JP4431359B2 - 身体塗布剤容器のホルダ - Google Patents

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Description

本発明は、容器保持器具に関するものである。
肩こりや筋肉痛等の症状の解消又は緩和に使用される薬剤は、容器に封入されているも
のがあり、その薬剤入り容器は、薬剤が浸出してくる容器の部位を患部に当て薬剤を塗布
する構造になっているものが多い。そして、その容器を使用する際は、薬剤容器を人の手
に直接取って肩や背面等に塗布していた。また、背面を掻く器具として孫の手があるが、
その先端に薬剤容器を取り付けることはできなかった(例えば、特許文献1参照)。
さらに、その薬剤容器は、薬剤が浸出してくる部位の向きや容器自体の大きさも異なっ
て、様々な形状のタイプがある。
特開2001−178789号公報
しかし、薬剤入り容器を手に取って肩や背面等の患部に薬剤を塗布する場合、自分の手
では届かない箇所があり、その箇所に薬剤を塗布するには、他の人の手を借りるしかなか
った。
また、自分の手では届きにくい患部に薬剤を充分に塗布するのは、負担となる作業であ
った。
そこで、本発明は、他の人の手を借りることなく薬剤を身体に塗布することができ、か
つ、その作業を一器具で容易に行なえるようにすることを目的にしている。
上記の目的を達成するために、本発明に係る身体塗布剤容器のホルダは、身体塗布剤を収納した塗布剤容器を着脱自在に取り付ける保持部材と、先端に上記保持部材を塗布角度調整可能に枢着したハンドル部材と、を備え、さらに、上記保持部材は、上記ハンドル部材の先端に枢着される本体片部と、該本体片部の左右にヒンジ部を介して開閉可能に連結された挟着片と、を備え、かつ、挟着片の外面に複数の係止凹溝を形成すると共に、上記ハンドル部材はグリップ部から延伸された2本の弾性変形自在な線材を有し、該線材の先端が上記凹溝に択一的に係止して、塗布面を調整可能とした。
また、上記2本の弾性変形自在な線材に、スライド自在に取り付けられて2本の該線材
の間隔を縮小する方向へ押圧規制して、上記係止凹溝への該線材の先端の係止を維持する
ためのスライドブロック体を、付設した。
そして、上記挟着片の外面に於いて、上記係止凹溝は、上記線材の先端の枢着点を中心
とする放射状に設置されているものである。
本発明は、次のような著大な効果を奏する。
本発明に係る身体塗布剤容器のホルダによれば、塗布剤容器を該容器ホルダの保持部材
に取り付けることにより、自分の手の届かない背面や手の届きにくい患部に、薬剤を充分
に塗布でき、その作業の負担も軽減できる。
さらに、上記保持部材が塗布剤容器を脱着自在な構造を有し、該保持部材の塗布角度を調整できることで、様々な寸法と形状のタイプのある塗布剤容器の中から所望の容器を取り付け、適切な角度で薬剤を塗布できる。
以下、実施の形態に示す図面に基づき本発明を詳説する。
図1・図2と図4に於いて、本発明に係る身体塗布剤容器のホルダの実施の一形態を示
し、この容器ホルダは、グリップ部8を基端に有すると共に、該グリップ部8から延伸さ
れた2本の弾性変形自在な線材9,9から成るハンドル部材3を備え、かつ、このハンド
ル部材3の先端には、塗布剤容器1を掴持する保持部材2が、角度可変として、枢着され
ている。さらに、該線材9,9は枢着点11に挿嵌されている。また、弾性の線材9,9は
2本設けられている。その場合、2本の線材をグリップ部8にて連結してもよいが、好ま
しくは、1本の線材をコの字型に曲げ、その折り曲げた部分をグリップ部8に接合しても
よい。
また、上記2本の線材9,9には、スライド自在に取り付けられて2本の該線材9,9
の間隔を狭める方向に締めつけ、該線材9,9の先端の係止を維持するためのスライドブ
ロック体10を、付設した。このブロック体10は、図4(A)(B)に示すように、線材9
,9が相互接近方向へ弾性変形する偏平一文字状孔部21を有し、その孔部21の左右内面が
線材9,9と摺接する。図4(A)で明らかなように、各線材9の先端は直角に曲げられ
ている。
さらに、塗布剤容器1の薬剤が浸出してくる部位がより患部に密着できるように、該線
材9,9は、所定の傾斜角度θをもって、その容器1の溶出部位の向く方向へ屈折してい
る。この角度θは30°以上40°以下がよい。
また、図5・図6と図7で示す上記保持部材2の展開図では、上記保持部材2は、矩形
板状の本体片部4と、該本体片部4左右に薄肉(一体成形)ヒンジ部5,5を介して開閉
可能に連結された丸みのある台形板状の挟着片6,6から成り、該本体片部4は上記ハン
ドル部材3の先端折曲部が枢着される孔部20を備える。また、挟着片6,6の外面には複
数の係止凹溝7,7が上記枢着点11から放射状に形成されている。さらに、上記保持部材
2の容器掴持力を向上させるために、該本体片部4と挟着片6,6のそれぞれの内面には
、滑り止め13が貼着され、かつ、上記容器1を掴持したときにその容器1の底面を支える
ように突起部材12が付設されている。滑り止め13は、弾性材の板片を用いるのがよく、ゴ
ムや軟質プラスチックのような摩擦係数の大きいものとする。
また、図3と図9に示す他の実施の形態に於いては、図8と対比すれば明らかなように
、上記挟着片6外面に形成されるそれぞれの係止凹溝7は、突起体14,14をもってその間
に形成されている。なお図1と図3に於いて、図1と同一の符号は図1と同様の構成であ
るので、説明を省略する。
上述した本発明である身体塗布剤容器のホルダの使用方法(作用)について説明する。
図1に於いて、スライドブロック体10を、ハンドル部材3に沿ってグリップ部8の方へ
スライドさせ、2本の線材9,9の間隔を拡張する。そして、係止凹溝7,7から該線材
9,9を外し、上記保持部材2が展開できる位置まで、保持部材2を枢着点11を中心に回
転させる。保持部材2の挟着片6,6を薄肉(一体成形)ヒンジ部5,5廻りに回転させ
、展開する。
次に、図6に示す保持部材の展開内面図に於いて、塗布剤容器1の側面部が本体片部4
の内面に、かつ、該容器1の底面部が本体片部4の突起部材12に接するように置き、挟着
片6,6を、ヒンジ部5,5を軸に挟着片6,6の内面が該容器1の側面に接するまで回
転させ、本体片部4と挟着片6,6とで該容器1を掴持した状態にする。
図2に於いて、該容器1を掴持した保持部材2を枢着点11を中心に回転させ、2本の線
材9,9を、複数ある係止凹溝7,7の中から択一的に選択した該係止凹溝7,7へ嵌め
る。そして、スライドブロック体10を上記保持部材2の方向へスライドさせる。これによ
り、該スライドブロック体10が2本の該線材9,9の間隔を狭め、該線材9,9の先端の
係止を維持する。
グリップ部8を手に取って、上記塗布剤容器1の薬剤が浸出してくる部位を患部に当て
、薬剤を塗布する。
以上のように、本発明である身体塗布剤容器のホルダは、身体塗布剤を収納した塗布剤
容器1を着脱自在に取り付ける保持部材2と、先端に上記保持部材2を塗布角度調整可能
に枢着したハンドル部材3と、を備えているので、該塗布剤容器1を掴持した上記容器ホ
ルダを手に取ることにより塗布可能な範囲が拡張され、自分の手の届かない背面や手の届
きにくい箇所に薬剤を充分に塗布でき、その作業の負担も軽減できる。
また、身体塗布剤を収納した塗布剤容器1を着脱自在に取り付ける保持部材2と、先端
に上記保持部材2を塗布角度調整可能に枢着したハンドル部材3と、を備え、さらに、上
記保持部材2は、上記ハンドル部材3の先端に枢着される本体片部4と、該本体片部4の
左右にヒンジ部5,5を介して開閉可能に連結された挟着片6,6と、を備え、かつ、挟
着片6,6の外面に複数の係止凹溝7,7を形成すると共に、上記ハンドル部材3はグリ
ップ部8から延伸された2本の弾性変形自在な線材9,9を有し、該線材9,9の先端が
上記凹溝7,7に択一的に係止する構成を有するので、上記塗布剤容器1の大きさに応じ
て本体片部4が該容器1を掴持でき、該容器1の薬剤が浸出してくる部位の向きに応じて
塗布面の角度を調整できる。これにより、塗布剤容器1は様々な形状のタイプを有するが
、所望の容器を選択でき、その薬剤の塗布作業を本発明の一器具で容易に行なうことがで
きる。
また、上記2本の弾性変形自在な線材9,9に、スライド自在に取り付けられて2本の
該線材9,9の間隔を縮小する方向へ押圧規制して、上記係止凹溝7,7への該線材9,
9の先端の係止を維持するためのスライドブロック体10を、付設したので、該線材9,9
が保持部材2を挟持する能力を高め、上記塗布剤容器1を安定して掴持できる。また、2
本の該線材9,9によって上述の挟持能力を維持できれば、該スライドブロック体10を付
設しない場合も考えられる。
また、上記挟着片6,6の外面に於いて、上記係止凹溝7,7は、上記線材9,9の先
端の枢着点11を中心とする放射状に設置されているので、薬剤塗布面の角度を調整するた
めに必要なハンドル部材3は、1つで済む。
また、図3に示す他の実施の形態に於いては、挟着片6,6が薄く構成され、該挟着片
6,6の外面に係止凹溝7,7を設けると塗布剤容器1を掴持するのに必要な該挟着片6
,6の強度が損なわれる場合に、有効な構造である。
また、該保持部材2の外面が、弾力性があり、かつ、摩擦力の高いゴム等を積層して構
成されていれば、上記保持部材2の塗布角度を自由に調整できるので、上記係止凹溝7,
7を設けなくても自由である。
本発明の第1の実施の形態を示す斜視図である。 第1の実施の形態を示す身体塗布剤取り付け後の斜視図である。 第2の実施の形態を示す斜視図である。 第1の実施の形態を示す断面図であり、(A)は一部断面正面図、(B)は断面側面図である。 第1の実施の形態を示す保持部材の展開外面図である。 第1の実施の形態を示す保持部材の展開内面図である。 第1の実施の形態を示す保持部材の展開正面図である。 第1の実施の形態を示す保持部材の断面正面図である。 第2の実施の形態を示す保持部材の断面正面図である。
1 塗布剤容器
2 保持部材
3 ハンドル部材
4 本体片部
5 ヒンジ部
6 挟着片
7 係止凹溝
8 グリップ部
9 線材
10 スライドブロック体
11 枢着点

Claims (3)

  1. 身体塗布剤を収納した塗布剤容器(1)を着脱自在に取り付ける保持部材(2)と、先
    端に上記保持部材(2)を塗布角度調整可能に枢着したハンドル部材(3)と、を備え
    さらに、上記保持部材(2)は、上記ハンドル部材(3)の先端に枢着される本体片部(
    4)と、該本体片部(4)の左右にヒンジ部(5)(5)を介して開閉可能に連結された
    挟着片(6)(6)と、を備え、かつ、挟着片(6)(6)の外面に複数の係止凹溝(7
    )(7)を形成すると共に、上記ハンドル部材(3)はグリップ部(8)から延伸された
    2本の弾性変形自在な線材(9)(9)を有し、該線材(9)(9)の先端が上記凹溝(
    7)(7)に択一的に係止して、塗布面を調整可能としたことを特徴とする身体塗布剤容
    器のホルダ。
  2. 上記2本の弾性変形自在な線材(9)(9)に、スライド自在に取り付けられて2本の
    該線材(9)(9)の間隔を縮小する方向へ押圧規制して、上記係止凹溝(7)(7)へ
    の該線材(9)(9)の先端の係止を維持するためのスライドブロック体(10)を、付設
    した請求項1記載の身体塗布剤容器のホルダ。
  3. 上記挟着片(6)(6)の外面に於いて、上記係止凹溝(7)(7)は、上記線材(9
    )(9)の先端の枢着点(11)を中心とする放射状に設置されている請求項1又は2記載
    の身体塗布剤容器のホルダ。
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