面に第1と第2の移動操作部40A、40Bを配置するものになり、第1と第2の移動操作部40A、40Bに付与する押し上げ操作力、又は押し下げ操作力が筒状体11の中心軸Oに関する概ね両側において互いに概ね均衡するものになり、第1と第2の移動操作部40A、40Bを筒状体11の周方向における2位置において安定的に押し上げ操作、又は押し下げ操作できる。
(g)棒状固形物用容器100は、容器本体10の筒状体11が六角形等の多角形状の外周面を備えるものとしたから、作業台等の上で転がりにくく、取扱性が向上する。
(h)棒状固形物用容器100は、容器本体10の筒状体11が、スリット14が形成されている開口部12と、スリット14が形成されていない底部13とを具備している。これにより、容器本体10に保持具20を組み込み易く、容器本体10からの保持具20の落下を確実に防止できる。
(実施例2)(図11乃至図16)
実施例2に係る棒状固形物用容器200は、図11に示す如く、実施例1の棒状固形物用容器100における容器本体10と保持具20に相当する容器本体210と保持具220とを有する。
棒状固形物用容器200の容器本体210は、図11乃至図15に示す如く、棒状固形物用容器100の容器本体10におけると同様の筒状体11、開口部12、底部13、スリット14、凹状部15、突起部16を備える。そして、容器本体210が容器本体10と異なる点は、筒状体11の周方向における単一位置に1つのスリット14のみを備えたことにある。
即ち、容器本体210は、筒状体11の六角形状をなす6個の側面のうちの1個の側面にだけスリット14を備えるものとし、当該スリット14を筒状体11の周方向に沿う当該側面の長さ範囲の中央部に備えるものとしている。
棒状固形物用容器200の保持具220は、図11乃至図13、図15、図16に示す如く、棒状固形物用容器100の保持具20におけると同様の受部30、移動操作部40、連結部50を備える。そして、保持具220が保持具20と異なる点は、容器本体210が備える筒状体11の外周面における上述のスリット14を挟む両側部に添設される1つの移動操作部40のみを有する。
これに伴い、保持具220の受部30は、容器本体210が備える筒状体11のスリット14内に配置される1つの連結部50により上述の移動操作部40と連結される。そして、保持具220の受部30は、筒状体11の内周面に沿う方向において、該連結部50が設けられる部位と反対側の部位に、筒状体11の内周面に衝合して摺接する被ガイド部33を備える。
このとき、保持具220の受部30は、図15、図16に示す如く、保持具20の受部30におけると同様の平板31及び十字板32(板32K、32L)によって構成され、十字板32を構成している一方の板32Lの一端部を該平板31の下面の外方にまで延長し、この延長部が板状をなす連結部50とされ、この連結部50に移動操作部40が連結される。また、十字板32を構成している上記板32Lの他端部が該平板31の下面の外方にまで延長され、この延長部が板状をなして筒状体11の内周面に衝合する被ガイド部33とされる。
また、保持具220の移動操作部40は、保持具20の一方の移動操作部40Aにおけると同様に、当該移動操作部40が連結されている連結部50が配置されるスリット14を中央部に置く該筒状体11の概ね半周分の外周面に添設される。本実施形態において、移動操作部40は、筒状体11の六角形状をなす外周面の半周分を構成する3個の側面のそれぞれに対し、対応するスリット14を備えた1個の側面に添設される中央添設部41と、この1個の側面の両側に位置する2個の側面に添設される両側添設部42、43の3個の添設部41乃至43を備える。
また、保持具220の連結部50は、保持具20の一方の連結部50Aにおけると同様に、保持具220の軸方向に沿う上端部に、その板面を両側に膨出させた凸状部51を備える。
そして、棒状固形物用容器200は、自由状態で、保持具220の連結部50に備えた凸状部51が、容器本体210における筒状体11のスリット14に備えてある各凹状部15のいずれかに係入されており、保持具220が容器本体210の上下方向に沿う任意の位置に停留される。この自由状態で、容器本体210に固形洗剤1が挿填されているならば、この固形洗剤1の重量を支える受部30の筒状体11内における落下が阻止される。
また、容器本体210に挿填された固形洗剤1が衣類等に押圧されて塗布される棒状固形物用容器200の使用時には、利用者の手の平に包まれて強く把持される容器本体210の筒状体11が縮径されて該筒状体11におけるスリット14の幅wを縮める結果、保持具220の連結部50が備える凸状部51が該スリット14の凹状部15から脱することなく該凹状部15内に確実に保持される。これにより、容器本体210の筒状体11に対する保持具220の連結部50及び受部30の移動が確実に阻止され、容器本体210の内部への固形洗剤1の没入が確実に防止される。
従って、棒状固形物用容器200にあっても、棒状固形物用容器100におけると実質的に同様にして使用される。
また、棒状固形物用容器200によれば、棒状固形物用容器100における前述(a)乃至(e)、(g)、(h)と同様の作用効果を奏する他、以下の作用効果を奏する。
棒状固形物用容器200において、容器本体210が筒状体11の周方向における単一位置に1つのスリット14のみを備え、保持具220が該筒状体11の外周面における該1つのスリット14を挟む両側部に添設される1つの移動操作部40のみを有するものとした。従って、保持具220の構造は簡素である。このとき、移動操作部40に付与する押し上げ操作力、又は押し下げ操作力が筒状体11の周方向における単一位置である一側のみに偏在し、受部30は、筒状体11の内周面に沿う一側に対して他側を傾かせるものになる。ところが、受部30は筒状体11の内周面に沿う方向において移動操作部40との連結部50が設けられる部位に対する反対側の部位となる他側に該筒状体11の内周面に摺接する被ガイド部33を備えるものとした。これにより、受部30は当該被ガイド部33の存在によって上述の筒状体11の内周面に沿う一側に対する他側の傾きを生じさせることなく、該筒状体11の周方向における片側単一位置において移動操作部40に加える押し上げ操作力、又は押し下げ操作力によっても該受部30を傾かせることなく安定的に押し上げ操作、又は押し下げ操作できる。
本発明において、棒状固形物は、固形洗剤1に限られず、固形ワックス、クレヨン、消しゴム、ファンデーション、口紅等の対象物に塗布あるいは接触させて用いられる物品が挙げられる。
本発明によれば、棒状固形物用容器の構造を全体的にコンパクトにしながら、使用時に先端が押圧される棒状固形物が容器本体の内部へ没入することを確実に防止することができる。
1 固形洗剤(棒状固形物)
1A 先端
1B 下端面
100、200 棒状固形物用容器
10、210 容器本体
11 筒状体
12 開口部
14 スリット
15 凹状部
16 突起部
20、220 保持具
30 受部
40、40A、40B 移動操作部
50、50A、50B 連結部
51 凸状部

Claims (6)

  1. 棒状固形物が挿填される容器本体と、容器本体に挿填された棒状固形物を保持する保持具とを有してなる棒状固形物用容器であって、
    容器本体は、筒状体からなり、該筒状体の開口部から長手方向に沿って延在されるスリットを該筒状体に備え、該スリットの延在方向に沿う複数位置には凹状部が備えられ、
    保持具は、容器本体における筒状体の内部に配置されて棒状固形物の下端面を受ける受部と、該筒状体の外周面に摺接可能に添設されて該筒状体に備えたスリットの延在方向に沿って該筒状体の外周面を摺動する移動操作部と、該受部と該移動操作部とを連結し、該移動操作部が該筒状体の外周面を摺動するときに該筒状体に備えた該スリット内を該スリットの延在方向に沿って移動する連結部とを有し、
    保持具の連結部は、筒状体に備えたスリット内を移動するとき、該スリットの延在方向に沿って備えてある各凹状部のそれぞれに順に係脱し、該凹状部に係入したときには該スリットの幅を拡げず、該凹状部から脱したときには該スリットの幅を拡げる方向に該筒状体を弾性的に拡径させることが可能であり、
    前記容器本体の筒状体が開口部の内縁に棒状固形物に食い込み得る突起部を備えられ、
    前記棒状固形物用容器の使用時において、前記筒状体を把持し、該筒状体を縮径させることで、前記連結部を前記凹状部内に保持するとともに、前記突起部を該棒状固形物に食い込ませる棒状固形物用容器。
  2. 前記保持具の受部が、棒状固形物の下端面を載置させただけの状態で受ける請求項1に記載の棒状固形物用容器。
  3. 前記容器本体が筒状体の周方向における2位置のそれぞれに第1と第2のスリットのそれぞれを備え、前記保持具が筒状体の外周面における第1と第2の各スリットを挟む両側部のそれぞれに添設される第1と第2の移動操作部のそれぞれを有し、
    前記受部は第1と第2のスリット内のそれぞれに配置される第1と第2の連結部により第1と第2の移動操作部のそれぞれと連結される請求項1又は2に記載の棒状固形物用容器。
  4. 前記容器本体が筒状体の周方向における単一位置に1つのスリットのみを備え、
    前記保持具が筒状体の外周面における該スリットを挟む両側部に添設される1つの移動操作部のみを有し、
    前記受部は、該スリット内に配置される1つの連結部により該移動操作部と連結されるとともに、該筒状体の内周面に沿う方向において該連結部が設けられる部位と反対側の部位に該筒状体の内周面に摺接する被ガイド部を備える請求項1又は2に記載の棒状固形物用容器。
  5. 前記容器本体の筒状体が複数の側面を有する多角形状の外周面を備える請求項1乃至4のいずれかに記載の棒状固形物用容器。
  6. 前記移動操作部は、前記筒状体の外周面に対し、対応するスリットを備えた側面に添設される中央添設部と、該側面の両側に位置する側面に添設される両側添設部を備える請求項5に記載の棒状固形物用容器。
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