JP7094575B2 - 仕切り部を有した弁当箱及び仕切り板 - Google Patents
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Description
この種の弁当箱(イ)は、従来から松花堂弁当箱と称され、宴席の場、正月、節分、子供の日、その他の行事の際、各種イベントなどの催事食の際、病院などの給食、仕出し用等に用いられている。
上記仕切り部(ニ)は弁当箱(イ)と一体化した構造であって、側辺部(ハ)、(ハ)・・・及び底部(ホ)に連結して固定されている。
その為に、上記仕切り部(ニ)の形状は十文字に限らず、他の形状とすることで、収容部(ロ)、(ロ)・・・の大きさ並びにその形状を変えることが出来る。
そして、仕切り部(ニ)を弁当箱(イ)と一体化することなく、着脱自在な形態とした弁当箱(イ)も知られている。
図6は仕切り板を示す具体例であり、(ヘ)は横仕切り板、(ト)は縦仕切り板を表し、上記横仕切り板(へ)には下縁から切り込まれた切欠き溝(チ)が形成され、縦仕切り板(ト)には上縁から切り込まれた切欠き溝(リ)を設けている。
そこで、これら各切欠き溝(チ)と(リ)が噛み合うことで横仕切り板(ヘ)と縦仕切り板(ト)は組み合わされて前記図5に示す弁当箱(イ)に設けている十文字の仕切り部(ニ)を構成することが出来る。
従来から仕切り部を備えた弁当箱は色々知られている。例えば、特開2004-275233号に係る「弁当箱」は不使用時に嵩低く且つ円滑に保管することが出来るようにしている。
すなわち、合成樹脂製の箱型でその内方に仕切り板を挿入し各区画内に料理を収容して反復使用するものであって、その縁辺部は外方に向けて開放する傾斜を有し、積み重ねると一方の内方領域に他方の外周領域が入り込むようにしていると共に相互間の密着を緩和する突起部が形成されている。
ここで、仕切り部の形状、個数、並びに大きさは限定されず、各種の仕切り板を組み付けすることで仕切り部が構成される。
ここで、先端表面に突出する係止片の具体的な形状並びに大きさに関しては限定しないことにする。
そして、使い終えた弁当箱は、仕切り部を取外して各仕切り板に分離し、洗浄して収納することが出来る。
図1(a)は、周囲の4か所に長方形をした収容部3a,3a・・・が設けられ、中央部には正方形をした収容部3bが設けられている。
T型を成して連結する一方の仕切り板4の中央部には切欠き溝が設けられ、この切欠き溝には他の仕切り板の先端が嵌っている。本発明の弁当箱は切欠き溝に嵌った先端部が抜けないように先端に係止片を形成している。
その為に、2枚の長い仕切り板4a,4aと短い2枚の仕切り板4a,4aを配置していて、これら仕切り板4a,4a,4b,4bによって仕切り部2が設けられ、2つの収容部3a,3a、及び5つの収容部3b,3b・・・を形成している。
その為に、切欠き溝を介して互いに連結している2枚の長い仕切り板4a,4aと、2枚の短い仕切り板4c,4cを配置している。
その為に、2枚の短い仕切り板4d,4dと、長い1枚の仕切り板4aを配置している。
このように、各収容部3a、3b・・・を形成する為に、色々な長さの仕切り板が用いられているが、図1に示す弁当箱の仕切り部形態はあくまでも具体例に過ぎない。
例えば、図1(a)に示す弁当箱においては、4枚の仕切り板4,4・・・が用いられ、対を成す2枚の仕切り板4,4はT型を成している。すなわち、一方の仕切り板4の中央部には切欠き溝が形成され、この切欠き溝に突き合わされる他方の仕切り板4の先端部が嵌ってT型を成して連結している。
ところで、仕切り板4a,4b,4cの形態として、先端に凸部11,11・・・を形成しない場合もある。
そこで、この切欠き溝5に厚さmの仕切り板4cの先端部10が嵌った場合、先端の係止片8,8によって仕切り板4cが切欠き溝5から抜けることはない。また、切欠き6には当り面9が形成されることで、仕切り板4bが仕切り板4cに嵌り過ぎることもない。
図4(a)、(b)は仕切り板4aの切欠き溝5に仕切り板4bの先端部10が嵌った場合を示している。したがって、切欠き溝5に先端部10が嵌ることで仕切り板4bが倒れることはなく、また仕切り板4aが仕切り板4bの先端部10から抜けて倒れることもない。
両仕切り板4a,4bはT型を成して安定して起立し、弁当箱の仕切り部2として機能することが出来る。
2 仕切り部
3 収容部
4 仕切り板
5 切欠き溝
6 切欠き
7 先端
8 係止片
9 当り面
10 先端部
11 凸部
Claims (2)
- 複数枚の仕切り板を組み付けて構成した仕切り部によって複数の収容部を有す弁当箱であって、厚さ寸法がmで長さが異なる3種類の仕切り板4a、4b、4cを有し、最も長い仕切り板4aには2か所に幅寸法がm+αの切欠き溝5,5を、中間長さの仕切り板4bは中央部に幅寸法がm+αの切欠き溝5と先端部に切欠き6を有すと共に先端には表面に突出した厚さ寸法Mの係止片8を設け、最も短い仕切り板4cは切欠き溝を有さず先端部に切欠き6を形成すると共に先端には表面に突出して切欠き溝5より大きくて厚さ寸法Mの係止片8を設けた形状とし、一方の仕切り板の切欠き溝に他方の仕切り板が嵌って収容部を形成したことを特徴とする弁当箱。
- 弁当箱に複数の収容部を形成する為の仕切り板において、厚さ寸法がmで長さが異なる3種類の仕切り板4a、4b、4cを有し、最も長い仕切り板4aには2か所に幅寸法がm+αの切欠き溝5,5を、中間長さの仕切り板4bは中央部に幅寸法がm+αの切欠き溝5と先端部に切欠き6を有すと共に先端には表面に突出した厚さ寸法Mの係止片8を設け、最も短い仕切り板4cは切欠き溝を有さず先端部に切欠き6を形成すると共に先端には表面に突出して切欠き溝5より大きくて厚さ寸法Mの係止片8を設けた形状とし、一方の仕切り板の切欠き溝に他方の仕切り板が嵌って収容部を形成することを特徴とする弁当箱の仕切り板。
Priority Applications (1)
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JP2020083536A JP7094575B2 (ja) | 2020-05-12 | 2020-05-12 | 仕切り部を有した弁当箱及び仕切り板 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020083536A JP7094575B2 (ja) | 2020-05-12 | 2020-05-12 | 仕切り部を有した弁当箱及び仕切り板 |
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JP2021177835A JP2021177835A (ja) | 2021-11-18 |
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Citations (3)
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US20060172043A1 (en) | 2005-01-31 | 2006-08-03 | Krebs Jean M | Article of manufacture and method for the packaging of food products |
Family Cites Families (2)
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JP2559059Y2 (ja) * | 1993-12-22 | 1998-01-14 | 株式会社文溪堂 | 硯石収納ケース |
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2020
- 2020-05-12 JP JP2020083536A patent/JP7094575B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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